
やはりさすがシャンパーニュの重鎮・・とも言える素晴らしい味わいでした。ミレジメもののプレスティージュですから値段が張りますが、久し振りなのでついつい・・(^^;;飲んじゃいましたが、納得の味わいです。
しかもですね・・ギフトボックスは無いですが、このプライスは今となっては凄い安いですよ!有り得ないですので、この機会に是非!
コート・デ・ブランのシャルドネとモンターニュ・ド・ランスのピノ・ノワールと言う、王道のセパージュです。創始者の名を冠した看板のプレスティージュ・シャンパーニュと言うことですので、ハウスの孤剣に関わりますんで一生懸命造ってます。まぁ、下世話な話、モエならドン・ペリということになります・・。
美しい色合いを見てください・・シャルドネの色にピノ・ノワールの色が混ざってますが、確実にシャルドネ&ピノのブレンドだと判る感じでもない、微妙な色合いです。でもシャルドネ単一じゃぁ無いことは結構簡単に判るかな・・と思います。
この、泡の間から見える色は非常に官能的です。そして、目茶細やかな泡質・・若いRMの生産者には絶対に真似の出来ない細やかさです。
リキュールも使っていますが、これまたいい感じの按配なんですね~・・。ルイ・ロデレール・クリスタルなどに比べると確実に少ないですが、エクストラ・ブリュットでは当然無く、エクストラ・ブリュットが出せない濃密な表情を少ないリキュールで表現しています。
葡萄の質は非常に高く、香りの中には緑っぽい果実・・スイカとかメロンとかライムなども感じられ、滑らかな、熟した果実・・ちょっと南国系もたっぷりですがダレた感じは皆無。何より「キツイ」と感じさせる表現が無いので、シャンパーニュに身体を委ねてしまいたくなります。素晴らしいと思います。
上のコラムにも書きましたが、今回はこの為替状況の中では非常にリーズナブルに仕入れが出来ました・・某エノ*カさんは28000円(2002年G.B.)ですから、2本買ってもたっぷりお釣りが来ます・・まぁ、価格のことを言うのも難ですが、飲みたかったけど手が出なかったと仰る方には朗報でしょう。是非ご検討くださいませ。