● シチリアの健康的でフレッシュ、そして新鮮なフルーティさ、生きの良さを感じさせてくれるワインをご紹介させていただきます。
シチリアのマルサラのワインです。そう・・マルサラと言えば・・マルサラ酒ですね。黒味掛かった「まっ茶っ茶の」甘い酒精強化ワインです。ポートやマディラも有名ですが、昨今は飲んで楽しむと言うよりも健康志向の性なのか、料理で良く使用されます。
まぁ・・マルサラと言う土地からはアフリカ大陸チュニジアのチュニスまで距離300キロも無いですし、ほぼ緯度が変わらないですから・・
「暑い!」
のは間違い無い・・だからこその「マルサラ酒」だった訳ですね。300キロ以下ですから、東京から愛知県の豊橋までもたどり着かない距離でアフリカ大陸に到着してしまいます。もっとも移動には船が必要ですが。
ですがこの、灼熱の??大地から、フレッシュ&フルーティな美味しさのワインを造りたいと言う若い兄妹が・・このフレヴィアです。
決して重く無く、暑苦しさなど全く無く、キリっとしているが酸っぱく無い美しい酸が感じられる健康的なワイン、しかも・・今回入荷して来たのは、
「すべて1000mlボトル!が6アイテム」
です。
日本のワインがお好きな方は、もっと酸もフレーヴァーもしっかりしていますが近寄りやすいかな・・と思います。何より、
「マロ..やってるのかな?」
と一瞬思えるほど、リンゴ酸的なフレッシュな酸も感じます。
グイグイも飲めるし、深みも有る・・是非ご検討くださいませ。
◆◆エージェント情報

■ミレニアル世代が手掛けるシチリアの新たなナチュラルワイン!
◇2018 年に始動したプロジェクト
シチリアに新しいナチュラルワインが誕生しました。シチリアの西端、マルサラで2018 年に始動したプロジェクト、FLAVIA フラヴィアです。今年28 歳と30 歳になるラロ兄妹は、これまでの形式や枠にはまらない、フレッシュで、ピュアで、新しい時代の息吹を感じるナチュラルワインを造りたいと考え、このフラヴィアのプロジェクトを始めました。フラヴィアの造るナチュラルワインは全てリッターボトル。フレッシュで活力があり、潮風が与えるフローラルな香りと塩味を伴った味わい深さを備えています。
◇新時代の息吹を感じさせてくれる味わい
フラヴィアのワインには、これまでのイタリア南部のワインにありがちな独特の重たさや酸化的ニュアンスは全くありません。清涼感さえ感じるフレッシュ感とジューシーさが最大の特徴です。とても心地良く、飲みやすい味わいで、間違いなく新時代の風を感じさせてくれるワインです。食のライト&ヘルシー化に伴って、今や世界各国で「フレッシュ&ジューシー」が、新しい世代のナチュラルワインの造り手達のキーワードになってきていますが、シチリアにも、いよいよそんな若手のナチュラルワイナリーが登場しました。ご期待下さい!
◆フラヴィアについて
Flavia フラヴィアは、シチリアのマルサラで、Giacomo ジャコモとFlavia フラヴィアのRallo ラロ兄妹によって2018 年に始動したナチュラルワインのプロジェクトです。二人は1860 年からマルサラでブドウ栽培を行ってきた農家の5 代目で、2022 年現在、フラヴィアが28歳、ジャコモが30 歳です。二人は
2018 年に家業を継承しました。それまでラロ家ではオーガニツクで栽培した畑のブドウから、一般的なオーガニックワインを醸造して販売していました。
しかし、二人は、フレッシュで、ピュアで、新しい時代の息吹を感じるナチュラルワインを造りたいと考え、これまでの形式や枠にはまらない、ナチュラルワイン造りを始めたのです。そのワインとは以下のような点に要約されます。
ブドウが栽培されたテロワールとブドウの特徴を際立たせる真の味わいを備えている。
野生酵母で発酵を行い、シュールリーで熟成。無清澄・無濾過で濁りがある。
圧倒的なブーケがある本物の生きたワインである。
それぞれのキュヴェが独自の個性を備えている。
味わう人の感性に強く訴えかける。
ワイナリーのブドウ畑は、マルサラの町の北側で、マルサラ塩田が目と鼻の先にある、ビルギ地区とパオリーニ地区の間にあります。グリッロ、カタラット、ジビッボ、フラッパート、ペリコーネ、ネロ・ダーヴォラなどのシチリアの地場品種のみを栽培しています。栽培面積は20 ヘクタールで、全てが所有畑です。海抜150~250mの場所に位置しており、土壌は砂質ですが、古代に海だった場所であるため、ミネラルと石灰が非常に豊富で、シチリア独特の風味と香りを持つユニークなワインが生まれる土壌です。

マルサラ地区の気候は、乾燥して暑く、日照に恵まれています。地中海に吹く強い風、ミストラルが一年中吹きつけるため、畑の湿気を吹き飛ばしてくれます。また、冬の間に生育に必要な雨が降り、夏は昼夜の気温差が大きく、ブドウは最適に熟します。これらはブドウの高い官能表現のために決定的な条件であります。
フラヴィアでは、ビオロジックとサステイナブルな農業を行っています。これは、畑においても醸造所においても、可能な限り人為的介入を避けることで、人間と動物、そして地球を健康にし、幸福にすること、そして未来の世代に希望を与えることであると考えています。そもそも、ビオロジックの目的は畑の生産性を上げるのが目的ではありません。生産性を高めることは、植物に過大なストレスを与えてしまいます。何よりもまず、寄生虫や菌などの病原体を殺す農薬や除草剤、肥料の使用を完全になくし、土中の有機物質のレベルを維持し、増加させることが大切なのです。
地中の有機物質が活性化することによって、健全であると同時に、地元の伝統と風味・香りが豊かに詰まったテロワールを最も純粋にかつ最も分かりやすく表現するナチュラルワインが生まれるのです。また、地場品種から地元の個性を表現するナチュラルワインは造ることは、周辺環境の保護と農村の発展に寄与することでもあると、フラヴィアでは考えています。
フラヴィアのワインは、フレッシュで活力があり、潮風が与えるフローラルな香りと塩味を伴った味わい深さ、そして素晴らしい心地良さと飲みやすさを備えています。これまでのイタリアやスペイン南部のワインにありがちな独特の重たさや酸化的ニュアンスは全くなく、清涼感さえ感じるほどのフレッシュ感とジューシーさがあります。ジャコモとフラヴィアは、これまでの枠にはまらないラディカル(先鋭的)なナチュラルワインであることから、自分達のワインを
『REBELLIOUS WINES(反抗的なワイン)』
と形容しています。既に英国、フランス、スペイン、オランダ、デンマーク、ノルウェー、アメリカ、オーストラリアなどに輸出されています。