ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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Last Update 2020.10.01  



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ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール

フランス Domaine Gros Frere et Seour ブルゴーニュ
● この先は一体どうなって行くんだろう・・と、不安の中でお過ごしの方も多いかと思います。コロナも台風も地震も国際情勢も政府も・・不透明な今日この頃です。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

 店の中に迷い込んだコオロギさんは・・まぁ、毎年必ずご来店されるんですが、店を閉めた午後9時以降になったとたん、 noisy が仕事をしていようが、うるさいからと対抗して音楽を大音量で流そうが「我関わらず」で・・羽を一生懸命にこすらせて、大声で延々と鳴いています。

 が、それも3日目ともなりますと・・モールス信号みたいに途切れ途切れになって来まして・・気になってしまうので何とか救い出そうと冷蔵庫の下とか、棚の裏などを照明を当て探すんですが、そうしてしまうと「ピタッ」と鳴き止んでしまうのでどうにもなりません。伴侶を求めるその一途さと、誰もいないところにわざわざ入り込んでしまう抜けた性分に、何故かこちらもシンミリとしてしまうんですね・・あ・・もう、あの煩わしくて仕方なかった声さえ聞こえてこない・・(T.T

 そんな一途なコオロギさんとは性格が似ているのか似ていないのか・・はたして非常に微妙な感じの、ある意味凄いドメーヌである、グロ・フレール・エ・スールの2018年ものをご紹介致します。


 2016年からなんと・・サン・スフルにトライし、2017年ものは全量サン・スフルにしてしまったと言う・・ある意味、非常に危険なことを「サラリ」とやってしまったグロ・フレールです。

 ですが・・エージェント情報によりますと、

「やめてくれ!・・So2、使ってくれ!」

と言うクレームにも似た要請が、世界中から届いたそうです。


 まぁ・・そりゃぁ・・そうです。2016~2017年もののグロ・フレールのワインはかなりのパーセンテージで、世界中で「劣化したに違い無い」状態で販売されたに違い無い訳です。

 ワインセラーとは名ばかりの高温セラーだったり、ショップ営業が終了すると電源を落としてしまったり、オーナーが如何に高い理想を持っていたとしても、それを理解できない部下ばかりが利益を上げることだけを目標にしていたり何も感じようとしなかったり・・するのが人間ですから・・。そりゃ・・皆、楽をしたいですから・・わざわざ冷え込むセラーで仕事をしたくないと思ってしまえば、何をするか判りません。


 なので、グロ・フレールの2018年ものは、

「So2を入れた!」

と明言しています。


 ですが、noisy もテイスティングして確かめたところ・・

「入れたSo2は相当に微量!」

で、以前使用していた量とは雲泥の差があるものと感じました。・・なので、

「かなりナチュラルな・・流れるような味わい!」

です。


 また、2018年もののグロ・フレールの特徴としまして、


「ボディが凄い!」

です。滅茶大柄なんですね・・。実に大きな構造をしています。これは、アルコール分の高さに由来するものかと感じます。

 なので、今飲んでも美味しいですが、

「今まで以上に長く持つ」

のは間違いなく、その完熟を迎えた時の素晴らしさは圧巻だろうと予想しています。つまり、ブルゴーニュの1976年みたいな年だと思います。


 それだけに今、さらに美味しく飲むには、

「品温はやや低めが良い」

ことは間違い在りませんで、17度位になってしまうますとピントがボケてくるはずです。少し冷やすだけで相当美味しくなるんですね・・不思議ですよね。


 中~下のキュヴェはリーズナブルですし、上級キュヴェ・・・例えばヴォーヌ=ロマネ1級レ・ショーム以上のキュヴェの、

「質感が物凄い!」

ことも特筆すべきでしょう。ジュースの質がもう・・半端無く素晴らしいです。相当に分別した葡萄を使用し、ほとんど圧を掛けない造りをしたと伺える味わいでした。


 そんなグロ・フレールの2018年です。是非ご検討くださいませ。


-----
 大変身したグロ・フレール・エ・スールをご紹介します。

「・・えっ?・・noisy さんがグロ・フレール?・・そんなの、有りすか・・?」

と言われてしまいそうですが・・そうなんです・・大変身した姿を見てその気になっちゃったんですね・・。

 ま~・・逆浸透膜なども使用し、「濃厚」なピノ・ノワールをリリースしていたベルナール・グロが事実上引退、現在は息子さんのヴァンサンが継いでいます。

 なので、

「noisy が突然、意趣を翻した訳では無い・・」

んですね。


 いや~・・もうどれだけ長い間、グロ・フレール・エ・スールのワインを扱っていなかったか、見当もつきません。20年近いんじゃないでしょうか。

 理由としては、日本中どこでも入手可能な、濃密なピノ・ノワールは・・別にnoisyの出番でも無いし、結局価格だけが魅力になってしまえば、テイスティングをしてお勧めしたところで、お客様には魅力的には映らないだろうし・・と言うことが大きかったと思います。

 じゃぁ、何で noisy が2017年ものから再度扱うことになったか・・と言いますと・・、ここは非常に重要ですから・・はい。

「日本中にとんでもないコンディションのグロ・フレール・エ・スールのワインが並んでいる(に違いない)から」

です。


 今回はかなり無理して、多くのキュヴェをテイスティングさせていただきました。

 そして、ヴァンサン・グロが造る珠玉のピノ・ノワールの、ナチュラルで美しく優しいトーンと、「ビオ」と言う言葉だけでは表現しきれない見事な出来と、何よりも、

「ブルゴーニュ・ワインの将来を感じさせる、新しいナチュラルワインの姿」

を、そこに見たから・・です。


 しかしながら、その気持ちとは裏腹に、一気に不安な気持ちも湧き上がって来ました。

「・・この美しくナチュラルなピノ・ノワールの姿を、壊さずに販売できるワインショップは非常に数少ないはず!」

とついつい思ってしまったら、かなり悩むことになってしまいました。


 何故って・・それは渦中に栗を拾うことになりかねないから・・です。


 そりゃ・・そうです。非常にコンディションの悪い同じワインを飲まれた方が、グロ・フレール・エ・スールのワインはそういうものなんだと信じてしまいかねないから・・です。

 なので、少なくとも「夏に寒いと感じないセラー」で販売のために置かれているグロ・フレールの2016年以降のワインには、決して手を出さないのが賢明です。勿論、「冬に超寒い」のも・・同様でしょう。

 しかし、本当に良いコンディションのグロ・フレールのワインを、確かな保存と飲み方で飲むことが出来れば、きっとnoisy が感じた「ブルゴーニュワインの進むべき将来の姿」に近いものを、感じることが出来るかもしれません。


 2017年のヴァンサン・グロによる一連のワインの姿が、一番似ていると思われるのが、

「ドメーヌ・ビゾ」

です。


「ドメーヌ・ビゾのヴォーヌ=ロマネのワインたちを、もう少しエレガントにしたような感じ」

 と言えば、なんとなく想像できるかと思います。


 何せ、あの偉大なる「ヴォーヌ=ロマネ」近郊の珠玉のワインばかりを、ナチュラルに・・So2を使用せずに仕上げているんです。そんなドメーヌは、他に存在するでしょうか?


 So2を全く使用しないピノ・ノワールは、So2 を使用して仕上げた同様のキュヴェとは、特にリリース直後からしばらくの間、全く異なる姿を見せます。

 So2 を使用したキュヴェはその姿をタイトに、「クッキリ」と判りやすいものにさせ、その大きさも、要素も、理解がしやすいんです。

 反対にSo2 をしようしないキュヴェは、So2の使用で隠れてしまう「中間的な表情」をも、しっかり見せますので、全体を見通そうとすると、やや「ぼんやり」としたように感じられるでしょう。

 しかし熟成が進み、中間的な表情を形作っていた「つなぎ」「グラデュエーション」的要素が磨かれてくるとどうでしょうか?


