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noisy お奨め!リアルな視点と本音で 綴る..まんま 「Real Wine Guide」
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WEBの情報書込みもSSLで安心! |
NOISY'S WINE SELECTS 原酒店のサイト中、「買い物かご」等個人情報を扱うページでは、SSL
情報暗号化通信で情報漏洩から保護しています。上記のグラフィックをクリックすると証明書の確認ページに飛びます。 |
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取りあえず始めてみました。ご興味が御座いましたら・・よろしくお願いいたします。 |
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時折、Twitter でつぶやき始めました。もう・・どうしようもなくしょうもない、手の施しようの無い内容が多いですが、気が向いたらフォローしてやってくださいね。RWGの徳さん、アルXXロのせんむとか・・結構性格が出るもんです。
http://twitter.com/noisywine |
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2013年第4弾 5ページ目
次号発行まで有効です。
2013/03/15(金)より発送
開始いたします。
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翌日到着地域2013/03/16(土)!
になります。翌々日到着地域で2013年03月17日(日)が最短です。ご注意ください。なお、集中してしまった場合にはご希望に添えない場合も有りますので、若干余裕を見てご注文くださいね。
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厳冬期につき、寒冷地にお届けの方、もしくは寒冷地を通るルートでお届けの方は、凍結防止のためにクール指定をお奨めします。
翌日到着地域にお届けの方で、寒冷地では無い、もしくは寒冷地を通らない方は、クール指定は基本的に必要有りません。
ただし、当日受け取りが出来ない可能性が有る場合は、クール指定をした方が良い場合もございます。 |
重要: 新着ページは基本的には全て税別(外税)です。間違っていたらごめんなさい。
また、新着価格の商材は通常の送料サービス規定と異なります。「ここ」 をクリックしてご確認ください。 |
在庫の表示 は、このページにアクセスした段階での数量です。タイミングによりすでに完売している事があります。 |

ローラン・ペリエ グラン・シエクルN.V. の、超豪華ギフトボックスです!格好良い! |
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フランス■□ Jerome
Prevost □■シャンパーニュ ジェローム プレヴォー |
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● アンセロム・セロスのセラーの片隅で醸造を始め、類稀なピノ・ムニエによるシャンパーニュを造りだしています。まだ知らない方なら、 「なんだ..ムニエか..」
と、落胆されるかもしれませんが、知らないことって恐ろしいと..いや、その方が幸せかもしれません。ムニエが持つ可能性を一番知っているのは..クリュッグかもしれません。 |
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●N.V.(2009)Champagne
la Closerie les Beguines Brut Nature |
シャンパーニュ・ラ・クロズリー・レ・ベギーヌ・ブリュット・ナチュール |

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新ヴィンテージ登場!
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【プレヴォーの新ヴィンテージです。テイスティングが間に合いませんでした!】
まあ、飲まなきゃならないシャンパーニュでは無いほどの素晴らしさをほこるラ・クロズリー・レ・ベギーヌでは有りますが、飲みたいシャンパーニュで有ることは間違い無いです。
地震の影響で色々なことが流れてしまい、このプレヴォーを飲む機会も延期になってしまっています。申し訳有りません。しかし、3年置いたプレヴォーの美味しさを知っていれば、この希少なシャンパーニュをお勉強以外でさっさと栓を抜いてしまう方は少ないでしょう。
希少なピノ・ムニエ100%のシャンパーニュですので、是非熟成させて、この美味しさ、素晴らしさを知っていただきたいと思います。ご検討くださいね。
以下は以前のコメントです。
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【やっぱり究極はムニエかもしれない!心より素晴らしいと思います.!】
素晴らしいワインに出会った時、居住まいを直す・・というか、姿勢を真っ直ぐしてしまう・・いや、そう仕向けられるような気がします。
ノン・ヴィンテージながら2006年のラ・クロズリー・レ・ベギーヌですが、しっかりとテイスティングさせていただきました。やっぱり旨いですね。
ノン・ヴィンテージながら2006年・・というのは、ヴィンテージが若いので表記していないことに有ります。ですから、泡質が劣るんじゃないか・・・などと思われるかもしれませんが、
「実にクリーミー!」
なんです。最もガス圧はそれほど高い方では有りません。
高質の北限ピノ・ムニエをピュアに醸造していますので、そのお姿が実に高貴で美しい・・・しかも、ムニエならではの「コク」「旨み」を持ち、緊張感と豊満さの両方を持ち合わせています。
今飲んで素晴らしいか・・・と聞かれましたら・・・
「勿論、今飲んでも美味しい。素晴らしさも充分に伝わってくるので、飲んでもOK」
と答えるでしょう。
でも、まだ旨みや表現の元になる要素のカプセルは破れていません。ですので、
「勿体無いかな・・」
という印象は残るかもしれません。
セロス系のRMは、どうしても高価になってしまっていますが、それでもプレヴォーは何とかこの価格に留まっていてくれています。先行きは・・・どうなるのでしょうか、わかりませんが、リーズナブルに手に入れられる時に、少しでも保存していただければ・・・と思います。超お奨めのシャンパーニュ!一推しです!
以下は以前のレヴューより転載です。
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飲めないシャンパーニュになってしまっています。いや、むしろ飲むのが楽しみなシャンパーニュ・・・と言った方が良いかもしれません。noisyが感じるのは、その昔、ジャック・セロスがいた位置に、すっぽりとはまっているのがジェロム・プレヴォーだと言う事です。セロスだって、昔は全然売れませんでしたよ。旨い、旨い、と言い続けていたら、瞬間で無くなるようになり、いつの間にか高嶺の花になってしまいました。(今でもセロスは本当に旨い!)新着情報メールサービスメンバー様向け以外では中々販売不能なワインです。
なお、以下は昔のコピーをそのまま掲載していますので、時系列がずれています。ご了承ください。
【ピノ・ムニエにとって最北の地の最高のピノ・ムニエ100%シャンパーニュ!素晴らしいです.】
というキャッチコピーです。それだけの事は有ります..。noisy
一押しのシャンパーニュは、ピノ・ムニエのエキスが中心一点に凝縮された、たまげた味わいをしています。
2000年ものを着いて2〜3日で飲んでしまったら呆れられちゃいましたが、そうでもしない限り
「わしらは飲めん」 のです..。 「何本くれるの?」 と、担当とのやりとりに必死さが滲んでいるのがお判り戴けるでしょうか?それほど貴重なシャンパーニュですが、2001年はプレヴォーに言わせると、 「グレートな2000年に比較すれば、若干弱めで飲み頃は早く来る」 そうで、有る意味で喜ばしいことかもしれませんね。
で、今回の2004年ヴィンテージですが・・・物凄く凝縮しています。そして、ムニエ独特の果皮のニュアンス、ドライな旨みが詰め込まれています。
し、か、し、です。今すぐに飲んでしまうのはちょっとお薦めできません。ガスはまだ落ち着いていないし、この稀有なシャンパーニュが持つ緊張感さえ閉じ込められています。どうしても飲みたい方は、モンラッシェグラスなどの開放型グラスで、ガスを飛ばしながら、スティルワインのようにして味わいを楽しんでみてください。このシャンパーニュがどれだけドライで、余計な化粧を施していないかを思い知るでしょう。そして、 「はやまった・・・」 と後悔するでしょう。
「じゃあ、美味しくなったころに買えばいいじゃん・・・」 と、思われるかもしれませんが、今までの新着で残ったことがほとんど無いんですね。これから、少しずつ量を造り始めるようですが、とても需給は逼迫していますので、飲める方はかなり少ないはずです。それに、できることならば、最低でも2007年の冬まで、飲むのを思いとどまって欲しいですし、さらに許されるならば2〜3年、頑張って飲まないで欲しいんです。きっと、素晴らしいシャンパーニュに成長すると思います。だってね、2004年ものですよ・・・。まだ、どこのシャンパンハウスもリリースしていないんですから・・・。レコルタン・マニピュランで始めて間もない、資金の無いプレヴォーですから、是非ともその辺りは目を瞑っていただいて、大目に見て欲しいんですね。質から言えば、とっても安いと思います。是非とも1本はエージングさせて欲しいと思います。
ワイン王国から抜粋させていただきます。気持ちのこもった素晴らしい文章だと..思っています。 (ワイン王国2002年冬号:マイケル・エドワード著)
耐寒性のピノ・ムニエこそ、この極北の地の厳冬を見事に耐え凌ぐ可能性がある品種なのである。そしてジェロームのシャンパーニュは、レ・ペギーヌ産のピノ・ムニエ100%から成るもので、まったくドザージュをしていない。それゆえコニサーは、ここ独特のテロワールから来るとてもオリジナルな風味を、出来るだけ自然な状態のままで堪能できるはずである。グーの土壌構成は特異で、石灰石や珪藻土(この土地に最も個性的な要素を与える)が混じるから、ワインに男性的なボディと骨格が生じるのである。 これは、五感のどこからしてみても、引っ込み思案型のシャンパーニュではない。色調は、濃い麦わら色がかった生気ある黄金色で、シードルと似ていなくもない。しっかり昇り続ける泡は踊るようだが、かといって不作法に舞うわけではない。アロマはスパイシィで、魅力的な煙っぽさがある。快楽主義を匂わせる風味は、よだれを催されるほどで、かすかにアーモンドを思わせる熟果の味わいがある。そして、後口は印象的なまでに長い。これはまた、しぶといワインでもあって、ほとんどいかなる料理にも立ち向かえ、しかも負けそうにない。シャンパーニュ風ポトフには絶好の相性である。なにしろアヴィーズのアンセルム・セロスがなにくれなく注ぐ目のもとで、ナチュラルを旨として造られたシャンパーニュなのである。 |
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●N.V.(2009)Champagne la Closerie Fac-Simile Rose Brut |
シャンパーニュ・ラ・クロズリー・ファック=スィミル・ロゼ・ブリュット |

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お一人様1本限りでお願いします。
また、クロズリー・ラ・ベギーヌ1本、もしくはロゼと同価格ほど他のワインもご購入ください。
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【超レアものにつき・・誰か飲ませてくれい.!】
僅かに果皮の色合いが付いた薄いロゼです。極寒の地のムニエのロゼがどんなものなのか、是非確かめたいものですが、今のところ計画が無いので、そのうちラシーヌさんで何かの機会に飲ませてもらおうと・・狙っています。
合田さんによれば、昨年リリースのこのワインをさっさと販売しなかったのは、
「まだまだ硬いから・・・勘違いされそうで・・」
とのことですので、良い子の皆さんはその辺りもお含み置きの上、お楽しみくださいね。希少な希少なプレヴォーのロゼです。申し訳有りませんが、お一人様1本限り、ほかのワインも同額ほどご購入くださいませ。
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フランス■□ Philipponnat □■シャンパーニュ
フィリッポナ |
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● 世の中のシャンパーニュに畑名を名乗ることが許されているは、たった二つだけです。一つはご存じ、「クロ・デュ・メニル」ですね。そして、2つ目が..この「クロ・デ・ゴワセ」なんです。クロ・ダンボネは・・・違うでしょう。それとも力技に出たのかな・・ |
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●2001Champagne Clos des Goisses Brut Gift Box |
シャンパーニュ クロ・デ・ゴワセ・ブリュット・ギフト・ボックス |
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美しいレモンイエローのギフトボックスに入っています!
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【これは良いでしょう!しっかり休めて飲むと・・・ちょっとビックリするかも・・しれませんよ!】
昔からフィリッポナ社の日本代理店の品質管理に信頼がおけなかったため、今まで手を出しませんでした。今のエージェントさんはその当たりには問題はなさそうですが、価格的な部分で折り合いが付きませんでした。
そもそも、このワインが日本で話題になることは稀で、ほとんど知られていないと思います。シャンパーニュに恋する者達はその昔、おそらく手に入れて飲まれたのだと思いますが、正規ものの状態は..ちょっと..いや、ここでは書けません。
ですが、由緒正しき「クロ・デ・ゴワセ」の、2001年ヴィンテージを海外から調達できました。状態もすこぶる良さそうです。
それに・・このところの円安ですから、一時は2万円もしたクロ・デ・ゴワセを6掛けで買えるラストチャンスかもしれません。
シャンパーニュ好きでも有る noisy としては、是非とも飲んでみたいワインなのですが、ここはじっくりと休ませるために我慢しています。しかも今回は滅茶苦茶安いと思います。バックヴィンテージでこの価格は有り得ないでしょう。シャンパーニュ・ファンは今回の新着が悩みの種となっているに違い有りません。大いに悩んでくださいね。
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フランス ■□ Krug
□■ シャンパーニュ クリュグ |
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●高級シャンパンの代名詞です。繊細にして深淵...。クリュギストなる言葉が生まれるくらいの長大物です。是非一度お試しください。今回は結構安いと思います。 |
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●1995 Champagne Brut Miresime |
シャンパーニュ・ブリュット・ミッレズィンメ |
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【どんどん上がっていますので、古目のクリュグは今のうちに!】
皆さんもご存知かと思いますが、ワインは・・特にシャンパーニュは顕著なんですが(有名どころはさらに)、1年経たないうちにどんどん値上がりして行きます。・・・アラン・ロベールのシャンパーニュなどはもう・・・ほとんど手に入りませんが、それでも数倍の価格になってしまっています。
「自分の知っている価格は・・この位だから・・」
などと思っていると、もう二度と手に入らないプライスになっちゃうんですね。
ですので、素晴らしい仕上がりになった1995年のクリュグ・・、もしヴィンテージ的な意味合いや、思い入れが有るようでしたら今のうちに入手されてください。 |
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●N.V. Champagne Grande Cuvee Brut |
シャンパーニュ・グランド・キュヴェ・ブリュット |
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まあねえ..GRANDE とGRAND の違いで、グラーン(ド) と、最後のドを小さく発音するようですし、Eが最後にあるので、グランド・キュヴェと言う事にしましょう..。正確にはグラーンド・キュヴェ..まあ、好きなように呼んでください..(..ってその前振りは一体何だったんだ!)
ところでこのノンヴィンクラスのワインでさえ、クリュグを充分に感じさせてくれるのは嬉しい限りです。と言うよりも、最もクリュグらしい..もしくはクリュグを知るのに最も適している..のかもしれませんね。なかなか手のでないクリュグですが、この辺から始めてみてはいかがでしょうか。デザインが変わって味わいも変化した、とは、熱烈なクリュギスト達の感想では有りますが、クリュグ家に伝わる精神だけは、ブランド戦略に売り渡さずにいて欲しいものです。 |
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●N.V.Champagne Rose Brut |
シャンパーニュ・ロゼ ブリュット |
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【ベタン2004 (ル・クラッスメン) は 9.5 / 10 とかなりの高評価です】
希少なクリュグ・ロゼです。繊細・深遠なクリュグのブランに対し、どんな表現をしているのか興味は尽きませんが未試飲です。興味の有る方へ..。
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フランス■□ Guy Charlemagne □■シャンパーニュ
ギイ シャルルマーニュ |
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● ル・メニル=シュル=オジュの秀逸なレコルタン・マニピュラン、ギィ・シャルルマーニュの珍しいフィーヌが少量入って来ましたのでご紹介します。 |
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●N.V.Tres Vieilles Fine de la Marne |
トレ・ヴィエイユ・フィーヌ・ド・ラ・マルヌ |
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シャンパンのように見えますが、フィーヌ(蒸留酒)です。ご注意ください!
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【コロンとしたシャンパーニュに見まごうばかりの瓶に入っています!】
今回は、「なんたらシャルルマーニュ」がアチコチに散見される新着になってしまい、
「これはピッキングの間違いが起きなければ良いが・・」
と、今から滅茶苦茶不安です・・・
でも、キレの良いシャンパーニュで著名なギィ・シャルルマーニュの、とても珍しい「フィーヌ(ワインを蒸留したブランデー)」が入ってきました。
フランスのワインとかブランデーは、結構忠実な名称になっていますので、
トレ-->最高の
ヴィエイユ-->古い
フィーヌ-->ワインを蒸留したもの
ド 〜 --> 〜の
ラ・マルヌ --> マルヌ(県、地域)
と言う様になっております。
まぁ、飲んだことが無い方は、まあ、無理にとは言いません。美味しい海外産のチョコレートとマールの組み合わせなんて、一度やったら病み付きですが、けっして身体に良いことは無いです。精神を癒す程度に、適度に自重してくださいね。

