ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

フランス Bruno Desaunay-Bissey ブルゴーニュ
● 素晴らしい質感を身に着けた2018年のドメーヌ・ブリューノ・デゾネイ=ビセイをご紹介させていただきます。

 この4年間のデゾネイ=ビセイのワインはそれ以前のものとは雲泥の差を感じますが、特に今回ご紹介させていただく2018年ものは、圧巻の素晴らしさを感じさせてくれました。質感はまるで・・「ジョルジュ・ルーミエ並み」です。ドライな黒赤果実を上品さを失わないように包み込んだかのような透明~半透明のミネラリティが、ワイン全体をコーティングしているかのようなテクスチュアに感じさせてくれます。

 そして実に質の良いタンニン・・・これは意識しないとタンニンとは判らないようなニュアンスなんですが、これがこれまたバランスの良い酸と共に中心点に居座っていまして、およそ「コア」を形成している感じなんですね。

 ですので、要素を包み込んだミネラリティから少しずつ漏れてくる黒~赤果実や様々な複雑なニュアンスを、とても感触良く味わうことが出来ます。・・そう、まるでルーミエさんのワインみたいな感じなんですね。

 もっともルーミエさんの場合には、ほとんど「赤~黒果実」か「赤果実中心」と言うような形容の仕方をすると思うんですが、そこが「黒~赤」と「黒果実中心の赤」とかに置き換わった感じでしょうか。もしくはアペラシオンの中心がシャンボールになるルーミエさんと、ヴォーヌ=ロマネ近辺を中心にジュヴレまで足を延ばしているデゾネイ=ビセイの違いとも言えるかもしれません。もっと判りやすく比較してみるとしましたら、

「ルーミエさんを2/3、ギイヤールを1/3の割合にした感じ」

と言えるかもしれません。・・それって、かなり魅力的でしょう?

 ヴィンテージ的には、エレガント系の味わいだった2017年に対し、果実・各要素の集中度を増した2018年と言え、非常に大柄です。しかも・・今回は「エシェゾー」もテイスティングさせていただきました・・。いや~・・滅茶素晴らしいです!圧巻の美しさ・密度を持っています。今飲んでも美味しく飲めてしまいますが、相当長い寿命をも持っていると思います。

 そしてこの特徴は、下位のクラスから上級まで一貫しています・・このレベルはかなりビックリです。A.C.ブルからグラン・クリュまで・・そのスタイルをしっかり持っているんですね。

 加えて、海外メディアもまだ全く注目していません。注目してしまったら・・・いきなりエシェゾーに96点は付けるでしょう。そうなってしまうと今度は入手が非常に難しくなってしまう可能性がある・・と言えます。

 エシェゾー2018・・・飲んでみて下さいよ。下手をしますと、

「今まで飲んだエシェゾーの中で一番旨い!」

とおっしゃる方が沢山いらっしゃるんじゃないかと思いますよ。


 もしくは、とにかくA.C.ブルでも、ヴォーヌ=ロマネでも、シャンボールでも飲んでみて下さい。必ずや脳裏に刻まれる味わいだと確信しています。ご検討くださいませ。


■ドメーヌによる2018年ものの印象他
 2018年は冬から春にかけては寒かったが、それ以降は暖かくなり、5~6月に掛けて雨が降って少し湿度が高くなったものの病気の被害もそれほどなかった。夏は気温が高くとても乾燥したので葡萄は良く成熟した。アルコール度数が低めで軽やかで飲みやすかった2017年と違い、2018年はアルコール度数が高めで果実味や酸味、タンニンも豊かな肉厚で飲みごたえのあるヴィンテージになっている。

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 2017年のデゾネイ=ビセイです。2015年で激変してから3年目ですね。余りの変身ぶりに嬉しい気持ちでは有りますが、それでも昨年の2016年ものも、今回の2017年ものについても・・

「・・大丈夫だよな?・・進むべき道を踏み外してはいないよな・・?」

 と言うような、孫を持つ爺さんのような気持ちなのかどうかは別として、心配で仕方が無い訳です・・(いや、まだ孫はいませんよ・・流石に・・)。

 なので、数の無い上級キュヴェは別として、まぁ、ヴォーヌ=ロマネなども数が有る訳では無いですが、テイスティングをさせていただきました。

 いや~・・A.C.ブル!・・旨いですね~!・・有るだけ欲しい!・・です。けっして出しゃばり過ぎず、しかしちゃんと有って、柔らかくて・・とても丸い。しかも「薄い」訳では無いので比較に引っ張り出すのは勘違いされるかもしれませんが、あのシャンボールのシミジミ沁みてくるルイ・ユエランとか、色合いも味筋も全然違いますが劇的なデビューを飾った2013年のアメリー・ベルトーのA.C.ブルとかの存在にニュアンスがとても似ていると思ってしまいました。

 ジュヴレ村名もめっちゃ美味しい・・。デュガさんに教えてあげて欲しい位です(・・いや、2017年のデュガさんのA.C.ジュヴレは滅茶美味しいですが・・)。ヴォーヌ=ロマネはもう、絶対買っていただきたいほどエレガントで旨いですし、村名に過ぎないのにエシェゾーとそっくりのシャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォーの構造の大きさにも驚かされました。

 まぁ、1級レ・ボーモン、エシェゾー、グラン=ゼシェゾーは飲んではいませんが、

「こりゃぁ間違い無い!」

と思わせるには充分の中級~下級クラスでした。


 2015年からの上昇機運は2017年も健在です。しっかり・・ミネラリティが大量に存在しています。しかし、そのミネラリティも凍り付くようなパキッとした硬いものでは無く、どこかしなやかさの在るものなんですね。その結果も証拠の一つになるかとは思いますが、So2はとても少なく感じるほどのしなやかなテクスチュアです。

 グラン=ゼシェゾー、エシェゾーの近辺に多くの畑を有す著名な生産者では有りますが、それでもまだ世界的には注目されていないようですので、ある意味、我々にとってはとても有難い状況では有ります。おそらくデゾネイ=ビセイにとっては我慢の時なんでしょう。

 素晴らしい2017年でした!2016年を超えて来たと感じています。と同時に、テロワールの表現もクッキリしてきましたし、2017年ヴィンテージの柔らかで早くから飲める特徴も併せ持っています。

「デゾネイ=ビセイ?・・いや~・・別にいいよ・・」

と思われるのでしたら、取りあえずA.C.ブル、飲んでみて下さい。きっと一気にファンになっちゃいますよ。

「・・気の強い女性はどうも・・」

と常日頃から思っているnoisy がそう言うのですから、

「柔らかな物腰でふんわりと包んでくれるのに実はちゃんとしてて五月蠅く無いエキシーなブルゴーニュワイン!」

です。是非ともご検討くださいませ。

■エージェント情報
 2017年は比較的安定した天候で葡萄の成長も安定していたが、一部の畑で霜や雹の被害が少し出た。夏はとても乾燥して葡萄の色付きも早くから始まったが、乾燥によるストレスから区画や株によって葡萄の成熟スピードに明確に差が出てしまい、ベト病が発生した畑もあった。8月末に雨が降ったことで僅かだが腐敗してしまった葡萄もあったが、全体的に見れば葡萄の健康状態は良好。色調は淡く、甘酸っぱいチャーミングな果実味が前面に出ており、タンニンも柔らかくて例年よりも早めにバランスが取れており、アペラシオンによってはすでに飲めるほど味わいが開いている。
━━━━━
 2015年もので大ブレークしたデゾネイ=ビセイの2016年ものをご紹介します。

 いや~・・2015年ものは本当にビックリでした。2013年ものまでは、

「リリース直後は決して売らないだろうなぁ・・クラシックなスタイルにも程が有るからなぁ・・」

と思っていた訳です。2014年ものには見るべきものは有った・・しかし、扱うには不安の方が大きかったんですね。

 で、2015年ものを飲んでしまったら、

「これは是非扱いたい!」

に変わってしまう訳ですから・・変わり身が早い!・・と言われても仕方が無いですよね。


 で、今回ご紹介させていただく2016年ものは、不安と期待とか入り混じる、何とも切ないような・・楽しみのような・・複雑な感情を持ってのテイスティングになりました。

 2016年の自然の猛威は、デゾネイ=ビセイにも襲い掛かりました。あの稀有な・・いや、以前でもこれだけならやりたいと思っていた・・(^^;; グラン=ゼシェゾーが生産されず、他のキュヴェに混ぜられてしまっています。ルーミエさんと似た様な状況・・。

 ところがです!・・ルーミエさんも激少なくなってしまったシャンボール=ミュジニー村名2016年でさえ、デゾネイ=ビセイは、

「めっちゃ美味しい!!」

と感じさせてくれる愛想の良さと美しさでした!・・他のキュヴェも言うに及ばず・・でも一応言っておきましょうか。ACブルは実にエレガントです!大きくは無いがブルゴーニュ・ピノ・ノワールが持つエレガンスを、実に良い感じで表現して来ます。ACジュヴレは・・これも実に良い!・・アメリー・ベルトーはジュヴレだけは、やや硬く・・と言うか、全房発酵に持ち込むことさえできずに、他のキュヴェとの統一感を失いましたが、ツヤツヤでテカテカ、ジュヴレの金属的な複雑性をしっかり柔らかな表情に仕上げていました。

 村名ヴォーヌ=ロマネも良かったですよ。ただし、ミネラリティが膨大で、その分、現状はややカッチリ目です。しかし、以前のようなハードでエッジが立つようなニュアンスは無く、びちっと濡れたテクスチュアからのピュアな美味しさが光っていました。カプセルの中にまだ要素を沢山隠し持っているような感じでした。

 上級キュヴェは数本ずつですので、下級キュヴェがこの仕上がりなら、何の問題も無いだろう・・と踏んでいます。トップキュヴェのグラン=ゼシェゾーは単独で仕上げられる量が出来ず、他のキュヴェに混ぜた様です。

 2015年に続き、2016年も万全でした。非常にドライ・・まるっきり甘みを残さない、しっかりした仕上がりです。ピュアですし、アロマもソフトで柔らかくスピードの有るものです。この辺りは年々、増しているような感じがします。また、テイスティングしたキュヴェ全てに共通していて、例外は有りませんでした。是非2016年ものも飲んでみていただきたいと思います。


■エージェント情報
 2016年は4月26日夜から27日朝にかけて発生した霜や偏った降雨によるベト病の発生などで葡萄の成熟がバラバラで畑仕事がとても難しかった。夏以降天気が安定したので健康的な葡萄が収穫できたが収穫量は少なく、特にエシェゾーとシャンボールミュジニーが少ない。グランエシェゾーも1945年以来の霜害を受け、収穫量があまりにも少なすぎて造ることが出来なかった。色調濃く魅力的な香り、フレッシュで優しく厚みのある口当たり。酸とタンニンのバランスも素晴らしく5年ほど寝かせればビロードのような滑らかなワインになるだろう。


━━━━━
● 随分と前にご紹介したっきりで、まだその頃に仕入れたワインがどこかに残っているはずと・・セラーを探してみたんですが見つかりませんでした。

「noisyも何でまた今頃デゾネイ=ビセイを・・?」

と、いぶかし気に思われていらっしゃるお客様も多いんじゃないかと想像します。

 そうなんですね。フィネスさんとお取引が復活して何年か経過しましたが、それでもこのデゾネイ=ビセイだけは復活しませんでした・・。・・だって・・

「クラシカル過ぎてボソボソしてテクスチュアも良く無くて、綺麗じゃないし・・」

と、余り好みのスタイルではないことと、何より価格も決して安い訳でも無いのに面白くない味わいなので、決して首を縦にはしなかったんですね。

 ところがです・・

「2015年のブリューノ・デゾネイ=ビセイは激変!!物凄~~く、良くなった!唖然とするような変貌ぶり!」

だったんですね。

 余りの美味しさに、取り敢えずは出来るだけアイテムを飲んでみようと、テイスティングをさせていただきました。そしてそれは確信に変わったんですね・・。

「デゾネイ=ビセイ2015年は是非とも noisy のお客様にもご紹介すべき!」

 そうなんですよ・・まるでジョルジュ・ルーミエか、はたまたシルヴァン・パタイユが乗り移ったか・・のような、ツヤツヤして透明で美しいミネラリティが「テンコ盛り」状態になって、しかも、今までは「茶色や黒」が主体の老いぼれた風な果実が主体だったのが、「非常に美しい赤が主体」のものに大変貌しているんです!

 いや、驚きました。マジでパタイユがアドヴァイザーに付いたんじゃないのかと・・思ってます。そうじゃなきゃこんなには変われないと思うんですが、実はそのイメージは2014年に少し感じていたんですね。

 フィネスさんの担当のK君も一生懸命な人でして、何かと頑張ってくれまして、忙しくて中々インポーターさんのテイスティングには出かけられない noisy のために、何とかテイスティング出来るようにしてくれてます。

 そんな中で noisy も、しばらく離れていた造り手さんや新しい生産者さんのアイテムを、チョコチョコとテイスティングしていまして、その中にこのデゾネイ=ビセイのワインも有った訳です。

 最初の頃は、noisy が昔から思っていた通りの、素朴でゴツゴツした外交さの無い味わいだったんですね。ところが昨年の2014年ものに、美しいミネラリティが付き始めて、

「・・おや?」

と思った訳です。

 しかしそれでも、

「・・ん・・でも・・できない・・」

と言う判断でした。

 それがこの2015年もののテイスティングで、激変したのが判ったものですから、こりゃぁ頑張って販売しないといかん・・と思ったんですね。

 皆さんも、余り芳しくは無いイメージしかないかもしれませんが、いやいや・・noisy は嘘付かないですんで・・非常に素晴らしい・・まずはACブルで結構ですから、飲んでみてください。どうぞよろしくお願いいたします。

■エージェント情報
 現当主であるブリューノ デゾネイ氏は、1975年に彼の妻の祖母が所有していたフラジェ エシェゾーの2haの畑で分益小作による開墾から始めました。1994年の義祖父母の引退時に引き継いだ畑と個人で購入した畑を合わせて5つの村に約6haを所有し、実直で真面目な性格のデゾネイ氏は伝統的な手法でクラッシックなワインを造っています。 畑の土壌は主に粘土石灰質で、仕立ては片翼式ギュイヨ方式で1株につき8房に制限しています。樹齢の古い木がとても多く、凝縮した葡萄が収穫されます。また、ブリューノ デゾネイ氏は植物保護の地方局と連携しながら、畑の手入れをリュット レゾネで行っています。 葡萄の収穫は手摘みで100%除梗し、アルコール醗酵は合成樹脂タンクで自然酵母によって15~21日間行われます。その後、空圧式圧搾機でプレスされ、樫樽で18か月熟成されます。33%が新樽で残りは1~20年樽になります。フィルター、コラージュは行わず、ロウソクを使ってスーチラージュします。



2018 Bourgogne Pinot Noir
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール

15748
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はフラジェ エシェゾー村に位置する「Les Rouges Champs(レ ルージュ シャン)」「Le Poirier D`aout(ル ポワリエ ド ウット)」「Les Combes(レ コンブ)」の3区画で面積は合計約1.5haになります。最も古い区画は1937年に植樹されましたが植え替えも行われているため、ヴィンテージによっては若木葡萄の比率が高まって「Vieilles Vignes」の表記が付けられないこともあります。しなやかなタンニンと肉厚な旨味、開けたては固さも見られますが時間と共に味わいが開いて行きます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,080 (外税) 
【濃密でドライ、エキスの味わいが物凄く、黒果実を中心に赤果実をトッピングした絶妙なバランス・・でも実は・・ピュアで滅茶ナチュラルなピノ!と言うのが真実です!】
 これ、3千円で買えちゃうA.C.ブルですよ・・。下の2017年もののグラスの写真と、是非比較してみてください。・・お判りになりますよね~・・

「・・ありゃりゃ・・全然違うじゃん!」

 そうなんですよ・・。見た目が全く違うんです。2017年ものは、グラスを持った指がボウルの上からは見事に透けて見えますが、

「2018年もののデゾネイ=ビセイは、指も見せないほどに果皮の抽出がしっかりされている!」

と言うことが出来ます。これは2018年もののデゾネイ=ビセイに共通しています。言ってしまえばルーミエさんも実は・・見えない位ですよね?・・フーリエは見えますが・・。

 「果皮の抽出がしっかり」されている訳ですが、

「・・ん?・・それじゃ、テクスチュアはガシガシして良く無いし、濃くて甘くてキツイんじゃないの?」

と思われるかもしれませんが、全く逆です。

「ミネラリティが要素を包み込んでいて、その滅茶分厚いコーティングから漏れてくる黒赤果実、多くの希少ミネラリティが何とも言えないほどフィネス感たっぷり!」

なんです。なので、テクスチュアは滅茶滑らかで、果皮のニュアンスは濃いはずなのにエキスの味わいがしっかりしていてドライで滑らかなので・・スルスル飲めて、後から複雑性・官能感が返って来る感じ」

と言う、ある意味、理想に近い味わいだと思うんですね。

 しかもですね・・この何年か、デゾネイ=ビセイをしっかりテイスティングしています。そうしますと・・・集中してテイスティングしますので、どうしても残りますよね?・・そのまま逆刺ししたコルクのワインをテーブルに放置したまま数日経過したワインも飲む訳です。そうしますと、

「・・おっ・・揮発酸・・出始めてる・・」

・・・


「・・なんだ・・揮発酸、多いのかぁ・・じゃダメだ・・」

と思われるかもしれませんが、それは違います。


 何故かと言いますと、

「抜栓直後には、揮発酸のニュアンスは全く無い・・もしくは検出限界に近い」

んです。


 つまり、

「So2 の使用量は僅か(もしくは使ってないと言えるほど)」

なんですね。


 ですので、バリバリの自然派並みのSo2の扱いになって来ていると思うんですね。おそらく一つの樽に耳かき一杯分も入って無いでしょう・・あくまで想像ですが・・。

 もしくは、

「So2 の生成が結果的に少なくなる醸造をやっている」

のかもしれません。ワインを醸造しますとSo2は自然に発生してしまいますから・・いずれ分解されて溶け込んでしまうとしてもです。


 口入れ直後からノーズに抜けるアロマのピュアさとナチュラルさ、濃い色なのにスルスル飲めるテクスチュアの良さ、要素の多さと複雑さを是非感じてみて下さい。実にしっかりした味わいです。超お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【激旨いです!良く熟していながら甘く無く、柔らかな酸のヴォーヌ=ロマネを連想させつつ不足感無し、その存在感は優しく包み込んでくれる女性?!】

 大好きです・・こんなの!・・滅茶美味しいですよ。何でもっと評価されないかな~・・と思っちゃいます。

 まぁ、そもそもニュイ=サン=ジョルジュを除くヴォーヌ=ロマネ近郊には、A.C.ブルゴーニュ・ルージュの畑は少ない訳です。なのでそれだけでも貴重ですし、レジョナルのレ・コンブの畑がどこにあるかの特定はできませんが、「レ・ルージュ・シャン」と「ル・ポワリエ・ド・ウット」はそれぞれクロ=ヴージョの真下と村名シャランダンの真下に存在していますんで、クロ=ヴージョの美しい黒っぽい土のニュアンスと、ヴォーヌ=ロマネ的な明るい赤果実のアロマが合わさったような感じがそれなのかもしれません。

 この何とも神々しい(・・言い過ぎ?)・・ピノ・ノワール・ファンならそれがきっと伝わるに違い無い色合いをご覧ください。濃く無く、薄く無く、酸っぱくは無さそうに熟した感じとか、漂うミネラル感とか、見えてくる感じでしょう?今回もサイズのみの調整で色合い他は全く調整無しです。

 そして、何が良いって言ったら・・So2 の感じが非常に少ないので硬く無いし尖ったところが無い、果実も有り過ぎないんですよ。果実のニュアンスはミネラリティの様子によって結構左右されると思いますが、柔らかなミネラリティが豊富に有って、しかもドライでエキスがしっかり有るので、

「遮るものが何も無いような丸裸の味わい!」

なんですね~・・。

 もっとも時間が経過して熟してくると、ちょっと妖艶になってくるはずです。人間も20歳台と40歳台じゃだいぶ違うじゃないですか。まぁ、男性はnoisy自身を含め、ほぼほぼ30歳も過ぎてこないとまともには中々成れない方が多いと思いますが、女性はそれでも結構にマセてるかもしれませんでしょう?

 なので、落ち着いているけどまだ裏若い女性・・みたいな感じかと思います。

 非常に美味しいので大目に押さえさせていただきました・・が、お勧めするとすぐ無くなっちゃうので、その辺を加味していただき、お早めにご検討ください。

 もう一度・・押しておきますが、

「おそらくみんな大好きな味!」

です。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【素晴らしかった2015年もの同様、濡れたテクスチュアでエレガントでドライな味わいです!】

 安心しました・・!まぁ、昨年、

「2015年ものでデゾネイ=ビセイが大化け!」

なんてプレゼンしてますから、その責任も有りますんで、ある意味、「ドキドキしながら・・」のテイスティングでした。

「(・・これで昔のデゾネイ=ビセイに戻っちゃってたら良い笑い者だよなぁ・・)」

などと・・まぁ、2015年は非常に素晴らしかったので、嘘にはならないんですけどね。


 それでもやはり、

「天候の影響がまだら模様に出ている・・その2016年ものをど仕上げたか?」

「さらなる伸長は有ったのか?」

「2016年ものの特徴は?」

辺りをしっかり探ろうと、非常に少ない入荷量の中、4アイテムのテイスティングをしたんですね。トップバッターがこのA.C.ブルゴーニュ・ピノ・ノワールでした。

 「素晴らしかった2015年もの同様云々・・」と書きだしていますが、全体の印象はその通りです。しかし、要素的にはより充実しているように思います。色合いも2015年もののようなやや軽い感じの淡さは無く、充実した深い色合いです。ミネラリティもバッチリで、ドライさは半端なく、甘みはまるで有りません。要素の全てを開放してくれるような段階では有りませんが、シャンボールやフラジェ=エシェゾーのやや乾いた石灰感の強いイメージを濡れたテクスチュアで包み込み、ピノ・ノワールの深遠さを印象付けられました。

 リリース直後の愛想の良さなら2015年でしょう。2016年はより深く、ミネラル感、要素の複雑性から来る将来性は高いように思われます。今飲んでも充実していますが、今後数年に渡ってそのポテンシャルを開花してくれるものと思います。

 リーズナブルでエシェゾー近辺のベースワインを思わせてくれるチャーミングなピノ・ノワールでした。質感もしっかり有ります。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2015年のデゾネイ=ビセイは大化け!!こんなことが有り得るのかと、誰もがビックリするでしょう!!素晴らしいピノ・ノワールです!】
 それなりに結構長いワイン屋人生を送って来た noisy ですが、ここまで急成長・・と言うか、「激変」した造り手に出会うことは、まず無かった・・と言えます。

 記録では2002年のデゾネイ=ビセイのワインをご紹介させていただいたようになっていますし、noisy もちゃんと覚えていまして、そこそこは美味しいんですが、何せ野暮ったい・・テクスチュア良く無い・・干乾びた感じ・・(すみません・・)が何とも評価し辛く、ただ上級キュヴェはそれなりに・・と言うか、畑のポテンシャルがワインの味わいを押し上げていましたから、

「それなり・・だよなぁ・・」

と言うような自身の評価でした。


 なので、フィネスさんとリスタートしてからもテイスティングはしましたが、決して noisy も再度扱うことなく、今現在に至っている訳です。

 しかしながら、昨年の2014年もののテイスティングにおいては、ミネラリティが前面に出て来て、何とも武骨だった味わいに変化を感じたものの、やはり扱おうと言う気にさせるようなレベルにまでは至らず、

「・・ん・・やっと人並み・・(・・すみません・・)」

と言うような印象でした。


 ところがこの2015年ものはどうでしょう。何とも美しくミネラリティが輝いているような素晴らしい色合いをしているのが判ると思います。

 上の写真はACブル、下が、左上からACブル、右上がシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォー、左下がヴォーヌ=ロマネ、右下がジュヴレ=シャンベルタンです。

