ドメーヌ・アンヌ・グロ
アンヌ・グロ
フランス Domaine Anne Gros ブルゴーニュ
● アンヌ・グロです。正規です。また分けていただけるようになりました。でも2014年もまた2013年並みに少なく、極少量ずつのご案内になりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

Annes Grosのサイトより
■■私達の哲学
■伝統の尊重と改革への欲求
「目標は、健全で成熟したぶどうを収穫することです。 そして、無傷の、ありのままの姿のぶどうを重んじて、ベストを尽くします。」
伝統への尊重と改革への欲求にこの哲学が刻み込まれています。 テロワールの生物多様性を尊重することに対する関心は、繊細で調和のとれたエレガントなワインを造り出すことを可能にしています。丸みがあり、フルーティーな香りと味を伴う、ボディーのあるワインです。
■ワイン醸造 : 伝統的ワイン醸造法
当ドメーヌでは、ワイン醸造は伝統的用法を用いています。赤ワインはエポキシーコーテングされたセメント製発酵槽、白ワインはステンレス製(イノックス)発酵槽を用います。
ミレジムのタイプ及びぶどうの衛生状態に応じて、温度調節が行われます。発酵槽内での仕込みの時間は12日から15日間です。
フリーラン・ジュースとプレス・ジュースは混ぜ合わされ、澱を除くため、最低48時間の間前清澄作業が行われます。
■エルヴァージュ(ワインの育成) : テロワールのワインを引き立たせる
ドメーヌでは、約16ヶ月に渡って樽熟成が行われます。 新樽の使用率は高く、グラン・クリュでは80%、 村名アペラシオンが50%、地域アペラシオンが30%となっています 。これにより、酸素とワインが一定に触れ合うことになります。新樽は、酸素との接触を促す役割と同時に酸化による副産物を生み出す役割があります。香りを複雑にし、旨味をのせ、しっかりとした構成を生み出します。この各カテゴリー別に新樽を使い分ける「錬金術」で各テロワールの持ち味を我々のワインの中に閉じ込め、真価を発揮させます。
■ワインの商業化 : どこでワインを購入できるか
私達の哲学に沿い、どこにいてもブルゴーニュのテロワールの豊かさを味わっていただけるように、
フランス、ヨーロッパそして世界の国々をカバーする専門業者を介して私達のワインは分配されます。
ワインの60%は輸出され、20%はカーヴィスト及びレストランのために予約されており、残りの20%は特定の個人顧客に直接販売されています。予約をいただいた特定顧客、専門家およびジャーナリストの方を、アンヌが個人的に迎え入れています。
当ドメーヌは、観光客の受け入れ態勢が整っていないため、カーヴ見学はできません。また、在庫が切れているので、現在の時点では新顧客への対応を満足にできる状態ではありません。
● 2014 Bourgogne Hates-Cotes de Nuits Blanc Cuvee Marine
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・キュヴェ・マリーヌ
【昨年の1/3以下の数量と言う現実でした・・】
2013年ものは1cs近く有ったのでそれでも何とかでしたが、片手にも満たない状況ですのでリアルワインガイドを参考にさせていただきます。89 89+ 今~2028と言う評点で、テイスティング時点で香りは大人しいがミネラルが非常に多く味の乗りが抜群・・とのことです。リアルワインガイド第54号に載ってますんでよろしくです!
まぁ・・余りにも数が無いのでど~にもならない・・とは判っているので、noisyとしてはさして書くことが無いものの、そ~なったらやはりそこは
「リアルワインガイドでしょ!」
とばかりに、救助してもらうためにリアルワインガイドを開く訳です。
人の世は結構セチガライ部分が多いようで、
「本を読むために本を買う」
と言うことは、購入者が神様で、出版者はただただ「有難うございます~!」の立場、ましてや小売店などに至っては、昨今のインターネット普及で小さな書店のみならず、大規模店舗で「何でもござれ!」の様子で販売していた店でさえ、非常に厳しい状況に追い込まれながらも、やはり「お客様は神様です!」をやっているしか無いのかもしれません。
でも、よっぽど内容の無い・・もう二度と購入するもんか!と思ってしまうような本でも、何かしらはその人のものになってたりもする訳で・・つまり、
「(自分にとっての)詰まらん本の見分け方」
とかには、やはり役立ってしまうというような側面も有る訳で・・。
で、まぁ・・何がセチガライかと言うと、そんな風によっぽど詰まらん内容でも少なくとも役立つ側面は置いといても、例えばnoisyのように、
「 リアルはどんな評価をしてるかな・・アンヌの今年はどんなワインに仕上がっただろうか・・」
などと、確実にお世話になるシュチュエーションでしか無いのに、ワイン販売者で有りながらも、リアルを参考にHPや店内POPの原稿の元にしたり・・いや、そのまんまコピーしてぶら下げてあったりしているのにも関わらず、
「リアルの1冊さえ立ち読みかネットのコピー文で済まして買わない、ましてや全く販売しないし協力しない」
というようなことですね。
まぁ、リアルが嫌なら参考にしなければ良いし無視するだけにしておけば良いところ、実はしっかり参考にしてたりする・・・だからセチガライな~と・・皆さんで協力できる部分は出来るだけね・・して欲しいものと思っているこの頃です。
記念すべき50号!・・を読んでみると、リアルワインガイドが何故発刊されることになったか・・などを、徳丸編集長が感慨深げそ~に書いていたりするんですが、noisyも以前、どこかのページに書いたと記憶しているものの、どこに書いたかなどは全く覚えていない・・でも、元々はリアルワインガイドでは無く、
「音楽雑誌を創るつもりだった」
んですね~・・で、その雑誌の名こそ、
「少年ロック」
だった訳です。
まぁ・・何だかんだが有ったようで結局「少年ロック」が陽の目を見ることは無かったんですが、その後、noisyとの付き合いも全く偶然に始まった訳ですからね・・。実は同じ食い詰め音楽人だったなんて・・ずっと後になってから知ることになる訳です。
・・・とまぁ・・大きく逸脱してしまったようですみません・・。とにもかくにも「アンヌ・グロ2013年」です。
非常に楽しいシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォーは2013年、まともに造れなかったのでブルゴーニュ・ピノ・ノワールに混ぜた・・と、徳丸編集長の現地取材による、まさに「特ダネ」です・・。色々有るので大声では言わないようにしてます・・。で、そのブルは試飲用にするので、海外には出さないと・・ドメーヌから言われたようですが、実はしっかり入ってるよ・・とも・・これも「特ダネ」でしょうか。
だから、こんな言葉の有るワイン販売サイトはほぼ確実に、「リアルを参考にしている」んですね~。是非リアル一箱(20冊)位、仕入れて拡販してくださいね~。評価ポイントをそのまんま書いても、文句ひとつ言ってないと思いますよ~(・・言ってたかな?)。著作権の絡みから色々言いたいはず・・とは思いますけどね~。
なので、ACブルには何と、特級ミュジニー直近、同じリューディの違う部分にはミュジニーを名乗れる場所さえ有るコンブ・ドルヴォーが入っているようですんで・・はい。
オート=コートの白は「墨絵の世界」だと・・いや、アンヌ・グロの2013年が全てその表現になってますけどね・・。ポイントもここでは言いませんがいつになく高い評価です。
エシェゾー・レ・ロアショースは92 93+ と絶好調、いまやこの価格で購入できるエシェゾーは少なくなってきているでしょうし、エシェゾー・デュ・ドスュの真南に有るロアショースは、大抵は畑の上下でブレンドされる他のエシェゾーとは違って、ほぼ中腹の良い位置にあるのでバランス良く仕上がる畑なんですね・・。ただし、仕上がるのにちょっと時間が掛かるのね・・。
クロ=ヴージョは上部に有る絶好のロケーションの部分、グラン・モーペルテュイですが、何と入荷数・・余りに無さ過ぎです。リアルはポテンシャル95まで見てます・・。詳細はリアル50号を読んでくださいね~!
