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フランス |
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Domaine de l'Arlot |
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ブルゴーニュ |
ドメーヌ ド ラルロ |
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● 2017年のドメーヌ・ド・ラルロは絶対に飲まなけれならない!・・それだけの理由がちゃんと存在します。素晴らしいワインに仕上がりました!・・大変身と言っても良いかも・・いや、良いと確信しています。
いや~・・ビックリしました。でも何となく予感は有ったんですよ。2016年ものを飲んだ時、
「・・こりゃ・・2017年は・・もしかしたら・・!」
と言うような何となくの予感が・・です。
まぁ、大変に不謹慎では有りますが、311の時も、
「何か大変なことが起きる!」
と言ってた位ですから、その辺りの才能がちょっとは有るのかもしれません。
なので、2017年もののオファーをいただいた時に、
「少な過ぎるからもっと増やして欲しい」
と言ったら、担当さんが結構増やしてくれまして・・有難かったです。
で、やってくれたのはジェラルディーヌ・ゴドー女史・・。もしかしたらやってくれるんじゃないかと感じてたんですよ!・・でも、
「何をどうやってくれたのか・・が問題!」
ですよね?
そう、やってくれたのは、
「エレガントで薫り高く気高いニュイ=サン=ジョルジュの大復活!」
です。
2016年までのド・ラルロのワインは当然ご存じかと思いますが、もう・・全く違うものです。いや、2016年ものには今回の2017年に繋がるべくの方向性が見えていましたので、敏感な方は、
「・・おっ!・・こりゃぁ2017年ものが楽しみだ!」
と思われていらしたかもしれませんね。
今回も頑張ってテイスティングさせていただきました。コート・ド・ニュイ=ヴィラージュのクロ・デュ・シャポーからテイスティングを始めたんですが、栓を抜いた直後から繊細かつ妖艶さを含むアロマが放たれ、
「淡い色合い」
からの美しいタッチに、心の中で思わず・・
「(・・やった!)」
と拍手してしまいました。
そこには、90年代のド・ラルロの、あのドメーヌ・デュジャック当主であったジャック・セイスが教授した「自然派繊細系ピノ・ノワール」の、確かな美しさが有ったんです。
いや、そっくりとは言いませんが、今までの「濃度を出したい」と言う意思の発露が無くなり、「エレガント主義」と言うか、「エキス主義」と言うべきかは判りませんが、
「まるで香水のような・・」
と表現したくなる素晴らしいアロマが上がって来ます。
「そうそう・・ド・ラルロはこうじゃ無きゃいけない!」
その気持ちが大きく膨らんで来ました。
「ゴドーを待ちながら」と言う戯曲?が有りました。どこか不条理な世界を描いたものなのかな?・・と言う気がするものです。ゴドーを待ちながら、もう来ると言われつつも、結局いつになっても来ないので主人公が落胆してか自死してしまう・・と言うような内容だったと思います。
ド・ラルロについては近年まで、そんな主人公の気持ちだったように思います。ドゥヴォージュさんも素晴らしかったし、ルリッシュさんもそれまでのエレガント路線から濃密路線に梶を切り、ド・ラルロの経営を安定させたと言えます。
しかしやはり noisy 的には、90年代の、ジャック・セイスの影響を大きく受けたピエール・ド・スメ時代までのド・ラルロの素晴らしい味わいが忘れられないでいました。
「なんでも濃くつくりゃ良いってもんじゃない・・」
と言う気持ちでした。強く濃くしてしまったお陰で見えなくなった、失ったものがありました。それは非常に大きな損失だったと言えます。
クロ・デ・フォレ2017年を今飲めば、抜栓15分ほどからスワリングで立ち昇る、ものの見事な香水のようなアロマは、ミュジニーやレ・ザムルーズ、もしくはその折半バージョンに例えてもご理解いただけるレベルです。
「そんなこと、この二十年の間に有ったでしょうか?」
そして、その素晴らしいアロマは、全アイテムをチェックはできませんでしたが、下のクラスから上級キュヴェまで、トータルに感じられるはずです。
「2017年のド・ラルロは絶対に飲まなければいけない!」
そう、強く感じます。是非、早めにトライしていただき、それを確かめ、数本はセラーで育てていただきたいと強く推奨します。
THE 2017 VINTAGE/ 2017 年産に関して Geraldine Godot. Technical Director/ ジェラルディンヌ・ゴド テクニカル・ディレクター November 2017
2017年産はようやく私たち生産者の顔に笑顔をもたらした年です。2016 年の少ない生産の後、私たちには最も必要とされていたものです。ブルゴーニュワインに携わる者にとっての最大の願いであった、健康的で質が高く、豊富な収穫は素晴らしい日照と必要な時期に適度な雨 によってもたらされました。
◇季節の移り変わり
冬の始まりは、霜から回復したブドウの樹の剪定を開始しました。これはDomaine de l'Arlot のワインにとって非常に特化した作業であり、次の房を担う枝を慎重に選択しました。例外的に乾燥した2016 2017年の冬は、降雨量が少なく、日照が多く、冬の気温は高かったです。2月は少し雨が降り、穏やかで春のようでした。3月となり春になると支柱を付けました。4月上旬には記録的な気温を記録しました。2011年と2014年と同様に、2017年が早期に成長の始まりを感じました。4月中旬には、霜の危険性のため、例年、天気予報を心配しています。幸いなことに、降雨がなく、湿度が60%を下回り、風も一定であったため、私たちは救われました。ぶどうは水不足にもかかわらず成長し続けており、4月下旬にもう一度霜が降りました。
しかし、被害は大幅に回避出来ました。コート・ド・ニュイやコート・ド・ボーヌにはヒーターや藁火そして時にはヘリコプターなどの設備が整っているからです。5月になると雨が戻ってきました。月末になると暖かさもあり、緑の葉が強い成長につながったのです。5月19日、Clos des Forets Saint Georges は雹の嵐に悩まされましたが5月の終わりに、ブドウはすべてのプロットで開花していました。暖かさと交互に雨が降り、それによって堅調な成長が促されました。非常に健康的で理想的な状態を保ち、それが収穫時の大きな可能性が感じられ、我々は顔に笑みを浮かべていました。
◇収穫 7月の降雨は有益で早期の熟成が続きました。Clos de l'Arlot で7月末に熟すことが本格的に始まり、これは最終的なトリートメントをした時でもありました。私たちの小さなグループは、9月5日の朝にMontreculのブドウを収穫しました。ブドウを検査し、糖分と酸度の間の完全なバランスを待ってから、ピッキングは9月7日に本格的に始まりました。ブドウは健全で既に樹の状態から選別されていたようなものでした。バリエーションに応じて成熟を待って行われ、収穫は9月14日に終了しました。
◇醸造と第一印象 これが白にとって目覚しい年であったことはすぐに分かりました。酸度と糖分は完全に一致し、発酵はゆっくりと起こりました。香りはきれいで、発酵後の果物や花の素晴らしいノートを約束していました。赤は「gourmand」でした。2014年産に比べてわずかに量は多かったです。私たちは適度に厚い皮のタンニンと色を抽出するために適切なバランスを見つけなければなりませんでした。醸造は穏やかで、マセラシオンに十分な時間がありました。
以下は以前のレヴューです ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016年のドメーヌ・ド・ラルロをご紹介します。
ド・ラルロのワインとの付き合いも、もう二十年を超えました。以前のド・ラルロのワインは、結構デュジャックさんのワインに似た感じが有って薄旨系の出汁が効いた、結構マイタイプなワインでした。90年代のド・ラルロのワインが届くと何故か液漏れしている場合が有って、
「何でだろう・・」
とその頃は思ってたんですが、今ではデュジャック直伝のビオ系の仕込みだったからなのかと理解しています。
月日は流れて、その頃の責任者だったジャン・ピエール・ド・スメさんから現在のオリヴィエ・ルリッシュさんに替わり、ワインのスタイルもデュジャックを連想させるものは徐々に消え、現在ではド・ラルロのスタイルとして確立していると思っています。そして、ジャック・ドゥヴォージュさんへと造り手が変わった訳です。
実際にドゥヴォージュ氏に変わってから、ラルロのワインはやや柔らかいテクスチュアを得て、さらに活き活きとしたワインに変わった・・・そのように思います。以前なら、
「クロ・ド・ラルロは2~3年、クロ・デ・フォレは5年経ってから飲んでね・・」
と言っていたんですが、ソフトなテクスチュアの襞の間から、凝縮した要素が垣間見えるんですよ。単純にはSo2の量が減ったような硬さの消え、要素の見え、が有りますが、実際にはそんなに単純ではなく、
「So2を減らせるだけの理由が有る」
んですね。
そんなドォヴォージュさんですが、何と「クロ・ド・タール」に引き抜かれてしまいまして・・今度はアレックス・ガンバルで醸造超をしていたジェラルディーヌ・ゴドーさんに引き継がれました。左の方がジャルディーヌさん、右がドゥヴォージュさんですね・・。
ですので今回の2014年ものにつきましては、ドゥヴォージュさんとジェラルディーヌさんの共作・・と言うことになりまして、非常に珍しいことになっちゃった訳です。
基本的にはドゥヴォージュさんが仕込みまでを、その後のエルヴァージュを二人で、瓶詰め、貯蔵、出荷までをジェラルディーヌさんが見る・・と言ったスタイルと思われます。瓶詰めはタイミングが難しいですからね・・重要です。
で、2016年のラルロですが・・非常に・・呆れるほど少ないです。ほとんどのアイテムが1~3本しか有りません。
そこで、何とか12本入荷したクロ・デ・フォレを例年のように飲ませていただきました。いや・・ビックリしました。
