ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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Last Update 2020.10.01  



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メゾン・ルモワスネ・ペール・エ・フィス

フランス Maison Remoissenet Pere et Fils ブルゴーニュ
● 1877年設立のネゴシアンです。前御当主のロランさんは「最後のブルジョア」と言われる大富豪でした。ドメーヌ・システムが今では確立していますが、80年以前はドメーヌ元詰めはまだ珍しかったわけですね。豊富な財力で、現在は有名・レアものになっているドメーヌ達からバルクのワインを大量に買い付け、全く触らずにセラーに寝かしているのですね。その数85万本と言われています。(クロ・デ・レアって誰の畑だっけ..)

 また、古酒の輸送には「瓶内の澱が悪影響を及ぼす」との考えから出荷前に1本ずつ澱引きし、同じワインから注ぎ足し、リコルクして出荷しています。「ルモワスネのワインは異常に若い!」という感じ方をされる方が多いと思いますが(noisyもそうですが...)冷涼なセラーとその環境が生み出した、まさに「古酒の魔術師」(混ぜ物師では決して有りませんよ!)言われる所以でしょう。ただし、現在はロラン・ルモワスネさんは引退し、アメリカの投資家グループに売却されています。 


19世紀末に創設されたルモワスネ社は、ボーヌの町に本拠を構えています。前当主であったローラン・ルモワスネ氏は同社の事業発展に尽力する傍ら、その卓越したテイスティングの能力を買われ、フランス最大のワインショップチェーン「ニコラ」のクルテイエを長年に渡り務めました。

 しかし同氏には跡継ぎがいないことから、2005年にアメリカの資産家、エドワード・ミルシュテイン氏へ経営を譲る事となりました。彼はワインの収集家として名高く、ルモワスネ社の伝統を引き継いでゆく事に大変意欲を燃やしています。

 また、副社長としてルイ・ジャド社で重役を務めたベルナール・ルポルト氏 を迎え、彼に実際の経営を任せています。醸造部門では若く有能な女性、クロディー・ジョバール氏(ジョセフ・ドルーアン社の醸造責任者を長年務めたロランス・ジョバール女史の娘にあたります。) を醸造責任者として迎えています。



 現在、ルモワスネ社では「飲み頃のブルゴーニュを提供してゆく」昔ながらの伝統と、品質向上へ繋がる最新技術への取組みとの両立に日々励んでいます。




地区名 ブルゴーニュ
村名 BEAUNE
オーナー名 エドワード・ミルシュテイン氏
創業年 19世紀末
醸造責任者 クロディー・ジョバール氏
所有する畑 Negociant
WebサイトURL http://www.remoissenet.net/


2014 Bourgogne Blanc Renommee
ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ

13456

白 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
メゾン・ルモワスネ・ペール・エ・フィス
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,450 (外税) 
【2014年ものも2012年ものに勝るとも劣らず!思いきりハードなムルソーをほんのりソフト寄りにさせたような深い味わいです!】
 ルモワスネは面白いですよね。超古酒でも滅茶若かったり、比較的若いヴィンテージものが良い感じに「こなれた味わい」になっていたり・・します。

 最も、この「古いものが妙に若い」と言うのは、その飲み手の経験や観念、思い込みから由来しているものですから、

「低い温度で長く保存されれば当然ながら熟成は遅くなる」

訳で、温帯の日本ではほぼ電気式のセラーで12~13度位の保存温度が一般的だとするなら、それよりも幾分か熟成が遅いのは当然とも言えます。


 反対に、「若いヴィンテージなのにこなれた味わい」と言うのはどうでしょうかね。むしろ、これこそは、

「ネゴシアンのしっかりしたお仕事」

を感じさせるもので、例えば星付きのグランメゾンなどで、良いワインのサービスを受けられたとしたら、それはきっとこのようなネゴシアンのお仕事と似ているかもしれません。すなわち、

「ワインの飲み頃を見る」

と言う観点から生まれ、

「そのようにキュヴェを選択する」
「そうなるようにブレンドする」

と言うようなものですね。勿論ですが、そのようなレストランさんでは、

「料理にマリアージュするようなワインを選択する」

と言うような本職たるジョブが行われる訳で、そこに「ソムリエ」さんの出番が有る訳ですね。日本ではそのあたりの周知はかなり曖昧で、ソムリエさんはワインの専門家だと勘違いされているのが異常です。noisy的にはワインの専門家は少なくともワイン屋であるべきであると思います。だって、魚屋さんも八百屋さんも肉屋さんも・・そうでしょ?魚を食べない・・もしくは知らない魚屋さんから魚を買いたいですか?それにソムリエさんのほとんどは、どちらかと言うとワインに重きを置く方は少なく、しかし料理に関しては、非常な関心を持ってお仕事をされていらっしゃいます・・と言うか、そのように感じますし、そのスタンスに間違いはないとも言えるかと思います。もっと言ってしまえば、

