ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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Last Update 2020.09.25  



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ドメーヌ・ド・ラルロ

フランス Domaine de l'Arlot ブルゴーニュ
● 2018年のド・ラルロが入荷しました。ジェラルディーヌさん・・ついにやってくれましたよ!・・劇的にエレガントで大きさも存在する見事なニュイ=サン=ジョルジュです。

 確かに・・ド・ラルロの醸造長から、あのクロ・ド・タール、クロ・デ・ランブレイと渡り歩いたジャック・ドゥヴォージュさんのワインも素晴らしかったです。完璧だと・・思わされた見事な出来でした。

 しかし2018年のド・ラルロには感激せざるを得ません。

「女性ならではの・・らしさ」

がそこに存在しているんですね。


 例えばクロ・ド・ラルロ1級。ニュイ=サン=ジョルジュのラインナップでは事実上のトップ・キュヴェです。これがまた・・今までのクロ・ド・ラルロのイメージを覆すような見事な味わいです。(詳細はコラムへ)

 そして白のジェルボット。これは1級クロ・ド・ラルロの若木(1992年、2006年植樹)ですから、本来は1級を名乗れますが村名でリリースされています。しかし、

「すでに1級クロ・ド・ラルロ・ブランを名乗って良い」

ほどの見事な出来栄えで、こってり系のクロ・ド・ラルロ・ブランの「味筋違い」と言えるような繊細な味わいなんですね。


 そしてそのどちらにも、「女性を思わせるような優しく丸く細やかな表情」を感じさせてくれ、

「ジャック・ドゥヴォージュとは異なる理解のニュイ=サン=ジョルジュの世界!」

をも感じさせてくれました。


 いや~・・ピエール・ド・スメさんの超エレガントなニュイは大好きでしたが、オリヴィエ・ルリッシュさんは少しパワフル過ぎて少し引いてた部分が有り、ジャック・ドゥヴォージュさんでいきなり「来た~!」と思ったのも束の間、すぐにジャルディーヌさんに変わって・・2017年は滅茶苦茶美味しかったですが、この2018年もので「ジャルディーヌさん的なドメーヌ・ド・ラルロの世界」は完成したと感じます。

 今回はまだ1級クロ・デ・フォレのボトル詰めが間に合わず、8月の到着のようです。なので、定点観測しているクロ・デ・フォレは飲めていないものの、

「口に含めばアチコチにジャルディーヌ!」

さんを感じられるド・ラルロ2018年も、是非とも飲んでいただきたい逸品揃いだと思います。是非ご検討くださいませ。

━━━━━
 2017年のドメーヌ・ド・ラルロは絶対に飲まなけれならない!・・それだけの理由がちゃんと存在します。素晴らしいワインに仕上がりました!・・大変身と言っても良いかも・・いや、良いと確信しています。

 いや~・・ビックリしました。でも何となく予感は有ったんですよ。2016年ものを飲んだ時、

「・・こりゃ・・2017年は・・もしかしたら・・!」

と言うような何となくの予感が・・です。


 まぁ、大変に不謹慎では有りますが、311の時も、

「何か大変なことが起きる!」

と言ってた位ですから、その辺りの才能がちょっとは有るのかもしれません。


 なので、2017年もののオファーをいただいた時に、

「少な過ぎるからもっと増やして欲しい」

と言ったら、担当さんが結構増やしてくれまして・・有難かったです。


 で、やってくれたのはジェラルディーヌ・ゴドー女史・・。もしかしたらやってくれるんじゃないかと感じてたんですよ!・・でも、

「何をどうやってくれたのか・・が問題!」

ですよね?


 そう、やってくれたのは、

「エレガントで薫り高く気高いニュイ=サン=ジョルジュの大復活!」

です。


 2016年までのド・ラルロのワインは当然ご存じかと思いますが、もう・・全く違うものです。いや、2016年ものには今回の2017年に繋がるべくの方向性が見えていましたので、敏感な方は、

「・・おっ!・・こりゃぁ2017年ものが楽しみだ!」

と思われていらしたかもしれませんね。

 今回も頑張ってテイスティングさせていただきました。コート・ド・ニュイ=ヴィラージュのクロ・デュ・シャポーからテイスティングを始めたんですが、栓を抜いた直後から繊細かつ妖艶さを含むアロマが放たれ、

「淡い色合い」

からの美しいタッチに、心の中で思わず・・

「(・・やった!)」

と拍手してしまいました。


 そこには、90年代のド・ラルロの、あのドメーヌ・デュジャック当主であったジャック・セイスが教授した「自然派繊細系ピノ・ノワール」の、確かな美しさが有ったんです。

 いや、そっくりとは言いませんが、今までの「濃度を出したい」と言う意思の発露が無くなり、「エレガント主義」と言うか、「エキス主義」と言うべきかは判りませんが、

「まるで香水のような・・」

と表現したくなる素晴らしいアロマが上がって来ます。


「そうそう・・ド・ラルロはこうじゃ無きゃいけない!」

 その気持ちが大きく膨らんで来ました。


 「ゴドーを待ちながら」と言う戯曲?が有りました。どこか不条理な世界を描いたものなのかな?・・と言う気がするものです。ゴドーを待ちながら、もう来ると言われつつも、結局いつになっても来ないので主人公が落胆してか自死してしまう・・と言うような内容だったと思います。

 ド・ラルロについては近年まで、そんな主人公の気持ちだったように思います。ドゥヴォージュさんも素晴らしかったし、ルリッシュさんもそれまでのエレガント路線から濃密路線に梶を切り、ド・ラルロの経営を安定させたと言えます。

 しかしやはり noisy 的には、90年代の、ジャック・セイスの影響を大きく受けたピエール・ド・スメ時代までのド・ラルロの素晴らしい味わいが忘れられないでいました。

「なんでも濃くつくりゃ良いってもんじゃない・・」

と言う気持ちでした。強く濃くしてしまったお陰で見えなくなった、失ったものがありました。それは非常に大きな損失だったと言えます。

 クロ・デ・フォレ2017年を今飲めば、抜栓15分ほどからスワリングで立ち昇る、ものの見事な香水のようなアロマは、ミュジニーやレ・ザムルーズ、もしくはその折半バージョンに例えてもご理解いただけるレベルです。

「そんなこと、この二十年の間に有ったでしょうか?」


 そして、その素晴らしいアロマは、全アイテムをチェックはできませんでしたが、下のクラスから上級キュヴェまで、トータルに感じられるはずです。

「2017年のド・ラルロは絶対に飲まなければいけない!」

 そう、強く感じます。是非、早めにトライしていただき、それを確かめ、数本はセラーで育てていただきたいと強く推奨します。

THE 2017 VINTAGE/ 2017 年産に関して
Geraldine Godot. Technical Director/ ジェラルディンヌ・ゴド テクニカル・ディレクター
November 2017

 2017年産はようやく私たち生産者の顔に笑顔をもたらした年です。2016 年の少ない生産の後、私たちには最も必要とされていたものです。ブルゴーニュワインに携わる者にとっての最大の願いであった、健康的で質が高く、豊富な収穫は素晴らしい日照と必要な時期に適度な雨 によってもたらされました。

◇季節の移り変わり

 冬の始まりは、霜から回復したブドウの樹の剪定を開始しました。これはDomaine de l'Arlot のワインにとって非常に特化した作業であり、次の房を担う枝を慎重に選択しました。例外的に乾燥した2016 2017年の冬は、降雨量が少なく、日照が多く、冬の気温は高かったです。2月は少し雨が降り、穏やかで春のようでした。3月となり春になると支柱を付けました。4月上旬には記録的な気温を記録しました。2011年と2014年と同様に、2017年が早期に成長の始まりを感じました。4月中旬には、霜の危険性のため、例年、天気予報を心配しています。幸いなことに、降雨がなく、湿度が60%を下回り、風も一定であったため、私たちは救われました。ぶどうは水不足にもかかわらず成長し続けており、4月下旬にもう一度霜が降りました。

 しかし、被害は大幅に回避出来ました。コート・ド・ニュイやコート・ド・ボーヌにはヒーターや藁火そして時にはヘリコプターなどの設備が整っているからです。5月になると雨が戻ってきました。月末になると暖かさもあり、緑の葉が強い成長につながったのです。5月19日、Clos des Forets Saint Georges は雹の嵐に悩まされましたが5月の終わりに、ブドウはすべてのプロットで開花していました。暖かさと交互に雨が降り、それによって堅調な成長が促されました。非常に健康的で理想的な状態を保ち、それが収穫時の大きな可能性が感じられ、我々は顔に笑みを浮かべていました。

◇収穫
 7月の降雨は有益で早期の熟成が続きました。Clos de l'Arlot で7月末に熟すことが本格的に始まり、これは最終的なトリートメントをした時でもありました。私たちの小さなグループは、9月5日の朝にMontreculのブドウを収穫しました。ブドウを検査し、糖分と酸度の間の完全なバランスを待ってから、ピッキングは9月7日に本格的に始まりました。ブドウは健全で既に樹の状態から選別されていたようなものでした。バリエーションに応じて成熟を待って行われ、収穫は9月14日に終了しました。

◇醸造と第一印象
 これが白にとって目覚しい年であったことはすぐに分かりました。酸度と糖分は完全に一致し、発酵はゆっくりと起こりました。香りはきれいで、発酵後の果物や花の素晴らしいノートを約束していました。赤は「gourmand」でした。2014年産に比べてわずかに量は多かったです。私たちは適度に厚い皮のタンニンと色を抽出するために適切なバランスを見つけなければなりませんでした。醸造は穏やかで、マセラシオンに十分な時間がありました。




 以下は以前のレヴューです
━━━━━
2016年のドメーヌ・ド・ラルロをご紹介します。

 ド・ラルロのワインとの付き合いも、もう二十年を超えました。以前のド・ラルロのワインは、結構デュジャックさんのワインに似た感じが有って薄旨系の出汁が効いた、結構マイタイプなワインでした。90年代のド・ラルロのワインが届くと何故か液漏れしている場合が有って、

「何でだろう・・」

とその頃は思ってたんですが、今ではデュジャック直伝のビオ系の仕込みだったからなのかと理解しています。

 月日は流れて、その頃の責任者だったジャン・ピエール・ド・スメさんから現在のオリヴィエ・ルリッシュさんに替わり、ワインのスタイルもデュジャックを連想させるものは徐々に消え、現在ではド・ラルロのスタイルとして確立していると思っています。そして、ジャック・ドゥヴォージュさんへと造り手が変わった訳です。

 実際にドゥヴォージュ氏に変わってから、ラルロのワインはやや柔らかいテクスチュアを得て、さらに活き活きとしたワインに変わった・・・そのように思います。以前なら、

「クロ・ド・ラルロは2~3年、クロ・デ・フォレは5年経ってから飲んでね・・」

と言っていたんですが、ソフトなテクスチュアの襞の間から、凝縮した要素が垣間見えるんですよ。単純にはSo2の量が減ったような硬さの消え、要素の見え、が有りますが、実際にはそんなに単純ではなく、

「So2を減らせるだけの理由が有る」

んですね。

 そんなドォヴォージュさんですが、何と「クロ・ド・タール」に引き抜かれてしまいまして・・今度はアレックス・ガンバルで醸造超をしていたジェラルディーヌ・ゴドーさんに引き継がれました。左の方がジャルディーヌさん、右がドゥヴォージュさんですね・・。

 ですので今回の2014年ものにつきましては、ドゥヴォージュさんとジェラルディーヌさんの共作・・と言うことになりまして、非常に珍しいことになっちゃった訳です。

 基本的にはドゥヴォージュさんが仕込みまでを、その後のエルヴァージュを二人で、瓶詰め、貯蔵、出荷までをジェラルディーヌさんが見る・・と言ったスタイルと思われます。瓶詰めはタイミングが難しいですからね・・重要です。


 で、2016年のラルロですが・・非常に・・呆れるほど少ないです。ほとんどのアイテムが1~3本しか有りません。

 そこで、何とか12本入荷したクロ・デ・フォレを例年のように飲ませていただきました。いや・・ビックリしました。

「最高のヴィンテージ2015年と全く同様・・しかもソフトなテクスチュアとふっくらとした膨らみは2015年以上!」

 と言える仕上がりだったんですね。


 2015年ものに見えたジェラルディーヌ・ゴドーさん流と思われるしなやかさ、女性らしさは、やはり彼女ならではの造りに由来するものかと思います。

 しかも、非常の密度の高い味わいです。2016年ものにはどうしてもネガティヴなものを想像してしまいがちですが・・

「まったく有りませんでした・・」

 なので・・ビックリしたんですね・・。非常に深く厚み有る味わいでした。



 先ほど調べてみると・・実に面白かったですよ。アドヴォケイトは93~95Pointsで2015年と全く同じ、そしてアラン・メドーも91~94Points で全く同じなんですね・・。なんだかな・・ですが、評価者の気持ちは良く判ります。noisy の印象に近いですからね。

 その他のキュヴェはどうにもなりません。テイスティングどころじゃ無いです。なので、どうしようかと迷っていらっしゃる方はお早めにGETされることをお勧めします。2016年ものは早々に世の中から消えるでしょう。是非ご検討くださいませ。






2016年11月3日訪問。
出迎えてくれたのは、2015年から新醸造責任者となったジェラルディンヌ・ゴド氏。クロ・ド・タールの醸造責任者にヘッドハントされたジャック・ドゥヴォージュ氏から2015年よりその任を受け継いだ女性醸造家だ。メゾンアレックス・ガンバルでマネージャーと醸造責任者を務め、成功に導いた。多くの後継候補の中から、一際輝く才能を備えた彼女がジャックやジェネラル・マネージャーであるクリスティアン・シーリーらによる厳しい選考で、彼女以外にドメーヌを今よりさらにステップアップできる人はいないとまで言わしめた才能あふれる女性なのだ。



ドメーヌ建物2階の庭が見渡せるサンルームで談笑し、隣の建物にあるセラーで試飲する事となり、まずは近況に関して話してくれた。
2016年はこのドメーヌに限らず、ブルゴーニュ全体でも難しい年となったと彼女は語った。ラルロでは2015年産と比べ、50%も収量減となったそうだ。




大きな要因は霜害だった。ドメーヌ近隣ではニュイサンジョルジュ村の隣、プレモープリセ村の被害が大きかったそうだ。普段は霜害のない村が被害を受けたそうで、ヴォーヌ・ロマネ村などのよく霜害のある村は影響がなかったそうだ。
雹害に比べ、一見、ブドウの樹はダメージが無さそうに見えても、根等にその影響があるせいで、実を全く付けない樹が多かったのは精神的にもかなり辛かったそうだ。共に働くスタッフ達とモチベーションをコントロールするのは難しかっただろう。





それに対し、彼女にとっての本当の意味でのファースト・ヴィンテージとなった2015年産は素晴らしい出来だったそうで、引き継ぎ早々、落差の激しい年となったようだ。
ドゥヴォージュとジェラルディンヌは2014年夏から引き継ぎの為、収穫から仕込みまで、共同で行った。これはとても稀な事で、彼の律儀な性格がうかがえる。
ジェラルディンヌ曰く、ドメーヌの理想的な収量は30-35hl/haだという。ただこれはあくまで理想だ。実際に彼女が関わった2014年は29hl/ha、そして2015年は24hl/ha、2016年は10-12hl/haだったというから、如何に2016年が厳しい状況なのかが分かる。収穫も通常なら35人必要な所、2016年は25人で済んでしまったそうだ。


2015年は、近年では最もブドウが早く熟した年だった。暖かい春の気候でブドウは順調に生育した。6月に関して言えば、ヨーロッパ全土で猛暑だった2003年以来の暑い月だったようだ。その後にウドンコ病の危険
性もあったが、問題なく生育したそうだ。


ブドウの成熟は気温が35度を超えた7月中旬から本格的に始まり、8月には必要な雨も降り、恵まれた環境の下で収穫を迎えたそうだ。
2015年の収穫は白が9月3日に開始し、9月4日に終え、赤は9月4日から9日までだった。通常、赤白全体で、フルで7日はかかるが、2015年は実際の労働時間としては例年より1日短い6日で終えたそうだ。
収穫時、畑での選別や収穫後の選別台での
不良果の選別の必要がほとんどなかったのが大きな要因のようだ。とても良質なブドウが採れたと皆で喜んだそうだ。健康でクリーンな房で梗も熟していたそうだが、全体的な収量は24hl/haで平均以下となったそうだ。
量はともかくとして、質的には彼女の門出を祝うような素晴らしい年となったが、翌年2016年には大きな試練が待っていたのだ。困難な年にどのようなワインを生み出すか、彼女の本当の真価が問われるだろう。



2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ

15409
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 モノポールでドメーヌを代表する畑のひとつ。7.20ha所有。特権的な場所にあるユニークなテロワールで、その起源を踏襲する事で、最高のニュイ・サン・ジョルジュのワインのひとつとなります。ニュイ・サン・ジョルジュプルミエ・クリュを象徴するようなこのワインは上質で深みがあり、ベリー系果実が鮮やかに留まります。構造もしっかりとしており、豊かなタンニンと深みのある味わいが堪能できます。
◇今飲んで93+ ポテンシャル94+ 飲み頃予想 今~2045
リアルワインガイド66号より
◇ニール・マーティン (93-95)Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,690 (外税) 
【ものの見事なしなやかさ!そして果実の清楚さ!・・この20年で最もエレガントで、しかも欠損部分がまるで無いと言える素晴らしい味わいでした!】
 こんな物言いをすると自信過剰だとか、他人の言葉を頭から聞かない・・などと揶揄されることになるかもしれない訳ですが、やはり自分にとっては、自分のテイスティングコメントや評価が一番しっくり来る・・と思っています。まぁ、どこにも間違いや書き損じ、形容詞の使い方が良く無い・・なども在るとしても、やはり嘘を言わない・・心にも無いことを絶対に書かないと決めているので、後になってから自分の書いたものを読み返したとしても、

「・・あぁ・・そうだった!」

と、素直に思えるんですね。そこだけかな・・少々でも誇れるのは・・。


 そして、ド・ラルロのワインはもう、少なくとも四半世紀以上に渡って飲み続けているワインです。それなのに、

「毎年味わいの傾向が違う!」

のには驚かされますし、

「醸造家が変わると路線がかなり変更される!」

のも有りますし、

「醸造家が成長したり、ドメーヌに慣れてくるとまた変わる!」

ことにもしばしば気付かされる訳ですね。


 で・・長くなってしまうと、

「そんな・・長い文章なんて、読みたくない」

と言われてしまいそうなので端折りますが、


「今のド・ラルロの味わいは、ド・ラルロの歴史の中で一番好きかもしれない・・」

とさえ感じさせてくれたのが2018年のこのクロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュでした・・本当ですよ。


 勿論、ジャック・ドゥヴォージュさんの、本当にまんまるでたっぷりなクロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュも美味しかった!・・完璧だと・・思わされましたし、背筋がゾクっとしたのを覚えています。

 でも、それが好きな味わいなのか?・・と聞かれますと・・そんなに単純な話しでは無いんですよね。


 まぁ、ワイン屋ですから、どうしても二面性を持った飲み方をしてしまいます。自分の好みを抑え込んでテイスティングしている訳です。

 でも、そうしつつも・・「我」や「素」を思い出させられてしまう局面に出会うことも有ります。そんな1本だったのがこのワインです。


 決して濃くないです。クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュは・・パワフルでしたでしょう?・・いや~・・2018年ものは、そんな面は無いですよ。

 とても充実しているけれど過剰じゃ無いんです。過剰さがまるで無い・・と言った方が良いかもしれません。


 以前は、

「クロ・デ・フォレは丸さとまとまりが出る5年ほどの期間を置くのがベスト!」

と感じていました。なので、お客様にも、「飲めるけれど・・それは覚えておいてね」と伝えていました。


 ところがです。この2018年クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュは・・美味しく飲めてしまうんですね。タンニンの突出などまるでなく、酸はヴォーヌ=ロマネ村のピノ・ノワールのように柔らかい・・です。

 果実の感がとても精緻で美しいので、食の邪魔をすることが無いし、まるでヴォーヌ=ロマネのワインのような振る舞いをするかと思えば、最上質のニュイ=サン=ジョルジュが持つ、稀にしか出会えない「超エレガンス」に育って行くだろう・・と思えるような要素も見えます。

 言ってみれば、「尖った部分のないやわらかさ」に加え、「ピノが持つ美しさ」が、このワインを今現在でも美味しく飲ませてくれる要素なのだろうと・・・勝手に結論付けていました。


 この見事な味わいを造り出したのは「ジェラルディンヌ・ゴドー」さん・・でした。


 確かに、あのジャック・セイスを彷彿させた90年代のド・ラルロの味わいも捨てがたいし、今のこの清楚で淑な・・もう少し90年代の味わいを上手に膨らませて来たかのような味わいも・・素晴らしいと思います。

 これは是非とも!・・飲んでいただきたい見事なピノ・ノワールです。

 因みにティム・アトキン氏も、ヴィノスのガローニさんも94ポイントで揃ってます。おそらくですが、

「パワフルさが少ない・・少し大人しい感じ」

をそのように評価したと思われますが、それはそれで正しいのかもしれない・・。でも飲んでいておいしいのはこんなワインに違い無いと感じています。

 素晴らしい出来でした。是非飲んでみて下さい。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【この20年で最高の仕上がり!・・「韋駄天」的に言うと、「とつけむにゃ~出来」。極一部の極上クリマにしか出ない見事な「香水」のアロマに触れてみてください!】

 大変身です!・・90年代のド・ラルロの繊細かつ薫り高いニュイ=サン=ジョルジュが帰って来ました~~!これは嬉しい!・・滅茶苦茶旨いです!

 確かに、前年までのこのワインも非常に美味しかったです。それは間違いない。でも2016年までのクロ・デ・フォレとは全然違うんですね。

 2016年までは、「濃度を出したい」と言うような思いがどこかに感じられました。特にオリヴィエ・ルリッシュ時代はその意思が強かったと感じています。

 ジャック・ドゥヴォージュになり、より分られた区画で醸造するようになり、また、プレスもより柔らかになったと思います。

 そしてジェラルディーヌさんの時代になり、1990年台の、ある意味「そっけない」とさえ感じられるほどの「リキミの無い抽出」によるエレガントさが見えるようになって来ていました。それでも2016年はまだ「濃かった」と言えると思います。

 その、濃度を出してしまう・・もしくは出てしまう造りは、ニュイ=サン=ジョルジュの持つ「エレガントな部分」「香り高いワインに仕上がるべくのミネラリティ・バランス」を崩してしまっていた・・と感じます。勿論それはある程度、熟成が受け持つ部分でも有った訳ですが、その「リキミ」が「香水的アロマ」をバラバラにしてしまっていた・・と言えます。

 メオ=カミュゼの昨今のニュイ=サン=ジョルジュ1級を飲めば、それは充分に伝わって来ます。

「まるでロマネ=サン=ヴィヴァンか!?」

と思えるような甘美なアロマが荘厳に香るんです。


 しかし、多くのニュイ=サン=ジョルジュのワインはそうはならない・・。ド・ラルロのワインもそのうちの一つであったはずです。


 2017年のクロ・デ・フォレは、抜栓直後からナチュラルで甘美なアロマと果実の風味に溢れています。僅かに終盤に粉っぽさを感じる程度で、5分もすると完全に溶け込んで判らなくなるような現在の状況です。肉っぽい艶を感じるアロマにやや濃いめの果実の風味、エキスがキッチリと出た甘美な味わいです。

 そして10~15分ほどしたら、グラスをスワリングしてみてください。背筋が「ゾクゾクッ」とするような、沢山の花びらから抽出した香水を思わせるようなアロマが飛び出してきます。

 それは、メオ=カミュゼのニュイ1級のような、ロマネ=サン=ヴィヴァンを彷彿させるものと言うよりも、ミュジニー1/3とレ・ザムルーズ2/3を足したかのような・・いや、それを幾分おとなしくしたかのような、シャンボール的な素晴らしいアロマです。中盤から余韻まで、コート=ドールのピノ・ノワールにしか表現できない繊細な表情です。見事にピュアで、見事にナチュラル、まったくアヴァンギャルドさは無く、派手過ぎてケバくて辟易するような主張の強いタイプでは決してありません。

 そうは言っても、このクロ・デ・フォレはド・ラルロの中では最も濃く仕上がるタイプなんですね。それでも、

「こんな色合い」

です。


「1990年台のエレガントで美しいド・ラルロが復活!」

と言いたいと思います。

「こんな香水的ニュイ=サン=ジョルジュを造れるのはド・ラルロだけ!」

でもあります。


 2017年のド・ラルロ、是非飲んでみて欲しいと思います。絶妙に美味しいと感じていただけるでしょう。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【何と素晴らしかった2015年ものを凌ぐかもしれない大きなワインでした!素晴らしい!今飲んでも美味しさを堪能できます。】

 深いですね~・・濃密ですね~しなやかですね~・・美味しいです。

 2016年ものはこうやって仕上げろ!・・と言う見本が有るとするなら、このクロ・デ・フォレが正にその見本と言えます。

 やや黒く良く熟していて、凝縮感が有り、深い色合いの果実がたっぷり、中域の分厚さが特徴かと思います。凝縮感はアロマにも現れていますが、

「シツコイな~・・」

と思うようなものでは無く、端正さを保っています。

 果実は色の濃い目のスグリ、ベリー、そしてカカオまで揃っています。驚くべきは今飲んでも非常に旨い・・ピュアでアロマの速さからナチュラルさもほんのり漂います。非常に良い出来でした。


