ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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ドメーヌ・ジャン=マリー・ブーズロー

ジャン=マリー・ブーズロー

フランス Domaine Jaen-Marie Bouzereau ブルゴーニュ
● このところはファンも多くなったジャン=マリ・ブーズローの新ヴィンテージが到着です。2016年ものは大部分がさっさと完売してしまいましてご迷惑をお掛けしましたが、2017年もの今回も、数は有りませんので・・はい。

 今回も「全アイテムテイスティング」で、完全バージョンでお届けいたします。どれも「超お勧め」です。

 そして唯一のピノ・ノワールのA.C.ブルゴーニュ・コート=ドール・ピノ・ノワールですが、前回(昨年)と同様の2017年ものです。実は、コラムは書き直してはいませんが、これもテイスティングしています。チャーミングながらピュアさと滑らかさが特徴の美味しいピノです。ムルソー的な中重量感とヴォルネイ的な煌びやかさの折中感が良いですよ。飲み頃的にはもう少し涼しくなって来てからの方がさらに良いかもしれません。

 シャルドネは2017年もの、全て今から飲んで行けてしまう「柔らかさ」が有ります。「ビオでは無い自然派感」の滲む見事な立ち位置で、本来は「硬さ」「タイトさ」が前面に出やすいムルソー群を近しいものにしています。レ・ポリュゾ・・・なんで売れんかな・・と言うくらいに良いワインです。

 レ・フォラティエール2017年、素晴らしいです!これが白眉なのはもう仕方が無い・・しかもプライスがこれですから、おそらく新作では最安値でしょう!オリヴィエ・ルフレーヴの2/3のプライスですし、ドメーヌ・ルフレーヴ1本で3本購入できるリーズナブルさも魅力です。しかも今から美味しく飲めるほどの仕上がりです。

 良い出来の2017年です。フィネスさんでも人気は年々上がって来ていて、以前より数は微妙になってきました。是非ご検討くださいませ。


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 2017年のACブル赤と、その他は2016年ものの白になりますが、今回初めて「ムルソー・レ・ポリュゾ1級」が入って来ました。これ、豊かで柔らかで丸くて・・実に旨いです。勿論1級レ・シャルムはレ・ポリュゾとは違って、エレガンスをたっぷり感じさせてくれつつ柔らかさも有って・・惚れてしまいました。

 2017年の赤も、ま~・・実に2017年らしい・・んじゃないかな?・・と思ってしまうような健康美を見せてくれますし、2016年もののその他のシャルドネも、おおらかさの中に繊細さをも感じさせてくれる見事な完成度でした。無理な抽出をしない性格なんでしょう・・硬くなりやすいムルソーにおいてはこれ、とても大事です。20年寝かしてから飲むんだったら良いんですけどね。

 と言う訳で、非常にバランス良く柔らかく、テロワールをしっかり感じさせてくれる美味しいムルソーでした。大人気の「ピュリニ=モンラッシェ1級レ・フォラティエール」は、数を減らしてしまうのを避ける意味と、すでにこれだけテイスティングしますとコスト割れしちゃってますんで、今のところ控えています。フィネスさんの場合、また後で少し出てくることが有るので、それを期待してます・・。是非ご検討くださいませ。


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 いや~・・まだまだ知らない素晴らしい造り手がいたもんだと・・慢心していたんだなぁと思わされるような造り手と出会ったような気がします。その名も、

「ジャン=マリ・ブーズロー」

 Google で調べてみると、あのコント・ラフォンのお隣さんじゃぁ有りませんか・・!・・まぁ、お隣とは言っても、あちらさんのお国ですから、区画が隣・・と言うことですね。日本のように軒先がくっついてるなんてことはありませんが、確実にその間には他の家は有りません。

 ピノ・ノワールもエレガントですし、シャルドネも旨いです。上級は飲めてないんですが、ムルソーは素晴らしいです。それに、今までのムルソーのイメージを変えなければいかんかな?・・と思わせるような、見事なミネラリティの姿をしています。

 ACブルゴーニュでも充分っちゃ充分ですが、ぜひともここはまず「ムルソー」を飲んで欲しいと思います。素晴らしいです!



