マッサ・ヴェッキア
マッサ・ヴェッキア
イタリア Massa Vecchia トスカーナ
● マッサ・ヴェッキアはニコライーニ夫妻2人だけで営まれるマレンマのワイナリーです。随分と前にご紹介したっきりになりますが、昨今ど~も、
「マッサ・ヴェッキアはやらないんですか?」
と聞かれることが多くなり・・どうしようかと悩んでいたところでした。
だってね~・・昔は全然売れず、そうリアルワインガイドのイタリアのコーナーでご紹介させていただいても全く売れず・・棚の隅でゴロンとしていたんですね。まぁ・・価格は中々良かったもので、ビオ系のお好きな方々が喰いつくには高かったんでしょう。
ところが昨今は大人気・・・らしく、発注しても
「これは1本、これが2本、これで3本・・」
みたいな感じのご返答で・・
「・・・準備体操か!」
とツッコミたくなるような酷い数字なもんで、
「・・そんなに少ないんじゃぁ・・飲めないんで、他の人に分けて・・」
と断ってたんですね。その流れで随分と間が開いちゃったんです。
夫婦のみで少量生産、頑張ってるワイン造りですから、それなりの価格のワインになってしまうんですが、その辺もちゃんと評価されるようになったと言えますかね・・それは嬉しいことなんですが・・何だかな~。まぁ、少ない本数でもいただけただけで・・と言うことなのでしょうね。
Massa Vecchia
マッサ ヴェッキア
マレンマ地方のマッサ・マリッティマにワイナリーはある。1986年に2.1ヘクタールの畑から始め現在5ヘクタール、年生産12000本。1993年から一切化学肥料を使わない有機農法へと転換。ワイン造りの上でも野生酵母のみを使用、木製の開放醗酵槽でのマセレーション、ボトリングの際の2酸化硫黄添加もごく少量に抑えるなど、その醸造哲学はヴェネトのラ・ビアンカーラやフリウリのラ・カステッラーダと同じくする。

アレアティコ用の陰干しに使う棚

サンジョヴェーゼの樹。畑の様子が良く判りますね。
● 2016 Aleatico Passito I.G.T. Toscana
アレアティコ・パッシート I.G.T.トスカーナ
【アルコール分12%未満の極甘口赤ワイン!・・極上の果実酸と果糖、高級アルコールが見せるパフォーマンスに期待!】
どんな甘さなんでしょうかね~・・
「糖分があり過ぎて酵母が活動を拒否!」
なんて、オータ社長らしい表現ですが、実際のところは酵母が活動するには水分が少な過ぎたんでしょうね・・(と突っ込んでみる)。
まぁ、その後の仕上げの仕方でかなり味わいは違う方向に行きますから・・例えば、マロラクティックをどうするか・・とかですね。トスカーナですから、ヴィン・サント的な考えから行けば、自然に任せるような感じになるので自ずと起きちゃうんでしょうが、発酵が気になって低温で囲っていればピュア系に仕上がるでしょうしね。かなり興味は有りますが数が無いので・・ご検討くださいませ。
● 2016 la Querciola Rosso di Toscana I.G.T.
ラ・クエルチョーラ・ロッソ・ディ・トスカーナ I.G.T.
【マッサヴェッキアの上級キュヴェの一つ!サンジョヴェーゼ主体です。】
発酵に長く掛かると言う、ポテンシャルの高さを想像させるクエルチョーラです。サンジョヴェーゼに加え、アリカンテを加えているようです。アリカンテはガルナッチャ(グルナッシュ)系ですね。スペインのバレンシアにアリカンテと言う自治体が有りますんで、関係有るのかな?