リッシュブールはnoisy のところには入りませんでした。元々の生産量もあるのでしょうが、やはり非常に厳しいヴィンテージだったのでしょう。このように、厳しい年にはそれなりに品質を保つ、もしくは向上させるために、やるべきことをしっかりやるドメーヌは、辛くてもちゃんと仕上げてくるんですね。なので、むしろ一般的に良い年と言われるような・・例えば2005年とかのヴィンテージよりも、総合的により良い仕上がりになることさえ有るんだと思います。(2005年は健康的な葡萄が沢山収穫できた・・と言う意味でのグレートイヤーだ・・と言うのが基本で有って、ワインの仕上がり判断は是々非々で有るべきでしょう。)
・・ここまで書いて、はたしてこれはアンヌ・グロ2013年のレヴューなのか、リアルワインガイドの応援文なのか・・・不安になってきましたが、結局アンヌ・グロ2013年は全く飲めないので、一テイスターでしかないnoisyには他に書きようが無い!ですので、単なるフツーにある商品案内に過ぎないですね。でも・・ご検討くださいませ。
● 2014 Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
【少年ロックは「かなりぶっ飛びのワインたち」・・と評しております!】
A.C.ブルからしてこの数量なのでどう~にもならないんですね。すみません。リアルワインガイドは高評価で88+ 89 としつつも「90点でも良いかもしれない」とのこと。価格もどこよりも安いんじゃないかな・・と思っています。お早めにどうぞ。
以下は昨年のコメントから抜粋しています。
━━━━━
まぁ・・余りにも数が無いのでど~にもならない・・とは判っているので、noisyとしてはさして書くことが無いものの、そ~なったらやはりそこは
「リアルワインガイドでしょ!」
とばかりに、救助してもらうためにリアルワインガイドを開く訳です。
人の世は結構セチガライ部分が多いようで、
「本を読むために本を買う」
と言うことは、購入者が神様で、出版者はただただ「有難うございます~!」の立場、ましてや小売店などに至っては、昨今のインターネット普及で小さな書店のみならず、大規模店舗で「何でもござれ!」の様子で販売していた店でさえ、非常に厳しい状況に追い込まれながらも、やはり「お客様は神様です!」をやっているしか無いのかもしれません。
でも、よっぽど内容の無い・・もう二度と購入するもんか!と思ってしまうような本でも、何かしらはその人のものになってたりもする訳で・・つまり、
「(自分にとっての)詰まらん本の見分け方」
とかには、やはり役立ってしまうというような側面も有る訳で・・。
で、まぁ・・何がセチガライかと言うと、そんな風によっぽど詰まらん内容でも少なくとも役立つ側面は置いといても、例えばnoisyのように、
「 リアルはどんな評価をしてるかな・・アンヌの今年はどんなワインに仕上がっただろうか・・」
などと、確実にお世話になるシュチュエーションでしか無いのに、ワイン販売者で有りながらも、リアルを参考にHPや店内POPの原稿の元にしたり・・いや、そのまんまコピーしてぶら下げてあったりしているのにも関わらず、
「リアルの1冊さえ立ち読みかネットのコピー文で済まして買わない、ましてや全く販売しないし協力しない」
というようなことですね。
まぁ、リアルが嫌なら参考にしなければ良いし無視するだけにしておけば良いところ、実はしっかり参考にしてたりする・・・だからセチガライな~と・・皆さんで協力できる部分は出来るだけね・・して欲しいものと思っているこの頃です。
記念すべき50号!・・を読んでみると、リアルワインガイドが何故発刊されることになったか・・などを、徳丸編集長が感慨深げそ~に書いていたりするんですが、noisyも以前、どこかのページに書いたと記憶しているものの、どこに書いたかなどは全く覚えていない・・でも、元々はリアルワインガイドでは無く、
「音楽雑誌を創るつもりだった」
んですね~・・で、その雑誌の名こそ、
「少年ロック」
だった訳です。
まぁ・・何だかんだが有ったようで結局「少年ロック」が陽の目を見ることは無かったんですが、その後、noisyとの付き合いも全く偶然に始まった訳ですからね・・。実は同じ食い詰め音楽人だったなんて・・ずっと後になってから知ることになる訳です。
・・・とまぁ・・大きく逸脱してしまったようですみません・・。とにもかくにも「アンヌ・グロ2013年」です。
非常に楽しいシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォーは2013年、まともに造れなかったのでブルゴーニュ・ピノ・ノワールに混ぜた・・と、徳丸編集長の現地取材による、まさに「特ダネ」です・・。色々有るので大声では言わないようにしてます・・。で、そのブルは試飲用にするので、海外には出さないと・・ドメーヌから言われたようですが、実はしっかり入ってるよ・・とも・・これも「特ダネ」でしょうか。
だから、こんな言葉の有るワイン販売サイトはほぼ確実に、「リアルを参考にしている」んですね~。是非リアル一箱(20冊)位、仕入れて拡販してくださいね~。評価ポイントをそのまんま書いても、文句ひとつ言ってないと思いますよ~(・・言ってたかな?)。著作権の絡みから色々言いたいはず・・とは思いますけどね~。
なので、ACブルには何と、特級ミュジニー直近、同じリューディの違う部分にはミュジニーを名乗れる場所さえ有るコンブ・ドルヴォーが入っているようですんで・・はい。
オート=コートの白は「墨絵の世界」だと・・いや、アンヌ・グロの2013年が全てその表現になってますけどね・・。ポイントもここでは言いませんがいつになく高い評価です。
エシェゾー・レ・ロアショースは92 93+ と絶好調、いまやこの価格で購入できるエシェゾーは少なくなってきているでしょうし、エシェゾー・デュ・ドスュの真南に有るロアショースは、大抵は畑の上下でブレンドされる他のエシェゾーとは違って、ほぼ中腹の良い位置にあるのでバランス良く仕上がる畑なんですね・・。ただし、仕上がるのにちょっと時間が掛かるのね・・。
クロ=ヴージョは上部に有る絶好のロケーションの部分、グラン・モーペルテュイですが、何と入荷数・・余りに無さ過ぎです。リアルはポテンシャル95まで見てます・・。詳細はリアル50号を読んでくださいね~!
リッシュブールはnoisy のところには入りませんでした。元々の生産量もあるのでしょうが、やはり非常に厳しいヴィンテージだったのでしょう。このように、厳しい年にはそれなりに品質を保つ、もしくは向上させるために、やるべきことをしっかりやるドメーヌは、辛くてもちゃんと仕上げてくるんですね。なので、むしろ一般的に良い年と言われるような・・例えば2005年とかのヴィンテージよりも、総合的により良い仕上がりになることさえ有るんだと思います。(2005年は健康的な葡萄が沢山収穫できた・・と言う意味でのグレートイヤーだ・・と言うのが基本で有って、ワインの仕上がり判断は是々非々で有るべきでしょう。)
・・ここまで書いて、はたしてこれはアンヌ・グロ2013年のレヴューなのか、リアルワインガイドの応援文なのか・・・不安になってきましたが、結局アンヌ・グロ2013年は全く飲めないので、一テイスターでしかないnoisyには他に書きようが無い!ですので、単なるフツーにある商品案内に過ぎないですね。でも・・ご検討くださいませ。
● 2014 Bourgogne Hates-Cotes de Nuits Rouge
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ
【近年では最高・・との評価です。by Real Wine Guide No.54】
リアルワインガイドは 89 89+ 今~2030と言う評点で、見事にACブルと同じ評点でした。近年では最高のオート=コートだと評価しています。リアルワインガイド第54号に載ってますんでよろしくです!
以下は以前のコメントです。
━━━━━
まぁ・・余りにも数が無いのでど~にもならない・・とは判っているので、noisyとしてはさして書くことが無いものの、そ~なったらやはりそこは
「リアルワインガイドでしょ!」
とばかりに、救助してもらうためにリアルワインガイドを開く訳です。
人の世は結構セチガライ部分が多いようで、
「本を読むために本を買う」
と言うことは、購入者が神様で、出版者はただただ「有難うございます~!」の立場、ましてや小売店などに至っては、昨今のインターネット普及で小さな書店のみならず、大規模店舗で「何でもござれ!」の様子で販売していた店でさえ、非常に厳しい状況に追い込まれながらも、やはり「お客様は神様です!」をやっているしか無いのかもしれません。
でも、よっぽど内容の無い・・もう二度と購入するもんか!と思ってしまうような本でも、何かしらはその人のものになってたりもする訳で・・つまり、
「(自分にとっての)詰まらん本の見分け方」
とかには、やはり役立ってしまうというような側面も有る訳で・・。
で、まぁ・・何がセチガライかと言うと、そんな風によっぽど詰まらん内容でも少なくとも役立つ側面は置いといても、例えばnoisyのように、
「 リアルはどんな評価をしてるかな・・アンヌの今年はどんなワインに仕上がっただろうか・・」
などと、確実にお世話になるシュチュエーションでしか無いのに、ワイン販売者で有りながらも、リアルを参考にHPや店内POPの原稿の元にしたり・・いや、そのまんまコピーしてぶら下げてあったりしているのにも関わらず、
「リアルの1冊さえ立ち読みかネットのコピー文で済まして買わない、ましてや全く販売しないし協力しない」
というようなことですね。
まぁ、リアルが嫌なら参考にしなければ良いし無視するだけにしておけば良いところ、実はしっかり参考にしてたりする・・・だからセチガライな~と・・皆さんで協力できる部分は出来るだけね・・して欲しいものと思っているこの頃です。
記念すべき50号!・・を読んでみると、リアルワインガイドが何故発刊されることになったか・・などを、徳丸編集長が感慨深げそ~に書いていたりするんですが、noisyも以前、どこかのページに書いたと記憶しているものの、どこに書いたかなどは全く覚えていない・・でも、元々はリアルワインガイドでは無く、
「音楽雑誌を創るつもりだった」
んですね~・・で、その雑誌の名こそ、
「少年ロック」
だった訳です。
まぁ・・何だかんだが有ったようで結局「少年ロック」が陽の目を見ることは無かったんですが、その後、noisyとの付き合いも全く偶然に始まった訳ですからね・・。実は同じ食い詰め音楽人だったなんて・・ずっと後になってから知ることになる訳です。
・・・とまぁ・・大きく逸脱してしまったようですみません・・。とにもかくにも「アンヌ・グロ2013年」です。
非常に楽しいシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォーは2013年、まともに造れなかったのでブルゴーニュ・ピノ・ノワールに混ぜた・・と、徳丸編集長の現地取材による、まさに「特ダネ」です・・。色々有るので大声では言わないようにしてます・・。で、そのブルは試飲用にするので、海外には出さないと・・ドメーヌから言われたようですが、実はしっかり入ってるよ・・とも・・これも「特ダネ」でしょうか。
だから、こんな言葉の有るワイン販売サイトはほぼ確実に、「リアルを参考にしている」んですね~。是非リアル一箱(20冊)位、仕入れて拡販してくださいね~。評価ポイントをそのまんま書いても、文句ひとつ言ってないと思いますよ~(・・言ってたかな?)。著作権の絡みから色々言いたいはず・・とは思いますけどね~。
なので、ACブルには何と、特級ミュジニー直近、同じリューディの違う部分にはミュジニーを名乗れる場所さえ有るコンブ・ドルヴォーが入っているようですんで・・はい。
オート=コートの白は「墨絵の世界」だと・・いや、アンヌ・グロの2013年が全てその表現になってますけどね・・。ポイントもここでは言いませんがいつになく高い評価です。
エシェゾー・レ・ロアショースは92 93+ と絶好調、いまやこの価格で購入できるエシェゾーは少なくなってきているでしょうし、エシェゾー・デュ・ドスュの真南に有るロアショースは、大抵は畑の上下でブレンドされる他のエシェゾーとは違って、ほぼ中腹の良い位置にあるのでバランス良く仕上がる畑なんですね・・。ただし、仕上がるのにちょっと時間が掛かるのね・・。
クロ=ヴージョは上部に有る絶好のロケーションの部分、グラン・モーペルテュイですが、何と入荷数・・余りに無さ過ぎです。リアルはポテンシャル95まで見てます・・。詳細はリアル50号を読んでくださいね~!