こちらは以前ご紹介したマールです。 |
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フランス■□ Laurent Perrier □■シャンパーニュ
ローラン ペリエ |
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● とても久しぶりにグラン・シエクルをご紹介します。大手のシャンパン・ハウスは、日本のエージェント権がコロコロ・・・本当に目まぐるしく変ります。もともと高価なシャンパーニュをフルラインナップで、しかも供給を絶やさずに輸入し続ける訳です。もし供給が滞れば、どんなに沢山使ってくれる高級クラブなどから手を引かざるを得なくなりますし、供給過剰になると利益を出すのが難しくなる訳です・・・
「・・・嫌な渡世だな〜・・・」
ん?・・渡世と都政を引っ掛けたかって?・・・そんな〜!たまたまですよ〜・・!・・あれ? |
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●N.V.Champagne Cuvee Grand Siecle Brut G.F. |
シャンパーニュ・グラン・シエクル・ブリュット・ギフト・ボックス |

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超豪華なギフトボックス(紙製)入りです!写真がこのページのトップに有ります。
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【素晴らしいギフトボックス入り!!究極のバランスを目指した球体シャンパーニュ?】
・・・まぁ、本当に大手シャンパーニュのエクスクルーシヴは動きますんで、面倒なことこの上ないです。今だから言えるかな?・・時効だろう・・・某鞄屋さんのシャンパンの日本法人さんは、
「価格を守ってくれるなら、ちゃんと直取引で供給します」
って言ってたからね〜・・。・・・だから言ってやった・・。
「そんなこと言っちゃっていいの?・・それに、巷のディスカウントの販売価格の2倍で売れって言われても自信ないし!」
偉い昔の話です。もうその日本法人は有りません。ただし、noisy も、価格だけでそんなことを言った訳じゃないんですよ。商品をきちんとマーケットに供給するのは重要なことですし、そこでエージェントさんは立派に役目を持っているんです。ま、現状は、とてもじゃないが、目を覆いたくなるような欲ボケの世界ですが!
このグラン・シエクルは優れた何ヴィンテージものシャルドネとピノ・ノワールを、卓越した感性を持つブレンダーがハウスの威厳を掛けてセパージュし、さらに5年寝かせて出荷しているローン・ペリエのトップ・キュヴェです。
このボトルのように・・・球体?感を持ち、滑らかで優雅な味わいを堪能できると思います。ドン・ペリのように、ヴィンテージの特徴に振ったシャンパーニュでは無いんです。
あ、ドン・ペリが不味いという方はワイン・ファンに多いですが、熟したドン・ペリは旨いですよ。とても深いし、味わいはヴィンテージにより様々です。後は、ディスカウントやコンディションの悪すぎる、安さだけに目を奪われて購入した個体の駄目さも有るかもしれませんけどね。
noisy も、たぶん10年以上、飲んでないです。このところはレコルタン・マニピュランばかりですんで、たまにはグラン・シエクル・・・・飲みたいです!ご検討ください!安いと思いますよ。
エージェント情報
1812年に設立され、家族経営のシャンパーニュハウスとしては、いまや最大規模を誇る大企業にまで成長した「ローラン・ペリエ」。
ハウスをこの大きさまで一気に育て上げたのは、前会長のベルナール・ド・ノナンクール氏であり、氏によって「新鮮」「エレガント」「バランスよい味わい」という「ローラン・ペリエ」スタイルが確立されたといいます。
ベルナール・ド・ノナンクール氏は、シャンパーニュの伝統的製法をしっかり継承しただけでなく、製造技術とブレンディング法において新たなアプローチを開始しました。
そして、ヌーヴェル・キュイジーヌと同じ理念に基づき、一切ドサージュを行わない製法で仕上げた「ウルトラ・ブリュット」や、長女アレクサンドラ氏の結婚を機に開発したプレステージ・
ロゼ・シャンパーニュ「アレクサンドラ・ロゼ」など、ベルナール・ド・ノナンクール氏自身の歴史や個性を反映させたユニークなシャンパーニュを次々と生み出しました。
1959年に発表されたプレステージ・キュヴェで「偉大なる世紀」と名付けられた「グラン・シエクル」は、シャルドネ55%とピノ・ノワール45%で構成されており、そのブドウは全てグラン・クリュから収穫されます。さらに、それらグラン・クリュの畑の中でも最良の区画のブドウを厳選し、最上のキュヴェによって、「素晴らしい構造」「エレガントさ」「新鮮さ」の完璧なバランスを保った「グラン・シエクル」が仕上げられるのだそうです。
食前酒として、またお食事中に楽しむことも勿論できる万能選手の「グラン・シエクル」ですが、トリュフを添えたチキン、仔牛料理、さらにヒラメやホタテなどの魚介料理とも合うそうで、海の幸・山の幸のいずれとも絶妙にマッチングするようです。
「フランスの洗練の真髄」を表現していると評される偉大なシャンパーニュ…大事なお祝いの席を、美しく演出してくれることでしょう。 |
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フランス ■□ Jacques Selosse □■ シャンパーニュ
ジャック セロス |
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● ジャック・セロス・ロゼです。その昔はフランスの某ショップに、全く売れずに山のようになっていました。それをエージェントに引いてもらって販売していました・・一万円もしないで販売していたはず・・だと思います。
それが、あれよあれよと価格が上がってしまって、一時は四万円の声も聞こえました!・・・何とか、今回はそこそこ・・しかも前回よりもさらにリーズナブルにご案内できますので、この機会に是非ご検討ください!
また、今回はあの「リューディ」シリーズの2011年リリース分がほんの少々!入ってきました。お早目にどうぞ・・ |
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●N.V.Champagne Ay Grand Cru Lieux-dits la Cote Faron Extra Brut |
シャンパーニュ・アイ・グラン・クリュ リュー・ディ・ラ・コート・ファロン・エクストラ・ブリュット |
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●N.V.Champagne Ambonnay Grand Cru Lieux-Dits le Bout du Clos Extra Brut |
シャンパーニュ・アンボネイ・グラン・クリュ リューディ・ル・ブー・デュ・クロ・エクストラ・ブリュット |
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【アンセロム・セロス・・・そろそろ引退だそうです!まだリューディ・シリーズ飲んでないのに!】
すでにアンセロムの引退を見越して、品物が無くなって来ているそうです。また、さらに高くなっているとか・・。あと2年ほどで引退と囁かれているそうです。ちょっとショックです・・
ようやくリュー・ディが購入出来ましたが・・本当に僅かです。年間300〜1000本ほどしか無いそうですので、仕方が無いですが、もう少し造って欲しいですよね。
アイ・グラン・クリュ リュー・ディ・ラ・コート・ファロン は勿論アイのピノ・ノワール100%、ブラン・ド・ノワールです。シャンパーニュの基本とも言える土地、アイのピノを、シャルドネの聖地育ちのアンセロムが、どのように仕上げたのか、興味津々のシャンパーニュです。これは1本だけ・・・残念!
アンボネイ・グラン・クリュ リューディ・ル・ブー・デュ・クロ も、アンボネイのピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワールです。盟友とも言えるエグリ=ウーリエのアンボネイのピノ・ノワールと、どんなに対を成すのか・・これも興味が尽きませんがこれも1本だけ・・・
ル・メニル=シュル・オジュ・グラン・クリュ リューディ・レ・キャレルは勿論、コート・デ・ブランですから100%シャルドネによるブラン・ド・ブラン!これも、ル・メニルやル・メニル=シュル・オジュの偉大なブラン・ド・ブランとの対比が興味をそそります。こちらはかろうじて3本有ります。
マレイユ・シュル・アイ・グラン・クリュ リューディ・スー・ル・モン・ブラン・ド・ノワール・エクストラ・ブリュット
もブラン・ド・ノワールです。セロスがブラン・ド・ノワール・・・と言うのはいまだにイメージ仕切れませんが、いつか・・飲んでみたい逸品です。
リュー・ディと云うことで、ヴィンテージの違いをフラットにすべくのレギュラー品とも大きく違い、表記は無くとも単一ヴィンテージになっているようですし、畑の個性をアンセロムの手腕で生かしているものと思います。・・・あ〜、一口飲みたいな〜!・・・アラン・ロベールのように高くなる前に購入されてください! |
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フランス■□ Egly-Ouriet □■シャンパーニュ
エグリ=ウーリエ |
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● ようやっと届きます・・・(この期に及んでまだ着いてないよ・・)エグリ=ウーリエです。アンセロム・セロスが触発されたエグリ=ウーリエのピノ・ノアールの美味しさを堪能してください。特にブラン・ド・ノワールの名前も、レ・クレイエールと古木の区画名が入ったようです。
値上げのキツイ某社では無く、少人数精鋭のサンリバティーさんの扱い・・・ラシーヌの合田さんも関わっていますのでコンディションバッチリです。 |
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●N.V.Champagne Brut 1er Cru les Vignes de Vrigny |
シャンパーニュ・ブリュット・プルミエ・クリュ・レ・ヴィーニュ・ド・ヴリニー |

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   値下げしました!
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●N.V.Champagne Brut Tradition Grand Cru |
シャンパーニュ・ブリュット・トラディスィヨン・グラン・クリュ |

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値下げしました!
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【3アイテム!飲んでみてください!正規物です。】
強い個性を発揮するアンボネイのピノ・ノアールを手懐けるには、もう少しの時間が必要なのかもしれませんが、グラン・クリュならではの気品と完成度の高さが、飲む人の心を掴んでしまうでしょう。
一応、全てのエグリ・ウーリエのアイテムをテイスティングしましたが、プルミエ・クリュとグラン・クリュの差はかなりありました。GCトラディスシヨンとの上代の差は\1,000しかありませんので、noisy
的にはトラディスィヨンを選んでいます。
トータル的な評価を言いますと、やはりこのエグリの良さは主体であるピノ・ノアールのエレガンスとその個性にあります。酸はかなりしっかりあり、果皮接触により抽出されたブラン・ド・ノアールならではの多彩なニュアンスが散りばめられています。
シャンパーニュ・ブリュット・プルミエ・クリュ・レ・ヴィーニュ・ド・ヴリニー
これはこなれています。・・・というより、今とっても美味しいです!泡の滑らかさ、細やかさは元より、ピノ・ノアールの旨味、気品を素直に感じられる状態です。でも・・・数が無い!
シャンパーニュ・ブリュット・トラディスィヨン・グラン・クリュ
グラン・クリュでベースとなるべきアイテム。これで充分に旨い。重さの無い濃厚さとエレガントがガス。かなりドライで酸の強さを感じるが、これはしっかりしたシャンパーニュにとても必要な事項であり、果実感と旨みを生む。透明感のあるベリーと赤や白い花、ボディは分厚いが鈍重さは見当たらない。そしてとてもエレガントに長い。ピノ・ノアール75%、シャルドネ25%というセパージュ。
シャンパーニュ・エクストラ・ブリュット・ヴィエイエッスマン・プロロンジュ・グラン・クリュ
合田康子さん一押しのVP。V.P.とは長期熟成の意味。淡いラズベリーのニュアンスと木の実、バター。複雑性はトラディスィヨンよりも確実に上で、また確実に旨みがある。酸味がとてもしっかりしているため、トラディスィヨンよりも旨み、膨らみがあるV.P.をより美味しく感じてしまう。どちらを選ぶかは、お財布と相談。ピノ・ノアール60%、シャルドネ40%。
やっぱり世間を賑わすだけのことはありますね。しかしながら、少し若いのかな?というのが正直な印象です。出来るだけセラーで休ませることと、移動直後は我慢すること・・・それが、この素晴らしいピノ・ノアール主体のシャンパーニュ・グラン・クリュを美味しく飲む秘訣でしょう。飲んでみてください。お薦めします! |
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●N.V.Champagne Rose Brut Grand Cru |
シャンパーニュ・ロゼ・ブリュット・グラン・クリュ |

