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ジェローム・プレヴォー

ジェローム・プレヴォー

フランス Jerome Prevost シャンパーニュ
● アンセロム・セロスのセラーの片隅で醸造を始め、類稀なピノ・ムニエによるシャンパーニュを造りだしています。まだ知らない方なら、
「なんだ..ムニエか..」
と、落胆されるかもしれませんが、知らないことって恐ろしいと..いや、その方が幸せかもしれません。ムニエが持つ可能性を一番知っているのは..クリュッグかもしれません。
Jerome Prevost
ジェローム・プレヴォー

地区 モンターニュ・ド・ランス、グー村
造り手 ジェローム・プレヴォー

 フランスの北西8キロに位置するグー村は、モンターニュ・ド・ランス地区ひいてはシャンパーニュ地方で最も北に位置している。この村は二つの丘にはさまれて独自のクリマが備わっている。

 グー村にあるプレヴォーの畑は、記録によると900年代にすでにブドウが栽培されていたらしい。彼はこの畑の名をグー村近くにある修道院(レ・ベギーヌ派)の名からとっている。アヴィーズにある醸造学校で学んだプレヴォーは、1997年にジャーク・セロスのオーナー兼ワインメーカーであるアンセルムと出会い、品種、土壌を保証され、以来セロスのセラーでスタッフとして働きながら、自分のシャンパーニュを造っている(もともと自分のセラーは持っていなかった)。ビオディナミでピノ・ムニエのみを栽培し、醸造時には亜硫酸を使わない。1998年ヴィンテージを2001年1月に初リリース。

栽培:ビオディナミ
栽培品種 :ピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、シャルドネ
自社畑面積 :2.2ha
土壌:砂質だが、80センチメートル下にはもろく粉々にくずれやすい貝殻の化石層。海の土と山の土が入り混じり、数メートルおきに土質が変わる。
醸造:樽発酵/樽熟成を行っている。新樽率は10%にも満たないが、今後は増やしていく予定。
残りは1、2、3年使用の樽を使っている。醸造時には亜硫酸を添加せず。
ドサージュは行わない。

ワインに署名するのは大地 時の刻印の跡を探ろう。
650億年も前のこと、恐竜時代の終わりが、移行期にあたる。
海の水と、大地の水ともいうべき砂が生まれた。そして海水がひき、化石層と粘土層があらわれた。浜の上には、火打石の剥片が堆積された。これらが、礎になる物質である。そして人が姿をあらわした。
 そこに横たわる、保熱性があって、軟らかで、しなやかな大地の上に(人手をかける余地こそあったが)彼らは15世紀から、ブドウを植え始めた。粘土が築き、砂地が和らげ、火打石で愛撫されたワインのために。その大地が刻印をしたワインのために。



成熟度:継続のためのカギ 果皮の熟し具合を確認しながら、熟したブドウを摘む。果梗が熟し、酸が強すぎる懸念がなくなった頃合を見計らいつつ、ワインの本当の背骨とはミネラルであると考えながら。
 気圧式プレスを用い、放置式の軽いデブルバージュ(発酵前の澱下げ)と、退色しない程度の一回だけの亜硫酸添加(控えめに、5グラム/ヘクトリットル)。
 摘み取りが、主体的な参加を要する行為であることは、すぐさま納得がいくだろう。
このときヴィニュロンは、ブドウ果が十分に育ったと判断したあげく、果実を大地から切り離す決定を下すのである。
 たとえ、ブドウ果が置かれている状態が変わることになろうとも、この瞬間を統一ある契機として、すなわち、切り離されたブドウ果が環境を異にしただけで不変の命を保っていると看做しながら、生きていこうではないか。

品種:口に入れる前の味 用いられる品種は唯一、ピノ・ムニエ。ムイユフェールによれば、ムニエという名前が最初に言及されたのは16世紀にさかのぼり、1539年の「Ch-エティエンヌのブドウ園」にかかわる。
 その白い小麦粉を振ったような葉のせいで、「ムニエ」(粉屋)と呼ばれた。
 もうひとつの呼び名は「モリヨン・タコネ」で、これはムーア人の日焼けした浅黒い色を連想させる(F・ヴァウタツ)。
あるいは、成熟したときに示す、ピノ・ノワールよりも際立った青い色の果皮ゆえに「ブルー・ムニエ」と呼ばれたとか(G・シャッパ)。
 ひとは往々にして、恩知らずな視線をこの品種に投げかける。
シャルドネの雄弁さやピノ・ノワールの力強さを和らげる、緩衝材のようなブドウとして過小評価するのだ。
 しかし、内気さゆえに内部に閉じこもったかのように密集する、この小粒で果肉の多いブドウ果を観察すると、この品種だけを育てようという思いが湧き起こった。