リッシュブールはnoisy のところには入りませんでした。元々の生産量もあるのでしょうが、やはり非常に厳しいヴィンテージだったのでしょう。このように、厳しい年にはそれなりに品質を保つ、もしくは向上させるために、やるべきことをしっかりやるドメーヌは、辛くてもちゃんと仕上げてくるんですね。なので、むしろ一般的に良い年と言われるような・・例えば2005年とかのヴィンテージよりも、総合的により良い仕上がりになることさえ有るんだと思います。(2005年は健康的な葡萄が沢山収穫できた・・と言う意味でのグレートイヤーだ・・と言うのが基本で有って、ワインの仕上がり判断は是々非々で有るべきでしょう。)
・・ここまで書いて、はたしてこれはアンヌ・グロ2013年のレヴューなのか、リアルワインガイドの応援文なのか・・・不安になってきましたが、結局アンヌ・グロ2013年は全く飲めないので、一テイスターでしかないnoisyには他に書きようが無い!ですので、単なるフツーにある商品案内に過ぎないですね。でも・・ご検討くださいませ。
● 2014 Chambolle-Musigny la Combe d'Orveau
シャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー
【村名とは思えないほどの評価でした!】
リアルワインガイド第54号は89+ 91 飲み頃2018~2035 と言う村名としますとかなりな高い評価のコンブ・ドルヴォーです。ご存知の通りコンブ・ドルヴォーはロケーションにより、グラン・クリュ、プルミエ・クリュ、村名と分かれています。グラン・クリュはプティ・ミュジニーの南側地続き + アルファ、1級はその西、村名は1級から少し離れた場所に有ります。
アンヌ・グロのhpにも結構微妙な文章が掲載されていますよね。
「エレガントな風味を最大限に味わうには、やや若いうちに(2年から10年の間)飲まれることをお勧めします。」
さぁ・・これをどう取るか?・・と言うことでしょう。若くエレガントながらシャンボールらしい硬さを楽しむなら・・まさにその通りでしょう。
でも、長く置いても非常に面白いアイテムのはずですよね?・・4~50年後に飲んでみたいものですが、まぁ・・残念ですが少なくとも noisy は無理ですね。クロ=ヴージョの最上部、ミュジニーとの接点、そして実はエシェゾーを名乗れるフラジェ=エシェゾーのリューディ、アン・オルヴォーに接していると言う、いや、見方に寄ってはエシェゾーのアン・オルヴォーかた弾かれた部分とも言える実に興味深い畑です。・・ね、欲しくなって来たでしょう・・(^^;;
以下は2013年のご紹介時に書いたコメントです。
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まぁ・・余りにも数が無いのでど~にもならない・・とは判っているので、noisyとしてはさして書くことが無いものの、そ~なったらやはりそこは
「リアルワインガイドでしょ!」
とばかりに、救助してもらうためにリアルワインガイドを開く訳です。
人の世は結構セチガライ部分が多いようで、
「本を読むために本を買う」
と言うことは、購入者が神様で、出版者はただただ「有難うございます~!」の立場、ましてや小売店などに至っては、昨今のインターネット普及で小さな書店のみならず、大規模店舗で「何でもござれ!」の様子で販売していた店でさえ、非常に厳しい状況に追い込まれながらも、やはり「お客様は神様です!」をやっているしか無いのかもしれません。
でも、よっぽど内容の無い・・もう二度と購入するもんか!と思ってしまうような本でも、何かしらはその人のものになってたりもする訳で・・つまり、
「(自分にとっての)詰まらん本の見分け方」
とかには、やはり役立ってしまうというような側面も有る訳で・・。
で、まぁ・・何がセチガライかと言うと、そんな風によっぽど詰まらん内容でも少なくとも役立つ側面は置いといても、例えばnoisyのように、
「 リアルはどんな評価をしてるかな・・アンヌの今年はどんなワインに仕上がっただろうか・・」
などと、確実にお世話になるシュチュエーションでしか無いのに、ワイン販売者で有りながらも、リアルを参考にHPや店内POPの原稿の元にしたり・・いや、そのまんまコピーしてぶら下げてあったりしているのにも関わらず、
「リアルの1冊さえ立ち読みかネットのコピー文で済まして買わない、ましてや全く販売しないし協力しない」
というようなことですね。
まぁ、リアルが嫌なら参考にしなければ良いし無視するだけにしておけば良いところ、実はしっかり参考にしてたりする・・・だからセチガライな~と・・皆さんで協力できる部分は出来るだけね・・して欲しいものと思っているこの頃です。
記念すべき50号!・・を読んでみると、リアルワインガイドが何故発刊されることになったか・・などを、徳丸編集長が感慨深げそ~に書いていたりするんですが、noisyも以前、どこかのページに書いたと記憶しているものの、どこに書いたかなどは全く覚えていない・・でも、元々はリアルワインガイドでは無く、
「音楽雑誌を創るつもりだった」
んですね~・・で、その雑誌の名こそ、
「少年ロック」
だった訳です。
まぁ・・何だかんだが有ったようで結局「少年ロック」が陽の目を見ることは無かったんですが、その後、noisyとの付き合いも全く偶然に始まった訳ですからね・・。実は同じ食い詰め音楽人だったなんて・・ずっと後になってから知ることになる訳です。
・・・とまぁ・・大きく逸脱してしまったようですみません・・。とにもかくにも「アンヌ・グロ2013年」です。
非常に楽しいシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォーは2013年、まともに造れなかったのでブルゴーニュ・ピノ・ノワールに混ぜた・・と、徳丸編集長の現地取材による、まさに「特ダネ」です・・。色々有るので大声では言わないようにしてます・・。で、そのブルは試飲用にするので、海外には出さないと・・ドメーヌから言われたようですが、実はしっかり入ってるよ・・とも・・これも「特ダネ」でしょうか。
だから、こんな言葉の有るワイン販売サイトはほぼ確実に、「リアルを参考にしている」んですね~。是非リアル一箱(20冊)位、仕入れて拡販してくださいね~。評価ポイントをそのまんま書いても、文句ひとつ言ってないと思いますよ~(・・言ってたかな?)。著作権の絡みから色々言いたいはず・・とは思いますけどね~。
なので、ACブルには何と、特級ミュジニー直近、同じリューディの違う部分にはミュジニーを名乗れる場所さえ有るコンブ・ドルヴォーが入っているようですんで・・はい。
オート=コートの白は「墨絵の世界」だと・・いや、アンヌ・グロの2013年が全てその表現になってますけどね・・。ポイントもここでは言いませんがいつになく高い評価です。
エシェゾー・レ・ロアショースは92 93+ と絶好調、いまやこの価格で購入できるエシェゾーは少なくなってきているでしょうし、エシェゾー・デュ・ドスュの真南に有るロアショースは、大抵は畑の上下でブレンドされる他のエシェゾーとは違って、ほぼ中腹の良い位置にあるのでバランス良く仕上がる畑なんですね・・。ただし、仕上がるのにちょっと時間が掛かるのね・・。
クロ=ヴージョは上部に有る絶好のロケーションの部分、グラン・モーペルテュイですが、何と入荷数・・余りに無さ過ぎです。リアルはポテンシャル95まで見てます・・。詳細はリアル50号を読んでくださいね~!
リッシュブールはnoisy のところには入りませんでした。元々の生産量もあるのでしょうが、やはり非常に厳しいヴィンテージだったのでしょう。このように、厳しい年にはそれなりに品質を保つ、もしくは向上させるために、やるべきことをしっかりやるドメーヌは、辛くてもちゃんと仕上げてくるんですね。なので、むしろ一般的に良い年と言われるような・・例えば2005年とかのヴィンテージよりも、総合的により良い仕上がりになることさえ有るんだと思います。(2005年は健康的な葡萄が沢山収穫できた・・と言う意味でのグレートイヤーだ・・と言うのが基本で有って、ワインの仕上がり判断は是々非々で有るべきでしょう。)
・・ここまで書いて、はたしてこれはアンヌ・グロ2013年のレヴューなのか、リアルワインガイドの応援文なのか・・・不安になってきましたが、結局アンヌ・グロ2013年は全く飲めないので、一テイスターでしかないnoisyには他に書きようが無い!ですので、単なるフツーにある商品案内に過ぎないですね。でも・・ご検討くださいませ。
● 2014 Echezeaux Grand Cru les Loachausses
エシェゾー・グラン・クリュ・レ・ロアショース
【2013年物は92~93+、2014年は92~94!】
こちらもすみません、リアルワインガイドに頼ります。現状、香りは閉じているようですがミネラリティが半端ないと。今飲んで92 ポテンシャル94、飲み頃予想 2022~2045 と言う感じです。
話は関係無いところに飛んでしまいますが、noisy の新着のご案内も今のところ、木曜日の夜9時頃の発行が基本になっていますが、時折とんでもない時間、曜日にご案内が行きますよね。その場合はかなりリアルワインガイドが関係していまして・・つまり、リアルのテイスティングに出かけてしまうので、その出かける直前にメールを出さざるを得ない・・と言うことになるんですね。
なので、出来る限り間違いの無いように確実な線で仕上げてから出かけて行きますが、どうにも仕上がりきらずに諦めて、アイテムを減らしてしまうことも有ります。
また、余りにバランスが良く無いと木曜日を諦めてしまう場合も有りますし、その前や、週開けの比較早い段階でリリースする場合も有ります。
「・・えっ?・・新着が今来た!?」
と・・ビックリされる方もいらっしゃるかと思うんですが、2月、5月、8月、11月はまず、そんなスクランブル発進ならぬ発信になりますんでどうぞご理解よろしくお願いします。
で、このエシェゾーですが、エシェゾー・デュ・ドスュの南に接するレ・ロアショースです。デュ・ドスュの上部が1級のレ・ルージュで、レ・ロアショースとも一部接しています。デュ・ドスュは茶や黒のニュアンスが結構入ると思いますが、レ・ロアショースはレ・ルージュのように、もしくは少し離れていますがレ・スショのような赤いニュアンスが多いと思います。
エシェゾーは区画ごとの葡萄を最終的に混ぜてバランスを取る場合が多いですがこちらは単独・・。むしろその個性を感じることが出来る少ないワインかな?とも思っています。ご検討くださいませ。
以下は2013年もののコメントです。
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まぁ・・余りにも数が無いのでど~にもならない・・とは判っているので、noisyとしてはさして書くことが無いものの、そ~なったらやはりそこは
「リアルワインガイドでしょ!」
とばかりに、救助してもらうためにリアルワインガイドを開く訳です。
人の世は結構セチガライ部分が多いようで、
