ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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タケダワイナリー

タケダワイナリー

日本 Takeda Winery 山形
Takeda WineryDomaine index -- Open All Column
● カミオギノトをずっと扱っていたんですが何故か昨年は案内が来ず、オーダー出来ませんでした。

 まぁ・・このワインもずっとご案内をさぼってしまったので・・バレてしまったかな・・(^^;; 申し訳ありません。

-----
 山形県のタケダワイナリーです。低農薬で化学肥料を使用せず、天然酵母で仕上げた限定ワインをご紹介します。


 4代に渡ってタケダワイナリーに良質なブドウを供給している天童市上荻野戸の花輪農園。この農園の4代目花輪周一郎氏が手がけた「マスカットベリーA」がタケダワイナリーのドメイヌシリーズ以外では初の単一畑のブドウを使ったワインとなり、2016年12月に満を持してのリリースとなります。

 樹齢70年を超えるタケダワイナリー15haの自社畑で栽培されるマスカットベリーAの古木。

「この木と遜色の無い良質のベリーAが収穫できたら、そのブドウだけでワインを造ってもらえるか?」

という壮大な目標を持ち、これまでの自分たちのブドウ栽培から離れ、土壌改良や試行錯誤を繰り返し5年の歳月を経て、漸くタケダワイナリーの要求する品質に辿り着いた。

 2014年産ベリーAが初めて単一畑の赤ワインとして醸造されることになりました。基本的な醸造はベリーA古木と同様。天然酵母を使用し、ステンレスタンクで発酵後12ヶ月の樽熟成が施されます。

 ドメイヌ同様の作りをしていながら個性の異なったワインとなった「KAMIOGINOTO」は、山形を代表する日本ワインにクリュの概念が誕生した証となりました。華やかな香りと柔らかで芳醇な、この土地の持つ味わいをお楽しみ下さい。


2019 Takedawinery Sans Sufre Blanc
タケダワイナリー・サン・スフル・ブラン

15796
自然派
白 辛口
日本
山形
タケダワイナリー
必ず他のワインと一緒にご注文下さい。

■販売条件:必ず他のワインと一緒にご注文下さい。単独ではお渡ししかねます。
◆◆◆リアルワインガイド 第72号 今飲んで 89+ ポテンシャル 89+ 飲み頃予想 今~2033

■ 造り手情報
 酸化防止剤無添加・無濾過
山形県産 完熟デラウェア種100%使用。発酵中のワインを瓶詰めし、瓶の中で発酵を継続させることで、酵母が生み出した炭酸ガスがワインに溶け込んだ発泡ワインです。無濾過のためぶどう由来のにごりや澱が残り、それらが格別の風味を醸し出します。

 このワインは、上山市近隣の協力農家が造った完熟したデラウェア種100%を使用しています。山形で栽培の盛んなデラウェア種、しっかり栽培・醸造したものには華やかな香りと奥行きがあります。亜硫酸を使用しない「サン・スフル」で醸造を行い、アンセストラル法により発泡ワインに仕上げました。アンセストラル法とは、発酵中のワインを瓶詰し、瓶の中で発酵を継続させることで、酵母が生んだガスがワインに溶け込み発泡ワインになることです。酵母が生んだきめ細やかな泡が、デラウェアのフレッシュな香りをますます引き立てています。また、ろ過をしないで瓶詰めすることでぶどう由来のにごりが残り、それが格別な風味となっています。酸化防止剤を使用せず、ろ過も行わない素直な味わいと、1本1本それぞれの瓶の中で育まれた、生き生きとした味わいをどうぞお楽しみください。

【ご注意】
 開栓前はよく冷やし、瓶を振ったり、揺らしたりしないで下さい。瓶内のガス圧が高いので、泡や液体が噴き出します。流しの中などで、王冠部に手を添え、ガスを抜きながら少しづつ開け、収まったら王冠をはずしてください。
 無濾過ですので、葡萄由来のにごりや、酒石と呼ばれる結晶の塊がみられます。品質にはなんら問題はございません。ご安心して、お召し上がりください。
ファーストヴィンテージ:2007年

品種:山形県産デラウェア 100%
畑:上山市近隣の協力農家

●アルコール発酵:ステンレスタンク→瓶内発酵(アンセストラル法)
●補糖:なし
●MLF:なし
●樽熟成:なし
●コラージュ:なし
●ろ過:なし
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,400 (外税) 
【出来が良いですね~・・素晴らしい!・・でも全然売れないのは・・何故?・・って思ってました。・・それはネットにアップしてなかったから♪♪】
 「なんで売れないんだろう?」