 どれも非常に美しい色合いで、透明な石灰系ミネラリティが赤を中心とした色合いを「コーティング」したように見受けられます。

 これはまるで「シルヴァン・パタイユ」系のワインに観られるような色合いでして、正に今、シルヴァン・パタイユをご紹介させていただいていますし、そのテイスティングをしたばかりですので・・

「・・うわぁ・・もしかして彼のところのコンサルティングを受けてるのかなぁ?」

などと邪推したくなるような見事な味わいなんですね。


 しかもデゾネイ=ビセイはコート・ド・ニュイの北から南にバランス良く畑を持っていまして、ジュヴレ有り、ヴォーヌ=ロマネ有りのフラジェ=エシェゾーの生産者なんですね。

 各ワインにつきましては各コラムをご覧いただければと思いますが、このACブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュは、

「フラジェ=エシェゾー村のACブルゴーニュ格の畑」

で造られています。これ・・まず滅多に無いです。


 しかも、フラジェ=エシェゾーの下部(東側)はクロ=ヴージョ、南側はヴォーヌ=ロマネの偉大な畑群、北側はシャンボール=コンブ・ドルヴォーに囲まれていますから、

「エシェゾー、もしくはヴォーヌ=ロマネ1級(レ・ボーモンとレ・ルージュ、アン・オルヴォー)以外の高い位置にある畑」

と言うことが判ります。フラジェ=エシェゾーはエシェゾーとヴォーヌ=ロマネ1級でほぼ占められちゃってますから・・。

・・と書いていたんですが・・間違いでした。確かにヴージョせき止められたような形になってますが、ヴォーヌ=ロマネ側に僅かに張り出した部分が有り、そこにレ・ルージュ・シャンとル・ポワリエ・ドウットが有りました。つまりここは東側、国道の下側です。レ・コンブと言う畑は国道側には無いし、何せ、コンブ・ドルヴォーのコンブ(谷)なので、こちらは上部(西)ですね。つまりは、アンリ・ジャイエが古の手法を復活させたとか初めてやったとか言われているキュヴェ・ロンドと言う、上部と下部のクリマの葡萄をセパージュする方法でした。すみません。


 で、飲んでみるとこれが今までとは大違い・・と言う部分は置いといて・・


「まるで、プティ・プティ・エシェゾー!!」

なんですね・・。


 良く出来たバランスの良いエシェゾーを、軽~く・・超エレガントにしたような味わいでして、(比較的)乾いた畑のニュアンスと、高貴な土のニュアンス、白い石灰がベースに有り、見事に赤いチェリーと黒いチェリーがしっかり丸く感じられ、それを透明なガラスやクリスタルのようなミネラリティがコーティングされるように、ツヤツヤのテクスチュアを感じさせてくれます。

 香りの上がり方も、そのピュアなニュアンスも、昨年までとは大違いで、非常にドライなのに何とも言えぬ心地良さは、

「まるでルイ・ユエランのシャンボールやACブルのワビサビの効いたジンワリと美味しいエキスそっくり」

でも有り、シミジミとした美味しさにやや高貴さをプラスしたような、素晴らしい出来栄えになっています。


 まぁ・・何で「プティ」を2回繰り返したか?・・・っていうとですね・・ちゃんと理由が有りましてね。それはシャンボールのコンブ・ドルヴォーがモロに「プティ・エシェゾー」だからなんですね。なので、その名前を付ける訳には行かなくなりまして、繰り返すことにした訳です。


 デゾネイ=ビセイのワインを良くご存知の方は、是非とも「有り得ない変身」をしたこのワインを飲んでみていただきたいと思いますし、全く知らない方も、この素晴らしい2015年のワインがデゾネイ=ビセイの最初の印象になる訳ですから、初めて飲んだデゾネイ=ビセイがとても良い・・と言う理解をしていただけるものと確信しています。

 是非どうぞ、この2015年ACブル、飲んでみてください。実はそんなには数は確保できないんです。なのでお早めに!お勧めいたします!


2018 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン

15879
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Sylvie(シルヴィ)」、「Les Plattières(レ プラティエール)」、「Les Murots(レ ムロ)」の3区画に畑が点在しています。植樹は1985~1986年で面積は約0.48ha、緩やかな斜面で石がまばらに散らばる粘土石灰質土壌ですべて所有畑になります。唯一「Vieilles Vignes」ではないワインでイチゴのようなフレッシュな香り、ピノ ノワールらしいきれいな酸味と力強いタンニン、余韻が非常に長いパワフルな味わいのワインです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,950 (外税) 
【拡がろうとする各要素をスレンダーなまでに締め上げるミネラリティ!まるで noisy 愛用のコルセットのようなミネラリティが素晴らしいです!】
 ジュヴレ=シャンベルタンって・・やはり横方向への拡がりが素晴らしいですよね。でも基本、縦伸び系では無いと思うんですね。帯域として上から下まで、そこそこは持っているとしても、高域から低域までバランスが良い・・と言うより低域中心で有り、上級キュヴェ(1級以上?)になってくると高域~超高域の表現が豊かな横方向への拡がりを見せる・・そんな感じに思っています。

 ですが、そこに思いもよらぬ凄いミネラリティが入ったとします。そしてそれは、コア(中心)方向には向かわず、元々有った要素を分厚くコーティングし、重力を無視して締め上げた・・と想像してみてください。

 まるで細いロープで縛った軟式テニスボールを立てたような感じになると思います。ですので、腰痛でアチコチ痛い noisy が愛用している「バンテリン腰痛コルセット(だったかな?)」のような存在が・・この2018年のデゾネイ=ビセイの透明+半透明なミネラリティなんですね。・・もっと言ってしまえば、noisy の場合はそのコルセットを NiziU ・・いや、二重に巻いて締め上げていますので、デゾネイ=ビセイのミネラリティより仕事しているかもしれませんが。

 A.C.ブル同様、2017年ものとは全く異なる外観です。同じワインだとは思えない・・(^^;; ものの見事に密度の高い色合いをしています。これは、非常に良く熟していることと、果皮の健康さをもアピールした色だと言えます。2017年ものまでのデゾネイ=ビセイのラインナップの中では、やや弱いと言いますか、エレガントな方向性を多く持っているアイテムだった訳ですが・・是非2017年もののコラムもお読みいただきたいですが・・全く異なる!・・んですが、全然違うと言い切りたくない側面も、実は有るんですね。

 それはやはり、要素は複雑でしっかり持っており、ミネラリティのコーティングもたっぷりで素晴らしいんですが、しっかり有るのにスルスルっと入って来て、フィネスたっぷりにドライに優しく弾けてくれるので、

「やはりどこか はんなり としている」

のは2017年ものと共通なんですね。


 美味しいと思います。しかも価格もリーズナブルです。デュガさんのジュヴレは2本以上買えちゃいます。濃密感もあるのにスルスルです!・・淡い美味しさも良いんですが、濃い目でたっぷりなのに甘く無く、しっとり、はんなりしているのも実に旨いですよ。是非飲んでみて下さい!超お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【この「はんなり」としたジュヴレ=シャンベルタンの姿を、どう伝えたら判っていただけるか・・超悩み中です!】

 一度貼られたレッテルを剥がし、再度貼りかえるのことは、中々に難しいことでは有ります。昨今はネット時代ですから、目立つ人間は総監視状態の中で生きねばならず、ちょっと浮気しちゃった・・とか、ずっとしてるとか・・自分より他人さんがより詳しかったりして・・(^^;; まぁ、noisy の場合は毎日、翌日になるまでPCに向かってるか、ノコギリとか電動工具を使っているかのどっちかですから、全く女性には無縁ですので・・そんなご心配は・・まぁ、誰もしてないか・・はい。

 しかし、ワインの場合はそうもいきません。そりゃぁ・・

「飲まなきゃ判らん」

からです。

 しかし、飲んだ人は判っても、飲んだことの無い人に飲んだ人がどう伝えるか?・・が重要で、しかもそこには齟齬が入りやすいし、「誘導」にもなりやすい訳です。

 言ってしまえば noisy が一生懸命になってやっていることはある種の「誘導」に他ならず、それが本人には悪意の無いものだとしても、ある人には「単なる誘導」になってしまう場合も少なからず在ると判っている訳です。

 だからこそ、信用を失ったら、

「あっ・・」

という間に地に落ちる部分は、かの著名な目立つ方々と同様とも言え、だからこそ、嘘をつかないことと自身のテイスティング能力に磨きを掛けることを胸に刻んでワインを販売してきました。

 まぁ、やはりご理解いただけない方もいらっしゃったでしょう。でも、超アングラなサイトで何とかやってこれているのは、ご理解いただけた方々、有っての現在で有ると理解しています。


 それでも、やはり・・レッテル剥がしはムズイですよ。こんなに美味しいのに・・細かなニュアンスを何とか伝えなきゃ判っていただけない訳ですから。

「赤果実と黒果実が素敵なミネラルたっぷりのピュア&ナチュラルなジュヴレ村名です!」

 だけじゃぁ・・ねぇ。


 ある意味、色合いを見ていただければそれなりに濃い感じですよね。やはりジュヴレの酸化鉄由来のミネラリティがそうさせると思います。でも、

「全然濃いなんて思わないはず」

なんです。ドライでしっかりした冷涼な酸が有るんですが、

「飛び出した部分、へっこんだ部分が無い」

丸~い感じなんですね。そして、とても「しっとり」とおしとやかなんですが、柔らかでふっくらなミネラリティが前半で、細やかな表情はしっかり後半で見せてくれます。

 ものすごく良く出来てます・・この価格帯ではピカイチです。1万円を軽く超えてくる村名クラスも喰っちゃいますし、何より、

「ワインは結局は、それが好きか嫌いか?」

ですから、

「おそらく・・こんなタイプはお好きな方が非常に多いはず!」

とnoisy は思っているんですね。


 特にnoisy のお客様は、その辺がそれなりにマッチする方が多いのかと・・思ってますんで、

「きっとお好きなタイプのジュヴレです!」

 と言ってしまうのが一番良いのか?・・などと悩んでいるんですね。


 まぁ、四半世紀もそんなことをやっていて、未だにこれですからどうしようも無いですが・・是非飲んでみて下さい。超お勧め!・・です。


 以下は以前のレヴューです。
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【かなり旨いです!・・美しく濡れたテクスチュア、ふわっと立ち昇るアロマ、ドライな極上ジュヴレです!】

 2015年もの以上に仕上がった可能性の高い2016年村名ジュヴレ=シャンベルタンです。まぁ、そうは言いつつも個人的な好みは人それぞれに有りますから、どっちが良いとは一概に言えない部分では有ります。

 2015年ものはもっと・・エレガント系で赤い果実がふんわりと、充実したエキスから立ち昇る感じでした。2016年ものも、確かにその延長上には有るんですが、例えばいきなり「ヴィエイウ・ヴィーニュ」になったような感じ・・と言葉にすると判りやすいかもしれません。内容が充実した感じなんですね。複雑性も高いしジュヴレらしい押し出しも有る・・しかし、濡れてフワッとした実に良い感じが有りつつ、滅茶ドライでふんわりしつつ、構造の深さを埋め尽くすだけの要素を持ち合わせている・・そんな感じです。勿論今飲んでも美しいスタイルで旨いです。

 2015年ものはルイ・ユエランがジュヴレを造ったような感じ・・とお伝えしましたが、2016年はギイヤールのジュヴレに透明感と立体感を付け加えたような仕上がり・・と言えば判りやすいかもしれません。

 2015年と2016年は、似たスタイル、同じ軸上に有るのは確かですが、受ける印象は結構に違い、よりポテンシャルは高い・・と感じました。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【エレガントな村名ジュヴレ=シャンベルタン・・って、飲んだこと有りますか?・・意外に存在しないと思いますよ。ルイ・ユエランがジュヴレを造ったようなイメージです!】
 何度も書くようで申し訳ないですが、デゾネイ=ビセイのワインが本当にこんなに美しい色合いを見せつけて来るとは思いもしなかったので・・ある意味、その反動が出ちゃってるかもしれません。とても美しく、そしてエレガントで有り、ドライなのにちゃんと旨みが存在し、たっぷりある透明なミネラリティとそれを支える白い石灰的なミネラリティが、ピュアな味わいを生み出しています。

 下の写真を見ればお分かりかと思うんですが、一番濃い色合いをしているのはシャンボールです。ジュヴレはヴォーヌ=ロマネとどっこいな感じで、決して濃くは無いですよね?

 そして、重い感じの色合いも無いでしょう?・・普通ならもっと「どしっ」とした重量を見せるような色合いのものが多いかと思うんですが、そんなニュアンスは見受けられません。

 味わいも実際に、鈍重さの無いバランスに優れた味わいで、鉄っぽさとか、ワイルドさなどは「さらり」とした表現をしてくれます。その分、果実の表情が細やかで、まるで小粒のチェリーを脚付きの透明なパフェグラスに載せ、甘く無いガムシロップでコーティングしたかのような味わいです。

 で、ジュヴレっぽく無いか・・と言うと、全くそうでは無く、むしろちゃんとジュヴレの個性が際立って感じられるのが不思議です。骨格はちゃんと備わっている・・と言うことなんでしょう。

 このジュヴレだけはヴィエイユ・ヴィーニュの表記の無いワインなんですが、

「エレガントだからそう思えてしまうけれど、決して軽量級のワインでは無い。」

「これほどまでにミネラリティのしっかり有るACジュヴレは、まず見当たらない。」

と言えると思います。


 ACブルのコラムでも書きましたが、まるでこのミネラリティ感は、

「シルヴァン・パタイユも真っ青・・。そっくり・・」

で有り、安易に真似しようとしたとしても出来ることでは無い・・と思うんですね。

 また、ルーミエさんのワインにも似ていますが、果実の出方がちょっと違うかな?・・と思います。むしろルーミエさんの方が果実酸の構成が豊かというか、やや甘さが有ると言うか、そんな感じで、デゾネイ=ビセイのジュヴレはもっとドライ・・まるで甘味が無いのに旨みが有る・・と言うようなニュアンスです。

 ピノ・ノワール好きなら、やはり試してみたくなる味わいかと思います。大変身を遂げたデゾネイ=ビセイの2015年ジュヴレ=シャンベルタン。是非飲んでみてください。お勧めします!



2018 Vosne-Romanee Vieilles Vignes
ヴォーヌ=ロマネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15881
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑の広さは約1haで国道74号線に隣接する緩やかな斜面の「Le Pré de la Folie(ル プレ ド ラ フォリエ):0.21ha」、丘の上部に位置し、南東向きで石が多い「Les Beaux-Monts Hauts Rougeots(レ ボー モン オー ルージョ):0.64ha」、同じく丘の上部に位置し、東向きの急斜面で小砂利の多い「Les Rouges du Dessus(レ ルージュ デュ ドゥシュ):0.15ha」の3つの区画の葡萄を使用しています。植樹は1966年、1982~1986年で約半分が所有畑、残りはフェルマージュになります。野イチゴのようなスパイシーな香り、酸味とミネラルが豊かで丸みのある舌触り、アフターにしっかりとしたタンニンが長く残ります。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,250 (外税) 
【見た目も味わいも・・ルーミエさんにそっくり?・・とは言わないまでも、質感が非常に良く似ています!】
 何でしょうね・・もう、2017年ものとは全然違います。このワインに限っては別物です。2017年ものは優しく清楚でエレガントでしんなりとしたヴォーヌ=ロマネでした。もう・・口入れ直後、いや、グラスに注いでいる最中から違うんですね・・。重心の低いところから湧き上がって来たかのようなアロマが部屋に拡がって行きます。

 そしてそのアロマはピュアで、空気との親和性の高い感じ・・それがナチュラルさにも繋がっているような気がします。

 一口含むと、テッカテカのミネラリティが優しく触れ、充実したエキスの味わいが伝わっています。ザラザラっとした少しエッジの立つテクスチュアだった2014年以前の味わいとは、隔世の感が有ります・・。

 そして、通常ですとそこから横方向へと「ぶわっ」と拡大して行くんですが・・行かないんですね~・・。精緻なニュアンスを漂わせたまま、行き場を失った拡大しようとする漏れ要素はパレットの上下方向へと向かって行きます。なのでスレンダーなんですよ。

 その上で、ヴォーヌ=ロマネらしい柔らかな酸バランスを漂わせつつ、黒果実、赤果実をイメージさせながら、ややスレンダーなまま長いエキス味たっぷりな余韻を感じさせてくれます。

 言ってしまえば、先だっての「ヴァーゼンハウス」とは、濃度ひとつとってもかなりレベルが異なります。しかしその濃度からのエキスの味わいには、本当は大きな起伏を持っているはずでして、その全てを物凄いミネラリティが守護しているような感じに受けて取れます。

 もう・・こんな味わいは受けないはずが無い・・んですね。ルーミエさんは濃いですか?・・淡いですか?・・ともし聞かれたら、どのようにお答えになるでしょうか。きっと・・

「ん・・余り意識したことは無いけど・・実は濃いんじゃない?」

とお答えになる方がほとんどじゃないでしょうか。

 これは、ミネラリティの総量と、各要素の濃度・酸の濃度、アルコール分のバランスなんですね。要素と酸の濃度が濃密ならば濃いと感じ、希薄なら薄いと感じる訳です。アルコール分に溶け出したエキス分、その割合が多ければ、エキスの味わいが濃いと感じる訳ですね。ミネラリティはその「繋ぎ役」でも有り、「下支え役」でも有り、アロマや味わいとして感じられるような表情のひとつでも有ります。大きな視点で言えばそのバランスでワインは成り立っている・・と思います。なので、その部分において、ルーミエさんのワインに近いバランスだと感じます。

 いたずらで、ルーミエさんの2016年のモレ1級の写真を掲載しています。ルーミエさんのモレはエッジがより赤く、このデゾネイ=ビセイのヴォーヌ=ロマネはより黒く、それが全体まで広がっているかと思います。濃度はほとんど同じくらい・・でしょう?・・目にもおそらく見えているに違いないミネラリティは、デゾネイ=ビセイの方がより「多い」と感じませんか?・・そうなんですよ・・見たまま、想像されたままの味わいがします。

 とても素晴らしい、ビターなエキスの美味しさを感じさせてくれるヴォーヌ=ロマネです。是非飲んでみて下さい!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【清楚な色気にグーの根も・・出ませんでした!】

 美味しいです・・とても美味しい。柔らかです。そして清楚ですね・・。そして、ピュアでナチュラルなのに・・僅かに漂う「色気」。これが絶品です。

 ヴォーヌ=ロマネのワインって、やっぱり、「そこ」が重要なんじゃないかと思うんですよ。もっと拡げてしまえば、ブルゴーニュのピノ・ノワールって、「そこ」でしょう?「色気」の無いピノ・ノワールなんて、クリープを入れないコーヒーみたいだ・・とは流石に古過ぎるし、何よりもブラック派なので・・縁が無いので言いませんが、

「ヴォーヌ=ロマネ的な温度と、でしゃばり過ぎない複雑性が生む色気」

が、このワインの魅力だと思うんですね。


 以前、大分前のデゾネイ=ビセイは、確かに熟させれば美味しくはなるとは思っても、今飲んでも色気の無い感じがどうにも選択肢に入らせなかったんですね。

 でも、やはり2015年ものからですね・・この2017年でもう、少なくともこの路線は維持されることは確認出来たと思います。

 で、A.C.ブルと、村名ジュヴレと、村名ヴォーヌ=ロマネは、同じ一本のライン上に繋がっています。「ニュアンスが同じ」なんですね。なので、A.C.ブルを飲んで美味しいと思われた方は、そのままジュヴレも、ヴォーヌ=ロマネも美味しいと思っていただけるはずです。

 村名のシャンボールだけはちょっと違うことを言いますが、路線そのものは同じです。ですんで、

「2017年のデゾネイ=ビセイは優しく美しい清楚な女性の姿で一貫している!」

と言っておきたいと思います。


 やっぱりヴォーヌ=ロマネのワインって、別格ですよね。是非飲んでみて下さい。あ、無くならないようでしたら、A.C.ブルを飲んでからでも結構ですよ。でもきっと早いと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【ミネラリティバッチリ!非常に美しいです!】

 人間は何事にもそれなりの思い込みを持って臨みやすいですから、2016年もののテイスティングとなると、その前以て吹き込まれてしまったネガティヴなイメージとか、もし持ち合わせているのであれば、その前年までの印象とかから、

「おそらくこのキュヴェはそんな仕上がりになっているんじゃないか?」

と想像してしまうものです。経験が無ければそれなりに・・有ってもそれなりに・・です。


 赤い果実が生き生きとしていた2015年の軽やかな美味しさとは、また違うイメージを感じさせてくれた2016年でした。だって・・色の構成自体、全然違うじゃないですか。2015年は多分、2年前の暮れのご紹介だったと思いますから、ご案内のタイミング的には少し遅いんですね。2016年ものは2月になってようやくですから。

 2015年がピュアなレッドだと言い切ってしまえば、2016年は深いレッド&ブラックだと言えるでしょう。ミネラル感は2015年もの以上に・・本当にマンモスに存在しています。収穫のタイミングは2016年は遅くなり、より熟したがハツラツとした酸っぱい酸は失い、柔らかでやや温かみを感じさせる優しい酸と、酵母が喰い切るにちょうど良い量の糖分を得たと言えると思います。

 そのため、ヴォーヌ=ロマネらしい柔らかな酸を得て、ピノ・ノワールらしいエレガンスを発揮、膨大なミネラリティの中に要素を隠し持つ深淵なスタイルに仕上がったと想像しています。

 アロマはしっとりと濡れてスピードも有り、柔らかさを感じさせる素晴らしいものです。中域も適度に膨らみますが、膨大なミネラリティがそれ以上には中々膨らまさせない感じで、しかし濡れたテクスチュアが美しさを伸びやかに感じさせてくれ、ほんのり甘みさえ感じさせるビター感を発揮しながら消えて行きます。非常に素晴らしいと思います。

 もっとも、この状態が飲み頃だと言う訳では無く、やや早いです。ドライですから、青物のサラダなどの動物系が入らないものと食しますと、まだキビシイです。もう少し落ち着いてからが良いでしょう。

 反対に肉系でしたら・・むしろミネラリティが隠している要素を引っ張りだしてくれるような感じになりますので、今行っちゃっても良いかな?・・と感じました。実に美しくしっとりした深み有る村名ヴォーヌ=ロマネです。是非飲んでみてください。


 以下は以前のレヴューです。
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【見事に美味しい!たっぷりチェリーにクリスタルのコーティング!どうしちゃったの?デゾネイ=ビセイ!】
 いや~・・美味しかったですね。因みにあのアメリーちゃんの2015年ヴォーヌ=ロマネも旨かったですね~。そろそろ皆さんのコメントが集まり始めていますが、

「・・いや~2015年のヴォーヌ=ロマネ!・・旨かったです・・幸せだった~!」

のような感じで、

「もっと買っておきたかったなぁ!」

と、何人もの方から言われました。

 ついでに・・飲めなかったジュヴレ村名も、

「若いワインなのに綺麗で滅茶美味しかった!」

と店に買いにいらっしゃるお客様からも激賞の声をいただきました。


 まぁ、ベルトーのヴォーヌ=ロマネほどは安くは無いんですが、それでもこのプライスでヴォーヌ=ロマネV.V.が購入できる生産者はそうはいません。ポテンシャルもほぼ同等と思いますが、それでも味わいの傾向はやや違います。

 ヴォーヌ=ロマネで有りながらも、口に含んだ後のニュアンスがまるで「ミュジニー」が感じさせてくれるようなノーズに抜けるアロマだったアメリー・ベルドーでしたが、こちらは、そんなニュアンスもほんのりとは持ちつつも、もっと・・

「透明な美しい照りの有るクリスタル的ミネラリティに希少金属類が見せる細やかな表情」

が特徴かな?・・と思うんですね。


 まず色合いが美しいです。鈍重さの無い、酸の柔らかなヴォーヌ=ロマネのニュアンスが有ります。しかし、温かみの有るバランスになることが多い(ベルトーやシリュグがそうです)とは言え、むしろデゾネイ=ビセイのヴォーヌ=ロマネV.V.は、結構に冷ややかです。