 アドヴォケイトもアラン・メドーも2015年ものと全く同じ評価ポイントでした。確かに非常に良く似ています。

 しかしながら、グラスの写真をご覧いただけますと・・違いますよね。より濃い目の仕上がりが見て取れます。2016年に素晴らしいワインに仕上げた造り手には、多くの場合こんな共通点が出てくるんじゃないかと思います。

 数は有りませんので、ぜひお早めにご検討くださいませ。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【ジェラルディーヌ・ゴドーの実質初ヴィンテージはとても嬉しい仕上がり!ちょっと意外でした!・・これは買うしかないぞ・・と!】

 まずはド・ラルロー2015年の量的なことから・・お伝えしましょう。

 非常に・・少ないです。前年の2014年ものの半分以下・・です。ほとんどのキュヴェがバラでの入荷ですので、例年のようにのんびりしていると購入できないことになるかと思います。

 価格は7~8%位上昇しています。またクロ・ド・ラルロの若木から造られていたル・プティ・タルロは樹齢の上昇と共に1級にふさわしい質になったと判断され、「モン・デ・ゾワゾー」と名称が変更されています。

 それに加え、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュの中の下側の葡萄で造られていた「レ・プティ・プレ」は、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュとの差が無くなったという判断から、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュに統合されましたので、2014年ものが最後になり、2015年のリリースは有りません。

 2014年ものまでは上級キュヴェのロマネ=サン=ヴィヴァン、ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショを除き、少なくとも12本は入って来ていましたので1/2~1/3の数量になっており、都合・・noisy のところに入ったのは半分と言うことになります。

 なので、ジェラルディーヌ・ゴドー女史の力量をすべて確かめたいところだったのですが、とにかく一番数量の多かったクロ・デ・フォレ・サンジョルジュをテイスティングさせていただきました。

 ですが・・そもそも2014年は結構抜栓して飲んでいましたので、

「・・・ジャック・ドゥヴォージュさんとあまり変わらないんじゃないかな?」

と思っていただけに、この質感に驚きは隠せませんでした。


 まぁ・・この下の以前のコラムや、ラルロのコラムをお読みになられますと判るかと思いますが、個人的にはジャン・ピエール・ド・スメ時代の薄旨系ワイン・・・大昔のジャック・セイス率いるデュジャック系の味わいが好きなので、オリヴィエ・ルリッシュさんには悪いですが彼はちょっと及ばなかったかな?・・と言う印象、それをジャック・ドゥヴォージュさんが薄旨系ではないにせよ、しなやかなエキス系の味わいに持ってきてくれたので、

「・・あぁ・・良かった・・」

などと思っていたのもつかの間、すぐにクロ・ド・タールに行ってしまったのが2014年ものの時・・と言うような流れなんですね。

 ジェラルディーヌ女史も2014年ものは瓶詰めはしたものの、醸造には完全にはタッチしておらず、良いとこエルヴァージュに間に合ったくらいでしょうから、彼女の造る「ド・ラルロ」の味わいは、ほとんど判らなかった次第です。

 色合いを見てみましょう・・まぁ、2014年ものの写真も有りますんで一目瞭然ですね。

「やや黒味が入っているかな?」

と言うようなニュアンスが見て取れるかと思います。・・・そうなんです。ヴィンテージによる差異もあると思いますが、2014年ものよりは良く熟している・・収穫のタイミングは2014年ほどは早くは無いのかな?・・と思えます。

 しかし、とても熟していますが酸も綺麗に出ていて、マロもしっかり掛かっていますのでとても滑らかです。2015年の健康的なヴィンテージがそうさせた・・とも言えそうです。

 そして、ド・ラルロらしいナチュラルなニュアンスはそのままに、そのまろやかで美しい酸が感じられるんですね。

「ニュイ=サン=ジョルジュらしいけれど粗野にはならない」

ド・ラルロの良さが感じられます。


 中域は非常にふっくらとしており、痩せ気味のスタイリッシュな女性と言うよりは、適度に柔らかさの有るベスト体重の女性のような・・感じです。色合いの透明度、照り、美しさから、非常に健康的だということは伝わってくるかと思います。

 余韻も滑らかで、時折・・と言うか、開けるタイミングによっては「雑然」したテクスチュアを見せるクロ・デ・フォレ・サンジョルジュは、そこにはいませんでした。精緻で整然とした複雑性とスパイシーさを見せる魅力的な味わいと香りでした。

 ついつい・・進み、結構・・飲んでしまいました。2014年ものもとても美味しかったんですが、これほどの安定感は無かったように思います。アドヴォケイトは93~95ポイントと、かなりの高評価をしていますが、それも理解できる味わいです。アラン・メドーはいつものとおり落ち着いた気持ちでの評価でしょうが、それでも91~94ポイントと高く振れています。

 2014年のこのワインにアドヴォケイトは89~91Pointsとしか評価しておりませんので、2015年ものの93~95Pointsとは物凄い差になっています。「・・一体どうしちゃったの?」と言いたくなるような差ですが、
noisy 的には、さすがにそこまでの差は付けられないにせよ、2014年ものは優しいマロの酸のシャキッとした味わいが、アドヴォケイト的には評価できなかったのかな?と感じています。

 2015年もののブルゴーニュは健康で熟した葡萄が量的には少なくともそれなりに取れたことも有り、完全発酵に持ってゆくとその潜在アルコール分の高さから、「ヴァン・ド・ガルド」的なものになる可能性が多いかと思いますが、超熟さと若飲み時の美味しさの両立を果たしたジェラルディーヌ・ゴドーの手腕は凄いぞと・・思わせてくれました。ぜひ素晴らしい仕上がりの2015年もの、ご検討くださいませ。


 また、その他のワインは少な過ぎてとても飲めませんでしたが、リアルワインガイドの次号には評価が掲載されるかな・・と思います。それまではとても持たない可能性が大ですが、そちらもぜひご参考にされてください。


 以下は以前のヴィンテージのコメントです。
━━━━━
【チェックしました!しっかりドゥヴォージュ味の濡れてふっくらふくよかなクロ・デ・フォレでした!】

 何だかんだ言っても毎年何かしらはテイスティングしてチェックしないと気が済まないので、飲んでないと言いつつも、結局最後は飲んでいたりするので・・まぁ、どうしても最初のご案内の時に、全てチェックが終わってからご紹介するべきなのでしょうが、そんなことをやっていると入荷から2カ月も経ってからご案内するようになってしまうのと、結局は数量を確保出来ないので沢山のアイテムのテイスティングが出来ない・・と言う堂々巡りになってしまうんですね。

 2013年の瓶詰めはジャルディーヌさんがやったとは言え、ドゥヴォージュ味の深くたっぷり柔らかくしなやかな味わいだったと思いますので、2014年も・・

「このところは低クラスのテイスティングしかしてないし、ラルロも熟したものしか飲んでないから・・クロ・デ・フォレ、飲んじゃおう!」

 と・・結局は看板のクロ・デ・フォレをさっさと開けることにしました。何せこの6月から7月に掛けては、ブルゴーニュのワインの到着が目白押し・・言い方が古い?、じゃ、行列待ち、テイスティングも何かと多く、大変な期間では有るんですね。

 で、到着間もないクロ・デ・フォレを飲んでみました。透明感のある美しい色合いですね~。香りもコルクを抜くともう・・やや官能さの有る色っぽいアロマが漂ってきます。鋭角では無く鈍角の優しい感じです。

 コルクも・・まぁ・・良く見たら仰天です。隙間が無いほど焼印で文字が書かれていて、

「ん~・・これなら絶対に間違えることは無いぞ・・」

と思えるほど・・。最も、コルクトップの平面には文字は有りませんが、本当に目一杯、書かれていました。

 非常にピュアでナチュラルさの有る暖かいアロマです。紫の小果実が群生しています。まだまだ開きはしない要素の粒がたっぷり有りますが、すでに漏れてきている分だけで充分に旨いです。もっとも・・クロ・デ・フォレが熟したらこんなもんじゃぁありません。

 やや肉の有る、構成豊かで、非常にドライな味わいです。中域はしっかり存在していますが、まだなかなか膨れ上がっては来ません。シルキーなテクスチュアで柔らかなタッチ、少し濡れたようなイメージを持つ辺りは、ジャック・ドゥヴォージュが担当だった頃とほとんど変わり無いと感じました。

 違うとするならやはり2014年のヴィンテージの豊かさでしょうか。2014年ものは、リリース時から好ましいひとつのレベルのバランスを持っていた2013年と異なり、樽熟、瓶熟を長く取らないタイプのドメーヌのワインは、9月以降の涼しくなってくる頃が、それなりのバランスに仕上がる時期かと感じます。

 もっともクロ・デ・フォレをチェックの為ならいざ知らず、美味しく飲もうと思って6月中に開ける方は極少数派でしょうから、やはりこのドメーヌの看板ワインは5年以上、出来れば10年と言うスタンスを持つべきでしょう。

 反対に、植え替えのため数は非常に少ないクロ・ド・ラルロは5年で結構熟しますので・・、それにフォレと違いやや細身の姿が美しい・・そこが美味しさですから、早めに飲みたい方はスタイリッシュなピノでは有りますがクロ・ド・ラルロを選ぶと良いです。

 また、セカンドワインとして若木のワインがクロ・デ・フォレ、クロ・ド・ラルロそれぞれに有りますが、

「若木だし、セカンドだから早熟でしょ?」

と思われるかもしれませんが・・意外にもそうじゃなくて・・ファーストと同じような傾向を持っているとお考え戴くのが良いかと思います。

 良いヴィンテージになった2014年を感じさせてくれる素晴らしいピノでした。熟を待ちましょう!お奨めいたします。是非ご検討くださいませ!


2018 Nuits Saint-Georges la Gerbotte Blanc
ニュイ=サン=ジョルジュ・ラ・ジェルボット・ブラン

15290
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
La Gerbotteは、1992年と2006年に植えられた若樹のクロ・ド・ラルロ・ブラン。勿論、プルミエ・クリュを名乗ることが可能。しかしドメーヌは、プルミエ・クリュではなくあえて村名格としてリリース。根が深く下層に達する時間を与え、この偉大なテロワールのすべてのエレガントさと充実感を十分に表現しています。薄い地面を支える石灰岩スラブ上のClosの他のブドウからさらに遠く離れているミクロクリマは「日当たりの良い」ものではなくすべての要素が集まって、シャルドネは活気とミネラルなどの洗練されたスタイルを備えるのです。
所有面積: 0.8ha
植樹: 1992&1993年
新樽比: 20%
樽熟約15ヵ月
750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,850 (外税) 
【以前のクロ・ド・ラルロ・ブランとそん色の無い見事な味わいです!】
 「コース変更、しましたか?」

と言いたくなるような、見事なジェルボットでした!20年前に飲んだクロ・ド・ラルロ・ブランとほぼ同じような印象ながら、

「マッチョな部分を超繊細に!」

と言うような、クロ・ド・ラルロ・ブランとは仕上げのコースが異なるだけ・・と言うような感じです。


 むしろ2017年ものは、クロ・ド・ラルロ・ブランとほぼ見分けが付かないような感じだったんですが、2018年ものは、冷涼で繊細なシャルドネ・・筋肉質系?・・と思える味わいです。

 これ、相当に旨いです!・・ミネラルが物凄いムルソーや果実が豪奢なピュリニー=モンラッシェとも異なるニュイのシャルドネを見事に現わしていると思います。勿論、ピノ・ブラン的な中抜け感はゼロ!是非飲んでみて下さい。お勧めします!


 P.S.因みにワインリポートの山本氏は91ポイントでした!

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【目の詰まった見事に豊満なシャルドネ!ピュリニー的な美味しさを満載しています!】

 久しぶりのラ・ジェルボットです。仕入れたのは2006年以来?・・かもしれませんので、約12年間、無視することになってしまいました。

 何せこのラ・ジェルボットはクロ・ド・ラルロ・ブランの若木でして、

「あの素晴らしいクロ・ド・ラルロ・ブランのセカンドだから旨いに違い無い・・」

と思って仕入れた2005年ものが、ものの見事に「シャバい」味わいで・・もうガッカリしてしまいました。2006年ものは確かアソートでしか買えなかったので、仕方なく仕入れたのかな?・・と思います。その後は「ラ・ジェルボットは拒絶」して現在に至ります。

 まぁ、そうは言っても当初は全然売らなかった2005年ラ・ジェルボットも数年後に開けてみると、クロ・ド・ラルロ・ブランと同様に深みを見せることが確認できましたので、ネットのページにブティーユ、ハーフともアップしておりましたら無くなっちゃいました。

「いい加減・・ラ・ジェルボットも樹齢が上がって旨くなっているんじゃないか?」

と言う気持ちと、

「2017年は良さそうな年だし、2017年こそド・ラルロはチェックしないといかんかな?」

と言う思いが錯綜したので、そこそこは仕入れさせていただくことにしました。で、早速・・飲んでみると・・これがかなり素晴らしいんですね・・。


 以前のシャバ~い、緩~い感じは全く無し。半透明フィルム風のミネラリティに包まれた黄色や白の果実がナチュラルっぽいアロマとしてスピード感を持ち感じられます。ほんのりとトースティーさのある樽由来のアロマがトッピングされ、しかしそれもシツコク無く、気持ち良いです。樽の要素に負けないだけのパワーが有る・・と言うことですね。

 口内に入るとまずはマッタリ・・オイリーです。そこから柑橘系フルーツがたっぷり解けて来ます。すごく良い・・好印象です。滅茶ゴージャスです。中域もふっくらと膨らみ、そのまま果実の放出を感じながら粘りのある余韻に入ります。

「・・あれ・・これじゃぁ全くのクロ・ド・ラルロ・ブランじゃん?」

と思えるほどのパフォーマンスに驚きを感じました。

 たかだか10年ちょっとでここまで来るか・・と、驚きを隠せませんでした。うちの庭にあるピノ・ノワールも結構な年を重ねて来ましたが、未だにまだまだ・・でして、この先はどうしようかと悩んでいます。やはり、病害虫にやられてしまいますんで、少なくともボルドー液位はあげないと収穫できないなぁ・・と。

 ま・・これほどに素晴らしいとなると・・皆、飲んじゃいますね。カミさんも息子も何も言わずしっかり飲んでしまっています。


 個人的な印象ですと、2000年頃のクロ・ド・ラルロ・ブランとほぼ同一なニュアンスです。その頃はクロ・ド・ラルロ・ブランはまだ6千円ほどだったかと思います。ただし、届いた直後はもっと締まっていた感じです。このラ・ジェルボットは、今飲んでも充分に旨いですが、樽が完全に溶け込む3年後からはほぼ全開で飲めるでしょう。それに20年はしっかり持つと思います。

 クロ・ド・ラルロ・ブランはそれなりに高価になってしまいました。コート・ド・ニュイの白ワインと言えば、ミュジニー・ブランかクロ・ブラン・ド・ヴージョか、ニュイ=サン=ジョルジュ・ブラン位しか無かった訳です。また、アンリ・グージュのピノ・ブランもこのニュイ=サン=ジョルジュなんですね。それだけ歴史の有るニュイ・ブランです。

 滅茶オイリーで非常に厚みのある果実主体のシャルドネでした。非常に美味しいです。是非ご検討くださいませ。お勧めします!


2018 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Blanc le Mont
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・ル・モン

15282
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
畑は標高300〜400mでプリモープリセの森と同じ高さ。モノポールのクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの上部に突き出るような位置。この畑はフェルマージュ(賃借契約)で赤白合わせて約1ha。粘土石灰質土壌で2007年に植えられたこのピノ・ノワールの区画(0.33ha)から、アロマはチェリーと甘草の要素があり、心地の良い適度な骨格としっかりとしたタンニンを備えたオート・コートの典型的ワイン。シャルドネは0.65haで2012年植樹。赤は2014年産、白は2016年産がファーストヴィンテージ。
2016年ファーストヴィンテージ
所有面積: 0.65ha
植樹: 2012年 12%新樽
樽熟約12ヵ月
750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,720 (外税) 
【2016年日本初登場のオート=コート白です!】
 すみません、飲んでないので何も言えません3本のみの入荷です。ワインリポートの山本さんは以下のような評価でした。ご参考までに。

 プレモー・プリセのクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの上の標高400mの0.66haの単一区画から。石の多い土壌に白と赤が混植されている。2019年8月に瓶詰めした。白い花、柑橘、レモン、フレッシュで、おおらかなテクスチャー、アプローチャブル。87点。


2018 Cote de Nuits-Villages Blanc au Leurey
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・ブラン・オー・ルーリー

15289
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
オー・ルーリーはドメーヌ建物から通りを挟み目の前にある若木区画で2006年植樹のシャルドネ。石灰質の岩屑と粘土性 石灰岩がベース。新鮮で芳香性が良く、美しく長く口の中に広がり、若さと鮮明さを楽しめます。淡く輝きのある黄色、成熟したノートと柑橘系の表現豊かなノーズ。豊富な要素が口中に広がり、こなれた果実が感じられます。アロマの輝きは美しい新鮮さによって支えられています。
所有面積: 0.23ha
樹齢: 約10年
新樽比: 25%
樽熟約15ヵ月
750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,150 (外税) 
【3本のみの入荷です。】
 もっと増やしてくれと頼んだんですが、増えて3本ですので・・どれだけ入荷が無いのかが判りますよね。

 飲みようが無いのでどうしようも無いんですが、2017年ものをリアルワインガイド第66号で徳丸さんは、

「17年の白ワインはこれだけで良いんじゃないかと思ってしまう」

とおっしゃられています。それほどの出来なんでしょう・・なんせ、ポテンシャル91点も付いちゃってますから・・。


2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot Blanc Monopele
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ・ブラン・モノポール

15291
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 Closを囲む壁の内側にある家屋と敷地周辺の区画。ブルゴーニュの南北を縦断する国道D974号線からのPremeauxの村にある畑は目を見張る有名な場所。円形劇場のような傾斜で、コート・ドールでも最も険しいブドウ園のひとつ。クロ・ド・ラルロ・ブランのテロワールは傾斜が険しく、畑の岩が特徴的。丘陵地は非常に険しく、しばしば機械の助けを借りる事が多いですが、ラルロでは手作業で行われます。そのような苦労した仕事は、この葡萄畑がユニークな品質と性格を持つ為に必要かつ価値のあるものです。美しく明るいゴールデンカラーで 新鮮で上質なノーズで白い花やアプリコットや白桃などの複雑なアロマ。味わいも複雑で、表現力、肉質、繊細さ、上質感が感じられます。余韻は中々なくならないほど長く留まります。とてもリッチであり、滑らかなワインです。
所有面積: 1.1ha
樹齢: 約40年
新樽比: 25%
樽熟約15ヵ月
750ML 在庫    ご注文数   本
¥16,400 (外税) 
【今回はまだ飲んでいません・・が、リアルワインガイド第66号はポテンシャル93+、もしくは、94点でも良いとのこと!】<--2017年もののレヴューです。
 すみません、飲めてません。しかし、若木のラ・ジェルボットがもう・・昔のクロ・ド・ラルロ・ブラン並みになっちゃってますからね。根が深いところまで伸びているはずのこちらのキュヴェは、さらにミネラリティが高く、やや硬質に感じられることでしょう。

 このコラムでも何度も申し上げていますが、5年経ったクロ・ド・ラルロ・ブランは激変します・・。その際に評価するとなると、当然ながら評価は上がってしまうものです。

 透明なミネラル感に満ち溢れた果実たっぷりのシャルドネです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。

【久しぶりに仕入れたクロ・ド・ラルロ・ブランです!】

 アドヴォケイトは90~92Pointsと評価しているようです。アドヴォケイトにしてみればまぁまぁ評価したのかな・・と思いますが、元々アドヴォケイトは、ニュイの白をまともに評価出来たことは無いので、アテには出来ませんよ。実際はもっと高くて良いと思います。それに飲み頃は2019~2019年と非常に短い判断です。じゃぁ、個人的に取ってある2001年のクロ・ド・ラルロ・ブランでもそのうち開けてみましょうかね・・。

 そもそもこのクロ・ド・ラルロ・ブランは、noisy的には5~8千円という販売価格のイメージが有って、そこを逸脱してしまったので仕入れなくなったと言う経緯が有りますが、もうこのような状況になってきますとね。

 ボーヌの優れたシャルドネ、1級クラスは2万円しても普通な状況ですからね。クロ・ド・ラルロ・ブランはそれと同等のポテンシャルが有りますから、不当な評価は有るにせよ、価格的には適正と言うことかもしれないと思いなおしています。

 実際、5~6年熟成させたこのクロ・ド・ラルロ・ブランをぜひ飲んでみて欲しいんですね。濃密でマッタリ、柑橘フルーツの香る素晴らしい白に大変身するんですよね。ほんのりとエロスが香り、実に旨いんですが・・アドヴォケイトの歴代ブルゴーニュ担当者さんには理解できないんですね。だから昔は安かったとも・・言えますが、実際に飲まれた方の評価は非常に高い不思議なワインです。


2018 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Rouge le Mont
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ・ル・モン

15287
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 畑は標高300〜400mでプリモープリセの森と同じ高さ。モノポールのクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの上部に突き出るような位置。この畑はフェルマージュ(賃借契約)で赤白合わせて約1ha。粘土石灰質土壌で2007年に植えられたこのピノ・ノワールの区画(0.33ha)から、アロマはチェリーと甘草の要素があり、心地の良い適度な骨格としっかりとしたタンニンを備えたオート・コートの典型的ワイン。シャルドネは0.65haで2012年植樹。赤は2014年産、白は2016年産がファーストヴィンテージ。
所有面積: 0.33ha
植樹: 2007年
新樽比: 約20%以下
樽熟14~16ヵ月、60%全房発酵
750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,790 (外税) 
【少な過ぎて飲めませんでした。すみません。】--以前のレヴューを使用しています。3本だけ。
--以前のレヴューです。
【アラン・メドーはハート付86~89Points !】

 日本初登場のオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。ポテンシャル的には90ポイント辺りと言うことなのでしょう。

 それにしてもアラン・メドーの2019+ は判りますが、アドヴォケイトの2019~2026年と言う飲み頃予想はアドヴォケイトの悪しき慣習ですね。若飲みスタイルの定着から、読者からの記事への批判を避けるためでしょうか。

 ワインの熟成に対する正当な姿勢と判断はワイン文化を育むものかと思いますし、勿論、このワインは収穫から10年しか持たないと、10年以内に飲むべきだと確信しているのならそれでも良いと思いますけどね。本当にそう思われているのなら能力が無いと言われても仕方が無いんじゃないかと思ってしまいます。それで勘違いして、「そういうものだ」と思ってしまう方もおられるんじゃないかと危惧しています。最も・・10年以内にほとんど消費されてしまうんでしょうけどね。


2018 Cote de Nuits-Villages Clos du Chapeau
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー

15283
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
◆◆◆奇跡の再入荷です!エージェントさんの予備分をいただきました。
■エージェント情報
コンブランシアン村にあり、帽子(hat)形区画。Chapeauは英名Hat。約1.6haの区画は粘土と石灰岩の土壌で、ピノ・ノワールにとって理想的区画。ワインは繊細さを表現。モレロチェリー(スミミザクラ/酸実実桜)と核果のノート、しばしばクローブ、サンダルウッド、また時にはココア等もあります。ペッパーとヴァニラの香りのタッチで、赤いフルーツフレーバーを通して、しなやかさと優雅さを引き出します。とても若さがあり、果実感が溢れます。10年またはそれ以上の熟成によってさらに素晴らしい姿に変わることでしょう。
◇Vinos/Neal Martin 89 Points 2020~2028
◇Bourghound/Allen Meadows 88 Points 2025+
◇Wine Peport/Akihiko Yamamoto 90 Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,580 (外税) 
【エレガントさに深みと優しさをプラスした見事な準村名格?です!】
 まぁ、準村名と言うよりも村名・・ですね。あくまで村名ワインですが、村そのものを名乗れないニュイの村を一つのアペラシオンにしたのがコート・ド・ニュイ・ヴィラージュです。

 ジェラルディーヌさんの2018年ものは全て「一貫」しています。エレガントさと豊かさを両立させた上で、とてもエレガントで有り、端々が見事に柔らかく丸く、単にエキスの味わい・・と一言で片付けてしまうのが勿体無い仕上がりです。

 2017年ものよりも熟して充実した色合いをしていますが透明感は全く失われず、アロマの上りも早く、滑らかです。

 因みにワインリポートの山本氏は以下のように評しています。

 クラッシュしたストロベリー、レッドチェリー、バラの花芯、しなやかなテクスチャー、心地よいタンニンがミネラル感に富む果実と統合されている。全房発酵からくるスパイシーなフィニッシュにうまみがにじむ。90点。


 ん~・・とても良い感じの評価だと思います。単に果実だけではなく、フラワリーでも有るんですね。とても良い出来!・・2018年のドメーヌ・ド・ラルロは買いだと!・・お勧めします。是非ともご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【これで充分!!2017年のド・ラルロはピノ・ノワール・ファン必飲ですが、これを飲めば全てが判る・・かも!・・(^^;;】

 この色合いですよ・・嬉しいですね~・・これだから滅茶薫るんですよ・・香水のようなアロマが!・・でもまだ濃いかなぁ・・。

 2017年もののド・ラルロのテイスティングは、このクロ・デュ・シャポーから始めました。オート=コートのキュヴェは2本とかのふざけた数しか入荷してませんので、飲みようが無いんです。

 ちなみに・・ですが、コート・ド・ニュイ=ヴィラージュと言うアペラシオンは、「ヴィラージュ」と付くことで判りやすいかと思いますが、「村名格」です。

 単独の村名を名乗れないニュイ近辺の村のワインは、この格を名乗れます。言わば、

「コンブランシアン」

と言う村名ワインと・・そんなA.O.C.は無いですが、思っていただければと思います。ここは、ニュイ=サン=ジョルジュを構成するニュイ=サン=ジョルジュ、そしてその南にあるプレモー=プリシーの、南に接する村です。

 で、早速飲んでみて・・見事に淡い色合いからの濃密ドライなエキスはぷっくりと丸みを帯び、柔らかでスピードのあるアロマが飛び出してきました。

「・・あれ・・?この感覚って・・」

 そう・・大昔のド・ラルロのワインに感じたものに近いんですよ。そして昨今は余り感じることの無かった強烈なアロマが出て来たんです。


 そうそう・・ブルゴーニュワインって・・こうじゃ無きゃ!

