ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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Last Update 2020.09.25  



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ドメーヌ・ド・クロヴァロン

フランス Domaine de Clovallon ラングドック・ルーション
● 新規に取り扱うことになりましたドメーヌ・クロヴァロン(カトリーヌ・ロック)をご紹介します。とても評判が良いと聞きつけまして飲んでみることにしました。結果・・中々に良いです。

 ドメーヌ・クロヴァロンは、カトリーヌ・ロックによって南仏に創設された小さなドメーヌです。ドメーヌの畑は標高250~400メートルの高地にあり、ラングドックでも冷涼なミクロクリマに位置しています。

 クロヴァロンでは全ての畑でビオディナミによるブドウ栽培を行い、全てのワインが厳格なデメテールの認証を受けています。醸造においてもビオディナミの哲学を貫き、全房発酵と野生酵母のみによるナチュラルな醸造を行い、南仏のワインでありながらフィネスと冷涼感、エレガントさを備えたブルゴーニュワインのスタイルで造られています。


2018 les Aires I.G.P. Pay d'Oc Blanc
レ・ゼール I.G.P. ペイ・ドック・ブラン

15073
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン
■エージェント情報
品種:ヴィオニエ100%

 早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗をした後、5日間の低温マセレーションを施す。その後、圧搾してブドウに付着している野生酵母のみで、2/3を新樽のバリックで、1/3をステレンスタンクで発酵を行う。醸造中はSO2も含めいかなるものも添加せずにナチュラルな醸造を行う。発酵温度は17~18度、発酵期間は約21日間。その後、引き続き新樽のバリック2/3とステレンスタンク1/3でマロラクティック発酵と熟成を行う。マロ発酵は完全に実施し、熟成はシュール・リーの状態で行う。熟成期間は9ヶ月間。瓶詰めの1ヶ月前に澱引きを行い、無清澄で瓶詰め。2016年は、収量は1ヘクタール当たり20ヘクトリットル。総生産量は3千5百本。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,680 (外税) 
【しなやかで気品ある優れたヴィオニエです!・・すでにあのジェローム・ジュレを超えたか!カトリーヌ・ロックさん・・素晴らしいです!】
 ラングドックのデイリーワインも

「ついにここまで来たか!」

と思わせるような見事な出来でした。


 リアルワインガイドでも、その昔は全然売れなかったジェローム・ジュレが取り上げられ、noisy も散々レヴューを書かせていただきました。

 質感も有り、価格もリーズナブル!・・だったのですが、徐々に売れ始めるのと前後して、販売価格は3千円コースになってしまいました。

 ・・そうなってしまうと、この価格帯はさらに激戦区になり、上級ワインとも選択肢がダブりますから、ちょっと難しくなってしまうんですよね。


 ちょうど同じクラスとしては、やはり大人気の「レ・ヴィニョー」が有ります。価格帯はほぼ同様、品種の多彩さではレ・ヴィニョーが勝ります。

 しかしながら、ピノ・ノワールと言う・・みんな大好きな品種をエレガントに仕上げているのは、このカトリーヌ・ロック女史の方に有利さが有るかと思います。飲まれたお客様なら、

「カトリーヌ・ロック・・好きかも!」

と思われたことでしょう。柔らかくもエレガンスが有り、高質なピノ・ノワールですよね。


 同じような柔らかなテクスチュアで高質さを感じさせてくれる「ヴィオニエ」がこの「レ・ゼール・ブラン」です。2016年はネガティヴイメージが付きまといますが、全くそんなものは・・

「感じられませんでした。」


 さらには、「尖がったイメージ」「スパイシー過ぎるアロマ」「ざらつくテクスチュア」「ある種の欠損感」のどれか、もしくは複数が出がちなヴィオニエにおいて、そのどれもがほぼ当たらない・・つまり、それはより高級感を感じさせてくれることに繋がってるんですね。

 はんなりと放出されるスパイシーなアロマは拡がりとミネラリティを同時に感じさせてくれます。パレットはかなり円形、もしくは球形で、しなやかなテクスチュアと黄色味の有る果実感をドギツク無く感じさせてくれます。甘みは無く、ドライですがエキスの美味しさがバッチリ乗っています。余韻も実に綺麗に長く、おしとやかに感じさせてくれます。密度感も見事!・・これ以上、単に濃いだけだと疲れるし、薄いとシャバシャバ感が漂ってしまう、その微妙なラインを攻めています。しかもえくたーる当たり20ヘクトリットルと言う、ブルゴーニュの筆頭グラン・クリュ並みの収量ですよ。筆頭格で無いグラン・クリュは量的にもっと沢山造ってます。

 しかもカトリーヌ・ロックさん・・美人さんですよね~・・あ、これハラスメントになるのかな?・・いや、あくまで褒めたんです。だからどうしようとかってことでは無いので・・最近はどうにもやり辛い・・