注:クリックすると拡大します。官能的労働 生きている土。除草剤の不使用。地表まぢかに張る根に対するトラクターの効果、などなど。生地をこねるパン職人のように、土地を「こねる」ことの悦び。土は、掘り返しこそすれ、決して耕しはしない。土を、ヴィニュロンが歩きやすいようにすると同時に、やさしく土地に生命を授ける。つまるところ、土地に対する手入れとは、肉感的感性による行為であり、植物の内奥あるいは秘所(内密な部分)との直感的な交感であり、大地の再発見である。
 私たちのブドウ畑はまた、秋の終期に葉が落ちた後、深く耕される。冬の終わりからヴェレゾン(ブドウの色付き期)までの間に、三回から五回ほど雑草を取り除く。
  土に始まり土に終わる「地上労働」のかたわらで、植生サイクルをにらんだ「空気中の作業」――珪石(シリカ)とハーブティーの噴霧――が並行してすすめら れる。この仕事は、ブドウと造り手の双方にとって、いわば均衡の再恢復作業になるのである。この作業は、両者の本性から逸れる時間だが、忙しい日中を避け て朝早くあるいは日暮れ遅くに実行される。あげく私たちは、「密猟者もどきの造り手」とか「外道のヴィニュロン」呼ばわりされる始末。 そいつは、大いに結構!大地に係留されて 台木は、錨である。私たちのブドウ畑に初めて植樹したのは、1962年のこと。台木はクデールの「リパリア=ルペストリス3309」で、かつてシャンパーニュ地方では主流であったが、いまでは顧みられない。とって替わったのは、きわめて樹勢が強くて多収量の「41b」で、とりわけピノ・ムニエに用いられる。
 しかし、純粋で素直な素晴らしいワイン(C.ジョゲの「シノン・フラン・ド・ピエ」、D.ダグノの「キュヴェ・アステロイド」)を味わった結果、フラン・ピエ(台木を用いずに、直か植えするやり方)で植えつける試みが、私たちの珪質土壌の地でも進行中である。自由なワインのため、碇を上げよう。

自然なワイン(un vin de Nature)のための暗黙の了解
 醸造とは、交流・呼吸・開花・緩やかな成熟という、さまざまな活動と自己発展をとげる、一連の契機でなくてはならない。それを実現するためには、木製の繭(クリザリード)とも言うべき小樽(容量228リットル)が必要である。木と果実の取り合わせの妙は、暗黙の認知などではなく、明白な事実である。
 発酵は野生酵母によって自然発生的に始まり、その年の性質次第で、緩やかないし駆け足でもって進む。そして、春の終わりまで続く毎週の櫂入れ(バトナージュ)が、リズムを形づくる。
 私たちの「開放式セラー」(シエル・ウヴェール;「露天式」の意味)のなかで、おのずと冷気がワインのまわりを囲むようにして動く。6月にワインはビン詰めされる。その際の合言葉は、「まるごと」。いっさい手を加えずに生のまま(ア・クリュ)を保つため、清澄も濾過もされない。そこに、新たなエネルギーを注ぐ(プリーズ・ド・ムース;起泡用の糖分・酵母の添加)。あとは、カーヴ内にビンごと放置して、忘れ去るのみ。熟成に達したビンを引き上げ、空中でデゴルジュマン(澱引き)して、シロップをわずかに添加し(一本当たり2.5グラムのブドウ糖)、なるたけ自然の状態を志向しつづける。

ともに歩む
 製法の秘密を守ることが成功の要因である、とみなされているこの業界で、二人のヴィニュロンが協力することは、きわめて異例なことに属する。3年前からアンセルム・セロスは、心と精神を開いて私たちを導き、私たちの自発的な現場研修を見守ってくれた。彼の「仕草の文化」は、話に耳を傾け、忍耐し、希望を持つことであって、彼から学んだことは、最終的には次の言葉に尽きる。

もっともシンプルな行為のなかに常にユニークなものがある


N.V.(2015) Champagne la Closerie la Closerie Fac-Simile Rose Brut
シャンパーニュ・ラ・クロズリー・ファック=スィミル・ロゼ・ブリュット

14138
自然派
ロゼ 辛口
フランス
シャンパーニュ
モンターニュ・ド・ランス
ジェローム・プレヴォー

◆◆◆久しぶりの入荷です!
■エージェント情報
品種:ピノ・ムニエ100%
植樹:1960年代
位置:標高120m、北、南
土壌:石灰砂質
赤ワイン(除梗後キュヴェゾン)一部を白ワインにアッサンブラージュ後ビン内二次発酵。木製の樽で11ヶ月熟成後、ビン内熟成
 ファック=シミレとは「同様に行なう」の意味。どのキュヴェに対しても同じ精神で「畑の仕事」を行なっており、醸造工程が多少違えどレ・ベギーヌのキュヴェのように仕上げることを望んだ。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥15,200 (外税) 
【人気も復活??noisy の店では半年近く切れたままでした!】
 ワインの流通とは面白いと言うか不思議と言うか、それなりに長くワイン屋人生を送っていたとしても何ともよく判らない部分が多いです。この7~8年を思い返してみても・・そう思います。

