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フランス |
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Nicolas Faure |
□■ |
ブルゴーニュ |
ニコラ フォール |
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● 非常に興味深い造り手をご紹介させていただきます。ドメーヌとは言っても非常に小さな、しかも新しい造り手です。しかし、その経歴を見ると・・凄いですよね。若いながらも着実にスキルアップ・・・しかもD.R.C.を退社してプリューレ・ロックに移動・・ですと。
さらには、そんな環境を生かせたのか、引く手数多なD.R.C.の使用済みの樽を使っての醸造もしちゃってます!
力量も認められ、環境も良いのでしょう。昔からの地主で無い者が、ヴォーヌ=ロマネ近辺で新たに造り手になる・・と言うことが、どれほど大変なことか・・。
そんな部分を見て飲んでみたくなり・・ご紹介することになりましたが、やはり非常に少ないようです。でも、とにかく気になる部分が多過ぎる「ニコラ・フォール」。かなりの見っけもんかと思っています。
アニェス・パケの下で1年間、ローヌの雄ジャン・ルイ・シャーヴの下で1年間の修業を終えたニコラ・フォールは、2010年5月にDRC社に入社。以来2015年3月に退社するまでの約5年間にわたって、同社で栽培の仕事を全うしました。
並行して2011年3月、ヴォーヌ・ロマネに接するニュイ・サン・ジョルジュ北東端のリウ・ディ「レ・ゼルビュ」の樹齢約50年の区画をフェルマージュによって賃借できる好機を得て、同年より、自身によるワイン造りを開始しました。
栽培と醸造はDRC社の手法を随所に採り入れ、また、「ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ゼルヴュ」の樽熟成には同社の1~2回使用樽を使用しています(AOCは厳に非公開だそうです)。 「芳香、複雑味、長い余韻の3点を追求しています」(ニコラ・フォール)。
2014年には、極少面積ながらも念願の自社畑(コトー・ブルギニヨンとACブルゴーニュ)を取得し、正真正銘のドメーヌとなりました。
2015年3月、DRC社の共同経営者のひとりであるアンリ・フレデリック・ロック氏当人より熱烈なラブコールを受けて、氏自身のドメーヌ「プリューレ・ロック」に異動(?)することになり、以来、同ドメーヌの栽培および醸造を担当しています。(さぞ面食らったことでしょう(笑))。所在村 Meuilley 醸造家 Nicolas Faure 所有畑面積 0.23ha ドメーヌ継承年 2011年 栽培における特記事項 極めて厳格なリュット・レゾネ栽培(化学肥料、除草剤、殺虫剤、防腐剤は一切使用しない)。馬で耕作 醸造における特記事項 原則として除梗しない。天然酵母のみで発酵。無清澄、ノンフィルターでビン詰め 販売先 販売を開始したばかり 掲載実績のある海外メディア 「Bourgogne Aujourd'hui」 参照できる日本のメディア 「ワイナート」第73号P42
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2017 |
Bourgogne Aligote la Corvee de Bully |
ブルゴーニュ・アリゴテ ラ・コルヴェ・ド・ビュリー |
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14194
7598
[Vin Nature]
スティルワイン
白
辛口
フランス
ブルゴーニュ
■エージェント情報 ペルナン村のACブルゴーニュ区画より植樹1914年で、2014Vについては樹齢ぴったり100年!死んだ樹は苗木に植え替えましたが、その収穫がはじまるのは5~6年後からなので、現時点では正確に「樹齢100年」です。 2016年もの 今飲んで89+ ポテンシャル90 飲み頃予想 今~2035 リアルワインガイド第62号
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【こちらのアイテムは入荷激減に付きテイスティング不能ですが、コトー・ブルギニヨン2017年のテイスティングからかなり良いと思われます。超古木の希少なアリゴテです!】 | とても飲める数量では無いので以前のレヴューを掲載しています。
【化け物級ブルゴーニュ・アリゴテ!!この繊細な表情に触れてみてください!!】
めちゃくちゃ繊細な凄いブルゴーニュ・アリゴテをご紹介します。超限定キュヴェなので・・お早めにどうぞ。
因みにですね・・何が化け物なのか?・・と言うと、普通はまぁ、
「味わいが化け物!」
となるんですが、確かに味わいが化け物では有るとしてもですね・・
「繊細な微表現の凄さ!」
が化け物なんですね・・。
1世紀もの長い時間を生き抜いたとしても、シャルドネならそれも理解できましょうが、
「アリゴテが超繊細な微表現をしている?・・んな訳無いしょ!」
と思われるのが関の山ですよね。
でも、本当に高質な繊細・微細な表現が超美味しいワインなんですね・・。
色合いも実に美しいでしょう?長いことグラスの中のワインの写真を撮っていて気付くことは、素晴らしいワインは写真映りも良い・・ってことなんですね。不思議なんですが、本当にそうです。noisy の写真の腕はご存知の通り、超3流です。画角が決まったら・・と言うか、変な映り込みだけは何とか避け、焦点を適当に合わせてシャッターを押すだけです。
まぁ、目の前のワインからは、これも不思議なんですが、ビオ系のワインは香りのスピードが速く、So2が少ないか入れてないとふっくらとした香りが上がってるんですね・・だからのんびりもしてられず、そそくさとワインのテイスティングに入ってしまいますんで、写真の腕前は見事に上達しません。
味わいですが、とてもソフトでややふっくらとしたスピードもそこそこに速い、リンゴ系、柑橘系のアロマが立ってきます。中域も良い具合に膨れてくれ、酸のバランスも良いです。普通、アリゴテはやや尖った鋭い酸が感じられますが、こちらのアリゴテはシャルドネに毛が生えた程度・・素晴らしいバランスです。
「でもな・・ペルナンじゃな~・・」
と思ってらっしゃるでしょ?・・いや、そのお考えはダメですね・・。何故って・・
「ペルナン=ヴェルジュレスは、あの偉大なシャルルマーニュを産する村」
ですから。しかも本来、コルトン=シャルルマーニュに植わっていたのは「アリゴテ」なんですね。それをシャルルマーニュ大帝の頃に強制的にシャルドネに植え替えさせたとされてまして、多産で酸の強いアリゴテは嫌われてたんですね。
ですが、シャルドネだと言いつつ、結構なパーセンテージでアリゴテが入っていたりするんですよ。アリゴテにはシャルドネには無い味わいの深みが、実は存在するんです。このラ・コルヴェ・ド・ビュリーには、そんな深~い表現がバッチリ・・されちゃってるもんですから、それも高貴さまで漂っていると言う状況なんです。
超古木のアリゴテと言うとアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールを思い出しますが、あの涙が出てきそうな味わいのアリゴテとも違い、生き生きとしつつも繊細な表情が素晴らしいと思いました。
「・・アリゴテが繊細な訳、無いじゃん!」
と思われるかもしれませんが、あのドヴネのアリゴテなんぞ、アリゴテとは思えないでしょ?それに最近は高くて買えませんが、コシュ=デュリのアリゴテも、
「ムルソーはもういらん!アリゴテで充分!」
とさえ思わせてくれるんですよ。