とずっと思ってました。noisy 本人の意識では、とうにご紹介済みだったのがこの「サン・スフル・ブラン 2019」です。

 タケダワイナリーさんのラインナップではちょっと異色のキュヴェでして、出来得る限り・・余計なことをしないで自然な味わいを出しています。

 まぁ・・そんな言い方じゃ普通過ぎるかもしれませんが、

「脱力していて、ふんわりしていて、しっとりしていて、とても気持ち良く飲める優しいガス泡ワイン」

と言った方が良いでしょうか。

 もっと言ってしまえばタケダワイナリーさんの定番の白「 タケダワイナリー・ブラン」を泡ものに仕立てた感じなんですが、そもそもSo2無しの泡に仕立てる訳ですから、

「相当、選別には気を遣う。葡萄の質の良いものを使用する。」

 訳ですね。

 そりゃぁ・・そうです。発酵は始まったがボラティル値が爆上がり・・では、何を造っているのか判らなくなってしまいますから。


 で、食用の小さな実のデラウェアを使用しているんですが、これがまた・・実に良いんですよ。

「・・デラで?・・ホント?」

と思ってしまう方もおられると思いますが、このサン・スフル2019、非常に出来が良いと・・思いました。

 そしてですね・・ noisy が忘れていたお陰で?、・・これは何と・・

「2019年もの!」

なんですね。

 しかもこのサン・スフルは王冠で栓をされていますから・・2021年の1月の仕入れですから・・

[Noisy wine でずっと寝ていた!」

ことも有って、テイスティング写真よりも間違い無く泡質は向上、味わいも滑らかになっているはずなんですね。


 多分、リアルワインガイド・コーディネーションで仕入れた分だと思います。タケダワイナリーさんから直で来る分ももしかしたら有ったかもしれないんですが、もう・・すみません、判りません・・(^^;;

 現在流通しているのは2022年もので、多分、ほとんどのショップさんは完売しているはずですから、

「2019年ものはまず入手できない!」

と言っておきましょう。素晴らしい出来でしたよ・・と言ってもnoisy がテイスティングしたのは2021‎年‎2‎月‎21‎日で2年半以上前のことですので、細かなところは言わないでおきます。少量です。ご検討くださいませ。!


2018 Takedawinery Blanc
タケダワイナリー・ブラン

15794
自然派
白 辛口
日本
山形
タケダワイナリー

◆◆◆リアルワインガイド 第72号 今飲んで 88 ポテンシャル 88 飲み頃予想 今~2035
■ 造り手情報
 収穫したての良質な山形県産ぶどうを100%使用した、果実味豊かなすっきりした飲み口の白ワインです。ほんのりさくら色をしたこのワインは、デラウェアの豊かなボディにマスカット・ベリーAの華やかな香りが加わり、バランスのとれた味わいとなっています。和食や洋食を問わず幅広い料理との相性が楽しめます。

品種:山形県産ぶどう100%(デラウェア100%)
畑:上山市近隣・天童市の協力農家

 タケダワイナリーでは、協力農家さんとしっかり連携をとりながら、山形県では生食用として多く栽培されているデラウェアとマスカット・ベリーAを大切な位置付けとし、毎年新しいアプローチをしながらワイン造りを続けています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥1,890 (外税) 
【2018年ファーストリリース!日本ワインらしい穏やかな酸とふんわり果実!ご近所さんが造る食用デラウェア100%で愛らしい味わいです!】
 リアルワインガイド第72号に出ていましたね。直近、ポテンシャルとも88ポイントと、千円台のワインとしては低く無い評価だと思います。