「自身がソムリエだと自信を持って言えるなら、わざわざ資格を取る必要も無い」

と思いますし、ただ単に「箔が付く」と言う理由だけでソムリエ協会さんの試験を受けて取得するのであれば、

「・・・そんな余裕があるならもっとワインを知ってほしいし、もっと食を知るべきでは?」

などと偉そうなことを思っていたりします。・・いや、大層なことに感じられるような思いを持っていて申し訳ありませんが・・。


 noisy的には、余り関係は無いと思っているのでどうでも良いんですが、日本のワインファンの間では、

「ドメーヌ偏重主義」

がまかり通っているような気がしています。確かにnoisy の言動にも、少なからず現れているかとは思いますが、意外にもそうでも無いんですね。

 ドメーヌはやはりドメーヌのお役目・・と言うか、やり方と言うべきか、そうにしかならないと言った方が良いかもしれませんが、

「飲めるようにしてリリースしている訳では無い」

し、

「そのようなことが実現できる余裕のあるドメーヌは少ないし、やっているところも無い」

のが現実です。勿論昨今の

「空気接触を抑えた造り」

は、その意味を持っているとは言えます。


 このルモワスネのようなネゴシアンは、例えばこのベースとなるべきクラスのワインは、

「今飲んでさして美味しく無いと判っているキュヴェをリリースする」

ことは、自身の首を絞めることに繋がりかねないんですね。noisy のところのワインですと、あのニコラ・ポテルのロッシュ・ド・ベレーヌもそうですが、

「何としても在庫を切らさない。」
「ベースのワインは品質を落とさない。」
「そのためにはそのキュヴェで赤字になっても続ける」

と言うような部分さえ感じることが有ります。


 この2014年のルノメ・ブランも、良いヴィンテージ背景が有ったとは言え、非常に良い状態でリリースされています。滑らかですし、ミネラリティもバッチリ。ほんのりと優しく仕上げたムルソーか、もしくはやや太めに仕上げたボーヌのシャルドネか・・と言うようなニュアンスのシャルドネで、確かに2012年ものに比較すれば若さは見えるものの、飲み進めて行くうちに徐々に膨らみを増し、シャルドネの王道たる風格を見せてくれます。オイリーさも有り、ち密さも有ります。薄くてシャバ~いシャルドネでは有りません。

 noisy も、普段から・・毎日のようにテイスティングをしていまして、ネゴスやドメーヌのワインをバンバン開けています。その中には当然ながら、陽の目を見ないアイテム・・と言うか、noisy が紹介しない、扱わないワインが多く有ります。

 勿論ですが、単に美味しくない、ポテンシャルが無い、コンディションが悪い、内容に比較して高過ぎるなどの理由がかなりのパーセンテージを占めますが、稀に、美味しいけれど今は紹介できない・・と言う理由で扱わないかわいそうなワインも有ります。今お客様が飲んだら・・

「・・こりゃぁ勘違いされちゃうかな・・」

と言う判断だとそうなってしまう訳ですね。


 そんな意味でも、このようなネゴシアンのワインは、noisyの眼鏡に叶う・・と言うか、合格率がやや高いと言えます。美味しいと思いますよ。ぜひとも飲んでみてください。超お勧めです!


 以下は2012年もののルノメ・ブランのご紹介文です。(ロットにより印象が異なる場合も有るかと思います。)
━━━━━
【2012年のブルゴーニュ・ブラン!今非常に良い状態です!程好く熟し、開き始めて、マッタリと旨い!!】

 現在、非常に美味しいです。この黄色にやや薄い緑が見えるような色合いからも、

「お・・良さそうだ!」

と思っていただけるかと思います。

 実は昨年の10~11月頃に一度テイスティングし、

「・・ん・・惜しい・・もう少しなんだけど・・」

と言う印象でしたので、エージェントさんには、

「少しだけタイミングが早いんだよね・・温かくなる来年3月頃からじゃない?」

と伝えていたら、本当に3月に・・再度プッシュされちゃいまして、再テイスティングしたら見事な状態になっていたので、扱うことにしたんですね。まぁ、noisy の読みも当たったと言うことで・・はい・・大したことでは有りませんが偉そうに・・一応・・。

 で、このルモワスネさんのキュヴェ名・ルノメですが、特別にどこの畑のもの・・と言う訳じゃないんですね。結構適当に付けているようです。

 ただ、何故にネゴシアンであるルモワスネが今まで長い間第一線で活躍できたかと言えば、もちろんですが、ヴィニュロンやドメーヌとの付き合い方もあるでしょうが、

「キュヴェ選択のセンスが素晴らしい」

と言うことが挙げられるでしょう。このような非常に優れたバランスを持つ味わいの、比較的若いシャルドネを飲むと、


「よほどのテイスターを抱えているはず・・」

と思わざるを得ません。


 また、アチコチのキュヴェを購入できますから、アレンジも可能な訳で・・・何しろ前のオーナーさんは、あのワインショップ「ニコラ」向けにワインを仕上げていましたしね。

 ニコラは自社詰めのボルドーやブルゴーニュを販売していましたが、その瓶詰めをルモワスネがやっていた訳です。だから、かなりの「目」を持っていることが必要とされた訳ですね。そんな歴史がルモワスネのワインの評価に繋がっているんです。

 しかしながら、ワインとしてちゃんとしていて良くても、それが価格に見合うものかどうかは別の話しになります。もちろん、飲むタイミングでも味わいは大きく変わる訳ですから、我々ワインショップとしても、その辺に存在意義が有ると思っています。

 で、その「センス」から言っても、今飲んでも非常に美味しいし、高級感の有る味わいで、プライスも安い・・と言えます。ややオイリーさ、粘度が有り、蜜っぽさ、ミネラル感も素晴らしいです。柔らかく成り始めなので、醸造時の華やかでアロマティックなニュアンスも僅かに残っています。是非飲んでみてください!これは美味しい!ご検討ください。超お奨めします!。


2011 Bourgogne Rouge Renommee
ブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ

13455

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
メゾン・ルモワスネ・ペール・エ・フィス
◆◆◆お待たせしました!再入荷です!この価格でお渡しできるのは最後になるかと思われます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,580 (外税) 
【2012年ものが終わってしまいました・・が、2011年ものの「ルノメ・ルージュ」が入ってきました!・・中々に面白いです!今はほんのりシミジミ系!】
 まさに飲み頃と感じられた非常にリーズナブルな2012年のルノメ・ルージュが在庫切れ、さて次はどうしようかと思っていたところ、ヴィンテージは進まずに「2011年」へと戻って再入荷しました。

