ドメーヌ・ビゾ
ビゾ
フランス Domaine Bizot ブルゴーニュ
● ドメーヌ・ビゾです。noisy 的には信頼できる輸入者さんがいなくなってしまいましたので、2014年を最後に扱っていません・・と言うか、扱えません・・いや、扱わせていただけません・・が正解でしょう。
ふと在庫を見ていると、こんなのが有ったんですね。確か、余りに少ないし、訳が判らないので販売しなかったんじゃないかと思います。
● 2005 Bourgogne Rouge Le Chapitre
ブルゴーニュ・ルージュ
【今となっては!・・新ヴィンテージはA.C.ブルゴーニュで2万円!?】
激レアです。その頃の記憶は定かでは有りませんが、販売した記録も見当たらないし・・おそらくですが、
「A.C.ブルゴーニュだが、どんなワインなのか判らず、しかも結構に高価で、さらには1本だけの入荷・・とかそんな感じ」
だったように思います。
なので面倒になってしまい、それっきり仕舞い込んでしまったようです。
ビゾさんのA.C.ブルは、その後にリリースされた「ル・シャピトル」・・これは本人曰く1級並みの実力とのことです。そして「ヴィオレーヌ」も有りましたね。
でも、
「Bourgogne としか書いてないキュヴェ」
は・・激レアでしょう?・・見たことのある方は非常に少ないと思います。でも素性が全く分からないんですよ。ル・シャピトルと同じと言う可能性も有りますし、ヴォーヌ=ロマネクラスの格落ちの可能性も排除できません。
ビゾさんのワインはとにかく生産量が少ないし、ビオディナミですから扱いも難しいです。今輸入されているアイテムはどうなんでしょうね・・ネットを徘徊していると、裏付けられるような事象が見えて来ますがどうしようも有りません。
申し訳ありませんが、仕入れ時に付けた価格では流石にお渡しできず、値上げさせていただきました。条件も有ります。
2005年、リアルワインガイドでも激賞されたヴィンテージです。でもこのワインのコメントは在りませんよ・・色合いはエッジにレンガ色が入って来ていますが、非常に美しい色をしています。キャプスュルはクルクル回ります。エチケットも汚れていないと見えますが、全く無いかどうかまではチェックしておりません。コンディションは非常に良いと判断しています・・が、もしかして・・何らかの問題が在ったとしても保証は致しかねます。ご了承の上、ご検討くださいませ。
以下はブルゴーニュ・ル・シャピトル・ルージュの昔のレヴューです。
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【レアものです!】
非常に高価なACブルゴーニュです・・。でも理由が有ったんですね。ル・シャピトルはどうやらディジョンのすぐ南にあるシュノーヴの畑で、フィロキエラ以前はブルゴーニュで最も人気が有り、しかも高品質だったようです。フィロキセラでやられて、そのままになっていたようです。
土壌はクロ・ド・ベーズと同様・・とのことで、独特の黒い果実、スパイス感が出るでしょう。まぁ、シュノーヴの南にあるマルサネ・ラ・コートも、同様の部分の区画が有るようなことを地質学者でもあるシルヴァン・パタイユは言ってましたんで本当なのでしょう。
なので、普通のACブルと思わない方が良いようです・・と言うか、noisy もこのACブルってリリース以来、飲んだことが無いと思います・・。ビゾさんって・・その辺はずいぶんとオタッキーのようですね。例のヴォーヌ=ロマネの凄い白、ヴィオレットもそうですよね。でもこちらも入らなくなって随分経つような気もします。
● 2014 Bourgogne Rouge Le Chapitre
ブルゴーニュ・ルージュ・ル・シャピトル
【レアものです!】
非常に高価なACブルゴーニュです・・。でも理由が有ったんですね。ル・シャピトルはどうやらディジョンのすぐ南にあるシュノーヴの畑で、フィロキエラ以前はブルゴーニュで最も人気が有り、しかも高品質だったようです。フィロキセラでやられて、そのままになっていたようです。