 あの、もう二度とあんな思いはしたくない!・・と今でも切に思う東北大震災の起きた後・・。2週間にも及ぶ「計画停電」と言う、まるでワイン屋殺しのような・・死刑宣告に近いような出来事も有りました。ちょうどまだ寒い時期で、気温も10度ほどでしたから、「仮設電源」を用意したりセラーから冷気が逃げないように工夫したりと不安ながらも忙しい時期でした。そして何よりも福島の発電所の爆発は恐ろしかった・・。都内に本社の有る会社も関西にその機能を移したり、外国人の友人たちは彼らの親たちの勧め・・いや、強制に近かったとは思いますが、勤めていた会社を辞め、本国に戻ることを余儀なくされていました。noisyも子供たちだけでも海外に逃がそうかと、真剣に考えたほどです。

 そんな・・商売さえできない時期は不安でしたし、ワインなど販売している場合じゃないぞ・・みたいな社会の見えない圧力がさらにそれを助長していたように思います。

 しかし1カ月も経った4月頃、そろ・・っと新着のご案内を出させていただきました。なるべく通常通りの世の中を装うことで、自分も含め、お客様にも安心感を持ってもらいたいこと・・そして何よりお客様の無事をその反応にて感じることが出来ると思ったからです。

「大丈夫だったですか?」

みたいな、それそのものの軽い言葉などは安易に発せないけれど、

「ワイン・・飲みましょうよ・・」

と言う、ワインファンならではの世界共通の言語を持つ仲間への励まし・・のつもりでしたが、反対にお客様からしっかり励まされていることに気付きました。

「・・はい・・これからはワイン、貯める一方じゃなく・・飲みます!それも高いものから順に!」

「・・そうですよね~・・いつ飲めなくなるか判らないですもんね~!」

 確かに地震の有った3月はもう・・どうにもならないほどの売り上げでしたが、4月以降は徐々に持ち直させていただき今が有ります。本当にありがとうございました。


 で、何を言いたいかと言いますと、そんな時期でも人々は「余裕・娯楽・ゆとり」が無いと中々生きられず、歯車のようでは有っても、遊びの無い歯車はすぐ欠けてしまうんだな・・と言うことが判ったと言うことなんですね。ワインはその部分にとても良く合う、グリースのようなものなのかもしれないと言うことです。


 さらに、大人気でご案内する毎に完売していたこのプレヴォーの素晴らしいシャンパーニュも、一巡したのかな?・・と思われる時期がしばらく続いていました。確かに素晴らしいシャンパーニュなのですが、本当に美味しく飲むには「リリースから5年ほど」貯蔵するのが良い・・と思われますし、お客様のセラーもちょうどその貯酒中で買い増すような状況になかったのかもしれません。

 なので、あれほどに発売即完売を繰り返していたプレヴォーのシャンパーニュの販売にも陰りが見えていました。


 しかしいつの間にか・・本当にいつの間にか、ポツポツとご注文が入り始め、山のようになっていた在庫が捌けてしまったんですね。本当に不思議です。

 勿論 noisy も手をこまねいていた訳では無く、それまでごっちゃにしていたヴィンテージを分け、ヴィンテージ毎にお買い求めいただけるように変更していました。それもちょっと面白かったのかもしれませんが、それにしても・・あれだけの在庫が短い期間の間いに無くなるとは・・不思議です。

 やはり力の有る本物のワインは、きっとお客様もそれに気付かれ、また飲みたくなるんじゃないかと思っています。

 今回はようやくの新ヴィンテージ、しかも数量は少ないですので、取り敢えず「飲まずに」ご案内させていただきます。是非ご検討いただけましたら幸いです。


【プレヴォーの新ヴィンテージです。!レアものにつき・・誰か飲ませてくれい.!】

 僅かに果皮の色合いが付いた薄いロゼです。極寒の地のムニエのロゼがどんなものなのか、是非確かめたいものですが、今のところ計画が無いので、そのうちラシーヌさんで何かの機会に飲ませてもらおうと・・狙っています。 合田さんによれば、昨年リリースのこのワインをさっさと販売しなかったのは、「まだまだ硬いから・・・勘違いされそうで・・」とのことですので、良い子の皆さんはその辺りもお含み置きの上、お楽しみくださいね。希少な希少なプレヴォーのロゼです。