なお、クエルチョーラの葡萄は70年代の植樹で樹齢が高く、そろそろ疲れてきたような感じだそうです。なので、2016年以降はトップ・キュヴェの座をポッジョ・ア・ヴェンティに譲る・・と言う話し。まぁ、ブルゴーニュ辺りですと50歳はヴィエイユ・ヴィーニュとは呼んでもまだまだこれから・・と言うイメージでは有りますが、トスカーナは相当に高齢扱いになってしまいます。40年位で植え替えるのが普通ですので・・。
なお少量です。お一人様1本限定+他の造り手さんのワイン1本でお願いいたします。
● 2016 Rosso Batone
ロッソ・バトーネ
【・・危険すぎる飲み口・・だそうです・・】・・2015年分のコメントです。
少ないので・・飲みません・・まぁ、マッサヴェッキアの飲み口は知ってますから・・。決して濃くはならず、しなやかでミネラルたっぷり、ちょっと粒々したテクスチュアにも不透明なミネラリティがバッチリ感じられると思います・・・違うかな?
しばらく飲んでません・・と言うか、飲めるほど貰えないと言うのが正しいです。危険すぎる飲み口・・誰か味わいをちゃんと教えてくださいね。お一人様1本でお願いいたします。
● 2016 Rosso Berace
ロッソ・ベラーチェ
【極少量です。】
ん~・・少しはマッサヴェッキア人気も収まって来たか・・と思いきや、とんでもないようです。今回入荷分を全部合わせてもたったの4本・・呆れてますが、仕方が無いと諦めるしかなさそうですね。
以下は以前のレヴューです。
【マッサヴェッキアのラインナップではカジュアルクラスです。】
え~・・沢山貰えました!・・6本もです!・・なのですみません、お一人様1本限定でお願いします。
2014年のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロに少量のサンジョヴェーゼを加えたものが酒躯不足と判断され、2013年のサンジョヴェーゼを加えて瓶熟させたもののようです。
元々マッサヴェッキアのワインはボディのド太いワインじゃ無いですから、チャーミングになり過ぎちゃったのを補完する意味で、複数年ブレンドにしたのでしょうね。ちょっと興味有ります。ご検討ください。
● 2016 Vino Bianco Ariento Vermentino di Maremma Toscana I.G.T.
ヴィノ・ビアンコ・アリエント・ヴェルメンティーノ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
【マッサヴェッキアの新ヴィンテージ、一挙に入荷です。セレクションが難しいでしょうがお一人様2本まで!お早めにどうぞ。】
まぁ、何と言いましょうか、マッサヴェッキアと聞くと何とも表現し難い気持ちになってしまうもので、その辺は今までにも何度か申し上げた通りです。
2007~2008年頃までは noisyもリアルワインガイドの「イタリア担当」テイスターでして、ブルゴーニュやボルドーは、
「どうしても参加したいテイスターが沢山いらっしゃる」
と言う理由と、中々に忙しくて平日しかテイスティングに参加できない noisy の状況を考慮していただいて、何故か定休日の木曜日にテイスティング日を設けることになり、それまでのブルゴーニュ担当を外されてイタリア担当になったんですね。
まぁ、「イタリアワインに詳しいから是非お願い!」と言うことだった訳ですが、内心は、
「そんなに詳しいかぁ?」
と言うような気もしていましたが、何よりもまだリアルワインガイド誌も他の雑誌に追い付け、追い越せと言うような時代でしたから、何とか協力したいと言う気持ちでイタリアコラムが始まった訳です。
そんなイタリアコラムもいつの間にか、
「反応が無い!」
と言う徳丸編集長の鶴の一声で廃止になり、続いて「自然派コラム」の誕生へと変化し今に至る訳ですが、それはそうとして、そんなイタリアワインをご紹介するに当たっては、結構にイタリアの自然派ワインを noisy もご紹介し、リアルワインガイドに持ち込み、テイスティングしていた時期でした。そんな中に、
「マッサ・ヴェッキアも有った」
んですね。なので、ある意味・・筋金入りです。