 濃くて甘くてややボタッとして切れがイマイチなのも余韻に引きずられて美味しいけれど、何か違う・・と反応してしまうんですよね。2016年ものも美味しかったですよ。こっちの方に寄ってくるような感じが・・すでにしていました。2015年ものにもそれは少しだけ有りました。2014年ものには有りませんでした。2013年ものは、ヴィンテージの背景で淡くなったと思っていました。2012年ものは・・いや・・もう止めておきます・・(^^;;


 この2017年もののド・ラルロは絶対に飲まなければいけない・・と思います。だから無理やりにも・・そう仕向けてしまいます。でもそれで皆さんも幸せになれると信じています。

「濃いだけじゃだめ。」

「薄いだけでもだめ。」

なんです。


 ミネラリティをしっかり取り込んだ葡萄をしなやかに醸造することのみにより、この素晴らしい香りと味わいが生まれます。

 今飲んでも納得していただけるでしょう。数日休養を上げてください。そして確かめてください。もしそれで素晴らしいと感じたら、さっさと押さえに掛かりましょう・・まだ2017年のド・ラルロが残っていれば・・ですが・・。

 実は、アレックス・ガンバルと言うネゴスは、noisy的には・・余り・・でした。なので、当初はジャック・ドゥヴォージュが居なくなると言うので残念に思っていました。もうド・ラルロは復活しないんじゃないかと・・どこかで昔のド・ラルロを心待ちにしていたんだと思います。

 でも、ジェラルディーヌ・ゴドーさんが入り、こっちに向かってきているような感覚が有りました。あのラ・グランド・リュのフランソワ・ラマルシュもそう・・。

 2010年以前は・・もう全然眼中になかったです。それが、2011年頃から徐々に煌めき始め、その頃から扱わせていただき、滅茶「薄旨」の2013年を経て、今やもう完全復活・・です。そして、ラマルシュのワインも全然濃くない・・だけれども滅茶美味しいですよね。

 こっちに・・向かってきていると確信しています。是非確認、お願いいたします。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【アラン・メドーのバーガウンドで88~91Pointsでした!】

 リアルワインガイドへの掲載は次号の63号辺りになるのでしょうから、間に合いませんね。バーガウンドだけ評価が見当たりましたが88~91ポイントと、まぁまぁです。バーガウンド・ドット・コムの評価はアドヴォケイトともまた微妙に違い、95~100ポイントの非常に高い評価が付くことは稀で、また、アドヴォケイトに比較すると90ポイントを中心に若干圧縮されたような分布になりやすい傾向が有ると思います。

 本来ですと、クロ・デュ・シャポー辺りはテイスティングしていておかしく無いんですが、何せ入荷は3本ですので・・すみません。


2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Mont des Oiseaux
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・キュヴェ・モン・デ・ゾワゾー

15284
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 モノポールであるクロ・ド・ラルロの区画の若樹部分の約0.62haから生まれる。区画はClos de L’arlot Rougeの区画とは隣接しておらず、Clos de L’arlot Blancの区画に隣接している。Le Petit ArlotとClos de L’arlot Rougeに挟まれる形でClos de L’arlot Blancの区画がある。
植樹されたのは1998年から2000年。通常なら3500本程度生産される。
 まずは、プティ・タルロ。このキュヴェはこれまでクロ・ド・ラルロ1er Cruの若樹区画なのでクロ・ド・ラルロではなくプティ・タルロとしてリリースされていた。プルミエ・クリュの畑ながら若樹ということで村名格としてリリースされていたのだ。
 それが近年、明らかにプルミエ・クリュにふさわしい品質へと進化したと判断され、元のプルミエ・クリュとして改める事になったそうだ。ただクロ・ド・ラルロに加えるのはキャラクターが異なるので、独立した新たな別キュヴェとしてリリースを決めたそうだ。新しい名はモン・デ・オワゾー。キュヴェ名の由来は、新たに何かこのパーセルを取り囲む自然(iris(アイリス、アヤメ科)や桜、果樹園など)と関連のある名前を付けたいとみんなで探していたところ、ジェラルディンヌがClos de l'Arlotの区画を取り巻く道の名前のMont des Oiseaux(鳥の山)を思いつき、採用される事となったそうだ。
Petit L'arlotの名称変更
植樹: 1987~1989年
新樽比: 35%
樽熟16~18ヵ月 100%除梗
◇Vinos/Neal Martin (89-91)Points 2020~2028
◇Bourghound/Allen Meadows 88~90 Points 2025+
750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,850 (外税) 
【クロ・ド・ラルロ2018年に手が出なくてもモン・デ・ゾワゾーが有ります!大きな引けを取らない仕上がりです!】
 旨いです~・・まぁ、1級ですから、美味しく無きゃダメですけどね。

 1級クロ・ド・ラルロの例のミュジニーみたいな香水的アロマも健在です。そして、2017年も滅茶美味しかったモン・デ・ゾワゾーですが、そのエレガントさに「深み」がしっかり入り込んでいます。

 なので、線の細さはもう感じず、以前のクロ・ド・ラルロよりも深く複雑な表情をしており、しかもしっかり早めに膨らんでくれる印象ですよ。

 そして、感心したのは「エッジ」とか、「最後の最後」の部分です。ここが実に美しい!・・粗野さが全く無いんですね・・。ひらひらと白くちょっとだけ透けてそうなブラウスがそよ風に揺れているかのようです・・。

 これ、確かにちょっと価格も上がってしまいましたが、それでもクロ・ド・ラルロの2/3近くのプライスですからかなりお得なんじゃないかと思います。美しい色ですよね~・・旨いです!超お勧め!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【この色の濃淡の違いを是非ご覧ください!そして抜栓後15分のスワリングで現れる香水が如きアロマに是非触れてください。滅茶旨いです!】

 こりゃぁ・・素晴らしいです!・・大昔の良き時代のクロ・ド・ラルロの面影を持ちつつ、より濃密なエキスを自然に抽出した、実に旨いニュイ=サン=ジョルジュ1級です。

 どこか、「す~っ」とした透明感が有るのは昔からのクロ・ド・ラルロの特徴ですが、どこかクロ・デ・フォレの濃密さをも持っているようにも感じます。

 それに加え、抜栓後10~15分から現れる香水香!・・まるで最上質なシャンボール=ミュジニー1級を思わせるような素晴らしいアロマです。こんな香りを出せるのは・・後はメオ=カミュゼ位じゃないでしょうか。いや、もっと力強いとか、むせるような・・とか、は他にもいらっしゃいますよ。でも、

「これほどまでに繊細でエレガントで香水的」

なアロマで狂わされるワインは、昔のド・ラルロにしか無いと思えてしまいます。


 そう、造り手紹介のコラムにも書きましたが、noisy 的には、今のド・ラルロには、どこか違和感を持っていた・・と言えます。美味しいのは美味しい・・でも、

「・・ん~・・違うんだよな~・・」

と言う気持ちが拭えなかった。


 でもその違和感がどこから来るものなのか、自分でも具体化できなかったんですね。単に「濃度の違い」だけでは言い表せない何かが有ったんです。それが2017年もののド・ラルロを飲んで、判った・・と言うか、思い出したと言いますか、理解できたんです。

「凄いアロマ!」

ですよ。


 1990年台のド・ラルロは、素っ気ない・・リキミの無い・・味わいなのに、熟し始めると香水のようなアロマで魅了されたんです。

 しかし、その時代は新樽100%~の時代で、樽っぽくて濃くて甘いピノ・ノワールが称賛された時代です。デュジャックの弟子筋のジャン・ピエール・ド・スメ氏は引退し、御大のジャック・セイスも引退して息子さんの代になります。デュジャックも「薄旨」の代名詞を捨て、「濃厚」に鞍替えして現在に至ります。

 ド・ラルロも同様にやや抽出の強いワインへと鞍替えしてしまいました。その頃からの「違和感」だったんですね。


 この路線、もう変更してほしく無いです。エレガント系だからこそ、このもの凄いアロマが生まれます。「モン・デ・ゾワゾー」はクロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレの中間的な感じのワインだと思ってください。今飲んでも美味しいです!勿論、硬質さも有りますので長く持ちます。是非飲んでみてください。超お勧めです!


 以下は2015年のこのキュヴェのレヴューです。
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【ジェラルディーヌ・ゴドーの実質初ヴィンテージはとても嬉しい仕上がり!ちょっと意外でした!・・これは買うしかないぞ・・と!】

 まずはド・ラルロー2015年の量的なことから・・お伝えしましょう。

 非常に・・少ないです。前年の2014年ものの半分以下・・です。ほとんどのキュヴェがバラでの入荷ですので、例年のようにのんびりしていると購入できないことになるかと思います。

 価格は7~8%位上昇しています。またクロ・ド・ラルロの若木から造られていたル・プティ・タルロは樹齢の上昇と共に1級にふさわしい質になったと判断され、「モン・デ・ゾワゾー」と名称が変更されています。

 それに加え、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュの中の下側の葡萄で造られていた「レ・プティ・プレ」は、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュとの差が無くなったという判断から、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュに統合されましたので、2014年ものが最後になり、2015年のリリースは有りません。

 2014年ものまでは上級キュヴェのロマネ=サン=ヴィヴァン、ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショを除き、少なくとも12本は入って来ていましたので1/2~1/3の数量になっており、都合・・noisy のところに入ったのは半分と言うことになります。

 なので、ジェラルディーヌ・ゴドー女史の力量をすべて確かめたいところだったのですが、とにかく一番数量の多かったクロ・デ・フォレ・サンジョルジュをテイスティングさせていただきました。

 ですが・・そもそも2014年は結構抜栓して飲んでいましたので、

「・・・ジャック・ドゥヴォージュさんとあまり変わらないんじゃないかな?」

と思っていただけに、この質感に驚きは隠せませんでした。


 まぁ・・この下の以前のコラムや、ラルロのコラムをお読みになられますと判るかと思いますが、個人的にはジャン・ピエール・ド・スメ時代の薄旨系ワイン・・・大昔のジャック・セイス率いるデュジャック系の味わいが好きなので、オリヴィエ・ルリッシュさんには悪いですが彼はちょっと及ばなかったかな?・・と言う印象、それをジャック・ドゥヴォージュさんが薄旨系ではないにせよ、しなやかなエキス系の味わいに持ってきてくれたので、

「・・あぁ・・良かった・・」

などと思っていたのもつかの間、すぐにクロ・ド・タールに行ってしまったのが2014年ものの時・・と言うような流れなんですね。

 ジェラルディーヌ女史も2014年ものは瓶詰めはしたものの、醸造には完全にはタッチしておらず、良いとこエルヴァージュに間に合ったくらいでしょうから、彼女の造る「ド・ラルロ」の味わいは、ほとんど判らなかった次第です。

 色合いを見てみましょう・・まぁ、2014年ものの写真も有りますんで一目瞭然ですね。

「やや黒味が入っているかな?」

と言うようなニュアンスが見て取れるかと思います。・・・そうなんです。ヴィンテージによる差異もあると思いますが、2014年ものよりは良く熟している・・収穫のタイミングは2014年ほどは早くは無いのかな?・・と思えます。

 しかし、とても熟していますが酸も綺麗に出ていて、マロもしっかり掛かっていますのでとても滑らかです。2015年の健康的なヴィンテージがそうさせた・・とも言えそうです。

 そして、ド・ラルロらしいナチュラルなニュアンスはそのままに、そのまろやかで美しい酸が感じられるんですね。

「ニュイ=サン=ジョルジュらしいけれど粗野にはならない」

ド・ラルロの良さが感じられます。


 中域は非常にふっくらとしており、痩せ気味のスタイリッシュな女性と言うよりは、適度に柔らかさの有るベスト体重の女性のような・・感じです。色合いの透明度、照り、美しさから、非常に健康的だということは伝わってくるかと思います。

 余韻も滑らかで、時折・・と言うか、開けるタイミングによっては「雑然」したテクスチュアを見せるクロ・デ・フォレ・サンジョルジュは、そこにはいませんでした。精緻で整然とした複雑性とスパイシーさを見せる魅力的な味わいと香りでした。

 ついつい・・進み、結構・・飲んでしまいました。2014年ものもとても美味しかったんですが、これほどの安定感は無かったように思います。アドヴォケイトは93~95ポイントと、かなりの高評価をしていますが、それも理解できる味わいです。アラン・メドーはいつものとおり落ち着いた気持ちでの評価でしょうが、それでも91~94ポイントと高く振れています。

 2014年のこのワインにアドヴォケイトは89~91Pointsとしか評価しておりませんので、2015年ものの93~95Pointsとは物凄い差になっています。「・・一体どうしちゃったの?」と言いたくなるような差ですが、
noisy 的には、さすがにそこまでの差は付けられないにせよ、2014年ものは優しいマロの酸のシャキッとした味わいが、アドヴォケイト的には評価できなかったのかな?と感じています。

 2015年もののブルゴーニュは健康で熟した葡萄が量的には少なくともそれなりに取れたことも有り、完全発酵に持ってゆくとその潜在アルコール分の高さから、「ヴァン・ド・ガルド」的なものになる可能性が多いかと思いますが、超熟さと若飲み時の美味しさの両立を果たしたジェラルディーヌ・ゴドーの手腕は凄いぞと・・思わせてくれました。ぜひ素晴らしい仕上がりの2015年もの、ご検討くださいませ。


 また、その他のワインは少な過ぎてとても飲めませんでしたが、リアルワインガイドの次号には評価が掲載されるかな・・と思います。それまではとても持たない可能性が大ですが、そちらもぜひご参考にされてください。


 以下は以前のヴィンテージのコメントです。
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【チェックしました!しっかりドゥヴォージュ味の濡れてふっくらふくよかなクロ・デ・フォレでした!】

 何だかんだ言っても毎年何かしらはテイスティングしてチェックしないと気が済まないので、飲んでないと言いつつも、結局最後は飲んでいたりするので・・まぁ、どうしても最初のご案内の時に、全てチェックが終わってからご紹介するべきなのでしょうが、そんなことをやっていると入荷から2カ月も経ってからご案内するようになってしまうのと、結局は数量を確保出来ないので沢山のアイテムのテイスティングが出来ない・・と言う堂々巡りになってしまうんですね。

 2013年の瓶詰めはジャルディーヌさんがやったとは言え、ドゥヴォージュ味の深くたっぷり柔らかくしなやかな味わいだったと思いますので、2014年も・・

「このところは低クラスのテイスティングしかしてないし、ラルロも熟したものしか飲んでないから・・クロ・デ・フォレ、飲んじゃおう!」

 と・・結局は看板のクロ・デ・フォレをさっさと開けることにしました。何せこの6月から7月に掛けては、ブルゴーニュのワインの到着が目白押し・・言い方が古い?、じゃ、行列待ち、テイスティングも何かと多く、大変な期間では有るんですね。

 で、到着間もないクロ・デ・フォレを飲んでみました。透明感のある美しい色合いですね~。香りもコルクを抜くともう・・やや官能さの有る色っぽいアロマが漂ってきます。鋭角では無く鈍角の優しい感じです。

 コルクも・・まぁ・・良く見たら仰天です。隙間が無いほど焼印で文字が書かれていて、

「ん~・・これなら絶対に間違えることは無いぞ・・」

と思えるほど・・。最も、コルクトップの平面には文字は有りませんが、本当に目一杯、書かれていました。

 非常にピュアでナチュラルさの有る暖かいアロマです。紫の小果実が群生しています。まだまだ開きはしない要素の粒がたっぷり有りますが、すでに漏れてきている分だけで充分に旨いです。もっとも・・クロ・デ・フォレが熟したらこんなもんじゃぁありません。

 やや肉の有る、構成豊かで、非常にドライな味わいです。中域はしっかり存在していますが、まだなかなか膨れ上がっては来ません。シルキーなテクスチュアで柔らかなタッチ、少し濡れたようなイメージを持つ辺りは、ジャック・ドゥヴォージュが担当だった頃とほとんど変わり無いと感じました。

 違うとするならやはり2014年のヴィンテージの豊かさでしょうか。2014年ものは、リリース時から好ましいひとつのレベルのバランスを持っていた2013年と異なり、樽熟、瓶熟を長く取らないタイプのドメーヌのワインは、9月以降の涼しくなってくる頃が、それなりのバランスに仕上がる時期かと感じます。

 もっともクロ・デ・フォレをチェックの為ならいざ知らず、美味しく飲もうと思って6月中に開ける方は極少数派でしょうから、やはりこのドメーヌの看板ワインは5年以上、出来れば10年と言うスタンスを持つべきでしょう。

 反対に、植え替えのため数は非常に少ないクロ・ド・ラルロは5年で結構熟しますので・・、それにフォレと違いやや細身の姿が美しい・・そこが美味しさですから、早めに飲みたい方はスタイリッシュなピノでは有りますがクロ・ド・ラルロを選ぶと良いです。

 また、セカンドワインとして若木のワインがクロ・デ・フォレ、クロ・ド・ラルロそれぞれに有りますが、

「若木だし、セカンドだから早熟でしょ?」

と思われるかもしれませんが・・意外にもそうじゃなくて・・ファーストと同じような傾向を持っているとお考え戴くのが良いかと思います。

 良いヴィンテージになった2014年を感じさせてくれる素晴らしいピノでした。熟を待ちましょう!お奨めいたします。是非ご検討くださいませ!

各畑の位置






2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ

15285
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 この貴重なテロワールの独創性は多様性にあります。斜面の底には樹齢の古いピノ・ノワールが泥灰土石灰岩の土壌にあります。フィネスとエレガンス。ラズベリー、レッドカラント、チェリー、イチゴの香りを組み合わせた華やかな複雑なブーケ。繊細で、エレガントな構造と適度な濃さ。しなやかなタンニンとバランスの取れたワインです。
所有面積: 1ha
植樹: 1939~1951年
新樽比: 約50%
樽熟16~18ヵ月 40%全房発酵
◇Vinos/Neal Martin (91-93)Points 2022~2040
◇Bourghound/Allen Meadows 90~92 Points 2028+
◇Wine Peport/Akihiko Yamamoto 94 Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥17,150 (外税) 
【ジェラルディーヌ・ゴドーの2018年クロ・ド・ラルロによって、クロ・ド・ラルロは完成した!・・と言いたい素晴らしさです!】
 「キャ~!」

と思わず声が出て来てしまうほど・・超繊細で美しいクロ・ド・ラルロでした!・・いや~・・これはジャック・ドゥヴォージュでも出せない表現だな~!・・と。

「・・少しミュジニーかロマネ=サン=ヴィヴァン、入ってます?」

 みたいな・・香水的アロマがほんのり。


「土臭いニュイ=サン=ジョルジュ?・・そんなのどこにも・・無い!」

と言いたくなってしまうほど・・素晴らしいです。


 そして樹齢が上がった性でしょうか。か細さを時折感じさせたクロ・ド・ラルロでは有るんですが、そんな「弱さ」は無く、ディテールの端々に細やかで丸いエッジが感じられるんですね。


 これ、メオ=カミュゼのニュイ1級を飲むと感じられるんですが、ミュジニーが持つ物凄い芳香をも、少しですが内包されているような・・それこそがむしろ、プレモー=プリセの1級群の特徴の一つでは無いか?・・などと感じ始めています。

 単にエレガントでは済ませられない仕上がりの良さ・・でしょうか。これは滅茶美味しい!・・と思わされてしまいました。

 今飲んでも、飲めなくはないですよ。アラン・メドゥーズさんは2028年以降・・と言ってますが、まぁ・・当たりだとは思います。しかし、飲めなくは無い・・美味しく飲めます。

 そしてポイント的には山本さんの94点。これがピッタシカンカン(古っ!)。いや~・・久々に超絶に旨いクロ・ド・ラルロを飲ませていただきました!・・・それに、12本も入荷したのは久しぶりです。これは是非飲んで欲しい!・・クロ・デ・フォレは8月に15000円台で行けそうでは有りますが、その前にこのクロ・ド・ラルロで2018年のジャルディーヌさんを・・いや、

「ゴドーを感じながら」

飲んでみていただきたいと思います。ご検討くださいませ。



 円形劇場のようなクロのカキの貝殻を含む泥灰岩、プレモー石灰岩、白色魚卵状石灰岩の交じる土壌から。ラズベリー、レッドチェリー、リコリス、デリケートで、甘やかな赤系スパイスが立ち上がる。しなやかなタンニン、ヴェルベッティなテクスチャー、ほのかな青さが精妙なタッチを加え、生き生きした酸がフレッシュ感を与えている。うまみの乗った味わい、グリップのあるフィニッシュ。
 ワインリポート 山本氏


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【超繊細系ニュイ=サン=ジョルジュの中で最も繊細なクリマ!】

 このところは全然飲めないクロ・ド・ラルロ・ルージュです。今回はやや多めとは言え、やっと1ケースの入荷です。無理をすれば飲めるんですが、この位の入荷総量ですと、予算的に今回のテイスティング分が上限になってしまいます。まぁ、ワイン屋さんでも全アイテムをテイスティングで開けられるところはまず無いと思いますが・・。

 クロ・デ・フォレやモン・デ・ゾワゾーの2017年ものの色合いをご覧になられて、

「薄い・・なぁ・・」

と思われたかもしれませんが、まぁ、間違いなく、クロ・ド・ラルロはもっと薄いです。90年台のクロ・ド・ラルロなんて、さらに薄かったです。ジャック・セイスが全盛の頃のデュジャックも、

「ロゼか?」

と知らない人が尋ねるほど・・薄かったですが、エキスが濃いんですよね。そしてクロ・ド・ラルロは同様に薄く、しかもクロ・デ・フォレに比較しても、さらに「ドライ」です。

 でも早く熟すので、2~3年で非常に美味しくなるんですが・・実は滅茶、超熟でも有ります。1992年のクロ・ド・ラルロなんぞ、滅茶苦茶旨かったですよ。デュジャックのクロ・ド・ラ・ロシュは高価でしたが、古いクロ・ド・ラルロは安かったですから。それに、その頃のエージェントさんは、結構に「古い在庫」をお持ちでした。なので、

「選び放題!」

の時代だった訳です。今考えると良い時代でした。


 2017年は、そんな1990年台のド・ラルロに良い意味で「回帰しはじめた」と言えると思います。ただ昔に戻すのではなく、さらに良く観察し、畑の個性を見極めています。エキスはさらに濃密になっています。反対に単純な濃さが減りつつあります。

 「ドライなエキスの非常に香るニュイ1級!」

だと思ってください。まぁ、周りは白葡萄が沢山植わっている土壌ですから・・そうなるのは当たり前では有ります。(ジェルボット2017年もテイスティングしていますが、これまた凄い仕上がりでした!)