 そこが「新しいスタイル、ブルゴーニュワインの進むべき将来の姿」に繋がって行くように感じています。


 事実、noisy が飲んだ全てのキュヴェは、今飲んでも充分に美味しく飲めてしまいます。「出っ張り感」「へこみ感」は感じないです。球体感が凄い・・その分、So2を使用したキュヴェよりも、偉大感を感じない今の状態・・と言うことが言えると思います。

「これ・・熟したらどうなるんだろう?」

と言う問いに対する自身の答えはすでに有ります。そして、自身でそれを確かめたいとも感じます。


 ナチュラルな素晴らしいワインに仕上がったし、また、リアルワインガイドの徳丸さんが書いていた、「豆」もすでに消えていました。豆を感じることは、今回の一連のテイスティングでは、全く無かったんです。

 そして、リアルワインガイドでの評価点には、ある種の驚きがありました。・・だって・・

「普段は徳丸さんとは意見が見事に一致することが無い」

のに、この2017年ものの評点、評価は、「豆」以外は全く同様だったから・・です。現地試飲と現物試飲、試飲時期の違いも有りますから、それは当然では有りますが、ここまで一致するのは、本当に「奇跡」です。


「ビオにこだわりたくない」

と言うヴァンサン・グロ。


 だけれども彼のワインはナチュラルだし、しっかりとブルゴーニュ・ピノ・ノワールの神髄を伝えてくれたと感じます。是非、2017年のグロ・フレール・エ・スール、飲んでみて欲しいと思います。noisy のところで買わなくても結構ですが、出来る限り良いコンディションのものをお探しください。



■以下は最新のエージェント資料(雑感?)です。

 昨年同様にSO2ゼロとなります。トータルSO2は10m以下となります。セラーでの定温管理必須となります。

 昨年の2016年は、改めて酸化防止剤の無いワインにおける管理状態の差を教えてくれました。お陰様で、非常に良い反響をいただけた反面、管理の良くないグロ・フレールと混同されたとの声もありました。大人の事情からか、あまり声高に喧伝されていないようですが、グロ・フレールは今までと同じ感覚で取り扱ってはいけないワインになっております。

 しかし昨年飲んだ時の衝撃、SO2フリーならではの浸透性の高い流れ落ちるような質感は昨今のブルゴーニュの中でも突出しています。改めて管理状態を含め、デリケートなワインのため管理の行き届いたグロ・フレールの良さを伝えて参ります。

 また、懸念事項の豆香は3月のバレルサンプル試飲の時点では感じませんでした。


 ヴァンサン・グロ率いる新生グロ・フレールについての露出の少なさは各社含めて情報の乏しさも相まっているように思います。グロ・フレール&スールの名前を一躍知らしめたベルナール・グロ。息子のヴァンサン・グロがドメーヌに戻り参画したのは2009年。

 除草剤をやめ除草のための機械を取り入れ、少しずつ変革が始まります。トネリエと話し合い、樽のための木材から過失の温度、材質や乾燥の方法…現地雑誌でヴァンサン・グロはこのように語っています。

『私たち(若き当主ヴァンサンは一人称を“私”ではなく“私たち”とします)の16の区画はすべて同じもので同じ葡萄です。同じ樽の中で同じ手法で醸造しています。私たちはすべてのワインに対して同じように接し、同じだけ注意を払います。土地と地勢が違いを生むのです。ヴィニュロンはワインにアイデンティティを与えます。しかしながらテロワールこればかりは私たちの手を逸脱した魔法なのです。私はビオの方法を適用しようとは思いません。自然の求めるままにすることと技術の進歩を利用することの中間で私たちは正しい均衡を見つける必要があります。

(意訳・翻訳 村岡)




 以下はベルナールの時代のエージェント資料です。
《音楽が果実を魅了するとき、美しい音色がワインに昇華させるのか、あるいはワインが音色を奏でるのか・・・》

 ドメーヌ・グロ・ フレール・エ・スールは、コート・ド・ニュイ地区の中心部、ヴォーヌ・ロマネに立地する、ルイ・グロの遺産の相続分割によって1963年に誕生したワイナリーです。

 初めは、4人の子供のうち、コレットとギュスターヴの2人が相続した区画を、一族のワイナリーに統合していました。
1984年にギュスターヴが亡くなると、甥のベルナール・グロが、コレットを支えながら仕事を引き継ぎます。
ベルナールは、次々とブドウ畑の植え替えを行いました。

 コンクール・エ・コルボアン村(ヴォーヌ・ロマネの北に位置する小集落)の、AOCブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイの良い場所にも、あらたなブドウ畑を設営し、ドメーヌの作付面積を12ヘクタール増やしたのです(ピノノワール:9ha、シャルドネ:3ha)。由緒あるテロワールを尊重しつつ、そこに近代的な最良の技術を調和させ、優れたワインをつくり上げるという使命感をもって、ドメーヌは現在、8つのアペラシオン地区に分布する20ヘクタールのブドウ畑を所有し、事業を展開しています。

《畑がテロワールの名声に値する品質を提供するならば、気候と土地を受け入れなければならない》

 畑では収穫量を制限しブドウを成熟させる為に一年中沢山の仕事があります。光合成のおかげで太陽が糖分とフェノール化合物を生成し、それがワインのアロマと色調を引き出します。
整枝:樹の仕立てがグイヨでもコルドン・ロワイヤルでもたった8房しかそれぞれの樹には残しません。
摘芽:他の芽を取り除くことでメインの房の樹液を増やすことができます。
摘芯:樹の枝の先端の芽を切ると糖分を残す為のプロセスが引き起こされます。これにより、糖分が葉を成長させるのに使用されなくなり、樹は先端の部分(ブドウの房)を育て始めます。
グリーン・ハーヴェスト:糖分をブドウの房に集中させる為に、ブドウが色づきする前の時点で一株につき房は数個しか残しません。
除葉:葉は日の出の方角で果房の高さに取り除かれます。そうすると、ブドウが太陽に照りつけられすぎることはなく、房との距離が適正になり、腐敗による病気も防げます。

《醸造は修正を加えることなくブドウの収穫と適合しなければならない。》

 収穫されたブドウはドラポー(金属冷却装置が設置されたタンク)で伝統的な方法で処理されます。発酵が始まる前に、果汁はタンクの底から出され、果帽の上に置かれます(ルモンタージュ)。発酵が始まったらすぐにブドウは一日二回上下に攪拌されます(ピジャージュ)。これらの過程は色味やアロマやタンニンの抽出を促します(果皮のアントシアニン)。

 しかし毎年収穫されたブドウに順応しなければいけない為、ピジャージュはとても繊細な作業です。ブドウの成熟度と衛生的な品質によって、慎重に考えられなければなりません。 ブドウが何も考えずにピジャージュされるならば、ワインの味と構造は適切でない場合があります、これはタンニンに最も特に影響を及ぼします。

《一番重要なことはブドウが完璧に熟した時に収穫することです》

 収穫の前にきちんとブドウの世話をして、成熟具合をそれぞれの区画ごとにチェックします。ブドウをできるだけ傷つけないようにして収穫します。これは結果としてとても重要なことです。収穫は木箱に入れて手摘みで行う為、ブドウが破砕してしまうこともありません。一番良いブドウを選び選果台の上で手で選果し、そのアペラシオンにふさわしいグランヴァンのワインを造ることができます。

《ワインの品質は最終的に決定するものは樽の品質でもある》

 木樽とワインは2000年以上前から関連付けられていました。2000年ほど前は、木樽はただの容器としか考えられていませんでしたが、樽熟成はその後、多くの長所を明らかにしました。使用しているオーク・バレルは、"barriques bourguignonnes"という名前で知られている228リットルのブルゴーニュ産の樽です。樽に使われる木自体は、ブルゴーニュ近郊のFor?t des Bertranges産のものです。ドメーヌは木を買って、樽を造ります。木は乾燥させられ、2年間樽工場で熟成させます。トースティングされた木は、バニラ、チョコレート、スパイスなどの特徴的な香りをワインに及ぼします。

 ワインのタンニンは木樽のタンニンに由来し、完璧な組み合わせになります。そして、樽の気孔はワインへ微量の酸素処理を行い、ワインに甘みを持たせます。これは、ワインが酸素と空気が触れ合うためです。樽のおかげで、ワインは進化しながら熟成することができます。


2018 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ

15363
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
■2017年もの リアルワインガイド第66号 今飲んで 88+ ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2033
750ML 在庫    ご注文数   本
¥2,890 (外税) 
【豊かな味わいの2018年ブルゴーニュ・ピノ・ノワール! 何と2千円代でご紹介いたします!2018年グロ・フレールの傾向はこれを飲めば判る!?】
 まあ、確かにこのプライスは有難いですよね。今回はかなり頑張って値付けしていますので、3千円切ってのご紹介です。最も消費税を足すと超えてしまいますし、10月からの酒税の変更で、ワイン屋さんは750ML当たり 7.5円の手持ち課税を徴収されることになっています。

「また余分な仕事が増えて・・しかもこの出費は痛い・・」

です。一体、どれだけ在庫があるのか・・頑張って調べなければ判りません。


 2018年もののA.C.ブルです。豊かなボディ感がしっかり感じられる14度と言うアルコール分ですので、いつもよりわずかに低めの温度で飲み始めるのが良いかと思います。