「本を読むために本を買う」
と言うことは、購入者が神様で、出版者はただただ「有難うございます~!」の立場、ましてや小売店などに至っては、昨今のインターネット普及で小さな書店のみならず、大規模店舗で「何でもござれ!」の様子で販売していた店でさえ、非常に厳しい状況に追い込まれながらも、やはり「お客様は神様です!」をやっているしか無いのかもしれません。
でも、よっぽど内容の無い・・もう二度と購入するもんか!と思ってしまうような本でも、何かしらはその人のものになってたりもする訳で・・つまり、
「(自分にとっての)詰まらん本の見分け方」
とかには、やはり役立ってしまうというような側面も有る訳で・・。
で、まぁ・・何がセチガライかと言うと、そんな風によっぽど詰まらん内容でも少なくとも役立つ側面は置いといても、例えばnoisyのように、
「 リアルはどんな評価をしてるかな・・アンヌの今年はどんなワインに仕上がっただろうか・・」
などと、確実にお世話になるシュチュエーションでしか無いのに、ワイン販売者で有りながらも、リアルを参考にHPや店内POPの原稿の元にしたり・・いや、そのまんまコピーしてぶら下げてあったりしているのにも関わらず、
「リアルの1冊さえ立ち読みかネットのコピー文で済まして買わない、ましてや全く販売しないし協力しない」
というようなことですね。
まぁ、リアルが嫌なら参考にしなければ良いし無視するだけにしておけば良いところ、実はしっかり参考にしてたりする・・・だからセチガライな~と・・皆さんで協力できる部分は出来るだけね・・して欲しいものと思っているこの頃です。
記念すべき50号!・・を読んでみると、リアルワインガイドが何故発刊されることになったか・・などを、徳丸編集長が感慨深げそ~に書いていたりするんですが、noisyも以前、どこかのページに書いたと記憶しているものの、どこに書いたかなどは全く覚えていない・・でも、元々はリアルワインガイドでは無く、
「音楽雑誌を創るつもりだった」
んですね~・・で、その雑誌の名こそ、
「少年ロック」
だった訳です。
まぁ・・何だかんだが有ったようで結局「少年ロック」が陽の目を見ることは無かったんですが、その後、noisyとの付き合いも全く偶然に始まった訳ですからね・・。実は同じ食い詰め音楽人だったなんて・・ずっと後になってから知ることになる訳です。
・・・とまぁ・・大きく逸脱してしまったようですみません・・。とにもかくにも「アンヌ・グロ2013年」です。
非常に楽しいシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォーは2013年、まともに造れなかったのでブルゴーニュ・ピノ・ノワールに混ぜた・・と、徳丸編集長の現地取材による、まさに「特ダネ」です・・。色々有るので大声では言わないようにしてます・・。で、そのブルは試飲用にするので、海外には出さないと・・ドメーヌから言われたようですが、実はしっかり入ってるよ・・とも・・これも「特ダネ」でしょうか。
だから、こんな言葉の有るワイン販売サイトはほぼ確実に、「リアルを参考にしている」んですね~。是非リアル一箱(20冊)位、仕入れて拡販してくださいね~。評価ポイントをそのまんま書いても、文句ひとつ言ってないと思いますよ~(・・言ってたかな?)。著作権の絡みから色々言いたいはず・・とは思いますけどね~。
なので、ACブルには何と、特級ミュジニー直近、同じリューディの違う部分にはミュジニーを名乗れる場所さえ有るコンブ・ドルヴォーが入っているようですんで・・はい。
オート=コートの白は「墨絵の世界」だと・・いや、アンヌ・グロの2013年が全てその表現になってますけどね・・。ポイントもここでは言いませんがいつになく高い評価です。
エシェゾー・レ・ロアショースは92 93+ と絶好調、いまやこの価格で購入できるエシェゾーは少なくなってきているでしょうし、エシェゾー・デュ・ドスュの真南に有るロアショースは、大抵は畑の上下でブレンドされる他のエシェゾーとは違って、ほぼ中腹の良い位置にあるのでバランス良く仕上がる畑なんですね・・。ただし、仕上がるのにちょっと時間が掛かるのね・・。
クロ=ヴージョは上部に有る絶好のロケーションの部分、グラン・モーペルテュイですが、何と入荷数・・余りに無さ過ぎです。リアルはポテンシャル95まで見てます・・。詳細はリアル50号を読んでくださいね~!
リッシュブールはnoisy のところには入りませんでした。元々の生産量もあるのでしょうが、やはり非常に厳しいヴィンテージだったのでしょう。このように、厳しい年にはそれなりに品質を保つ、もしくは向上させるために、やるべきことをしっかりやるドメーヌは、辛くてもちゃんと仕上げてくるんですね。なので、むしろ一般的に良い年と言われるような・・例えば2005年とかのヴィンテージよりも、総合的により良い仕上がりになることさえ有るんだと思います。(2005年は健康的な葡萄が沢山収穫できた・・と言う意味でのグレートイヤーだ・・と言うのが基本で有って、ワインの仕上がり判断は是々非々で有るべきでしょう。)
・・ここまで書いて、はたしてこれはアンヌ・グロ2013年のレヴューなのか、リアルワインガイドの応援文なのか・・・不安になってきましたが、結局アンヌ・グロ2013年は全く飲めないので、一テイスターでしかないnoisyには他に書きようが無い!ですので、単なるフツーにある商品案内に過ぎないですね。でも・・ご検討くださいませ。
● 2014 Clos-Vougeot Grand Cru le Grand Maupertui
クロ=ヴージョ・グラン・クリュ・ル・グラン・モーペルテュイ
【アンヌ・グロと言えばグラン・モーペルテュイ!】

リアルワインガイド第54号は、今飲んで93 ポテンシャル96、2022~2052 と言う、凄い評点です。しかも、
「97点でも98点でも良い」
と。
まぁ、アンヌ・グロと言えばやはりこのグラン・モーペルテュイかリッシュブール・・ですもんね。アンヌ・グロのサイトから写真をお借りしまして掲載していますので、位置が良く判るかと思います。もし地図をお持ちでしたら、シャンボール村、フラジェ=エシェゾー村の地図に差し込んでみてください。結構・・面白いかと思います。アンヌ・グロでは有りませんがグロ・フレールの「Musigni」と名前を変えているヴージョの「ミュジニ」の位置も良く判りますよね。傾斜も反映されてて見やすい古地図の写真です。
まぁ・・余りにも数が無いのでど~にもならない・・とは判っているので、noisyとしてはさして書くことが無いものの、そ~なったらやはりそこは
「リアルワインガイドでしょ!」
とばかりに、救助してもらうためにリアルワインガイドを開く訳です。
人の世は結構セチガライ部分が多いようで、
「本を読むために本を買う」
と言うことは、購入者が神様で、出版者はただただ「有難うございます~!」の立場、ましてや小売店などに至っては、昨今のインターネット普及で小さな書店のみならず、大規模店舗で「何でもござれ!」の様子で販売していた店でさえ、非常に厳しい状況に追い込まれながらも、やはり「お客様は神様です!」をやっているしか無いのかもしれません。
でも、よっぽど内容の無い・・もう二度と購入するもんか!と思ってしまうような本でも、何かしらはその人のものになってたりもする訳で・・つまり、
「(自分にとっての)詰まらん本の見分け方」
とかには、やはり役立ってしまうというような側面も有る訳で・・。
で、まぁ・・何がセチガライかと言うと、そんな風によっぽど詰まらん内容でも少なくとも役立つ側面は置いといても、例えばnoisyのように、
「 リアルはどんな評価をしてるかな・・アンヌの今年はどんなワインに仕上がっただろうか・・」
などと、確実にお世話になるシュチュエーションでしか無いのに、ワイン販売者で有りながらも、リアルを参考にHPや店内POPの原稿の元にしたり・・いや、そのまんまコピーしてぶら下げてあったりしているのにも関わらず、
「リアルの1冊さえ立ち読みかネットのコピー文で済まして買わない、ましてや全く販売しないし協力しない」
というようなことですね。
まぁ、リアルが嫌なら参考にしなければ良いし無視するだけにしておけば良いところ、実はしっかり参考にしてたりする・・・だからセチガライな~と・・皆さんで協力できる部分は出来るだけね・・して欲しいものと思っているこの頃です。
記念すべき50号!・・を読んでみると、リアルワインガイドが何故発刊されることになったか・・などを、徳丸編集長が感慨深げそ~に書いていたりするんですが、noisyも以前、どこかのページに書いたと記憶しているものの、どこに書いたかなどは全く覚えていない・・でも、元々はリアルワインガイドでは無く、
「音楽雑誌を創るつもりだった」
んですね~・・で、その雑誌の名こそ、
「少年ロック」
だった訳です。
まぁ・・何だかんだが有ったようで結局「少年ロック」が陽の目を見ることは無かったんですが、その後、noisyとの付き合いも全く偶然に始まった訳ですからね・・。実は同じ食い詰め音楽人だったなんて・・ずっと後になってから知ることになる訳です。
・・・とまぁ・・大きく逸脱してしまったようですみません・・。とにもかくにも「アンヌ・グロ2013年」です。
非常に楽しいシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォーは2013年、まともに造れなかったのでブルゴーニュ・ピノ・ノワールに混ぜた・・と、徳丸編集長の現地取材による、まさに「特ダネ」です・・。色々有るので大声では言わないようにしてます・・。で、そのブルは試飲用にするので、海外には出さないと・・ドメーヌから言われたようですが、実はしっかり入ってるよ・・とも・・これも「特ダネ」でしょうか。
だから、こんな言葉の有るワイン販売サイトはほぼ確実に、「リアルを参考にしている」んですね~。是非リアル一箱(20冊)位、仕入れて拡販してくださいね~。評価ポイントをそのまんま書いても、文句ひとつ言ってないと思いますよ~(・・言ってたかな?)。著作権の絡みから色々言いたいはず・・とは思いますけどね~。
なので、ACブルには何と、特級ミュジニー直近、同じリューディの違う部分にはミュジニーを名乗れる場所さえ有るコンブ・ドルヴォーが入っているようですんで・・はい。
オート=コートの白は「墨絵の世界」だと・・いや、アンヌ・グロの2013年が全てその表現になってますけどね・・。ポイントもここでは言いませんがいつになく高い評価です。
エシェゾー・レ・ロアショースは92 93+ と絶好調、いまやこの価格で購入できるエシェゾーは少なくなってきているでしょうし、エシェゾー・デュ・ドスュの真南に有るロアショースは、大抵は畑の上下でブレンドされる他のエシェゾーとは違って、ほぼ中腹の良い位置にあるのでバランス良く仕上がる畑なんですね・・。ただし、仕上がるのにちょっと時間が掛かるのね・・。
クロ=ヴージョは上部に有る絶好のロケーションの部分、グラン・モーペルテュイですが、何と入荷数・・余りに無さ過ぎです。リアルはポテンシャル95まで見てます・・。詳細はリアル50号を読んでくださいね~!