 まぁ、ルモワスネさんのようなメゾンは需要と供給バランスに敏感ですから、少なくとも、

「売れ筋のルノメはヴィンテージは変わったとしても切らせられない」

とお考えのようです。


 それにある程度熟成し完成したと思われるロットを出して来ます・・まぁ、時に、

「・・あれ?・・」

と思わざるを得ないほど若く硬いことも無い訳ではないんですけど、それは「ワインの輸入・移動疲れ」を差し引いてもそう感じることも有ります。


 しかし今回の入荷の仕方はちょっと面白かったです。noisy としましては評判の良かった・・と言うか、緩やかながらも確実に無くなって行く売れ方で、頼もしいアイテムだった訳ですが、中々それに代わるものが無いんですね。

 さらには扱いのドメーヌものたちの2015年ものは中々美味しいんですが、何せ数が無い・・訳です。なので、

「やっぱりルノメの赤は欲しいなぁ・・」

と思っていたところ、エージェントさんからルノメの白のオファーをしつこい位何度もいただきました。


「・・いや、まだ白は少し残ってるんだよね。混ぜこぜにすると間違えるもんでね。赤はまだ入って無いの?」

と尋ねると、

「赤も入りましたよ。ヴィンテージは戻って2011年ですけど。」

との返事。・・でもイントネーションが少し変です。なので少し突っ込んでみました。


「ん?・・飲んだの?・・どうだった?」

と聞くと、聞かれたくなかったような声の調子で・・

「ん・・うや・・むや・・・・です・・」

とハッキリ言わないんですね~。


「だって、1年戻ってるんだろ?」

「はい・・」

「じゃぁ・・サンプルくれる?」

「・・良いですよ・・他のものも一緒に購入していただけるなら・・」


 と言うことでしっかり買わされました・・はい。


 で、飲んでみると・・まぁ、彼が言いたくなかった理由も判ります。ほんのりと硬さがまだ有るんですね。前に在庫していた2012年はかなり柔らかかったんですが、それとはやはり印象と言うか、方向性が違うように捉えられます。


 あ、勘違いされないように・・一応、お断りしておきますが、noisy は誰にでもテイスティングしたワインの印象を尋ねて、それを受け入れる訳では有りません。取り合えず聞いてみるだけの場合、絶対聞かない場合、必ず聞いて情報として印象に残す場合が有ります。申し訳ないが信を置けない場合や余り宛てにできない方の場合も有りますからね。特に、自分の会社のワインしかまず飲まない方で頭が硬く、右から左に商品を流すことしか考えてない方は、宛てにならない場合が多いように思います。まぁ・・いずれにしても自分で確認するから良いんですけどね。

 で、しっかり確認させていただきました。ほんのりと硬さの残るエキス系のシミジミした味わいです。ボーヌ系のややフラワリーでチャーミングなワインです。その硬さ故、そんな印象になるのかもしれません。

 しかし!・・ それで終わったら面白くもなんともないですよね・・そうなんですよ・・。

 これから気温が上がってくると段々良くなる法華の太鼓!・・と言う状態なんですね・・。それに、

「ほんのりとだけ硬さも有るのが、ある意味、シミジミとした美味しさをも持っている」

と感じられる酸の構成をしてるんですね~。

 ルイ・ユエランの2015年~2016年のリリースが無いですから、ある意味、それに代わるかもしれない能力を持っているかもしれない・・と感じた訳です。

 ジュヴレほど鉄っぽく無く、シャンボールほど石灰が強く無く、ヴォーヌ=ロマネほど暖かく弱い酸バランスでも無く、ニュイ=サン=ジョルジュほど土っぽく無く・・・、しかしながら、

わずかにジュヴレっぽさを残し、ベリーやチェリーの果実をやや弱めに感じさせつつ、旨味の有るエキスを全く甘く無く、ホロホロとそれらのミネラルの崩壊感を感じさせつつ収束してゆく・・

 ようなニュアンスなので、そのミネラルの崩壊によって、これから徐々に表情が豊かになって行くのが判るんですね・・。

 ですんで・・これから販売させていただくには持って来い!・・のルノメ・ルージュ2011年と言うことになります。

 熟成感も有りつつ、どこかに若さも有りつつの、中途半端さがまた良いんですよ。直近に伸びる部分を持っているものですんで。これが逆に閉じて行く方向を見せるとすると、

「・・残念ながらしばらくは扱えないなぁ・・」

と言うような判断になってしまいます。


 仮にnoisy が言うような、徐々に柔らかく成って行く、豊かな表情になって行くように感じられないようでしたら、

「飲む温度をほんのり上げてみる」

と良いです。ほんの0.5度~2度ほどまでです。上げ過ぎると失敗しますので・・ご注意ください。この初夏(このコラムを書いているのは2018年の4月18日です)には良い選択になると思います。また2012年のルノメ・ルージュとは違った美味しさをぜひご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。真下は2012年もののルノメ・ルージュのものです。
━━━━━
【若目のチェリーやベリー、チラリと風になびくスカートのように滑らかな表情・要素を見せてくれます!】

 久しぶりのルモワスネ、ACブルゴーニュクラスのご案内です。

 一昨年~昨年にかけては、2000年のブルゴーニュ・キュヴェ・スペシャルを大いにご支持いただきまして有難うございました。3千円ちょっとであの素晴らしいバランスは、確実にクラスを大きく超えたものでしたが、さすがにお客様も飲まれてみてビックリされたようで、余りのリピートの多さに noisy も驚きました。有難うございました。

 その後もちょくちょく・・ルモワスネのACブルをテイスティングしていました。・・そりゃぁ・・大受けが狙えれば頑張っちゃいますよね。

 しかしながらこの1年以上・・・中々 noisy のメガネに適うものが見当たらない状況でした。結構テイスティングはしましたよ。悪くは無いけれど、今は硬さが目立って・・・あと半年~1年経ったら美味しくなるかも!・・とは思っても、その頃にはそのワインは残っているはずも無く、またずっと抱えているわけにも行かず、断念せざるを得ない・・そんな感じです。キュヴェ・スペシャルも有り、ルノメも有り、レゼルヴも有りで、ヴィンテージ違いを試した訳です。

