モンテヴェトラーノ・ディ・シルヴィア・インパラート
モンテヴェトラーノ・ディ・シルヴィア・インパラート
イタリア Montevetrano di Silvia Imparato カンパーニャ
●スーパー・カンパーニャ?の登場です。ご存じ、ミスター・メルロー「リカルド・コタレッラ」がエノロジストです。テッラ・ディ・ラヴォーロと同じように、アッリャニコを使用しています。
●2007 Montevetrano Colli di Salerno
モンテヴェトラーノ・コッリ・ディ・サレルノ
【至上最高のモンテヴェトラーノになった..かも!南イタリアのサッシカイアと呼ばれているそうです・・】
このワインは「締まった」旨さの有る南イタリアワインなんですよね。どうしても日照に恵まれ(過ぎ?)る地域ですので、酸は浮き、果実味はたっぷりだが締まらない..そんなワインが多くなってしまうんです。サッシカイアに似ているかどうかは飲まれる方にお任せしますが、ダラダラっとしただらしない感じに果実酸では無いのは素晴らしいです。
セパージュで多く使われるカベルネ・ソーヴィニヨンにしても、元々植えてあったアッリャニコに接ぎ木しているためか、独自の味わいをかもし出しているんです。それがまた良いんですね。
エノロジストはコタレッラで、まさに彼らしく、厚みのあるボディにたっぷりの果実味は質感を伴っています。舌の上で積み重なって感じられる締まったニュアンスこそ、彼のワインの良いところでもあり、このワインの優れたところでも有ります。
ちなみにワイナート誌は20号の南イタリア特集で下記のようにレヴューし、2001年ものに93点付けています。
惚れ惚れする流麗な果実味。隅々まで神経が行き届いた、完成度の極めて高いワインだ。当たりが柔らかいがメリハリのあるきれいな酸と、しっかりとした深みのあるタンニン。あくまで上品で真面目な性格だが、鮮度の高さが溌剌とした印象を与える。ブラックベリー、スパイス、チョコレートの濃密な香りも、決して重たくならない。飲み頃:2005~2020(田中)
美術出版社 ワイナート 秋号 20号より抜粋
まあ、これだけ文字が有れば、このワインの持つ雰囲気をご理解いただける..と思います。ん?文字が多いだけだって..ごもっともかも..(^.^
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