ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・ルイ・ユエラン

ルイ・ユエラン

フランス Domaine Louis Huelin ブルゴーニュ
● ルイ・ユエランのご紹介です。ルイ・ユエラン・・・まさにシャンボール=ミュジニーそのものの、エレガンスに磨きに磨いた味わいが、ちょっとクセになってしまいそうです。

 今日におけるシャンボール最後の新世代、いよいよ登場です。

 このドメ ーヌの3代目となるフレデリック・ユエランは、家業を継いだ1990年から1999年まで、本業のメカニックの仕事の傍らぶどうを栽培しネゴシアンに販売するという、いわゆる兼業農家でした。
 
2000年、シャンボール村栽培組合長のクリスチャン・アミオ(アミオ・セルヴェール)や、同世代のミッシェル・ディジオイアらとの邂逅を通じて「ワイン造りの面白さと奥の深さにハマってしまい」、ドメ ーヌ一本で行く道を選択しました。

同時に、「農薬や化学肥料ではなく、僕が、いつも畑にいて対処する」厳しいリュット・レゾネを開始しました。

 「僕はグラン・クリュはおろか、プルミエ・クリュも持っていません。だから、他の造り手がボンヌ・マールにかける情熱を村名シャンボールに、プルミエ・クリュにかける手間と時間をACブルゴーニュに注いでいます(笑)」という彼は、わずか4haの畑と「シャンボール一小さい」醸造所の隅々まで、細やかに神経を張り巡らせ、ぶどう本来の力を最大限に引き出すことを極意とする、清潔でナチュラルなワイン造りを行っています。

 「シャンボールらしさとは、スミレとフランボワーズの華やかな香り、そして他のどのAOCのワインよりも繊細なフィネスだと思います。僕は、ブルゴーニュらしいワイン、ピノノワールらしいワイン、そして、シャンボールらしいワインを造りたいのです」。

 ワインメディアには基本的に一切出展しないという彼。実際私たちも、シャンボール村内の看板ではじめてその存在を知ったのですが、下記の通り、「口コミで自然に広がりました」というその販売先はなかなかのもので、日本にもかなり少ない量でのご紹介になります。■所在村 Chambolle-Musigny
■醸造家 Fre'de'ric Hue'lin
■所有畑面積 4ha
■ドメ ーヌ継承年 1990年
■栽培における特記事項 2000年より厳格なリュット・レゾネを貫く
■醸造における特記事項 天然酵母のみで発酵。澱引きを最小限に留めた、シュール・リー環境での樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め
■販売先 フランス国内60%(600~700人の個人のワイン愛好家、ワインショップ、ブルゴーニュのレストラン)、輸出40%(ドイツ、スイス、オランダ、ベルギー、日本)
■掲載実績のある海外メディア
「ワインは音楽のように好みが分かれるもので、特定のテイスターの嗜好に左右されるのはまったくナンセンス。よって基本的に出展しません。大事なのは、実際に飲んで下さった消費者がどう感じたかということだけです」


2014 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール

12327
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ルイ・ユエラン

■エージェント情報
 シャンボール村内に3区画、ジイィ・レ・シトー村内に1区画、ヴォーヌ・ロマネ村内に1区画で合計1.4ha所有。平均樹齢40年のVV。1~4回使用樽で12ヶ月間熟成。
とても美味しいです!まさにシャンボールのエレガンスを纏った味わいです!
by noisy
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,820 (外税) 
【2014年ACブルゴーニュ・ピノ・ノワールがようやく登場です!2014年らしい、丸っとしたテクスチュア、やや濃いめの仕上がりです!】
 2014年のルイ・ユエラン、シャンボール=ミュジニーはもうお楽しみいただけましたでしょうか。例年よりも濃度がたっぷり有って、今飲んでも非常に美味しく、優れたバランスをしていたと思います。初めてルイ・ユエランを飲まれた方はビックリされたんじゃないかと思います。

 反対に、今までずっとルイ・ユエランをお飲みになられていらっしゃったお客様には、

「・・ん?・・随分、丸っとしたなぁ・・」

と思われたかもしれませんね。


 「わびさび」主体の薄旨シャンボール系の味わいを期待されていらっしゃったとすると、予想より少し濃いめだったかもしれません。

 ルイ・ユエランの2014年ものはブルゴーニュ、村名、1級とテイスティングしましたが、この、「丸っとしたいつもよりやや濃いめの深い果実の味わい」は全てに共通していまして、2014年ルイ・ユエランの特徴とも言えるかと思います。

 2012年の、赤果実中心のエレガントで薄旨な味わい・・しかもちゃんとバランスしている。2013年はドライながらもエキスが濃く、しかもしっかり「薄い」が旨みたっぷりなバランス。そして2014年はいつもより濃度がしっかりあって、むしろシャンボール系の石灰系ミネラリティを果実感が覆うほど濃度がしっかりしている・・。

 時折言ってますが、シャンボール系のワインは発酵時の温度コントロールが難しく、下手にやると醸造を失敗する・・などと揶揄されていますが、ルイ・ユエランの場合は、

「葡萄が成りたい姿に任せている」

と言うような姿が見えてくるようです。

 もしくは、シャンボール近郊のACブルゴーニュの畑の葡萄にヴォーヌ=ロマネ近郊の畑を混ぜていますので、ややそちらの特徴を多く持っているヴィンテージ・・とも言えるかもしれません・・・まぁ、前者でしょうけど・・。


 今のところ、いつものヴィンテージより「たっぷり」していると感じられると思いますが、これはこれで良いバランスと理解しています。美味しいので・・是非飲んでみてください!お薦めのリーズナブル・ブルゴーニュ・ピノ・ノワールです!


 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【旨いわ~!しかも2012年ものより・・美味しいって!そんなの有り得るか?!】

 ネガティヴなイメージがどうしても先行してしまう2013年のブルゴーニュですが、このところの何ヶ月かで、様子がだいぶ判ってきました。

 コート・ド・ボーヌの赤はグレードの高い畑はまずまず、低い畑は今ひとつ。白は平年並み程度。

 コート・ド・ニュイの赤ははボーヌに比べて水準が高い。

 基本、ドメーヌは良く、ネゴスは苦戦。


 そんな感じでしょうか。しかし、メオ=カミュゼはネゴスものと言えど、おったまげるような仕上がりでしたので、あくまで平たく・・平均的に言った場合・・です。


 そんな頭でこのルイ・ユエランの2013年ACブルを飲んでみました。ドメーヌだし、ニュイだし、さらにはルイ・ユエランだし・・この人、原価計算しない人ですから・・!


 そうしたら・・まぁ旨いったら無い!・・2012年も美味しかったけれど、もしかしたらその上を行ってると思います。

 全く濃く無く、代わりにエキスの充実ととエレガンス!・・それも硬くなりがちなシャンボールに有って、しなやかささえ感じさせてくれるんですね。この淡い色合いからは安易には想像できないような、ふっくらとしたチェリーなアロマが拡がります。

 しかも価格も据え置きのまま・・・。2013年は2012年を絶対に超えることはないだろうと思っていましたが、どんでもない!・・例外は結構あるものだと思いました!