2016年は4月末の霜で特にシャルドネで被害が出た。
一時的に葡萄の成長もストップしたりしたので成熟は株ごとにまちまちで畑作業がとても複雑で大変だった。収穫量は少なく全く収穫できなかった畑もあったが、収穫した葡萄の状態は厳しかった環境のわりには悪くなく、葡萄が少なかったので時間をかけずに素早く収穫できたのもプラスの要因の1つだ。適度な成熟具合でバランスも良く、柔らかい味わいでタンニンも優しく早くから飲めるが熟成できる能力も十分持っている。


ムルソー村を一望できる景色の良いムルソー ヴィラージュの畑(2016年9月)


2017 Meursault 1er Cru Poruzot
ムルソー・プルミエ・クリュ・ポリュゾ

14581
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ムルソー
ドメーヌ・ジャン=マリー・ブーズロー

■エージェント情報
 シャルドネ種100%。斜面の中腹に位置する粘土石灰質土壌の畑で樹齢は約50年、所有面積は約0.25haになります。醸造はムルソー1級シャルムと同様、樫樽で3週間以上掛けてゆっくりアルコール醗酵を行い、新樽30%で18ヵ月間熟成させます。同じ1級区画のシャルムよりも味わいが早く開く傾向があり、青リンゴやフレッシュな洋梨のアロマ、果実味が前面に出ていて口当たりは丸いですが引き締まりのある直線的な味わいで、ムルソーよりもピュリニーモンラッシェに近いイメージのワインです。
 写真はムルソー1級 ポリュゾの畑 / 9月収穫時
750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,980 (外税) 
【】
 滑らかなテクスチュアとたっぷり目のフレーヴァーを感じさせてくれる、まさに、

「ムルソーのど真ん中!」

の1級畑、レ・ポリュゾです。


 どうしてもムルソーの御三家、「レ・ペリエール」「レ・シャルム」「レ・ジュヌヴリエール」の後塵を拝すポジショニングですので、目立たない存在になっている現在です。

 しかしながら、じゃぁ・・

「あのコント・ラフォンの1級グットドールは・・飲みたくないの?」

と聞かれりゃ・・

「そりゃぁ・・飲みたいよね。」

と思うでしょう?


 それに、

「今を時めくドメーヌ・ギイ・ルーロの最高峰、1級レ・ブシェールは飲みたくないの?」

と聞かれりゃ・・時流を知っていればいるほど・・

「飲みたい!・・し、欲しい!」

と言われるでしょう。


 この1級レ・ポリュゾは、コント・ラフォンのグットドールの南に接し、ドメーヌ・ルーロのレ・ブシェールの真下、東に接する畑なんですね。

 しかも、南はかの「レ・ジュヌヴリエール」です。以前は専用銘柄でご案内させていただいていた、ジャン=イヴ・ビゾのレ・ジュヌヴリエールなどは、昔はレ・シャルムよりも格下と感じられたものの、数年前からはレ・ペリエールに劣らないような物凄いポテンシャルを発揮しています。

 なので、

「素性も物凄い!」

と言えます。


 言ってしまえば「ブラニー村」にある1級畑を除けば、ムルソーには6つしか1級畑は存在せず、そのひとつこそがこの「レ・ポリュゾ」なんですから・・当たり前と言えば当たり前です。

 因みにPKさんは、こんな言い方をしています。

「ル・ポリュゾ7haはレ・ジュヌヴリエールのすぐ北寄りで、上ものムルソーのひとつ。ル・ポリュゾはレ・ジュヌヴリエールとあまり違わないが、優雅さでは及ばぬものの熟した味わいも強く、芳醇で魅力たっぷりの豊かなワインである。」
明日香出版 バーガンディ(ブルゴーニュ)より抜粋


 たしかに、コント・ラフォンの本当に素晴らしいグット・ドールのような、ナッツや木の実のフレーヴァーの芳醇な味わいや、最近のルーロのレ・ブシェールなどのワインが放つ「純粋さをマッタリと表現しているような独特な美しさ」と同様だとは言えはしません。

 しかしながらラフォンのグットドールも、ルーロのブシェールも、安くても3万円台ですし、最近のルーロのブシェールなどは海外市場でも目の玉が飛び出るほどのプライスが付いています。日本円にすると8万円とか・・です。noisy も正規で購入できると今のところは3万円代ですが、今後はどうも仕入すら厳しいようです。


 非常に密な組成で、適度なマッタリ感、オイリー感が有り、黄色い果実がたんまり、それでいて大きさだけを訴えてくるような「わがまま」なタイプでは有りません。

 勿論、すぐに開けても、相当な柔らかさが有り、果実も有りますから、ミネラリティのマンモスさに辟易することもありません。ブーズローらしい柔らかさと香りのスピードの速さが充足感をくれます。実に美味しい思いをさせていただきました。