 しかし、カトリーヌ・ロックさんの感性は素晴らしいと思うんですね。2種のピノ・ノワールも美味いし、懸念していた2016年の、それも白の「ヴィオニエ」も、

「南部の白ワインらしからぬ冷涼感」

さえ漂わせています。


 おそらくカトリーヌ・ロックさんは、自分が好きな味わいに持って行ってるんだと思うんですね。もしくは、

「そうあるべき」

味わいを、身体に染み付けていらっしゃるのでしょう。


 日本ではどうなのか判りませんが、世界中で話題になり、引く手あまたの状態のようです。このような優れた自然派ワイン・・しかも、揮発酸による浸食の無い見事なナチュラルさは、日本でももっと認められるべきかと思います。素晴らしいヴィオニエです!是非とも飲んでいただきたい!旨いです!


2016 les Aurieges I.G.P. Pay d'Oc Blanc
レ・ゾリエージュ I.G.P. ペイ・ドック・ブラン

14605
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン
■エージェント情報
ブドウ品種:リースリング 70%、ヴィオニエ 15%、クレレット・デュ・ラングドック 5%、プティ・マンサン&プティット・アルヴィーヌ 5%、ルーサンヌ 5%
 手摘みで収穫したブドウは全ての品種をブレンドして、ステンレスタンクでブドウに付着している野性酵母のみで発酵。引き続き11ヶ月間の長期のマセレーションと熟成。この間にマロ発酵は完全に実施。醸造中は SO2 も含めいかなるものも添加せずにナチュラルに醸造。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2 は瓶詰め時に 6mg/Lのみ添加。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,080 (外税) 
【・・やられた~・・!参りました!・・こう来たか~!】
 カトリーヌ・ロックのピノ・ノワールの、柔らかくて暑苦しく無い、美しい味わいにいつも癒されていましたが、このところはすでに娘さんの「アリックスさん」が造っているとか・・

「・・えっ?・・そうなんだ~・・」

と、テクニカルはたまにしか読まないので、全く知りませんでした。


 お母さんも美人さんですが、娘さんも可愛らしいですよね・・「惚れてまうやろ~・・」と・・♪♪。


 で、今回はインポーターさんからお話しが有り・・いや、このところは随分とnoisy に対する風当たりが・・いや、対応が・・(^^;; 優しくなられてきて、少しは数をいただけるようになって来たのと、新入荷のお話しをいただけるのが早い・・(これは結構に重要)ので、noisy自身が、

「これは行ける!」

と踏んだワインを何とかモノにできる可能性が増えて来たんですね。


 で、担当さんが言うには、

「クロヴァロンでオレンジワイン、造ったんですよ。これがかなり評判で・・数は無いんですけど・・」

 と言うことだったんですが、本心は、


「(・・オレンジワイン?・・オレンジ色してりゃ良いだけのオレンジワインの範疇にクロヴァロンを入れたくないなぁ・・)」

 と思っており、

「(まぁ、ロックさんは美人だからオレンジワインだと言っても美人に仕上がっているかもなぁ・・)」

 と、スケベ根性丸出しで、

「じゃぁ・・3ケース」

と言ってみたところ、結局は少し減らされましたが、常日頃

「テイスティング出来る数量、ちょうだいね!!」

と強く言っているのが効いたのか、思った以上に数は有ったのかは判りませんが、初めてのキュヴェにしてはまぁまぁ戴くことが出来たんですね。


 で、到着したのは良いんですが、消費増税絡みのゴタゴタや仕入れたのは良いが、まだテイスティングが出来ないからと仕舞い込んでいるワインの順番を飛び越えては、中々にテイスティングが出来ず、でも、

「いい加減に・・クロヴァロンも出さんといかん・・」

と言うことで、何と、


「新着発行の日(定休で休日です・・)にテイスティングしながらのレヴュー書き」

と言うような暴挙に出ている訳です。なので、

「いつもと背景が違う」

のにお気付きかと思いますが・・申し訳ありません、何とか伝わる写真になったかと思います。


 ソムリエナイフでコルクを抜くと・・滅茶早いです!・・アロマの上がりが!