 かなりの出来なので・・しかも騙されたと感じたとしても、実害は低レベル。 飲んでみて是非ご感想をいただきたいワインです!超お薦めします!これは是非是非!


【シャンボール並みのポテンシャル!?重くない白~透明なミネラリティが実に素敵です!しかもとてもリーズナブル!】

 もうこのインフレの時代には、2千円台の美味しいACブルゴーニュという表題はほぼ死語になってしまいました。そんな中でユドロ=バイエとルイ・ユエランだけが、何とか留まっているような状況かと思います。

 まぁ、言ってしまえばパリジャン達だって、よっぽどの日で無ければACクラスのワインを注文することは無いのかもしれません。しかしながら、フランスやイタリアのように、地酒ワインが無い日本の状況においては、

「美味しくないワインを飲みたくない」
「気の利いたワインを飲みたい」

 要求が有るとするなら、そしてブルゴーニュ系の味わいを愛する者であれば、美味しいACブルゴーニュ、リーズナブルなピノ・ノワールを探したくなると思うんですね。


 時折、探していたワインが他店で見つかったので購入してみたが、完全に逝ってた・・・などと言う話しを、常連のお客さんから聞きます。

 まぁ、お客様のご自由ですからどこでワインを買われても結構なんですが、できればうちのワインと比べて欲しくない・・ものです・・(^^;; 頭の硬い方は、

「ここの店は駄目だ」
「このインポーターは駄目だ」
「この造り手は駄目だ」

と、正確な判断をしないままにこのうちのどれかだと決め付け、思い込んでしまっている方が多いと感じます。
「お宅にあるxxxxのワインのインポーターはどこですか?」

と電話で聞かれる方もいらっしゃいますが、まずそのような方は noisyのワインは買ったことが無いし、聞いた後で購入される方もまずいらっしゃいません。・・ので、

「聞いてどうされるのですか?」

と聞き返そうか・・・とも思ってしまいます。酷い方は、

「まさかこのインポーターのワインだとは思わなかったので返品する」

などと受け取り後に言っていらっしゃったことも有ります。


 100%、パーフェクトは有り得ないとしても、コンディション的な部分は出来うる限りしっかりこちらで判断させていただいておりますんで、そこをすっとばしてインポーターだけしか気にしないとおっしゃる方には言うことは全く有りません。 上記の写真は、判り辛いですが・・・同じ白ワインです。某造り手の2002年のシャルドネ・・・この間ご案内させていただいたアイテムです。透明で綺麗な色合いに見える?右に比べ、左のものは茶が入っています。そして、僅かに濁っています。(ホコリは気にしないで・・ね)
 しかし、液量は左はパンパンに入っていますが、右は普通・・・コルクまで1センチ弱ほどの隙間が有ります。・・で結果は左は駄目な奴・・です。

 ま、noisy が見逃したのを、oisyがチェックしたんですが・・・(^^ やるじゃないか!

と言うわけで左のボトルは売りません。損害は出ますが、これほど簡単に判るものをお客さんに渡して信用を失いたくない訳です。

 新しくご紹介するアイテムも同様です。「少なくて飲めませんでした・・」と書いていながらも実は後で飲んでチェックしていたり・・します。その上でその後の仕入れや販売価格などに役立てています。なので・・安易に他のショップさんと比較されても・・・ね・・。困っちゃう訳です。
 2012年のルイ・ユエラン、ACブルゴーニュ・・・何も言うことは有りません。素晴らしいです。2011年の印象と全く同様・・・、シャンボール的で、村名と間違えるかもしれない仕上がりです・・・他の村の区画のワインが入っていたとしても・・です。今飲んでとても美味しい!内容は昨年のコラムをご覧ください・・・。あまり気分の良い話しでは無かったですね。申し訳有りません。


【感動はルーミエ並み?凄く美味しいです!濃度アップで、ただシミジミ薄旨系では無くなった!】

 いや~・・めっちゃ美味しいです・・・。濡れた赤~僅かな紫果実が溜まりません!

 若干、時間の経過で締まる方向にベクトルは向いていますが、あのフーリエお得意の濡れた果実感にそっくりです。ピュアで・・・そう、以前はシミジミ旨い・・・薄旨系と評していたんですが、濃度もシッカリ出てきまして・・・ルイ・ユエラン史上、最強のACブルかと思います。まったくのシャンボール村名だと言っても通ってしまうんじゃないかと思います。


 もっとも、ヴォーヌ=ロマネの葡萄も使用していますから、その感覚は造られたものによる訳ですが、バランスの良いACブルは村名を凌ぐ・・・そんなコピーさえ思い浮かんでしまいました!

 やっぱりユドロ=バイエだろうと・・・思っていましたが、とても美味しいにせよ、バイエも結構な値上がりをしており、こりゃ~、もし有るなら買い足そうと、追加オーダーしちゃいました。もし無くなっていたらお問い合わせくださいね。超お勧めです!素晴らしいワインです!



以下は以前ののコメントです。印象は変わっていませんが、完成度が滅茶苦茶上がっていてとても旨いです!
━━━━━
【蚕の糸のエレガンス!2010年も滅茶苦茶しっとり!シミジミ薄旨系の典型です!】
━━━━━
 いや~、好みです・・・♪♪まあ、ちいっとだけ早い感じも有りますが、このエレガンス・・・古典的だが過不足無く、バランスの良さが光りますね。ついついもう一杯・・と、いつもより余計に注いでしまいます。そして、その後の酔い覚めも軽いです。シャンボール的な味わい・・是非ともご検討ください!


━━━━━
 ワイン専業の専門店として考えてみるなら、本当に変な店である。大体にして、普通の専門店ならやっぱり今でもフランスのボルドーが主体なので有る。構成の半分近くはボルドーで有り、その他は色々・・と言うのがお決まり。当然ながら、きちんとプライスも表示してあるのが普通だし・・・!なのにこの店と来たら、ボルドーのボリュームゾーンはほんのちょびっと・・・しか置いていないし、まあ、ヴィンテージもののクリュ・クラッセがそれなりに有るだけなのである。

 でもまあボルドーに限らず、イタリアのワインも、本当に美味しいものが少ないと思っているから・・・の、裏返しでもあるのだ。もしくは、美味しいとは思っても価格と釣り合っていなかったり、本当のところはちゃんとポテンシャルは有るにせよ、コンディションに納得が行かないものが多すぎるからなのだ。

 だって・・ね、もうお判りに成られていらっしゃる方がほとんど・・・、と思えるメンバー様ばかりなので、敢えて言う必要も無い位なのだが、5千円までのワインで、まともなコンディションで、価格以上のポテンシャルをきちんと発揮しているものなんて、そうそう有りません。タンニンはギスギス、酸がトゲトケしてミネラルが壊れているボリュームゾーンのボルドーなんぞ、日本に流通している90%以上に達するんじゃないかと思う。イタリアにしてもそう・・・、収穫して1年しか経っていないワインにものの見事な熟成香・・・、飲んでみれば膨らまず、ただ濃度だけはしっかり有ってもバランスがバラバラ。ミネラルが壊れたお陰で、「つなぎ」が無くなってしまった。タンニンもぺったんこ。そんなワインだらけ。イタリアワインも購入したいけど、昨今は怖くて中々手が出せないようになってしまった。変な店にさらに拍車が掛かってしまう訳。