 クロ・ド・ラルロの若木で仕込んだモン・デ・ゾワゾー2017年があれだけ香るんですから・・クロ・ド・ラルロはとんでもないことになっているんじゃないかと推測しています。

 是非ご検討いただきたいと思います。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【今は植え替えでさらに少ない、貴重でエレガントなクロ・ド・ラルロです!】

 どうなんでしょう?・・noisy のところではエレガント系の薄旨ブルゴーニュが人気だと言えるんですが、クロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレの人気を比較すると・・

「逆に出る」

のげ解せないんですね・・。


 クロ・デ・フォレは濃厚タイプ、クロ・ド・ラルロはエレガントタイプで、ものの見事に違います。

 クロ・ド・ラルロはこの数年は非常に少なく、さして入荷本数が無い年が続いていますが、フォレは完売してもラルロは残る傾向です。良く判りません・・。少なすぎて評価機関の評価ポイントが少ないことが響いてますかね。

 noisy 的にはクロ・ド・ラルロは赤白とも大好物なんですが、世評とは若干異なるようですね。


2018 Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ

15286
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 リシュブールの向かい側にある区画でとても恵まれた好立地。1992年から0.85ha所有。最古区画の樹齢は60年程度。円みがあり、豊かでエレガント。ヴォーヌ・ロマネ独特のヴェルヴェットのような風合い。若い時はフローラルなアロマやフルーティさが感じられ、熟成により革やスパイス、甘草などの要素が感じられるようになります。
◇Vinos/Neal Martin (93-95)Points 2023~2048
◇Bourghound/Allen Meadows 91~93 Points 2030+
◇Wine Peport/Akihiko Yamamoto 95 Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,850 (外税) 
【ロマネ=サン=ヴィヴァンと1ポイント差なら、2018年はレ・スショと言う選択肢も有りかもしれません。】
 ニール・マーティンさんは2ポイント差を付けましたが、バーガウンドのメドゥズさんとワイン・リポートの山本さんは1ポイント差。

 これって・・どうなんだろ?・・と思ってしまうんですが、根本的にはレ・スショはレ・マルコンソールには叶わない・・と思ってまして・・いや、あくまで自身の感覚的なものですが、だとするなら、1ポイント差ってかなり微妙な評価だと思うんですね。

 するとロマネ=サン=ヴィヴァンが大したことが無くてレ・スショがいつもより凄い出来で・・と考えるか・・いや、でもロマネ=サン=ヴィヴァンは上値97ポイントも有るのでそれは無いだろう・・とするなら、もし、ド・ラルロが他の優れた1級畑をリリースしていたらどうなるか?・・などと考えてしまうんですね。

 まぁ、自分の中では・・レ・スショ2018年が良い出来だった性で、余りバランスは考慮せず、単純にポテンシャルを図ったと言うことにしておきました。


 以下は以前のレヴューです。
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【評論家さんたちの評価はまだ揃いませんが、彼らがどう評価するか、興味津々です。】

 2017年のド・ラルロの驚異的な香水のようなアロマをどう評価するのか、もしくは「出来るのか?」を見てみたいと思っています。

 徳丸さんは、

「2017年のラルロは、日本人には受けるが海外メディアは大して評価しないかもしれない」

のように書いています。


 noisy も同様に思います。しかし、稀にめちゃ繊細な神経をお持ちの方もいらっしゃいますし、そのような方はまた、それまでの「しがらみ」みたいなものを持ち合わせてない場合が多いので、

「どう評価するか?」

で、noisy もその方々を評価できちゃうんですよね・・。


「あ、・・こう言うのはこの人、判らないんだな・・」

と判断する訳です。


 でも、実はこれ、しょっちゅうやってまして、ご来店の方にワインをお選びする際などにね・・。いや、勿論この場合は、判らないんだ・・なんて思いませんよ。そこは、「好みじゃないんだ」と置き換わります。お客さんはそれで良いんですね。

 でも、ワインのお勉強がしたいとか、エキスパートを目指している・・というようなお客様には、「好みじゃない」じゃ済まさないですけどね。


 ド・ラルロのロマネ=サン=ヴィヴァンがロマネ=コンティ直下なら、このレ・スーショはリッシュブール直下の良いところに有ります。美味しく無い訳が無いです。

 今回は1ケースちょっといただけたので、飲んでご案内しようと思ったんですが、このペースでテイスティングするのが勿体無いような気がしてしまいまして・・まだ飲んでいません。

 2017年のド・ラルロ・・・エレガントで物凄いアロマです。ロマネ=サン=ヴィヴァンは高過ぎて手が出ないにせよ、ここは必ず押さえておきたいところだと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです
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【2016年ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショは2015年とほぼ同様の評価でした!】

 2015年ものとほとんど同じ評価でしたね。1ポイントほど僅かに下げた評価機関も有るかもしれません。

 しかしこの評価ですと、クロ・デ・フォレの秀逸さが光りますね。同レベルの評価ポイントです。リッシュブールに接する非常に良い位置のレ・スショです。


2018 Romanee-Saint-Vivant Grand Cru
ロマネ=サン=ヴィヴァン・グラン・クリュ

15288
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 1991年から所有する0.25haの畑は、ロマネ=コンティの通りを挟んだ向かい側に位置する好立地。粘土と石灰岩が適度に混じった理想的で崇高な土壌を持ち、少量ながら素晴らしいワインが生まれます。深みのある紫色。 豊かで絶妙なな香りが、ピノ・ノワールの持つ全ての複雑さを鮮明に表現します。激しく、複雑で、余韻は非常に長くシルクのようです。
◇Vinos/Neal Martin (95-97)Points 2025~2050
◇Bourghound/Allen Meadows 92~94 Points 2036+
◇Wine Peport/Akihiko Yamamoto 96 Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥74,290 (外税) 
【ロマネ=コンティに接する絶好のロケーションから、最もリーズナブルと言えるロマネ=サン=ヴィヴァンです!】
 ニール・マーティンさんは上値97ポイント、いつも厳しいアラン・メドゥズさんは上値94ポイントでした。ワインリポートの山本さんは96ポイントで、

「・・なんか、判る・・」

と一人悦に入ってます。


 ロマネ=コンティは買えないにしても、モロに真向かいですから・・はい。絹漉しのテクスチュアの雅で荘厳なロマネ=サン=ヴィヴァン・・・お宝です。


 以下は以前のレヴューです。
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 2017年のド・ラルロは半端ないです。ド・ラルロを知っているなら、この20年で最高の仕上がりと言って良いはずです。

「ブルゴーニュワインはただ濃いだけじゃダメ」

 それは誰しもが認識していることでしょう。ロマネ=コンティは濃いのか?・・いや、濃密な一面を見せるかもしれないが決して濃いワインでは無い。ラ・ターシュはどうなのか?ラ・ロマネは?ラ・グランド・リュは?・・と問えば、その答えは歴然としています。

 リアルワインガイド第66号を読むと、ジェラルディーヌ女史は過労で入院中で会えなかったと書いてありました。また、2017年と言うヴィンテージが「力のヴィンテージではない」と評しています。

 noisy的には、勿論、ヴィンテージの背景もあることは重々承知しつつも、ジャック・ドゥヴォージュによる畑の調査、緻密な醸造から、ジェラルディーヌ女史による感性のワインへと変貌しつつあるものが花開きつつあるんだ・・と言う理解をしています。

 もう、クロ・デ・フォレやモン・デ・ゾワゾーの香水のような素晴らしいアロマにぞっこんですが、それがロマネ=サン=ヴィヴァンになっちゃったらどうなってしまうのかと・・きっと飲むチャンスはないでしょうが・・

 ちなみにリアルワインガイド第66号はポテンシャル96+ですが、

「得点は97点でも、98点でもあります。」

と、ぶっちゃけちゃってます。

 で、「とんでもない香り」だそうです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【アドヴォケイトは93~95Points と2015年ものに比較して2Points Down でクロ・デ・フォレと同評価!アラン・メドーはほぼ変わらずでした!】

 まぁ、このクラスは飲んでどうこう言えるワインでは無くなりましたんで、買えたらラッキーと思ってください。ロマネ=コンティの真下の絶好の場所です。

 それにしても・・高くなりましたね・・いや、ポイントじゃなくて価格が・・です。ラ・グランド・リュの2011年とか2012年とか、今がラスト・チャンスだと思いますけどね。


N.V. Marc de Bourgogne
マール・ド・ブルゴーニュ

15293
自然派

フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
◆◆◆奇跡的に再入荷です! こちらはワインでは有りません。搾りかすを発酵蒸留させ熟成させたマール(蒸留酒)です。
700ML 在庫    ご注文数   本
¥17,350 (外税) 
【希少なマールです!】
 もう随分前になりますが、ド・ラルロのフィーヌが7千円位だったか・・開けたことが有りまして、これが凄い美味しかった!・・いや、ワインならまだ度数が低いので良いとしても、これで40度も有るような蒸留酒にはまってしまったら若死にしてしまうだろうと、ちょっと考えたら背筋がゾッとしてしまったのを覚えています。

 まぁ、その残りは他の超高価なヴィンテージ物のフィーヌと一緒に煮物に使われてしまったことは・・ご存じかもしれません。そしてその煮物の美味しかったこと!・・やはり高級アルコールは適当に造られたアルコールとはまた異なるんだと言うことを教えてくれた一件でした。

 何年かぶり、もしくは十年を超えていると思いますが、ご案内できるのを嬉しく思っています。

 だって・・某国産の「山X」とかをプレミアム付きで買って飲むより、きっと大きな幸せが有ると思いますから・・。ご検討くださいませ。


 以下は大昔に書いた偉そうな文章です。
━━━━━
 大たいに言って酷いショップである。来ていただいた方にはお判りだろう。プライスは付いてないわ、通路にワイン箱が「ごちゃまん」と積みあがってるわ、店主の愛想は全く無いし、おまけにやたらと寒い来たもんだ・・・。

「ちょっと今日飲むワインでも買いに行ってみようか・・」
なんて、どこぞのスーパーかディスカウントショップにでも出かけるつもりで入ったもんなら、ある種のカルチャーショックを受けているに違いない。・・・まあ、それでも店内は極寒の初夏、15分も頑張ってセラーにいらっしゃるもんだからちょっとは骨があるのかと、こちらも寒いのをかなり我慢しつつ待避所(ここは結構暖かい・・・)を出てレジ横のPCで伝票なんぞの処理をしていると、若いカップルが何も言わずに急ぎ足でスッと出て行きおった・・。まあいいけどね。せめて一言何か言ってけよ、とは思う。気に入らないShopだったから何も言うことは無い、という気持ちの表れだとは思うが・・・。

 いつぞやはネットで注文をされたお客さんからの通信欄には、
「酷いページですね。ページの1/3が空間ですか。おまけに文字だらけで下へのスクロールが長くてマウスを動かすのがウザイ」
と書いてあった。かなりカチンと来たので、
「お子ちゃまにゃ売れん!」
と書いて返信して売らなかった。大きなお世話である。ウザくて精神的に好まないのなら、見なければ良いのだ。これでも一応色々と考えつつ、試行錯誤しながらのページ作成である。何がどうでもページを埋めれば良いとは全く思っていないし、理解不能だとしても手前味噌ながらある種の「美意識」みたいなものもある。どうやら昨今は挨拶さえ満足にできないし、まともに他人とネゴシエーション出来無い半人前が増殖中のようだ。

「商売なんだからお客様は神様で、絶対の存在だろう?」
と言うかもしれない。勿論のこと、大きな企業さんならまずそのまんまだろうし、noisyとて、出来るだけ「力」になりたいと思うし、頼まれれば何事も一生懸命にやる心づもりはある。・・・でも縁有って袖を摺りあったとしても、全ての方が神様では無いと思っている。出来ないことは出来ないし、嫌いなことは嫌いなのだ。ほとんど一人でやっているのだから、大企業のように大勢でのセクション処理では無い。PCで伝票を打ちながら、店のお客さんの対応をしつつ、電話を受け取り、荷物の検品や出荷と品出しをしながら新着の文章を書きつつメールの返信をして、テイスティングに出かけるのである。食事も満足に取れず、用足しもしっかり我慢し、休日も無く、はたまた洋服など買いに言った記憶はいつぞや礼服が必要になった時位しか思い当たらない。・・いや何日も掛けて新着を書いていたら状況が変わって、昨日ようやくジーンズを買いに行かされた。ボロボロになって財布や免許証が落ちるだろ!とカミサンに怒られ、ようやっとだ。

 まずは誰に対してでも「判ろう」と思う心が必要だと思うし、それが全ての原点だと思う。どこの誰とも名乗らずに、
「2005年の×××の入荷予定は?在庫は?幾らくらいになりますか?」
などといきなり相手の都合も聞かずにレアもの探しをまくし立てたり、
「お宅のページに出ている××××年のミュジニーの輸入エージェントはどこですか?」
などと電話をされると、
「有りません。判りません。只今接客中ですので・・・」
と、勢い、ぬるい返事をすることになってしまうのだ。

 確かに自身の忙しさにかまけたフレンドリーではない酷いショップであることを自認しているし、それでも少しでも良い方向へ持って行こうとは努力しているつもりでは有るが、道理を全くわきまえないお客さんに「にゃ~ご」するつもりはこれからもおそらく無い。

━━━━━
 何時もの通り飲んでいないのでコメントは出来ません。色合いは僅かに色づいていますがさほど濃いものでは無く、カラメルで色を付けてはいないようです。とても良いヴィンテージのフィーヌです。


N.V. Fine de Bourgogne Hors d'Age
フィーヌ・ド・ブルゴーニュ・オル・ダージュ

15292
自然派

フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
◆◆◆奇跡的に再入荷です! こちらはワインでは有りません。ワインを蒸留したフィーヌです。
700ML 在庫    ご注文数   本
¥17,350 (外税) 
【こちらは余り出てこないフィーヌです。価格も頑張ってます!】
 もう随分前になりますが、ド・ラルロのフィーヌが7千円位だったか・・開けたことが有りまして、これが凄い美味しかった!・・いや、ワインならまだ度数が低いので良いとしても、これで40度も有るような蒸留酒にはまってしまったら若死にしてしまうだろうと、ちょっと考えたら背筋がゾッとしてしまったのを覚えています。

 まぁ、その残りは他の超高価なヴィンテージ物のフィーヌと一緒に煮物に使われてしまったことは・・ご存じかもしれません。そしてその煮物の美味しかったこと!・・やはり高級アルコールは適当に造られたアルコールとはまた異なるんだと言うことを教えてくれた一件でした。

 何年かぶり、もしくは十年を超えていると思いますが、ご案内できるのを嬉しく思っています。

 だって・・某国産の「山X」とかをプレミアム付きで買って飲むより、きっと大きな幸せが有ると思いますから・・。ご検討くださいませ。


 以下は大昔に書いた偉そうな文章です。
━━━━━
 大たいに言って酷いショップである。来ていただいた方にはお判りだろう。プライスは付いてないわ、通路にワイン箱が「ごちゃまん」と積みあがってるわ、店主の愛想は全く無いし、おまけにやたらと寒い来たもんだ・・・。

「ちょっと今日飲むワインでも買いに行ってみようか・・」
なんて、どこぞのスーパーかディスカウントショップにでも出かけるつもりで入ったもんなら、ある種のカルチャーショックを受けているに違いない。・・・まあ、それでも店内は極寒の初夏、15分も頑張ってセラーにいらっしゃるもんだからちょっとは骨があるのかと、こちらも寒いのをかなり我慢しつつ待避所(ここは結構暖かい・・・)を出てレジ横のPCで伝票なんぞの処理をしていると、若いカップルが何も言わずに急ぎ足でスッと出て行きおった・・。まあいいけどね。せめて一言何か言ってけよ、とは思う。気に入らないShopだったから何も言うことは無い、という気持ちの表れだとは思うが・・・。

 いつぞやはネットで注文をされたお客さんからの通信欄には、
「酷いページですね。ページの1/3が空間ですか。おまけに文字だらけで下へのスクロールが長くてマウスを動かすのがウザイ」
と書いてあった。かなりカチンと来たので、
「お子ちゃまにゃ売れん!」
と書いて返信して売らなかった。大きなお世話である。ウザくて精神的に好まないのなら、見なければ良いのだ。これでも一応色々と考えつつ、試行錯誤しながらのページ作成である。何がどうでもページを埋めれば良いとは全く思っていないし、理解不能だとしても手前味噌ながらある種の「美意識」みたいなものもある。どうやら昨今は挨拶さえ満足にできないし、まともに他人とネゴシエーション出来無い半人前が増殖中のようだ。

「商売なんだからお客様は神様で、絶対の存在だろう?」
と言うかもしれない。勿論のこと、大きな企業さんならまずそのまんまだろうし、noisyとて、出来るだけ「力」になりたいと思うし、頼まれれば何事も一生懸命にやる心づもりはある。・・・でも縁有って袖を摺りあったとしても、全ての方が神様では無いと思っている。出来ないことは出来ないし、嫌いなことは嫌いなのだ。ほとんど一人でやっているのだから、大企業のように大勢でのセクション処理では無い。PCで伝票を打ちながら、店のお客さんの対応をしつつ、電話を受け取り、荷物の検品や出荷と品出しをしながら新着の文章を書きつつメールの返信をして、テイスティングに出かけるのである。食事も満足に取れず、用足しもしっかり我慢し、休日も無く、はたまた洋服など買いに言った記憶はいつぞや礼服が必要になった時位しか思い当たらない。・・いや何日も掛けて新着を書いていたら状況が変わって、昨日ようやくジーンズを買いに行かされた。ボロボロになって財布や免許証が落ちるだろ!とカミサンに怒られ、ようやっとだ。

 まずは誰に対してでも「判ろう」と思う心が必要だと思うし、それが全ての原点だと思う。どこの誰とも名乗らずに、
「2005年の×××の入荷予定は?在庫は?幾らくらいになりますか?」
などといきなり相手の都合も聞かずにレアもの探しをまくし立てたり、
「お宅のページに出ている××××年のミュジニーの輸入エージェントはどこですか?」
などと電話をされると、
「有りません。判りません。只今接客中ですので・・・」
と、勢い、ぬるい返事をすることになってしまうのだ。

 確かに自身の忙しさにかまけたフレンドリーではない酷いショップであることを自認しているし、それでも少しでも良い方向へ持って行こうとは努力しているつもりでは有るが、道理を全くわきまえないお客さんに「にゃ~ご」するつもりはこれからもおそらく無い。

━━━━━
 何時もの通り飲んでいないのでコメントは出来ません。色合いは僅かに色づいていますがさほど濃いものでは無く、カラメルで色を付けてはいないようです。とても良いヴィンテージのフィーヌです。

■エージェント情報
 Fine de Bourgogne は、Marc de Bourgogne とともに、この地域で生産される2 つのスピリッツの1 つです。それは知る人ぞ知る特別なものなのです。生産割合は、マールのボトル9 本に対してフィーヌは1 本ですが、フィーヌのトレンドは高まっています。

 ワインを醸造した段階では、まだ瓶詰するにはまだわずかに濁りがあります。ピノ・ノワールのワインで1998 と2000 年のブレンドを使用しています。この“濁った”ワインと澱(熟成時に樽の底にたまる沈殿物)を使って、フィーヌドブルゴーニュは造られます。

 私たちは、昔ながらの銅製のアランビック蒸留器を使い、伝統的な手法にて蒸留を行います。この蒸留器から、アルコール度数50%のフィーヌの液体が生まれます。その後、使用年数の異なるいくつかのオーク樽に入れ、乾燥しかつ温度変化のある(夏は23℃、冬は12℃)セラーで11 年間熟成させます。

 このセラーで熟成する間に、フィーヌは変化します。水のような透明な色から美しいオレンジがかった黄色に変化し、アロマが発達し、アルコール度が50%vol から40%vol に自然に蒸発します。

 元々、満杯だった樽には隙間が出来、この容量の減りは「天使の取り分」と呼ばれます。「Hors de l'Age」という表示は、オーク樽で10年以上熟成させたものには、任意で記載できます。Domaine de l'arlot のFine de Bourgogne の場合、熟成は15 年間で、2017 年12 月に瓶詰めされました。

 この長い熟成を経たブルゴーニュのフィーヌは、フィネスと官能性のあるブランデーであり、ブロンドのタバコ、サフラン、スパイスのアロマを生み出します。口蓋の上で支配するのは、フィネスと芳香の持続性です。Fine de Bourgogne Hors de l'Age は、上質な食事の締めくくりや、まれに瞑想をするのに特に適しています。


2017 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Rouge le Mont
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ・ル・モン

14398
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 畑は標高300〜400mでプリモープリセの森と同じ高さ。モノポールのクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの上部に突き出るような位置。この畑はフェルマージュ(賃借契約)で赤白合わせて約1ha。粘土石灰質土壌で2007年に植えられたこのピノ・ノワールの区画(0.33ha)から、アロマはチェリーと甘草の要素があり、心地の良い適度な骨格としっかりとしたタンニンを備えたオート・コートの典型的ワイン。シャルドネは0.65haで2012年植樹。赤は2014年産、白は2016年産がファーストヴィンテージ。
◇今飲んで89 ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2033
リアルワインガイド66号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,580 (外税) 
【少な過ぎて飲めませんでした。すみません。】
【アラン・メドーはハート付86~89Points !】

 日本初登場のオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。ポテンシャル的には90ポイント辺りと言うことなのでしょう。

 それにしてもアラン・メドーの2019+ は判りますが、アドヴォケイトの2019~2026年と言う飲み頃予想はアドヴォケイトの悪しき慣習ですね。若飲みスタイルの定着から、読者からの記事への批判を避けるためでしょうか。

 ワインの熟成に対する正当な姿勢と判断はワイン文化を育むものかと思いますし、勿論、このワインは収穫から10年しか持たないと、10年以内に飲むべきだと確信しているのならそれでも良いと思いますけどね。本当にそう思われているのなら能力が無いと言われても仕方が無いんじゃないかと思ってしまいます。それで勘違いして、「そういうものだ」と思ってしまう方もおられるんじゃないかと危惧しています。最も・・10年以内にほとんど消費されてしまうんでしょうけどね。


2017 Cote de Nuits-Villages Clos du Chapeau
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー

14399
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
◆◆◆奇跡の再入荷です!エージェントさんの予備分をいただきました。
■エージェント情報
コンブランシアン村にあり、帽子(hat)形区画。Chapeauは英名Hat。約1.6haの区画は粘土と石灰岩の土壌で、ピノ・ノワールにとって理想的区画。ワインは繊細さを表現。モレロチェリー(スミミザクラ/酸実実桜)と核果のノート、しばしばクローブ、サンダルウッド、また時にはココア等もあります。ペッパーとヴァニラの香りのタッチで、赤いフルーツフレーバーを通して、しなやかさと優雅さを引き出します。とても若さがあり、果実感が溢れます。10年またはそれ以上の熟成によってさらに素晴らしい姿に変わることでしょう。
◇今飲んで90+ ポテンシャル91 飲み頃予想 今~2038
リアルワインガイド66号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,550 (外税) 
【これで充分!!2017年のド・ラルロはピノ・ノワール・ファン必飲ですが、これを飲めば全てが判る・・かも!・・(^^;;】
 この色合いですよ・・嬉しいですね~・・これだから滅茶薫るんですよ・・香水のようなアロマが!・・でもまだ濃いかなぁ・・。

 2017年もののド・ラルロのテイスティングは、このクロ・デュ・シャポーから始めました。オート=コートのキュヴェは2本とかのふざけた数しか入荷してませんので、飲みようが無いんです。

 ちなみに・・ですが、コート・ド・ニュイ=ヴィラージュと言うアペラシオンは、「ヴィラージュ」と付くことで判りやすいかと思いますが、「村名格」です。

 単独の村名を名乗れないニュイ近辺の村のワインは、この格を名乗れます。言わば、

「コンブランシアン」

と言う村名ワインと・・そんなA.O.C.は無いですが、思っていただければと思います。ここは、ニュイ=サン=ジョルジュを構成するニュイ=サン=ジョルジュ、そしてその南にあるプレモー=プリシーの、南に接する村です。

 で、早速飲んでみて・・見事に淡い色合いからの濃密ドライなエキスはぷっくりと丸みを帯び、柔らかでスピードのあるアロマが飛び出してきました。

「・・あれ・・?この感覚って・・」

 そう・・大昔のド・ラルロのワインに感じたものに近いんですよ。そして昨今は余り感じることの無かった強烈なアロマが出て来たんです。


 そうそう・・ブルゴーニュワインって・・こうじゃ無きゃ!

 濃くて甘くてややボタッとして切れがイマイチなのも余韻に引きずられて美味しいけれど、何か違う・・と反応してしまうんですよね。2016年ものも美味しかったですよ。こっちの方に寄ってくるような感じが・・すでにしていました。2015年ものにもそれは少しだけ有りました。2014年ものには有りませんでした。2013年ものは、ヴィンテージの背景で淡くなったと思っていました。2012年ものは・・いや・・もう止めておきます・・(^^;;


 この2017年もののド・ラルロは絶対に飲まなければいけない・・と思います。だから無理やりにも・・そう仕向けてしまいます。でもそれで皆さんも幸せになれると信じています。

「濃いだけじゃだめ。」

「薄いだけでもだめ。」

なんです。


 ミネラリティをしっかり取り込んだ葡萄をしなやかに醸造することのみにより、この素晴らしい香りと味わいが生まれます。

 今飲んでも納得していただけるでしょう。数日休養を上げてください。そして確かめてください。もしそれで素晴らしいと感じたら、さっさと押さえに掛かりましょう・・まだ2017年のド・ラルロが残っていれば・・ですが・・。

 実は、アレックス・ガンバルと言うネゴスは、noisy的には・・余り・・でした。なので、当初はジャック・ドゥヴォージュが居なくなると言うので残念に思っていました。もうド・ラルロは復活しないんじゃないかと・・どこかで昔のド・ラルロを心待ちにしていたんだと思います。

 でも、ジェラルディーヌ・ゴドーさんが入り、こっちに向かってきているような感覚が有りました。あのラ・グランド・リュのフランソワ・ラマルシュもそう・・。

 2010年以前は・・もう全然眼中になかったです。それが、2011年頃から徐々に煌めき始め、その頃から扱わせていただき、滅茶「薄旨」の2013年を経て、今やもう完全復活・・です。そして、ラマルシュのワインも全然濃くない・・だけれども滅茶美味しいですよね。

 こっちに・・向かってきていると確信しています。是非確認、お願いいたします。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【アラン・メドーのバーガウンドで88~91Pointsでした!】

 リアルワインガイドへの掲載は次号の63号辺りになるのでしょうから、間に合いませんね。バーガウンドだけ評価が見当たりましたが88~91ポイントと、まぁまぁです。バーガウンド・ドット・コムの評価はアドヴォケイトともまた微妙に違い、95~100ポイントの非常に高い評価が付くことは稀で、また、アドヴォケイトに比較すると90ポイントを中心に若干圧縮されたような分布になりやすい傾向が有ると思います。

 本来ですと、クロ・デュ・シャポー辺りはテイスティングしていておかしく無いんですが、何せ入荷は3本ですので・・すみません。


2017 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Mont des Oiseaux
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・キュヴェ・モン・デ・ゾワゾー

14400
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 モノポールであるクロ・ド・ラルロの区画の若樹部分の約0.62haから生まれる。区画はClos de L’arlot Rougeの区画とは隣接しておらず、Clos de L’arlot Blancの区画に隣接している。Le Petit ArlotとClos de L’arlot Rougeに挟まれる形でClos de L’arlot Blancの区画がある。
植樹されたのは1998年から2000年。通常なら3500本程度生産される。
 まずは、プティ・タルロ。このキュヴェはこれまでクロ・ド・ラルロ1er Cruの若樹区画なのでクロ・ド・ラルロではなくプティ・タルロとしてリリースされていた。プルミエ・クリュの畑ながら若樹ということで村名格としてリリースされていたのだ。
 それが近年、明らかにプルミエ・クリュにふさわしい品質へと進化したと判断され、元のプルミエ・クリュとして改める事になったそうだ。ただクロ・ド・ラルロに加えるのはキャラクターが異なるので、独立した新たな別キュヴェとしてリリースを決めたそうだ。新しい名はモン・デ・オワゾー。キュヴェ名の由来は、新たに何かこのパーセルを取り囲む自然(iris(アイリス、アヤメ科)や桜、果樹園など)と関連のある名前を付けたいとみんなで探していたところ、ジェラルディンヌがClos de l'Arlotの区画を取り巻く道の名前のMont des Oiseaux(鳥の山)を思いつき、採用される事となったそうだ。
◇今飲んで92 ポテンシャル92+ 飲み頃予想 今~2038
リアルワインガイド66号より
◇ニール・マーティン (89-91)Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,150 (外税) 
【この色の濃淡の違いを是非ご覧ください!そして抜栓後15分のスワリングで現れる香水が如きアロマに是非触れてください。滅茶旨いです!】
 こりゃぁ・・素晴らしいです!・・大昔の良き時代のクロ・ド・ラルロの面影を持ちつつ、より濃密なエキスを自然に抽出した、実に旨いニュイ=サン=ジョルジュ1級です。

 どこか、「す~っ」とした透明感が有るのは昔からのクロ・ド・ラルロの特徴ですが、どこかクロ・デ・フォレの濃密さをも持っているようにも感じます。

 それに加え、抜栓後10~15分から現れる香水香!・・まるで最上質なシャンボール=ミュジニー1級を思わせるような素晴らしいアロマです。こんな香りを出せるのは・・後はメオ=カミュゼ位じゃないでしょうか。いや、もっと力強いとか、むせるような・・とか、は他にもいらっしゃいますよ。でも、

「これほどまでに繊細でエレガントで香水的」

なアロマで狂わされるワインは、昔のド・ラルロにしか無いと思えてしまいます。


 そう、造り手紹介のコラムにも書きましたが、noisy 的には、今のド・ラルロには、どこか違和感を持っていた・・と言えます。美味しいのは美味しい・・でも、

「・・ん~・・違うんだよな~・・」

と言う気持ちが拭えなかった。


 でもその違和感がどこから来るものなのか、自分でも具体化できなかったんですね。単に「濃度の違い」だけでは言い表せない何かが有ったんです。それが2017年もののド・ラルロを飲んで、判った・・と言うか、思い出したと言いますか、理解できたんです。

「凄いアロマ!」

ですよ。


 1990年台のド・ラルロは、素っ気ない・・リキミの無い・・味わいなのに、熟し始めると香水のようなアロマで魅了されたんです。

 しかし、その時代は新樽100%~の時代で、樽っぽくて濃くて甘いピノ・ノワールが称賛された時代です。デュジャックの弟子筋のジャン・ピエール・ド・スメ氏は引退し、御大のジャック・セイスも引退して息子さんの代になります。デュジャックも「薄旨」の代名詞を捨て、「濃厚」に鞍替えして現在に至ります。

 ド・ラルロも同様にやや抽出の強いワインへと鞍替えしてしまいました。その頃からの「違和感」だったんですね。


 この路線、もう変更してほしく無いです。エレガント系だからこそ、このもの凄いアロマが生まれます。「モン・デ・ゾワゾー」はクロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレの中間的な感じのワインだと思ってください。今飲んでも美味しいです!勿論、硬質さも有りますので長く持ちます。是非飲んでみてください。超お勧めです!


