ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ヤン・ドゥリュー

ヤン・ドゥリュー

フランス Yann Durieux ブルゴーニュ
● 久しぶりのご案内になったヤン・ドゥリューです。実は色々有りまして・・しばらく離れていました。

 ワイン業界を取り巻く環境もめまぐるしく変化しています。今まで普通に入っていたものが急に入らなくなったり、理解不能な位に値上げに成ったり、数量が極端に減ってしまったりしています。また現況は新型コロナウイルスの影響も有り、飲食店さんは売上的にはかなりの打撃を受けています。特に「ワインを一生懸命広めて来たお店」は、ランチ以外で頑張るしか無く・・もっとも、少人数で回していたお店は、存続については問題はないのかもしれませんが、モチベーション的には駄々下がりでしょう。

 ヤン・ドゥリュー...ご存じの方には、

「・・凄い可能性を感じる・・と言うか、素直に素晴らしい!」

と絶賛する方と、

「・・私にはちょっと・・」

とネガティヴに捉えてしまわれる方と、両方いらっしゃるでしょう。


 しかしながらそれでも、先進的なビオ・・それもブルゴーニュで・・下手をすれば「クリュ」「村名」の畑で、造っている生産者ですが、

「ワインなのか、ワインではないのか・・飲んでも良く判らない・・」

と言うような代物では有りません。


 ナチュラルワインの限界を攻めていながら、昔からのワインファンをも唸らせる魅力のあるピュアさを持っています。

 noisy も、彼のそのスタンスに好意を持ちながらも、余りの価格の高さと、テイスティングさえできないほどの数量しか割り当てが来ないことに嫌気が差し、しばらくの間離れることになってしまった訳です。

 今回も3アイテムのみ、4本、3本、3本で計10本と言うような非常に少量な数しか来ていませんが、それでも次回以降は

「テイスティング出来る位の量は保証する」

とのエージェントさんの言葉を信じ、取扱を再開させていただくことになりました。


 ですが、それでも3アイテムで10本中、価格の高い方を2本テイスティングしていますので、ほぼボランティアです。商売としますとまるで割に合いません。

 それでも・・・

「ブルゴーニュワインの将来を背負っている一人」

で有ることは間違い無いと感じています。


 プリューレ・ロックの品質を支えた一人としても有りますが、どんなワイン屋も、偉い資格保持者も、避けて通って来た「ブルゴーニュのビオに対する素直な印象の吐露」を、もし誰も行わないのであれば、非常に不幸なことになってしまうと憂いています。

 素晴らしいブルゴーニュワインだと感じました。それでも、全てのブルゴーニュワインファンに向けて、是非とも飲んでくれとは・・言いません。

「ブルゴーニュ新時代を見つめて行きたい!」

 そう思われる方でしたら、是非飲んでみていただきたいと思っています。


■エージェント情報

これぞブルゴーニュの真髄!思わずため息が出てしまう...ヤンドゥリューのご案内です。

「やっと充実したワイン造りが出来たと感じられたんだ」
と満面の笑みで語ってくれたのは2019年6月、猛暑のブルゴーニュで初めて会ったヤン ドゥリューの言葉です。この日はこれからリリースする予定の2017VTや過去のバックヴィンテージ含め20アイテム近い試飲をしながら、各キュヴェの特徴を本人から聞くという幸せな訪問をしていました。初めて会うヤンは話には聞いていましたが、オーラ全開の相当に”トンガッた”人。言葉の一つ一つにエモーショナルな波動が込められているかのように我々の心に突き刺さります。とは言え、ワイン以外の話しをする時は身重の妻を優しくフォローする良い夫な側面もある、実に人間らしい人でした。ワイン以外にもレースが趣味なヤン。BMWのM3で爆走するのが癒やしと語る眼は、まるでヤンチャな子供のようでした。(ちなみに訪問1周間前にM3で爆走した為、免停になったそうです。)

 基本的には遅めのタイミングで収穫をするヤンは、多いと10ヶ国以上の季節労働者50~60人で行っていますが、例え季節労働者でもレベルの高い仕事をして欲しいと思っているため、仕事に見合った給料を払っているとの事。良い仕事をするために、眼に見えない所にも配慮を欠かさないヤン。そんな一つ一つの涙ぐましい努力の結晶である彼のワインから、今回は3キュヴェのご案内です。


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 脅威の自然児が造るスーパー・ナチュールワイン!?が入荷です。今回は白ワインが2アイテム・・でも性格が全く異なる2アイテムでした!そしてそのどちらもが素晴らしい!非常に希少です。ブルゴーニュワイン・ファンは「シャルドネ・セレクスィヨン」を、ヴァン・ナチュールがお好きな方、もしくはブルゴーニュがお好きでヴァン・ナチュールもお好きな方は「シャルドネ・カ・ドー」を是非ともご注文ください!