で、このラ・コルヴェ・ド・ビュリーは・・誤解を恐れずに言わせていただくとすればコシュ=デュリ風・・と認識してます。まぁ・・それでも昨今はコシュ=デュリのアリゴテすら飲めてないですから、記憶の中に微かに存在しているものとの比較の話になっちゃいますが・・。でも、こんな素晴らしいワインを造れるなんて・・ニコラ・フォリーの手腕は凄いですね。高過ぎるし不安定だし・・で、このところすっかり離れてしまったプリューレ・ロックが気になってきちゃいました。
と言う訳で、超素晴らしいブルゴーニュの100歳ピッタリのアリゴテです!ぜひご検討くださいませ。お勧めいたします。. |
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2017 |
Bourgogne Hautes-Cotes de Beaune Blanc la Corvee de Bully |
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ ブラン ラ・コルヴェ・ド・ビュリー |
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14196
7597
[Vin Nature]
スティルワイン
白
辛口
フランス
ブルゴーニュ
■エージェント情報 2017年がファーストヴィンテージの新作です。ペルナン・ヴェルジュレス村内の区画「ラ・コルヴェ・ド・ビュリー」より。シャルドネ80%、ピノ・ブラン20%。0.13ha。2015年3月に植樹。(より複雑な味わいを求めて、ピノ・ブランもこの時新たに植えました)。2回使用樽で発酵&11ヶ月間熟成。
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【こちらはファースト・ヴィンテージです!ル・シャルルマーニュの北、コルトンの丘の北に位置する希少なオート=コート・ド・ボーヌ・ブランです!】 | noisyも是非飲んでみたいと思っているオート=コート・ド・ボーヌの白です。この畑はコルトンの丘の北にあるので日照に問題が有り、村名にも、当然ながら一級にも認定されなかった畑です。
しかし、地層的にはル・シャルルマーニュに近いものがあると考えられますから、昨今の温暖化の影響を受け、冷ややかさの有る、コルシャルに近い風情を持っているんじゃないかと踏んでいる訳ですね。
先日他界されたアンリ・フレデリック・ロックさんの招きでプリューレ・ロックで仕事をしていた位ですし、ドメーヌ・ベルトーでのワインの仕上がり、そして何よりドメーヌ・ニコラ・フォールのワインのピュアさとふくよかさ、そして見事に健康なナチュラル感には驚かされていますので、
「コルトンの丘のふもとでのリーズナブルな白ワインが、どんな風情を見せてくれるか?」
と言う興味が尽きないのですが、何せ入荷は3本と言う割り当て。どうにもこうにも上手く行きません。
もし飲まれましたら是非情報提供をお願いいたします。
また、このコルトンの丘の白は、
「シャルドネだと言いながらのピノ・ブランやアリゴテ」
が常態化していたのが事実で、実を付けなくなったそれらをシャルドネに植え替えたら途端に品質が落ちたなどと言われることも多々有ったようです。単純に樹が若くなったから・・だけでは済まされない、重要な何かが有り、それを知っているニコラ・フォールはピノ・ブランも植樹したのでしょう。
是非ともご検討くださいませ。. |
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2017 |
Coteaux Bourguignons Rouge Mes Gamays |
コトー・ブルギニョン・ルージュ・メ・ガメイ |
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14193
7596
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
■エージェント情報 プレモー村内の区画「ラ・クロワ・ド・シュラン」より。0.12ha。ガメイ100%。樹齢40年以上のVV。ステンレスタンクで発酵後、12ヶ月間樽熟成。キュヴェ名の「メ・ガメイ」は「私のガメイ」という意味で、2014年に初めて自社畑を所有できた喜びが表現されています。 2016年もの 今飲んで89+ ポテンシャル90 飲み頃予想 今-2035 リアルワインガイド第62号
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【2017年ものは値下げ・・しかし、こりゃぁバケモンです!】 | 滅茶良い時のプリューレ・ロック(・・確率は低いが)をさらにプリップリに膨らませ、リアルな果実感と複雑性を付加したかのような素晴らしいブルゴーニュワインです。敢えてコトー・ブルギニヨンと言う必要性を感じません。手放しで褒めたい、実に旨いブルゴーニュワインです。
黒果実に赤果実がもう、本当にブリッブリです!テッカテカと言って良いかもしれません。先ほど、もいで来たばかりの熟度の高い新鮮果実が目の前に有ります。
基本、全房発酵に持ち込みたい人ですんで、そう言う系統の味わいです。プリューレ・ロックしかり、フィリップ・パカレ、マルセル・ラピエール、ジャン・フォワイヤール。でもこれを飲んでしまうとフィリップ・パカレは干乾びてるだろ!・・とさえ言いたくなってしまいます(・・言葉が悪くてすみません。それでも昔はそうでもなかったんですけどね。)ジャン・フォワイヤールの、あの超秀逸なモルゴン・コート・デュ・ピィ・キュヴェ3.14を超えてくるような超絶さです。
それでいて、しかめっ面をして飲ませるような、ナイーヴな味わいじゃぁ無いんですね。どこかにおおらかさと言うか、包容力のある・・と言うような感覚を与えてくれます。
そして、この全房発酵系の・・醸造由来のニュアンスが消えた時、このコトー・ブルギニヨンは爆発し始めるでしょう!
今はあのアメリー・ベルトーのいい人で有り、ドメーヌ・ベルトーの醸造長でも有りますが、ドメーヌ・ベルトーのジャンプ・アップはこのニコラ・フォール有っての出来事だったに違いないと、今更ながらに感じられてしまいます。
「コトー・ブルギニヨンに過ぎないから・・」 「ガメイって?・・」
等と言ってる場合では有りません。ワイン上級者から初心者まで、飲む者を幸せに導いてくれる・・そんなポテンシャルを持った素晴らしいワインでした。是非飲んでみてください!一推しです。追加は出来ません。
以下は以前のレヴューです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コート・ド・ニュイにおけるビオを感じさせてくれるのはニコラ・フォールだけ!!?】 まぁ、ブルゴーニュのコート・ドールも、広いようで本当に狭いですし、何せ人の数は少ない訳です。ほとんどの土地には葡萄をはじめ植物が植わっている訳ですし、正に「集落」を思わせる・・例えば埼玉の「秩父(ちちぶ)」から西に移動するとそんな感じになってきます。
数年前に秩父から西に向かい三峯神社へ行った時などは、携帯がつながらず・・でも集落に近づくといきなり繋がったり、離れるとアンテナが立たなくなったりしていましたが、そんな感じに似ているかもしれません。
で・・コート・ドールもそんな感じで、村の中央辺りに集落が有り国道で繋がっています。コート・ドールのコート・ド・ニュイの南端がプレモー=プレシー&ニュイ=サン=ジョルジュで、その北がヴォーヌ=ロマネです。
その南端のプレモーに取得したガメが植わっている畑で造られたのがこのコトー・ブルギニヨン、つまり以前の「パストゥグラン」です。一生懸命に造られた「パストゥグラン」は本当に美味しいですよね。樹齢40年以上のヴィエイユ・ヴィーニュだそうです。