 以下は2015年のこのキュヴェのレヴューです。
━━━━━
【ジェラルディーヌ・ゴドーの実質初ヴィンテージはとても嬉しい仕上がり!ちょっと意外でした!・・これは買うしかないぞ・・と!】

 まずはド・ラルロー2015年の量的なことから・・お伝えしましょう。

 非常に・・少ないです。前年の2014年ものの半分以下・・です。ほとんどのキュヴェがバラでの入荷ですので、例年のようにのんびりしていると購入できないことになるかと思います。

 価格は7~8%位上昇しています。またクロ・ド・ラルロの若木から造られていたル・プティ・タルロは樹齢の上昇と共に1級にふさわしい質になったと判断され、「モン・デ・ゾワゾー」と名称が変更されています。

 それに加え、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュの中の下側の葡萄で造られていた「レ・プティ・プレ」は、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュとの差が無くなったという判断から、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュに統合されましたので、2014年ものが最後になり、2015年のリリースは有りません。

 2014年ものまでは上級キュヴェのロマネ=サン=ヴィヴァン、ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショを除き、少なくとも12本は入って来ていましたので1/2~1/3の数量になっており、都合・・noisy のところに入ったのは半分と言うことになります。

 なので、ジェラルディーヌ・ゴドー女史の力量をすべて確かめたいところだったのですが、とにかく一番数量の多かったクロ・デ・フォレ・サンジョルジュをテイスティングさせていただきました。

 ですが・・そもそも2014年は結構抜栓して飲んでいましたので、

「・・・ジャック・ドゥヴォージュさんとあまり変わらないんじゃないかな?」

と思っていただけに、この質感に驚きは隠せませんでした。


 まぁ・・この下の以前のコラムや、ラルロのコラムをお読みになられますと判るかと思いますが、個人的にはジャン・ピエール・ド・スメ時代の薄旨系ワイン・・・大昔のジャック・セイス率いるデュジャック系の味わいが好きなので、オリヴィエ・ルリッシュさんには悪いですが彼はちょっと及ばなかったかな?・・と言う印象、それをジャック・ドゥヴォージュさんが薄旨系ではないにせよ、しなやかなエキス系の味わいに持ってきてくれたので、

「・・あぁ・・良かった・・」

などと思っていたのもつかの間、すぐにクロ・ド・タールに行ってしまったのが2014年ものの時・・と言うような流れなんですね。

 ジェラルディーヌ女史も2014年ものは瓶詰めはしたものの、醸造には完全にはタッチしておらず、良いとこエルヴァージュに間に合ったくらいでしょうから、彼女の造る「ド・ラルロ」の味わいは、ほとんど判らなかった次第です。

 色合いを見てみましょう・・まぁ、2014年ものの写真も有りますんで一目瞭然ですね。

「やや黒味が入っているかな?」

と言うようなニュアンスが見て取れるかと思います。・・・そうなんです。ヴィンテージによる差異もあると思いますが、2014年ものよりは良く熟している・・収穫のタイミングは2014年ほどは早くは無いのかな?・・と思えます。

 しかし、とても熟していますが酸も綺麗に出ていて、マロもしっかり掛かっていますのでとても滑らかです。2015年の健康的なヴィンテージがそうさせた・・とも言えそうです。

 そして、ド・ラルロらしいナチュラルなニュアンスはそのままに、そのまろやかで美しい酸が感じられるんですね。

「ニュイ=サン=ジョルジュらしいけれど粗野にはならない」

ド・ラルロの良さが感じられます。


 中域は非常にふっくらとしており、痩せ気味のスタイリッシュな女性と言うよりは、適度に柔らかさの有るベスト体重の女性のような・・感じです。色合いの透明度、照り、美しさから、非常に健康的だということは伝わってくるかと思います。

 余韻も滑らかで、時折・・と言うか、開けるタイミングによっては「雑然」したテクスチュアを見せるクロ・デ・フォレ・サンジョルジュは、そこにはいませんでした。精緻で整然とした複雑性とスパイシーさを見せる魅力的な味わいと香りでした。

 ついつい・・進み、結構・・飲んでしまいました。2014年ものもとても美味しかったんですが、これほどの安定感は無かったように思います。アドヴォケイトは93~95ポイントと、かなりの高評価をしていますが、それも理解できる味わいです。アラン・メドーはいつものとおり落ち着いた気持ちでの評価でしょうが、それでも91~94ポイントと高く振れています。

 2014年のこのワインにアドヴォケイトは89~91Pointsとしか評価しておりませんので、2015年ものの93~95Pointsとは物凄い差になっています。「・・一体どうしちゃったの?」と言いたくなるような差ですが、
noisy 的には、さすがにそこまでの差は付けられないにせよ、2014年ものは優しいマロの酸のシャキッとした味わいが、アドヴォケイト的には評価できなかったのかな?と感じています。

 2015年もののブルゴーニュは健康で熟した葡萄が量的には少なくともそれなりに取れたことも有り、完全発酵に持ってゆくとその潜在アルコール分の高さから、「ヴァン・ド・ガルド」的なものになる可能性が多いかと思いますが、超熟さと若飲み時の美味しさの両立を果たしたジェラルディーヌ・ゴドーの手腕は凄いぞと・・思わせてくれました。ぜひ素晴らしい仕上がりの2015年もの、ご検討くださいませ。


 また、その他のワインは少な過ぎてとても飲めませんでしたが、リアルワインガイドの次号には評価が掲載されるかな・・と思います。それまではとても持たない可能性が大ですが、そちらもぜひご参考にされてください。


 以下は以前のヴィンテージのコメントです。
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【チェックしました!しっかりドゥヴォージュ味の濡れてふっくらふくよかなクロ・デ・フォレでした!】

 何だかんだ言っても毎年何かしらはテイスティングしてチェックしないと気が済まないので、飲んでないと言いつつも、結局最後は飲んでいたりするので・・まぁ、どうしても最初のご案内の時に、全てチェックが終わってからご紹介するべきなのでしょうが、そんなことをやっていると入荷から2カ月も経ってからご案内するようになってしまうのと、結局は数量を確保出来ないので沢山のアイテムのテイスティングが出来ない・・と言う堂々巡りになってしまうんですね。

 2013年の瓶詰めはジャルディーヌさんがやったとは言え、ドゥヴォージュ味の深くたっぷり柔らかくしなやかな味わいだったと思いますので、2014年も・・

「このところは低クラスのテイスティングしかしてないし、ラルロも熟したものしか飲んでないから・・クロ・デ・フォレ、飲んじゃおう!」

 と・・結局は看板のクロ・デ・フォレをさっさと開けることにしました。何せこの6月から7月に掛けては、ブルゴーニュのワインの到着が目白押し・・言い方が古い?、じゃ、行列待ち、テイスティングも何かと多く、大変な期間では有るんですね。

 で、到着間もないクロ・デ・フォレを飲んでみました。透明感のある美しい色合いですね~。香りもコルクを抜くともう・・やや官能さの有る色っぽいアロマが漂ってきます。鋭角では無く鈍角の優しい感じです。

 コルクも・・まぁ・・良く見たら仰天です。隙間が無いほど焼印で文字が書かれていて、

「ん~・・これなら絶対に間違えることは無いぞ・・」

と思えるほど・・。最も、コルクトップの平面には文字は有りませんが、本当に目一杯、書かれていました。

 非常にピュアでナチュラルさの有る暖かいアロマです。紫の小果実が群生しています。まだまだ開きはしない要素の粒がたっぷり有りますが、すでに漏れてきている分だけで充分に旨いです。もっとも・・クロ・デ・フォレが熟したらこんなもんじゃぁありません。

 やや肉の有る、構成豊かで、非常にドライな味わいです。中域はしっかり存在していますが、まだなかなか膨れ上がっては来ません。シルキーなテクスチュアで柔らかなタッチ、少し濡れたようなイメージを持つ辺りは、ジャック・ドゥヴォージュが担当だった頃とほとんど変わり無いと感じました。

 違うとするならやはり2014年のヴィンテージの豊かさでしょうか。2014年ものは、リリース時から好ましいひとつのレベルのバランスを持っていた2013年と異なり、樽熟、瓶熟を長く取らないタイプのドメーヌのワインは、9月以降の涼しくなってくる頃が、それなりのバランスに仕上がる時期かと感じます。

 もっともクロ・デ・フォレをチェックの為ならいざ知らず、美味しく飲もうと思って6月中に開ける方は極少数派でしょうから、やはりこのドメーヌの看板ワインは5年以上、出来れば10年と言うスタンスを持つべきでしょう。

 反対に、植え替えのため数は非常に少ないクロ・ド・ラルロは5年で結構熟しますので・・、それにフォレと違いやや細身の姿が美しい・・そこが美味しさですから、早めに飲みたい方はスタイリッシュなピノでは有りますがクロ・ド・ラルロを選ぶと良いです。

 また、セカンドワインとして若木のワインがクロ・デ・フォレ、クロ・ド・ラルロそれぞれに有りますが、

「若木だし、セカンドだから早熟でしょ?」

と思われるかもしれませんが・・意外にもそうじゃなくて・・ファーストと同じような傾向を持っているとお考え戴くのが良いかと思います。

 良いヴィンテージになった2014年を感じさせてくれる素晴らしいピノでした。熟を待ちましょう!お奨めいたします。是非ご検討くださいませ!

各畑の位置






2017 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges Cuvee Hors Ligne
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ・キュヴェ・オール・リンニュ

14401
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
2017年産ファーストヴィンテージ! クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ内区画。
新樽比: 約50% 3000本生産 樽熟16~18ヵ月 75%全房発酵
 2017年産はNSG 1er Cru Clos des Forêts St Georgesから造った別キュヴェNSG 1er Cru. Cuvée Hors Ligne(オールリンニュ ライン外の意)暫定的 リリース。
◇今飲んで93+ ポテンシャル94+ 飲み頃予想 今~2045
リアルワインガイド66号より
◇ニール・マーティン (93-95)Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,990 (外税) 
【暫定的ファーストリリース?!クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュの区画から・・何とニール・マーティンさんはクロ・デ・フォレより高い評価です!】
 少ないので飲むのは諦めましたが、ファーストリリースで、今後はどうなるか判らない・・とのことです。

 クロ・デ・フォレとの違いは、全房発酵を7割行ったことと、クロ・デ・フォレの一部分のみで仕込んだとのことです。これは、ジャック・ドゥヴォージュ時代に畑をかなり詳細に調査し、異なる味わいになることを知ったことの延長で有り、また、さらに自然派的アプローチをして行こうと言うような意思表示でも有るかと思います。

 リアルワインガイド的には、

「どちらも美味しい!」

と、その醸造の違いによる部分も含め、クロ・デ・フォレと同評価でした。

 ところがニール・マーティンさんは・・、クロ・デ・フォレは(91-93)と低めなのに対し、オール・リンニュは(93-95)と、ロマネ=サン=ヴィヴァンと1ポイントしか変わらない、弾けた評価をしているんですね・・。

 確かに、全房発酵と通常発酵ではかなり印象が異なるはずです。それに、クロ・デ・フォレの区画をさらに細分化したことにもなり、現時点ではクロ・デ・フォレよりリーズナブルなリリースでは有りますが、今後は、造る、造らないを含め、見通せない状況かと思います。

 しかしながら、よりナチュラルで柔らかく、生き生きとした表情になるのは見えていますので、

「そっちに行くんじゃないか?」

と見ています。


 また、それにより、また1990年台のド・ラルロのような味わいになって行くと思われます。応援したいですね・・申し訳ないですが余りに無いので・・お一人様1本限定でお願いいたします。


2017 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ

14402
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
◆◆◆奇跡の再入荷です!エージェントさんの予備分をいただきました。
■エージェント情報
 モノポールでドメーヌを代表する畑のひとつ。7.20ha所有。特権的な場所にあるユニークなテロワールで、その起源を踏襲する事で、最高のニュイ・サン・ジョルジュのワインのひとつとなります。ニュイ・サン・ジョルジュプルミエ・クリュを象徴するようなこのワインは上質で深みがあり、ベリー系果実が鮮やかに留まります。構造もしっかりとしており、豊かなタンニンと深みのある味わいが堪能できます。
◇今飲んで93+ ポテンシャル94+ 飲み頃予想 今~2045
リアルワインガイド66号より
◇ニール・マーティン (93-95)Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥15,450 (外税) 
【この20年で最高の仕上がり!・・「韋駄天」的に言うと、「とつけむにゃ~出来」。極一部の極上クリマにしか出ない見事な「香水」のアロマに触れてみてください!】
 大変身です!・・90年代のド・ラルロの繊細かつ薫り高いニュイ=サン=ジョルジュが帰って来ました~~!これは嬉しい!・・滅茶苦茶旨いです!

 確かに、前年までのこのワインも非常に美味しかったです。それは間違いない。でも2016年までのクロ・デ・フォレとは全然違うんですね。

 2016年までは、「濃度を出したい」と言うような思いがどこかに感じられました。特にオリヴィエ・ルリッシュ時代はその意思が強かったと感じています。

 ジャック・ドゥヴォージュになり、より分られた区画で醸造するようになり、また、プレスもより柔らかになったと思います。

 そしてジェラルディーヌさんの時代になり、1990年台の、ある意味「そっけない」とさえ感じられるほどの「リキミの無い抽出」によるエレガントさが見えるようになって来ていました。それでも2016年はまだ「濃かった」と言えると思います。

 その、濃度を出してしまう・・もしくは出てしまう造りは、ニュイ=サン=ジョルジュの持つ「エレガントな部分」「香り高いワインに仕上がるべくのミネラリティ・バランス」を崩してしまっていた・・と感じます。勿論それはある程度、熟成が受け持つ部分でも有った訳ですが、その「リキミ」が「香水的アロマ」をバラバラにしてしまっていた・・と言えます。

 メオ=カミュゼの昨今のニュイ=サン=ジョルジュ1級を飲めば、それは充分に伝わって来ます。

「まるでロマネ=サン=ヴィヴァンか!?」

と思えるような甘美なアロマが荘厳に香るんです。


 しかし、多くのニュイ=サン=ジョルジュのワインはそうはならない・・。ド・ラルロのワインもそのうちの一つであったはずです。


 2017年のクロ・デ・フォレは、抜栓直後からナチュラルで甘美なアロマと果実の風味に溢れています。僅かに終盤に粉っぽさを感じる程度で、5分もすると完全に溶け込んで判らなくなるような現在の状況です。肉っぽい艶を感じるアロマにやや濃いめの果実の風味、エキスがキッチリと出た甘美な味わいです。

 そして10~15分ほどしたら、グラスをスワリングしてみてください。背筋が「ゾクゾクッ」とするような、沢山の花びらから抽出した香水を思わせるようなアロマが飛び出してきます。

 それは、メオ=カミュゼのニュイ1級のような、ロマネ=サン=ヴィヴァンを彷彿させるものと言うよりも、ミュジニー1/3とレ・ザムルーズ2/3を足したかのような・・いや、それを幾分おとなしくしたかのような、シャンボール的な素晴らしいアロマです。中盤から余韻まで、コート=ドールのピノ・ノワールにしか表現できない繊細な表情です。見事にピュアで、見事にナチュラル、まったくアヴァンギャルドさは無く、派手過ぎてケバくて辟易するような主張の強いタイプでは決してありません。

 そうは言っても、このクロ・デ・フォレはド・ラルロの中では最も濃く仕上がるタイプなんですね。それでも、

「こんな色合い」

です。


「1990年台のエレガントで美しいド・ラルロが復活!」

と言いたいと思います。

「こんな香水的ニュイ=サン=ジョルジュを造れるのはド・ラルロだけ!」

でもあります。


 2017年のド・ラルロ、是非飲んでみて欲しいと思います。絶妙に美味しいと感じていただけるでしょう。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【何と素晴らしかった2015年ものを凌ぐかもしれない大きなワインでした!素晴らしい!今飲んでも美味しさを堪能できます。】

 深いですね~・・濃密ですね~しなやかですね~・・美味しいです。

 2016年ものはこうやって仕上げろ!・・と言う見本が有るとするなら、このクロ・デ・フォレが正にその見本と言えます。

 やや黒く良く熟していて、凝縮感が有り、深い色合いの果実がたっぷり、中域の分厚さが特徴かと思います。凝縮感はアロマにも現れていますが、

「シツコイな~・・」

と思うようなものでは無く、端正さを保っています。

 果実は色の濃い目のスグリ、ベリー、そしてカカオまで揃っています。驚くべきは今飲んでも非常に旨い・・ピュアでアロマの速さからナチュラルさもほんのり漂います。非常に良い出来でした。


 アドヴォケイトもアラン・メドーも2015年ものと全く同じ評価ポイントでした。確かに非常に良く似ています。

 しかしながら、グラスの写真をご覧いただけますと・・違いますよね。より濃い目の仕上がりが見て取れます。2016年に素晴らしいワインに仕上げた造り手には、多くの場合こんな共通点が出てくるんじゃないかと思います。

 数は有りませんので、ぜひお早めにご検討くださいませ。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
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【ジェラルディーヌ・ゴドーの実質初ヴィンテージはとても嬉しい仕上がり!ちょっと意外でした!・・これは買うしかないぞ・・と!】

 まずはド・ラルロー2015年の量的なことから・・お伝えしましょう。

 非常に・・少ないです。前年の2014年ものの半分以下・・です。ほとんどのキュヴェがバラでの入荷ですので、例年のようにのんびりしていると購入できないことになるかと思います。

 価格は7~8%位上昇しています。またクロ・ド・ラルロの若木から造られていたル・プティ・タルロは樹齢の上昇と共に1級にふさわしい質になったと判断され、「モン・デ・ゾワゾー」と名称が変更されています。

 それに加え、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュの中の下側の葡萄で造られていた「レ・プティ・プレ」は、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュとの差が無くなったという判断から、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュに統合されましたので、2014年ものが最後になり、2015年のリリースは有りません。

 2014年ものまでは上級キュヴェのロマネ=サン=ヴィヴァン、ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショを除き、少なくとも12本は入って来ていましたので1/2~1/3の数量になっており、都合・・noisy のところに入ったのは半分と言うことになります。

 なので、ジェラルディーヌ・ゴドー女史の力量をすべて確かめたいところだったのですが、とにかく一番数量の多かったクロ・デ・フォレ・サンジョルジュをテイスティングさせていただきました。

 ですが・・そもそも2014年は結構抜栓して飲んでいましたので、

「・・・ジャック・ドゥヴォージュさんとあまり変わらないんじゃないかな?」

と思っていただけに、この質感に驚きは隠せませんでした。


 まぁ・・この下の以前のコラムや、ラルロのコラムをお読みになられますと判るかと思いますが、個人的にはジャン・ピエール・ド・スメ時代の薄旨系ワイン・・・大昔のジャック・セイス率いるデュジャック系の味わいが好きなので、オリヴィエ・ルリッシュさんには悪いですが彼はちょっと及ばなかったかな?・・と言う印象、それをジャック・ドゥヴォージュさんが薄旨系ではないにせよ、しなやかなエキス系の味わいに持ってきてくれたので、

「・・あぁ・・良かった・・」

などと思っていたのもつかの間、すぐにクロ・ド・タールに行ってしまったのが2014年ものの時・・と言うような流れなんですね。

 ジェラルディーヌ女史も2014年ものは瓶詰めはしたものの、醸造には完全にはタッチしておらず、良いとこエルヴァージュに間に合ったくらいでしょうから、彼女の造る「ド・ラルロ」の味わいは、ほとんど判らなかった次第です。

 色合いを見てみましょう・・まぁ、2014年ものの写真も有りますんで一目瞭然ですね。

「やや黒味が入っているかな?」

と言うようなニュアンスが見て取れるかと思います。・・・そうなんです。ヴィンテージによる差異もあると思いますが、2014年ものよりは良く熟している・・収穫のタイミングは2014年ほどは早くは無いのかな?・・と思えます。

 しかし、とても熟していますが酸も綺麗に出ていて、マロもしっかり掛かっていますのでとても滑らかです。2015年の健康的なヴィンテージがそうさせた・・とも言えそうです。

 そして、ド・ラルロらしいナチュラルなニュアンスはそのままに、そのまろやかで美しい酸が感じられるんですね。

「ニュイ=サン=ジョルジュらしいけれど粗野にはならない」

ド・ラルロの良さが感じられます。


 中域は非常にふっくらとしており、痩せ気味のスタイリッシュな女性と言うよりは、適度に柔らかさの有るベスト体重の女性のような・・感じです。色合いの透明度、照り、美しさから、非常に健康的だということは伝わってくるかと思います。

 余韻も滑らかで、時折・・と言うか、開けるタイミングによっては「雑然」したテクスチュアを見せるクロ・デ・フォレ・サンジョルジュは、そこにはいませんでした。精緻で整然とした複雑性とスパイシーさを見せる魅力的な味わいと香りでした。

 ついつい・・進み、結構・・飲んでしまいました。2014年ものもとても美味しかったんですが、これほどの安定感は無かったように思います。アドヴォケイトは93~95ポイントと、かなりの高評価をしていますが、それも理解できる味わいです。アラン・メドーはいつものとおり落ち着いた気持ちでの評価でしょうが、それでも91~94ポイントと高く振れています。

 2014年のこのワインにアドヴォケイトは89~91Pointsとしか評価しておりませんので、2015年ものの93~95Pointsとは物凄い差になっています。「・・一体どうしちゃったの?」と言いたくなるような差ですが、
noisy 的には、さすがにそこまでの差は付けられないにせよ、2014年ものは優しいマロの酸のシャキッとした味わいが、アドヴォケイト的には評価できなかったのかな?と感じています。

 2015年もののブルゴーニュは健康で熟した葡萄が量的には少なくともそれなりに取れたことも有り、完全発酵に持ってゆくとその潜在アルコール分の高さから、「ヴァン・ド・ガルド」的なものになる可能性が多いかと思いますが、超熟さと若飲み時の美味しさの両立を果たしたジェラルディーヌ・ゴドーの手腕は凄いぞと・・思わせてくれました。ぜひ素晴らしい仕上がりの2015年もの、ご検討くださいませ。


 また、その他のワインは少な過ぎてとても飲めませんでしたが、リアルワインガイドの次号には評価が掲載されるかな・・と思います。それまではとても持たない可能性が大ですが、そちらもぜひご参考にされてください。


