ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス

フランス Domaine Serafin Pere et Fils ブルゴーニュ
● 2017年のセラファンのワインが到着です。

 2016年のセラファンは、エキス系の美しいワインへの転身か?・・と思わせるような、それまでもそのフリは有ったにせよ、パワフル型のピノの美味しさから、美しい味わいをその姿にまとわせていました。

 2017年もその傾向が強まるのかな?・・と思いきや・・

 そうじゃなかったんですね。2016年とほぼ同様のスタイルでしたので、パワフル系の面影を残しつつ、綺麗なエキスを抽出しています。

 しかしながら、これはどうでしょうか・・非常に瑞々しいんですよね。余韻の中に・・いや、最後に感じる、清冽な水の如くの残像が、テイスティングさせていただいたどのワインにも感じられます。

 健康的で美しく、しかしパワフル系の下地をも感じさせてくれました。

 今飲むのでしたら、確実に「村名ジュヴレ=シャンベルタン」です。次に「村名ジュヴレ=シャンベルタンV.V.」、そして「A.C.ブルゴーニュ・ルージュ」でしょう。上のキュヴェは3年ほど置いてからのお話しがベストかと思います。

 特に村名ジュヴレは・・今までで最高じゃないか?・・と思えるくらいにバランスが良いです。次世代にバトンを確実に渡したクリスチャン・セラファン、是非ご堪能くださいませ。


■ドメーヌより
 2017年は2016年同様4月に霜害の恐れがあったが藁を燃やして煙幕を張ったおかげで被害は最小限で済んだ。天候は順調で暑かったが度が過ぎるほどではなく、早熟なヴィンテージで畑作業は手間が掛からなかった。葡萄のクオリティは素晴らしく、収穫量も2009年と同じくらい取れたので近年のヴィンテージと比べれば豊作と言って良いだろう。例年よりも口当たりは柔らかくチャーミングな赤い果実味と塩味を感じるほどミネラルが豊か。古木由来のエレガントで凝縮した旨味、酸味のバランスが抜群でピノノワールらしいヴィンテージになっている。
━━━━━
クリスチャン・セラファンさんの2016年が到着しました。昨年の2015年ものから始まったと思われるセラファンさんのワインの、

「早く飲んでもかなり美味しいワインへの変貌」

を確かめるべく、2016年ものの到着を楽しみにしていたんですが・・・・


「・・残念ながら生産量が激減!?」

と言う状況のようで、2015年ものの入荷から比べても目も当てられないほどの惨状ぶりです。


 まぁ、最初から少ないキュヴェでは有りますが、3~4年寝かすとジュヴレ村名と区別の付かないACブルは・・

「たったの2本!」

と言う状況で、その他のワインも1/2から分母が増えて行くだけの・・惨状です。


 村名ジュヴレも6本と言う状況ですし、上級ワインは1~2本ですから、

「・・こりゃぁとても飲めたもんじゃないか・・」

とは思ったものの、上記のようにクリスチァン・セラファンさんのワインの変貌を確かめるべく・・また、すでに引退同様らしい彼の集大成となるかもしれないワインの質を確かめるべく、

「とりあえず1本は開けよう・・」

と決めました。


 そこでアイテムを決めなくてじゃいけない訳ですが、ACブルは2本、村名ジュヴレといつも滅茶美味しい村名ジュヴレV.V.が6本ずつ・・と言う状況ですから・・

「V.V.は美味しいのは当たり前だから・・村名ジュヴレにしよう!」

と言うことにしました。


 そんな感じですので、テイスティングが少なくて申し訳ないのですが、素晴らしかった2015年は「すっからかん」な状況でして、実は人気も高いので・・ご容赦くださいませ。

■エージェント情報2016年

 2016年は霜や病気の被害が大きく、例年の半分くらいしか収穫することができなかった。葡萄の粒も小さくジュースの量が少ないこともさらに生産量の減少に拍車をかけてしまったが、収穫できた葡萄のクオリティはとても高かった。ヴィラージュ物は通常新樽率は70%ほどだが、2016年は葡萄の状態が素晴らしかったので、1級や特級同様に新樽率を100%で醸造している。濃厚な色調と赤い果実のアロマ、凝縮した果実味でストラクチャーもしっかりしており、どちらかというと長熟タイプ。チャーミングさもあるので飲むこともできるが、少し寝かせておきたいヴィンテージ。


━━━━━
 クリスチャン・セラファンさんの2015年が到着です。巷での評判もかなり良いようです。この2~3年の間にも、

「早く飲んでも美味しさの伝わってくるスタイル」

がさらに助長されており、2015年の葡萄の熟度の高さがさらに追い打ちを掛け、

「こりゃぁ・・良いなぁ・・」

と思わせてくれるものになっています。


 村名ジュヴレと村名ジュヴレV.V.を開けてみましたが、現状でどちらも美味しく飲めてしまうほどの仕上がりで、

「ジュヴレ特有の官能感を生む新樽による酸素接触をしつつ、あるタイミングでは何らかの酸素遮断をもしているか?」

とも思えるような生き生きとしたスタイルです。


 まぁ、2015年の葡萄がとても健全だったことの証なのでしょうが、

「構造も大きく、それを埋める要素も多大」

と言うことは、2015年ものはドメーヌ・セラファンとすれば近年でも最高の仕上がりになったと判断出来ると思います。それとともに、

「やはりクリスチャン・セラファンはブルゴーニュワインの基本のキ」

で有り、

「御年78歳にしてまだ進化している」

ことに驚きを感じます。


 記念すべき2015年だと思われます。ぜひご検討くださいませ。



━━━━━
 フィネスさんのドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス2014年が登場です。2012年までのクリスチャン・セラファンさんのワインは昔と変わらず、クラシカル・・・いや、今でこそクラシカルな造りなのかもしれませんが、新樽をしっかり使用し適度な酸化を促した、ジュヴレならではの妖艶さを持つエキスたっぷりのワインでした。

 新樽を多用するため、どうしても樽の要素がワインに溶け込むのに時間が掛かる傾向にあり、しかもワイン自体が非常にしっかりしているため、リリース直後は少し硬い仕上がりでした。それでも4~5年経ったワインはビックリするほど高質で複雑性に富み、官能感たっぷりの素晴らしいものでした。

 2013年がリリースされ、ある程度数量のいただけたワインをテイスティングしましたが、

「・・ん?・・セラファンもだいぶ変わってきたか?・・」

と思わせるような仕上がりで、特に村名ジュヴレの美味しさに惹かれました。何と・・樽の香りが強く硬いはずの仕上がりを見せるもの・・とばかり思っていたのに、

「思った以上にソフトで滑らかなテクスチュア。官能感はそのまま。ピュアで非常に旨い。」

ワインだったんですね。どうしちゃったんでしょう・・。

 因みに2014年は2013年ものより少し多めにいただきました。入荷の数量から村名ジュヴレと村名ジュヴレV.V.のみのテイスティングですが、2013年ものがリリース直後からジュヴレV.V.の官能さと柔らかい味わいで、村名ジュヴレより飲めたのに対し、2014年ものは、村名ジュヴレの方がリリース直後の時点で美味しく飲めるのには、

「セラファンも徐々に変化している」

と感じています。

 2014年ジュヴレV.V.は、ま~・・日本酒で言えば「新酒」のような状態で、まだ結構荒さを感じますが、ポテンシャルに関してはジュヴレ村名をかなり凌駕していました。4~5年でかなり良い状態になるでしょう。

 その他のキュヴェは少なくて飲めませんが、2014年と言う良いヴィンテージを反映して、セラファンらしいクラシックで大柄なジュヴレになっていることでしょう。ご検討くださいませ。



 1947年、スタニスラ・セラファン氏によって創設されたこのドメーヌは、現当主である息子のクリスチャン氏によって1960年代から徐々に発展を続けてきました。最初に所有した畑はジュヴレ=シャンベルタンの村名で当初はネゴシアンにワインを売っていましたが、1970年から徐々にドメーヌワインとして販売するようになり、1987年には100%ドメーヌ元詰めワインになりました。1990年代にはジュヴレ=シャンベルタン村以外にシャンボール=ミュジニー村やモレ=サン=ドニ村の畑も手に入れ、現在では約5.3haの畑を所有しています。

 葡萄栽培においては自然環境を尊重して、健康で良質な葡萄を作ることを大事にしています。葡萄の木が病気の被害に遭った時の薬剤の使用は出来るだけ最小限に留め、雑草を取り除く際は除草剤は使わずに耕作することで雑草を掘り起こし、さらに土の中に空気を入れることで微生物の活動を活性化させるようにしています。芽掻きや剪定をしっかり行うことで生産量を抑制し、非常に凝縮した葡萄を作っています。

 収穫は全て手摘みで腐敗した葡萄や干からびた葡萄などをしっかり選別し、除梗は約70%行います。ステンレスタンクに入れられた葡萄は醗酵前に低温で浸漬してピノ・ノワールの色とアロマを出し、自然酵母によってアルコール醗酵が始まります。醗酵温度は最高35℃で時間をかけてゆっくり行われます。また、櫂入れをしっかり行なって、アロマやタンニンを引き出します。その後、ブルゴーニュクラスは50%、ジュヴレ=シャンベルタン ヴィラージュは70%、それ以外は100%の新樽率で14~20ヵ月間熟成してノンコラージュ、ノンフィルターで瓶詰されます。また、使用された新樽の一部は毎年エルミタージュのジャン=ルイ・シャヴへ譲渡されています。


2017 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ

15190

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。畑は「Pressonniers(プレソニエ)」と「Pruniers(プルニエ)」の2区画に分かれていて、広さは約0.4ha樹齢は約35年です。甘いイチゴのアロマ、果実味と酸がしっかりしていて、凝縮感もあり割とタニックな仕上がりです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,250 (外税) 
【官能的なジュヴレのアロマにふっくらボディと美しい水の余韻!3年後がとても楽しみな、ほぼジュヴレ村並みの味わいです。】
 いや・・2013年もの以来のA.C.ブルのテイスティングです。

 呆れるほどに淡いですね~・・2013年!・・今、改めて見てみると・・

「なんじゃこりゃぁ~!」

です。


 で、思わず自身の書いたコラムを読んでしまったんですが・・読まなきゃよかった・・書くことがほとんど同じなんですよ・・。

 でもまぁ、微妙な違いも有りますんで・・はい。その辺をお楽しみにされてください。


 セラファンさんのA.C.ブルは生産量が少ないので、非常にレアでは有ります。ですが、むしろ村名ジュヴレのリリース直後の美味しさから言いますと、ややタイトに仕上がっていますので、どうしても厳しさ、厳めしさも感じられてしまうでしょう。

 しかしながら、これはセラファンさんの2017年の特徴かな?・・と思いますが・・

「滅茶、純粋な葡萄が元になっている!」

ことが感じられるんですね。

 なので、余韻が非常に瑞々しいです。村名ジュヴレに比べますと、やはりタンニンの質が村名ほどまでは高く無い分、少し時間を掛けて育てた方が良い・・と言うことになります。

 まぁ・・この辺が・・たとえばユドロ=バイエ辺りとは、全く異なる部分です。むしろユドロ=バイエの方がその辺りは素直です。しかし、セラファンさんの場合は、

「新樽の使い方がうまく、何とも官能的なアロマが漂う!」

んですね。


 この辺はどうでしょうか・・エマニュエル・ルジェさんとも共通する部分かな?・・と思います。こちらは3年、我慢してください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2016年ものはACジュヴレのみのテイスティングですので、是非そちらのコラムもご覧ください。】

【今回はすみません・・飲めていません!】

 もうご存知かとは思いますが、クリスチャン・セラファンさんのワインの中でかなりのレア系とも言えるACブルゴーニュです。一昨年の2013年もののご紹介時には、結構無理して開けちゃいましたんで・・2015年は申し訳ない・・スルーさせていただきました。

 村名と村名V.V.を飲んだ感じでは、近年最高の仕上がりかなと想像しています。3年置くと良いかなと・・。数が無いのでお早めにどうぞご検討くださいませ。


 以下は2013年もののレヴューから転載しています。
━━━━━
【なんと・・エレガントで美しいピノ・ノワールでした!ビックリ!】

 見てくださいよ・・これですよ?・・本当にビックリしました。2000年でもこんなに淡くなかったと思いますよ。

 非常にエレガントでピノらしい・・昔のセラファンさんを知るものにとっては有り得ないほどの綺麗さでした。過不足無く、柔らかさも有り、樽っぽく無い・・noisy 好みのブルピノです。

 いつの頃からか、つい最近のことかとは思いますが、すっかりエレガント系のピノ・ノワール全盛になってしまっています。noisy 的には、周りはnoisy のように、エキス系、エレガント系好みではない・・と認識していたんですよね。でも造り手さんたちも何故かどんどん綺麗系エキス系なワインになってきていますし、お客さんに

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールって・・酸っぱいし・・」

みたいに言われることを恐れていたんですが、全然そんな機会が無くなっちゃったんですね・・不思議です。


 確かに2013年は積算温度に問題が出た年ですし、葡萄の収穫量も激減した年です。だからそんなヴィンテージ背景をそっくり写し込んだ味わいになっているのは理解します。しかし、そんな年だからこそ、ブルゴーニュの生産者は、

「こりゃ・・いかん!一生懸命やらんと・・!」

と思ったかどうか判りませんが、結果的にブルゴーニュらしい美しさを取り戻したヴィンテージになったと言えるんじゃないでしょうか。

 だから、アチコチの評価機関で2013年が最高のポイントを付け始めて(付け替えて?)いるのでしょう。

 このセラファンさんのACブル、エレガント系でエキス系、非常にドライな味わいで美味しいです。ですが、余りにジュヴレ村名が美味しすぎること、また、比較してしまえばA.C.ブルはややタイトな仕上がりになっており、あと2年ほどの経過を見た方がよりおいしいだろうと思えることから、

「現状はジュヴレ村名が一推し。2年待てるならA.C.ブルもOK!」

と言う結果です。

 味わい的にはジュヴレ村名に非常に似ており、ポテンシャルで僅か、柔らかさに劣る部分でそんな結果です。言ってしまえば価格が安いので、ジュヴレ村名のセカンド・・と言うような位置付けで良いと思います。

 その辺をご理解いただき、ご検討くださいませ。


2017 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン

15187

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Roncevie(ロンスヴィ)」、「Aux Etelois(オー エトロワ)」、「Creux Brouillard(クルー ブルイヤール)」など5区画に畑があり、広さは約1.5haで樹齢は約30年です。酸味が素晴らしく、果実味豊かで透明感があり、タンニンも滑らかでBourgogne Rougeよりも早く飲めます。
The Wine Advocate 91 points 2023 - 2045

750ML 在庫    ご注文数   本
¥10,680 (外税) 
【滅茶苦茶濃密だった2016年から滅茶苦茶バランスの良い、滅茶官能的でそそられるジュヴレ!・・是非今、飲んでみて下さい!】
 これは美味しい!・・飲んでしまいます。ついついグラスに手が伸びる・・(^^;;

 でも2016年の印象とはやや異なります。2016年はとても濃密なエキスで、しかもとても綺麗で、そしてエロティックでした。エキス主体の味わいが最初から有りました。

 2017年ものは、滅茶健康的です!・・色合いだけ見比べますと、2017年の方が濃密に見えるんじゃないかと思うんですね・・でも違うんですよ。

 フィネスは2017年が完全に上回っています。美しいエキスとしては2016年でしょう。

 そして、抜栓直後には2017年ものは・・ほんの少し、「もたっ」とします。まだ完全に落ち着きを取り戻していない・・そんな感じです。

 ところが5分待ったらもう・・いや~・・旨い旨い!・・その「もたっと感」の原因となっていたであろう、非常に質の良いタンニンにキレと厚みが出始めた・・と思ったら、その後は完全に、