土壌はクロ・ド・ベーズと同様・・とのことで、独特の黒い果実、スパイス感が出るでしょう。まぁ、シュノーヴの南にあるマルサネ・ラ・コートも、同様の部分の区画が有るようなことを地質学者でもあるシルヴァン・パタイユは言ってましたんで本当なのでしょう。
なので、普通のACブルと思わない方が良いようです・・と言うか、noisy もこのACブルってリリース以来、飲んだことが無いと思います・・。ビゾさんって・・その辺はずいぶんとオタッキーのようですね。例のヴォーヌ=ロマネの凄い白、ヴィオレットもそうですよね。でもこちらも入らなくなって随分経つような気もします。
● 2014 Vosne-Romanee
ヴォーヌ=ロマネ
【・・・】
2013年ものはリアルワインガイドで、今飲んで 91 ポテンシャル 93 、2017~2035でした。2013年ものは徳丸さんもドメーヌで3本しかテイスティング出来なかったと・・おっしゃってました。
2014年は、noisy のところに関しては6本ですから、昨年と数量は同じです。でも収量はアップしたのでしょう・・2013年はたったの3000本ですからね~・・。10樽プラスアルファ程度です。
● 2014 Vosne-Romanee les Jachees
ヴォーヌ=ロマネ・レ・ジャッシェ
【出来れば5年、寝かせよう!】
2013年はリリースが有ったのか無かったのか・・良く判らなかったんですが、少なくとも noisyのところには、エシェゾーとヴォーヌ=ロマネしか届きませんでした。合計でたったの9本!・・90年台から扱わせていただいてますが、史上最低でした。それでもリアルにはレ・ジャッセのレヴューが掲載されていて、リリースされたのを知った訳ですね。
2014年はおそらく収量も改善したはずで、でも性格的なものなのかもしれませんが、収量は抑えに掛かる人ですんで、2013年よりはマシ・・程度なのかもしれません。因みに全部合わせてですが入荷は15本だけです。
9月に発売予定のリアルワインガイド第55号には、おそらく徳丸さんの現地試飲評価が掲載されるでしょう。もっと因むと2013年ヴォーヌ=ロマネ村名の評価は91~93とアペラシオンの最高とも思えるようなものでした。レ・ジャッシェも少量ですので・・お早めにご検討ください。
● 2014 Echezeaux Grand Cru
エシェゾー・グラン・クリュ
【グレートイヤーになりそうな2014年、期待して良いでしょう!】
ビゾのトップ・ワイン、エシェゾーです。En Orveauxの区画で平均樹齢80年ほどだそうです。
で、実はこの区画はあの「ミュジニー」の真西に接する区画です。正確には「コンブ・ドルヴォー」です。アン・オルヴォーの東(下側)が「クロ・ヴージョ」の最上部です。なので、ジャイエ・ジルさんのエシェゾー・デュ・ドゥスュのようなパワフルで大粒なニュアンスとはかなり違ったものと感じます。より赤が入り土っぽく無く、石灰が強い感じです。
でもまぁ、noisy もビゾさんのエシェゾーは、飲んだのは2008年が最後だったかと思いますんで、かなり前ですね。昨今はさらに収量が低いので、充実した味わいになっていると思われます。
● 2013 Echezeaux Grand Cru
エシェゾー・グラン・クリュ
【非常に少ないです・・】
ビゾのトップ・ワイン、エシェゾーです。2011年はリアルで今飲んで 92 ポテンシャル 93+ 2018~2038 、2012年は今飲んで 92 ポテンシャル 94+ 2020~2045という高評価でした。2013年ものは、ドメーヌ全てのキュヴェの合計がたったの3000本とのことで、我がリアルワインガイドにしてもテイスティング不能。しかし・・ここまで生産量が少ないとなると、ドメーヌでちゃんと喰っていけるのか・・心配になってきます。・・が、飲めたキュヴェからは、