 以下は以前のヴィンテージのコメントです。
━━━━━
【チェックしました!しっかりドゥヴォージュ味の濡れてふっくらふくよかなクロ・デ・フォレでした!】

 何だかんだ言っても毎年何かしらはテイスティングしてチェックしないと気が済まないので、飲んでないと言いつつも、結局最後は飲んでいたりするので・・まぁ、どうしても最初のご案内の時に、全てチェックが終わってからご紹介するべきなのでしょうが、そんなことをやっていると入荷から2カ月も経ってからご案内するようになってしまうのと、結局は数量を確保出来ないので沢山のアイテムのテイスティングが出来ない・・と言う堂々巡りになってしまうんですね。

 2013年の瓶詰めはジャルディーヌさんがやったとは言え、ドゥヴォージュ味の深くたっぷり柔らかくしなやかな味わいだったと思いますので、2014年も・・

「このところは低クラスのテイスティングしかしてないし、ラルロも熟したものしか飲んでないから・・クロ・デ・フォレ、飲んじゃおう!」

 と・・結局は看板のクロ・デ・フォレをさっさと開けることにしました。何せこの6月から7月に掛けては、ブルゴーニュのワインの到着が目白押し・・言い方が古い?、じゃ、行列待ち、テイスティングも何かと多く、大変な期間では有るんですね。

 で、到着間もないクロ・デ・フォレを飲んでみました。透明感のある美しい色合いですね~。香りもコルクを抜くともう・・やや官能さの有る色っぽいアロマが漂ってきます。鋭角では無く鈍角の優しい感じです。

 コルクも・・まぁ・・良く見たら仰天です。隙間が無いほど焼印で文字が書かれていて、

「ん~・・これなら絶対に間違えることは無いぞ・・」

と思えるほど・・。最も、コルクトップの平面には文字は有りませんが、本当に目一杯、書かれていました。

 非常にピュアでナチュラルさの有る暖かいアロマです。紫の小果実が群生しています。まだまだ開きはしない要素の粒がたっぷり有りますが、すでに漏れてきている分だけで充分に旨いです。もっとも・・クロ・デ・フォレが熟したらこんなもんじゃぁありません。

 やや肉の有る、構成豊かで、非常にドライな味わいです。中域はしっかり存在していますが、まだなかなか膨れ上がっては来ません。シルキーなテクスチュアで柔らかなタッチ、少し濡れたようなイメージを持つ辺りは、ジャック・ドゥヴォージュが担当だった頃とほとんど変わり無いと感じました。

 違うとするならやはり2014年のヴィンテージの豊かさでしょうか。2014年ものは、リリース時から好ましいひとつのレベルのバランスを持っていた2013年と異なり、樽熟、瓶熟を長く取らないタイプのドメーヌのワインは、9月以降の涼しくなってくる頃が、それなりのバランスに仕上がる時期かと感じます。

 もっともクロ・デ・フォレをチェックの為ならいざ知らず、美味しく飲もうと思って6月中に開ける方は極少数派でしょうから、やはりこのドメーヌの看板ワインは5年以上、出来れば10年と言うスタンスを持つべきでしょう。

 反対に、植え替えのため数は非常に少ないクロ・ド・ラルロは5年で結構熟しますので・・、それにフォレと違いやや細身の姿が美しい・・そこが美味しさですから、早めに飲みたい方はスタイリッシュなピノでは有りますがクロ・ド・ラルロを選ぶと良いです。

 また、セカンドワインとして若木のワインがクロ・デ・フォレ、クロ・ド・ラルロそれぞれに有りますが、

「若木だし、セカンドだから早熟でしょ?」

と思われるかもしれませんが・・意外にもそうじゃなくて・・ファーストと同じような傾向を持っているとお考え戴くのが良いかと思います。

 良いヴィンテージになった2014年を感じさせてくれる素晴らしいピノでした。熟を待ちましょう!お奨めいたします。是非ご検討くださいませ!


2017 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ

14403
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 この貴重なテロワールの独創性は多様性にあります。斜面の底には樹齢の古いピノ・ノワールが泥灰土石灰岩の土壌にあります。フィネスとエレガンス。ラズベリー、レッドカラント、チェリー、イチゴの香りを組み合わせた華やかな複雑なブーケ。繊細で、エレガントな構造と適度な濃さ。しなやかなタンニンとバランスの取れたワインです。
◇今飲んで92+ ポテンシャル93+ 飲み頃予想 今~2043
リアルワインガイド66号より
◇ニール・マーティン (91-93)
750ML 在庫    ご注文数   本
¥15,750 (外税) 
【超繊細系ニュイ=サン=ジョルジュの中で最も繊細なクリマ!】
 このところは全然飲めないクロ・ド・ラルロ・ルージュです。今回はやや多めとは言え、やっと1ケースの入荷です。無理をすれば飲めるんですが、この位の入荷総量ですと、予算的に今回のテイスティング分が上限になってしまいます。まぁ、ワイン屋さんでも全アイテムをテイスティングで開けられるところはまず無いと思いますが・・。

 クロ・デ・フォレやモン・デ・ゾワゾーの2017年ものの色合いをご覧になられて、

「薄い・・なぁ・・」

と思われたかもしれませんが、まぁ、間違いなく、クロ・ド・ラルロはもっと薄いです。90年台のクロ・ド・ラルロなんて、さらに薄かったです。ジャック・セイスが全盛の頃のデュジャックも、

「ロゼか?」

と知らない人が尋ねるほど・・薄かったですが、エキスが濃いんですよね。そしてクロ・ド・ラルロは同様に薄く、しかもクロ・デ・フォレに比較しても、さらに「ドライ」です。

 でも早く熟すので、2~3年で非常に美味しくなるんですが・・実は滅茶、超熟でも有ります。1992年のクロ・ド・ラルロなんぞ、滅茶苦茶旨かったですよ。デュジャックのクロ・ド・ラ・ロシュは高価でしたが、古いクロ・ド・ラルロは安かったですから。それに、その頃のエージェントさんは、結構に「古い在庫」をお持ちでした。なので、

「選び放題!」

の時代だった訳です。今考えると良い時代でした。


 2017年は、そんな1990年台のド・ラルロに良い意味で「回帰しはじめた」と言えると思います。ただ昔に戻すのではなく、さらに良く観察し、畑の個性を見極めています。エキスはさらに濃密になっています。反対に単純な濃さが減りつつあります。

 「ドライなエキスの非常に香るニュイ1級!」

だと思ってください。まぁ、周りは白葡萄が沢山植わっている土壌ですから・・そうなるのは当たり前では有ります。(ジェルボット2017年もテイスティングしていますが、これまた凄い仕上がりでした!)

 クロ・ド・ラルロの若木で仕込んだモン・デ・ゾワゾー2017年があれだけ香るんですから・・クロ・ド・ラルロはとんでもないことになっているんじゃないかと推測しています。

 是非ご検討いただきたいと思います。超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【今は植え替えでさらに少ない、貴重でエレガントなクロ・ド・ラルロです!】

 どうなんでしょう?・・noisy のところではエレガント系の薄旨ブルゴーニュが人気だと言えるんですが、クロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレの人気を比較すると・・

「逆に出る」

のげ解せないんですね・・。


 クロ・デ・フォレは濃厚タイプ、クロ・ド・ラルロはエレガントタイプで、ものの見事に違います。

 クロ・ド・ラルロはこの数年は非常に少なく、さして入荷本数が無い年が続いていますが、フォレは完売してもラルロは残る傾向です。良く判りません・・。少なすぎて評価機関の評価ポイントが少ないことが響いてますかね。

 noisy 的にはクロ・ド・ラルロは赤白とも大好物なんですが、世評とは若干異なるようですね。


2017 Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ

14404
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 リシュブールの向かい側にある区画でとても恵まれた好立地。1992年から0.85ha所有。最古区画の樹齢は60年程度。円みがあり、豊かでエレガント。ヴォーヌ・ロマネ独特のヴェルヴェットのような風合い。若い時はフローラルなアロマやフルーティさが感じられ、熟成により革やスパイス、甘草などの要素が感じられるようになります。
◇今飲んで94 ポテンシャル94+ 飲み頃予想 今~2043
リアルワインガイド66号より
◇ニール・マーティン (92-94)
750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,290 (外税) 
【評論家さんたちの評価はまだ揃いませんが、彼らがどう評価するか、興味津々です。】
 2017年のド・ラルロの驚異的な香水のようなアロマをどう評価するのか、もしくは「出来るのか?」を見てみたいと思っています。

 徳丸さんは、

「2017年のラルロは、日本人には受けるが海外メディアは大して評価しないかもしれない」

のように書いています。


 noisy も同様に思います。しかし、稀にめちゃ繊細な神経をお持ちの方もいらっしゃいますし、そのような方はまた、それまでの「しがらみ」みたいなものを持ち合わせてない場合が多いので、

「どう評価するか?」

で、noisy もその方々を評価できちゃうんですよね・・。


「あ、・・こう言うのはこの人、判らないんだな・・」

と判断する訳です。


 でも、実はこれ、しょっちゅうやってまして、ご来店の方にワインをお選びする際などにね・・。いや、勿論この場合は、判らないんだ・・なんて思いませんよ。そこは、「好みじゃないんだ」と置き換わります。お客さんはそれで良いんですね。

 でも、ワインのお勉強がしたいとか、エキスパートを目指している・・というようなお客様には、「好みじゃない」じゃ済まさないですけどね。


 ド・ラルロのロマネ=サン=ヴィヴァンがロマネ=コンティ直下なら、このレ・スーショはリッシュブール直下の良いところに有ります。美味しく無い訳が無いです。

 今回は1ケースちょっといただけたので、飲んでご案内しようと思ったんですが、このペースでテイスティングするのが勿体無いような気がしてしまいまして・・まだ飲んでいません。

 2017年のド・ラルロ・・・エレガントで物凄いアロマです。ロマネ=サン=ヴィヴァンは高過ぎて手が出ないにせよ、ここは必ず押さえておきたいところだと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです
━━━━━
【2016年ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショは2015年とほぼ同様の評価でした!】

 2015年ものとほとんど同じ評価でしたね。1ポイントほど僅かに下げた評価機関も有るかもしれません。

 しかしこの評価ですと、クロ・デ・フォレの秀逸さが光りますね。同レベルの評価ポイントです。リッシュブールに接する非常に良い位置のレ・スショです。


2017 Romanee-Saint-Vivant Grand Cru
ロマネ=サン=ヴィヴァン・グラン・クリュ

14405
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報

1991年から所有する0.25haの畑は、ロマネ=コンティの通りを挟んだ向かい側に位置する好立地。粘土と石灰岩が適度に混じった理想的で崇高な土壌を持ち、少量ながら素晴らしいワインが生まれます。深みのある紫色。 豊かで絶妙なな香りが、ピノ・ノワールの持つ全ての複雑さを鮮明に表現します。激しく、複雑で、余韻は非常に長くシルクのようです。
◇今飲んで95+ ポテンシャル96+ 飲み頃予想 2022~2052
リアルワインガイド66号より
◇ニール・マーティン (94-96)
750ML 在庫    ご注文数   本
¥71,150 (外税) 
【ロマネ=コンティに接する絶好のロケーションから、最もリーズナブルと言えるロマネ=サン=ヴィヴァンです!】
 2017年のド・ラルロは半端ないです。ド・ラルロを知っているなら、この20年で最高の仕上がりと言って良いはずです。

「ブルゴーニュワインはただ濃いだけじゃダメ」

 それは誰しもが認識していることでしょう。ロマネ=コンティは濃いのか?・・いや、濃密な一面を見せるかもしれないが決して濃いワインでは無い。ラ・ターシュはどうなのか?ラ・ロマネは?ラ・グランド・リュは?・・と問えば、その答えは歴然としています。

 リアルワインガイド第66号を読むと、ジェラルディーヌ女史は過労で入院中で会えなかったと書いてありました。また、2017年と言うヴィンテージが「力のヴィンテージではない」と評しています。

 noisy的には、勿論、ヴィンテージの背景もあることは重々承知しつつも、ジャック・ドゥヴォージュによる畑の調査、緻密な醸造から、ジェラルディーヌ女史による感性のワインへと変貌しつつあるものが花開きつつあるんだ・・と言う理解をしています。

 もう、クロ・デ・フォレやモン・デ・ゾワゾーの香水のような素晴らしいアロマにぞっこんですが、それがロマネ=サン=ヴィヴァンになっちゃったらどうなってしまうのかと・・きっと飲むチャンスはないでしょうが・・

 ちなみにリアルワインガイド第66号はポテンシャル96+ですが、

「得点は97点でも、98点でもあります。」

と、ぶっちゃけちゃってます。

 で、「とんでもない香り」だそうです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【アドヴォケイトは93~95Points と2015年ものに比較して2Points Down でクロ・デ・フォレと同評価!アラン・メドーはほぼ変わらずでした!】

 まぁ、このクラスは飲んでどうこう言えるワインでは無くなりましたんで、買えたらラッキーと思ってください。ロマネ=コンティの真下の絶好の場所です。

 それにしても・・高くなりましたね・・いや、ポイントじゃなくて価格が・・です。ラ・グランド・リュの2011年とか2012年とか、今がラスト・チャンスだと思いますけどね。


2017 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Blanc le Mont
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・ル・モン

14406
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
畑は標高300〜400mでプリモープリセの森と同じ高さ。モノポールのクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの上部に突き出るような位置。この畑はフェルマージュ(賃借契約)で赤白合わせて約1ha。粘土石灰質土壌で2007年に植えられたこのピノ・ノワールの区画(0.33ha)から、アロマはチェリーと甘草の要素があり、心地の良い適度な骨格としっかりとしたタンニンを備えたオート・コートの典型的ワイン。シャルドネは0.65haで2012年植樹。赤は2014年産、白は2016年産がファーストヴィンテージ。
今飲んで89+ ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2035
リアルワインガイド66号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,580 (外税) 
【セカンドヴィンテージ、日本初登場のオート=コート白です!】
 すみません、飲んでないので何も言えません。Whoops!・・アドヴォケイトのニール・マーチンさんは4年以内に飲むべきと言っています。意味不明です・・。3本のみの入荷です。


2017 Cote de Nuits-Villages Blanc au Leurey
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・ブラン・オー・ルーリー

14407
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
オー・ルーリーはドメーヌ建物から通りを挟み目の前にある若木区画で2006年植樹のシャルドネ。石灰質の岩屑と粘土性 石灰岩がベース。新鮮で芳香性が良く、美しく長く口の中に広がり、若さと鮮明さを楽しめます。淡く輝きのある黄色、成熟したノートと柑橘系の表現豊かなノーズ。豊富な要素が口中に広がり、こなれた果実が感じられます。アロマの輝きは美しい新鮮さによって支えられています。
◇今飲んで90+ ポテンシャル91 飲み頃予想 今~2038
リアルワインガイド66号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,850 (外税) 
【3本のみの入荷です。】
 もっと増やしてくれと頼んだんですが、増えて3本ですので・・どれだけ入荷が無いのかが判りますよね。

 飲みようが無いのでどうしようも無いんですが、リアルワインガイド第66号で徳丸さんは、

「17年の白ワインはこれだけで良いんじゃないかと思ってしまう」

とおっしゃられています。それほどの出来なんでしょう・・なんせ、ポテンシャル91点も付いちゃってますから・・。


2017 Nuits Saint-Georges la Gerbotte Blanc
ニュイ=サン=ジョルジュ・ラ・ジェルボット・ブラン

14408
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
La Gerbotteは、1992年と2006年に植えられた若樹のクロ・ド・ラルロ・ブラン。勿論、プルミエ・クリュを名乗ることが可能。しかしドメーヌは、プルミエ・クリュではなくあえて村名格としてリリース。根が深く下層に達する時間を与え、この偉大なテロワールのすべてのエレガントさと充実感を十分に表現しています。薄い地面を支える石灰岩スラブ上のClosの他のブドウからさらに遠く離れているミクロクリマは「日当たりの良い」ものではなくすべての要素が集まって、シャルドネは活気とミネラルなどの洗練されたスタイルを備えるのです。
◇今飲んで91+ ポテンシャル92 飲み頃予想 今~2038
リアルワインガイド66号より
750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,980 (外税) 
【目の詰まった見事に豊満なシャルドネ!ピュリニー的な美味しさを満載しています!】
 久しぶりのラ・ジェルボットです。仕入れたのは2006年以来?・・かもしれませんので、約12年間、無視することになってしまいました。

 何せこのラ・ジェルボットはクロ・ド・ラルロ・ブランの若木でして、

「あの素晴らしいクロ・ド・ラルロ・ブランのセカンドだから旨いに違い無い・・」

と思って仕入れた2005年ものが、ものの見事に「シャバい」味わいで・・もうガッカリしてしまいました。2006年ものは確かアソートでしか買えなかったので、仕方なく仕入れたのかな?・・と思います。その後は「ラ・ジェルボットは拒絶」して現在に至ります。

 まぁ、そうは言っても当初は全然売らなかった2005年ラ・ジェルボットも数年後に開けてみると、クロ・ド・ラルロ・ブランと同様に深みを見せることが確認できましたので、ネットのページにブティーユ、ハーフともアップしておりましたら無くなっちゃいました。

「いい加減・・ラ・ジェルボットも樹齢が上がって旨くなっているんじゃないか?」

と言う気持ちと、

「2017年は良さそうな年だし、2017年こそド・ラルロはチェックしないといかんかな?」

と言う思いが錯綜したので、そこそこは仕入れさせていただくことにしました。で、早速・・飲んでみると・・これがかなり素晴らしいんですね・・。


 以前のシャバ~い、緩~い感じは全く無し。半透明フィルム風のミネラリティに包まれた黄色や白の果実がナチュラルっぽいアロマとしてスピード感を持ち感じられます。ほんのりとトースティーさのある樽由来のアロマがトッピングされ、しかしそれもシツコク無く、気持ち良いです。樽の要素に負けないだけのパワーが有る・・と言うことですね。

 口内に入るとまずはマッタリ・・オイリーです。そこから柑橘系フルーツがたっぷり解けて来ます。すごく良い・・好印象です。滅茶ゴージャスです。中域もふっくらと膨らみ、そのまま果実の放出を感じながら粘りのある余韻に入ります。

「・・あれ・・これじゃぁ全くのクロ・ド・ラルロ・ブランじゃん?」

と思えるほどのパフォーマンスに驚きを感じました。

 たかだか10年ちょっとでここまで来るか・・と、驚きを隠せませんでした。うちの庭にあるピノ・ノワールも結構な年を重ねて来ましたが、未だにまだまだ・・でして、この先はどうしようかと悩んでいます。やはり、病害虫にやられてしまいますんで、少なくともボルドー液位はあげないと収穫できないなぁ・・と。

 ま・・これほどに素晴らしいとなると・・皆、飲んじゃいますね。カミさんも息子も何も言わずしっかり飲んでしまっています。


 個人的な印象ですと、2000年頃のクロ・ド・ラルロ・ブランとほぼ同一なニュアンスです。その頃はクロ・ド・ラルロ・ブランはまだ6千円ほどだったかと思います。ただし、届いた直後はもっと締まっていた感じです。このラ・ジェルボットは、今飲んでも充分に旨いですが、樽が完全に溶け込む3年後からはほぼ全開で飲めるでしょう。それに20年はしっかり持つと思います。

 クロ・ド・ラルロ・ブランはそれなりに高価になってしまいました。コート・ド・ニュイの白ワインと言えば、ミュジニー・ブランかクロ・ブラン・ド・ヴージョか、ニュイ=サン=ジョルジュ・ブラン位しか無かった訳です。また、アンリ・グージュのピノ・ブランもこのニュイ=サン=ジョルジュなんですね。それだけ歴史の有るニュイ・ブランです。

 滅茶オイリーで非常に厚みのある果実主体のシャルドネでした。非常に美味しいです。是非ご検討くださいませ。お勧めします!


2017 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot Blanc Monopele
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ・ブラン・モノポール

14409
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 Closを囲む壁の内側にある家屋と敷地周辺の区画。ブルゴーニュの南北を縦断する国道D974号線からのPremeauxの村にある畑は目を見張る有名な場所。円形劇場のような傾斜で、コート・ドールでも最も険しいブドウ園のひとつ。クロ・ド・ラルロ・ブランのテロワールは傾斜が険しく、畑の岩が特徴的。丘陵地は非常に険しく、しばしば機械の助けを借りる事が多いですが、ラルロでは手作業で行われます。そのような苦労した仕事は、この葡萄畑がユニークな品質と性格を持つ為に必要かつ価値のあるものです。美しく明るいゴールデンカラーで 新鮮で上質なノーズで白い花やアプリコットや白桃などの複雑なアロマ。味わいも複雑で、表現力、肉質、繊細さ、上質感が感じられます。余韻は中々なくならないほど長く留まります。とてもリッチであり、滑らかなワインです。
◇今飲んで92+ ポテンシャル93+ 飲み頃予想 今~2045
リアルワインガイド66号より
◇ニール・マーティン (91-93)Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥16,800 (外税) 
【今回はまだ飲んでいません・・が、リアルワインガイド第66号はポテンシャル93+、もしくは、94点でも良いとのこと!】
 すみません、飲めてません。しかし、若木のラ・ジェルボットがもう・・昔のクロ・ド・ラルロ・ブラン並みになっちゃってますからね。根が深いところまで伸びているはずのこちらのキュヴェは、さらにミネラリティが高く、やや硬質に感じられることでしょう。

 このコラムでも何度も申し上げていますが、5年経ったクロ・ド・ラルロ・ブランは激変します・・。その際に評価するとなると、当然ながら評価は上がってしまうものです。

 透明なミネラル感に満ち溢れた果実たっぷりのシャルドネです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。

【久しぶりに仕入れたクロ・ド・ラルロ・ブランです!】

 アドヴォケイトは90~92Pointsと評価しているようです。アドヴォケイトにしてみればまぁまぁ評価したのかな・・と思いますが、元々アドヴォケイトは、ニュイの白をまともに評価出来たことは無いので、アテには出来ませんよ。実際はもっと高くて良いと思います。それに飲み頃は2019~2019年と非常に短い判断です。じゃぁ、個人的に取ってある2001年のクロ・ド・ラルロ・ブランでもそのうち開けてみましょうかね・・。

 そもそもこのクロ・ド・ラルロ・ブランは、noisy的には5~8千円という販売価格のイメージが有って、そこを逸脱してしまったので仕入れなくなったと言う経緯が有りますが、もうこのような状況になってきますとね。

 ボーヌの優れたシャルドネ、1級クラスは2万円しても普通な状況ですからね。クロ・ド・ラルロ・ブランはそれと同等のポテンシャルが有りますから、不当な評価は有るにせよ、価格的には適正と言うことかもしれないと思いなおしています。

 実際、5~6年熟成させたこのクロ・ド・ラルロ・ブランをぜひ飲んでみて欲しいんですね。濃密でマッタリ、柑橘フルーツの香る素晴らしい白に大変身するんですよね。ほんのりとエロスが香り、実に旨いんですが・・アドヴォケイトの歴代ブルゴーニュ担当者さんには理解できないんですね。だから昔は安かったとも・・言えますが、実際に飲まれた方の評価は非常に高い不思議なワインです。


2014 Cote de Nuits-Villages Clos du Chapeau
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー

11882
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 所有面積: 1.55ha 樹齢:平均25年 新樽比:15% 樽熟14~16ヵ月 Comblanchienの区画
 
 味わいの中に異なる性格が感じられるのがこのキュヴェの特徴でもあります。畑自体は丘の下の平坦な低地にありますが、コンブラシアンの石灰が地殻変動によって、移動し、長い年月をかけて押し固められたような地層のようで、石灰のがれきがあり、ミネラル感が備わったものとなっているようです。デリケートで、とても繊細さがありますね。やぼったさは無く、熟した赤い果実香、あんず、シロップを含んだ果実、タバコ葉、スパイスなどの要素が感じられます。(2012年)
JACQUES DEVAUGES
アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 85~88points タンザー 87points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,290 (外税) 
【とても美味しいです!・・エキスの出方はフーリエに似て来ました!】
 飲めておりませんので以前のコメントを掲載しています。 フーリエに似てきた・・・とは言っても、あれほどの「濡れたテクスチュア」までには届かないんですが、何せ「硬くない」もんで・・・それに、「キッチリ旨みの乗ったエキス味」なもんで、ついつい・・

「旨いじゃん!」

と言葉が出てきてしまうんですね・・・。ドゥヴォージュさんの力量も素晴らしいものが感じられました。

 上記の造り手コラムでも書きましたが、何せSo2の少なさが漂ってくるようなアロマティックで柔らかい濃密な印象で、肯定感しか与えられないんですよ・・・なので、もし数が許せばクロ・デ・フォレを飲んでみたいと思っています。・・いや、クロ・ド・ラルロも飲みたいんですが、ほんの数本しか無いので飲めないんですね。是非ご検討ください!実に旨い!・・官能感すら漂う素晴らしいコート・ド・ニュイ・ヴィラージュです!

■新米ソムリエ oisy の熱血テイスティングコメント(一応、調理師免許も持ってます・・)

Cote de Nuits Villages Clos du Chapeau 2012 Domaine de l'Arlot


「膨らみのある果実感と魅惑的なフィネス!」

 赤い果実の香り。良いピノのエアリーなスミレの香りがするがそれだけではなく少しワイルドなスパイス、土的なニュアンス。果実味はなめらかで中域の味わいが非常に充実。そしてタンニンも柔らかく申し分ない。

 今から美味しく飲めるが決して今だから美味しいというわけではない、ポテンシャルの高さ的にプルミエ並みではないかと感じます。

 ラルロはビオの造り手らしいですが、ビオによるものなのか、ふくよかな土壌から連想される、膨らみある果実が印象的です。美味しい!


