ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

ジャン・フォワイヤール

フランス Domaine Jean Foillard ブルゴーニュ
● モルゴンの主・・・そう言っても、もう良いでしょう。ジャン・フォワイヤール(ジャン・フォイヤール)はそれだけの存在感の有る素晴らしいクリュ・ボジョレーを造っています。ガメイだぁ、ピノだと、そんなものは土地に合うかどうかだけだよと・・・当たり前のことを優しく教えてくれるワインです。

■ミレジム情報 当主ジャン・フォワヤールのコメント
 2013年は、最終的には状態の良いブドウを収穫できたが、ミレジム的には難しい年だった。春は気温が上がらず雨の多い天候が続き、開花のスタートが例年よりも 3 週間遅れた上に時期も長くまばらだった。また、湿気が高かったためベト病の心配が常にあり、ボルドー液の散布もいつも以上に回数が多かった。7 月後半から天候が回復し、遅れていた成長を幾分取り戻したが、9 月に入り再び涼しく不安定な天候に逆戻り。ブドウの糖度がなかなか上がらず、12%を超える完熟したブドウを収穫するのに例年よりも 2 週間以上多く待たなくてはならなかった。

 2014年は、2013年同様に難しい年だった。スタートは全て順調で、開花も例年より 3 週間も早く、雨が降らないことが少し心配なくらい天気に恵まれていた。だが、7 月に入り一転、気温も低く 1 日おきに雨が降るような不安定な天候が 8 月終わりまで続いた。夏らしい日がほとんどなく、ブドウの成長にもブレーキがかかり、毎日がベト病対策に追われる日々だった。このまま行くとブドウが未熟のまま収穫に入らざるを得ないと半ば絶望的だったが、9 月に入り再び天気が戻ってきた。夏が遅れたようにやって来て、ブレーキのかかったブドウも全てみごとに熟し、最終的に傷のないきれいなブドウを収穫することができた!

■「ヨシ」のつ・ぶ・や・き
 今年もジャンの収穫に参加した!2016年は、コルスレットとフルーリーに雹の甚大な被害があったが、モルゴン全体としては 2010年のようなバランス良いワインとなりそうだ!

 ところで、今回の収穫参加でジャンが新しくカーヴを建設していることが判明!収穫時の朝は暗かったので気づかなかったが、収穫から帰ってきた後、ジャンのカーヴの隣に目をやると、建設途中のどでかい新カーヴがあるではないか!ジャン曰く、今のカーヴは醸造所としては全く問題ないが、熟成カーヴとしては地下が狭く作業の効率がものすごく悪いとのことで、作業効率の良いカーヴを新たに建設することにしたそうだ。来年から正式に稼働する予定の新設カーヴの広さは小学校の体育館並みで、その中でも特筆すべきことは、地下に 100m2ほどの個人用のワインストック場を設けることだ!ストックのスペースを設けたジャンはこれから将来に向けて毎年 600 本以上のワインを確保する予定だ!すでにレジェンドとなっている彼の古酒がベストのコンディションで長年熟成されていくと思うと、ロマンを感じずにはいられない・・嗚呼、飲ませて欲しい~!!
(2016.9.29.のドメーヌ突撃訪問より)


Jean FOILLARD (ジャン・フォワヤール)

生産地

マコンからリヨンへ南下する途中、右手に大小起伏のある山々の連なる光景が一面に広がる。ボジョレーの街ベルヴィルから西へ6kmほど緩やかに登りきったところに、クリュ・ボジョレーのひとつであるモルゴンの産地ヴィリエ・モルゴン村がある。その村の中心地から少し外れたところにジャン・フォイヤールのドメーヌがある。

 畑の総面積は11ha。そのうちの6haはクリュ・ボジョレーの畑で、モルゴンの中でもとりわけ評価の高い区画である「コート・ド・ピィ(Cote
de Py )」とその近辺に持つ。その他の畑もちょうどモルゴンとボジョレヴィラージュを挟む境界付近に点在し、クリュ・ボジョレー、ボジョレー共にテロワール的には非常に恵まれた環境下でブドウを栽培している。気候はコンチネンタルで、夏はたいへん暑く冬はたいへん寒い。東西南北に広がる丘陵地帯によって、冷たい風や多量の雨からブドウ畑が守られている。

歴史

 現オーナーであるジャン・フォイヤールは、以前はワインの瓶詰め会社で働いていた。当時、仕事で瓶詰め設備のない小さなワイナリーをまわる機会の多かった彼は、マルセル・ラピエール、ギイ・ブルトン、イヴォン・メトラ等、現在活躍する自然派ワインの生産者と深く知り合い、次第に彼らのワインづくりに興味を抱くようになる。特にマルセル・ラピエールに影響を受けたという彼は、ジュール・ショーヴェの本を片手に、マルセルのカーヴに足繁く通いながら独学でワインの醸造を勉強した。1981年、彼の義父が老年により畑仕事を辞めたのをきっかけに、畑を譲り受け本格的にワインづくりをスタートする。現在ではマルセル・ラピエールに次ぐボジョレー自然派ワインの代表格となっている。

生産者

 現在、ジャン・フォイヤールは11haの畑を4人で管理している。ブドウの品種は、ガメイのみで、樹齢は27~70年。畑は硫黄とボルドー液散布のみで、100%ビオロジック。とにかくブドウの質にこだわり、収穫時の選果は粒レベルで傷んだブドウは一切入れない。低温でのマセラシオンで、じっくり時間をかけた仕込みから出来上がるワインはまさに上品の一言。彼のつくり出す果実味豊かでエレガントなワインは、自然派ワインの愛好家以外の人たちからも評価が高く、ワインガイド「ル・クラスマン」を始めさまざまなガイドで取り上げられている。

ジャン・フォイヤールの+α情報

<もっと知りたい畑のこと>

土壌:サーブル・カリケール
総面積:11ヘクタール
品種:ガメイ、シャルドネ(買ブドウ)
樹齢:27~70年(シャルドネは20年平均)
剪定方法:ゴブレ
生産量:50hl(1ヘクタールあたり)
収穫方法:収穫者15人前後でケースを使った手摘み。畑で粒レベルの選果
ビオの認証:なし

<もっと知りたい醸造のこと>
 醸造方法:赤はマセラシオン・カルボニック、白はトラディショナル。 赤は、ブドウを畑で選果後、房のままセメントタンクへ。その前にタンク内に「ピエ・ド・キューヴ」と呼ばれるすでに先に熟したブドウを敷いて醗酵を促し、その上に収穫したブドウを入れていく。いったんキューヴの温度を7~8℃まで下げて、低温マセラシオンを施す。この間に二酸化炭素をキューヴ内に加え充満させておく。タンクを密閉のまま発酵・浸漬期間は23日間。ルモンタージュ、ピジャージュは一切なし。垂直プレス機で時間をかけてプレスをした後、フリーランとアッサンブラージュ。古樽または大樽(フードル)、もしくはセメントタンクに移し3~8ヶ月の熟成。
 白は、畑での選果後、房のまま垂直プレスで4時間かけて圧搾。プレス後、ジュースをイノックスタンクに移し、温度14℃~18℃での低温発酵で7ヶ月の醗酵熟成。澱引き後1ヶ月の清澄を経て瓶詰め。
酵母:自然酵母

発酵期間:セメントタンクで23日間
熟成方法:古樽、フードル、イノックスタンクまたはセメントタンク(モルゴンはセメントタンクで3~4ヶ月、モルゴン・コルスレットは古樽で7ヶ月、モルゴン・コート・ド・ピィは古樽50%フードル50%で8ヶ月、モルゴン・コート・ド・ピィ・ヴィエーユ・ヴィーニュは古樽で8ヶ月の熟成)
SO2添加:瓶詰め中に極微量
熟成樽:2~5年樽
フィルター:なし、白はメンブランシート