「クリスチャン・セラファンの官能の世界」

に引き込まれます。


 そして、なんともベルベッティなテクスチュアに酔いしれつつ、またノーズに却って来る見事な官能さに浸ってしまうんですね。


 さらに余韻の最後には、

「滅茶苦茶にみずみずしい余韻」

が待っていますから・・

「グラスをノーズに」-->「口に含む」-->「クラクラ来ちゃう」-->「瑞々しさで適度にリセット」-->「振り出しにもどる」

をエンドレスにしてしまうんですね~・・。


 これは是非、飲んでいただきたいな!・・と素直に思える素晴らしい村名ジュヴレでした!お勧めします!滅茶旨いです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【滅茶苦茶濃密!・・新樽率を100%に上げた村名ジュヴレです。・・クリスチャン・セラファンのジュヴレ=シャンベルタンへのこだわりと意思が透けて見えて来ます!】

 申し訳ないですがこの村名ジュヴレしか飲めませんでした。先にお詫び申し上げておきます。すみません・・。

 2015年もののセラファンは明らかに、それまでのクリスチャンのワインとは異なっていました。・・いや、官能的なジュヴレ独特のアロマはそのままに、やや硬かったテクスチュアがソフトに、膨らみを見せていたんです。

 それは抜栓によって、ワインが求めていた酸素を得ることにより急激に変化を起こす・・酸化によりアロマを放出しワインはやや硬くなる・・でもそれまでは柔らかい・・と言うような流れそのものでは無いにせよ、細やかな観察と仕事により、液体が短時間に酸素を取り込めるだけの余力を今まで以上に持った・・それが2015年もの・・と言うnoisy の理解でした。

 そもそもはクリスチャン・セラファンのワインは新樽率が他の生産者よりも高く、まだまだ大きく粗い目を持つ新樽からの酸素供給により、彼のワインは官能的なアロマをリリース直後から放出する甘美なワインになっていました。

 しかしその反動で、しなやかなテクスチュアと膨らみ、ピュア感を幾分か失うことになっていた訳です。

 2015年ものは、今まで通りのシナリオでは無く、しかし彼のワインが持つ甘美なアロマと、抜栓直後から膨らみを増長させてゆく姿とのバランスが、「パーフェクト」だったと感じさせられた訳で、ま~・・非常に美味しく、

「セラファンも新時代に突入か?」

と感じさせてくれました。


 2016年の村名ジュヴレは、それまでおよそ70%だった新樽率を上級キュヴェ同様の100%に上げています。なので、その分は硬さを増したはず・・ですよね?

 まず、アロマがもう・・素晴らしいです。色艶を感じさせる素晴らしい香りです。そして非常に複雑で、様々な色合いを想像させてくれちゃいます。樽を樽香として感じさせるのではなく、すでに他の分子と結合してか、複雑性を醸し出しています。

 味わいも強烈に・・濃密です。口蓋で液体をすり潰したくなってしまいます。2014年ほどでは有りませんが今のタイミングで、僅かにエッジを感じさせますが、ドライで複雑で濃密な味わいが、それをマスキングしていると言えます。

 中域は非常に膨らむ・・とまではいきませんが、2015年の仕上がりに準ずるもので、2015年ものから始まった「抜栓直後からの膨張」ラインは健在です。

 余韻も実に複雑で、濃密ながらも嫌味やリキミとは感じられません。ただし時間を掛けて楽しんだらさらに旨いだろう・・と感じました。


 2016年のジュヴレは厳しかったはずなんですが、ドメーヌ・セラファンでは新樽率を上げるほど、収穫できた葡萄の質は高かったとアナウンスされています。樽を多く掛ける=葡萄の潜在能力が高く無ければできない・・と言うことは判り切ったことですから、やはりそういうことなのでしょう。

 また、例えば村名ジュヴレV.V.とのバランスを見ますと、今までの経験から、

「村名ジュヴレよりもジュヴレV.V.は、さらに膨らむ余力を持っているから、現時点ではジュヴレV.V.が滅茶美味しいはず!」

と言うことが予想出来ます。・・いや、テイスティングすれば確実に判る訳ですが、まぁ、飲まなくても想像に間違いは無いでしょう。

 この官能さはやはりクリスチャン・セラファンならではです。そして厳しかったはずの2016年に、非常に超熟で凄いワインを作り出したんじゃないかと想像させるに値する味わいが村名ジュヴレに有りました。

 すぐに飲むなら村名V.V.、1~2カ月置けるなら村名ジュヴレ、それ以外は2~3年から4~5年、アイテムによりみていただければと思います。勿論、非常に超熟に仕上がったと見えますので、上級キュヴェは30年は持つと思います。是非ご検討いただけましたら幸いです。




以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【近年最高の仕上がり!ジュヴレ=シャンベルタンの基本と言いたい見事な仕上がりです!】

 毎年同じアイテムを飲み続けていると、ヴィンテージの背景はさることながら、それ以外にも多くの情報を受け取れるようになります。その結果、一般的に言われていることが決して正しいものでは無いとか、それは古い情報で現在は当てはまらないとかも含まれます。

 しかし多くのワインメディアが、単に目の前のワインの現在の状況を切り取ることだけに終始し、大きな変化が有ったことを見逃しています。

 あの2006年のドメーヌ・フーリエは衝撃的でした。しかし気付く人はほとんど居なかった訳です。2007年にはリアルワインガイドが気付きそれを持ち上げましたが、他のワインメディアは2009年ものまでさしたる気付きはなかったように思います。劇的な人気になったのは2010年ものからです。多くの人が、

「フーリエって・・素晴らしいんじゃない?」

と気付いたからです。

 noisyにとってはフーリエ2006年は記念碑的でした。何せ、余りの値上がりに、2006年ものの約束数量を仕入れた後は、取り扱いを止めようとさえ考えていたからです。それでも2006年ものの素晴らしさがnoisyの意思を変えさせたんです。

 同じことは2015年もののシルヴァン・パタイユにも言えます。ま~・・値上げがキツイ!・・良いのは判っていても仕入れが15~30%も上がっては、ものによっては前年ものの販売価格を2015年ものの仕入れ価格が上回ってしまいます。ホント、止めようと思ったんですがやはりその素晴らしさがそれを止めさせたんですね。


 2014年もののセラファン、ジュヴレとジュヴレV.V.は素晴らしかったです。近年稀にみるゴージャスな仕上がりで、かつ、今までには余り無かった、

「早く飲んでも美味しい」

と言うオマケがついていました。でもその傾向は2013年ものから見えてはいました。


 2015年ものの村名ジュヴレは惚れ惚れとするような見事な仕上がりです。クリスチャン・セラファンらしい、見事な「官能感」を漂わせる「アロマ」・・これは新樽による酸化熟成が寄与しています。

 しかしながらそれだけにとどまらず、構成自体が非常に大柄です。2014年も素晴らしかったが2015年は一回り大きい。そしてそれをしっかり埋めるだけの要素と、2014年もの同様な「早く飲んでも美味しさが伝わってくる」スタイルと、今までは余り感じられなかった「ピュアさ」が加わっていました。

 セラファンを開けると「セラファン香」とも言いたくなるような官能的アロマが漂いますから、ブラインドでは結構な指標になります。しかし中盤以降は「硬さ」が支配、少し飲みづらい感じが受け取れました。勿論ですがこれは熟成が受け持つ部分ですので、いずれ甘美さへと変化して行きます。

 考えるに・・新樽のパーセンテージを減らしたんじゃないかな・・もしくはやはり、ウイヤージュの頻度が上がったかと思うんですね。

 御年78歳のクリスチャンさんと姪っ子さんでセラーの仕事をしているようですが、酸化熟成の緩やかな樽を増やしているように思います。今飲んでも結構に素晴らしいんですから・・。


 でもおそらく、2015年ジュヴレ=シャンベルタンやV.V.は、ワインメディアには例年とさして変わらない、いつものような評価がなされるでしょう。近年のセラファンのワインの変化には、

「気付きが無い」

と思います。


 柔らかでテクスチュアの伸びの良い、さらには「ピュアさ」が余韻の後口に感じられる素晴らしい仕上がりです。今飲んでそれを感じても良し、数年置いて仕上がってから楽しむのも良しです。少ない2015年もの、ぜひご検討くださいませ。お勧めします!


 以下は2014年、2013年もののレヴューです。
━━━━━
【2013年ものより値下げです!しかも2013年に続きこのジュヴレ・・ありえないほど滅茶苦茶旨いです!】

 旨いです!2013年もののご紹介時に感じたセラファンさんのワインの変化・・それは2014年でも健在でした!この村名は柔らかさが全面に出ていて、そしてセラファンさんらしい「官能さ」もしっかり・・非常に旨いです!

 クリスチャン・セラファンと言えば、新樽をしっかり使う主義で有名でしたので、

「リリース時から香りの柔らかさ、官能感全開ムードに比べて味わいが硬い・・」

恨みが有ったのは事実なんですね。


 ところが、この村名に関しては、「官能感全開!」はそのままに、テクスチュアの柔らかさと開いた要素の放出量がしっかり有るんですよ。2013年ものもそうだったんですが・・2014年も同様にとても飲み易く、今でも楽しめる味わいです。

 新樽をしっかり使う・・とは言いながらも、その使い方の問題なんでしょう。新樽を使うと言うことは、適度な酸化を促す・・と言うことになりますから、昨今の・・

「リリース直後から美味しいブルゴーニュ」

とは、真逆のスタイルでも有ります。


 これはどういうことかと言うと、敢えてなだらかな酸化をさせず、抜栓時に酸素を取り込む余裕をもたせたまま還元的に瓶詰めする・・と言うことです。それによって、リリース直後からある種の・・

「開いた感」

を感じることが出来るんですね。


 しかしながら新樽を普通に使ってしまうと酸化が気孔から促進されますし、ウイヤージュ(補酒)の頻度によってはかなり酸化が促進されることになりますから、

「ウイヤージュをこまめにやることにしたか?」

もしれない・・いや、これは安易な憶測です。


 でも・・そんなニュアンスの感じられる、柔らかな仕上がりでした。ジュヴレワインとしての構造の大きさはそのままです!これは非常に美味しいです。価格も昨年よりも下がってのご案内でお得かと思います。2013年ものを飲まれたお客様は、

「セラファンって、若くても美味しいんだね・・」

と思っていらっしゃるかもしれませんが、少なくともこの村名ジュヴレはその通り!でも上級キュヴェはそうとは限りませんので・・そのおつもりでご検討ください。ジュヴレが持つ最大の魅力、力強く大きな構造を感じさせてくれる逸品です!お勧めします!



 以下は2013年もののレヴューです。
━━━━━
【8990円ジュヴレシリーズ!しかしこのジュヴレ・・ありえないほど滅茶苦茶旨いです!】

 いや~・・困っちゃいましたね~・・。いや、何たってね・・このワイン屋商売、ワインをどう見切るか?・・みたいな所が有りまして、その目に自信が有るからこそ、良いだ悪いだ、凄いだ駄目だと、あ~だこ~だと言える訳です。この造り手はこんな味わいでどの位のランク、味は良いけど価格はちと高い・・とか、若いうちは硬いけれど5年経つと目茶旨いとか・・上のキュヴェはいつも美味しいけれど下に行くに従って並の品質とか・・まぁ、それはワインに対してだけじゃなくて、そのワインを扱うエージェントさんに対しても同様でして、ここんちは品質は悪くないけど時折オオボケかましてくれるとか、品質は悪いけど価格が安いとか・・でもそれは扱わないのでご安心してください。

 で、このセラファンさんですが「新樽の申し子」みたいなところが有りまして、適度な酸化を促す新樽の使用率が高く、リリース時は香りは・・

「めっちゃ凄い!」

のに・・味わいが「硬い・・」「硬さが抜け切らない」のが常でして、ましてや、普通の村名ジュヴレはいつも硬く、ジュヴレV.V.のような濃密さが無いので、

「3年から5年くらい待ってね・・」

と言わざるを得ない状況で、まぁその、そのように完全に見切っていた訳です。


 ところがです・・・。2013年のセラファンがリリースされ、ちょいとばかりですがフィネスさんから戴きまして、何を飲もうかと考えたんですが、

「まぁ・・他はバラの数しかないからとりあえずはやっぱり村名かな?」

と、飲んでみたんですよ。そしたらもう・・


「え~~っ?」

です。目茶柔らかいんですよ。香りはいつもの通り、目茶妖艶でかぐわしく、目の詰まった感じの・・正に素晴らしいジュヴレが持つ凄い香りです。

「・・これでな~・・柔らかけりゃ・・樽が浮いてなきゃ・・凄いのにな~・・」

と思いつつ、口に入れてみたところがそんな状態・・。それでもうビックリしちゃったんですね。こりゃぁ、今までのセラファンさんのイメージを一端、脳から綺麗さっぱり、抜かないといけないかとさえ・・思っちゃいました。

 おそらくですが、彼にとってみれば、ほんの少しだけ弱いヴィンテージだと・・思ったのかもしれません。いや、2014年が入ってきてチェックしてみないとそれは判りませんが、少なくともこのジュヴレの「現状の美味しさ」は初体験です。

 多くの方が、

「セラファン?・・5年経ったらね~・・旨いよね~」

と言うことはご存知でしょう。


 じゃぁ、この2013年の旨さは何なんだ?・・と言うことなんですよね。とても柔らかく、いつもより樽のニュアンスが無く、ただ官能さだけはそのまんまで、今飲んで目茶美味しいとは、やはり、樽の掛け方を変えたとしか思えないんですよね。若干古い樽を使ったんじゃないでしょうか。だからピュアで、酸化から適度に守られ、普通の生産者よりも遅いリリースのこの時期に・・

「ピッタンコのタイミング!」

になったと・・取り合えず理解しています。


 美味しくなったセラファンのワインは非常に貴重です。トップ生産者としての凄さを見せてくれます。まぁ、騙されたと思って飲んでみて欲しいと思います。他のキュヴェも飲みたくなっちゃいましたので、それはまた後ほど・・。もし売れるようならフィネスさんと相談してみますんで、完売でもお声掛けください。店頭でもそんな話しをすると興味を持っていただいて購入される方がおられ、だいぶ減ってます。お奨めです!非常に素晴らしいと思います!!


