
まぁ・・シャンパーニュに限らずとも、美味しく飲んでいただければ何も言うことは無く、どうやって飲もうが所有者の勝手なんですが・・でもね・・どうしてもこれだけは言っておきたい・・といつも思っています。
例えばレストランさんでも、高級なメゾンでも・・シャンパーニュを出される温度が・・ねぇ・・ちょっと低過ぎやしませんか?・・そんな場合が多く無いですか?・・と言うことなんですね。
さらにはご丁寧にステンレスの容器に氷を用意してくれて、冷えているボトルをさらに冷やしてくれちゃいますから、シャンパーニュの香りも味わいも・・
「ただ・・げっぷの出やすいアルコール飲料」
になっちゃってるんですよね・・。
ただし、ソムリエの方も色々とお客様の様子やご期待をそれとなく感じ取って、
「・・少し前に汗を書かれたかな?・・じゃまずは・・喉を湿らしたいとお考えかな?」
とか、
「喉の渇きを一旦、冷たくしたあのシャンパーニュと先付のあれでマリアージュさせて・・」
などと想像されて・・だったら何も文句も出ないですが・・どうなんでしょう。まぁ・・美味しいと思っていただけたらそれで良いんですが、シャンパーニュメーカーさんとしても、良く見るのは「9~13度でサーヴしてください」みたいには書かれているはずです。ただし、noisy が飲んでいる品温はほとんどの場合、14度~15度位で、飲み残しを翌日以降に飲む場合は、ほとんど・・相当高い温度で飲んでますので、余り他人のことは言えないかもしれませんが。

2014年のミレジメです。ブリュットと記載が有りますがドザージュはしていないので、一般的には「エクストラ・ブリュット」です。実際、非常にドライでして、
「コート・デ・ブランの高質なシャルドネのアロマと味わいを裸で感じる味わい!」
がします。
貯蔵期間はそこそこに長いので、泡質は非常に細やかでそれなりに旺盛です。むしろトップ・キュヴェのV.V.よりも現在の泡質は良いんじゃないかと思います。
あ、こちらもテイスティングは2022年の12月でして、何で今頃出して来たか・・と言いますと、泡質も蜜っぽさを含んだ香りも実に良いんですが・・結構にタイトなボディだったんですね。
到着して余り時間を経過していない・・と言うのも有りますし、ミレジメですから・・香りや泡質は良くても、味わいが今ひとつ拡がって行かない恨みはあるんですね。
ですが、そのソリッドな味わいをマリアージュに生かす・・と言うのも、おそらく・・有りですから、
「noisy は余計な世話を焼くな!」
と言うのも、勿論・・有りです。
なので、昨年12月時点ではややタイトに締まり気味・・でも泡質と香りは絶好調・・切れ味抜群!・・と覚えておいてください。
コート・デ・ブラン/ル・メニル・スュル=オジュのグラン・クリュ・シャルドネのミレジメものでこのプライスですから・・非常にリーズナブルです。ご検討いただけましたら幸いです。