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   値下げしました!
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●N.V.Champagne Blanc de Noirs les Crayeres Vieilles Vignes Brut Grand Cru |
シャンパーニュ・ブラン・ド・ノワール・レ・クレイエール・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ブリュット・グラン・クリュ |

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エグリの看板ワイン、正規品です!12本だけ特売条件をいただきました!
デゴルジュは2010年7月です。
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●2002Champagne Brut Grand Cru Millesime |
シャンパーニュ・ブリュット・グラン・クリュ・ミレジメ |

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満を持して、グレートな2002年登場です!(正規です)
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【ようやっとなんとか間に合った!】
それに数が無いので、さすがにこの辺は飲めず・・・申し訳ない・・・。でも間違いの無い味わいでしょう。お早めにゲットしてください。 |
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フランス □■ Taittinger ■□ シャンパーニュ
テッタンジェ |
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● 久しぶりのテッタンジェです。国内は日本リカーさんが正規です。以下のページでご覧いただけます。
http://www.nlwine.com/winery/taittinger/index.php
でも、今回のご案内は正規品では無いです。流通とコンディションにやや不安が有るので、テッタンジェは基本、海外ものを入れています。(今はどうかはチェックしてないので・・いずれ機会が有りましたらしてみます。でもね・・・その辺のデパートさんとか、名ばかりのワイン屋さんとか、物凄いコンディションなのを飲んでしまうと・・・やっぱりな、と思ってしまいますよね。) |
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●N.V.Champagne Collection Brut Giftbox |
シャンパーニュ・コレクスィヨン・ブリュット・ギフトボックス入 |
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【こんな値付けで良いのかちょっと不安・・・!】
2005年のミレジムはピノとシャルドネを半々にセパージュした、バランスに優れるシャンパーニュです。プレステージがこんな価格なので、プレゼントにも良いかと思います。化粧箱を包装してお渡しも可能ですので、通信欄にご記載ください。
コレクスィヨン2000年はアメリカ・ポップ・アートのラウシェンバーグがデザインしたラッピングフィルムに包まれたボトルのトップ・キュヴェです。味わいは濃厚でパワフル、しかもこれからどんどん熟して表情が豊かに成ってゆくと思います。価格的には安いと思いますが、いかがなものでしょうか...。子供さんが2000年生まれの方!い
まさらだとは思いますが、こんなシャンパンも良いんじゃないでしょうか?こんな選択肢が有っても良いのでは?将来、もしかしたら、「親父も意外に見る目
有ったんだなあ..」と、感謝されるかもしれませんよ..。(反対に、「何考えてんだろうね?」とも取られるかも..)うちの子何歳だったっけ..
(^^;;
現在は、とても為替が良いので、海外からのオファー品が安いです。国内の正規エージェントさんは、邪推すれば、今はとても儲かってると思いますよ。差益の還元は有ったとしてもかなりの時間差が有りますんで・・。で、状態の良いブローカーものは、嬉しいプライスでご案内できるんですね。この機会に是非、ご検討ください。 |
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フランス ■□ Pierre Callot □■ シャンパーニュ
ピエール カロ |
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● 一躍著名シャンパーニュの生産者になったピエール・カロをご紹介します。まあ、それ以前もわずかずつは入ってきていたかもしれません。アヴィーズの単独畑、クロ・ジャカンというシャンパーニュを是非とも飲んでみたくて購入しました。例によって、とっても大袈裟な紹介文をすまし顔で送ってくるエージェントさんの輸入ですから、顔を引きつらせながら、もとい、話は十分の一位にして読んでみてください。
コート・デ・ブランのアヴィーズ村に本拠を置くピエール・カロは、ボランジェに葡萄を提供している知る人ぞ知るレコルタンだ。アヴィーズ、クラマン、シュイイ、グローヴの4つの村に7.25haの畑を所有するが、その内の2.25haで栽培する葡萄は全てボランジェによって購入されている。また、ボランジェがアヴィーズ村に所有する0.6haの区画の栽培を(小作契約で)任されているレコルタンでもある。つまり、カロの造る葡萄はボランジェも惚れ込む程、極めてクオリティの高いものなのだ。しかし、カロは自身のドメーヌ・シャンパーニュでも高い評価を得ている。アシェットには毎年掲載される常連であるし、クラスマンにおいては「クリュッグ・スタイルの熟成に値するシャンパーニュ!」とまでコメントされている程だ。また、その卓越した技術から同村のジャック・セロスとは何かにつけ比較されることが多い。コート・デ・ブランのシャルドネを主体とし、安定感抜群でフィネスとエレガントさを兼ね備えたカロのシャンパーニュは、年間4万本前後しか造られないこともあり、毎年フランス国内の昔からの顧客を中心に直販され、国外に輸出されるのはごく僅かだ。弊社は1996年からドメーヌの当主を務めるTHIERRY CALLOTティエリー・カロと直接交渉。ドメーヌのフラッグシップとなる、アヴィーズ村に存在する僅か0.07haの伝説的単一畑CLOS JAQUINクロ・ジャカンから造られるオーク熟成の最高級キュヴェを始めとするドメーヌの一連のシャンパーニュの全てを買い付けることに成功致しました。ドメーヌ栽培葡萄の1/3をボランジェに提供し、ボランジェの所有畑の栽培も行うアヴィーズ村屈指の新世代RMが手掛ける稀少なプライヴェート・シャンパーニュです。 |
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●N.V.Champagne Blanc de Blanc Non Dose |
シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン・ノン・ドゼ |
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●N.V.Champagne Grande Reserve Blanc de Blancs Brut |
シャンパーニュ・グランド・レゼルヴ・ブラン・ド・ブラン・ブリュット |
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●2004Champagne Grand Cru Millesime Brut Vignes Anciennes |
シャンパーニュ・グラン・クリュ・ミレズィンム・ブリュット・ヴィーニュ・アンスィエンヌ |
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以前のコラムからのものを修正、加筆しています。クロ・ジャカンは1店に3本しか入りませんし、ミレジメも競争率が高く・・・1998年はグレートなヴィンテージですから・・余計だったのかもしれませんね。
【なかなかにエレガントです!】
これから先のこともあるので、取りあえず全てのアイテムを飲んでみました。クリュグに近いというエージェントさんの(クラスマンの?)ご紹介でしたが、noisy
的にはむしろ、リキュールを足していないルイ・ロデレール(・クリスタルも含めて)というニュアンスでした。
泡は押しなべて細やかで適切なレベル。エレガントさに長け、決して押しの強いタイプでは有り得ない。クリュグやジャック・セロスと言った生産者を引き合いに出すと、絶対に勘違いされると思う。あくまでも綺麗で可憐なスタイルです。
ノン・ドゼはやや軽めで、エレガント、とてもドライながら薄辛くなっていないのはさすが。夏場のシャンパーニュの選択とするなら絶好でしょう。
グランド・レゼルヴ・ブラン・ド・ブラン・ブリュット は、太目の高級瓶に入れられ、見た目も重量感が有ります。今回初入荷なんですが、テイスティングは間に合いませんで申し訳有りません。でも近いうちに飲むと思います。ピエール・カロのシャンパーニュはバランス良いので・・・結構重宝してます。
ミレジムのアンスィエンヌは、奥行きを感じさせる素直な味わい。それでも凄みを感じさせるものでは無く、あくまでもエレガントなスタイル。わずかに若いが美味しく飲める。半年〜1年でちょうど良い熟成を迎えるだろう。
クロ・ジャカンはさすがにフラッグシップだけのことはあり、もっともエレガントで美しいシャンパーニュ。グイグイっと引っ張ってゆくようなものではなく、チョイチョイとちょっかいを出してくる感じ。細やかな泡が絶妙。それでも重量級ではない。
どうなんでしょうね。比較の対象としてワインに緊張感や張りの有るクリュグやセロスを出すのは良いにしても、かなりイメージが違うことを主張すべきかな?まして、ボランジェのシャンパーニュとは方向性が全く違います。あくまでもエレガントスタイルのシャンパーニュだと思ってください。お勧めします。
以下はエージェントさんからのテクニカルです。
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○N.V. シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン・ノン・ドゼ
ステンレスタンクで発酵後、シュール・リーの状態で8ヶ月熟成。マロラクティック発酵実施後、瓶内二次発酵と熟成を行う。近年収穫葡萄50%とリザーヴ・ワイン50%のブレンド。アヴィーズとクラマン産のシャルドネ100%。
○2004 シャンパーニュ・グラン・クリュ・ミレズィンム・ブリュット・ヴィーニュ・アンスィエンヌ
アヴィーズ村に存在する0.4haのリュー・ディ"レ・ザヴァ"の1952年植樹の古樹のシャルドネ100%から造られるミレジメ物。シュール・リーの状態で8ヶ月間熟成。マロラクティック発酵実施後、瓶内二次発酵。
○シャンパーニュ・グランド・レゼルヴ・ブラン・ド・ブラン・ブリュット
アヴィーズ,クラマン,シュイイ,グローヴ産のシャルドネ100%で,単一年の収穫ブドウ50%とリザーヴ・ワイン50%(リザーヴ・ワインの5%は木製キューヴで1年間熟成させたもの)のアッサンブラージュ。ステンレス・タンクで発酵後,シュール・リーの状態で8ヶ月熟成。マロラクティック発酵実施後,瓶内二次発酵と熟成を行う。スタンダード・キュヴェよりさらに1年長く瓶内熟成させる。ドザージュによって,ノン・ドゼ,ブリュット,セックの3種類のタイプがある。
○N.V. シャンパーニュ・グラン・クリュ・ブリュット クロ・ジャカン
アヴィーズ村の丘の頂にある真東に向いた僅か0.07haの単一畑"クロ・ジャカン"で栽培される1975年植樹のシャルドネ100%から、年間僅か800本のみ造られるドメーヌのフラッグシップ・シャンパーニュ。シュール・リーの状態で、12ヶ月間木製キューヴで熟成。 |
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フランス■□ Benoit Lahaye □■シャンパーニュ
ブノワ ライエ |
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● 鳴り物入りでラシーヌさんが始めたシャンパーニュ・・・ブノワ・ライエをご紹介します。ラシーヌさんにもまだ数は無いので、世情では余り有名では無いかもしれませんが、おそらくこれからその名前を何度も聞くことになると思います。
何しろ、ヴァン・ナチュールで、グラン・クリュを主体にしたシャンパーニュと言えば、アンドレ・ボーフォール、セロスくらいしか無いんですね。是非注目して欲しい造り手です。
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●N.V. Champagne Blanc de Noir Prestige Brut |
シャンパーニュ・ブラン・ド・ノワール・プレスティージュ・ブリュット |
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ドザージュ5g/L のピノ・ノワール100%です。
割り当て商品のため、追加は見込めないようです。
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●2005 Champagne Grand Cru Millesime Brut |
シャンパーニュ・グラン・クリュ・ミレズィンメ・ブリュット |
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ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%のグラン・クリュです。
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【グランクリュ主体の希少なヴァン・ナチュール!新世代感覚の柔らか且つ精妙な味わいです!】
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忘れもしない3月11日午後2時46分、震災は北日本全体を襲いました。noisy はPC小屋にこもって仕事をしていましたが、
「・・この地震・・ちょっと遠いな・・」
と思ったのも束の間、経験した事の無い揺れ、ワインの悲鳴、どこからともなく訪れた超絶な圧迫感から、
「これは逃げないと!」
と、外に飛び出し、家族も外に連れ出しました。
まるで夢でも見ているかのような、地面の縦揺れ、異常なほど「く」の字になる建物などを見て、現状をハッキリと認識できませんでした。
情報が集まるにつれ、とんでもない出来事が起きたことを知らされました。悲しみに沈み、自分は一体どうしたら良いのだろうかと、悩みました。