 このA.C.ブルを飲むと、ヴァンサンが何を考えているのか・・少し判ると思いますし、この延長上に2018年の素晴らしいエシェゾーが有ります。

 エキスの美味しさは格別ですし、しかも2017年ものとも相当に異なります。そしてSo2の少なさ・・これも特筆すべきでしょう。

 非常にリーズナブルながら、ヴォーヌ=ロマネ的に丸い酸の優しい美味しさに満ちています。是非飲んでみて下さい!お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【新生グロ・フレール・エ・スールの入門として最適です!力のある黒い果実が各所にちりばめられ、優しい赤い果実で埋め尽くされています。】

 2017年もののグロ・フレール・エ・スールを扱うことにしたので、大赤字を覚悟で「グラン=ゼシェゾー」まで開けちゃいましたんで、グロ・フレールのおおよその全体像を掴むことができました。

「なるほど・・ビオにこだわらないヴァン・ナチュールのブルゴーニュ、ど真ん中のワイン・・ね」

 言ってしまえば、

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

とヴァンサンが言う立ち位置は、「なるほど・・」と言う感想がぴったりです。


「なんでそうしているのか、そうしなければいけないのか」

が判り辛い「ビオディナミ」には興味が無く、しかしビオディナミがもたらす見事な影響の恩恵は受けたい・・と言うような、現代っ子の若者が安易に目指しそうな立ち位置なのかもしれません。

 しかしながら、noisy はそこに「ブルゴーニュの未来」をも見せてくれるワインに、非常なる興味を持ったんですね。事実、とても美味しいですよ。

 「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「3~4」です。


 なので、

「余りキツイビオはダメだけど自然派は好き」

と言う方には全く問題が無く、

「少しでも自然派のニュアンスが有れば駄目」

と言う方には無理な立ち位置のワインです。


 このA.C.ブルゴーニュが「Ok」だと思われる方は、noisy 的分析では、このワインは「3.5」位で並みの自然派寄りで有り、グロ・フレールは「6」位まで有る・・と思っていただければ選択は間違えないと思います。シュマンもほぼ同様な感じですが、もう少し真ん中寄りかな?・・なので「3.5~4.5」位です。


 親の兄弟でもあるミシェル・グロのワインは、So2 を使用するピュアな果実の美しいワインです。2015年までは濃いワインだったと思いますが、現状は、

「ミシェル・グロよりエレガント!」

だと感じます。


 出来ましたら、充分に休めてお召し上がりください。大変身したグロ・フレール・エ・スール・・・是非ご検討くださいませ。

P.S.因みにリアルワインガイド第66号で徳丸さんが「豆っぽさ」について言及していましたが、消えたのか、ロット違いの性かは判りませんが、noisy には検出できないレベルでしたのでご安心ください。


2018 Chemin des Moines de Vergy V.d.T.
シュマン・デ・モワンヌ・ド・ヴェルジ V.d.T.

15366
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
■2017年もの リアルワインガイド第66号 今飲んで 89 ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2035
■エージェント情報
 2017年が初リリース!ロマネ・コンティの畑を650年間耕作してきたロマネ・サン・ヴィヴァン・ヴェルジ修道院へと続く小道を意味する名前です。フィロキセラ禍以前までは葡萄が植えられていた区画で、ラ・ターシュから500メートル。2014年、2015年に植樹しました。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,590 (外税) 
【非常に複雑性の高い味わいです!】
 グロ・フレールはヴォーヌ=ロマネのワインがほとんどですので味筋は結構に共通項は有るんですが、2017~2018年と開けてみた感覚としては、

「ここは僅かに異なるか?」

と言う印象が芽生え始めています。


 豊かな2018年もの・・と言う説明だけでは伝えきれない感じがします。・・何故って・・相当に複雑性を感じてしまったから・・です。

 重くならず、軽くない・・中庸な感じでは有りますが、ヴォーヌ=ロマネのワインが持つ酸の穏やかさは、もう少ししっかりした感じになります。言ってみれば・・ジュヴレが入り込んだ感じ・・でしょうか。

 まぁ、ヴェルジですからジュヴレが入ったとしても違和感はないのかな?・・っとも思いますが、やはりここの畑は、この先も注視して行く必要があるかと思っています。何せ温暖化の世の中ですから、この先はオート=コートがグラン・クリュになりかねない・・等と言うしょうもない「噂」が一部から出ているようですしね。

 畑の位置も、もう少し特定してみたいですね。情報をお持ちの方は是非・・ご一報ください・・(^^;;お勧めします!・・数は全然無いです。



 以下は以前のレヴューです。
-----
【これは旨い!起承転結がクッキリ!ナチュラルだが、それを強く感じさせないバランスの良さ!ヴォーヌ=ロマネ村名並みです!】

 これは旨かった!・・ナチュラルさはむしろ他の下級キュヴェより抑え目に出ている感じで、グラスから漂う柔らかく早い官能的なファーストノーズからの口入、中盤、終盤、余韻と、しっかりその段階を感じさせてくれる「普通のブルゴーニュ・ピノ・ノワール」的な感じが、何の違和感も感じさせない美味しさです。

 このシュマン・デ・モワンヌ・ド・ヴェルジは、ヴォーヌ=ロマネから(資料にはやや恣意的にラ・ターシュと書いてありますが)西に昇って行き、幾つかあるヴェルジの村へ向かう途中に有る古い畑のようです。近くにはオート=コート・ド・ニュイやコート・ド・ニュイ=ヴィラージュ格の畑が有りますが、長く打ち捨てられていた「古いクロの跡地」だったようで、アペラシオンを名乗れないので「ヴァン・ド・ターブル」格になっているようです。

 ラ・ターシュから500メートル歩くと言うことですからヴォーヌ=ロマネからは少し離れており、Googleで写真を見てみると、

「なるほど・・ここかな?」

と思える場所が有ります。


「ここを買収して3年目の葡萄で醸造したのなら、さぞかし、力の無い味わいなんだろうなぁ・・」
「それにしちゃぁ・・高いよ」

などと、高をくくっていた訳ですが、あにはからんや・・ちょっとビックリさせられました。

「村名並みじゃん・・」


 表現するのは難しいですが・・これで3~4年目かよ・・とビックリするような集中感が有ります。noisy が育てているピノ・ファンはそろそろ5年かな?・・こんなに立派には絶対になりませんから・・。黒みのしっかりした果実が・・そうだなぁ・・チョコチップのような感じでアチコチに有り、その間を穏やかな赤いチェリーやベリーが埋めているような感覚でしょうか。

 ピュアさも有り、ナチュラルですが、むしろ揮発酸は非常に少なく・・いや、全く無いとは言いませんが、まず気付く方は極少数派でしょう・・滑らかでしっとりと優しいです。

 オート=コートよりも高い値付けですが、これは村名並みのポテンシャルをすでに持っており、個性もしっかり有りそうですから、

「将来、大化けするかも!」

と言う気を持たせてもくれます。


 是非Googleで、地図を見てみてください。3D で見ると面白いですよ。ヴォーヌ=ロマネの村を西に上がり、畑の無い部分を通り越した辺りです。それ以上西に向かうとオート=コートの畑群が有り、もっと行くとヴェルジの各村に入り、現在修復中のロマネ=サン=ヴィヴァン・ヴェルジ修道院も確認できます。ご検討くださいませ。

P.S.
「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「3.5~4.5」の間ほどです。


2018 Vosne-Romanee
ヴォーヌ=ロマネ

15367
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
■2017年もの リアルワインガイド第66号 今飲んで 90 ポテンシャル90+ 飲み頃予想 今~2035
750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,490 (外税) 
【2018年ものも・・結構ビゾっぽいです!】
 流石に2017年もののような、モロにドメーヌ・ビゾのヴォーヌ=ロマネ風な味わいは僅かに薄れたかもしれません。それでも味筋は結構に似通っています。

 2018年ものはアルコール分が結構出ていますので、2017年ものよりパワフルに感じられると思います。本来ですとアルコール分の出辛かったブルゴーニュ・ピノ・ノワールにとっては、素晴らしい出来事では有るんですが、リリース直後の味わいだけを考えますと、ボリューム感が先に出て来るかな?・・と言う感じもします。

 しかしながらそのボリューム感こそは、エージングで磨かれてゆくのがワインの常識でして、ワインの評論家さんたちがコケにした1976年もののその後の評価を考えれば、

「今も美味しいが先行きはもっと楽しみ!」

と言うのが正解かと思います。


 またこのキュヴェには、先のエシェゾー(・レ・ロアショース)から弾いた部分が入っていますので、それが垂直方向のボディ感をさらに深めているようにも思います。

 今飲んでヴォーヌ=ロマネの豊かさを感じさせ、10年以上寝かせておおらかでゆったりしたヴォーヌ=ロマネの存在感を見せてくれるはずの村名かと思います。是非ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
-----
【ドメーヌ・ビゾを彷彿させるナチュラルなヴォーヌ=ロマネ!・・自然派大好きな方にはドンピシャ!】