 「マジっすか~!」
みたいなヘヴィ・メタぎんぎんなエチケットのやんちゃさ・・そして、飲んでみてビックリのアヴァンギャルドさと、捨ててはいけないものはしっかりと・・そしてそれをさらに磨きぬいていると言う、プロも認めざるを得ない味わいのワインをご紹介します。ヤン・ドゥリュー・・・お見知りおき下さい・・っても、このエチケットを観たら忘れられないですよね!


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

ポスト フィリップ パカレ!!
ポスト プリューレ ロック!!!
ブルゴーニュに次世代のスターが登場!

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(その良し悪しは別として)日本のワインシーンではもっとも話題にのぼる産地、ブルゴーニュ。

 素晴らしいテロワールの数々、素晴らしい造り手たち、高い評価に高いお値段…

 当然ながら新規就農の造り手にはハードルが高く、既存の生産者が切磋琢磨するなかで、なかなか若く有望な造り手が登場するには厳しい環境です。

“2010年ヴィンテージでデビューを果たし、あっという間にパリのカヴィストやソムリエたちの話題をさらったポスト フィリップ パカレ!!ポスト プリューレ ロック!!!間違いなしのブルゴーニュ自然派ワインのニュースターです!”

と興奮気味にヤン ドゥリューのワインをはじめて皆さんにご紹介してから早2年と少し。その間色々ありまして…ずいぶんご無沙汰になってしまいました。

 プリューレ ロックで働きながら、プライベートな時間を全て費やして自身の畑仕事もこなし、リスクの取りづらいブルゴーニュという土地で妥協のない「攻めた」ワイン造りに挑戦しているヤンドゥリュー。フランス国内をはじめ世界中でひっぱりだことなった彼ですが、そこに襲いかかったのが超低収量の年の連続。他のブルゴーニュの造り手たちと同様に少なすぎる収穫量に苦しめられます。
 特に自分自身のドメーヌをスタートさせてまもない財務基盤が弱いヤンにとっては、この収穫減はかなりの痛手でした。なんとかロックでの必死の仕事で生活の基盤をまかないながら、自身のワイン造りに対してもフル回転。そんな中でワインの品質に関わる以外の在庫管理や販売などの事務仕事の優先順位が下がり…、日本向けに予約していたワインを

「売っちゃった!」
との連絡が!!!!!
ということで丸々1年分のワインが日本未入荷となりました。

 その後も相変わらず低収穫量の年が続いている事もあって連絡の取りづらい状況が続いており、今後の入荷がどうなるかという不安は相変わらずなのですが、とりあえず引取りに成功した一部ワインをリリース致します!


 ということで、今回のリリースワインは2種類。
 まずは、ヤンの友人がビオロジックで栽培を手がける畑のブドウから造られたセレクションシャルドネ 2011!いわゆるネゴシアン ワインですが、キラキラしたミネラル感とストレートな果実味は、ザブルゴーニュ!という風情があり、と同時にヤンらしい深い深い純粋さを併せ持っています。

 続いては「カ ドー」という意味深(仏語でギフトを意味するカドーとほぼ同音)な名前のキュヴェ。シャルドネから造られるワインですが、セレクションとは打って代わり犬のプードルのようなもくもくした澱(おり)と濁りがあり、ただならぬ風貌。抜栓直後はわずかに還元的なニュアンスが感じられますが、スワリングによって出てくるナッツやアーモンド、ゴマといった種子系の香ばしいフレーバーとパイナップルや柑橘などの旨味感たっぷりの果実味!ブルゴーニュという枠組みを超越した非常に挑戦的なワインです!!! どちらのワインも日本への入荷自体は随分前なのですが、味わいのスタートラインに立てるようになるまでじーっくりと寝かせました。理想を言えばもう少し時間をかけて、さらなる飛躍を待ちたいところですが、このタイミングでもポテンシャルの片鱗は十分感じて頂けると思います。すぐに試してみたいという場合にはデキャンタージュをオススメ致します!