 敢えて大げさに言うならロマネ=サン=ヴィヴァン的と言うか、エシェゾーの上方に有るヴォーヌ=ロマネ・レ・ルージュ的と言うべきか、やや乾いきつつも精妙なるニュアンスを持っているんですね。

 いや、勘違いしないでくださいね。ロマネ=サン=ヴィヴァンやレ・ルージュと一緒だと言ってる訳では無いです。そのような、似たようなニュアンスが有って精妙だと・・言うことなんです。


 これは、noisy 的には最高の誉め言葉なんですね。勿論、「荘厳」とまでは言ってませんで、そこまで言ったらまずそのような最高のワインとほぼ同格だと・・言ってると思ってください。そのちょっと手前です。


 それにしてもデゾネイ=ビセイのワインに、このような言葉を使いつつお勧めすることになるとは・・思ってもいませんでした。皆さんも一緒かもしれませんが、有り得ないような大変身をしたデゾネイ=ビセイのヴォーヌ=ロマネV.V.、飲んでみていただけないでしょうか。とてもお勧めしています。滅茶美味しいです!ご検討くださいませ。




2018 Chambolle-Musigny la Combe d'Orveau Vieilles Vignes
シャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15880
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
ピノ・ノワール100%。 「Combe d`Orbeaux(コンブ・ドルボー)」の区画の他に「Aux Beaux Bruns(オー・ボー・ブラン)」の区画の葡萄も使用しており、最も古い葡萄の木は1940年に植樹されたもので面積は約0.58haになります。小砂利が散らばる粘土石灰質土壌で約15%が所有畑、残りはフェルマージュになります。野イチゴやラズベリーのような香りがあり、シャンボール ミュジニーらしいエレガントで繊細な酸味と果実味、ビロードのような滑らかさもありますが、特級エシェゾーに隣接することもあって力強さと凝縮感も感じられます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,250 (外税) 
【滅茶苦茶複雑!絡み合ったその複雑冷涼な味わいは、劇的に素晴らしいです!・・是非飲んでみて下さい!】
 ハッキリ言って・・もう全ての人に飲んでいただきたいピノです。こんなところにブルゴーニュ・ピノ・ノワールの真実に近い部分が隠れている・・そう思わせる、素晴らしい出来だと思うんですね。何も言わずに買って欲しいと書きたいんですが、実はデゾネイ=ビセイの2018年ものは、どれもまた素晴らしく美味しいので・・書き辛いんですね。

 2017年のこのラ・コンブ・ドルヴォーも美味しかったです。冷涼で、乾いた感じのするエシェゾー的ニュアンスを、言ってしまえば余りシャンボール的では無い・・(^^;; そんな美味しさを「エレガントに」感じさせてくれていました。なので、

「プティ・プティ・エシェゾー」

などと書いていたはずなんです。


 ですが・・この色彩ですよ。エキスたっぷり!ミネラリティもマンモス級・・です。その滑らかさこそはシャンボール的では有るんですが、並みのシャンボールはもう・・完全に超えちゃってます。

 そして複雑性・・凄いですよ。小さな起伏を山ほど感じさせるその複雑性を、物凄いミネラリティが包み込み、また複雑な要素の間にも多く入り込んでいるのが判ります。・・どうやったら判るか?・・と聞かれたら・・数日間に分けて・・できれば10日以上・・(^^;; やってみてください。この季節ならまだ行けるはずです。全然へたりませんよ。コルク逆刺しで充分です。So2が少ないのでもしかしたら環境によっては少し揮発酸が発生する可能性は有りますが、noisy の環境ではまだ起こりませんでした。もう3週間ほど前のことですので、もう少し気温は低かったとは思います。それでも大量なミネラリティが揮発酸生成を抑えてくれるはずです。

 で、味わいは見事に「プティ・エシェゾー」に昇格・・です。・・いや、2018年ものはエシェゾーまで開けちゃいましたので・・エシェゾーの物凄さを体験してかつ・・プティ・エシェゾーと言っておきましょう。そして村名ヴォーヌ=ロマネ同様、全体的質感はルーミエさんのワインに似ていると思っています。

 素晴らしいブルゴーニュ・ピノ・ノワールでした。シャンボールを名乗りながらシャンボールとは思えない・・村名で有りながら、そこも超えて来ていると感じます。飲んでみて下さい。一推し・・ありゃ・・書いちゃった・・(^^;; お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【村名ですが、エシェゾー的風格もしっかり見えます。一般に言うシャンボール=ミュジニー村名的味わいとは全く異なります!】

 ん~・・ここはやはり、フラジェ=エシェゾーのアペラシオンが必要じゃないかな~・・みたいな気になっちゃいますね。シャンボールのほとんどのワインとは、根本的に異なると感じるんですよ。

 2016年もそうでしたが、2017年のラ・コンブ・ドルヴォーは素晴らしいです。しかし、2016年を超えて来たと思える2017年を飲んでしまうと、

「シャンボール村名を想像して飲まれた方は、結構にイメージの違いにドギマギするかも?」

と思ってしまうんですね。


 いや、とても美味しいんです。他のデゾネイ=ビセイの2017年と全く同様の美しいスタイルです。

 ですが・・構成が半端無く大きいんですね・・ストラクチャーがしっかり有ります。そして、幾分の若さがその大きな構成を埋め尽くせてないんですね。なので、このワイン、今もとても美味しく飲めますが、そのことをちゃんと意識しておく必要が有ると思います。

 どこかのコラムで書いたことが何度か有りますが、昔、1984年のアンリ・ジャイエ御大のエシェゾーのマグナムを飲んだことがあります。

 1984年ですから・・おそらく20年位経過した頃だと思いますが、最悪のヴィンテージと言われた年です。

 で、その味わいは・・ものの見事に「スケルトン」でした。骨格だけです。果実も何もありゃしない・・しかしそれでも・・

「うわ・・やっぱりジャイエ、凄いな・・」

と感じてしまいました。


 でこのワイン、どうような骨格が有るんですね。その他の表情は、おそらく「釣り合う時期がきっとある」とは思わせるものの、そこは「村名畑」なのかもしれませんが、最初からは見せることが出来なかったんだと思います。


 しかし、しかしですよ・・飲んでいただければ、noisy が言っている意味はきっとお判りになるはずの、見事な構成の味わいをしているんです。これがやはり「エシェゾー的姿」なんですね。なので・・(いや、だいぶ遠慮して・・)

「プティ・プティ・エシェゾーの2017年ラ・コンブ・ドルヴォー!」

と申し上げておきましょう。

 その代わり、比較的パワフルな料理と合わせても決して負けないと思いますよ。飲んでみていただきたい・・何せ、

「ヴォーヌ=ロマネ村名よりも高価なシャンボール=ミュジニー村名!」

ですから、その素晴らしい個性と出来をご自身の感覚でご覧いただきたいと思います。ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【非常に・・美味いです!今のところの2016年シャンボールではピカイチ!】

 先日も「2016年シャンボールで白眉」と書いてしまいましたので、同じフレーズは使い辛く、ピカイチに変えてお題目に入れさせていただきました。軽くてすみません・・。

 いや、でもこれ、滅茶旨いんですよ。シャンボールチックで、エシェゾーの乾いた感じの土からのフラワリーさやハーブ的ニュアンスに混じる赤い果実・・良いですよね~~。

 このコンブ・ドルヴォーはエシェゾーに接するような区画ですが・・、例えばエシェゾーはグラン・クリュですから、造り手がそのポテンシャルを高めようと、無理に凝縮させたり、人為的な介入を大きくしてしまうと・・へそを曲げちゃう厄介なグラン・クリュでも有ります。だからこそ、複数区画をブレンドすると結果が良いとか・・と言うことに成ってくる訳です。

 むしろそんなエシェゾーの真の姿に近い一部分を見せてくれるワインでも有りますし、何せあの「ミュジニー・グラン・クリュ」に接し(村名区画は接してはいない)、1級格も存在するのがこの「ラ・コンブ・ドルヴォー」ですから、ミュジニー的なものの見事な赤い香水のようなアロマは無いにせよ、その基盤となっているやや硬めなミネラリティからの表情をも、持ち合わせています。

 口内で感じる粒子の一粒一粒は、非常に目が細やかで、もはや粒子と感じられないような流体感が有ります。これは非常に美味いです。2015年も美味しかったですけどね!2015年ものと色合いを是非比べてみてください・・全然違うでしょう?・・是非飲んでみてください!超お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【これはもう「プティ・エシェゾー」!!バランスの良く無いグラン・クリュ・エシェゾーより美味しいです!見事な出来!!】
「・・おいおい・・シャンボールのワインをエシェゾーに似ているなんて言っちゃって良いの~?」

 なんて声が聞こえて来そうですが・・

「良いんです!」

 まぁ、どこかのネットのショッピングモールのCMのような感じで言っちゃいたくなりますが、良いんですよ。そうゆうものですから。

 実はフラジェ=エシェゾーはヴォーヌ=ロマネ村とシャンボール=ミュジニー村に挟まれていますが、この「ラ・コンブ・ドルヴォー」は、フラジェ=エシェゾーとシャンボール=ミュジニーに跨って存在している、いや、少し分散はしているんですけれど、ボンヌ=マールがシャンボールとモレに跨っているような感じと思っていただいて良いかと思います。

 ですので、敢えて言ってしまえばシャンボールっぽくは無く、さりとてエシェゾーほどの個性を発揮できないワインが多いのが普通です。

 シャンボール側のコンブ・ドルヴォーは、ミュジニーを名乗れる部分も有り、1級部分も有り、村名部分も有りますが、1級以上の部分については勿論シャンボールっぽいんですが、村名はむしろエシェゾーっぽい感じなんですね。

 なのでこのラ・コンブ・ドルヴォーはそんなニュアンスを多く持っていますが、非常に出来が宜しくて・・何と、

「プティ・エシェゾーと呼びたい!」

ほどのバランスの良さを見せます。


 色合いも重厚ですよね。それに何より美しいです。紫色がしっかり入ったやや濃いめの色合いですが、鈍重になることなく、しかし非常に深い味わいがします。

 ミネラリティのコーティングは他のワインと同様ですが、このワインだけは低い位置から上方に向かっての押上がしっかり有ります。

 グラン・クリュ・エシェゾーは、畑が広く、またそのクリマが沢山有りますので、単一のクリマものは偏ったバランスになってしまうことが多く、上部と下部のクリマをセパージュして造る場合が多いんです。一般的には単一ものはエシェゾー・デュ・ドゥスー位ですね。しかも黒味や茶が多く結構に鈍重になるか、またその反対に赤味はしっかりあるものの軽く成り過ぎる場合も有りますし、何ともバランスの悪い「中抜け・中域不足」のものも見受けられます。

 ところがこの「ラ・コンブ・ドルヴォー」は、その抜けやすい「中域」部分がしっかり有り、濃密さもバッチリ有ります。密度が兎にも角にも高く、低域と高域しかないようなスカスカな味わいじゃないんですね。なので感じられるやや色の濃いチェリーもリアリティが有り、非常に満足感の高いワインに仕上がっています。

 ん~・・今まで飲んだ「村名コンブ・ドルヴォー」では最高じゃないかな・・と思います。アンヌ・グロとかより確実に美味しいです!

 しかも今飲んでも美味しさは充分です。勿論長く持ちますよ。是非飲んでみてください。「プティ・エシェゾー」・・だと思います。


2018 Vosne-Romanee 1er Cru les Beaumonts Vieilles Vignes
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15888
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。植樹は1960年で、畑は「Les Beaux-Monts Haut(レ ボー モン オー)」の区画にあり、面積は約0.53haです。東向きの斜面で大小さまざまな石が散らばる粘土質土壌になります。約15%が所有畑で残りがフェルマージュになります。熟したサクランボのような香り、果実味とミネラルが豊か、オイリーでチャーミングな味わい。余韻にタンニンが感じられます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,780 (外税) 
【すみません・・2年続けて失敗しました・・】
 いや・・すみません・・売れ筋のレ・ボーモンでは有るんですが、noisy の発注ミスです。発注書の数の欄に数字を入れ忘れたんです。なので、本来は「0」なんですが、担当のK君が何とかしてくれました。それでも最初の数字には届かず・・非常に少ない数になってしまったので飲めなくなってしまいました。

 ですが、他のコラムをご覧いただけましたら、2018年ものの1級レ・ボーモンは、さっさと購入すべきだと・・ご理解いただけるかと思います。お早めにご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【本当は数量をもっと戴けるはずだったんですが・・】

 ん~・・失敗です。初動がちょっと遅れただけなんですが、「どかっ」と減ってしまいました。どうも・・フィネスさんの試飲会で評判が良かったそうでして、当初の割り振りの数量に余分の数量を合わせた数を期待していたものの、

「兎に角、テイスティングしてから・・」

などと言っていたら、余分が無くなっちゃったんですね。


 まぁ、noisy のように、ちゃんとチェックしてから・・などと言っていると、評判が良くていつの間にか盛られた皿から肉が無くなっていた・・なんてことが起きてしまうんです。


 ですので、申し訳ありませんが、ヴォーヌ=ロマネ1級レ・ボーモン以上は飲めておりません。しかし、他のキュヴェを飲む限り、相当期待して良いワインだと確信しています。是非ご検討くださいませ!



 以下は以前のレヴューです。
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【こちらはテイスティング出来ませんでした。】

 すみません、飲めませんでした。残るようならテイスティングしてみたいと思いますが、こんなにリーズナブルな1級レ・ボーモンは他には存在しないでしょうしね。昔12000円位だったのでデゾネイ=ビセイ2016年と同じ位では有りますが、かのジャイエ翁のレ・ボーモンは現在、150万円位からのようです。まぁ、それがワインの世界の掟では有りますが、それにしても・・何だかなぁ・・と思ってしまいます。このワインも150万円に・・はならないとは思いますが、可能性は無いと断言は出来ません。ご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
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【・・飲む予定でしたが間に合いませんでした・・でも非常に期待できるワインかと思います!】
 いや~・・これは飲む予定だったんですが、間に合いませんで・・残念です。

 あの素晴らしいヴォーヌ=ロマネV.V.やシャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォーと言う村名ワインを飲んでしまったら、


「・・是非とも1級以上も試してみたい!」

と思い込んでしまう noisy の気持ちを判って欲しいなぁ・・と・・。

「・・いや、それ、あんたの仕事でしょ・・」

と返されるのが山かと思いますけどね。でも、それだけ期待の出来るワインが有る・・と言うことは嬉しい大誤算でもある訳でして、その山を当てる辺りがワイン屋の醍醐味・・とも言えます。

 まぁ、誰もが素晴らしい、欲しいと思ってからなら、何とでも言える訳ですから。誰もがダメだと、いや、そんな生産者は知らない、もう終わってる・・などと思われている時に、

「いや、物凄いワインになったんだよ・・」

と言えて初めて、存在意義が生まれるのかなぁ・・と思う訳です。


 皆さんもこのように美しいグラデュエーションを見せつけられたら、心が動いちゃいますよね。

 しかもこのデゾネイ=ビセイと言う生産者は、

「フラジェ=エシェゾーのドメーヌ」

でして、モロにその判りにくい「フラジェ=エシェゾー」と言う土地の個性を表現しています。今までもそうだったとは思いますが、その味わいは「イマイチ」だったんです(・・すみません)。


 このレ・ボーモン・オーは、あの「ヴォーヌ=ロマネ・レ・ルージュ」の南側にある高度の高い畑でして、やや重みのある「レ・ボーモン・バ」とも違い、やや軽量で赤い果実を表現してくれるリューディです。


 今までは・・エージェント情報にもある様に、「余韻にタンニンが感じられます。」と言うようなワインだったと思いますが、2015年ものは敢えてそのようなコメントが必要のないものに成った・・だろうと確信しています。他のコラムでタンニンについては、noisy は書いていないですよね?・・たぶん必要ないんですね・・バランスが非常に良いですから。

 1級レ・ボーモンとしますと、有り得ない位にリーズナブルなワインです。是非挑戦してみてください。noisy もまだ飲めない分、是非ご感想などお聞かせください。


2018 Echezeaux Grand Cru Vieilles Vignes
エシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15878
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。最も古い葡萄の木は1902年に植えられ、現在では樹齢110年を越えています。面積は約0.34haで、南東向きで大きい石が散らばる「En Orveaux(アン オルヴォー):0.17ha」、小石が多い「Les Treux(レ トルー):0.06ha」、石が少なく古木が多い「Les Champs Traversins(レ シャン トラヴェルサン):0.1ha」の3区画の葡萄が使われます。こちらも約半分が所有畑で残りはフェルマージュになります。赤いサクランボやスミレの花のような香りがあり、オイリーでミネラル豊か。上記のグラン エシェゾーより集中していてパワフルなのがこのワインの特徴です。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥24,580 (外税) 
【すっごいです~!・・世界で全く注目を浴びていない・・寂しい反面、嬉しいことでは有ります!】
 え~・・96点は確定です。それ以上有ると思ってます。またこの後、自宅に帰ってから飲みますよ・・。素晴らしいです。

 この凄い色彩・・是非ご覧ください!・・エッジから僅かに透けて見えるくらいの濃度です。ミネラリティが目にも鮮やかに、しかも莫大な量・・見えているかのようです。このエシェゾーに関しては、他の2018年デゾネイ=ビセイのキュヴェと異なりまして、結構に・・

「赤いニュアンスがしっかり!」

です。黒系と半々くらいかな?・・と思います。

 そして・・

「ほとんど圧を掛けないプレス」

をしたのが判りますよ。滅茶苦茶上質です。

 その上で、アロマの「むっちり」とした肉厚さ、土壌の美しさ由来の土台としての「土のニュアンス」は、赤い果実が香水的な部分をも内包したものと一緒になっています。つまり、一体感が凄くて・・分析しきれない・・今の段階では!・・と言うことになります。なので、96点は確定と言えても、何点だとはハッキリ言えないんですね・・何せ、昨日ですから・・開けたのが・・で、今日の新着向けに記事を書いているんですね。

 できたらレ・ボーモンも、グラン=ゼシェゾーも開けたかったんですが、それをやりますと・・ほぼ赤字になっちゃうんですね。でも、デゾネイ=ビセイは今、noisy 的には大注目も要注意生産者になりましたので、

「3年計画で上位キュヴェを全部飲む計画!」

を実行しています。

 これだけ2018年ものが凄いと成りますと、フランスで大騒ぎになっている2019年ものブルゴーニュの凄い出来が有りますんで・・何とかして2019年ものの上級キュヴェを飲んでやろうと。そのためにはあと2~3年は掛かる・・とするなら、2018年ものエシェゾーは何としてでも飲まないといけないと・・思って実行した訳です。・・だって、どこのワイン屋さんも飲まない、開けないですからね・・。判らないまま売ってってどうすんの?・・と言う気持ちが有ったままのお勧めじゃ気持ち悪いじゃないですか。

 今飲んでも、この凄いポテンシャルは・・おそらく誰にでも判ると思います。言ってしまえば・・「まだ判らない」とは言いましたが、今飲んで96点で良いと思ってます。ポテンシャル点の伸びしろがどこまで有るかだけ・・今言うのはちょっと不安なんですね。なのでそこは内緒にさせていただきます。

 中心が濃~い赤紫、そこからエッジに向かって緩やかなグラデュエーションを描き、光の入り込むエッジに透明度の高いやや淡い赤が美しいです。全然・・土っぽいだけのエシェゾーでは無い・・レ・ルージュが持つ軽やかな荘厳さも有り、レ・ボーモン的な黒っぽい、少しブリュレされたようなニュアンスもかすかに有り、オルヴォー的な乾いた感じの美しい大地のニュアンスが有り、そこに果実てんこ盛り、ミネラリティがそれを分厚く包み込む・・そんな味わいです!

 注目されていないがこんなに凄いワインが有る!・・そう思ってください。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
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【村名ラ・コンブ・ドルヴォーでさえエシェゾー格の構成を感じてしまうのに、ほんまもんのエシェゾーは一体どうなってしまうのでしょう?】

 グラン・クリュ・エシェゾーを構成する「アン・オルヴォー」は、ミュジニーに接するリューディです。乾いていて香り高い感じと深い構成を持っている・・と感じています。まさにシャンボール村名ラ・コンブ・ドルヴォー的でも・・有ります・・流石にアン・オルヴォーほどの肉は持っていませんが。

 そして、エシェゾーの中のエシェゾーとも言うべき存在の「エシェゾー・デュ・ドスュ」を上下斜めに挟み込むように、「レ・シャン・トラヴェルサン」と「レ・トルー」のリューディが有り、この3つの畑でこの、

「エシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」

が造られる訳ですね。


 2015年より大きく変化し、素晴らしいワインを造るようになる前から、このワインはしっかりしていました。それでもやはり「乾いた」感じが有って、今のデゾネイ=ビセイのように「濡れてふっくら」したニュアンスにはなって無かったと思うんですね。

 エシェゾーと言うワインは、余り当たらないグラン・クリュと言うようなイメージが有るかもしれません。でも、決してそうでは無いんですよ。あのミュヌレ=ジブールのエシェゾーなんて滅茶苦茶美味しかったのに・・、どんなに頑張って説明しても誰も見向きもしてくれなかったですから・・いや、ミュヌレ=ジブールはクロ=ヴージョもしこたま旨くて、それでも全然売れないので仕方なく、そう・・赤字覚悟でテイスティングまでして販売していた位ですから。それに、ビゾも良い年は非常に素晴らしかったです。時折、サンズ・ナチュラルにこだわり過ぎでは?・・と思うことは有りましたが。

 樹齢は110年にも及ぶそうです。希代稀な仕上がりになっている可能性さえ・・有るかと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【非常に少ないです!】

 2016年のデゾネイ=ビセイはトップ・キュヴェであるグラン=ゼシェゾーを生産できず、このエシェゾーがトップ・キュヴェとしてリリースされました。3つのリューディをブレンドして造り上げる伝統の味わいです。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【こうなってくるとこの2つのグラン・クリュが大化けしているに違いない・・と踏んでいます!! 】
 これだけデゾネイ=ビセイのワインが向上し非常に美しいスタイルになって来たことが判るとなると、このドメーヌが持つ二枚看板の「エシェゾー」と「グラン=ゼシェゾー」が非常に気になってしまいます。

 ちょっと調べてみると、グラン=ゼシェゾーの所有者は21~22人ほど、ちょうど左の画像、上が北で下が南、左が東ですが、「Grands-Echezeaux」の文字の辺り、ど真ん中ですね・・ほぼ1/3~1/4強をDRCが所有していまして、それ以外を20軒ほどで分け合って所有しています。

 一番北の端に濃い青で点を付けた辺りがデゾネイ=ビセイの所有地と見られますから・・

「物凄い場所!」

に畑が有ることが判ります。


 ヴージョ城の所には「Clos de Vougeot」のポールが立っていますが、ここはメオ=カミュゼがその周りと下部(東側)を持っていまして「ガレンヌ」と言う区画です。

 そのヴージョ城の北側が「グロ・フレール」が所有する「ミュジニ(Musigni)」で、その上はもう「ミュジニー(プティ・ミュジニー)です。

 そして、そのデゾネイ=ビセイのグラン=ゼシェゾーの上(西側)はエシェゾー(レ・ポウレイエール)です。


 つまり、

「クロ=ヴージョ最高の場所とエシェゾーに接したグラン=ゼシェゾー!」

で有って、

「ミュジニーとクロ=ヴージョとエシェゾーとグラン=ゼシェゾーの狂宴!」

と言う、ちょっと化け物じみた場所に有る畑のワイン・・と言うことになるんですね。


 まぁ、2014年から確実に進化しはじめたのを見ている noisy としましては、2015年の下級クラスのワインの素晴らしさを見れは、看板の2アイテムは是非とも飲んでみたいものです。