 ま~・・あのグロ・フレールがね~・・こうなっちゃうのね~・・と、驚いた2017年ものです。その中でもトップのナチュラル度を誇るのがこの村名ヴォーヌ=ロマネでした。一口すすって・・

「・・お~・・ビゾだ~~!」

と思っちゃいましたよ。ビゾの「オー・レア」にそっくり・・と言うか、ビゾのオー・レ・アに有る「角」をさらに丸く磨いて「引っ掛かりを無くした感じ」だと・・思わず口にしそうになりました。

 でも、目の前には愚息がおりますので・・そういうことは言いません。自分で感じて欲しいからですね・・頭の中に余計な言葉をインプットしてしまうと、その言葉だけが独り歩きしちゃいますから・・。

 ビゾのオー・レアもそうでしたが、ヴォーヌ=ロマネらしいフィネスを損なわずに、ナチュラルな風味を多く持っていました。巨大な構造では無いものの、しっかり膨らみ、ディテールの細やかなこと!・・この辺りはヴォーヌ=ロマネの格が成せるものでしょう。

 しっかりと丸い中盤のパレットから、滲みだすような清冽な水の余韻が実に長いです。果実感は鼻に抜けつつ、滅茶美味しい清冽な水の余韻が舌に残像として残るんですね。

 このワインは、ヴァンサン・グロが言う、

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

においては、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「6~6.5」です。


 結構にナチュラル度が高い・・と言う判断ですね。揮発酸は有ります。止まっているのでこの先、増えることは考えられませんが、落ち着いてくることは有ります。そして、この揮発酸が無ければ、ナチュラル度は「5」ほどにグンと下がります。

 なので、揮発酸系が苦手な方には「無理」です。

 しかし、ナチュラルワインがお好きな方には、全く問題が無いレベルと言えますし、揮発酸バリバリのアヴァンギャルドなスタイルがお好きな方には「物足りない」でしょう。

 継ぎ目無く滑らかで柔らかく美しいヴォーヌ=ロマネでした。是非ご検討くださいませ。


2018 Vosne-Romanee 1er Cru
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ

15368
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
■2017年もの リアルワインガイド第66号 今飲んで 91+ ポテンシャル92+ 飲み頃予想 今~2038
■エージェント情報
特級畑Echezeauxの格下げ。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥9,980 (外税) 
【・・こ、これ・・普通にエシェゾー?・・】
 また2017年ものとは全然印象の異なる味わいでしたので、これまたちょっとビックリしました。飲んだらま・・

「あれ?・・エシェゾー?」

 みたいな味わいなんですよね・・。確かに2018年グロ・フレールのエシェゾーとも大きく違いますが、

「多くの生産者がリリースしている、乾いた系のエシェゾーの味わい」

にソックリです。・・そう、ちょっと「ボソッ」とした感じの例の奴です。


 しかしながら、その「ボソッ」としたテクスチュアの周りをクリスタル的なミネラリティでコーティングされているので、その、

「ボソッと感」

がそのまんま、「ボソッと感」で終わらないところが味噌か・・と思います。


 グロ・フレールのエシェゾーと比べてしまいますと、質感が結構に異なりますが・・一般論としましては、普通にエシェゾー的ですし、30分経過してからの膨らみが見事ですので、

「これは相当にお買い得!」

かと思います。


 複雑性もあり、ミネラリティもエキスもバッチリ・・・できれば2カ月ほど休ませた方が良く、15年はしっかり熟成する能力が有ると感じました。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
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【甘露です!フィネス、エレガンスをナチュラルに表現したエシェゾー格落ち!】

 美味しいですね~・・これは良い!・・村名ヴォーヌ=ロマネの延長上と言うより、シュマン・デ・モワンヌ・ド・ヴェルジの延長上と言った方がより近いと思いますが、このプルミエ・クリュまで来ると、ギアが2段ほど上がったかのような密度を見せてくれます。

 色合いも美しいです。そして、気になる?ナチュラル度ですが、


「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「5~5.5」です。

 揮発酸は検出限界に近いです。全く無いとは言いません・・が、まず判らないと思いますよ。

「・・いや、有る。あるに違いない!」

と思って一生懸命に嗅ぎ出せば・・もしかしたら感じるでしょう。そんなレベルですが、ナチュラル度は半端無いです。滅茶甘い水にピノ・ノワールワインならではの要素がちりばめられ、サン・スフルならではの中間的要素に満ち、輝きを持っています。

 まぁ、エシェゾーもクロ=ヴージョ(・ミュジニ)も、グラン=ゼシェゾーも飲んじゃいましたからね。このワインの持つ素晴らしさにも気付いちゃいますよ。それら上級ワインが持つ高尚且つ雅な要素、表情をかなりの部分、持ち合わせているんですね・・。だからどうしても「美味い!」と思ってしまう・・んでしょう。

 最も、上記のようにナチュラル度は「5.5」ですから、「5」ならばOKの方も、そこを超えてくるといきなり「無理」と言う方がいらっしゃらないとは限りません。

 しかし、もしかして気に入らない風情が有ったとしても、これほどの美しく細やかな表情がお化粧代わりになるんじゃないかと思います。相当に・・旨いです。

 ですが・・コンディションが悪いとどうにもならないと思いますので、必ず14度以下の保存環境で、飲む前にしっかり立てて透明度を確認してからお楽しみください。素晴らしい世界が待っています!ご検討くださいませ。


2018 Vosne-Romanee 1er Cru les Chaumes
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ショーム

15369
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
■2017年もの リアルワインガイド第66号 今飲んで 91+ ポテンシャル92+ 飲み頃予想 今~2038
■エージェント情報
0.14ha、Gros Frere 唯一の1級畑。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥13,980 (外税) 
【ラ・ターシュに接するクロ・デ・レア上部の1級レ・ショーム!・・飲んだ瞬間に「レ・ショーム」と想像出来る?見事な表現でした!】
 ジャン・タルディやメオ=カミュゼのレ・ショームが大好物な noisy にとっては、「ヴォーヌ=ロマネ・レ・ショーム」はすでに自分の中にイメージを構成出来てしまっているようなワインのひとつです。特にジャン・タルディ(メオのメタヤージュ)の作は、ほんのりしたシミジミさの中から出てくる微細な表情に「ホックリ」していたものです。

 こちらもアルコール分はそれなりに出ていますが、ま~・・葡萄の質の良さが「簡単に判ってしまう」ほど・・素晴らしいです。相当シビアな選別をし、エルヴァージュ中も赤子を育てるかのようにショックを与えないようにしていたんじゃないかと思います。

 何せ、あのラ・ターシュに接しながら・・余りラ・ターシュらしくないのが良かったりする訳です。どこか、中域が「す~っ」と流れて行く感じが有って、その空いた空間に後から微細な表情が戻って来るように感じるんですね・・。あ、判らないですよね・・すみません。

 そんなどこか「風情」と呼びたいものを感じる1級レ・ショームなんですが、2017年ものは入っておらず・・比較はできませんでした。ですが、

「これは旨い!」

です。


 好き嫌いは有るとしても、この格別な葡萄の質の良さを感じるのは、やはりこのレ・ショームから上のキュヴェになるかと思います。ご検討くださいませ!・・数は無いです。


2018 Echezeaux Grand Cru
エシェゾー・グラン・クリュ

15370
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
■2017年もの リアルワインガイド第66号 今飲んで 92 ポテンシャル 93 飲み頃予想 2021~2043
■エージェント情報
0.93ha、Anne Gros 所有区画の隣 Les Loachausses の区画。合計2.11ha所有。
 ベルナール・グロ(ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール)は、エシェゾーの一部をヴォーヌ=ロマネ・プルミエ。クリュおよびACヴォーヌ=ロマネに格下げしてワインにしている。現時点で、特級畑エシェゾーのワインを生産している面積は0.93haである。
(ブルゴーニュ大全 ジャスパー・モリスMW著 より抜粋)
750ML 在庫    ご注文数   本
¥14,980 (外税) 
【物凄い質感のジュースです!・・今も美味しく飲めますが・・10年経ったら凄い成長をしているはずです!】
 今回の2018年ものグロ・フレールのグラン・クリュで唯一飲めたのがこのエシェゾーです。

 何と言っても・・2018年バシュレ・モノだけでも全12アイテム中11アイテムのテイスティングをやっとでこなしたばかりで2018年グロ・フレール12アイテム(実際は2017年ものを含めて13アイテム)もの到着でしたので、スケジュール的にも相当困難な感じでした。おまけにそのグロ・フレール他の到着日にはもう・・他のアイテムをオファーしてくださると言う・・何とも鬼・・いや、仏のようなインポーターさんでして・・はい。