「ヤン ドゥリュー 生産者紹介」

 ヤン ドゥリューは、オート コート ド ニュイのエリアでニュイ サン ジョルジュとアロースコルトンの間に位置するヴィレ=ラ=フェイ村を中心にワイン作りに取り組む才能溢れた若きヴィニュロンです。

 2010年がデビューとなるヴィンテージで、3haほどの広さの畑から革命的なワインを生み出しています。また近年は、ビオロジックで栽培されたブドウを友人から買い付けることや、自身で畑を借りるなどもしてワインを造っています。

 ジュアリン ギュイヨの下で7年間ワイン造りを学び、その後、DRC社の共同経営者としても知られるアンリフレデリック ロック氏のドメーヌ プリューレ ロックで2008年から栽培を担当しています。

 彼は、自身のワインをリリースするようになってからもプリューレ ロックでの仕事を続けていて、ロックでの仕事を終えた後や休日などを利用してブドウを育て、ワイン造りに取り組む情熱ある生産者です。

 ヤン ドゥリューは、ブルゴーニュでも比較的注目されていない土地の中から、可能性を秘めたテロワールを発掘し、その土地で素晴らしいワインを生み出すことに情熱を注いでいます。

 「ブルゴーニュには、今評価されている区画以外にも誰も挑戦していないが素晴らしい可能性を秘めた土地、テロワールがある。私の人生はそういった土地を発掘し、素晴らしいワインを生み出すことです。」

 そんな彼のアンテナにキャッチされたのがオート コート ド ニュイという地域でした。オートコートという格下に見られがちなこの土地で、徹底的にテロワールの可能性を引き出し、従来の常識を凌駕するワインをファーストヴィンテージから生み出すことに成功したのです。

 その秘密はやはり栽培にありました。ロックで栽培を担当しているだけあって自然なアプローチでの栽培に習熟しており、さらには古き先達の話をよく聞き、実際の経験とも融合させて独自の栽培哲学を備えています。その実践の場が自身の畑です。
 収穫量を徹底的に抑える(最低でも25hl/haを超えないようにする)こと、丁寧にブドウが熟すように収穫を遅くすること、遅い収穫時期であっても過熟にならないように剪定の時期をギリギリまで遅らせブドウの生育サイクルを導くことなど、プリューレロックにおいてでさえリスクを考えて避ける方法であってもヤン ドゥリューは挑戦します。

 そして、最高のブドウを得てからの醸造に関してはいたってピュアそのもの。自然酵母での発酵、キュヴェのポテンシャルに応じた熟成期間を十分取り、瓶詰め時の亜硫酸の添加も原則行なわず、厳密な濾過もなし。ブルゴーニュワインという経済的に「守り」に入らざるをえないワインにおいては、かなり冒険的な挑戦です。


N.V.(2021) Love & Pif Blanc V.d.F.
ラヴ・アンド・ピフ・ブラン V.d.F.

19281
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ヤン・ドゥリュー

■エージェント情報
 音楽好きのヤンがラヴ&ピースとかけて名付けたキュヴェ。ピフとは「ワイン」という意味らしく「愛とワイン」という全くもってハッピーな名前のワイン。アリゴテと聞いて、どうせ酸っぱいだけのワインでしょ?という先入観は彼のワインには禁物で、グラン クリュ レベルの栽培をアリゴテで行ったらどうなるのか、という現実的にはありえない贅沢な造りのアリゴテ。ドメーヌ・ルロワ、ド・ムール、パタイユ等、突き抜けたアリゴテを造っている生産者は数人いますが、このキュヴェもアリゴテらしさを追求しつつフルスイングしています。

 平均樹齢50年のアリゴテをステンレスタンクにて発酵させ、そのままタンクで9ヶ月ほど熟成。亜硫酸は使用せずノンフィルターにて瓶詰め。ヤンは気軽に飲んでもらう為のフルーティーなキュヴェと話しますが、とても気軽には飲めないクオリティ。夏に伸びた枝を切らず(トリートメントをせず)、光合成を促進させ、樹そのものの力を強くさせると言う栽培に切り替えたとのこと。

