ドメーヌ・ピエール・ボージェ
ピエール・ボージェ
フランス Domaine Pierre Beauger オーヴェルニュ
● 本当に久し振りの入荷・・オーベルニュの自然派と言ったらこの人、ピエール・ボージェです。フランスの自然派ワイン専門店やワインバーでは大評判だということで、日本にはほとんど入って来なくなってしまいました。

一人きりで1.4haを手作業で徹底ケア
11月ブドウの声を聴き超熟を待って収穫
生み出されるワインは圧倒的凝縮感で唯一無二
皆様はまだINAOの認定するアぺラシオンに固執されますか?
イタリアでは偉大なるワインが当然のごとくテーブル・ワインになったり、ボルドーの高嶺の花、ヴァランドローもINAOとのワインに対する解釈の違いで、テーブルワインに格下げとなりました。(といっても味は間違いなく上がっているのですが…)
醸造の進歩に、昔からの規定を重んじていてそれが基準となっている事に無理が有るのですが…。 しかしそんな一般的な勝手な規定でなく、ご自分の舌でワインを選ばれていらっしゃる皆様には全く関係ない話かもしれませんね!
フランスの丁度真ん中に位置するクレルモン・フェランの南に広がるAuvergne地方。昔はそんな所にワインは存在するのかって?って思われた地域ですが、最近はどんどん若いナチュラルワインの生産者がこの地で美味しいワインを造り始め、もう知らない人はいない地域になりました。これも時代の流れですね。たった1人で、たった1.4haで2001年からワイン造りを始めた我々の期待の星ピエール・ボージェはうちの生産者の中ではTop中のTopのワインを造る、本当に大切な生産者。ひたすら純粋にワインを愛して造っており、全く採算性を考えない、本当に大丈夫なのだろうか?と、余計な心配をしてしまう程、経営感覚なしに造ります。
お父様は野菜のネゴシアン、小さい時から自然に触れておりました。フランスでも醸造を学び、実践し、アメリカやチリへも学びに行った国際感覚あふれる醸造家、ワインにかける情熱は人一倍です。 彼には独特のワイン哲学があり、本当に私生活をひっくるめて自然体で生きております。本当は彼も日本にお招きしたい醸造家の1人ですが、こんな人の多い東京に来たらそれこそビックリしてしまいます。いつか実現できる時が来たら良いのですが・・・。
彼のワインは1つとして同じワインがありません。本人にしてみたら同じワインを造っているようなのですけど・・・。それを扱う輸入会社としては大変です。エチケットは突然変わったり、出荷時期は全く不明。でもでもワインが飛びっきり美味しいので誰も文句を言えません。そのピエールも3年前に新しく家を引っ越し子供も生まれ、新しい生活が始まりました。赤ちゃんと一緒にいる所は本当に幸せそうです。この新生活がピエールのワイン造りにも影響する事でしょう。 (新井順子)
● N.V.(2016) Vin de France Blanc (Pinot Gris Lot PG16)
ヴァン・ド・フランス・ブラン(・ピノ・グリ Lot PG16)
● N.V.(2016) Rotten Highway (Sauvignon Blanc Lot SB16)
ロットン・ハイウェイ(・ソーヴィニヨン・ブラン Lot SB16)
【ひたすらに純な味わいで海外で大受け!非常に希少なピエール・ボージェのトップ・ワイン3種です!】
久し振りに入荷したピエール・ボージェのピノ・グリとソーヴィニヨン・ブラン、そして長らく入荷の無かったピノ・ノワールです。これは今回はSo2無添加!でも大人気だったシャルドネのシャンピニヨン・マジックは有る理由から止めざるを得なくなりまして、現在はソーヴィニヨン・ブランが彼のトップワインです。
パリの自然派ワインバーでは大人気で引っ張りだこ・・と言われているピエール・ボージェですが、高くなりましたね~・・。
まぁ、彼のこだわる姿勢は半端無いですから、それを評価するとそんな価格になってしまうのかもしれません。