リッシュブールはnoisy のところには入りませんでした。元々の生産量もあるのでしょうが、やはり非常に厳しいヴィンテージだったのでしょう。このように、厳しい年にはそれなりに品質を保つ、もしくは向上させるために、やるべきことをしっかりやるドメーヌは、辛くてもちゃんと仕上げてくるんですね。なので、むしろ一般的に良い年と言われるような・・例えば2005年とかのヴィンテージよりも、総合的により良い仕上がりになることさえ有るんだと思います。(2005年は健康的な葡萄が沢山収穫できた・・と言う意味でのグレートイヤーだ・・と言うのが基本で有って、ワインの仕上がり判断は是々非々で有るべきでしょう。)
・・ここまで書いて、はたしてこれはアンヌ・グロ2013年のレヴューなのか、リアルワインガイドの応援文なのか・・・不安になってきましたが、結局アンヌ・グロ2013年は全く飲めないので、一テイスターでしかないnoisyには他に書きようが無い!ですので、単なるフツーにある商品案内に過ぎないですね。でも・・ご検討くださいませ。
● 2014 Richebourg Grand Cru
リッシュブール・グラン・クリュ
【リアルは99点でも・・良いそうですよ・・】
本当に久し振りに入荷したアンヌ・グロのリッシュブールです。飲みたいな・・リアルは、今飲んで93、ポテンシャルは何と97!、飲み頃2022~2052と呆気にとられるような評点ですが、さらに、
「98点でも99点でも良い。飲んでしまうとヤバい・・云々」
云々の部分は敢えて書きません。是非リアルもご購入くださいね。まぁ、評価を投げてしまいたくなるほど素晴らしい・・と言うことと理解しています。(グラン・モーペルテュイもそうでしたけど。)
D.R.C.のロマネ=コンティ、ラ・ターシュ、リジェ・ベレールのラ・ロマネ、リッシュブールはそれに続きますので、ヴォーヌ=ロマネ村の事実上の最高のワインです。今回の価格もたぶんですが・・異常に安いはずです。
以下は以前のコメントです。
━━━━━
まぁ・・余りにも数が無いのでど~にもならない・・とは判っているので、noisyとしてはさして書くことが無いものの、そ~なったらやはりそこは
「リアルワインガイドでしょ!」
とばかりに、救助してもらうためにリアルワインガイドを開く訳です。
人の世は結構セチガライ部分が多いようで、
「本を読むために本を買う」
と言うことは、購入者が神様で、出版者はただただ「有難うございます~!」の立場、ましてや小売店などに至っては、昨今のインターネット普及で小さな書店のみならず、大規模店舗で「何でもござれ!」の様子で販売していた店でさえ、非常に厳しい状況に追い込まれながらも、やはり「お客様は神様です!」をやっているしか無いのかもしれません。
でも、よっぽど内容の無い・・もう二度と購入するもんか!と思ってしまうような本でも、何かしらはその人のものになってたりもする訳で・・つまり、
「(自分にとっての)詰まらん本の見分け方」
とかには、やはり役立ってしまうというような側面も有る訳で・・。
で、まぁ・・何がセチガライかと言うと、そんな風によっぽど詰まらん内容でも少なくとも役立つ側面は置いといても、例えばnoisyのように、
「 リアルはどんな評価をしてるかな・・アンヌの今年はどんなワインに仕上がっただろうか・・」
などと、確実にお世話になるシュチュエーションでしか無いのに、ワイン販売者で有りながらも、リアルを参考にHPや店内POPの原稿の元にしたり・・いや、そのまんまコピーしてぶら下げてあったりしているのにも関わらず、
「リアルの1冊さえ立ち読みかネットのコピー文で済まして買わない、ましてや全く販売しないし協力しない」
というようなことですね。
まぁ、リアルが嫌なら参考にしなければ良いし無視するだけにしておけば良いところ、実はしっかり参考にしてたりする・・・だからセチガライな~と・・皆さんで協力できる部分は出来るだけね・・して欲しいものと思っているこの頃です。
記念すべき50号!・・を読んでみると、リアルワインガイドが何故発刊されることになったか・・などを、徳丸編集長が感慨深げそ~に書いていたりするんですが、noisyも以前、どこかのページに書いたと記憶しているものの、どこに書いたかなどは全く覚えていない・・でも、元々はリアルワインガイドでは無く、
「音楽雑誌を創るつもりだった」
んですね~・・で、その雑誌の名こそ、
「少年ロック」
だった訳です。
まぁ・・何だかんだが有ったようで結局「少年ロック」が陽の目を見ることは無かったんですが、その後、noisyとの付き合いも全く偶然に始まった訳ですからね・・。実は同じ食い詰め音楽人だったなんて・・ずっと後になってから知ることになる訳です。
・・・とまぁ・・大きく逸脱してしまったようですみません・・。とにもかくにも「アンヌ・グロ2013年」です。
非常に楽しいシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォーは2013年、まともに造れなかったのでブルゴーニュ・ピノ・ノワールに混ぜた・・と、徳丸編集長の現地取材による、まさに「特ダネ」です・・。色々有るので大声では言わないようにしてます・・。で、そのブルは試飲用にするので、海外には出さないと・・ドメーヌから言われたようですが、実はしっかり入ってるよ・・とも・・これも「特ダネ」でしょうか。
だから、こんな言葉の有るワイン販売サイトはほぼ確実に、「リアルを参考にしている」んですね~。是非リアル一箱(20冊)位、仕入れて拡販してくださいね~。評価ポイントをそのまんま書いても、文句ひとつ言ってないと思いますよ~(・・言ってたかな?)。著作権の絡みから色々言いたいはず・・とは思いますけどね~。
なので、ACブルには何と、特級ミュジニー直近、同じリューディの違う部分にはミュジニーを名乗れる場所さえ有るコンブ・ドルヴォーが入っているようですんで・・はい。
オート=コートの白は「墨絵の世界」だと・・いや、アンヌ・グロの2013年が全てその表現になってますけどね・・。ポイントもここでは言いませんがいつになく高い評価です。
エシェゾー・レ・ロアショースは92 93+ と絶好調、いまやこの価格で購入できるエシェゾーは少なくなってきているでしょうし、エシェゾー・デュ・ドスュの真南に有るロアショースは、大抵は畑の上下でブレンドされる他のエシェゾーとは違って、ほぼ中腹の良い位置にあるのでバランス良く仕上がる畑なんですね・・。ただし、仕上がるのにちょっと時間が掛かるのね・・。
クロ=ヴージョは上部に有る絶好のロケーションの部分、グラン・モーペルテュイですが、何と入荷数・・余りに無さ過ぎです。リアルはポテンシャル95まで見てます・・。詳細はリアル50号を読んでくださいね~!
リッシュブールはnoisy のところには入りませんでした。元々の生産量もあるのでしょうが、やはり非常に厳しいヴィンテージだったのでしょう。このように、厳しい年にはそれなりに品質を保つ、もしくは向上させるために、やるべきことをしっかりやるドメーヌは、辛くてもちゃんと仕上げてくるんですね。なので、むしろ一般的に良い年と言われるような・・例えば2005年とかのヴィンテージよりも、総合的により良い仕上がりになることさえ有るんだと思います。(2005年は健康的な葡萄が沢山収穫できた・・と言う意味でのグレートイヤーだ・・と言うのが基本で有って、ワインの仕上がり判断は是々非々で有るべきでしょう。)
・・ここまで書いて、はたしてこれはアンヌ・グロ2013年のレヴューなのか、リアルワインガイドの応援文なのか・・・不安になってきましたが、結局アンヌ・グロ2013年は全く飲めないので、一テイスターでしかないnoisyには他に書きようが無い!ですので、単なるフツーにある商品案内に過ぎないですね。でも・・ご検討くださいませ。
● 2013 Bourgogne Hates-Cotes de Nuits Blanc Cuvee Marine
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・キュヴェ・マリーヌ
【少年ロックは墨絵の世界・・と評しております!】
まぁ・・余りにも数が無いのでど~にもならない・・とは判っているので、noisyとしてはさして書くことが無いものの、そ~なったらやはりそこは
「リアルワインガイドでしょ!」
とばかりに、救助してもらうためにリアルワインガイドを開く訳です。
人の世は結構セチガライ部分が多いようで、
「本を読むために本を買う」
と言うことは、購入者が神様で、出版者はただただ「有難うございます~!」の立場、ましてや小売店などに至っては、昨今のインターネット普及で小さな書店のみならず、大規模店舗で「何でもござれ!」の様子で販売していた店でさえ、非常に厳しい状況に追い込まれながらも、やはり「お客様は神様です!」をやっているしか無いのかもしれません。
でも、よっぽど内容の無い・・もう二度と購入するもんか!と思ってしまうような本でも、何かしらはその人のものになってたりもする訳で・・つまり、
「(自分にとっての)詰まらん本の見分け方」
とかには、やはり役立ってしまうというような側面も有る訳で・・。
で、まぁ・・何がセチガライかと言うと、そんな風によっぽど詰まらん内容でも少なくとも役立つ側面は置いといても、例えばnoisyのように、
「 リアルはどんな評価をしてるかな・・アンヌの今年はどんなワインに仕上がっただろうか・・」
などと、確実にお世話になるシュチュエーションでしか無いのに、ワイン販売者で有りながらも、リアルを参考にHPや店内POPの原稿の元にしたり・・いや、そのまんまコピーしてぶら下げてあったりしているのにも関わらず、
「リアルの1冊さえ立ち読みかネットのコピー文で済まして買わない、ましてや全く販売しないし協力しない」
というようなことですね。
まぁ、リアルが嫌なら参考にしなければ良いし無視するだけにしておけば良いところ、実はしっかり参考にしてたりする・・・だからセチガライな~と・・皆さんで協力できる部分は出来るだけね・・して欲しいものと思っているこの頃です。
最新号の記念すべき50号!・・を読んでみると、リアルワインガイドが何故発刊されることになったか・・などを、徳丸編集長が感慨深げそ~に書いていたりするんですが、noisyも以前、どこかのページに書いたと記憶しているものの、どこに書いたかなどは全く覚えていない・・でも、元々はリアルワインガイドでは無く、
「音楽雑誌を創るつもりだった」
んですね~・・で、その雑誌の名こそ、
「少年ロック」
だった訳です。
まぁ・・何だかんだが有ったようで結局「少年ロック」が陽の目を見ることは無かったんですが、その後、noisyとの付き合いも全く偶然に始まった訳ですからね・・。実は同じ食い詰め音楽人だったなんて・・ずっと後になってから知ることになる訳です。
・・・とまぁ・・大きく逸脱してしまったようですみません・・。とにもかくにも「アンヌ・グロ2013年」です。
非常に楽しいシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォーは2013年、まともに造れなかったのでブルゴーニュ・ピノ・ノワールに混ぜた・・と、徳丸編集長の現地取材による、まさに「特ダネ」です・・。色々有るので大声では言わないようにしてます・・。で、そのブルは試飲用にするので、海外には出さないと・・ドメーヌから言われたようですが、実はしっかり入ってるよ・・とも・・これも「特ダネ」でしょうか。
だから、こんな言葉の有るワイン販売サイトはほぼ確実に、「リアルを参考にしている」んですね~。是非リアル一箱(20冊)位、仕入れて拡販してくださいね~。評価ポイントをそのまんま書いても、文句ひとつ言ってないと思いますよ~(・・言ってたかな?)。著作権の絡みから色々言いたいはず・・とは思いますけどね~。
なので、ACブルには何と、特級ミュジニー直近、同じリューディの違う部分にはミュジニーを名乗れる場所さえ有るコンブ・ドルヴォーが入っているようですんで・・はい。
オート=コートの白は「墨絵の世界」だと・・いや、アンヌ・グロの2013年が全てその表現になってますけどね・・。ポイントもここでは言いませんがいつになく高い評価です。
エシェゾー・レ・ロアショースは92 93+ と絶好調、いまやこの価格で購入できるエシェゾーは少なくなってきているでしょうし、エシェゾー・デュ・ドスュの真南に有るロアショースは、大抵は畑の上下でブレンドされる他のエシェゾーとは違って、ほぼ中腹の良い位置にあるのでバランス良く仕上がる畑なんですね・・。ただし、仕上がるのにちょっと時間が掛かるのね・・。
クロ=ヴージョは上部に有る絶好のロケーションの部分、グラン・モーペルテュイですが、何と入荷数・・余りに無さ過ぎです。リアルはポテンシャル95まで見てます・・。詳細はリアル50号を読んでくださいね~!
