【何と、キュウリの浅漬けにもマリアージュ!?・・品の良いメルロが滅茶ピュアなことに由来する?・・ちょっと面白い経験でした!懐の深いワインです!】

人には言えないほど、呆れられるような酷いマリアージュを経験しているnoisy ですが、そんなにお高いものと合わせることは、そんなには有りませんで、ごく普通のご家庭で食されていらっしゃるものと、
「強制マリアージュを強制される」
ことを長年続けています。
このところはキュウリの浅漬けが「香の物」として出てきておりまして、その次が季節のお野菜、そして副菜、主菜・・みたいな感じで深夜にテイスティングを兼ねて食事を摂っているんですね。
なので、せっかくのA.C.サンテステフ、メルロ45%、カベルネ・ソーヴィニヨン55%の2016年と、キュウリの浅漬けのマリアージュ対決を強制された訳です。
「絶対に・・合わないじゃん・・」
普通にそう思いました。
ところがです・・。全然違和感を感じなかったんですよ。普通にキュウリを「アテ」にしながらシャトー・クローゼ2016を飲んでいる自分に気付いた時の「驚き」ったら・・有りません。合わないと決めつけているので、ワインのポテンシャルはちゃんとテイスティングで取ったところで、一旦終わっていたんですね。
「・・えっ?」
ですよ、はい。見事なものでした・・。今までには余り無い経験でした。
サンテミリオンに良くあるような、甘みのあるメルロの味わいじゃ無いんですね。でも、タンニンの質も良く、むしろそれが柔らかさを生んでいるような感じです。チョコっぽくもなく、赤や黒の果実感がたっぷりです。・・なのに、キュウリに合わせても違和感ないって・・
このワイン、noisy には余り馴染みは有りませんでしたが、かなり良いワインでした。かといって、おそらく91点以上は付けません。アドヴォケイトは90~92ポイントと言うことで、ほとんど同じでは有ります。
何より、とてもリーズナブルでコンディションも良く、今飲んでとても美味いです。
「 noisy さんのところでボルドー買うとは・・思わなかった!」
きっとそう思われているんでしょうが、良いものは良い・・それで行きましょう!お勧めします。飲んでみて下さい。