ヴィンテージ毎にリリースされる訳では無いピエール・ボージェのキュヴェですが、何とこのソーヴィニヨンもピノ・グリも・・
「2015年もの」
なんですね。昨年も2014年ものがリリースされましたが、ソーヴィニヨン・ブランのみでした。
と言うことは、かなりの自信作なんじゃないかと思います。普通は4~5年、下手すると10年近く出てきませんから・・・。ほとんどロス無くスムーズに出来た秀作なのかもしれません。
また、フランスやヨーロッパでは物凄い人気だそうで・・比較的高価な値付けですが、全く問題無しとのこと・・。ビックリです。
ですが飲める数量は入って来ていないので、残念ながら今回のテイスティングはパス・・させていただきました。ピノ・グリは何と4本のみです。どうぞよろしくお願いいたします。
● N.V.(2016) Vin de France Rouge (Pinot Noir Lot PN16)
ヴァン・ド・フランス・ルージュ(・ピノ・ノワール Lot PN16)
● N.V.(2014) Vin de France Rouge (Pinot Noir Lot PN15)
ヴァン・ド・フランス・ルージュ(・ピノ・ノワール Lot PN14)
● N.V.(2015) Vin de France Rouge (Pinot Noir Lot PN15)
ヴァン・ド・フランス・ルージュ(・ピノ・ノワール Lot PN15)
【希少な希少な・・ピエール・ボージェのピノ・ノワールです!頭で飲まず心で飲んでね・・】
まぁ・・何と言おうか・・このピエール・ボージェと言う人のワインの真の豊かさ・・みたいなものに惚れていらっしゃる自然派ワインファンは多いと思うんですね。
別にさして樹齢が高い訳でも無く、さらには「フランスのヘソ」とは言いながらも、優秀とされる産地でも無く、さらにはそのアペラシオンも取得していない・・
つまり、
「頭で飲んでも判らないワイン」
で有って、
「心で感じるワイン」
なのかな・・と思う次第です。
確かにこの人懐っこい鄙びた(・・失礼・・)味わいは、例えば「マッサヴェッキア」に直通しかねないものかな・・と感じますし、それでいて、
「ピエール・ボージェならではの強烈な個性」
をも感じさせてくれる訳です。

懐かしいですよね・・シャンピニヨン・マジック。思わず写真を探してしまいました。2004年のソーヴィニヨンですが、もう9年以上前にご案内していました。
「・・高くなったなぁ・・」
と、売れるかどうか判らないので心配だったんですが・・5千円くらいでしたね。
でも瞬殺だったんですよね。
「人気」と言う、訳の判らないものの恐ろしさを知ったワインでした。ふんわりとして・・芯が無いようで、実は全体が芯のようなワイン・・。捉えどころが難しいか?・・などと考えている、ワインを頭で飲む可能性が非常に高い評論家やワイン屋(・・noisy もふくめ)のどうしようもなく凝り固まった判断以上に、お客様の自由な感性が、ピエール・ボージェのワインを受け入れたのでしょう。

これも懐かしいですね~・・レトゥルディ2003年のガメ。これ、確か、2千円代でしたよ?・・
「ピエール・ボージェは失敗作だと言ってる」
と言うので、
「・・そんなもん、自分で失敗だって言ってるものを売るのかい?」
と、ある種の反感を持ちつつ飲んだワインです。・・しかし、
「・・うわっ・・滅茶旨いじゃん!」
追加に追加をして、それなりに販売させていただいた覚えが有ります。
思えば、失敗作と言うのは、本人にとっての元のヴィジョンを外れてしまったワインになった・・と言うことで有って、「駄目なワイン」と言う意味では無かったと思うんですね。
この頃はまだ、世に知る人の少ない状況でしたが、どうやら世界もピエール・ボージェのワインの良さに気付いてしまったんですね。
確かに高価にはなった。でも、何年かに一度しか出会えない。まして買えるかどうかさえ判らない訳ですから、仕方が無いのかもしれません。
