ドメーヌ・ブリュノ・コラン
ブリュノ・コラン
フランス Domaine Bruno Colin ブルゴーニュ
● 分かれてからは初のご案内でしょうか・・・フィリップとブリュノの兄弟で、ドメ ーヌ・ミシェル・コラン=ドレジェは分割されました。一般的にはブリュノの方が若くから美味しく飲めるタイプ、フィリップが長熟タイプとされています。
ミシェル・コラン・ドラジェ氏の次男となるブリュノ氏は、兄弟のフィリップ氏と共に父から畑を譲り受け、シャサーニュ・モンラッシェにある父の屋敷に本拠を据え、新たにドメ ーヌを立ち上げました。
ブリュノ氏の造る白ワインは「明るく元気な白」と評されており、若飲みに適しているのだとか。また、ブリュノ氏の手法は「昔からの技術に知性のひらめきを加えたもの」とも言われていて、リュット・レゾネのような農法を用いてワイン造りにあたっているそうです。 |
● 2011 Chasagne-Montrachet 1er Cru En Remilly
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・アン・ルミイィ
● 2011 Chasagne-Montrachet 1er Cru Vergers
シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ヴェルジュ
● 2011 Puligny-Montrachet 1er Cru la Truffiere
ピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・トリュッフィエール
【あのコラン=ドレジュの次世代です!】
飲んでご案内しようと思っていたんですが、余りに購入できなかったので・・とりあえずそのままご案内します。あのコラン=ドレジェの次世代ドメーヌのひとつです。ピュリニーのドゥモワゼル1級、そしてシュヴァリエは素晴らしかったです。・・でもシュヴァリエはつい最近まで親父さんが手放さなかったようですね・・。
バーガウンドやスペクテイターが評価していますので、申し訳在りませんがそちらをご参考にされてください。正規品では有りませんが状態は非常に良いと思います。個人的にはやはりトリュッフィエールが好きですが、実はシャサーニュの1級アン・ルミイィはかのモンラッシェの真裏・・サン=トーバンのアン・ルミイィとくっついていますがより南を向いており、大化けする可能性があるんですね。またヴェルジェはご存知の通りシャサーニュを代表する1級です。是非ご検討ください。
● 2012 Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
【ボーヌのシャルドネの造り手のACブルゴーニュ・ピノ・ノワールって、当たると美味しいんですよね・・!】

これは旨かったですね・・。正規品では無いので・・結構リーズナブルです。コンディションも良かったです。何より・・ちょっとトリュフっぽい香りが有って、エレガントで、エキスっぽくて・・言うこと無い仕上がりです。
とは言え、どんな理想像をピノ・ノワールに求めるかで評価は変わるとは思いますよ。言っちゃえば力強さは無いです。ここにジュヴレ的なミネラリティやパワフルな要素や、ポマール的なふくよかさは見当たらないです。
以前、ピーターツーストラップもの(選別品)のピエール・モレのACブルゴーニュを販売させていただいたことが有るんですが、まぁ・・ビックリしましたね。あんなにエレガントでまん丸なACブルゴーニュがボーヌで造れるんだと・・初めて意識したワインでした。それにちょっと似た感じも受けますが、何しろ、
「エレガント!」
なんですね・・。そこに、勘ぐれば・・
「ちょっと卑猥系」
なキノコとかがトッピングされている・・。
そしてまだ幾分の若さ、フレッシュさ故の硬さから、徐々に解れて出てくる要素たちもエレガントなんですね・・。決して果梗の渋みとか樽由来のエグミとかは無いのに、それなりの骨格が有り、甘味は感じないのに旨みをしっかり捉えられるんです。そして冷ややかで美しい酸・・これに尽きます。
まぁ、コシュ=デュリは当てはまらなかったので別にして・・(^^;; ボーヌの優れたシャルドネの生産者の、健全な年のピノ・ノワールって、結構外さないパターンが多いんですよ。ただし、コート・ド・ボーヌから余り離れていないことが条件になりますが・・。
ニュイのピノ・ノワールに比較すると、確実に「赤く」「エレガント」でマッチョにならない美味しさが有ると言いたいと思います。これは成功した仕入れかな?・・と思います。ちょうど一回締まっていた時期を通り過ぎつつ有るタイミングでしょう。これからは一方的にどんどん出てくると思います。お勧めします!追加は無いのでお早めにどうぞ!
Copyright(C) 1998-2023 Noisy Wine [ Noisy's Wine Selects ] Reserved