 黄金色の外観で、抜栓直後は極若干ガスを感じますが、すぐ気にならなくなる程度に落ち着きます。火打ち石やミネラルに加え、黄色い花の香りが立ち上がり、熟した果実と共にうっとりするような香りに包まれます。熟成による丸みを帯びた酸と複雑さのある果実が複合的に沸き立ちます。

 味わいは立体的な酸やミネラル、リッチで粘性を感じるような果実味が拡がります。いま飲んでも素晴らしいですが、更に熟成も可能な素晴らしいポテンシャルを感じられます。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,750 (外税) 
【2025年2月18日開催の「アリゴター」はそうそうたるメンバーが来日!・・ヤン・ドゥリューはアリゴターのメンバーでは無いんですが、乗じてご紹介・・!すぐに埋まってしまうらしいので・・参加されたい方は即お申し込みください。ロワゾー・ドゥ・フランス(飯田橋)のおつまみ付きらしいです!!】
 ガセネタだったらすみません・・ご容赦下さい。参加費も安いので・・

「・・ホンマかいな・・」

と思ってしまいましたが、開催者の言なので大丈夫だろうとは思います。

 なんと、

「ロワゾーのおつまみと・・アリゴターの名優?が造るアリゴテとのマリアージュ!・・しかもドメーヌからも来日!」

なんですね~~。

 まぁ・・noisy はいつに増して激務の最中なので行けそうもないですが、oisy を派遣しようと思っています。

 来日されるのは(参加が本人とは限りませんが・・ご家族でいらっしゃるようですよ)、

 シルヴァン・パタイユ、ローラン・パタイユ、ジュヴロ、プティ・ロワ、アニェス・パケ、バンジャマン・ルルー、ド・ヴィレーヌ、ジェローム・ガレラン、ピエール=ルイ&ジャン=フランソワ・ベルサン、ゴワソ、ボワイエ・マルトノ、ジャン=クロード・ボワセ、マニュエル・オリヴィエ、ルネ・ブーヴィエ、シャンジー

 そして来日は出来ないもののワインを供出してくれるのは、

 ニコラ・フォール、マルキ・ダンジェルヴィーユ、ロブレ・モノ、クロード・マレシャル、ファビアン・コシュ その他系20生産者


 と言う物凄いメンバーです。

 もちろんですが、飯田橋のロワゾーで行われます。詳しくはリアルワインガイドまでお尋ねいただきたいと思いますが、「X」などでもご紹介しているようです。

https://x.com/realwineguide/status/1879052428911460509

RWG主催 『アリゴター初来日!気鋭のブルゴーニュ14生産者が来場する試飲会を開催!!』 ※要予約
昼の部/ワイン関係者向け試飲会(2部入替制)、夜の部/一般向けワインパーティー 
開催日:2025年2月18日(火) 場所:ロワゾー ドゥ フランス(東京・飯田橋) 予約開始:1月15日(水)13時~

 ド・ヴィレーヌからもいらっしゃるとのことで・・ヴィレーヌさん、ご本人がいらっしゃるのかな?・・

 まぁ・・これはアリゴテのワインのご紹介の時には時折書いていますが、その昔・・まだA.C.ブーズロンが「アリゴテ・ド・ブーズロン」だった頃のド・ヴィレーヌのそのワインは・・滅茶安かったですが・・軽くて尖がってて酸っぱかった・・(^^;;

 D.R.C.の共同経営者が造るリーズナブルなワイン・・と言うことで、まだ若き日の noisy が意気込んで開けたところ・・

「・・はい、クレーム・ド・カシス、持って来んかい!」

と言ってしまったとか言わなかったとか。まぁ・・そんなレベルでは有りました。悪くは無かったですがね・・


 ですがこのところのブルゴーニュ・アリゴテは滅茶美味しいですよね。まだ昔の noisy と同様の認識の方も多いようですが、

「昔とはとんでもなく違ったものになっている。滅茶高質!」

です。

 そしてヤン・ドュリューが仕込むもっともリーズナブルな彼のワインがこれ、

「ラヴ・アンド・ピフ」

アリゴテのV.d.F.です。

 何度も言うようですが、ヤン・ドゥリューはアリゴターのメンバーでは無いようです。


 まだ幾分若さも見受けられますが、すでに美味しく飲めます。半年~2年ほど置くとさらに良いでしょう。

 深い・・やや赤みさえ差し込んだ感じのゴールドが、その質感を現しているかのようでもあります。果皮からでしょうか・・それともミネラリティか・・煙のニュアンスに火打石っぽいノーズ。細さを感じさせない瑞々しくも太いパレットを描きます。めちゃドライで・・甘みもへったくれも有りませんが、酸バランスが取れているので薄辛く無く、厚みのあるボディ感が感じられます。ほんのりとパインや蜜のノーズが混じりますか。良い出来です。