 何より、2014年以前でもこの2アイテムに限っては、結構良かったのも事実なんです。余りにクラシックで、若い内はボソボソっとしたテクスチュアでミネラリティが奥に引っ込んだ感じの下級クラスに比較し、やはりそこはさすがのグラン・クリュと言うような部分では有るかと思いますが、それでも評価をされる方も少なく無かったんですね。


 また、エシェゾーの方も魅力的です。「リューディ・アン・オルヴォー」は、グラン=ゼシェゾーで説明させていただいた「レ・ポウレイエール」のさらに北に有る畑でして、

「このリューディはシャンボール=ミュジニー側にはみ出したような形で、シャンボール=ミュジニー村の畑とフラジェ=エシェゾー村の畑の両方が有る」

んですよ。


 しかも、シャンボール側のアン・オルヴォーは、グラン・クリュ・ミュジニー、1級、村名の3クラスにも細分されていますし、フラジェ=エシェゾーも、グラン・クリュ・エシェゾーと1級の両方が有る・・と言う、非常にややこしい畑なんですね。

 すなわち、ヴォーヌ=ロマネのニュアンスも持ちつつ、シャンボールの・・と言うか、ミュジニーっぽいニュアンスも持ち合わせていると言うスタイルで、グラン=ゼシェゾーの強い果実の風味の出やすい味わいとも、かなり違った印象を受けるはず・・と思うんですね。それに「レ・シャン・トラヴェルサン」は、このアン・オルヴォーの南に接しています。


 グラン=ゼシェゾーの南に接する「レ・トルー」は、上記の2つのリューディの高い高度は持っておらず、しかも北部では無く南部と言うロケーションでして、

「良いエシェゾーを造るには、上部と下部をセパージュする」

と言う鉄則にも当てはまっています。


 なので、このエシェゾーも非常に楽しみな2015年・・と言うことになりまして・・


「・・飲んじゃおうかな・・」

などと思っています。売れなかったら飲んでしまう魂胆でおりますんで・・はい。


 もし、デゾネイ=ビセイの他のアイテムのレヴューを見て、

「・・これは期待できそうかな?」

と・・アンテナがビンビン来た方は、是非ともトライしていただきたいと思います。下があれだけ旨いんですから上が悪い訳が無いとは思いますが、何せ十数年も扱ってなかった造り手ですので、さすがの noisy も断言はし辛いところです。是非ともご検討くださいませ。


2018 Grands-Echezeaux Grand Cru Vieilles Vignes
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

15877
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ヴジョ城に一番近い三角形の部分がこのドメーヌの畑です。東向きの粘土質に小石が散らばる畑で、葡萄の木が植えられたのは1929年、面積は約0.34haです。約半分が所有畑で残りはフェルマージュになります。カシスやブラックベリー、コーヒーのような香りがあり、エレガントでバランスが取れているワインです。エシェゾーより繊細でビロードのような滑らかさがあり、余韻が長いのがこのワインの特徴です。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥28,800 (外税) 
【「2019年ものは絶対に飲む」!・・それが楽しみです!・・でも2018年ものは凄い仕上がりだと予想しています!】
 ここにグラスの写真が無いのは残念で仕方が有りません。やはり何年かに1本位のペースで無いと開けられませんので・・数も有りませんし。

 ですが2018年ものの他のコラムを見ていただけましたら、2017年もの以前のデゾネイ=ビセイでは無いことがお判りいただけると思います。

 しかも、色合いが超絶に美しいですよね?・・やはりミネラリティの豊富さ、ナチュラルさが目に見えているからだと思います。濃いとか薄いとかに関係無く、この2つは・・結構、グラスの写真にちゃんと写り込むんですね。

 noisy も若かりし頃、どうやってワインを理解するか?・・をずっと考えながらワイン屋家業を始めました。

「やっぱり・・飲まなきゃ駄目だよな・・」

 まぁ・・それは当然でして、だから最高と思われるワインも多く飲みました。

 ですが、

「・・いや、ただ飲んでいるだけじゃ駄目だ」

と言うことにも気付きまして・・「良く観察する」ことにしたんですね。

 そうしたら・・劇的に判るようになってきたんですね。

 ちょっと判るようになると、いろんなことに結び付いていることも判って来ました。歴史とか、地理とか、数学とか・・(数学・・嫌いです・・)、もう雑学一般と確実に結びついていますし、上下関係を含む人間関係とか、尊敬や軽蔑と言った感情とか、もうありとあらゆることと結びついていて、理解できていることは、自分の中に有るものと何とか結びついた部分だけだと言うことも判りました。なので、若い時分は随分尖がっていたと・・大いに反省しています。

 なので、デゾネイ=ビセイの完全理解にはもうちょっと時間が掛かりそうです。来年にはきっと、2019年もののグラン=ゼシェゾーを開け、

「デゾネイ=ビセイが・・ついに来た!」

と書かせていただく予定でいます。・・いや、もっとも・・本当にそうだと感じたら・・の話しですよ。嘘は書きたくないので・・はい。

 2018年エシェゾーは圧巻の素晴らしさでした!・・グラン=ゼシェゾーはもうほとんど100年ものの超古樹です!きっとエシェゾーを凌駕しているに違いないでしょう。是非飲んでみて下さい。素晴らしいです!



 以下は以前のレヴューです。
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【期待して良いでしょう!・・ミュジニー、エシェゾーに挟まれた樹齢90年以上のグラン=ゼシェゾーです!】

 売れなかったワインが売れ始めると、結果として残らないので・・上級キュヴェは特に・・結局しばらく飲めない・・と言う、ワイン屋にとっては生殺し状態になってしまう訳です。

 かと言って、数万円もするワインが全く売れないのも・・色んな意味で災難です。・・まぁ、売れなかったら売れるワインと一緒にアソート組んで販売してしまえば?・・等と言うような悪魔のささやきが聞こえなくもないんですが、noisy 的には、それは素晴らしいワインに対する冒とくとも思えなくも無いので、基本はやらないようにしています。二進も三進も行かなくなったらやらなければならない羽目に追い込まれるかもしれませんが・・。

 大体、このワインが美味しく無い訳が無い・・でしょう?・・誰がどう考えても・・少なくとも素質、資質は素晴らしいはずです。2万円台で購入できるなら御の字じゃないでしょうか。

 おそらくですが、シリュグさんちとは何らかの関係が有るはずです。親戚かな・・と思ってます。シリュグさんのグラン=ゼシェゾーも・・昔は余りに売れなくて、結局飲んで売ることにしたんですが・・ビックリしましたね~。

 まさにフリーラン・ジュースのみで仕上げたと思える軽やかな液体が、ほんの20分ほどの時間で「超巨大化」・・どっひゃ~!・・と思って、それから毎年買うようになった訳です。今じゃぁ年間、1本貰えるのが関の山です。

 しかしデゾネイ=ビセイのグラン=ゼシェゾーV.V.はこれだけ貰えるんですから・・いや、大きく減らされてしまいましたが、それでも残る可能性さえ有るかもしれませんよね?・・で、noisy が飲むことになって、その素晴らしさを検証してしまったら・・今度はさほど時間を置かずに、「買えないワイン」になってしまう可能性さえ有ります。いや、いつも人柱になるばかりで、ちっとも利益が出なくて痩せる一方です・・(^^;; ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【こうなってくるとこの2つのグラン・クリュが大化けしているに違いない・・と踏んでいます!! 】

 これだけデゾネイ=ビセイのワインが向上し非常に美しいスタイルになって来たことが判るとなると、このドメーヌが持つ二枚看板の「エシェゾー」と「グラン=ゼシェゾー」が非常に気になってしまいます。

 ちょっと調べてみると、グラン=ゼシェゾーの所有者は21~22人ほど、ちょうど左の画像、上が北で下が南、左が東ですが、「Grands-Echezeaux」の文字の辺り、ど真ん中ですね・・ほぼ1/3~1/4強をDRCが所有していまして、それ以外を20軒ほどで分け合って所有しています。

 一番北の端に濃い青で点を付けた辺りがデゾネイ=ビセイの所有地と見られますから・・

「物凄い場所!」

に畑が有ることが判ります。


 ヴージョ城の所には「Clos de Vougeot」のポールが立っていますが、ここはメオ=カミュゼがその周りと下部(東側)を持っていまして「ガレンヌ」と言う区画です。

 そのヴージョ城の北側が「グロ・フレール」が所有する「ミュジニ(Musigni)」で、その上はもう「ミュジニー(プティ・ミュジニー)です。

 そして、そのデゾネイ=ビセイのグラン=ゼシェゾーの上(西側)はエシェゾー(レ・ポウレイエール)です。


 つまり、

「クロ=ヴージョ最高の場所とエシェゾーに接したグラン=ゼシェゾー!」

で有って、

「ミュジニーとクロ=ヴージョとエシェゾーとグラン=ゼシェゾーの狂宴!」

と言う、ちょっと化け物じみた場所に有る畑のワイン・・と言うことになるんですね。


 まぁ、2014年から確実に進化しはじめたのを見ている noisy としましては、2015年の下級クラスのワインの素晴らしさを見れは、看板の2アイテムは是非とも飲んでみたいものです。

 何より、2014年以前でもこの2アイテムに限っては、結構良かったのも事実なんです。余りにクラシックで、若い内はボソボソっとしたテクスチュアでミネラリティが奥に引っ込んだ感じの下級クラスに比較し、やはりそこはさすがのグラン・クリュと言うような部分では有るかと思いますが、それでも評価をされる方も少なく無かったんですね。


 また、エシェゾーの方も魅力的です。「リューディ・アン・オルヴォー」は、グラン=ゼシェゾーで説明させていただいた「レ・ポウレイエール」のさらに北に有る畑でして、

「このリューディはシャンボール=ミュジニー側にはみ出したような形で、シャンボール=ミュジニー村の畑とフラジェ=エシェゾー村の畑の両方が有る」

んですよ。


 しかも、シャンボール側のアン・オルヴォーは、グラン・クリュ・ミュジニー、1級、村名の3クラスにも細分されていますし、フラジェ=エシェゾーも、グラン・クリュ・エシェゾーと1級の両方が有る・・と言う、非常にややこしい畑なんですね。

 すなわち、ヴォーヌ=ロマネのニュアンスも持ちつつ、シャンボールの・・と言うか、ミュジニーっぽいニュアンスも持ち合わせていると言うスタイルで、グラン=ゼシェゾーの強い果実の風味の出やすい味わいとも、かなり違った印象を受けるはず・・と思うんですね。それに「レ・シャン・トラヴェルサン」は、このアン・オルヴォーの南に接しています。


 グラン=ゼシェゾーの南に接する「レ・トルー」は、上記の2つのリューディの高い高度は持っておらず、しかも北部では無く南部と言うロケーションでして、

「良いエシェゾーを造るには、上部と下部をセパージュする」

と言う鉄則にも当てはまっています。


 なので、このエシェゾーも非常に楽しみな2015年・・と言うことになりまして・・


「・・飲んじゃおうかな・・」

などと思っています。売れなかったら飲んでしまう魂胆でおりますんで・・はい。


 もし、デゾネイ=ビセイの他のアイテムのレヴューを見て、

「・・これは期待できそうかな?」

と・・アンテナがビンビン来た方は、是非ともトライしていただきたいと思います。下があれだけ旨いんですから上が悪い訳が無いとは思いますが、何せ十数年も扱ってなかった造り手ですので、さすがの noisy も断言はし辛いところです。是非ともご検討くださいませ。


2017 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン

14956
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Sylvie(シルヴィ)」、「Les Plattières(レ プラティエール)」、「Les Murots(レ ムロ)」の3区画に畑が点在しています。植樹は1985~1986年で面積は約0.48ha、緩やかな斜面で石がまばらに散らばる粘土石灰質土壌ですべて所有畑になります。唯一「Vieilles Vignes」ではないワインでイチゴのようなフレッシュな香り、ピノ ノワールらしいきれいな酸味と力強いタンニン、余韻が非常に長いパワフルな味わいのワインです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,390 (外税) 
【この「はんなり」としたジュヴレ=シャンベルタンの姿を、どう伝えたら判っていただけるか・・超悩み中です!】
 一度貼られたレッテルを剥がし、再度貼りかえるのことは、中々に難しいことでは有ります。昨今はネット時代ですから、目立つ人間は総監視状態の中で生きねばならず、ちょっと浮気しちゃった・・とか、ずっとしてるとか・・自分より他人さんがより詳しかったりして・・(^^;; まぁ、noisy の場合は毎日、翌日になるまでPCに向かってるか、ノコギリとか電動工具を使っているかのどっちかですから、全く女性には無縁ですので・・そんなご心配は・・まぁ、誰もしてないか・・はい。

 しかし、ワインの場合はそうもいきません。そりゃぁ・・

「飲まなきゃ判らん」

からです。

 しかし、飲んだ人は判っても、飲んだことの無い人に飲んだ人がどう伝えるか?・・が重要で、しかもそこには齟齬が入りやすいし、「誘導」にもなりやすい訳です。

 言ってしまえば noisy が一生懸命になってやっていることはある種の「誘導」に他ならず、それが本人には悪意の無いものだとしても、ある人には「単なる誘導」になってしまう場合も少なからず在ると判っている訳です。

 だからこそ、信用を失ったら、

「あっ・・」

という間に地に落ちる部分は、かの著名な目立つ方々と同様とも言え、だからこそ、嘘をつかないことと自身のテイスティング能力に磨きを掛けることを胸に刻んでワインを販売してきました。

 まぁ、やはりご理解いただけない方もいらっしゃったでしょう。でも、超アングラなサイトで何とかやってこれているのは、ご理解いただけた方々、有っての現在で有ると理解しています。


 それでも、やはり・・レッテル剥がしはムズイですよ。こんなに美味しいのに・・細かなニュアンスを何とか伝えなきゃ判っていただけない訳ですから。

「赤果実と黒果実が素敵なミネラルたっぷりのピュア&ナチュラルなジュヴレ村名です!」

 だけじゃぁ・・ねぇ。


 ある意味、色合いを見ていただければそれなりに濃い感じですよね。やはりジュヴレの酸化鉄由来のミネラリティがそうさせると思います。でも、

「全然濃いなんて思わないはず」

なんです。ドライでしっかりした冷涼な酸が有るんですが、

「飛び出した部分、へっこんだ部分が無い」

丸~い感じなんですね。そして、とても「しっとり」とおしとやかなんですが、柔らかでふっくらなミネラリティが前半で、細やかな表情はしっかり後半で見せてくれます。

 ものすごく良く出来てます・・この価格帯ではピカイチです。1万円を軽く超えてくる村名クラスも喰っちゃいますし、何より、

「ワインは結局は、それが好きか嫌いか?」

ですから、

「おそらく・・こんなタイプはお好きな方が非常に多いはず!」

とnoisy は思っているんですね。


 特にnoisy のお客様は、その辺がそれなりにマッチする方が多いのかと・・思ってますんで、

「きっとお好きなタイプのジュヴレです!」

 と言ってしまうのが一番良いのか?・・などと悩んでいるんですね。


 まぁ、四半世紀もそんなことをやっていて、未だにこれですからどうしようも無いですが・・是非飲んでみて下さい。超お勧め!・・です。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【かなり旨いです!・・美しく濡れたテクスチュア、ふわっと立ち昇るアロマ、ドライな極上ジュヴレです!】

 2015年もの以上に仕上がった可能性の高い2016年村名ジュヴレ=シャンベルタンです。まぁ、そうは言いつつも個人的な好みは人それぞれに有りますから、どっちが良いとは一概に言えない部分では有ります。

 2015年ものはもっと・・エレガント系で赤い果実がふんわりと、充実したエキスから立ち昇る感じでした。2016年ものも、確かにその延長上には有るんですが、例えばいきなり「ヴィエイウ・ヴィーニュ」になったような感じ・・と言葉にすると判りやすいかもしれません。内容が充実した感じなんですね。複雑性も高いしジュヴレらしい押し出しも有る・・しかし、濡れてフワッとした実に良い感じが有りつつ、滅茶ドライでふんわりしつつ、構造の深さを埋め尽くすだけの要素を持ち合わせている・・そんな感じです。勿論今飲んでも美しいスタイルで旨いです。

 2015年ものはルイ・ユエランがジュヴレを造ったような感じ・・とお伝えしましたが、2016年はギイヤールのジュヴレに透明感と立体感を付け加えたような仕上がり・・と言えば判りやすいかもしれません。

 2015年と2016年は、似たスタイル、同じ軸上に有るのは確かですが、受ける印象は結構に違い、よりポテンシャルは高い・・と感じました。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【エレガントな村名ジュヴレ=シャンベルタン・・って、飲んだこと有りますか?・・意外に存在しないと思いますよ。ルイ・ユエランがジュヴレを造ったようなイメージです!】
 何度も書くようで申し訳ないですが、デゾネイ=ビセイのワインが本当にこんなに美しい色合いを見せつけて来るとは思いもしなかったので・・ある意味、その反動が出ちゃってるかもしれません。とても美しく、そしてエレガントで有り、ドライなのにちゃんと旨みが存在し、たっぷりある透明なミネラリティとそれを支える白い石灰的なミネラリティが、ピュアな味わいを生み出しています。

 下の写真を見ればお分かりかと思うんですが、一番濃い色合いをしているのはシャンボールです。ジュヴレはヴォーヌ=ロマネとどっこいな感じで、決して濃くは無いですよね?

 そして、重い感じの色合いも無いでしょう?・・普通ならもっと「どしっ」とした重量を見せるような色合いのものが多いかと思うんですが、そんなニュアンスは見受けられません。

 味わいも実際に、鈍重さの無いバランスに優れた味わいで、鉄っぽさとか、ワイルドさなどは「さらり」とした表現をしてくれます。その分、果実の表情が細やかで、まるで小粒のチェリーを脚付きの透明なパフェグラスに載せ、甘く無いガムシロップでコーティングしたかのような味わいです。

 で、ジュヴレっぽく無いか・・と言うと、全くそうでは無く、むしろちゃんとジュヴレの個性が際立って感じられるのが不思議です。骨格はちゃんと備わっている・・と言うことなんでしょう。

 このジュヴレだけはヴィエイユ・ヴィーニュの表記の無いワインなんですが、

「エレガントだからそう思えてしまうけれど、決して軽量級のワインでは無い。」

「これほどまでにミネラリティのしっかり有るACジュヴレは、まず見当たらない。」

と言えると思います。


 ACブルのコラムでも書きましたが、まるでこのミネラリティ感は、

「シルヴァン・パタイユも真っ青・・。そっくり・・」

で有り、安易に真似しようとしたとしても出来ることでは無い・・と思うんですね。

 また、ルーミエさんのワインにも似ていますが、果実の出方がちょっと違うかな?・・と思います。むしろルーミエさんの方が果実酸の構成が豊かというか、やや甘さが有ると言うか、そんな感じで、デゾネイ=ビセイのジュヴレはもっとドライ・・まるで甘味が無いのに旨みが有る・・と言うようなニュアンスです。

 ピノ・ノワール好きなら、やはり試してみたくなる味わいかと思います。大変身を遂げたデゾネイ=ビセイの2015年ジュヴレ=シャンベルタン。是非飲んでみてください。お勧めします!



2017 Chambolle-Musigny la Combe d'Orveau Vieilles Vignes
シャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14957
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
ピノ・ノワール100%。 「Combe d`Orbeaux(コンブ・ドルボー)」の区画の他に「Aux Beaux Bruns(オー・ボー・ブラン)」の区画の葡萄も使用しており、最も古い葡萄の木は1940年に植樹されたもので面積は約0.58haになります。小砂利が散らばる粘土石灰質土壌で約15%が所有畑、残りはフェルマージュになります。野イチゴやラズベリーのような香りがあり、シャンボール ミュジニーらしいエレガントで繊細な酸味と果実味、ビロードのような滑らかさもありますが、特級エシェゾーに隣接することもあって力強さと凝縮感も感じられます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,350 (外税) 
【村名ですが、エシェゾー的風格もしっかり見えます。一般に言うシャンボール=ミュジニー村名的味わいとは全く異なります!】
 ん~・・ここはやはり、フラジェ=エシェゾーのアペラシオンが必要じゃないかな~・・みたいな気になっちゃいますね。シャンボールのほとんどのワインとは、根本的に異なると感じるんですよ。

 2016年もそうでしたが、2017年のラ・コンブ・ドルヴォーは素晴らしいです。しかし、2016年を超えて来たと思える2017年を飲んでしまうと、

「シャンボール村名を想像して飲まれた方は、結構にイメージの違いにドギマギするかも?」

と思ってしまうんですね。


 いや、とても美味しいんです。他のデゾネイ=ビセイの2017年と全く同様の美しいスタイルです。

 ですが・・構成が半端無く大きいんですね・・ストラクチャーがしっかり有ります。そして、幾分の若さがその大きな構成を埋め尽くせてないんですね。なので、このワイン、今もとても美味しく飲めますが、そのことをちゃんと意識しておく必要が有ると思います。

 どこかのコラムで書いたことが何度か有りますが、昔、1984年のアンリ・ジャイエ御大のエシェゾーのマグナムを飲んだことがあります。

 1984年ですから・・おそらく20年位経過した頃だと思いますが、最悪のヴィンテージと言われた年です。

 で、その味わいは・・ものの見事に「スケルトン」でした。骨格だけです。果実も何もありゃしない・・しかしそれでも・・

「うわ・・やっぱりジャイエ、凄いな・・」

と感じてしまいました。


 でこのワイン、どうような骨格が有るんですね。その他の表情は、おそらく「釣り合う時期がきっとある」とは思わせるものの、そこは「村名畑」なのかもしれませんが、最初からは見せることが出来なかったんだと思います。


 しかし、しかしですよ・・飲んでいただければ、noisy が言っている意味はきっとお判りになるはずの、見事な構成の味わいをしているんです。これがやはり「エシェゾー的姿」なんですね。なので・・(いや、だいぶ遠慮して・・)

「プティ・プティ・エシェゾーの2017年ラ・コンブ・ドルヴォー!」

と申し上げておきましょう。

 その代わり、比較的パワフルな料理と合わせても決して負けないと思いますよ。飲んでみていただきたい・・何せ、

「ヴォーヌ=ロマネ村名よりも高価なシャンボール=ミュジニー村名!」

ですから、その素晴らしい個性と出来をご自身の感覚でご覧いただきたいと思います。ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【非常に・・美味いです!今のところの2016年シャンボールではピカイチ!】

 先日も「2016年シャンボールで白眉」と書いてしまいましたので、同じフレーズは使い辛く、ピカイチに変えてお題目に入れさせていただきました。軽くてすみません・・。

 いや、でもこれ、滅茶旨いんですよ。シャンボールチックで、エシェゾーの乾いた感じの土からのフラワリーさやハーブ的ニュアンスに混じる赤い果実・・良いですよね~~。

 このコンブ・ドルヴォーはエシェゾーに接するような区画ですが・・、例えばエシェゾーはグラン・クリュですから、造り手がそのポテンシャルを高めようと、無理に凝縮させたり、人為的な介入を大きくしてしまうと・・へそを曲げちゃう厄介なグラン・クリュでも有ります。だからこそ、複数区画をブレンドすると結果が良いとか・・と言うことに成ってくる訳です。

 むしろそんなエシェゾーの真の姿に近い一部分を見せてくれるワインでも有りますし、何せあの「ミュジニー・グラン・クリュ」に接し(村名区画は接してはいない)、1級格も存在するのがこの「ラ・コンブ・ドルヴォー」ですから、ミュジニー的なものの見事な赤い香水のようなアロマは無いにせよ、その基盤となっているやや硬めなミネラリティからの表情をも、持ち合わせています。

 口内で感じる粒子の一粒一粒は、非常に目が細やかで、もはや粒子と感じられないような流体感が有ります。これは非常に美味いです。2015年も美味しかったですけどね!2015年ものと色合いを是非比べてみてください・・全然違うでしょう?・・是非飲んでみてください!超お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【これはもう「プティ・エシェゾー」!!バランスの良く無いグラン・クリュ・エシェゾーより美味しいです!見事な出来!!】
「・・おいおい・・シャンボールのワインをエシェゾーに似ているなんて言っちゃって良いの~?」

 なんて声が聞こえて来そうですが・・

「良いんです!」

 まぁ、どこかのネットのショッピングモールのCMのような感じで言っちゃいたくなりますが、良いんですよ。そうゆうものですから。

 実はフラジェ=エシェゾーはヴォーヌ=ロマネ村とシャンボール=ミュジニー村に挟まれていますが、この「ラ・コンブ・ドルヴォー」は、フラジェ=エシェゾーとシャンボール=ミュジニーに跨って存在している、いや、少し分散はしているんですけれど、ボンヌ=マールがシャンボールとモレに跨っているような感じと思っていただいて良いかと思います。

 ですので、敢えて言ってしまえばシャンボールっぽくは無く、さりとてエシェゾーほどの個性を発揮できないワインが多いのが普通です。

 シャンボール側のコンブ・ドルヴォーは、ミュジニーを名乗れる部分も有り、1級部分も有り、村名部分も有りますが、1級以上の部分については勿論シャンボールっぽいんですが、村名はむしろエシェゾーっぽい感じなんですね。

 なのでこのラ・コンブ・ドルヴォーはそんなニュアンスを多く持っていますが、非常に出来が宜しくて・・何と、

「プティ・エシェゾーと呼びたい!」

ほどのバランスの良さを見せます。


 色合いも重厚ですよね。それに何より美しいです。紫色がしっかり入ったやや濃いめの色合いですが、鈍重になることなく、しかし非常に深い味わいがします。

 ミネラリティのコーティングは他のワインと同様ですが、このワインだけは低い位置から上方に向かっての押上がしっかり有ります。

 グラン・クリュ・エシェゾーは、畑が広く、またそのクリマが沢山有りますので、単一のクリマものは偏ったバランスになってしまうことが多く、上部と下部のクリマをセパージュして造る場合が多いんです。一般的には単一ものはエシェゾー・デュ・ドゥスー位ですね。しかも黒味や茶が多く結構に鈍重になるか、またその反対に赤味はしっかりあるものの軽く成り過ぎる場合も有りますし、何ともバランスの悪い「中抜け・中域不足」のものも見受けられます。

 ところがこの「ラ・コンブ・ドルヴォー」は、その抜けやすい「中域」部分がしっかり有り、濃密さもバッチリ有ります。密度が兎にも角にも高く、低域と高域しかないようなスカスカな味わいじゃないんですね。なので感じられるやや色の濃いチェリーもリアリティが有り、非常に満足感の高いワインに仕上がっています。

 ん~・・今まで飲んだ「村名コンブ・ドルヴォー」では最高じゃないかな・・と思います。アンヌ・グロとかより確実に美味しいです!