リアルでご紹介し、新着でご紹介してもまぁ・・徳丸編集長じゃ無いですが、
「まったく反応が無い!」
のがイタリアワインで有り、マッサ・ヴェッキアのワインでした。リアルワインガイドもまた世の流れに身を任せざるを得なかったのでしょう、まるで noisy と同じようにブルゴーニュワインに侵食?されて行く訳です。noisy は元よりブルゴーニュワインラヴァーですから、店もその割合が非常に大きいのは当然のことでは有りました。
少しばかりですが、その頃の自然派ワインのプライス感覚からは高目で有ると判断されていたことも有るかな・・と思いますし、何よりまだ
「マッサ・ヴェッキアがファンに周知されていなかった」
ことが有るかもしれません。noisy も力不足でね・・ある意味、こんなニッチな・・と言うか、隙間産業的なhpですから、本当にコアなファンの方に支えられて今までやってこられた訳で、特にブルゴーニュワインファンの方が多い・・と言う事情も有ってか、価格が暴騰してしまったイタリアワインの売り上げ凋落は厳しいものになっていた時期でした。
そしてイタリアコラムが終わり自然派コラムが始まってしばらくした頃、何故か「マッサ・ヴェッキアが大人気」と言う状況になっているのを知り、「世の無情」を知ることになった訳です。
「・・何だかな・・」
です。ホント、その頃は、今は「キッxー」と呼ばれてるとても細くて可愛い感じの担当さんと一緒に、何とかイタリア自然派を定着させようと、リアルワインガイドに毎号のようにイタリアの自然派を登場させていました。今じゃキッxーも・・その頃の面影は全く無く、
「・・お前・・誰??」
と言いたくなるような雪だるまに手足付けたような・・いや・・ごめん・・だって・・本当に面影無いんだから・・。関西に行ってからよほど美味しい思いを続けてそうなったんだろうと想像しています。
で、余りに売れないのでhpの造り手ページさえ作成していませんでしたので、そりゃぁ全く売れる訳が無いんです。それでも店にいらっしゃる方が、
「・・・えっ?・・こんなに古いマッサ・ヴェッキアが有るんですか?」
と驚かれ、ポツポツと販売させていただき完売したのがついこの間、2~3年前のことです。90年代のマッサ・ヴェッキアもついにスッカラカンになりました。
どんなワインか?と聞かれたら・・
「変態系ビオワイン・・だけど真っ当なワインだよ」
と答えます。決して「密」を求めず、もしくは「粗」でも構わず、自然の与えてくれた恵みを真正面から見つめ、手助けしているだけのワイン・・です。
でもくれぐれも変態系の括りのワインでは有りますので、ブルゴーニュオンリーラヴァーが禁断の世界に飛び込むことはお止めください。
「めちゃくちゃ美味しい!」
と思われる確率は有りますが、
「許すことができない方」
には無理かと思います。
なおマッサ・ヴェッキアのワインは、エチケッタに汚れ、ボトルに汚れが有る場合が有ります。また基本、キャプスュルは巻かれていません。
ゆるゆるとした、泰然自若な自身を感じると言うかなんと言うか、農地にそのまま取り残された感じと言うか、大地に根を下ろし陽の光を浴びている感じと言うか、食物連鎖を体験していると言うか、そんな体験をワインから感じ取っていただけますと幸いです。ご検討くださいませ。
● 2015 la Querciola Rosso di Toscana I.G.T.
ラ・クエルチョーラ・ロッソ・ディ・トスカーナ I.G.T.
【マッサヴェッキアの上級キュヴェの一つ!サンジョヴェーゼ主体です。】
発酵に長く掛かったと言う凄いポテンシャルを想像させるクエルチョーラです。サンジョヴェーゼに加え、アリカンテを加えているようです。アリカンテはガルナッチャ(グルナッシュ)系ですね。スペインのバレンシアにアリカンテと言う自治体が有りますんで、関係有るのかな?こちらは少量です。お一人様1本限定でお願いいたします。
● 2010 Il Canto del Fuoco Passito Rosso di Toscana I.G.T. Wooden Box
イル・カント・デル・フオーコ・パッシート・ロッソ・ディ・トスカーナ I.G.T.
