ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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 時折、Twitter でつぶやき始めました。もう・・どうしようもなくしょうもない、手の施しようの無い内容が多いですが、気が向いたらフォローしてやってくださいね。RWGの徳さん、アルXXロのせんむとか・・結構性格が出るもんです。
https://twitter.com/noisywine

ヤン・ドゥリュー

ヤン・ドゥリュー

フランス Yann Durieux ブルゴーニュ
Yann DurieuxDomaine index -- Open All Column
● 前回のご案内からさほど時間は経過していませんが、インポーターさんのお約束通り、今まででは考えられない数量が入って来た「ヤン・ドゥリュー」です。余りに少ないのはどうにもなりませんが、むしろ右から左に流すだけの商売ならそれも充分有りなのかもしれませんが、

「美味しいかどうかも、良いのかどうかも、どんな味わいなのかも、何も判らないまま・・」

 そんな状況に置かれたワインが勝手に独り歩きしてくれればそれでも良いのでしょうが、やはり「理解しようとすること」こそが今のような時代だからこそ、ワインを扱うものに求められているような気がします。お金だけ欲しくてやってる方はこんな業界に長居する必要などない訳ですから、とっとと投資などの世界へ移って稼いでほしいと思ってしまいます。インポーターさんもそう・・ただたまたま仕事だったからやっていらっしゃるのなら、向かないと思うので早めに転職された方が良いと思いますよ。

 で、ようやくある程度の数量をいただけました。8アイテムで82本、1アイテム平均10本です。そうは言いましても最低数が2本、最高が24本ですから、余り平均値には意味はないんですが、

「ずっと気になっているヤン・ドゥリューの今を知るべく、全アイテムテイスティング!」

を決行しました。・・まぁ、資金的には相当厳しいんですが、ここぞと言う時はしっかりやらないと・・。そして、少しだけヤン・ドゥリューの今が判ったような気がしています。


 基本的にはD.R.C 系の造りです。プリューレ・ロックにも近いですがやはりD.R.C.かな・・。ロックのクロ・ド・ベズのような「真っ赤」な感じは無く、言ってみるならクロ・デ・コルヴェの延長上でしょう。D.R.C.だとするなら仕上がりの味わい傾向はラ・ターシュでは無く、むしろロマネ=コンティ的です・・安い方で言えばエシェゾーでしょうが、パワフルなピノ・ノワールの表現では無く、エレガント系です。

 ですが・・もっとずっと自由です。自分の感性を頼りにワイン造りをしているような感じです。So2 はギリまで使いたくないのでしょう。全く使わないか?・・と問われればどうかと思いますが、

「So2?・・他の手段もあるでしょ。」

と言ってるような気もします。

 なので、アイテムによっては「揮発酸」も出ています。「検出限界」や「少な過ぎて判らない・・あるかもしれない」キュヴェも有ります。

 ですが、その「揮発酸の出たワイン」がまた・・実に魅力的なんですね。滅茶美味しいんですよ。表現も素晴らしい・・。魚介類とのマリアージュも素晴らしいんでビックリですし、合わせていくと、今まで気付かなかった一面さえ見せてくれます。

 そして、もしかしたらファーストノーズで一瞬、

「ん?」

と思ったとしても、グラス一杯飲み終えた頃には、全く気にならなくなっているでしょう。「揮発酸」は浮いておらず、完全にワインとシームレスに一体化していて、抜栓してもその量は増えることなく、むしろ徐々に減って行くんです。これにはちょっと驚きました。

 まぁ、noisy は基本的には「揮発酸の出たワイン」は好きではありません。しかし、完全シャットアウトでは無い・・その全体像をしっかり見ようとしています。その上で、

「駄目なものはどんなに足掻いてもダメ」

です。

 しかし、ちょっと出ているから・・と言って、その本質を見ずに拒否することは有りません。その上で、

「揮発酸の出たワインも表情の一部で有り、止まっていて一体化しているのなら問題無し」

とする場合が有ります。それがこのヤン・ドゥリュー(のワインの一部)なんですね。


 言ってみれば、

「完全に自由なD.R.C.」

のような方向性です。足の鎖を外し、手錠を壊して野に出た一人の栽培家、醸造家です。言ってしまえば・・かのジャン・イヴ・ビゾのエシェゾーの方が揮発酸はキツイです(ヴィンテージによりりますが・・)。

 そして、とことん、前向きですし、どこからか「ドクターX」のあの女優さん・・

「アタシ、失敗しないので・・」

 みたいな声も聞こえて来ます。


 その上で、実は滅茶苦茶・・繊細です。誤解を恐れずに言うなら、ロマネ=コンティの極一部分だけを切り取ってワインにしているような気さえします。なので、

「飲んでいて実に楽しい!」

ですし、実は酔い覚めが滅茶苦茶軽いです・・。


 そんな彼の白は・・実はビックリするほど健全です。「揮発酸」のニュアンスはほぼ無いんですよ。実に美しく、味わい深いです。「DH(デー・アッシュ)N.V.2015」なんぞ、ボトルを抱えて飲みたい位・・です。「マノン」も実に美味しい!ビックリしますよ。


 ですので、「役職」や「血筋」に拘らず、「その人のポテンシャル」を見る人事部長になったと思って・・(^^;; 是非飲んでみて欲しいと思います。個人的には、

「将来のブルゴーニュを背負って立つ一人」

だと思ってます。


 ですが、「揮発酸」にアレルギーの有る方、「ビオが嫌い」な方は無理することは有りません。価格はそれなりにしますし・・。ですが、

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールがどこへ行くか?」

もしくは、

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの真の姿とは?」

など、探求してみたい方は、ヤン・ドゥリューが最も適役だと思います。是非ご検討くださいませ。


■エージェント情報
 
「やっと充実したワイン造りが出来たと感じられたんだ」
と満面の笑みで語ってくれたのは2019年6月、猛暑のブルゴーニュで初めて会ったヤン ドゥリューの言葉です。この日はこれからリリースする予定の2017VTや過去のバックヴィンテージ含め20アイテム近い試飲をしながら、各キュヴェの特徴を本人から聞くという幸せな訪問をしていました。初めて会うヤンは話には聞いていましたが、会った瞬間に全開のオーラを感じる相当に”トンガッた”人。言葉の一つ一つにエモーショナルな波動が込められているかのように我々の心に突き刺さり、とは言え、ワイン以外の話しをする時は身重の妻を優しくフォローする良い夫な側面もある、実に人間らしい人でした。ワイン以外にもレースが趣味なヤン。BMWのM3で爆走するのが癒やしと語る眼は、まるでヤンチャな子供のようでした。(ちなみに訪問1周間前にBMW M3で爆走した為、免停になったそうです。)

 基本的には遅めのタイミングで収穫をするヤンは、多いと10ヶ国以上の季節労働者50~60人で行っていますが、例え季節労働者でもレベルの高い仕事をして欲しいと思っているため、仕事に見合った給料を払っているとの事。良い仕事をするために、眼に見えない所にも配慮を欠かさないヤン。そんな一つ一つの涙ぐましい努力の結晶である彼のワインから、今回は2017ヴィンテージのスタンダードアイテムに、バックヴィンテージも複数ご案内です。

【ヤン本人によるヴィンテージ解説】
2015
素晴らしいヴィンテージ!太陽の光をたっぷりと浴び、高い熟度と素晴らしい酸のバランスが取れていて、良い葡萄の収穫量も多く、良いワインが簡単に造れたヴィンテージです。

2016
とても悲しいヴィンテージ。霜、雹、湿度これらの影響によりミルデューが発生し、収穫量は考えられないほど少なかっですが、収穫された葡萄のクオリティが想像以上に高く、ワインが素晴らしいバランスに仕上がった年でもあります。最も豪華でグラマラスな品質を得られたヴィンテージのひとつ。

2017
とてもフレッシュな果実とスルスル飲める質感で飲みやすい良いヴィンテージ。1年を通じて良好な天候にも恵まれ、良い意味で畑に手を掛け過ぎなくて良かった。熟度はそれほど高くはありませんが、果実、酸のバランスが取れたワインで、今飲むのであればこのヴィンテージのバランスはかなりいい驚きを与えてくれると思います。


 以下は以前のコラム内容です。
-----
 久しぶりのご案内になったヤン・ドゥリューです。実は色々有りまして・・しばらく離れていました。

 ワイン業界を取り巻く環境もめまぐるしく変化しています。今まで普通に入っていたものが急に入らなくなったり、理解不能な位に値上げに成ったり、数量が極端に減ってしまったりしています。また現況は新型コロナウイルスの影響も有り、飲食店さんは売上的にはかなりの打撃を受けています。特に「ワインを一生懸命広めて来たお店」は、ランチ以外で頑張るしか無く・・もっとも、少人数で回していたお店は、存続については問題はないのかもしれませんが、モチベーション的には駄々下がりでしょう。

 ヤン・ドゥリュー...ご存じの方には、

「・・凄い可能性を感じる・・と言うか、素直に素晴らしい!」

と絶賛する方と、

「・・私にはちょっと・・」

とネガティヴに捉えてしまわれる方と、両方いらっしゃるでしょう。


 しかしながらそれでも、先進的なビオ・・それもブルゴーニュで・・下手をすれば「クリュ」「村名」の畑で、造っている生産者ですが、

「ワインなのか、ワインではないのか・・飲んでも良く判らない・・」

と言うような代物では有りません。


 ナチュラルワインの限界を攻めていながら、昔からのワインファンをも唸らせる魅力のあるピュアさを持っています。

 noisy も、彼のそのスタンスに好意を持ちながらも、余りの価格の高さと、テイスティングさえできないほどの数量しか割り当てが来ないことに嫌気が差し、しばらくの間離れることになってしまった訳です。

 今回も3アイテムのみ、4本、3本、3本で計10本と言うような非常に少量な数しか来ていませんが、それでも次回以降は

「テイスティング出来る位の量は保証する」

とのエージェントさんの言葉を信じ、取扱を再開させていただくことになりました。


 ですが、それでも3アイテムで10本中、価格の高い方を2本テイスティングしていますので、ほぼボランティアです。商売としますとまるで割に合いません。

 それでも・・・

「ブルゴーニュワインの将来を背負っている一人」

で有ることは間違い無いと感じています。


 プリューレ・ロックの品質を支えた一人としても有りますが、どんなワイン屋も、偉い資格保持者も、避けて通って来た「ブルゴーニュのビオに対する素直な印象の吐露」を、もし誰も行わないのであれば、非常に不幸なことになってしまうと憂いています。