リッシュブールはnoisy のところには入りませんでした。元々の生産量もあるのでしょうが、やはり非常に厳しいヴィンテージだったのでしょう。このように、厳しい年にはそれなりに品質を保つ、もしくは向上させるために、やるべきことをしっかりやるドメーヌは、辛くてもちゃんと仕上げてくるんですね。なので、むしろ一般的に良い年と言われるような・・例えば2005年とかのヴィンテージよりも、総合的により良い仕上がりになることさえ有るんだと思います。(2005年は健康的な葡萄が沢山収穫できた・・と言う意味でのグレートイヤーだ・・と言うのが基本で有って、ワインの仕上がり判断は吹E々非々で有るべきでしょう。)
・・ここまで書いて、はたしてこれはアンヌ・グロ2013年のレヴューなのか、リアルワインガイドの応援文なのか・・・不安になってきましたが、結局アンヌ・グロ2013年は全く飲めないので、一テイスターでしかないnoisyには他に書きようが無い!ですので、単なるフツーにある商品案内に過ぎないですね。でも・・ご検討くださいませ。
以下は以前のコメントです。
━━━━━
【哀悼と追憶】
アンヌ・グロと言えば、昔は確か・・アンヌ・エ・フランソワ・グロと言うドメーヌで、アンヌ・フランソワーズ・グロと言う同じ家系のドメーヌも有ったために、異常なほどに混乱をきたしていた時期がありました。いつの間にか「アンヌ・グロ」と改称していて・・また混乱してしまいましたが・・(^^;;
1996年のアンヌ・グロのワインが絶賛されたために、あっという間に入手困難なドメーヌのひとつになってしまいまして、
「アンヌ・グロ?・・そんなに良い印象は無かったけどな・・・」
と言う様な感覚しかなかったnoisy は完全に乗り遅れてしまってました。
それでも飲んでみると・・・非常に濃厚な・・悪く言えばサンテミリオン的メルロのような味わいで、その時代の要求を確かに受け継いでいると・・感じていました。
アンリ・ジャイエから始まる系統とも言え、2つのデュガ家しかり、ペロ=ミノしかり・・・、もっと言ってしまえば、ギイ・アッカ由来の黒い果実の引き出し方の延長上にあるような感じを受けるものでした。
しかし、そんな風潮も2000年を過ぎると退潮し、
「やはりピノ・ノワールはエレガントさ命・・」
と言う様な、以前のスタイルに戻ったとも言えます。
もっとも、ただ昔のスタイルに戻ったのでは無く、自然派的アプローチをする造り手が多くなったゆえ、伸び伸びとした健康的な果実感を、大昔の頃のように取り戻したからそれが可能になったとも言え、単にそうなった訳では無いでしょう。
アンヌ・グロも、少し抽出の強いようなニュアンスは消え、自然な流れを感じさせるニュートラルな味わいになっていました。そんなアンヌ・グロも、日本では評価を受けたと言えるでしょう。あの新樽200~400%の誰かさんも・・・
「僕のワインはエレガントだから・・」
と平気で言えるような時代になっています。結局は、ワインはバランスなんです。勿論、「要素の少ない中でのバランス」も有りますが、「ちゃんと有った中でのxx過ぎないバランス」も必要ですし、「マンモスポテンシャルの中でのバランス」がもっとも評価的に高くなるべきですが、もしその中にアンバランスさが有ると、評価も大きくマイナスされるべきです。真っ黒なイメージのピノ・ノワール・・・あんまり美味しそうには思えませんよね。
7月の初旬、今回このアンヌ・グロを分けてくれることになった、オルヴォーと言う小さなエージェントさんの、うちの担当の川村君が、
「noisy さん、xx日にうかがいたいんですけど・・」
と言うので、いつもなら
「忙しいから来ないで・・」
と決まり文句のように伝えているのに、その時は何故か断りきれなかったんですね・・。アンヌ・グロの件もあった性なのかもしれませんが、彼の言葉の中に、どこか「絶対に行きますから・・」・・のような強い決意のようなものを感じたからだと思います。
その日、大した話しもせず、ちょっとだけ営業的な話しに・・そう・・フーリエがどうこう・・昔は安くて、山ほど購入できたのに・・みたいな話しをして、さぁ帰るという段階で、
「・・駅まで送ってくよ。」
と言うと、
「いや・・忙しい時に来て申し訳ないので歩いて行きます・・」
と言うので、
「あ、そ、じゃね・・」
と言うと、少し困ったような顔をするので・・
「こんなに熱いのにその辺で倒れられちゃ困るから送ってくよ。」
「・・・すみません・・じゃよろしくお願いいたします。」
そんなこんなで車で駅まで送り、車の中で他愛の無いことを話しつつ・・・
「また寄りますんで是非オルヴォーもワインもよろしくお願いいたします!」
と言うので、
「美味しくてリーズナブルなアイテムなら検討するからね・・」
みたいな別れ方をしたと思います。
10日後、一通のFAXが届きました。そこには彼が亡くなったこと、通夜と葬式の案内が書いて有りました。一瞬、何のことか理解できませんでした。
「・・嘘・・だろ・・?」
彼は前日の土曜におそらく仕事で外出し、そのまま行方不明・・・翌日に倒れているのを発見されたようです。詳しいことは聞けませんでした。事件性が無いとのことで・・彼は戻されたようです。
通夜の晩、若く笑顔のまぶしい彼の遺影に泣けました。41歳だったそうです。
どこまでも真っ直ぐで、真面目で、熱くて、ワイン大好きな彼を、弟のように思っていたのかもしれません。ワイン業界の次世代を担うべき人間だとも思っていたのかもしれません。大したことのようではないけれど、余り他人には教えていない実はとても重要なバイヤーとしての注目ポイントを、彼には話していました。でもそれと同時に、一抹の不安・・も持っていました。真面目過ぎる・・・気を抜かない・・遊びが無い・・・どこか具合でも悪いのでは?・・と、自分が思っていることを、ちゃんと本人に聞いてみるべきでした。
そんな川村君が置いて行ってくれたアンヌ・グロです。(君付けで言ってますが取締役でした。)是非ご検討いただければと思います。このエージェントさんはコンディションも良く、値付けも適正以上に適正・・・、どこよりも安い値付けをしていると思います。
今回は本数も少なく・・・いや、エシェゾーレ・ロアショーズだけはちょっと有りますが、飲んでいないので・・コメントは差し控えます。是非ご検討いただければと思います。
以下は以前のシャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォーのご紹介文です。
━━━━━
【安いでしょ?!】
アンヌ・グロ、久しぶりです。ここのエージェントさんとも付き合いが有ったんですが、何だかな~・・担当が本当に訳の判らん人でね。滅茶苦茶をしてくれるので、そんなことはお互いのためにしてくれるなと言ったら・・段々ロクな案内も寄越さなくなって、結局フェードアウトしてしまいました。会社にバレたら都合不味かったろうに・・。まぁ、絶対漏らしませんけどね。実際はやらなかったし。ただ、ワインの仕入れも販売も、いや、何にしても結局は「人」なんだよな・・と、深く思うnoisyでは有ります。
アンヌ・グロのこのシャンボールの畑は、ラ・コンブ・ドルヴォーと言いまして、昆布泥棒では有りません・・・といつもの自虐的親父ギャクをかましてしまいますが、実に面白い畑なんです。あちこちのサイトでは地図も出して説明していますがほとんど間違っています。この畑は、
A.グラン・クリュ・ミュジニー
B.1級ラ・コンブ・ドルヴォー
C.村名ラ・コンブ・ドルヴォー
の3つが有ります。
実際には離れてはいないのですが、葡萄畑に使用していない部分が有って、1級と村名は離れています。ただし、グラン・クリュ・ミュジニーを名乗れるリューディですから、村名と言えどもかなりミュジニーっぽいんじゃないか~・・・と思われがちですが・・・そんなことはまず無いです。有っても僅かに亡霊のように見えるのみ・・そりゃそうですよ、そのためのアペラスィヨンですからね・・。
ですが、腐っても鯛ならぬシャンボールのワインで、思わぬ幻想や亡霊にも思いを馳せることが可能・・・しかも、世をときめかせたアンヌ・グロと来れば、誰でも一度は飲んでみたいワインじゃないでしょうか。
ようやっと硬い時期を脱しつつあるタイミングと想像できますから、ダブル・グラスなどで酸素を充分に供給し、品温を飲み頃に持っていってあげると、思いの他、いや、想像通り、美味しくいただけるんじゃないかと思います。ご検討くださいませ。
● 2013 Echezeaux Grand Cru les Loachausses
エシェゾー・グラン・クリュ・レ・ロアショース
【少年ロックは墨絵の世界・・と評しております!】-----リリース時のレヴューです。
まぁ・・余りにも数が無いのでど~にもならない・・とは判っているので、noisyとしてはさして書くことが無いものの、そ~なったらやはりそこは
「リアルワインガイドでしょ!」
とばかりに、救助してもらうためにリアルワインガイドを開く訳です。
人の世は結構セチガライ部分が多いようで、
「本を読むために本を買う」
と言うことは、購入者が神様で、出版者はただただ「有難うございます~!」の立場、ましてや小売店などに至っては、昨今のインターネット普及で小さな書店のみならず、大規模店舗で「何でもござれ!」の様子で販売していた店でさえ、非常に厳しい状況に追い込まれながらも、やはり「お客様は神様です!」をやっているしか無いのかもしれません。
でも、よっぽど内容の無い・・もう二度と購入するもんか!と思ってしまうような本でも、何かしらはその人のものになってたりもする訳で・・つまり、
「(自分にとっての)詰まらん本の見分け方」
とかには、やはり役立ってしまうというような側面も有る訳で・・。
で、まぁ・・何がセチガライかと言うと、そんな風によっぽど詰まらん内容でも少なくとも役立つ側面は置いといても、例えばnoisyのように、