【激レアのパッシート!木箱入りです。】
サンジョヴェーゼをパッシートしアルコール度13%で仕上げたやや甘口ワインだと思われます。上質のサンジョヴェーゼを長く陰干しし、ヴィンサントの樽で仕上げた様です。
ボトルを透かせると、淡い色合いがエロティックに見えます。サンジョヴェーゼの普通の色合いよりも全然淡いように見えますが、どうなんでしょうね。
たった1本だけいただけました。日本には140本だけ・・一昨年、少し入ったようですが、noisy のところには今回が初めてです。飲まれた方のお話しでは、とんでもなく美味いとのこと・・でしたが・・。限定+他の造り手さんのワイン1本の条件を付けさせていただきましたのでよろしくお願いいたします。
■ 2015 Grappa Gift Box
グラッパ 化粧箱入
【希少なマッサ・ヴェッキアのグラッパ!】
アルコール分45%の透明な色合いをしているグラッパです。マッサ・ヴェッキアで造っている品種を区別せずに醸造、蒸留して造っているようです。透明なので、樽の要素はほぼ無いのかな?と思います。
当然ながら飲めていないのでコメントは致しませんが、レアものではあるかもしれませんね。ご検討くださいませ。
● 2015 Vino Bianco Ariento Vermentino di Maremma Toscana I.G.T.
ヴィノ・ビアンコ・アリエント・ベルメンティーノ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
【マッサヴェッキアの新ヴィンテージ、一挙に入荷です。セレクションが難しいでしょうがお一人様2本まで!お早めにどうぞ。】
まぁ、何と言いましょうか、マッサヴェッキアと聞くと何とも表現し難い気持ちになってしまうもので、その辺は今までにも何度か申し上げた通りです。
2007~2008年頃までは noisyもリアルワインガイドの「イタリア担当」テイスターでして、ブルゴーニュやボルドーは、
「どうしても参加したいテイスターが沢山いらっしゃる」
と言う理由と、中々に忙しくて平日しかテイスティングに参加できない noisy の状況を考慮していただいて、何故か定休日の木曜日にテイスティング日を設けることになり、それまでのブルゴーニュ担当を外されてイタリア担当になったんですね。
まぁ、「イタリアワインに詳しいから是非お願い!」と言うことだった訳ですが、内心は、
「そんなに詳しいかぁ?」
と言うような気もしていましたが、何よりもまだリアルワインガイド誌も他の雑誌に追い付け、追い越せと言うような時代でしたから、何とか協力したいと言う気持ちでイタリアコラムが始まった訳です。
そんなイタリアコラムもいつの間にか、
「反応が無い!」
と言う徳丸編集長の鶴の一声で廃止になり、続いて「自然派コラム」の誕生へと変化し今に至る訳ですが、それはそうとして、そんなイタリアワインをご紹介するに当たっては、結構にイタリアの自然派ワインを noisy もご紹介し、リアルワインガイドに持ち込み、テイスティングしていた時期でした。そんな中に、
「マッサ・ヴェッキアも有った」
んですね。なので、ある意味・・筋金入りです。
リアルでご紹介し、新着でご紹介してもまぁ・・徳丸編集長じゃ無いですが、
「まったく反応が無い!」
のがイタリアワインで有り、マッサ・ヴェッキアのワインでした。リアルワインガイドもまた世の流れに身を任せざるを得なかったのでしょう、まるで noisy と同じようにブルゴーニュワインに侵食?されて行く訳です。noisy は元よりブルゴーニュワインラヴァーですから、店もその割合が非常に大きいのは当然のことでは有りました。
