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ドメーヌ・ド・クロヴァロン

ド・クロヴァロン

フランス Domaine de Clovallon ラングドック・ルーション
● 新規に取り扱うことになりましたドメーヌ・クロヴァロン(カトリーヌ・ロック)をご紹介します。とても評判が良いと聞きつけまして飲んでみることにしました。結果・・中々に良いです。

 ドメーヌ・クロヴァロンは、カトリーヌ・ロックによって南仏に創設された小さなドメーヌです。ドメーヌの畑は標高250~400メートルの高地にあり、ラングドックでも冷涼なミクロクリマに位置しています。

 クロヴァロンでは全ての畑でビオディナミによるブドウ栽培を行い、全てのワインが厳格なデメテールの認証を受けています。醸造においてもビオディナミの哲学を貫き、全房発酵と野生酵母のみによるナチュラルな醸造を行い、南仏のワインでありながらフィネスと冷涼感、エレガントさを備えたブルゴーニュワインのスタイルで造られています。


2016 les Aires I.G.P. Pay d'Oc Blanc
レ・ゼール I.G.P. ペイ・ドック・ブラン

13274
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ラングドック・ルーション
ドメーヌ・ド・クロヴァロン

■エージェント情報
品種:ヴィオニエ100%

 早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗をした後、5日間の低温マセレーションを施す。その後、圧搾してブドウに付着している野生酵母のみで、2/3を新樽のバリックで、1/3をステレンスタンクで発酵を行う。醸造中はSO2も含めいかなるものも添加せずにナチュラルな醸造を行う。発酵温度は17~18度、発酵期間は約21日間。その後、引き続き新樽のバリック2/3とステレンスタンク1/3でマロラクティック発酵と熟成を行う。マロ発酵は完全に実施し、熟成はシュール・リーの状態で行う。熟成期間は9ヶ月間。瓶詰めの1ヶ月前に澱引きを行い、無清澄で瓶詰め。2016年は、収量は1ヘクタール当たり20ヘクトリットル。総生産量は3千5百本。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,350 (外税) 
【しなやかで気品ある優れたヴィオニエです!・・すでにあのジェローム・ジュレを超えたか!カトリーヌ・ロックさん・・素晴らしいです!】
 ラングドックのデイリーワインも

「ついにここまで来たか!」

と思わせるような見事な出来でした。


 リアルワインガイドでも、その昔は全然売れなかったジェローム・ジュレが取り上げられ、noisy も散々レヴューを書かせていただきました。

 質感も有り、価格もリーズナブル!・・だったのですが、徐々に売れ始めるのと前後して、販売価格は3千円コースになってしまいました。

 ・・そうなってしまうと、この価格帯はさらに激戦区になり、上級ワインとも選択肢がダブりますから、ちょっと難しくなってしまうんですよね。


 ちょうど同じクラスとしては、やはり大人気の「レ・ヴィニョー」が有ります。価格帯はほぼ同様、品種の多彩さではレ・ヴィニョーが勝ります。

 しかしながら、ピノ・ノワールと言う・・みんな大好きな品種をエレガントに仕上げているのは、このカトリーヌ・ロック女史の方に有利さが有るかと思います。飲まれたお客様なら、

「カトリーヌ・ロック・・好きかも!」

と思われたことでしょう。柔らかくもエレガンスが有り、高質なピノ・ノワールですよね。


 同じような柔らかなテクスチュアで高質さを感じさせてくれる「ヴィオニエ」がこの「レ・ゼール・ブラン」です。2016年はネガティヴイメージが付きまといますが、全くそんなものは・・

「感じられませんでした。」


 さらには、「尖がったイメージ」「スパイシー過ぎるアロマ」「ざらつくテクスチュア」「ある種の欠損感」のどれか、もしくは複数が出がちなヴィオニエにおいて、そのどれもがほぼ当たらない・・つまり、それはより高級感を感じさせてくれることに繋がってるんですね。

 はんなりと放出されるスパイシーなアロマは拡がりとミネラリティを同時に感じさせてくれます。パレットはかなり円形、もしくは球形で、しなやかなテクスチュアと黄色味の有る果実感をドギツク無く感じさせてくれます。甘みは無く、ドライですがエキスの美味しさがバッチリ乗っています。余韻も実に綺麗に長く、おしとやかに感じさせてくれます。密度感も見事!・・これ以上、単に濃いだけだと疲れるし、薄いとシャバシャバ感が漂ってしまう、その微妙なラインを攻めています。しかもえくたーる当たり20ヘクトリットルと言う、ブルゴーニュの筆頭グラン・クリュ並みの収量ですよ。筆頭格で無いグラン・クリュは量的にもっと沢山造ってます。

 しかもカトリーヌ・ロックさん・・美人さんですよね~・・あ、これハラスメントになるのかな?・・いや、あくまで褒めたんです。だからどうしようとかってことでは無いので・・最近はどうにもやり辛い・・

 しかし、カトリーヌ・ロックさんの感性は素晴らしいと思うんですね。2種のピノ・ノワールも美味いし、懸念していた2016年の、それも白の「ヴィオニエ」も、

「南部の白ワインらしからぬ冷涼感」

さえ漂わせています。


 おそらくカトリーヌ・ロックさんは、自分が好きな味わいに持って行ってるんだと思うんですね。もしくは、

「そうあるべき」

味わいを、身体に染み付けていらっしゃるのでしょう。


 日本ではどうなのか判りませんが、世界中で話題になり、引く手あまたの状態のようです。このような優れた自然派ワイン・・しかも、揮発酸による浸食の無い見事なナチュラルさは、日本でももっと認められるべきかと思います。素晴らしいヴィオニエです!是非とも飲んでいただきたい!旨いです!