 素晴らしいブルゴーニュワインだと感じました。それでも、全てのブルゴーニュワインファンに向けて、是非とも飲んでくれとは・・言いません。

「ブルゴーニュ新時代を見つめて行きたい!」

 そう思われる方でしたら、是非飲んでみていただきたいと思っています。


■エージェント情報

これぞブルゴーニュの真髄!思わずため息が出てしまう...ヤンドゥリューのご案内です。

「やっと充実したワイン造りが出来たと感じられたんだ」
と満面の笑みで語ってくれたのは2019年6月、猛暑のブルゴーニュで初めて会ったヤン ドゥリューの言葉です。この日はこれからリリースする予定の2017VTや過去のバックヴィンテージ含め20アイテム近い試飲をしながら、各キュヴェの特徴を本人から聞くという幸せな訪問をしていました。初めて会うヤンは話には聞いていましたが、オーラ全開の相当に”トンガッた”人。言葉の一つ一つにエモーショナルな波動が込められているかのように我々の心に突き刺さります。とは言え、ワイン以外の話しをする時は身重の妻を優しくフォローする良い夫な側面もある、実に人間らしい人でした。ワイン以外にもレースが趣味なヤン。BMWのM3で爆走するのが癒やしと語る眼は、まるでヤンチャな子供のようでした。(ちなみに訪問1周間前にM3で爆走した為、免停になったそうです。)

 基本的には遅めのタイミングで収穫をするヤンは、多いと10ヶ国以上の季節労働者50~60人で行っていますが、例え季節労働者でもレベルの高い仕事をして欲しいと思っているため、仕事に見合った給料を払っているとの事。良い仕事をするために、眼に見えない所にも配慮を欠かさないヤン。そんな一つ一つの涙ぐましい努力の結晶である彼のワインから、今回は3キュヴェのご案内です。


-----
 脅威の自然児が造るスーパー・ナチュールワイン!?が入荷です。今回は白ワインが2アイテム・・でも性格が全く異なる2アイテムでした!そしてそのどちらもが素晴らしい!非常に希少です。ブルゴーニュワイン・ファンは「シャルドネ・セレクスィヨン」を、ヴァン・ナチュールがお好きな方、もしくはブルゴーニュがお好きでヴァン・ナチュールもお好きな方は「シャルドネ・カ・ドー」を是非ともご注文ください!


 「マジっすか~!」
みたいなヘヴィ・メタぎんぎんなエチケットのやんちゃさ・・そして、飲んでみてビックリのアヴァンギャルドさと、捨ててはいけないものはしっかりと・・そしてそれをさらに磨きぬいていると言う、プロも認めざるを得ない味わいのワインをご紹介します。ヤン・ドゥリュー・・・お見知りおき下さい・・っても、このエチケットを観たら忘れられないですよね!


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

ポスト フィリップ パカレ!!
ポスト プリューレ ロック!!!
ブルゴーニュに次世代のスターが登場!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

(その良し悪しは別として)日本のワインシーンではもっとも話題にのぼる産地、ブルゴーニュ。

 素晴らしいテロワールの数々、素晴らしい造り手たち、高い評価に高いお値段…

 当然ながら新規就農の造り手にはハードルが高く、既存の生産者が切磋琢磨するなかで、なかなか若く有望な造り手が登場するには厳しい環境です。

“2010年ヴィンテージでデビューを果たし、あっという間にパリのカヴィストやソムリエたちの話題をさらったポスト フィリップ パカレ!!ポスト プリューレ ロック!!!間違いなしのブルゴーニュ自然派ワインのニュースターです!”

と興奮気味にヤン ドゥリューのワインをはじめて皆さんにご紹介してから早2年と少し。その間色々ありまして…ずいぶんご無沙汰になってしまいました。

 プリューレ ロックで働きながら、プライベートな時間を全て費やして自身の畑仕事もこなし、リスクの取りづらいブルゴーニュという土地で妥協のない「攻めた」ワイン造りに挑戦しているヤンドゥリュー。フランス国内をはじめ世界中でひっぱりだことなった彼ですが、そこに襲いかかったのが超低収量の年の連続。他のブルゴーニュの造り手たちと同様に少なすぎる収穫量に苦しめられます。
 特に自分自身のドメーヌをスタートさせてまもない財務基盤が弱いヤンにとっては、この収穫減はかなりの痛手でした。なんとかロックでの必死の仕事で生活の基盤をまかないながら、自身のワイン造りに対してもフル回転。そんな中でワインの品質に関わる以外の在庫管理や販売などの事務仕事の優先順位が下がり…、日本向けに予約していたワインを

「売っちゃった!」
との連絡が!!!!!
ということで丸々1年分のワインが日本未入荷となりました。

 その後も相変わらず低収穫量の年が続いている事もあって連絡の取りづらい状況が続いており、今後の入荷がどうなるかという不安は相変わらずなのですが、とりあえず引取りに成功した一部ワインをリリース致します!


 ということで、今回のリリースワインは2種類。
 まずは、ヤンの友人がビオロジックで栽培を手がける畑のブドウから造られたセレクションシャルドネ 2011!いわゆるネゴシアン ワインですが、キラキラしたミネラル感とストレートな果実味は、ザブルゴーニュ!という風情があり、と同時にヤンらしい深い深い純粋さを併せ持っています。

 続いては「カ ドー」という意味深(仏語でギフトを意味するカドーとほぼ同音)な名前のキュヴェ。シャルドネから造られるワインですが、セレクションとは打って代わり犬のプードルのようなもくもくした澱(おり)と濁りがあり、ただならぬ風貌。抜栓直後はわずかに還元的なニュアンスが感じられますが、スワリングによって出てくるナッツやアーモンド、ゴマといった種子系の香ばしいフレーバーとパイナップルや柑橘などの旨味感たっぷりの果実味!ブルゴーニュという枠組みを超越した非常に挑戦的なワインです!!! どちらのワインも日本への入荷自体は随分前なのですが、味わいのスタートラインに立てるようになるまでじーっくりと寝かせました。理想を言えばもう少し時間をかけて、さらなる飛躍を待ちたいところですが、このタイミングでもポテンシャルの片鱗は十分感じて頂けると思います。すぐに試してみたいという場合にはデキャンタージュをオススメ致します!

「ヤン ドゥリュー 生産者紹介」

 ヤン ドゥリューは、オート コート ド ニュイのエリアでニュイ サン ジョルジュとアロースコルトンの間に位置するヴィレ=ラ=フェイ村を中心にワイン作りに取り組む才能溢れた若きヴィニュロンです。

 2010年がデビューとなるヴィンテージで、3haほどの広さの畑から革命的なワインを生み出しています。また近年は、ビオロジックで栽培されたブドウを友人から買い付けることや、自身で畑を借りるなどもしてワインを造っています。

 ジュアリン ギュイヨの下で7年間ワイン造りを学び、その後、DRC社の共同経営者としても知られるアンリフレデリック ロック氏のドメーヌ プリューレ ロックで2008年から栽培を担当しています。

 彼は、自身のワインをリリースするようになってからもプリューレ ロックでの仕事を続けていて、ロックでの仕事を終えた後や休日などを利用してブドウを育て、ワイン造りに取り組む情熱ある生産者です。

 ヤン ドゥリューは、ブルゴーニュでも比較的注目されていない土地の中から、可能性を秘めたテロワールを発掘し、その土地で素晴らしいワインを生み出すことに情熱を注いでいます。

 「ブルゴーニュには、今評価されている区画以外にも誰も挑戦していないが素晴らしい可能性を秘めた土地、テロワールがある。私の人生はそういった土地を発掘し、素晴らしいワインを生み出すことです。」

 そんな彼のアンテナにキャッチされたのがオート コート ド ニュイという地域でした。オートコートという格下に見られがちなこの土地で、徹底的にテロワールの可能性を引き出し、従来の常識を凌駕するワインをファーストヴィンテージから生み出すことに成功したのです。

 その秘密はやはり栽培にありました。ロックで栽培を担当しているだけあって自然なアプローチでの栽培に習熟しており、さらには古き先達の話をよく聞き、実際の経験とも融合させて独自の栽培哲学を備えています。その実践の場が自身の畑です。
 収穫量を徹底的に抑える(最低でも25hl/haを超えないようにする)こと、丁寧にブドウが熟すように収穫を遅くすること、遅い収穫時期であっても過熟にならないように剪定の時期をギリギリまで遅らせブドウの生育サイクルを導くことなど、プリューレロックにおいてでさえリスクを考えて避ける方法であってもヤン ドゥリューは挑戦します。

 そして、最高のブドウを得てからの醸造に関してはいたってピュアそのもの。自然酵母での発酵、キュヴェのポテンシャルに応じた熟成期間を十分取り、瓶詰め時の亜硫酸の添加も原則行なわず、厳密な濾過もなし。ブルゴーニュワインという経済的に「守り」に入らざるをえないワインにおいては、かなり冒険的な挑戦です。


N.V.(2017) la Gouzotte Rouge V.d.F.
ラ・グゼット V.d.F.

15996
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
■エージェント情報
品種:ピノ ノワール
 オート コート ド ニュイの畑にある樹齢15〜20年のピノ ノワールをキューヴタンクで発酵熟成させたキュヴェ。1ヶ月間のマセラシオン。グゼットとは、昔ブルゴーニュで収穫に使用していた器具のことで、引っ掛けて葡萄を収穫する道具。今回初めて造られたキュヴェで、手頃に飲んでもらいたいとの思いから、上級ラインのキュヴェを飲んで貰う前の、入門用ワインとしての意味合いで造られました。ヤン曰く
「僕の名刺代わりだ」
との事。
 淡いルビー色の外観。フレッシュなイチゴやラズベリー、日本のさくらんぼの香りが立ち上ります。時間の経過とともに岩のようなミネラルを感じるチョークのニュアンスやロックっぽいシャンピニオン香も出てきます。とてもフレッシュでエレガントな味わいで、今直ぐに飲むことも出来ます。フレッシュで活き活きした果実のニュアンスを楽しむワインで、若いって良いなとつい口ずさんでしまいます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,990 (外税) 
【本人曰く「名刺代わりのキュヴェ」!・・では有りますが、物凄くちゃんと出来過ぎていて名刺代わりになっているのかは疑問・・(^^;; 勿論、とても美味しいですよ!】
 黒みを帯びた赤果実、赤みの有る黒っぽい果実・・どちらもしっかり、ピュアに感じられる素晴らしいピノです。そしてナチュール度もしっかり!・・

「そうか・・ヤン・ドゥリューってこんな感じなんだ~!」

と素直に思っていただける方は非常に有難いですが、noisy 的 にはちょっと不満も有ります。

「確かにテート・デ・ポン(一番高いの)やPV (次に高いの)のニュアンスには近いけれど、それ以外のキュヴェには有って、このラ・グゼットには全く無いものが有るってのは・・名刺代わりになるの~?」

と思ってしまった部分も有るんですね。

 確かにこのラ・グゼットはとてもちゃんとしています。ですから、とても美味しいし精緻、美しいです。でも、

「・・・これには揮発酸は無いじゃないか!」

とも思ってしまう訳です。ですから、揮発酸の有るキュヴェの名刺はどこ?・・ってな訳ですね。


 いやいや、物足りないなどとは言いませんよ。揮発酸は、ワイン本来の表情をその生成量や残存酵素の量により、削ってしまいます。しかしながらヤン・ドゥリューのピノは、

「その削れ方がエグイほど少ない!」

のが特徴なんですね。

 そのうえで、

「この揮発酸は必要不可欠な表情でも有る」

とさえ感じていました。


 まぁ・・そんなことを言いましても、これよりも上級キュヴェにつきましては、

「こちらは検出限界に近い」

とか、「無い」とか書いていますが、本当に正確に言いますと・・どのキュヴェにも少なからずあることは有ります。言っちゃえばこのラ・グゼットにも有りますが、本当に検出限界なんですよね。

 なので、「無い」と感じてしまう訳です。でも実際にはほんの僅かに有り、ヤン・ドゥリューのピノのその割合は非常に少ない訳でして・・しかも完全に一体化しているか、これからの熟で一体化すると感じられる訳です。


 まぁ、オート=コートの比較若木で造られたキュヴェのようでして、2017年ものは偶然に生成が少なかったのかもしれません。実にピュアでちゃんとしています。ヤン・ドゥリューの他のキュヴェ同様に柔らかで白くふにゃふにゃしたミネラリティが顔全体に張り付いてくるかのようです。中域にはちゃんと膨らみが有って、余韻も美しい・・・

「言ってしまえばニコラ・フォールのピノに最も接近できるキュヴェ」

でも有ります。


 ブルゴーニュの次世代を担うはずの二人が、ニュアンスが近いキュヴェが有るとはいえ、それでも相当に異なる・・距離が有るとも感じています。

「ヤン・ドゥリューは最先端で有り最もクラシックで有り然児で有り反逆者で有り救世主で有る・・かもしれない」

 そう思わせてくれるのがヤン・ドゥリューのピノです。これが名刺だと言うなら名刺自体の出来は不完全だと・・ワインは上出来なんですけどね。是非飲んでみていただきたいと思います。ご検討くださいませ。


N.V.(2017) les Ponts Rouge V.d.F.
レ・ポン・ルージュ V.d.F.