 そんな中で、さすがにキュヴェ・スペシャルのような大きな構造のワインでは無いとしても、

「ちょうど硬い時期を過ぎて綺麗なエキスを感じさせてくれる濃くないエレガントな味わいのルノメ・ルージュ」

 が見つかりましたのでご紹介します。


 言っておきますが、あのキュヴェ・スペシャル2000年のような豊満さや高ポテンシャルな複雑性は有りませんのでご注意ください。あくまで、

「とてもエレガント!・・チラリと要素をさり気なく見せる若い色っぽさ」

が特徴です。


 ワインには、どうしても締まってしまう時期が有りますが、ちょうどそんな時期を過ぎて来たタイミングかと思います。ベリーやチェリーの小果実、ドライで非常にエキシーです。余分な果実の分厚い風味は無く、カルフォルニアのピノ・ノワールと間違えることは絶対に有りません。

 中域は適度な膨らみを持ち、とても伸びやかです。冬に向けてのこの秋の時期、ワインの味わいも、人間のバイオリズムも大きく変化するタイミングです。その時期に、ようやくこのワイン、美味しさを開放してくれるようになったんだと思います。

 価格も非常にリーズナブルです。是非飲んでみてください!お勧めします!



 以下は以前のルモワスネ、ACブルゴーニュのコメントです。アイテムは色々有りますのでご注意ください。
━━━━━
【結論!ルモワスネのACブルは太瓶を選ぶのが大正解の基本!?滅茶苦茶旨いです!!】
 長年に渡ってルモワスネを飲んできましたが、特に数が沢山あるACブルゴーニュ・・・しかもキュヴェ名がやたらと多いので、

「実際に飲んでみないと良く判らない・・」
のが実態でした。

 勿論、高いレベルでの話しですよ。まず外すことが無いのがルモワスネの良いところでもある訳です。「困ったときのルモワスネ」は業界では有名な話しでも有ったわけです。


 今回、ルモワスネのACブルクラスを仕入れるに当たっては、昨年の1996年ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・スペスィヤルが余りに美味しかったのもあり、キュヴェ・スペスィヤルが入荷したということで、色々と策を考えてみました。

「キュヴェ・スペスィヤルの入荷は1993、1995、2000年かぁ・・・。ルノメは来月1995年が到着?・・今月は間に合わないなぁ・・。」

「1993年と1995年なら、やっぱりポテンシャルのより高い1995年かな?・・価格も変わらないし・・」

「1995年と2000年かぁ・・・。2000年はエレガントタイプで、少し弱いかな・・・そしたら、少し価格の安い2000年と、ポテンシャル的にもより美味しいと思われる1995年・・・で行こうか・・。1995年は3千円超えるけど、2000年は何とか2千円台を付けられるかな?・・・でも、美味しさじゃぁ1995年だろうなぁ・・・」

 などと思っていたのですよ・・・。・・・だけど、予想は飽くまで机上の空論なんですね。まぁ・・実際のところ、テイスティングしてみたら・・ぶっ飛んじゃいました!


 1995年は通常の細目の瓶に入っていますが、2000年のキュヴェ・スペスィヤルは、ACブルゴーニュには不釣合いな異常に太い瓶に入っています。そうそう・・・1996年も同じ太い瓶に入っていました。予断ですが、一応グラン・クリュなどは太い瓶で、さらにはクリスタルっぽい輝きのある瓶に入っているのが普通では有りますが、稀に・・

「・・・あら・・随分、ちゃっちいボトルね~」
と感じることもあるほど、有る意味、余り規則性が無いように思っていました。

「キュヴェ・スペスィヤルは村名(以上の上級キュヴェ)の格落ち」
と聞いていましたが、どうやら・・・、その法則以外にも、販売上の理由からの別の法則が有るようです。

 すなわち、あるヴィンテージのACブル・ルノメやACブル・キュヴェ・スペスィヤルが底を付くと、売れ残っていたか、予備で置いてあった上級キュヴェに、その無くなったキュヴェのラベルを貼って出荷する・・・可能性のことです。ある意味、ドメーヌでは出来が悪いと格落ちさせて下のキュヴェにしますが、大手のネゴスさんとすれば、レストランさん向けに切らせないクラスのACブルを、余りに新しいヴィンテージだけにしてしまうことを由としないのかな?・・・と思うんですね。

 なので、ルモワスネのような古酒中心のネゴスさんの場合には今回のようなことが起きるのかと・・思います。・・・え?・・今回のようなことって??


 実は収穫から14年、価格の安い2000年のキュヴェ・スペスィヤルが異常に旨いんですよ!・・・まるで最高の状態で熟したジュヴレ=シャンベルタンのような、しっかりと重量感を表ししつつもコクが備わり、黒味と赤味の小果実、やや鉄っぽいニュアンスと美しい土やスパイスが香り、熟成によるキノコっぽいブケに濡れたニュアンス、充分な膨らみと長い余韻・・・そして、熟したワインならではの、見事な甘みが有って素晴らしいです!まさにピークを迎えたピノ・ノワールと言えます。