 コンディションが気にならない方も多くいらっしゃるようで、もし、そんな悪コンディションのものに出会ったとしても、
「ん・・・これは余り好きじゃないかも・・」
位で通り過ぎてしまうのでしょう。

 で、品質の良い、コンディションに納得できるワインばかりを購入するようになってしまいましたが、その結果、ブルゴーニュも多く成るし、自然派の扱いも増えたのが、変な店の理由のひとつです。


 今回の「ルイ・ユエラン」は、初めての扱いですので、万が一を考え・・・(笑、取り合えずACブルゴーニュでのテストです。新着でご案内できる・・・ということは、合格点が出た・・ということなんですね。

 味わいは、
「極めてエレガントなスタイルの、シャンボールらしさが全面に現れたテクスチュアの美しいピノ」
です。

 で、
「全然凄みが無い」
んですが、
「こんなに超極細の絹糸を、より合せもせずに織り込んだ、透明感バッチリ、消え入りそうなのにしっかり有るのが凄い」
んですよ。

 そう、滅茶苦茶繊細なので、ちょっと触っただけで壊れてしまいそうなのに、絶対に崩れ落ちないエレガンス・・・なんです。

 シャンボールのワイン同様、らしい果実感やミネラリティが有るんですが、他を飲んでしまうと、野暮ったいとさえ感じさせてしまうかも・・・しれません。これは有る意味・・凄いと思ってしまうんですが・・・いかがでしょう?

 そして、この繊細さがとても美味しく感じ、いつまでもそのニュアンスが脳裏に有るんですね。ですので、
「シャンボール好きなら是非とも飲んでみて!」
と言いたいと思います。反対に、ガッシリしたタイプや濃厚な味わいが好きな方には・・・理解不能な味わいかもしれません。

 noisy 的には大いに「有り」なピノ・ノワールでした。ピ~ンと来た方・・・是非飲んでみてください。お勧めします!

━━━━━
 震災の後、しばらくの間は心が壊れてしまったようになってしまいました。まだ小さな子供たちが沢山見つからなかったりしています。渦巻いている悲しみ、苦しみの精神波に同調しないように・・しましたが、それは無理でした。助けてくれたのは家族でしたし、励ましてくれた皆さんや、優しい味わいのワインたちでした。見て見ぬ振りは止め、悲しみは悲しみとして現状を受け止め、新しい世界を皆さんと共に築きたいと思います。優しい味わいのブルゴーニュワインたちが、少しでも皆さんの傷ついた心を癒してくれればと・・願っています。


2014 Chambolle-Musigny
シャンボール=ミュジニー

12237
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・ルイ・ユエラン

◆◆◆ラスト2本、エチケットにシワが有ります。ご了承くださいませ。
■エージェント情報
 Les MalcarreesとLes Maladieresの2区画で合計0.55ha。樹齢40~70年のVV。アリエ産新樽25%、1~2回使用樽75%で18ヶ月間の熟成。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,680 (外税) 
【べらぼうに旨い!】
 え~・・買うっきゃ無いです!素晴らしいです。今飲んでも「甘露」!2013年も旨かったですが、2014年はもうパーフェクトと言える出来です。もう・・洋風の・・例えばトマトとチーズで奥さんに何か造ってもらって・・いや、自分で造っても良いんですよ、このルイ・ユエランのシャンボール=ミュジニーを飲んでみてください。


「全てがスルスルと・・まるで飲み物のように消えて行く」


感じを得られると思います。ついつい、グラスに手が伸び、フォークが進み、またグラスを口に持って行き・・とエンドレスなアクションに陥るでしょう。味わいは・・昨年のレヴューをご覧ください。ほとんど同じです・・が、2014年は呆れるほど美味しい・・超お勧めです!


 以下は2013年シャンボール=ミュジニーのレヴューです。
━━━━━
【2013年、エキスの旨さが見事です!赤い極小果実に僅かな黒い極小果実が混じり、旨みたっぷりの味わいです!】

 心配だったブルゴーニュの2013年と言うヴィンテージも、フタを開けてみればどのワインも素晴らしい出来で、まさに「杞憂」となった訳ですが、素晴らしい技術と感性を持った造り手ほど、難しいヴィンテージにきちんと対応していると・・思わされます。

 この「ルイ・ユエラン」の2013年は、全てのキュヴェをテイスティングしていますが、素晴らしいACブルゴーニュ・ルージュはじめ、どのキュヴェも2009年から続いたグレートイヤーと同じか、それ以上の仕上がりをしているのには改めて驚かされます。

 やや淡い、赤のグラデュエーションが実に美しいと思いませんか?・・

 ポテンシャルの無いワインは見ただけですぐ判ります。特に「濃くない」色合いのワインはバレバレです。

 一面的な色合いをしている場合は・・そんな一面的な味わいをしています。多層な色合いをしているとやはり複雑です。淡い色合いをしているとエレガントです。明るい色合いは細やかさが有り、暗い色合いからは重量感が伝わってきます。・・まぁ、一般的におしなべて表現した場合です。

 このシャンボール村名はそんな部分から是非感じてみてください。2012年よりもやや明るい色をしていると思います。
 で、エキスの旨みが濃密で甘みさえ感じるほどで、透明感の強いミネラリティがたっぷりあります。赤いチェリーのニュアンスに溢れていて、むしろ2012年までのルイ・ユエランのシャンボール村名よりも果実感が高いです。

 今飲んでも非常に美味しく、ついつい・・ボトルの最後まで飲み切ってしまいそうになってしまいました・・。昨今はワインには超ど素人の不肖の息子がアルバイトをしておりまして、店を午後9時に閉めると夜の帳に消え、翌日深夜、noisyが食事を兼ねたテイスティングが終わった頃、気ままに帰宅してきて、残りのワインをテイスティングする・・そんな流れになっていますので、少なくとも彼の分を取り置くことが必須となっています。美味しいのでついつい・・

「ユエランのシャンボールのボトルの・・あと1センチ分、飲んじゃおうかな~!」

と・・なってしまうんですね~。

 ヴィンテージの弱さなどとは全く無縁のシャンボール村名でした。味わい的には同時にご案内することになってしまったジョルジュ・ルーミエとは全く似ていないです。敢えて言うなら良くも悪くもコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエのシャンボールに近いかな・・と思います。ド・ヴォギュエのシャンボールに存在する黒系果実をマイナスした感じ・・と言えば、シャンボール通の方には判りやすいかもしれません。透明感バッチリの素晴らしいシャンボールでした。

 価格も安いし、今飲んでも間違い無く美味しく飲めるシャンボールです。是非飲んでみてください!お奨めします!



