ドメーヌ・エ・エチェンヌ・ソゼ
エ・メゾン・エチェンヌ・ソゼ
フランス Domaine et Maison Domaine Etienne Sauzet ブルゴーニュ
● 久しぶりのソゼさんです。余り馴染みの無い方が多いと思われますが、シャルドネを造らせたら天才的なジェラール・ブドーさんのワインは、どちらかと言うとマニア向き、いや、シャルドネ大好き人間ならかならず5本の指には入っているはず・・・です。noisyはむしろしっかり寝かした方が良いと思いますが、一般的な風潮からは若飲みが多いようで、評価もそれに習ったものになっているように思います。
●2017 Puligny-Montrachet 1er Cru la Garenne
ピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・ラ・ガレンヌ
【少量ずつのご案内です!!正規では無いですが、とてもリーズナブルな価格!】
久しぶりに少しだけ購入してみました・・・。でも正規では無いです。でも価格は安いと思います。で、飲んでないのですみません・・コメントしにくいです。誰かが飲ませてくれたらコメントします・・。
でも何も書かないのもあれなので・・今回は同時にドルーアンのクロ・ド・ラ・ガレンヌ2014年もご紹介させていただいておりますんで、是非そちらもご検討ください。ドルーアンのコラムにも書いて有りますが、
「そもそもラ・ガレンヌとクロ・ド・ラ・ガレンヌは全く違う畑」
です。クロ・ド・ラ・ガレンヌはシャン・カネの小区画です。ソゼさんもシャン・カネはリリースしていますので、比較するならそちらが正当な比較対象と言うことになるでしょう。
でも、ワインの興味は単純に公正な比較をすることにだけ向かう訳では無いので、
「クロ・ド・ラ・ガレンヌはラ・ガレンヌとどう違うのか?・・本当に違うのか?」
「ソゼさん(ジェラール・ブードさん)とジョセフ・ドルーアンの造りや味わいの差は?・・ヴィンテージ要素の違いは・・?」
「近くのレ・フォラティエールとの違いは?」
など、様々な比較が可能になるので、これもまた是非やってみて欲しいと思うんですね。個人的には最も繊細さが際立つのがシャン・カネ(クロ・ド・ラ・ガレンヌを含む)で、そこに豪放さを加えたのがレ・フォラティエール、白く硬いミネラリティを詰め込んだのがラ・ガレンヌ・・・みたいなイメージが有ります。
今ならまだ、ピュリニーの1級で相当遊べるんですよ。この先はこのようなプライスじゃ飲めなくなってしまうのは間違いなさそうです・・いや、日本の景気が良くなって、国民の給与や収入が大きく増えて行けば・・もしくは大きく無くても順調に伸びて行けば、付いていけるとは思います。失われた30年・・みたいな感じですよね。是非ご検討くださいませ。
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