ドメーヌ・ランドロン
ランドロン
フランス Domaine Landron ロワール
● ランドロンです。久しぶりのご紹介です。ムスカデやグロ・プランなどをピュアで質感高く、リーズナブルに供給してくれる素晴らしい造り手です。ヴァン・ムスーは味わいに厚みが有り、通常のムスーよりもしっかりと「気圧」が掛っていますので飲み応えも充分!特に暑い夏の季節には重宝しますよ。
そしてムスカデはやはり冬!?・・シャブリよりも牡蠣には合わせやすい・・でもミネラリティが不足したユルユルのムスカデじゃ、やはり合わせきれないですよね。そんな時はランドロン、飲んでみて下さい。

■エージェント情報
ドメーヌ・ランドロンについて
1940年代以来、ナント近郊ラ・エ・フアスィエール村で栽培家としての歴史を持つランドロン家が、1980年にドメーヌでの元詰めを開始。1999年に、創業者の子息ジョセフ(愛称ジョー)が栽培をビオロジックに移行させ、さらなる栽培への探求を続け、2011年にはビオディナミ認証も獲得した。ワインと、ナントの土地への深い愛情がまばゆく輝くその作品は、低い収穫量と僅かな亜硫酸添加で、土地の特性を見事にとらえるジョゼフの真摯な職人肌の賜物。アンフィボリット – ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌは7ヶ月間澱とコンタクトさせ、この地方特有の海洋性角閃岩のテロワールを映す凜々しいミネラルと酸、ほどよい塩気が心地よい。またフォル・ブランシュ主体の、しっかりとしたガス圧のある辛口ヴァン・ムスーも、杏子とアーモンドのニュアンスと、活力あるミネラル感で非常に人気が高い。
ペイ・ナンテ地区について
ロワール河の河口から約50km上流で、ローマ時代から交通の要衝だったナント市周辺に広がる地域。片麻岩と花崗岩豊富なミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ(約8.200ha)など、ミュスカデ関連の4つのAOCで知られるエリア。ミュスカデとはワインの名前であり、場所やブドウ品種の名前ではない。品種はシャルドネの従兄弟、ムロン・ド・ブルゴーニュ100%が義務づけられるが、通称としてこの品種をミュスカデ種と呼ぶことも、地元ではある。ムロン・ド・ブルゴーニュの名の由来は、樹の葉がメロンに似ているからだと言われる。ミュスカデは伝統的に大半がシュール・リー製法をとり、発酵槽の中で一定の期間澱と共に熟成を経て、風味と肌理を深める。その方法は、シャンパーニュが瓶内二次発酵時の澱とのコンタクトで風味を深めるのと同じ原理である。ワインは緑を帯びた淡い色調、白い花の香りや火打ち石の香りがあふれる極辛口で、わずかな塩味、そして堅固とも思える酸とミネラルは、小エビ、牡蠣、ムール貝などのシーフードとは、卓越した相性となる。
ロワールについて
大西洋岸に注ぐフランス最長の河(1000km)の両岸に続く産地。「フランスの庭園」と呼ばれ、河沿いにかつての王侯貴族の壮麗な古城が多数点在する景観は、世界遺産にも登録されている。この地方はブドウ栽培の北限に近く、ワインは比較的酸が高い。ワインの名称と、それに含まれるワインの関係はかなり込み入っており、例えばソーミュール、アンジュなどの呼称は赤、白、ロゼのどれにも適応され、同じ呼称の中でブドウの品種も甘さの度合いも様々であることが、消費者を戸惑わせることが多い。ともあれ「このエリアはフランスで最も多様で、かつ軽んじられてきた産地。軽く、爽快で、はっきりとした酸味を持ち、昔から魅力的と言われているエリアなのに、現代のワイン消費者は、重さと強さに取り憑かれているため、ロワールは、正当な評価を受けていない」とジャンシス・ロビンソンは喝破する。ロワール河河口から上流に向かって、ペイ・ナンテ地区、アンジュー・ソーミュール地区、トゥーレーヌ地区、ロワール上流地区の、大きく4つのエリアに区分される。
● N.V. Vin Mousseux Atmospheres Jo Landron (M.T.Label)
ヴァン・ムスー・アトモスフェール・ジョ・ランドロン(M.T.Label)
【ピュア、ナチュラル、フレッシュ&フルーティ!そしてミネラリティたっぷりで旨味もしっかりなドライ!!泡ものとして、結構な存在感を感じさせてくれます!】

ビオではありますが、いわゆる「ビオ香」とされるようなアロマは無いです。非常に「ピュア」ですので、「ピュア&ナチュラルなビオ」をしっかり感じさせてくれるヴァン・ムスーですね。
比較的やや軽めでは有りますがミネラルがびっちりと詰まっています。ヴァン・ムスーはシャンパン製法で造られた、シャンパーニュ地方以外の産地の発泡酒のことを言いますので、 ガス圧は結構高めです。味わいはかなりのドライでシャッキリしています。黄色、白、薄いオレンジなどのフルーツの香りで、結構に複雑性を持っています。久しぶりでしたらかなり美味しい・・・。最も、比較的細やかで旺盛な泡では有りますが、出だしの旺盛さはそう長くは続かない・・・まぁ、シャンパン製法とは言っても熟成期間はシャンパンのようには取れませんから仕方が無い・・ですが、ほとんどの場合泡ものは早めに飲まれてしまうので問題無いでしょう。
安くてとってもドライで軽快ですので、これからの季節はかなり重宝すると思います。結構に旨いです!お買い置きください。お奨めです!
● 2023 Musucadet Noubeau Blanc
ムスカデ・ヌーボー・ブラン
【久しぶりのランドロンのムスカデ!・・今回はヌーヴォーです!】
以前は航空便でのご予約を承っていたランドロンのムスカデ・ヌーヴォーです。一部で人気でした・・狭い範囲でしたが・・(^^;;
やはり「フレッシュさが魅力」なのがヌーヴォーです。でも熟したものも非常に面白いですので、noisy は売れ残ったこのムスカデ・ヌーヴォーを楽しませていただいていました。
ワインの熟成は本当に多様ですが、結局はひとつの形になって行くものです。人間はその「一時の姿」を楽しむことが出来ます。
今回はテイスティングせずにご案内させていただきます。醸造が終わってから時間も有りましたので、ほぼ完璧に仕上がっていると思います。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【フレッシュ&フルーティ!そしてミネラリティたっぷり!牡蠣や鮭、ホタテと合わせてみてはいかがでしょうか!】
2014年初登場のムスカデ(ミュスカデ)のヌーボーです。ロワール下流のムスカデ種による白ワインで、シュル・リー製法に寄らない、ライトでフレッシュな味わいです。
残念ながら「牡蠣にシャブリ」は失敗することが有り、むしろ、「牡蠣にはムスカデ」の方が美味しかったりするのは、皆さんも経験済みでしょう・・・。高級なニュアンスとされる部分が、むしろ牡蠣とは合わないんですよね。なので、シャブリを選択するにしても、
「どちらかと言えばポテンシャルの少ない・・樽を使用しない・・しかもヴィンテージの新しい・・」
などと考えているよりも、2014年に初登場した・・目茶フレッシュなムスカデ・ヌーボーをお試しください。限定ですので・・無くなってしまったら申し訳有りません。季節もの・・・航空便ですのでどうしてもこのくらいの価格にはなってしまいますが、フレッシュさには代えられない?かと!お奨めします!
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