 やはり日本ワインの場合、赤よりも白の方が出来自体は良いように感じますが、2018年がこのワインの初リリースです。現在も2022年辺りがリリースされていますが、

「デラウェア100%では無くなっている」

んですね。マスカット・ベイリーAを半分弱ほど足しているようです。デラウェアもマスカット・ベイリーAも、基本的には黒葡萄ですから、

「ブラン・ド・ノワール」

です。

 で・・すみません、noisy はこの白、だいぶ前にテイスティングしていますので、印象は結構変わって来ているんじゃないかと思いますが、

「ふんわりとした白・黄色の果実に軽やかなミネラリティ。適度なコクと旨味が有って比較的軽量でスイスイと飲みやすい。」

感じです。

 まぁ・・今時、千円台でこれだけ出来れば・・と言うところだと思います。おそらくですが、最低ラインのワインではなく、

「ワンランク上」

を目指してリリースされたものになるかと。

 この上になって来ますと、ドメーヌ・タケダで自社葡萄を使用したワインになるかと思います。

 日本食には日本のワイン・・お蕎麦なども良いかな・・と思います。ヴァン・ド・ソワフ的に飲んでみて下さい。



2018 Takedawinery Rouge
タケダワイナリー・ルージュ

15795
自然派
赤 ライトボディ
日本
山形
タケダワイナリー

◆◆◆リアルワインガイド 第72号 今飲んで 87 ポテンシャル 87+ 飲み頃予想 今~2035
■ 造り手情報
収穫したての良質な山形県産マスカット・ベリーA種を100%使用した、軽めの赤ワインです。果実の香り豊かで、シャープな酸味と滑らかなタンニンが心地良い、バランスのとれた味わいです。洋食はもちろんのこと、焼き肉や焼き鳥などのしょうゆやみりんを使ったお料理との相性も抜群です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥1,890 (外税) 
【可憐な果実味と穏やかな酸が特徴!まさに苺のニュアンスをノーズで感じながら優しさを飲む・・そんなイメージです。】
 ちょっと閉じ気味でしょうか。グラスをスワリングすると愛らしい「苺」のニュアンスが飛び出してきますが、味わいの方はもう少し開いてくれると嬉しい・・かな。

 ですが、海外産のワインに免疫の少ない方には、このように優しくふんわりと軽めの日本ワインは有難いのかもしれません。色彩も濃く無く、淡い方に寄っています。暖かくなって行くに連れ、徐々に膨らみも出てくるんじゃないかと。

 こちらのテイスティング日は2023年3月12日で・・いや、一年半前にも飲んでいるはずなんですが写真が見当たらなかったんですね。白の方は有ったんですけどね・・なので、おそらく再テイスティングです。

 イメージ的にはボージョレ・ヌーボーの届きたてに近いでしょうか。2018年ものですがスクリューキャップなので熟は遅い感じだと思います。軽量級です。

 リアルワインガイドは、今飲んで87、ポテンシャル87+ と言うところですが、ベイリーAでこの色彩の濃度はまぁまぁ出ている方でしょう。マリアージュはしやすいと思います。飲んでみてください。



2017 Domaine Takeda Bailey A Vieilles Vignes l’Elevage en Fut
ドメイヌ・タケダ・ベイリーA・ヴィエイユ・ヴィーニュ・レ・レヴァージュ・エン・フット

14869
自然派
赤 フルボディ
日本
山形
タケダワイナリー

■当社3代目にあたる武田重三郎が植樹した、樹齢約70年のマスカット・ベリーA種が、5代目の現在まで大切に育てられています。ワインに深い味わいをもたらす古木のぶどうですが、70年という高い樹齢は国内外でも稀有といえます。これだけ長い年月を経た、ぶどうの樹を健全に維持できるのは、創業1920年以来、15ヘクタールの自社農園(自然農法栽培)を持ち、ぶどう栽培・ワイン造りをつづけているからといえます。ベリーA種の華やかな香りに加え、樹の年齢が生み出した力強く奥行きのある味わいをぜひご賞味ください。
2017年ヴィンテージ
ファーストリリース:2005年
セパージュ:自社農園収穫ぶどう100%(マスカット・ベイリーA種100%)
畑:平均樹齢約70年 マスカット・ベイリーA(古木)棚仕立
収穫:2017年10月12日
醸し及びアルコール発酵:ステンレスタンク
補糖:なし
MLF:あり
樽熟成:あり(約12ヶ月)
コラージュ:なし
ろ過:なし
びん詰時の分析値 比重 0.995 アルコール 10.4% エキス 2.5% 総酸 6.54g/L(酒石酸算出) 
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,800 (外税) 
【ミネラリティと酸、果実味のバランスが取れた本格派です!】
 樽熟成のベイリーAです。マスカットベイリーAが正しく、マスカットベリーAでは無い・・と拘る向きも有りますので、ベイリーAとさせていただいてます。天然酵母で仕込んだ自然派系のワインです。

 驚くほどピュアで、赤果実に黒果実がまじりあい、細やかなミネラリティが適度に感じられる美味しいワインでした。国産の自然派系ワインに在りがちな、「酸は弱く中心がどこに在るのか判らない・・でもとても自由な優しいふんわりとした味わい」と言うものとは確実に異なるビジョンを持ち、仕込まれたものと言えます。

 ワインとしての完成度はとても高く、健康的です。その根本に自然が有る・・そんな感じでしょう。

 色合いもしっかりしていて、一瞬、ブルゴーニュのピノ・ノワール風にも見えます。父方がヨーロッパ系のマスカット・ハンブルク種、母方がアメリカ系のベイリー種です。ベリー系の果実は結構に凝縮した感じでドライ、コアもしっかり感じられます。是非飲んでみて下さい。お勧めします!