 しかも今飲んでも美味しさは充分です。勿論長く持ちますよ。是非飲んでみてください。「プティ・エシェゾー」・・だと思います。


2017 Echezeaux Grand Cru Vieilles Vignes
エシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14955
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。最も古い葡萄の木は1902年に植えられ、現在では樹齢110年を越えています。面積は約0.34haで、南東向きで大きい石が散らばる「En Orveaux(アン オルヴォー):0.17ha」、小石が多い「Les Treux(レ トルー):0.06ha」、石が少なく古木が多い「Les Champs Traversins(レ シャン トラヴェルサン):0.1ha」の3区画の葡萄が使われます。こちらも約半分が所有畑で残りはフェルマージュになります。赤いサクランボやスミレの花のような香りがあり、オイリーでミネラル豊か。上記のグラン エシェゾーより集中していてパワフルなのがこのワインの特徴です。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥24,380 (外税) 
【村名ラ・コンブ・ドルヴォーでさえエシェゾー格の構成を感じてしまうのに、ほんまもんのエシェゾーは一体どうなってしまうのでしょう?】
 グラン・クリュ・エシェゾーを構成する「アン・オルヴォー」は、ミュジニーに接するリューディです。乾いていて香り高い感じと深い構成を持っている・・と感じています。まさにシャンボール村名ラ・コンブ・ドルヴォー的でも・・有ります・・流石にアン・オルヴォーほどの肉は持っていませんが。

 そして、エシェゾーの中のエシェゾーとも言うべき存在の「エシェゾー・デュ・ドスュ」を上下斜めに挟み込むように、「レ・シャン・トラヴェルサン」と「レ・トルー」のリューディが有り、この3つの畑でこの、

「エシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」

が造られる訳ですね。


 2015年より大きく変化し、素晴らしいワインを造るようになる前から、このワインはしっかりしていました。それでもやはり「乾いた」感じが有って、今のデゾネイ=ビセイのように「濡れてふっくら」したニュアンスにはなって無かったと思うんですね。

 エシェゾーと言うワインは、余り当たらないグラン・クリュと言うようなイメージが有るかもしれません。でも、決してそうでは無いんですよ。あのミュヌレ=ジブールのエシェゾーなんて滅茶苦茶美味しかったのに・・、どんなに頑張って説明しても誰も見向きもしてくれなかったですから・・いや、ミュヌレ=ジブールはクロ=ヴージョもしこたま旨くて、それでも全然売れないので仕方なく、そう・・赤字覚悟でテイスティングまでして販売していた位ですから。それに、ビゾも良い年は非常に素晴らしかったです。時折、サンズ・ナチュラルにこだわり過ぎでは?・・と思うことは有りましたが。

 樹齢は110年にも及ぶそうです。希代稀な仕上がりになっている可能性さえ・・有るかと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【非常に少ないです!】

 2016年のデゾネイ=ビセイはトップ・キュヴェであるグラン=ゼシェゾーを生産できず、このエシェゾーがトップ・キュヴェとしてリリースされました。3つのリューディをブレンドして造り上げる伝統の味わいです。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【こうなってくるとこの2つのグラン・クリュが大化けしているに違いない・・と踏んでいます!! 】
 これだけデゾネイ=ビセイのワインが向上し非常に美しいスタイルになって来たことが判るとなると、このドメーヌが持つ二枚看板の「エシェゾー」と「グラン=ゼシェゾー」が非常に気になってしまいます。

 ちょっと調べてみると、グラン=ゼシェゾーの所有者は21~22人ほど、ちょうど左の画像、上が北で下が南、左が東ですが、「Grands-Echezeaux」の文字の辺り、ど真ん中ですね・・ほぼ1/3~1/4強をDRCが所有していまして、それ以外を20軒ほどで分け合って所有しています。

 一番北の端に濃い青で点を付けた辺りがデゾネイ=ビセイの所有地と見られますから・・

「物凄い場所!」

に畑が有ることが判ります。


 ヴージョ城の所には「Clos de Vougeot」のポールが立っていますが、ここはメオ=カミュゼがその周りと下部(東側)を持っていまして「ガレンヌ」と言う区画です。

 そのヴージョ城の北側が「グロ・フレール」が所有する「ミュジニ(Musigni)」で、その上はもう「ミュジニー(プティ・ミュジニー)です。

 そして、そのデゾネイ=ビセイのグラン=ゼシェゾーの上(西側)はエシェゾー(レ・ポウレイエール)です。


 つまり、

「クロ=ヴージョ最高の場所とエシェゾーに接したグラン=ゼシェゾー!」

で有って、

「ミュジニーとクロ=ヴージョとエシェゾーとグラン=ゼシェゾーの狂宴!」

と言う、ちょっと化け物じみた場所に有る畑のワイン・・と言うことになるんですね。


 まぁ、2014年から確実に進化しはじめたのを見ている noisy としましては、2015年の下級クラスのワインの素晴らしさを見れは、看板の2アイテムは是非とも飲んでみたいものです。

 何より、2014年以前でもこの2アイテムに限っては、結構良かったのも事実なんです。余りにクラシックで、若い内はボソボソっとしたテクスチュアでミネラリティが奥に引っ込んだ感じの下級クラスに比較し、やはりそこはさすがのグラン・クリュと言うような部分では有るかと思いますが、それでも評価をされる方も少なく無かったんですね。


 また、エシェゾーの方も魅力的です。「リューディ・アン・オルヴォー」は、グラン=ゼシェゾーで説明させていただいた「レ・ポウレイエール」のさらに北に有る畑でして、

「このリューディはシャンボール=ミュジニー側にはみ出したような形で、シャンボール=ミュジニー村の畑とフラジェ=エシェゾー村の畑の両方が有る」

んですよ。


 しかも、シャンボール側のアン・オルヴォーは、グラン・クリュ・ミュジニー、1級、村名の3クラスにも細分されていますし、フラジェ=エシェゾーも、グラン・クリュ・エシェゾーと1級の両方が有る・・と言う、非常にややこしい畑なんですね。

 すなわち、ヴォーヌ=ロマネのニュアンスも持ちつつ、シャンボールの・・と言うか、ミュジニーっぽいニュアンスも持ち合わせていると言うスタイルで、グラン=ゼシェゾーの強い果実の風味の出やすい味わいとも、かなり違った印象を受けるはず・・と思うんですね。それに「レ・シャン・トラヴェルサン」は、このアン・オルヴォーの南に接しています。


 グラン=ゼシェゾーの南に接する「レ・トルー」は、上記の2つのリューディの高い高度は持っておらず、しかも北部では無く南部と言うロケーションでして、

「良いエシェゾーを造るには、上部と下部をセパージュする」

と言う鉄則にも当てはまっています。


 なので、このエシェゾーも非常に楽しみな2015年・・と言うことになりまして・・


「・・飲んじゃおうかな・・」

などと思っています。売れなかったら飲んでしまう魂胆でおりますんで・・はい。


 もし、デゾネイ=ビセイの他のアイテムのレヴューを見て、

「・・これは期待できそうかな?」

と・・アンテナがビンビン来た方は、是非ともトライしていただきたいと思います。下があれだけ旨いんですから上が悪い訳が無いとは思いますが、何せ十数年も扱ってなかった造り手ですので、さすがの noisy も断言はし辛いところです。是非ともご検討くださいませ。


2017 Vosne-Romanee 1er Cru les Beaumonts Vieilles Vignes
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14958
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。植樹は1960年で、畑は「Les Beaux-Monts Haut(レ ボー モン オー)」の区画にあり、面積は約0.53haです。東向きの斜面で大小さまざまな石が散らばる粘土質土壌になります。約15%が所有畑で残りがフェルマージュになります。熟したサクランボのような香り、果実味とミネラルが豊か、オイリーでチャーミングな味わい。余韻にタンニンが感じられます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥11,990 (外税) 
【本当は数量をもっと戴けるはずだったんですが・・】
 ん~・・失敗です。初動がちょっと遅れただけなんですが、「どかっ」と減ってしまいました。どうも・・フィネスさんの試飲会で評判が良かったそうでして、当初の割り振りの数量に余分の数量を合わせた数を期待していたものの、

「兎に角、テイスティングしてから・・」

などと言っていたら、余分が無くなっちゃったんですね。


 まぁ、noisy のように、ちゃんとチェックしてから・・などと言っていると、評判が良くていつの間にか盛られた皿から肉が無くなっていた・・なんてことが起きてしまうんです。


 ですので、申し訳ありませんが、ヴォーヌ=ロマネ1級レ・ボーモン以上は飲めておりません。しかし、他のキュヴェを飲む限り、相当期待して良いワインだと確信しています。是非ご検討くださいませ!



 以下は以前のレヴューです。
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【こちらはテイスティング出来ませんでした。】

 すみません、飲めませんでした。残るようならテイスティングしてみたいと思いますが、こんなにリーズナブルな1級レ・ボーモンは他には存在しないでしょうしね。昔12000円位だったのでデゾネイ=ビセイ2016年と同じ位では有りますが、かのジャイエ翁のレ・ボーモンは現在、150万円位からのようです。まぁ、それがワインの世界の掟では有りますが、それにしても・・何だかなぁ・・と思ってしまいます。このワインも150万円に・・はならないとは思いますが、可能性は無いと断言は出来ません。ご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
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【・・飲む予定でしたが間に合いませんでした・・でも非常に期待できるワインかと思います!】
 いや~・・これは飲む予定だったんですが、間に合いませんで・・残念です。

 あの素晴らしいヴォーヌ=ロマネV.V.やシャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォーと言う村名ワインを飲んでしまったら、


「・・是非とも1級以上も試してみたい!」

と思い込んでしまう noisy の気持ちを判って欲しいなぁ・・と・・。

「・・いや、それ、あんたの仕事でしょ・・」

と返されるのが山かと思いますけどね。でも、それだけ期待の出来るワインが有る・・と言うことは嬉しい大誤算でもある訳でして、その山を当てる辺りがワイン屋の醍醐味・・とも言えます。

 まぁ、誰もが素晴らしい、欲しいと思ってからなら、何とでも言える訳ですから。誰もがダメだと、いや、そんな生産者は知らない、もう終わってる・・などと思われている時に、

「いや、物凄いワインになったんだよ・・」

と言えて初めて、存在意義が生まれるのかなぁ・・と思う訳です。


 皆さんもこのように美しいグラデュエーションを見せつけられたら、心が動いちゃいますよね。

 しかもこのデゾネイ=ビセイと言う生産者は、

「フラジェ=エシェゾーのドメーヌ」

でして、モロにその判りにくい「フラジェ=エシェゾー」と言う土地の個性を表現しています。今までもそうだったとは思いますが、その味わいは「イマイチ」だったんです(・・すみません)。


 このレ・ボーモン・オーは、あの「ヴォーヌ=ロマネ・レ・ルージュ」の南側にある高度の高い畑でして、やや重みのある「レ・ボーモン・バ」とも違い、やや軽量で赤い果実を表現してくれるリューディです。


 今までは・・エージェント情報にもある様に、「余韻にタンニンが感じられます。」と言うようなワインだったと思いますが、2015年ものは敢えてそのようなコメントが必要のないものに成った・・だろうと確信しています。他のコラムでタンニンについては、noisy は書いていないですよね?・・たぶん必要ないんですね・・バランスが非常に良いですから。

 1級レ・ボーモンとしますと、有り得ない位にリーズナブルなワインです。是非挑戦してみてください。noisy もまだ飲めない分、是非ご感想などお聞かせください。


2017 Vosne-Romanee Vieilles Vignes
ヴォーヌ=ロマネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14959
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑の広さは約1haで国道74号線に隣接する緩やかな斜面の「Le Pré de la Folie(ル プレ ド ラ フォリエ):0.21ha」、丘の上部に位置し、南東向きで石が多い「Les Beaux-Monts Hauts Rougeots(レ ボー モン オー ルージョ):0.64ha」、同じく丘の上部に位置し、東向きの急斜面で小砂利の多い「Les Rouges du Dessus(レ ルージュ デュ ドゥシュ):0.15ha」の3つの区画の葡萄を使用しています。植樹は1966年、1982~1986年で約半分が所有畑、残りはフェルマージュになります。野イチゴのようなスパイシーな香り、酸味とミネラルが豊かで丸みのある舌触り、アフターにしっかりとしたタンニンが長く残ります。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,890 (外税) 
【清楚な色気にグーの根も・・出ませんでした!】
 美味しいです・・とても美味しい。柔らかです。そして清楚ですね・・。そして、ピュアでナチュラルなのに・・僅かに漂う「色気」。これが絶品です。

 ヴォーヌ=ロマネのワインって、やっぱり、「そこ」が重要なんじゃないかと思うんですよ。もっと拡げてしまえば、ブルゴーニュのピノ・ノワールって、「そこ」でしょう?「色気」の無いピノ・ノワールなんて、クリープを入れないコーヒーみたいだ・・とは流石に古過ぎるし、何よりもブラック派なので・・縁が無いので言いませんが、

「ヴォーヌ=ロマネ的な温度と、でしゃばり過ぎない複雑性が生む色気」

が、このワインの魅力だと思うんですね。


 以前、大分前のデゾネイ=ビセイは、確かに熟させれば美味しくはなるとは思っても、今飲んでも色気の無い感じがどうにも選択肢に入らせなかったんですね。

 でも、やはり2015年ものからですね・・この2017年でもう、少なくともこの路線は維持されることは確認出来たと思います。

 で、A.C.ブルと、村名ジュヴレと、村名ヴォーヌ=ロマネは、同じ一本のライン上に繋がっています。「ニュアンスが同じ」なんですね。なので、A.C.ブルを飲んで美味しいと思われた方は、そのままジュヴレも、ヴォーヌ=ロマネも美味しいと思っていただけるはずです。

 村名のシャンボールだけはちょっと違うことを言いますが、路線そのものは同じです。ですんで、

「2017年のデゾネイ=ビセイは優しく美しい清楚な女性の姿で一貫している!」

と言っておきたいと思います。


 やっぱりヴォーヌ=ロマネのワインって、別格ですよね。是非飲んでみて下さい。あ、無くならないようでしたら、A.C.ブルを飲んでからでも結構ですよ。でもきっと早いと思います。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【ミネラリティバッチリ!非常に美しいです!】

 人間は何事にもそれなりの思い込みを持って臨みやすいですから、2016年もののテイスティングとなると、その前以て吹き込まれてしまったネガティヴなイメージとか、もし持ち合わせているのであれば、その前年までの印象とかから、

「おそらくこのキュヴェはそんな仕上がりになっているんじゃないか?」

と想像してしまうものです。経験が無ければそれなりに・・有ってもそれなりに・・です。


 赤い果実が生き生きとしていた2015年の軽やかな美味しさとは、また違うイメージを感じさせてくれた2016年でした。だって・・色の構成自体、全然違うじゃないですか。2015年は多分、2年前の暮れのご紹介だったと思いますから、ご案内のタイミング的には少し遅いんですね。2016年ものは2月になってようやくですから。

 2015年がピュアなレッドだと言い切ってしまえば、2016年は深いレッド&ブラックだと言えるでしょう。ミネラル感は2015年もの以上に・・本当にマンモスに存在しています。収穫のタイミングは2016年は遅くなり、より熟したがハツラツとした酸っぱい酸は失い、柔らかでやや温かみを感じさせる優しい酸と、酵母が喰い切るにちょうど良い量の糖分を得たと言えると思います。

 そのため、ヴォーヌ=ロマネらしい柔らかな酸を得て、ピノ・ノワールらしいエレガンスを発揮、膨大なミネラリティの中に要素を隠し持つ深淵なスタイルに仕上がったと想像しています。

 アロマはしっとりと濡れてスピードも有り、柔らかさを感じさせる素晴らしいものです。中域も適度に膨らみますが、膨大なミネラリティがそれ以上には中々膨らまさせない感じで、しかし濡れたテクスチュアが美しさを伸びやかに感じさせてくれ、ほんのり甘みさえ感じさせるビター感を発揮しながら消えて行きます。非常に素晴らしいと思います。

 もっとも、この状態が飲み頃だと言う訳では無く、やや早いです。ドライですから、青物のサラダなどの動物系が入らないものと食しますと、まだキビシイです。もう少し落ち着いてからが良いでしょう。

 反対に肉系でしたら・・むしろミネラリティが隠している要素を引っ張りだしてくれるような感じになりますので、今行っちゃっても良いかな?・・と感じました。実に美しくしっとりした深み有る村名ヴォーヌ=ロマネです。是非飲んでみてください。


 以下は以前のレヴューです。
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【見事に美味しい!たっぷりチェリーにクリスタルのコーティング!どうしちゃったの?デゾネイ=ビセイ!】
 いや~・・美味しかったですね。因みにあのアメリーちゃんの2015年ヴォーヌ=ロマネも旨かったですね~。そろそろ皆さんのコメントが集まり始めていますが、

「・・いや~2015年のヴォーヌ=ロマネ!・・旨かったです・・幸せだった~!」

のような感じで、

「もっと買っておきたかったなぁ!」

と、何人もの方から言われました。

 ついでに・・飲めなかったジュヴレ村名も、

「若いワインなのに綺麗で滅茶美味しかった!」

と店に買いにいらっしゃるお客様からも激賞の声をいただきました。


 まぁ、ベルトーのヴォーヌ=ロマネほどは安くは無いんですが、それでもこのプライスでヴォーヌ=ロマネV.V.が購入できる生産者はそうはいません。ポテンシャルもほぼ同等と思いますが、それでも味わいの傾向はやや違います。

 ヴォーヌ=ロマネで有りながらも、口に含んだ後のニュアンスがまるで「ミュジニー」が感じさせてくれるようなノーズに抜けるアロマだったアメリー・ベルドーでしたが、こちらは、そんなニュアンスもほんのりとは持ちつつも、もっと・・

「透明な美しい照りの有るクリスタル的ミネラリティに希少金属類が見せる細やかな表情」

が特徴かな?・・と思うんですね。


 まず色合いが美しいです。鈍重さの無い、酸の柔らかなヴォーヌ=ロマネのニュアンスが有ります。しかし、温かみの有るバランスになることが多い(ベルトーやシリュグがそうです)とは言え、むしろデゾネイ=ビセイのヴォーヌ=ロマネV.V.は、結構に冷ややかです。

 敢えて大げさに言うならロマネ=サン=ヴィヴァン的と言うか、エシェゾーの上方に有るヴォーヌ=ロマネ・レ・ルージュ的と言うべきか、やや乾いきつつも精妙なるニュアンスを持っているんですね。

 いや、勘違いしないでくださいね。ロマネ=サン=ヴィヴァンやレ・ルージュと一緒だと言ってる訳では無いです。そのような、似たようなニュアンスが有って精妙だと・・言うことなんです。


 これは、noisy 的には最高の誉め言葉なんですね。勿論、「荘厳」とまでは言ってませんで、そこまで言ったらまずそのような最高のワインとほぼ同格だと・・言ってると思ってください。そのちょっと手前です。


 それにしてもデゾネイ=ビセイのワインに、このような言葉を使いつつお勧めすることになるとは・・思ってもいませんでした。皆さんも一緒かもしれませんが、有り得ないような大変身をしたデゾネイ=ビセイのヴォーヌ=ロマネV.V.、飲んでみていただけないでしょうか。とてもお勧めしています。滅茶美味しいです!ご検討くださいませ。




2017 Grands-Echezeaux Grand Cru Vieilles Vignes
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14954
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ヴジョ城に一番近い三角形の部分がこのドメーヌの畑です。東向きの粘土質に小石が散らばる畑で、葡萄の木が植えられたのは1929年、面積は約0.34haです。約半分が所有畑で残りはフェルマージュになります。カシスやブラックベリー、コーヒーのような香りがあり、エレガントでバランスが取れているワインです。エシェゾーより繊細でビロードのような滑らかさがあり、余韻が長いのがこのワインの特徴です。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥26,900 (外税) 
【期待して良いでしょう!・・ミュジニー、エシェゾーに挟まれた樹齢90年以上のグラン=ゼシェゾーです!】
 売れなかったワインが売れ始めると、結果として残らないので・・上級キュヴェは特に・・結局しばらく飲めない・・と言う、ワイン屋にとっては生殺し状態になってしまう訳です。

 かと言って、数万円もするワインが全く売れないのも・・色んな意味で災難です。・・まぁ、売れなかったら売れるワインと一緒にアソート組んで販売してしまえば?・・等と言うような悪魔のささやきが聞こえなくもないんですが、noisy 的には、それは素晴らしいワインに対する冒とくとも思えなくも無いので、基本はやらないようにしています。二進も三進も行かなくなったらやらなければならない羽目に追い込まれるかもしれませんが・・。

 大体、このワインが美味しく無い訳が無い・・でしょう?・・誰がどう考えても・・少なくとも素質、資質は素晴らしいはずです。2万円台で購入できるなら御の字じゃないでしょうか。

 おそらくですが、シリュグさんちとは何らかの関係が有るはずです。親戚かな・・と思ってます。シリュグさんのグラン=ゼシェゾーも・・昔は余りに売れなくて、結局飲んで売ることにしたんですが・・ビックリしましたね~。

 まさにフリーラン・ジュースのみで仕上げたと思える軽やかな液体が、ほんの20分ほどの時間で「超巨大化」・・どっひゃ~!・・と思って、それから毎年買うようになった訳です。今じゃぁ年間、1本貰えるのが関の山です。