15992
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
品種:ピノ ノワール
 オート コート ド ニュイとオート コート ド ボーヌの境目にあるレ グラン ポンの区画からほど近い、粘土石灰質土壌の区画から収穫。樹齢40〜50年、キューヴタンクで発酵熟成。濃いルビー色の外観。ラズベリーやクランベリーと言った赤系のベリーや木の皮の香りと言った偉大なブルゴーニュに共通する香りに加え、バラや香水のフローラルな香りが溢れます。極若干の揮発も感じつつ、次第に鉄っぽいニュアンスやクミンの様なスパイス、コーヒーの様な香ばしさも感じられ、非常に目の詰まった凝縮した香りを楽しめます。
 味わいは小粒の凝縮したベリー主体の味わいで、リッチで骨格の有る美しい酸とミネラルがその存在を際立たせています。ヤン ドゥリューらしい旨味も感じられ、今飲んで既に美味しく飲めますが、半年落ち着かせるだけで大化けするポテンシャルも持ち合わせています。しっかりした酸と果実のバランスがお好みのお客様にオススメのキュヴェです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,990 (外税) 
【...コシュ=デュリのアリゴテを飲めるのなら、この異端のナチュラリストが造る有り得ない出来のレ・ポン・ブランをも飲むべきでしょう!】
 こちらは僅かですが揮発酸のニュアンスが有りますので、耐性の無い方にはお勧めいたしません。ですが、noisy も5分で気にならなくなってしまったレベルですので、「新ブルゴーニュに挑戦」したい方は是非・・トライしてみてください。

 あ、全然関係ないんですが・・日本酒の世界には、「醸造年度」と言う、お堅い言い方が有ります。毎年の7月1日から翌年の6月30日まで・・です。なので

「今は2020醸造年度」

でして、これが今年の6月30日までに仕込まれたものが対象です。

 で、これ・・Web では面倒なので、仲間内では、「2020BY 表記にしよう(B=ブリュワード、Y=イヤー)」と・・随分昔にやり始めたんですが、いつの間にかアチコチで「BY」使われています。良かった良かった・・


 で、こちらはN.V.(ノン・ヴィン)扱いですが単独収穫年度の2017年ものの「レ・ポン・ルージュ」、オート=コート・ド・ニュイとオート=コート・ド・ボーヌの中間に有る畑のようです。なので、

「完全に格外のヴァン・ド・フランスのピノ・ノワール」

と言うことになります。


 ヤン・ドゥリューの他のキュヴェと全く同様です。一貫しています。ですが少しだけ揮発酸が生成されています。それでも一体化はかなりなされていて、今飲み始めても全然大丈夫です。5分も経たずに気にならなくなります。

 そしてそこからがこのワインの本領発揮です。実に繊細でエレガントな表情が浮かんできます。果実感も10分経過で黒みを含みエレガントなベリー、チェリーがバッチリです!黒と赤、半々な感じで良く熟しています。ミネラリティも充実・・非常に柔らかでふわふわした感じです。

 そして・・やはりマリアージュが素晴らしいです!・・noisy の場合は、ピノを魚介に合わせる時は、例え「焼き魚」でもオリーブオイルを掛けちゃうんですね・・大抵。

 ですがこの「レ・ポン」はオリーブオイル不要・・。ちょっとビックリです。滅茶ナチュラルなんですね。その上で、時間を経れば滅茶苦茶ピュアになるんです!

 どうでしょう・・ニコラ・フォールはこの境地には立たないでしょう・・少なくともこの何年かは・・。悩み深いビゾは嫉妬しているかもしれません。勿論ですが、D.R.C.はスルーしているとしても、このようなワインはリリースしない・・どころか、こんな風にはならないようにしているでしょう。プリューレ・ロックはどうなって行くか判りませんが、

「大昔の(最近は全然違う)プリューレ・ロックは、むしろヤン・ドゥリュー風!」

だったことは間違い無いと思っています。


 ロックさんもすでに他界されてしまいましたが、彼こそが「反逆児」でした。もしかしたら「感覚の新兵」が「反逆児の志」を継いだのかもしれませんね。ご検討くださいませ。


N.V.(2017) Night Cost V.d.F.Rouge
ナイト・コスト V.d.F.ルージュ

15995
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
品種:ピノ ノワール
 今回初めて造られたキュヴェ。オート コート ド ニュイの畑から収穫された葡萄を使用し、キューヴタンクで発酵熟成。1ヶ月間のマセラシオン。キュヴェ名が英語表記なのは、ヤン曰く「樽を使っていないから」との事。(ラ グゼットはどうなんだと質問した所、スルーされました...)ちなみにラベルのデザインは「夜は高くつくだろ」と言いつつ、ニヤッと笑っていましたので、そういうニュアンスを汲み取って下さい。抜栓したては若干還元していますが、数分スワリングするだけで飛ぶ程度。赤系ベリーや苺の香りに加え、煮詰めたようなジャムのニュアンスも感じられます。味わいは、甘い果実のフレーヴァーを強く感じますが、岩盤に近いところまで根を伸ばしたと感じられる、樹齢の高いワイン特有の硬質なミネラルもドンッと鎮座しているため、ベタ付いた感じは微塵もありません。アフターに感じるちょっとしたタンニンが全体を引き締めており、ダレたニュアンスを感じさせませんが、柔らかい果実味が良い意味でスルスルと飲めて、飲み手をリラックスさせてしまう危険な緩さを持ったキュヴェです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,790 (外税) 
【「夜は高くつく」の意味は全然判りませんが、つるっと入って来てしなやかに食材対応してくれる・・物凄い才能のソムリエさんみたいなピノです!】
 こちらは少し揮発酸が検出出来ます。ですので、耐性の無い方にはお勧めしませんが、

「すぐに気にならなくなってしまう程度」

ですので、ご自身の判断でご選択くださいね。


 実はこのワイン、到着してから他のワインよりも比較的早い段階でテイスティングしたんですね。一番下のベースキュヴェにはほぼ揮発酸が無く、こちらは簡単に検出できたので、

「ん~・・やっぱりなぁ・・揮発酸の有る無し・・と言うよりも、それを自身がちゃんとカバーしているかどうか、時が一体化してくれるかどうかを判断しているんだろうなぁ・・」

と思えたワインです。


 まぁ・・皆さんの感覚では、

「オート=コートで1万円?・・そんなぁ・・」

と言うところかと思います。


 ですが、その植え付けられてしまった既成概念、ヒエラルキーこそを、「感覚の新兵が打ち破るぞ」と言うことなのかもしれません・・全然違うかもしれませんが。


 で、これ・・書いた通りです。5分もすれば気にならなくなる程度の揮発酸レベルです。そして10分もするともう・・絶好調なんですね・・。

 見るからに「軽い感じのミネラリティ」が光ってみえるような感じでしょう?・・1万超えの上級キュヴェのような複雑性やポテンシャルの高さまでは届かないんですが、

「これぞ素っ裸のピノとはこういうものです!」

と言っているような気がします。


 むしろ、この状態で日本に入って来ていることこそが奇跡!・・と思えるほどです。素晴らしい時代になったんだなぁ・・noisy がワインを勉強し始めた30年も前の頃には、全く考えられないことだと・・感じました。

 そして、この単に「畑はオート=コート・ド・ニュイ」に過ぎず、ワインの格は「ヴァン・ド・フランス」に過ぎないピノ・ノワールが見せる姿の延長上には、やはりあの大物が見えるんですよね・・敢えて言いませんが・・その大物が持つ、一瞬の間に垣間見せる姿の一部分を、この「ナイト・コスト」も見せてくれるんです。

 noisy は、これも有りだと思います。

「でも・・高いじゃん・・」

と思われるかもしれませんが、人の感覚を大きく揺らしてくれるアイテムですから、全然高く無いんじゃないかと・・


「コストに見合う以上の味わいが有る!」

と感じました。

 まぁ・・これだけ沢山コルクを抜いてしまうと、

「ヤン・ドゥリューのテイスティングコストは破綻!」

しているのは明らかですが・・お後が宜しいようで・・いや、ご検討くださいませ。


N.V.(2017) Mars Attack Rouge V.d.F.
マーズ・アタック V.d.F.