ちょっと一言、独り言
 初めてジャン・フォイヤールのワインを知ったのは2年前、ロワールのドメーヌで剪定作業を1週間だけ手伝いに行った時だった。2日目の夜に出してもらったワイン、あまりにも美味しくてそのワインの名前だけなぐり書きしたメモ帳が今でも残っている。そのメモには Py だけしか書かれていないが、それがまさにジャン・フォイヤールのMorgon Cote de Py だったのである。以後は、自然派ワインのサロンがある度に、彼のブースで顔を合わせ試飲をさせてもらい、その度に一人で感動していたが、今回のように実際に彼のドメーヌに赴いてじっくり話しをしたのは初めてだった。

 彼の印象は、見た目の仏頂面とは正反対に、性格は明るく、ワイン好きのイイおっちゃんという感じだ。「昨日の飲み過ぎたお酒がまだ残っていて頭がボーとしているんだ」と言いながら、さっそく封の切られていないモルゴンを開けて、自分にも私にもグラスなみなみに注いで朝から迎酒!私はこれからジャンのワインの試飲と午後から別のドメーヌ訪問が控えていたので、注がれた一杯をゆっくり口にしながら話しを進めていったが、彼は話しの間に軽く一本を空けてしまった!確かにジャンのワインはどれも美味しいので、普通に一本くらいは簡単に空いてしまいそうだが・・・でも、これから畑とカーヴを見に行かなければならないし、いきなりのハイペースで大丈夫なのだろうか?

 そんな心配はよそに、彼は酒の勢いで多少明るくなっただけで、畑案内とカーヴ説明はしっかりこなしてくれた。さすが大モノは違う!ちなみに彼にプライベートの趣味を聞いたところ「飲むこと!」と間髪入れずに応えてくれたので、相当ワインが好きなのだろう。

 彼は、ジュール・ショーヴェやマルセルラピエールのワイン哲学から大きな影響を受けているが、実際に醸造学校等で学んだことはないという。彼のコンセプトはワインらしいワインをつくるのではなく、ピュアなブドウをそのまま醗酵させたお酒をつくることで、低温でマセレーションすること以外は技術的にほとんど人の手をかけない。かの Bettane&Desseauve の Le Classement ではジャン・フォワヤールのワインを「全ての要素が素晴らしく融和されて、みごとなバランスを保ちながらも、後味に若々しいタンニンを感じる、誰にもまねできない彼独特の秘法が隠されている」と絶賛する。彼には天性の才能があるのだろうか。

 ジャンはまた、当然ながらボジョレーヌーボーも生産する。彼のヌーボーの特徴は長いマセレーション。ヌーボーは解禁日が決まっているため、実際多くのワイナリーは、解禁日に遅れないようマセレーションの期間を短くしたり、発酵温度を高めに設定し発酵をスムーズに終わらせるようなリスク回避を行なっている。一方で、彼のヌーボーはそのような流れに逆行するかのように、自然酵母、低温長期浸漬と解禁日ぎりぎりのせめぎ合いで少しでも品質の向上を図る努力をしている。

「ボジョレーヌーボーが、世界的にある種の収穫祭的な要素で盛り上がるのは大いに結構だが、本当にしっかりつくったボジョレーは、ブルゴーニュのグランクリュに匹敵するくらいのポテンシャルがある」

と言い切る彼は、ヌーボーがたんなるお祭り的なキーワードではなく、常にクリュ・ボジョレーの試金石となる質の高いものでなくてはならないと肝に銘じている。 品質よりも商業主義に走りがちなボジョレー生産者に一石を投じる彼の素晴らしい渾身の力を込めたキュヴェのラインナップをぜひお試しあれ!


2016 Morgon Cote du Py
モルゴン・コート・デュ・ピィ

13939
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

◆◆◆過去最高のヴィンテージ!販売し忘れで出て来ました!今となっては滅茶安いです!
■海外メディア評価
95 Points When to drink 2018~2030 Robert Parker The Wine Advocate
95 Points The Wine Front
■エージェント情報
品種:ガメイ 赤ワイン
樹齢:24年~89年
土壌:砂混じりのシスト
マセラシオン:マセラシオンカルボニック 低温で21日間
醗酵:自然酵母 セメントタンクで30日間
熟成:古樽で8ヶ月

 2016年はミルデューの猛威により収量は20%減。だが、果汁を多く含んでいたことで、果実味は上品でエレガントかつ締まりのあるミネラルを兼ね備えたワインに仕上がっている。エポニム同様にアルコール度数は 13%とコルスレットよりも0.5%低いが、比べてみると 2つのキュヴェよりも圧倒的にミネラルの質感が違う。 例年に比べてエレガントではあるが、他の2つのキュヴェと比べると、硬質で骨格のある長熟を予感させる味わいに仕上がっている。アニエスが言うに、鴨や野禽との相性が良いとのこと。
 グロゼイユ、ザクロ、シャクヤク、スミレ、タバコの葉、血肉の香り。ワインはミネラリーかつスマートでストラクチャーがあり、柔らかくしっとりとした 果実の旨味を筋肉質で鉱物的なミネラルとキメの細かいタンニンが引き締める。
 収穫日は9月17日~19日。収量は30hL/ha。2016年は収量が例年よりも少ないが、果汁とミネラルのたっぷり含んだブドウが収穫できた年。SO2は澱引きの際に20mg/L添加。ノンフィルター。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,080 (外税) 
【到着時は少し硬かったのでご案内しなかったワインです!・・そろそろ良いんじゃないかと!】---以前のレヴューを使用しています。
 数あるモルゴンのワインの中でも凝縮したエキスの味わいからの見事な果実の味わいが素晴らしい、ジャン・フォワイヤールの銘品、コート・デュ・ピィです。

 もう随分前に届いていたんですが、キュヴェ π(キュヴェ3.14)は滅茶苦茶美味しかったものの、こちらのノーマルは少し硬かったので、同じく硬かったコルスレットなどと一緒に仕舞い込んで・・忘れていました。(そんなのが100アイテム位あるので・・いい加減にしないと・・)

 ですので、今回は新たにチェックはしておらず、単に、

「そろそろ良いんじゃないのかな・・」

と言う「感」だけでご案内しています。


 何時間も探してようやく数ショットだけ見つかったのがこの「コート・デュ・ピィ2015」だけ・・と言う有様でして、フルーリー2015、モルゴン・キュヴェ・コルスレット2015も飲んでいるはずなんですが写真を探し出せずにいます。

 ですので、

「この左の写真はリリース直後のテイスティング時のもの」

です。


 見事に・・まだ落ち着いてない感がバリバリに出ちゃってる写真ですね。しかも硬そうです。赤い果実が白っぽいミネラリティに抑え込まれている風なニュアンスですが、

「今はもっと落ち着いていて、エッジに僅かにオレンジが入り始めた頃」

じゃないかと想像します。


 もしそうなっていれば、熟したモルゴンが放つ「艶っぽさ」もグラスから相当上がって来るんじゃないかと思うんですね。是非品温を調整しながら飲んでみていただきたいと思います。特に、長いセラーリングによる価格調整はしていないので、

「健康的でグレートな2015年!」

のこのワイン、お買い得だと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【はっきり言って・・・・とんでも無い化け物ワインです!沢山の果実のミルフィーユ!最高の出来映えです!絶対飲むべし!】

 これは本当に素晴らしいです!凄いピュアさ!清冽な水の余韻!自然な膨らみ・・じわっと押し寄せ、徐々に浸透してくる波状のエキスの旨み!・・・そこからの高質なベリー!ドライなのに甘く、水のように流れて・・帰ってきます。今飲んでも最高に美味しい!飲んでみてください!3.14(π)のコラムにもこのコート・デュ・ピィ2014については記載していますので是非ご覧ください。超お奨めです!