以下は2012年のシャンボールのレヴューです。
━━━━━
【エレガントさとエキスの旨み!赤果実の滑らかな美味しさ!価格も嬉しいです!】

 2011年のルイ・ユエランは、以前、どちらかと言えば「詫び寂び的な美味しさ」を感じさせるものから、よりエキスの充実度をアップさせ、シャンボールらしさはそのままに、玄人受けより、より判り易いスタイルに変貌しつつあることを報告させていただきました。

 また、何よりプライスが他の生産者に比べてリーズナブルで、しかしながら生産量が、下手を言えば、「兼業農家並み」しかないので、気付くと無くなっている・・・、だから美味しくても大きな声では言い辛い・・・そんなワインになっています。

 写真では少し黒さの見える色合いですが、良い所ラズベリー位の風味で、赤系の果実がたっぷり・・エキスタップリです。

 それでもとても受けの良い、他のシャンボールの生産者に比較すれば、「抽出が強い」とか、「これみよがし的な部分がある」とかの印象を持たせない、非常にナチュラルな味わいだと言えると思います。

 2012年も2011年に劣らない味わいで、この蒸し暑い季節に飲んでいても、喉越しの良い滑らかなシャンボールの絹漉しのテクスチュアが気持ち良く、ミネラルの粒に守られた要素が時折弾けるようなニュアンスに・・・

「ん~・・・んまい!」

と独り言が出てしまいます。

 勿論、非常に長熟なシャンボールですから、半世紀もの熟成に耐える要素を持っている訳ですが、エキスの旨みだけでも飲めてしまうような包容力も持ち合わせていますので、非常に使い易いワインではないかと思います。 是非ご検討いただき、飲んでみていただきたいワインです。お奨めします!
以下は以前のコメントです。
━━━━━
【ルイ・ユエラン・・・ついにここまで来たか!?】

 本当に・・美味しいです。やや硬めなテクスチュアのシャンボールながらも、ついつい引き込まれていってしまう・・・そんな魔力のあるワインです。以前のルイ・ユエランのワインには無かった「凝縮感」が付いた性でしょうか?・・・それとも・・・?

 エージェントさんに話を聞くと、どうもこのルイ・ユエランさんちはとても小さな造りで、さしたる野望も無く、ただ粛々とやるべきことを成すのみ・・と言った感じだそうです。しかしながら、このアッパー感は、あのフーリエの時も感じたものですので、

「もしルイ・ユエランの2012年がさらに凄かったら・・・?」

 ・・・一体どうなっちゃうのか、考えてみてください。もともとエキスの旨みは超絶モノですから、ここにさらに色々な要素が加わったら・・これは凄いことになります。そして、もしかしたらそうなるかもしれない・・可能性はあると、noisyは考え始めています。

 まあ、ACブルの2011年をお飲みの方はお判りでしょう!素晴らしいですよね?・・・ここにさらにxxxxが加わったら・・怖いもの無しでしょう!

 ユドロ=バイエのシャンボールも旨いですが、さらなるシットリ感のあるルイ・ユエランは、まさにマイタイプです。飲んでみて欲しいと思います。お勧めします!

 以下は以前のコメントです。
━━━━━
【癒し系のエレガンスながらも将来性大のドメーヌ!】

 いや・・・旨いです。実にマイタイプ!ヴィンテージは違うものの上記のピノをさらに繊細に、さらにエキスを濃くしたのがこのシャンボールと言えるでしょう。本当に細い糸を寄り合わせたようなテクスチュアから、綺麗な出汁味が堪らない旨みを持っています。

 このドメーヌも、もしビオロジックやビオディナミに転向して経験を積んだら・・・、構造にダイナミックさが出てさらなる向上が期待出来ます。どうかそこまで行ってくれないものか・・と思うんですが・・・。それにしても旨いです!エレガントなシャンボールをお探しなら、是非ともこのルイ・ユエラン、お試しください!一推しです!

■樹齢25年 まだまだ「プティ」ソムリエoisyがニュートラルな気持ちで挑むテイスティングコメント
Chambolle-Musigny 2012 Domaine Louis Huelin

 ルイ・ユエランのブルゴーニュルージュを、そのままスケールアップさせたようなイメージです。

この造り手はまだブルゴーニュに慣れ親しんでないOisyが前ヴィンテージを飲んで、シャンボール=ミュジニーにハマったきっかけになった造り手ですが、素晴らしいミネラル主体のシャンボールのテロワールがしっかりと表現されています。

 RWG的に言ったら愛すべき薄旨エキス系になるのかな?
エキス感があり伸びやかなミネラルが潜んでいて、本当に丁寧な仕事っぷりが感じられます。現状はまだ固いのですが。
Oisy的には将来、艶やかで妖艶な色気を出してくるのはこうゆうワインなのだと感じ始めています。
なんだか、追いかけていきたい造り手です。
良いなぁ。


2014 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Pinot Noir
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ピノ・ノワール

12628
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・ルイ・ユエラン

■エージェント情報
コンクール村のAux Defoiに0.35ha。平均樹齢40年のVV。1~3回使用樽で12ヶ月間熟成。

 新ヴィンテージ!とても美味しいです!まさにシャンボールのエレガンスを纏った味わいです!
by noisy
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,090 (外税) 
【絶滅危惧?・・ドメーヌ・ルイ・ユエランが・・もう飲めないかも】
 他のコラムでもご案内させていただきましたが、ドメーヌ・ルイ・ユエランの2015年、2016年は絶望的だとの情報をエージェントさんからいただきました・・。非常に残念ですが、当主の病気治療のため、全量をネゴスに販売してしまったとのこと・・全快されることを祈っています。

 それにしても・・noisy にとっては非常に痛いです。ネットで検索してみても余りヒットせず、楽天さんでも古いヴィンテージを含めて4件ほど・・エージェントさんに初めて確認したところ、ほとんどが noisy の販売で無くなるそうで・・いや、2015~2016年が入ってこない件で連絡いただいた時に初めて聞いたんですね。もう・・ビックリです。

 秀逸なはずの2015年が入ってこないのは残念ですし、弱いヴィンテージの(はずの)2016年も、実はとても楽しみにしていたんです。2013年の薄い旨みのエレガントなシャンボールは大好物でした。エキスがしっかりあるのに「わびさび」の有る旨いワインでしたから、2016年がどうなってくるのか・・楽しみだったんですよ。

 なので、ルイ・ユエランにとっては比較的「濃いめ」に仕上がったヴィンテージである2014年は、とてもしっかりしているので、

「ルイ・ユエランらしい薄い旨み」

が薄れて・・?・・普通なら喜ばしいところが、何となく複雑な思いの2014年なんですね・・。


 ACブルやシャンボール、そして希少な1級レ・シャトロもそうですが、ルイ・ユエラン史上、もっとも濃度の高いワインに仕上がった2014年ですから、このオート=コート・ド・ニュイも同様で、いつもより、ややしっかり目の充実した(しちゃった)味わいです。

 もちろんですが、ルイ・ユエランらしいフラワリーなアロマや、果実のエレガントなニュアンスが感じられる素晴らしい味わいです。なんでこのルイ・ユエランのワインが他で売れないのか・・不思議なくらいです。

 まぁ・・ワイン屋は普通、店のものには手を付けない人が多いですから・・。本来は逆だと思うんですけどね。テイスティングもしないで一体何が分かるのか、もしくは何もしないでただおゼゼをゲットすることのみに特化して生きる方法をぜひ教えてください。


 仕上がりは超健全、いつものルイ・ユエランのオート=コートです。しかし、いつもよりややしっかり目です。目の詰まり具合もほんの少し上です。なのでやや硬めでは有るんですが、この夏にはバランスするでしょう。