15994
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

品種:ピノ ノワール

マルサネ ラ コートの区画から。マルサネにちなんでキュヴェ名を付けたそう。1ヶ月間のマセラシオン、キューヴタンクで発酵熟成。このキュヴェのみ、他に比べ収穫が2週間遅く、更に標高も高い区画のため、良質な酸とミネラルが獲得出来るそう。抜栓したては北の畑らしい控えめな香りですが、時間の経過とともに華やかな果実が溢れます。ラズベリーやサクランボ、アサイーベリーの様な香りに、スパイスやブラッドオレンジのちょっとシトラス系のニュアンスも加わります。味わいは他のキュヴェに比べると冷涼な果実のニュアンスが特徴で、ヤンの新たな一面を垣間見る事が出来ます。冷涼ながら凛とした質感の果実、ミネラルが広がりつつ、時間の経過とともに全体に丸みやふくよかさが口いっぱいに拡がります。非常に魅力のあるキュヴェで、直ぐ飲んでも美味しく飲めますが、2年後位から大化けすること間違いありません。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥17,800 (外税) 
【「火星人が攻めて来た!」・・的な名乗りでしょうか?・・飲み進めるにつけ、この深く滋味あふれる味わいが浸みて来ます!】
 あらかじめ言っておきますが・・こちらには「揮発酸」は検出できます。ボトルを立ててしっかり休めておくだけで、相当結果は異なると思います。やはり2年ほど置いた方が「揮発酸は沈静化し一体となる」感じを受けますが、耐性のある方は飲み始めていただいても結構です。

 抜栓直後は、アロマよりも味わいにそのニュアンスが有ります。しかし5~10分後には気にならなくなっているでしょう。

 で・・そこからがヤン・ドゥリューのワインの本性発揮なんですね。普通なら絶対に合わせづらい「魚介類」が、実に美味しいと思えるマリアージュになるんです。すべての魚介を試したわけでは有りませんが、その食材が「落ち始めていない」のであれば、まず大丈夫ですし、若干落ち始めていても行けてしまいます。そして、ヤン・ドゥリューのそのピノ・ノワールがまた・・ちょっと隠し持っていた姿を、ちらり・・ちらりと見せてくれるんですよ。

 これはもう、単純な先進ビオのワインには真似できない芸当です。普通は隠し持っていたとしても、案外簡単に化けの皮をはがされてしまいます。しかし、ヤン・ドゥリューのピノはそこからが凄い・・。

 この「マーズ・アタック」は、「マルサネ」の葡萄を使用しているそうです。

「言われてみれば・・なるほど・・」

と思える味筋です。


 冷ややかでナチュラルなマルサネ・・です。ふんわりとノーズにフィルムのようなしなやかで薄い感じの白いミネラリティが感じられます。やや表現がまだハッキリしませんが、ベリー系の果実が良い感じに感じられます。膨らみも良い・・が、2017年ものなのでまだ少し早い感じが有ります。・・いや、美味しくは飲めるんですよ。ですが、2015年ものとかそれ以前のものを飲んでみると、

「・・あ・・こうなって行くのか・・」

と言うのが見えますから・・、その意味で「早い」と思っているだけです。


 マルサネと言えば・・noisy のところだと、シルヴァン・パタイユか、アメリー・ベルトーか・・ですよね。その中で近いのはシルヴァン・パタイユ。パタイユも今まで時折、「揮発酸のニュアンス」は見せたことは有りました。

 ですが、パタイユが見せた「揮発酸のニュアンス」はむしろもっと強かったような気がします。もっともそのニュアンスは時間の経過でだいぶ一体化できます・・ちゃんと止まっていれば・・です。

 このマーズ・アタック・・・「火星人来襲」でしょうか?・・自分を火星人に例えてのことなのかもしれません。

 noisy はこのワインも「有り!」だと思います。ただし、揮発酸に耐性の無い方には強くお勧めはしません。耐性は無いけれどどうしても飲みたい方は、

「3年、セラーで育んでください。」

 これで大丈夫・・。きっとパタイユの

「マルサネ・ランセストラルとは全く真逆の素晴らしい美味しさ」

を見せてくれると思います。ランセストラルは濃くてミネラルがビシバシ・・多角形でエッジが角ばっています。こちらは真ん丸・・(^^;; ご検討くださいませ。




N.V.(2017) PV V.d.F. Rouge
PV V.d.F.ルージュ

15993
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
品種:ピノ ノワール
 彼自身が保有する1haのペルナン ヴェルジュレス畑から。コルトンの丘の下の区画で、樹齢35〜40年。1ヶ月間のマセラシオン、キューヴタンクで発酵熟成。一見地味なアペラシオンですが、彼はアペラシオンというルールには従わない為、オリジナリティのあるVdFを産み出します。現地試飲時、ヤン自身最も気に入っていたキュヴェ。熟したイチゴ、ラズベリーと言った赤系ベリーの凝縮しつつもこもらない突き抜けるような果実の香りに一瞬で魅了されます。更に薔薇のような濃いフローラルな香りに加え、エスニックなエピスのニュアンスが外向的に広がっていきます。味わいは正統なコルトンのテロワールを表現したようなキュッと締まった美しい果実に強固な酸と芯のあるミネラルが全体を引き締め、ワインのランクを1段上へ引き上げたかのような凛とした質感を感じられます。正に「普通」ではないペルナン ヴェルジュレス。ピュア、洗練、と言う表現が最も似合うキュヴェに仕上がっています。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥18,450 (外税) 
【これも激旨ペルナン=ヴェルジュレスのピノ・ノワール!・・こんなになってしまうなんて・・想像もつきません。しかも揮発酸は非常に少ないです!!】
 流石に「テート・デ・ポン」には届かないかもしれませんが、これも激旨い!・・マルサネの「マーズ・アタック」が時間を要するのとは異なり、今からでも美味しく飲めてしまうんですね・・。

 ちょうどこの日は「ピンク・ムーン」だったようで、どうなんでしょ・・ビオ的には満月ですから、余り飲むには適さない日と言うことだったかもしれません。なので、

「ボトルの写真は少し超細やかな澱が舞っている」

感じに見えていると思います。

 実際、舞ってしまっているのは、ボトルを持ち帰る時に車の中で誤って倒してしまったことが原因では有るんですが、この状態で飲んで・・見事に「ピュア!」でした。

 勿論ですが超ナチュラルな伸びの良い、ベクトルの向きも外向きな味わいでして、

「5~10分もすると・・滅茶苦茶美味しい!」

です。

 そもそもペルナン=ヴェルジュレスは、北東がラドワ、東がアロース=コルトン、南東がサヴィニーに接触した村ですから、ポテンシャルは元々有るはずなんですね。

 ですが、

「ペルナン=ヴェルジュレスのピノで超美味しいの、飲んだことあります?」

 まず無いですよ・・ね?

 しかしペルナン=ヴェルジュレスは、あの素晴らしいシャルドネ、コルトン=シャルルマーニュも産するほどの村ですから、そのミネラル組成はかなり期待が出来るはず・・。


 言ってしまえば、ニュアンス的にはコルトンと言うよりもサヴィニー=レ=ボーヌが近いでしょうか。・・でも、シャソルネイのサヴィニーのように、「濃いスタイル」では有りませんで、エキス系のしなやかなタイプです。その系は大抵の場合は「超硬いタイプ」に仕上がります。が、こちらは滅茶苦茶エレガントでしなやか、構成の大きさがしっかりあるのに、それを簡単には見せない感じです。

 飲み進めて行くうちにその大きさ、深さに気付かされ、

「・・丸裸のピノって・・こんな感じなんだ・・」

と思われるかもしれません。

 これは「絶対に有り」です。おそらくどんな方でも大丈夫だと思います。揮発酸に耐性の無い方でも大丈夫でしょう。ピュア&ナチュラルが際立った素晴らしい出来!飲んでみて下さい。超お勧めします!




N.V.(2015) Tete de Ponts V.d.F.
テート・ド・ポン・ルージュ V.d.F.

15991
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー
お一人様1本限定

◆◆◆お一人様1本限定
■エージェント情報
品種:ピノ ノワール
 100%新樽で2年熟成させた後、セラー内で瓶熟。熟成させないと香り、味共に本領が出ないとの考えから、リリースを極力遅くしています。
 濃いガーネット色。真っ先に薔薇の様な赤系の力強い花の香りに、濃厚で集中力の有る香水の香りが一気に飛び込み、次第にバルサミコやプルーンっぽい酸の有る煮詰めたニュアンスが膨らんできます。味わいは新樽由来の樽っぽいニュアンスは有るものの、熟成により果実、酸とともに一体化しており、全く気になりません。濃厚で集中した果実がありつつもビシッと存在感のある酸が有ることでバランスを保っており、気持ちの良いブレットの香りと相まって素晴らしい満足感を得ることが出来ます。余韻も品が良くエレガントでありながら非常に長く、正にグランクリュの風格を感じられるクオリティです。今でも美味しく飲むことが出来ますが、素晴らしいヴィンテージの為、熟成させることもオススメします。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,800 (外税) 
【 「Recrue des Sens (感覚の新兵)」と焼き印されたコルクが物語るヤン・ドゥリューの挑戦状!?・・比較対象になるのはクロ・デ・コルヴェでしょう!】
 これは素晴らしいです・・。今回届いた上級ラインの中でももっとも精緻で有り、ポテンシャルも高く、そしてもっとも「判りやすい」です。

 パカレのワインはそこそこに美味しいですが、結構に出来がブレているし、何より面白みに欠ける・・いや、そんなキュヴェが多い気がします。滅茶美味しいのも有るんですけどね。色気が無い・・感じが近いでしょうか。同じようにD.R.C.辺りの絡みで有名になった訳では有りますが、パカレはちょっと量を求めすぎで忙し過ぎるのでしょう。人間一人にできることは知れています。

 どんなワインかを書く前に、ヤン・ドゥリューについて海外メディアの評価を調べてみました・・が、モノの見事に「見当たらず」でした。そりゃぁ・・そうでしょう。おそらく書く勇気が無い・・見て見ぬ振りをしているかと思います。知らない訳が無いですから・・。

 しかし、余り詳しくないにしても、そんな海外メディアの誰かが、この「テート・デ・ポン 2015」 だけを飲んだとしたら・・そしてもしその人がちゃんと理解し、今の立場の全てを投げ捨てて正当な評価を下したとしたら、この先のワイン業界も変化強いて行くに違いない・・などとも思っています。


 いや~・・これはどの角度からみても相当なものでした。気になる「揮発酸のレベル」は検出限界に近いです。無いと言って良いレベル。その上で、まるで超上質なニュイ=サン=ジョルジュ1級格ほどのワインと同格なポテンシャルを感じさせてくれます。とことんまで自然で、「村田ごんべえさんのジャガイモ」みたいな感じで産直店で売られている、本当に畑の味わいがする美味しいジャガイモのようなニュアンスです。

 優しく美しいディテールはやはりニュイ1級の感じ・・プリューレ・ロックのクロ・デ・コルヴェが比較対象に良いんじゃないか?・・と思えるような味わいで、クロ・デ・コルヴェと比較するなら、より優雅で繊細、ロックのクロ・デ・コルヴェの抽出は強いんじゃないか?・・などとも思えてしまうような丁寧に仕立てられた極上葡萄由来のエレガンスを感じます。

 とても良く香り、そのアロマには濁った部分がありません。勿論ですがとてもD.R.C.的で有りますが、D.R.C.のように・・新樽100%なのに「樽による化粧」の影響などは一切感じません。

「Recrue des Sens (感覚の新兵)」と焼き付けられたコルクは、この「テート・デ・ポン」だけでは有りませんが、ヤン・ドゥリューのさり気ない・・もしくは強烈なアンチテーゼのようなニュアンスに思えて仕方が有りません。

「そんなに厚い化粧してどうすんのよ?・・すっぴんが良いんだよ。」
「薬品?・・そんなもの、使いたくないよ。病気になったらどうするのよ。」
「どう造っているか・・だって?・・そんなの、簡単には言えないよ。なりたいようにさせ、やりたいようにやるんだよ・・。」

 そんな感覚を受けますが、それでも彼はきっと、古いものを大事にしている人じゃないかと思うんですね。そして感覚が滅茶鋭く、判断が早い・・そんな気がしています。

 ですから、この「テート・デ・ポン」を飲むと、物凄く上質なピノ・ノワールを飲んでいる気になります。超高級なピノを飲まれていらっしゃる方なら、きっと「当てはめたい比較対象」がポンポン・・ポンだけに・・いや・・出てくると思うんですね。きっとその比較対象になったワインこそが、

「このテート・デ・ポンの格」

で有り、「感覚の新兵」の階級なのでしょう。もっともヤン・ドゥリューはその「新兵」と言う単語で、「格」とか「階級」を否定しているに違い在りません。

 素晴らしいピノ・ノワールでした。

 海外メディアさん!・・ドイツの素晴らしいピュアなシュペートブルグンダーには96ポイントを付けるクセに、フランスの素晴らしい・・ナチュラルなピノ・ノワールは無視ってどうなんでしょうね。PKさんはそれでも、

「ポンX のワインは酸化している」

と、無視などはしなかったですよ。正確な判断かどうかは別にするとしても・・。是非、「新兵からの挑戦」を受けて立って欲しいと願います。ご検討くださいませ。絶対に損はしないと確信しています。


N.V.(2016) Manon Blanc V.d.F.
マノン・ブラン V.d.F.