2017 Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15186

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Vignes Belles(ヴィーニュ ベル)」、「Le Fourneau(ル フルノー)」、「En Champs(アン シャン)」など7区画に畑があり、広さは約1haで樹齢は約60年です。果実味、酸、旨味が凝縮していて、タニックな男性的イメージのワインです。
The Wine Advocate 91 points 2023~2045
750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,400 (外税) 
【すぐ飲むのはちょっと待って!・・しかし、官能的なセラファンさんのジュヴレの神髄をしっかり持っています!】
 2015年もの以来のテイスティングです。村名ジュヴレが偉~い美味しいので、相当期待してテイスティングに入りました。アドヴォケイトは、村名に80点台、このV.V.に91点付けていましたんで、

「村名が89点でV.V.が91点?・・ホントか?」

みたいなノリです。あの味わいが89点で正しいのなら91点はとんでもない評価に思えてしまいます。

 色合いも実に素晴らしいです。2015年ものが消し飛んでしまうほど綺麗です。

 飲んでみると・・

「なるほど~・・!」

でした。


 到着時の味わいだけを見るのであれば、2015年ものが良いです。圧倒的に美味しかったと思います。2017年ものは・・

「まだ落ち着いてない!」

し、

「まだ完全には仕上がり切っていない!」

と言えます。


 これは2017年のセラファンさんのワインの特徴でしょう。まだ「エルヴァージュ中(介護中?子育て中?)」だと思っていただけると間違いないかと。

 すなわち、非常に良い状態で葡萄を収穫できたんじゃないかと推測します。なので、もう少し瓶熟を取らないとまとまらない感じです。

 しかしながら、ポテンシャルは2015年と同様か、それ以上。ピュアさは2015年以上、瑞々しさも2015年以上です。官能感はほぼ一緒。まさにエロティックなジュヴレのアロマは健在で、

「味わいは仕上がっていないがアロマは仕上がっている」

と言う状態です。


 この状態で飲んでしまうと、良く判らないんじゃないかと思いますので、どうしても早飲みしたい方は3カ月ほどお待ちください。待てる方はやはり3年かな?・・その辺の感覚がアドヴォケイトと一緒になってしまって残念ですが・・そこは間違いないでしょう。

 素晴らしい出来の、実に「健康的でエロティックな」ジュヴレV.V.です。是非セラーでエイジングしてください。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2016年ものはACジュヴレのみのテイスティングですので、是非そちらのコラムもご覧ください。】

【もはや「ブラボー!」としか言えない・・クリスチャン・セラファン流スタイルを変えずにまだ進化を続ける・・正に化け物です!】


 これは滅茶苦茶旨いです!・・それにしても、誰にも似ていない、正にクリスチャン・セラファンの世界を見事に描き切っています。

 2014年もののグラスの写真と比べてみてください。2014年ものも滅茶旨かったですが、2015年ものは完全に凌駕しています。

 まったくのドライで残糖感は無し、しかし見事に大きな構造を、見事に複雑な要素を詰め込んだカプセルで埋め尽くしています。

 多くの生産者さんの場合、そのカプセルは「ミネラル」ですが、セラファンさんの場合はそれに加え「タンニン」もその役目をしていると思われます。

 まぁ、ボルドーワインは結構、そのパターンが多いんですが、ブルゴーニュの場合はそんな量のタンニンは無い場合がほとんどですから。

 しかし、クリスチャン・セラファンのV.V.はそこが違うんですね。滅茶質の良い、ホンワカしたタンニンが結構有るんですね。でも、それがブルゴーニュワインのエレガンスやフィネスを損なわないどころか、しっかりと、

「ピノ・ノワールです!」

と主張しています。


 言わば、村名ジュヴレの密度を倍ほどに上げただけ・・なのかもしれませんが、複雑さは倍×倍、存在感も同程度ほど大きく感じられてしまいます。

 口に含むとピノの高貴さに加え存在感が一気に大きく感じられます。

「おお~っ!」

と言いたくなる感じです。


 そこから口内で膨れ上がり、ほんのりとそのタンニンを感じさせます。ベルベッティです。赤や紫の果実に加え、黒っぽい果実がふんだんに・・ビターに感じられ、口内の感覚器官全てをフルに活動させます。中盤からは美しさが増してくるようです。厚みを感じさせながら収束に向かいますが、やや太めのスパイス感がノーズに抜けて行きます。

「・・大柄だな~!」

と感じていただけるでしょう。


 いつもの年なら、

「でもまだ少し渋いか・・」


と書くと思うんですが、2014年ものの時もそうでした。


「いや、今でも美味いんじゃない?」


 近年のクリスチャン・セラファンのワインに共通の感覚です。今までなら、

「村名3年、村名V.V.は5年、寝かしてください。滅茶、甘美で素晴らしい成長をしますよ。」

と言っていたものです。


 2015年ものは、

「今なら飲んでも良いよ!」

と言えるのが嬉しいところです。78歳にして現役、姪っ子さんとともにまだワインは進化をしています。クリスチャン・セラファン、究極のヴィンテージになったと思われます。ぜひご検討くださいませ!お勧めします!




 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【クリスチャン・セラファンの看板ワイン、ジュヴレ=シャンベルタンV.V.と、希少な上級キュヴェのご案内です!2014年ジュヴレV.V.はいつ飲めばいい??】

 まぁ・・この色合いを見ればご納得でしょう・・。長年ワインに接していると、色を見るだけで有る程度までは想像出来ちゃいますよね。

 2013年ものV.V.の、非常に美しいエキスたっぷり系なしなやかワイン・・是非2013年ものの色合いをご覧ください。ストレートな美しい色合いをしています。

 2014年ものV.V.は・・・どうでしょう?・・全然違うでしょ?・・もう、色からして「官能感バリバリ」じゃないですか。


 そうなんです・・。まさに、

「クリスチャン・セラファン、ここに有り!」

の味わいです。


 ジュヴレの偉大なテロワール、力強く、鉄っぽく、大きな構造をたっぷり感じさせてくれる素晴らしい仕上がりです!


 でも・・全然早いですね。2013年ものは美味しく飲めたんですが、2014年ものはようやくワインとして成立したところ・・で、瓶熟期間が不足しています。やや渋さからのエッジも感じますし、パレットも少しイビツです。

 しかしながら、ワインのポテンシャルとしますと村名ジュヴレを遥かに超えたものが感じられます。

「出し切った・・やり切ったぞ!最高のワインだ・・」

と言っているかのようです。そして、


「あとはお前に任せたぞ・・」

と言っているようにも感じます。


 パッキパキに硬いのでは無く、柔らかさも充分に有るけれど、その程度ではポテンシャルがとても隠し切れない・・と言うことなんですね。すなわち2013年ものは素直に美味しいが、2014年の能力には届かなかった・・と言うことです。


 2013年もののようにリリース直後から素晴らしい!・・と言えなかったのは残念では有りますが、それでもその美味しかった2013年ものを完全に置いてきぼりにするポテンシャルが有りました。少なくとも2年、出来れば3年以上おいてから、この出来の素晴らしい2014年ものをご堪能ください。


 また、上級キュヴェも数アイテム届いています。申し訳ないのですが、とても飲めるような数量では無く・・申し訳ございません。多くいただけるようになったら是非、

「20XX年、クリスチャン・セラファン完全ガイド!」

みたいに出来れば・・と思っています。ご検討くださいませ!!



━━━━━
【セラファンも美しいエキス系ワインに変身か?!】

 どうよ~?・・この色合いですよ~?決して淡いとは言わないですが、こんなに黒味の少ない赤い色のニュアンスをバッチリ残し、テーブルクロスが透けそうなセラファンのV.V.を見たことが有るでしょうか?

 まぁ、ペロ=ミノのような真っ黒さだとは言わないですが、セラファンのV.V.はそれなりの黒味と、もう少しの色の濃さはふつうに有ったと思うんですけどね。V.V.の付かないジュヴレ村名が繊細且つエレガントでめちゃ美味しかったので、数は少なかったんですが、売れ筋のV.V.を飲んでみる気になったんですね。それにフィネスさんとのお取引も復活したので、途切れがちだったセラファンのテイスティングもしないといかんな~・・と言う気も有りました。でもまぁ、やはり高価になってきましたので、飲んで販売してると経営的にはちと厳しいですけどね・・。

 昨今は多くのエージェントさんにも言えることですが、在庫を余り増やさないために、基本アソートメントと言うか、割り当てと言うか・・、ワイン屋さんの希望するようには購入できなくなっています。

「ジュヴレは必要だけどシャンボールはいらない・・できればACブルは大目に・・」

なんてことはほぼ不可能です。

 それも生産量が少ない高価なブルゴーニュならまだ良いんですが、2千円とか3千円、下手すれば1円台のワインでも、

「ご希望者が多いので3本ずつです。」

などと平気で割り振っていらっしゃる・・。こちらにしてみれば、

「・・はぁ?」

です。個人のお客様でもその位は購入されるでしょ!って話しで、

「初めての生産者で1軒辺り3本ずつ割り振って、とにかく右から左に流せって?」

みたいに思っちゃうんですね。

 まぁ、販売先を絞ってしまうと在庫になる可能性が大きくなるので仕方ないのは頭では判るんですが、千円台のワインを3~4本いただいたところでね・・色んな意味でロスにしかならないと思うんですけどね・・。ワイン屋さんも飲まず、だから何も知らず、ただエージェントさん発行の定型文を読むか貼り付けるかで仕事を終わらせるんですね。ちゃんと飲んでるのはお客さんだけ。その方が声を上げれば、ネット上ではそれが「そのワイン、その生産者の本質」になってしまう可能性大です。勿論それが正しければですね、何の問題も無いですし、声さえ上がってこない・・と言うことにもなりかねません。誰もが他の人に自分の意見を大声で言いたい方ばかり・・なはずが無いんですね。

 なので結局はそのワインの幻だけが独り歩きしてしまうんです。自費で飲むんですからせめてその分くらいは面倒みて欲しい・・と思うんですけどね。そんな訳なので結局、キャンセルして入ってこないようになる場合が結構多いんです。非常にツライ世の中です。


 愚痴になっちゃいましたが、セラファンは少ないですがちゃんと紹介したいので、何とか開けた2013年の2本目、ジュヴレV.V.です。

 やはり2013年のセラファンは絶妙に旨いです。綺麗だし、ちゃんと膨らむし、樽臭く無いしで言うこと無しです。しかしながら今飲むことを考えれば、ジュヴレ村名をお勧めします。このV.V.の方は村名のみのキュヴェには無い、輝かしい未来に花咲くべくのタイムカプセルをまだしこたま抱えています。凝縮感たっぷり有りますが、エレガンスを損なうものでは無いにせよ、

「ん~・・勿体ないかな~・・」

と言う気になっちゃうんですね・・。貧乏性ですから・・いや、性はいらんか・・。


 なので、今飲むならめちゃ旨い「村名」を推します。3~5年でさらなる高みを覗いてみたい方はこのV.V.をセラーに仕舞ってください。官能さが出てきたら確実に超1級並みなパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

 因みにですね・・最近、あちこちの評価機関のポイントを見てみると2013年のブルゴーニュのポイントが高いですね。いつの間に付け替えたんでしょうね・・付け替えてないのかどうか、アドヴォケイトとかタンザーさんとかサトクリフさんとかを普段余り気にしてないので判りませんが、リリース前に散々脅かされたと・・うっすら覚えているのがトラウマ状です。

 後になったら2013年はグレートイヤーとか言われるかもしれません。非常に美しいワインです。是非ご検討くださいませ。

 またその他のキュヴェはさすがに開けられませんで・・すみません。息子はフィネスさんの試飲会で飲んでる可能性が有るんですが、まだとてもコメントなど書ける能力を得ていませんで・・。普段のセラファンさんの「リキミ」みたいなものが無い、ナチュラルな味わいのヴィンテージだと思います。


2017 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Corbeaux
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・コルボー

15185

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約40年で畑は村のはずれに位置し、広さは約0.5haです。がっちりとしたタンニンが特徴ですが、繊細さも損なわず、CAZETIERSとFONTENYの中間のような印象のワインです。
The Wine Advocate 91 points 2023~2045
750ML 在庫    ご注文数   本
¥18,580 (外税) 
【グラン・クリュ・マジ=シャンベルタンの北、プルミエ・クリュ・フォントニ直下に接するマジ=シャン風やや肉厚な1級です!】
 セラファンさんの1級レ・コルボーとなると、さすがにしょっちゅう開ける訳にも行かないキュヴェです。でも1級レ・コルヴォーはほぼ毎年飲んでますよ。noisy も大好きな生産者さんで、「ドメーヌ・ギイヤール」のレ・コルボーが毎年入荷していますから・・。それに他にもブルーノ・クラヴリエさんとか、いらっしゃいますからね。

 ここのワインは南に接する「マジ=シャンベルタン」に良く似ています・・が、さすがに同じとまでは行きません。やや乾いたニュアンスとスパイシーな果実、野性味・・と言った部分は由来と言えるでしょう。その割にはギイヤールのレ・コルボーは余り売れ行きは芳しく無く、

「何でだろ・・」

と不思議でなりません。


 まぁ、ギイヤールは滅茶苦茶ドライですから・・甘みもへったくれも無いんで、「そっけない」と思われているのかもしれません。かと言って早くから飲めないような妙な硬さは無いんですけどね。

 クリスチャン・セラファンさんのレ・コルボーは、やはりクリスチャン・セラファン風のセラファン香とも言いたくなるような官能さに満ちたアロマです。近年、どんどん早くから美味しくなって来ていますが2017年はいかがなものでしょう。

 アドヴォケイトは91ポイント、2023年から・・と言うことで、やはり3年後辺りからと言うのは間違い無いでしょうが、評価は少し低いように思います。ご検討くださいませ。


2017 Morey-Saint-Denis 1er Cru les Milandes
モレ=サン=ドニ・プルミエ・クリュ・レ・ミランド

15188

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
モレ=サン=ドニ
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約40年で畑は特級のすぐ近くに位置し、広さは約0.3haです。果実味や酸のバランスが取れていて凝縮感もあり、余韻が長いワインです。
The Wine Advocate 91+ points 2027~2047
750ML 在庫    ご注文数   本
¥18,100 (外税) 
【1級最安値のモレ・レ・ミランドはアドヴォケイト91+でした!】
 モレ=サン=ドニの1級レ・ミランドです。村のほぼ中央に位置するこの畑は、グラン・クリュ・クロ・ド・ラ・ロシュを構成するレ・シャビオ(シャンボール=ミュジニーにも同名の畑が有るが違う畑)の直下に有り、クリスチャン・セラファンさんが所有する部分はその境界に近い部分です。

 ですので、クロ・ド・ラ・ロシュ風だと・・言いたいところですが、中々そうは言えないところが難しいんですね。

 レ・シャビオと言うリューディはクロ・ド・ラ・ロシュでは有りますが、その真上がクロ・サン=ドニなんですよ。この辺りはクロ・ド・ラ・ロシュとクロ・サン=ドニを名乗れる区画が入り組んだようになっていて、むしろクロ・サン=ドニに似ている・・と言う方がより正しいと言えます。また東側、より下部になりますから、その分赤さを多く含む土のニュアンスが多くなる感じです。

 こちらも数が無くて飲めませんが、クロ・サン=ドニとクロ・デ・ランブレイには似たニュアンスが取れるセラファン香の有る1級・・と思われると近いかな・・と思います。

 アドヴォケイトは91+と結構渋め・・しかも、あろうことか・・2027年からと言う飲み頃を言っているようです。まぁ、2027年までに飲め・・と言われるよりはマシですが、あくまで樽からのテイスティングだったようですから、長くても5年後から・・と言う理解で良いと想像しています。飲めませんでしたが・・ご検討くださいませ。


2017 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Fonteny
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・フォントニー

15184

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 葡萄の樹齢は約50年で畑は区画の中の西側に位置し、広さは約0.3ha。滑らかなタンニンが豊富で凝縮感があり、CHAMBOLLE-MUSIGNYのようにエレガントで女性的なイメージのワイン。
The Wine Advocate 92 points 2025~2045
750ML 在庫    ご注文数   本
¥23,200 (外税) 
【・・フォントニーまで開けてしまいました~!・・】
 セラファンさんのワインは入荷量も多く無く、また、結構売れてしまうので、頑張って総アイテムのテイスティングをするまでは行かない状態では有ります。