「(・・おわっ!)」

と、その柔らかくも鋭角で入射してくるアロマと、鈍角入射の帯域の広い・・鼻の孔を押し広げつつ入ってくるようなアロマが交錯しつつ、なので非常に複雑です。

 しかも、非常にアロマティックでフルーツの種類に富み、何とも心地良い世界に誘われます。

「これ、マジで南仏かい・・アルザスじゃないの?」

と一瞬思いましたが、

「・・いや、待てよ・・この感じじゃアルザスの方が暑苦しいだろ・・」

と思い直しました。


 その心地良さを感じつつ口に含むと、ま~・・やられちゃいましたね。凄いポテンシャルです。

「・・そもそも・・オレンジじゃないじゃん!」


 何やら高質なリースリングが持つソリッドさ、香りの複雑さが来て、しかしボリューム感はしっかり有って・・でも「えげつなさ」とか、これ見よがしな感覚も無く、

「・・これ、どこまで膨らんで行くのか・・この先かなり見ないと図り切れないぞ・・」

とさえ感じてしまいました。


 もう、この段階で・・マンモスポテンシャルワイン、決定です。しかも質感が非常に高いです。ジェラール・シュレールのG.C.リースリングにクリスタルを溶け込ませたらこのニュアンスに近くなるか?・・いやいや、リースリングだけのニュアンスじゃないから、それはダメ・・・だとすると・・。

 などと、かなりの頭を使わされます。

 で、残糖感はゼロ・・(^^;; 超絶にドライです。後口が似ているのはディディエ・ダグノー・・でしょうか。そこにもっと自然派的ナチュラルさを加えた様な感じです。


 いやはや・・これはもう・・参ったとしか言いようが有りません。アレックスさん・・娘さんも結構過ぎる実力だったんですね~・・これ、任されて1年目のキュヴェでしょう?・・凄いな!


 とは言え、まだ若いですよ。ここまでポテンシャルが有ると、全開になるのにかなりの時間を必要とするでしょう。オレンジ色をしてるからオレンジワイン・・などと言う範疇でくくるワインでは有りません。相当なポテンシャルを持つ凄い白ワインだと言う認識が必要です。

 冷ややかでソリッドだけれど、しっかり膨らむし・・でも膨らみ切らない。果実はてんこ盛りなのに、まだ底など見えない。ミネラリティだけ見ていると・・とてもじゃないが南仏のワインには思えない・・と言うような、今までに経験の無い味わいでした!

 こりゃぁ・・経験してみないといけません。まぁ、好きか嫌いか・・は誰にも有るかと思いますが、少なくとも、

「3千円のワインじゃない!」

と思っていただけるかと思います。是非ご検討くださいませ!


2017 les Indigenes Rouge I.G.P. de l'Herault
レ・ザンディジェーヌ・ルージュ I.G.P. ド・エロー

14606
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン
■エージェント情報
 品種:約200年前に植樹された15種以上の地場品種が栽培されるクロから、フィールド・ブレンドで醸造された特異なキュヴェ。
 レ・ザンディジェンヌは、ドメーヌがあるベタリューの町を見下ろす丘の頂にある1haに満たないクロの畑から生まれる。石垣と果物の木によって人目から遮断されたこのクロには、約200年前に植樹された15種類以上の地場品種が、黒も白もグリ系ブドウも全て混植された状態で栽培されています。そして、自根のブドウ木も多く含まれています。ドメーヌは所有者ではありませんが、フェルマージュ(小作契約)で、畑の栽培とワインの醸造を行っています。品種が特定されていなかった昔のままに、フィールド・ブレンドで、全ての品種が一緒に収穫され、一緒に醸造されます。発酵は野生酵母のみで大樽で温度管理を行わずに行い、熟成後は無清澄・無濾過で瓶詰めされます。レ・ザンディジェーヌとはフランス語で「原住民」を意味します。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,780 (外税) 
【超絶な混植由来なのにこの一体感!ピュアで冷ややかなアロマに美しいエキス味、涼し気な余韻は瑞々しさを感じさせます。少し熟させても面白いはず!】
 このワインが混植なんだ!・・とテイスティングして判る方はかなりの感性の持ち主でいらっしゃると思います。

「・・ピノかなぁ?・・でもなぁ・・」

 noisy の場合は、自分で仕入れたとしても来た時にはほとんど忘れちゃってますから、知らないワインのテイスティング時には、
テクニカルがほとんど判っていないんですね。なので、むしろ第一印象は結構に重要、あとから、

「・・なるほど・・そう言うことか・・」

と再確認するようなことも多く有ります。


 まぁ、言ってしまえば、「ゲミシュターサッツ」であり、マルセル・ダイスなら「混植」なんですね。しかも、

「200年前に植樹した地場品種のオンパレードで、その品種の名前すら判らない・・」

と言うことなんですね。


 しかも200年前に植樹って・・もしかして、フラン・ド・ピエ(接ぎ木無し)か?・・だからこその「この一体感なのか?」・・と言う部分に行きつく訳です。

 まぁ、エージェントさんのテクニカル資料を100%信用はしていないものの確かめようもないので、どうにもクリアにできず悶絶する訳ですが、確かにこの「一体感」「シームレス感」はその辺りを感じさせます。