15998
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
品種:シャルドネ
 ニュイ サン ジョルジュの東、メサンジュにある粘土石灰質土壌の区画で、南東側向きの斜面。タンク発酵の後、25%新樽を使用し2年間樽熟成。以前は100%キューヴタンクでの熟成でしたが、2014年より樽熟成に切り替えたそう。キュヴェ名の由来は愛娘マノンちゃんから。
 アカシアの花、レモンと言ったフレッシュな香りに、時間とともに白桃、ハチミツの濃厚な香り、更にはバター、ローストしたナッツ、胡麻のニュアンスが立ち上がってきます。味わいは、フレッシュで上質なオリーブオイルの様にネットリとした滑らかな質感でありながら、素朴で軽やか。柔らかい酸が全体のバランスを取り、空気に触れる度にどんどん変化していきます。1時間以上も変化し続けるので、時間を掛けて飲むことをオススメします。彼のファンキーさが最も表れたキュヴェと言えます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,980 (外税) 
【言ってみれば、「自由な羽を手に入れた滅茶苦茶美味しいオート=コート・ド・ニュイ・ブラン」・・素晴らしいです。】
 昨今は全く見かけませんが、D.R.C.が醸造し「カーヴ・オージュ」だったか・・サン=ヴィヴァン修道院のオート=コートの白はどうなっちゃったんでしょうね。以前は最安値で6千円台、高値で1万2千円ほどだったかと思いますが、比較的ナチュラルな風情を持ちつつもまぁまぁなポテンシャルのワインがリリースされ、日本でもブローカー経由で入って来ていました。滅茶苦茶美味しいなどとは思いませんでしたが、やはりD.R.C.が醸造してナチュール系のショップで販売されていた事実が人気を呼んだと思います。

 言ってみれば・・ほぼ同じものでしょう。オート=コートですしね。価格も似たようなものです。因みに2010年のマノンは6千円ほどでした・・倍ですね。

 しかしながらD.R.C.、カーヴ・オージュのオート=コートは足元にも及ばないほど素晴らしい味わいです。酸はクッキリ、僅かに高目に寄った度数でしょうか。その分、酸の美味しさをたっぷり堪能できます。

 しかもビオで白ワインですから・・通常だともっと「色落ち」するのが普通ですよね?・・でもこのワインにはそんな色落ちは感じられず、ゴールドの美しい色合いをしています。

 それに加え、「揮発酸」は感じません。全く無いか?・・と聞かれたら、検出は難しいレベル・・と答えるでしょう。気になって仕方が無い人(例えばnoisyとか)だと、無いとは言わないかもしれません。

 それよりも、実に冷ややかでちゃんと熟したフルーツをきっちりと感じます。中域が綺麗にぷっくりと膨らんでくれますしほんのりとしたオイリーさ、そこから余韻に掛けてが自然な減衰で美しいカーブを描いてくれます。ついつい飲んじゃうワインですが、ポテンシャルも充分以上・・・カーヴ・オージュのオート=コートの数倍美味しいと思います。

 ミネラリティも素晴らしいですよ。キツク成り過ぎず、さりとて実は柔らかなフィルムのように感じられる白いミネラリティがしっかり有ります。

 この味わいは・・是非ニコラ・フォールの白と比較してみていただきたいですね。そして、今の自信の評価をしておいて欲しいと思います。この先、もしかしたらその評価が逆転するかもしれないことも想像してしまうかもしれません。ブルゴーニュの将来を担うに違いないヤン・ドゥリュー・・お見知りおきください。お勧めします。


 以下は 2010 Manon (Bourgogne Haute-Cotes de Nuits Blanc)のレヴューです。
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【わお!】



 ラヴ&ピフ・アリゴテの味わいはいかがだったでしょうか?・・・ものすごくピュアでありながら、ブルゴーニュの色っぽさを持ち合わせ・・・でも重くなくてキラキラ輝いててスイスイ飲めて・・みたいな、とても美味しいアリゴテだったと思います。



 こちらのマノンはたったの6本限定入荷・・・なのに飲んじゃった~い!・・ まぁ、初めての扱いの生産者なので赤字覚悟ですんで・・良いんです。



 で、こちらのオート=コートの白ですが、赤と同様に素晴らしい仕上がりです・・。



 でも、ちょっと横道に逸れますが、

皆さんはどうしてもオート=コートと言うとACブルと余り変わらないようなイメージが有ると思いますが、基本は村名格なんですね。



○コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ

 コート・ド・ニュイで有りながら独自の名前を名乗れない4つの村、ブロション、プレモー=プリシー、コンブランシアン、コルゴローワン。



○オート=コート・ド・ニュイ

 コート・ド・ニュイの裏手(西側高地)に散在する村、ヴィラール=フォンテーヌ、メサンジュ、クルティ・ヴェルジなど18ケ村。



のように定義されているようですので、シャンボール=ミュジニーやヴォーヌ=ロマネを名乗れない、それらよりも高度の高い位置に有る村のワイン・・ということになりますので、村が基準なんですね。もちろんですが、テロワールがきっちり理解されている可能性はゼロに近いですが・・。



 とてもドライでナチュラル。エキスもきっちり出ていて色気のある味わいがブルゴーニュの白を想像させてくれます。ピノ・ブランやアリゴテを連想させるものでは無く、ラヴ&ピフに通じるような、濁りが旨み・・・みたいな、例のCFっぽいニュアンスも有ります。タイミング的には飲むのは少し早く、出来れば2013年の夏が過ぎてからの方が、このワインの本質に気付きやすいかもしれません。でも今は飲めないということでは有りませんよ。



 オート=コートのテロワールが判りませんが、純粋で素晴らしいシャルドネだと思います。希少なアイテムです。ご検討ください。


N.V.(2015) DH Blanc V.d.F.
DH ブラン V.d.F.

15997
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
 品種:シャルドネ
 ニュイ サン ジョルジュ1er Cruの畑から500メートルのところにあるダム ユゲットの畑(粘土石灰質)に植えられたシャルドネから造られる。非常に浅い土壌で、根が直接岩盤に触れているほど。1〜2年の古樽で24ヶ月熟成。
 抜栓したては若干還元していますが、直ぐに飛ぶレベル。非常に素晴らしい香りに、黄色く華やかな香りを放つ花や林檎、軽やかなメロンのニュアンス。そして、時間の経過とともにトーストやローストしたナッツ、アップルパイのようにバターと蜂蜜が交じり合ったとろけるような香りに溢れます。鋭く切り込む様なキレの有る酸と石を舐めているようなミネラルは全体のバランスを保ち、甘口ではないのに甘く感じる程の熟度を軽やかにまとめあげています。その為、果実味は軽やかでありながらギュッと詰まった集中力の有る液体になっています。大振りのグラスで、比較的高めの温度で飲むことをオススメします。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥18,400 (外税) 
【激旨!・・虚飾を排したブルゴーニュ・シャルドネの真っ裸の姿がここに有ります!】
 激旨いです。ヤン・ドゥリューの真の姿を知るには、むしろピノ・ノワールよりもシャルドネや白ワインの方が、より判りやすいかもしれません。だって・・これ、美味しくないと言う人はいないと思うんですよね・・。DH(デー・アッシュ)はニュイ=サン=ジョルジュ近郊のダム・ユゲットと言う畑名由来の頭文字のようです。

 何よりも自然です。ナチュラルなんだけれど・・そうは言いたくない・・感じで、むしろ、滅茶苦茶美味しい有機野菜を食べている感じと同類なんです。こってりした部分も有りますが、でもさらりと・・しています。さらっとしているとも思いますが、実は物凄く奥深い自然さです。

 揮発酸は無く、滋味深~い・・フルーツの自然な味わいなんですね。もう・・ボトルを抱えて飲みたい・・独り占めしたい・・そんな感覚が沸いて来ちゃうかもしれません。

 因みにエージェントさんのレヴューがとても良く書けているので、こちらにも転載しますね。

 抜栓したては若干還元していますが、直ぐに飛ぶレベル。非常に素晴らしい香りに、黄色く華やかな香りを放つ花や林檎、軽やかなメロンのニュアンス。そして、時間の経過とともにトーストやローストしたナッツ、アップルパイのようにバターと蜂蜜が交じり合ったとろけるような香りに溢れます。鋭く切り込む様なキレの有る酸と石を舐めているようなミネラルは全体のバランスを保ち、甘口ではないのに甘く感じる程の熟度を軽やかにまとめあげています。その為、果実味は軽やかでありながらギュッと詰まった集中力の有る液体になっています。大振りのグラスで、比較的高めの温度で飲むことをオススメします。

 そう・・そうなんですよ・・。その通り。「マノン」のところでも書きましたが、D.R.C.醸造のオート=コートと似た部分は多いんですが、マノンは数倍美味しく、「DH」はD.R.C.オート=コートの醸造とはおそらくソックリながらも、むしろD.R.C.直接リリースのあの凄い白とも相当似ちゃってます。

「これ、美味しい!」

 絶対言わせてみたいですね~・・でもちょっと高いですよね~~・・なので、お小遣いの少ない方には難しいかもしれませんが、

「これを飲んだら世界が変わるかも!」

とnoisyが確信した位の品です。飲んでみて欲しいです!・・でも滅茶く少なくて・・すみません!