 ただし、2016年もののジュヴレの余りの美味しさに・・2017年ものは一体どうなってしまうんだろうという興味が湧き、そこに2017年もののジュヴレの素晴らしさに・・上のキュヴェの実態はどうなっているんだろう?・・というような興味がさらに加わってしまったがため、1級レ・フォントニ―まで開けてしまうという暴挙に出た訳です。

 まぁ、ワイン屋ですから、時に「人柱」にならないようじゃ務まらないはずなんですが、昨今は、ワイン屋同士でもワインの話しにはならず、あのワインが売れる、これは売れない、それにコロナで飲食店さんがどうだとか・・。ワイン屋ならワインで何とか人様に幸せになっていただけるように頑張るべきじゃないのかなぁと・・自分では中々栓を抜かない連中には届かない言葉だとは思って飲みこんでしまいます。

 結果としては、やはりセラファンさんの上級キュヴェは、

「3年は寝かしましょ!」

と言うのは間違いないことを確認しました。・・いや~・・実に勿体なかった・・(^^;;


 しかしながら、やはり飲んでみなければ判らないことをしっかり・・いただきましたので、決して無駄では無かったと思っています。

 2017年のクリスチャン・セラファンは、

「滅茶苦茶瑞々しい!」

 その由来は、

「葡萄が滅茶純粋!」

と言うことです。


 そのとても健康で純粋な葡萄が得られたため、まだ「エルバージュ途中」なんですね。厳しくは無いが育ち切ってはいない。なので、その瑞々しさが官能さや味わいに昇華しきっていない・・と言うことなんです。


 アドヴォケイトが92ポイント付けていますし、この写真からも、

「実に美しい色合い」

が見られるので、ついつい・・

「是非飲んでみたい!」

と手が伸びてしまうと思うんですが、

「やはり3年、待つべき!」

です。


 しかしながら、2014年以前のセラファンさんのワインなら、

「5年経ったら宝もの!」

と言っていたはずですから・・そこに「2年」と言う短縮がみられる訳です。


 ジュヴレの1級の中ではもっとも精緻で優しい味わいが特徴のレ・フォントニ―も、すでにそのニュアンスに満ちてはいます。しかし、「育ち切っていない」のは間違いなく、どうしても時間が必要だということなのでしょう。

 相当にポテンシャルは高い・・しかし今飲むべきでは無い・・。コロナで自粛されている方へ、お勧めしたいところでは有りますが、セラファンさんの1級以上のキュヴェはすべからく、「3年は待ち」が正解でしょう。是非ご検討くださいませ。





 以下は2015年もののレヴューです。
━━━━━
【リアルワインガイド第61号は 今飲んで93 ポテンシャル94 飲み頃予想 2020~2050!】 リアルワインガイド第61号で徳丸さんも書いていますが、このフォントニーと言う1級畑はシャルム=シャンベルタンっぽいと・・いや、決してそうは書いていないんですが・・10年前のシャルム=シャンベルタンと同じ味がする・・と。

 つまり、10年前のシャルム=シャンベルタンと同じほどのポテンシャルが有ると言いたいのだと思います。

 noisy 的には、確かにフォントニーは「プティ・シャルム=シャンベルタン」とも言いたくなる要素が有ると思いますが、もう少し石灰が強いかな・・と言う感じがします。先だってご案内させていただき、

「何故か全然売れない滅茶リーズナブルなジョセフ・ロティのフォントニー」

も飲ませていただきました。実に良い感じでした。


 ところで、高齢のクリスチャン・セラファンさんに代わりほとんどの作業をこなしていると思われる姪っ子さん、フレデリック・グレさんの関与のパーセンテージが、近年のセラファンのワインの柔らかさやピュアさに出ているのかもしれない・・と、今、率直に思いました。勿論ですが2015年の葡萄の出来の良さも影響しているのでしょうが、2013年から続く「しなやかさの増大」は・・そう言うことなのかもしれません。ご検討ください。


2017 Chambolle-Musigny 1er Cru les Baudes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ボード

15189

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約35年で畑の広さは約0.3ha、特級区画「Bonnes Mares(ボンヌ=マール)」のすぐ下に位置する区画です。バランスが良く、エレガントでまろやかなタンニンと透明感が女性的な印象を彷彿させるワインです。
The Wine Advocate 93 points 2024~2044
750ML 在庫    ご注文数   本
¥24,600 (外税) 
【アドヴォケイトは93ポイント。プティ・ボンヌ=マールと言える味わい?】
 あの素晴らしいレ・フォントニ―よりも高い値付けのシャンボール1級レ・ボードです。ここは何度も書いてますが・・ボンヌ=マールの真下に有りますんで・・シャンボール的な石灰の強さと、そこから生まれるベルベッティな舌触りをボンヌ=マール的な、少しゴツゴツとした岩のようなミネラリティが侵し、まるで襞のようになって感じられる・・ことが多いように思います。

 また、飲むタイミングで結構に印象が異なる振幅の上下幅の大きいワインでも有ると思います。ですんで、あの官能的でパワフルさを根底に持ったセラファンさんのジュヴレとは、また少し異なる印象を受けるはずです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【リアルワインガイド第61号は 今飲んで 93 ポテンシャル 94 飲み頃予想 2021~2048!!実は隠れた銘酒です!】

 リアルワインガイド第61号でグラン・クリュ並みの評価を得たシャンボール1級のレ・ボードです。グラン・クリュ・ボンヌ=マールの直下です!・・もう少し判りやすく言えば、昨年までリーズナブルにご案内していた

「オリヴィエ・バーンスタインのシャンボール=ミュジニー・レ・ラヴロットの北に接する畑」

なんですね。


 なので、ボンヌ=マール風・・と言いたいところですが・・確かにボンヌ=マール風では有りますが、より判りやすいと言うか、

「中々本性を見せないボンヌ=マールよりも有難い存在!」

と言って良いかもしれません。


 ボンヌ=マールって・・判り辛いですよね~・・。当たる・・と言うか、タイミングが良いと滅茶凄いんですが、ミュジニーと違って香りだけで満足させられるほどのアロマの放出は無いですから・・最もミュジニーよりは早く熟すので、その部分においては有りがたいですけどね。

 リアルがポテンシャル94ポイント・・と言うのは中々に良いんじゃないかと思います。飲んでないのが残念です・・ご検討くださいませ。


2017 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Cazetiers
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・カズティエ

15183

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約50年で畑はドメーヌのすぐ裏に位置し、広さは約0.2haです。味わいが濃く骨格もしっかりしていて余韻も長く、パワフルで男性的な印象です。
The Wine Advocate Rating 93 points 2025~2045
750ML 在庫    ご注文数   本
¥28,790 (外税) 
【2018年ものは何とか飲もう・・と虎視眈々。貴重なセラファンさんの2番目のキュヴェです!】
 いや・・やはりブルゴーニュの高騰は響きます。このカズティエやラヴォー・サン=ジャックなどのジュヴレ西側1級群さえもそう易々とは手が出せない状況は、確かに寂しい感じはしますよね。

 2017年の各キュヴェをテイスティングした結果、近年のクリスチャン・セラファンさんのワインが、柔らかく飲み頃が早くなっていることが伺えます。

 テイスターの一員としますと、今飲んでポイントとポテンシャルポイントの差が少ないほど、早いうちからポテンシャルを取りやすい味わいで有ると言うことですし、飲み頃予想も早くなっている(開始が同じと言うことはそういうことですよね)と言うことは、早くから美味しいと言うことになります。

 この1級レ・カズティエはご存じの通り、ジュヴレの村の西の上部に有る1級群に有り、かの実力グラン・クリュの「クロ・サン=ジャック」の北に接します。

 なので、さすがに「クロ・サン=ジャック」ほどのち密さ、重量感には追い付かないことが多いとは言え、官能さやワイルドさは引けを取らない場合も多々有ります。ご検討くださいませ。


2017 Charmes-Chambertin Grand Cru
シャルム=シャンベルタン・グラン・クリュ

15182

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。畑は「Aux Charmes(オー シャルム)」と「Mazoyères(マゾワイエ)」に位置し、広さは約0.3ha、樹齢65年の古木です。滑らかな口当たりで凝縮感や複雑さがあり、余韻がとても長く残ります。
The Wine Advocate 94 points 2024~2050
750ML 在庫    ご注文数   本
¥39,500 (外税) 
【クリスチャン・セラファンのトップキュヴェです!2017年ものの評価はアドヴォケイトで94ポイントです!】
 セラファンさんちの看板とも言えるシャルム=シャンベルタンです。同じくボリューム・ゾ-ンでの看板で有るジュヴレ=シャンベルタンの仕上がりを見ると・・出来は間違い無いと思われます。

 大体にして、セラファンさんのワインのリリース時の評価は、シャルムで良いところ95点位で留まります。もしくは余り早い段階での評価は・・しない方針・・なのかもしれません。

 その、早い段階での評価をしない・・と言うのは、セラファンさんのワインの美味しさを知っている、もしくはちゃんと理解しているから・・とも言えます。5年ほど置くと、それからのこのワインの成長がようやく「つぶさに感じられる」ようになるから・・なんですね。

 ジュヴレの大御所と言えば、しなやかさでアルマン・ルソーさん、そして最近ではトラペさんでしょう。でも、ジュヴレ=シャンベルタンを最大限に表現しているのは、おそらくこのセラファンさんであろうと思います。

 因みに2015年ものの評価は、リアルワインガイド第61号は、何と今飲んで 93+ ポテンシャル 95+ 飲み頃予想 2023~2060 と言う・・マンモスな評価でした。これは第49号で2012年もののポテンシャルを96+ポイントとしたものに続く評価です・・。まぁ、

「2012年を代表するワイン」

と言うことなので同様の凄い仕上がりだと言うことなのでしょう。

 2017年ものは、非常に瑞々しく健康な葡萄が収穫できたと確信しています。素晴らしいワインですがほんの何本・・とかの数量です。ご検討くださいませ。


2006 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Fonteny
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・フォントニー

11060

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
◆◆◆92 Points Stephen Tanzer
750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,400 (外税) 
【ブルゴーニュ赤の新着が少ない・・と言うことで急遽、引っ張り出した2006年です!】
 今となってはとんでも無く安く感じる1級レ・フォントニでしょう。2006年、タンザーさんで92ポイント付いてます。この頃はまだブルゴーニュワインの評価は低く、また、セラファンさんのワインのように、リリース直後はやや硬いスタイルは、高い評価が付き辛かったと記憶しています。

 そうは言っても、

「5年経過したセラファンは凄い!」

と言うのが定評で、その中でもレ・フォントニ―は、セラファンさんのワインのパワフルな側面を描くものでは無く、「エレガントな面」を描いたもので有ることが面白いところです。レ・フォントニの南はあのグラン・クリュ「リュショット」ですし、東は「グラン・クリュ・マジ」と「1級レ・コルボー」ですので、飲まれたことが無い方も何となく想像つくものと思います。前向きな言い方をしますと、

「ジュヴレの中のシャンボール!」

みたいな・・まあ、これはさして当たって無いかもしれません。


 ブローカー仕入れで、長いことセラーで寝ていました。ですが、

「エチケットは綺麗」

「キャプスュルは全て回る」

「色合いはとても照りが有り、エッジにレンガ系の色が差し込んだ官能的な色合い」

「液量はたっぷり・・もしくは適量。気になるような減りのボトルは無し。」

です。

 ただし申し訳ありませんが、中身の保証は致しかねます。リーズナブルに古酒を販売するにはそれしか方法が無いんですね。ご了承いただける方のみ、ご注文くださいませ。

 官能的なセラファンさんのレ・フォントニ、14年ものになりましょうか、完熟に近いと思われます。因みに気の短い欧米のテイスターは、「飲み頃は過ぎている」と言い出しかねませんが、「ようやっと、これからだ」と反論したいと思います。ご検討くださいませ。


2016 Charmes-Chambertin Grand Cru
シャルム=シャンベルタン・グラン・クリュ

14272

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。畑は「Aux Charmes(オー シャルム)」と「Mazoyères(マゾワイエ)」に位置し、広さは約0.3ha、樹齢65年の古木です。滑らかな口当たりで凝縮感や複雑さがあり、余韻がとても長く残ります。 
今飲んで93 ポテンシャル95+ 飲み頃予想2026-2056 リアルワインガイド65号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥40,880 (外税) 


2016 Gevrey-Chambertin les Cazetiers
ジュヴレ=シャンベルタン・レ・カズティエ

14273

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約50年で畑はドメーヌのすぐ裏に位置し、広さは約0.2haです。味わいが濃く骨格もしっかりしていて余韻も長く、パワフルで男性的な印象です。
今飲んで93 ポテンシャル94+ 飲み頃予想2023-2053 リアルワインガイド65号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥29,750 (外税) 


2016 Chambolle-Musigny 1er Cru les Baudes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ボード

14279

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約35年で畑の広さは約0.3ha、特級区画「Bonnes Mares(ボンヌ=マール)」のすぐ下に位置する区画です。バランスが良く、エレガントでまろやかなタンニンと透明感が女性的な印象を彷彿させるワインです。
今飲んで92+ ポテンシャル94 飲み頃予想2022-2045 リアルワインガイド65号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥24,990 (外税) 


2016 Morey-Saint-Denis 1er Cru les Milandes
モレ=サン=ドニ・プルミエ・クリュ・レ・ミランド

14278

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
モレ=サン=ドニ
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約40年で畑は特級のすぐ近くに位置し、広さは約0.3haです。果実味や酸のバランスが取れていて凝縮感もあり、余韻が長いワインです。
今飲んで92+ ポテンシャル93+ 飲み頃予想2020-2043 リアルワインガイド65号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥18,580 (外税) 


2016 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Fonteny
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・フォントニー

14274

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 葡萄の樹齢は約50年で畑は区画の中の西側に位置し、広さは約0.3ha。滑らかなタンニンが豊富で凝縮感があり、CHAMBOLLE-MUSIGNYのようにエレガントで女性的なイメージのワイン。
今飲んで92+ ポテンシャル94 飲み頃予想2022-2050 リアルワインガイド65号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥24,150 (外税) 


2016 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Corbeaux
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・コルボー

14275

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約40年で畑は村のはずれに位置し、広さは約0.5haです。がっちりとしたタンニンが特徴ですが、繊細さも損なわず、CAZETIERSとFONTENYの中間のような印象のワインです。
今飲んで92 ポテンシャル93+ 飲み頃予想2022-2047 リアルワインガイド65号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥18,580 (外税) 


2016 Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14276

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Vignes Belles(ヴィーニュ ベル)」、「Le Fourneau(ル フルノー)」、「En Champs(アン シャン)」など7区画に畑があり、広さは約1haで樹齢は約60年です。果実味、酸、旨味が凝縮していて、タニックな男性的イメージのワインです。
今飲んで91+ ポテンシャル92+ 飲み頃予想2020-2043 リアルワインガイド65号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,880 (外税) 


2016 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ

14280

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。畑は「Pressonniers(プレソニエ)」と「Pruniers(プルニエ)」の2区画に分かれていて、広さは約0.4ha樹齢は約35年です。甘いイチゴのアロマ、果実味と酸がしっかりしていて、凝縮感もあり割とタニックな仕上がりです。
今飲んで88 ポテンシャル88+ 飲み頃予想 今-2035 リアルワインガイド65号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,450 (外税) 
【2016年ものはACジュヴレのみのテイスティングですので、是非そちらのコラムもご覧ください。】
【今回はすみません・・飲めていません!】