「最高のヴィンテージ2015年と全く同様・・しかもソフトなテクスチュアとふっくらとした膨らみは2015年以上!」
と言える仕上がりだったんですね。
2015年ものに見えたジェラルディーヌ・ゴドーさん流と思われるしなやかさ、女性らしさは、やはり彼女ならではの造りに由来するものかと思います。
しかも、非常の密度の高い味わいです。2016年ものにはどうしてもネガティヴなものを想像してしまいがちですが・・
「まったく有りませんでした・・」
なので・・ビックリしたんですね・・。非常に深く厚み有る味わいでした。
先ほど調べてみると・・実に面白かったですよ。アドヴォケイトは93~95Pointsで2015年と全く同じ、そしてアラン・メドゥズも91~94Points で全く同じなんですね・・。なんだかな・・ですが、評価者の気持ちは良く判ります。noisy の印象に近いですからね。
その他のキュヴェはどうにもなりません。テイスティングどころじゃ無いです。なので、どうしようかと迷っていらっしゃる方はお早めにGETされることをお勧めします。2016年ものは早々に世の中から消えるでしょう。是非ご検討くださいませ。

2016年11月3日訪問。 出迎えてくれたのは、2015年から新醸造責任者となったジェラルディンヌ・ゴド氏。クロ・ド・タールの醸造責任者にヘッドハントされたジャック・ドゥヴォージュ氏から2015年よりその任を受け継いだ女性醸造家だ。メゾンアレックス・ガンバルでマネージャーと醸造責任者を務め、成功に導いた。多くの後継候補の中から、一際輝く才能を備えた彼女がジャックやジェネラル・マネージャーであるクリスティアン・シーリーらによる厳しい選考で、彼女以外にドメーヌを今よりさらにステップアップできる人はいないとまで言わしめた才能あふれる女性なのだ。
ドメーヌ建物2階の庭が見渡せるサンルームで談笑し、隣の建物にあるセラーで試飲する事となり、まずは近況に関して話してくれた。 2016年はこのドメーヌに限らず、ブルゴーニュ全体でも難しい年となったと彼女は語った。ラルロでは2015年産と比べ、50%も収量減となったそうだ。
大きな要因は霜害だった。ドメーヌ近隣ではニュイサンジョルジュ村の隣、プレモープリセ村の被害が大きかったそうだ。普段は霜害のない村が被害を受けたそうで、ヴォーヌ・ロマネ村などのよく霜害のある村は影響がなかったそうだ。 雹害に比べ、一見、ブドウの樹はダメージが無さそうに見えても、根等にその影響があるせいで、実を全く付けない樹が多かったのは精神的にもかなり辛かったそうだ。共に働くスタッフ達とモチベーションをコントロールするのは難しかっただろう。

それに対し、彼女にとっての本当の意味でのファースト・ヴィンテージとなった2015年産は素晴らしい出来だったそうで、引き継ぎ早々、落差の激しい年となったようだ。 ドゥヴォージュとジェラルディンヌは2014年夏から引き継ぎの為、収穫から仕込みまで、共同で行った。これはとても稀な事で、彼の律儀な性格がうかがえる。 ジェラルディンヌ曰く、ドメーヌの理想的な収量は30-35hl/haだという。ただこれはあくまで理想だ。実際に彼女が関わった2014年は29hl/ha、そして2015年は24hl/ha、2016年は10-12hl/haだったというから、如何に2016年が厳しい状況なのかが分かる。収穫も通常なら35人必要な所、2016年は25人で済んでしまったそうだ。
2015年は、近年では最もブドウが早く熟した年だった。暖かい春の気候でブドウは順調に生育した。6月に関して言えば、ヨーロッパ全土で猛暑だった2003年以来の暑い月だったようだ。その後にウドンコ病の危険 性もあったが、問題なく生育したそうだ。
ブドウの成熟は気温が35度を超えた7月中旬から本格的に始まり、8月には必要な雨も降り、恵まれた環境の下で収穫を迎えたそうだ。 2015年の収穫は白が9月3日に開始し、9月4日に終え、赤は9月4日から9日までだった。通常、赤白全体で、フルで7日はかかるが、2015年は実際の労働時間としては例年より1日短い6日で終えたそうだ。 収穫時、畑での選別や収穫後の選別台での 不良果の選別の必要がほとんどなかったのが大きな要因のようだ。とても良質なブドウが採れたと皆で喜んだそうだ。健康でクリーンな房で梗も熟していたそうだが、全体的な収量は24hl/haで平均以下となったそうだ。 量はともかくとして、質的には彼女の門出を祝うような素晴らしい年となったが、翌年2016年には大きな試練が待っていたのだ。困難な年にどのようなワインを生み出すか、彼女の本当の真価が問われるだろう。
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2017 |
Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Rouge le Mont |
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ・ル・モン |
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14398
5803
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
■エージェント情報 畑は標高300〜400mでプリモープリセの森と同じ高さ。モノポールのクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの上部に突き出るような位置。この畑はフェルマージュ(賃借契約)で赤白合わせて約1ha。粘土石灰質土壌で2007年に植えられたこのピノ・ノワールの区画(0.33ha)から、アロマはチェリーと甘草の要素があり、心地の良い適度な骨格としっかりとしたタンニンを備えたオート・コートの典型的ワイン。シャルドネは0.65haで2012年植樹。赤は2014年産、白は2016年産がファーストヴィンテージ。 ◇今飲んで89 ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2033 リアルワインガイド66号より
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【少な過ぎて飲めませんでした。すみません。】 | 【アラン・メドゥズはハート付86~89Points !】
日本初登場のオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。ポテンシャル的には90ポイント辺りと言うことなのでしょう。
それにしてもアラン・メドゥズの2019+ は判りますが、アドヴォケイトの2019~2026年と言う飲み頃予想はアドヴォケイトの悪しき慣習ですね。若飲みスタイルの定着から、読者からの記事への批判を避けるためでしょうか。
ワインの熟成に対する正当な姿勢と判断はワイン文化を育むものかと思いますし、勿論、このワインは収穫から10年しか持たないと、10年以内に飲むべきだと確信しているのならそれでも良いと思いますけどね。本当にそう思われているのなら能力が無いと言われても仕方が無いんじゃないかと思ってしまいます。それで勘違いして、「そういうものだ」と思ってしまう方もおられるんじゃないかと危惧しています。最も・・10年以内にほとんど消費されてしまうんでしょうけどね。. |
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2017 |
Cote de Nuits-Villages Clos du Chapeau |
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー |
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14399
5804
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
◆◆◆奇跡の再入荷です!エージェントさんの予備分をいただきました。 ■エージェント情報 コンブランシアン村にあり、帽子(hat)形区画。Chapeauは英名Hat。約1.6haの区画は粘土と石灰岩の土壌で、ピノ・ノワールにとって理想的区画。ワインは繊細さを表現。モレロチェリー(スミミザクラ/酸実実桜)と核果のノート、しばしばクローブ、サンダルウッド、また時にはココア等もあります。ペッパーとヴァニラの香りのタッチで、赤いフルーツフレーバーを通して、しなやかさと優雅さを引き出します。とても若さがあり、果実感が溢れます。10年またはそれ以上の熟成によってさらに素晴らしい姿に変わることでしょう。 ◇今飲んで90+ ポテンシャル91 飲み頃予想 今~2038 リアルワインガイド66号より
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【これで充分!!2017年のド・ラルロはピノ・ノワール・ファン必飲ですが、これを飲めば全てが判る・・かも!・・(^^;;】 | この色合いですよ・・嬉しいですね~・・これだから滅茶薫るんですよ・・香水のようなアロマが!・・でもまだ濃いかなぁ・・。
2017年もののド・ラルロのテイスティングは、このクロ・デュ・シャポーから始めました。オート=コートのキュヴェは2本とかのふざけた数しか入荷してませんので、飲みようが無いんです。
ちなみに・・ですが、コート・ド・ニュイ=ヴィラージュと言うアペラシオンは、「ヴィラージュ」と付くことで判りやすいかと思いますが、「村名格」です。
単独の村名を名乗れないニュイ近辺の村のワインは、この格を名乗れます。言わば、
「コンブランシアン」
と言う村名ワインと・・そんなA.O.C.は無いですが、思っていただければと思います。ここは、ニュイ=サン=ジョルジュを構成するニュイ=サン=ジョルジュ、そしてその南にあるプレモー=プリシーの、南に接する村です。
で、早速飲んでみて・・見事に淡い色合いからの濃密ドライなエキスはぷっくりと丸みを帯び、柔らかでスピードのあるアロマが飛び出してきました。
「・・あれ・・?この感覚って・・」
そう・・大昔のド・ラルロのワインに感じたものに近いんですよ。そして昨今は余り感じることの無かった強烈なアロマが出て来たんです。
そうそう・・ブルゴーニュワインって・・こうじゃ無きゃ!