今回は数が無くてとても飲めません。それに今回は仕入れを見送ったニコラ・フォールのアロース=コルトンには、
「ドメーヌ・ベルトーの樽」
が使用されているようで、興味は尽きないですね。アペラシオンを考えるとちょっと高目ですけどね。
で、ニコラ・フォールの彼女がアメリー・ベルトーだそうで・・・まぁ、狭い地域ですから、ヴォーヌ=ロマネ村に本拠の有るドメーヌ・フランソワ・ジェルヴェがアメリー・ベルトーの母方ですから、子供のころからのお付き合いだったんでしょうね。
それにしてもニコラ・フォールのワインとドメーヌ・ベルトーのワインでは、かなり仕上がりが違うなぁ・・と言う印象ですが、ニコラ・フォールのワインが持つ「生き生き、溌剌としたイメージ」は昔のドメーヌ・ベルトーには全く無く、アメリーがやるようになってから持つようになったのは、若いブルゴーニュ人の世代たちが持っているワインのイメージを想像させます。
その昔、プリューレ=ロックの・・今では考えられないような下級クラスのワイン、例えば1997年のグラン・ドルディネール(白)とか、1999年のオート=コート・ド・ニュイ・ブラン、サン=ロマン・ブラン(両方ともアンリ=フレデリック・ロック名義)などを3千円もしないで販売していましたが、ビオディナミや自然派と言う言葉がようやく定着し始めた頃で楽しかったですね。
特にグラン・ドルディネールはアンリ=フレデリック・ロックがいたずらで造ったんだ・・とか、いや、フィリップ・パカレが関与してる・・とか、なんのかんの、やいのやいのとワイワイ騒ぎながら楽しんで飲めました。実際、あのフィリップ・パカレも2000年頃までだったか、プリューレ=ロックに在籍していましたからね。
因みに・・その頃のデータを探していたら、ちょっと興味深いイントネーションで言葉になっていましたのでご紹介しますね。今は無き、INAさんからその頃いただいたテイスティングデータです。noisyのものでは有りません。おそらくですが、その頃「女番長」と呼ばれ、現在リアルワインガイドのテイスターにもなっていらっしゃるT女史のものかなぁと思います。
【有償サンプルのコメント】 =============================== 1)白 ブルゴーニュ グラン オルディネール ブラン 1997 プリューレ ロック(500ml) 仕切価格¥-、--- 参考上代¥-、--- プリューレ ロック、ドメーヌ物の白で、シャルドネを印象付ける香りはほとんどなく、自然派ワインらしい香りはロック独特のものです。シュナン ブランを思わせる酸味も印象的です。やや褐色がかった色と香りには、熟成感が少々出ています。
で、自分たちでテイスティングして・・
「この褐色掛かった、落ちた色って・・有りか~?」
とか、
「ん~・・So2絡みの話しでそここそがナチュラル由来なんでね~の~?」
とか・・ですね・・。今じゃ笑っちゃうような会話でしょうけどね。
そう言う意味では、プリューレ=ロックはブルゴーニュの自然派生産者を目指す若者たちの、特にコート・ド・ニュイでの本拠、基地のようになっていたことが伺われます。今では手の届かないプライスになってしまいましたし、色々とナーバスな問題が有ると考えられますので扱い辛く、ご紹介に至っていないのは残念ですが、
「まだニコラ・フォールがいるじゃないか!」
と思えるんですね。
是非そんな裏側を想像しながら飲むのも「オツ」じゃないかと思います。ご検討くださいませ。. |
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2017 |
Bourgogne Rouge aux Argillieres |
ブルゴーニュ・ルージュ・オー・ザルジリエール |
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14195
7595
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
■エージェント情報 2014年に購入した、プレモー村内の区画「レ・ザルジリエール」より。0.13ha。樹齢は約35年。ステンレスタンクで発酵後、12ヶ月間樽熟成。
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【A.C.ブルゴーニュとするなら少し高価だが、この畑のポテンシャルはほぼN.S.G.のはず!ド・シャソルネイのザルジリエールを思わせる味わいか?】 | 余りに少なすぎて飲めない・・けれど、ニコラ・フォールのニュイ=サン=ジョルジュ・オー・ゼルビュを飲んでしまったから、もう飲みたくて飲みたくて仕方が無いんですが、他にも試飲しなければならないワインが山積みの状態が、このワインを減らすことを防いでいます・・。
何せ、あのザルジリエールですよ?・・ド・シャソルネイの看板だったレ・ザルジリエールは1級畑でしたが、このオー・ザルジリエールは1つ格下の村名でも無いんですよ。A.C.ブルゴーニュと言うクラスになっちゃうんですね・・。どう言う事なんでしょうね。地図を調べても見当たらないので、プレモーの村のど真ん中の、家が集中している部分近くに有るのかもしれません。
ド・シャソルネイのザルジリエールはスパイシーで旨かったですが、やはりコサール流のエルヴァージュによるコサール風な味わいです。だとすると、まるで「マルセル・ラピエール」のようなピュアでナチュラルな風味がこのA.C.ブルゴーニュにも存在するんじゃないかと・・思うんですね。
そしてザルジリエールと言う畑ですから・・・どうなっちゃってるのか、気になって仕方が無いですが、取り合えず飲むのは保留・・是非とも皆さんに飲んでみて確認していただけたらと思います。もし余るようでしたら時間を見て飲んでみます。. |
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2017 |
Nuits-Saint-Georges Les Herbues |
ニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルビュ |
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14197
7599
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 0.23ha。フェルマージュ。樹齢約50年のVV。ステンレスタンクで発酵後、DRC社の1~2回使用樽(AOCは非公開です)で12ヶ月間熟成。 2016年もの 今飲んで 92 ポテンシャル 93 飲み頃予想 2020~2045 リアルワインガイド第62号
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【2017年ものはおそらく健康的でピュアさ満載!?価格も実にリーズナブルです!】 | 実は皆さんが思っているよりもずっとレア・アイテムなのがこのニコラ・フォールです。日本では知名度がまだ高く無く、実際に飲まれた方が少ない状況の中で、ワイン屋レベルでは非常に希少で是非とも扱いたいアイテムなんですね。そして完全に割り当てアイテムです。
2016年まで、出来る限りテイスティングするようにしていたこのニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルヴュですが、2017年ものは今のところテイスティングしておりません。
と言うか、もう信頼度が抜群なんですね。美味しく無い訳が無い・・そう感じてしまっています。
そうは言いつつも2017年ものはブルギニヨンをテイスティングしていますが、もしニコラ・フォールを知るためだけだったらコトー・ブルギニヨンで充分です。