少しばかりですが、その頃の自然派ワインのプライス感覚からは高目で有ると判断されていたことも有るかな・・と思いますし、何よりまだ
「マッサ・ヴェッキアがファンに周知されていなかった」
ことが有るかもしれません。noisy も力不足でね・・ある意味、こんなニッチな・・と言うか、隙間産業的なhpですから、本当にコアなファンの方に支えられて今までやってこられた訳で、特にブルゴーニュワインファンの方が多い・・と言う事情も有ってか、価格が暴騰してしまったイタリアワインの売り上げ凋落は厳しいものになっていた時期でした。
そしてイタリアコラムが終わり自然派コラムが始まってしばらくした頃、何故か「マッサ・ヴェッキアが大人気」と言う状況になっているのを知り、「世の無情」を知ることになった訳です。
「・・何だかな・・」
です。ホント、その頃は、今は「キッxー」と呼ばれてるとても細くて可愛い感じの担当さんと一緒に、何とかイタリア自然派を定着させようと、リアルワインガイドに毎号のようにイタリアの自然派を登場させていました。今じゃキッxーも・・その頃の面影は全く無く、
「・・お前・・誰??」
と言いたくなるような雪だるまに手足付けたような・・いや・・ごめん・・だって・・本当に面影無いんだから・・。関西に行ってからよほど美味しい思いを続けてそうなったんだろうと想像しています。
で、余りに売れないのでhpの造り手ページさえ作成していませんでしたので、そりゃぁ全く売れる訳が無いんです。それでも店にいらっしゃる方が、
「・・・えっ?・・こんなに古いマッサ・ヴェッキアが有るんですか?」
と驚かれ、ポツポツと販売させていただき完売したのがついこの間、2~3年前のことです。90年代のマッサ・ヴェッキアもついにスッカラカンになりました。
どんなワインか?と聞かれたら・・
「変態系ビオワイン・・だけど真っ当なワインだよ」
と答えます。決して「密」を求めず、もしくは「粗」でも構わず、自然の与えてくれた恵みを真正面から見つめ、手助けしているだけのワイン・・です。
でもくれぐれも変態系の括りのワインでは有りますので、ブルゴーニュオンリーラヴァーが禁断の世界に飛び込むことはお止めください。
「めちゃくちゃ美味しい!」
と思われる確率は有りますが、
「許すことができない方」
には無理かと思います。
なおマッサ・ヴェッキアのワインは、エチケッタに汚れ、ボトルに汚れが有る場合が有ります。また基本、キャプスュルは巻かれていません。
ゆるゆるとした、泰然自若な自身を感じると言うかなんと言うか、農地にそのまま取り残された感じと言うか、大地に根を下ろし陽の光を浴びている感じと言うか、食物連鎖を体験していると言うか、そんな体験をワインから感じ取っていただけますと幸いです。ご検討くださいませ。
● 2015 Vino Rosso Sangiovese Toscana I.G.T.
ヴィノ・ロッソ・サンジョヴェーゼ・トスカーナ I.G.T.
【これは・・さらにレアかもしれませんね~!】
トスカーナ辺りの生産者にとって、サンジョヴェーゼはとても大事な品種です。細かなことは知りませんが、おそらくそんなには樹齢が上がって無いのかな?・・とは思います。
が、写真を見ると滅茶若い訳でも無さそうですけどね。
で、2015年はとても出来が良かったそうで、初めて単独で仕込んだ「フォルナーチェ」と呼ばれる区画のサンジョヴェーゼだそうです。
お初ですからね・・これからもマッサ・ヴェッキアを飲み続けて行きたい・・と思われていらっしゃる方には、非常に希少かと思います。
● 2014 la Querciola Rosso di Toscana I.G.T.
ラ・クエルチョーラ・ロッソ・ディ・トスカーナ I.G.T.