 ルイ・ユエランさんには何とか頑張ってもらって、今年の2017年ものを日本に届けてほしいと切に願っています。ぜひご検討くださいませ。


 以下は以前のオート=コートのレヴューです。
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【ルイ・ユエラン・ファン・・・!静かに増殖中!・・判るな~・・その気持ち!この淡い色合いがソソリます!】

 実にしっとりと美味しいです!飲みたいワインはこれ!・・と言いたくなるような・・・まったく出しゃばらないのに、実はちゃんと出るとこ出てます~・・・のようなしっかりものなんですね・・。

 まぁ、ルイ・ユエランさんのACブルなどを飲んだ日にゃ、若い人は物足りないかと思いきや、うちの若手のショート・ホープ・・・いや、ショートは余計だけれど、oisyなども・・

「少しカッチリしたシャンボールタイプで好みです!」

 などと平気で抜かすので、若人がおじさんぽくなってきたのかおじさんが若いのか・・・いや、そりゃ無いな~と思いつつ、やっぱり良いものは良いんだよな~と妙な納得の仕方をしてしまったりしています。

 それでも確実に品格はACブルを上で、エレガンスが非常に・・心地良いです。2013年はさらに愛らしいベリー・チェリーな仕上がり!オート=コートはもう・・2千円台は完全に絶滅ですよ!それでもルイ・ユエランさんのは何とか・・何とか持ちこたえています・・ちょっとだけ超えちゃいましたが!

 決して地所を大きくしようとか、名声を得ようとかはしていないのに、しっかり、確実に山を登っている・・そんないぶし銀の造り手がルイ・ユエランです。是非とも飲んで応援してください。きっといつか・・

「やっぱりルイ・ユエラン・・好きなんだよな~・・」

とシミジミ思う日が必ず来るでしょう。残糖の甘みなど全く存在しないのに・・旨みがじっくり出てきます!是非ご検討いただき、飲んでみていただきたいワインです。お奨めします!


2014 Chambolle-Musigny 1er Cru les Chatelots
シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・シャトロ

12218
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・ルイ・ユエラン

■noisy情報
 たった0.04haのルイ・ユエランの隠されたトップ・キュヴェ?!日本ではほとんど案内は無いでしょう。激レアです。
◆◆お一人様2本まで限定
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥9,690 (外税) 
【激レアの1級レ・シャトロです!2014年ものは2013年もののエキスの50%増し!】
 いや~・・エキスが濃いですね~・・。いや~・・2013年のレ・シャトロの、余りの美味しさが脳裏から離れず、少ないキュヴェですが・・2014年も飲んじゃいました!2014年ものは2013年もののレ・シャトロのエキスを1.5倍にしたような、濃密さを持っています。

 濃密なのに甘く無いし、凄みなどは全く・・2013年に同じです・・つまり、凄みは無いに等しい・・。しかしながら、繊細さ、まるで絹で仕上げた服のような上質さは、他の生産者のワインでは味わうことはまず無いです。ユドロ=バイエは濃密でめちゃ美味しいですが、こんな繊細さは無いんですね・・。凄みはユドロ=バイエでしょう。でも、心の中に侵入してくるような繊細さは、やはり、「ルイ・ユエランの独壇場」と言えるんじゃないでしょうか。

 ただし、一言だけご注意申し上げますと、2013年よりも50%増しほどにエキスが濃密な分、現状の「発散度はまだ低くややタイト」です。年明けを過ぎますと、だいぶバランスしてくるはずです。短くともそれまでは、

「どうか待ってください」

 その方がこのワインの本質を掴みやすいはずです!・・お勧めしたいが数が無い・・激レア品です。ご検討くださいませ!


 以下は2013年のレ・シャトロのレヴューです。
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【驚くべき超繊細シャンボール=ミュジニー1級!!絹のごとき極細の糸を淡く美しいルビーと細やかな要素で染めています!】

 いや~・・ついに超レアなルイ・ユエランの1級レ・シャトロを飲んじゃいました~!!・・これは素晴らしいですね~。他のどんな造り手にも似ていない!・・というか、こんな仕事は誰にも出来ないだろうと思ってしまいました。滅茶苦茶美しい・・そして、よくよく振り返ってみると、官能さがちゃんと有るんですね。

 シャンボールの村の偉大なワインは、ボンヌ=マールとミュジニーかと思います。まぁ、レザムルーズとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

 まず、ボンヌ=マールには全く似ていません・・やや無骨な部分が有るが、熟すと
「・・・なんじゃこりゃぁ!」
と思わず声が出てしまうような香しさと大きさのあるグラン・クリュですが、まるで違います。

 ミュジニーの香気成分のうち、非常に繊細な・・デリケートな部分・・・、香水と言える様なムンムンするような華やか系のものではなくて、もっと落ち着いていてそこはかとなく漂うような、地に足が付いたしっとりとしたアロマ・・が似ています。言ってみれば、

「レザムルーズは香りがややジャミー!」

とさえ言ってしまうような高貴さを持っています。育ちの良さ・・みたいなものでしょうか。

 そのしっとりとした高貴さは軽そうでいて重そうでいて・・でも全域にちゃんとバランス良く存在しています。簡単に言えば・・

「浮付いたところが全くない上流階級的エレガンス」
かな・・実に繊細で、絹糸1本それぞれにちゃんと染めをしつつ、その絹糸を織り込み、結果として派手さの無い美しいルビー色の花の模様を描いていると感じます。

 こんなシャンボール1級は飲んだことが無い・・です。雑な部分が全く無い、繊細な仕事が出来る日本人の職人が美しい絹糸で作った着物と言える仕上がりでした!

 写真をご覧いただければ・・テーブルのナプキンの模様がしっかり見えていますよね?・・でもそれでいて、色合いはちゃんと有るんですよ。美しいでしょう?

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【これは欲しいでしょ!】

 余りに noisy が「好みだ」「旨い」と言うもんで、静かに拡がってきたルイ・ユエラン・ブームですが、まぁ・・飲めば納得してしまうと思うんですよね。脱力系だけれども、決して力を抜いているんじゃなくて、余計なことせずに淡々と必要なことだけをした結果として、ピュアで充実したエキス系の味わいになった・・ということなんですよね。

 だから、仮に・・・

「そんなね~・・noisyさんが特別に言うほどじゃないよね~・・」

などとは言ってはみても、気付くと空になってるボトルと、自身にいつの間にか宿ってしまう肯定感には嘘は付けないはずです。そして彼の誠実な仕事ぶりには見合っていないようなどこのドメーヌよりリーズナブルなプライス・・・

 そしていつの間にか・・・ルイ・ユエラン風の味わいが自身のもっとも好きなスタイルに置き換わってしまっていることに気付くんじゃないかと思うんですね。

 この1級レ・シャトロは、僅かに0.04ヘクタールの持分で、おそらく一樽できるのがようやっと・・・という状況でしょう。飲まれた方の印象を聞くと、「正にルイ・ユエランのトップキュヴェ・・あのまんまを高級にした感じ」だそうで・・。エキスの充実度がさらに増し、シャンボール1級の大きさとエレガンスを纏っているのでしょう。

 元から少ない2012年の、しかも一般には所有さえオープンにしていないキュヴェです。お早めにどうぞご検討ください・・・もしルイ・ユエランのスタイルがお好きなら!