複雑緻密なブルゴーニュワインの神秘的な部分に迫ろうと思うなら、このレ・ゼルヴュやアロース=コルトンを是非お試しください。
2016年ものの評価になりますが、ニュイ・ゼルヴュが92~93、アロース=コルトンが92~93+です。2017年もののリアルワインガイドでのご紹介はおそらく第66号になるかと思います。ご期待ください。
以下は以前のレヴューです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2016年ながら全くネガティヴさ無し!DRC、P.パカレ、プリューレ=ロック、マルセル・ラピエールを足して4で割ったような・・ニュアンスです!】
世の中の「流行」とか「人気」と言ったものは、ほんの些細な出来事がきっかけになって起こる・・それが大衆に起こると「ブーム」と呼ばれるようになるのでしょう。
ワインの場合は狭い世界の中ですので、日本全国的な・・とかには中々ならないものですが、それでも何度かの、
「ワインブーム」
が起きています。ただしそれは、赤ワインのポリフェノールが身体に良い・・などと言う、味わいにはほとんど関係の無いものです。
このニコラ・フォールのワインも、テイスティングする前の段階においては、
「ん?・・DRCの元従業員でプリューレ・ロックで働いてる人の始めたドメーヌ?・・ただそれだけじゃぁね~・・眉唾だよね~・・」
と言うようなイメージで、ただそれだけの情報で仕入れて中身も確認せずに販売できるワイン屋さんたちのズ太い神経に、ただただ驚いたものです。
しかしながらテイスティングしてみますと、明らかに極上と言える出来栄えですので、他の始めたばかりのドメーヌたちと比較してもやや高めのプライスも充分以上に納得できるものだと確信しました。その上で新着でご案内したんですが・・
「・・ま~・・呆れるほど売れない・・」
と言う状況でした。
「こんなに旨いのに・・」
とは思ったものの・・
「ブルゴーニュファンは保守的だからなぁ・・」
と諦めていました。
多くのワインファンは、経験を積めば積むほど保守的になる傾向が有り、冒険をしない・・つまり、敢えて損をするかもしれないようなことをしたくない・・と言うような気持ちになられるようで、飲み始めて10年もすると、大御所狙い、もしくはどこかで大絶賛され興味を抱いた造り手限定・・になってしまいます。
このニコラ・フォールはまさにそれを地で行ったかのような造り手で、noisy が、幾ら素晴らしいよと言っても動かなかったブルゴーニュワインファンたちも、リアルワインガイド第58号で2014年もののレ・ゼルヴュが、
今飲んで92 ポテンシャル93飲み頃予想 今~2045
と絶賛され、それが徐々に広まるにつれ、世の中から姿を消して行きました。noisy のところも長く残っていた白(これも美味いんですよ・・)までスッカラカンになり、世の無情と自身の力の無さ・・と言うか、まぁ信用度でしょうね・・改めて知ることになる訳です。
「何だかなぁ・・」
と言うようなある種の脱力感に支配されるような気持ちになります。
2016年のニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルヴュは、2014年もののような濃密さまでは持ち合わせていないものの、やはり同様なD.R.C.やプリューレ・ロックに似たワイン的ニュアンスを多く持っています。決して薄く無く、バランスに優れ、ブルゴーニュの自然派的な健全さとピュアさに満ちています。
罰線直後は少し閉じこもり気味では有りますが、グラスを振っていると・・もしくは若干温度が上がってくるとどんどん元気になり、全房発酵由来風のナチュラルなアロマより、心地良い軽やかなスパイスとベリーやダークチェリーの果実感を見せます。
中域は適度な膨らみを持ち、余韻も軽やかで美しいです。中盤以降はやはりマルセル・ラピエールやフィリップ・パカレ、プリューレ=ロックに良く似た風ですが、それらより少しパワフルと言えますがDRCよりは少し弱い・・感じです。
しかしながらこの質感はそれらと同様のものを感じます。2016年的な・・と言うか、あくまで2016年を弱いヴィンテージだと決めつけた場合のイメージでは有りますが、ネガティヴに捉えられるほどのものは無く、エレガントでピュアな仕上がりを褒めるべきだと判断しました。
また、ニュイ=サン=ジョルジュのワインに在りがちな「土臭さ」は全く無い・・と言って良いレベルで、これからの瓶熟でさらなる高みへと昇る姿が素直にイメージされます。素晴らしい仕上がりでした。
まだまだ知名度は低いと感じますが、それでも一部のブルゴーニュ・ファンに認められて来ています。仕入れも非常に難しく、「完全に割り当て」状態に近くなっています。今回はA.C.アロース=コルトンの輸入も有ったのですが、割り当てになることと数が少ないことで、断りました。入れたら初めてのアイテムですので飲まなければならず、さりとて飲んだら利益率を心配するどころでは無くなりますし、1級では無く村名でニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルヴュと同価格・・と言うことでしたので、扱いは次回以降に持ち越した次第です。
色合いも実に良いですよね~・・味わいも、フィリップ・パカレより安定していますし、時に平板で厚みの無い味わいに成ってしまう同クラスのパカレよりも旨いんじゃないかと思います。ご検討くださいませ。素晴らしいです!
以下は2014年もののレヴューです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【素晴らしいです!・・あのマルセル・ラピエールがニュイのワインを造ったら、きっとこうなるでしょう!!】
かの世界一のワイン、もしくはブルゴーニュワインのトップと言えばD.R.C.で有ることは、誰も疑わない衆知の事実でしょう。でも、D.R.C.の栽培はビオの思想が息づいており、厳密に言えばビオディナミでは無いとしても、ほとんどそれに近く、自然派ワインであることは意外に知られていないのかもしれません。
このニコラ・フォールのNSGレ・ゼルビュはヴォーヌ=ロマネ村に接するリューディです。ニュイの村がヴォーヌ=ロマネの村に食い込んだ形になっていまして、その形から言えば、ヴォーヌ=ロマネのアペラシオンでもおかしくは無いです。
そんな位置にありますんで、結構ヴォーヌ=ロマネ的でして、柔らかく強くない酸と穏やかなスパイス感がこのワインの特徴でしょう。
しかもワインのニュアンスが、まるでマルセル・ラピエールのモルゴン・・・しかもSo2無しのものに非常に似ており、
「ラピエールがニュイ、もしくはヴォーヌ=ロマネを造るとこうなる?」
と思えるようなニュアンスです。
何しろこのニコラ・フォールはD.R.C.に居て、辞めてプリューレ・ロックに居りますから、DRC的でも有り、ロック的でも有ると言えるかもしれません。
しかしDRCっぽくは有るものの、「凄み」までは備わらず、ロックも上出来の時は(つまり大将が口を出さなかった時は?)素晴らしいですが、結構不安定なヴィンテージも有りますので・・ なので、ラピエール的・・と言う判断なのかもしれません。
非常にナチュラルでピュアです。揮発酸などのアヴァンギャルドさは有りません。エレガンス有り、エッジに引っかかりの少なく滑らかです。さすがに早いかな?・・と思いますが、今でも結構に美味しく飲めてしまいました!
どうやら・・noisy が知らなかっただけ?・・なのかもしれません。ほぼ割り当て状態なのかな?・・ACブルはたったの数本です・・価格も決して高く無いと言えますので、ピノ・ノワール・ファンの方!・・是非ご検討くださいませ!かなり・・お奨めです!