濃くて甘くてややボタッとして切れがイマイチなのも余韻に引きずられて美味しいけれど、何か違う・・と反応してしまうんですよね。2016年ものも美味しかったですよ。こっちの方に寄ってくるような感じが・・すでにしていました。2015年ものにもそれは少しだけ有りました。2014年ものには有りませんでした。2013年ものは、ヴィンテージの背景で淡くなったと思っていました。2012年ものは・・いや・・もう止めておきます・・(^^;;
この2017年もののド・ラルロは絶対に飲まなければいけない・・と思います。だから無理やりにも・・そう仕向けてしまいます。でもそれで皆さんも幸せになれると信じています。
「濃いだけじゃだめ。」
「薄いだけでもだめ。」
なんです。
ミネラリティをしっかり取り込んだ葡萄をしなやかに醸造することのみにより、この素晴らしい香りと味わいが生まれます。
今飲んでも納得していただけるでしょう。数日休養を上げてください。そして確かめてください。もしそれで素晴らしいと感じたら、さっさと押さえに掛かりましょう・・まだ2017年のド・ラルロが残っていれば・・ですが・・。
実は、アレックス・ガンバルと言うネゴスは、noisy的には・・余り・・でした。なので、当初はジャック・ドゥヴォージュが居なくなると言うので残念に思っていました。もうド・ラルロは復活しないんじゃないかと・・どこかで昔のド・ラルロを心待ちにしていたんだと思います。
でも、ジェラルディーヌ・ゴドーさんが入り、こっちに向かってきているような感覚が有りました。あのラ・グランド・リュのフランソワ・ラマルシュもそう・・。
2010年以前は・・もう全然眼中になかったです。それが、2011年頃から徐々に煌めき始め、その頃から扱わせていただき、滅茶「薄旨」の2013年を経て、今やもう完全復活・・です。そして、ラマルシュのワインも全然濃くない・・だけれども滅茶美味しいですよね。
こっちに・・向かってきていると確信しています。是非確認、お願いいたします。超お勧めです!
以下は以前のレヴューです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【アラン・メドゥズのバーガウンドで88~91Pointsでした!】
リアルワインガイドへの掲載は次号の63号辺りになるのでしょうから、間に合いませんね。バーガウンドだけ評価が見当たりましたが88~91ポイントと、まぁまぁです。バーガウンド・ドット・コムの評価はアドヴォケイトともまた微妙に違い、95~100ポイントの非常に高い評価が付くことは稀で、また、アドヴォケイトに比較すると90ポイントを中心に若干圧縮されたような分布になりやすい傾向が有ると思います。
本来ですと、クロ・デュ・シャポー辺りはテイスティングしていておかしく無いんですが、何せ入荷は3本ですので・・すみません。. |
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2017 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Mont des Oiseaux |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・キュヴェ・モン・デ・ゾワゾー |
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14400
5805
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 モノポールであるクロ・ド・ラルロの区画の若樹部分の約0.62haから生まれる。区画はClos de L’arlot Rougeの区画とは隣接しておらず、Clos de L’arlot Blancの区画に隣接している。Le Petit ArlotとClos de L’arlot Rougeに挟まれる形でClos de L’arlot Blancの区画がある。 植樹されたのは1998年から2000年。通常なら3500本程度生産される。 まずは、プティ・タルロ。このキュヴェはこれまでクロ・ド・ラルロ1er Cruの若樹区画なのでクロ・ド・ラルロではなくプティ・タルロとしてリリースされていた。プルミエ・クリュの畑ながら若樹ということで村名格としてリリースされていたのだ。 それが近年、明らかにプルミエ・クリュにふさわしい品質へと進化したと判断され、元のプルミエ・クリュとして改める事になったそうだ。ただクロ・ド・ラルロに加えるのはキャラクターが異なるので、独立した新たな別キュヴェとしてリリースを決めたそうだ。新しい名はモン・デ・オワゾー。キュヴェ名の由来は、新たに何かこのパーセルを取り囲む自然(iris(アイリス、アヤメ科)や桜、果樹園など)と関連のある名前を付けたいとみんなで探していたところ、ジェラルディンヌがClos de l'Arlotの区画を取り巻く道の名前のMont des Oiseaux(鳥の山)を思いつき、採用される事となったそうだ。 ◇今飲んで92 ポテンシャル92+ 飲み頃予想 今~2038 リアルワインガイド66号より ◇ニール・マーティン (89-91)Points
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2017 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges Cuvee Hors Ligne |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ・キュヴェ・オール・リンニュ |
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14401
5801
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 2017年産ファーストヴィンテージ! クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ内区画。 新樽比: 約50% 3000本生産 樽熟16~18ヵ月 75%全房発酵 2017年産はNSG 1er Cru Clos des Forêts St Georgesから造った別キュヴェNSG 1er Cru. Cuvée Hors Ligne(オールリンニュ ライン外の意)暫定的 リリース。 ◇今飲んで93+ ポテンシャル94+ 飲み頃予想 今~2045 リアルワインガイド66号より ◇ニール・マーティン (93-95)Points
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【暫定的ファーストリリース?!クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュの区画から・・何とニール・マーティンさんはクロ・デ・フォレより高い評価です!】 | 少ないので飲むのは諦めましたが、ファーストリリースで、今後はどうなるか判らない・・とのことです。
クロ・デ・フォレとの違いは、全房発酵を7割行ったことと、クロ・デ・フォレの一部分のみで仕込んだとのことです。これは、ジャック・ドゥヴォージュ時代に畑をかなり詳細に調査し、異なる味わいになることを知ったことの延長で有り、また、さらに自然派的アプローチをして行こうと言うような意思表示でも有るかと思います。
リアルワインガイド的には、
「どちらも美味しい!」
と、その醸造の違いによる部分も含め、クロ・デ・フォレと同評価でした。
ところがニール・マーティンさんは・・、クロ・デ・フォレは(91-93)と低めなのに対し、オール・リンニュは(93-95)と、ロマネ=サン=ヴィヴァンと1ポイントしか変わらない、弾けた評価をしているんですね・・。
確かに、全房発酵と通常発酵ではかなり印象が異なるはずです。それに、クロ・デ・フォレの区画をさらに細分化したことにもなり、現時点ではクロ・デ・フォレよりリーズナブルなリリースでは有りますが、今後は、造る、造らないを含め、見通せない状況かと思います。
しかしながら、よりナチュラルで柔らかく、生き生きとした表情になるのは見えていますので、
「そっちに行くんじゃないか?」
と見ています。
また、それにより、また1990年台のド・ラルロのような味わいになって行くと思われます。応援したいですね・・申し訳ないですが余りに無いので・・お一人様1本限定でお願いいたします。. |
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2017 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ |
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14402
5800
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
◆◆◆奇跡の再入荷です!エージェントさんの予備分をいただきました。 ■エージェント情報 モノポールでドメーヌを代表する畑のひとつ。7.20ha所有。特権的な場所にあるユニークなテロワールで、その起源を踏襲する事で、最高のニュイ・サン・ジョルジュのワインのひとつとなります。ニュイ・サン・ジョルジュプルミエ・クリュを象徴するようなこのワインは上質で深みがあり、ベリー系果実が鮮やかに留まります。構造もしっかりとしており、豊かなタンニンと深みのある味わいが堪能できます。 ◇今飲んで93+ ポテンシャル94+ 飲み頃予想 今~2045 リアルワインガイド66号より ◇ニール・マーティン (93-95)Points
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2017 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ |
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14403
5802
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 この貴重なテロワールの独創性は多様性にあります。斜面の底には樹齢の古いピノ・ノワールが泥灰土石灰岩の土壌にあります。フィネスとエレガンス。ラズベリー、レッドカラント、チェリー、イチゴの香りを組み合わせた華やかな複雑なブーケ。繊細で、エレガントな構造と適度な濃さ。しなやかなタンニンとバランスの取れたワインです。 ◇今飲んで92+ ポテンシャル93+ 飲み頃予想 今~2043 リアルワインガイド66号より ◇ニール・マーティン (91-93)
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【超繊細系ニュイ=サン=ジョルジュの中で最も繊細なクリマ!】 | このところは全然飲めないクロ・ド・ラルロ・ルージュです。今回はやや多めとは言え、やっと1ケースの入荷です。無理をすれば飲めるんですが、この位の入荷総量ですと、予算的に今回のテイスティング分が上限になってしまいます。まぁ、ワイン屋さんでも全アイテムをテイスティングで開けられるところはまず無いと思いますが・・。
クロ・デ・フォレやモン・デ・ゾワゾーの2017年ものの色合いをご覧になられて、
「薄い・・なぁ・・」
と思われたかもしれませんが、まぁ、間違いなく、クロ・ド・ラルロはもっと薄いです。90年台のクロ・ド・ラルロなんて、さらに薄かったです。ジャック・セイスが全盛の頃のデュジャックも、
「ロゼか?」
と知らない人が尋ねるほど・・薄かったですが、エキスが濃いんですよね。そしてクロ・ド・ラルロは同様に薄く、しかもクロ・デ・フォレに比較しても、さらに「ドライ」です。
でも早く熟すので、2~3年で非常に美味しくなるんですが・・実は滅茶、超熟でも有ります。1992年のクロ・ド・ラルロなんぞ、滅茶苦茶旨かったですよ。デュジャックのクロ・ド・ラ・ロシュは高価でしたが、古いクロ・ド・ラルロは安かったですから。それに、その頃のエージェントさんは、結構に「古い在庫」をお持ちでした。なので、
「選び放題!」
の時代だった訳です。今考えると良い時代でした。
2017年は、そんな1990年台のド・ラルロに良い意味で「回帰しはじめた」と言えると思います。ただ昔に戻すのではなく、さらに良く観察し、畑の個性を見極めています。エキスはさらに濃密になっています。反対に単純な濃さが減りつつあります。
「ドライなエキスの非常に香るニュイ1級!」
だと思ってください。まぁ、周りは白葡萄が沢山植わっている土壌ですから・・そうなるのは当たり前では有ります。(ジェルボット2017年もテイスティングしていますが、これまた凄い仕上がりでした!)