 しかもこの南部の葡萄を使用しつつも、「・・ピノか?」と一瞬感じるほどの冷ややかさをも持ち合わせており、中盤以降にはほんのりと「黒い果実」をノーズに運んできますから、

「・・一体、どんな葡萄なんだ?」

とまた悶絶する訳です。


 それでいて完成度は非常に高く、クリアでピュアな味わいには、基本、赤果実が支配しており、非常にドライで完全エキスのワインに仕上がっていることに、驚きを感じます。

「やっぱり・・センスなんだよなぁ・・」

と思ってしまいました。


 しかし、実際のポテンシャルを拾いますと、現在の状況で100%の力を発揮している訳では無いことも判ります。それでも美しいバランスで美味しくは飲めてしまうんですけどね。

 現状で飲むことを考えますと、赤果実中心の美しい味わいの一体感の高いワインです。しかしながら、2~3年の熟を経ますと、

「多品種による混植」

の特徴が出てくるはずなんですね。・・ね?・・実に楽しいワインでしょう?・・アンディジェーヌとの名付けと言えば、あのフィリップ・パカレの2005年のコルトン=シャルルマーニュになるはずだったワインを思い出されますが、

「(現状に対する)反逆者」

と言うようなロック女史の強い意志と感性を感じます。


 しかも価格も嬉しいです。こんなに楽しめて・・こんなんですから・・。是非とも他のアイテムも飲んでみたいと思っていただけると思います。ご検討くださいませ。お勧めです!


2017 Pinot Noir les Pomaredes I.G.P. de l'Herault
ピノ・ノワール・レ・ポマレード I.G.P. ド・エロー

14604
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン
◆◆◆大人気ワインがヴィンテージ更新で再入荷です!
■エージェント情報
 早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗せずに100%全房で発酵。ブドウに付着している野生酵母のみで、円錐形の木製の発酵槽で発酵させる。醸造中はSO2も含めいかなるものも添加せずにナチュラルな醸造を行う。発酵温度は25~28度、発酵期間は約7日間。その後、2週間の果皮浸漬を施す。圧搾後、引き続き木製の円錐形のタンクでマロラクティック発酵と熟成。熟成中はバトナージュも澱引きを行わず、アッサンブラージュ後に無清澄で瓶詰め。2014年は、収量は1ヘクタール当たり10ヘクトリットル。総生産量は2500本。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,980 (外税) 
【タイトに引き締まったボディ・ピュアな果実感が嬉しい南仏のピノ・ノワール!ちょっと驚きの仕上がりです!超お勧め!】
 巷で評判になりつつある、カトリーヌ・ロックさんのピノ・ノワールをご紹介します。評判が良いと言うことは、商品の引きが強いと言うことになりますので、確保が中々難しい・・と言うことになり、御多分に漏れず・・

「割り当て->12本だけ」

です。

 そう言われても飲んだことの無いワインを巷で評判が良いと言うだけで販売するほどnoisyは図太い神経を持ち合わせていないので、利益確保が難しい中・・今回分けていただいた3アイテムをテイスティングさせていただきました。

 結果・・

「・・なるほどね・・」

と納得出来ましたのでご紹介させていただきます。


 「ピノ・ノワール・ペイ・ドック2016年」が上の写真です。写真の大きさ以外は色味の調整、明るさなど、一切手を付けていませんが、存在感有りますよね。ここ2~3年、テイスティング時の写真を掲載するようになってから、多くの写真をアップしていますので、良くご覧いただいているお客様も、

「おっ?・・これは・・行けそうだ!」

とか、

「・・ん?・・色味の調整し過ぎじゃないの?」

位は判断できるようになられたんじゃないでしょうか・・(^^;;

 まぁ、言ってしまえば、「下の写真の存在感の凄さ」が目立ってしまうと思いますが、一度そこは見ないでいただいて・・。

 エージェントさんの説明では「ブルゴーニュ・スタイル」とのことで、皆さんもそれを期待されると思うんですね。

 でも、全くのブルゴーニュそっくりなピノ・ノワールだとは言えませんので、勘違いしないように・・お願いいたします。

 しかしながら、オックと言う南の地で、エキセントリックでド太く酸の弱い、温かい味わいの強いピノ・ノワール・・には、仕上がっておりませんで、そう言う意味合いでは確かに・・

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールに寄ったエレガントさの有る暑苦しく無いピノ・ノワール」

と言えます。

ドライでふくよかで、非常にピュアです。ミネラリティの組成はブルゴーニュ的・・と言えるかもしれません。

 この写真、全く調整していないのに美しいですよね。ビオ的なエキセントリックさは無く、デメテールの認証を取っているようですが、ピュアなベリー系の果実と適度な膨らみ、どこか数か所が尖がっているようなパレットを持たず、とても緩やかなカーブを持った心地良いパレットを描きます。

 甘く無いのが良いですね。強さを持った糖度の高い葡萄は、アルコールに変化させると「ボリューム感・強さ」を生み、美しい酸のバランスを持てません。適度なタイミングで健康的な葡萄が収穫でき、しかもそれを丁寧に選択したが故の上品な仕上がりになっています。

 受けるのも判るなぁ・・と言う印象です。価格もリーズナブルです。


「レ・ポマレード」は2014年、上級キュヴェです。美しいですね~!・・まさにブルゴーニュ的な彩色が見て取れます。美しいバランスの酸が見えてくるような写真じゃないかと思いますがいかがでしょう?