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2017 |
Aloxe-Corton |
アロース=コルトン |
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14198
7594
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
アロース=コルトン
■エージェント情報 2015年がファーストヴィンテージの新作です。「レ・ヴァロジエール」と「レ・カイエット」の2区画合計で0.12ha。フェルマージュ。樹齢約60年のVV。ステンレスタンクで発酵後、「ドニ・ベルトー」の1~2回使用樽(AOCは非公開です。当主アメリーがニコラの彼女!)で12ヶ月間熟成。 2016年もの 今飲んで 92 ポテンシャル 93+ 飲み頃予想 2021~2050
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【2017年ものはおそらく健康的でピュアさ満載!?価格も実にリーズナブルです!】 | 実は皆さんが思っているよりもずっとレア・アイテムなのがこのニコラ・フォールです。日本では知名度がまだ高く無く、実際に飲まれた方が少ない状況の中で、ワイン屋レベルでは非常に希少で是非とも扱いたいアイテムなんですね。そして完全に割り当てアイテムです。
2016年まで、出来る限りテイスティングするようにしていたこのニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルヴュですが、2017年ものは今のところテイスティングしておりません。
と言うか、もう信頼度が抜群なんですね。美味しく無い訳が無い・・そう感じてしまっています。
そうは言いつつも2017年ものはブルギニヨンをテイスティングしていますが、もしニコラ・フォールを知るためだけだったらコトー・ブルギニヨンで充分です。
複雑緻密なブルゴーニュワインの神秘的な部分に迫ろうと思うなら、このレ・ゼルヴュやアロース=コルトンを是非お試しください。
2016年ものの評価になりますが、ニュイ・ゼルヴュが92~93、アロース=コルトンが92~93+です。2017年もののリアルワインガイドでのご紹介はおそらく第66号になるかと思います。ご期待ください。
以下は以前のレヴューです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2016年ながら全くネガティヴさ無し!DRC、P.パカレ、プリューレ=ロック、マルセル・ラピエールを足して4で割ったような・・ニュアンスです!】
世の中の「流行」とか「人気」と言ったものは、ほんの些細な出来事がきっかけになって起こる・・それが大衆に起こると「ブーム」と呼ばれるようになるのでしょう。
ワインの場合は狭い世界の中ですので、日本全国的な・・とかには中々ならないものですが、それでも何度かの、
「ワインブーム」
が起きています。ただしそれは、赤ワインのポリフェノールが身体に良い・・などと言う、味わいにはほとんど関係の無いものです。
このニコラ・フォールのワインも、テイスティングする前の段階においては、
「ん?・・DRCの元従業員でプリューレ・ロックで働いてる人の始めたドメーヌ?・・ただそれだけじゃぁね~・・眉唾だよね~・・」
と言うようなイメージで、ただそれだけの情報で仕入れて中身も確認せずに販売できるワイン屋さんたちのズ太い神経に、ただただ驚いたものです。
しかしながらテイスティングしてみますと、明らかに極上と言える出来栄えですので、他の始めたばかりのドメーヌたちと比較してもやや高めのプライスも充分以上に納得できるものだと確信しました。その上で新着でご案内したんですが・・
「・・ま~・・呆れるほど売れない・・」
と言う状況でした。
「こんなに旨いのに・・」
とは思ったものの・・
「ブルゴーニュファンは保守的だからなぁ・・」
と諦めていました。
多くのワインファンは、経験を積めば積むほど保守的になる傾向が有り、冒険をしない・・つまり、敢えて損をするかもしれないようなことをしたくない・・と言うような気持ちになられるようで、飲み始めて10年もすると、大御所狙い、もしくはどこかで大絶賛され興味を抱いた造り手限定・・になってしまいます。
このニコラ・フォールはまさにそれを地で行ったかのような造り手で、noisy が、幾ら素晴らしいよと言っても動かなかったブルゴーニュワインファンたちも、リアルワインガイド第58号で2014年もののレ・ゼルヴュが、
今飲んで92 ポテンシャル93飲み頃予想 今~2045
と絶賛され、それが徐々に広まるにつれ、世の中から姿を消して行きました。noisy のところも長く残っていた白(これも美味いんですよ・・)までスッカラカンになり、世の無情と自身の力の無さ・・と言うか、まぁ信用度でしょうね・・改めて知ることになる訳です。
「何だかなぁ・・」
と言うようなある種の脱力感に支配されるような気持ちになります。
2016年のニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルヴュは、2014年もののような濃密さまでは持ち合わせていないものの、やはり同様なD.R.C.やプリューレ・ロックに似たワイン的ニュアンスを多く持っています。決して薄く無く、バランスに優れ、ブルゴーニュの自然派的な健全さとピュアさに満ちています。
罰線直後は少し閉じこもり気味では有りますが、グラスを振っていると・・もしくは若干温度が上がってくるとどんどん元気になり、全房発酵由来風のナチュラルなアロマより、心地良い軽やかなスパイスとベリーやダークチェリーの果実感を見せます。
中域は適度な膨らみを持ち、余韻も軽やかで美しいです。中盤以降はやはりマルセル・ラピエールやフィリップ・パカレ、プリューレ=ロックに良く似た風ですが、それらより少しパワフルと言えますがDRCよりは少し弱い・・感じです。
しかしながらこの質感はそれらと同様のものを感じます。2016年的な・・と言うか、あくまで2016年を弱いヴィンテージだと決めつけた場合のイメージでは有りますが、ネガティヴに捉えられるほどのものは無く、エレガントでピュアな仕上がりを褒めるべきだと判断しました。
また、ニュイ=サン=ジョルジュのワインに在りがちな「土臭さ」は全く無い・・と言って良いレベルで、これからの瓶熟でさらなる高みへと昇る姿が素直にイメージされます。素晴らしい仕上がりでした。
まだまだ知名度は低いと感じますが、それでも一部のブルゴーニュ・ファンに認められて来ています。仕入れも非常に難しく、「完全に割り当て」状態に近くなっています。今回はA.C.アロース=コルトンの輸入も有ったのですが、割り当てになることと数が少ないことで、断りました。入れたら初めてのアイテムですので飲まなければならず、さりとて飲んだら利益率を心配するどころでは無くなりますし、1級では無く村名でニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルヴュと同価格・・と言うことでしたので、扱いは次回以降に持ち越した次第です。
色合いも実に良いですよね~・・味わいも、フィリップ・パカレより安定していますし、時に平板で厚みの無い味わいに成ってしまう同クラスのパカレよりも旨いんじゃないかと思います。ご検討くださいませ。素晴らしいです!
以下は2014年もののレヴューです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【素晴らしいです!・・あのマルセル・ラピエールがニュイのワインを造ったら、きっとこうなるでしょう!!】
かの世界一のワイン、もしくはブルゴーニュワインのトップと言えばD.R.C.で有ることは、誰も疑わない衆知の事実でしょう。でも、D.R.C.の栽培はビオの思想が息づいており、厳密に言えばビオディナミでは無いとしても、ほとんどそれに近く、自然派ワインであることは意外に知られていないのかもしれません。
このニコラ・フォールのNSGレ・ゼルビュはヴォーヌ=ロマネ村に接するリューディです。ニュイの村がヴォーヌ=ロマネの村に食い込んだ形になっていまして、その形から言えば、ヴォーヌ=ロマネのアペラシオンでもおかしくは無いです。
そんな位置にありますんで、結構ヴォーヌ=ロマネ的でして、柔らかく強くない酸と穏やかなスパイス感がこのワインの特徴でしょう。
しかもワインのニュアンスが、まるでマルセル・ラピエールのモルゴン・・・しかもSo2無しのものに非常に似ており、
「ラピエールがニュイ、もしくはヴォーヌ=ロマネを造るとこうなる?」
と思えるようなニュアンスです。
何しろこのニコラ・フォールはD.R.C.に居て、辞めてプリューレ・ロックに居りますから、DRC的でも有り、ロック的でも有ると言えるかもしれません。
しかしDRCっぽくは有るものの、「凄み」までは備わらず、ロックも上出来の時は(つまり大将が口を出さなかった時は?)素晴らしいですが、結構不安定なヴィンテージも有りますので・・ なので、ラピエール的・・と言う判断なのかもしれません。
非常にナチュラルでピュアです。揮発酸などのアヴァンギャルドさは有りません。エレガンス有り、エッジに引っかかりの少なく滑らかです。さすがに早いかな?・・と思いますが、今でも結構に美味しく飲めてしまいました!