クロ・ド・ラルロの若木で仕込んだモン・デ・ゾワゾー2017年があれだけ香るんですから・・クロ・ド・ラルロはとんでもないことになっているんじゃないかと推測しています。
是非ご検討いただきたいと思います。超お勧めです!
以下は以前のレヴューです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今は植え替えでさらに少ない、貴重でエレガントなクロ・ド・ラルロです!】
どうなんでしょう?・・noisy のところではエレガント系の薄旨ブルゴーニュが人気だと言えるんですが、クロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレの人気を比較すると・・
「逆に出る」
のげ解せないんですね・・。
クロ・デ・フォレは濃厚タイプ、クロ・ド・ラルロはエレガントタイプで、ものの見事に違います。
クロ・ド・ラルロはこの数年は非常に少なく、さして入荷本数が無い年が続いていますが、フォレは完売してもラルロは残る傾向です。良く判りません・・。少なすぎて評価機関の評価ポイントが少ないことが響いてますかね。
noisy 的にはクロ・ド・ラルロは赤白とも大好物なんですが、世評とは若干異なるようですね。. |
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2017 |
Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots |
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ |
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14404
5809
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
■エージェント情報 リシュブールの向かい側にある区画でとても恵まれた好立地。1992年から0.85ha所有。最古区画の樹齢は60年程度。円みがあり、豊かでエレガント。ヴォーヌ・ロマネ独特のヴェルヴェットのような風合い。若い時はフローラルなアロマやフルーティさが感じられ、熟成により革やスパイス、甘草などの要素が感じられるようになります。 ◇今飲んで94 ポテンシャル94+ 飲み頃予想 今~2043 リアルワインガイド66号より ◇ニール・マーティン (92-94)
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【評論家さんたちの評価はまだ揃いませんが、彼らがどう評価するか、興味津々です。】 | 2017年のド・ラルロの驚異的な香水のようなアロマをどう評価するのか、もしくは「出来るのか?」を見てみたいと思っています。
徳丸さんは、
「2017年のラルロは、日本人には受けるが海外メディアは大して評価しないかもしれない」
のように書いています。
noisy も同様に思います。しかし、稀にめちゃ繊細な神経をお持ちの方もいらっしゃいますし、そのような方はまた、それまでの「しがらみ」みたいなものを持ち合わせてない場合が多いので、
「どう評価するか?」
で、noisy もその方々を評価できちゃうんですよね・・。
「あ、・・こう言うのはこの人、判らないんだな・・」
と判断する訳です。
でも、実はこれ、しょっちゅうやってまして、ご来店の方にワインをお選びする際などにね・・。いや、勿論この場合は、判らないんだ・・なんて思いませんよ。そこは、「好みじゃないんだ」と置き換わります。お客さんはそれで良いんですね。
でも、ワインのお勉強がしたいとか、エキスパートを目指している・・というようなお客様には、「好みじゃない」じゃ済まさないですけどね。
ド・ラルロのロマネ=サン=ヴィヴァンがロマネ=コンティ直下なら、このレ・スーショはリッシュブール直下の良いところに有ります。美味しく無い訳が無いです。
今回は1ケースちょっといただけたので、飲んでご案内しようと思ったんですが、このペースでテイスティングするのが勿体無いような気がしてしまいまして・・まだ飲んでいません。
2017年のド・ラルロ・・・エレガントで物凄いアロマです。ロマネ=サン=ヴィヴァンは高過ぎて手が出ないにせよ、ここは必ず押さえておきたいところだと思います。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2016年ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショは2015年とほぼ同様の評価でした!】
2015年ものとほとんど同じ評価でしたね。1ポイントほど僅かに下げた評価機関も有るかもしれません。
しかしこの評価ですと、クロ・デ・フォレの秀逸さが光りますね。同レベルの評価ポイントです。リッシュブールに接する非常に良い位置のレ・スショです。. |
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2017 |
Romanee-Saint-Vivant Grand Cru |
ロマネ=サン=ヴィヴァン・グラン・クリュ |
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14405
5806
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
■エージェント情報
1991年から所有する0.25haの畑は、ロマネ=コンティの通りを挟んだ向かい側に位置する好立地。粘土と石灰岩が適度に混じった理想的で崇高な土壌を持ち、少量ながら素晴らしいワインが生まれます。深みのある紫色。 豊かで絶妙なな香りが、ピノ・ノワールの持つ全ての複雑さを鮮明に表現します。激しく、複雑で、余韻は非常に長くシルクのようです。 ◇今飲んで95+ ポテンシャル96+ 飲み頃予想 2022~2052 リアルワインガイド66号より ◇ニール・マーティン (94-96)
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【ロマネ=コンティに接する絶好のロケーションから、最もリーズナブルと言えるロマネ=サン=ヴィヴァンです!】 | 2017年のド・ラルロは半端ないです。ド・ラルロを知っているなら、この20年で最高の仕上がりと言って良いはずです。
「ブルゴーニュワインはただ濃いだけじゃダメ」
それは誰しもが認識していることでしょう。ロマネ=コンティは濃いのか?・・いや、濃密な一面を見せるかもしれないが決して濃いワインでは無い。ラ・ターシュはどうなのか?ラ・ロマネは?ラ・グランド・リュは?・・と問えば、その答えは歴然としています。
リアルワインガイド第66号を読むと、ジェラルディーヌ女史は過労で入院中で会えなかったと書いてありました。また、2017年と言うヴィンテージが「力のヴィンテージではない」と評しています。
noisy的には、勿論、ヴィンテージの背景もあることは重々承知しつつも、ジャック・ドゥヴォージュによる畑の調査、緻密な醸造から、ジェラルディーヌ女史による感性のワインへと変貌しつつあるものが花開きつつあるんだ・・と言う理解をしています。
もう、クロ・デ・フォレやモン・デ・ゾワゾーの香水のような素晴らしいアロマにぞっこんですが、それがロマネ=サン=ヴィヴァンになっちゃったらどうなってしまうのかと・・きっと飲むチャンスはないでしょうが・・
ちなみにリアルワインガイド第66号はポテンシャル96+ですが、
「得点は97点でも、98点でもあります。」
と、ぶっちゃけちゃってます。
で、「とんでもない香り」だそうです。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【アドヴォケイトは93~95Points と2015年ものに比較して2Points Down でクロ・デ・フォレと同評価!アラン・メドゥズはほぼ変わらずでした!】
まぁ、このクラスは飲んでどうこう言えるワインでは無くなりましたんで、買えたらラッキーと思ってください。ロマネ=コンティの真下の絶好の場所です。
それにしても・・高くなりましたね・・いや、ポイントじゃなくて価格が・・です。ラ・グランド・リュの2011年とか2012年とか、今がラスト・チャンスだと思いますけどね。. |
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2017 |
Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Blanc le Mont |
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・ル・モン |
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14406
5808
[Vin Nature]
スティルワイン
白
辛口
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
■エージェント情報 畑は標高300〜400mでプリモープリセの森と同じ高さ。モノポールのクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの上部に突き出るような位置。この畑はフェルマージュ(賃借契約)で赤白合わせて約1ha。粘土石灰質土壌で2007年に植えられたこのピノ・ノワールの区画(0.33ha)から、アロマはチェリーと甘草の要素があり、心地の良い適度な骨格としっかりとしたタンニンを備えたオート・コートの典型的ワイン。シャルドネは0.65haで2012年植樹。赤は2014年産、白は2016年産がファーストヴィンテージ。 今飲んで89+ ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2035 リアルワインガイド66号より
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【セカンドヴィンテージ、日本初登場のオート=コート白です!】 | すみません、飲んでないので何も言えません。Whoops!・・アドヴォケイトのニール・マーチンさんは4年以内に飲むべきと言っています。意味不明です・・。3本のみの入荷です。. |
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2017 |
Cote de Nuits-Villages Blanc au Leurey |
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・ブラン・オー・ルーリー |
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14407
5807
[Vin Nature]
スティルワイン
白
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
■エージェント情報 オー・ルーリーはドメーヌ建物から通りを挟み目の前にある若木区画で2006年植樹のシャルドネ。石灰質の岩屑と粘土性 石灰岩がベース。新鮮で芳香性が良く、美しく長く口の中に広がり、若さと鮮明さを楽しめます。淡く輝きのある黄色、成熟したノートと柑橘系の表現豊かなノーズ。豊富な要素が口中に広がり、こなれた果実が感じられます。アロマの輝きは美しい新鮮さによって支えられています。 ◇今飲んで90+ ポテンシャル91 飲み頃予想 今~2038 リアルワインガイド66号より
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【3本のみの入荷です。】 | もっと増やしてくれと頼んだんですが、増えて3本ですので・・どれだけ入荷が無いのかが判りますよね。
飲みようが無いのでどうしようも無いんですが、リアルワインガイド第66号で徳丸さんは、
「17年の白ワインはこれだけで良いんじゃないかと思ってしまう」
とおっしゃられています。それほどの出来なんでしょう・・なんせ、ポテンシャル91点も付いちゃってますから・・。. |
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2017 |
Nuits Saint-Georges la Gerbotte Blanc |
ニュイ=サン=ジョルジュ・ラ・ジェルボット・ブラン |
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14408