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【幻のワイン??】

 例えば、ルイ・ユエランの村名シャンボール2011年を飲めば、必ずや・・・

「こんなに素晴らしいのなら、上級キュヴェも飲んでみたい!」

と思われるに違い有りません。


 しかしながら、エージェントさんのホームページやオファーを見ても、そんなキュヴェの案内などは無いんですね。僅かながらに造っているらしいと・・のことは判りますが・・。

 前に余りに2011年のルイ・ユエランが旨いので、量的に少し購入したら・・・担当のS君が、

「実は何本も無いんですが、ほんの少量だけ1級シャトロが有るんですよ。要りますか?」

とのたまうので、二つ返事でいただいちゃいました。1ケースにも満たない僅かな数量です。そんな訳で、この貴重なワインがやってきたんです。


 レ・シャトロのリューディは、皆さんもご存知のレ・フュスロットの北側に接する1級畑です。おそらくですが、レ・フュスロットに似た柔らかさと雅なニュアンスがあるんじゃないかと想像しています。グラン・クリュを持たないルイ・ユエランは、このレ・シャトロに全神経を集中させて造っていると想像しています。エージェントさんの案内に有るように、

「僕はグラン・クリュはおろか、プルミエ・クリュも持っていません。だから、他の造り手がボンヌ・マールにかける情熱を村名シャンボールに、プルミエ・クリュにかける手間と時間をACブルゴーニュに注いでいます(笑)」

「・・・嘘じゃん!」

 ま、ものは言いようなのかもしれません。どれだけこのレ・シャトロに情熱が注がれているのか、確かめてみたい方はきっと少なからずいらっしゃると思います。

 ですので、今回は数量も無いし、飲まずにご案内します。村名、ACブルがあれだけの仕上がりを見せていますんで、期待は大です!是非是非ご検討くださいませ。追加は全く望めません!

2013 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール D.L.

11148
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ルイ・ユエラン

◆◆◆エチケット下部にわずかな汚れが有ります。ご了承くださいませ。
■エージェント情報
 シャンボール村内に3区画、ジイィ・レ・シトー村内に1区画、ヴォーヌ・ロマネ村内に1区画で合計1.4ha所有。平均樹齢40年のVV。1~4回使用樽で12ヶ月間熟成。
とても美味しいです!まさにシャンボールのエレガンスを纏った味わいです!
by noisy
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,590 (外税) 
【旨いわ~!しかも2012年ものより・・美味しいって!そんなの有り得るか?!】

 コート・ド・ボーヌの赤はグレードの高い畑はまずまず、低い畑は今ひとつ。白は平年並み程度。

 コート・ド・ニュイの赤ははボーヌに比べて水準が高い。

 基本、ドメーヌは良く、ネゴスは苦戦。


 そんな感じでしょうか。しかし、メオ=カミュゼはネゴスものと言えど、おったまげるような仕上がりでしたので、あくまで平たく・・平均的に言った場合・・です。


 そんな頭でこのルイ・ユエランの2013年ACブルを飲んでみました。ドメーヌだし、ニュイだし、さらにはルイ・ユエランだし・・この人、原価計算しない人ですから・・!


 そうしたら・・まぁ旨いったら無い!・・2012年も美味しかったけれど、もしかしたらその上を行ってると思います。

 全く濃く無く、代わりにエキスの充実ととエレガンス!・・それも硬くなりがちなシャンボールに有って、しなやかささえ感じさせてくれるんですね。この淡い色合いからは安易には想像できないような、ふっくらとしたチェリーなアロマが拡がります。

 しかも価格も据え置きのまま・・・。2013年は2012年を絶対に超えることはないだろうと思っていましたが、どんでもない!・・例外は結構あるものだと思いました!

 かなりの出来なので・・しかも騙されたと感じたとしても、実害は低レベル。 飲んでみて是非ご感想をいただきたいワインです!超お薦めします!これは是非是非!


【シャンボール並みのポテンシャル!?重くない白~透明なミネラリティが実に素敵です!しかもとてもリーズナブル!】

 もうこのインフレの時代には、2千円台の美味しいACブルゴーニュという表題はほぼ死語になってしまいました。そんな中でユドロ=バイエとルイ・ユエランだけが、何とか留まっているような状況かと思います。

 まぁ、言ってしまえばパリジャン達だって、よっぽどの日で無ければACクラスのワインを注文することは無いのかもしれません。しかしながら、フランスやイタリアのように、地酒ワインが無い日本の状況においては、

「美味しくないワインを飲みたくない」
「気の利いたワインを飲みたい」

 要求が有るとするなら、そしてブルゴーニュ系の味わいを愛する者であれば、美味しいACブルゴーニュ、リーズナブルなピノ・ノワールを探したくなると思うんですね。


 時折、探していたワインが他店で見つかったので購入してみたが、完全に逝ってた・・・などと言う話しを、常連のお客さんから聞きます。

 まぁ、お客様のご自由ですからどこでワインを買われても結構なんですが、できればうちのワインと比べて欲しくない・・ものです・・(^^;; 頭の硬い方は、

「ここの店は駄目だ」
「このインポーターは駄目だ」
「この造り手は駄目だ」

と、正確な判断をしないままにこのうちのどれかだと決め付け、思い込んでしまっている方が多いと感じます。
「お宅にあるxxxxのワインのインポーターはどこですか?」

と電話で聞かれる方もいらっしゃいますが、まずそのような方は noisyのワインは買ったことが無いし、聞いた後で購入される方もまずいらっしゃいません。・・ので、

「聞いてどうされるのですか?」

と聞き返そうか・・・とも思ってしまいます。酷い方は、

「まさかこのインポーターのワインだとは思わなかったので返品する」

などと受け取り後に言っていらっしゃったことも有ります。


 100%、パーフェクトは有り得ないとしても、コンディション的な部分は出来うる限りしっかりこちらで判断させていただいておりますんで、そこをすっとばしてインポーターだけしか気にしないとおっしゃる方には言うことは全く有りません。 上記の写真は、判り辛いですが・・・同じ白ワインです。某造り手の2002年のシャルドネ・・・この間ご案内させていただいたアイテムです。透明で綺麗な色合いに見える?右に比べ、左のものは茶が入っています。そして、僅かに濁っています。(ホコリは気にしないで・・ね)
 しかし、液量は左はパンパンに入っていますが、右は普通・・・コルクまで1センチ弱ほどの隙間が有ります。・・で結果は左は駄目な奴・・です。

 ま、noisy が見逃したのを、oisyがチェックしたんですが・・・(^^ やるじゃないか!

と言うわけで左のボトルは売りません。損害は出ますが、これほど簡単に判るものをお客さんに渡して信用を失いたくない訳です。

 新しくご紹介するアイテムも同様です。「少なくて飲めませんでした・・」と書いていながらも実は後で飲んでチェックしていたり・・します。その上でその後の仕入れや販売価格などに役立てています。なので・・安易に他のショップさんと比較されても・・・ね・・。困っちゃう訳です。
 2012年のルイ・ユエラン、ACブルゴーニュ・・・何も言うことは有りません。素晴らしいです。2011年の印象と全く同様・・・、シャンボール的で、村名と間違えるかもしれない仕上がりです・・・他の村の区画のワインが入っていたとしても・・です。今飲んでとても美味しい!内容は昨年のコラムをご覧ください・・・。あまり気分の良い話しでは無かったですね。申し訳有りません。


【感動はルーミエ並み?凄く美味しいです!濃度アップで、ただシミジミ薄旨系では無くなった!】

 いや~・・めっちゃ美味しいです・・・。濡れた赤~僅かな紫果実が溜まりません!