「 リアルはどんな評価をしてるかな・・アンヌの今年はどんなワインに仕上がっただろうか・・」
などと、確実にお世話になるシュチュエーションでしか無いのに、ワイン販売者で有りながらも、リアルを参考にHPや店内POPの原稿の元にしたり・・いや、そのまんまコピーしてぶら下げてあったりしているのにも関わらず、
「リアルの1冊さえ立ち読みかネットのコピー文で済まして買わない、ましてや全く販売しないし協力しない」
というようなことですね。
まぁ、リアルが嫌なら参考にしなければ良いし無視するだけにしておけば良いところ、実はしっかり参考にしてたりする・・・だからセチガライな~と・・皆さんで協力できる部分は出来るだけね・・して欲しいものと思っているこの頃です。
最新号の記念すべき50号!・・を読んでみると、リアルワインガイドが何故発刊されることになったか・・などを、徳丸編集長が感慨深げそ~に書いていたりするんですが、noisyも以前、どこかのページに書いたと記憶しているものの、どこに書いたかなどは全く覚えていない・・でも、元々はリアルワインガイドでは無く、
「音楽雑誌を創るつもりだった」
んですね~・・で、その雑誌の名こそ、
「少年ロック」
だった訳です。
まぁ・・何だかんだが有ったようで結局「少年ロック」が陽の目を見ることは無かったんですが、その後、noisyとの付き合いも全く偶然に始まった訳ですからね・・。実は同じ食い詰め音楽人だったなんて・・ずっと後になってから知ることになる訳です。
・・・とまぁ・・大きく逸脱してしまったようですみません・・。とにもかくにも「アンヌ・グロ2013年」です。
非常に楽しいシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォーは2013年、まともに造れなかったのでブルゴーニュ・ピノ・ノワールに混ぜた・・と、徳丸編集長の現地取材による、まさに「特ダネ」です・・。色々有るので大声では言わないようにしてます・・。で、そのブルは試飲用にするので、海外には出さないと・・ドメーヌから言われたようですが、実はしっかり入ってるよ・・とも・・これも「特ダネ」でしょうか。
だから、こんな言葉の有るワイン販売サイトはほぼ確実に、「リアルを参考にしている」んですね~。是非リアル一箱(20冊)位、仕入れて拡販してくださいね~。評価ポイントをそのまんま書いても、文句ひとつ言ってないと思いますよ~(・・言ってたかな?)。著作権の絡みから色々言いたいはず・・とは思いますけどね~。
なので、ACブルには何と、特級ミュジニー直近、同じリューディの違う部分にはミュジニーを名乗れる場所さえ有るコンブ・ドルヴォーが入っているようですんで・・はい。
オート=コートの白は「墨絵の世界」だと・・いや、アンヌ・グロの2013年が全てその表現になってますけどね・・。ポイントもここでは言いませんがいつになく高い評価です。
エシェゾー・レ・ロアショースは92 93+ と絶好調、いまやこの価格で購入できるエシェゾーは少なくなってきているでしょうし、エシェゾー・デュ・ドスュの真南に有るロアショースは、大抵は畑の上下でブレンドされる他のエシェゾーとは違って、ほぼ中腹の良い位置にあるのでバランス良く仕上がる畑なんですね・・。ただし、仕上がるのにちょっと時間が掛かるのね・・。
クロ=ヴージョは上部に有る絶好のロケーションの部分、グラン・モーペルテュイですが、何と入荷数・・余りに無さ過ぎです。リアルはポテンシャル95まで見てます・・。詳細はリアル50号を読んでくださいね~!
リッシュブールはnoisy のところには入りませんでした。元々の生産量もあるのでしょうが、やはり非常に厳しいヴィンテージだったのでしょう。このように、厳しい年にはそれなりに品質を保つ、もしくは向上させるために、やるべきことをしっかりやるドメーヌは、辛くてもちゃんと仕上げてくるんですね。なので、むしろ一般的に良い年と言われるような・・例えば2005年とかのヴィンテージよりも、総合的により良い仕上がりになることさえ有るんだと思います。(2005年は健康的な葡萄が沢山収穫できた・・と言う意味でのグレートイヤーだ・・と言うのが基本で有って、ワインの仕上がり判断は吹E々非々で有るべきでしょう。)
・・ここまで書いて、はたしてこれはアンヌ・グロ2013年のレヴューなのか、リアルワインガイドの応援文なのか・・・不安になってきましたが、結局アンヌ・グロ2013年は全く飲めないので、一テイスターでしかないnoisyには他に書きようが無い!ですので、単なるフツーにある商品案内に過ぎないですね。でも・・ご検討くださいませ。
以下は以前のコメントです。
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【哀悼と追憶】
アンヌ・グロと言えば、昔は確か・・アンヌ・エ・フランソワ・グロと言うドメーヌで、アンヌ・フランソワーズ・グロと言う同じ家系のドメーヌも有ったために、異常なほどに混乱をきたしていた時期がありました。いつの間にか「アンヌ・グロ」と改称していて・・また混乱してしまいましたが・・(^^;;
1996年のアンヌ・グロのワインが絶賛されたために、あっという間に入手困難なドメーヌのひとつになってしまいまして、
「アンヌ・グロ?・・そんなに良い印象は無かったけどな・・・」
と言う様な感覚しかなかったnoisy は完全に乗り遅れてしまってました。
それでも飲んでみると・・・非常に濃厚な・・悪く言えばサンテミリオン的メルロのような味わいで、その時代の要求を確かに受け継いでいると・・感じていました。
アンリ・ジャイエから始まる系統とも言え、2つのデュガ家しかり、ペロ=ミノしかり・・・、もっと言ってしまえば、ギイ・アッカ由来の黒い果実の引き出し方の延長上にあるような感じを受けるものでした。
しかし、そんな風潮も2000年を過ぎると退潮し、
「やはりピノ・ノワールはエレガントさ命・・」
と言う様な、以前のスタイルに戻ったとも言えます。
もっとも、ただ昔のスタイルに戻ったのでは無く、自然派的アプローチをする造り手が多くなったゆえ、伸び伸びとした健康的な果実感を、大昔の頃のように取り戻したからそれが可能になったとも言え、単にそうなった訳では無いでしょう。
アンヌ・グロも、少し抽出の強いようなニュアンスは消え、自然な流れを感じさせるニュートラルな味わいになっていました。そんなアンヌ・グロも、日本では評価を受けたと言えるでしょう。あの新樽200~400%の誰かさんも・・・
「僕のワインはエレガントだから・・」
と平気で言えるような時代になっています。結局は、ワインはバランスなんです。勿論、「要素の少ない中でのバランス」も有りますが、「ちゃんと有った中でのxx過ぎないバランス」も必要ですし、「マンモスポテンシャルの中でのバランス」がもっとも評価的に高くなるべきですが、もしその中にアンバランスさが有ると、評価も大きくマイナスされるべきです。真っ黒なイメージのピノ・ノワール・・・あんまり美味しそうには思えませんよね。
7月の初旬、今回このアンヌ・グロを分けてくれることになった、オルヴォーと言う小さなエージェントさんの、うちの担当の川村君が、
「noisy さん、xx日にうかがいたいんですけど・・」
と言うので、いつもなら
「忙しいから来ないで・・」
と決まり文句のように伝えているのに、その時は何故か断りきれなかったんですね・・。アンヌ・グロの件もあった性なのかもしれませんが、彼の言葉の中に、どこか「絶対に行きますから・・」・・のような強い決意のようなものを感じたからだと思います。
その日、大した話しもせず、ちょっとだけ営業的な話しに・・そう・・フーリエがどうこう・・昔は安くて、山ほど購入できたのに・・みたいな話しをして、さぁ帰るという段階で、
「・・駅まで送ってくよ。」
と言うと、
「いや・・忙しい時に来て申し訳ないので歩いて行きます・・」
と言うので、
「あ、そ、じゃね・・」
と言うと、少し困ったような顔をするので・・
「こんなに熱いのにその辺で倒れられちゃ困るから送ってくよ。」
「・・・すみません・・じゃよろしくお願いいたします。」
そんなこんなで車で駅まで送り、車の中で他愛の無いことを話しつつ・・・
「また寄りますんで是非オルヴォーもワインもよろしくお願いいたします!」
と言うので、
「美味しくてリーズナブルなアイテムなら検討するからね・・」
みたいな別れ方をしたと思います。
10日後、一通のFAXが届きました。そこには彼が亡くなったこと、通夜と葬式の案内が書いて有りました。一瞬、何のことか理解できませんでした。
「・・嘘・・だろ・・?」
彼は前日の土曜におそらく仕事で外出し、そのまま行方不明・・・翌日に倒れているのを発見されたようです。詳しいことは聞けませんでした。事件性が無いとのことで・・彼は戻されたようです。
通夜の晩、若く笑顔のまぶしい彼の遺影に泣けました。41歳だったそうです。
どこまでも真っ直ぐで、真面目で、熱くて、ワイン大好きな彼を、弟のように思っていたのかもしれません。ワイン業界の次世代を担うべき人間だとも思っていたのかもしれません。大したことのようではないけれど、余り他人には教えていない実はとても重要なバイヤーとしての注目ポイントを、彼には話していました。でもそれと同時に、一抹の不安・・も持っていました。真面目過ぎる・・・気を抜かない・・遊びが無い・・・どこか具合でも悪いのでは?・・と、自分が思っていることを、ちゃんと本人に聞いてみるべきでした。
そんな川村君が置いて行ってくれたアンヌ・グロです。(君付けで言ってますが取締役でした。)是非ご検討いただければと思います。このエージェントさんはコンディションも良く、値付けも適正以上に適正・・・、どこよりも安い値付けをしていると思います。
今回は本数も少なく・・・いや、エシェゾーレ・ロアショーズだけはちょっと有りますが、飲んでいないので・・コメントは差し控えます。是非ご検討いただければと思います。