155
[Vin Nature]
スティルワイン
白
辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 La Gerbotteは、1992年と2006年に植えられた若樹のクロ・ド・ラルロ・ブラン。勿論、プルミエ・クリュを名乗ることが可能。しかしドメーヌは、プルミエ・クリュではなくあえて村名格としてリリース。根が深く下層に達する時間を与え、この偉大なテロワールのすべてのエレガントさと充実感を十分に表現しています。薄い地面を支える石灰岩スラブ上のClosの他のブドウからさらに遠く離れているミクロクリマは「日当たりの良い」ものではなくすべての要素が集まって、シャルドネは活気とミネラルなどの洗練されたスタイルを備えるのです。 ◇今飲んで91+ ポテンシャル92 飲み頃予想 今~2038 リアルワインガイド66号より
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【目の詰まった見事に豊満なシャルドネ!ピュリニー的な美味しさを満載しています!】 | 久しぶりのラ・ジェルボットです。仕入れたのは2006年以来?・・かもしれませんので、約12年間、無視することになってしまいました。
何せこのラ・ジェルボットはクロ・ド・ラルロ・ブランの若木でして、
「あの素晴らしいクロ・ド・ラルロ・ブランのセカンドだから旨いに違い無い・・」
と思って仕入れた2005年ものが、ものの見事に「シャバい」味わいで・・もうガッカリしてしまいました。2006年ものは確かアソートでしか買えなかったので、仕方なく仕入れたのかな?・・と思います。その後は「ラ・ジェルボットは拒絶」して現在に至ります。
まぁ、そうは言っても当初は全然売らなかった2005年ラ・ジェルボットも数年後に開けてみると、クロ・ド・ラルロ・ブランと同様に深みを見せることが確認できましたので、ネットのページにブティーユ、ハーフともアップしておりましたら無くなっちゃいました。
「いい加減・・ラ・ジェルボットも樹齢が上がって旨くなっているんじゃないか?」
と言う気持ちと、
「2017年は良さそうな年だし、2017年こそド・ラルロはチェックしないといかんかな?」
と言う思いが錯綜したので、そこそこは仕入れさせていただくことにしました。で、早速・・飲んでみると・・これがかなり素晴らしいんですね・・。
以前のシャバ~い、緩~い感じは全く無し。半透明フィルム風のミネラリティに包まれた黄色や白の果実がナチュラルっぽいアロマとしてスピード感を持ち感じられます。ほんのりとトースティーさのある樽由来のアロマがトッピングされ、しかしそれもシツコク無く、気持ち良いです。樽の要素に負けないだけのパワーが有る・・と言うことですね。
口内に入るとまずはマッタリ・・オイリーです。そこから柑橘系フルーツがたっぷり解けて来ます。すごく良い・・好印象です。滅茶ゴージャスです。中域もふっくらと膨らみ、そのまま果実の放出を感じながら粘りのある余韻に入ります。
「・・あれ・・これじゃぁ全くのクロ・ド・ラルロ・ブランじゃん?」
と思えるほどのパフォーマンスに驚きを感じました。
たかだか10年ちょっとでここまで来るか・・と、驚きを隠せませんでした。うちの庭にあるピノ・ノワールも結構な年を重ねて来ましたが、未だにまだまだ・・でして、この先はどうしようかと悩んでいます。やはり、病害虫にやられてしまいますんで、少なくともボルドー液位はあげないと収穫できないなぁ・・と。
ま・・これほどに素晴らしいとなると・・皆、飲んじゃいますね。カミさんも息子も何も言わずしっかり飲んでしまっています。
個人的な印象ですと、2000年頃のクロ・ド・ラルロ・ブランとほぼ同一なニュアンスです。その頃はクロ・ド・ラルロ・ブランはまだ6千円ほどだったかと思います。ただし、届いた直後はもっと締まっていた感じです。このラ・ジェルボットは、今飲んでも充分に旨いですが、樽が完全に溶け込む3年後からはほぼ全開で飲めるでしょう。それに20年はしっかり持つと思います。
クロ・ド・ラルロ・ブランはそれなりに高価になってしまいました。コート・ド・ニュイの白ワインと言えば、ミュジニー・ブランかクロ・ブラン・ド・ヴージョか、ニュイ=サン=ジョルジュ・ブラン位しか無かった訳です。また、アンリ・グージュのピノ・ブランもこのニュイ=サン=ジョルジュなんですね。それだけ歴史の有るニュイ・ブランです。
滅茶オイリーで非常に厚みのある果実主体のシャルドネでした。非常に美味しいです。是非ご検討くださいませ。お勧めします!. |
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2017 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot Blanc Monopele |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ・ブラン・モノポール |
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14409
156
[Vin Nature]
スティルワイン
白
辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 Closを囲む壁の内側にある家屋と敷地周辺の区画。ブルゴーニュの南北を縦断する国道D974号線からのPremeauxの村にある畑は目を見張る有名な場所。円形劇場のような傾斜で、コート・ドールでも最も険しいブドウ園のひとつ。クロ・ド・ラルロ・ブランのテロワールは傾斜が険しく、畑の岩が特徴的。丘陵地は非常に険しく、しばしば機械の助けを借りる事が多いですが、ラルロでは手作業で行われます。そのような苦労した仕事は、この葡萄畑がユニークな品質と性格を持つ為に必要かつ価値のあるものです。美しく明るいゴールデンカラーで 新鮮で上質なノーズで白い花やアプリコットや白桃などの複雑なアロマ。味わいも複雑で、表現力、肉質、繊細さ、上質感が感じられます。余韻は中々なくならないほど長く留まります。とてもリッチであり、滑らかなワインです。 ◇今飲んで92+ ポテンシャル93+ 飲み頃予想 今~2045 リアルワインガイド66号より ◇ニール・マーティン (91-93)Points
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【今回はまだ飲んでいません・・が、リアルワインガイド第66号はポテンシャル93+、もしくは、94点でも良いとのこと!】 | すみません、飲めてません。しかし、若木のラ・ジェルボットがもう・・昔のクロ・ド・ラルロ・ブラン並みになっちゃってますからね。根が深いところまで伸びているはずのこちらのキュヴェは、さらにミネラリティが高く、やや硬質に感じられることでしょう。
このコラムでも何度も申し上げていますが、5年経ったクロ・ド・ラルロ・ブランは激変します・・。その際に評価するとなると、当然ながら評価は上がってしまうものです。
透明なミネラル感に満ち溢れた果実たっぷりのシャルドネです。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
【久しぶりに仕入れたクロ・ド・ラルロ・ブランです!】
アドヴォケイトは90~92Pointsと評価しているようです。アドヴォケイトにしてみればまぁまぁ評価したのかな・・と思いますが、元々アドヴォケイトは、ニュイの白をまともに評価出来たことは無いので、アテには出来ませんよ。実際はもっと高くて良いと思います。それに飲み頃は2019~2019年と非常に短い判断です。じゃぁ、個人的に取ってある2001年のクロ・ド・ラルロ・ブランでもそのうち開けてみましょうかね・・。
そもそもこのクロ・ド・ラルロ・ブランは、noisy的には5~8千円という販売価格のイメージが有って、そこを逸脱してしまったので仕入れなくなったと言う経緯が有りますが、もうこのような状況になってきますとね。
ボーヌの優れたシャルドネ、1級クラスは2万円しても普通な状況ですからね。クロ・ド・ラルロ・ブランはそれと同等のポテンシャルが有りますから、不当な評価は有るにせよ、価格的には適正と言うことかもしれないと思いなおしています。
実際、5~6年熟成させたこのクロ・ド・ラルロ・ブランをぜひ飲んでみて欲しいんですね。濃密でマッタリ、柑橘フルーツの香る素晴らしい白に大変身するんですよね。ほんのりとエロスが香り、実に旨いんですが・・アドヴォケイトの歴代ブルゴーニュ担当者さんには理解できないんですね。だから昔は安かったとも・・言えますが、実際に飲まれた方の評価は非常に高い不思議なワインです。. |
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2016 |
Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Blanc le Mont |
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン・ル・モン |
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13622
5784
[Vin Nature]
スティルワイン
白
辛口
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
■エージェント情報 ファーストヴィンテージ! 所有面積: 0.65ha. 植樹: 2012年 新樽無. 1735本生産. 樽熟12ヵ月。 アドヴォケイト 86~88POINTS 2018~2023
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【ファーストヴィンテージ、日本初登場のオート=コート白です!】 | すみません、飲んでないので何も言えません。Whoops!・・アドヴォケイトのニール・マーチンさんは5年以内に飲むべきと言っています。. |
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2014 |
Cote de Nuits-Villages Clos du Chapeau |
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー |
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11882
5785
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
■エージェント情報 所有面積: 1.55ha 樹齢:平均25年 新樽比:15% 樽熟14~16ヵ月 Comblanchienの区画 味わいの中に異なる性格が感じられるのがこのキュヴェの特徴でもあります。畑自体は丘の下の平坦な低地にありますが、コンブラシアンの石灰が地殻変動によって、移動し、長い年月をかけて押し固められたような地層のようで、石灰のがれきがあり、ミネラル感が備わったものとなっているようです。デリケートで、とても繊細さがありますね。やぼったさは無く、熟した赤い果実香、あんず、シロップを含んだ果実、タバコ葉、スパイスなどの要素が感じられます。(2012年) JACQUES DEVAUGES アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 85~88points タンザー 87points
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【とても美味しいです!・・エキスの出方はフーリエに似て来ました!】 | 飲めておりませんので以前のコメントを掲載しています。 フーリエに似てきた・・・とは言っても、あれほどの「濡れたテクスチュア」までには届かないんですが、何せ「硬くない」もんで・・・それに、「キッチリ旨みの乗ったエキス味」なもんで、ついつい・・
「旨いじゃん!」
と言葉が出てきてしまうんですね・・・。ドゥヴォージュさんの力量も素晴らしいものが感じられました。
上記の造り手コラムでも書きましたが、何せSo2の少なさが漂ってくるようなアロマティックで柔らかい濃密な印象で、肯定感しか与えられないんですよ・・・なので、もし数が許せばクロ・デ・フォレを飲んでみたいと思っています。・・いや、クロ・ド・ラルロも飲みたいんですが、ほんの数本しか無いので飲めないんですね。是非ご検討ください!実に旨い!・・官能感すら漂う素晴らしいコート・ド・ニュイ・ヴィラージュです!