2017 Domaine Takeda Black Queen Vieilles Vignes l'Elevage en fut
ドメイヌ・タケダ・ブラッククイーン・ヴィエイユ・ヴィーニュ・レ・レヴァージュ・エン・フット

14868
自然派
赤 フルボディ
日本
山形
タケダワイナリー

■当社4代目にあたる武田重信が植樹した、ブラック・クイーン種が、5代目の現在まで大切に育てられています。深い味わいのブラック・クイーン種ですが栽培者が少なく、加え約40年という高い樹齢は稀有といえます。これだけ長い年月を経たぶどうの樹を健全に維持できるのは、創業1920年以来、15ヘクタールの自社農園(自然農法栽培)を持ち、ぶどう栽培・ワイン造りをつづけているからといえます。ブラック・クイーン種の力強い香りと味わいに加え、樹の年齢が生み出す成熟した奥行きのある味わいをぜひご賞味ください。
2017年ヴィンテージ
ファーストリリース:2005年
セパージュ:自社農園収穫ぶどう100%(ブラック・クイーン種100%)
畑:平均樹齢約40年 ブラック・クイーン(古木)棚仕立
収穫:2017年10月11日
醸し及びアルコール発酵:ステンレスタンク
補糖:少量
MLF:あり
樽熟成:あり(約12ヶ月)
コラージュ:なし
ろ過:なし
びん詰時の分析値(ワイン)比重 0.997 アルコール 9.8% エキス 2.84% 総酸 10.15g/L(酒石酸算出)
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,800 (外税) 
【スグリの生果実をかじっているようなピュアな果実酸!とてもしっかりしています!】
 ブラック・クイーンを自然派的に仕上げた本格派です。とてもピュアで健康的、危険性は全く有りません。

 ブラック・クイーンは、あの川上善兵衛がベーリー種とゴールデン・クィーン種の交配で作った「川上品種」の一つです。濃い紫系の色合いと、しっかりした酸味が特徴です。

 このドメイヌ・タケダ・ブラック・クイーンもまさにそんなしっかりした味わいで、良く言えば優しい、悪く言えば生温い「酸」のワインが多い日本のワインとは、確実に一線を画しています。

 渋みも良い感じで存在しますが目立ちませんし、果実もしっかり、そして酸もしっかり有ります。ミネラリティもきちんと備わっています。

 日本のワインに慣れた方なら、思わず「酸っぱい!」と言ってしまうかもしれませんが、海外のワインに慣れた方なら、「良い感じだけどもう少し滑らかさが欲しいから1年位寝かそうか?」と言うような感覚に受け取られると思います。

 いずれにしましても相当に本格派です。ベイリーA は飲みたい時に、ブラック・クイーンは1~2年寝かせて・・が良さそうです。流石のドメイヌ・タケダ・シリーズでした。ご検討くださいませ。


2018 Delaware l’Elevage en Fut
ドメイヌ・タケダ・デラウェア・レ・レヴァージュ・エン・フット

14867
自然派
白 中口
日本
山形
タケダワイナリー

■自家農園から採れた有核(種あり)のデラウェア種を100%使用し、スキンコンタクトの後、樽発酵・熟成させて醸造した、プレミアムワインです。すっきりした酸に、デラウェア種本来の力強い芳香。余韻も長く、バランスのとれた力強い味わいを、ぜひご賞味ください。

2018年ヴィンテージ
ファーストリリース:2017年
セパージュ:自社農園収穫ぶどう100%(有核デラウェア種100%)
畑:棚仕立
収穫:2018年8月31日
アルコール発酵:樽発酵
補糖:なし
MLF:なし
樽熟成:あり(約6ヶ月(発酵期間含む))
コラージュ:なし
ろ過:なし
びん詰時の分析値(ワイン)比重 0.993 アルコール 11.6% エキス 2.34% 総酸 5.41g/L(酒石酸算出) 
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,800 (外税) 
【生産量の少ない有核デラウェアです!】
 人気があるのか、生産量が最初から少ないのか、理由はハッキリしませんが、これだけは6本しか入荷しませんでしたので、今のところテイスティングを控えています。

 ですが、甲州などと共に最近は注目されているのがこの有核デラウェアによる白・・。色がどうなのか・・とか、味わいはどうなのか・・、また樽発酵+樽熟成でマロラクティック無しの味わいにも興味が有って発注してみました。

 まぁ、マロラクティックをするには総酸度が不足なのか?・・とか、単にそこにはピュアに仕上げたいというビジョンが有ったためなのか・・とかですね。

 補糖無しで12度弱は立派だと思います。是非ご検討くださいませ。


2017 Kamioginoto 843-5
カミオギノト 843-5

14837
自然派
赤 ミディアムボディ
日本
山形
タケダワイナリー

■エージェント情報
 代々、当ワイナリーへ良質な葡萄を納めてくれている山形県天童市、花輪農園。4代目の花輪周一郎氏が特別区画「上荻野戸843-5」で栽培したマスカット・ベリーAのみで醸造し、地下セラーにて樽熟成させました。自社農園産葡萄使用の「ドメイヌ・タケダ ベリーA古木樽熟成」と同じ造りながら、個性の異なるワインに仕上がっています。華やかな香りと柔らかな味わいの芳醇な赤ワイン。この土地の持つ味わいをお楽しみください。2017年ヴィンテージ
ファーストリリース:2014年
セパージュ:山形県天童市産ぶどう100%(マスカット・ベリーA種100%)
畑:天童市上荻野戸 花輪農園 マスカット・ベリーA 棚仕立