 しかしデゾネイ=ビセイのグラン=ゼシェゾーV.V.はこれだけ貰えるんですから・・いや、大きく減らされてしまいましたが、それでも残る可能性さえ有るかもしれませんよね?・・で、noisy が飲むことになって、その素晴らしさを検証してしまったら・・今度はさほど時間を置かずに、「買えないワイン」になってしまう可能性さえ有ります。いや、いつも人柱になるばかりで、ちっとも利益が出なくて痩せる一方です・・(^^;; ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【こうなってくるとこの2つのグラン・クリュが大化けしているに違いない・・と踏んでいます!! 】

 これだけデゾネイ=ビセイのワインが向上し非常に美しいスタイルになって来たことが判るとなると、このドメーヌが持つ二枚看板の「エシェゾー」と「グラン=ゼシェゾー」が非常に気になってしまいます。

 ちょっと調べてみると、グラン=ゼシェゾーの所有者は21~22人ほど、ちょうど左の画像、上が北で下が南、左が東ですが、「Grands-Echezeaux」の文字の辺り、ど真ん中ですね・・ほぼ1/3~1/4強をDRCが所有していまして、それ以外を20軒ほどで分け合って所有しています。

 一番北の端に濃い青で点を付けた辺りがデゾネイ=ビセイの所有地と見られますから・・

「物凄い場所!」

に畑が有ることが判ります。


 ヴージョ城の所には「Clos de Vougeot」のポールが立っていますが、ここはメオ=カミュゼがその周りと下部(東側)を持っていまして「ガレンヌ」と言う区画です。

 そのヴージョ城の北側が「グロ・フレール」が所有する「ミュジニ(Musigni)」で、その上はもう「ミュジニー(プティ・ミュジニー)です。

 そして、そのデゾネイ=ビセイのグラン=ゼシェゾーの上(西側)はエシェゾー(レ・ポウレイエール)です。


 つまり、

「クロ=ヴージョ最高の場所とエシェゾーに接したグラン=ゼシェゾー!」

で有って、

「ミュジニーとクロ=ヴージョとエシェゾーとグラン=ゼシェゾーの狂宴!」

と言う、ちょっと化け物じみた場所に有る畑のワイン・・と言うことになるんですね。


 まぁ、2014年から確実に進化しはじめたのを見ている noisy としましては、2015年の下級クラスのワインの素晴らしさを見れは、看板の2アイテムは是非とも飲んでみたいものです。

 何より、2014年以前でもこの2アイテムに限っては、結構良かったのも事実なんです。余りにクラシックで、若い内はボソボソっとしたテクスチュアでミネラリティが奥に引っ込んだ感じの下級クラスに比較し、やはりそこはさすがのグラン・クリュと言うような部分では有るかと思いますが、それでも評価をされる方も少なく無かったんですね。


 また、エシェゾーの方も魅力的です。「リューディ・アン・オルヴォー」は、グラン=ゼシェゾーで説明させていただいた「レ・ポウレイエール」のさらに北に有る畑でして、

「このリューディはシャンボール=ミュジニー側にはみ出したような形で、シャンボール=ミュジニー村の畑とフラジェ=エシェゾー村の畑の両方が有る」

んですよ。


 しかも、シャンボール側のアン・オルヴォーは、グラン・クリュ・ミュジニー、1級、村名の3クラスにも細分されていますし、フラジェ=エシェゾーも、グラン・クリュ・エシェゾーと1級の両方が有る・・と言う、非常にややこしい畑なんですね。

 すなわち、ヴォーヌ=ロマネのニュアンスも持ちつつ、シャンボールの・・と言うか、ミュジニーっぽいニュアンスも持ち合わせていると言うスタイルで、グラン=ゼシェゾーの強い果実の風味の出やすい味わいとも、かなり違った印象を受けるはず・・と思うんですね。それに「レ・シャン・トラヴェルサン」は、このアン・オルヴォーの南に接しています。


 グラン=ゼシェゾーの南に接する「レ・トルー」は、上記の2つのリューディの高い高度は持っておらず、しかも北部では無く南部と言うロケーションでして、

「良いエシェゾーを造るには、上部と下部をセパージュする」

と言う鉄則にも当てはまっています。


 なので、このエシェゾーも非常に楽しみな2015年・・と言うことになりまして・・


「・・飲んじゃおうかな・・」

などと思っています。売れなかったら飲んでしまう魂胆でおりますんで・・はい。


 もし、デゾネイ=ビセイの他のアイテムのレヴューを見て、

「・・これは期待できそうかな?」

と・・アンテナがビンビン来た方は、是非ともトライしていただきたいと思います。下があれだけ旨いんですから上が悪い訳が無いとは思いますが、何せ十数年も扱ってなかった造り手ですので、さすがの noisy も断言はし辛いところです。是非ともご検討くださいませ。


2017 Bourgogne Pinot Noir Vieilles Vignes
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14960
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はフラジェ エシェゾー村に位置する「Les Rouges Champs(レ ルージュ シャン)」「Le Poirier D`aout(ル ポワリエ ド ウット)」「Les Combes(レ コンブ)」の3区画で面積は合計約1.5haになります。最も古い区画は1937年に植樹されましたが植え替えも行われているため、ヴィンテージによっては若木葡萄の比率が高まって「Vieilles Vignes」の表記が付けられないこともあります(近年では2011年)。しなやかなタンニンと肉厚な旨味、開けたては固さも見られますが時間と共に味わいが開いて行きます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,250 (外税) 
【激旨いです!良く熟していながら甘く無く、柔らかな酸のヴォーヌ=ロマネを連想させつつ不足感無し、その存在感は優しく包み込んでくれる女性?!】
 大好きです・・こんなの!・・滅茶美味しいですよ。何でもっと評価されないかな~・・と思っちゃいます。

 まぁ、そもそもニュイ=サン=ジョルジュを除くヴォーヌ=ロマネ近郊には、A.C.ブルゴーニュ・ルージュの畑は少ない訳です。なのでそれだけでも貴重ですし、レジョナルのレ・コンブの畑がどこにあるかの特定はできませんが、「レ・ルージュ・シャン」と「ル・ポワリエ・ド・ウット」はそれぞれクロ=ヴージョの真下と村名シャランダンの真下に存在していますんで、クロ=ヴージョの美しい黒っぽい土のニュアンスと、ヴォーヌ=ロマネ的な明るい赤果実のアロマが合わさったような感じがそれなのかもしれません。

 この何とも神々しい(・・言い過ぎ?)・・ピノ・ノワール・ファンならそれがきっと伝わるに違い無い色合いをご覧ください。濃く無く、薄く無く、酸っぱくは無さそうに熟した感じとか、漂うミネラル感とか、見えてくる感じでしょう?今回もサイズのみの調整で色合い他は全く調整無しです。

 そして、何が良いって言ったら・・So2 の感じが非常に少ないので硬く無いし尖ったところが無い、果実も有り過ぎないんですよ。果実のニュアンスはミネラリティの様子によって結構左右されると思いますが、柔らかなミネラリティが豊富に有って、しかもドライでエキスがしっかり有るので、

「遮るものが何も無いような丸裸の味わい!」

なんですね~・・。

 もっとも時間が経過して熟してくると、ちょっと妖艶になってくるはずです。人間も20歳台と40歳台じゃだいぶ違うじゃないですか。まぁ、男性はnoisy自身を含め、ほぼほぼ30歳も過ぎてこないとまともには中々成れない方が多いと思いますが、女性はそれでも結構にマセてるかもしれませんでしょう?

 なので、落ち着いているけどまだ裏若い女性・・みたいな感じかと思います。

 非常に美味しいので大目に押さえさせていただきました・・が、お勧めするとすぐ無くなっちゃうので、その辺を加味していただき、お早めにご検討ください。

 もう一度・・押しておきますが、

「おそらくみんな大好きな味!」

です。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【素晴らしかった2015年もの同様、濡れたテクスチュアでエレガントでドライな味わいです!】

 安心しました・・!まぁ、昨年、

「2015年ものでデゾネイ=ビセイが大化け!」

なんてプレゼンしてますから、その責任も有りますんで、ある意味、「ドキドキしながら・・」のテイスティングでした。

「(・・これで昔のデゾネイ=ビセイに戻っちゃってたら良い笑い者だよなぁ・・)」

などと・・まぁ、2015年は非常に素晴らしかったので、嘘にはならないんですけどね。


 それでもやはり、

「天候の影響がまだら模様に出ている・・その2016年ものをど仕上げたか?」

「さらなる伸長は有ったのか?」

「2016年ものの特徴は?」

辺りをしっかり探ろうと、非常に少ない入荷量の中、4アイテムのテイスティングをしたんですね。トップバッターがこのA.C.ブルゴーニュ・ピノ・ノワールでした。

 「素晴らしかった2015年もの同様云々・・」と書きだしていますが、全体の印象はその通りです。しかし、要素的にはより充実しているように思います。色合いも2015年もののようなやや軽い感じの淡さは無く、充実した深い色合いです。ミネラリティもバッチリで、ドライさは半端なく、甘みはまるで有りません。要素の全てを開放してくれるような段階では有りませんが、シャンボールやフラジェ=エシェゾーのやや乾いた石灰感の強いイメージを濡れたテクスチュアで包み込み、ピノ・ノワールの深遠さを印象付けられました。

 リリース直後の愛想の良さなら2015年でしょう。2016年はより深く、ミネラル感、要素の複雑性から来る将来性は高いように思われます。今飲んでも充実していますが、今後数年に渡ってそのポテンシャルを開花してくれるものと思います。

 リーズナブルでエシェゾー近辺のベースワインを思わせてくれるチャーミングなピノ・ノワールでした。質感もしっかり有ります。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2015年のデゾネイ=ビセイは大化け!!こんなことが有り得るのかと、誰もがビックリするでしょう!!素晴らしいピノ・ノワールです!】
 それなりに結構長いワイン屋人生を送って来た noisy ですが、ここまで急成長・・と言うか、「激変」した造り手に出会うことは、まず無かった・・と言えます。

 記録では2002年のデゾネイ=ビセイのワインをご紹介させていただいたようになっていますし、noisy もちゃんと覚えていまして、そこそこは美味しいんですが、何せ野暮ったい・・テクスチュア良く無い・・干乾びた感じ・・(すみません・・)が何とも評価し辛く、ただ上級キュヴェはそれなりに・・と言うか、畑のポテンシャルがワインの味わいを押し上げていましたから、

「それなり・・だよなぁ・・」

と言うような自身の評価でした。


 なので、フィネスさんとリスタートしてからもテイスティングはしましたが、決して noisy も再度扱うことなく、今現在に至っている訳です。

 しかしながら、昨年の2014年もののテイスティングにおいては、ミネラリティが前面に出て来て、何とも武骨だった味わいに変化を感じたものの、やはり扱おうと言う気にさせるようなレベルにまでは至らず、

「・・ん・・やっと人並み・・(・・すみません・・)」

と言うような印象でした。


 ところがこの2015年ものはどうでしょう。何とも美しくミネラリティが輝いているような素晴らしい色合いをしているのが判ると思います。

 上の写真はACブル、下が、左上からACブル、右上がシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォー、左下がヴォーヌ=ロマネ、右下がジュヴレ=シャンベルタンです。

 どれも非常に美しい色合いで、透明な石灰系ミネラリティが赤を中心とした色合いを「コーティング」したように見受けられます。

 これはまるで「シルヴァン・パタイユ」系のワインに観られるような色合いでして、正に今、シルヴァン・パタイユをご紹介させていただいていますし、そのテイスティングをしたばかりですので・・

「・・うわぁ・・もしかして彼のところのコンサルティングを受けてるのかなぁ?」

などと邪推したくなるような見事な味わいなんですね。


 しかもデゾネイ=ビセイはコート・ド・ニュイの北から南にバランス良く畑を持っていまして、ジュヴレ有り、ヴォーヌ=ロマネ有りのフラジェ=エシェゾーの生産者なんですね。

 各ワインにつきましては各コラムをご覧いただければと思いますが、このACブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュは、

「フラジェ=エシェゾー村のACブルゴーニュ格の畑」

で造られています。これ・・まず滅多に無いです。


 しかも、フラジェ=エシェゾーの下部(東側)はクロ=ヴージョ、南側はヴォーヌ=ロマネの偉大な畑群、北側はシャンボール=コンブ・ドルヴォーに囲まれていますから、

「エシェゾー、もしくはヴォーヌ=ロマネ1級(レ・ボーモンとレ・ルージュ、アン・オルヴォー)以外の高い位置にある畑」

と言うことが判ります。フラジェ=エシェゾーはエシェゾーとヴォーヌ=ロマネ1級でほぼ占められちゃってますから・・。

・・と書いていたんですが・・間違いでした。確かにヴージョせき止められたような形になってますが、ヴォーヌ=ロマネ側に僅かに張り出した部分が有り、そこにレ・ルージュ・シャンとル・ポワリエ・ドウットが有りました。つまりここは東側、国道の下側です。レ・コンブと言う畑は国道側には無いし、何せ、コンブ・ドルヴォーのコンブ(谷)なので、こちらは上部(西)ですね。つまりは、アンリ・ジャイエが古の手法を復活させたとか初めてやったとか言われているキュヴェ・ロンドと言う、上部と下部のクリマの葡萄をセパージュする方法でした。すみません。


 で、飲んでみるとこれが今までとは大違い・・と言う部分は置いといて・・


「まるで、プティ・プティ・エシェゾー!!」

なんですね・・。


 良く出来たバランスの良いエシェゾーを、軽~く・・超エレガントにしたような味わいでして、(比較的)乾いた畑のニュアンスと、高貴な土のニュアンス、白い石灰がベースに有り、見事に赤いチェリーと黒いチェリーがしっかり丸く感じられ、それを透明なガラスやクリスタルのようなミネラリティがコーティングされるように、ツヤツヤのテクスチュアを感じさせてくれます。

 香りの上がり方も、そのピュアなニュアンスも、昨年までとは大違いで、非常にドライなのに何とも言えぬ心地良さは、

「まるでルイ・ユエランのシャンボールやACブルのワビサビの効いたジンワリと美味しいエキスそっくり」

でも有り、シミジミとした美味しさにやや高貴さをプラスしたような、素晴らしい出来栄えになっています。


 まぁ・・何で「プティ」を2回繰り返したか?・・・っていうとですね・・ちゃんと理由が有りましてね。それはシャンボールのコンブ・ドルヴォーがモロに「プティ・エシェゾー」だからなんですね。なので、その名前を付ける訳には行かなくなりまして、繰り返すことにした訳です。


 デゾネイ=ビセイのワインを良くご存知の方は、是非とも「有り得ない変身」をしたこのワインを飲んでみていただきたいと思いますし、全く知らない方も、この素晴らしい2015年のワインがデゾネイ=ビセイの最初の印象になる訳ですから、初めて飲んだデゾネイ=ビセイがとても良い・・と言う理解をしていただけるものと確信しています。

 是非どうぞ、この2015年ACブル、飲んでみてください。実はそんなには数は確保できないんです。なのでお早めに!お勧めいたします!


2016 Bourgogne Pinot Noir Vieilles Vignes
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14079
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はフラジェ エシェゾー村に位置する「Les Rouges Champs(レ ルージュ シャン)」「Le Poirier D`aout(ル ポワリエ ド ウット)」「Les Combes(レ コンブ)」の3区画で面積は合計約1.5haになります。最も古い区画は1937年に植樹されましたが植え替えも行われているため、ヴィンテージによっては若木葡萄の比率が高まって「Vieilles Vignes」の表記が付けられないこともあります(近年では2011年)。しなやかなタンニンと肉厚な旨味、開けたては固さも見られますが時間と共に味わいが開いて行きます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,590 (外税) 
【素晴らしかった2015年もの同様、濡れたテクスチュアでエレガントでドライな味わいです!】
 安心しました・・!まぁ、昨年、

「2015年ものでデゾネイ=ビセイが大化け!」

なんてプレゼンしてますから、その責任も有りますんで、ある意味、「ドキドキしながら・・」のテイスティングでした。

「(・・これで昔のデゾネイ=ビセイに戻っちゃってたら良い笑い者だよなぁ・・)」

などと・・まぁ、2015年は非常に素晴らしかったので、嘘にはならないんですけどね。


 それでもやはり、

「天候の影響がまだら模様に出ている・・その2016年ものをど仕上げたか?」

「さらなる伸長は有ったのか?」

「2016年ものの特徴は?」

辺りをしっかり探ろうと、非常に少ない入荷量の中、4アイテムのテイスティングをしたんですね。トップバッターがこのA.C.ブルゴーニュ・ピノ・ノワールでした。

 「素晴らしかった2015年もの同様云々・・」と書きだしていますが、全体の印象はその通りです。しかし、要素的にはより充実しているように思います。色合いも2015年もののようなやや軽い感じの淡さは無く、充実した深い色合いです。ミネラリティもバッチリで、ドライさは半端なく、甘みはまるで有りません。要素の全てを開放してくれるような段階では有りませんが、シャンボールやフラジェ=エシェゾーのやや乾いた石灰感の強いイメージを濡れたテクスチュアで包み込み、ピノ・ノワールの深遠さを印象付けられました。

 リリース直後の愛想の良さなら2015年でしょう。2016年はより深く、ミネラル感、要素の複雑性から来る将来性は高いように思われます。今飲んでも充実していますが、今後数年に渡ってそのポテンシャルを開花してくれるものと思います。

 リーズナブルでエシェゾー近辺のベースワインを思わせてくれるチャーミングなピノ・ノワールでした。質感もしっかり有ります。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2015年のデゾネイ=ビセイは大化け!!こんなことが有り得るのかと、誰もがビックリするでしょう!!素晴らしいピノ・ノワールです!】
 それなりに結構長いワイン屋人生を送って来た noisy ですが、ここまで急成長・・と言うか、「激変」した造り手に出会うことは、まず無かった・・と言えます。

 記録では2002年のデゾネイ=ビセイのワインをご紹介させていただいたようになっていますし、noisy もちゃんと覚えていまして、そこそこは美味しいんですが、何せ野暮ったい・・テクスチュア良く無い・・干乾びた感じ・・(すみません・・)が何とも評価し辛く、ただ上級キュヴェはそれなりに・・と言うか、畑のポテンシャルがワインの味わいを押し上げていましたから、

「それなり・・だよなぁ・・」

と言うような自身の評価でした。


 なので、フィネスさんとリスタートしてからもテイスティングはしましたが、決して noisy も再度扱うことなく、今現在に至っている訳です。

 しかしながら、昨年の2014年もののテイスティングにおいては、ミネラリティが前面に出て来て、何とも武骨だった味わいに変化を感じたものの、やはり扱おうと言う気にさせるようなレベルにまでは至らず、

「・・ん・・やっと人並み・・(・・すみません・・)」

と言うような印象でした。


 ところがこの2015年ものはどうでしょう。何とも美しくミネラリティが輝いているような素晴らしい色合いをしているのが判ると思います。

 上の写真はACブル、下が、左上からACブル、右上がシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォー、左下がヴォーヌ=ロマネ、右下がジュヴレ=シャンベルタンです。

 どれも非常に美しい色合いで、透明な石灰系ミネラリティが赤を中心とした色合いを「コーティング」したように見受けられます。

 これはまるで「シルヴァン・パタイユ」系のワインに観られるような色合いでして、正に今、シルヴァン・パタイユをご紹介させていただいていますし、そのテイスティングをしたばかりですので・・

「・・うわぁ・・もしかして彼のところのコンサルティングを受けてるのかなぁ?」

などと邪推したくなるような見事な味わいなんですね。


 しかもデゾネイ=ビセイはコート・ド・ニュイの北から南にバランス良く畑を持っていまして、ジュヴレ有り、ヴォーヌ=ロマネ有りのフラジェ=エシェゾーの生産者なんですね。

 各ワインにつきましては各コラムをご覧いただければと思いますが、このACブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュは、

「フラジェ=エシェゾー村のACブルゴーニュ格の畑」

で造られています。これ・・まず滅多に無いです。


 しかも、フラジェ=エシェゾーの下部(東側)はクロ=ヴージョ、南側はヴォーヌ=ロマネの偉大な畑群、北側はシャンボール=コンブ・ドルヴォーに囲まれていますから、

「エシェゾー、もしくはヴォーヌ=ロマネ1級(レ・ボーモンとレ・ルージュ、アン・オルヴォー)以外の高い位置にある畑」

と言うことが判ります。フラジェ=エシェゾーはエシェゾーとヴォーヌ=ロマネ1級でほぼ占められちゃってますから・・。

・・と書いていたんですが・・間違いでした。確かにヴージョせき止められたような形になってますが、ヴォーヌ=ロマネ側に僅かに張り出した部分が有り、そこにレ・ルージュ・シャンとル・ポワリエ・ドウットが有りました。つまりここは東側、国道の下側です。レ・コンブと言う畑は国道側には無いし、何せ、コンブ・ドルヴォーのコンブ(谷)なので、こちらは上部(西)ですね。つまりは、アンリ・ジャイエが古の手法を復活させたとか初めてやったとか言われているキュヴェ・ロンドと言う、上部と下部のクリマの葡萄をセパージュする方法でした。すみません。


 で、飲んでみるとこれが今までとは大違い・・と言う部分は置いといて・・


「まるで、プティ・プティ・エシェゾー!!」

なんですね・・。


 良く出来たバランスの良いエシェゾーを、軽~く・・超エレガントにしたような味わいでして、(比較的)乾いた畑のニュアンスと、高貴な土のニュアンス、白い石灰がベースに有り、見事に赤いチェリーと黒いチェリーがしっかり丸く感じられ、それを透明なガラスやクリスタルのようなミネラリティがコーティングされるように、ツヤツヤのテクスチュアを感じさせてくれます。

 香りの上がり方も、そのピュアなニュアンスも、昨年までとは大違いで、非常にドライなのに何とも言えぬ心地良さは、

「まるでルイ・ユエランのシャンボールやACブルのワビサビの効いたジンワリと美味しいエキスそっくり」

でも有り、シミジミとした美味しさにやや高貴さをプラスしたような、素晴らしい出来栄えになっています。


 まぁ・・何で「プティ」を2回繰り返したか?・・・っていうとですね・・ちゃんと理由が有りましてね。それはシャンボールのコンブ・ドルヴォーがモロに「プティ・エシェゾー」だからなんですね。なので、その名前を付ける訳には行かなくなりまして、繰り返すことにした訳です。


 デゾネイ=ビセイのワインを良くご存知の方は、是非とも「有り得ない変身」をしたこのワインを飲んでみていただきたいと思いますし、全く知らない方も、この素晴らしい2015年のワインがデゾネイ=ビセイの最初の印象になる訳ですから、初めて飲んだデゾネイ=ビセイがとても良い・・と言う理解をしていただけるものと確信しています。

 是非どうぞ、この2015年ACブル、飲んでみてください。実はそんなには数は確保できないんです。なのでお早めに!お勧めいたします!


