ドメーヌ・ジル・ロバン
ジル・ロバン
フランス Domaine Gilles Robin ローヌ
● 随分と昔に仕入れたジル・ロバンです。クローズ=エルミタージュのル・パピヨンの2002年が出て来ました・・2本だけです。
2012年にエコセールを取得している有機農法のドメーヌですが、これは2002年もの・・ずいぶんと前のことですから、有機に戻す前かもしれません。そもそもほとんど何も変えずに認証を取った可能性もあります。
今は2025年ですから23年目ですが・・どうなっちゃってますでしょうか。チェックすると1本だけになっちゃいますので、ご購入者様の責任においてご購入下さい。価格は現行価格よりも安いと思います。
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1996年に現当主ジル・ロバン氏によって設立されました。しかしその起源は彼の曽祖父がこの土地に初めて畑をつくった1920年まで遡ります。その当時はブドウではなく、より換金性の高かった桃やアプリコット、チェリーなどを栽培し、協同組合に販売していました。
● 2002 Croses-Hermitage Rouge le Papillon
クローズ=エルミタージュ・ルージュ・ル・パピヨン
【出て来ました。若干エチケットに汚れが付着していますが、キャプスュルも回り、良い感じで熟しているようです・・。】
アンリ・ボノーのシャトーヌッフを探している時に見つけました。2本だけです。
2002年ものですから・・なんともはや23年目に突入したクローズ=エルミタージュです。エルミタージュ同様、ローヌ川の左岸です。マッチョなエルミタージュよりスタイリッシュなのが普通ですが、
「ここまで古いと・・どうなっているか、全く想像が付かない!」
です。
この造り手さんはすでにインポーターさんが変わっていますので、情報も少ないです。noisy も20年以上前の話しですんで・・何となくは覚えているにせよ、正確では無いと思いますので何も言いません。
キャプスュルは回ります。色彩もレンガ色がエッジに出ていますが透明感、照りともに有ります。まだまだ持つんじゃないか・・そんな風には見えます。
液量もたっぷりです。エチケットは薄汚れ、ワインの飛沫が上部に僅かに付着しているのが1本、比較的綺麗なのが1本です。どちらが届くかは・・特に選別しない予定ですので申し訳ありません。
おそらく何かワインの飛沫が飛んだので、近くに在った2本をよけて仕舞い込んだのかな?・・などと推測していますが、中身に問題があるようには・・まったく見えません。ご検討くださいませ。
以下はリリース時のこのワインのレヴューです。
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シラー種由来の黒胡椒やスパイスがニュートラルに感じられる、現状でスタイリッシュな佳酒です。ピュア、というよりニュートラルなポジションですね。中程度のボディと長めの余韻..シラーの場合は幾分後口にビターを感じますが、それはとてもささやかで柔らかく、良い印象を残して消えてゆきます。実に綺麗です。
最も飲み頃にはやや時間を置いた方が良いでしょう。2年ほどのエイジングで血っぽいニュアンスやシガーなど、複雑な要素が出始め、ボディも膨らみを増すでしょう。お薦めします。
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