●収穫:2017年10月16日
●醸し及びアルコール発酵:ステンレスタンク
●補糖:なし
●MLF:あり
●樽熟成:あり(約12ヶ月)
●コラージュ:なし
●ろ過:なし
●びん詰時の分析値(ワイン):比重0.996 アルコール10.7% エキス2.83% 総酸6.02g/l(酒石酸算出) 
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,200 (外税) 
【しなやかで丸く滑らか!品格も出て来ました!素晴らしい仕上がりです!】
 まぁ、少しばかり値上がりしてしまいましたが、それも納得の味わいです。

 2014年に初リリースされたカミオギノト843-5 ですが、年を追う毎に洗練され、濃密さが出て来て、品格が備わって来ました。ボトルを見せずに飲ませたら、

「ん?・・若目のピノ・ノワール?」

などとおっしゃってくれる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。そんな雰囲気ですよ。

 何せアルコール分11度ほどの柔らかな、強く無いボリュームです。しかし、強すぎずに丸みのある酸と、旨味が適度に乗ったエキスの味わいが、1970~1980年台のブルゴーニュ・ピノ・ノワールのようなエレガントさに形容できると思います。

 2014年、2016年、そしてこの2017年のグラスの写真を見ると、当初から透明なミネラル感は目にも見えるようだったとは思いますが、2017年ものの目の詰まった感じは無いですよね。

 そして2016年もののすりおろした果実のような・・ジューシーそうな見た目は2017年には無く、より熟して深遠さを増しています。時系列の経過の表情も、起承転結がちゃんと有って、余韻も美しく、ノーズに還って来るアロマに果実感が有って、とても楽しいワインになっていました。

 このように毎年開けていると、葡萄の成長まで感じることが出来て楽しいですね。いずれ、タケダワイナリーさん本体のワインもご紹介させていただきますので、トップバッターとして、是非飲んでみていただければと思います。お勧めします!


 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━

【美味しいです!進化していますね~!・・日本のワインもこれからはかなり期待できるかもしれないと・・思わせてくれると感じます!】

 ・・どうです?・・いや・・2014年ものとの色合いの違いですよ。・・判るでしょう?


 そう。色合いの密度が全然違うんですよね。かなり濃密になって来ていると思います。


「・・でもマスカットベイリーAでしょう?・・好みじゃないなぁ・・」

と思われるかもしれません。


 でも、そんなことを言ってると、世の中に置いてけぼりにされちゃうんですね・・。どんどん変わっていきますからね・・。


 なんせ、この「カミオギノト 843-5」だって、2年前の実績が有るから・・仕入れが可能だったんですね。そうじゃないと販売できないそうです。とても足りなくて・・。

 世の中もそうですよね。

「インターネットなんて・・難しいし判らないからやらないよ」

と言ってた友人も、今じゃパソコン、スマートフォンの達人です。もっと早くにやっていれば、noisy レベルには成れたかも・・しれません。・・何て言ってますがnoisyは大したことは無いです。長いだけ。


 で、さっそく飲んでみると・・良いですね~・・まだ若さも感じますが、2年ぶりにリリースできたこの「カミオギノト 843-5」は、果皮の厚み、構成の深さをしっかり感じさせてくれます。若さゆえに「磨り潰したような果実のニュアンス」が有りますが、これがやがて丸みを帯びてくると・・仕上がりですね。中域も2014年に比べ密度高く、大きく膨らむようになっています。

 日本発祥とも言えるマスカットベイリーA、ワイン好きには避けて通れない葡萄でしょう。・・じゃないと「語れませんから」ね。是非飲んでみてください。限定ですのでこの数量で終了です!