 幾らかですが高い1995年のキュヴェ・スペスィヤルは、2000年とは違ってシャンボール=ミュジニー風なんです。酸は穏やかでやや硬めのカッチリとした風情・・・。エレガント系のワインで、派手なアピールはしてこないが、フラワリーなエステル香がシャンボールらしさをそれとなく教えてくれ、複雑性を奥に潜めつつ、時間の経過で膨らんでくる・・・そんな感じなんです。ポテンシャル的には1995年です。しかし、飲んでいる時間・・・2~3時間のうちに完全開放にはならない現状です。・・・しかし、このクラスのワインとしては不釣合いなエレガンスと、テロワールの具現化・・・つまり、誤解されるかもしれませんが、熟成期間が不足したボンヌ=マールのような風情を感じさせてくれるんです。開きそうで開かない、辿りつけそうでいて中々到達しないもどかしさも、ワインの味わいのひとつかもしれません。

 ワインは、飲み頃が非常に大事である・・ということを再認識させてくれるワインでした。そして、ほぼ確実な「再格落ち」を経た2000年キュヴェ・スペスィヤルの、「現状での勝利」もほぼ確実です。

 もっとも、この夏を迎えて以降は、状況も変わってくるでしょうし、ロットによっては味わいも大きく変化することでしょう。ですので、今回の2000年、1995年のどちらを選ぶかは、お客様の好み・・です。

 ややカッチリめ、色合いの淡いシャンボールタイプで複雑性が奥にある、よりポテンシャルの高い1995年、そして、現在絶好調の2000年です。比較していただくと・・・

「へ~・・!こんなに違うんだ~!」

と、ビックリされるかもしれません。是非このキュヴェ・スペスィヤルを飲んでみて欲しいと思います。超お勧めです!

■新米ソムリエ oisy の熱血テイスティングコメントBourgogne cuvee speciale 2000 Remoissenet
「今の飲みたいベストバイなワイン! by Oisy」

 水々しく新鮮、なめらかな液体に驚きです。こいつはまさしく「絹」です。ツルーッとしている液体。

 Oisyの浅い経験ではあまり感じた事のないツルツルさ。そして厚みのある旨みとエキス感。なんというか…小学校の登下校時につまんで吸ったツツジの蜜に通じるもんがあります。
キュッとしたエキス感がたまんないです。
 香りもいい!全開じゃないか?フラワリーで苺やカシスの香りスーッと立ち上がってきます。上質なカシスリキュールみたいでもあります。2000年はブルゴーニュ的にはあまり良くない年と言われているそうですが恥ずかしながらまだまだ経験が浅く2000年のイメージも沸かないし今いちピンと来ないんですが、しかしこの2000年のワインはめっちゃウマイ!

「これ絶対良い年じゃないの?」

というOisyの疑問はその日飲んだ同じルモワスネの95年を飲んだ時にどうゆうことか理解できました。


Bourgogne cuvee speciale 1995 Remoissenet
2000年は難しい年であった事に対して1995年は良い年であったという評価が多いようです。

 僕は2000年のこのワインを飲んで非常に美味しいとおもいました。それと比較して95年を飲みました。その感想です。

 まず95年はまだ開いてないように思います。2000年はあんなに開いているのに95は閉じている。これがブドウの良くできた年といまいちだった年のポテンシャルの違いではないかと思います。当たり前ですがつまり良い年ほどワインの熟成期間は長い。

 かと言って悪い年も腕のある生産者はそのブドウでできる範囲内で美味しく仕上げてくるのだと思います。95の方には2000年にはなかった香水のようなエレガントな香りがあります。逆に2000年に感じた新鮮さは感じません。エキスの熟度が違うように感じます。(95の方が厚みがあると思います)

 しかし味わいはまだミネラルや酸といった要素が壁を造っているようで、チラッ、チラッと果実味が顔をのぞかせています。エキスも表面をなぞるようなもんでなかなか心を開いてくれません。しかしもうちょっと待ってみたら香りも味わいもすごいかもと思う可能性を感じます。押さえつけられているように思えます。

 いつ頃か想像が難しいですがもしかしたら2?3年後くらいには開き始めるような気が(香りはちょっとずつ開き始めているように思いますから。)するし10年後がベストのような気もします。2000年を今飲んで95の方はもう少し我慢することをお勧めします。

 今飲んじゃうと目の前に人参をぶら下げられた馬の気持ちになりますよ、きっと。でも今飲んで、ジレッたい気持ちになりたいマゾッ気のある方は飲んでみても良いと思います。僕はこの飲み比べは非常~に勉強になりました。それにしてもルモワスネのワインは水々しく疲れない、絹のような舌触りが魅力的ですね!色っぽいワイン達です!


以下は昨年1995ルノメ、1996キュヴェ・スペスィヤル、1997ルノメをご紹介した時の案内文です。
━━━━━
【ルモワスネを新着トップにしちゃいました~!でも旨いので・・!・・有りだと思います!】

 久しぶりのルノメ、キュヴェ・スペスィヤルです。かなり昔に1995、1996をやってますので、古いコードが付いてます・・・。でも中身は大幅に違うようです。

 1995年のルノメはグラン・クリュに使用するようなド太い瓶に入っています。おそらく何かの格落ちでしょう・・。そのアペラシオンにそぐわないとしたものの可能性が高いです。

 1996年のキュヴェ・スペスィヤルは、村名の格落ちです。これは96年のルノメの在庫が無くなったので、わざわざエチケットをACブルにしたものだそうです。

 1997年は通常の瓶、普通のルノメです。・・で、この3種の飲み比べが実に面白い!・・みなさんもやってみたいでしょ?