以下は以前のコメントです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【マルセル・ラピエールが嫉妬?!ここの争いは、我々の楽しみとなるでしょう!必飲アイテム!】

 一時やる気を無くしていた、と伝えられていたジャン・フォワイヤールですが、この5年ほどの間には完全に復帰し、難しかったはずの2007年、またとんでもなく美しいモルゴンを造り出しました。・・・まあ、呆れるほど美しいです。

 まず、ガメイだピノだと、好みは有るかもしれませんが、そんなものはまるで些細なことだと、改めて認識されるに違い有りません。それほどまでにピュアでミネラリティが高く、美しいのです。

 話は変わりますが、noisy の品揃えは大幅に偏っています。・・・まあ、そりゃあそうです。気に入らないと売らないんですから・・・。

「あ、このアペラシオンのワインが無いから揃えなくちゃ・・・」

 という感覚が全くの「ゼロ」です。ですので、マルセル・ラピエールも今まで気に入らないから、いかに大御所で有っても扱わなかった訳です。

「モルゴンばっかり集めてどうすんの?」

みたいな声も聞こえてきますが、もしそれがショップ仲間だったら、

「反対にじゃあ美味しくないワインを集めてどうすんのよ?」

と言ってやりたいところです。

 ラピエールも嫉妬しているとささやかれているほど、ジャンの畑は恵まれていると言われます。的確なビジョンを持った才能ある若者がやる気を出すと、こんなに美しいワインが生まれるんだとご理解ください。余り数は有りませんのでぜひお早めにご手配ください。マルセル・ラピエールの、キュヴェ・マルセル・ラピエールとの比較も、こりゃあ楽しいです。お奨めします!


2015 Morgon Cote du Py
モルゴン・コート・デュ・ピィ

13082
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

■海外メディア評価
94 Points The Wine Front
90 Points CellarTracker
■エージェント情報
品種:ガメイ 赤ワイン
樹齢:23年~88年
土壌:砂混じりのシスト
マセラシオン:マセラシオンカルボニック 低温で21日間
醗酵:自然酵母 セメントタンクで4週間
熟成:古樽で8ヶ月

 2015年は太陽に恵まれた当たり年!通常ピィはコルスレットよりも力強く男性的だが、2015年はピィの方が幾分柔らかく仕上がっている!そうは言っても、さすがに当たり年だけあって、ワインは南ローヌのグルナッシ ュのようなボリュームと果実の凝縮感がありとても飲みごたえがある!ジャンのアドバイスでは、香りを引き立てるためにカラフをするか、またはコルスレット、フルーリー同様にあと数年寝かせてから飲むのがベストとの こと!

 ミュール、グリオット、スミレ、シャクヤクの花、ラベンダーの香り。ワインは滑らかかつ濃厚で凝縮した果実の旨味が詰まっていて、洗練されたミネラルとキメ細やかなタンニンがきれい に融合し上品な骨格を形成する!

 収穫日は9月9日~11日。収量は35hL/ha。2015年は太陽に恵まれた当たり年!2005年や2009年同様に力強いワインに仕上がった!SO2は澱引きの際に20mg/L添加。ノンフィルター!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,980 (外税) 
【到着時は少し硬かったのでご案内しなかったワインです!・・そろそろ良いんじゃないかと!】
 数あるモルゴンのワインの中でも凝縮したエキスの味わいからの見事な果実の味わいが素晴らしい、ジャン・フォワイヤールの銘品、コート・デュ・ピィです。

 もう随分前に届いていたんですが、キュヴェ π(キュヴェ3.14)は滅茶苦茶美味しかったものの、こちらのノーマルは少し硬かったので、同じく硬かったコルスレットなどと一緒に仕舞い込んで・・忘れていました。(そんなのが100アイテム位あるので・・いい加減にしないと・・)

 ですので、今回は新たにチェックはしておらず、単に、

「そろそろ良いんじゃないのかな・・」

と言う「感」だけでご案内しています。


 何時間も探してようやく数ショットだけ見つかったのがこの「コート・デュ・ピィ2015」だけ・・と言う有様でして、フルーリー2015、モルゴン・キュヴェ・コルスレット2015も飲んでいるはずなんですが写真を探し出せずにいます。

 ですので、

「この左の写真はリリース直後のテイスティング時のもの」

です。


 見事に・・まだ落ち着いてない感がバリバリに出ちゃってる写真ですね。しかも硬そうです。赤い果実が白っぽいミネラリティに抑え込まれている風なニュアンスですが、

「今はもっと落ち着いていて、エッジに僅かにオレンジが入り始めた頃」

じゃないかと想像します。


 もしそうなっていれば、熟したモルゴンが放つ「艶っぽさ」もグラスから相当上がって来るんじゃないかと思うんですね。是非品温を調整しながら飲んでみていただきたいと思います。特に、長いセラーリングによる価格調整はしていないので、

「健康的でグレートな2015年!」

のこのワイン、お買い得だと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【はっきり言って・・・・とんでも無い化け物ワインです!沢山の果実のミルフィーユ!最高の出来映えです!絶対飲むべし!】

 これは本当に素晴らしいです!凄いピュアさ!清冽な水の余韻!自然な膨らみ・・じわっと押し寄せ、徐々に浸透してくる波状のエキスの旨み!・・・そこからの高質なベリー!ドライなのに甘く、水のように流れて・・帰ってきます。今飲んでも最高に美味しい!飲んでみてください!3.14(π)のコラムにもこのコート・デュ・ピィ2014については記載していますので是非ご覧ください。超お奨めです!

以下は以前のコメントです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【マルセル・ラピエールが嫉妬?!ここの争いは、我々の楽しみとなるでしょう!必飲アイテム!】

 一時やる気を無くしていた、と伝えられていたジャン・フォワイヤールですが、この5年ほどの間には完全に復帰し、難しかったはずの2007年、またとんでもなく美しいモルゴンを造り出しました。・・・まあ、呆れるほど美しいです。

 まず、ガメイだピノだと、好みは有るかもしれませんが、そんなものはまるで些細なことだと、改めて認識されるに違い有りません。それほどまでにピュアでミネラリティが高く、美しいのです。

 話は変わりますが、noisy の品揃えは大幅に偏っています。・・・まあ、そりゃあそうです。気に入らないと売らないんですから・・・。

「あ、このアペラシオンのワインが無いから揃えなくちゃ・・・」

 という感覚が全くの「ゼロ」です。ですので、マルセル・ラピエールも今まで気に入らないから、いかに大御所で有っても扱わなかった訳です。

「モルゴンばっかり集めてどうすんの?」

みたいな声も聞こえてきますが、もしそれがショップ仲間だったら、

「反対にじゃあ美味しくないワインを集めてどうすんのよ?」

と言ってやりたいところです。

 ラピエールも嫉妬しているとささやかれているほど、ジャンの畑は恵まれていると言われます。的確なビジョンを持った才能ある若者がやる気を出すと、こんなに美しいワインが生まれるんだとご理解ください。余り数は有りませんのでぜひお早めにご手配ください。マルセル・ラピエールの、キュヴェ・マルセル・ラピエールとの比較も、こりゃあ楽しいです。お奨めします!

2015 Morgon Cuvee Corcelette
モルゴン・キュヴェ・コルスレット

13083
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

■エージェント情報
品種:ガメイ 赤ワイン
樹齢:59年~69年
土壌:砂混じりの石灰質
マセラシオン:マセラシオンカルボニック 低温で21日間
醗酵:自然酵母 セメントタンクで4週間
熟成:古樽とフードル30hLで8ヶ月

 2015年は太陽に恵まれた当たり年!ブドウはいつもの半分の大きさで皮が厚く、潜在アルコール度数も高かった!ジャン曰く、出来上がったワインはピィと同様に南ローヌのような力強さがあり、2003年や2005年を 彷彿させる。味わいはスパイシーで、キルッシュのようなアルコールのボリュームを感じるが、彼が言うにはあ と1~2年寝かせてから飲むのがベストだとのこと!もし今飲む場合は、スパイスを使った肉料理と合わせると相性がとても良いとのことだ!