【マッサヴェッキアの上級キュヴェの一つ!サンジョヴェーゼ主体です。】
発酵に2年も掛かったと言う凄いポテンシャルを想像させるクエルチョーラです。サンジョヴェーゼに加え、タンテュリエ(実まで赤い・・)のアリカンテを加えているようです。アリカンテはガルナッチャ(グルナッシュ)系ですね。スペインのバレンシアにアリカンテと言う自治体が有りますんで、関係有るのかな?こちらは少量です。お一人様1本限定でお願いいたします。
● 2015 Aleatico Passito I.G.T. Toscana
アレアティコ・パッシート I.G.T.トスカーナ
【アルコール分10%未満の極甘口赤ワイン!・・極上の果実酸と果糖、高級アルコールが見せるパフォーマンスに期待!】
どんな甘さなんでしょうかね~・・
「糖分があり過ぎて酵母が活動を拒否!」
なんて、オータ社長らしい表現ですが、実際のところは酵母が活動するには水分が少な過ぎたんでしょうね・・(と突っ込んでみる)。
まぁ、その後の仕上げの仕方でかなり味わいは違う方向に行きますから・・例えば、マロラクティックをどうするか・・とかですね。トスカーナですから、ヴィン・サント的な考えから行けば、自然に任せるような感じになるので自ずと起きちゃうんでしょうが、発酵が気になって低温で囲っていればピュア系に仕上がるでしょうしね。かなり興味は有りますが数が無いので・・ご検討くださいませ。
● 2006 Vino Rozato di Maremma Toscana Senza I.G.T.
ヴィノ・ロザート・ディ・マレンマ・トスカーナ・センツァ I.G.T.
● 2004 Vino Bianco di Maremma Toscana I.G.T.
ヴィノ・ビアンコ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
● 2006 Vino Bianco di Maremma Toscana I.G.T.
ヴィノ・ビアンコ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
● 2000 Vino Bianco Ariento Vermentino di Maremma Toscana I.G.T.
ヴィノ・ビアンコ・アリエント・ベルメンティーノ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
● 1999 Vino Bianco Ariento Vermentino di Maremma Toscana I.G.T.
ヴィノ・ビアンコ・アリエント・ヴェルメンティーノ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
● 1998 Vino Bianco Ariento Vermentino di Maremma Toscana I.G.T.
ヴィノ・ビアンコ・アリエント・ヴェルメンティーノ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
● 1999 Aleatico Il Matto delle Giuncaie Rosso di Maremma Toscana I.G.T.
アレアティコ・イル・マット・デッレ・ジウンカイエ・ロッソ・ディ・マレンマ・トスカーナ
● 2004 Vino Rosso di Toscana Maremma Senza I.G.T.
ヴィノ・ロッソ・ディ・マレンマ・トスカーナ・センツァ I.G.T.
● 2003 la Querciola Rosso di Maremma Toscana I.G.T.
ラ・クエルチョーラ・ロッソ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
● 1999 la Fonte di Pietrarsa Rosso di Maremma Toscana I.G.T.
ラ・フォンテ・ディ・ピエトラルサ・ロッソ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
● 1998 la Fonte di Pietrarsa Rosso di Maremma Toscana I.G.T.
ラ・フォンテ・ディ・ピエトラルサ・ロッソ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
● 1999 Terziere Vino Rosso di Maremma Toscana I.G.T.
テルツィエレ・ヴィノ・ロッソ・ディ・マレンマ・トスカーナ I.G.T.
