ドメーヌ・シャンドン・ド・ブリアーユ
シャンドン・ド・ブリアーユ
フランス Domaine Chandon de Briailles ブルゴーニュ
● 懐かしいシャンドン・ド・ブリアーユです。その昔、ずいぶんと「コルトン・ブラン」を販売させていただきましたので、古いお客様はご存じじゃないかと・・。それこそ、
「コルトン・ブランは美味しいのでさっさと販売・・コルトン=ブレッサンドは硬かったので仕舞い込んだ」
と言う・・noisy の、その頃の noisy の行動の推測です・・(^^;; 覚えてないんだなぁ・・これが。
正規代理店のインポーターさんも変わっていると思います。なので、正規だったかどうかも覚えていないですが、ワインのコンディションは全く問題無しでした。ご検討くださいませ。
●1998 Corton Grand Cru les Bressandes
コルトン・グラン・クリュ・レ・ブレッサンド
【いつ仕入れたのかさえ不明ですが、相当古いです!完熟少し前??】
もはや記録さえ残っていない・・おそらくリリース時に購入したワインです。AMZさんから入ってますので、正規かどうか・・不明では有りますが、時折扱っていらしたように思います。
シャンドン・ド・ブリアーユはシャンパーニュのあの巨人、モエ・エ・シャンドンに繋がる家系で、殺虫剤や化学肥料が嫌い・・今はすでにビオディナミになっていますが1998年当時はどうだったか・・余り良く判りませんが、少なくとも有機かなと思います。おそらく2000~2001年頃の仕入れです。
飲んだには飲んだんですが、そもそもその頃のクラシカルな造りですので、
「リリース直後に美味しい・・などと言うことはまず無い」
ですし、その頃持てはやされた・・
「果実たっぷりの濃厚な味わい」
とは、まるで正反対のエキス系・・で有りながら、タンニンも感じさせたと・・何となく覚えています。
本数は1ケースからだいぶ減っていますが、販売した記憶がほとんどないので、どんなに少なくとも2本は飲んでいるはずで、それでもご紹介しなかったと言うことは、
「まだ飲み頃になっていないばかりか、硬かった」
と言うことなのでしょう。
色彩はエッジにオレンジが入って来ています。まったく濃くない・・淡目のルビーがほんのりと白っぽく見えるので、同時にオリヴィエ・ジュアンの2011年のモレ=サン=ドニ・クロ・ソロンが、
「・・飲んでよ~~!」
と言っているのに対し、
「もう少しなんだけどな~~!」
と伝えて来ているように思われます。
まぁ・・流石にもはや、30年近く経ってしまいますから・・売らない訳にも行かず、さりとて自身で納得して販売も出来ない・・と言うことで、リーズナブルにお出しすることにしました。
このレ・ブレッサンドは、コルトン最高の畑のひとつです。素晴らしいレ・ルナルドの真下がレ・ブレッサンドで、その北隣がレ・ロニェとレ・ロニェ・エ・コルトンです。
因みにシャンドン・ド・ブリアーユはこのレ・ブレッサンドと、その真下のレ・マレショード(G.C.)、レ・ルナルドの隣のレ・クロ・デュ・ロワ(G.C.)と言うコルトンの赤の最高の畑を持ち、また非常に珍しい・・
「コルトン・ブラン(G.C.)」
も生産していました(多分今も)。
noisy も昔はそこそこ販売させていただいていましたので覚えておいでの方もいらっしゃるかもしれません。これはレ・ブレッサンドを中心にレ・ルナルド、そしてル・シャルルマーニュ下のレ・ショーメをブレンドしていますが、それぞれピノ・ノワールに適した畑と思われるところに白葡萄を昔の儘に植えたままにして、リリースしている稀有な白ワインです。
おそらく非常に長命ですが・・持っているこちらの命の方が先に・・などと考えてしまいます。
「何とか開かせて飲む!」
と言うような・・普段は受け身で抜栓しているものを、能動的に楽しむようになるかもしれませんが、
「1998年という古いヴィンテージで・・それを言う?」
と言われてしまうにせよ・・
「見た感じ、まだもう少し・・なんだよね~・・」
としか言えないんですね。
まぁ・・グラン・クリュ・コルトンですから・・リーズナブルでしょう?・・遊べるとしますと面白いと思います。ご検討くださいませ。
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