 若干、時間の経過で締まる方向にベクトルは向いていますが、あのフーリエお得意の濡れた果実感にそっくりです。ピュアで・・・そう、以前はシミジミ旨い・・・薄旨系と評していたんですが、濃度もシッカリ出てきまして・・・ルイ・ユエラン史上、最強のACブルかと思います。まったくのシャンボール村名だと言っても通ってしまうんじゃないかと思います。


 もっとも、ヴォーヌ=ロマネの葡萄も使用していますから、その感覚は造られたものによる訳ですが、バランスの良いACブルは村名を凌ぐ・・・そんなコピーさえ思い浮かんでしまいました!

 やっぱりユドロ=バイエだろうと・・・思っていましたが、とても美味しいにせよ、バイエも結構な値上がりをしており、こりゃ~、もし有るなら買い足そうと、追加オーダーしちゃいました。もし無くなっていたらお問い合わせくださいね。超お勧めです!素晴らしいワインです!



以下は以前ののコメントです。印象は変わっていませんが、完成度が滅茶苦茶上がっていてとても旨いです!
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【蚕の糸のエレガンス!2010年も滅茶苦茶しっとり!シミジミ薄旨系の典型です!】
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 いや~、好みです・・・♪♪まあ、ちいっとだけ早い感じも有りますが、このエレガンス・・・古典的だが過不足無く、バランスの良さが光りますね。ついついもう一杯・・と、いつもより余計に注いでしまいます。そして、その後の酔い覚めも軽いです。シャンボール的な味わい・・是非ともご検討ください!


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 ワイン専業の専門店として考えてみるなら、本当に変な店である。大体にして、普通の専門店ならやっぱり今でもフランスのボルドーが主体なので有る。構成の半分近くはボルドーで有り、その他は色々・・と言うのがお決まり。当然ながら、きちんとプライスも表示してあるのが普通だし・・・!なのにこの店と来たら、ボルドーのボリュームゾーンはほんのちょびっと・・・しか置いていないし、まあ、ヴィンテージもののクリュ・クラッセがそれなりに有るだけなのである。

 でもまあボルドーに限らず、イタリアのワインも、本当に美味しいものが少ないと思っているから・・・の、裏返しでもあるのだ。もしくは、美味しいとは思っても価格と釣り合っていなかったり、本当のところはちゃんとポテンシャルは有るにせよ、コンディションに納得が行かないものが多すぎるからなのだ。

 だって・・ね、もうお判りに成られていらっしゃる方がほとんど・・・、と思えるメンバー様ばかりなので、敢えて言う必要も無い位なのだが、5千円までのワインで、まともなコンディションで、価格以上のポテンシャルをきちんと発揮しているものなんて、そうそう有りません。タンニンはギスギス、酸がトゲトケしてミネラルが壊れているボリュームゾーンのボルドーなんぞ、日本に流通している90%以上に達するんじゃないかと思う。イタリアにしてもそう・・・、収穫して1年しか経っていないワインにものの見事な熟成香・・・、飲んでみれば膨らまず、ただ濃度だけはしっかり有ってもバランスがバラバラ。ミネラルが壊れたお陰で、「つなぎ」が無くなってしまった。タンニンもぺったんこ。そんなワインだらけ。イタリアワインも購入したいけど、昨今は怖くて中々手が出せないようになってしまった。変な店にさらに拍車が掛かってしまう訳。

 コンディションが気にならない方も多くいらっしゃるようで、もし、そんな悪コンディションのものに出会ったとしても、
「ん・・・これは余り好きじゃないかも・・」
位で通り過ぎてしまうのでしょう。

 で、品質の良い、コンディションに納得できるワインばかりを購入するようになってしまいましたが、その結果、ブルゴーニュも多く成るし、自然派の扱いも増えたのが、変な店の理由のひとつです。


 今回の「ルイ・ユエラン」は、初めての扱いですので、万が一を考え・・・(笑、取り合えずACブルゴーニュでのテストです。新着でご案内できる・・・ということは、合格点が出た・・ということなんですね。

 味わいは、
「極めてエレガントなスタイルの、シャンボールらしさが全面に現れたテクスチュアの美しいピノ」
です。

 で、
「全然凄みが無い」
んですが、
「こんなに超極細の絹糸を、より合せもせずに織り込んだ、透明感バッチリ、消え入りそうなのにしっかり有るのが凄い」
んですよ。

 そう、滅茶苦茶繊細なので、ちょっと触っただけで壊れてしまいそうなのに、絶対に崩れ落ちないエレガンス・・・なんです。

 シャンボールのワイン同様、らしい果実感やミネラリティが有るんですが、他を飲んでしまうと、野暮ったいとさえ感じさせてしまうかも・・・しれません。これは有る意味・・凄いと思ってしまうんですが・・・いかがでしょう?

 そして、この繊細さがとても美味しく感じ、いつまでもそのニュアンスが脳裏に有るんですね。ですので、
「シャンボール好きなら是非とも飲んでみて!」
と言いたいと思います。反対に、ガッシリしたタイプや濃厚な味わいが好きな方には・・・理解不能な味わいかもしれません。

 noisy 的には大いに「有り」なピノ・ノワールでした。ピ~ンと来た方・・・是非飲んでみてください。お勧めします!

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 震災の後、しばらくの間は心が壊れてしまったようになってしまいました。まだ小さな子供たちが沢山見つからなかったりしています。渦巻いている悲しみ、苦しみの精神波に同調しないように・・しましたが、それは無理でした。助けてくれたのは家族でしたし、励ましてくれた皆さんや、優しい味わいのワインたちでした。見て見ぬ振りは止め、悲しみは悲しみとして現状を受け止め、新しい世界を皆さんと共に築きたいと思います。優しい味わいのブルゴーニュワインたちが、少しでも皆さんの傷ついた心を癒してくれればと・・願っています。


2013 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Pinot Noir
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ピノ・ノワール

11257
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・ルイ・ユエラン

■エージェント情報
コンクール村のAux Defoiに0.35ha。平均樹齢40年のVV。1~3回使用樽で12ヶ月間熟成。

 新ヴィンテージ!とても美味しいです!まさにシャンボールのエレガンスを纏った味わいです!
by noisy
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,150 (外税) 
【ルイ・ユエラン・ファン・・・!静かに増殖中!・・判るな~・・その気持ち!この淡い色合いがソソリます!】
 実にしっとりと美味しいです!飲みたいワインはこれ!・・と言いたくなるような・・・まったく出しゃばらないのに、実はちゃんと出るとこ出てます~・・・のようなしっかりものなんですね・・。

 まぁ、ルイ・ユエランさんのACブルなどを飲んだ日にゃ、若い人は物足りないかと思いきや、うちの若手のショート・ホープ・・・いや、ショートは余計だけれど、oisyなども・・

「少しカッチリしたシャンボールタイプで好みです!」

 などと平気で抜かすので、若人がおじさんぽくなってきたのかおじさんが若いのか・・・いや、そりゃ無いな~と思いつつ、やっぱり良いものは良いんだよな~と妙な納得の仕方をしてしまったりしています。

 それでも確実に品格はACブルを上で、エレガンスが非常に・・心地良いです。2013年はさらに愛らしいベリー・チェリーな仕上がり!オート=コートはもう・・2千円台は完全に絶滅ですよ!それでもルイ・ユエランさんのは何とか・・何とか持ちこたえています・・ちょっとだけ超えちゃいましたが!