 今のところ2017年ブルゴーニュは、シャルドネも当たり年なのかな?・・と感じています。是非飲んでみてください。旨いし、何よりムルソー1級でこのプライスです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【滑らかなのに新鮮、香りのスピードも!・・二次発酵をした高級ワインの出来立ての美味しさも新たな楽しみなのかもしれません!】

 ムルソーの素晴らしい1級畑ものは、他の村のシャルドネに比較すれば、まだまだリーズナブルです。これをピュリニーで比較しよう・・なんて考えてしまうと、かなりの予算を計上しないとならなくなってしまいます。

 畑の違いをどう考えれば良いのか・・まぁ、全て飲んで・・すべての造り手とその持ち畑を全て飲んで記憶すれば良いだけですが、人間は中々そうは出来ないものです。まずは位置関係かな・・と思いますよ。

 ピュリニーとの境の南側から行くと判りやすいと思います。アバウトにですが、南端の下がレ・シャルムでその上がレ・ペリエール、その両者の北側がジュヌヴリエール、その北側がこの「ポリュゾ(3区画あり)」で、その上に「レ・ブシェール」、その両者の北側が「レ・グッド・ドール」です。これが大まかに言って、重要な1級畑です。勿論、他にも幾つか有りますが、今回は・・すみません。

 noisy もジャン=マリ・ブーズローさんちの「1級レ・ポリュゾ」を飲んだのは今回が初めてです。で・・ちょっとビックリしました。想像していたのとだいぶイメージが異なっていたんですね。

 一般的にはレ・ポリュゾのワインは、かなりのミネラリティの強いワインで、真上のレ・ブシェールや北隣のレ・グッド=ドールの豊かさとは、また違った「ハードな・・」「やや硬めな・・」「大理石的ミネラリティがほとんどを占めるような・・」と言いたくなるようなイメージだったんですね。

 ところがですね・・エージェントさんの説明にもある通り、

「ピュリニー=モンラッシェを思わせるような・・」

柔らかさとフィネスを持った、ムルソー1級群の中では比較的早熟だと思わせるような、「愛想の良さ」を持っているんですね。


 確かに、レ・ブシェール(リリースしているドメーヌは少ないです)は、ガチガチに硬さをアピールしてくるものと、豊かさを感じさせるものの両方が有るように思います。それでいてやはりミネラリティはしっかりしていると思います。

 北側のレ・グット=ドールはとても豊かで大柄なワインと言う理解をしています。まぁ・・洗練されているな~・・と感じることは多くは無いですが、当たったグット=ドール・・・適度に締まっているタイミングでしょうか、これは素晴らしいと思います。基本的には豊かな感じです。

 この2016年のポリュゾは・・こればちょっと確かにピュリニー1級かと勘違いしてしまいそうなニュアンスです。アロマは膨らみが有って、多くのムルソー南側の1級畑が見せる大理石的なニュアンスが少な目なんですね。

 蜜とやや熟れた柑橘が有り、レ・ペリエール的な表情を1/5~1/4ほど持っているような感じです。勿論ですがレ・ペリエールのような、石の集合体のような厳しいミネラリティを見せつけることは有りません。豊かなんですね・・レ・グット=ドールのような豊かさ・・ですが、それよりも洗練された美しさを感じます。

 そう言ってしまうと、ピュリニー1級と表現するのも全く同感で、終盤に見せるハシバミのようなミネラリティの表現から、

「・・いや、ムルソー1級かな・・良い年のレ・ジュヌヴリエール?」

と言うような判断も有るかもしれません。


 さりとて、イヴ・ボワイエ=マルトノのレ・ジュヌヴリエールのような緊張感の連続で痺れてしまうようなものでも無い訳ですから、もしこれがブラインドで出されたとするとかなり悩むことになってしまいそうです。


で、出来の方ですが・・これが非常に素晴らしいんですね。

「凝縮感が有ってタイトでムルソーの本質を見せていて・・・・」

と言ってしまうと、これは「嘘」です。それだと全く違う感じになります。


 勘違いされるかもしれないことを恐れずに言ってしまえば、

「2005年もののような雄大である種の大らかさと健康美を持ち、非常にバランスの良いピュリニー的な表情さえ感じさせる優雅なムルソー1級!」

とするのが良いかな・・と思います。これはかなり・・美味いです。今飲んでも行けちゃいますよ。