 以下は 2016 les Ponts Blanc V.d.F. のレヴューです。
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【...コシュ=デュリのアリゴテを飲めるのなら、この異端のナチュラリストが造る有り得ない出来のレ・ポン・ブランをも飲むべきでしょう!】

 例えば世の中に出れば、自分がどんな評価をされているか・・とかは相当に気になるかもしれません。特に会社勤めの方は、少なくとも上司と上手くやらないと将来が不安に包まれてしまうものなんじゃないかと思うんですね。もっとも、自分の息子を見ていると、

「そんなの関係ね~・・はい・おっxっぴ~・・」

みたいな感じに見えて仕方がありませんけどね。

 言ってみれば noisy の場合も、エゴサーチなどはやっている暇も無いですし、実はあんまり気にしてないことに気付いたので、

「もしかして・・親譲り・・か・・ざんねん・・」

と言う気にもなります。

 それでも自分が良いと思うことを一生懸命にやる・・それでお客様に納得してもらって生活している・・実現できているかは判りませんが、そんな気持ちでは有ります。


 このアリゴテによる、

「とんでも無く高価な白ワイン」

ですが、この中には途轍もない・・・途方もないほどの可能性が詰まっています。


 開けたてはやや閉じ気味では有りますが、グラスを一振り、二振りしますと・・いきなり目を覚まして来ます。

 その、やや暗い色合いには、

「滅茶苦茶に明るい色彩!」

が潜んでいます。そこまではおそらく誰でも気が付くはずです。ただただSo2を使用したくない一心で極端な酸化を許し、大事なフレーヴァーを根こそぎ失ってしまった・・

「良くありがちなビオの白」

では有りません。そんなワインは、ほぼお茶系のフレーヴァーしか残っていない場合も多いです。


 そして、そのフレーヴァーの表現こそ・・この素晴らしいアリゴテの一番の醍醐味でしょう。まるで表現方法は違いますが、コシュ=デュリのアリゴテとタメを張れるほどのポテンシャルだと思います・・余りにタイプが異なるので発狂しそうになりますが・・(^^;;


 そして、むしろヤン・ドゥリューが造るピノ・ノワールよりも、もう少し判りやすいはずです。ここには揮発酸はほぼ無いから・・です。

 いや・・これは滅茶美味しいと・・個人的には思っています。点を付けろと言われましたら・・

「・・付けますが・・でも言いたくない・・!」

 ですね・・。それでも、相当高い点であることは申し上げておきます。


 この、非常に「色艶」を感じる色合いに、何かを感じられた方、もしくは、ブルゴーニュワインの新時代を見つめて行きたい方に、是非飲んでいただきたいと思います。ご検討くださいませ。



N.V.(2017) Love & Pif Blanc V.d.F.
ラヴ・アンド・ピフ・ブラン V.d.F.

15754
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
 音楽好きのヤンが当然ラヴ&ピースとかけて名付けたキュヴェ。ピフとは「ワイン」という意味らしく「愛とワイン」という全くもってハッピーな名前のワインです。アリゴテと聞いてどうせ酸っぱいだけのワインでしょ?という先入観は彼のワインには禁物で、グランクリュレベルの栽培をアリゴテでしたら、という現実的にはありえない贅沢な造りのアリゴテ。ドメーヌ ルロワ、ド ムール、パタイユ等、突き抜けたアリゴテを造っている生産者は数人いますが、このキュヴェもアリゴテらしさを追求しつつフルスイングしているアリゴテです。
 平均樹齢40年のアリゴテをステンレスタンクにて発酵させ、そのままタンクで9ヶ月ほど熟成。亜硫酸は使用せずノンフィルタにて瓶詰め。ヤンは気軽に飲んでもらう為のフルーティーキュヴェと話しますが、とても気軽には飲めないクオリティ。2017年は夏に伸びた枝を切らず(トリートメントをしない)、光合成を促進させ、樹そのものの力を強くさせようと言う栽培に切り替えたとのこと。オート コート ド ニュイにあるサンヴィヴァン修道院近くの畑から収穫されます。
 薄い麦藁色の外観。抜栓直後は極若干還元していますが、10分で気にならなくなる程度に落ち着きます。火打ち石やミネラルに加え、白い花系の香りが立ち上がりますが、奥に潜む複雑な要素が塊のように存在し、時間とともに少しずつ解れてきます。口に含むと立体的な酸やミネラルを感じ、リッチでフレッシュな果実味が拡がります。
 2日目以降は表面的だったフローラルな香りと果実味が立体的に立ち上がり、1日目に比べて柔らかくなった酸と交じり合い、絶妙な味わいを表します。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,100 (外税) 
【 素晴らしい!目茶ナチュラル!これからのブルゴーニュワインはここを目指すはず!必飲!!】---こちらはノン・テイスティングにつき、以前のレヴューを掲載しています。
 「ナチュラルさとブルゴーニュ的エレガンスの融合」を目指しているんじゃないかと思える、素晴らしい白ワインです。この際、品種がどうの・・と言うのは関係ないかな・・と思います。

 コシュ=デュリやドヴネの見事なアリゴテには、必ずや「アリゴテとは思えない」と言うような修飾が付き物ですよね。

 また、ポンソの素晴らしい白ワイン、モレ=サン=ドニ1級モン・リュイザンは、当初こそシャルドネやピノ・ブランにアリゴテというセパージュでしたが、シャルドネが入らなくなり、ついにはピノ・ブランも混ざらなくなり、アリゴテ100%の1級ワインが誕生しています。まぁ・・樹齢が100年超と言う、モンスターでは有りますが、それでもブルゴーニュ的エレガンス主体のド太いワインです。

 そのポンソさんも本来、ズブズブの自然派志向ですから、このヤン・ドゥリューと似た環境を好むとしても、ヤン・ドゥリューとは全然違う・・と言えるんですね。

 ヤン・ドゥリューの「ラヴ・アンド・ピフ」はブルゴーニュのアリゴテでは有りますが、

「あり得ないほどナチュラル!」

「あり得ないほどピュアで危険性無し!」

「物凄い果実感!」

なんですね。

 そこにブルゴーニュ的なエレガンスが同居している・・そんなニュアンスなんですよ。なので、1級とか村名とかは二次的要素・・どこまでもナチュラル&ピュアさが第一義・・のように感じます。

 ボディは太く、複雑性もたっぷりです。ジューシーだが全然安っぽく無い・・どころか高級感さえ感じさせてくれます。

 SO2的なニュアンスは感じさせないのにワインは非常に健全健康です。澱だらけの濁ったワインか?と想像しがちですが、決してそんなことも無い・・。

 まぁ、モレ=サン=ドニ村名で2万幾ら・・なワインも平気で造っちゃう彼ですから、どこまで自然児なんだと。そんなワインはnoisy も必ずや飲んでみたいワインのトップグループに入ってるワインです。どうもエージェントさんは持ってるような気配なんですけどね・・。

 まぁ、とことんナチュラルで、でも実は捨てちゃいけないものはちゃんと表現しているワインです。飲むべきだと思います。是非ご検討くださいませ。





■エージェント情報
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ブルゴーニュ最強のリスクテイカー!ヤン ドゥリューの愛の結晶ラヴ&ピフ 2014年を12ヶ月じっくり休ませてのリリースです!
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「なぜヤン ドゥリューは、権威主義うずまくブルゴーニュという土地で、その純粋さを希求し、無謀な挑戦を続けているのか。」

 彼のワインから感じる強く鋭い信念に触れるたびに抱く疑問でした。

「なぜブルゴーニュでなければいけなかったのか。」

 とらえどころのない、それでいて心の底に重く深く沈んでいる疑問を晴らしてくれるのは、いつも、彼らとともに畑に立ち、語り、グラスを傾ける時間です。ヤンの祖父が、オート コート ド ニュイの地で畑を切り拓き、ヤンの家族はブドウ栽培者としての営みを始めます。

 子供の頃から大好きな祖父とともにブドウ畑を駆け回って遊んだというヤン ドゥリュー。彼にとっては、その畑こそが人生の喜びに満ちた場所であり、畑で生きていくことは必然だったと言います。自身が少年時代を過ごし、祖父との思い出が溢れる場所。それが偶然ブルゴーニュであり、オート コート ド ニュイだったのです。
彼にとっては、ブルゴーニュの権威主義的なヒエラルキーは意味がありません。目の前の畑、目の前のブドウたちを深く観察し、理解し、愛を投じることで、その秘めた魅力を極限まで引き出すことこそが、ヴィニュロン(=ブドウ栽培・ワイン醸造家)としての使命なのです。

 現在、彼のワインはアペラシオンを取得していません。原則としてヴァン ド フランスとしてリリースされています。そして、それぞれのワインが生まれる畑も、多くは、ブルゴーニュやオート コート ド ニュイというアペラシオンに位置づけられる区画です。

 しかし彼は、常軌を逸したリスクを引き受け、膨大な労力と時間を畑に投じることによって、ブルゴーニュの権威主義を揺るがすほどのワインを次々と生み出しています。

「ヴァン ド フランスがこの価格!?」
「オート コート ド ニュイがこの価格!?」

 当然本人もこのような声が聞こえてくるのは想像していたでしょう。そして、そんな時は悪戯っ子のような笑みを浮かべながらこう答えるのでしょう。

「皆、本当にこの土地の秘めた力を知ってるのかな?」

 プリューレ ロックの特級畑でですら躊躇するようなリスクのあるアプローチを全ての畑で実践するヤン ドゥリューだからこそ、ブルゴーニュの土地の可能性と純粋さを表現できるのかも知れません。

 実際、ヤン ドゥリューのワインには常に驚きと喜びに満ちています。そしてそれは、彼の祖父への、土地への、自然への愛であり、飲み手であるわたしたちへの愛の証なのだと知るのです。そんなヤン ドゥリューの愛の結晶であるワイン、アリゴテを用いて造られるラヴ&ピフの2014年が到着しております!

 アリゴテらしい伸びやかな酸とその酸に負けずに余韻までその姿を残す果実味、どこまでも純粋でどこまでも清々しい味わいのワインです。日本到着からじっくり12ヶ月休ませてからの皆様へのご案内です。現時点でも爽快な美味しさを楽しんで頂けると思いますが、まず間違いなく長期の熟成にも耐えうるアリゴテでもあります。
クラスを超えた、既成概念を超えた、ブルゴーニュの大地が持つ本当の実力を感じられる1本です。ぜひ皆様にお試し頂きたいと思います。

 以下はN.V.(2011)のこのワインのご紹介文です。
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【柔らかな酸と旨みの濁り!すばらしいブルゴーニュ白です!】

 もう・・単にアリゴテとは呼びたくない・・そんな気持ちさえ生まれてくるような、素晴らしい白ワインでした!これは絶品の旨さです!

 お茶の宣伝で、
「濁りは旨み・・」
みたいなコピーが今も流れていますよね。たしかにペットのお茶としては、奇抜なアイデアですし、そこを推すのも良かったのかな?と思います。でも、ペットのお茶の味わいの範疇を超えては・・いないとは感じます・・・・いや、あくまで個人的な感想です。

 昔、濁りワイン・・というのが有りました。本当に濁っていて、そこに旨みのほとんどが有りました。甘みが有ったので、そこに要素が集中したような組み立てになっていました。

 このアリゴテは、実は甘くない・・んです。酸の組成で甘みに近いものを感じますが・・・これは旨みです。そして結構な澱も有ります。しかし、とても輝いていて、とてもピュア。アリゴテとしては酸が柔らかいのに・・・酸がとても美味しい!・・・これは、アリゴテの酸を旨みの酸に変えたことを意味しているように思います。

 そして、青~黄リンゴのようなニュアンスが感じられますが、普通のアリゴテのような鋭角なものではなく、鈍角でとても豊かなんですね。しかも石灰系のミネラルがごちゃまんと感じられる、素晴らしいバランスの持ち主です。

 たしかにプリューレ・ロックの、出来が良い年のワインに似たニュアンスは有るかもしれません。でももっとミネラリティがあると思いま
 それはきっと、まだ葡萄が造られてからさほど年を経ていないフランスの大地の味わいなのかもしれません。もしくは、地中で葡萄の根っこと他の植物の根っこが絡み合い、相乗効果で水分を汲み上げることに由来しているのかもしれません。でも結局は、有機栽培でなければ、もしくはビオでなければ・・・この味わいは成しえなかったでしょう。素晴らしいワインだと思います。ワイン流通者の猛者どもを虜にしたヤン・ドゥリュー・・・。目を離せない存在になりました。お奨めします!