 まぁ・・ブルゴーニュワインも高くなりましたから、昔は自家用だったり、キール(アリゴテ + クレーム・ド・カシスのリキュール)にするだけが多かったものが、

「しっかりと造ってA.C.ブルゴーニュ(・アリゴテ)格に見合うものに仕上げる」

と言うのがブルゴーニュの造り手に共通した認識になりましたし、やはりシルヴァンとローランの兄弟がアリゴテを高級なものとして世の人々を納得させましたし、アニェス・パケの姉御も頑張ってしますからね・・

「まだ認識を改めていない方こそ、是非昨今のアリゴテを飲んでみて欲しい!」

と思う訳です。

 あ。ついでにリアルワインガイド第88号にもアリゴターの記事が出ていますので、そちらも是非ご購入をご検討ください。

リアルワインガイド第88号 ← クリックで飛びます。

 どうぞよろしくお願いします。旨いです!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【・・ついつい・・先日ご案内させていただいたギルベール・ジレのアリゴテV.V.と比較したい欲求に駆られてしまいました・・】

 すみません、結局飲めなかったので・・6本ですから・・はい。ギルベール・ジレの2020年アリゴテV.V.も6本だけだったんですが、ファーストヴィンテージで彼の白ワインはアリゴテV.V.のみですから・・開けることにしました。そして・・

「記憶の中のヤン・ドゥリューのラヴ&ピフと比較していた・・」

 んですね・・。勿論、他の生産者さんの優れたアリゴテとも、記憶の中で比較していた訳です。リーズナブルで凄く美味しかったアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールの「ア・リゴテール」、シルヴァン・パタイユの繊細なアリゴテ、区画名付きのアリゴテの緊張感溢れる味わい、ま~・・申し訳ないが言っちゃえば普通なドメーヌ・ルロワとオベール・ド・ヴィレーヌ、アリゴテとは思えないような凄い印象が長く残っているコシュ=デュリ..思い返せば指が足りなくなるくらい・・そうそう、それこそプリューレ・ロックがまだ若い頃にこさえた良く判らないが異常に複雑な味わいのアリゴテとか。

 それにしてもギルベール・ジレのアリゴテは半端無い。飲み口がとんでもなく良いからスイスイと入ってくるが、物凄い要素を取り逃がすことを許してくれない・・少なくとも noisy にとっては・・ですが、その確認をし始めると、周りにいる家族は・・

「この人・・一体・・どうしちゃったの?」

と思っているに違いないが、飲んだ後しばらくの間、ほけ~っとせざるを得ない訳ですね。

 因みに「どうしちゃったの?」と思っていたに違いないカミさんに、翌日だったか・・残っていたギルベール・ジレのアリゴテV.V.を飲ませたら珍しく・・

「・・これ、昨日の・・だよね?・・凄い美味しいね・・」

ですと。

「(・・昨日は判らなかったんか~い・・♪)」

 などとはとてもじゃないが怖くて突っ込めませんが・・。


 怖いと言えば・・先日、いつも店頭でワインを引取、買受されるお客様がいらっしゃって・・こんなことを言ってました。

「noisy さんのサイトって、怖くてちょっと・・オーダー入れられないって人が結構いるんですよ・・」

ですと。


「(・・一体・・このサイトのどこが怖いんか~い・・♪)」


 まぁ・・お好きなように思っていただいて構わないんだけど。


 で、やはりこのラヴ&ピフとギルベール・ジレのアリゴテV.V.・・圧倒的に・・根本的に違うように思えるんですね。全然異なる・・そう思えるんです。

 だけども・・もしかしたら・・

「根っこの部分は同じで最終表現だけが違う」

ようにも感じます。

 それにギルベール・ジレの後ろにはやはり・・背後霊のように?(・・すみません)・・誰かがいるようにも感じます。ヤン・ドゥリューの後ろにロック親父が見えるように・・。