以下は2011年時のコメントです
━━━━━
【オリヴィエ・ルリッシュからジャック・ドゥヴォージュへ!!ファーストヴィンテージは如何に??】

 今回は残念ながら数量も無く、また、テイスティングもせずに多く仕入れられるような環境でも無いので、全てのテイスティングは出来ませんでした。リアルワインガイドでもまだレヴューは有りませんで・・申し訳有りません。なので、細かなご紹介は致しかねるのが残念です。全部空けちゃうと・・本当に商売にならんのですよ・・。

 しかしながら、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ クロ・デュ・シャポーを先日テイスティングしました。そして、その感触は・・大変良かったです・・。

 で、ここからは、ブルゴーニュワインファンならでのコアな印象の話しになります。非常に細かい部分のニュアンスの話しですから、言ってる意味合いが判らない方や、実際に飲んでみても違いを感じない方もいらっしゃるかもしれません。

 個人的には、・・いや、まだ確定までは行かないんですが、オリヴィエ・ルリッシュの作風よりも好きかもしれません。オリヴィエの場合はとてもピュアで凝縮感も有るんですが、エッジが結構ガシッっとしていて、いきなりの濃淡がハッキリしているように感じていました。

 まだコート・ド・ニュイだけのテイスティングですが、そのパレットの中心から外縁に向かい、もっとも外側から何も無い部分に到達する部分の、見事なまでの微細なグラディエーションをジャック・ドゥヴォージュは描いて見せているんです!

 そしてド・ラルロらしいニュイの深い香りと、潜んでいるエレガントな表情、全く残糖の無いドライ感、薄い旨みの綺麗な出汁感、上品な膨らみからの長いドライな余韻・・・そしてそこから帰ってくる良質な旨みと香り・・。どこかに感じていたオリヴィエの力技の部分を超えた、とても素晴らしいニュイでした!

 そして、飲んではいませんが、noisy個人的には大好きなクロ・ド・ラルロの仕上がりが、とても楽しみになりました。ニュイの仕上げを見れば、どれほどまでに葡萄を選別し、慎重な醸造をしたのかが伝わってきます。

 実際、ブルゴーニュの2011年を色々と飲んできましたが、当初の予測では「とても厳しい」と感じていた印象を覆すものとなっていることを、とてもうれしく思っています。ド・シャソルネイ2011も素晴らしかったし、今回のマルク・ロワも目茶美味しい・・・心配だったパカレに関しては、是々非々でしたけどね。

 もっともリーズナブルなキュヴェのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュでさえこの仕上がりなら、全く心配要らないでしょう。ジャック・ドォヴォージュ・・・素晴らしいセンスをこの先も発揮してくれるに違いないです。ご検討ください!


2016 Romanee-Saint-Vivant Grand Cru
ロマネ=サン=ヴィヴァン・グラン・クリュ

13629
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
所有面積: 0.25ha. 植樹: 1973年. 新木製タンク発酵の為、新樽熟成無(1.2.3年樽使用). 870本生産(霜害無). 樽熟16~18ヵ月. 全房発酵
所有する区画は通りを挟んで、ロマネ・コンティと隣接する好立地。
0.25haの畑から、2015年は3.5樽分(約1.050本)生産されたが、日本に入荷するのは、ほんの僅かのとても稀少なワイン。228リットル樽を2つと、特注の350リットル1つで仕込まれた。数年前まで228リットルを使い3樽半で仕込んでいたが、そうすると最後の樽に空間ができて空気との接触が出来、不要に酸化を促してしまう為、350リットル樽を加えているようだ。3樽生産の内、1つが新樽で新樽比は約30%。全てのキュヴェにおいて新樽比率は前任のジャック時代と変わらないそうだ。全房発酵。
アドヴォケイト 93~95points 2021~2045、アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 92~95points 2025+、タンザー (92~94Points)
他にラルロのワインをプラス1本同時にご注文願います。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥68,500 (外税) 
【アドヴォケイトは93~95Points と2015年ものに比較して2Points Down でクロ・デ・フォレと同評価!アラン・メドーはほぼ変わらずでした!】
 まぁ、このクラスは飲んでどうこう言えるワインでは無くなりましたんで、買えたらラッキーと思ってください。ロマネ=コンティの真下の絶好の場所です。

 それにしても・・高くなりましたね・・いや、ポイントじゃなくて価格が・・です。ラ・グランド・リュの2011年とか2012年とか、今がラスト・チャンスだと思いますけどね。


2016 Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ

13628
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
植樹: 1950年 新樽比: 40~50% 樽熟16~18ヵ月 〇2015年ものについて 従来のVosne Romanee Villageは無くなり、Suchotsに加わったので計0.85ha所有している。畑はリシュブールに通りを挟んで隣接する好立地。Suchotsの中でも極めて高い品質のブドウが採れることで知られる。
 優雅さ、気品、華麗さがあり、しっかりと焦点の定まった秀作。しなやかなタンニン、緻密できめ細かく、うっとりするようなエレガントな質感がある。しっかりとしたバックボーンと均整の取れた無駄のない体躯。赤系、黒系それぞれの果実のたっぷりとした熟度に清涼感のあるメントールのようなクールさのある果実香が感じられる。アニス、甘草、グローヴ、上質な紅茶、煙、スミレなどの花束、コーヒー、カカオ、ミネラル、黒蜜、バラなどの要素が感じられる。
ジャーナリストの間では2015は2005年と似ていると言われているが、2005年は今の所、閉じていて果実味はあまり感じられないと言う。2015年は果実味が有り、深みがとてもある年で、2005年のように熟成によって、外交的な要素が見え隠れするような年にはならないのではないかと分析しているようだ。
◆◆◆2016年ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショの評価
アドヴォケイト (93~95Points)2022~2045、Allen Meadows - Burghound.com 91~93Points 2028+、タンザー(90~92Points)
750ML 在庫    ご注文数   本
¥20,850 (外税) 
【2016年ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショは2015年とほぼ同様の評価でした!】
 2015年ものとほとんど同じ評価でしたね。1ポイントほど僅かに下げた評価機関も有るかもしれません。

 しかしこの評価ですと、クロ・デ・フォレの秀逸さが光りますね。同レベルの評価ポイントです。リッシュブールに接する非常に良い位置のレ・スショです。


2016 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ

13627
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 所有面積: 5.7ha. 植樹: 1950年代初頭. 新樽比: 50%. 樽熟16~18ヵ月
2015年は64樽生産された。実際は66樽分あったがウィヤージュ(Ouillage:木樽熟成によりワインの目減りする分の補充)で2樽分あったそうだ。新樽比は50%。
2015年からはこのキュヴェでも大きな変革があった。クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの若樹部分の区画はこれまで別キュヴェのニュイサンジョルジュレ・プティ・プレとしてリリースされてきたが、品質がクロフォレにあると判断し、プティ・プレの区画は全てクロフォレにブレンドされたそうだ。
樹齢的にも35年を超えており、別で分けてリリースするのではなく、より複雑さを表現する為にもクロフォレとしてリリースされることとなった。前出のクロ・ド・ラルロとオワゾーはキャラクターの違いで別キュヴェとなったが、クロフォレは互いの良さをより高めることが出来ると判断されたようだ。
アドヴォケイト 93~95Points 2021~2045、Allen Meadows - Burghound.com 91~94Points2031+、タンザー(91~93Points)
750ML 在庫    ご注文数   本
¥15,880 (外税) 
【何と素晴らしかった2015年ものを凌ぐかもしれない大きなワインでした!素晴らしい!今飲んでも美味しさを堪能できます。】
 深いですね~・・濃密ですね~しなやかですね~・・美味しいです。

 2016年ものはこうやって仕上げろ!・・と言う見本が有るとするなら、このクロ・デ・フォレが正にその見本と言えます。

 やや黒く良く熟していて、凝縮感が有り、深い色合いの果実がたっぷり、中域の分厚さが特徴かと思います。凝縮感はアロマにも現れていますが、

「シツコイな~・・」

と思うようなものでは無く、端正さを保っています。

 果実は色の濃い目のスグリ、ベリー、そしてカカオまで揃っています。驚くべきは今飲んでも非常に旨い・・ピュアでアロマの速さからナチュラルさもほんのり漂います。非常に良い出来でした。


 アドヴォケイトもアラン・メドーも2015年ものと全く同じ評価ポイントでした。確かに非常に良く似ています。

 しかしながら、グラスの写真をご覧いただけますと・・違いますよね。より濃い目の仕上がりが見て取れます。2016年に素晴らしいワインに仕上げた造り手には、多くの場合こんな共通点が出てくるんじゃないかと思います。

 数は有りませんので、ぜひお早めにご検討くださいませ。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【ジェラルディーヌ・ゴドーの実質初ヴィンテージはとても嬉しい仕上がり!ちょっと意外でした!・・これは買うしかないぞ・・と!】

 まずはド・ラルロー2015年の量的なことから・・お伝えしましょう。

 非常に・・少ないです。前年の2014年ものの半分以下・・です。ほとんどのキュヴェがバラでの入荷ですので、例年のようにのんびりしていると購入できないことになるかと思います。

 価格は7~8%位上昇しています。またクロ・ド・ラルロの若木から造られていたル・プティ・タルロは樹齢の上昇と共に1級にふさわしい質になったと判断され、「モン・デ・ゾワゾー」と名称が変更されています。

 それに加え、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュの中の下側の葡萄で造られていた「レ・プティ・プレ」は、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュとの差が無くなったという判断から、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュに統合されましたので、2014年ものが最後になり、2015年のリリースは有りません。

 2014年ものまでは上級キュヴェのロマネ=サン=ヴィヴァン、ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショを除き、少なくとも12本は入って来ていましたので1/2~1/3の数量になっており、都合・・noisy のところに入ったのは半分と言うことになります。

 なので、ジェラルディーヌ・ゴドー女史の力量をすべて確かめたいところだったのですが、とにかく一番数量の多かったクロ・デ・フォレ・サンジョルジュをテイスティングさせていただきました。

 ですが・・そもそも2014年は結構抜栓して飲んでいましたので、

「・・・ジャック・ドゥヴォージュさんとあまり変わらないんじゃないかな?」

と思っていただけに、この質感に驚きは隠せませんでした。


 まぁ・・この下の以前のコラムや、ラルロのコラムをお読みになられますと判るかと思いますが、個人的にはジャン・ピエール・ド・スメ時代の薄旨系ワイン・・・大昔のジャック・セイス率いるデュジャック系の味わいが好きなので、オリヴィエ・ルリッシュさんには悪いですが彼はちょっと及ばなかったかな?・・と言う印象、それをジャック・ドゥヴォージュさんが薄旨系ではないにせよ、しなやかなエキス系の味わいに持ってきてくれたので、

「・・あぁ・・良かった・・」

などと思っていたのもつかの間、すぐにクロ・ド・タールに行ってしまったのが2014年ものの時・・と言うような流れなんですね。

 ジェラルディーヌ女史も2014年ものは瓶詰めはしたものの、醸造には完全にはタッチしておらず、良いとこエルヴァージュに間に合ったくらいでしょうから、彼女の造る「ド・ラルロ」の味わいは、ほとんど判らなかった次第です。

 色合いを見てみましょう・・まぁ、2014年ものの写真も有りますんで一目瞭然ですね。

「やや黒味が入っているかな?」

と言うようなニュアンスが見て取れるかと思います。・・・そうなんです。ヴィンテージによる差異もあると思いますが、2014年ものよりは良く熟している・・収穫のタイミングは2014年ほどは早くは無いのかな?・・と思えます。

 しかし、とても熟していますが酸も綺麗に出ていて、マロもしっかり掛かっていますのでとても滑らかです。2015年の健康的なヴィンテージがそうさせた・・とも言えそうです。

 そして、ド・ラルロらしいナチュラルなニュアンスはそのままに、そのまろやかで美しい酸が感じられるんですね。

「ニュイ=サン=ジョルジュらしいけれど粗野にはならない」

ド・ラルロの良さが感じられます。


 中域は非常にふっくらとしており、痩せ気味のスタイリッシュな女性と言うよりは、適度に柔らかさの有るベスト体重の女性のような・・感じです。色合いの透明度、照り、美しさから、非常に健康的だということは伝わってくるかと思います。

 余韻も滑らかで、時折・・と言うか、開けるタイミングによっては「雑然」したテクスチュアを見せるクロ・デ・フォレ・サンジョルジュは、そこにはいませんでした。精緻で整然とした複雑性とスパイシーさを見せる魅力的な味わいと香りでした。

 ついつい・・進み、結構・・飲んでしまいました。2014年ものもとても美味しかったんですが、これほどの安定感は無かったように思います。アドヴォケイトは93~95ポイントと、かなりの高評価をしていますが、それも理解できる味わいです。アラン・メドーはいつものとおり落ち着いた気持ちでの評価でしょうが、それでも91~94ポイントと高く振れています。

 2014年のこのワインにアドヴォケイトは89~91Pointsとしか評価しておりませんので、2015年ものの93~95Pointsとは物凄い差になっています。「・・一体どうしちゃったの?」と言いたくなるような差ですが、
noisy 的には、さすがにそこまでの差は付けられないにせよ、2014年ものは優しいマロの酸のシャキッとした味わいが、アドヴォケイト的には評価できなかったのかな?と感じています。

 2015年もののブルゴーニュは健康で熟した葡萄が量的には少なくともそれなりに取れたことも有り、完全発酵に持ってゆくとその潜在アルコール分の高さから、「ヴァン・ド・ガルド」的なものになる可能性が多いかと思いますが、超熟さと若飲み時の美味しさの両立を果たしたジェラルディーヌ・ゴドーの手腕は凄いぞと・・思わせてくれました。ぜひ素晴らしい仕上がりの2015年もの、ご検討くださいませ。


 また、その他のワインは少な過ぎてとても飲めませんでしたが、リアルワインガイドの次号には評価が掲載されるかな・・と思います。それまではとても持たない可能性が大ですが、そちらもぜひご参考にされてください。


 以下は以前のヴィンテージのコメントです。
━━━━━
【チェックしました!しっかりドゥヴォージュ味の濡れてふっくらふくよかなクロ・デ・フォレでした!】

 何だかんだ言っても毎年何かしらはテイスティングしてチェックしないと気が済まないので、飲んでないと言いつつも、結局最後は飲んでいたりするので・・まぁ、どうしても最初のご案内の時に、全てチェックが終わってからご紹介するべきなのでしょうが、そんなことをやっていると入荷から2カ月も経ってからご案内するようになってしまうのと、結局は数量を確保出来ないので沢山のアイテムのテイスティングが出来ない・・と言う堂々巡りになってしまうんですね。

 2013年の瓶詰めはジャルディーヌさんがやったとは言え、ドゥヴォージュ味の深くたっぷり柔らかくしなやかな味わいだったと思いますので、2014年も・・

「このところは低クラスのテイスティングしかしてないし、ラルロも熟したものしか飲んでないから・・クロ・デ・フォレ、飲んじゃおう!」

 と・・結局は看板のクロ・デ・フォレをさっさと開けることにしました。何せこの6月から7月に掛けては、ブルゴーニュのワインの到着が目白押し・・言い方が古い?、じゃ、行列待ち、テイスティングも何かと多く、大変な期間では有るんですね。

 で、到着間もないクロ・デ・フォレを飲んでみました。透明感のある美しい色合いですね~。香りもコルクを抜くともう・・やや官能さの有る色っぽいアロマが漂ってきます。鋭角では無く鈍角の優しい感じです。

 コルクも・・まぁ・・良く見たら仰天です。隙間が無いほど焼印で文字が書かれていて、

「ん~・・これなら絶対に間違えることは無いぞ・・」

と思えるほど・・。最も、コルクトップの平面には文字は有りませんが、本当に目一杯、書かれていました。

 非常にピュアでナチュラルさの有る暖かいアロマです。紫の小果実が群生しています。まだまだ開きはしない要素の粒がたっぷり有りますが、すでに漏れてきている分だけで充分に旨いです。もっとも・・クロ・デ・フォレが熟したらこんなもんじゃぁありません。

 やや肉の有る、構成豊かで、非常にドライな味わいです。中域はしっかり存在していますが、まだなかなか膨れ上がっては来ません。シルキーなテクスチュアで柔らかなタッチ、少し濡れたようなイメージを持つ辺りは、ジャック・ドゥヴォージュが担当だった頃とほとんど変わり無いと感じました。

 違うとするならやはり2014年のヴィンテージの豊かさでしょうか。2014年ものは、リリース時から好ましいひとつのレベルのバランスを持っていた2013年と異なり、樽熟、瓶熟を長く取らないタイプのドメーヌのワインは、9月以降の涼しくなってくる頃が、それなりのバランスに仕上がる時期かと感じます。

 もっともクロ・デ・フォレをチェックの為ならいざ知らず、美味しく飲もうと思って6月中に開ける方は極少数派でしょうから、やはりこのドメーヌの看板ワインは5年以上、出来れば10年と言うスタンスを持つべきでしょう。

 反対に、植え替えのため数は非常に少ないクロ・ド・ラルロは5年で結構熟しますので・・、それにフォレと違いやや細身の姿が美しい・・そこが美味しさですから、早めに飲みたい方はスタイリッシュなピノでは有りますがクロ・ド・ラルロを選ぶと良いです。

 また、セカンドワインとして若木のワインがクロ・デ・フォレ、クロ・ド・ラルロそれぞれに有りますが、

「若木だし、セカンドだから早熟でしょ?」

と思われるかもしれませんが・・意外にもそうじゃなくて・・ファーストと同じような傾向を持っているとお考え戴くのが良いかと思います。

 良いヴィンテージになった2014年を感じさせてくれる素晴らしいピノでした。熟を待ちましょう!お奨めいたします。是非ご検討くださいませ!


2016 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ

13626
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 所有面積: 1ha. 植樹: 1939~1951年. 新樽比: 40~50%. 樽熟16~18ヵ月、約55%は全房発酵
 2015年のクロ・ド・ラルロは、モン・デ・ゾワゾーよりもストラクチャーとタンニンがしっかりとしている。とても寛容で、スケール感がある造り。ブラックラズベリー、ブラックチェリー、レッドチェリー、プラム、土、ミネラル、スパイス、甘草、ココアにバラの花や潰したイチゴのような華やかな香りに満ち、果実味は決して重すぎず、洗練され、フィネスがある。
◆◆◆・・本当にどうしようもない位に少ないです。
〇2016年ものの評価:アラン・メドー 90~92Points 2024+、タンザー(89~91Points)、アドヴォケイト 92~94Points 2021~2040
750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,990 (外税) 
【今は植え替えでさらに少ない、貴重でエレガントなクロ・ド・ラルロです!】
 どうなんでしょう?・・noisy のところではエレガント系の薄旨ブルゴーニュが人気だと言えるんですが、クロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレの人気を比較すると・・

「逆に出る」

のげ解せないんですね・・。


 クロ・デ・フォレは濃厚タイプ、クロ・ド・ラルロはエレガントタイプで、ものの見事に違います。

 クロ・ド・ラルロはこの数年は非常に少なく、さして入荷本数が無い年が続いていますが、フォレは完売してもラルロは残る傾向です。良く判りません・・。少なすぎて評価機関の評価ポイントが少ないことが響いてますかね。

 noisy 的にはクロ・ド・ラルロは赤白とも大好物なんですが、世評とは若干異なるようですね。


2016 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot Blanc Monopele
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ・ブラン・モノポール

13623
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 所有面積: 1ha. 植樹: 1939~1951年. 新樽比: 40~50%. 樽熟16~18ヵ月、約55%は全房発酵
 2015年のクロ・ド・ラルロは、モン・デ・ゾワゾーよりもストラクチャーとタンニンがしっかりとしている。とても寛容で、スケール感がある造り。ブラックラズベリー、ブラックチェリー、レッドチェリー、プラム、土、ミネラル、スパイス、甘草、ココアにバラの花や潰したイチゴのような華やかな香りに満ち、果実味は決して重すぎず、洗練され、フィネスがある。
◆◆◆・・本当にどうしようもない位に少ないです。
〇2016年ものの評価 90-92 points Robert Parker's Wine Advocate
750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,990 (外税) 
【久しぶりに仕入れたクロ・ド・ラルロ・ブランです!】
 アドヴォケイトは90~92Pointsと評価しているようです。アドヴォケイトにしてみればまぁまぁ評価したのかな・・と思いますが、元々アドヴォケイトは、ニュイの白をまともに評価出来たことは無いので、アテには出来ませんよ。実際はもっと高くて良いと思います。それに飲み頃は2019~2019年と非常に短い判断です。じゃぁ、個人的に取ってある2001年のクロ・ド・ラルロ・ブランでもそのうち開けてみましょうかね・・。

 そもそもこのクロ・ド・ラルロ・ブランは、noisy的には5~8千円という販売価格のイメージが有って、そこを逸脱してしまったので仕入れなくなったと言う経緯が有りますが、もうこのような状況になってきますとね。

 ボーヌの優れたシャルドネ、1級クラスは2万円しても普通な状況ですからね。クロ・ド・ラルロ・ブランはそれと同等のポテンシャルが有りますから、不当な評価は有るにせよ、価格的には適正と言うことかもしれないと思いなおしています。

 実際、5~6年熟成させたこのクロ・ド・ラルロ・ブランをぜひ飲んでみて欲しいんですね。濃密でマッタリ、柑橘フルーツの香る素晴らしい白に大変身するんですよね。ほんのりとエロスが香り、実に旨いんですが・・アドヴォケイトの歴代ブルゴーニュ担当者さんには理解できないんですね。だから昔は安かったとも・・言えますが、実際に飲まれた方の評価は非常に高い不思議なワインです。


2016 Cote de Nuits-Villages Clos du Chapeau
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー

13625
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
所有面積: 1.55ha. 樹齢: 平均25年 新樽比: 50%. 1750本生産(霜害の為、70%減). 樽熟14~16ヵ月. 100%全房発酵

味わいの中に異なる性格が感じられるのがこのキュヴェの特徴でもる。畑自体は丘の下の平坦な低地にあり、コンブラシアンの石灰が地殻変動によって移動し、長い年月をかけて押し固められたような地層で、石灰のがれきがあり、ミネラル感が備わったものとなっている。デリケートで、とても繊細さがあるのが特長だと前任のドゥヴォージュは語っていた。
クロ・デュ・シャポーらしいペッパーとヴァニラの風味にココア、クローブ、白檀、チェリー、ミネラル、土、ブラックベリー等にレッドラズベリーやブラックチェリー、ザクロ、スミレ等が感じられる。ラルロらしい繊細さ、フィネスとエレガントさはしっかりと受け継がれている。タンニンは既に円く、果実味はしなやかで繊細。ベルベットのような上質なテクスチャー。柔らかでクリーミーさがある。シャポーの畑は細かく砕かれた石灰質土壌でピノの良さがとても素直に現れるそうだ。
〇2016年ものの評価 アラン・メドー 88~91Points 2021+、ワイン・アドヴォケイト 87~89Points 2019~2025、タンザー 88Points 2019~2023
750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,590 (外税) 
【アラン・メドーのバーガウンドで88~91Pointsでした!】
 リアルワインガイドへの掲載は次号の63号辺りになるのでしょうから、間に合いませんね。バーガウンドだけ評価が見当たりましたが88~91ポイントと、まぁまぁです。バーガウンド・ドット・コムの評価はアドヴォケイトともまた微妙に違い、95~100ポイントの非常に高い評価が付くことは稀で、また、アドヴォケイトに比較すると90ポイントを中心に若干圧縮されたような分布になりやすい傾向が有ると思います。

 本来ですと、クロ・デュ・シャポー辺りはテイスティングしていておかしく無いんですが、何せ入荷は3本ですので・・すみません。


2016 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Rouge le Mont
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ・ル・モン

13624
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
日本初入荷! 所有面積: 0.33ha. 植樹: 2007年 新樽比: 20%以下. 1648本生産. 樽熟14~16ヵ月、100%全房発酵アラン・メドー 86~89Points 2019+、アドヴォケイト 88~90Points 2019~2026
750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,400 (外税) 
【アラン・メドーはハート付86~89Points !】
 日本初登場のオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。ポテンシャル的には90ポイント辺りと言うことなのでしょう。

 それにしてもアラン・メドーの2019+ は判りますが、アドヴォケイトの2019~2026年と言う飲み頃予想はアドヴォケイトの悪しき慣習ですね。若飲みスタイルの定着から、読者からの記事への批判を避けるためでしょうか。

 ワインの熟成に対する正当な姿勢と判断はワイン文化を育むものかと思いますし、勿論、このワインは収穫から10年しか持たないと、10年以内に飲むべきだと確信しているのならそれでも良いと思いますけどね。本当にそう思われているのなら能力が無いと言われても仕方が無いんじゃないかと思ってしまいます。それで勘違いして、「そういうものだ」と思ってしまう方もおられるんじゃないかと危惧しています。最も・・10年以内にほとんど消費されてしまうんでしょうけどね。


2016 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Blanc le Mont
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・ル・モン

13622
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
ファーストヴィンテージ! 所有面積: 0.65ha. 植樹: 2012年 新樽無. 1735本生産. 樽熟12ヵ月。
アドヴォケイト 86~88POINTS 2018~2023
750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,400 (外税) 
【ファーストヴィンテージ、日本初登場のオート=コート白です!】
 すみません、飲んでないので何も言えません。Whoops!・・アドヴォケイトのニール・マーチンさんは5年以内に飲むべきと言っています。