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地震の直後からは、家族・親族・友人・知り合いの安全確認に追われ、割れた瓶や飛び散った飛沫の後片付け、翌週から計画停電を開始するとの情報を聞き、
「取りあえずやることは・・」
と、エコのため、また停電してもワインの品質を守るため、セラーの入り口を閉じられるように改造することを始めました。それが上記のドア他です。(まだ途中ですが、一応、格好だけはつきました)
noisy のお店にいらっしゃったことのある方は、
「ん???これ・・どこだ?」
と思われるかもしれませんが・・・すぐの入り口のところですよ。これで密閉状況が作れるようになりました。 |
これで、取りあえずは安心ですが、細かな細工・仕上げと、発注済みの中型発電機が届けば(燃料さえ潤沢ならば)、品質は万全です。お陰でnoisy
の居場所の温度を若干上げる事が可能になりましたし、消費電力も、セラーの締め切りが可能になったことで、大幅に下がる事でしょう。
まあ、3月中の売上を全く無視し、計画停電中も真っ暗な中、懐中電灯で大工に徹していましたので、ものの見事に大赤字・・売上はもう見たく無いですが、被災地の方、亡くなられた方、ご親類、友人を思うと、強く生きなければと思います。家族も守り、日本も復興させ、世界にも被害のツケを回したく無いとの思いは贅沢なものでしょうか。
ある種、必要なもの以外は買わないようにしよう・・みたいなPRに聞こえてしまうACの広告、それに何でも自粛ムードが漂う現況ですが、勿論、買占めは良く無いとはしても、実際は被害に有った親戚・友人に、それも、避難所に行かない方等に送るため・・と言った場合も多いと思います。それに、本当に必要なものだけを購入するのでは無く、お金をお持ちの方は、どんどん使っていただかなければ、日本円の貨幣価値は下がり、復興どころでは無くなるかもしれません。なにせ、日本の1/3〜1/5の地域で被害が出ており、工場などが東北地方に有れば、他の地域でも影響が出てしまいます。我々は、いつも以上にきちっと経済活動をしなければ成らないでしょう。noisy も、
「こんな時にワインなど紹介して!」
と言うお言葉も理解できますが、上記のような考え方で、少しでも皆さんの安らかな時間を作れるように、ワインのご紹介もして行く所存です。どうかご理解をいただきたいと思います。また、是非日本の復興のために、皆さんと協力して行きたいと思います。
で、今回初のお目見えとなったブノワ・ライエですが、日本のメディアでは、ワイナート誌の39号で、ジャック・セロス等と共に大きく取り上げられています。今回の入荷はかなり少なく、飲めたシャンパーニュのアイテムは「ブラン・ド・ノワール・プレスティージュ」のみでした。
それだけでもブノワ・ライエを充分では無いにせよ、理解できたと思います。それは、
「柔らかで滑らかな泡、強すぎない酸、充分なコク、グラン・クリュ的な高い質感、何時飲んでも良い安心感」
です。
ジャック・セロス的な先鋭さ、緊張感は無いと言えます。また、アンドレ・ヴォーホール的な極端な「フカフカ感・柔らかいぞ感」も無いです。ですが、その中間的なポジションに有り、ピュアでナチュラル、体に優しく浸透しつつ、気品を感じさせてくれる味わいなんですね。
それはやはり、ランスのグラン・クリュ主体・・による部分が大きく、また、ビオディナミ栽培の影響によるものと言えます。ビオのピュアな葡萄、南向きの条件の良いグラン・クリュ・・ということですね。
価格も、そんなリッチな葡萄を使用しつつも、かなりリーズナブルと言えます。いずれ全て飲むことができると思いますが、その前に皆さんのご支持が拡がるかな?とも予想しています。是非飲んでみてください。素晴らしい質感です。 |
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●N.V.(2008&2009) Champagne Rose de Maceration Extra Brut |
シャンパーニュ・ロゼ・ド・マセラスィヨン・エクストラ・ブリュット |
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  2008&2009年のピノ・ノワールのエクストラ・ブリュットです!
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【かなり綺麗目思考のロゼ!】
セニエ(血抜き)にせず、マセラシオン(漬け込み)にして、色と果皮のニュアンスを取り込んだ、超から口のロゼです。とてもスッキリしていて綺麗ですね。まだ果皮のニュアンスが出てくるような熟成はしていませんので、比較軽く、でもとてもきれいで、飲みやすい味わいです。
価格的にもリーズナブルです。美味しいピノのシャンパーニュは、シャンパーニュだけではとても美味しいんですが、マリアージュが結構難しいんですよ。特に魚介が美味しい季節は、素材の新鮮さを生かした料理なら、こんなロゼのシャンパーニュもかなりいけると思います。ご検討くださいね。
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フランス■□ Domaine
Vouette et Sorbee □■シャンパーニュ ドメーヌ ヴエット エ ソルベ |
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● アンセルム・セロスの弟子、もしくは同じ意志を持つ者、ベルトラン・ゴトローのドメーヌ・ヴエット・エ・ソルベ
です。
2005年に日本初登場ですから、まだ余り知られていない造り手ですが、生産本数の少なさからすでに希少なシャンパーニュになっています。
ラシーヌさんの資料より引用 (まるまる
コピー)
DOMAINE VOUETTE ET
SORBEE ドメーヌ・ヴエット・エ・ソルベ
ドメーヌ・ヴエット・エ・ソルベは、各地の個性の発見を可能にするAOCと一体になった人たちとの出会から生まれました。その精神にのっとって私たちは、ドメーヌの有するテロワールの可能性を表現するように努めています。そのことは、〈日々の友〉ともいうべきテロワールからの産物、つまりはワインに対して、耳をかたむけ、懐疑をし、敬意をはらうことなのです。
《キュヴェの要約》 CUVEE
FIDELE キュヴェ・フィデル このキュヴェには、その生まれ育ちが息づいています。 ブドウの栽培家であるヴィニュロンは、畑の側に立って働き、醸造家であるエルヴェールは、ワインの側に立ってはたらくのです。 最低限のアッサンブラージュ(樽寄せ;畑別に醸造したキュヴェを組み合わせること)しかしていないため、ヴィンテッジを支配している要素、つまりは〈活きている土壌〉というものを、飲み手のあなたは容易に見抜けるはずです。 《キュヴェの詳細》 ドメーヌのすべての意志はよけいな手を加えないことです。しかしそれぞれのキュヴェの側に常に控えていることです。このキュヴェの名前の核になっているFideliteというコンセプトは本来他のものに目もくれずに(テロワールと各キュヴェに)忠実であることです。
このワインの中に、用いられた単一品種のピノ・ノワールの持ち味のすべてを、見つけ出せるでしょう。すなわち、明瞭な〈石灰質の感興〉(とはつまり、純粋なキメリジアン土壌に由来する感覚的な特徴)、野生酵母のみから生じる本当の発酵がもたらす〈しなやかさ〉、木樽での一貫した醸造がもたらす〈長いアロマ〉を見いだせるはずです。
味わうときには、私たちの情熱の跡をぜひ追いかけていただきたいものです。時間の中に、あなた自身をゆだねてください。FIDELEというキュヴェには、酸化させることと、空気と接触できる空間、および冷たすぎない温度が必要なのです(10度は禁物。12度か14度…にしてください)
もし(普通のシャンパーニュにくらべて)、色調が濃すぎるとか、泡立ちがただちに弱まりやすいとか、香りがやや発散しがちだと思うのならば、それは正解なのです。FIDELEというキュヴェは、なによりもまずワインなのですから。
Les
grands lignes du domaine VOUETTE &
SORBEE ドメーヌ・ヴエット・エ・ソルベの概略
ジュラ紀層の土壌にしっかりと根をおろした4haの畑に植わるブドウの平均樹齢は、20年になります。畑の土壌は、3/4以上がキメリジアン階の斜面にひろがり、残りの1/4は純粋なポートランド階の断片的な地層から成ります。この1/4の畑(Sorbee「ソルベ」と呼ばれるリューディをもつ)にはピノ・ファンが植えられています。 (*ピノ・ファン(Pinot
Fin
):ピノ・ノワールのクローンのひとつ。果粒が小さく果皮が厚いために、より特徴の際立ったワインを造ることができるとされるが、樹(幹)が真っ直ぐに育たず収量が低い。)
品種の構成は、シャブリに近いためにシャルドネが多く植えられていると思われるかもしれませんが、実際には生育に時間がかかるピノ・ノワールが圧倒的に多く植えられています。土壌学、クリマ、動植物相、密植度、粘土質を含む表層土...などの理由からです。
繁忙期には友達や、学生や、義兄、家族、研修生らに助けてもらっていますが、一年をとおして二人(私たちゴトロー夫妻)で仕事をしています。
栽培方法は細心をきわめています。畑の片隅で発酵させた堆肥を用い、重量のかかるトラクターは厄介払いして「モト・シュニレ」と呼ばれる小型耕作機を使い、果樹栽培と養蜂を再び始めました。 あー、何という幸せでしょう。(「カリテ・フランス」という認証団体からAB格の認証を受け、さらに1998年からはビオディナミに転換しました。)
収穫作業は手摘みで3週間にわたり、伝統的なコカール式垂直プレスで最上の搾汁をします。このあとの作業はシンプルそのもの。ポンプで吸い上げるようなことはせずに重力にまかせ、静かに澱を沈め、臨機応変に400リットルの樽か小樽(225リットル)またはフィエット(1/2樽)に移します。ブドウ果表面の蝋粉にとりついている酵母によって発酵が始まります。発酵をおえたあとも樽のなかで熟成が続けられ、翌年の春には自然にマロラクティック発酵が始まります。その後ビンに移しいれ、ラット板の上でビン内発泡がおこり、ピュピートゥルの上でルミュアージュ(澱攪拌)し、空中に持ちあげてデゴロジュマンし、包装に至ります。
このように、すべてのカーヴでの作業は、ドメーヌの畑で私とともに働く仲間によって行われます。すべてのことがらにおいて自覚的に仕事をし、かかわりあい、自分自身に誇りをもつという目的のためです。 ――以上、ドメーヌの『カタログ』より
付記[合田泰子]
Bertran Gautherotベルトラン・ゴトロは、シャンパーニュ地方最南端に位置するオーブ県のBuxieres
sur Arceビュシエール・シュル・アルス村の農家に生まれました。代々農業とブドウ栽培を家業とする家系で、当社でご紹介しております《リシャール・シュルラン》は母方の従兄弟にあたります。兄が農業を受け継ぎ、ベルトランはブドウ畑を受け継ぎました。父の代まで化学肥料を使用していたため、収穫量が大変多く、ブドウを協同組合に売っていました。1992年にベルトランが畑を継いですぐさま有機栽培に転換し、'93年から除草剤の散布をやめました。が、長年にわたる化学肥料の影響で樹勢が強く、なかなか収量を抑えることができず、理想のブドウを得るまで時間がかかりました。ようやく2001年ヴィンテージを最初のリリースとすることができました。その間、土壌分析の世界的権威であるクロード・ブルギニョンに栽培の教えを乞い、'98年からはビオディナミを実践し、'99年からアンセルム・セロスのかたわらでシャンパーニュ造りを学びました。 日本のネットショップでの説明に「アンセルム・セロスの弟子」と称される造り手は何人かいます。が、アンセルムのもとで学んだジェローム・プレヴォーによれば、「実際にはアンセルムはけっして弟子をとらない。真剣に自然な醸造によるシャンパーニュ造りを目指す者には、アンセルムは扉をあけ、日常の作業を通して経験の中で身に付けたアンセルム流の秘伝をわかちあう。自ら教えるというような態度をとらずに、質問をすればどんなことでも答え、一緒に考えてくれた」ということです。その意味では、ベルトランをふくめてすべての者が「アンセルムの弟子」ではなく、どのように、なにを学んだかが問題なのです。
ベルトランは、アンセルムの考え方と問題解決法から多大なヒントと影響をうけた醸造方法によって、2001年最初の(キュヴェ・フィデル)を4000本(ピノ・ノワール100%)造りだしました。2002年と2003年は5000本、2004年は10000本の生産量でしたが、今後もこれ以上生産量を増やす予定はありません。発酵・熟成の多くは225リットルの樽でおこなわれますが(《アルノー・アンテ》など、ブルゴーニュの造り手から譲り受けています)、シャルドネは2002年に買った400リットルの樽で発酵・熟成されます。
私は、シャブリでただ一人高質なヴァン・ナチュールを造る《アリス・エ・オリヴィエ・ドゥ・ムール》に紹介されて、このワインに出会いました。オリヴィエは、「ベルトランのシャンパーニュを味わったら、ほとんど他のシャンパーニュはもう飲めない」と言いながら、強く私に会いに行くようにすすめてくれました。今ではすでに、パリの有名ビストロでひっぱりだこで、たとえば"バラタン"の黒板では、シャンパーニュは《ジャック・セロス》、《ジェローム・プレヴォー》、そして《ヴエット・エ・ソルベ》の3種類だけがオンリストされています。 いつも申し上げていることですが、潟宴Vーヌがシャンパーニュを選ぶ基準は、〈造り手の個性とテロワールを映し出した、気品とエレガンスを備えたワインであること〉です。現在この国で話題になっている、「ビオ」の名のもとに売られているシャンパーニュには、とかく気品とエレガンスが欠けがちなような気がしませんか。あえて私たちは、ヴエット・エ・ソルベをビオディナミで栽培されたことを強調すべきでないと考えます。偉大なシャンパーニュの造り手にまた一人、新星が仲間入りしたと考えています。
畑と品種: Vouetteヴエット:1ha シャルドネ、2haピノ・ノワール Sorbeeソルベ:1ha ピノ・ノワール どちらの畑もともに標高340mの斜面にあり、ヴエットは家のすぐ裏にある畑で、ソルベは果樹園と森に囲まれた斜面にあり、隣人もないので、ビオディナミの環境がよく維持されています。 もっとも古い畑は樹齢が35年ですが、'85年と'86年の大凍結のために植え替えたので、大半の平均樹齢は20年です。この地域の平均収量は75−80hl/ha ですが、タイエを長くすれば200hl/haとすることも可能なので、途方もなく収量が多いのが現実のようです。が、ゴトロの収量は枝一本あたり1房のみに仕立てるので、わずか20−25hl/haです。 2003年は、ロゼを2樽造りました。シャルドネはこれまで自家消費用のみでしたが、2004年は100%シャルドネのキュヴェも作られました。
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●N.V.(2008)Champagne
Cuvee fidele Extra Brut |
シャンパーニュ・キュヴェ・フィデル エクストラ・ブリュット |