 1995年は、グレートイヤーと言われましたが、翌96年がさらなるグレートイヤーと言われてしまって、陰が少し薄くなったヴィンテージです。味わいは、実に複雑性が高い!・・何だろう・・少しゴツゴツした感じは有るものの、旨みがタップリで、ジュヴレっぽさも有って・・とにかくかなり素晴らしいです。少し休め気味にしてあげてください。瓶の太さだけ見たらグラン・クリュです。味わいは1級に近いものが有ります。

 1996年は・・まぁ、笑っちゃう位に美味しいです!実に伸びやかで豊満で艶っぽく、ブルゴーニュらしい健康なピノの姿がそこに感じられます。これを飲んで不味いと言うブルゴーニュファンはいないだろうと確信してます。それで・・3千円から・・かなりリーズナブルです。1級並。

 1997年は不作と言われた年ですが、その後、やっぱりブルゴーニュらしい普通の年だと言われてきました。実にシームレスで、伸びやかさが有り、侘び寂びを心得た達人の域に入っています。個人的にはとても好きな味わいですが、若い人は95か96の方を好きだと仰るでしょう。自分で開けて飲むならこのヴィンテージだなぁ・・・。突出せず、さりとてさしての不足は無く、その風情が、さらに探究心をくすぐってくれちゃうので、より真剣に・・・でもリラックスして飲めるんですよ。

 今飲んで、本当に美味しい1995~1997年のACブルゴーニュ・・いや、それ以上も入ってますが、超お奨めです。何より安い!美味しい!言う事無し!是非ご検討ください。超お奨めします!。


2012 Bourgogne Blanc Renommee
ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ

7856

白 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
メゾン・ルモワスネ・ペール・エ・フィス
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,450 (外税) 
【2012年のブルゴーニュ・ブラン!今非常に良い状態です!程好く熟し、開き始めて、マッタリと旨い!!】
 現在、非常に美味しいです。この黄色にやや薄い緑が見えるような色合いからも、

「お・・良さそうだ!」

と思っていただけるかと思います。

 実は昨年の10~11月頃に一度テイスティングし、

「・・ん・・惜しい・・もう少しなんだけど・・」

と言う印象でしたので、エージェントさんには、

「少しだけタイミングが早いんだよね・・温かくなる来年3月頃からじゃない?」

と伝えていたら、本当に3月に・・再度プッシュされちゃいまして、再テイスティングしたら見事な状態になっていたので、扱うことにしたんですね。まぁ、noisy の読みも当たったと言うことで・・はい・・大したことでは有りませんが偉そうに・・一応・・。

 で、このルモワスネさんのキュヴェ名・ルノメですが、特別にどこの畑のもの・・と言う訳じゃないんですね。結構適当に付けているようです。

 ただ、何故にネゴシアンであるルモワスネが今まで長い間第一線で活躍できたかと言えば、もちろんですが、ヴィニュロンやドメーヌとの付き合い方もあるでしょうが、

「キュヴェ選択のセンスが素晴らしい」

と言うことが挙げられるでしょう。このような非常に優れたバランスを持つ味わいの、比較的若いシャルドネを飲むと、


「よほどのテイスターを抱えているはず・・」

と思わざるを得ません。


 また、アチコチのキュヴェを購入できますから、アレンジも可能な訳で・・・何しろ前のオーナーさんは、あのワインショップ「ニコラ」向けにワインを仕上げていましたしね。

 ニコラは自社詰めのボルドーやブルゴーニュを販売していましたが、その瓶詰めをルモワスネがやっていた訳です。だから、かなりの「目」を持っていることが必要とされた訳ですね。そんな歴史がルモワスネのワインの評価に繋がっているんです。

 しかしながら、ワインとしてちゃんとしていて良くても、それが価格に見合うものかどうかは別の話しになります。もちろん、飲むタイミングでも味わいは大きく変わる訳ですから、我々ワインショップとしても、その辺に存在意義が有ると思っています。

 で、その「センス」から言っても、今飲んでも非常に美味しいし、高級感の有る味わいで、プライスも安い・・と言えます。ややオイリーさ、粘度が有り、蜜っぽさ、ミネラル感も素晴らしいです。柔らかく成り始めなので、醸造時の華やかでアロマティックなニュアンスも僅かに残っています。是非飲んでみてください!これは美味しい!ご検討ください。超お奨めします!。


2012 Bourgogne Rouge Renommee
ブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ

12130

赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
メゾン・ルモワスネ・ペール・エ・フィス
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,450 (外税) 
【若目のチェリーやベリー、チラリと風になびくスカートのように滑らかな表情・要素を見せてくれます!】
 久しぶりのルモワスネ、ACブルゴーニュクラスのご案内です。

 一昨年~昨年にかけては、2000年のブルゴーニュ・キュヴェ・スペシャルを大いにご支持いただきまして有難うございました。3千円ちょっとであの素晴らしいバランスは、確実にクラスを大きく超えたものでしたが、さすがにお客様も飲まれてみてビックリされたようで、余りのリピートの多さに noisy も驚きました。有難うございました。

 その後もちょくちょく・・ルモワスネのACブルをテイスティングしていました。・・そりゃぁ・・大受けが狙えれば頑張っちゃいますよね。

 しかしながらこの1年以上・・・中々 noisy のメガネに適うものが見当たらない状況でした。結構テイスティングはしましたよ。悪くは無いけれど、今は硬さが目立って・・・あと半年~1年経ったら美味しくなるかも!・・とは思っても、その頃にはそのワインは残っているはずも無く、またずっと抱えているわけにも行かず、断念せざるを得ない・・そんな感じです。キュヴェ・スペシャルも有り、ルノメも有り、レゼルヴも有りで、ヴィンテージ違いを試した訳です。

 そんな中で、さすがにキュヴェ・スペシャルのような大きな構造のワインでは無いとしても、

「ちょうど硬い時期を過ぎて綺麗なエキスを感じさせてくれる濃くないエレガントな味わいのルノメ・ルージュ」

 が見つかりましたのでご紹介します。


 言っておきますが、あのキュヴェ・スペシャル2000年のような豊満さや高ポテンシャルな複雑性は有りませんのでご注意ください。あくまで、

「とてもエレガント!・・チラリと要素をさり気なく見せる若い色っぽさ」

が特徴です。


 ワインには、どうしても締まってしまう時期が有りますが、ちょうどそんな時期を過ぎて来たタイミングかと思います。ベリーやチェリーの小果実、ドライで非常にエキシーです。余分な果実の分厚い風味は無く、カルフォルニアのピノ・ノワールと間違えることは絶対に有りません。

 中域は適度な膨らみを持ち、とても伸びやかです。冬に向けてのこの秋の時期、ワインの味わいも、人間のバイオリズムも大きく変化するタイミングです。その時期に、ようやくこのワイン、美味しさを開放してくれるようになったんだと思います。

 価格も非常にリーズナブルです。是非飲んでみてください!お勧めします!