どうやら・・noisy が知らなかっただけ?・・なのかもしれません。ほぼ割り当て状態なのかな?・・ACブルはたったの数本です・・価格も決して高く無いと言えますので、ピノ・ノワール・ファンの方!・・是非ご検討くださいませ!かなり・・お奨めです!
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2016 |
Coteaux Bourguignons Rouge Mes Gamays |
コトー・ブルギニョン・ルージュ・メ・ガメイ |
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13386
7593
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
■エージェント情報 プレモー村内の区画「ラ・クロワ・ド・シュラン」より。0.12ha。ガメイ100%。樹齢40年以上のVV。ステンレスタンクで発酵後、12ヶ月間樽熟成。キュヴェ名の「メ・ガメイ」は「私のガメイ」という意味で、2014年に初めて自社畑を所有できた喜びが表現されています。 2015年もの-->今飲んで89 ポテンシャル90 飲み頃予想2022-2042 リアルワインガイド第58号
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2016 |
Nuits-Saint-Georges Les Herbues |
ニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルビュ |
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13388
7591
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 0.23ha。フェルマージュ。樹齢約50年のVV。ステンレスタンクで発酵後、DRC社の1~2回使用樽(AOCは非公開です)で12ヶ月間熟成。
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【2016年ながら全くネガティヴさ無し!DRC、P.パカレ、プリューレ=ロック、マルセル・ラピエールを足して4で割ったような・・ニュアンスです!】 | 世の中の「流行」とか「人気」と言ったものは、ほんの些細な出来事がきっかけになって起こる・・それが大衆に起こると「ブーム」と呼ばれるようになるのでしょう。
ワインの場合は狭い世界の中ですので、日本全国的な・・とかには中々ならないものですが、それでも何度かの、
「ワインブーム」
が起きています。ただしそれは、赤ワインのポリフェノールが身体に良い・・などと言う、味わいにはほとんど関係の無いものです。
このニコラ・フォールのワインも、テイスティングする前の段階においては、
「ん?・・DRCの元従業員でプリューレ・ロックで働いてる人の始めたドメーヌ?・・ただそれだけじゃぁね~・・眉唾だよね~・・」
と言うようなイメージで、ただそれだけの情報で仕入れて中身も確認せずに販売できるワイン屋さんたちのズ太い神経に、ただただ驚いたものです。
しかしながらテイスティングしてみますと、明らかに極上と言える出来栄えですので、他の始めたばかりのドメーヌたちと比較してもやや高めのプライスも充分以上に納得できるものだと確信しました。その上で新着でご案内したんですが・・
「・・ま~・・呆れるほど売れない・・」
と言う状況でした。
「こんなに旨いのに・・」
とは思ったものの・・
「ブルゴーニュファンは保守的だからなぁ・・」
と諦めていました。
多くのワインファンは、経験を積めば積むほど保守的になる傾向が有り、冒険をしない・・つまり、敢えて損をするかもしれないようなことをしたくない・・と言うような気持ちになられるようで、飲み始めて10年もすると、大御所狙い、もしくはどこかで大絶賛され興味を抱いた造り手限定・・になってしまいます。
このニコラ・フォールはまさにそれを地で行ったかのような造り手で、noisy が、幾ら素晴らしいよと言っても動かなかったブルゴーニュワインファンたちも、リアルワインガイド第58号で2014年もののレ・ゼルヴュが、
今飲んで92 ポテンシャル93飲み頃予想 今~2045
と絶賛され、それが徐々に広まるにつれ、世の中から姿を消して行きました。noisy のところも長く残っていた白(これも美味いんですよ・・)までスッカラカンになり、世の無情と自身の力の無さ・・と言うか、まぁ信用度でしょうね・・改めて知ることになる訳です。
「何だかなぁ・・」
と言うようなある種の脱力感に支配されるような気持ちになります。
2016年のニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルヴュは、2014年もののような濃密さまでは持ち合わせていないものの、やはり同様なD.R.C.やプリューレ・ロックに似たワイン的ニュアンスを多く持っています。決して薄く無く、バランスに優れ、ブルゴーニュの自然派的な健全さとピュアさに満ちています。
罰線直後は少し閉じこもり気味では有りますが、グラスを振っていると・・もしくは若干温度が上がってくるとどんどん元気になり、全房発酵由来風のナチュラルなアロマより、心地良い軽やかなスパイスとベリーやダークチェリーの果実感を見せます。
中域は適度な膨らみを持ち、余韻も軽やかで美しいです。中盤以降はやはりマルセル・ラピエールやフィリップ・パカレ、プリューレ=ロックに良く似た風ですが、それらより少しパワフルと言えますがDRCよりは少し弱い・・感じです。
しかしながらこの質感はそれらと同様のものを感じます。2016年的な・・と言うか、あくまで2016年を弱いヴィンテージだと決めつけた場合のイメージでは有りますが、ネガティヴに捉えられるほどのものは無く、エレガントでピュアな仕上がりを褒めるべきだと判断しました。
また、ニュイ=サン=ジョルジュのワインに在りがちな「土臭さ」は全く無い・・と言って良いレベルで、これからの瓶熟でさらなる高みへと昇る姿が素直にイメージされます。素晴らしい仕上がりでした。
まだまだ知名度は低いと感じますが、それでも一部のブルゴーニュ・ファンに認められて来ています。仕入れも非常に難しく、「完全に割り当て」状態に近くなっています。今回はA.C.アロース=コルトンの輸入も有ったのですが、割り当てになることと数が少ないことで、断りました。入れたら初めてのアイテムですので飲まなければならず、さりとて飲んだら利益率を心配するどころでは無くなりますし、1級では無く村名でニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルヴュと同価格・・と言うことでしたので、扱いは次回以降に持ち越した次第です。
色合いも実に良いですよね~・・味わいも、フィリップ・パカレより安定していますし、時に平板で厚みの無い味わいに成ってしまう同クラスのパカレよりも旨いんじゃないかと思います。ご検討くださいませ。素晴らしいです!
以下は2014年もののレヴューです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【素晴らしいです!・・あのマルセル・ラピエールがニュイのワインを造ったら、きっとこうなるでしょう!!】
かの世界一のワイン、もしくはブルゴーニュワインのトップと言えばD.R.C.で有ることは、誰も疑わない衆知の事実でしょう。でも、D.R.C.の栽培はビオの思想が息づいており、厳密に言えばビオディナミでは無いとしても、ほとんどそれに近く、自然派ワインであることは意外に知られていないのかもしれません。
このニコラ・フォールのNSGレ・ゼルビュはヴォーヌ=ロマネ村に接するリューディです。ニュイの村がヴォーヌ=ロマネの村に食い込んだ形になっていまして、その形から言えば、ヴォーヌ=ロマネのアペラシオンでもおかしくは無いです。
そんな位置にありますんで、結構ヴォーヌ=ロマネ的でして、柔らかく強くない酸と穏やかなスパイス感がこのワインの特徴でしょう。
しかもワインのニュアンスが、まるでマルセル・ラピエールのモルゴン・・・しかもSo2無しのものに非常に似ており、
「ラピエールがニュイ、もしくはヴォーヌ=ロマネを造るとこうなる?」
と思えるようなニュアンスです。
何しろこのニコラ・フォールはD.R.C.に居て、辞めてプリューレ・ロックに居りますから、DRC的でも有り、ロック的でも有ると言えるかもしれません。
しかしDRCっぽくは有るものの、「凄み」までは備わらず、ロックも上出来の時は(つまり大将が口を出さなかった時は?)素晴らしいですが、結構不安定なヴィンテージも有りますので・・ なので、ラピエール的・・と言う判断なのかもしれません。
非常にナチュラルでピュアです。揮発酸などのアヴァンギャルドさは有りません。エレガンス有り、エッジに引っかかりの少なく滑らかです。さすがに早いかな?・・と思いますが、今でも結構に美味しく飲めてしまいました!