■新米ソムリエ oisy の熱血テイスティングコメント(一応、調理師免許も持ってます・・) Cote de Nuits Villages Clos du Chapeau 2012 Domaine de l'Arlot
「膨らみのある果実感と魅惑的なフィネス!」
赤い果実の香り。良いピノのエアリーなスミレの香りがするがそれだけではなく少しワイルドなスパイス、土的なニュアンス。果実味はなめらかで中域の味わいが非常に充実。そしてタンニンも柔らかく申し分ない。
今から美味しく飲めるが決して今だから美味しいというわけではない、ポテンシャルの高さ的にプルミエ並みではないかと感じます。
ラルロはビオの造り手らしいですが、ビオによるものなのか、ふくよかな土壌から連想される、膨らみある果実が印象的です。美味しい!
以下は2011年時のコメントです ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【オリヴィエ・ルリッシュからジャック・ドゥヴォージュへ!!ファーストヴィンテージは如何に??】
今回は残念ながら数量も無く、また、テイスティングもせずに多く仕入れられるような環境でも無いので、全てのテイスティングは出来ませんでした。リアルワインガイドでもまだレヴューは有りませんで・・申し訳有りません。なので、細かなご紹介は致しかねるのが残念です。全部空けちゃうと・・本当に商売にならんのですよ・・。
しかしながら、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ クロ・デュ・シャポーを先日テイスティングしました。そして、その感触は・・大変良かったです・・。
で、ここからは、ブルゴーニュワインファンならでのコアな印象の話しになります。非常に細かい部分のニュアンスの話しですから、言ってる意味合いが判らない方や、実際に飲んでみても違いを感じない方もいらっしゃるかもしれません。
個人的には、・・いや、まだ確定までは行かないんですが、オリヴィエ・ルリッシュの作風よりも好きかもしれません。オリヴィエの場合はとてもピュアで凝縮感も有るんですが、エッジが結構ガシッっとしていて、いきなりの濃淡がハッキリしているように感じていました。
まだコート・ド・ニュイだけのテイスティングですが、そのパレットの中心から外縁に向かい、もっとも外側から何も無い部分に到達する部分の、見事なまでの微細なグラディエーションをジャック・ドゥヴォージュは描いて見せているんです!
そしてド・ラルロらしいニュイの深い香りと、潜んでいるエレガントな表情、全く残糖の無いドライ感、薄い旨みの綺麗な出汁感、上品な膨らみからの長いドライな余韻・・・そしてそこから帰ってくる良質な旨みと香り・・。どこかに感じていたオリヴィエの力技の部分を超えた、とても素晴らしいニュイでした!
そして、飲んではいませんが、noisy個人的には大好きなクロ・ド・ラルロの仕上がりが、とても楽しみになりました。ニュイの仕上げを見れば、どれほどまでに葡萄を選別し、慎重な醸造をしたのかが伝わってきます。
実際、ブルゴーニュの2011年を色々と飲んできましたが、当初の予測では「とても厳しい」と感じていた印象を覆すものとなっていることを、とてもうれしく思っています。ド・シャソルネイ2011も素晴らしかったし、今回のマルク・ロワも目茶美味しい・・・心配だったパカレに関しては、是々非々でしたけどね。
もっともリーズナブルなキュヴェのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュでさえこの仕上がりなら、全く心配要らないでしょう。ジャック・ドォヴォージュ・・・素晴らしいセンスをこの先も発揮してくれるに違いないです。ご検討ください!. |
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2016 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ |
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13626
5786
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 所有面積: 1ha. 植樹: 1939~1951年. 新樽比: 40~50%. 樽熟16~18ヵ月、約55%は全房発酵 2015年のクロ・ド・ラルロは、モン・デ・ゾワゾーよりもストラクチャーとタンニンがしっかりとしている。とても寛容で、スケール感がある造り。ブラックラズベリー、ブラックチェリー、レッドチェリー、プラム、土、ミネラル、スパイス、甘草、ココアにバラの花や潰したイチゴのような華やかな香りに満ち、果実味は決して重すぎず、洗練され、フィネスがある。 ◆◆◆・・本当にどうしようもない位に少ないです。 〇2016年ものの評価:アラン・メドゥズ 90~92Points 2024+、タンザー(89~91Points)、アドヴォケイト 92~94Points 2021~2040
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【今は植え替えでさらに少ない、貴重でエレガントなクロ・ド・ラルロです!】 | どうなんでしょう?・・noisy のところではエレガント系の薄旨ブルゴーニュが人気だと言えるんですが、クロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレの人気を比較すると・・
「逆に出る」
のげ解せないんですね・・。
クロ・デ・フォレは濃厚タイプ、クロ・ド・ラルロはエレガントタイプで、ものの見事に違います。
クロ・ド・ラルロはこの数年は非常に少なく、さして入荷本数が無い年が続いていますが、フォレは完売してもラルロは残る傾向です。良く判りません・・。少なすぎて評価機関の評価ポイントが少ないことが響いてますかね。
noisy 的にはクロ・ド・ラルロは赤白とも大好物なんですが、世評とは若干異なるようですね。. |
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2016 |
Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Rouge le Mont |
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ・ル・モン |
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13624
5792
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オート=コート・ド・ニュイ
■エージェント情報 日本初入荷! 所有面積: 0.33ha. 植樹: 2007年 新樽比: 20%以下. 1648本生産. 樽熟14~16ヵ月、100%全房発酵 アラン・メドゥズ 86~89Points 2019+、アドヴォケイト 88~90Points 2019~2026
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【アラン・メドゥズはハート付86~89Points !】 | 日本初登場のオート=コート・ド・ニュイ・ルージュです。ポテンシャル的には90ポイント辺りと言うことなのでしょう。
それにしてもアラン・メドゥズの2019+ は判りますが、アドヴォケイトの2019~2026年と言う飲み頃予想はアドヴォケイトの悪しき慣習ですね。若飲みスタイルの定着から、読者からの記事への批判を避けるためでしょうか。
ワインの熟成に対する正当な姿勢と判断はワイン文化を育むものかと思いますし、勿論、このワインは収穫から10年しか持たないと、10年以内に飲むべきだと確信しているのならそれでも良いと思いますけどね。本当にそう思われているのなら能力が無いと言われても仕方が無いんじゃないかと思ってしまいます。それで勘違いして、「そういうものだ」と思ってしまう方もおられるんじゃないかと危惧しています。最も・・10年以内にほとんど消費されてしまうんでしょうけどね。. |
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2016 |
Cote de Nuits-Villages Clos du Chapeau |
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー |
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13625
5793
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
■エージェント情報 所有面積: 1.55ha. 樹齢: 平均25年 新樽比: 50%. 1750本生産(霜害の為、70%減). 樽熟14~16ヵ月. 100%全房発酵 味わいの中に異なる性格が感じられるのがこのキュヴェの特徴でもる。畑自体は丘の下の平坦な低地にあり、コンブラシアンの石灰が地殻変動によって移動し、長い年月をかけて押し固められたような地層で、石灰のがれきがあり、ミネラル感が備わったものとなっている。デリケートで、とても繊細さがあるのが特長だと前任のドゥヴォージュは語っていた。 クロ・デュ・シャポーらしいペッパーとヴァニラの風味にココア、クローブ、白檀、チェリー、ミネラル、土、ブラックベリー等にレッドラズベリーやブラックチェリー、ザクロ、スミレ等が感じられる。ラルロらしい繊細さ、フィネスとエレガントさはしっかりと受け継がれている。タンニンは既に円く、果実味はしなやかで繊細。ベルベットのような上質なテクスチャー。柔らかでクリーミーさがある。シャポーの畑は細かく砕かれた石灰質土壌でピノの良さがとても素直に現れるそうだ。 〇2016年ものの評価 アラン・メドゥズ 88~91Points 2021+、ワイン・アドヴォケイト 87~89Points 2019~2025、タンザー 88Points 2019~2023
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【アラン・メドゥズのバーガウンドで88~91Pointsでした!】 | リアルワインガイドへの掲載は次号の63号辺りになるのでしょうから、間に合いませんね。バーガウンドだけ評価が見当たりましたが88~91ポイントと、まぁまぁです。バーガウンド・ドット・コムの評価はアドヴォケイトともまた微妙に違い、95~100ポイントの非常に高い評価が付くことは稀で、また、アドヴォケイトに比較すると90ポイントを中心に若干圧縮されたような分布になりやすい傾向が有ると思います。
本来ですと、クロ・デュ・シャポー辺りはテイスティングしていておかしく無いんですが、何せ入荷は3本ですので・・すみません。. |
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2016 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot Blanc Monopele |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ・ブラン・モノポール |
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13623
5794
[Vin Nature]
スティルワイン
白
辛口
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 所有面積: 1ha. 植樹: 1939~1951年. 新樽比: 40~50%. 樽熟16~18ヵ月、約55%は全房発酵 2015年のクロ・ド・ラルロは、モン・デ・ゾワゾーよりもストラクチャーとタンニンがしっかりとしている。とても寛容で、スケール感がある造り。ブラックラズベリー、ブラックチェリー、レッドチェリー、プラム、土、ミネラル、スパイス、甘草、ココアにバラの花や潰したイチゴのような華やかな香りに満ち、果実味は決して重すぎず、洗練され、フィネスがある。 ◆◆◆・・本当にどうしようもない位に少ないです。 〇2016年ものの評価 90-92 points Robert Parker's Wine Advocate
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【久しぶりに仕入れたクロ・ド・ラルロ・ブランです!】 | アドヴォケイトは90~92Pointsと評価しているようです。アドヴォケイトにしてみればまぁまぁ評価したのかな・・と思いますが、元々アドヴォケイトは、ニュイの白をまともに評価出来たことは無いので、アテには出来ませんよ。実際はもっと高くて良いと思います。それに飲み頃は2019~2019年と非常に短い判断です。じゃぁ、個人的に取ってある2001年のクロ・ド・ラルロ・ブランでもそのうち開けてみましょうかね・・。