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●N.V.(2007)Champagne
Roze Saignee de Sorbee Extra Brut |
シャンパーニュ・ロゼ・セニエ・ド・ソルベ エクストラ・ブリュット |

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ヴエット・エ・ソルベのシャンパーニュにつきましては、noisyは独自の判断にて1年間、寝かせております。販売は遅れておりますので、他のショップ様とのヴィンテッジの整合性は有りません。ご了解ください。 |
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頑張って1年間売らずに持っていました。だいぶ落ち着いたはずです!昨年マグナム以外すべて飲んでいますが、その時からは大きく印象は変わっているはずですので、以前のコメントを掲載します。
以下の文章は、以前のものを訂正したものです。
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【だいぶ成長してきているようです!】
ブログだったかツイッターだったかはハッキリ覚えていませんが、ちょっと面白いのを発見しました。まあ、ツイッターだったと・・思います。シャンパーニュばかりを凄い勢いで次々に開けられていらっしゃって、最後にはボランジェのV.V.F.まで・・・数本飲まれていました。量的にも、良く飲める方だなぁ・・・と言うのが素直な感想なんですが、飲まれていらっしゃるシャンパーニュが、ユリス・コランや、このヴエット・エ・ソルベ辺りから始まってたんですね。それでnoisyも興味を持った訳です。
ヴエット・エ・ソルベよりもユリス・コランが好みだと・・おっしゃってました。また、フランソワーズ・ベデルのコム・オートロフォワも旨いと・・。そして、普段ご自身が基準としていらっしゃる、あるシャンパーニュを飲まれて、
「あれ?いつものお気に入りのこれよりヴエット・エ・ソルベの方が全然旨い・・・なんで?」
と・・・(^^;; 疑問に思われているようでした。敢えてその基準銘柄は公開しませんが、結局釈然としないようで、V.V.F.まで開けてしまった・・という流れのようでした。
ちょっと判ったような気がするのは、ヴエット・エ・ソルベはやはり少し若いんですよね。でも、それを超えて持っている美しさも有るんです。ユリス・コランも美しいですが、ヴエット・エ・ソルベはワイン自体の大きさも持ちつつ、美しさも持っているんですね。そして若さがちょっと邪魔をする・・。けれど、比べてみたり、マリアージュをさせたりとしているうちに、自身の基準が美しさに磨かれて上がって行ってしまったのかな?と・・・勝手に想像してしまいました。
勿論、それは想像に過ぎません。その基準とされていらっしゃったシャンパーニュの調子が今ひとつだっただけ・・・という可能性も否定できません。でも、
「熟成という影響の大きい要素をまだ持ち合わせていない段階でのワインの評価は慣れていないと難しい」
ものです。特にシャンパーニュはその傾向がさらに大きくなりますし、上級キュヴェ、プレスティージュクラスになると余計です。スタンダードを造らない、もしくはそう言った区別を出来ない若手のレコルタン・マニピュランのシャンパーニュの評価には、充分に注意をして当たらないと我々でさえ迷うことが有る・・訳です。
で、今回ご紹介の分、ロゼtpブラン・ダルジル・マグナムだけがノン・ヴィンの2007年で、キュヴェ・フィデル、ブラン・ダルジルはノン・ヴィンの2008年です。圧倒的に若いことは理解いただけると思います。
でも、そんなことも理解しつつ、今回キュヴェ・フィデルとセニエ・ド・ソルベをテイスティングしましたが、ヴエット・エ・ソルベ/ベルトラン・ゴトロの成長を確信させてくれるものになりました。(ブラン・ダルジルは少なすぎて出来ませんでした。)
キュヴェ・フィデルはピノ・ノワール(ピノ・ファン)100%ですが、この2007年の出来が素晴らしいです。泡は旺盛で肌理が細かく、ピノの旨みとエレガンス、美しさがキラリと光って感じられる物です。この仕上がりなら、到着後少し休ませるだけでも、実に美味しく飲めるでしょう。勿論2〜3年熟成させるとさらに味わいの押し出しと、ピノ由来の妖艶さも生まれてくると思います。これはかなりお奨めです。
ブラン・ダルジル は・・・・皆さんも飲んでみたいですよねぇ・・・。結構男前な味わいなんですよ・・、今までチラッと飲んでみた限りにおいては・・ですが。こちらは申し訳有りませんがお一人様1本限りでお願いいたします。
で、セニエ・ド・ソルベ ですが、これがちょっと凄いです。今までも結構赤ワインっぽいシャンパーニュ・ロゼだったんですが・・・
「お〜い!・・・これはロゼじゃ無いだろ〜!?赤ワインをシャンパーニュにしちゃってもいいのぉ〜?」
と・・叫びたくなるような味わいなんですよね。・・・そう、色はしっかり濃いし、ピノの味とコクに・・・タンニンもそれなりに有るんですよ!それも思いっきりドライな味筋で泡もテクスチュア良くしっかり存在!・・noisy
もこんなシャンパーニュのロゼは初めてです。どんな熟成を辿るのか・・今のところちょっと見えません。
「脂がシッカリ入った肉と合わせたら美味しいだろう・・」
などというシャンパーニュは、このセニエ・ド・ソルベをおいては絶対に無い!と断言できます・・・(今のとこ!)
そんな訳で、お料理の途中で泡ものが欲しくなる時って・・・あるでしょ?・・あぁ〜、でもこれから肉だしなぁ・・・どうしようも無いぞ・・・おっと、待てよ、セニエ・ド・ソルベの2006年が有ったんじゃなかったっけ?
ピノの深みと、質の良いタンニンが、ジュヴレ=シャンベルタン、クロ・サン=ジャックの代わりをしてくれたら・・・そんな経験は中々出来ませんよ。ちょっと・・・いや、是非検討されてみてください。シャンパーニュの赤は、コトー・デュ・シャンプノワーズだけじゃ無かったと、感じていただけると思います。まあ、最もソムリエ試験には絶対出ません♪♪
以上3点、お奨めさせていただきますのでご検討よろしくお願いいたします。
P.S. 下の文を読んでいて思い出したのですが、我が愚息のことを心配してくださるお客様も多くいらっしゃってますので補足です・・・。どこかに書いたかもしれませんが、下のような経過を辿って、今年、ついに音楽専門学校に入ってしまいました。まあ・・好きに生きてくれて構わないんですが、苦労するぞ〜!
以下は1年前のコラムのコピーです。お間違いの無きよう・・・
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【若いですが将来に期待!】
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・・・その少年は新聞配達をしていた。雨が強く降る日も風の日も、雪が積もっていようが自転車を押していた。通う高校までは1時間半以上もかかるというのに、午前3時過ぎには起きて眠くだるい体に鞭打って毎朝新聞を配るのだ。ただの一念だった。彼はエリック・クラプトンになりたかった。クラプトンのようにブルースを奏でたかったのだ。
高校2年生になる息子がいきなり、
「エレキが弾きたい・・」
と言い出したので、
「ん・・・?何だよ今さら・・・」
と返しました。
まあ、以前にも、
「せめてギター位弾けたほうがかっこいいんじゃない?」
などと振っていた訳ですが、
「ふん〜・・・」
みたいなそんな気の無いニュアンスで、全く興味を見せませんでしたので、noisy
にとっては青天の霹靂です。最も家に転がっていたエレキギターは、70年代のボロボロのストラトキャスターで、そのままの状態で弦を張って弾いたとしても数分後には弦が切れてしまうという・・・、フレットを打ち換えたり、アチコチ直さないとまともに弾けないような状態のものが1本だけでした。
「まあ、アコギ(アコースティック・ギター)を貸してやるからそれでも弾いてみて、才能があるかどうか自分で確かめてみたら?」
と、丸め込んでおきました。
当然ながら最初は全く弾けませんので、コードのF(判るかなぁ・・・)の押さえ方や、ストローク(右手の動かし方)などをレクチャーしましたが、何とかできるようになったので、
「後で働いて返せよ」
という約束で、最近とても安くなったギブソンのSGというエレキギターを購入しました。息子は気に入っているようです。
血は争えない、などと言いますが、先行きはどうなるのか判らないにせよ、noisy自身、四半世紀以上前にすっかり捨てたはずの音楽への気持ちが再び呼び起こされるようで、ちょっと複雑な気持ちです。
いずれにせよ、息子にとっては「数ある楽しい遊びのひとつに過ぎない」のかもしれませんが、将来的に何が結びつくのか、新たな境地に向かう出発点になるかもしれません。
シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの多くも、親がヴィニュロンをしていたり、ワインに仕立てていたりしていたのがほとんどです。今回ご紹介のヴエット・エ・ソルベも、親を継いでRMになっています。そして、ジャック・セロスのアンセロム・セロスから多くのことを学び、自身のシャンパーニュの味わいを磨いています。
まあ、おそれ多くて不肖の息子とは比較には全くなりませんが、葡萄栽培農家を継いでRMへと転身するのは当然のようにも見えますし、ごく普通に簡単なことのようにも思えますが、実際はとても大変なことです。シャンパーニュの醍醐味は、
「時間が造る奇跡」
にある訳です。長い年月を掛けて磨き磨かれ、初めて優れたシャンパーニュに変身します。多くのメゾンは、企業連合に買収され、「ブランド」のひとつ、フラッグシップとしてのシャンパーニュになっています。長い年月が必要なシャンパーニュは在庫にそれだけ「膨大な資金」が要求されますから・・・。長く孤高の位置にいたクリュグ家でさえ、オーナー家としての尊重はされているものの、ブランドに買収されています。
ヴエット・エ・ソルベもそうですし、この下でご紹介するジェローム・プレヴォーも、そう言った事情は全く変わりません。ですから、貯酒する能力は全く無いのでノン・ヴィンテージ表記でデゴルジュ後にリリースしています。プレヴォーの場合、すでに評価が付いてきていますが、ヴエット・エ・ソルベはまだこれからです。今までにリリースされたワインが若いので、妥当な評価がされていないのが実情です。
しかし、入ってくる数量は年々厳しくなりつつあります。昨年までは何とか飲めてのご案内でしたが、今年度は今のところ飲めるような予定にはなっていません。(残るようなら考えますが・・)それに、シャンパーニュ南部のオーヴ産とは言え、セロス直伝ともいえるような、コシがあり、美しい旋律を奏でる味わいには感動させられます。
今、おそらくnoisy達は、新しい時代のシャンパーニュ生産者のスターたちが羽ばたきだす瞬間に生きているのでしょう。それは、ジェローム・プレヴォーもそうでした。かつてのアンセロムがそうだったように・・・そしてきっとヴィエット・エ・ソルベもです。
シャンパーニュの中心から外れた地域で、とてつもない大きさを持ちながら美しいワインにしあげています。きっと良い出来になったはずの2005年も・・・そうでしょう。noisyが見る自分の息子は、余りにも頼りなく、意気が足りませんが、それに少し近いような気持ちで、まだ若く熟成不足のシャンパーニュを見ていただければと思います。きっと3年後・・・、出来れば5〜6年以上見守っていただければ、2000年代に「新しく素晴らしいRMの誕生の瞬間」にいたことを感じていただけると思います。
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上記は、昨年に書いたものをそのままコピーしましたので、若干現状と変わっている部分も有りますが、読み変えていただければと思います。
で、到着直後なので飲まない予定だったんですが、結局、2005年のブラン・ダルジルのマグナム以外は飲むことになりまして、この新着を出す前日にテイスティングしました。なかなか・・・良く出来ていたと思います。
●N.V.(2006)シャンパーニュ・キュヴェ・フィデル エクストラ・ブリュット
ピノ・ノアール(ピノ・ファン)。濃密さを奥に閉じ込めた美しいシャンパーニュ。葡萄の全てをナチュラルにエキス化されたワイン。ドメーヌの看板ワイン。
ドライながらも、ピノ・ノワールの深遠さを持つ、コクの有る味わいです。一瞬、ロゼ?と見間違えるほどに、やや赤い色合いが入っています。ややマッタリとしたボディ感を柔らかな泡が颯爽と包んでいます。やはり少し早いですから、出来ることならばあと2〜3年・・・寝かせてほしいところです。泡質も向上し、旨みや全体のバランスもかなり成長するはずです。
●N.V.(2006)シャンパーニュ・ブラン・ダルジル エクストラ・ブリュット
シャルドネによるブラン・ド・ブラン。可憐さをみせるコート・デ・ブランのブラン・ド・ブランとは同軸上の対極。ねっとりとしつつも美しいシャンパーニュ。極少。
かなりドライで繊細な表情を見せるシャンパーニュです。キリリとして、物凄く柔らかいが、何か思いつめたような緊張感が有ります。何しろ何本も無いので・・・購入できなかったら申し訳ありません。こちらも3年ほどは置いて欲しいところです。飲めないことは無いですが、必ず深さが出てくるはずです。
●N.V.(2005)シャンパーニュ・ロゼ・セニエ・ド・ソルベ エクストラ・ブリュット
ピノ・ファンをセニエして造られる淡い色合いのロゼ。キュヴェ・フィデルより果皮のニュアンスを強く感じさせる。少量。
こちらは結構、複雑性を感じさせてくれるポテンシャルの有るロゼでした。しかしながら到着直後ということも有ってか、ちょっとナーバスになっていたようですね。要素の一つ一つは素晴らしいんですが、バラけて感じられました。
お客様もシャンパーニュをnoisy から購入いただき、着いて休ませずに飲まれる場合も有るかと思いますが、やはり泡持ちのシャンパーニュこそは、しっかりと休めて飲むべきだと思います。まず、泡の質が違います。柔らかでクリーミーな部分が、休ませないと出てこないでしょう。それに上記のように、要素がバラバラになって感じられてしまうと思います。
こりらのロゼは、やっぱりあと2年ほど経ってからが良いでしょうね。とても少ないので・・、お早めにゲットしてください。
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フランス■□ Guiborat Fils □■シャンパーニュ
ギボラ フィス |
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●かなり・・旨いです!このプライスゾーンでは、ジョゼ・ミシェルを完全に超えてしまったと思われます。グランクリュをかなり使用していますので、味わいは歴然・・と言えるかもしれません。
エージェント情報
Guiborat Fils(ギボラ フィス) |
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シャンパーニュ・ギボラの始まりは1890年。5代目となる現在の当主リシャールの曽曽祖父(リモージュで石切り職人だった)がシャンパーニュに移り住み、ブドウ栽培を始める。彼の孫娘(リシャールの祖母)がメゾンを継承した時に、自身でシャンパーニュ醸造を開始、時は戦後の1946年だった。厳しい戦渦をくぐり抜けながら気丈にメゾンを切り盛りしていた祖母だったが、不幸にも戦争で夫を亡くしたことをきっかけに、リシャールの叔父が、1953年から1972年までメゾンを後継。その後は長年関わってきた従業員たちによって盛り立てられてきたが、1995年から、地元シャンパーニュでのブドウ栽培、醸造の習得を終え勢いに乗る若きリシャールが継承している。 |
スタイルは純真で素朴、なつかしさを感じる親しみやすい味わいである。所有面積は8 haだが4分の3はグラン・メゾンに販売し、最も古木のシャルドネの畑3区画とピノムニエの区画、トータル約3ha分のみで独自のキュヴェを造っている。畑作業はリュット・レゾネを採用している。
畑、醸造過程
自社シャンパーニュ用のブドウ畑は4区画で、コート・ド・ブランのクラマン、シュイイ、オワリーの3つの畑においてシャルドネを、そしてマルヌ渓谷エペルネ近辺のマルドゥイユではピノムニエを栽培している。Blanc
de Blanc GCは、このシュイイの畑のシャルドネが主体となっている。
シュイイ:樹齢40年 0.5haの南東向き斜面(深いアロマとフィネスを与える)
樹齢60年のVV 1.5haの北向き斜面(繊細さと力強い酸味を与える)
オワリー:樹齢42年 0.25haの平地(力強さを与える)
クラマン:樹齢22年 0.4haの平地(エレガントさを与える)
マルドゥイユ:樹齢35年 0.75haの斜面でフルーティでしなやかな味わいになる。
コート・ド・ブランの土壌は、「クレィ・シャンプノワーズ」と呼ばれるシャンパーニュ地方独特の白亜質で、雨量の多い時は水分をすばやく地下深くに吸収し、乾燥した時は細い管から少しずつ水を引き上げるように、地下から水分を供給できるという利点がある。コート・ド・ブランで95%を占めるシャルドネは、繊細でエレガント、洗練されていてフレッシュなのが特徴。コート・ド・ブランはエペルネの南から15km細長く続き、シュイイーやクラマンといった北に位置するクリュはより骨格がしっかりとして力強く、南に行くほど繊細で鋭敏な印象を与える。また他地域と比べ、樹齢50年以上のヴィエイユ・ヴィーニュは非常に希少とされている。
ムニエがメインのマルドゥイユはマルヌ渓谷の最も東のエペルネ近辺に位置し、粘土泥灰土により石灰質が混じった土壌。フルーティかつたくましくがっしりとした印象を与える。
化学肥料は使用せず、オーガニックの堆肥を使用。収穫は手摘みで50キロ入りのケースで運ばれ、すぐに空気圧式プレス機へ。2000キロ入りのプレス機(通常の半分の大きさ)で、トータル12.75hl のぶどうジュースを搾汁する。(10.25Hlのキュヴェと2.5Hlのタイユ。) その後12時間ジュースを静かに休ませ、液体から沈殿物を取り除く。区画ごとに、25から50hl入りのステンレス又はエナメルでコーティングされた発酵槽に分けて発酵。発酵温度は20度。マロラクティック発酵も行う。
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●N.V.Champagne Brut Tradition |
シャンパーニュ・ブリュット・トラディスィヨン |