どうやら・・noisy が知らなかっただけ?・・なのかもしれません。ほぼ割り当て状態なのかな?・・ACブルはたったの数本です・・価格も決して高く無いと言えますので、ピノ・ノワール・ファンの方!・・是非ご検討くださいませ!かなり・・お奨めです!
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2016 |
Bourgogne Aligote |
ブルゴーニュ・アリゴテ |
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13387
7592
[Vin Nature]
スティルワイン
白
辛口
フランス
ブルゴーニュ
■エージェント情報 ペルナン村のACブルゴーニュ区画より植樹1914年で、この2014Vについては樹齢ぴったり100年!死んだ樹は苗木に植え替えましたが、その収穫がはじまるのは5~6年後からなので、現時点では正確に「樹齢100年」です。 2015年もの->今飲んで89+ ポテンシャル90 飲み頃予想 今~2037年 リアルワインガイド第58号
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【こちらのアイテムは入荷激減に付きテイスティング不能ですが、ニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルヴュ2016年のテイスティングからかなり良いと思われます。】 | 【化け物級ブルゴーニュ・アリゴテ!!この繊細な表情に触れてみてください!!】
めちゃくちゃ繊細な凄いブルゴーニュ・アリゴテをご紹介します。超限定キュヴェなので・・お早めにどうぞ。
因みにですね・・何が化け物なのか?・・と言うと、普通はまぁ、
「味わいが化け物!」
となるんですが、確かに味わいが化け物では有るとしてもですね・・
「繊細な微表現の凄さ!」
が化け物なんですね・・。
1世紀もの長い時間を生き抜いたとしても、シャルドネならそれも理解できましょうが、
「アリゴテが超繊細な微表現をしている?・・んな訳無いしょ!」
と思われるのが関の山ですよね。
でも、本当に高質な繊細・微細な表現が超美味しいワインなんですね・・。
色合いも実に美しいでしょう?長いことグラスの中のワインの写真を撮っていて気付くことは、素晴らしいワインは写真映りも良い・・ってことなんですね。不思議なんですが、本当にそうです。noisy の写真の腕はご存知の通り、超3流です。画角が決まったら・・と言うか、変な映り込みだけは何とか避け、焦点を適当に合わせてシャッターを押すだけです。
まぁ、目の前のワインからは、これも不思議なんですが、ビオ系のワインは香りのスピードが速く、So2が少ないか入れてないとふっくらとした香りが上がってるんですね・・だからのんびりもしてられず、そそくさとワインのテイスティングに入ってしまいますんで、写真の腕前は見事に上達しません。
味わいですが、とてもソフトでややふっくらとしたスピードもそこそこに速い、リンゴ系、柑橘系のアロマが立ってきます。中域も良い具合に膨れてくれ、酸のバランスも良いです。普通、アリゴテはやや尖った鋭い酸が感じられますが、こちらのアリゴテはシャルドネに毛が生えた程度・・素晴らしいバランスです。
「でもな・・ペルナンじゃな~・・」
と思ってらっしゃるでしょ?・・いや、そのお考えはダメですね・・。何故って・・
「ペルナン=ヴェルジュレスは、あの偉大なシャルルマーニュを産する村」
ですから。しかも本来、コルトン=シャルルマーニュに植わっていたのは「アリゴテ」なんですね。それをシャルルマーニュ大帝の頃に強制的にシャルドネに植え替えさせたとされてまして、多産で酸の強いアリゴテは嫌われてたんですね。
ですが、シャルドネだと言いつつ、結構なパーセンテージでアリゴテが入っていたりするんですよ。アリゴテにはシャルドネには無い味わいの深みが、実は存在するんです。このラ・コルヴェ・ド・ビュリーには、そんな深~い表現がバッチリ・・されちゃってるもんですから、それも高貴さまで漂っていると言う状況なんです。
超古木のアリゴテと言うとアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールを思い出しますが、あの涙が出てきそうな味わいのアリゴテとも違い、生き生きとしつつも繊細な表情が素晴らしいと思いました。
「・・アリゴテが繊細な訳、無いじゃん!」
と思われるかもしれませんが、あのドヴネのアリゴテなんぞ、アリゴテとは思えないでしょ?それに最近は高くて買えませんが、コシュ=デュリのアリゴテも、
「ムルソーはもういらん!アリゴテで充分!」
とさえ思わせてくれるんですよ。
で、このラ・コルヴェ・ド・ビュリーは・・誤解を恐れずに言わせていただくとすればコシュ=デュリ風・・と認識してます。まぁ・・それでも昨今はコシュ=デュリのアリゴテすら飲めてないですから、記憶の中に微かに存在しているものとの比較の話になっちゃいますが・・。でも、こんな素晴らしいワインを造れるなんて・・ニコラ・フォリーの手腕は凄いですね。高過ぎるし不安定だし・・で、このところすっかり離れてしまったプリューレ・ロックが気になってきちゃいました。
と言う訳で、超素晴らしいブルゴーニュの100歳ピッタリのアリゴテです!ぜひご検討くださいませ。お勧めいたします。 . |
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2014 |
Bourgogne Aligote la Corvee de Bully |
ブルゴーニュ・アリゴテ・ラ・コルヴェ・ド・ビュリー |
|
  
11913
7589
[Vin Nature]
スティルワイン
白
辛口
フランス
ブルゴーニュ
■エージェント情報 ペルナン村のACブルゴーニュ区画より植樹1914年で、この2014Vについては樹齢ぴったり100年!死んだ樹は苗木に植え替えましたが、その収穫がはじまるのは5~6年後からなので、現時点では正確に「樹齢100年」です。
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【化け物級ブルゴーニュ・アリゴテ!!この繊細な表情に触れてみてください!!】 | めちゃくちゃ繊細な凄いブルゴーニュ・アリゴテをご紹介します。超限定キュヴェなので・・お早めにどうぞ。
因みにですね・・何が化け物なのか?・・と言うと、普通はまぁ、
「味わいが化け物!」
となるんですが、確かに味わいが化け物では有るとしてもですね・・
「繊細な微表現の凄さ!」
が化け物なんですね・・。
1世紀もの長い時間を生き抜いたとしても、シャルドネならそれも理解できましょうが、
「アリゴテが超繊細な微表現をしている?・・んな訳無いしょ!」
と思われるのが関の山ですよね。
でも、本当に高質な繊細・微細な表現が超美味しいワインなんですね・・。
色合いも実に美しいでしょう?長いことグラスの中のワインの写真を撮っていて気付くことは、素晴らしいワインは写真映りも良い・・ってことなんですね。不思議なんですが、本当にそうです。noisy の写真の腕はご存知の通り、超3流です。画角が決まったら・・と言うか、変な映り込みだけは何とか避け、焦点を適当に合わせてシャッターを押すだけです。
まぁ、目の前のワインからは、これも不思議なんですが、ビオ系のワインは香りのスピードが速く、So2が少ないか入れてないとふっくらとした香りが上がってるんですね・・だからのんびりもしてられず、そそくさとワインのテイスティングに入ってしまいますんで、写真の腕前は見事に上達しません。
味わいですが、とてもソフトでややふっくらとしたスピードもそこそこに速い、リンゴ系、柑橘系のアロマが立ってきます。中域も良い具合に膨れてくれ、酸のバランスも良いです。普通、アリゴテはやや尖った鋭い酸が感じられますが、こちらのアリゴテはシャルドネに毛が生えた程度・・素晴らしいバランスです。