【マッサヴェッキアのバックヴィンテージ、一挙に入荷です。セレクションが難しいでしょうがお一人様2本まで!お早めにどうぞ。】
まぁ、何と言いましょうか、マッサヴェッキアと聞くと何とも表現し難い気持ちになってしまうもので、その辺は今までにも何度か申し上げた通りです。
2007~2008年頃までは noisyもリアルワインガイドの「イタリア担当」テイスターでして、ブルゴーニュやボルドーは、
「どうしても参加したいテイスターが沢山いらっしゃる」
と言う理由と、中々に忙しくて平日しかテイスティングに参加できない noisy の状況を考慮していただいて、何故か定休日の木曜日にテイスティング日を設けることになり、それまでのブルゴーニュ担当を外されてイタリア担当になったんですね。
まぁ、「イタリアワインに詳しいから是非お願い!」と言うことだった訳ですが、内心は、
「そんなに詳しいかぁ?」
と言うような気もしていましたが、何よりもまだリアルワインガイド誌も他の雑誌に追い付け、追い越せと言うような時代でしたから、何とか協力したいと言う気持ちでイタリアコラムが始まった訳です。
そんなイタリアコラムもいつの間にか、
「反応が無い!」
と言う徳丸編集長の鶴の一声で廃止になり、続いて「自然派コラム」の誕生へと変化し今に至る訳ですが、それはそうとして、そんなイタリアワインをご紹介するに当たっては、結構にイタリアの自然派ワインを noisy もご紹介し、リアルワインガイドに持ち込み、テイスティングしていた時期でした。そんな中に、
「マッサ・ヴェッキアも有った」
んですね。なので、ある意味・・筋金入りです。
リアルでご紹介し、新着でご紹介してもまぁ・・徳丸編集長じゃ無いですが、
「まったく反応が無い!」
のがイタリアワインで有り、マッサ・ヴェッキアのワインでした。リアルワインガイドもまた世の流れに身を任せざるを得なかったのでしょう、まるで noisy と同じようにブルゴーニュワインに侵食?されて行く訳です。noisy は元よりブルゴーニュワインラヴァーですから、店もその割合が非常に大きいのは当然のことでは有りました。
少しばかりですが、その頃の自然派ワインのプライス感覚からは高目で有ると判断されていたことも有るかな・・と思いますし、何よりまだ
「マッサ・ヴェッキアがファンに周知されていなかった」
ことが有るかもしれません。noisy も力不足でね・・ある意味、こんなニッチな・・と言うか、隙間産業的なhpですから、本当にコアなファンの方に支えられて今までやってこられた訳で、特にブルゴーニュワインファンの方が多い・・と言う事情も有ってか、価格が暴騰してしまったイタリアワインの売り上げ凋落は厳しいものになっていた時期でした。
そしてイタリアコラムが終わり自然派コラムが始まってしばらくした頃、何故か「マッサ・ヴェッキアが大人気」と言う状況になっているのを知り、「世の無情」を知ることになった訳です。
「・・何だかな・・」
です。ホント、その頃は、今は「キッxー」と呼ばれてるとても細くて可愛い感じの担当さんと一緒に、何とかイタリア自然派を定着させようと、リアルワインガイドに毎号のようにイタリアの自然派を登場させていました。今じゃキッxーも・・その頃の面影は全く無く、
「・・お前・・誰??」
と言いたくなるような雪だるまに手足付けたような・・いや・・ごめん・・だって・・本当に面影無いんだから・・。関西に行ってからよほど美味しい思いを続けてそうなったんだろうと想像しています。
で、余りに売れないのでhpの造り手ページさえ作成していませんでしたので、そりゃぁ全く売れる訳が無いんです。それでも店にいらっしゃる方が、
「・・・えっ?・・こんなに古いマッサ・ヴェッキアが有るんですか?」
と驚かれ、ポツポツと販売させていただき完売したのがついこの間、2~3年前のことです。90年代のマッサ・ヴェッキアもついにスッカラカンになりました。
なんとまぁ、その頃まで遡るようなヴィンテージまで含めて飲み頃になった、
「変態系ビオワイン古酒」
です。
くれぐれも変態系ですので、ブルゴーニュオンリーラヴァーが禁断の世界に飛び込むことはお止めください。
「めちゃくちゃ美味しい!」
と思われる確率は有りますが、
「許すことができない方」
は無理かと思います。
そんな方でもマッサ・ヴェッキアの新しいヴィンテージのワインはまだ・・確率が上がりますので、もしどうしてもとおっしゃる方は来月辺りに入荷するかもしれない新ヴィンテージをお待ちください。
こちらの変態系古酒は、その道の方々がきっと喜んで飲んでいただけるものと確信しています。
なお、エチケッタに汚れ、ボトルに汚れが有り、剥がれなども有ります。またキャプスュルは巻かれておらず、コルクの頭には何故か数字が書かれています・・・おそらく現地の販売価格かと・・・(^^;;ユーロかリラかは知りませんし調べてませんし、価格じゃないかもしれないので聞かないでくださいね。
ゆるゆるとした、泰然自若な自身を感じると言うかなんと言うか、農地にそのまま取り残された感じと言うか、大地に根を下ろし陽の光を浴びている感じと言うか、食物連鎖を体験していると言うか、そんな体験をワインから感じ取っていただけますと幸いです。ご検討くださいませ。
● 2015 Rosso Batone
ヴィノ・ロッソ・バトーネ
【・・危険すぎる飲み口・・だそうです・・】
少ないので・・飲みません・・まぁ、マッサヴェッキアの飲み口は知ってますから・・。決して濃くはならず、しなやかでミネラルたっぷり、ちょっと粒々したテクスチュアにも不透明なミネラリティがバッチリ感じられると思います・・・違うかな?