 もうご存知かとは思いますが、クリスチャン・セラファンさんのワインの中でかなりのレア系とも言えるACブルゴーニュです。一昨年の2013年もののご紹介時には、結構無理して開けちゃいましたんで・・2015年は申し訳ない・・スルーさせていただきました。

 村名と村名V.V.を飲んだ感じでは、近年最高の仕上がりかなと想像しています。3年置くと良いかなと・・。数が無いのでお早めにどうぞご検討くださいませ。


 以下は2013年もののレヴューから転載しています。
━━━━━
【なんと・・エレガントで美しいピノ・ノワールでした!ビックリ!】

 見てくださいよ・・これですよ?・・本当にビックリしました。2000年でもこんなに淡くなかったと思いますよ。

 非常にエレガントでピノらしい・・昔のセラファンさんを知るものにとっては有り得ないほどの綺麗さでした。過不足無く、柔らかさも有り、樽っぽく無い・・noisy 好みのブルピノです。

 いつの頃からか、つい最近のことかとは思いますが、すっかりエレガント系のピノ・ノワール全盛になってしまっています。noisy 的には、周りはnoisy のように、エキス系、エレガント系好みではない・・と認識していたんですよね。でも造り手さんたちも何故かどんどん綺麗系エキス系なワインになってきていますし、お客さんに

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールって・・酸っぱいし・・」

みたいに言われることを恐れていたんですが、全然そんな機会が無くなっちゃったんですね・・不思議です。


 確かに2013年は積算温度に問題が出た年ですし、葡萄の収穫量も激減した年です。だからそんなヴィンテージ背景をそっくり写し込んだ味わいになっているのは理解します。しかし、そんな年だからこそ、ブルゴーニュの生産者は、

「こりゃ・・いかん!一生懸命やらんと・・!」

と思ったかどうか判りませんが、結果的にブルゴーニュらしい美しさを取り戻したヴィンテージになったと言えるんじゃないでしょうか。

 だから、アチコチの評価機関で2013年が最高のポイントを付け始めて(付け替えて?)いるのでしょう。

 このセラファンさんのACブル、エレガント系でエキス系、非常にドライな味わいで美味しいです。ですが、余りにジュヴレ村名が美味しすぎること、また、比較してしまえばA.C.ブルはややタイトな仕上がりになっており、あと2年ほどの経過を見た方がよりおいしいだろうと思えることから、

「現状はジュヴレ村名が一推し。2年待てるならA.C.ブルもOK!」

と言う結果です。

 味わい的にはジュヴレ村名に非常に似ており、ポテンシャルで僅か、柔らかさに劣る部分でそんな結果です。言ってしまえば価格が安いので、ジュヴレ村名のセカンド・・と言うような位置付けで良いと思います。

 その辺をご理解いただき、ご検討くださいませ。


2016 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン

14277

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Roncevie(ロンスヴィ)」、「Aux Etelois(オー エトロワ)」、「Creux Brouillard(クルー ブルイヤール)」など5区画に畑があり、広さは約1.5haで樹齢は約30年です。酸味が素晴らしく、果実味豊かで透明感があり、タンニンも滑らかでBourgogne Rougeよりも早く飲めます。2016年は新樽100%。
今飲んで90 ポテンシャル91 飲み頃予想 今-2038 リアルワインガイド65号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,150 (外税) 
【滅茶苦茶濃密!・・新樽率を100%に上げた村名ジュヴレです。・・クリスチャン・セラファンのジュヴレ=シャンベルタンへのこだわりと意思が透けて見えて来ます!】
 申し訳ないですがこの村名ジュヴレしか飲めませんでした。先にお詫び申し上げておきます。すみません・・。

 2015年もののセラファンは明らかに、それまでのクリスチャンのワインとは異なっていました。・・いや、官能的なジュヴレ独特のアロマはそのままに、やや硬かったテクスチュアがソフトに、膨らみを見せていたんです。

 それは抜栓によって、ワインが求めていた酸素を得ることにより急激に変化を起こす・・酸化によりアロマを放出しワインはやや硬くなる・・でもそれまでは柔らかい・・と言うような流れそのものでは無いにせよ、細やかな観察と仕事により、液体が短時間に酸素を取り込めるだけの余力を今まで以上に持った・・それが2015年もの・・と言うnoisy の理解でした。

 そもそもはクリスチャン・セラファンのワインは新樽率が他の生産者よりも高く、まだまだ大きく粗い目を持つ新樽からの酸素供給により、彼のワインは官能的なアロマをリリース直後から放出する甘美なワインになっていました。

 しかしその反動で、しなやかなテクスチュアと膨らみ、ピュア感を幾分か失うことになっていた訳です。

 2015年ものは、今まで通りのシナリオでは無く、しかし彼のワインが持つ甘美なアロマと、抜栓直後から膨らみを増長させてゆく姿とのバランスが、「パーフェクト」だったと感じさせられた訳で、ま~・・非常に美味しく、

「セラファンも新時代に突入か?」

と感じさせてくれました。


 2016年の村名ジュヴレは、それまでおよそ70%だった新樽率を上級キュヴェ同様の100%に上げています。なので、その分は硬さを増したはず・・ですよね?

 まず、アロマがもう・・素晴らしいです。色艶を感じさせる素晴らしい香りです。そして非常に複雑で、様々な色合いを想像させてくれちゃいます。樽を樽香として感じさせるのではなく、すでに他の分子と結合してか、複雑性を醸し出しています。

 味わいも強烈に・・濃密です。口蓋で液体をすり潰したくなってしまいます。2014年ほどでは有りませんが今のタイミングで、僅かにエッジを感じさせますが、ドライで複雑で濃密な味わいが、それをマスキングしていると言えます。

 中域は非常に膨らむ・・とまではいきませんが、2015年の仕上がりに準ずるもので、2015年ものから始まった「抜栓直後からの膨張」ラインは健在です。

 余韻も実に複雑で、濃密ながらも嫌味やリキミとは感じられません。ただし時間を掛けて楽しんだらさらに旨いだろう・・と感じました。


 2016年のジュヴレは厳しかったはずなんですが、ドメーヌ・セラファンでは新樽率を上げるほど、収穫できた葡萄の質は高かったとアナウンスされています。樽を多く掛ける=葡萄の潜在能力が高く無ければできない・・と言うことは判り切ったことですから、やはりそういうことなのでしょう。

 また、例えば村名ジュヴレV.V.とのバランスを見ますと、今までの経験から、

「村名ジュヴレよりもジュヴレV.V.は、さらに膨らむ余力を持っているから、現時点ではジュヴレV.V.が滅茶美味しいはず!」

と言うことが予想出来ます。・・いや、テイスティングすれば確実に判る訳ですが、まぁ、飲まなくても想像に間違いは無いでしょう。

 この官能さはやはりクリスチャン・セラファンならではです。そして厳しかったはずの2016年に、非常に超熟で凄いワインを作り出したんじゃないかと想像させるに値する味わいが村名ジュヴレに有りました。

 すぐに飲むなら村名V.V.、1~2カ月置けるなら村名ジュヴレ、それ以外は2~3年から4~5年、アイテムによりみていただければと思います。勿論、非常に超熟に仕上がったと見えますので、上級キュヴェは30年は持つと思います。是非ご検討いただけましたら幸いです。




以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【近年最高の仕上がり!ジュヴレ=シャンベルタンの基本と言いたい見事な仕上がりです!】

 毎年同じアイテムを飲み続けていると、ヴィンテージの背景はさることながら、それ以外にも多くの情報を受け取れるようになります。その結果、一般的に言われていることが決して正しいものでは無いとか、それは古い情報で現在は当てはまらないとかも含まれます。

 しかし多くのワインメディアが、単に目の前のワインの現在の状況を切り取ることだけに終始し、大きな変化が有ったことを見逃しています。

 あの2006年のドメーヌ・フーリエは衝撃的でした。しかし気付く人はほとんど居なかった訳です。2007年にはリアルワインガイドが気付きそれを持ち上げましたが、他のワインメディアは2009年ものまでさしたる気付きはなかったように思います。劇的な人気になったのは2010年ものからです。多くの人が、

「フーリエって・・素晴らしいんじゃない?」

と気付いたからです。

 noisyにとってはフーリエ2006年は記念碑的でした。何せ、余りの値上がりに、2006年ものの約束数量を仕入れた後は、取り扱いを止めようとさえ考えていたからです。それでも2006年ものの素晴らしさがnoisyの意思を変えさせたんです。

 同じことは2015年もののシルヴァン・パタイユにも言えます。ま~・・値上げがキツイ!・・良いのは判っていても仕入れが15~30%も上がっては、ものによっては前年ものの販売価格を2015年ものの仕入れ価格が上回ってしまいます。ホント、止めようと思ったんですがやはりその素晴らしさがそれを止めさせたんですね。


 2014年もののセラファン、ジュヴレとジュヴレV.V.は素晴らしかったです。近年稀にみるゴージャスな仕上がりで、かつ、今までには余り無かった、

「早く飲んでも美味しい」

と言うオマケがついていました。でもその傾向は2013年ものから見えてはいました。


 2015年ものの村名ジュヴレは惚れ惚れとするような見事な仕上がりです。クリスチャン・セラファンらしい、見事な「官能感」を漂わせる「アロマ」・・これは新樽による酸化熟成が寄与しています。

 しかしながらそれだけにとどまらず、構成自体が非常に大柄です。2014年も素晴らしかったが2015年は一回り大きい。そしてそれをしっかり埋めるだけの要素と、2014年もの同様な「早く飲んでも美味しさが伝わってくる」スタイルと、今までは余り感じられなかった「ピュアさ」が加わっていました。

 セラファンを開けると「セラファン香」とも言いたくなるような官能的アロマが漂いますから、ブラインドでは結構な指標になります。しかし中盤以降は「硬さ」が支配、少し飲みづらい感じが受け取れました。勿論ですがこれは熟成が受け持つ部分ですので、いずれ甘美さへと変化して行きます。

 考えるに・・新樽のパーセンテージを減らしたんじゃないかな・・もしくはやはり、ウイヤージュの頻度が上がったかと思うんですね。

 御年78歳のクリスチャンさんと姪っ子さんでセラーの仕事をしているようですが、酸化熟成の緩やかな樽を増やしているように思います。今飲んでも結構に素晴らしいんですから・・。


 でもおそらく、2015年ジュヴレ=シャンベルタンやV.V.は、ワインメディアには例年とさして変わらない、いつものような評価がなされるでしょう。近年のセラファンのワインの変化には、

「気付きが無い」

と思います。


 柔らかでテクスチュアの伸びの良い、さらには「ピュアさ」が余韻の後口に感じられる素晴らしい仕上がりです。今飲んでそれを感じても良し、数年置いて仕上がってから楽しむのも良しです。少ない2015年もの、ぜひご検討くださいませ。お勧めします!


 以下は2014年、2013年もののレヴューです。
━━━━━
【2013年ものより値下げです!しかも2013年に続きこのジュヴレ・・ありえないほど滅茶苦茶旨いです!】

 旨いです!2013年もののご紹介時に感じたセラファンさんのワインの変化・・それは2014年でも健在でした!この村名は柔らかさが全面に出ていて、そしてセラファンさんらしい「官能さ」もしっかり・・非常に旨いです!

 クリスチャン・セラファンと言えば、新樽をしっかり使う主義で有名でしたので、

「リリース時から香りの柔らかさ、官能感全開ムードに比べて味わいが硬い・・」

恨みが有ったのは事実なんですね。


 ところが、この村名に関しては、「官能感全開!」はそのままに、テクスチュアの柔らかさと開いた要素の放出量がしっかり有るんですよ。2013年ものもそうだったんですが・・2014年も同様にとても飲み易く、今でも楽しめる味わいです。

 新樽をしっかり使う・・とは言いながらも、その使い方の問題なんでしょう。新樽を使うと言うことは、適度な酸化を促す・・と言うことになりますから、昨今の・・

「リリース直後から美味しいブルゴーニュ」

とは、真逆のスタイルでも有ります。


 これはどういうことかと言うと、敢えてなだらかな酸化をさせず、抜栓時に酸素を取り込む余裕をもたせたまま還元的に瓶詰めする・・と言うことです。それによって、リリース直後からある種の・・

「開いた感」

を感じることが出来るんですね。


 しかしながら新樽を普通に使ってしまうと酸化が気孔から促進されますし、ウイヤージュ(補酒)の頻度によってはかなり酸化が促進されることになりますから、

「ウイヤージュをこまめにやることにしたか?」

もしれない・・いや、これは安易な憶測です。


 でも・・そんなニュアンスの感じられる、柔らかな仕上がりでした。ジュヴレワインとしての構造の大きさはそのままです!これは非常に美味しいです。価格も昨年よりも下がってのご案内でお得かと思います。2013年ものを飲まれたお客様は、

「セラファンって、若くても美味しいんだね・・」

と思っていらっしゃるかもしれませんが、少なくともこの村名ジュヴレはその通り!でも上級キュヴェはそうとは限りませんので・・そのおつもりでご検討ください。ジュヴレが持つ最大の魅力、力強く大きな構造を感じさせてくれる逸品です!お勧めします!



 以下は2013年もののレヴューです。
━━━━━
【8990円ジュヴレシリーズ!しかしこのジュヴレ・・ありえないほど滅茶苦茶旨いです!】

 いや~・・困っちゃいましたね~・・。いや、何たってね・・このワイン屋商売、ワインをどう見切るか?・・みたいな所が有りまして、その目に自信が有るからこそ、良いだ悪いだ、凄いだ駄目だと、あ~だこ~だと言える訳です。この造り手はこんな味わいでどの位のランク、味は良いけど価格はちと高い・・とか、若いうちは硬いけれど5年経つと目茶旨いとか・・上のキュヴェはいつも美味しいけれど下に行くに従って並の品質とか・・まぁ、それはワインに対してだけじゃなくて、そのワインを扱うエージェントさんに対しても同様でして、ここんちは品質は悪くないけど時折オオボケかましてくれるとか、品質は悪いけど価格が安いとか・・でもそれは扱わないのでご安心してください。

 で、このセラファンさんですが「新樽の申し子」みたいなところが有りまして、適度な酸化を促す新樽の使用率が高く、リリース時は香りは・・

「めっちゃ凄い!」

のに・・味わいが「硬い・・」「硬さが抜け切らない」のが常でして、ましてや、普通の村名ジュヴレはいつも硬く、ジュヴレV.V.のような濃密さが無いので、

「3年から5年くらい待ってね・・」

と言わざるを得ない状況で、まぁその、そのように完全に見切っていた訳です。


 ところがです・・・。2013年のセラファンがリリースされ、ちょいとばかりですがフィネスさんから戴きまして、何を飲もうかと考えたんですが、

「まぁ・・他はバラの数しかないからとりあえずはやっぱり村名かな?」

と、飲んでみたんですよ。そしたらもう・・


「え~~っ?」

です。目茶柔らかいんですよ。香りはいつもの通り、目茶妖艶でかぐわしく、目の詰まった感じの・・正に素晴らしいジュヴレが持つ凄い香りです。

「・・これでな~・・柔らかけりゃ・・樽が浮いてなきゃ・・凄いのにな~・・」

と思いつつ、口に入れてみたところがそんな状態・・。それでもうビックリしちゃったんですね。こりゃぁ、今までのセラファンさんのイメージを一端、脳から綺麗さっぱり、抜かないといけないかとさえ・・思っちゃいました。

 おそらくですが、彼にとってみれば、ほんの少しだけ弱いヴィンテージだと・・思ったのかもしれません。いや、2014年が入ってきてチェックしてみないとそれは判りませんが、少なくともこのジュヴレの「現状の美味しさ」は初体験です。

 多くの方が、

「セラファン?・・5年経ったらね~・・旨いよね~」

と言うことはご存知でしょう。


 じゃぁ、この2013年の旨さは何なんだ?・・と言うことなんですよね。とても柔らかく、いつもより樽のニュアンスが無く、ただ官能さだけはそのまんまで、今飲んで目茶美味しいとは、やはり、樽の掛け方を変えたとしか思えないんですよね。若干古い樽を使ったんじゃないでしょうか。だからピュアで、酸化から適度に守られ、普通の生産者よりも遅いリリースのこの時期に・・

「ピッタンコのタイミング!」

になったと・・取り合えず理解しています。


 美味しくなったセラファンのワインは非常に貴重です。トップ生産者としての凄さを見せてくれます。まぁ、騙されたと思って飲んでみて欲しいと思います。他のキュヴェも飲みたくなっちゃいましたので、それはまた後ほど・・。もし売れるようならフィネスさんと相談してみますんで、完売でもお声掛けください。店頭でもそんな話しをすると興味を持っていただいて購入される方がおられ、だいぶ減ってます。お奨めです!非常に素晴らしいと思います!!