以下は以前のシャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォーのご紹介文です。
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【安いでしょ?!】
アンヌ・グロ、久しぶりです。ここのエージェントさんとも付き合いが有ったんですが、何だかな~・・担当が本当に訳の判らん人でね。滅茶苦茶をしてくれるので、そんなことはお互いのためにしてくれるなと言ったら・・段々ロクな案内も寄越さなくなって、結局フェードアウトしてしまいました。会社にバレたら都合不味かったろうに・・。まぁ、絶対漏らしませんけどね。実際はやらなかったし。ただ、ワインの仕入れも販売も、いや、何にしても結局は「人」なんだよな・・と、深く思うnoisyでは有ります。
アンヌ・グロのこのシャンボールの畑は、ラ・コンブ・ドルヴォーと言いまして、昆布泥棒では有りません・・・といつもの自虐的親父ギャクをかましてしまいますが、実に面白い畑なんです。あちこちのサイトでは地図も出して説明していますがほとんど間違っています。この畑は、
A.グラン・クリュ・ミュジニー
B.1級ラ・コンブ・ドルヴォー
C.村名ラ・コンブ・ドルヴォー
の3つが有ります。
実際には離れてはいないのですが、葡萄畑に使用していない部分が有って、1級と村名は離れています。ただし、グラン・クリュ・ミュジニーを名乗れるリューディですから、村名と言えどもかなりミュジニーっぽいんじゃないか~・・・と思われがちですが・・・そんなことはまず無いです。有っても僅かに亡霊のように見えるのみ・・そりゃそうですよ、そのためのアペラスィヨンですからね・・。
ですが、腐っても鯛ならぬシャンボールのワインで、思わぬ幻想や亡霊にも思いを馳せることが可能・・・しかも、世をときめかせたアンヌ・グロと来れば、誰でも一度は飲んでみたいワインじゃないでしょうか。
ようやっと硬い時期を脱しつつあるタイミングと想像できますから、ダブル・グラスなどで酸素を充分に供給し、品温を飲み頃に持っていってあげると、思いの他、いや、想像通り、美味しくいただけるんじゃないかと思います。ご検討くださいませ。
● 2012 Echezeaux Grand Cru les Loachausses
エシェゾー・グラン・クリュ・レ・ロアショーズ
【哀悼と追憶】
アンヌ・グロと言えば、昔は確か・・アンヌ・エ・フランソワ・グロと言うドメーヌで、アンヌ・フランソワーズ・グロと言う同じ家系のドメーヌも有ったために、異常なほどに混乱をきたしていた時期がありました。いつの間にか「アンヌ・グロ」と改称していて・・また混乱してしまいましたが・・(^^;;
1996年のアンヌ・グロのワインが絶賛されたために、あっという間に入手困難なドメーヌのひとつになってしまいまして、
「アンヌ・グロ?・・そんなに良い印象は無かったけどな・・・」
と言う様な感覚しかなかったnoisy は完全に乗り遅れてしまってました。
それでも飲んでみると・・・非常に濃厚な・・悪く言えばサンテミリオン的メルロのような味わいで、その時代の要求を確かに受け継いでいると・・感じていました。
アンリ・ジャイエから始まる系統とも言え、2つのデュガ家しかり、ペロ=ミノしかり・・・、もっと言ってしまえば、ギイ・アッカ由来の黒い果実の引き出し方の延長上にあるような感じを受けるものでした。
しかし、そんな風潮も2000年を過ぎると退潮し、
「やはりピノ・ノワールはエレガントさ命・・」
と言う様な、以前のスタイルに戻ったとも言えます。
もっとも、ただ昔のスタイルに戻ったのでは無く、自然派的アプローチをする造り手が多くなったゆえ、伸び伸びとした健康的な果実感を、大昔の頃のように取り戻したからそれが可能になったとも言え、単にそうなった訳では無いでしょう。
アンヌ・グロも、少し抽出の強いようなニュアンスは消え、自然な流れを感じさせるニュートラルな味わいになっていました。そんなアンヌ・グロも、日本では評価を受けたと言えるでしょう。あの新樽200~400%の誰かさんも・・・
「僕のワインはエレガントだから・・」
と平気で言えるような時代になっています。結局は、ワインはバランスなんです。勿論、「要素の少ない中でのバランス」も有りますが、「ちゃんと有った中でのxx過ぎないバランス」も必要ですし、「マンモスポテンシャルの中でのバランス」がもっとも評価的に高くなるべきですが、もしその中にアンバランスさが有ると、評価も大きくマイナスされるべきです。真っ黒なイメージのピノ・ノワール・・・あんまり美味しそうには思えませんよね。
7月の初旬、今回このアンヌ・グロを分けてくれることになった、オルヴォーと言う小さなエージェントさんの、うちの担当の川村君が、
「noisy さん、xx日にうかがいたいんですけど・・」
と言うので、いつもなら
「忙しいから来ないで・・」
と決まり文句のように伝えているのに、その時は何故か断りきれなかったんですね・・。アンヌ・グロの件もあった性なのかもしれませんが、彼の言葉の中に、どこか「絶対に行きますから・・」・・のような強い決意のようなものを感じたからだと思います。
その日、大した話しもせず、ちょっとだけ営業的な話しに・・そう・・フーリエがどうこう・・昔は安くて、山ほど購入できたのに・・みたいな話しをして、さぁ帰るという段階で、
「・・駅まで送ってくよ。」
と言うと、
「いや・・忙しい時に来て申し訳ないので歩いて行きます・・」
と言うので、
「あ、そ、じゃね・・」
と言うと、少し困ったような顔をするので・・
「こんなに熱いのにその辺で倒れられちゃ困るから送ってくよ。」
「・・・すみません・・じゃよろしくお願いいたします。」
そんなこんなで車で駅まで送り、車の中で他愛の無いことを話しつつ・・・
「また寄りますんで是非オルヴォーもワインもよろしくお願いいたします!」
と言うので、
「美味しくてリーズナブルなアイテムなら検討するからね・・」
みたいな別れ方をしたと思います。
10日後、一通のFAXが届きました。そこには彼が亡くなったこと、通夜と葬式の案内が書いて有りました。一瞬、何のことか理解できませんでした。
「・・嘘・・だろ・・?」
彼は前日の土曜におそらく仕事で外出し、そのまま行方不明・・・翌日に倒れているのを発見されたようです。詳しいことは聞けませんでした。事件性が無いとのことで・・彼は戻されたようです。
通夜の晩、若く笑顔のまぶしい彼の遺影に泣けました。41歳だったそうです。
どこまでも真っ直ぐで、真面目で、熱くて、ワイン大好きな彼を、弟のように思っていたのかもしれません。ワイン業界の次世代を担うべき人間だとも思っていたのかもしれません。大したことのようではないけれど、余り他人には教えていない実はとても重要なバイヤーとしての注目ポイントを、彼には話していました。でもそれと同時に、一抹の不安・・も持っていました。真面目過ぎる・・・気を抜かない・・遊びが無い・・・どこか具合でも悪いのでは?・・と、自分が思っていることを、ちゃんと本人に聞いてみるべきでした。
そんな川村君が置いて行ってくれたアンヌ・グロです。(君付けで言ってますが取締役でした。)是非ご検討いただければと思います。このエージェントさんはコンディションも良く、値付けも適正以上に適正・・・、どこよりも安い値付けをしていると思います。
今回は本数も少なく・・・いや、エシェゾーレ・ロアショーズだけはちょっと有りますが、飲んでいないので・・コメントは差し控えます。是非ご検討いただければと思います。
以下は以前のシャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォーのご紹介文です。
━━━━━
【安いでしょ?!】
アンヌ・グロ、久しぶりです。ここのエージェントさんとも付き合いが有ったんですが、何だかな~・・担当が本当に訳の判らん人でね。滅茶苦茶をしてくれるので、そんなことはお互いのためにしてくれるなと言ったら・・段々ロクな案内も寄越さなくなって、結局フェードアウトしてしまいました。会社にバレたら都合不味かったろうに・・。まぁ、絶対漏らしませんけどね。実際はやらなかったし。ただ、ワインの仕入れも販売も、いや、何にしても結局は「人」なんだよな・・と、深く思うnoisyでは有ります。
アンヌ・グロのこのシャンボールの畑は、ラ・コンブ・ドルヴォーと言いまして、昆布泥棒では有りません・・・といつもの自虐的親父ギャクをかましてしまいますが、実に面白い畑なんです。あちこちのサイトでは地図も出して説明していますがほとんど間違っています。この畑は、
A.グラン・クリュ・ミュジニー
B.1級ラ・コンブ・ドルヴォー
C.村名ラ・コンブ・ドルヴォー
の3つが有ります。
実際には離れてはいないのですが、葡萄畑に使用していない部分が有って、1級と村名は離れています。ただし、グラン・クリュ・ミュジニーを名乗れるリューディですから、村名と言えどもかなりミュジニーっぽいんじゃないか~・・・と思われがちですが・・・そんなことはまず無いです。有っても僅かに亡霊のように見えるのみ・・そりゃそうですよ、そのためのアペラスィヨンですからね・・。
ですが、腐っても鯛ならぬシャンボールのワインで、思わぬ幻想や亡霊にも思いを馳せることが可能・・・しかも、世をときめかせたアンヌ・グロと来れば、誰でも一度は飲んでみたいワインじゃないでしょうか。
ようやっと硬い時期を脱しつつあるタイミングと想像できますから、ダブル・グラスなどで酸素を充分に供給し、品温を飲み頃に持っていってあげると、思いの他、いや、想像通り、美味しくいただけるんじゃないかと思います。ご検討くださいませ。
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