 ダークチェリー、イチゴジャム、ザクロ、ブラックチョコレート、ライ麦パ ン、黒鉛の香り。ワインは力強くスパ イシーで、凝縮したボリューム豊かな果実味を硬く張りのあるミネラルが引き締める!

 収穫日は9月7日。収量は30hL/ha。2015年は太陽に恵まれた当たり 年!コースレットの畑は南向きの傾斜地にあり、とコート・ド・ピィはわずか2~3kmしか離れていないが、常に異なるミクロクリマがある。SO2は澱引きの際に20mg/L。ノンフィルター!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,980 (外税) 
【バランスの良いコート・デュ・ピィより、むしろポテンシャルは高いかもしれないのがこのコルスレット!】
 すみません・・撮ったはずの写真が見当たらない・・そりゃぁ4~5年も経過してしまえば、数万枚はある撮りためた写真の中から探すのは、相当に困難なことは誰にでも容易に判るはずなんですね・・なので諦めました。無くてすみません。

 コート・デュ・ピィ(ノーマル)が硬かったので、同時期には飲んでないんですね。3~6カ月後に飲んでいるはずなんですよ。ポテンシャルはしっかり覚えています。

「・・こうやって飲んでみるとコルスレットって下手をするとノーマルのピィよりポテンシャルはあるかも・・」

などと思ったのを覚えています。


 ただし・・モルゴンって硬いと・・特にフォワイヤールはミネラリティが結構に多いので、中盤以降・・「じ~~ん」と舌に残る鉄?・・マンガン?・・みたいなニュアンスがするんですよね。なので、

「コート・デュ・ピィとのお蔵入りを決定!」

したはずなんですね。フルーリーはもっと高域が賑やかで細身・・で硬かったですしね。

 と言う訳で、すみません、写真は無いですが、そろそろ美味しくなってきているはずです。ご検討いただけましたら幸いです。


 と書いていたんですが・・

「見つけました!」

 いや~・・大変でした!・・2017年12月17日 0:24:21 と言う写真のデータでしたね・・やはり5年弱ほど寝かせてしまったようです。

 どうです?明るい赤が貴重のコート・デュ・ピィに対し、結構に黒っぽいの多めに差し込んでいる感じのコルスレットじゃ・・無いかと思うんですね。直近で飲んでいないのでコメントはしませんが、そろそろ・・いかがでしょうか。ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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 数が無く、飲めていませんので以前のコメントを掲載しています。

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【はっきり言って・・・・とんでも無い化け物ワインです!沢山の果実のミルフィーユ!】





 2005年のコート・ド・ピィを飲まれた方は、ガメイの味わいの深さに驚かれたことでしょう。そして、これなら間違いなく長く熟成するし、将来の甘美な姿をも想像しえたでしょう。



 で、2006年のジャン・フォワイヤールは・・・、一体どうしちゃったんでしょうか・・・。人間的にも大きく成長したんじゃないかと思えるほど、ピュアで凝縮した味わいを、どちらのキュヴェにも感じさせてくれました。



 もし、これがガメイの本当の味わいだとすると、これは大変なことになります。今までの意識を変えて行かなくてはいけません。何しろ「くしゃっ」と凝縮した美しい果実が、本当に積層しているんです・・・。



 まず現状でのnoisyの一押しです(2つしかキュヴェがないが・・)。物凄く凝縮しているが、ジャンのモルゴンの良い部分と言えるのが、

「濃い と 凝縮 は全く別」

と言う事です。



 そう、凝縮はしているが濃い訳じゃ無いんです。ですので、とてもすっきりしているんです。まるで上質のピノ・ノアールのように・・です。ですので、ベ
リーそのものを積層させたニュアンスを楽しめるんですね。中盤から余韻、後口まで、実に美しい表現をしてくれます。でも飲まれるタイミングによっては、少
しずつ硬くなる傾向があるかもしれません。



 樹齢が上がってくるにしたがって、ジャンのモルゴンからは目が離せない状況になってくるでしょう。ある意味化け物ワインです。是非とも飲んでみてください。お奨めします!


2011 Morgon Cote du Py
モルゴン・コート・デュ・ピ

9841
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
モルゴン
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

◆◆◆ 薄汚れ、小さな傷など有るかと思います。蝋封トップに小さめの穴が有りますが品質に影響は有りません。ご了承くださいませ。

■ エージェント情報
AC Morgon Cote du Py 2011(AC モルゴン・コート・デュ・ピィ)
品種 ガメイ
樹齢 19年~84年
土壌 砂混じりのシスト
マセラシオン マセラシオンカルボニック低温で約20日間
醗酵 自然酵母
セメントタンクで約5週間
熟成 古樽とフードル20hlで10ヶ月
マリアージュ
(生産者) ジロール茸のソテー、ウズラのパイ包み焼き
マリアージュ(日本向け) 鴨ロースとクラッシュラズベリー
ワインの飲み頃 2013年~2020年
供出温度:14℃
テイスティングコメント オレンジやレッドチェリー、金木犀、バラ、鉱物的なミネラルの香り。ワインは艶やかで、フレッシュな果実味としなやかな果実味とのバランスが良く、後に上がるミネラルの凝縮味が味わいの骨格を支える!

 ちなみに! 収穫日は9月5日、収量は45hl/ha。ジャンの顔とも言うべく代表的なキュヴェ!2011年は豊作で2010年同様に果実味がエレガントで、ジャン本人も特に好みなミレジムだそうだ!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,000 (外税) 
【こちらは12年ものです!あと20年位は持つと思います!】
 完熟したボージョレ、クリュ・ボージョレの美味しさを知る方は多くは無いと思いますが、このワインは収穫から12年..まだようやく高校生になったか?・・位の熟度かなと思います。

 蝋封のトップには小穴が有りますが、そこからは綺麗なコルクトップが見えています。コルクは10年ほどでまだ行けるでしょう・・ただし個体差も有りますから、抜栓は注意を払いながら・・行ってください。

 古くなって来たコルクですが、抜く場合は・・折れて先がボトルに残らないように。折れて残るのは大抵の場合、

「半分以下・・」

です。

 言ってしまえば・・先っぽです。ワインに濡れている部分+アルファが残ってしまうんですね。

 ボトルが太くなり始めた部分が・・そのポイントになる場合が多いですから、

「決してそのポイントの直前で抜くのを止めないこと」

です。

 まぁ・・止めないのが一番良いです。

 また、スピードも重要です。「スコッ」っと気持ち良く開けたいのは判りますが、それが可能なのは若いワインだけ・・。

 古いワインにそれをやると失敗すると思います。

 ゆっくり目に・・でも途中で止めないのが良いですが、それにはスクリューをしっかりコルクの長さまで入れておくことが必須条件です。このワインはたぶん・・大丈夫かと思いますが、失敗すると厄介ですから・・頑張ってください。


以下は2007年のコメントです。-----━━━━━━━━━
【マルセル・ラピエールが嫉妬?!ここの争いは、我々の楽しみとなるでしょう!必飲アイテム!】 一時やる気を無くしていた、と伝えられていたジャン・フォワイヤールですが、この5年ほどの間には完全に復帰し、難しかったはずの2007年、またとんでもなく美しいモルゴンを造り出しました。・・・まあ、呆れるほど美しいです。

 まず、ガメイだピノだと、好みは有るかもしれませんが、そんなものはまるで些細なことだと、改めて認識されるに違い有りません。それほどまでにピュアでミネラリティが高く、美しいのです。

 話は変わりますが、noisy の品揃えは大幅に偏っています。・・・まあ、そりゃあそうです。気に入らないと売らないんですから・・・。

「あ、このアペラシオンのワインが無いから揃えなくちゃ・・・」

 という感覚が全くの「ゼロ」です。ですので、マルセル・ラピエールも今まで気に入らないから、いかに大御所で有っても扱わなかった訳です。
「モルゴンばっかり集めてどうすんの?」
みたいな声も聞こえてきますが、もしそれがショップ仲間だったら、
「反対にじゃあ美味しくないワインを集めてどうすんのよ?」
と言ってやりたいところです。

 ラピエールも嫉妬しているとささやかれているほど、ジャンの畑は恵まれていると言われます。的確なビジョンを持った才能ある若者がやる気を出すと、こんなに美しいワインが生まれるんだとご理解ください。余り数は有りませんのでぜひお早めにご手配ください。マルセル・ラピエールの、キュヴェ・マルセル・ラピエールとの比較も、こりゃあ楽しいです。お奨めします!