 以下は以前のルモワスネ、ACブルゴーニュのコメントです。アイテムは色々有りますのでご注意ください。
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【結論!ルモワスネのACブルは太瓶を選ぶのが大正解の基本!?滅茶苦茶旨いです!!】
 長年に渡ってルモワスネを飲んできましたが、特に数が沢山あるACブルゴーニュ・・・しかもキュヴェ名がやたらと多いので、

「実際に飲んでみないと良く判らない・・」
のが実態でした。

 勿論、高いレベルでの話しですよ。まず外すことが無いのがルモワスネの良いところでもある訳です。「困ったときのルモワスネ」は業界では有名な話しでも有ったわけです。


 今回、ルモワスネのACブルクラスを仕入れるに当たっては、昨年の1996年ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・スペスィヤルが余りに美味しかったのもあり、キュヴェ・スペスィヤルが入荷したということで、色々と策を考えてみました。

「キュヴェ・スペスィヤルの入荷は1993、1995、2000年かぁ・・・。ルノメは来月1995年が到着?・・今月は間に合わないなぁ・・。」

「1993年と1995年なら、やっぱりポテンシャルのより高い1995年かな?・・価格も変わらないし・・」

「1995年と2000年かぁ・・・。2000年はエレガントタイプで、少し弱いかな・・・そしたら、少し価格の安い2000年と、ポテンシャル的にもより美味しいと思われる1995年・・・で行こうか・・。1995年は3千円超えるけど、2000年は何とか2千円台を付けられるかな?・・・でも、美味しさじゃぁ1995年だろうなぁ・・・」

 などと思っていたのですよ・・・。・・・だけど、予想は飽くまで机上の空論なんですね。まぁ・・実際のところ、テイスティングしてみたら・・ぶっ飛んじゃいました!


 1995年は通常の細目の瓶に入っていますが、2000年のキュヴェ・スペスィヤルは、ACブルゴーニュには不釣合いな異常に太い瓶に入っています。そうそう・・・1996年も同じ太い瓶に入っていました。予断ですが、一応グラン・クリュなどは太い瓶で、さらにはクリスタルっぽい輝きのある瓶に入っているのが普通では有りますが、稀に・・

「・・・あら・・随分、ちゃっちいボトルね~」
と感じることもあるほど、有る意味、余り規則性が無いように思っていました。

「キュヴェ・スペスィヤルは村名(以上の上級キュヴェ)の格落ち」
と聞いていましたが、どうやら・・・、その法則以外にも、販売上の理由からの別の法則が有るようです。

 すなわち、あるヴィンテージのACブル・ルノメやACブル・キュヴェ・スペスィヤルが底を付くと、売れ残っていたか、予備で置いてあった上級キュヴェに、その無くなったキュヴェのラベルを貼って出荷する・・・可能性のことです。ある意味、ドメーヌでは出来が悪いと格落ちさせて下のキュヴェにしますが、大手のネゴスさんとすれば、レストランさん向けに切らせないクラスのACブルを、余りに新しいヴィンテージだけにしてしまうことを由としないのかな?・・・と思うんですね。

 なので、ルモワスネのような古酒中心のネゴスさんの場合には今回のようなことが起きるのかと・・思います。・・・え?・・今回のようなことって??


 実は収穫から14年、価格の安い2000年のキュヴェ・スペスィヤルが異常に旨いんですよ!・・・まるで最高の状態で熟したジュヴレ=シャンベルタンのような、しっかりと重量感を表ししつつもコクが備わり、黒味と赤味の小果実、やや鉄っぽいニュアンスと美しい土やスパイスが香り、熟成によるキノコっぽいブケに濡れたニュアンス、充分な膨らみと長い余韻・・・そして、熟したワインならではの、見事な甘みが有って素晴らしいです!まさにピークを迎えたピノ・ノワールと言えます。

 幾らかですが高い1995年のキュヴェ・スペスィヤルは、2000年とは違ってシャンボール=ミュジニー風なんです。酸は穏やかでやや硬めのカッチリとした風情・・・。エレガント系のワインで、派手なアピールはしてこないが、フラワリーなエステル香がシャンボールらしさをそれとなく教えてくれ、複雑性を奥に潜めつつ、時間の経過で膨らんでくる・・・そんな感じなんです。ポテンシャル的には1995年です。しかし、飲んでいる時間・・・2~3時間のうちに完全開放にはならない現状です。・・・しかし、このクラスのワインとしては不釣合いなエレガンスと、テロワールの具現化・・・つまり、誤解されるかもしれませんが、熟成期間が不足したボンヌ=マールのような風情を感じさせてくれるんです。開きそうで開かない、辿りつけそうでいて中々到達しないもどかしさも、ワインの味わいのひとつかもしれません。

 ワインは、飲み頃が非常に大事である・・ということを再認識させてくれるワインでした。そして、ほぼ確実な「再格落ち」を経た2000年キュヴェ・スペスィヤルの、「現状での勝利」もほぼ確実です。

 もっとも、この夏を迎えて以降は、状況も変わってくるでしょうし、ロットによっては味わいも大きく変化することでしょう。ですので、今回の2000年、1995年のどちらを選ぶかは、お客様の好み・・です。

 ややカッチリめ、色合いの淡いシャンボールタイプで複雑性が奥にある、よりポテンシャルの高い1995年、そして、現在絶好調の2000年です。比較していただくと・・・

「へ~・・!こんなに違うんだ~!」

と、ビックリされるかもしれません。是非このキュヴェ・スペスィヤルを飲んでみて欲しいと思います。超お勧めです!