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ドザージュを少量(3mg/L)していますので、より近寄りやすいスタイルになっているものと思います。しかも、クラマンのシャルドネを使用していますので、言わば、丹波の松茸・・・みたいな感じでしょうか。
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【緊張感有る味わいはセロス・ファミリーに似た感じ!!】
シャルドネをベースとしてピノ・ムニエをセパージュしたリーズナブルなプライスのシャンパーニュです。まあ、
「安いシャンパーニュにろくなものは無い」
というのが定説ですが、ジョゼ・ミシェルしかり、リシャール・シュルラン・・・等ですでにご存知の通り、選べばかなり美味しいリーズナブルなシャンパーニュがまだ存在します。
このギボラ・フィスのトラディスィヨンは、ジョゼ・ミシェルのような、ソフトなテクスチュアと完璧なバランスを持った、誰にでも好かれるタイプとは異なります。むしろジョゼ・ミシェルのように、クリュを持たずに栽培と醸造の技術でリーズナブルなシャンパーニュに仕上げるのは至難の業と言えます。ギボラ・フィスは、クラマンやシュイィと言った珠玉のグラン・クリュの葡萄を上手に使い、シャンパーニュ好き、マニアに好まれる硬質なタイプに仕上げていることが特徴と言えるでしょう。
テイスティングは2008年の2月ですが、エージェントの立野さんもかなり自分の倉庫で寝かせて味わいを安定させていたようです。2004年のリザーヴがベースですから、さすがにまだ若さを感じますが、芯が1本ビシっと通った、カッチリした美味しさは、ジャック・セロスに似たニュアンスを受けました。
もっともセロスはシャルドネオンリーのブラン・ド・ブランがほとんどですから、セパージュから言えば大きく違っていますが、
「味わいのタイプとして」
似たニュアンスだ・・・ということでご理解ください。
まあ、シャンパーニュとは言えど、白ワインに違いは有りませんので、二次発酵前のワインの出来が最も重要なのは言うまでも有りませんが、我々ワイン屋・・・いや、周りだけかもしれませんが、シャンパーニュや泡モノの出来栄えチェックのやり方には、
「スワリングを必死にやってガスを飛ばしてからチェック!」
みたいなのが有ります。皆さんには余りお薦めできませんが、これをやると一目瞭然。リキュールの量や酸のレベルから始まって、ベースのワインの出来がかなり判ってしまいます。ポテンシャルの無い泡モノでこれをやると、てき面に不味くなります・・・。ですので、
「冷やさないと美味しくない泡モノ」
とか、言葉を変えれば、
「甘み(リキュール)に頼った構造」
をしている場合は、泡を飛ばさずに冷たく冷やしてさっさと飲んでしまいましょう。
この先3カ月〜2年ほどでかなり上昇して行くと思われます。春を迎えて徐々に気温も上昇してきますので、ギボラのシャンパーニュを是非是非、飲んでみてください。そのうちに上のグラン・クリュもご紹介できると思います。お薦めです! |
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フランス■□ Francoise Bedel □■シャンパーニュ
フランソワーズ ベデル |
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● 自然派の造り手です。とても柔らかで旨みのある味わいが素晴らしいシャンパーニュです。同じムニエを多用する生産者にプレヴォーやジョゼ・ミシェルが
いますが、また違った個性を持っています。
http://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1000125
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フランソワーズ・ベデルがもともとビオディナミをはじめたきっかけは、息子ヴァンサンの病気でした。現代的な薬はまったく効かず深く悩み続けた末、最後に出会ったホメオパシー(同毒療法)によって完治しました。「世界の見方が変わりました。それで、ぶどうにも同じことがいえるのではないかと考えるようになり、やがてビオディナミに出会いました」。そのヴァンサンもツィント・ユンブレヒトやシャトー・ド・モンテリーでのビオディナミ修行を終え、今日母と力を合わせてシャンパン造りに情熱を注いでいます。 |
真のビオディナミストとして驚異的なまでに畑に手を尽くす彼らこそ「求道者」の名にふさわしく、その結晶たる彼らのシャンパンは、魂がしびれるほどの感動作であります。ルロワ女史やルフレーヴ女史と日々情報交換しているフランソワーズは、彼女たちの主催する「BIODYVIN」のシャンパーニュ唯一の加盟メンバー。地球全体を生命として捉え、あらゆる生命体を癒すためのワイン造りを実践しています。
ロベール・ヴィネはホメオパシーの恩師の名を冠した特別キュヴェ。ピノ・ムニエ88%。コルク熟成、ひもコルク |
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●N.V.Champagne Brut Entre Ciel et Terre |
シャンパーニュ・ブリュット・アントル・スィエル・エ・テール |

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ようやっと再入荷です。お待たせしました。
だいぶ安くなりました。これなら確実に価格をポテンシャルが超えています。
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【ピノ・ムニエのねっとり、しっとり感+長い余韻!】
セパージュの変更がありましたが、ピノ・ムニエ主体の美味しいシャンパーニュです。すでにとてもバランスしていますので飲める状態です。ワイナート誌30号はノン・ヴィンテージ・シャンパーニュクラスBest1
の 93点評価と言うことですので、そちらも読んでみてください。
紅玉あたりの林檎を思わせる香りが比較的刺激が弱めのガスで立ち上がる。黒葡萄のねっとり感のある酸味はピュアで、立体感のある輪郭を描きながら徐々に減衰し長い余韻を見せる。 美術出版社
ワイナート誌21号より抜粋
大きく広がるふっくらと優しい果実味を、しっかりとしたミネラルの芯が、ぴったりと寄り添うように支える、見事な構成。最初から最後まで温かみのある味わいが、密度や速度を一定に保ったまま続き、決して高貴という印象はないが、懐が深く、親密で、心にしみる。複雑で、温かい、太目の香り。飲み頃:Now
美術出版社
ワイナート誌30号より抜粋
まあ、この文章はピノ・ムニエ100%だったころのものです。現在は、ピノムニエ72%、ピノノワール14%、シャルドネ14%
というセパージュで、プレスティージュとして再出発をしています。その味わいは・・・・
かなり旨いです。そしてバランスしています。酸味が突出することなく、接触感もガスも柔らかで緻密、複雑性に長けています。現状の比較では、ジェローム・プレヴォーのN.V.(2005)よりも上です。(数年たったら逆転すると思いますが・・)この辺りは、リザーヴのストックの量と造りのセンスの良さが有るのでしょうし、セパージュの変更により、味わいを組み立てることが出来ますので、単一年度主義のプレヴォーとの比較は余り意味の無いことなのでしょう。
と書いておいたんですが、どうやら今回のロットはムニエ100%だとのこと・・・。確認せず、申し訳有りませんでした。かなりムニエっぽいとは思ったんですが・・申し訳ない。
とはいえ、この柔らかな女性の肌を思わせる優しい泡の感触は大いに激賞されるべきです。2年前の冬、一気にブレークしたフランソワーズ・ベデル..。ビオディナミですが、ビオを感じさせないのが真のビオとすれば、その卓越した「丸さ」と「ムニエの旨み」、「バランスの良さ」は、畑の格を感じさせないほど素晴らしいものです。お奨めです。飲んでみてください。 |
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フランス ■□ David Leclapart □■ シャンパーニュ
ダヴィッド レクラパール |
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●今、シャンパン界の風雲児と噂されるレコルタン・マニピュラン、「ダヴィッド・レクラパール」のご紹介です。 |
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●N.V.(2007)Champagne Premier Cru Rose l'ALchimiste Extra Brut |
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ロゼ ラルシミスト・エクストラ・ブリュット |