N.V.(2016) les 1er Blanc V.d.F.
レ・ポン・ブラン V.d.F.

15753
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
 Love & Pif で使用されるアリゴテの中でも、樹齢の高いアリゴテだけで造られたアリゴテのマセレーション キュヴェ。タンク発酵タンク熟成。
 濃い黄金色。抜栓したては還元気味ですが、大きめのグラスでスワリングすると気にならなくなります。オレンジやレモン、またはそれらの皮、火打ち石や若干のスモーキーなニュアンス等の非常に複雑な香りが溢れ出し、30分後位から蜂蜜のニュアンスも出て、更に複雑さが増していきます。とてもドライで引き締まった味わい。マセレーションキュヴェである為、若干のタンニンを感じられつつ、非常に張りのあるピュアな果実味と石を舐めているかのようなミネラルが堪りません。時間とともにドライフルーツの様な凝縮した果実も現れ始め、より複雑になっていきます。Love&Pifが楽しめるキュヴェだとしたら、こちらは生真面目ながらビシッとフォーカスの定まったエネルギッシュなキュヴェです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥10,980 (外税) 
【...コシュ=デュリのアリゴテを飲めるのなら、この異端のナチュラリストが造る有り得ない出来のレ・ポン・ブランをも飲むべきでしょう!】
 例えば世の中に出れば、自分がどんな評価をされているか・・とかは相当に気になるかもしれません。特に会社勤めの方は、少なくとも上司と上手くやらないと将来が不安に包まれてしまうものなんじゃないかと思うんですね。もっとも、自分の息子を見ていると、

「そんなの関係ね~・・はい・おっxっぴ~・・」

みたいな感じに見えて仕方がありませんけどね。

 言ってみれば noisy の場合も、エゴサーチなどはやっている暇も無いですし、実はあんまり気にしてないことに気付いたので、

「もしかして・・親譲り・・か・・ざんねん・・」

と言う気にもなります。

 それでも自分が良いと思うことを一生懸命にやる・・それでお客様に納得してもらって生活している・・実現できているかは判りませんが、そんな気持ちでは有ります。


 このアリゴテによる、

「とんでも無く高価な白ワイン」

ですが、この中には途轍もない・・・途方もないほどの可能性が詰まっています。


 開けたてはやや閉じ気味では有りますが、グラスを一振り、二振りしますと・・いきなり目を覚まして来ます。

 その、やや暗い色合いには、

「滅茶苦茶に明るい色彩!」

が潜んでいます。そこまではおそらく誰でも気が付くはずです。ただただSo2を使用したくない一心で極端な酸化を許し、大事なフレーヴァーを根こそぎ失ってしまった・・

「良くありがちなビオの白」

では有りません。そんなワインは、ほぼお茶系のフレーヴァーしか残っていない場合も多いです。


 そして、そのフレーヴァーの表現こそ・・この素晴らしいアリゴテの一番の醍醐味でしょう。まるで表現方法は違いますが、コシュ=デュリのアリゴテとタメを張れるほどのポテンシャルだと思います・・余りにタイプが異なるので発狂しそうになりますが・・(^^;;


 そして、むしろヤン・ドゥリューが造るピノ・ノワールよりも、もう少し判りやすいはずです。ここには揮発酸はほぼ無いから・・です。

 いや・・これは滅茶美味しいと・・個人的には思っています。点を付けろと言われましたら・・

「・・付けますが・・でも言いたくない・・!」

 ですね・・。それでも、相当高い点であることは申し上げておきます。


 この、非常に「色艶」を感じる色合いに、何かを感じられた方、もしくは、ブルゴーニュワインの新時代を見つめて行きたい方に、是非飲んでいただきたいと思います。ご検討くださいませ。



N.V.(2014) les 1er Ponts V.d.F.
レ・プルミエ・ポン・ルージュ V.d.F.

15752
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
 オート コート ド ニュイにあるサンヴィヴァン修道院がそびえる丘の中腹に位置する区画で、非常に深く岩盤まで根を張った極めて古い樹齢の葡萄から造られます。1〜3年使用した樽を使用し、2年間の樽熟成後に瓶詰め。
 照りの有る濃いルビー色の外観。熟成により輸入直後の刺々しさは和らぎ、プリューレ ロックを思い起こさせる柔らかで洗練された特徴的なシャンピニオン香が飛び込んできます。この香りだけでブーダンノワール1本は食べられるでしょう。味わいは荒々しい部分が全て丸く柔らかくなった赤系ベリーやプラム、酸、ミネラルが渾然一体となっていますが、アフターに非常に細やかなタンニンが有ることで、全体を引き締めています。非常にデリケートな質感の液体は全体的に繊細で華やか、全く重さを感じさせることのない洗練さとピュアな果実を感じられ、エレガンスの極みとも言える質感を感じることが出来ます。
 非常に高価なヴァン ド フランスですが、ブルゴーニュの更なる可能性を感じずにはいられません。ピノ ノワールに魅せられた事のある人には、必飲の1本です。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,980 (外税) 
【ここから始まるブルゴーニュ・ピノ・ノワール新時代!】
 判る人にはきっと判るでしょう。サン=ヴィヴァン修道院がどのような存在で有るか・・そして、あのD.R.C.もそこで「白ワイン」を生産し、ビオ系のショップに卸していたことも・・。

 そして、このグラスのピノ・ノワールの色合いを一瞥されても、きっと判るはずです。そのエッジには、酢酸生成がなされた証拠が見えることを・・。

 非常に伸びやかな、美しいピノ・ノワールです。もしあなたが酢酸、揮発酸にある程度の許容を持っていらっしゃるのでしたら、全く問題の無いレベルの生成がされ、ワイン内に存在しています。ですので、もしあなたが酢酸、揮発酸に拒絶反応を占める方であるなら、そしてそれを修正しようとは思わないようでしたら、全くこのワインは有り得ないので買うのは止めてくださいね。

 それでも、これから、ここから始まっているブルゴーニュ・ピノ・ノワール新時代を覗いてみたい・・・付き合っていきたい気持ちがあるようでしたら、是非、時間を掛けて、この1本とお付き合いください。一嗅ぎだけして安易な判断をせず、一口すすって諦めず・・が重要です。


 そこまで拒絶反応の無い方でしたら、何も気にすることは有りません。この「レ・プルミエ・ポン」が話しかけてくるのをただ待っていれば良いんです。きっと、饒舌に話してくれると思いますよ。


 開けたては少し閉じ気味です。僅かに揮発酸のニュアンスがノーズにも有ります。色彩にもそれは有りますが、余韻の全てまで浸食し、ワインを台無しにしてしまうようなレベルのものでは有りません。それはすでに止まっていて、要素の一部分に関与しているだけです。

 15分ほどしますと、相当に「伸びやか」になってきます。やや閉じていた時のネガティヴさ(僅かですが)は消え、さらに膨らみとテクスチュアの滑らかさを増して来ます。それはまた見事に一体化した味わいですが、そこから驚くことにピュアなフレーヴァーが出てくるんですね。

 言ってみれば、最近は滅茶苦茶高くてビックリの、「ドメーヌ・ビゾ」にも似ています。プリューレ・ロックに居たのだからロック似では?・・と思いがちですが、彼にとっては

「ロックは通過点だった」

 と・・申しているようです。そこからすでにかなりの時が流れていると。


 そして、やがて飲み手さえも一体化に取り込んだかのような、不思議な印象を受けます。

「このワイン・・このピノ・ノワールは、どのように評価すれば良いんだろう?」


 きっとそう思われるに違いないんです。


 このフィルムのように「くにゃくにゃ」に柔らかいテクスチュアとフレーヴァー、鈍角で入って来るのになんの痛みも無く、身体に馴染んで行くニュアンス、本来は余り好きではない・・中盤から余韻に掛けての揮発酸のニュアンスさえ、全て「一緒くた」にした上で、

「ん?・・じゃぁ、ブルゴーニュ・ピノ・ノワールって・・どんな姿が正解なの?」

と問いかけてくるようでも有ります。


 そしていつの間にか、「肯定派」に属している自分に気付くと思うんですね・・いや、そこだけはご自身でお確かめください。すぐ開けても良いが・・決して・・

「短い時間で飲み終えないで・・」

とお願いしたいと思います。何故って・・

「飲めるけれど、まだ完熟していないから・・」

です。


 何か、ちょっと禅問答みたい?な感じになってしまいましたがお許しください。気になる方にお勧めしたいと思います。


N.V.(2014) Love & Pif Blanc V.d.F.
ラヴ・アンド・ピフ・ブラン V.d.F.

12136
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
 音楽好きのヤンが当然ラヴ&ピースとかけて名付けたラヴ&ピフ。ピフとは「ワイン」という意味らしく「愛とワイン」という全くもってハッピーな名前のワインです。アリゴテと聞いてどうせ酸っぱいだけのワインでしょ?という先入観は彼のワインには禁物で、グランクリュレベルの栽培をアリゴテでしたらという現実的にはありえない贅沢な造りのアリゴテで、アリゴテらしい清涼感や綺麗な酸こそありますが、複雑味や余韻の長さ、上質なミネラル感などはそんじょそこらのブルゴーニュのシャルドネでは到達できないレベルです。
 樹齢40-45年のアリゴテをステンレスタンクにて発酵させそのままタンクで9ヶ月ほど熟成。原則として亜硫酸は添加せず、ノンフィルタにて瓶詰め。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,300 (外税) 
【 素晴らしい!目茶ナチュラル!これからのブルゴーニュワインはここを目指すはず!必飲!!】
 「ナチュラルさとブルゴーニュ的エレガンスの融合」を目指しているんじゃないかと思える、素晴らしい白ワインです。この際、品種がどうの・・と言うのは関係ないかな・・と思います。

 コシュ=デュリやドヴネの見事なアリゴテには、必ずや「アリゴテとは思えない」と言うような修飾が付き物ですよね。

 また、ポンソの素晴らしい白ワイン、モレ=サン=ドニ1級モン・リュイザンは、当初こそシャルドネやピノ・ブランにアリゴテというセパージュでしたが、シャルドネが入らなくなり、ついにはピノ・ブランも混ざらなくなり、アリゴテ100%の1級ワインが誕生しています。まぁ・・樹齢が100年超と言う、モンスターでは有りますが、それでもブルゴーニュ的エレガンス主体のド太いワインです。