しばらく飲んでません・・と言うか、飲めるほど貰えないと言うのが正しいです。危険すぎる飲み口・・誰か味わいをちゃんと教えてくださいね。お一人様1本でお願いいたします。
● NV(13-14) Vino Rosso Berace
ヴィノ・ロッソ・ベラーチェ
【マッサヴェッキアのラインナップではカジュアルクラスです。】
え~・・沢山貰えました!・・6本もです!・・なのですみません、お一人様1本限定でお願いします。
2014年のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロに少量のサンジョヴェーゼを加えたものが酒躯不足と判断され、2013年のサンジョヴェーゼを加えて瓶熟させたもののようです。
元々マッサヴェッキアのワインはボディのド太いワインじゃ無いですから、チャーミングになり過ぎちゃったのを補完する意味で、複数年ブレンドにしたのでしょうね。ちょっと興味有ります。ご検討ください。
● 2013 Malvasia Bianca Passita W.B.
マルヴァジーア・ビアンカ・パッシータ・木箱入
【激レアです!マルヴァジーアン・ビアンカで造ったパッシータ!極甘口と分類していますが、適度な甘口かと想像されます・・】
いつもはアレアティコ(モスコート系)をブレンドするようですが、2013年はマルヴァジーアのみで仕込んだようです。
それに加え、ヴィンサント風の造りをしたようで・・。ヴィンサントは小樽に入れて屋根裏で補酒せずに発酵熟成させますから、通常のパッシートとはかなり違うはずです・・が、どこまでヴィンサント風なのかが想像できませんので、
「甘いと思うが15%のアルコール分とヴィンサント風の造りを考え併せると実際はそこまで甘く無いかも?」
と申し上げておきたいと思います。
ただしやはり飲んでみないと判らないですよね・・。激レアです。
● 2012 la Querciola Rosso di Toscana I.G.T.
ラ・クエルチョーラ・ロッソ・ディ・トスカーナ I.G.T.
【マッサヴェッキアの上級キュヴェの一つ!サンジョヴェーゼ主体です。】
発酵に2年も掛かったと言う凄いポテンシャルを想像させるクエルチューラです。サンジョヴェーゼに加え、タンテュリエ(実まで赤い・・)のアリカンテを加えているようです。アリカンテはガルナッチャ(グルナッシュ)系ですね。スペインのバレンシアにアリカンテと言う自治体が有りますんで、関係有るのかな?こちらは少量です。お一人様1本限定でお願いいたします。
■ 2006 Grappa Gift Box
グラッパ 化粧箱入り
【希少なマッサ・ヴェッキアのグラッパ!】
アルコール分45%の透明な色合いをしているグラッパです。マッサ・ヴェッキアで造っている品種を区別せずに醸造、蒸留して造っているようです。透明なので、樽の要素はほぼ無いのかな?と思います。
当然ながら飲めていないのでコメントは致しませんが、レアものではあるかもしれませんね。ご検討くださいませ。
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