 若い「ピノ・ノワール2016」に比較すると、やはりとても滑らかで、より美しい酸が嬉しいドライなピノです。

 ドライだとは言っても、どこかアンリ・ジャイエ風なほんの僅かな甘味を感じる仕上がりで、テクニカルに寄りますと10日間の低温浸漬を施し、何と10ヘクトリットルと言う単位収穫量で造っているそうで・・

「なるほど・・それで質感も備わる訳だ・・」

 こちらはよりブルゴーニュ的ですが、それでもブルゴーニュと同様に冷たい風情か?・・と言われると、そうでは無いですね。しかし、この位のレベルに仕上がるブルゴーニュワインも存在するとも思えますから、エレガントさに加えてのわずかなパワフルさも存在する・・と言うのが良いかと思います。

 非常に好意的に思えてしまう味わいで、これならオックのピノ・ノワールも捨てたもんじゃないぞ・・と感じました。

 勿論、果実はベリーやチェリーがピュアに香ります。とても良いバランスでした!


 エージェントさんは次回も分けてくれると約束してくれましたので、これからも注意して見守りたいと思います。是非飲んでみてください!超お勧めです!




2017 Palagret Rouge I.G.P. de l'Herault
パラグレ・ルージュ I.G.P. ド・エロー

14089
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン
■エージェント情報
シラー80%、ピノ・ノワール20%

ブドウは完全に除梗。発酵はブドウに付着している野生酵母のみで行い、醸造中はSO2も含めいかなるものも添加せずにナチュラルな醸造を実施。シラーは2か月に及ぶ果皮浸漬。ピノ・ノワールは2週間の果皮浸漬。その後、ブレンドをしてバリックに移してマロラクティック発酵と熟成。熟成中はバトナージュも澱引きを行わず、無清澄で瓶詰め。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,290 (外税) 
【これは美味しい!カトリーヌさんのセンスの良さを感じる全方向にまん丸いナチュラルな味わいです!】
 こちらもnoisy にとってはある意味、とても驚きのワインです。

「・・へ~・・こんな風に仕上げられるんだ・・」

と、技術的なことを含め、大いに感心してしまいました。


 このバランスは凄いですよ。しかもSo2は使っていないそうですから・・。

「So2無しって・・マジすか?」


 確かに香りのスピードは有るしテクスチュアは柔らかいし、身体に向かってくる角度の優しいことったら・・無いんですね。グラスからのアロマの妖艶さと、口に含んだ時の精緻さと丸さ、酸バランスは、noisy が通常想像してしまうものとは異なるレベルでした。

「・・想像の範囲内でしたよ♪♪」

 みたいなCFをテレビでやってますが、まるで正反対です。

「・・ほんまでっか?」

と言うような反応が正しいです。


 赤果実に黒果実が差し込んでくる美しく、ほんのりと太さも有るエレガント系の味わいで、チープな(高級感の無い)シラーに見られる質感の無さ、アロマの雑さは全く有りません・・が妖艶さがほんのり、官能感を漂わせているものの、非常なる精緻さをも感じさせてくれるんですね。

 そしてこのワインは非常にナチュラルです。柔らかいし優しい・・ワインだけで食事が完成してしまう世界観が有ります。まぁ、パンとチーズが有れば最高でしょう!

 リーズナブルなワインながらこの完成度には驚きです。是非飲んでみて欲しいワインでした!・・またザンディジェーヌもビックリワインです。是非ご検討くださいませ!お勧めします!