2015 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ

13427

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。畑は「Pressonniers(プレソニエ)」と「Pruniers(プルニエ)」の2区画に分かれていて、広さは約0.4ha樹齢は約35年です。甘いイチゴのアロマ、果実味と酸がしっかりしていて、凝縮感もあり割とタニックな仕上がりです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,980 (外税) 
【今回はすみません・・飲めていません!】
 もうご存知かとは思いますが、クリスチャン・セラファンさんのワインの中でかなりのレア系とも言えるACブルゴーニュです。一昨年の2013年もののご紹介時には、結構無理して開けちゃいましたんで・・2015年は申し訳ない・・スルーさせていただきました。

 村名と村名V.V.を飲んだ感じでは、近年最高の仕上がりかなと想像しています。3年置くと良いかなと・・。数が無いのでお早めにどうぞご検討くださいませ。


 以下は2013年もののレヴューから転載しています。
━━━━━
【なんと・・エレガントで美しいピノ・ノワールでした!ビックリ!】

 見てくださいよ・・これですよ?・・本当にビックリしました。2000年でもこんなに淡くなかったと思いますよ。

 非常にエレガントでピノらしい・・昔のセラファンさんを知るものにとっては有り得ないほどの綺麗さでした。過不足無く、柔らかさも有り、樽っぽく無い・・noisy 好みのブルピノです。

 いつの頃からか、つい最近のことかとは思いますが、すっかりエレガント系のピノ・ノワール全盛になってしまっています。noisy 的には、周りはnoisy のように、エキス系、エレガント系好みではない・・と認識していたんですよね。でも造り手さんたちも何故かどんどん綺麗系エキス系なワインになってきていますし、お客さんに

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールって・・酸っぱいし・・」

みたいに言われることを恐れていたんですが、全然そんな機会が無くなっちゃったんですね・・不思議です。


 確かに2013年は積算温度に問題が出た年ですし、葡萄の収穫量も激減した年です。だからそんなヴィンテージ背景をそっくり写し込んだ味わいになっているのは理解します。しかし、そんな年だからこそ、ブルゴーニュの生産者は、

「こりゃ・・いかん!一生懸命やらんと・・!」

と思ったかどうか判りませんが、結果的にブルゴーニュらしい美しさを取り戻したヴィンテージになったと言えるんじゃないでしょうか。

 だから、アチコチの評価機関で2013年が最高のポイントを付け始めて(付け替えて?)いるのでしょう。

 このセラファンさんのACブル、エレガント系でエキス系、非常にドライな味わいで美味しいです。ですが、余りにジュヴレ村名が美味しすぎること、また、比較してしまえばA.C.ブルはややタイトな仕上がりになっており、あと2年ほどの経過を見た方がよりおいしいだろうと思えることから、

「現状はジュヴレ村名が一推し。2年待てるならA.C.ブルもOK!」

と言う結果です。

 味わい的にはジュヴレ村名に非常に似ており、ポテンシャルで僅か、柔らかさに劣る部分でそんな結果です。言ってしまえば価格が安いので、ジュヴレ村名のセカンド・・と言うような位置付けで良いと思います。

 その辺をご理解いただき、ご検討くださいませ。


2015 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン

13424

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Roncevie(ロンスヴィ)」、「Aux Etelois(オー エトロワ)」、「Creux Brouillard(クルー ブルイヤール)」など5区画に畑があり、広さは約1.5haで樹齢は約30年です。酸味が素晴らしく、果実味豊かで透明感があり、タンニンも滑らかでBourgogne Rougeよりも早く飲めます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,950 (外税) 
【近年最高の仕上がり!ジュヴレ=シャンベルタンの基本と言いたい見事な仕上がりです!】
 毎年同じアイテムを飲み続けていると、ヴィンテージの背景はさることながら、それ以外にも多くの情報を受け取れるようになります。その結果、一般的に言われていることが決して正しいものでは無いとか、それは古い情報で現在は当てはまらないとかも含まれます。

 しかし多くのワインメディアが、単に目の前のワインの現在の状況を切り取ることだけに終始し、大きな変化が有ったことを見逃しています。

 あの2006年のドメーヌ・フーリエは衝撃的でした。しかし気付く人はほとんど居なかった訳です。2007年にはリアルワインガイドが気付きそれを持ち上げましたが、他のワインメディアは2009年ものまでさしたる気付きはなかったように思います。劇的な人気になったのは2010年ものからです。多くの人が、

「フーリエって・・素晴らしいんじゃない?」

と気付いたからです。

 noisyにとってはフーリエ2006年は記念碑的でした。何せ、余りの値上がりに、2006年ものの約束数量を仕入れた後は、取り扱いを止めようとさえ考えていたからです。それでも2006年ものの素晴らしさがnoisyの意思を変えさせたんです。

 同じことは2015年もののシルヴァン・パタイユにも言えます。ま~・・値上げがキツイ!・・良いのは判っていても仕入れが15~30%も上がっては、ものによっては前年ものの販売価格を2015年ものの仕入れ価格が上回ってしまいます。ホント、止めようと思ったんですがやはりその素晴らしさがそれを止めさせたんですね。


 2014年もののセラファン、ジュヴレとジュヴレV.V.は素晴らしかったです。近年稀にみるゴージャスな仕上がりで、かつ、今までには余り無かった、

「早く飲んでも美味しい」

と言うオマケがついていました。でもその傾向は2013年ものから見えてはいました。


 2015年ものの村名ジュヴレは惚れ惚れとするような見事な仕上がりです。クリスチャン・セラファンらしい、見事な「官能感」を漂わせる「アロマ」・・これは新樽による酸化熟成が寄与しています。

 しかしながらそれだけにとどまらず、構成自体が非常に大柄です。2014年も素晴らしかったが2015年は一回り大きい。そしてそれをしっかり埋めるだけの要素と、2014年もの同様な「早く飲んでも美味しさが伝わってくる」スタイルと、今までは余り感じられなかった「ピュアさ」が加わっていました。

 セラファンを開けると「セラファン香」とも言いたくなるような官能的アロマが漂いますから、ブラインドでは結構な指標になります。しかし中盤以降は「硬さ」が支配、少し飲みづらい感じが受け取れました。勿論ですがこれは熟成が受け持つ部分ですので、いずれ甘美さへと変化して行きます。

 考えるに・・新樽のパーセンテージを減らしたんじゃないかな・・もしくはやはり、ウイヤージュの頻度が上がったかと思うんですね。

 御年78歳のクリスチャンさんと姪っ子さんでセラーの仕事をしているようですが、酸化熟成の緩やかな樽を増やしているように思います。今飲んでも結構に素晴らしいんですから・・。


 でもおそらく、2015年ジュヴレ=シャンベルタンやV.V.は、ワインメディアには例年とさして変わらない、いつものような評価がなされるでしょう。近年のセラファンのワインの変化には、

「気付きが無い」

と思います。


 柔らかでテクスチュアの伸びの良い、さらには「ピュアさ」が余韻の後口に感じられる素晴らしい仕上がりです。今飲んでそれを感じても良し、数年置いて仕上がってから楽しむのも良しです。少ない2015年もの、ぜひご検討くださいませ。お勧めします!


 以下は2014年、2013年もののレヴューです。
━━━━━
【2013年ものより値下げです!しかも2013年に続きこのジュヴレ・・ありえないほど滅茶苦茶旨いです!】

 旨いです!2013年もののご紹介時に感じたセラファンさんのワインの変化・・それは2014年でも健在でした!この村名は柔らかさが全面に出ていて、そしてセラファンさんらしい「官能さ」もしっかり・・非常に旨いです!

 クリスチャン・セラファンと言えば、新樽をしっかり使う主義で有名でしたので、

「リリース時から香りの柔らかさ、官能感全開ムードに比べて味わいが硬い・・」

恨みが有ったのは事実なんですね。


 ところが、この村名に関しては、「官能感全開!」はそのままに、テクスチュアの柔らかさと開いた要素の放出量がしっかり有るんですよ。2013年ものもそうだったんですが・・2014年も同様にとても飲み易く、今でも楽しめる味わいです。

 新樽をしっかり使う・・とは言いながらも、その使い方の問題なんでしょう。新樽を使うと言うことは、適度な酸化を促す・・と言うことになりますから、昨今の・・

「リリース直後から美味しいブルゴーニュ」

とは、真逆のスタイルでも有ります。


 これはどういうことかと言うと、敢えてなだらかな酸化をさせず、抜栓時に酸素を取り込む余裕をもたせたまま還元的に瓶詰めする・・と言うことです。それによって、リリース直後からある種の・・

「開いた感」

を感じることが出来るんですね。


 しかしながら新樽を普通に使ってしまうと酸化が気孔から促進されますし、ウイヤージュ(補酒)の頻度によってはかなり酸化が促進されることになりますから、

「ウイヤージュをこまめにやることにしたか?」

もしれない・・いや、これは安易な憶測です。


 でも・・そんなニュアンスの感じられる、柔らかな仕上がりでした。ジュヴレワインとしての構造の大きさはそのままです!これは非常に美味しいです。価格も昨年よりも下がってのご案内でお得かと思います。2013年ものを飲まれたお客様は、

「セラファンって、若くても美味しいんだね・・」

と思っていらっしゃるかもしれませんが、少なくともこの村名ジュヴレはその通り!でも上級キュヴェはそうとは限りませんので・・そのおつもりでご検討ください。ジュヴレが持つ最大の魅力、力強く大きな構造を感じさせてくれる逸品です!お勧めします!



 以下は2013年もののレヴューです。
━━━━━
【8990円ジュヴレシリーズ!しかしこのジュヴレ・・ありえないほど滅茶苦茶旨いです!】

 いや~・・困っちゃいましたね~・・。いや、何たってね・・このワイン屋商売、ワインをどう見切るか?・・みたいな所が有りまして、その目に自信が有るからこそ、良いだ悪いだ、凄いだ駄目だと、あ~だこ~だと言える訳です。この造り手はこんな味わいでどの位のランク、味は良いけど価格はちと高い・・とか、若いうちは硬いけれど5年経つと目茶旨いとか・・上のキュヴェはいつも美味しいけれど下に行くに従って並の品質とか・・まぁ、それはワインに対してだけじゃなくて、そのワインを扱うエージェントさんに対しても同様でして、ここんちは品質は悪くないけど時折オオボケかましてくれるとか、品質は悪いけど価格が安いとか・・でもそれは扱わないのでご安心してください。

 で、このセラファンさんですが「新樽の申し子」みたいなところが有りまして、適度な酸化を促す新樽の使用率が高く、リリース時は香りは・・

「めっちゃ凄い!」

のに・・味わいが「硬い・・」「硬さが抜け切らない」のが常でして、ましてや、普通の村名ジュヴレはいつも硬く、ジュヴレV.V.のような濃密さが無いので、

「3年から5年くらい待ってね・・」

と言わざるを得ない状況で、まぁその、そのように完全に見切っていた訳です。


 ところがです・・・。2013年のセラファンがリリースされ、ちょいとばかりですがフィネスさんから戴きまして、何を飲もうかと考えたんですが、

「まぁ・・他はバラの数しかないからとりあえずはやっぱり村名かな?」

と、飲んでみたんですよ。そしたらもう・・


「え~~っ?」

です。目茶柔らかいんですよ。香りはいつもの通り、目茶妖艶でかぐわしく、目の詰まった感じの・・正に素晴らしいジュヴレが持つ凄い香りです。

「・・これでな~・・柔らかけりゃ・・樽が浮いてなきゃ・・凄いのにな~・・」

と思いつつ、口に入れてみたところがそんな状態・・。それでもうビックリしちゃったんですね。こりゃぁ、今までのセラファンさんのイメージを一端、脳から綺麗さっぱり、抜かないといけないかとさえ・・思っちゃいました。

 おそらくですが、彼にとってみれば、ほんの少しだけ弱いヴィンテージだと・・思ったのかもしれません。いや、2014年が入ってきてチェックしてみないとそれは判りませんが、少なくともこのジュヴレの「現状の美味しさ」は初体験です。

 多くの方が、

「セラファン?・・5年経ったらね~・・旨いよね~」

と言うことはご存知でしょう。


 じゃぁ、この2013年の旨さは何なんだ?・・と言うことなんですよね。とても柔らかく、いつもより樽のニュアンスが無く、ただ官能さだけはそのまんまで、今飲んで目茶美味しいとは、やはり、樽の掛け方を変えたとしか思えないんですよね。若干古い樽を使ったんじゃないでしょうか。だからピュアで、酸化から適度に守られ、普通の生産者よりも遅いリリースのこの時期に・・

「ピッタンコのタイミング!」

になったと・・取り合えず理解しています。


 美味しくなったセラファンのワインは非常に貴重です。トップ生産者としての凄さを見せてくれます。まぁ、騙されたと思って飲んでみて欲しいと思います。他のキュヴェも飲みたくなっちゃいましたので、それはまた後ほど・・。もし売れるようならフィネスさんと相談してみますんで、完売でもお声掛けください。店頭でもそんな話しをすると興味を持っていただいて購入される方がおられ、だいぶ減ってます。お奨めです!非常に素晴らしいと思います!!


