アルジョラス
アルジョラス
イタリア Argiolas サルディーニャ
● 皆さんはご存じでしょうか。サルディーニャの島に咲く一輪の黒みがかった紫の花..トゥリガを..。暑い島のワインとは思えないほどのエレガンス、フィネスを持ち、縦に積み上がる果実味と秀逸な量の酸味、とても長い美しい収束のパフォーマンスに心躍らされます。
● 2013 Turriga I.G.T. Isola dei Nuraghi
トゥーリガ・イゾーラ・デイ・ヌラギ I.G.T.
● 2011 Turriga I.G.T. Isola dei Nuraghi
トゥーリガ・イゾーラ・デイ・ヌラギ I.G.T.
● 1994 Turriga Isola dei Nuraghi
トゥーリガ・イゾーラ・デイ・ヌラギ
【人には教えたくない..と言う方が多いワインです。noisy もこれだけは買いたいと常に思っています!】
まあ、飲んでみなんしょ、としか言えません。味わいは上記で書いてしまいました。それで外れは有りません。このワインの伸びやかさは、美しい多量のミネラルに支えられているおかげだと思います。それでも良く有りがちなマイナス面「甘み」です。ところがこのワインには妙な甘さが全く無く、美しく完全発酵しています。それが長期熟成をも可能にしているんですね。
「温暖なサルディーニャのワインにフィネスを感じる訳がない」
と思われているなら、それは大きな間違いです。飲んだ方だけが判る..んですね。
そもそも、あんまりアルジョラスのコラムに文字を書かなかったのは、売れすぎると困ると..思っていたからです。今回の2009年はまだテイスティングしていませんが、間違いの無いワインなんですね。きっと残らないので今回も飲めそうもありませんが、カンノナウ種他によるグレートなイタリアン!お薦めです。
■エージェント情報
イタリアはサルディーニャ島にて、1900年代初頭にスタートした家族経営ワイナリーがこちらの「アルジオラス」です。
もともとオリーブやブドウを栽培する農家でしたが、1906年生まれのアントニオ氏が品質追求のため本格的にブドウ樹の栽培に乗り出したことから、ワイナリーとしての道を歩んでゆくことになったそう。その後、アントニオ氏の2人の息子、フランコ氏とジュゼッペ氏が彼の情熱を引継ぎ、今ではアントニオ氏のお孫さん世代によってワイナリーは運営されています。
そしてこちらの「トゥーリガ」は、アルジオラスが誇るフラッグシップアイテム。さらにこの「トゥーリガ」、ジャコモ・タキス氏がコンサルタントを務めて造られていると聞けば、より一層興味がわくというものでしょう。
収穫はすべて手摘みで行われ、28~32℃に温度制御されたタンクで発酵、その後約16~18日間のマセラシオンを経て、フレンチオーク新樽で18~24ヶ月熟成され、12~14ヶ月間の瓶熟を終えてリリースされます。
イノシシなどのジビエや、スパイシーな赤身のお肉、さらには熟成させたサルデーニャ産のペコリーノチーズなどと相性ぴったりというトゥーリガです!
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