2015 Fleurie
フルーリー

13084
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フルーリー
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

■海外メディア情報
91 Points CellarTracker
■エージェント情報
品種 ガメイ
樹齢 34年~44年
土壌 グレローズ(ピンクの砂岩)混じりの花崗岩
マセラシオン マセラシオンカルボニック
低温で21日間
醗酵 自然酵母 セメントタンクで4週間
熟成 古樽で8ヶ月
マリアージュ(生産者)冷製ブーダンノワール、小鹿の黒ラッパ茸のシヴェ
マリアージュ(日本向け) 鶏とアンディーヴのロースト マリアージュ
ワインの飲み頃 2017年~2032年 供出温度:17℃
テイスティングコメント
 ミュール、デイツ、スミレ、モロヘイヤ、ヘーゼルナッツ、カカオの香り。ワインはピュアかつ芳醇でボリュームと勢いがあり、凝縮された果実味を強かな酸と鉱物的なミネラル、キメ細やかなタンニンが支える!

希望小売価格 4.850円(税込5.335円)

ちなみに!収穫日は9月8日。収量は30 hL/ha。2015年は太陽に恵まれた当たり年!買いブドウはジャンの弟のレジス・フォワヤールから!ワインを落ち着かせてすぐに飲み頃を提供できるよう1年間カーヴで瓶熟を経てからリリースされる!SO2は澱引きの際に20 mg/L。ノンフィルター!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,150 (外税) 
【中域がふっくらしているモルゴンに対し、フラワリーに高域に伸びて行くアロマと中域のスタイリッシュさが特徴のフルーリー!・・完熟すると結構に爆発的な香りがするはずです!】
 やっぱり写真が見当たりませんで・・すみません。(あ、何とか2アイテムは見つけ出しましたが・・) 適度な重量感があるモルゴンに対し、もっと軽めで伸びが良いのが特徴ですよね。若い時期の美味しさを追求してしまうと甘みを残すような造りになってしまい、結果として「台無し」になってしまう、ある意味造りが難しいワインなのかもしれません。

 軽めのものは軽めだから良いので有って、そこ重量感を出したいとか・・はダメなんですね。軽いから早飲みに仕上げたい・・などと思っても結局は上手く行かない。スタンスとしては、やはりユベール・ラミーのようなアプローチが良いのかな?と思っています。

 そう言う意味ではさすがもはやモルゴンの品質的なトップ生産者であるジャン・フォワーヤールのフルーリーは優秀です。2015年ものも・・多分リリースされて半年後ほどにテイスティングして、

「まぁまぁ・・行けるか?」

と言う硬さのレベルだったと記憶しています。飲めない訳じゃ無いがちょっと硬い・・と言う判断です。

 なので、

「どうせコート・デュ・ピィもコルスレットもお蔵入りだし・・」

と言うことで、そのまま仕舞い込んだはずです。何かと忙しかったのもあるかもしれません。

 リリースから5年弱、経過していますので、

「こちらもそろそろ行けるはず!」

かと思います。ご検討いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。



 以下は以前のレヴューです。
-----
【「透明なガラスの花瓶に刺したやや淡い色の美しい花束」!モルゴンよりもエレガントで透明感が素晴らしいです!】

 10個あるクリュ・ボージョレのひとつ、フルーリーです。ジャンはどうしてもこのクリュを造りたかったそうです。フルーリーの名前の通り・・ですが、フルール(花)のニュアンスがエレガントに香るワインで、ややブルゴーニュ的なモルゴンと比較するとやや軽めながら、繊細で細やかな表現の有る素晴らしいガメになります。

 そんな対照的な味わいですからジャンも欲しかったんでしょうね。若くても新鮮な果実のアロマとやや引き締まったボディで、比較的スッキリと美味しく飲めるんですが、このフルーリーは2~3年でかなり激変・・香水のような香りに変貌する・・場合が多いと思います。超熟なモルゴンに対し、比較的早く熟しますので、飲んでいての変化も大きく楽しいワインなんですね。

 到着して時間をさほど置けずのテイスティングになりましたので、僅かに濁りの見える写真になっているかな?と思いますが、同時期にテイスティングした「モルゴン・レ・シャルム・キュヴェ・エポニム」ほどの白っぽく細かい濁りにはなっていないように、

「透明感のあるミネラリティ」

が特徴でしょう。モルゴンの方にはやや白っぽさがベースに赤や黒、紫が乗っているように思いますが、こちらは「透明」なミネラリティがベースです。


 かなりエキシーな味わいで、無駄な贅肉の無い、ややタイトな感じです。そこをグイグイと押し分けて入って行くと、奥に花っぽい・・やや軽めの淡い色合いのフラワリーさが感じられます。非常に繊細で粒子が細かい感じです。やや硬い状況ですが、それでも30分ほどしますと、先ほどまで「奥にあった花束」が少しずつ前面に向かってきているのが判ります。

 何もしなくても嫌味なくどんどん押して来る「コート・デュ・ピィ」に対するととてもエレガントです。そういう意味では、キュヴェ・エポニムにも似たニュアンスが有りますが、そちらは結構金属的な・・と言うか、鉄に近い金属由来のミネラリティが多いです。こちらはもっとツヤッツヤな透明感が有りますので、

「透明なガラスの花瓶に刺したやや淡い色の美しい花束」

と言えるでしょうか。とても素晴らしいです。


 皆さんはどうしても、「ピノ・ノワールが飲みたい!」らしいので、中々クリュ・ボジョレーまで手を伸ばしてくれないんですが、ジャン・フォワイヤール(フォイヤール)のモルゴンもフルーリーも絶品ですので、ぜひ飲んでみて欲しいと思います。最も、

「ジャンのボージョレ・ヌーボーを飲んだらことのほか・・旨かった!」

と経験済みの方も多いかと思います。是非ご検討くださいませ!お勧めします!


2008 Morgon Cote du Py
モルゴン・コート・デュ・ピ

7436
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
モルゴン
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

◆◆◆ 薄汚れ、小さな傷など有るかと思います。蝋封トップに小さめの穴が有りますが品質に影響は有りません。ご了承くださいませ。

■エージェント情報
AC Morgon Cote du Py 2008( AC モルゴン・コート・デュ・ピィ)
品種 ガメイ
樹齢 16年~81年
土壌 砂混じりのシスト
マセラシオン マセラシオンカルボニック低温で約30日間
醗酵 自然酵母
セメントタンクで約5週間
熟成 古樽とフードル20hlで10ヶ月
マリアージュ
(生産者) アーティチョーク、ピコドンチーズ
マリアージュ(日本向け) 鶏のオーブングリル
ワインの飲み頃 2010年~2020年
供出温度:14℃
テイスティングコメント スミレやグルナディン、ミネラルの香り。果実味が豊かで繊細なミネラルと透き通るような酸とのバランスが良く、ピュアなうま味がゆっくりと口に染込んでいく!