2016 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン

14075
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Sylvie(シルヴィ)」、「Les Plattières(レ プラティエール)」、「Les Murots(レ ムロ)」の3区画に畑が点在しています。植樹は1985~1986年で面積は約0.48ha、緩やかな斜面で石がまばらに散らばる粘土石灰質土壌ですべて所有畑になります。唯一「Vieilles Vignes」ではないワインでイチゴのようなフレッシュな香り、ピノ ノワールらしいきれいな酸味と力強いタンニン、余韻が非常に長いパワフルな味わいのワインです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,680 (外税) 
【かなり旨いです!・・美しく濡れたテクスチュア、ふわっと立ち昇るアロマ、ドライな極上ジュヴレです!】
 2015年もの以上に仕上がった可能性の高い2016年村名ジュヴレ=シャンベルタンです。まぁ、そうは言いつつも個人的な好みは人それぞれに有りますから、どっちが良いとは一概に言えない部分では有ります。

 2015年ものはもっと・・エレガント系で赤い果実がふんわりと、充実したエキスから立ち昇る感じでした。2016年ものも、確かにその延長上には有るんですが、例えばいきなり「ヴィエイウ・ヴィーニュ」になったような感じ・・と言葉にすると判りやすいかもしれません。内容が充実した感じなんですね。複雑性も高いしジュヴレらしい押し出しも有る・・しかし、濡れてフワッとした実に良い感じが有りつつ、滅茶ドライでふんわりしつつ、構造の深さを埋め尽くすだけの要素を持ち合わせている・・そんな感じです。勿論今飲んでも美しいスタイルで旨いです。

 2015年ものはルイ・ユエランがジュヴレを造ったような感じ・・とお伝えしましたが、2016年はギイヤールのジュヴレに透明感と立体感を付け加えたような仕上がり・・と言えば判りやすいかもしれません。

 2015年と2016年は、似たスタイル、同じ軸上に有るのは確かですが、受ける印象は結構に違い、よりポテンシャルは高い・・と感じました。是非飲んでみてください。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【エレガントな村名ジュヴレ=シャンベルタン・・って、飲んだこと有りますか?・・意外に存在しないと思いますよ。ルイ・ユエランがジュヴレを造ったようなイメージです!】
 何度も書くようで申し訳ないですが、デゾネイ=ビセイのワインが本当にこんなに美しい色合いを見せつけて来るとは思いもしなかったので・・ある意味、その反動が出ちゃってるかもしれません。とても美しく、そしてエレガントで有り、ドライなのにちゃんと旨みが存在し、たっぷりある透明なミネラリティとそれを支える白い石灰的なミネラリティが、ピュアな味わいを生み出しています。

 下の写真を見ればお分かりかと思うんですが、一番濃い色合いをしているのはシャンボールです。ジュヴレはヴォーヌ=ロマネとどっこいな感じで、決して濃くは無いですよね?

 そして、重い感じの色合いも無いでしょう?・・普通ならもっと「どしっ」とした重量を見せるような色合いのものが多いかと思うんですが、そんなニュアンスは見受けられません。

 味わいも実際に、鈍重さの無いバランスに優れた味わいで、鉄っぽさとか、ワイルドさなどは「さらり」とした表現をしてくれます。その分、果実の表情が細やかで、まるで小粒のチェリーを脚付きの透明なパフェグラスに載せ、甘く無いガムシロップでコーティングしたかのような味わいです。

 で、ジュヴレっぽく無いか・・と言うと、全くそうでは無く、むしろちゃんとジュヴレの個性が際立って感じられるのが不思議です。骨格はちゃんと備わっている・・と言うことなんでしょう。

 このジュヴレだけはヴィエイユ・ヴィーニュの表記の無いワインなんですが、

「エレガントだからそう思えてしまうけれど、決して軽量級のワインでは無い。」

「これほどまでにミネラリティのしっかり有るACジュヴレは、まず見当たらない。」

と言えると思います。


 ACブルのコラムでも書きましたが、まるでこのミネラリティ感は、

「シルヴァン・パタイユも真っ青・・。そっくり・・」

で有り、安易に真似しようとしたとしても出来ることでは無い・・と思うんですね。

 また、ルーミエさんのワインにも似ていますが、果実の出方がちょっと違うかな?・・と思います。むしろルーミエさんの方が果実酸の構成が豊かというか、やや甘さが有ると言うか、そんな感じで、デゾネイ=ビセイのジュヴレはもっとドライ・・まるで甘味が無いのに旨みが有る・・と言うようなニュアンスです。

 ピノ・ノワール好きなら、やはり試してみたくなる味わいかと思います。大変身を遂げたデゾネイ=ビセイの2015年ジュヴレ=シャンベルタン。是非飲んでみてください。お勧めします!



2016 Chambolle-Musigny la Combe d'Orveau Vieilles Vignes
シャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14076
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
ピノ・ノワール100%。 「Combe d`Orbeaux(コンブ・ドルボー)」の区画の他に「Aux Beaux Bruns(オー・ボー・ブラン)」の区画の葡萄も使用しており、最も古い葡萄の木は1940年に植樹されたもので面積は約0.58haになります。小砂利が散らばる粘土石灰質土壌で約15%が所有畑、残りはフェルマージュになります。野イチゴやラズベリーのような香りがあり、シャンボール ミュジニーらしいエレガントで繊細な酸味と果実味、ビロードのような滑らかさもありますが、特級エシェゾーに隣接することもあって力強さと凝縮感も感じられます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,150 (外税) 
【非常に・・美味いです!今のところの2016年シャンボールではピカイチ!】
 先日も「2016年シャンボールで白眉」と書いてしまいましたので、同じフレーズは使い辛く、ピカイチに変えてお題目に入れさせていただきました。軽くてすみません・・。

 いや、でもこれ、滅茶旨いんですよ。シャンボールチックで、エシェゾーの乾いた感じの土からのフラワリーさやハーブ的ニュアンスに混じる赤い果実・・良いですよね~~。

 このコンブ・ドルヴォーはエシェゾーに接するような区画ですが・・、例えばエシェゾーはグラン・クリュですから、造り手がそのポテンシャルを高めようと、無理に凝縮させたり、人為的な介入を大きくしてしまうと・・へそを曲げちゃう厄介なグラン・クリュでも有ります。だからこそ、複数区画をブレンドすると結果が良いとか・・と言うことに成ってくる訳です。

 むしろそんなエシェゾーの真の姿に近い一部分を見せてくれるワインでも有りますし、何せあの「ミュジニー・グラン・クリュ」に接し(村名区画は接してはいない)、1級格も存在するのがこの「ラ・コンブ・ドルヴォー」ですから、ミュジニー的なものの見事な赤い香水のようなアロマは無いにせよ、その基盤となっているやや硬めなミネラリティからの表情をも、持ち合わせています。

 口内で感じる粒子の一粒一粒は、非常に目が細やかで、もはや粒子と感じられないような流体感が有ります。これは非常に美味いです。2015年も美味しかったですけどね!2015年ものと色合いを是非比べてみてください・・全然違うでしょう?・・是非飲んでみてください!超お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【これはもう「プティ・エシェゾー」!!バランスの良く無いグラン・クリュ・エシェゾーより美味しいです!見事な出来!!】
「・・おいおい・・シャンボールのワインをエシェゾーに似ているなんて言っちゃって良いの~?」

 なんて声が聞こえて来そうですが・・

「良いんです!」

 まぁ、どこかのネットのショッピングモールのCMのような感じで言っちゃいたくなりますが、良いんですよ。そうゆうものですから。

 実はフラジェ=エシェゾーはヴォーヌ=ロマネ村とシャンボール=ミュジニー村に挟まれていますが、この「ラ・コンブ・ドルヴォー」は、フラジェ=エシェゾーとシャンボール=ミュジニーに跨って存在している、いや、少し分散はしているんですけれど、ボンヌ=マールがシャンボールとモレに跨っているような感じと思っていただいて良いかと思います。

 ですので、敢えて言ってしまえばシャンボールっぽくは無く、さりとてエシェゾーほどの個性を発揮できないワインが多いのが普通です。

 シャンボール側のコンブ・ドルヴォーは、ミュジニーを名乗れる部分も有り、1級部分も有り、村名部分も有りますが、1級以上の部分については勿論シャンボールっぽいんですが、村名はむしろエシェゾーっぽい感じなんですね。

 なのでこのラ・コンブ・ドルヴォーはそんなニュアンスを多く持っていますが、非常に出来が宜しくて・・何と、

「プティ・エシェゾーと呼びたい!」

ほどのバランスの良さを見せます。


 色合いも重厚ですよね。それに何より美しいです。紫色がしっかり入ったやや濃いめの色合いですが、鈍重になることなく、しかし非常に深い味わいがします。

 ミネラリティのコーティングは他のワインと同様ですが、このワインだけは低い位置から上方に向かっての押上がしっかり有ります。

 グラン・クリュ・エシェゾーは、畑が広く、またそのクリマが沢山有りますので、単一のクリマものは偏ったバランスになってしまうことが多く、上部と下部のクリマをセパージュして造る場合が多いんです。一般的には単一ものはエシェゾー・デュ・ドゥスー位ですね。しかも黒味や茶が多く結構に鈍重になるか、またその反対に赤味はしっかりあるものの軽く成り過ぎる場合も有りますし、何ともバランスの悪い「中抜け・中域不足」のものも見受けられます。

 ところがこの「ラ・コンブ・ドルヴォー」は、その抜けやすい「中域」部分がしっかり有り、濃密さもバッチリ有ります。密度が兎にも角にも高く、低域と高域しかないようなスカスカな味わいじゃないんですね。なので感じられるやや色の濃いチェリーもリアリティが有り、非常に満足感の高いワインに仕上がっています。

 ん~・・今まで飲んだ「村名コンブ・ドルヴォー」では最高じゃないかな・・と思います。アンヌ・グロとかより確実に美味しいです!

 しかも今飲んでも美味しさは充分です。勿論長く持ちますよ。是非飲んでみてください。「プティ・エシェゾー」・・だと思います。


2016 Vosne-Romanee Vieilles Vignes
ヴォーヌ=ロマネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14078
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑の広さは約1haで国道74号線に隣接する緩やかな斜面の「Le Pré de la Folie(ル プレ ド ラ フォリエ):0.21ha」、丘の上部に位置し、南東向きで石が多い「Les Beaux-Monts Hauts Rougeots(レ ボー モン オー ルージョ):0.64ha」、同じく丘の上部に位置し、東向きの急斜面で小砂利の多い「Les Rouges du Dessus(レ ルージュ デュ ドゥシュ):0.15ha」の3つの区画の葡萄を使用しています。植樹は1966年、1982~1986年で約半分が所有畑、残りはフェルマージュになります。野イチゴのようなスパイシーな香り、酸味とミネラルが豊かで丸みのある舌触り、アフターにしっかりとしたタンニンが長く残ります。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,150 (外税) 
【ミネラリティバッチリ!非常に美しいです!】
 人間は何事にもそれなりの思い込みを持って臨みやすいですから、2016年もののテイスティングとなると、その前以て吹き込まれてしまったネガティヴなイメージとか、もし持ち合わせているのであれば、その前年までの印象とかから、

「おそらくこのキュヴェはそんな仕上がりになっているんじゃないか?」

と想像してしまうものです。経験が無ければそれなりに・・有ってもそれなりに・・です。


 赤い果実が生き生きとしていた2015年の軽やかな美味しさとは、また違うイメージを感じさせてくれた2016年でした。だって・・色の構成自体、全然違うじゃないですか。2015年は多分、2年前の暮れのご紹介だったと思いますから、ご案内のタイミング的には少し遅いんですね。2016年ものは2月になってようやくですから。

 2015年がピュアなレッドだと言い切ってしまえば、2016年は深いレッド&ブラックだと言えるでしょう。ミネラル感は2015年もの以上に・・本当にマンモスに存在しています。収穫のタイミングは2016年は遅くなり、より熟したがハツラツとした酸っぱい酸は失い、柔らかでやや温かみを感じさせる優しい酸と、酵母が喰い切るにちょうど良い量の糖分を得たと言えると思います。

 そのため、ヴォーヌ=ロマネらしい柔らかな酸を得て、ピノ・ノワールらしいエレガンスを発揮、膨大なミネラリティの中に要素を隠し持つ深淵なスタイルに仕上がったと想像しています。

 アロマはしっとりと濡れてスピードも有り、柔らかさを感じさせる素晴らしいものです。中域も適度に膨らみますが、膨大なミネラリティがそれ以上には中々膨らまさせない感じで、しかし濡れたテクスチュアが美しさを伸びやかに感じさせてくれ、ほんのり甘みさえ感じさせるビター感を発揮しながら消えて行きます。非常に素晴らしいと思います。

 もっとも、この状態が飲み頃だと言う訳では無く、やや早いです。ドライですから、青物のサラダなどの動物系が入らないものと食しますと、まだキビシイです。もう少し落ち着いてからが良いでしょう。

 反対に肉系でしたら・・むしろミネラリティが隠している要素を引っ張りだしてくれるような感じになりますので、今行っちゃっても良いかな?・・と感じました。実に美しくしっとりした深み有る村名ヴォーヌ=ロマネです。是非飲んでみてください。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【見事に美味しい!たっぷりチェリーにクリスタルのコーティング!どうしちゃったの?デゾネイ=ビセイ!】
 いや~・・美味しかったですね。因みにあのアメリーちゃんの2015年ヴォーヌ=ロマネも旨かったですね~。そろそろ皆さんのコメントが集まり始めていますが、

「・・いや~2015年のヴォーヌ=ロマネ!・・旨かったです・・幸せだった~!」

のような感じで、

「もっと買っておきたかったなぁ!」

と、何人もの方から言われました。

 ついでに・・飲めなかったジュヴレ村名も、

「若いワインなのに綺麗で滅茶美味しかった!」

と店に買いにいらっしゃるお客様からも激賞の声をいただきました。


 まぁ、ベルトーのヴォーヌ=ロマネほどは安くは無いんですが、それでもこのプライスでヴォーヌ=ロマネV.V.が購入できる生産者はそうはいません。ポテンシャルもほぼ同等と思いますが、それでも味わいの傾向はやや違います。

 ヴォーヌ=ロマネで有りながらも、口に含んだ後のニュアンスがまるで「ミュジニー」が感じさせてくれるようなノーズに抜けるアロマだったアメリー・ベルドーでしたが、こちらは、そんなニュアンスもほんのりとは持ちつつも、もっと・・

「透明な美しい照りの有るクリスタル的ミネラリティに希少金属類が見せる細やかな表情」

が特徴かな?・・と思うんですね。


 まず色合いが美しいです。鈍重さの無い、酸の柔らかなヴォーヌ=ロマネのニュアンスが有ります。しかし、温かみの有るバランスになることが多い(ベルトーやシリュグがそうです)とは言え、むしろデゾネイ=ビセイのヴォーヌ=ロマネV.V.は、結構に冷ややかです。

 敢えて大げさに言うならロマネ=サン=ヴィヴァン的と言うか、エシェゾーの上方に有るヴォーヌ=ロマネ・レ・ルージュ的と言うべきか、やや乾いきつつも精妙なるニュアンスを持っているんですね。

 いや、勘違いしないでくださいね。ロマネ=サン=ヴィヴァンやレ・ルージュと一緒だと言ってる訳では無いです。そのような、似たようなニュアンスが有って精妙だと・・言うことなんです。


 これは、noisy 的には最高の誉め言葉なんですね。勿論、「荘厳」とまでは言ってませんで、そこまで言ったらまずそのような最高のワインとほぼ同格だと・・言ってると思ってください。そのちょっと手前です。


 それにしてもデゾネイ=ビセイのワインに、このような言葉を使いつつお勧めすることになるとは・・思ってもいませんでした。皆さんも一緒かもしれませんが、有り得ないような大変身をしたデゾネイ=ビセイのヴォーヌ=ロマネV.V.、飲んでみていただけないでしょうか。とてもお勧めしています。滅茶美味しいです!ご検討くださいませ。




2016 Vosne-Romanee 1er Cru les Beaumonts Vieilles Vignes
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14077
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。植樹は1960年で、畑は「Les Beaux-Monts Haut(レ ボー モン オー)」の区画にあり、面積は約0.53haです。東向きの斜面で大小さまざまな石が散らばる粘土質土壌になります。約15%が所有畑で残りがフェルマージュになります。熟したサクランボのような香り、果実味とミネラルが豊か、オイリーでチャーミングな味わい。余韻にタンニンが感じられます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,790 (外税) 
【こちらはテイスティング出来ませんでした。】
 すみません、飲めませんでした。残るようならテイスティングしてみたいと思いますが、こんなにリーズナブルな1級レ・ボーモンは他には存在しないでしょうしね。昔12000円位だったのでデゾネイ=ビセイ2016年と同じ位では有りますが、かのジャイエ翁のレ・ボーモンは現在、150万円位からのようです。まぁ、それがワインの世界の掟では有りますが、それにしても・・何だかなぁ・・と思ってしまいます。このワインも150万円に・・はならないとは思いますが、可能性は無いと断言は出来ません。ご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【・・飲む予定でしたが間に合いませんでした・・でも非常に期待できるワインかと思います!】
 いや~・・これは飲む予定だったんですが、間に合いませんで・・残念です。

 あの素晴らしいヴォーヌ=ロマネV.V.やシャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォーと言う村名ワインを飲んでしまったら、


「・・是非とも1級以上も試してみたい!」

と思い込んでしまう noisy の気持ちを判って欲しいなぁ・・と・・。

「・・いや、それ、あんたの仕事でしょ・・」

と返されるのが山かと思いますけどね。でも、それだけ期待の出来るワインが有る・・と言うことは嬉しい大誤算でもある訳でして、その山を当てる辺りがワイン屋の醍醐味・・とも言えます。

 まぁ、誰もが素晴らしい、欲しいと思ってからなら、何とでも言える訳ですから。誰もがダメだと、いや、そんな生産者は知らない、もう終わってる・・などと思われている時に、

「いや、物凄いワインになったんだよ・・」

と言えて初めて、存在意義が生まれるのかなぁ・・と思う訳です。


 皆さんもこのように美しいグラデュエーションを見せつけられたら、心が動いちゃいますよね。

 しかもこのデゾネイ=ビセイと言う生産者は、

「フラジェ=エシェゾーのドメーヌ」

でして、モロにその判りにくい「フラジェ=エシェゾー」と言う土地の個性を表現しています。今までもそうだったとは思いますが、その味わいは「イマイチ」だったんです(・・すみません)。


 このレ・ボーモン・オーは、あの「ヴォーヌ=ロマネ・レ・ルージュ」の南側にある高度の高い畑でして、やや重みのある「レ・ボーモン・バ」とも違い、やや軽量で赤い果実を表現してくれるリューディです。


 今までは・・エージェント情報にもある様に、「余韻にタンニンが感じられます。」と言うようなワインだったと思いますが、2015年ものは敢えてそのようなコメントが必要のないものに成った・・だろうと確信しています。他のコラムでタンニンについては、noisy は書いていないですよね?・・たぶん必要ないんですね・・バランスが非常に良いですから。

 1級レ・ボーモンとしますと、有り得ない位にリーズナブルなワインです。是非挑戦してみてください。noisy もまだ飲めない分、是非ご感想などお聞かせください。


2016 Echezeaux Grand Cru Vieilles Vignes
エシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

14074
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。最も古い葡萄の木は1902年に植えられ、現在では樹齢110年を越えています。面積は約0.34haで、南東向きで大きい石が散らばる「En Orveaux(アン オルヴォー):0.17ha」、小石が多い「Les Treux(レ トルー):0.06ha」、石が少なく古木が多い「Les Champs Traversins(レ シャン トラヴェルサン):0.1ha」の3区画の葡萄が使われます。こちらも約半分が所有畑で残りはフェルマージュになります。赤いサクランボやスミレの花のような香りがあり、オイリーでミネラル豊か。上記のグラン エシェゾーより集中していてパワフルなのがこのワインの特徴です。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥24,700 (外税) 
【非常に少ないです!】
 2016年のデゾネイ=ビセイはトップ・キュヴェであるグラン=ゼシェゾーを生産できず、このエシェゾーがトップ・キュヴェとしてリリースされました。3つのリューディをブレンドして造り上げる伝統の味わいです。是非ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【こうなってくるとこの2つのグラン・クリュが大化けしているに違いない・・と踏んでいます!! 】
 これだけデゾネイ=ビセイのワインが向上し非常に美しいスタイルになって来たことが判るとなると、このドメーヌが持つ二枚看板の「エシェゾー」と「グラン=ゼシェゾー」が非常に気になってしまいます。

 ちょっと調べてみると、グラン=ゼシェゾーの所有者は21~22人ほど、ちょうど左の画像、上が北で下が南、左が東ですが、「Grands-Echezeaux」の文字の辺り、ど真ん中ですね・・ほぼ1/3~1/4強をDRCが所有していまして、それ以外を20軒ほどで分け合って所有しています。

 一番北の端に濃い青で点を付けた辺りがデゾネイ=ビセイの所有地と見られますから・・

「物凄い場所!」

に畑が有ることが判ります。


 ヴージョ城の所には「Clos de Vougeot」のポールが立っていますが、ここはメオ=カミュゼがその周りと下部(東側)を持っていまして「ガレンヌ」と言う区画です。

 そのヴージョ城の北側が「グロ・フレール」が所有する「ミュジニ(Musigni)」で、その上はもう「ミュジニー(プティ・ミュジニー)です。

 そして、そのデゾネイ=ビセイのグラン=ゼシェゾーの上(西側)はエシェゾー(レ・ポウレイエール)です。


 つまり、

「クロ=ヴージョ最高の場所とエシェゾーに接したグラン=ゼシェゾー!」

で有って、

「ミュジニーとクロ=ヴージョとエシェゾーとグラン=ゼシェゾーの狂宴!」

と言う、ちょっと化け物じみた場所に有る畑のワイン・・と言うことになるんですね。


 まぁ、2014年から確実に進化しはじめたのを見ている noisy としましては、2015年の下級クラスのワインの素晴らしさを見れは、看板の2アイテムは是非とも飲んでみたいものです。

 何より、2014年以前でもこの2アイテムに限っては、結構良かったのも事実なんです。余りにクラシックで、若い内はボソボソっとしたテクスチュアでミネラリティが奥に引っ込んだ感じの下級クラスに比較し、やはりそこはさすがのグラン・クリュと言うような部分では有るかと思いますが、それでも評価をされる方も少なく無かったんですね。


 また、エシェゾーの方も魅力的です。「リューディ・アン・オルヴォー」は、グラン=ゼシェゾーで説明させていただいた「レ・ポウレイエール」のさらに北に有る畑でして、

「このリューディはシャンボール=ミュジニー側にはみ出したような形で、シャンボール=ミュジニー村の畑とフラジェ=エシェゾー村の畑の両方が有る」

んですよ。


 しかも、シャンボール側のアン・オルヴォーは、グラン・クリュ・ミュジニー、1級、村名の3クラスにも細分されていますし、フラジェ=エシェゾーも、グラン・クリュ・エシェゾーと1級の両方が有る・・と言う、非常にややこしい畑なんですね。

 すなわち、ヴォーヌ=ロマネのニュアンスも持ちつつ、シャンボールの・・と言うか、ミュジニーっぽいニュアンスも持ち合わせていると言うスタイルで、グラン=ゼシェゾーの強い果実の風味の出やすい味わいとも、かなり違った印象を受けるはず・・と思うんですね。それに「レ・シャン・トラヴェルサン」は、このアン・オルヴォーの南に接しています。


 グラン=ゼシェゾーの南に接する「レ・トルー」は、上記の2つのリューディの高い高度は持っておらず、しかも北部では無く南部と言うロケーションでして、

「良いエシェゾーを造るには、上部と下部をセパージュする」

と言う鉄則にも当てはまっています。


 なので、このエシェゾーも非常に楽しみな2015年・・と言うことになりまして・・


「・・飲んじゃおうかな・・」

などと思っています。売れなかったら飲んでしまう魂胆でおりますんで・・はい。


 もし、デゾネイ=ビセイの他のアイテムのレヴューを見て、

「・・これは期待できそうかな?」

と・・アンテナがビンビン来た方は、是非ともトライしていただきたいと思います。下があれだけ旨いんですから上が悪い訳が無いとは思いますが、何せ十数年も扱ってなかった造り手ですので、さすがの noisy も断言はし辛いところです。是非ともご検討くださいませ。


2015 Bourgogne Pinot Noir Vieilles Vignes
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ

13078
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑はフラジェ エシェゾー村に位置する「Les Rouges Champs(レ ルージュ シャン)」「Le Poirier D`aout(ル ポワリエ ド ウット)」「Les Combes(レ コンブ)」の3区画で面積は合計約1.5haになります。最も古い区画は1937年に植樹されましたが植え替えも行われているため、ヴィンテージによっては若木葡萄の比率が高まって「Vieilles Vignes」の表記が付けられないこともあります(近年では2011年)。しなやかなタンニンと肉厚な旨味、開けたては固さも見られますが時間と共に味わいが開いて行きます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,590 (外税) 
【2015年のデゾネイ=ビセイは大化け!!こんなことが有り得るのかと、誰もがビックリするでしょう!!素晴らしいピノ・ノワールです!】
 それなりに結構長いワイン屋人生を送って来た noisy ですが、ここまで急成長・・と言うか、「激変」した造り手に出会うことは、まず無かった・・と言えます。