2015 Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

13423

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Vignes Belles(ヴィーニュ ベル)」、「Le Fourneau(ル フルノー)」、「En Champs(アン シャン)」など7区画に畑があり、広さは約1haで樹齢は約60年です。果実味、酸、旨味が凝縮していて、タニックな男性的イメージのワインです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,990 (外税) 
【もはや「ブラボー!」としか言えない・・クリスチャン・セラファン流スタイルを変えずにまだ進化を続ける・・正に化け物です!】
 これは滅茶苦茶旨いです!・・それにしても、誰にも似ていない、正にクリスチャン・セラファンの世界を見事に描き切っています。

 2014年もののグラスの写真と比べてみてください。2014年ものも滅茶旨かったですが、2015年ものは完全に凌駕しています。

 まったくのドライで残糖感は無し、しかし見事に大きな構造を、見事に複雑な要素を詰め込んだカプセルで埋め尽くしています。

 多くの生産者さんの場合、そのカプセルは「ミネラル」ですが、セラファンさんの場合はそれに加え「タンニン」もその役目をしていると思われます。

 まぁ、ボルドーワインは結構、そのパターンが多いんですが、ブルゴーニュの場合はそんな量のタンニンは無い場合がほとんどですから。

 しかし、クリスチャン・セラファンのV.V.はそこが違うんですね。滅茶質の良い、ホンワカしたタンニンが結構有るんですね。でも、それがブルゴーニュワインのエレガンスやフィネスを損なわないどころか、しっかりと、

「ピノ・ノワールです!」

と主張しています。


 言わば、村名ジュヴレの密度を倍ほどに上げただけ・・なのかもしれませんが、複雑さは倍×倍、存在感も同程度ほど大きく感じられてしまいます。

 口に含むとピノの高貴さに加え存在感が一気に大きく感じられます。

「おお~っ!」

と言いたくなる感じです。


 そこから口内で膨れ上がり、ほんのりとそのタンニンを感じさせます。ベルベッティです。赤や紫の果実に加え、黒っぽい果実がふんだんに・・ビターに感じられ、口内の感覚器官全てをフルに活動させます。中盤からは美しさが増してくるようです。厚みを感じさせながら収束に向かいますが、やや太めのスパイス感がノーズに抜けて行きます。

「・・大柄だな~!」

と感じていただけるでしょう。


 いつもの年なら、

「でもまだ少し渋いか・・」


と書くと思うんですが、2014年ものの時もそうでした。


「いや、今でも美味いんじゃない?」


 近年のクリスチャン・セラファンのワインに共通の感覚です。今までなら、

「村名3年、村名V.V.は5年、寝かしてください。滅茶、甘美で素晴らしい成長をしますよ。」

と言っていたものです。


 2015年ものは、

「今なら飲んでも良いよ!」

と言えるのが嬉しいところです。78歳にして現役、姪っ子さんとともにまだワインは進化をしています。クリスチャン・セラファン、究極のヴィンテージになったと思われます。ぜひご検討くださいませ!お勧めします!




 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【クリスチャン・セラファンの看板ワイン、ジュヴレ=シャンベルタンV.V.と、希少な上級キュヴェのご案内です!2014年ジュヴレV.V.はいつ飲めばいい??】

 まぁ・・この色合いを見ればご納得でしょう・・。長年ワインに接していると、色を見るだけで有る程度までは想像出来ちゃいますよね。

 2013年ものV.V.の、非常に美しいエキスたっぷり系なしなやかワイン・・是非2013年ものの色合いをご覧ください。ストレートな美しい色合いをしています。

 2014年ものV.V.は・・・どうでしょう?・・全然違うでしょ?・・もう、色からして「官能感バリバリ」じゃないですか。


 そうなんです・・。まさに、

「クリスチャン・セラファン、ここに有り!」

の味わいです。


 ジュヴレの偉大なテロワール、力強く、鉄っぽく、大きな構造をたっぷり感じさせてくれる素晴らしい仕上がりです!


 でも・・全然早いですね。2013年ものは美味しく飲めたんですが、2014年ものはようやくワインとして成立したところ・・で、瓶熟期間が不足しています。やや渋さからのエッジも感じますし、パレットも少しイビツです。

 しかしながら、ワインのポテンシャルとしますと村名ジュヴレを遥かに超えたものが感じられます。

「出し切った・・やり切ったぞ!最高のワインだ・・」

と言っているかのようです。そして、


「あとはお前に任せたぞ・・」

と言っているようにも感じます。


 パッキパキに硬いのでは無く、柔らかさも充分に有るけれど、その程度ではポテンシャルがとても隠し切れない・・と言うことなんですね。すなわち2013年ものは素直に美味しいが、2014年の能力には届かなかった・・と言うことです。


 2013年もののようにリリース直後から素晴らしい!・・と言えなかったのは残念では有りますが、それでもその美味しかった2013年ものを完全に置いてきぼりにするポテンシャルが有りました。少なくとも2年、出来れば3年以上おいてから、この出来の素晴らしい2014年ものをご堪能ください。


 また、上級キュヴェも数アイテム届いています。申し訳ないのですが、とても飲めるような数量では無く・・申し訳ございません。多くいただけるようになったら是非、

「20XX年、クリスチャン・セラファン完全ガイド!」

みたいに出来れば・・と思っています。ご検討くださいませ!!



━━━━━
【セラファンも美しいエキス系ワインに変身か?!】

 どうよ~?・・この色合いですよ~?決して淡いとは言わないですが、こんなに黒味の少ない赤い色のニュアンスをバッチリ残し、テーブルクロスが透けそうなセラファンのV.V.を見たことが有るでしょうか?

 まぁ、ペロ=ミノのような真っ黒さだとは言わないですが、セラファンのV.V.はそれなりの黒味と、もう少しの色の濃さはふつうに有ったと思うんですけどね。V.V.の付かないジュヴレ村名が繊細且つエレガントでめちゃ美味しかったので、数は少なかったんですが、売れ筋のV.V.を飲んでみる気になったんですね。それにフィネスさんとのお取引も復活したので、途切れがちだったセラファンのテイスティングもしないといかんな~・・と言う気も有りました。でもまぁ、やはり高価になってきましたので、飲んで販売してると経営的にはちと厳しいですけどね・・。

 昨今は多くのエージェントさんにも言えることですが、在庫を余り増やさないために、基本アソートメントと言うか、割り当てと言うか・・、ワイン屋さんの希望するようには購入できなくなっています。

「ジュヴレは必要だけどシャンボールはいらない・・できればACブルは大目に・・」

なんてことはほぼ不可能です。

 それも生産量が少ない高価なブルゴーニュならまだ良いんですが、2千円とか3千円、下手すれば1円台のワインでも、

「ご希望者が多いので3本ずつです。」

などと平気で割り振っていらっしゃる・・。こちらにしてみれば、

「・・はぁ?」

です。個人のお客様でもその位は購入されるでしょ!って話しで、

「初めての生産者で1軒辺り3本ずつ割り振って、とにかく右から左に流せって?」

みたいに思っちゃうんですね。

 まぁ、販売先を絞ってしまうと在庫になる可能性が大きくなるので仕方ないのは頭では判るんですが、千円台のワインを3~4本いただいたところでね・・色んな意味でロスにしかならないと思うんですけどね・・。ワイン屋さんも飲まず、だから何も知らず、ただエージェントさん発行の定型文を読むか貼り付けるかで仕事を終わらせるんですね。ちゃんと飲んでるのはお客さんだけ。その方が声を上げれば、ネット上ではそれが「そのワイン、その生産者の本質」になってしまう可能性大です。勿論それが正しければですね、何の問題も無いですし、声さえ上がってこない・・と言うことにもなりかねません。誰もが他の人に自分の意見を大声で言いたい方ばかり・・なはずが無いんですね。

 なので結局はそのワインの幻だけが独り歩きしてしまうんです。自費で飲むんですからせめてその分くらいは面倒みて欲しい・・と思うんですけどね。そんな訳なので結局、キャンセルして入ってこないようになる場合が結構多いんです。非常にツライ世の中です。


 愚痴になっちゃいましたが、セラファンは少ないですがちゃんと紹介したいので、何とか開けた2013年の2本目、ジュヴレV.V.です。

 やはり2013年のセラファンは絶妙に旨いです。綺麗だし、ちゃんと膨らむし、樽臭く無いしで言うこと無しです。しかしながら今飲むことを考えれば、ジュヴレ村名をお勧めします。このV.V.の方は村名のみのキュヴェには無い、輝かしい未来に花咲くべくのタイムカプセルをまだしこたま抱えています。凝縮感たっぷり有りますが、エレガンスを損なうものでは無いにせよ、

「ん~・・勿体ないかな~・・」

と言う気になっちゃうんですね・・。貧乏性ですから・・いや、性はいらんか・・。


 なので、今飲むならめちゃ旨い「村名」を推します。3~5年でさらなる高みを覗いてみたい方はこのV.V.をセラーに仕舞ってください。官能さが出てきたら確実に超1級並みなパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

 因みにですね・・最近、あちこちの評価機関のポイントを見てみると2013年のブルゴーニュのポイントが高いですね。いつの間に付け替えたんでしょうね・・付け替えてないのかどうか、アドヴォケイトとかタンザーさんとかサトクリフさんとかを普段余り気にしてないので判りませんが、リリース前に散々脅かされたと・・うっすら覚えているのがトラウマ状です。

 後になったら2013年はグレートイヤーとか言われるかもしれません。非常に美しいワインです。是非ご検討くださいませ。

 またその他のキュヴェはさすがに開けられませんで・・すみません。息子はフィネスさんの試飲会で飲んでる可能性が有るんですが、まだとてもコメントなど書ける能力を得ていませんで・・。普段のセラファンさんの「リキミ」みたいなものが無い、ナチュラルな味わいのヴィンテージだと思います。


2015 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Corbeaux
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・コルボー

13422

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約40年で畑は村のはずれに位置し、広さは約0.5haです。がっちりとしたタンニンが特徴ですが、繊細さも損なわず、CAZETIERSとFONTENYの中間のような印象のワインです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥17,250 (外税) 
【グラン・クリュ・マジ=シャンベルタンの北、プルミエ・クリュ・フォントニ直下に接するマジ=シャン風やや肉厚な1級です!】
 セラファンさんの1級レ・コルボーとなると、さすがにしょっちゅう開ける訳にも行かないキュヴェです。でも1級レ・コルヴォーはほぼ毎年飲んでますよ。noisy も大好きな生産者さんで、「ドメーヌ・ギイヤール」のレ・コルボーが毎年入荷していますから・・。それに他にもブルーノ・クラヴリエさんとか、いらっしゃいますからね。

 ここのワインは南に接する「マジ=シャンベルタン」に良く似ています・・が、さすがに同じとまでは行きません。やや乾いたニュアンスとスパイシーな果実、野性味・・と言った部分は由来と言えるでしょう。その割にはギイヤールのレ・コルボーは余り売れ行きは芳しく無く、

「何でだろ・・」

と不思議でなりません。


 まぁ、ギイヤールは滅茶苦茶ドライですから・・甘みもへったくれも無いんで、「そっけない」と思われているのかもしれません。かと言って早くから飲めないような妙な硬さは無いんですけどね。

 クリスチャン・セラファンさんのレ・コルボーは、やはりクリスチャン・セラファン風のセラファン香とも言いたくなるような官能さに満ちたアロマです。近年、どんどん早くから美味しくなって来ていますので、最高傑作年とも思える2015年ものはかなり期待できそうです。

 因みにリアルワインガイド第61号は、今飲んで 92+ ポテンシャル 93+ 飲み頃予想 2020~2045 と大健闘でした・・が、noisy的にはポテンシャル93+ は村名V.V.に近いものに感じますので少し及ばないかな・・いずれにしましたも良い仕上がりかと思います。ご検討くださいませ!


2015 Morey-Saint-Denis 1er Cru les Milandes
モレ=サン=ドニ・プルミエ・クリュ・レ・ミランド

13425

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
モレ=サン=ドニ
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約40年で畑は特級のすぐ近くに位置し、広さは約0.3haです。果実味や酸のバランスが取れていて凝縮感もあり、余韻が長いワインです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥17,250 (外税) 
【リアルワインガイド第61号は 今飲んで 92+ ポテンシャル 93+ 飲み頃予想 2020~2045 と、ジュヴレ・コルボーとドンピシャリ!】
 モレ=サン=ドニの1級レ・ミランドです。村のほぼ中央に位置するこの畑は、グラン・クリュ・クロ・ド・ラ・ロシュを構成するレ・シャビオ(シャンボール=ミュジニーにも同名の畑が有るが違う畑)の直下に有り、クリスチャン・セラファンさんが所有する部分はその境界に近い部分です。

 ですので、クロ・ド・ラ・ロシュ風だと・・言いたいところですが、中々そうは言えないところが難しいんですね。

 レ・シャビオと言うリューディはクロ・ド・ラ・ロシュでは有りますが、その真上がクロ・サン=ドニなんですよ。この辺りはクロ・ド・ラ・ロシュとクロ・サン=ドニを名乗れる区画が入り組んだようになっていて、むしろクロ・サン=ドニに似ている・・と言う方がより正しいと言えます。また東側、より下部になりますから、その分赤さを多く含む土のニュアンスが多くなる感じです。

 こちらも数が無くて飲めませんが、クロ・サン=ドニとクロ・デ・ランブレイには似たニュアンスが取れるセラファン香の有る1級・・と思われると近いかな・・と思います。ご検討くださいませ。


2015 Gevrey-Chambertin 1er Cru les Fonteny
ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・フォントニー

13421

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 葡萄の樹齢は約50年で畑は区画の中の西側に位置し、広さは約0.3ha。滑らかなタンニンが豊富で凝縮感があり、CHAMBOLLE-MUSIGNYのようにエレガントで女性的なイメージのワイン。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥21,700 (外税) 
【リアルワインガイド第61号は 今飲んで93 ポテンシャル94 飲み頃予想 2020~2050!】
 リアルワインガイド第61号で徳丸さんも書いていますが、このフォントニーと言う1級畑はシャルム=シャンベルタンっぽいと・・いや、決してそうは書いていないんですが・・10年前のシャルム=シャンベルタンと同じ味がする・・と。

 つまり、10年前のシャルム=シャンベルタンと同じほどのポテンシャルが有ると言いたいのだと思います。

 noisy 的には、確かにフォントニーは「プティ・シャルム=シャンベルタン」とも言いたくなる要素が有ると思いますが、もう少し石灰が強いかな・・と言う感じがします。先だってご案内させていただき、

「何故か全然売れない滅茶リーズナブルなジョセフ・ロティのフォントニー」

も飲ませていただきました。実に良い感じでした。


 ところで、高齢のクリスチャン・セラファンさんに代わりほとんどの作業をこなしていると思われる姪っ子さん、フレデリック・グレさんの関与のパーセンテージが、近年のセラファンのワインの柔らかさやピュアさに出ているのかもしれない・・と、今、率直に思いました。勿論ですが2015年の葡萄の出来の良さも影響しているのでしょうが、2013年から続く「しなやかさの増大」は・・そう言うことなのかもしれません。ご検討ください。


2015 Chambolle-Musigny 1er Cru les Baudes
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ボード

13426

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約35年で畑の広さは約0.3ha、特級区画「Bonnes Mares(ボンヌ=マール)」のすぐ下に位置する区画です。バランスが良く、エレガントでまろやかなタンニンと透明感が女性的な印象を彷彿させるワインです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,550 (外税) 
【リアルワインガイド第61号は 今飲んで 93 ポテンシャル 94 飲み頃予想 2021~2048!!実は隠れた銘酒です!】
 リアルワインガイド第61号でグラン・クリュ並みの評価を得たシャンボール1級のレ・ボードです。グラン・クリュ・ボンヌ=マールの直下です!・・もう少し判りやすく言えば、昨年までリーズナブルにご案内していた

「オリヴィエ・バーンスタインのシャンボール=ミュジニー・レ・ラヴロットの北に接する畑」

なんですね。


 なので、ボンヌ=マール風・・と言いたいところですが・・確かにボンヌ=マール風では有りますが、より判りやすいと言うか、

「中々本性を見せないボンヌ=マールよりも有難い存在!」

と言って良いかもしれません。


 ボンヌ=マールって・・判り辛いですよね~・・。当たる・・と言うか、タイミングが良いと滅茶凄いんですが、ミュジニーと違って香りだけで満足させられるほどのアロマの放出は無いですから・・最もミュジニーよりは早く熟すので、その部分においては有りがたいですけどね。