 そう感じると、また毎日のテイスティングに少し張りが出てくるような気がしています。とめどない話しですみません。以下のレヴューをご参考に・・ご検討よろしくお願いいたします。


 以下は2014年もののレヴューです
-----
【 素晴らしい!目茶ナチュラル!これからのブルゴーニュワインはここを目指すはず!必飲!!】

 「ナチュラルさとブルゴーニュ的エレガンスの融合」を目指しているんじゃないかと思える、素晴らしい白ワインです。この際、品種がどうの・・と言うのは関係ないかな・・と思います。

 コシュ=デュリやドヴネの見事なアリゴテには、必ずや「アリゴテとは思えない」と言うような修飾が付き物ですよね。

 また、ポンソの素晴らしい白ワイン、モレ=サン=ドニ1級モン・リュイザンは、当初こそシャルドネやピノ・ブランにアリゴテというセパージュでしたが、シャルドネが入らなくなり、ついにはピノ・ブランも混ざらなくなり、アリゴテ100%の1級ワインが誕生しています。まぁ・・樹齢が100年超と言う、モンスターでは有りますが、それでもブルゴーニュ的エレガンス主体のド太いワインです。

 そのポンソさんも本来、ズブズブの自然派志向ですから、このヤン・ドゥリューと似た環境を好むとしても、ヤン・ドゥリューとは全然違う・・と言えるんですね。

 ヤン・ドゥリューの「ラヴ・アンド・ピフ」はブルゴーニュのアリゴテでは有りますが、

「あり得ないほどナチュラル!」

「あり得ないほどピュアで危険性無し!」

「物凄い果実感!」

なんですね。

 そこにブルゴーニュ的なエレガンスが同居している・・そんなニュアンスなんですよ。なので、1級とか村名とかは二次的要素・・どこまでもナチュラル&ピュアさが第一義・・のように感じます。

 ボディは太く、複雑性もたっぷりです。ジューシーだが全然安っぽく無い・・どころか高級感さえ感じさせてくれます。

 SO2的なニュアンスは感じさせないのにワインは非常に健全健康です。澱だらけの濁ったワインか?と想像しがちですが、決してそんなことも無い・・。

 まぁ、モレ=サン=ドニ村名で2万幾ら・・なワインも平気で造っちゃう彼ですから、どこまで自然児なんだと。そんなワインはnoisy も必ずや飲んでみたいワインのトップグループに入ってるワインです。どうもエージェントさんは持ってるような気配なんですけどね・・。

 まぁ、とことんナチュラルで、でも実は捨てちゃいけないものはちゃんと表現しているワインです。飲むべきだと思います。是非ご検討くださいませ。





■エージェント情報
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ブルゴーニュ最強のリスクテイカー!ヤン ドゥリューの愛の結晶ラヴ&ピフ 2014年を12ヶ月じっくり休ませてのリリースです!
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「なぜヤン ドゥリューは、権威主義うずまくブルゴーニュという土地で、その純粋さを希求し、無謀な挑戦を続けているのか。」

 彼のワインから感じる強く鋭い信念に触れるたびに抱く疑問でした。

「なぜブルゴーニュでなければいけなかったのか。」

 とらえどころのない、それでいて心の底に重く深く沈んでいる疑問を晴らしてくれるのは、いつも、彼らとともに畑に立ち、語り、グラスを傾ける時間です。ヤンの祖父が、オート コート ド ニュイの地で畑を切り拓き、ヤンの家族はブドウ栽培者としての営みを始めます。

 子供の頃から大好きな祖父とともにブドウ畑を駆け回って遊んだというヤン ドゥリュー。彼にとっては、その畑こそが人生の喜びに満ちた場所であり、畑で生きていくことは必然だったと言います。自身が少年時代を過ごし、祖父との思い出が溢れる場所。それが偶然ブルゴーニュであり、オート コート ド ニュイだったのです。
彼にとっては、ブルゴーニュの権威主義的なヒエラルキーは意味がありません。目の前の畑、目の前のブドウたちを深く観察し、理解し、愛を投じることで、その秘めた魅力を極限まで引き出すことこそが、ヴィニュロン(=ブドウ栽培・ワイン醸造家)としての使命なのです。