 ちなみに! ジャンの顔とも言うべく代表的なキュヴェ。ワインガイド「ル・クラスマン」をはじめ毎年高評価を得るワイン。ちなみにジャン曰く2008年はPinotte(ピノのような)しているとのこと。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,200 (外税) 
【激レア?・・15年もののモルゴン・コート・デュ・ピィです・・インポーターさんの飲み頃は2010~2020年..まぁ・・このワインの飲み頃がそんなに短いことは有り得ませんが!】
 1本だけ出て来ました。もっと高くても良いかと思いますが、ほぼ定価位です。収穫から数えて15年ものですが、これから15年は持つと思います。そしてその位になって初めて・・要素の様々なバリアが壊れて、物凄い芳香を放つようになるかと思います。今も美味しく飲めると思いますが、コルクは寿命と言われる15年に達しようとしていますので・・途中で折れるとかも有り得るでしょう。ぜひ丁寧に扱ってください。よろしくお願いいたします。


 以下は2007年のコメントです。
-----━━━━━━━━━
【マルセル・ラピエールが嫉妬?!ここの争いは、我々の楽しみとなるでしょう!必飲アイテム!】

 一時やる気を無くしていた、と伝えられていたジャン・フォワイヤールですが、この5年ほどの間には完全に復帰し、難しかったはずの2007年、またとんでもなく美しいモルゴンを造り出しました。・・・まあ、呆れるほど美しいです。

 まず、ガメイだピノだと、好みは有るかもしれませんが、そんなものはまるで些細なことだと、改めて認識されるに違い有りません。それほどまでにピュアでミネラリティが高く、美しいのです。

 話は変わりますが、noisy の品揃えは大幅に偏っています。・・・まあ、そりゃあそうです。気に入らないと売らないんですから・・・。

「あ、このアペラシオンのワインが無いから揃えなくちゃ・・・」

 という感覚が全くの「ゼロ」です。ですので、マルセル・ラピエールも今まで気に入らないから、いかに大御所で有っても扱わなかった訳です。
「モルゴンばっかり集めてどうすんの?」
みたいな声も聞こえてきますが、もしそれがショップ仲間だったら、
「反対にじゃあ美味しくないワインを集めてどうすんのよ?」
と言ってやりたいところです。

 ラピエールも嫉妬しているとささやかれているほど、ジャンの畑は恵まれていると言われます。的確なビジョンを持った才能ある若者がやる気を出すと、こんなに美しいワインが生まれるんだとご理解ください。余り数は有りませんのでぜひお早めにご手配ください。マルセル・ラピエールの、キュヴェ・マルセル・ラピエールとの比較も、こりゃあ楽しいです。お奨めします!


2014 Morgon Cote du Py 3.14
モルゴン・コート・デュ・ピ 3.14

12253
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
モルゴン
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

■エージェント情報
樹齢 85年以上
土壌 砂混じりの石灰質、シスト
マセラシオン マセラシオンカルボニック低温で約30日間
醗酵 自然酵母セメントタンクで約5週間
熟成 古樽で13ヶ月
ワインの飲み頃 2016年~2026年供出温度:17℃
収穫日は10月3日。収量は23hL/ha。2013年は厳しい年だが出来上がったワインが素晴らしかったので3.14でリリース!ワイン名はPyと円周率のπをかけたもの!80年以上の古樹から造ったトップキュヴェ!ノンフィルター!SO2は澱引きの際に20mg/L添加。
テイスティングコメント
グロゼイユ、シャクヤクの花、ハイビスカスティー、ムスクの香り。ワインはしっとりと艶やかで果実が染入るように優しく、ダシのような上品な旨味とミネラルが口の中でグラデーションのように溶けていく!

 コート・デュ・ピィの樹齢85年を超すヴィエーユ・ヴィーニュが表現するフィネスと力強さを表現し、長熟をコンセプトとしているため本来はいわゆる当たり年というミレジムしかつくらない。だが、2013年は厳しいミレジムにもかかわらずジャンはヴィエーユ・ヴィーニュの持つ表現力に期待を込めて、特例的に仕込んでいる!出来立てのワインを試飲した時の印象と比べて、現在は瓶の中で 3年熟成し、見事に見違えるような素晴らしいバランスのワインに変化している!今でこそはっきりコート・デュ・ピィとの差があるので、本当にブレンドしなくて良かったと実感。35年ワインを仕込み続けたジャンの経験値を感じさせる、最高峰のエレガンスをぜひ!!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,890 (外税) 
【最高の区画からの手塩にかけたヴィンテージのモンスターワインです!クリュのボジョレーの実力!!】
 久し振りに扱わせていただいたとてもスペシャルなキュヴェ3.14です。

「球体のワイン」

と言う意識が有るんだと思うんですね・・。π ≒ 3.14 です。因みに noisy の子供たちは、

「円周率は3」

と習ったそうで、まぁ・・ビックリです。


「1ダースは12本だけど、半端だから丸めちゃって10本にしよっか~・・」

って通ってしまいそうですよね。円の面積は半径 × 半径 × 3.14 とか、πr二乗 とかと習ったように思いますが、今回は「球」ですんで、4/3πr三乗ですね・・どうでも良いことばかりで・・すみません。


 まぁ、「普通のコート・デュ・ピィ」でもう、凄い出来ですからね・・。押し寄せるエキスの旨みがまるで波打ち際のさざ波のようです。高級ベリーを透明なミネラルを挟んで何層にもした感じ・・そこから金属系のミネラリティの香しい香りが感じられます。凄いワインだと思います・・が、

「その上がこの3.14(π)」

なんですね。ちょっと信じられません。


 中々本数をくれないので・・飲む訳には行かなくなってしまいましたが、まぁ、

「コート・デュ・ピィ2013年で充分!」

と言えますから、このキュヴェは、

「どうしても3.14を飲みたいぞ!」

と思われる方限定でしょう。


 まぁ、素晴らしいワインなんですが、普通のブルゴーニュファンなら素通りしちゃうと思います。絶対損をしてるよな・・と思います。

 先だっても古い「1976のムーラン・ナヴァン」をお買い上げくださったお客様からメールでご感想をいただき、ビックリされていらっしゃいました。40年ものでしたが、ブルゴーニュの1級ものか?・・と言うほど良かったそうです。noisy はそのワインは飲めてはいなかったのでご連絡をしてくださいました。

 この3.14がその位熟成させることが出来たとしたら、一体どうなっちゃうんでしょうね。金属系のミネラリティがかなりエロティックさを見せてくれていることでしょう!・・3.14だけは飲んでないので余り言えませんが、今までのテイスティングから簡単に想像することが出来ます。凄いワインだと思います。是非ご検討くださいませ!


2014 Morgon Cote du Py
モルゴン・コート・デュ・ピィ

12250
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

■エージェント情報
樹齢 22年~87年
土壌 砂混じりのシスト
マセラシオン マセラシオンカルボニック低温で20日間
醗酵 自然酵母セメントタンク約4週間
熟成 古樽で8ヶ月
ワインの飲み頃 2016年~2026年供出温度:17℃
収穫日は9月20日~25日。収量は35hL/ha。2014年は2012年同様に厳しい年だったが、収穫を待ったおかげで果実に艶のあるチャーミングなワインに仕上がった!ノンフィルター!SO2は澱引きの際に20 mg/L添加。
テイスティングコメント グリオット、シャクヤクの花、プラリネ、ヨモギ、梅の香り。ワインは艶やかかつビロードのように滑らかで、旨味をたっぷりと含んだジューシーな果実味を繊細な酸と洗練されたミネラルがきれいに整える!