 以下は2014年のこのワインのレヴューです!
━━━━━
【天童のマスカットベリーAで仕上げたタケダワイナリーの限定高級シリーズです!】

 山形県天童市の花輪農園産マスカットベリーAを使用し、単一畑ものとして限定醸造されたワインです。

 そもそもマスカットベリーAは、正確にはマスカットベイリーAと言うべきなのかもしれませんが、マスカットベーリAでもマスカットベーリーAでも良いことになっています。でも母系はアメリカ系のベーリー種、父系がヨーロッパ系のマスカット・ハンブルグ種ですので、

マスカットベーリーA、マスカットベイリーA

と言うことなのでしょう。横文字では「Muscat Bailey A」で有って、「Muscat Berry A」では有りません。


 タケダワイナリーの有る上山は、あの山形蔵王への入り口ですよね。noisy も何度か山形蔵王には行ったことがあり、頂上から樹氷の間のコースを滑ったことが有ります。寒くてね・・。今はどうなのか判りませんが、その頃はゴンドラを2本乗り継いで頂上にたどりついたものですが、冷えて途中でトイレに行こうにもゴンドラ待ちからの頂上なので・・貯蔵臓器がパンパンになってしまって死にそうでした。何せ、ゴンドラの中間駅ではマイナス9度、頂上はマイナス15度でして、我慢に我慢を重ねて・・何とか持った苦しい記憶が有ります。

 頂上からのコースの初めは、カリンカリンのアイスバーンが100メートル位続いてまして、その脇、左奥が樹氷原でした。吹雪いてると余り見えないんですが、天候が良いと実に綺麗ですよ・・。アイスバーンはスキーのエッジがまるで立たず・・ほとんどスキーならぬスケート状態。まぁ・・そんな時は無理にエッジを立てずに体重移動だけで何とかするのが良いのかと。あ・・ど~でも良い話しでした。でもまぁ・・冬場はその位寒い地域・・と言うことですね。

 このワインは、そんな上山から北に、山形市を通り越して天童の花輪葡萄園の葡萄を使用しています。25キロ位北でしょうか。天童ですからサクランボとか、将棋の駒とかが有名ですよね。お酒ではやっぱり出羽桜でしょうか。


 タケダワイナリーではドメイヌシリーズと言って、高級ワインのラインが有り、今回のKamioginoto843-5 もその仲間入りをした?ワインのようです。限定数で初リリースと言うので飲んでみたいな・・と仕入れたものです。

 色合いもしっかりしています。濃密な色合いですよね。淡い色合いのフレッシュタイプが結構多いマスカットベリーAでは有りますが、こちらは本格派、しかも完全にドライです。

 アロマも「フレッシュさだけが命!」・・のような安い日本ワインのものでは無く、それなりに複雑性を持っています。ジューシーなものじゃ無く、本格派だと思ってください。

 ほんのりとスパイシーで、実際の色よりも黒が強い果実のイメージです。ロワールのコットとか・・いや、イメージですよ。結構な厚みの有る果皮のニュアンスに蝋のトッピングが有る辺りは結構似ています。

 口入れは滑らかで、薄い感じはしません。

「・・おっ!・・なかなか・・やるじゃん!」

と言う感じ。


 日本のワインとしてみると結構肉厚で、タンニンもそれなりにあり、中域も造れています。ミネラリティも日本のワインとすると結構なクラスに分類出来ると思います。石灰系はあまり強くなく、鉄分系はソコソコ、粘土のニュアンスも有ります。余韻もソコソコしっかり有って、充分に評価できるワインでした。

 ドライでタンニンも有りますので、ロワールやボルドー辺りのワインを足して割ったような感じの熟成をするんじゃないかと思います。10年は平気でしょう。勿論ですが今飲んでも美味しいです。

 ただし、冬場はどうしても品温が下がりますので、少し上げ気味に持って行く努力をしてくださいね。16度以上が推奨です。18度までは大丈夫かと思いますが、16度位からお試しいただくのが良いでしょう。14度でも飲めますがだいぶ沈んでしまいます。

 有機栽培、天然酵母の健康なワインでした。良い出来だと思います。是非ご検討くださいませ。


2016 Kamioginoto 843-5
カミオギノト 843-5

13804
自然派
赤 ミディアムボディ
日本
山形
タケダワイナリー

■エージェント情報
品種 マスカットベリーA (天童市上荻野戸843-5区産)

栽培農家 花輪農園(花輪周一郎)
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,800 (外税) 
【美味しいです!進化していますね~!・・日本のワインもこれからはかなり期待できるかもしれないと・・思わせてくれると感じます!】
 ・・どうです?・・いや・・2014年ものとの色合いの違いですよ。・・判るでしょう?


