【オイルサバディーンがリニューアル!お値段そのままで内容量が何と10%減・・(^^;; でも美味しいからついつい許した気持ちになってしまいます・・ 】

サバも中々に獲れないようですね。漁獲が上がらず、苦労しているようです。100gで有ったものが90gに変更になっていますが、縦横がほぼ真四角になっています。
ただし、実際の内容量そのものは、おそらくですがそんなに変わっていないのかもしれません。何せ、新パッケージの方は、
「これでもか!」
と言う具合にギッシリ詰まっていますし、オイル自体の量が減っているように思います。
以前の100gパッケージには、固形分として50gとの記載が有りましたが今回の90gパッケージには有りません。なので、
「内容量の変更は僅か!」
とお伝えしたいと思います。
で、今回テイスティング?・・させていただいたのは、「オリジナル」から名称変更になった「コットンシード・オイル」です。パッケージの「ブラック」はそのままですので、混同することは無いかと思います。
味わいの方ですが・・いや~・・美味しいですね~。塩分は控えめになったように感じます。サバの旨味、トロミが仄かな薫香と共に訪れます。ふわっと口内でほぐれて・・これは実に美味しい!・・ロングランで売れているのもその証拠でしょう。
中途半端なタイミングで容量・パッケージ変更になったので、中々仕入れられずに苦労していました。
noisy 的には・・実はちょっとした「ブーム」が有ります・・いや、オイルサバディーンとは余り関係の無い話しでは有るんですが・・。
それが、「パプリカ」。そう・・あの赤い粉状で販売されているスパイスです。
「え~?・・パプリカって、一番使わないスパイスじゃん!」
と思われるでしょう?
唐辛子と違って余り辛くならないし、スパイスとして使っても風味はそんなに変わらない気がするでしょう?

いや、でもパプリカ、少し多めに使用してみてくださいよ。今使用しているのはギャバンのものですが、そのうちに色々試したいと思っている位です。
そもそもパプリカは、カラーピーマン系(古っ!)のスパイスですが、唐辛子系でも有りますので、辛みも有ります。そして唐辛子と同様に、昆布などと同様のうまみ成分を多く持っているんですよ。
なので古くなったパプリカなどは、結構に海藻系の匂いがしますよ。
で、例えば漬物。noisy の場合はワインと合わせるために、漬物にオリーブオイルを差すことが多いんですが、そこに少し多めのパプリカをふりかけると・・これがもう、凄い旨いんですね。
煮物にもオッケーですよ。七味や一味、レッドペッパーだとまとまらなかった味わいが、パプリカでビッチリ焦点が合うようになったりします。
それに、ほんのりとした辛みは、またレッドペッパーの強い辛みとは異なり、実に「品」が有るんですよね・・。なので、最近、見事にはまってまして、幾つかのパプリカを試そうと虎視眈々と狙っています。
で、この、結構に繊細な味わいの「コットンシード・オイル(旧オリジナル)」に、パプリカをかけても実に美味しい・・個人的には多めが良いですね。それに、相当風味が変わってしまいはするんですが、マヨネーズ系も「オツ」な味わいですよ。
ちょっとしたおつまみにもなりますし、パスタとあえて軽い食事にもなります。
あ、「ナチュラル」だけはまだ切り替わってないので以前の 100gパッケージです。今回分がなくなり次第、90gに変更になりますので、以前のものが欲しい方はお早めに!是非ご検討くださいませ。お勧めします!
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【オイルサーディンならぬサバで造ったサバディーンです!4種類の味わいでかなり楽しめます!お摘みにも非常食にも!是非パスタなどにも!】

何とオイル・サーディンならぬオイル・サバディンです・・・。超ダジャレです。noisy でも、そんな超古典的おやじギャグは言いません。「たのめーる」に任せっきりです。
昨今は関東では地震の回数はめっきり減りましたが、それでも福島辺りで地震が有ると、
「・・あ・・あの時の揺れ方にソックリだから、おそらく福島辺りだろう・・」
などと判るようになっています。
まぁ、本当に恐ろしいことです。今でもまだ福島の原発には、爆発時に溶けた核物質に留まらず、プールに沢山の使用済核燃料が保管されていますから、もし「何か」が有れば一触即発、物凄い危機に陥ってしまいますよね。ある意味、そんな環境の中や近くで生活をしていることに自分でも驚いています。たかだか300キロ離れているだけですから、何かが有れば影響は避けられません。何とかして欲しい・・とは思いますが、どうにもならないんだろう・・と言うような諦めと、何も起きないよ・・と言う呑気な気持ちとが交錯しているようにも思います。
燃料を求めて行列をつくったり、在庫の有るお店をあちこち探しに出かけたり、計画停電の合間にセラーを直したり、お客さんの情報を得ようとネットで探したりしたことは、つい昨日のようにも思えます。
そうは言っても、このオイル・サバディンを非常用食料に・・などと言う気は無いんですよ。ただし、とても美味しいし、あれやこれやと和風にも洋風にもアレンジが利く素材ですので、お勧めしたいなと。それに4種類の味わいが有って、飽きも来ないし、不意の腹ペコにもご来客にも対応できるし、その話題にもなるかと思うんですね。

最初の写真の左側が「オリジナル」で、右側が「ナチュラル」です。
オリジナルはナチュラルよりも「塩気」がやや効いていて、ワインのお摘みにも最適です。これのみでもOKですし、サラダに載せて、ごはんに載せても美味しいですし、混ぜて炊いても良いでしょう。
独特な風味として「燻して」有りまして、これが結構良い感じのアクセントになっています。臭すぎず、不足せずの感じが良いです。
写真をよく見ていただくと・・奥に赤ワインが見えますよね。そう、赤ワインにこれ単独でもかなり美味しいですし、全然臭くならないんですよ。オイル漬けになっているところが味噌なんでしょう。思いがけないマリアージュでした。
また、様々な部位が入っているようで、結構歯ごたえが有るしっぽに近い部分や、少しオイリーな腹の部分、柔らかな身の部分が、ほぐされていたり、やや大きめだったりと、食する部分で結構食感が違うんですね。
ナチュラルはオリジナルよりもやや塩が薄く、薄味が好みの方や、何か他の料理に転用したい方、もしくはオールマイティに使いたい方にお勧めです。noisy 的にはこの位が好みですが、ワインと合わせるにはちょうど良くても、日本酒などにはもう少し塩っ気が有った方が良いかもしれません・・でも好みです。マヨネーズも良いですよね~。燻された香りが良い感じです。
下の写真は・・良く見ると何か、上の二品には無いものが入っているのが判りますよね。左側が「ガーリック」で右側が「ブラックペッパー」です。
こちらはほぼ完成された味わいです。ガーリックは燻された香りと実に良く合っていて旨いです。こちらはコント・ラフォンの2014年ブルゴーニュ・ブランと合わせました。ブラックペッパー共々、相性は良いです。
ガーリックはもうニンニク臭くはならない感じに、良く漬かっています。パスタとあえるとそれだけで一品出来てしまいそうです。試してはいませんけど、春ならば菜の花と一緒にソテーして茹でたパスタと和えるだけ・・で出来ちゃいそうです。
ブラックペッパーは結構・・胡椒は効いています。もっとも、ポテトチップスなどのように味は濃くは無いので、色々調整可能かと思いますよ。ワインのお摘みにも非常に良いです。
まぁ、缶詰としては別段安くは無いですが、色々と楽しめるしいざという時の保存食にもなりますので、一家に数個、常備されてはいかがでしょうか。もし美味しいレシピが出来ましたら教えてください。ご検討くださいませ。