そこに価値観を見いだせる方にお勧めしたいと思います。
「頭で飲まず心で飲んでね!」
そんなピノ・ノワール・ワインになっているかと思います。ご検討くださいませ。
● N.V.(2015) Vin de France Blanc (Pinot Gris Lot PG15)
ヴァン・ド・フランス・ブラン(・ピノ・グリ Lot PG15)
● N.V.(2015) Rotten Highway (Sauvignon Blanc Lot SB15)
ロットン・ハイウェイ(・ソーヴィニヨン・ブラン Lot SB15)
【ひたすらに純な味わいで海外で大受け!非常に希少なピエール・ボージェのトップ・ワイン2種です!】
久し振りに入荷したピエール・ボージェのピノ・グリとソーヴィニヨン・ブランです。大人気だったシャルドネのシャンピニヨン・マジックは有る理由から止めざるを得なくなりまして、現在はソーヴィニヨン・ブランが彼のトップワインです。
パリの自然派ワインバーでは大人気で引っ張りだこ・・と言われているピエール・ボージェですが、高くなりましたね~・・。
まぁ、彼のこだわる姿勢は半端無いですから、それを評価するとそんな価格になってしまうのかもしれません。
ヴィンテージ毎にリリースされる訳では無いピエール・ボージェのキュヴェですが、何とこのソーヴィニヨンもピノ・グリも・・
「2015年もの」
なんですね。昨年も2014年ものがリリースされましたが、ソーヴィニヨン・ブランのみでした。
と言うことは、かなりの自信作なんじゃないかと思います。普通は4~5年、下手すると10年近く出てきませんから・・・。ほとんどロス無くスムーズに出来た秀作なのかもしれません。
また、フランスやヨーロッパでは物凄い人気だそうで・・比較的高価な値付けですが、全く問題無しとのこと・・。ビックリです。
ですが飲める数量は入って来ていないので、残念ながら今回のテイスティングはパス・・させていただきました。ピノ・グリは何と4本のみです。どうぞよろしくお願いいたします。
● N.V.(2014) Not For Highway Use Lot SB14
ノット・フォー・ハイウェイ・ユース SB14
【ピエール・ボージェのトップ・ワイン、ソーヴィニヨンです!】
久し振りに入荷したピエール・ボージェです。大人気だったシャルドネのシャンピニヨン・マジックは有る理由から止めざるを得なくなりまして、現在はこのソーヴィニヨン・ブランが彼のトップワインです。
パリの自然派ワインバーでは大人気で引っ張りだこ・・と言われているピエール・ボージェですが、高くなりましたね~・・。
まぁ、彼のこだわる姿勢は半端無いですから、それを評価するとそんな価格になってしまうのかもしれません。
ヴィンテージ毎にリリースされる訳では無いピエール・ボージェのキュヴェですが、何とこのソーヴィニヨン・・
「2014年もの」
なんですね。
と言うことは、かなりの自信作なんじゃないかと思います。普通は4~5年、下手すると10年近く出てきませんから・・・。ほとんどロス無くスムーズに出来た秀作なのかもしれません。
ですが飲める数量は入って来ていないので、残念ながら今回のテイスティングはパス・・させていただきました。エージェントさんの資料に有るコメントをご参考に。どうぞよろしくお願いいたします。
■エージェント資料より
砂岩に植わる樹齢10年のソーヴィニョンブランを樫樽で発酵・熟成しました。ほんの少し濁りのあるゴールドの外観、熟したリンゴや蜜の香りの奥からカリフラワーやアスパラのニュアンスを感じます。ボリュームのある質感、分厚い果実にグレープフルーツの酸やミネラル、時間と共に南国系フルーツが突出します。アフターはネクタリンや梅など更に複雑味は増すばかり、ピエール節炸裂です。
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