そもそもこのクロ・ド・ラルロ・ブランは、noisy的には5~8千円という販売価格のイメージが有って、そこを逸脱してしまったので仕入れなくなったと言う経緯が有りますが、もうこのような状況になってきますとね。
ボーヌの優れたシャルドネ、1級クラスは2万円しても普通な状況ですからね。クロ・ド・ラルロ・ブランはそれと同等のポテンシャルが有りますから、不当な評価は有るにせよ、価格的には適正と言うことかもしれないと思いなおしています。
実際、5~6年熟成させたこのクロ・ド・ラルロ・ブランをぜひ飲んでみて欲しいんですね。濃密でマッタリ、柑橘フルーツの香る素晴らしい白に大変身するんですよね。ほんのりとエロスが香り、実に旨いんですが・・アドヴォケイトの歴代ブルゴーニュ担当者さんには理解できないんですね。だから昔は安かったとも・・言えますが、実際に飲まれた方の評価は非常に高い不思議なワインです。. |
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2016 |
Romanee-Saint-Vivant Grand Cru |
ロマネ=サン=ヴィヴァン・グラン・クリュ |
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13629
5795
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
■エージェント情報 所有面積: 0.25ha. 植樹: 1973年. 新木製タンク発酵の為、新樽熟成無(1.2.3年樽使用). 870本生産(霜害無). 樽熟16~18ヵ月. 全房発酵 所有する区画は通りを挟んで、ロマネ・コンティと隣接する好立地。 0.25haの畑から、2015年は3.5樽分(約1.050本)生産されたが、日本に入荷するのは、ほんの僅かのとても稀少なワイン。228リットル樽を2つと、特注の350リットル1つで仕込まれた。数年前まで228リットルを使い3樽半で仕込んでいたが、そうすると最後の樽に空間ができて空気との接触が出来、不要に酸化を促してしまう為、350リットル樽を加えているようだ。3樽生産の内、1つが新樽で新樽比は約30%。全てのキュヴェにおいて新樽比率は前任のジャック時代と変わらないそうだ。全房発酵。 アドヴォケイト 93~95points 2021~2045、アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 92~95points 2025+、タンザー (92~94Points) 他にラルロのワインをプラス1本同時にご注文願います。
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【アドヴォケイトは93~95Points と2015年ものに比較して2Points Down でクロ・デ・フォレと同評価!アラン・メドゥズはほぼ変わらずでした!】 | まぁ、このクラスは飲んでどうこう言えるワインでは無くなりましたんで、買えたらラッキーと思ってください。ロマネ=コンティの真下の絶好の場所です。
それにしても・・高くなりましたね・・いや、ポイントじゃなくて価格が・・です。ラ・グランド・リュの2011年とか2012年とか、今がラスト・チャンスだと思いますけどね。. |
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2016 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ |
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13627
5797
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 所有面積: 5.7ha. 植樹: 1950年代初頭. 新樽比: 50%. 樽熟16~18ヵ月 2015年は64樽生産された。実際は66樽分あったがウィヤージュ(Ouillage:木樽熟成によりワインの目減りする分の補充)で2樽分あったそうだ。新樽比は50%。 2015年からはこのキュヴェでも大きな変革があった。クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの若樹部分の区画はこれまで別キュヴェのニュイサンジョルジュレ・プティ・プレとしてリリースされてきたが、品質がクロフォレにあると判断し、プティ・プレの区画は全てクロフォレにブレンドされたそうだ。 樹齢的にも35年を超えており、別で分けてリリースするのではなく、より複雑さを表現する為にもクロフォレとしてリリースされることとなった。前出のクロ・ド・ラルロとオワゾーはキャラクターの違いで別キュヴェとなったが、クロフォレは互いの良さをより高めることが出来ると判断されたようだ。 アドヴォケイト 93~95Points 2021~2045、Allen Meadows - Burghound.com 91~94Points2031+、タンザー(91~93Points)
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2016 |
Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots |
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ |
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13628
5798
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
■エージェント情報 植樹: 1950年 新樽比: 40~50% 樽熟16~18ヵ月 〇2015年ものについて 従来のVosne Romanee Villageは無くなり、Suchotsに加わったので計0.85ha所有している。畑はリシュブールに通りを挟んで隣接する好立地。Suchotsの中でも極めて高い品質のブドウが採れることで知られる。 優雅さ、気品、華麗さがあり、しっかりと焦点の定まった秀作。しなやかなタンニン、緻密できめ細かく、うっとりするようなエレガントな質感がある。しっかりとしたバックボーンと均整の取れた無駄のない体躯。赤系、黒系それぞれの果実のたっぷりとした熟度に清涼感のあるメントールのようなクールさのある果実香が感じられる。アニス、甘草、グローヴ、上質な紅茶、煙、スミレなどの花束、コーヒー、カカオ、ミネラル、黒蜜、バラなどの要素が感じられる。 ジャーナリストの間では2015は2005年と似ていると言われているが、2005年は今の所、閉じていて果実味はあまり感じられないと言う。2015年は果実味が有り、深みがとてもある年で、2005年のように熟成によって、外交的な要素が見え隠れするような年にはならないのではないかと分析しているようだ。 ◆◆◆2016年ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショの評価 アドヴォケイト (93~95Points)2022~2045、Allen Meadows - Burghound.com 91~93Points 2028+、タンザー(90~92Points)
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【2016年ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショは2015年とほぼ同様の評価でした!】 | 2015年ものとほとんど同じ評価でしたね。1ポイントほど僅かに下げた評価機関も有るかもしれません。
しかしこの評価ですと、クロ・デ・フォレの秀逸さが光りますね。同レベルの評価ポイントです。リッシュブールに接する非常に良い位置のレ・スショです。. |
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2014 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Cuvee les Petit Plets |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・キュヴェ・レ・プティ・プレ |
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11884
5782
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
所有面積: 1.5ha 植樹: 1987~1989年 新樽比: 50% 樽熟16~18ヵ月 Clos-de-Forets St.Georgesの若樹 味わいの中に異なる性格が感じられるのがこのキュヴェの特徴でもあります。畑自体は丘の下の平坦な低地にありますが、コンブラシアンの石灰が地殻変動によって、移動し、長い年月をかけて押し固められたような地層のようで、石灰のがれきがあり、ミネラル感が備わったものとなっているようです。デリケートで、とても繊細さがありますね。やぼったさは無く、熟した赤い果実香、あんず、シロップを含んだ果実、タバコ葉、スパイスなどの要素が感じられます。(2012年) JACQUES DEVAUGES アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 89~91points タンザー 88~90points
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2014 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de L'Arlot |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ |
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11885
5783
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 所有面積: 1ha. 植樹: 1939~1951年. 新樽比: 40~50%. 樽熟16~18ヵ月 味わいの中に異なる性格が感じられるのがこのキュヴェの特徴でもあります。畑自体は丘の下の平坦な低地にありますが、コンブラシアンの石灰が地殻変動によって、移動し、長い年月をかけて押し固められたような地層のようで、石灰のがれきがあり、ミネラル感が備わったものとなっているようです。デリケートで、とても繊細さがありますね。やぼったさは無く、熟した赤い果実香、あんず、シロップを含んだ果実、タバコ葉、スパイスなどの要素が感じられます。(2012年) JACQUES DEVAUGES アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 88~91points タンザー 89~91points
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2014 |
Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots |
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ |
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11887
5781
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
■エージェント情報 植樹: 1950年 新樽比: 40~50% 樽熟16~18ヵ月 従来のVosne Romanee Villageは無くなり、Suchotsに加わったので計0.85ha所有している。畑はリシュブールに通りを挟んで隣接する好立地。Suchotsの中でも極めて高い品質のブドウが採れることで知られる。 優雅さ、気品、華麗さがあり、しっかりと焦点の定まった秀作。しなやかなタンニン、緻密できめ細かく、うっとりするようなエレガントな質感がある。しっかりとしたバックボーンと均整の取れた無駄のない体躯。赤系、黒系それぞれの果実のたっぷりとした熟度に清涼感のあるメントールのようなクールさのある果実香が感じられる。アニス、甘草、グローヴ、上質な紅茶、煙、スミレなどの花束、コーヒー、カカオ、ミネラル、黒蜜、バラなどの要素が感じられる。 アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 90~92points タンザー 91~93points