 決して地所を大きくしようとか、名声を得ようとかはしていないのに、しっかり、確実に山を登っている・・そんないぶし銀の造り手がルイ・ユエランです。是非とも飲んで応援してください。きっといつか・・

「やっぱりルイ・ユエラン・・好きなんだよな~・・」

とシミジミ思う日が必ず来るでしょう。残糖の甘みなど全く存在しないのに・・旨みがじっくり出てきます!是非ご検討いただき、飲んでみていただきたいワインです。お奨めします!


2012 Chambolle-Musigny
シャンボール=ミュジニー

10373
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・ルイ・ユエラン

◆◆◆エチケットにシワが有る場合がございます。ご了承くださいませ。
■エージェント情報
 Les MalcarreesとLes Maladieresの2区画で合計0.55ha。樹齢40~70年のVV。アリエ産新樽25%、1~2回使用樽75%で18ヶ月間の熟成。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,590 (外税) 
【何と2015~2016年の入荷が期待できないユエランのバックヴィンテージ!エレガントさとエキスの旨み!赤果実の滑らかな美味しさ!価格も嬉しいです!】
 今となっては希少なワインが購入できました!非常にエレガントでシミジミなエキス系のシャンボール村名、2012年です。

 この文章は2012年もののご紹介時のものを一部変更しながら書いています。タイミング的にはどうでしょう・・。2014年はたっぷり気味の果実味でとても美味しいんですが、敢えて言うなら2013年以前の、

「超シミジミ系のエレガンス」

にゾッコンのお客様も多いのでは?・・と思います。


 タイミング的に硬く無ければ良いなぁ・・と思いつつ、「飲んでみようかなぁ・・」とも思いつつ、しかし、数の無いワインを減らすのもどうか・・と言う気もしますので、取り敢えず・・飲まずにご案内させていただき、動きが芳しくないようなら再度テイスティングしようと思っています。

 ルイ・ユエランの新しいワインには2年以上、出会えないと思います。ぜひご検討ください。


 2011年のルイ・ユエランは、以前、どちらかと言えば「詫び寂び的な美味しさ」を感じさせるものから、よりエキスの充実度をアップさせ、シャンボールらしさはそのままに、玄人受けより、より判り易いスタイルに変貌しつつあることを報告させていただきました。

 また、何よりプライスが他の生産者に比べてリーズナブルで、しかしながら生産量が、下手を言えば、「兼業農家並み」しかないので、気付くと無くなっている・・・、だから美味しくても大きな声では言い辛い・・・そんなワインになっています。

 写真では少し黒さの見える色合いですが、良い所ラズベリー位の風味で、赤系の果実がたっぷり・・エキスタップリです。

 それでもとても受けの良い、他のシャンボールの生産者に比較すれば、「抽出が強い」とか、「これみよがし的な部分がある」とかの印象を持たせない、非常にナチュラルな味わいだと言えると思います。

 2012年も2011年に劣らない味わいで、この蒸し暑い季節に飲んでいても、喉越しの良い滑らかなシャンボールの絹漉しのテクスチュアが気持ち良く、ミネラルの粒に守られた要素が時折弾けるようなニュアンスに・・・

「ん~・・・んまい!」

と独り言が出てしまいます。

 勿論、非常に長熟なシャンボールですから、半世紀もの熟成に耐える要素を持っている訳ですが、エキスの旨みだけでも飲めてしまうような包容力も持ち合わせていますので、非常に使い易いワインではないかと思います。
 是非ご検討いただき、飲んでみていただきたいワインです。お奨めします!

以下は以前のコメントです。
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【ルイ・ユエラン・・・ついにここまで来たか!?】

 本当に・・美味しいです。やや硬めなテクスチュアのシャンボールながらも、ついつい引き込まれていってしまう・・・そんな魔力のあるワインです。以前のルイ・ユエランのワインには無かった「凝縮感」が付いた性でしょうか?・・・それとも・・・?

 エージェントさんに話を聞くと、どうもこのルイ・ユエランさんちはとても小さな造りで、さしたる野望も無く、ただ粛々とやるべきことを成すのみ・・と言った感じだそうです。しかしながら、このアッパー感は、あのフーリエの時も感じたものですので、

「もしルイ・ユエランの2012年がさらに凄かったら・・・?」

 ・・・一体どうなっちゃうのか、考えてみてください。もともとエキスの旨みは超絶モノですから、ここにさらに色々な要素が加わったら・・これは凄いことになります。そして、もしかしたらそうなるかもしれない・・可能性はあると、noisyは考え始めています。

 まあ、ACブルの2011年をお飲みの方はお判りでしょう!素晴らしいですよね?・・・ここにさらにxxxxが加わったら・・怖いもの無しでしょう!

 ユドロ=バイエのシャンボールも旨いですが、さらなるシットリ感のあるルイ・ユエランは、まさにマイタイプです。飲んでみて欲しいと思います。お勧めします!

 以下は以前のコメントです。
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【癒し系のエレガンスながらも将来性大のドメーヌ!】

 いや・・・旨いです。実にマイタイプ!ヴィンテージは違うものの上記のピノをさらに繊細に、さらにエキスを濃くしたのがこのシャンボールと言えるでしょ う。本当に細い糸を寄り合わせたようなテクスチュアから、綺麗な出汁味が堪らない旨みを持っています。

 このドメーヌも、もしビオロジックやビオディナミに転向して経験を積んだら・・・、構造にダイナミックさが出てさらなる向上が期待出来ます。どうかそこ まで行ってくれないものか・・と思うんですが・・・。それにしても旨いです!エレガントなシャンボールをお探しなら、是非ともこのルイ・ユエラン、お試し ください!一推しです!


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■樹齢25年 まだまだ「プティ」ソムリエoisyがニュートラルな気持ちで挑むテイスティングコメント
Chambolle-Musigny 2012 Domaine Louis Huelin

 ルイ・ユエランのブルゴーニュルージュを、そのままスケールアップさせたようなイメージです。

この造り手はまだブルゴーニュに慣れ親しんでないOisyが前ヴィンテージを飲んで、シャンボール=ミュジニーにハマったきっかけになった造り手ですが、素晴らしいミネラル主体のシャンボールのテロワールがしっかりと表現されています。

 RWG的に言ったら愛すべき薄旨エキス系になるのかな?
エキス感があり伸びやかなミネラルが潜んでいて、本当に丁寧な仕事っぷりが感じられます。現状はまだ固いのですが。Oisy的には将来、艶やかで妖艶な色気を出してくるのはこうゆうワインなのだと感じ始めています。
なんだか、追いかけていきたい造り手です。
良いなぁ。