 やはり2017年ものの「超ナチュラル」「サンズ・フリー」な味わいは、確かに延長上では有ります。それでもむしろ、

「僅かなSo2の添加が若いワインに焦点を造っている」

と言う感じがします。サン・スフルは柔らかで心地良いですが、若いうちは若干、焦点ボケして感じられることが多いです。これは、ミネラリティに関係すると思いますが・・So2 (亜硫酸塩)もある意味、その仲間では有りますので・・。

 ただし添加量も非常に少ないので、ディテールを大きく侵食するほどでは有りません。2018年ものはアルコール分の出る造りをしたようですので、とても大柄で、エキスが今まで以上、物凄く出ていると感じました。

 まぁ・・例えばですね・・梅酒を漬けることを考えてみて下さい。アルコール分の高いものを使用した方が、梅のエキスが良く出るんです。やったことが有る方はお判りかと思います。

 味わいは質感良く、アルコールによるボディ感高く、エキス感もしっかりです。今良い感じで美味しいのが玉にキズでして・・早く飲まれてしまうのが勿体無いかと。10年置いたら物凄いことになっているかと思います。是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
-----
【わお!・・なるほど~・・ヴァンサン・グロの立ち位置が理解できる1本です!】

 言い忘れてしまったが、グロ・フレール・エ・スールのヴォーヌ=ロマネ1級は、このエシェゾーの格落ち、若木なんですね。もっと言ってしまえば、村名ヴォーヌ=ロマネにも格落ちのエシェゾーが入っているようです。

 なので、村名ヴォーヌ=ロマネ -> ヴォーヌ=ロマネ1級 = エシェゾー でして、少なくともヴォーヌ=ロマネ1級とエシェゾーは、ほぼ同じ畑のワインです。出来が違うだけ・・と思って良いかと思います。

 何しろヴォーヌ=ロマネ1級が滅茶美味しいですから、若木、格落ちと言っても素晴らしい出来です。今飲んでもその美味しさは隠しようが無いです。

 で、エシェゾーです。非常に複雑です。フィネスもたっぷりあります。今飲んでも「するっ」と入って行ってしまいますので勘違いしちゃうんですね・・。えっ?何を?ってことですが・・。

 そうなんですよ。今飲んでも普通に美味しい。それは、余計なものが入っていない、素晴らしい葡萄由来の美味しさです。でも、ただそれだけなんですね・・今は。ブラインドテイスティングをやると、おそらくヴォーヌ=ロマネ1級の方が点が高くなっちゃいますよ。ナチュラル度も凝縮感も同様だとしても・・です。

 つまり、美味しく飲めてしまうが、

「飲み頃はまだ先!」

と言うことになります。


 じゃぁ・・いつ頃からが飲み頃か・・と言うことになりますが、この辺はテイスターが変われば判断も変わりますんで・・。リアルワインガイド第66号は2021年から・・と言うことで、

「なるほど・・良いところをついて来てるなぁ・・」

と言う感じがします。noisy 的にも2021年からで・・同じです。余り徳丸さんとは一致しないことが多いんですが・・珍しく!


 要は、So2 無しのナチュラルな栽培、造りをしたワインなので、中間的要素が抑え込まれていないんですね。ここにSo2 を入れると、もっと判りやすくなり、

「お・・さすがグラン・クリュ!」

とすぐに素直に言えるわけです。


 ところが、余りに中間的要素がしっかり存在していますんで、今は、結構に「ごっちゃ」な感じなんですね。それでも「スルスル」と美味しく飲めちゃうので、ブラインドだと高い評価をつけ辛い・・と言うことになり、エチケットをオープンして、

「・・えっ?・・エシェゾーだったんだ・・」

と、自分の能力の無さに悲観するか、ドメーヌの造りに文句を言うか・・に陥る訳ですね~~・・♪♪・・いや、ワインって、本当に楽しいですね~!・・これ、絶対に飲まなきゃ判りませんよね~!


 印象的には、ビゾのエシェゾーをもっとエキシーに、角を丸くしてエレガントにした感じです。もうどこにも引っ掛からないです。「するん」と喉を通り抜け、ナチュラルな「返り」が飲み手を楽しませてくれます。

 美味しいお寿司なんかもぴったり合うんじゃないか?・・などと感じてしまいますね。これはそっち系にはぴったんこでしょう。最も今はまだ「早い」ですけどね。


 因みにすべてのグロ・フレール・エ・スールのコラムに書いていることですが、

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「5.5」です。


 ある意味、ヴォーヌ=ロマネ1級と同じです。が、複雑性、コアの確実性、潜在能力は上です。熟成能力も同様でしょう。・・が飲めちゃうんですよね・・怖いなぁ・・。是非美味しく飲んで欲しい、素晴らしいグラン・クリュでした。2年は待ちましょうね。


2018 Clos de Vougeot Grand Cru
クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ

15371
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴージョ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
■2017年もの リアルワインガイド第66号 今飲んで 91+ ポテンシャル 93+ 飲み頃予想 2021~2045
1.50ha、クロ・ド・ヴージョ北端 Musigny に隣接した En Musigni の区画。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥15,980 (外税) 
【かつてはクロ=ヴージョ・ミュジニと名乗っていたキュヴェですが、今は自粛しています。】
 こちらも飲めなかった3兄弟です・・。グラン・クリュ・ミュジニー(正確にはレ・プティ・ミュジニー)に接した「アン・ミュジニ」と言うパーセルです。

 2018年ものは2017年までとは異なり So2を入れたとは言え、自然生成も入れた残存合計で30~40mg ですので、全く使用しなくても 30mg ほどは出る可能性を考えれば・・非常に少量です。

 ミュジニーのハイトーンな性質にクロ=ヴージョのミディアム~ロートーンの肉が付いた、非常にパーフェクトな味わいの長熟なワインで有ると想像しています。

 今回は価格も相当に頑張っています。是非ご検討くださいませ!


 以下は以前のレヴューです。
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【あのクロ・ヴージョ(・ミュジニ)が・・こうなるのか~!】

 皆さんも良~くご存じの、グロ・フレール・エ・スールのクロ・ヴージョです。以前は「ミュジニ」を名乗っていたあのキュヴェですね。黒っぽくて濃密で、嫌いじゃ無かったですよ。何よりも安かったし・・。

 でもnoisy 的にはミシェル・グロが良かったし、ちょっと濃さにこだわり過ぎるグロ・フレールやアンヌ・グロは好みでは無かったんですね・・それでもアンヌ・グロは売れちゃうし、欲しいお客さんも結構いらっしゃいましたんで続けてましたが、グロ・フレールをテイスティングを頑張ってテイスティングしてご案内したところで、

「高い!」

と言われて全く売れないでしょうし・・と言うことで止めちゃったんですね。


 でも、ここまでナチュラルでエレガントに変身してしまうと、おそらくまともな姿で販売できるショップは限られてしまいますから・・

「じゃ、トライしてみようか・・」

と、アマノジャクな心に種火が灯ってしまったんですね。


 挙句の果てに・・これです。売れるかどうかも判らないし、数もそんなにある訳じゃ無い、グロ・フレール珠玉のグラン・クリュを散々に開けちゃった訳です。しっかり赤字決定ですが、やっぱりやる時は腰を据えてやらないと、詰まらないじゃないですか。ただ並べているだけのサイトなんぞ、こちらはご免です。

 で、早速テイスティングです。・・いや、ちょっと心が躍っちゃいましたね。クロ・ヴージョ最上部、ミュジニー(レ・プティ・ミュジニー)に続く部分の畑ですから、ミュジニーに最も近いですが、グラン=ゼシェゾーにもエシェゾーにも近いです。

 味わい的には、確かにミュジニー的なミネラリティも混ざっているものの、グラン=ゼシェゾー的に集中した黒い表情や、エシェゾー的に乾いたニュアンスも有る、非常に複雑性の高い味わいなんですね。

 飲んでいて実に楽しい・・です。

「ん?何で楽しいの?」

と思われるかもしれませんが、ちょうどその4つのグラン・クリュの地図でも眺めながら飲んでみて下さいよ。ある程度ブルゴーニュワインを飲まれていらした方なら、少しずつ変化する表情に、一喜一憂しつつ、脳もしっかり楽しんで飲んでいることに気付かれるに違いありません。

 因みに、ヴァンサンが言う、

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「5~5.5」と言うのが noisy 的評価です。ほぼど真ん中です。


 あまりにテクスチュアの良さに、「するする」飲めてしまいますが、やはり飲み頃的には「早い」です。noisy 的にはあと3年ほどは置きたいですね。

 そしてその時にもう一度・・できることならテイスティングし、どこまで「クッキリしてくるか」確かめてみたいと思います。勿論ですが、自身の答えはすでに持っていますよ。飲んだ時にしっかり結論をしておかないと忘れてしまいますし、誰かの言葉につられてしまって、「そうだった・・はず・・」と記憶を書き換えてしまいますからね。