 2014年は収穫直前の天気に救われたミラクルな年!ジャン曰く、長熟なワインではないが、彼の理想としているエレガントな果実味と酸のバランスが整った、今飲んでパーフェクトに近いワインが出来上がったとのこと!確かに、果実味がビロードのように滑らかで、アフターに支える洗練されたミネラルもバランスが良く、毎度のごとくボジョレーというカテゴリーを超越したフォワイヤール節が全開だ!これだからジャンのコート・デュ・ピィは止められない!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,650 (外税) 
【はっきり言って・・・・とんでも無い化け物ワインです!沢山の果実のミルフィーユ!最高の出来映えです!絶対飲むべし!】
 これは本当に素晴らしいです!凄いピュアさ!清冽な水の余韻!自然な膨らみ・・じわっと押し寄せ、徐々に浸透してくる波状のエキスの旨み!・・・そこからの高質なベリー!ドライなのに甘く、水のように流れて・・帰ってきます。今飲んでも最高に美味しい!飲んでみてください!3.14(π)のコラムにもこのコート・デュ・ピィ2014については記載していますので是非ご覧ください。超お奨めです!

以下は以前のコメントです。

━━━━━
【マルセル・ラピエールが嫉妬?!ここの争いは、我々の楽しみとなるでしょう!必飲アイテム!】

 一時やる気を無くしていた、と伝えられていたジャン・フォワイヤールですが、この5年ほどの間には完全に復帰し、難しかったはずの2007年、またとんでもなく美しいモルゴンを造り出しました。・・・まあ、呆れるほど美しいです。

 まず、ガメイだピノだと、好みは有るかもしれませんが、そんなものはまるで些細なことだと、改めて認識されるに違い有りません。それほどまでにピュアでミネラリティが高く、美しいのです。

 話は変わりますが、noisy の品揃えは大幅に偏っています。・・・まあ、そりゃあそうです。気に入らないと売らないんですから・・・。

「あ、このアペラシオンのワインが無いから揃えなくちゃ・・・」

 という感覚が全くの「ゼロ」です。ですので、マルセル・ラピエールも今まで気に入らないから、いかに大御所で有っても扱わなかった訳です。

「モルゴンばっかり集めてどうすんの?」

みたいな声も聞こえてきますが、もしそれがショップ仲間だったら、

「反対にじゃあ美味しくないワインを集めてどうすんのよ?」

と言ってやりたいところです。

 ラピエールも嫉妬しているとささやかれているほど、ジャンの畑は恵まれていると言われます。的確なビジョンを持った才能ある若者がやる気を出すと、こんなに美しいワインが生まれるんだとご理解ください。余り数は有りませんのでぜひお早めにご手配ください。マルセル・ラピエールの、キュヴェ・マルセル・ラピエールとの比較も、こりゃあ楽しいです。お奨めします!


2013 Morgon les Charmes Cuvee Eponym
モルゴン・レ・シャルム・キュヴェ・エポニム

12251
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
モルゴン
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール
お一人様1本限定 + 販売条件の無いワイン1本

■ お一人様1本限定 + 販売条件の無いワイン1本
◆◆◆ 出て来たシリーズです。

■エージェント情報
樹齢 30年平均
土壌 花崗岩混じりのシスト
マセラシオン マセラシオンカルボニック低温で20日間
醗酵 自然酵母セメントタンクで20日間
熟成 古樽で8ヶ月
ワインの飲み頃 2016年~2026年供出温度:15℃
 収穫日は10月2日。収量は20hL/ha。初リリースのシャルムはモルゴンのクリマの中で一番ワインがエレガントと言われている!ラベルのデザインは日本をイメージしている!ノンフィルター!SO2は澱引きの際に20 mg/L添加。

テイスティングコメント
 クランベリー、グミ、バラ、ジンジャー、モミの木、シャンピニオンの香り。ワインはピュアかつミネラリーでダシのような透明感のある旨味があり、みずみずしい果実味をキメの細かいタンニンが優しく引き締める!

 レ・シャルムはモルゴンの中で一番果実味がエレガントと言われていて、ジャンが長年仕込んでみたいと思っていたクリマだ!キュベ名の EPONYM は、名称の起源となった(人)名のことを意味したり、また何かの名にちなんで名付けることを意味したりする(例えばエッフェル塔は設計士エッフェル氏の名前にちなんでいる)。

  通常、クリマ名からちなんで(エポニムして)そのままワイン名を「レ・シャルム」とするワインが世には多いので、今回はジャンとアニエスはひねりを効かし、ワイン名を「キュベ・エポニム」とし、LES CHARMES というクリマ名をひそかにワイン名に表現している!(2013 年のラベルには LES CHARMES と小さく書かれているが、今後はなくなる予定!)

 ちなみに、モルゴンの字体と赤い点は日本をイメージしているそうだ!2015年の来日で日本に感動したジャンとアニエスは、そこからインスピレーションを得たようだ!(余談だが、二人は新しい飼い犬の名前を「ミソ(味噌)」と名付けるほど日本ファンになっている!)2013年は、天候が厳しくアルコール度数も 11.5%までしか上 がらなかったが、ジャンの好きなエレガントな果実味は健在で、シスト土壌からくる鋭くタイトなミネラルがしっかりと骨格を形成する!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,350 (外税) 
【コート・デュ・ピィの重厚さとは違うエレガントな面を表現するレ・シャルム・キュヴェ・エポニムです!】---こちらは何と2013年のレ・シャルム・エポニム!・・出て来ました!希少です。
 以前のご紹介時のままですみません。6本残ってました・・どうなっちゃってますでしょ!

---
 垢抜けたデザインで登場したモルゴン・レ・シャルム・キュヴェ・エポニムです。ヴィンテージは違いますが、2014年のコート・デュ・ピィの、濃密・・と言ってしまえば少し違うような気もしますが、幾層にも重なったややジャミーなベリーのニュアンスともだいぶ異なる印象を受けるレ・シャルム・キュヴェ・エポニム2013年です。エキゾチックなアロマは似ていますが、

「しっかり・・波状にベリーが押して来るコート・デュ・ピィ」

に対し、

「ブルゴーニュのピノ・ノワールのようなエキス系ワインが持つ穏やかなエレガンス、一体感を表現」

しているのがレ・シャルム・キュヴェ・エポニムと言えるでしょう。

 安易な言い方をしてしまうと、出来の良いジュヴレ=シャンベルタンのような、複雑なミネラリティからの表情にしっかり起伏を持ち、飲み人の感性を揺らしつつ楽しませてくれるのがコート・デュ・ピィ・・。一方、シャンボール=ミュジニーのようにやや軽めの石灰系のミネラリティがテカテカ、ツルツルと滑らかでエレガントに入射しつつ、瑞々しく美しい要素の中を飲み人が自身で探って行くと、とても細やかな複雑さが顔を出すレ・シャルム・キュヴェ・エポニム・・と言うような違いかと思います。

 いずれにしてもとても繊細な質ですので、現時点では細やかな澱をしっかり下げた方が、このワインの理解が深まるかと思います。まぁ・・言ってしまえばナーバスなタイプなんですが、ちゃんと扱ってあげると、その繊細さの光り具合が物凄い!・・と言うことになるんですね。

 その辺は写真を見ていただくとお判りかもしれません。店から家に持ち帰り、すぐに抜栓してグラスに注ぎ写真を撮っていますので、

「僅かに不透明な感じ」

が判るかと・・思います。特に2014年のコート・ド・ピィの透明感とは感じがちょっと違うでしょ?・・そうなんですよね。こんなところからも、

「白っぽいミネラリティ」

が想像できるかと思いますし、

「非常に細かい・・目に見えないような澱」

の存在が判ると思います。


 到着しましたら少し立てておいていただき、しっかり澱を落としてお召し上がりください。コート・デュ・ピィの波のように押し寄せるエキスも本当に旨いんですが、この繊細系のモルゴンが持つ、モルゴンとしての複雑性も保ちつつの繊細さ・エレガンスが素晴らしいです。お勧めします!ぜひ飲んでみてください!