「でもな・・ペルナンじゃな~・・」
と思ってらっしゃるでしょ?・・いや、そのお考えはダメですね・・。何故って・・
「ペルナン=ヴェルジュレスは、あの偉大なシャルルマーニュを産する村」
ですから。しかも本来、コルトン=シャルルマーニュに植わっていたのは「アリゴテ」なんですね。それをシャルルマーニュ大帝の頃に強制的にシャルドネに植え替えさせたとされてまして、多産で酸の強いアリゴテは嫌われてたんですね。
ですが、シャルドネだと言いつつ、結構なパーセンテージでアリゴテが入っていたりするんですよ。アリゴテにはシャルドネには無い味わいの深みが、実は存在するんです。このラ・コルヴェ・ド・ビュリーには、そんな深~い表現がバッチリ・・されちゃってるもんですから、それも高貴さまで漂っていると言う状況なんです。
超古木のアリゴテと言うとアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールを思い出しますが、あの涙が出てきそうな味わいのアリゴテとも違い、生き生きとしつつも繊細な表情が素晴らしいと思いました。
「・・アリゴテが繊細な訳、無いじゃん!」
と思われるかもしれませんが、あのドヴネのアリゴテなんぞ、アリゴテとは思えないでしょ?それに最近は高くて買えませんが、コシュ=デュリのアリゴテも、
「ムルソーはもういらん!アリゴテで充分!」
とさえ思わせてくれるんですよ。
で、このラ・コルヴェ・ド・ビュリーは・・誤解を恐れずに言わせていただくとすればコシュ=デュリ風・・と認識してます。まぁ・・それでも昨今はコシュ=デュリのアリゴテすら飲めてないですから、記憶の中に微かに存在しているものとの比較の話になっちゃいますが・・。でも、こんな素晴らしいワインを造れるなんて・・ニコラ・フォリーの手腕は凄いですね。高過ぎるし不安定だし・・で、このところすっかり離れてしまったプリューレ・ロックが気になってきちゃいました。
と言う訳で、超素晴らしいブルゴーニュの100歳ピッタリのアリゴテです!ぜひご検討くださいませ。お勧めいたします。 . |
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2015 |
Bourgogne Rouge aux Argillieres |
ブルゴーニュ・ルージュ・オー・ザルジリエール |
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12458
7590
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
■エージェント情報 2014年に購入した、プレモー村内の区画「レ・ザルジリエール」より。0.13ha。樹齢は約35年。ステンレスタンクで発酵後、12ヶ月間樽熟成。2014年ヴィンテージの生産本数は707本。
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【A.C.ブルゴーニュとするなら少し高価だが、この畑のポテンシャルはほぼN.S.G.のはず!ド・シャソルネイのザルジリエールを思わせる味わいか?】 | 余りに少なすぎて飲めない・・けれど、ニコラ・フォールのニュイ=サン=ジョルジュ・オー・ゼルビュを飲んでしまったから、もう飲みたくて飲みたくて仕方が無いんですが、他にも試飲しなければならないワインが山積みの状態が、このワインを減らすことを防いでいます・・。
何せ、あのザルジリエールですよ?・・ド・シャソルネイの看板だったレ・ザルジリエールは1級畑でしたが、このオー・ザルジリエールは1つ格下の村名でも無いんですよ。A.C.ブルゴーニュと言うクラスになっちゃうんですね・・。どう言う事なんでしょうね。地図を調べても見当たらないので、プレモーの村のど真ん中の、家が集中している部分近くに有るのかもしれません。
ド・シャソルネイのザルジリエールはスパイシーで旨かったですが、やはりコサール流のエルヴァージュによるコサール風な味わいです。だとすると、まるで「マルセル・ラピエール」のようなピュアでナチュラルな風味がこのA.C.ブルゴーニュにも存在するんじゃないかと・・思うんですね。
そしてザルジリエールと言う畑ですから・・・どうなっちゃってるのか、気になって仕方が無いですが、取り合えず飲むのは保留・・是非とも皆さんに飲んでみて確認していただけたらと思います。もし余るようでしたら時間を見て飲んでみます。. |
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2014 |
Nuits-Saint-Georges Les Herbues |
ニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ゼルビュ |
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10537
7588
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 0.23ha。フェルマージュ。樹齢約50年のVV。ステンレスタンクで発酵後、DRC社の1~2回使用樽(AOCは非公開です)で12ヶ月間熟成。
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【素晴らしいです!・・あのマルセル・ラピエールがニュイのワインを造ったら、きっとこうなるでしょう!!】 | かの世界一のワイン、もしくはブルゴーニュワインのトップと言えばD.R.C.で有ることは、誰も疑わない衆知の事実でしょう。でも、D.R.C.の栽培はビオの思想が息づいており、厳密に言えばビオディナミでは無いとしても、ほとんどそれに近く、自然派ワインであることは意外に知られていないのかもしれません。
このニコラ・フォールのNSGレ・ゼルビュはヴォーヌ=ロマネ村に接するリューディです。ニュイの村がヴォーヌ=ロマネの村に食い込んだ形になっていまして、その形から言えば、ヴォーヌ=ロマネのアペラシオンでもおかしくは無いです。
そんな位置にありますんで、結構ヴォーヌ=ロマネ的でして、柔らかく強くない酸と穏やかなスパイス感がこのワインの特徴でしょう。
しかもワインのニュアンスが、まるでマルセル・ラピエールのモルゴン・・・しかもSo2無しのものに非常に似ており、
「ラピエールがニュイ、もしくはヴォーヌ=ロマネを造るとこうなる?」
と思えるようなニュアンスです。
何しろこのニコラ・フォールはD.R.C.に居て、辞めてプリューレ・ロックに居りますから、DRC的でも有り、ロック的でも有ると言えるかもしれません。
しかしDRCっぽくは有るものの、「凄み」までは備わらず、ロックも上出来の時は(つまり大将が口を出さなかった時は?)素晴らしいですが、結構不安定なヴィンテージも有りますので・・ なので、ラピエール的・・と言う判断なのかもしれません。
非常にナチュラルでピュアです。揮発酸などのアヴァンギャルドさは有りません。エレガンス有り、エッジに引っかかりの少なく滑らかです。さすがに早いかな?・・と思いますが、今でも結構に美味しく飲めてしまいました!
どうやら・・noisy が知らなかっただけ?・・なのかもしれません。ほぼ割り当て状態なのかな?・・ACブルはたったの数本です・・価格も決して高く無いと言えますので、ピノ・ノワール・ファンの方!・・是非ご検討くださいませ!かなり・・お奨めです!
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新着メンバー価格の商品は通常商品と送料サービス体系が異なりますのでご注意下さい。 |
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