 リアルがポテンシャル94ポイント・・と言うのは中々に良いんじゃないかと思います。飲んでないのが残念です・・ご検討くださいませ。

2015 Gevrey-Chambertin les Cazetiers
ジュヴレ=シャンベルタン・レ・カズティエ

13420

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約50年で畑はドメーヌのすぐ裏に位置し、広さは約0.2haです。味わいが濃く骨格もしっかりしていて余韻も長く、パワフルで男性的な印象です。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥27,500 (外税) 
【リアルワインガイド第61号は 今飲んで 93+ ポテンシャル 94+ 飲み頃予想 2023~2055!!】
 よほど素晴らしい出来だったのでしょう。リアルワインガイド第61号は、同誌57号の2014年ものの評価を大きく凌駕する評価でした。2014年ものは 今飲んで 91+ ポテンシャル 93+ 飲み頃予想 2023~2048 でした。

 こんな部分からも、近年のクリスチャン・セラファンさんのワインが、柔らかく飲み頃が早くなっていることが伺えますよね。

 テイスターの一員としますと、今飲んでポイントとポテンシャルポイントの差が少ないほど、早いうちからポテンシャルを取りやすい味わいで有ると言うことですし、飲み頃予想も早くなっている(開始が同じと言うことはそういうことですよね)と言うことは、早くから美味しいと言うことになります。

 この1級レ・カズティエはご存じの通り、ジュヴレの村の西の上部に有る1級群に有り、かの実力グラン・クリュの「クロ・サン=ジャック」の北に接します。

 なので、さすがに「クロ・サン=ジャック」ほどのち密さ、重量感には追い付かないことが多いとは言え、官能さやワイルドさは引けを取らない場合も多々有ります。ご検討くださいませ。


2015 Charmes-Chambertin Grand Cru
シャルム=シャンベルタン・グラン・クリュ

13419

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
ピノ ノワール種100%。畑は「Aux Charmes(オー シャルム)」と「Mazoyères(マゾワイエ)」に位置し、広さは約0.3ha、樹齢65年の古木です。滑らかな口当たりで凝縮感や複雑さがあり、余韻がとても長く残ります。 
750ML 在庫    ご注文数   本
¥36,300 (外税) 
【クリスチャン・セラファンのトップキュヴェです!】
 セラファンさんちの看板とも言えるシャルム=シャンベルタンです。同じくボリューム・ゾ-ンでの看板で有るジュヴレ=シャンベルタンV.V.の仕上がりを見ると・・出来は間違い無いと思われます。

 大体にして、セラファンさんのワインのリリース時の評価は、シャルムで良いところ95点位で留まります。もしくは余り早い段階での評価は・・しない方針・・なのかもしれません。

 その、早い段階での評価をしない・・と言うのは、セラファンさんのワインの美味しさを知っている、もしくはちゃんと理解しているから・・とも言えます。5年ほど置くと、それからのこのワインの成長がようやく「つぶさに感じられる」ようになるから・・なんですね。

 ジュヴレの大御所と言えば、しなやかさでアルマン・ルソーさん、そして最近ではトラペさんでしょう。でも、ジュヴレ=シャンベルタンを最大限に表現しているのは、おそらくこのセラファンさんであろうと思います。

 リアルワインガイド第61号は、何と今飲んで 93+ ポテンシャル 95+ 飲み頃予想 2023~2060 と言う・・マンモスな評価でした。これは第49号で2012年もののポテンシャルを96+ポイントとしたものに続く評価です・・。まぁ、

「2012年を代表するワイン」

と言うことなので同様の凄い仕上がりだと言うことなのでしょう。素晴らしいワインですがほんの何本・・とかの数量です。ご検討くださいませ。


2014 Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes
ジュヴレ=シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

12468

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Vignes Belles(ヴィーニュ ベル)」、「Le Fourneau(ル フルノー)」、「En Champs(アン シャン)」など7区画に畑があり、広さは約1haで樹齢は約60年です。果実味、酸、旨味が凝縮していて、タニックな男性的イメージのワインです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,500 (外税) 
【クリスチャン・セラファンの看板ワイン、ジュヴレ=シャンベルタンV.V.と、希少な上級キュヴェのご案内です!2014年ジュヴレV.V.はいつ飲めばいい??】
 まぁ・・この色合いを見ればご納得でしょう・・。長年ワインに接していると、色を見るだけで有る程度までは想像出来ちゃいますよね。

 2013年ものV.V.の、非常に美しいエキスたっぷり系なしなやかワイン・・是非2013年ものの色合いをご覧ください。ストレートな美しい色合いをしています。

 2014年ものV.V.は・・・どうでしょう?・・全然違うでしょ?・・もう、色からして「官能感バリバリ」じゃないですか。


 そうなんです・・。まさに、

「クリスチャン・セラファン、ここに有り!」

の味わいです。


 ジュヴレの偉大なテロワール、力強く、鉄っぽく、大きな構造をたっぷり感じさせてくれる素晴らしい仕上がりです!


 でも・・全然早いですね。2013年ものは美味しく飲めたんですが、2014年ものはようやくワインとして成立したところ・・で、瓶熟期間が不足しています。やや渋さからのエッジも感じますし、パレットも少しイビツです。

 しかしながら、ワインのポテンシャルとしますと村名ジュヴレを遥かに超えたものが感じられます。

「出し切った・・やり切ったぞ!最高のワインだ・・」

と言っているかのようです。そして、


「あとはお前に任せたぞ・・」

と言っているようにも感じます。


 パッキパキに硬いのでは無く、柔らかさも充分に有るけれど、その程度ではポテンシャルがとても隠し切れない・・と言うことなんですね。すなわち2013年ものは素直に美味しいが、2014年の能力には届かなかった・・と言うことです。


 2013年もののようにリリース直後から素晴らしい!・・と言えなかったのは残念では有りますが、それでもその美味しかった2013年ものを完全に置いてきぼりにするポテンシャルが有りました。少なくとも2年、出来れば3年以上おいてから、この出来の素晴らしい2014年ものをご堪能ください。


 また、上級キュヴェも数アイテム届いています。申し訳ないのですが、とても飲めるような数量では無く・・申し訳ございません。多くいただけるようになったら是非、

「20XX年、クリスチャン・セラファン完全ガイド!」

みたいに出来れば・・と思っています。ご検討くださいませ!!



━━━━━
【セラファンも美しいエキス系ワインに変身か?!】

 どうよ~?・・この色合いですよ~?決して淡いとは言わないですが、こんなに黒味の少ない赤い色のニュアンスをバッチリ残し、テーブルクロスが透けそうなセラファンのV.V.を見たことが有るでしょうか?

 まぁ、ペロ=ミノのような真っ黒さだとは言わないですが、セラファンのV.V.はそれなりの黒味と、もう少しの色の濃さはふつうに有ったと思うんですけどね。V.V.の付かないジュヴレ村名が繊細且つエレガントでめちゃ美味しかったので、数は少なかったんですが、売れ筋のV.V.を飲んでみる気になったんですね。それにフィネスさんとのお取引も復活したので、途切れがちだったセラファンのテイスティングもしないといかんな~・・と言う気も有りました。でもまぁ、やはり高価になってきましたので、飲んで販売してると経営的にはちと厳しいですけどね・・。

 昨今は多くのエージェントさんにも言えることですが、在庫を余り増やさないために、基本アソートメントと言うか、割り当てと言うか・・、ワイン屋さんの希望するようには購入できなくなっています。

「ジュヴレは必要だけどシャンボールはいらない・・できればACブルは大目に・・」

なんてことはほぼ不可能です。

 それも生産量が少ない高価なブルゴーニュならまだ良いんですが、2千円とか3千円、下手すれば1円台のワインでも、

「ご希望者が多いので3本ずつです。」

などと平気で割り振っていらっしゃる・・。こちらにしてみれば、

「・・はぁ?」

です。個人のお客様でもその位は購入されるでしょ!って話しで、

「初めての生産者で1軒辺り3本ずつ割り振って、とにかく右から左に流せって?」

みたいに思っちゃうんですね。

 まぁ、販売先を絞ってしまうと在庫になる可能性が大きくなるので仕方ないのは頭では判るんですが、千円台のワインを3~4本いただいたところでね・・色んな意味でロスにしかならないと思うんですけどね・・。ワイン屋さんも飲まず、だから何も知らず、ただエージェントさん発行の定型文を読むか貼り付けるかで仕事を終わらせるんですね。ちゃんと飲んでるのはお客さんだけ。その方が声を上げれば、ネット上ではそれが「そのワイン、その生産者の本質」になってしまう可能性大です。勿論それが正しければですね、何の問題も無いですし、声さえ上がってこない・・と言うことにもなりかねません。誰もが他の人に自分の意見を大声で言いたい方ばかり・・なはずが無いんですね。

 なので結局はそのワインの幻だけが独り歩きしてしまうんです。自費で飲むんですからせめてその分くらいは面倒みて欲しい・・と思うんですけどね。そんな訳なので結局、キャンセルして入ってこないようになる場合が結構多いんです。非常にツライ世の中です。


 愚痴になっちゃいましたが、セラファンは少ないですがちゃんと紹介したいので、何とか開けた2013年の2本目、ジュヴレV.V.です。

 やはり2013年のセラファンは絶妙に旨いです。綺麗だし、ちゃんと膨らむし、樽臭く無いしで言うこと無しです。しかしながら今飲むことを考えれば、ジュヴレ村名をお勧めします。このV.V.の方は村名のみのキュヴェには無い、輝かしい未来に花咲くべくのタイムカプセルをまだしこたま抱えています。凝縮感たっぷり有りますが、エレガンスを損なうものでは無いにせよ、

「ん~・・勿体ないかな~・・」

と言う気になっちゃうんですね・・。貧乏性ですから・・いや、性はいらんか・・。


 なので、今飲むならめちゃ旨い「村名」を推します。3~5年でさらなる高みを覗いてみたい方はこのV.V.をセラーに仕舞ってください。官能さが出てきたら確実に超1級並みなパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

 因みにですね・・最近、あちこちの評価機関のポイントを見てみると2013年のブルゴーニュのポイントが高いですね。いつの間に付け替えたんでしょうね・・付け替えてないのかどうか、アドヴォケイトとかタンザーさんとかサトクリフさんとかを普段余り気にしてないので判りませんが、リリース前に散々脅かされたと・・うっすら覚えているのがトラウマ状です。

 後になったら2013年はグレートイヤーとか言われるかもしれません。非常に美しいワインです。是非ご検討くださいませ。

 またその他のキュヴェはさすがに開けられませんで・・すみません。息子はフィネスさんの試飲会で飲んでる可能性が有るんですが、まだとてもコメントなど書ける能力を得ていませんで・・。普段のセラファンさんの「リキミ」みたいなものが無い、ナチュラルな味わいのヴィンテージだと思います。

2013 Morey-Saint-Denis 1er Cru les Milandes
モレ=サン=ドニ・プルミエ・クリュ・レ・ミランド

11854

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
モレ=サン=ドニ
ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス
■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。葡萄の樹齢は約40年で畑は特級のすぐ近くに位置し、広さは約0.3haです。果実味や酸のバランスが取れていて凝縮感もあり、余韻が長いワインです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥16,300 (外税) 
【セラファンも美しいエキス系ワインに変身か?!】
 どうよ~?・・この色合いですよ~?決して淡いとは言わないですが、こんなに黒味の少ない赤い色のニュアンスをバッチリ残し、テーブルクロスが透けそうなセラファンのV.V.を見たことが有るでしょうか?

 まぁ、ペロ=ミノのような真っ黒さだとは言わないですが、セラファンのV.V.はそれなりの黒味と、もう少しの色の濃さはふつうに有ったと思うんですけどね。V.V.の付かないジュヴレ村名が繊細且つエレガントでめちゃ美味しかったので、数は少なかったんですが、売れ筋のV.V.を飲んでみる気になったんですね。それにフィネスさんとのお取引も復活したので、途切れがちだったセラファンのテイスティングもしないといかんな~・・と言う気も有りました。でもまぁ、やはり高価になってきましたので、飲んで販売してると経営的にはちと厳しいですけどね・・。

 昨今は多くのエージェントさんにも言えることですが、在庫を余り増やさないために、基本アソートメントと言うか、割り当てと言うか・・、ワイン屋さんの希望するようには購入できなくなっています。

「ジュヴレは必要だけどシャンボールはいらない・・できればACブルは大目に・・」

なんてことはほぼ不可能です。

 それも生産量が少ない高価なブルゴーニュならまだ良いんですが、2千円とか3千円、下手すれば1円台のワインでも、

「ご希望者が多いので3本ずつです。」

などと平気で割り振っていらっしゃる・・。こちらにしてみれば、

「・・はぁ?」

です。個人のお客様でもその位は購入されるでしょ!って話しで、

「初めての生産者で1軒辺り3本ずつ割り振って、とにかく右から左に流せって?」

みたいに思っちゃうんですね。

 まぁ、販売先を絞ってしまうと在庫になる可能性が大きくなるので仕方ないのは頭では判るんですが、千円台のワインを3~4本いただいたところでね・・色んな意味でロスにしかならないと思うんですけどね・・。ワイン屋さんも飲まず、だから何も知らず、ただエージェントさん発行の定型文を読むか貼り付けるかで仕事を終わらせるんですね。ちゃんと飲んでるのはお客さんだけ。その方が声を上げれば、ネット上ではそれが「そのワイン、その生産者の本質」になってしまう可能性大です。勿論それが正しければですね、何の問題も無いですし、声さえ上がってこない・・と言うことにもなりかねません。誰もが他の人に自分の意見を大声で言いたい方ばかり・・なはずが無いんですね。

 なので結局はそのワインの幻だけが独り歩きしてしまうんです。自費で飲むんですからせめてその分くらいは面倒みて欲しい・・と思うんですけどね。そんな訳なので結局、キャンセルして入ってこないようになる場合が結構多いんです。非常にツライ世の中です。


 愚痴になっちゃいましたが、セラファンは少ないですがちゃんと紹介したいので、何とか開けた2013年の2本目、ジュヴレV.V.です。

 やはり2013年のセラファンは絶妙に旨いです。綺麗だし、ちゃんと膨らむし、樽臭く無いしで言うこと無しです。しかしながら今飲むことを考えれば、ジュヴレ村名をお勧めします。このV.V.の方は村名のみのキュヴェには無い、輝かしい未来に花咲くべくのタイムカプセルをまだしこたま抱えています。凝縮感たっぷり有りますが、エレガンスを損なうものでは無いにせよ、

「ん~・・勿体ないかな~・・」

と言う気になっちゃうんですね・・。貧乏性ですから・・いや、性はいらんか・・。


 なので、今飲むならめちゃ旨い「村名」を推します。3~5年でさらなる高みを覗いてみたい方はこのV.V.をセラーに仕舞ってください。官能さが出てきたら確実に超1級並みなパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

 因みにですね・・最近、あちこちの評価機関のポイントを見てみると2013年のブルゴーニュのポイントが高いですね。いつの間に付け替えたんでしょうね・・付け替えてないのかどうか、アドヴォケイトとかタンザーさんとかサトクリフさんとかを普段余り気にしてないので判りませんが、リリース前に散々脅かされたと・・うっすら覚えているのがトラウマ状です。

 後になったら2013年はグレートイヤーとか言われるかもしれません。非常に美しいワインです。是非ご検討くださいませ。

 またその他のキュヴェはさすがに開けられませんで・・すみません。息子はフィネスさんの試飲会で飲んでる可能性が有るんですが、まだとてもコメントなど書ける能力を得ていませんで・・。普段のセラファンさんの「リキミ」みたいなものが無い、ナチュラルな味わいのヴィンテージだと思います。