 記録では2002年のデゾネイ=ビセイのワインをご紹介させていただいたようになっていますし、noisy もちゃんと覚えていまして、そこそこは美味しいんですが、何せ野暮ったい・・テクスチュア良く無い・・干乾びた感じ・・(すみません・・)が何とも評価し辛く、ただ上級キュヴェはそれなりに・・と言うか、畑のポテンシャルがワインの味わいを押し上げていましたから、

「それなり・・だよなぁ・・」

と言うような自身の評価でした。


 なので、フィネスさんとリスタートしてからもテイスティングはしましたが、決して noisy も再度扱うことなく、今現在に至っている訳です。

 しかしながら、昨年の2014年もののテイスティングにおいては、ミネラリティが前面に出て来て、何とも武骨だった味わいに変化を感じたものの、やはり扱おうと言う気にさせるようなレベルにまでは至らず、

「・・ん・・やっと人並み・・(・・すみません・・)」

と言うような印象でした。


 ところがこの2015年ものはどうでしょう。何とも美しくミネラリティが輝いているような素晴らしい色合いをしているのが判ると思います。

 上の写真はACブル、下が、左上からACブル、右上がシャンボール=ミュジニー・コンブ・ドルヴォー、左下がヴォーヌ=ロマネ、右下がジュヴレ=シャンベルタンです。

 どれも非常に美しい色合いで、透明な石灰系ミネラリティが赤を中心とした色合いを「コーティング」したように見受けられます。

 これはまるで「シルヴァン・パタイユ」系のワインに観られるような色合いでして、正に今、シルヴァン・パタイユをご紹介させていただいていますし、そのテイスティングをしたばかりですので・・

「・・うわぁ・・もしかして彼のところのコンサルティングを受けてるのかなぁ?」

などと邪推したくなるような見事な味わいなんですね。


 しかもデゾネイ=ビセイはコート・ド・ニュイの北から南にバランス良く畑を持っていまして、ジュヴレ有り、ヴォーヌ=ロマネ有りのフラジェ=エシェゾーの生産者なんですね。

 各ワインにつきましては各コラムをご覧いただければと思いますが、このACブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュは、

「フラジェ=エシェゾー村のACブルゴーニュ格の畑」

で造られています。これ・・まず滅多に無いです。


 しかも、フラジェ=エシェゾーの下部(東側)はクロ=ヴージョ、南側はヴォーヌ=ロマネの偉大な畑群、北側はシャンボール=コンブ・ドルヴォーに囲まれていますから、

「エシェゾー、もしくはヴォーヌ=ロマネ1級(レ・ボーモンとレ・ルージュ、アン・オルヴォー)以外の高い位置にある畑」

と言うことが判ります。フラジェ=エシェゾーはエシェゾーとヴォーヌ=ロマネ1級でほぼ占められちゃってますから・・。

・・と書いていたんですが・・間違いでした。確かにヴージョせき止められたような形になってますが、ヴォーヌ=ロマネ側に僅かに張り出した部分が有り、そこにレ・ルージュ・シャンとル・ポワリエ・ドウットが有りました。つまりここは東側、国道の下側です。レ・コンブと言う畑は国道側には無いし、何せ、コンブ・ドルヴォーのコンブ(谷)なので、こちらは上部(西)ですね。つまりは、アンリ・ジャイエが古の手法を復活させたとか初めてやったとか言われているキュヴェ・ロンドと言う、上部と下部のクリマの葡萄をセパージュする方法でした。すみません。


 で、飲んでみるとこれが今までとは大違い・・と言う部分は置いといて・・


「まるで、プティ・プティ・エシェゾー!!」

なんですね・・。


 良く出来たバランスの良いエシェゾーを、軽~く・・超エレガントにしたような味わいでして、(比較的)乾いた畑のニュアンスと、高貴な土のニュアンス、白い石灰がベースに有り、見事に赤いチェリーと黒いチェリーがしっかり丸く感じられ、それを透明なガラスやクリスタルのようなミネラリティがコーティングされるように、ツヤツヤのテクスチュアを感じさせてくれます。

 香りの上がり方も、そのピュアなニュアンスも、昨年までとは大違いで、非常にドライなのに何とも言えぬ心地良さは、

「まるでルイ・ユエランのシャンボールやACブルのワビサビの効いたジンワリと美味しいエキスそっくり」

でも有り、シミジミとした美味しさにやや高貴さをプラスしたような、素晴らしい出来栄えになっています。


 まぁ・・何で「プティ」を2回繰り返したか?・・・っていうとですね・・ちゃんと理由が有りましてね。それはシャンボールのコンブ・ドルヴォーがモロに「プティ・エシェゾー」だからなんですね。なので、その名前を付ける訳には行かなくなりまして、繰り返すことにした訳です。


 デゾネイ=ビセイのワインを良くご存知の方は、是非とも「有り得ない変身」をしたこのワインを飲んでみていただきたいと思いますし、全く知らない方も、この素晴らしい2015年のワインがデゾネイ=ビセイの最初の印象になる訳ですから、初めて飲んだデゾネイ=ビセイがとても良い・・と言う理解をしていただけるものと確信しています。

 是非どうぞ、この2015年ACブル、飲んでみてください。実はそんなには数は確保できないんです。なのでお早めに!お勧めいたします!


2015 Gevrey-Chambertin
ジュヴレ=シャンベルタン

13074
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ジュヴレ=シャンベルタン
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。「Sylvie(シルヴィ)」、「Les Plattieres(レ プラティエール)」、「Les Murots(レ ムロ)」の3区画に畑が点在しています。植樹は1985~1986年で面積は約0.48ha、緩やかな斜面で石がまばらに散らばる粘土石灰質土壌ですべて所有畑になります。唯一「Vieilles Vignes」ではないワインでイチゴのようなフレッシュな香り、ピノ ノワールらしいきれいな酸味と力強いタンニン、余韻が非常に長いパワフルな味わいのワインです。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,680 (外税) 
【エレガントな村名ジュヴレ=シャンベルタン・・って、飲んだこと有りますか?・・意外に存在しないと思いますよ。ルイ・ユエランがジュヴレを造ったようなイメージです!】
 何度も書くようで申し訳ないですが、デゾネイ=ビセイのワインが本当にこんなに美しい色合いを見せつけて来るとは思いもしなかったので・・ある意味、その反動が出ちゃってるかもしれません。とても美しく、そしてエレガントで有り、ドライなのにちゃんと旨みが存在し、たっぷりある透明なミネラリティとそれを支える白い石灰的なミネラリティが、ピュアな味わいを生み出しています。

 下の写真を見ればお分かりかと思うんですが、一番濃い色合いをしているのはシャンボールです。ジュヴレはヴォーヌ=ロマネとどっこいな感じで、決して濃くは無いですよね?

 そして、重い感じの色合いも無いでしょう?・・普通ならもっと「どしっ」とした重量を見せるような色合いのものが多いかと思うんですが、そんなニュアンスは見受けられません。

 味わいも実際に、鈍重さの無いバランスに優れた味わいで、鉄っぽさとか、ワイルドさなどは「さらり」とした表現をしてくれます。その分、果実の表情が細やかで、まるで小粒のチェリーを脚付きの透明なパフェグラスに載せ、甘く無いガムシロップでコーティングしたかのような味わいです。

 で、ジュヴレっぽく無いか・・と言うと、全くそうでは無く、むしろちゃんとジュヴレの個性が際立って感じられるのが不思議です。骨格はちゃんと備わっている・・と言うことなんでしょう。

 このジュヴレだけはヴィエイユ・ヴィーニュの表記の無いワインなんですが、

「エレガントだからそう思えてしまうけれど、決して軽量級のワインでは無い。」

「これほどまでにミネラリティのしっかり有るACジュヴレは、まず見当たらない。」

と言えると思います。


 ACブルのコラムでも書きましたが、まるでこのミネラリティ感は、

「シルヴァン・パタイユも真っ青・・。そっくり・・」

で有り、安易に真似しようとしたとしても出来ることでは無い・・と思うんですね。

 また、ルーミエさんのワインにも似ていますが、果実の出方がちょっと違うかな?・・と思います。むしろルーミエさんの方が果実酸の構成が豊かというか、やや甘さが有ると言うか、そんな感じで、デゾネイ=ビセイのジュヴレはもっとドライ・・まるで甘味が無いのに旨みが有る・・と言うようなニュアンスです。

 ピノ・ノワール好きなら、やはり試してみたくなる味わいかと思います。大変身を遂げたデゾネイ=ビセイの2015年ジュヴレ=シャンベルタン。是非飲んでみてください。お勧めします!



2015 Chambolle-Musigny la Combe d'Orveau Vieilles Vignes
シャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ

13075
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,150 (外税) 
【これはもう「プティ・エシェゾー」!!バランスの良く無いグラン・クリュ・エシェゾーより美味しいです!見事な出来!!】
「・・おいおい・・シャンボールのワインをエシェゾーに似ているなんて言っちゃって良いの~?」

 なんて声が聞こえて来そうですが・・

「良いんです!」

 まぁ、どこかのネットのショッピングモールのCMのような感じで言っちゃいたくなりますが、良いんですよ。そうゆうものですから。

 実はフラジェ=エシェゾーはヴォーヌ=ロマネ村とシャンボール=ミュジニー村に挟まれていますが、この「ラ・コンブ・ドルヴォー」は、フラジェ=エシェゾーとシャンボール=ミュジニーに跨って存在している、いや、少し分散はしているんですけれど、ボンヌ=マールがシャンボールとモレに跨っているような感じと思っていただいて良いかと思います。

 ですので、敢えて言ってしまえばシャンボールっぽくは無く、さりとてエシェゾーほどの個性を発揮できないワインが多いのが普通です。

 シャンボール側のコンブ・ドルヴォーは、ミュジニーを名乗れる部分も有り、1級部分も有り、村名部分も有りますが、1級以上の部分については勿論シャンボールっぽいんですが、村名はむしろエシェゾーっぽい感じなんですね。

 なのでこのラ・コンブ・ドルヴォーはそんなニュアンスを多く持っていますが、非常に出来が宜しくて・・何と、

「プティ・エシェゾーと呼びたい!」

ほどのバランスの良さを見せます。


 色合いも重厚ですよね。それに何より美しいです。紫色がしっかり入ったやや濃いめの色合いですが、鈍重になることなく、しかし非常に深い味わいがします。

 ミネラリティのコーティングは他のワインと同様ですが、このワインだけは低い位置から上方に向かっての押上がしっかり有ります。

 グラン・クリュ・エシェゾーは、畑が広く、またそのクリマが沢山有りますので、単一のクリマものは偏ったバランスになってしまうことが多く、上部と下部のクリマをセパージュして造る場合が多いんです。一般的には単一ものはエシェゾー・デュ・ドゥスー位ですね。しかも黒味や茶が多く結構に鈍重になるか、またその反対に赤味はしっかりあるものの軽く成り過ぎる場合も有りますし、何ともバランスの悪い「中抜け・中域不足」のものも見受けられます。

 ところがこの「ラ・コンブ・ドルヴォー」は、その抜けやすい「中域」部分がしっかり有り、濃密さもバッチリ有ります。密度が兎にも角にも高く、低域と高域しかないようなスカスカな味わいじゃないんですね。なので感じられるやや色の濃いチェリーもリアリティが有り、非常に満足感の高いワインに仕上がっています。

 ん~・・今まで飲んだ「村名コンブ・ドルヴォー」では最高じゃないかな・・と思います。アンヌ・グロとかより確実に美味しいです!

 しかも今飲んでも美味しさは充分です。勿論長く持ちますよ。是非飲んでみてください。「プティ・エシェゾー」・・だと思います。


2015 Vosne-Romanee Vieilles Vignes
ヴォーヌ=ロマネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

13077
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。畑の広さは約1haで国道74号線に隣接する緩やかな斜面の「Le Pré de la Folie(ル プレ ド ラ フォリエ):0.21ha」、丘の上部に位置し、南東向きで石が多い「Les Beaux-Monts Hauts Rougeots(レ ボー モン オー ルージョ):0.64ha」、同じく丘の上部に位置し、東向きの急斜面で小砂利の多い「Les Rouges du Dessus(レ ルージュ デュ ドゥシュ):0.15ha」の3つの区画の葡萄を使用しています。植樹は1966年、1982~1986年で約半分が所有畑、残りはフェルマージュになります。野イチゴのようなスパイシーな香り、酸味とミネラルが豊かで丸みのある舌触り、アフターにしっかりとしたタンニンが長く残ります。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥8,150 (外税) 
【見事に美味しい!たっぷりチェリーにクリスタルのコーティング!どうしちゃったの?デゾネイ=ビセイ!】
 いや~・・美味しかったですね。因みにあのアメリーちゃんの2015年ヴォーヌ=ロマネも旨かったですね~。そろそろ皆さんのコメントが集まり始めていますが、

「・・いや~2015年のヴォーヌ=ロマネ!・・旨かったです・・幸せだった~!」

のような感じで、

「もっと買っておきたかったなぁ!」

と、何人もの方から言われました。

 ついでに・・飲めなかったジュヴレ村名も、

「若いワインなのに綺麗で滅茶美味しかった!」

と店に買いにいらっしゃるお客様からも激賞の声をいただきました。


 まぁ、ベルトーのヴォーヌ=ロマネほどは安くは無いんですが、それでもこのプライスでヴォーヌ=ロマネV.V.が購入できる生産者はそうはいません。ポテンシャルもほぼ同等と思いますが、それでも味わいの傾向はやや違います。

 ヴォーヌ=ロマネで有りながらも、口に含んだ後のニュアンスがまるで「ミュジニー」が感じさせてくれるようなノーズに抜けるアロマだったアメリー・ベルドーでしたが、こちらは、そんなニュアンスもほんのりとは持ちつつも、もっと・・

「透明な美しい照りの有るクリスタル的ミネラリティに希少金属類が見せる細やかな表情」

が特徴かな?・・と思うんですね。


 まず色合いが美しいです。鈍重さの無い、酸の柔らかなヴォーヌ=ロマネのニュアンスが有ります。しかし、温かみの有るバランスになることが多い(ベルトーやシリュグがそうです)とは言え、むしろデゾネイ=ビセイのヴォーヌ=ロマネV.V.は、結構に冷ややかです。

 敢えて大げさに言うならロマネ=サン=ヴィヴァン的と言うか、エシェゾーの上方に有るヴォーヌ=ロマネ・レ・ルージュ的と言うべきか、やや乾いきつつも精妙なるニュアンスを持っているんですね。

 いや、勘違いしないでくださいね。ロマネ=サン=ヴィヴァンやレ・ルージュと一緒だと言ってる訳では無いです。そのような、似たようなニュアンスが有って精妙だと・・言うことなんです。


 これは、noisy 的には最高の誉め言葉なんですね。勿論、「荘厳」とまでは言ってませんで、そこまで言ったらまずそのような最高のワインとほぼ同格だと・・言ってると思ってください。そのちょっと手前です。


 それにしてもデゾネイ=ビセイのワインに、このような言葉を使いつつお勧めすることになるとは・・思ってもいませんでした。皆さんも一緒かもしれませんが、有り得ないような大変身をしたデゾネイ=ビセイのヴォーヌ=ロマネV.V.、飲んでみていただけないでしょうか。とてもお勧めしています。滅茶美味しいです!ご検討くださいませ。




2015 Vosne-Romanee 1er Cru les Beaumonts Vieilles Vignes
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

13076
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。植樹は1960年で、畑は「Les Beaux-Monts Haut(レ ボー モン オー)」の区画にあり、面積は約0.53haです。東向きの斜面で大小さまざまな石が散らばる粘土質土壌になります。約15%が所有畑で残りがフェルマージュになります。熟したサクランボのような香り、果実味とミネラルが豊か、オイリーでチャーミングな味わい。余韻にタンニンが感じられます。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥12,190 (外税) 
【・・飲む予定でしたが間に合いませんでした・・でも非常に期待できるワインかと思います!】
 いや~・・これは飲む予定だったんですが、間に合いませんで・・残念です。

 あの素晴らしいヴォーヌ=ロマネV.V.やシャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォーと言う村名ワインを飲んでしまったら、


「・・是非とも1級以上も試してみたい!」

と思い込んでしまう noisy の気持ちを判って欲しいなぁ・・と・・。

「・・いや、それ、あんたの仕事でしょ・・」

と返されるのが山かと思いますけどね。でも、それだけ期待の出来るワインが有る・・と言うことは嬉しい大誤算でもある訳でして、その山を当てる辺りがワイン屋の醍醐味・・とも言えます。

 まぁ、誰もが素晴らしい、欲しいと思ってからなら、何とでも言える訳ですから。誰もがダメだと、いや、そんな生産者は知らない、もう終わってる・・などと思われている時に、

「いや、物凄いワインになったんだよ・・」

と言えて初めて、存在意義が生まれるのかなぁ・・と思う訳です。


 皆さんもこのように美しいグラデュエーションを見せつけられたら、心が動いちゃいますよね。

 しかもこのデゾネイ=ビセイと言う生産者は、

「フラジェ=エシェゾーのドメーヌ」

でして、モロにその判りにくい「フラジェ=エシェゾー」と言う土地の個性を表現しています。今までもそうだったとは思いますが、その味わいは「イマイチ」だったんです(・・すみません)。


 このレ・ボーモン・オーは、あの「ヴォーヌ=ロマネ・レ・ルージュ」の南側にある高度の高い畑でして、やや重みのある「レ・ボーモン・バ」とも違い、やや軽量で赤い果実を表現してくれるリューディです。


 今までは・・エージェント情報にもある様に、「余韻にタンニンが感じられます。」と言うようなワインだったと思いますが、2015年ものは敢えてそのようなコメントが必要のないものに成った・・だろうと確信しています。他のコラムでタンニンについては、noisy は書いていないですよね?・・たぶん必要ないんですね・・バランスが非常に良いですから。

 1級レ・ボーモンとしますと、有り得ない位にリーズナブルなワインです。是非挑戦してみてください。noisy もまだ飲めない分、是非ご感想などお聞かせください。


2015 Echezeaux Grand Cru Vieilles Vignes
エシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

13073
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ピノ ノワール種100%。最も古い葡萄の木は1902年に植えられ、現在では樹齢110年を越えています。面積は約0.34haで、南東向きで大きい石が散らばる「En Orveaux(アン オルヴォー):0.17ha」、小石が多い「Les Treux(レ トルー):0.06ha」、石が少なく古木が多い「Les Champs Traversins(レ シャン トラヴェルサン):0.1ha」の3区画の葡萄が使われます。こちらも約半分が所有畑で残りはフェルマージュになります。赤いサクランボやスミレの花のような香りがあり、オイリーでミネラル豊か。上記のグラン エシェゾーより集中していてパワフルなのがこのワインの特徴です。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥22,800 (外税) 


2015 Grands-Echezeaux Grand Cru Vieilles Vignes
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

13072
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ブリューノ・デゾネイ=ビセイ

■エージェント情報
 ヴジョ城に一番近い三角形の部分がこのドメーヌの畑です。東向きの粘土質に小石が散らばる畑で、葡萄の木が植えられたのは1929年、面積は約0.34haです。約半分が所有畑で残りはフェルマージュになります。カシスやブラックベリー、コーヒーのような香りがあり、エレガントでバランスが取れているワインです。エシェゾーより繊細でビロードのような滑らかさがあり、余韻が長いのがこのワインの特徴です。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥26,800 (外税) 
【こうなってくるとこの2つのグラン・クリュが大化けしているに違いない・・と踏んでいます!! 】
 これだけデゾネイ=ビセイのワインが向上し非常に美しいスタイルになって来たことが判るとなると、このドメーヌが持つ二枚看板の「エシェゾー」と「グラン=ゼシェゾー」が非常に気になってしまいます。

 ちょっと調べてみると、グラン=ゼシェゾーの所有者は21~22人ほど、ちょうど左の画像、上が北で下が南、左が東ですが、「Grands-Echezeaux」の文字の辺り、ど真ん中ですね・・ほぼ1/3~1/4強をDRCが所有していまして、それ以外を20軒ほどで分け合って所有しています。

 一番北の端に濃い青で点を付けた辺りがデゾネイ=ビセイの所有地と見られますから・・

「物凄い場所!」

に畑が有ることが判ります。


 ヴージョ城の所には「Clos de Vougeot」のポールが立っていますが、ここはメオ=カミュゼがその周りと下部(東側)を持っていまして「ガレンヌ」と言う区画です。

 そのヴージョ城の北側が「グロ・フレール」が所有する「ミュジニ(Musigni)」で、その上はもう「ミュジニー(プティ・ミュジニー)です。

 そして、そのデゾネイ=ビセイのグラン=ゼシェゾーの上(西側)はエシェゾー(レ・ポウレイエール)です。


 つまり、

「クロ=ヴージョ最高の場所とエシェゾーに接したグラン=ゼシェゾー!」

で有って、

「ミュジニーとクロ=ヴージョとエシェゾーとグラン=ゼシェゾーの狂宴!」

と言う、ちょっと化け物じみた場所に有る畑のワイン・・と言うことになるんですね。


 まぁ、2014年から確実に進化しはじめたのを見ている noisy としましては、2015年の下級クラスのワインの素晴らしさを見れは、看板の2アイテムは是非とも飲んでみたいものです。

 何より、2014年以前でもこの2アイテムに限っては、結構良かったのも事実なんです。余りにクラシックで、若い内はボソボソっとしたテクスチュアでミネラリティが奥に引っ込んだ感じの下級クラスに比較し、やはりそこはさすがのグラン・クリュと言うような部分では有るかと思いますが、それでも評価をされる方も少なく無かったんですね。


 また、エシェゾーの方も魅力的です。「リューディ・アン・オルヴォー」は、グラン=ゼシェゾーで説明させていただいた「レ・ポウレイエール」のさらに北に有る畑でして、

「このリューディはシャンボール=ミュジニー側にはみ出したような形で、シャンボール=ミュジニー村の畑とフラジェ=エシェゾー村の畑の両方が有る」

んですよ。


 しかも、シャンボール側のアン・オルヴォーは、グラン・クリュ・ミュジニー、1級、村名の3クラスにも細分されていますし、フラジェ=エシェゾーも、グラン・クリュ・エシェゾーと1級の両方が有る・・と言う、非常にややこしい畑なんですね。

 すなわち、ヴォーヌ=ロマネのニュアンスも持ちつつ、シャンボールの・・と言うか、ミュジニーっぽいニュアンスも持ち合わせていると言うスタイルで、グラン=ゼシェゾーの強い果実の風味の出やすい味わいとも、かなり違った印象を受けるはず・・と思うんですね。それに「レ・シャン・トラヴェルサン」は、このアン・オルヴォーの南に接しています。


 グラン=ゼシェゾーの南に接する「レ・トルー」は、上記の2つのリューディの高い高度は持っておらず、しかも北部では無く南部と言うロケーションでして、

「良いエシェゾーを造るには、上部と下部をセパージュする」

と言う鉄則にも当てはまっています。


 なので、このエシェゾーも非常に楽しみな2015年・・と言うことになりまして・・


「・・飲んじゃおうかな・・」

などと思っています。売れなかったら飲んでしまう魂胆でおりますんで・・はい。


 もし、デゾネイ=ビセイの他のアイテムのレヴューを見て、

「・・これは期待できそうかな?」

と・・アンテナがビンビン来た方は、是非ともトライしていただきたいと思います。下があれだけ旨いんですから上が悪い訳が無いとは思いますが、何せ十数年も扱ってなかった造り手ですので、さすがの noisy も断言はし辛いところです。是非ともご検討くださいませ。