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【お久しぶり!】
先鋭的な、むしろジャック・セロスのシャンパーニュのフレッシュな面を追い求めているかのような、清冽な味わいを見せているレクラパールです。今回は少量・・と言うか、何時販売されたのか、全く気付かなかったので・・・有るだけいただきました。
元はラシーヌさんのアイテムでしたが、現在は立野さんのヴォルテックスさん扱いです。なかなかに素晴らしい面を持ったシャンパーニュで、まあ、確かに到着したては厳しい酸にたじろぐ・・にせよ、少し置くと、ギラギラしつつもエキセントリックな味わい、煌きを見せてくれます。
まあ・・・ホント、味わいを見ると造り手の性格も判るようでして・・・いや、noisy
は会った事は無いのでウカツな事は言えませんが、どちらかというと、
「どう?おいらのシャンパン、旨いだろう!」
と、とても外交的だし、さらには、それだけの資質も有ります。ただ、いかんせん、ユーロも高かったし、蔵出しの価格がどんどん上がってしまって・・・合田さんの困り果てた顔を・・ちょっと覚えてます・・。まあ、それだけ続けたかったポテンシャル高い・・もしくは、将来性豊かな造り手だったということですね。
現在は、日本にはほんの少量しか入ってきていませんし、意外に知らない方も多いと思います。出来るならタイミングを計りつつ・・・飲んだ方が良いですが、買うのにタイミングを見ていると無くなってしまう・・という・・そんなシャンパーニュです。でもそろそろ何とか飲めるようになってきたタイミングでしょう。
ラマテュールは比較的若い樹から造るブラン・ド・ブランです。今回は2007年ですので若いです・・と言うか、アマチュア・・と自身から名付けているので、
「少し瓶熟させてください・・」
と、暗に仄めかしているかのようです。それでも、レクラパールの、清冽な清水のような純粋さと、鬼のようにドライな味わいが生む微妙子細な旨みはそのままです。タイミングを見て是非飲んでみてください。
ラルティストはアーティスト・・・アマチュアから芸術家へと転身、変貌を意味しているのでしょうか。今回のロットは2006年です。ユリス・コランの2006年が絶妙な旨さを見せたので、研ぎ澄まされた刀の冷たさを感じられるんじゃないかと思います・・が、当然未試飲です。各アイテム、たった6本しか入らないんですよ・・・それでも、滅茶苦茶旨かったですが、トレパイユを飲んじゃってますから、営業的にはかなり厳しいです。こちらのラルティストは、少し休めたらOKでしょう。
トップ・キュヴェのラポートルは「伝道者」。自身のワインに対する姿勢を例えたのでしょう。2005年ですが、すでに飲めるバランスで出してきているはずです。ソリッドでハードな清冽さに純真さと一途さが感じられれば、まさにラポートル・・なのでしょう。これはとても美味しいシャンパーニュでした(以前のものを飲んだときの感想です)。ご検討ください。
ラルシミストは上記でご紹介の類稀な味わいを持つ、トレパイユのピノを少し混ぜ込んだ・・・正に「錬金術師」。現代の錬金術師はワインを造っていたのだ・・と言うことを教えてくれます・・(・・本当か!?)。・・まあ、合田さんが日本向けに造ったら?とダヴィッドに提案した・・と云う話も有れば、ダヴィッドの奥さんと奥さんの親しい友達に「造ってぇ!」と懇願されたので造ったとする本人の話が有って、noisy
は混乱してしまって夜も眠れません。noisy 的には、トレパイユを飲んでしまったがために、まだ飲んでいない(ん?・・飲んだような気もするのだが)ロゼの味わいが気になってしまって、これで2日寝ていません。
と言う訳ですが、以前はラシーヌさんがエージェント、今はヴォルテックスさん(立野さん)がエージェントです。ラシーヌさんも、ユーロ高の折、蔵出し価格を毎年大きく上げたがるダヴィッドの姿勢に、才能を認めつつ、経営を案じつつも、とても困っていました。noisy
も良く知っています。ある意味、ここの円高ユーロ安が、手ごろな価格で押さえてくれているんです。まあ、今が買いどきだと思いますし、これほどまでの清冽なシャンパーニュを造るのは基本ブラン・ド・ブラン(シャルドネ)ではこのレクラパールが第一人者、ブラン・ド・ノワールではジェローム・プレヴォーでしょう(御大は取り合えず対象にはしてませんよ)。是非、ご検討いただき、シャンパーニュのレコルタン・マニピュランの現状とともに感じていただけたらと思います。
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フランス■□ Emmanuel Brochet □■シャンパーニュ
エマニュエル ブロシェ |
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● NOISY'S 初登場・・・しかも極少量のシャンパーニュをご紹介します。プルミエ・クリュです。エマニュエル・ブロシェですが、畑の格付けはプルミエ・クリュです。モンターニュ・ド・ランスのヴィレ=オー=ヌーですね。下記のリンクで様子が判りますので、ご興味の有る方はクリックしてみてください。ランスからすぐの村です。
ヴィレ=オー=ヌー googleの地図
Emmanuel Brochet エマニュエル・ブロシェ
地域:Champagne
地区、村:Villers-aux-Noeuds ヴィレール=オー=ヌード
造り手:Emmanuel Brochet エマニュエル・ブロシェ
エマニュエル・ブロシェは自分自身のワインを造るため、1997年にこの地に居を構えることに決めました。以来ブドウ畑における仕事と、ワイン造りに熱中した36歳のこの若きヴィニュロンは、断固として環境を配慮した実用的な栽培をおこない、限られた人向けのワイン造りに取り組んでいます。
ドメーヌはモンターニュ・ド・ランスの西、ヴィレール=オー=ヌードに位置します。2.5ヘクタールの畑は南西向き、泥の多い粘土・石灰質土壌はワインにフィネスとミネラル分をもたらします。
栽培面積:シャルドネ0.78ha、ピノ・ノワール0.75ha、ピノ・ムニエ1ha (樹齢:平均35年)
生産量:7000〜11000本(年により異なる)
植樹率:7140〜8300株/ha
自然派:
-除草剤、殺虫剤、防腐剤の使用はない
-防菌剤:亜硫酸、ボルドー液
-肥料:ビオ認定堆肥、牛と馬の堆肥を使用
-エコセール(2008年に取得)
シャンパーニュ造りの哲学とは、自然と適合させシャンパーニュの仕上げの段階で調和をとることです。
畑では除草をやめ、化学肥料と殺虫剤は使用しない、そのため植物にバランスを生み出します。土壌の仕事は、モン・ブノワの泥の多い粘土石灰質土壌における全てのフィネスを、ぶどうの樹へもたらします。
手作業による収穫の後、シャンパーニュ地方の伝統的な圧搾機で優しくプレスします。続いて出来る限り人間の干渉を避け、ワイン全体を発酵、ナチュラルな澱の上で11ヶ月の間樽にて熟成させます。
ビン詰め後、穏やかに泡が生成されます。この泡立ちは見事な柔らかい調和と官能的なミネラルの控えめなメッセージとなります。
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○Le Mont Benoit-Premier Cru ル・モン・ブノワ プルミエ・クリュ
樹齢:40年
収穫:2005-2006年
醸造・熟成:100%樽(うち5%が新樽)にて。一部マロラクティック発酵。
アッサンブラージュ:シャルドネ45%、ピノ・ノワール32%、ピノ・ムニエ23%
亜硫酸:総亜硫酸70mg以下、遊離亜硫酸5mg以下
ドザージュ:4g/l
サーヴィス温度:11度
生産量:6080本
◎Brut Rose Premier Cru (2005) ブリュット・ロゼ プルミエ・クリュ(2005)
樹齢:24年
収穫:2005年
醸造・熟成:100%旧樽にて。マロラクティック発酵は行なわない。
アッサンブラージュ:ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ50%
亜硫酸:総亜硫酸70mg以下、遊離亜硫酸5mg以下
ドザージュ:6g/l
サーヴィス温度:11度
生産量:750本 |
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●N.V.Champagne le Mont Benoit 1er Cru (Non Dose Extra) Brut |
シャンパーニュ・ル・モン・ブロワ・プルミエ・クリュ・(ノン・ドゼ・エクストラ・)ブリュット |
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新登場のノン・ドザージュ版!エクストラ・ブリュット・・では無くて、何と珍しい
エラーエチケットです。エマニュエル・ブロシェが張り間違えたとのこと!珍品です!
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【 さすがプルミエ!なかなかのクオリティです!】
ラシーヌさんの新規取り扱いシャンパーニュです。どちらも数量はかなり少なめ・・・ですので、コンディションの良いラシーヌさんのシャンパーニュには目を付けられている方も多いでしょう。お早めにご検討くださいね。・・・まあ、もっとも、さっさと仕入れたとしてもnoisy の場合はドノン・エ・レパージュのように早すぎると判断すると一般には売り出さないことも有りますが、今回のエマニュエル・ブロシェは、現在の状態でもかなり美味しい・・・ということの裏返しでも有ります。
などと書いていると、ほとんど掛け合い漫才みたいな出来事が有りました。良く有ることでは有ります。お隣のおば様が、何を思われたのか・・・買い物に出たついでに今までにたったの1本でさえも購入された事の無い・・何かのワインが欲しい・・と店にいらっしゃるなり言い出しました。
おばさま 「何が美味しいの・・・?日本の?フランスの・・・?」
noisy 「・・・・・・美味しいかって・・・飲む人によって違いますから初めての方から私に聞かれても・・・日本のワインは少ししか有りませんが・・」
おばさま 「フランスのワインが美味しいのかな?中国のはどうなんだろ・・・?」
noisy 「 (ちゅ・・・中国・・?こりゃ話は混沌とするからさっさと決めちゃわないと・・・)
幾ら位のどんなタイプが良ろしいですか?」
おばさま 「美味しいのが良いよね。そうね、お宅で置いてるワインの中間位の価格の奴が・・・」
noisy 「(げげ・・・・何十年も隣にいて何も判ってない・・・) え〜と、そうすると2〜3万位の赤で良いですかぁ?(・・・な、訳無いけど!)」
おばさま 「・・・え?そんなにするの?・・・今テレビで、体に良いからって言ってたから・・・みゅにゃみゅにゃ・」
noisy 「・・・それなら、低価格でも評判の良いのが有りますから・・・赤で千百円です・・・これですが・・」
おばさま 「・・赤が美味しいの・・・?白の方が美味しいんじゃない・・・?日本のワインはどうなんだろ・・?中国は・・むにゃむにゃ・・」
noisy 「・・・美味しい美味しくないはその人の判断ですから・・・取り合えず1本飲んでいただければ、次の時はちゃんとお奨めできるようになるでしょうから・・・赤ワインは体にも良いですよ。」
おばさま 「あぁ・そうそう・・赤は体に良いって、今テレビでも言ってたから・・じゃあ、それで・・・」
noisy 「(・・・あぁ・・良かった・・・これでさっさと新着の続きが書ける・・)
有難うございます・・・」
美味しいの、体に良いのって、結局何が欲しくていらっしゃったのか、判らないまま・・・テレビでワインは体に良いと聞いて、隣がワイン屋だと思い出し、冷やかしついでにいらっしゃったのかもしれません。まあ、その後しっかり、
おばさま 「 あ、おにいちゃん、・・・やっぱり・・これ(コルクの部分を指差し・・)、開けて貰おうか・・」
美味しい、美味しくないって・・・人の主観によるものですから、とても難しいことです。私にとっては大好物でも、あなたにとってはゲテモノに過ぎないことは、「まま」有るんです。だから、ワインに対する共通言語を持っているか、同じような環境に居らっしゃる方には、説明も可能ですが、生まれて初めて飲むのに、妙な先入観がたっぷり入っている方に、
「美味しいの・・・ちょうだい・・・」
と言われても、
「ご予算を教えてください」
としか・・・言いようが有りません。結局、赤ワインは体に良い・・・が決め手となり、もし、noisy
が観客であったなら、大笑いしていたに違いない小劇場が終演した訳です・・・。
noisyはワイン屋としては常日頃、ご来店ご購入者様の様子を伺い・・、想像して・・・何を欲しているのかを汲もうとしています。
「すぐに(いつ?)飲むのか?」
「だれが飲むのか?」
「遠くからいらっしゃったか?」
「デイリータイプか高級ワインか・・・それともプレゼントか?」
「プレゼントの先方はお幾つ位の方か、ワイン好きか、単に酒好きか、それとも普段は余り飲まないか」
「保存環境は有るか?」
「どんな料理で飲もうとしていらっしゃるか」
など、聞ける事は聞き、聞けないことは想像して・・・そして、お好みのワインを選びます。えぇ・・惚けっ・・としているように見えるかもしれませんが、お客様のお相手をしているときは、自身のセンサーをフル活用して、頭の回転をフルにして・・・対応しています。
まあ、ワイン屋でサービス業、小売業ですから・・・当たり前っちゃあその通りです。でも、結局は職業は何をやっても・・・同じ事ではないかと・・思っています。シャンパーニュの自然派ヴィニュロンにせよ、畑と、言葉さえ直接は交わさないにせよ、対話しつつ、感じ取りつつ・・の栽培でしょう。醸造も・・・相手のキュヴェの状態、気持ち?を汲み取りつつ・・・対処しているんです。その仕事の内容は、若ければ経験不足だろうし、熟練なら・・・慣れや思い込みが怖く、お年寄りなら、気持ちはしっかりしているものの、体が思うように動かないことも有るでしょう。それでも、ベストと思える仕事をしているかどうかは・・・、例え、その醸造家のワインを一度きり飲んだだけに過ぎなくても・・・、鋭い感性を持った人には伝わってしまうものです。
このエマニュエル・ブロシェのシャンパーニュは、さすがにプルミエ・クリュ!と思わせるクオリティを感じさせてくれる佳酒です。センスも感じるし、実直さも・・素直なアロマから感じさせてくれます。グラン・クリュのシャンパーニュが持つ格・・・これだけはどうしようも有りません。プルミエ・クリュはプルミエ・クリュとしての格調を持ち、その中で最大限近くのポテンシャルを発揮しています。素晴らしい味わいです。
■N.V. シャンパーニュ・ル・モン・ブロワ・プルミエ・クリュ・ブリュット
とても繊細なイチゴのアロマと美しい石灰系ミネラル。ねっとりと、やや粘りつくようなテクスチュア。やや弱めのガス圧ながらクリーミーさが感じられる泡質。中盤も良く膨らみ、旨みがたっぷりで充実した酸の余韻。プルミエ・クリュの格を感じさせてくれる味わい。
何と、以前使用していたエチケットを間違えて張ってしまったと、新着発行予定の当日に判りました。これはもう珍品です。ん?・・高慢ちきな、あのソムリエを「ぎゃふん」と言わせるために買おうって・・!・・おっと、それは諸刃の刃だという事をお忘れ無く!
■N.V.(2007) シャンパーニュ・ル・モン・ブロワ・プルミエ・クリュ・ノン・ドゼ・エクストラ・ブリュット
御免なさい・・テイスティングが間に合いませんでした・・・。単一ヴィンテージのノン・ドザージュ版ですね。ヴィンテッジが若いので年号をしっかり記載できない訳です。飲んでないのでコメントできませんが、興味深いアイテムでしょう。日本初登場です。
■2005 シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ミッレズィンメ・エクストラ・ブリュット
御免なさい・・これもまだ飲めてないんです。ただ、この指紋を押しちゃってますから・・よっぽど自信が有るのでしょう!
若い生産者だけに泡質のテクスチュアはレゼルヴの若さを感じさせます・・・ので、この辺は寝かすことで良い方向に行くでしょう。勿論、今飲んでも充実した旨さは感じていただけると思います。是非ともご検討ください。お奨めします! |
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フランス ■□ Pascal Mazet □■ シャンパーニュ
パスカル マゼ |
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● シャンパーニュのまさにど真ん中、マルヌにあるシニー=レ=ローズ(プルミエ・クリュ)の造り手です。一部グランクリュ(アンボネイ)を持ち、プルミエ・クリュ中心のRMです。今回、ラシーヌさんから初めて日本にご紹介されることとなりましたが、生産量も少なく、希少なシャンパーニュです。
で、初めてですから・・・全部開けてしまいました!どのキュヴェもコクが有り、ムニエの旨さを充分に発揮しています。グランド・レゼルヴの旨さは特筆ものですが、新登場のトラディスィヨンも・・かなり美味しい・・です。ジョゼ・ミシェルが・・もう引退なのでしょうか、今ひとつパッとしなくなってしまったので、代わりにトラディスィヨンをお奨めしたいと思ってます。 |
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●N.V.Champagne Premier Cru Extra Brut |
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・エクストラ・ブリュット |