 そう。色合いの密度が全然違うんですよね。かなり濃密になって来ていると思います。


「・・でもマスカットベイリーAでしょう?・・好みじゃないなぁ・・」

と思われるかもしれません。


 でも、そんなことを言ってると、世の中に置いてけぼりにされちゃうんですね・・。どんどん変わっていきますからね・・。


 なんせ、この「カミオギノト 843-5」だって、2年前の実績が有るから・・仕入れが可能だったんですね。そうじゃないと販売できないそうです。とても足りなくて・・。

 世の中もそうですよね。

「インターネットなんて・・難しいし判らないからやらないよ」

と言ってた友人も、今じゃパソコン、スマートフォンの達人です。もっと早くにやっていれば、noisy レベルには成れたかも・・しれません。・・何て言ってますがnoisyは大したことは無いです。長いだけ。


 で、さっそく飲んでみると・・良いですね~・・まだ若さも感じますが、2年ぶりにリリースできたこの「カミオギノト 843-5」は、果皮の厚み、構成の深さをしっかり感じさせてくれます。若さゆえに「磨り潰したような果実のニュアンス」が有りますが、これがやがて丸みを帯びてくると・・仕上がりですね。中域も2014年に比べ密度高く、大きく膨らむようになっています。

 日本発祥とも言えるマスカットベイリーA、ワイン好きには避けて通れない葡萄でしょう。・・じゃないと「語れませんから」ね。是非飲んでみてください。限定ですのでこの数量で終了です!



 以下は2014年のこのワインのレヴューです!
━━━━━
【天童のマスカットベリーAで仕上げたタケダワイナリーの限定高級シリーズです!】

 山形県天童市の花輪農園産マスカットベリーAを使用し、単一畑ものとして限定醸造されたワインです。

 そもそもマスカットベリーAは、正確にはマスカットベイリーAと言うべきなのかもしれませんが、マスカットベーリAでもマスカットベーリーAでも良いことになっています。でも母系はアメリカ系のベーリー種、父系がヨーロッパ系のマスカット・ハンブルグ種ですので、

マスカットベーリーA、マスカットベイリーA

と言うことなのでしょう。横文字では「Muscat Bailey A」で有って、「Muscat Berry A」では有りません。


 タケダワイナリーの有る上山は、あの山形蔵王への入り口ですよね。noisy も何度か山形蔵王には行ったことがあり、頂上から樹氷の間のコースを滑ったことが有ります。寒くてね・・。今はどうなのか判りませんが、その頃はゴンドラを2本乗り継いで頂上にたどりついたものですが、冷えて途中でトイレに行こうにもゴンドラ待ちからの頂上なので・・貯蔵臓器がパンパンになってしまって死にそうでした。何せ、ゴンドラの中間駅ではマイナス9度、頂上はマイナス15度でして、我慢に我慢を重ねて・・何とか持った苦しい記憶が有ります。

 頂上からのコースの初めは、カリンカリンのアイスバーンが100メートル位続いてまして、その脇、左奥が樹氷原でした。吹雪いてると余り見えないんですが、天候が良いと実に綺麗ですよ・・。アイスバーンはスキーのエッジがまるで立たず・・ほとんどスキーならぬスケート状態。まぁ・・そんな時は無理にエッジを立てずに体重移動だけで何とかするのが良いのかと。あ・・ど~でも良い話しでした。でもまぁ・・冬場はその位寒い地域・・と言うことですね。

 このワインは、そんな上山から北に、山形市を通り越して天童の花輪葡萄園の葡萄を使用しています。25キロ位北でしょうか。天童ですからサクランボとか、将棋の駒とかが有名ですよね。お酒ではやっぱり出羽桜でしょうか。


 タケダワイナリーではドメイヌシリーズと言って、高級ワインのラインが有り、今回のKamioginoto843-5 もその仲間入りをした?ワインのようです。限定数で初リリースと言うので飲んでみたいな・・と仕入れたものです。

 色合いもしっかりしています。濃密な色合いですよね。淡い色合いのフレッシュタイプが結構多いマスカットベリーAでは有りますが、こちらは本格派、しかも完全にドライです。

 アロマも「フレッシュさだけが命!」・・のような安い日本ワインのものでは無く、それなりに複雑性を持っています。ジューシーなものじゃ無く、本格派だと思ってください。

 ほんのりとスパイシーで、実際の色よりも黒が強い果実のイメージです。ロワールのコットとか・・いや、イメージですよ。結構な厚みの有る果皮のニュアンスに蝋のトッピングが有る辺りは結構似ています。

 口入れは滑らかで、薄い感じはしません。

「・・おっ!・・なかなか・・やるじゃん!」

と言う感じ。


 日本のワインとしてみると結構肉厚で、タンニンもそれなりにあり、中域も造れています。ミネラリティも日本のワインとすると結構なクラスに分類出来ると思います。石灰系はあまり強くなく、鉄分系はソコソコ、粘土のニュアンスも有ります。余韻もソコソコしっかり有って、充分に評価できるワインでした。

 ドライでタンニンも有りますので、ロワールやボルドー辺りのワインを足して割ったような感じの熟成をするんじゃないかと思います。10年は平気でしょう。勿論ですが今飲んでも美味しいです。