 赤い果実が主体の滅茶複雑で心地良いグラン・クリュです。フィネスもしっかり有ります。是非トライしてみてください。


2018 Grands-Echezeaux Grand Cru
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ

15372
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
■2017年もの リアルワインガイド第66号 今飲んで 93+ ポテンシャル 94+ 飲み頃予想 2023~2050
■エージェント情報
0.37ha、Clos de Vougeotの壁のすぐ後ろ、Domaine de la Romanee Conti の所有区画の隣。
750ML 在庫    ご注文数   本
¥29,980 (外税) 
【2017年ものの物凄いナチュラルさは・・どうなったのか・・と気になって仕方ありませんが!D.R.C.のパーセルのお隣です。】
 こちらも飲まなかったキュヴェです。2017年ものをしっかり飲んだので・・すみません。実は2017年のグロ・フレールは、上級キュヴェを散々テイスティングしたため、利益ほぼ無し・・でした。

 なので2018年ものの上級キュヴェのテイスティングをエシェゾーまでにとどめ、その分をお客様に還元しようと言う訳です。

 ここのパーセルは、あのD.R.C.のお隣ですが、その昔まだD.R.C.のワインがリーズナブルだった頃・・エシェゾー1.5万、ロマネ=サン=ヴィヴァン2万・・みたいな頃、やはり人気だったのがグラン=ゼシェゾーでした。D.R.C.のエシェゾ-を買うくらいだったらもう少し出してグラン=ゼシェゾーを・・みたいなノリだったと思います。

 でも、D.R.C.のエシェゾーの大当たりを引いたことのある noisy は、果実の乗りの良いグラン=ゼシェゾーより、よりエキスが美しいエシェゾーも捨てがたかったなぁ・・などと思い出します。もっとも昨今は全く飲めませんが!ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
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【xxさんを質に入れても飲みたいグラン=ゼシェゾー?・・ここまでナチュラルなグラン=ゼシェゾーはnoisy も初めてです!】

 左の写真は、大きさ以外は全く弄っていない、「素」のままです。実に深淵な色合いです。エッジにも先鋭なナチュラルさを思わせる危険な色合いは全く感じられません。

 しかしナチュラルです。まずは、ナチュラル度ですが・・

 ヴァンサン・グロが言う、

 「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「5」と言うのが noisy の判断です。なので、noisy的理解としますと、

「ヴァンサン・グロが目指しているのはおそらくここのナチュラル度」

と言うことになります。


 いや~・・バカですね~。今飲んだって勿体ないだけなのは判り切っているのに開けちゃうんですね~・・。愚息にも言われてしまいました。

「・・開けちゃうの?」


「やるときは・・やらんと・・ね」

と言いながら、ちょいちょい・・ビビってましたが、一度決めたらやり通さないと・・と思って開けちゃうんですね。でも、このグラン=ゼシェゾーを開けたから良かった。「5」にならなかったら、次は

「リッシュブールの抜栓」

が待っていました。全体像を見通せないのに・・想像すらできないのに、まともなご案内などできませんからね。「5」で・・良かった・・す。


 いや、実に素晴らしい・・気品に溢れる、ピュアでナチュラルな素晴らしいグラン=ゼシェゾーでした。最後は凄い清冽な水を感じさせる余韻を長く感じさせてくれます。

 まぁ、こう言ってしまっていて何では有りますが、滅茶美味しい水って・・さほど長く余韻は無いんですけどね・・。その余韻の記憶みたいなものを脳がずっと感じているのかな?・・などと思っていますが、その清冽さが実に良いんですよ。シリュグのグラン=ゼシェゾーもそうでしたけどね。似ていますが、シリュグはそうなると、ナチュラル度は「1~1.5」ほどです。

 で、飲めてしまうのは間違いないですが・・これはもう、勿体ないの極致です。今開けると後悔します。

 リアルワインガイド第66号は飲み頃は2023年から・・と言うことで、ほぼ同様の感想です。5年くらい待った方が良いかと思います。

 そして、揮発酸はほぼ検出限界です。・・なるほど・・ヴァンサン・グロが目指しているのはそこで有って、このナチュラルな美しさと細やかなディテール表現で有ることが判ります。

 いや・・素晴らしいグラン・クリュでした。このワイン、セラーの無い方には無用でしょうが、まともなセラー温度ではないショップにも無用にして欲しいです。

「ピュアでナチュラルなヴォーヌ=ロマネ(+近郊)のワイン!」

 ヴァンサンの目指すところは正しいと思います。まだまだ伸びると感じました。是非飲んでみてください。超お勧めします!




2018 Richebourg Grand Cru
リッシュブール・グラン・クリュ

15373
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
■エージェント情報
Richebourg上部 Les Verroilles ou Richebourg の区画 0.69ha。Meo CamuzetとA.F.Grosの所有区画に挟まれた好立地。
注:2017年もの
リアルワインガイド第66号 今飲んで 94+ ポテンシャル 95+ 飲み頃予想 2023~2050
750ML 在庫    ご注文数   本
¥45,750 (外税) 
【大看板のリッシュブールです!】
 まぁ・・やはり「リッシュブール」と言うリューディは「別格中の別格」なんですね。グロの持ち分は、正確には「レ・ヴェロワイユ」と言う畑です。昨年の2017年ものの記事にも書きましたが、かのクロ・パラントーに接する訳でして・・格上のリッシュブールの紹介に、格下の1級を持ち出すという、ワインの世界ではありがちでは有りますが不思議な状態では有ります。

 グロ・フレールはやはりヴォーヌ=ロマネ近郊に凄い地所を持っているのが特徴です。今回はリッシュブールも飲んでしまおうか・・などとも考えましたが、リーズナブルだとは言え、・・・な価格では有りますし、この1本を飲んでしまうと、グロ・フレールのワインが売れるのは嬉しいけれど・・もう一人の人格、利益を考える社長は、「止めてくれ・・」と声高に叫んでいた訳です。

 グロ・フレールの2018年ものは相当に大柄ですので、もし、2018年と言うヴィンテージに何かのセレブレーションが有るようでしたら、とても良い選択になろうかと思います。リッシュブール・・・中々買えないですから・・はい・・勿論ですが、グロ・フレールに限りませんで、お隣のメオ=カミュゼやアンヌ・フランソワーズ・グロのパーセルも入手は結構に大変です。アンヌ・フランソワーズ・グロの下部がアンヌ・グロでしたっけ・・。これも入手は難しいですよね。ご検討くださいませ。価格はかなり・・頑張りました!


 以下は以前のレヴューです。
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【あのクロ・パラントーに接する区画です!】

 残念ながらナチュラル度「5」が出ちゃったので・・ここにたどり着けませんでした・・と少し安心しています・・経費的に・・はい・・(^^;;

 まぁ、昔なら、

「あのリシュブールに接する1級クロ・パラントー!」

などとやっていたんですが、今は逆?になっちゃいますでしょうか。


 その昔、アンリ・ジャイエが開墾したキャベツ畑がリシュブール(レ・ヴェロワイユ)上部に接していました。そして、メオ=カミュゼから借りていたリシュブールの畑のワインが、アンリ・ジャイエのトップ・キュヴェで、その区画はクロ・パラに接したレ・ヴァロワーユの最上部でした。

 で、メオ=カミュゼ所有区画の下の部分、こちらも同じくクロ・パラに接したレ・ヴェロワイユですが、そこがグロ・フレールの所有区画と聞いていますので、

「クロ・パラが高くて、少なくて買えなきゃグロ・フレールのリッシュブール!」

と言う考え方も有ったと思いますよ・・。まぁ、noisy も聞かれなきゃそんなことは答えないですけど・・。


 なので、グロ家が持っているリシュブールの区画はレ・ヴェロワイユの2/3ほどなんですね。アンリ・ジャイエが引退を決意したのがこのレ・ヴェロワイユが造れなくなったから・・なんです。まぁ、noisy の記憶が確かならば・・なので、間違ってたらすみません。

 で、リアルワインガイド第66号で徳丸さんは何と、ポテンシャル95+ まで付けています。これ、ナチュラルなブルゴーニュワインではほぼトップの評価だと思います。

「ここが10年後にどうなっているのか?」

・・ご興味ないでしょうか?


 おそらくですが、ナチュラル度は「5」でしょう!・・飲んでみたいですよね・・是非ご検討くださいませ!


2017 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Blanc
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ブラン

14558
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
2019/09/14(土)より出荷可能です。So2不使用のサン・スフルです!