 そのポンソさんも本来、ズブズブの自然派志向ですから、このヤン・ドゥリューと似た環境を好むとしても、ヤン・ドゥリューとは全然違う・・と言えるんですね。

 ヤン・ドゥリューの「ラヴ・アンド・ピフ」はブルゴーニュのアリゴテでは有りますが、

「あり得ないほどナチュラル!」

「あり得ないほどピュアで危険性無し!」

「物凄い果実感!」

なんですね。

 そこにブルゴーニュ的なエレガンスが同居している・・そんなニュアンスなんですよ。なので、1級とか村名とかは二次的要素・・どこまでもナチュラル&ピュアさが第一義・・のように感じます。

 ボディは太く、複雑性もたっぷりです。ジューシーだが全然安っぽく無い・・どころか高級感さえ感じさせてくれます。

 SO2的なニュアンスは感じさせないのにワインは非常に健全健康です。澱だらけの濁ったワインか?と想像しがちですが、決してそんなことも無い・・。

 まぁ、モレ=サン=ドニ村名で2万幾ら・・なワインも平気で造っちゃう彼ですから、どこまで自然児なんだと。そんなワインはnoisy も必ずや飲んでみたいワインのトップグループに入ってるワインです。どうもエージェントさんは持ってるような気配なんですけどね・・。

 まぁ、とことんナチュラルで、でも実は捨てちゃいけないものはちゃんと表現しているワインです。飲むべきだと思います。是非ご検討くださいませ。





■エージェント情報
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ブルゴーニュ最強のリスクテイカー!ヤン ドゥリューの愛の結晶ラヴ&ピフ 2014年を12ヶ月じっくり休ませてのリリースです!
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「なぜヤン ドゥリューは、権威主義うずまくブルゴーニュという土地で、その純粋さを希求し、無謀な挑戦を続けているのか。」

 彼のワインから感じる強く鋭い信念に触れるたびに抱く疑問でした。

「なぜブルゴーニュでなければいけなかったのか。」

 とらえどころのない、それでいて心の底に重く深く沈んでいる疑問を晴らしてくれるのは、いつも、彼らとともに畑に立ち、語り、グラスを傾ける時間です。ヤンの祖父が、オート コート ド ニュイの地で畑を切り拓き、ヤンの家族はブドウ栽培者としての営みを始めます。

 子供の頃から大好きな祖父とともにブドウ畑を駆け回って遊んだというヤン ドゥリュー。彼にとっては、その畑こそが人生の喜びに満ちた場所であり、畑で生きていくことは必然だったと言います。自身が少年時代を過ごし、祖父との思い出が溢れる場所。それが偶然ブルゴーニュであり、オート コート ド ニュイだったのです。
彼にとっては、ブルゴーニュの権威主義的なヒエラルキーは意味がありません。目の前の畑、目の前のブドウたちを深く観察し、理解し、愛を投じることで、その秘めた魅力を極限まで引き出すことこそが、ヴィニュロン(=ブドウ栽培・ワイン醸造家)としての使命なのです。

 現在、彼のワインはアペラシオンを取得していません。原則としてヴァン ド フランスとしてリリースされています。そして、それぞれのワインが生まれる畑も、多くは、ブルゴーニュやオート コート ド ニュイというアペラシオンに位置づけられる区画です。

 しかし彼は、常軌を逸したリスクを引き受け、膨大な労力と時間を畑に投じることによって、ブルゴーニュの権威主義を揺るがすほどのワインを次々と生み出しています。

「ヴァン ド フランスがこの価格!?」
「オート コート ド ニュイがこの価格!?」

 当然本人もこのような声が聞こえてくるのは想像していたでしょう。そして、そんな時は悪戯っ子のような笑みを浮かべながらこう答えるのでしょう。

「皆、本当にこの土地の秘めた力を知ってるのかな?」

 プリューレ ロックの特級畑でですら躊躇するようなリスクのあるアプローチを全ての畑で実践するヤン ドゥリューだからこそ、ブルゴーニュの土地の可能性と純粋さを表現できるのかも知れません。

 実際、ヤン ドゥリューのワインには常に驚きと喜びに満ちています。そしてそれは、彼の祖父への、土地への、自然への愛であり、飲み手であるわたしたちへの愛の証なのだと知るのです。そんなヤン ドゥリューの愛の結晶であるワイン、アリゴテを用いて造られるラヴ&ピフの2014年が到着しております!

 アリゴテらしい伸びやかな酸とその酸に負けずに余韻までその姿を残す果実味、どこまでも純粋でどこまでも清々しい味わいのワインです。日本到着からじっくり12ヶ月休ませてからの皆様へのご案内です。現時点でも爽快な美味しさを楽しんで頂けると思いますが、まず間違いなく長期の熟成にも耐えうるアリゴテでもあります。
クラスを超えた、既成概念を超えた、ブルゴーニュの大地が持つ本当の実力を感じられる1本です。ぜひ皆様にお試し頂きたいと思います。

 以下はN.V.(2011)のこのワインのご紹介文です。
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【柔らかな酸と旨みの濁り!すばらしいブルゴーニュ白です!】

 もう・・単にアリゴテとは呼びたくない・・そんな気持ちさえ生まれてくるような、素晴らしい白ワインでした!これは絶品の旨さです!

 お茶の宣伝で、
「濁りは旨み・・」
みたいなコピーが今も流れていますよね。たしかにペットのお茶としては、奇抜なアイデアですし、そこを推すのも良かったのかな?と思います。でも、ペットのお茶の味わいの範疇を超えては・・いないとは感じます・・・・いや、あくまで個人的な感想です。

 昔、濁りワイン・・というのが有りました。本当に濁っていて、そこに旨みのほとんどが有りました。甘みが有ったので、そこに要素が集中したような組み立てになっていました。

 このアリゴテは、実は甘くない・・んです。酸の組成で甘みに近いものを感じますが・・・これは旨みです。そして結構な澱も有ります。しかし、とても輝いていて、とてもピュア。アリゴテとしては酸が柔らかいのに・・・酸がとても美味しい!・・・これは、アリゴテの酸を旨みの酸に変えたことを意味しているように思います。

 そして、青~黄リンゴのようなニュアンスが感じられますが、普通のアリゴテのような鋭角なものではなく、鈍角でとても豊かなんですね。しかも石灰系のミネラルがごちゃまんと感じられる、素晴らしいバランスの持ち主です。

 たしかにプリューレ・ロックの、出来が良い年のワインに似たニュアンスは有るかもしれません。でももっとミネラリティがあると思いま
 それはきっと、まだ葡萄が造られてからさほど年を経ていないフランスの大地の味わいなのかもしれません。もしくは、地中で葡萄の根っこと他の植物の根っこが絡み合い、相乗効果で水分を汲み上げることに由来しているのかもしれません。でも結局は、有機栽培でなければ、もしくはビオでなければ・・・この味わいは成しえなかったでしょう。素晴らしいワインだと思います。ワイン流通者の猛者どもを虜にしたヤン・ドゥリュー・・・。目を離せない存在になりました。お奨めします!





2011 Chardonnay Selection V.d.F.
セレクスィヨン・シャルドネ V.d.F.

11247
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドュリュー

750ML 在庫    ご注文数   本
¥4,200 (外税) 
【これはブルゴーニュ・シャルドネの既存の王道を行く味わい!旨いです!】
 実はこのワインの出来が非常に良いので、「カ・ドー」を飲む前はこちらを一推しにしよう・・などと考えていたんですが、カ・ドーを飲んでしまったらこのセレクスィヨンは「安全策に過ぎない」ことに気付きまして・・・でも、普通ならこちらは非常にリーズナブルで、「揮発酸のニュアンスなど皆無」で・・お奨めし易い訳です。

 何せ昨今は、自然派のエージェントと言えば、揮発酸が多量に生成され、ほとんど「お酢状態」、しかも抜栓後にどんどんメーターが上がってしまって・・なんて状態でも、

「問題ありません」

などと平気でおっしゃる・・。ま、どうにもその香りや全部同じになってしまうアフターにも慣れてしまって、気付かないようになってしまったのかと、非常に残念にも思っている部分もある訳です。それさえ無ければ素晴らしいバイヤーなのにと・・思うんですが・・。


 こちらは非常に健全な、樽の無いムルソーに近いような味わいです。色合いも緑が薄~く入って美しいですよね?

 でも、こちらはヤンが造ったのではなく、最終的には仕上げたのかもしれませんが、「セレクスィヨネ」と入ってますので、友人が造ったものでしょう。

 しかし、タイトに締まりつつもドライでナチュラルさの有る味わいが非常に素晴らしいと感じさせてくる旨いシャルドネです。
 カ・ドーのような、有る意味「過激」(でも実は「オーソドックス」「クラシック」)なニュアンスの無い、普通の味わいです。それもかなり上級ワインに通じるようなニュアンスも持っています。

 もし可能でしたら、ヤンがリリースしたこの2種を両方飲まれてみると、noisyの言ってる意味が判り易いかと思います。カ・ドーは先進的だが実は原点回帰で有り、セレクスィヨンは現在、現時点でのナチュールの限界を示すものでも有ります。

 実は、ヤン・ドゥリューのワインは非常に高価で・・村名のモレ・サン=ドニなども造っているんですが、海外の価格を見ると・・・

「なんと4万円!」


「・・マジっすか!]

 まぁ、マジ=シャンベルタン並みのモレですが、それでも高い評価を得ているようですよ・・。飲んでみたい気もしますがちょっと怖い・・(^^;

 エージェントさんには、

「サンプル頂戴ね!」

と脅かしてありますんで、何かの間違いで飲めるようになればと・・思っています。


 この美しい色合いは伊達じゃ無いです!「カ・ドー」を受け取れないな・・と感じる方は、こちらのセレクショネを・・飲んでみてください。きっとヤンからのメッセージを受け取ることは可能かと思います。お勧めします!

Selection Chardonnay / Yann Durieux
セレクション シャルドネ / ヤン ドゥリュー
フランス ブルゴーニュ地方 シャルドネ 100%

 オート コート デュ ニュイというブルゴーニュのヒエラルキーの中では基礎の部分に位置するアペラシオンから、その感性とリスクを厭わない大胆さで世界中のワインラヴァーを魅了するワインを生み出したヤンドゥリュー。ブドウと向き合い、正しい栽培をすれば、ブドウや大地は必ず報いてくれると信じる彼は、近隣の友人で真摯にビオロジック栽培に取り組む生産者仲間も巻き込み、ブルゴーニュの新しい可能性を押し広げています。シンプルに「セレクション」と名づけられたこのワインもそんな取り組みの中から生まれたワインのひとつ。いわゆるネゴシアンワインですが、その味わいにはヤンドゥリューからの強いメッセージがしっかりと込められています。

- テイスティングの印象 2015年6月 (2011) -

 トロピカルな果実味に爽快な柑橘のニュアンスがあり、潔さを感じさせてくれるストレートな味わい。硬質なミネラルの雰囲気と絶妙な酸のバランス、余韻の複雑さなど素直に優等生だなと思わせてくれるブルゴーニュ白ワイン。ヤンドゥリューの他のワインに見られるアンニュイな雰囲気はなく、どこまでも真っ直ぐな印象。この飲み心地はさすが。