 ただし、冬場はどうしても品温が下がりますので、少し上げ気味に持って行く努力をしてくださいね。16度以上が推奨です。18度までは大丈夫かと思いますが、16度位からお試しいただくのが良いでしょう。14度でも飲めますがだいぶ沈んでしまいます。

 有機栽培、天然酵母の健康なワインでした。良い出来だと思います。是非ご検討くださいませ。


2014 Kamioginoto 843-5
カミオギノト 843-5

12328
自然派
赤 ミディアムボディ
日本
山形
タケダワイナリー

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品種 マスカットベリーA (天童市上荻野戸843-5区産)

栽培農家 花輪農園(花輪周一郎)
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,800 (外税) 
【天童のマスカットベリーAで仕上げたタケダワイナリーの限定高級シリーズです!】
 山形県天童市の花輪農園産マスカットベリーAを使用し、単一畑ものとして限定醸造されたワインです。

 そもそもマスカットベリーAは、正確にはマスカットベイリーAと言うべきなのかもしれませんが、マスカットベーリAでもマスカットベーリーAでも良いことになっています。でも母系はアメリカ系のベーリー種、父系がヨーロッパ系のマスカット・ハンブルグ種ですので、

マスカットベーリーA、マスカットベイリーA

と言うことなのでしょう。横文字では「Muscat Bailey A」で有って、「Muscat Berry A」では有りません。


 タケダワイナリーの有る上山は、あの山形蔵王への入り口ですよね。noisy も何度か山形蔵王には行ったことがあり、頂上から樹氷の間のコースを滑ったことが有ります。寒くてね・・。今はどうなのか判りませんが、その頃はゴンドラを2本乗り継いで頂上にたどりついたものですが、冷えて途中でトイレに行こうにもゴンドラ待ちからの頂上なので・・貯蔵臓器がパンパンになってしまって死にそうでした。何せ、ゴンドラの中間駅ではマイナス9度、頂上はマイナス15度でして、我慢に我慢を重ねて・・何とか持った苦しい記憶が有ります。

 頂上からのコースの初めは、カリンカリンのアイスバーンが100メートル位続いてまして、その脇、左奥が樹氷原でした。吹雪いてると余り見えないんですが、天候が良いと実に綺麗ですよ・・。アイスバーンはスキーのエッジがまるで立たず・・ほとんどスキーならぬスケート状態。まぁ・・そんな時は無理にエッジを立てずに体重移動だけで何とかするのが良いのかと。あ・・ど~でも良い話しでした。でもまぁ・・冬場はその位寒い地域・・と言うことですね。

 このワインは、そんな上山から北に、山形市を通り越して天童の花輪葡萄園の葡萄を使用しています。25キロ位北でしょうか。天童ですからサクランボとか、将棋の駒とかが有名ですよね。お酒ではやっぱり出羽桜でしょうか。


 タケダワイナリーではドメイヌシリーズと言って、高級ワインのラインが有り、今回のKamioginoto843-5 もその仲間入りをした?ワインのようです。限定数で初リリースと言うので飲んでみたいな・・と仕入れたものです。

 色合いもしっかりしています。濃密な色合いですよね。淡い色合いのフレッシュタイプが結構多いマスカットベリーAでは有りますが、こちらは本格派、しかも完全にドライです。

 アロマも「フレッシュさだけが命!」・・のような安い日本ワインのものでは無く、それなりに複雑性を持っています。ジューシーなものじゃ無く、本格派だと思ってください。

 ほんのりとスパイシーで、実際の色よりも黒が強い果実のイメージです。ロワールのコットとか・・いや、イメージですよ。結構な厚みの有る果皮のニュアンスに蝋のトッピングが有る辺りは結構似ています。

 口入れは滑らかで、薄い感じはしません。

「・・おっ!・・なかなか・・やるじゃん!」

と言う感じ。


 日本のワインとしてみると結構肉厚で、タンニンもそれなりにあり、中域も造れています。ミネラリティも日本のワインとすると結構なクラスに分類出来ると思います。石灰系はあまり強くなく、鉄分系はソコソコ、粘土のニュアンスも有ります。余韻もソコソコしっかり有って、充分に評価できるワインでした。

 ドライでタンニンも有りますので、ロワールやボルドー辺りのワインを足して割ったような感じの熟成をするんじゃないかと思います。10年は平気でしょう。勿論ですが今飲んでも美味しいです。

 ただし、冬場はどうしても品温が下がりますので、少し上げ気味に持って行く努力をしてくださいね。16度以上が推奨です。18度までは大丈夫かと思いますが、16度位からお試しいただくのが良いでしょう。14度でも飲めますがだいぶ沈んでしまいます。

 有機栽培、天然酵母の健康なワインでした。良い出来だと思います。是非ご検討くださいませ。