2016 les Indigenes Rouge I.G.P. de l'Herault
レ・ザンディジェーヌ・ルージュ I.G.P. ド・エロー

14090
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン
■エージェント情報
 品種:約200年前に植樹された15種以上の地場品種が栽培されるクロから、フィールド・ブレンドで醸造された特異なキュヴェ。
 レ・ザンディジェンヌは、ドメーヌがあるベタリューの町を見下ろす丘の頂にある1haに満たないクロの畑から生まれる。石垣と果物の木によって人目から遮断されたこのクロには、約200年前に植樹された15種類以上の地場品種が、黒も白もグリ系ブドウも全て混植された状態で栽培されています。そして、自根のブドウ木も多く含まれています。ドメーヌは所有者ではありませんが、フェルマージュ(小作契約)で、畑の栽培とワインの醸造を行っています。品種が特定されていなかった昔のままに、フィールド・ブレンドで、全ての品種が一緒に収穫され、一緒に醸造されます。発酵は野生酵母のみで大樽で温度管理を行わずに行い、熟成後は無清澄・無濾過で瓶詰めされます。レ・ザンディジェーヌとはフランス語で「原住民」を意味します。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,690 (外税) 
【超絶な混植由来なのにこの一体感!ピュアで冷ややかなアロマに美しいエキス味、涼し気な余韻は瑞々しさを感じさせます。少し熟させても面白いはず!】
 このワインが混植なんだ!・・とテイスティングして判る方はかなりの感性の持ち主でいらっしゃると思います。

「・・ピノかなぁ?・・でもなぁ・・」

 noisy の場合は、自分で仕入れたとしても来た時にはほとんど忘れちゃってますから、知らないワインのテイスティング時には、
テクニカルがほとんど判っていないんですね。なので、むしろ第一印象は結構に重要、あとから、

「・・なるほど・・そう言うことか・・」

と再確認するようなことも多く有ります。


 まぁ、言ってしまえば、「ゲミシュターサッツ」であり、マルセル・ダイスなら「混植」なんですね。しかも、

「200年前に植樹した地場品種のオンパレードで、その品種の名前すら判らない・・」

と言うことなんですね。


 しかも200年前に植樹って・・もしかして、フラン・ド・ピエ(接ぎ木無し)か?・・だからこその「この一体感なのか?」・・と言う部分に行きつく訳です。

 まぁ、エージェントさんのテクニカル資料を100%信用はしていないものの確かめようもないので、どうにもクリアにできず悶絶する訳ですが、確かにこの「一体感」「シームレス感」はその辺りを感じさせます。

 しかもこの南部の葡萄を使用しつつも、「・・ピノか?」と一瞬感じるほどの冷ややかさをも持ち合わせており、中盤以降にはほんのりと「黒い果実」をノーズに運んできますから、

「・・一体、どんな葡萄なんだ?」

とまた悶絶する訳です。


 それでいて完成度は非常に高く、クリアでピュアな味わいには、基本、赤果実が支配しており、非常にドライで完全エキスのワインに仕上がっていることに、驚きを感じます。

「やっぱり・・センスなんだよなぁ・・」

と思ってしまいました。


 しかし、実際のポテンシャルを拾いますと、現在の状況で100%の力を発揮している訳では無いことも判ります。それでも美しいバランスで美味しくは飲めてしまうんですけどね。

 現状で飲むことを考えますと、赤果実中心の美しい味わいの一体感の高いワインです。しかしながら、2~3年の熟を経ますと、

「多品種による混植」

の特徴が出てくるはずなんですね。・・ね?・・実に楽しいワインでしょう?・・アンディジェーヌとの名付けと言えば、あのフィリップ・パカレの2005年のコルトン=シャルルマーニュになるはずだったワインを思い出されますが、

「(現状に対する)反逆者」

と言うようなロック女史の強い意志と感性を感じます。


 しかも価格も嬉しいです。こんなに楽しめて・・こんなんですから・・。是非とも他のアイテムも飲んでみたいと思っていただけると思います。ご検討くださいませ。お勧めです!


2016 Pinot Noir I.G.P. Pay d'Oc
ピノ・ノワール I.G.P. ペイ・ドック

12893
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン
◆◆◆2018年4月、再度テイスティングしましたが、やはり非常に旨いです!超お勧めです!

■エージェント情報
品種:ピノ・ノワール100%
 早朝に手摘みして収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗は50%行い、除梗していないブドウと除梗したブドウを発酵槽の中に交互に敷き詰めてミルフィーユ状の層に敷き詰める「サンドイッチ」と呼ぶ手法を取っています。
 発酵はブドウに付着している野生酵母のみで行い、醸造中はSO2も含めいかなるものも添加せずにナチュラルな醸造を行っています。発酵は25~28度の低温で行い、発酵期間は約5日間。その後、10日間の果皮浸漬を施す。圧搾後、225リットルのバリックに移してマロラクティック発酵と熟成を行います。
 熟成中はバトナージュも澱引きを行わず、収穫翌年の春にアッサンブラージュを行って、無清澄で瓶詰め。2016年は、収量は1ヘクタール当たり12ヘクトリットル。総生産量は7000本。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,280 (外税) 