「2013年ビゾは珠玉」
とのことです。
En Orveauxの区画で平均樹齢80年ほどだそうです。
で、実はこの区画はあの「ミュジニー」の真西に接する区画です。正確には「コンブ・ドルヴォー」です。アン・オルヴォーの東(下側)が「クロ・ヴージョ」の最上部です。なので、ジャイエ・ジルさんのエシェゾー・デュ・ドゥスュのようなパワフルで大粒なニュアンスとはかなり違ったものと感じます。より赤が入り土っぽく無く、石灰が強い感じです。
でもまぁ、noisy もビゾさんのエシェゾーは、飲んだのは2008年が最後だったかと思いますんで、かなり前ですね。昨今はさらに収量が低いので、充実した味わいになっていると思われます。
● 2007 Vosne-Romanee les Reas
ヴォーヌ=ロマネ・レ・レア
【出来れば3年以上、寝かせよう!】
リアルワインガイドも飲めずに評価無し・・・滅茶苦茶少ない生産量です。かの、クロ・デ・レアの南隣の区画です。エレガントさと精妙さが出てくるまで3年は掛かるでしょうか。極少量。
● 2005 Vosne-Romanee les Jachees
ヴォーヌ=ロマネ・レ・ジャッシェ
【今回は全てのアイテムについてテイスティングできませんでした。 】
本来ならば、テロワールさんが輸入していた当時から扱いがありますから、しっかり飲んでからオファーしたいところではあったのですが、何せ、数がめちゃくちゃ少なくなってしまったことと、購入価格が50%アップしたこと、そして、余りのお問い合わせの多さに、とても対応しきれない状況になってしまいました。ご迷惑をお掛けしましたお客さまもいらっしゃると思いますがご容赦ください。
ワインの詳細は某紙の第18号を読んでいただくこととさせていただいて・・・(^^;;、飲んでいないnoisy が、戯言をちょびっとばかり書いておこうと思います。
●エシェゾー
これは間違いなく良いでしょう。価格がかなり上がってしまってますので、これが苦にならない方がご選択すべきアイテムです。ん?言われなくても判ってるから押すなって?・・・
●VRプルミエ・クリュ
ポテンシャルが高くて狙い目のひとつだったエシェゾーの若木ものですが、今回の入荷はありませんでした。年末頃の入荷を約束してくれているエージェントさんの船にも乗らないとのことで、かなり入手困難と予想されます。某紙の評価もかなりのものだけに・・・残念!
●VR レ・レア
ヴォーヌ=ロマネのエレガントな面を見事に表すワインです。それでいていつも一番数が無いのもこのワイン・・・。きびしいです。
●VR レ・ジャッシェ
ヴォーヌ=ロマネのパワフルな側面を主に受け継ぐ畑です。そのためリリース直後にはテクスチュアが今ひとつでとても硬い・・んですが、熟してくるとあら不思議!こんなに凄かったっけ?と首を傾げたくなるワインです。某紙のレ・ジャッシェのレヴューにも、その辺りが言われていますよね。表面的に、ポイントだけを信じてしまうと後で後悔することになるかもしれませんよ。2004年の新着にもそのあたりは書いてありますのでご覧ください。
↓
ShinMem0611_1.htm クリックしてね! ●VR V.V.
2004年は、このワインだけニュアンスが違っていました。今年はどうでしょうか?
●VR
これで充分・・ちゃ、充分です。ある意味一番ビゾらしいワインですし、ビゾを知るためには良い選択だと思います。
●ブルゴーニュ・ブラン
「単なるブルゴーニュ・ブランに大枚をはたくのは馬鹿げている!」
と思われている方には、縁の無いワインでしょう。ピノ・ノアールならACヴォーヌ=ロマネで出荷可能なレ・ヴィオレットの畑で、わざわざ今でも白葡萄を育んでいる意味を知ってほしい、ある意味逸品です。
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