2014 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Cuvee les Petit Plets
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・キュヴェ・レ・プティ・プレ

11884
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
所有面積: 1.5ha 植樹: 1987~1989年 新樽比: 50% 樽熟16~18ヵ月 Clos-de-Forets St.Georgesの若樹
 味わいの中に異なる性格が感じられるのがこのキュヴェの特徴でもあります。畑自体は丘の下の平坦な低地にありますが、コンブラシアンの石灰が地殻変動によって、移動し、長い年月をかけて押し固められたような地層のようで、石灰のがれきがあり、ミネラル感が備わったものとなっているようです。デリケートで、とても繊細さがありますね。やぼったさは無く、熟した赤い果実香、あんず、シロップを含んだ果実、タバコ葉、スパイスなどの要素が感じられます。(2012年)
JACQUES DEVAUGES
アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 89~91points タンザー 88~90points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,650 (外税) 


2014 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de L'Arlot
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ

11885
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 所有面積: 1ha. 植樹: 1939~1951年. 新樽比: 40~50%. 樽熟16~18ヵ月
 味わいの中に異なる性格が感じられるのがこのキュヴェの特徴でもあります。畑自体は丘の下の平坦な低地にありますが、コンブラシアンの石灰が地殻変動によって、移動し、長い年月をかけて押し固められたような地層のようで、石灰のがれきがあり、ミネラル感が備わったものとなっているようです。デリケートで、とても繊細さがありますね。やぼったさは無く、熟した赤い果実香、あんず、シロップを含んだ果実、タバコ葉、スパイスなどの要素が感じられます。(2012年)
JACQUES DEVAUGES
アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 88~91points タンザー 89~91points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,750 (外税) 


2014 Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ

11887
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
植樹: 1950年 新樽比: 40~50% 樽熟16~18ヵ月 従来のVosne Romanee Villageは無くなり、Suchotsに加わったので計0.85ha所有している。畑はリシュブールに通りを挟んで隣接する好立地。Suchotsの中でも極めて高い品質のブドウが採れることで知られる。
 優雅さ、気品、華麗さがあり、しっかりと焦点の定まった秀作。しなやかなタンニン、緻密できめ細かく、うっとりするようなエレガントな質感がある。しっかりとしたバックボーンと均整の取れた無駄のない体躯。赤系、黒系それぞれの果実のたっぷりとした熟度に清涼感のあるメントールのようなクールさのある果実香が感じられる。アニス、甘草、グローヴ、上質な紅茶、煙、スミレなどの花束、コーヒー、カカオ、ミネラル、黒蜜、バラなどの要素が感じられる。
アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 90~92points タンザー 91~93points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥17,880 (外税) 
【とても美味しいです!・・エキスの出方はフーリエに似て来ました!】
 申し訳有りません。極少のご案内ですので量が無く、飲めておりません。クロ・デ・フォレ2014年のコメントをご参照ください。

各畑の位置






以下は2011年時のコメントです。


━━━━━

【かなりの仕上がりです!ルリッシュ以上!】

 今回は残念ながら数量も無く、また、テイスティングもせずに多く仕入れられるような環境でも無いので、全てのテイスティングは出来ませんでした。リアルワインガイドでもまだレヴューは有りませんで・・申し訳有りません。なので、細かなご紹介は致しかねるのが残念です。全部空けちゃうと・・本当に商売にならんのですよ・・。

 と書いていましたが、やっぱり気になっちゃいまして・・・結局、赤が出ることを承知で、「ニュイ・サン=ジョルジュ
ル・プティ・タルロ2011」を空けちゃいました!・・・いや、素晴らしい仕上がりです。



 このプティ・タルロは本来、1級を名乗れる素性では有りますが、若木であること(、もしくはクロ・ド・ラルロの格下げも入る余地が有ると思います)から村名としてリリースされています。

 ニュイの1級にふさわしい細やかさと力強さ、そしてそのバランスを持っており、非常にドライな味わいながらも旨み成分が多く、エキスがキッチリ出て、ムッチリとしたニュイのスパイシーさがクラクラ来るほど香ってきます。ルリッシュの仕上げより、より濡れていてグラディエーションを描き、しかも立体の構造がクリアに見て取れます。これはとても美味しい!

 ちょっとどころか、完全に見直してしまいました・・・?いや、ドゥヴォージュは初ヴィンテージでしたね・・これからが実に楽しみです。エレガント命なクロ・ド・ラルロも飲みたくなってしまいました。

 もし2011年のネガティブさを心配していらっしゃるのでしたら、それは杞憂です。下手すれば2010年よりも素晴らしいんじゃないかと思います。リアルや他の評価機関がどんな評価をするか、楽しみですね!超お奨めです!



 クロ・ド・ラルロはとりあえずまだ飲んでいません。昨年は6本でしたか・・入荷が・・。ド・ラルロのラインナップの中では、薄旨系のエレガントタイプです。

 ヴォーヌ=ロマネは、1級スショの若木のようで、超レアです。数が全然有りません・・・でもヴィラージュと書いてあるのでおかしいな?・・村の中央にヴィラージュと言う名前の区画が有るんですよね~。

 ヴォーヌ=ロマネ1級スショはもうご存知ですよね。マルコンソールと共に、ヴォーヌ=ロマネの1級のトップです。きっと良い仕上がりでしょう!こちらもレアに付き、条件を付けさせていただきました。申し訳有りません。

 とても素晴らしい年になったと言える、ド・ラルロの2011年。さすがの仕上がりでした!お奨めします!


2015 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de L'Arlot Blanc
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ ・ブラン

12759
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 シャルドネ98%と2%のピノ・グリが加えられている。ピノ・グリは昔から畑に植えられていたもので、ラルロでは伝統的に異なる品種をブレンドする事がある。シャルドネよりも色が濃く、特徴的な品種ではあるが、2%の上限があるので、味わいに関してはほぼ影響はないそうだ。せっかくそこに上質なブドウがあるのだから、使ってあげようという思いが受け継がれているようだ。ただこのピノ・グリも古くなってしまったので、植え替えるそうだ。植替えも元々植えられていた2%を超えないように植えないとならない。ジェルボットよりも熟度と粘性が高い。アプリコットやパインなどのトロピカルっぽさと白い花やフレッシュなハーブのニュアンスが渾然一体となっている。ミネラル感は抜きんでており、ポテンシャルの高さがうかがえる。新樽比20%。
Allen Meadows - Burghound.com 87~90Points Drink 2018+
750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,650 (外税) 
【売れないでしょうが・・久しぶりに仕入れてみました!・・隠れた銘酒です・・】
 え~・・売らずに仕舞い込んでいるので、在庫としてはそれなりに有ったりして・・(^^;; まぁ、素晴らしい白ワインなんですね。

 例えばあの「ミュジニー・ブラン」も、昔は皆「コート・ド・ニュイの白なんて」と馬鹿にしてましたので、非常に安かったです。92年とか89年などのミュジニー・ブランは絶品でしたよ。滅茶安くて美味しかったんですね~。今でこそ、ヴォギュエのただのブルゴーニュ・ブランが何万もしますが、まだまだ古木のミュジニー・ブランには遠く及びません。95年のブルゴーニュ・ブランなんぞは数千円でしたがシャバシャバな薄い味わいでした。

 このクロ・ド・ラルロ・ブランは、リリース直後こそ「硬くてニュアンスの判りづらいワイン」ですが、5年も経過しますとね・・それこそ「ミュジニー・ブラン的な官能を揺さぶるワイン」に肉薄したような素晴らしいニュアンスが出てきます。

 しかもこのニュイ=サン=ジョルジュと言うのは「コート・ド・ニュイにおける白ワインの聖地」とも言うべき存在でして、それこそあのアンリ・グージュの「ピノ・ブラン」もそうですよね。結構ここは白ブドウが植わっているんです。

 熟すと非常にオイリーで滑らかで柑橘が「ぶわっ」と香り、口蓋にへばりつくような感覚からの膨らみと、そこからの果実とスパイスの攻撃が、何とも香しい・・甘美なワインなんですね。

 アラン・メドウズも・・評点が厳しいのは別に一貫してれば良いんですが、結局はポテンシャル取れて無いんじゃないの?・・と言いたいですね。それに後になって・・数年経過してからの検証をしていないか、していてもそれを反映するだけの気力が無いか、どうでも良いと思っているのか・・いずれにしても87~90Points 止まりということは有り得ません。少なくとも5年待って飲んでみて再度判断してよ・・と言いたいですね。そもそもドメーヌが自身の造る他の赤ワインよりも高値でリリースしているのは、それだけの価値、資質が有ると判断している訳ですね。少なく見積もってもコート・ド・ボーヌの偉大なシャルドネの1級クラスたちに匹敵するポテンシャルが有ります。

 まぁ・・今飲んでどうこう・・と言うようなワインじゃぁ有りませんが、それにアラン・メドウズが言うように2018年からどうぞ飲んでください・・と言うのも「飲めなくは無い」というだけですから根本的に大きく間違ってますが、「でも実は偉大な白ワインなんだよ」と言うのだけは覚えておいてください。お勧めします。5~10年以上熟したものを、是非とも飲んでみてください。たまげると思います。


2015 Cote de Nuits-Villages Clos du Chapeau
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー

12753
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
所有面積 :: 1.55ha. 樹齢 : 平均 約 25 年.
新樽比 : 40 %.
樽熟 14 ~16 ヵ月
2012012015年生産数 年生産数 : 4.84.84.800 本(16樽生産 樽生産 )

味わいの中に異なる性格が感じられるのがこのキュヴェの特徴でもる。畑自体は丘の下の平坦な低地にあり、コンブラシアンの石灰が地殻変動によって移動し、長い年月をかけて押し固められたような地層で、石灰のがれきがあり、ミネラル感が備わったものとなっている。デリケートで、とても繊細さがあるのが特長だと前任のドゥヴォージュは語っていた。
クロ・デュ・シャポーらしいペッパーとヴァニラの風味にココア、クローブ、白檀、チェリー、ミネラル、土、ブラックベリー等にレッドラズベリーやブラックチェリー、ザクロ、スミレ等が感じられる。ラルロらしい繊細さ、フィネスとエレガントさはしっかりと受け継がれている。タンニンは既に円く、果実味はしなやかで繊細。ベルベットのような上質なテクスチャー。柔らかでクリーミーさがある。シャポーの畑は細かく砕かれた石灰質土壌でピノの良さがとても素直に現れるそうだ。
アドヴォケイト 88~90Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥5,400 (外税) 


2015 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Mont des Oiseaux
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・キュヴェ・モン・デ・ゾワゾー

12754
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 モノポールであるクロ・ド・ラルロの区画の若樹部分の約0.62haから生まれる。区画はClos de L’arlot Rougeの区画とは隣接しておらず、Clos de L’arlot Blancの区画に隣接している。Le Petit ArlotとClos de L’arlot Rougeに挟まれる形でClos de L’arlot Blancの区画がある。
植樹されたのは1998年から2000年。通常なら3500本程度生産されるが、2015年は11樽、約3300本程度の生産となった。
2015年は後世に語り継がれる程のグレートヴィンテージのひとつだ。果実味と鮮度の美しい成熟を併せ持っていて、寛大でエネルギッシュなワインとなっている。熟成のポテンシャルがありながら、若くても既に魅力的なのが嬉しい。
このヴィンテージは、ドメーヌにとっては特に若いブドウからの生まれるいくつかのワインの進化を新たに提示するよい機会となったようだ。
まずは、プティ・タルロ。このキュヴェはこれまでクロ・ド・ラルロ1er Cruの若樹区画なのでクロ・ド・ラルロではなくプティ・タルロとしてリリースされていた。
プルミエ・クリュの畑ながら若樹ということで村名格としてリリースされていたのだ。
それが近年、明らかにプルミエ・クリュにふさわしい品質へと進化したと判断され、元のプルミエ・クリュとして改める事になったそうだ。ただクロ・ド・ラルロに加えるのはキャラクターが異なるので、独立した新たな別キュヴェとしてリリースを決めたそうだ。新しい名はモン・デ・オワゾー。
キュヴェ名の由来は、新たに何かこのパーセルを取り囲む自然(iris(アイリス、アヤメ科)や桜、果樹園など)と関連のある名前を付けたいとみんなで探していたところ、ジェラルディンヌがClos de l'Arlotの区画を取り巻く道の名前のMont des Oiseaux(鳥の山)を思いつき、採用される事となったそうだ。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥10,280 (外税) 


2015 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ

12756
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 所有面積: 5.7ha. 植樹: 1950年代初頭. 新樽比: 50%. 樽熟16~18ヵ月
2015年は64樽生産された。実際は66樽分あったがウィヤージュ(Ouillage:木樽熟成によりワインの目減りする分の補充)で2樽分あったそうだ。新樽比は50%。
2015年からはこのキュヴェでも大きな変革があった。クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの若樹部分の区画はこれまで別キュヴェのニュイサンジョルジュレ・プティ・プレとしてリリースされてきたが、品質がクロフォレにあると判断し、プティ・プレの区画は全てクロフォレにブレンドされたそうだ。
樹齢的にも35年を超えており、別で分けてリリースするのではなく、より複雑さを表現する為にもクロフォレとしてリリースされることとなった。前出のクロ・ド・ラルロとオワゾーはキャラクターの違いで別キュヴェとなったが、クロフォレは互いの良さをより高めることが出来ると判断されたようだ。
アドヴォケイト 93~95Points Allen Meadows - Burghound.com 91~94Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,190 (外税) 


2015 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ

12755
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
 所有面積: 1ha. 植樹: 1939~1951年. 新樽比: 40~50%. 樽熟16~18ヵ月、約55%は全房発酵
 2015年のクロ・ド・ラルロは、モン・デ・ゾワゾーよりもストラクチャーとタンニンがしっかりとしている。とても寛容で、スケール感がある造り。ブラックラズベリー、ブラックチェリー、レッドチェリー、プラム、土、ミネラル、スパイス、甘草、ココアにバラの花や潰したイチゴのような華やかな香りに満ち、果実味は決して重すぎず、洗練され、フィネスがある。
◆◆◆・・本当にどうしようもない位に少ないです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,350 (外税) 


2015 Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ

12757
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
植樹: 1950年 新樽比: 40%~50% 樽熟16~18ヵ月 従来のVosne Romanee Villageは無くなり、Suchotsに加わったので計0.85ha所有している。畑はリシュブールに通りを挟んで隣接する好立地。Suchotsの中でも極めて高い品質のブドウが採れることで知られる。
 優雅さ、気品、華麗さがあり、しっかりと焦点の定まった秀作。しなやかなタンニン、緻密できめ細かく、うっとりするようなエレガントな質感がある。しっかりとしたバックボーンと均整の取れた無駄のない体躯。赤系、黒系それぞれの果実のたっぷりとした熟度に清涼感のあるメントールのようなクールさのある果実香が感じられる。アニス、甘草、グローヴ、上質な紅茶、煙、スミレなどの花束、コーヒー、カカオ、ミネラル、黒蜜、バラなどの要素が感じられる。
ジャーナリストの間では2015は2005年と似ていると言われているが、2005年は今の所、閉じていて果実味はあまり感じられないと言う。2015年は果実味が有り、深みがとてもある年で、2005年のように熟成によって、外交的な要素が見え隠れするような年にはならないのではないかと分析しているようだ。
◆◆◆アドヴォケイト 94~96Points Allen Meadows - Burghound.com 91~93Points
750ML 在庫    ご注文数   本
¥17,990 (外税) 


2015 Romanee-Saint-Vivant Grand Cru
ロマネ・サン=ヴィヴァン・グラン・クリュ

12758
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・ラルロ
■エージェント情報
所有面積: 0.25ha. 植樹: 1973年. 新樽比: 35%. 樽熟16~18ヵ月
所有する区画は通りを挟んで、ロマネ・コンティと隣接する好立地。
0.25haの畑から、2015年は3.5樽分(約1.050本)生産されたが、日本に入荷するのは、ほんの僅かのとても稀少なワイン。228リットル樽を2つと、特注の350リットル1つで仕込まれた。数年前まで228リットルを使い3樽半で仕込んでいたが、そうすると最後の樽に空間ができて空気との接触が出来、不要に酸化を促してしまう為、350リットル樽を加えているようだ。3樽生産の内、1つが新樽で新樽比は約30%。全てのキュヴェにおいて新樽比率は前任のジャック時代と変わらないそうだ。全房発酵。
アドヴォケイト 95~97points アラン・メドー BURGHOUND.COM 93~95points 他にラルロのワインをプラス1本同時にご注文願います。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥58,350 (外税) 
【ジェラルディーヌ・ゴドーの実質初ヴィンテージはとても嬉しい仕上がり!ちょっと意外でした!・・これは買うしかないぞ・・と!】
 まずはド・ラルロー2015年の量的なことから・・お伝えしましょう。

 非常に・・少ないです。前年の2014年ものの半分以下・・です。ほとんどのキュヴェがバラでの入荷ですので、例年のようにのんびりしていると購入できないことになるかと思います。

 価格は7~8%位上昇しています。またクロ・ド・ラルロの若木から造られていたル・プティ・タルロは樹齢の上昇と共に1級にふさわしい質になったと判断され、「モン・デ・ゾワゾー」と名称が変更されています。

 それに加え、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュの中の下側の葡萄で造られていた「レ・プティ・プレ」は、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュとの差が無くなったという判断から、クロ・デ・フォレ・サンジョルジュに統合されましたので、2014年ものが最後になり、2015年のリリースは有りません。

 2014年ものまでは上級キュヴェのロマネ=サン=ヴィヴァン、ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショを除き、少なくとも12本は入って来ていましたので1/2~1/3の数量になっており、都合・・noisy のところに入ったのは半分と言うことになります。

 なので、ジェラルディーヌ・ゴドー女史の力量をすべて確かめたいところだったのですが、とにかく一番数量の多かったクロ・デ・フォレ・サンジョルジュをテイスティングさせていただきました。

 ですが・・そもそも2014年は結構抜栓して飲んでいましたので、

「・・・ジャック・ドゥヴォージュさんとあまり変わらないんじゃないかな?」

と思っていただけに、この質感に驚きは隠せませんでした。


 まぁ・・この下の以前のコラムや、ラルロのコラムをお読みになられますと判るかと思いますが、個人的にはジャン・ピエール・ド・スメ時代の薄旨系ワイン・・・大昔のジャック・セイス率いるデュジャック系の味わいが好きなので、オリヴィエ・ルリッシュさんには悪いですが彼はちょっと及ばなかったかな?・・と言う印象、それをジャック・ドゥヴォージュさんが薄旨系ではないにせよ、しなやかなエキス系の味わいに持ってきてくれたので、

「・・あぁ・・良かった・・」

などと思っていたのもつかの間、すぐにクロ・ド・タールに行ってしまったのが2014年ものの時・・と言うような流れなんですね。

 ジェラルディーヌ女史も2014年ものは瓶詰めはしたものの、醸造には完全にはタッチしておらず、良いとこエルヴァージュに間に合ったくらいでしょうから、彼女の造る「ド・ラルロ」の味わいは、ほとんど判らなかった次第です。

 色合いを見てみましょう・・まぁ、2014年ものの写真も有りますんで一目瞭然ですね。

「やや黒味が入っているかな?」

と言うようなニュアンスが見て取れるかと思います。・・・そうなんです。ヴィンテージによる差異もあると思いますが、2014年ものよりは良く熟している・・収穫のタイミングは2014年ほどは早くは無いのかな?・・と思えます。

 しかし、とても熟していますが酸も綺麗に出ていて、マロもしっかり掛かっていますのでとても滑らかです。2015年の健康的なヴィンテージがそうさせた・・とも言えそうです。

 そして、ド・ラルロらしいナチュラルなニュアンスはそのままに、そのまろやかで美しい酸が感じられるんですね。

「ニュイ=サン=ジョルジュらしいけれど粗野にはならない」

ド・ラルロの良さが感じられます。


 中域は非常にふっくらとしており、痩せ気味のスタイリッシュな女性と言うよりは、適度に柔らかさの有るベスト体重の女性のような・・感じです。色合いの透明度、照り、美しさから、非常に健康的だということは伝わってくるかと思います。

 余韻も滑らかで、時折・・と言うか、開けるタイミングによっては「雑然」したテクスチュアを見せるクロ・デ・フォレ・サンジョルジュは、そこにはいませんでした。精緻で整然とした複雑性とスパイシーさを見せる魅力的な味わいと香りでした。

 ついつい・・進み、結構・・飲んでしまいました。2014年ものもとても美味しかったんですが、これほどの安定感は無かったように思います。アドヴォケイトは93~95ポイントと、かなりの高評価をしていますが、それも理解できる味わいです。アラン・メドーはいつものとおり落ち着いた気持ちでの評価でしょうが、それでも91~94ポイントと高く振れています。

 2014年のこのワインにアドヴォケイトは89~91Pointsとしか評価しておりませんので、2015年ものの93~95Pointsとは物凄い差になっています。「・・一体どうしちゃったの?」と言いたくなるような差ですが、
noisy 的には、さすがにそこまでの差は付けられないにせよ、2014年ものは優しいマロの酸のシャキッとした味わいが、アドヴォケイト的には評価できなかったのかな?と感じています。

 2015年もののブルゴーニュは健康で熟した葡萄が量的には少なくともそれなりに取れたことも有り、完全発酵に持ってゆくとその潜在アルコール分の高さから、「ヴァン・ド・ガルド」的なものになる可能性が多いかと思いますが、超熟さと若飲み時の美味しさの両立を果たしたジェラルディーヌ・ゴドーの手腕は凄いぞと・・思わせてくれました。ぜひ素晴らしい仕上がりの2015年もの、ご検討くださいませ。


 また、その他のワインは少な過ぎてとても飲めませんでしたが、リアルワインガイドの次号には評価が掲載されるかな・・と思います。それまではとても持たない可能性が大ですが、そちらもぜひご参考にされてください。


 以下は以前のヴィンテージのコメントです。
━━━━━
【チェックしました!しっかりドゥヴォージュ味の濡れてふっくらふくよかなクロ・デ・フォレでした!】

 何だかんだ言っても毎年何かしらはテイスティングしてチェックしないと気が済まないので、飲んでないと言いつつも、結局最後は飲んでいたりするので・・まぁ、どうしても最初のご案内の時に、全てチェックが終わってからご紹介するべきなのでしょうが、そんなことをやっていると入荷から2カ月も経ってからご案内するようになってしまうのと、結局は数量を確保出来ないので沢山のアイテムのテイスティングが出来ない・・と言う堂々巡りになってしまうんですね。

 2013年の瓶詰めはジャルディーヌさんがやったとは言え、ドゥヴォージュ味の深くたっぷり柔らかくしなやかな味わいだったと思いますので、2014年も・・

「このところは低クラスのテイスティングしかしてないし、ラルロも熟したものしか飲んでないから・・クロ・デ・フォレ、飲んじゃおう!」

 と・・結局は看板のクロ・デ・フォレをさっさと開けることにしました。何せこの6月から7月に掛けては、ブルゴーニュのワインの到着が目白押し・・言い方が古い?、じゃ、行列待ち、テイスティングも何かと多く、大変な期間では有るんですね。

 で、到着間もないクロ・デ・フォレを飲んでみました。透明感のある美しい色合いですね~。香りもコルクを抜くともう・・やや官能さの有る色っぽいアロマが漂ってきます。鋭角では無く鈍角の優しい感じです。

 コルクも・・まぁ・・良く見たら仰天です。隙間が無いほど焼印で文字が書かれていて、

「ん~・・これなら絶対に間違えることは無いぞ・・」

と思えるほど・・。最も、コルクトップの平面には文字は有りませんが、本当に目一杯、書かれていました。

 非常にピュアでナチュラルさの有る暖かいアロマです。紫の小果実が群生しています。まだまだ開きはしない要素の粒がたっぷり有りますが、すでに漏れてきている分だけで充分に旨いです。もっとも・・クロ・デ・フォレが熟したらこんなもんじゃぁありません。

 やや肉の有る、構成豊かで、非常にドライな味わいです。中域はしっかり存在していますが、まだなかなか膨れ上がっては来ません。シルキーなテクスチュアで柔らかなタッチ、少し濡れたようなイメージを持つ辺りは、ジャック・ドゥヴォージュが担当だった頃とほとんど変わり無いと感じました。

 違うとするならやはり2014年のヴィンテージの豊かさでしょうか。2014年ものは、リリース時から好ましいひとつのレベルのバランスを持っていた2013年と異なり、樽熟、瓶熟を長く取らないタイプのドメーヌのワインは、9月以降の涼しくなってくる頃が、それなりのバランスに仕上がる時期かと感じます。

 もっともクロ・デ・フォレをチェックの為ならいざ知らず、美味しく飲もうと思って6月中に開ける方は極少数派でしょうから、やはりこのドメーヌの看板ワインは5年以上、出来れば10年と言うスタンスを持つべきでしょう。

 反対に、植え替えのため数は非常に少ないクロ・ド・ラルロは5年で結構熟しますので・・、それにフォレと違いやや細身の姿が美しい・・そこが美味しさですから、早めに飲みたい方はスタイリッシュなピノでは有りますがクロ・ド・ラルロを選ぶと良いです。

 また、セカンドワインとして若木のワインがクロ・デ・フォレ、クロ・ド・ラルロそれぞれに有りますが、

「若木だし、セカンドだから早熟でしょ?」

と思われるかもしれませんが・・意外にもそうじゃなくて・・ファーストと同じような傾向を持っているとお考え戴くのが良いかと思います。

 良いヴィンテージになった2014年を感じさせてくれる素晴らしいピノでした。熟を待ちましょう!お奨めいたします。是非ご検討くださいませ!

各畑の位置