2014 Pinot Noir les Pomaredes IGP de l'Herault
ピノ・ノワール・レ・ポマレード I.G.P. ド・エロー

12894
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン
◆◆◆前回早々に完売しておりましたレ・ポマレードの同ヴィンテージものの再入荷です!
■エージェント情報
 早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗せずに100%全房で発酵。ブドウに付着している野生酵母のみで、円錐形の木製の発酵槽で発酵させる。醸造中はSO2も含めいかなるものも添加せずにナチュラルな醸造を行う。発酵温度は25~28度、発酵期間は約7日間。その後、2週間の果皮浸漬を施す。圧搾後、引き続き木製の円錐形のタンクでマロラクティック発酵と熟成。熟成中はバトナージュも澱引きを行わず、アッサンブラージュ後に無清澄で瓶詰め。2014年は、収量は1ヘクタール当たり10ヘクトリットル。総生産量は2500本。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,890 (外税) 
【タイトに引き締まったボディ・ピュアな果実感が嬉しい南仏のピノ・ノワール!ちょっと驚きの仕上がりです!超お勧め!】
 巷で評判になりつつある、カトリーヌ・ロックさんのピノ・ノワールをご紹介します。評判が良いと言うことは、商品の引きが強いと言うことになりますので、確保が中々難しい・・と言うことになり、御多分に漏れず・・

「割り当て->12本だけ」

です。

 そう言われても飲んだことの無いワインを巷で評判が良いと言うだけで販売するほどnoisyは図太い神経を持ち合わせていないので、利益確保が難しい中・・今回分けていただいた3アイテムをテイスティングさせていただきました。

 結果・・

「・・なるほどね・・」

と納得出来ましたのでご紹介させていただきます。


 「ピノ・ノワール・ペイ・ドック2016年」が上の写真です。写真の大きさ以外は色味の調整、明るさなど、一切手を付けていませんが、存在感有りますよね。ここ2~3年、テイスティング時の写真を掲載するようになってから、多くの写真をアップしていますので、良くご覧いただいているお客様も、

「おっ?・・これは・・行けそうだ!」

とか、

「・・ん?・・色味の調整し過ぎじゃないの?」

位は判断できるようになられたんじゃないでしょうか・・(^^;;

 まぁ、言ってしまえば、「下の写真の存在感の凄さ」が目立ってしまうと思いますが、一度そこは見ないでいただいて・・。

 エージェントさんの説明では「ブルゴーニュ・スタイル」とのことで、皆さんもそれを期待されると思うんですね。

 でも、全くのブルゴーニュそっくりなピノ・ノワールだとは言えませんので、勘違いしないように・・お願いいたします。

 しかしながら、オックと言う南の地で、エキセントリックでド太く酸の弱い、温かい味わいの強いピノ・ノワール・・には、仕上がっておりませんで、そう言う意味合いでは確かに・・

「ブルゴーニュ・ピノ・ノワールに寄ったエレガントさの有る暑苦しく無いピノ・ノワール」

と言えます。

ドライでふくよかで、非常にピュアです。ミネラリティの組成はブルゴーニュ的・・と言えるかもしれません。

 この写真、全く調整していないのに美しいですよね。ビオ的なエキセントリックさは無く、デメテールの認証を取っているようですが、ピュアなベリー系の果実と適度な膨らみ、どこか数か所が尖がっているようなパレットを持たず、とても緩やかなカーブを持った心地良いパレットを描きます。

 甘く無いのが良いですね。強さを持った糖度の高い葡萄は、アルコールに変化させると「ボリューム感・強さ」を生み、美しい酸のバランスを持てません。適度なタイミングで健康的な葡萄が収穫でき、しかもそれを丁寧に選択したが故の上品な仕上がりになっています。

 受けるのも判るなぁ・・と言う印象です。価格もリーズナブルです。


「レ・ポマレード」は2014年、上級キュヴェです。美しいですね~!・・まさにブルゴーニュ的な彩色が見て取れます。美しいバランスの酸が見えてくるような写真じゃないかと思いますがいかがでしょう?

 若い「ピノ・ノワール2016」に比較すると、やはりとても滑らかで、より美しい酸が嬉しいドライなピノです。

 ドライだとは言っても、どこかアンリ・ジャイエ風なほんの僅かな甘味を感じる仕上がりで、テクニカルに寄りますと10日間の低温浸漬を施し、何と10ヘクトリットルと言う単位収穫量で造っているそうで・・

「なるほど・・それで質感も備わる訳だ・・」

 こちらはよりブルゴーニュ的ですが、それでもブルゴーニュと同様に冷たい風情か?・・と言われると、そうでは無いですね。しかし、この位のレベルに仕上がるブルゴーニュワインも存在するとも思えますから、エレガントさに加えてのわずかなパワフルさも存在する・・と言うのが良いかと思います。

 非常に好意的に思えてしまう味わいで、これならオックのピノ・ノワールも捨てたもんじゃないぞ・・と感じました。

 勿論、果実はベリーやチェリーがピュアに香ります。とても良いバランスでした!