■新米ソムリエ oisy の熱血テイスティングコメントBourgogne cuvee speciale 2000 Remoissenet
「今の飲みたいベストバイなワイン! by Oisy」

 水々しく新鮮、なめらかな液体に驚きです。こいつはまさしく「絹」です。ツルーッとしている液体。

 Oisyの浅い経験ではあまり感じた事のないツルツルさ。そして厚みのある旨みとエキス感。なんというか…小学校の登下校時につまんで吸ったツツジの蜜に通じるもんがあります。
キュッとしたエキス感がたまんないです。
 香りもいい!全開じゃないか?フラワリーで苺やカシスの香りスーッと立ち上がってきます。上質なカシスリキュールみたいでもあります。2000年はブルゴーニュ的にはあまり良くない年と言われているそうですが恥ずかしながらまだまだ経験が浅く2000年のイメージも沸かないし今いちピンと来ないんですが、しかしこの2000年のワインはめっちゃウマイ!

「これ絶対良い年じゃないの?」

というOisyの疑問はその日飲んだ同じルモワスネの95年を飲んだ時にどうゆうことか理解できました。


Bourgogne cuvee speciale 1995 Remoissenet
2000年は難しい年であった事に対して1995年は良い年であったという評価が多いようです。

 僕は2000年のこのワインを飲んで非常に美味しいとおもいました。それと比較して95年を飲みました。その感想です。

 まず95年はまだ開いてないように思います。2000年はあんなに開いているのに95は閉じている。これがブドウの良くできた年といまいちだった年のポテンシャルの違いではないかと思います。当たり前ですがつまり良い年ほどワインの熟成期間は長い。

 かと言って悪い年も腕のある生産者はそのブドウでできる範囲内で美味しく仕上げてくるのだと思います。95の方には2000年にはなかった香水のようなエレガントな香りがあります。逆に2000年に感じた新鮮さは感じません。エキスの熟度が違うように感じます。(95の方が厚みがあると思います)

 しかし味わいはまだミネラルや酸といった要素が壁を造っているようで、チラッ、チラッと果実味が顔をのぞかせています。エキスも表面をなぞるようなもんでなかなか心を開いてくれません。しかしもうちょっと待ってみたら香りも味わいもすごいかもと思う可能性を感じます。押さえつけられているように思えます。

 いつ頃か想像が難しいですがもしかしたら2?3年後くらいには開き始めるような気が(香りはちょっとずつ開き始めているように思いますから。)するし10年後がベストのような気もします。2000年を今飲んで95の方はもう少し我慢することをお勧めします。

 今飲んじゃうと目の前に人参をぶら下げられた馬の気持ちになりますよ、きっと。でも今飲んで、ジレッたい気持ちになりたいマゾッ気のある方は飲んでみても良いと思います。僕はこの飲み比べは非常~に勉強になりました。それにしてもルモワスネのワインは水々しく疲れない、絹のような舌触りが魅力的ですね!色っぽいワイン達です!


以下は昨年1995ルノメ、1996キュヴェ・スペスィヤル、1997ルノメをご紹介した時の案内文です。
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【ルモワスネを新着トップにしちゃいました~!でも旨いので・・!・・有りだと思います!】

 久しぶりのルノメ、キュヴェ・スペスィヤルです。かなり昔に1995、1996をやってますので、古いコードが付いてます・・・。でも中身は大幅に違うようです。

 1995年のルノメはグラン・クリュに使用するようなド太い瓶に入っています。おそらく何かの格落ちでしょう・・。そのアペラシオンにそぐわないとしたものの可能性が高いです。

 1996年のキュヴェ・スペスィヤルは、村名の格落ちです。これは96年のルノメの在庫が無くなったので、わざわざエチケットをACブルにしたものだそうです。

 1997年は通常の瓶、普通のルノメです。・・で、この3種の飲み比べが実に面白い!・・みなさんもやってみたいでしょ?

 1995年は、グレートイヤーと言われましたが、翌96年がさらなるグレートイヤーと言われてしまって、陰が少し薄くなったヴィンテージです。味わいは、実に複雑性が高い!・・何だろう・・少しゴツゴツした感じは有るものの、旨みがタップリで、ジュヴレっぽさも有って・・とにかくかなり素晴らしいです。少し休め気味にしてあげてください。瓶の太さだけ見たらグラン・クリュです。味わいは1級に近いものが有ります。

 1996年は・・まぁ、笑っちゃう位に美味しいです!実に伸びやかで豊満で艶っぽく、ブルゴーニュらしい健康なピノの姿がそこに感じられます。これを飲んで不味いと言うブルゴーニュファンはいないだろうと確信してます。それで・・3千円から・・かなりリーズナブルです。1級並。

 1997年は不作と言われた年ですが、その後、やっぱりブルゴーニュらしい普通の年だと言われてきました。実にシームレスで、伸びやかさが有り、侘び寂びを心得た達人の域に入っています。個人的にはとても好きな味わいですが、若い人は95か96の方を好きだと仰るでしょう。自分で開けて飲むならこのヴィンテージだなぁ・・・。突出せず、さりとてさしての不足は無く、その風情が、さらに探究心をくすぐってくれちゃうので、より真剣に・・・でもリラックスして飲めるんですよ。

 今飲んで、本当に美味しい1995~1997年のACブルゴーニュ・・いや、それ以上も入ってますが、超お奨めです。何より安い!美味しい!言う事無し!是非ご検討ください。超お奨めします!。