S.C.E.A.デュ・シャトー・クロワゼ=バージュ
S.C.E.A.デュ・シャトー・クロワゼ=バージュ
フランス S.C.E.A. du Chateau Croizet-Bages ボルドー
● ワインと言うものは、たとえ出来が「普通」「普通以下」でも、半世紀も過ぎるといつの間にか「神品」になってしまうんですよ・・・。だってね、考えてみてください・・その50年もの間の自分の人生を・・。 ん?・・まだそんなに経ってないぞって?・・・いや、「あっ」と言う間ですよ。子供の頃は、「中学生って大きいな~!」とか、「高校生って・・おっさんやん!」なんて思ってたはず・・。高校野球の選手の中には、どう見ても学生には見えない方もいらっしゃいましたよね~。 でも、そんなことも、自分の子供たちが同じような時期を過ぎてしまうような年になると、急に懐かしく思い出されてしまいます。
●1966 Chateau Croizet-Bages
シャトー・クロワゼ=バージュ
【1960年台の良い年!入手困難なヴィンテージです!しかも蔵出しで液量パンパンです!】
いずれ飲むことになる・・のかなぁ・・でもまあ、無理して飲むことはありません。でも、確実にリコンディションされたこのクロワゼ=バージュは、おそらく近年のワインが入れられていると思われます。色も若く見えるしね・・。液量はもう・・・例のごとく、「パンパン」に入ってます。750MLじゃぁ無いですね。770~780ML近く入れたんじゃないかと思えるほどです。
エチケットも蔵出しですからとても綺麗ですが、木箱入りで桟と擦れた跡が有る場合があります。ご了承くださいね。
因みにマイケル・ブロードベント翁のワイン・ヴィンテージ案内(柴田書店)によると1964年は★★~★★★★、1966年は★★★★で、非常に良いヴィンテージです。1961年がグレートイヤーですが、1964年、1966年はそれに次ぐ出来と考えて良いでしょう。現在は入手困難な超レアなヴィンテージになっています。
先だって1957年ものをご案内させていただきましたが、早々に完売しました。しかし価格はほぼ3万と、以前に扱った時の倍近くになっていました。
今回の1964年、1966年は以前とほぼ変わらない価格では有りますが、おそらく次回以降のリリースがもし有れば、1957年の価格と同様になるかと想像されます。半世紀を過ぎたリコルクもののクラレットです。ご検討くださいませ!
■エージェント情報
ポイヤックの第5級格付け「シャトー・クロワゼ・バージュ」。デイヴィット・ペッパーコーン氏は著書「ボルドーワイン」の中で、このシャトーについて「このクリュはクロワゼ兄弟によって18世紀に造られた。
貯蔵庫と醸造所はポイヤック南部の高台のバージュの集落にあり、ここより有名なランシュ・バージュがすぐそばにある。(中略)ワインは惚れ惚れするような逞しさを持ち、風味豊かで、かなり早く熟して口当たりが良くなるが、それでも私の経験からいうと、結構寿命を保っている。」と評しており、5級ながらしっかりとした実力を持っていることが分かります。
今回は、怒涛のオールド・ヴィンテージ。しかも全てが「蔵出し」クオリティ!!オールドものをお探しの方は多いと思われますが、そこに蔵出しというバリューが追加されるとなれば、これはもうご注文必至と言えるでしょう…!
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