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2015 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de L'Arlot Blanc |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ ・ブラン |
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12759
5788
[Vin Nature]
スティルワイン
白
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 シャルドネ98%と2%のピノ・グリが加えられている。ピノ・グリは昔から畑に植えられていたもので、ラルロでは伝統的に異なる品種をブレンドする事がある。シャルドネよりも色が濃く、特徴的な品種ではあるが、2%の上限があるので、味わいに関してはほぼ影響はないそうだ。せっかくそこに上質なブドウがあるのだから、使ってあげようという思いが受け継がれているようだ。ただこのピノ・グリも古くなってしまったので、植え替えるそうだ。植替えも元々植えられていた2%を超えないように植えないとならない。ジェルボットよりも熟度と粘性が高い。アプリコットやパインなどのトロピカルっぽさと白い花やフレッシュなハーブのニュアンスが渾然一体となっている。ミネラル感は抜きんでており、ポテンシャルの高さがうかがえる。新樽比20%。 Allen Meadows - Burghound.com 87~90Points Drink 2018+
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2015 |
Cote de Nuits-Villages Clos du Chapeau |
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー |
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12753
5787
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイ=ヴィラージュ
■エージェント情報 所有面積 :: 1.55ha. 樹齢 : 平均 約 25 年. 新樽比 : 40 %. 樽熟 14 ~16 ヵ月 2012012015年生産数 年生産数 : 4.84.84.800 本(16樽生産 樽生産 ) 味わいの中に異なる性格が感じられるのがこのキュヴェの特徴でもる。畑自体は丘の下の平坦な低地にあり、コンブラシアンの石灰が地殻変動によって移動し、長い年月をかけて押し固められたような地層で、石灰のがれきがあり、ミネラル感が備わったものとなっている。デリケートで、とても繊細さがあるのが特長だと前任のドゥヴォージュは語っていた。 クロ・デュ・シャポーらしいペッパーとヴァニラの風味にココア、クローブ、白檀、チェリー、ミネラル、土、ブラックベリー等にレッドラズベリーやブラックチェリー、ザクロ、スミレ等が感じられる。ラルロらしい繊細さ、フィネスとエレガントさはしっかりと受け継がれている。タンニンは既に円く、果実味はしなやかで繊細。ベルベットのような上質なテクスチャー。柔らかでクリーミーさがある。シャポーの畑は細かく砕かれた石灰質土壌でピノの良さがとても素直に現れるそうだ。 アドヴォケイト 88~90Points
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2015 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Mont des Oiseaux |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・キュヴェ・モン・デ・ゾワゾー |
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12754
5799
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 モノポールであるクロ・ド・ラルロの区画の若樹部分の約0.62haから生まれる。区画はClos de L’arlot Rougeの区画とは隣接しておらず、Clos de L’arlot Blancの区画に隣接している。Le Petit ArlotとClos de L’arlot Rougeに挟まれる形でClos de L’arlot Blancの区画がある。 植樹されたのは1998年から2000年。通常なら3500本程度生産されるが、2015年は11樽、約3300本程度の生産となった。 2015年は後世に語り継がれる程のグレートヴィンテージのひとつだ。果実味と鮮度の美しい成熟を併せ持っていて、寛大でエネルギッシュなワインとなっている。熟成のポテンシャルがありながら、若くても既に魅力的なのが嬉しい。 このヴィンテージは、ドメーヌにとっては特に若いブドウからの生まれるいくつかのワインの進化を新たに提示するよい機会となったようだ。 まずは、プティ・タルロ。このキュヴェはこれまでクロ・ド・ラルロ1er Cruの若樹区画なのでクロ・ド・ラルロではなくプティ・タルロとしてリリースされていた。 プルミエ・クリュの畑ながら若樹ということで村名格としてリリースされていたのだ。 それが近年、明らかにプルミエ・クリュにふさわしい品質へと進化したと判断され、元のプルミエ・クリュとして改める事になったそうだ。ただクロ・ド・ラルロに加えるのはキャラクターが異なるので、独立した新たな別キュヴェとしてリリースを決めたそうだ。新しい名はモン・デ・オワゾー。 キュヴェ名の由来は、新たに何かこのパーセルを取り囲む自然(iris(アイリス、アヤメ科)や桜、果樹園など)と関連のある名前を付けたいとみんなで探していたところ、ジェラルディンヌがClos de l'Arlotの区画を取り巻く道の名前のMont des Oiseaux(鳥の山)を思いつき、採用される事となったそうだ。
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2015 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュ |
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12756
5791
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 所有面積: 5.7ha. 植樹: 1950年代初頭. 新樽比: 50%. 樽熟16~18ヵ月 2015年は64樽生産された。実際は66樽分あったがウィヤージュ(Ouillage:木樽熟成によりワインの目減りする分の補充)で2樽分あったそうだ。新樽比は50%。 2015年からはこのキュヴェでも大きな変革があった。クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの若樹部分の区画はこれまで別キュヴェのニュイサンジョルジュレ・プティ・プレとしてリリースされてきたが、品質がクロフォレにあると判断し、プティ・プレの区画は全てクロフォレにブレンドされたそうだ。 樹齢的にも35年を超えており、別で分けてリリースするのではなく、より複雑さを表現する為にもクロフォレとしてリリースされることとなった。前出のクロ・ド・ラルロとオワゾーはキャラクターの違いで別キュヴェとなったが、クロフォレは互いの良さをより高めることが出来ると判断されたようだ。 アドヴォケイト 93~95Points Allen Meadows - Burghound.com 91~94Points
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2015 |
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot |
ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラルロ |
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12755
5796
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ニュイ=サン=ジョルジュ
■エージェント情報 所有面積: 1ha. 植樹: 1939~1951年. 新樽比: 40~50%. 樽熟16~18ヵ月、約55%は全房発酵 2015年のクロ・ド・ラルロは、モン・デ・ゾワゾーよりもストラクチャーとタンニンがしっかりとしている。とても寛容で、スケール感がある造り。ブラックラズベリー、ブラックチェリー、レッドチェリー、プラム、土、ミネラル、スパイス、甘草、ココアにバラの花や潰したイチゴのような華やかな香りに満ち、果実味は決して重すぎず、洗練され、フィネスがある。 ◆◆◆・・本当にどうしようもない位に少ないです。
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2015 |
Vosne-Romanee 1er Cru les Suchots |
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショ |
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12757
5790
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
■エージェント情報 植樹: 1950年 新樽比: 40~50% 樽熟16~18ヵ月 従来のVosne Romanee Villageは無くなり、Suchotsに加わったので計0.85ha所有している。畑はリシュブールに通りを挟んで隣接する好立地。Suchotsの中でも極めて高い品質のブドウが採れることで知られる。 優雅さ、気品、華麗さがあり、しっかりと焦点の定まった秀作。しなやかなタンニン、緻密できめ細かく、うっとりするようなエレガントな質感がある。しっかりとしたバックボーンと均整の取れた無駄のない体躯。赤系、黒系それぞれの果実のたっぷりとした熟度に清涼感のあるメントールのようなクールさのある果実香が感じられる。アニス、甘草、グローヴ、上質な紅茶、煙、スミレなどの花束、コーヒー、カカオ、ミネラル、黒蜜、バラなどの要素が感じられる。 ジャーナリストの間では2015は2005年と似ていると言われているが、2005年は今の所、閉じていて果実味はあまり感じられないと言う。2015年は果実味が有り、深みがとてもある年で、2005年のように熟成によって、外交的な要素が見え隠れするような年にはならないのではないかと分析しているようだ。 ◆◆◆アドヴォケイト 94~96Points Allen Meadows - Burghound.com 91~93Points
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2015 |
Romanee-Saint-Vivant Grand Cru |
ロマネ・サン=ヴィヴァン・グラン・クリュ |
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12758
5789
[Vin Nature]
スティルワイン
赤
ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
■エージェント情報 所有面積: 0.25ha. 植樹: 1973年. 新樽比: 35%. 樽熟16~18ヵ月 所有する区画は通りを挟んで、ロマネ・コンティと隣接する好立地。 0.25haの畑から、2015年は3.5樽分(約1.050本)生産されたが、日本に入荷するのは、ほんの僅かのとても稀少なワイン。228リットル樽を2つと、特注の350リットル1つで仕込まれた。数年前まで228リットルを使い3樽半で仕込んでいたが、そうすると最後の樽に空間ができて空気との接触が出来、不要に酸化を促してしまう為、350リットル樽を加えているようだ。3樽生産の内、1つが新樽で新樽比は約30%。全てのキュヴェにおいて新樽比率は前任のジャック時代と変わらないそうだ。全房発酵。 アドヴォケイト 95~97points アラン・メドウズ BURGHOUND.COM 93~95points 他にラルロのワインをプラス1本同時にご注文願います。
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