□リアルワインガイド第66号 今飲んで 88+ ポテンシャル88+ 飲み頃予想 今~2033
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,780 (外税) 
【 滅茶苦茶旨い!ナチュラルだが自然派嫌いでも全然OK!揮発酸は感じません!柔らかく見事に美しいシャルドネです! 】
 このオート・コート・ド・ニュイの白は大成功だったんじゃないかと思いますよ。普通だと白の方が酸化制御で難しいはずなんですが、醸しはしていないと思われる、

「最高に美味しいシャルドネ!」

になってたんですね・・。これ・・もっと飲みたい!・・と思っちゃいましたが、案の定、カミさんも気に入ったらしく、飲むスピードが速いもので・・はい・・。

 色落ちも少なく、自然派やビオを意識しなければ、フツーのワインだと思って終わってしまうと思います。それも「早々に」無くなるはずです。

 ピュアで少し豊満な果実がたっぷりあり、シャルドネ特有の中域、中高域の太さに加え、繊細でナチュラルな風味が高域に抜けて行き、そこを侵食する揮発酸系の香りが無いですから・・見事に美味しいのでしょう。

 自然派系の白、しかもSo2不使用ですから、少し長く栓を抜いておくと色落ちはするはずです・・が、確認する前に無くなっちゃいました。素晴らしいバランスをしていると思います。90点以上付けて良いかな・・と思います。超お勧め!・・これは旨いです!


 因みにお馴染み?のナチュラル度ですが、

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「3」です。

 揮発酸的な要素は全く無いとは言いませんが検出限界ですから、その意味では上記のナチュラル度は「1」です。揮発酸的要素を除いたナチュラル度が「5」で、平均して「3」と言うことにしました。是非飲んでみてください。誰も美味しい!・・と言っていただけると確信しています!


2017 Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ

14557
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
2019/09/14(土)より出荷可能です。So2不使用のサン・スフルです!
□リアルワインガイド第66号 今飲んで 88+ ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2033
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,080 (外税) 
【新生グロ・フレール・エ・スールの入門として最適です!力のある黒い果実が各所にちりばめられ、優しい赤い果実で埋め尽くされています。】
 2017年もののグロ・フレール・エ・スールを扱うことにしたので、大赤字を覚悟で「グラン=ゼシェゾー」まで開けちゃいましたんで、グロ・フレールのおおよその全体像を掴むことができました。

「なるほど・・ビオにこだわらないヴァン・ナチュールのブルゴーニュ、ど真ん中のワイン・・ね」

 言ってしまえば、

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

とヴァンサンが言う立ち位置は、「なるほど・・」と言う感想がぴったりです。


「なんでそうしているのか、そうしなければいけないのか」

が判り辛い「ビオディナミ」には興味が無く、しかしビオディナミがもたらす見事な影響の恩恵は受けたい・・と言うような、現代っ子の若者が安易に目指しそうな立ち位置なのかもしれません。

 しかしながら、noisy はそこに「ブルゴーニュの未来」をも見せてくれるワインに、非常なる興味を持ったんですね。事実、とても美味しいですよ。

 「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「3~4」です。


 なので、

「余りキツイビオはダメだけど自然派は好き」

と言う方には全く問題が無く、

「少しでも自然派のニュアンスが有れば駄目」

と言う方には無理な立ち位置のワインです。


 このA.C.ブルゴーニュが「Ok」だと思われる方は、noisy 的分析では、このワインは「3.5」位で並みの自然派寄りで有り、グロ・フレールは「6」位まで有る・・と思っていただければ選択は間違えないと思います。シュマンもほぼ同様な感じですが、もう少し真ん中寄りかな?・・なので「3.5~4.5」位です。


 親の兄弟でもあるミシェル・グロのワインは、So2 を使用するピュアな果実の美しいワインです。2015年までは濃いワインだったと思いますが、現状は、

「ミシェル・グロよりエレガント!」

だと感じます。


 出来ましたら、充分に休めてお召し上がりください。大変身したグロ・フレール・エ・スール・・・是非ご検討くださいませ。

P.S.因みにリアルワインガイド第66号で徳丸さんが「豆っぽさ」について言及していましたが、消えたのか、ロット違いの性かは判りませんが、noisy には検出できないレベルでしたのでご安心ください。


2017 Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Rouge
ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ

14559
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
2019/09/14(土)より出荷可能です。So2不使用のサン・スフルです!
□リアルワインガイド第66号 今飲んで 88+ ポテンシャル89 飲み頃予想 今~2035
750ML 在庫    ご注文数   本
¥3,290 (外税) 
【見事なナチュラルワイン!それもブルゴーニュのピノ・ノワールです!】
 2016年以降のグロ・フレール・エ・スールのワインが、どのようなものなのかと思い、アチコチかなり時間を掛けて検索してみたものの、結局全く判らず、ただ2015年以前と同様にページに並んでいるだけの状況に唖然としてしまいました。

 反対に、

「それならnoisy の出番もあるかな・・」

とも思えた訳なので、安易には批判もできません。・・でも酷いですね。noisy がテイスティングした結果としては、このレベルのナチュラル・ワインがもし、蛍光灯や太陽光がガンガン当たる温度管理もまともにされていない・・されていたとしても18度ほどの売り場に並べられていたら・・としたら、想像を絶するコンディションになってしまうと思います。ナチュラルワインを専門に、もしくは看板に上げているショップでさえ、「夏に暖かいセラー」だったりすることが多いですから、まして今までの「グロ・フレール」と同様に扱われているとするなら、とても怖い状況です。

 リアルワインガイド第66号が88+ 89 と評点し、大地の風味に満ちた見事なブルゴーニュのナチュラルワインと評したオート・コート・ド・ニュイです。

 ヴァンサン・グロが言う

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「5~6.5」ほどかと思います。


 なので、

「それなりにナチュラル度は高目」

と言えるでしょう。少なくともA.C.ブルとは、中間点の「5」を挟んで「対局の立ち位置」です。この辺りは成長途中のドメーヌですので、少しブレも感じますが、キュヴェによる自然派度の違い?・・を点数化するのはnoisy位でしょうから一般的では無いですね。でも、この方が判りやすいと思います。


 その上で、非常に良く出来たブルゴーニュのナチュラルワインで有る・・と言いたいと思います。ハッキリ言ってこのワイン、揮発酸は有ります。しかし、ナチュラルワインに重きを置く方には、全く問題にもならないレベルでしょう。良い面が非常に勝っているし、若干鈍い方には(・・失礼)揮発酸も検出できないでしょう。普通の方には、

「・・あ、あるな・・」

と判ると思います。


 柔らかでふくよかなスピードあるアロマは非常に心地良く、揮発酸のニュアンスはほぼ在りません。口に含むと、確かに揮発酸系のニュアンスが有りますが、艶々のチェリーと非常に美しい赤みを帯びた柔らかくフカフカの土、中高域から高域にかけての伸びやかさと、全体を通しての滑らかさが秀逸です。余韻も実に良い感じです。

 他のコラムでも書きましたが、So2を使用しタイトに締まったワインは、その構造を判りやすく見せてはくれますが、サン・スフルのワインは、その要素と要素の間にあるもっと細やかな要素をも、しっかりと見せてくれますので、良く言えば「非常に繊細」です。悪く言えば、「ぼんやりとしているように見える」とも言えるかもしれません。

 しかし、全ての要素が何にも阻害されずに表に現れてくることこそが、真のそのワインの姿、テロワールの姿を映していると言えます。

 今飲んでも実に美味しいですし、何の引っ掛かりもなく、ストンっと喉を通り抜け、ニュアンスを残してくれます。これが熟してきますと、So2 を使用したキュヴェ同様に構造が見やすく、スッキリとしたものになりますし、抑え込まれずに済んだもっと細やかな表情さえも綺麗な熟を迎えることが出来る訳ですね。

「ナチュラルな要素が心地良く無い」

と思われる方には、このオート=コートの赤は無理でしょう。でも、それ以外の方には是非飲んでみていただきたいと思います。そして出来れば数年後の姿を見てみて欲しい・・心よりそう思います。ご検討くださいませ。


2017 Richebourg Grand Cru
リッシュブール・グラン・クリュ

14563
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
■エージェント情報

□リアルワインガイド第66号 今飲んで 94+ ポテンシャル 95+ 飲み頃予想 2023~2050
750ML 在庫    ご注文数   本
¥47,500 (外税) 
【あのクロ・パラントーに接する区画です!】
 残念ながらナチュラル度「5」が出ちゃったので・・ここにたどり着けませんでした・・と少し安心しています・・経費的に・・はい・・(^^;;

 まぁ、昔なら、

「あのリシュブールに接する1級クロ・パラントー!」

などとやっていたんですが、今は逆?になっちゃいますでしょうか。


 その昔、アンリ・ジャイエが開墾したキャベツ畑がリシュブール(レ・ヴェロワイユ)上部に接していました。そして、メオ=カミュゼから借りていたリシュブールの畑のワインが、アンリ・ジャイエのトップ・キュヴェで、その区画はクロ・パラに接したレ・ヴァロワーユの最上部でした。

 で、メオ=カミュゼ所有区画の下の部分、こちらも同じくクロ・パラに接したレ・ヴェロワイユですが、そこがグロ・フレールの所有区画と聞いていますので、

「クロ・パラが高くて、少なくて買えなきゃグロ・フレールのリッシュブール!」

と言う考え方も有ったと思いますよ・・。まぁ、noisy も聞かれなきゃそんなことは答えないですけど・・。


 なので、グロ家が持っているリシュブールの区画はレ・ヴェロワイユの2/3ほどなんですね。アンリ・ジャイエが引退を決意したのがこのレ・ヴェロワイユが造れなくなったから・・なんです。まぁ、noisy の記憶が確かならば・・なので、間違ってたらすみません。

 で、リアルワインガイド第66号で徳丸さんは何と、ポテンシャル95+ まで付けています。これ、ナチュラルなブルゴーニュワインではほぼトップの評価だと思います。

「ここが10年後にどうなっているのか?」

・・ご興味ないでしょうか?