 エージェントさんは次回も分けてくれると約束してくれましたので、これからも注意して見守りたいと思います。是非飲んでみてください!超お勧めです!




2016 les Aires I.G.P. Pay d'Oc Blanc
レ・ゼール I.G.P. ペイ・ドック・ブラン

13274
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン
■エージェント情報
品種:ヴィオニエ100%

 早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗をした後、5日間の低温マセレーションを施す。その後、圧搾してブドウに付着している野生酵母のみで、2/3を新樽のバリックで、1/3をステレンスタンクで発酵を行う。醸造中はSO2も含めいかなるものも添加せずにナチュラルな醸造を行う。発酵温度は17~18度、発酵期間は約21日間。その後、引き続き新樽のバリック2/3とステレンスタンク1/3でマロラクティック発酵と熟成を行う。マロ発酵は完全に実施し、熟成はシュール・リーの状態で行う。熟成期間は9ヶ月間。瓶詰めの1ヶ月前に澱引きを行い、無清澄で瓶詰め。2016年は、収量は1ヘクタール当たり20ヘクトリットル。総生産量は3千5百本。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,350 (外税) 
【しなやかで気品ある優れたヴィオニエです!・・すでにあのジェローム・ジュレを超えたか!カトリーヌ・ロックさん・・素晴らしいです!】
 ラングドックのデイリーワインも

「ついにここまで来たか!」

と思わせるような見事な出来でした。


 リアルワインガイドでも、その昔は全然売れなかったジェローム・ジュレが取り上げられ、noisy も散々レヴューを書かせていただきました。

 質感も有り、価格もリーズナブル!・・だったのですが、徐々に売れ始めるのと前後して、販売価格は3千円コースになってしまいました。

 ・・そうなってしまうと、この価格帯はさらに激戦区になり、上級ワインとも選択肢がダブりますから、ちょっと難しくなってしまうんですよね。


 ちょうど同じクラスとしては、やはり大人気の「レ・ヴィニョー」が有ります。価格帯はほぼ同様、品種の多彩さではレ・ヴィニョーが勝ります。

 しかしながら、ピノ・ノワールと言う・・みんな大好きな品種をエレガントに仕上げているのは、このカトリーヌ・ロック女史の方に有利さが有るかと思います。飲まれたお客様なら、

「カトリーヌ・ロック・・好きかも!」

と思われたことでしょう。柔らかくもエレガンスが有り、高質なピノ・ノワールですよね。


 同じような柔らかなテクスチュアで高質さを感じさせてくれる「ヴィオニエ」がこの「レ・ゼール・ブラン」です。2016年はネガティヴイメージが付きまといますが、全くそんなものは・・

「感じられませんでした。」


 さらには、「尖がったイメージ」「スパイシー過ぎるアロマ」「ざらつくテクスチュア」「ある種の欠損感」のどれか、もしくは複数が出がちなヴィオニエにおいて、そのどれもがほぼ当たらない・・つまり、それはより高級感を感じさせてくれることに繋がってるんですね。

 はんなりと放出されるスパイシーなアロマは拡がりとミネラリティを同時に感じさせてくれます。パレットはかなり円形、もしくは球形で、しなやかなテクスチュアと黄色味の有る果実感をドギツク無く感じさせてくれます。甘みは無く、ドライですがエキスの美味しさがバッチリ乗っています。余韻も実に綺麗に長く、おしとやかに感じさせてくれます。密度感も見事!・・これ以上、単に濃いだけだと疲れるし、薄いとシャバシャバ感が漂ってしまう、その微妙なラインを攻めています。しかもえくたーる当たり20ヘクトリットルと言う、ブルゴーニュの筆頭グラン・クリュ並みの収量ですよ。筆頭格で無いグラン・クリュは量的にもっと沢山造ってます。

 しかもカトリーヌ・ロックさん・・美人さんですよね~・・あ、これハラスメントになるのかな?・・いや、あくまで褒めたんです。だからどうしようとかってことでは無いので・・最近はどうにもやり辛い・・

 しかし、カトリーヌ・ロックさんの感性は素晴らしいと思うんですね。2種のピノ・ノワールも美味いし、懸念していた2016年の、それも白の「ヴィオニエ」も、

「南部の白ワインらしからぬ冷涼感」

さえ漂わせています。


 おそらくカトリーヌ・ロックさんは、自分が好きな味わいに持って行ってるんだと思うんですね。もしくは、

「そうあるべき」

味わいを、身体に染み付けていらっしゃるのでしょう。


 日本ではどうなのか判りませんが、世界中で話題になり、引く手あまたの状態のようです。このような優れた自然派ワイン・・しかも、揮発酸による浸食の無い見事なナチュラルさは、日本でももっと認められるべきかと思います。素晴らしいヴィオニエです!是非とも飲んでいただきたい!旨いです!