 現在、彼のワインはアペラシオンを取得していません。原則としてヴァン ド フランスとしてリリースされています。そして、それぞれのワインが生まれる畑も、多くは、ブルゴーニュやオート コート ド ニュイというアペラシオンに位置づけられる区画です。

 しかし彼は、常軌を逸したリスクを引き受け、膨大な労力と時間を畑に投じることによって、ブルゴーニュの権威主義を揺るがすほどのワインを次々と生み出しています。

「ヴァン ド フランスがこの価格!?」
「オート コート ド ニュイがこの価格!?」

 当然本人もこのような声が聞こえてくるのは想像していたでしょう。そして、そんな時は悪戯っ子のような笑みを浮かべながらこう答えるのでしょう。

「皆、本当にこの土地の秘めた力を知ってるのかな?」

 プリューレ ロックの特級畑でですら躊躇するようなリスクのあるアプローチを全ての畑で実践するヤン ドゥリューだからこそ、ブルゴーニュの土地の可能性と純粋さを表現できるのかも知れません。

 実際、ヤン ドゥリューのワインには常に驚きと喜びに満ちています。そしてそれは、彼の祖父への、土地への、自然への愛であり、飲み手であるわたしたちへの愛の証なのだと知るのです。そんなヤン ドゥリューの愛の結晶であるワイン、アリゴテを用いて造られるラヴ&ピフの2014年が到着しております!

 アリゴテらしい伸びやかな酸とその酸に負けずに余韻までその姿を残す果実味、どこまでも純粋でどこまでも清々しい味わいのワインです。日本到着からじっくり12ヶ月休ませてからの皆様へのご案内です。現時点でも爽快な美味しさを楽しんで頂けると思いますが、まず間違いなく長期の熟成にも耐えうるアリゴテでもあります。
クラスを超えた、既成概念を超えた、ブルゴーニュの大地が持つ本当の実力を感じられる1本です。ぜひ皆様にお試し頂きたいと思います。

 以下はN.V.(2011)のこのワインのご紹介文です。
━━━━━
【柔らかな酸と旨みの濁り!すばらしいブルゴーニュ白です!】

 もう・・単にアリゴテとは呼びたくない・・そんな気持ちさえ生まれてくるような、素晴らしい白ワインでした!これは絶品の旨さです!

 お茶の宣伝で、
「濁りは旨み・・」
みたいなコピーが今も流れていますよね。たしかにペットのお茶としては、奇抜なアイデアですし、そこを推すのも良かったのかな?と思います。でも、ペットのお茶の味わいの範疇を超えては・・いないとは感じます・・・・いや、あくまで個人的な感想です。

 昔、濁りワイン・・というのが有りました。本当に濁っていて、そこに旨みのほとんどが有りました。甘みが有ったので、そこに要素が集中したような組み立てになっていました。

 このアリゴテは、実は甘くない・・んです。酸の組成で甘みに近いものを感じますが・・・これは旨みです。そして結構な澱も有ります。しかし、とても輝いていて、とてもピュア。アリゴテとしては酸が柔らかいのに・・・酸がとても美味しい!・・・これは、アリゴテの酸を旨みの酸に変えたことを意味しているように思います。

 そして、青~黄リンゴのようなニュアンスが感じられますが、普通のアリゴテのような鋭角なものではなく、鈍角でとても豊かなんですね。しかも石灰系のミネラルがごちゃまんと感じられる、素晴らしいバランスの持ち主です。

 たしかにプリューレ・ロックの、出来が良い年のワインに似たニュアンスは有るかもしれません。でももっとミネラリティがあると思いま
 それはきっと、まだ葡萄が造られてからさほど年を経ていないフランスの大地の味わいなのかもしれません。もしくは、地中で葡萄の根っこと他の植物の根っこが絡み合い、相乗効果で水分を汲み上げることに由来しているのかもしれません。でも結局は、有機栽培でなければ、もしくはビオでなければ・・・この味わいは成しえなかったでしょう。素晴らしいワインだと思います。ワイン流通者の猛者どもを虜にしたヤン・ドゥリュー・・・。目を離せない存在になりました。お奨めします!