2013 Fleurie
フルーリー

12252
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フルーリー
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

■エージェント情報
樹齢 33年~43年
土壌 グレローズ(ピンクの砂岩)混じりの花崗岩
マセラシオン マセラシオンカルボニック低温で20日間
醗酵 自然酵母セメントタンクで20日間
熟成 古樽で8ヶ月
ワインの飲み頃 2015年~2025年供出温度:17℃
 収穫日は9月30日、10月1日。収量は25 hL/ha。買いブドウはジャンの弟のレジス・フォワヤールから!ワインを落ち着かせてすぐに飲み頃を提供できるよう1年間カーヴで瓶熟を経てからリリースされる!ノンフィルター!SO2は澱引きの際に20 mg/L添加。

テイスティングコメント
 グロゼイユ、フランボワーズ、ゼスト、バラ、コリアンダーの香り。ワインはエレガントかつ艶やかで、滑らかな果実味の中に洗練されたミネラルとダシのようなふくよかな旨味エキスが溶け込んでいる!

 2013年は、気温が低く、さらに雨が多くベト病が繁殖した厳しい年だった。収量は25 hL/ha と 40%減…。だが、収量が減ったのは実際ベト病の被害ではなく、開花前に気温が上がらなかった影響でブドウの実そのものが付かなかったことが原因だった。なので、残ったブドウは風通しも良く、病気にはほとんどかからなかった!さらに、前半からブドウが少なかったことで、熟すのが難しい年の中、健全なブドウのまま潜在アルコール度数 12.5%を超えるまで持って行くことができた!ワインはジャンの好きなエレガントで果実がとてもチャーミングな味わいに仕上がっている!ヴァンナチュール特有の柑橘系の香りもありとても官能的なワインだ!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,890 (外税) 
【「透明なガラスの花瓶に刺したやや淡い色の美しい花束」!モルゴンよりもエレガントで透明感が素晴らしいです!】
 10個あるクリュ・ボージョレのひとつ、フルーリーです。ジャンはどうしてもこのクリュを造りたかったそうです。フルーリーの名前の通り・・ですが、フルール(花)のニュアンスがエレガントに香るワインで、ややブルゴーニュ的なモルゴンと比較するとやや軽めながら、繊細で細やかな表現の有る素晴らしいガメになります。

 そんな対照的な味わいですからジャンも欲しかったんでしょうね。若くても新鮮な果実のアロマとやや引き締まったボディで、比較的スッキリと美味しく飲めるんですが、このフルーリーは2~3年でかなり激変・・香水のような香りに変貌する・・場合が多いと思います。超熟なモルゴンに対し、比較的早く熟しますので、飲んでいての変化も大きく楽しいワインなんですね。

 到着して時間をさほど置けずのテイスティングになりましたので、僅かに濁りの見える写真になっているかな?と思いますが、同時期にテイスティングした「モルゴン・レ・シャルム・キュヴェ・エポニム」ほどの白っぽく細かい濁りにはなっていないように、

「透明感のあるミネラリティ」

が特徴でしょう。モルゴンの方にはやや白っぽさがベースに赤や黒、紫が乗っているように思いますが、こちらは「透明」なミネラリティがベースです。


 かなりエキシーな味わいで、無駄な贅肉の無い、ややタイトな感じです。そこをグイグイと押し分けて入って行くと、奥に花っぽい・・やや軽めの淡い色合いのフラワリーさが感じられます。非常に繊細で粒子が細かい感じです。やや硬い状況ですが、それでも30分ほどしますと、先ほどまで「奥にあった花束」が少しずつ前面に向かってきているのが判ります。

 何もしなくても嫌味なくどんどん押して来る「コート・デュ・ピィ」に対するととてもエレガントです。そういう意味では、キュヴェ・エポニムにも似たニュアンスが有りますが、そちらは結構金属的な・・と言うか、鉄に近い金属由来のミネラリティが多いです。こちらはもっとツヤッツヤな透明感が有りますので、

「透明なガラスの花瓶に刺したやや淡い色の美しい花束」

と言えるでしょうか。とても素晴らしいです。


 皆さんはどうしても、「ピノ・ノワールが飲みたい!」らしいので、中々クリュ・ボジョレーまで手を伸ばしてくれないんですが、ジャン・フォワイヤール(フォイヤール)のモルゴンもフルーリーも絶品ですので、ぜひ飲んでみて欲しいと思います。最も、

「ジャンのボージョレ・ヌーボーを飲んだらことのほか・・旨かった!」

と経験済みの方も多いかと思います。是非ご検討くださいませ!お勧めします!

2012 Morgon Cuvee Corcelette
モルゴン・キュヴェ・コルスレット

10342
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ボージョレ
ドメーヌ・ジャン・フォワイヤール

 フランボワーズ、グロゼイユ、金木犀、ジンジャー、バニラの香り。ワインは艶やかで色気があり、しなやかな果実味にチャーミングな酸、緻密なタンニンの収斂味、硬質なミネラルが優しく溶け込む!

 収穫日は9月26日。2012年の収量は50%減で25hl/ha。コースレットの畑は南向きの傾斜地にあり、コート・ド・ピィとはわずか2~3kmしか離れていないが、常に異なるミクロクリマがある。

 べト病の猛威にあった大変厳しい年で、収量は例年の50%減。しかも、ブドウの状態は完璧とは言えず、多くのブドウが選果で落とされた。醸造中に揮発酸が一時上昇するリスクもあったようだが、見事回避!最終的にスマートにまとまったワインをに仕上げている。ジャン曰く、味わい的には2008年や2011年に近いとのこと。ガメイというよりも、ブラインドだったら思わずブルゴーニュのピノと言ってしまいそうなフィネスと上品さを兼ね備えている!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,990 (外税) 
【はっきり言って・・・・とんでも無い化け物ワインです!沢山の果実のミルフィーユ!】
数が無く、飲めていませんので以前のコメントを掲載しています。

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【はっきり言って・・・・とんでも無い化け物ワインです!沢山の果実のミルフィーユ!】



 2005年のコート・ド・ピィを飲まれた方は、ガメイの味わいの深さに驚かれたことでしょう。そして、これなら間違いなく長く熟成するし、将来の甘美な姿をも想像しえたでしょう。



 で、2006年のジャン・フォワイヤールは・・・、一体どうしちゃったんでしょうか・・・。人間的にも大きく成長したんじゃないかと思えるほど、ピュアで凝縮した味わいを、どちらのキュヴェにも感じさせてくれました。



 もし、これがガメイの本当の味わいだとすると、これは大変なことになります。今までの意識を変えて行かなくてはいけません。何しろ「くしゃっ」と凝縮した美しい果実が、本当に積層しているんです・・・。



 まず現状でのnoisyの一押しです(2つしかキュヴェがないが・・)。物凄く凝縮しているが、ジャンのモルゴンの良い部分と言えるのが、

「濃い と 凝縮 は全く別」

と言う事です。



 そう、凝縮はしているが濃い訳じゃ無いんです。ですので、とてもすっきりしているんです。まるで上質のピノ・ノアールのように・・です。ですので、ベ
リーそのものを積層させたニュアンスを楽しめるんですね。中盤から余韻、後口まで、実に美しい表現をしてくれます。でも飲まれるタイミングによっては、少
しずつ硬くなる傾向があるかもしれません。



 樹齢が上がってくるにしたがって、ジャンのモルゴンからは目が離せない状況になってくるでしょう。ある意味化け物ワインです。是非とも飲んでみてください。お奨めします!