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ピノ・ムニエ50%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール20%
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【シャンパーニュ・ファン待望のラシーヌさんの新生産者!柔らかく滑らかなムニエ他!】
初めての生産者と言う事で、真剣にテイスティングしました。なかなか良いですね。ユリス・コランの煌くような明るいフレッシュな酸、ミネラル・・・と言ったスタイルでは無く、かと言って、ボランジェ、アラン・ロベール等の(こちらも一緒にするな!と怒られるかもしれませんが)濃厚タイプまでは行かない・・しかし、心を惹きつけられる要素を多分に持っているシャンパーニュです。
白眉は間違いなく「グランド・レゼルヴ」です。アンボネイの葡萄まで使用しているようで、カルト・ドールと共に素晴らしい味わいです。ムニエ45%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール25%のセパージュから、実に濃厚かつ高貴な、とても肉厚な味わい・・・それに、おそらく10年以上のレゼルヴを使用しているでしょう。細やかな泡質、滅茶苦茶奥が深く、味わいの組み立てが立体的です。しかも余韻が実に美味しい!色の深いフルーツの香りが長く持続します!大手さんの大量生産シャンパーニュには・・・無い構造です。これは是非飲んでみて欲しいですね。
グランド・レゼルヴに負けてないのが「カルト・ドール」ですね。こちらはシャルドネ40%、ムニエ30%、ピノ・ノワール30%ですが、グランド・レゼルヴには無い、良い意味での軽さ、言い換えればエレガントさ、もっと言えば透明な空気感があります。羽が生えたような軽さには、重さが無いというのではなく、しっかり充実していながらの素敵なバランスが有る・・ということですね。まさにカルト・ドールたる由縁なのでしょう。人により、「カルト・ドール」の方がマイタイプだとおっしゃる方が多そうな気がします。これも超お奨め!
2002年のミレズィンメは(飲んだタイミング、コンディションもあるでしょうが)、やや閉じ気味な傾向です。もっとも、1〜2週間休ませると大きく違ってくると思いますよ。ムニエ33%、シャルドネ33%、ピノ・ノワール33%ですので、このセパージュのうち、どれか2つでも「ぶわ〜」っと拡がってくれると、大きく印象が違うでしょう。今回はシャルドネは頑張っているようでしたが、それ以外は硬く沈黙している状態でした。まあ・・それがミレジメシャンパーニュの宿命です。シャンパーニュの基本はレゼルヴワインが命だと言う事を教えてくれますし、ヴィンテッジの特徴を見事に現しているとも思います。是非休ませてあげてからお楽しみください。
人気になって欲しいのがエクストラ・ブリュットです。ムニエ50%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール20%というセパージュで、ドザージュ(糖分添加)は無しという、潔いシャンパーニュです。こちらも到着間も無いことも有って、やや線の細さを見せますが、持っている要素は素晴らしかったので、2002年ミレズィンメ同様、少し休憩させてあげてください。クリスマス、お正月にはきっと間に合うでしょう。ブラン・ド・ブランには無い、黒葡萄本来旨みをしっかり持っていますから、かなり飲み応えの有る骨太さに出会えるでしょう。
新しい生産者ということで、もうジョゼ・ミシェルの先が無さそうですので・・・こちらに切り替えかな?とも思います。是非お披露目にご参加くださればと思います。お奨めします!
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●N.V.Champagne Premier Cru Grande Reserve Brut |
シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・グランド・レゼルヴ・ブリュット |

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ピノ・ムニエ45%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール25%
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【シャンパーニュ・ファン待望のラシーヌさんの新生産者!柔らかく滑らかなムニエ他!】
初めての生産者と言う事で、真剣にテイスティングしました。なかなか良いですね。ユリス・コランの煌くような明るいフレッシュな酸、ミネラル・・・と言ったスタイルでは無く、かと言って、ボランジェ、アラン・ロベール等の(こちらも一緒にするな!と怒られるかもしれませんが)濃厚タイプまでは行かない・・しかし、心を惹きつけられる要素を多分に持っているシャンパーニュです。
白眉は間違いなく「グランド・レゼルヴ」です。アンボネイの葡萄まで使用しているようで、カルト・ドールと共に素晴らしい味わいです。ムニエ45%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール25%のセパージュから、実に濃厚かつ高貴な、とても肉厚な味わい・・・それに、おそらく10年以上のレゼルヴを使用しているでしょう。細やかな泡質、滅茶苦茶奥が深く、味わいの組み立てが立体的です。しかも余韻が実に美味しい!色の深いフルーツの香りが長く持続します!大手さんの大量生産シャンパーニュには・・・無い構造です。これは是非飲んでみて欲しいですね。
グランド・レゼルヴに負けてないのが「カルト・ドール」ですね。こちらはシャルドネ40%、ムニエ30%、ピノ・ノワール30%ですが、グランド・レゼルヴには無い、良い意味での軽さ、言い換えればエレガントさ、もっと言えば透明な空気感があります。羽が生えたような軽さには、重さが無いというのではなく、しっかり充実していながらの素敵なバランスが有る・・ということですね。まさにカルト・ドールたる由縁なのでしょう。人により、「カルト・ドール」の方がマイタイプだとおっしゃる方が多そうな気がします。これも超お奨め!
2002年のミレズィンメは(飲んだタイミング、コンディションもあるでしょうが)、やや閉じ気味な傾向です。もっとも、1〜2週間休ませると大きく違ってくると思いますよ。ムニエ33%、シャルドネ33%、ピノ・ノワール33%ですので、このセパージュのうち、どれか2つでも「ぶわ〜」っと拡がってくれると、大きく印象が違うでしょう。今回はシャルドネは頑張っているようでしたが、それ以外は硬く沈黙している状態でした。まあ・・それがミレジメシャンパーニュの宿命です。シャンパーニュの基本はレゼルヴワインが命だと言う事を教えてくれますし、ヴィンテッジの特徴を見事に現しているとも思います。是非休ませてあげてからお楽しみください。
人気になって欲しいのがエクストラ・ブリュットです。ムニエ50%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール20%というセパージュで、ドザージュ(糖分添加)は無しという、潔いシャンパーニュです。こちらも到着間も無いことも有って、やや線の細さを見せますが、持っている要素は素晴らしかったので、2002年ミレズィンメ同様、少し休憩させてあげてください。クリスマス、お正月にはきっと間に合うでしょう。ブラン・ド・ブランには無い、黒葡萄本来旨みをしっかり持っていますから、かなり飲み応えの有る骨太さに出会えるでしょう。
新しい生産者ということで、もうジョゼ・ミシェルの先が無さそうですので・・・こちらに切り替えかな?とも思います。是非お披露目にご参加くださればと思います。お奨めします!
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フランス■□ Herve Villemade (Domaine du Moulin) □■ロワール
エルヴェ ヴィルマード (ドメーヌ・デュ・ムーラン) |
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● ドメーヌ・デュ・ムーランの、とてもリーズナブルでピュア&カジュアルなペティアンをご紹介します。安くて旨いです。個人的には僅かに甘みの有るようなロゼが好きです。 |
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●N.V.Petillant Naturel Rose Bulle V.d.F. |
ペティアン・ナチュレル・ロゼ・ビュル |

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【ピュアでしっかりした味わい!自然派系ワインバーでもかなり売れているようです。】
ドメーヌ・デュ・ムーランのエルヴェ・ヴィルマードのワインです。この造り手はサンリバティーさんとラシーヌさんが「交互に?」入れているようで、どのような分け方になっているのか、聞いてないので判りません・・・最近はぐっちゃぐちゃのような気もしますが、一応ちゃんとはしているのでしょう。でも区別が付きません・・今回のペティアンはサンリバティーさんからです。
ペティアンという泡は、発酵しはじめたら瓶に入れてしまいますので、シャンパン製法などの、余分なものは入る余地が有りません(デゴルジュの時に入れようと思えば入れられるのでしょうが・・)。葡萄の持つパワーのみがペティアンになるんですね。それだけピュアな訳ですが、有る意味、手の施しようが無い・・・コントロールのやり辛さは有ると思います。ですので、ペティアンは結構難しいんです・・造り手にとっては・・ね・・。クレマンとかムスーとかの方が楽なんです。
今回のロゼとブランシュ、リーズナブルながら、軽めの石灰系ミネラルがやんわりと立ち昇り、果実のニュアンスも充分に有る、美味しいペティアンに仕上がっています。
ロゼは、ベリーの風味、僅かな甘み・残糖分が有り、しっかり膨らんでキレも良い・・・とても美味しいペティアンです。単体で飲んで、
「!!美味しい!」
と、女性にも言っていただける味わいです。色合いもくすんでなくて美しいです。もしかすると、熟成で徐々にドライになって行くかもしれません。これは超お奨め!
一方のブランシュは、とてもドライなハードタイプです。
「甘いペティアンなんぞ、男が廃る!」
とおっしゃるハードボイルドなワインファンには、ロゼを女性に、ブランシュを自分のためにご購入ください。ややタイトなボディながら、黄色や白の果実が眼に浮かぶような、ピュアなペティアンです。ドライなので、単体で飲んでいると、ちょっと綻びが出てきちゃいます。・・まあ、仕方が無いんですよ。安いんですから・・・1万クラスのシャンパーニュと比べちゃ駄目駄目・・。ビールのようにカジュアルに愉しむべき、愛すべき存在です。こちらは昨今やたらと寒くなってきて、美味しくなってきたお魚といっしょに行っちゃいましょう。
どちらもとっても安くてお奨めです。「単体ならロゼ、マリアージュはブランシュ」と覚えてください。お奨めします! |
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●N.V.Petillant Naturel Blanche Bulle V.d.T. |
ペティアン・ナチュレル・ブランシュ・ビュル |

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【ピュアでしっかりした味わい!自然派系ワインバーでもかなり売れているようです。】
ドメーヌ・デュ・ムーランのエルヴェ・ヴィルマードのワインです。この造り手はサンリバティーさんとラシーヌさんが「交互に?」入れているようで、どのような分け方になっているのか、聞いてないので判りません・・・最近はぐっちゃぐちゃのような気もしますが、一応ちゃんとはしているのでしょう。でも区別が付きません・・今回のペティアンはサンリバティーさんからです。
ペティアンという泡は、発酵しはじめたら瓶に入れてしまいますので、シャンパン製法などの、余分なものは入る余地が有りません(デゴルジュの時に入れようと思えば入れられるのでしょうが・・)。葡萄の持つパワーのみがペティアンになるんですね。それだけピュアな訳ですが、有る意味、手の施しようが無い・・・コントロールのやり辛さは有ると思います。ですので、ペティアンは結構難しいんです・・造り手にとっては・・ね・・。クレマンとかムスーとかの方が楽なんです。
今回のロゼとブランシュ、リーズナブルながら、軽めの石灰系ミネラルがやんわりと立ち昇り、果実のニュアンスも充分に有る、美味しいペティアンに仕上がっています。
ロゼは、ベリーの風味、僅かな甘み・残糖分が有り、しっかり膨らんでキレも良い・・・とても美味しいペティアンです。単体で飲んで、
「!!美味しい!」
と、女性にも言っていただける味わいです。色合いもくすんでなくて美しいです。もしかすると、熟成で徐々にドライになって行くかもしれません。これは超お奨め!
一方のブランシュは、とてもドライなハードタイプです。
「甘いペティアンなんぞ、男が廃る!」
とおっしゃるハードボイルドなワインファンには、ロゼを女性に、ブランシュを自分のためにご購入ください。ややタイトなボディながら、黄色や白の果実が眼に浮かぶような、ピュアなペティアンです。ドライなので、単体で飲んでいると、ちょっと綻びが出てきちゃいます。・・まあ、仕方が無いんですよ。安いんですから・・・1万クラスのシャンパーニュと比べちゃ駄目駄目・・。ビールのようにカジュアルに愉しむべき、愛すべき存在です。こちらは昨今やたらと寒くなってきて、美味しくなってきたお魚といっしょに行っちゃいましょう。
どちらもとっても安くてお奨めです。「単体ならロゼ、マリアージュはブランシュ」と覚えてください。お奨めします! |
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イタリア ■□ Trevisiol □■ ヴェネト
トレヴィジオル |
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●安くて美味しいプロセッコが入荷です..
「ん?noisy さん..すでに紹介済みじゃないの?」
と言われてしまいそうですね。定番ですが、追加でのご紹介です。
●カンティーナ情報
トレヴィジオル・ファミリーはヴェネト北部で「初めてプロセッコを造り始めた人達の内の一人と言われ、100年もの間、伝統的なスプマンテを醸しています。300メートルの標高を生かし、25ヘクタールの畑からのプロセッコをゆっくり時間を掛けて醸造しています。タンク発酵・熟成のピュアタイプです。
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●N.V.Prossecco Brut |
プロセッコ・ ブリュット |
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プロセッコ・ディ・ヴァルドッビアデーネ ブリュット からの変更です。
中身は一緒ですが、D.O.C.G.に格上で認証料分の値上げが厳しいため、
単に「プロセッコ D.O.C.」にて出荷していただいてます。
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【キレの良さと美しい酸が素晴らしい! 】
プロセッコというとどんなイメージが有るでしょうか..。イタリアでは「喉で飲め!」と言われているようですので、日本人のビールを飲むことに近い感覚なんでしょうね。noisy
的には、
「リンゴ系の香り、酸味がしっかり、後口に少々のビター」 で、もっと言ってしまうと、 「野暮ったいものが多い」 「しっかり造ろうとすると鈍重になりがち」 と思っていました。
そして、イタリアの安価な泡ものを、必死こいて探していましたが、見つかってもほとんどが
「甘さに逃げた酸の無いもの」 = 「原液(もとのワイン) の質の悪さを隠す」
でした。今回ご紹介のトレヴィジョルの2アイテムには、そんな部分は見あたりません。
実際に飲んでみると、
「リンゴ系の香り、酸味がしっかり、後口に少々のビター」
は、まったくそのままです。かなりの辛口仕立てですが、ボディに膨らみがあり、少々のビターを伴う心地よい余韻が実に長く続きます。
ちょっと脱線しますが、超辛口の泡ものというのは 甘みという逃げ場が無いために、元となるワインの質がとても重要です。これが駄目だと
「汚い」味わいになってしまいます。ですので、ブリュットタイプは質の良い白ワイン原液を使用するため、通常は価格は高めの設定になります。
ミネラルに青黄赤のリンゴ、柑橘類。超辛口ながらも膨らみが有り柔らかい。酸度のレベルも適切でしっかりある。切れ上がり良く、滋味深く長い余韻が続く。
良くできたプロセッコだと思いますよ。お薦めします。
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