 おそらくですが、ナチュラル度は「5」でしょう!・・飲んでみたいですよね・・是非ご検討くださいませ!


2017 Grands-Echezeaux Grand Cru
グラン=ゼシェゾー・グラン・クリュ

14562
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
2019/09/14(土)より出荷可能です。So2不使用のサン・スフルです!
□リアルワインガイド第66号 今飲んで 93+ ポテンシャル 94+ 飲み頃予想 2023~2050
750ML 在庫    ご注文数   本
¥31,800 (外税) 
【xxさんを質に入れても飲みたいグラン=ゼシェゾー?・・ここまでナチュラルなグラン=ゼシェゾーはnoisy も初めてです!】
 左の写真は、大きさ以外は全く弄っていない、「素」のままです。実に深淵な色合いです。エッジにも先鋭なナチュラルさを思わせる危険な色合いは全く感じられません。

 しかしナチュラルです。まずは、ナチュラル度ですが・・

 ヴァンサン・グロが言う、

 「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「5」と言うのが noisy の判断です。なので、noisy的理解としますと、

「ヴァンサン・グロが目指しているのはおそらくここのナチュラル度」

と言うことになります。


 いや~・・バカですね~。今飲んだって勿体ないだけなのは判り切っているのに開けちゃうんですね~・・。愚息にも言われてしまいました。

「・・開けちゃうの?」


「やるときは・・やらんと・・ね」

と言いながら、ちょいちょい・・ビビってましたが、一度決めたらやり通さないと・・と思って開けちゃうんですね。でも、このグラン=ゼシェゾーを開けたから良かった。「5」にならなかったら、次は

「リッシュブールの抜栓」

が待っていました。全体像を見通せないのに・・想像すらできないのに、まともなご案内などできませんからね。「5」で・・良かった・・す。


 いや、実に素晴らしい・・気品に溢れる、ピュアでナチュラルな素晴らしいグラン=ゼシェゾーでした。最後は凄い清冽な水を感じさせる余韻を長く感じさせてくれます。

 まぁ、こう言ってしまっていて何では有りますが、滅茶美味しい水って・・さほど長く余韻は無いんですけどね・・。その余韻の記憶みたいなものを脳がずっと感じているのかな?・・などと思っていますが、その清冽さが実に良いんですよ。シリュグのグラン=ゼシェゾーもそうでしたけどね。似ていますが、シリュグはそうなると、ナチュラル度は「1~1.5」ほどです。

 で、飲めてしまうのは間違いないですが・・これはもう、勿体ないの極致です。今開けると後悔します。

 リアルワインガイド第66号は飲み頃は2023年から・・と言うことで、ほぼ同様の感想です。5年くらい待った方が良いかと思います。

 そして、揮発酸はほぼ検出限界です。・・なるほど・・ヴァンサン・グロが目指しているのはそこで有って、このナチュラルな美しさと細やかなディテール表現で有ることが判ります。

 いや・・素晴らしいグラン・クリュでした。このワイン、セラーの無い方には無用でしょうが、まともなセラー温度ではないショップにも無用にして欲しいです。

「ピュアでナチュラルなヴォーヌ=ロマネ(+近郊)のワイン!」

 ヴァンサンの目指すところは正しいと思います。まだまだ伸びると感じました。是非飲んでみてください。超お勧めします!




2017 Clos de Vougeot Grand Cru
クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ

14561
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴージョ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
2019/09/14(土)より出荷可能です。So2不使用のサン・スフルです!
□リアルワインガイド第66号 今飲んで 91+ ポテンシャル 93+ 飲み頃予想 2021~2045
750ML 在庫    ご注文数   本
¥16,800 (外税) 
【あのクロ・ヴージョ(・ミュジニ)が・・こうなるのか~!】
 皆さんも良~くご存じの、グロ・フレール・エ・スールのクロ・ヴージョです。以前は「ミュジニ」を名乗っていたあのキュヴェですね。黒っぽくて濃密で、嫌いじゃ無かったですよ。何よりも安かったし・・。

 でもnoisy 的にはミシェル・グロが良かったし、ちょっと濃さにこだわり過ぎるグロ・フレールやアンヌ・グロは好みでは無かったんですね・・それでもアンヌ・グロは売れちゃうし、欲しいお客さんも結構いらっしゃいましたんで続けてましたが、グロ・フレールをテイスティングを頑張ってテイスティングしてご案内したところで、

「高い!」

と言われて全く売れないでしょうし・・と言うことで止めちゃったんですね。


 でも、ここまでナチュラルでエレガントに変身してしまうと、おそらくまともな姿で販売できるショップは限られてしまいますから・・

「じゃ、トライしてみようか・・」

と、アマノジャクな心に種火が灯ってしまったんですね。


 挙句の果てに・・これです。売れるかどうかも判らないし、数もそんなにある訳じゃ無い、グロ・フレール珠玉のグラン・クリュを散々に開けちゃった訳です。しっかり赤字決定ですが、やっぱりやる時は腰を据えてやらないと、詰まらないじゃないですか。ただ並べているだけのサイトなんぞ、こちらはご免です。

 で、早速テイスティングです。・・いや、ちょっと心が躍っちゃいましたね。クロ・ヴージョ最上部、ミュジニー(レ・プティ・ミュジニー)に続く部分の畑ですから、ミュジニーに最も近いですが、グラン=ゼシェゾーにもエシェゾーにも近いです。

 味わい的には、確かにミュジニー的なミネラリティも混ざっているものの、グラン=ゼシェゾー的に集中した黒い表情や、エシェゾー的に乾いたニュアンスも有る、非常に複雑性の高い味わいなんですね。

 飲んでいて実に楽しい・・です。

「ん?何で楽しいの?」

と思われるかもしれませんが、ちょうどその4つのグラン・クリュの地図でも眺めながら飲んでみて下さいよ。ある程度ブルゴーニュワインを飲まれていらした方なら、少しずつ変化する表情に、一喜一憂しつつ、脳もしっかり楽しんで飲んでいることに気付かれるに違いありません。

 因みに、ヴァンサンが言う、

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「5~5.5」と言うのが noisy 的評価です。ほぼど真ん中です。


 あまりにテクスチュアの良さに、「するする」飲めてしまいますが、やはり飲み頃的には「早い」です。noisy 的にはあと3年ほどは置きたいですね。

 そしてその時にもう一度・・できることならテイスティングし、どこまで「クッキリしてくるか」確かめてみたいと思います。勿論ですが、自身の答えはすでに持っていますよ。飲んだ時にしっかり結論をしておかないと忘れてしまいますし、誰かの言葉につられてしまって、「そうだった・・はず・・」と記憶を書き換えてしまいますからね。

 赤い果実が主体の滅茶複雑で心地良いグラン・クリュです。フィネスもしっかり有ります。是非トライしてみてください。


2017 Echezeaux Grand Cru
エシェゾー・グラン・クリュ

14564
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
2019/09/14(土)より出荷可能です。So2不使用のサン・スフルです!
□リアルワインガイド第66号 今飲んで 92 ポテンシャル 93 飲み頃予想 2021~2043
750ML 在庫    ご注文数   本
¥16,200 (外税) 
【わお!・・なるほど~・・ヴァンサン・グロの立ち位置が理解できる1本です!】
 言い忘れてしまったが、グロ・フレール・エ・スールのヴォーヌ=ロマネ1級は、このエシェゾーの格落ち、若木なんですね。もっと言ってしまえば、村名ヴォーヌ=ロマネにも格落ちのエシェゾーが入っているようです。

 なので、村名ヴォーヌ=ロマネ -> ヴォーヌ=ロマネ1級 = エシェゾー でして、少なくともヴォーヌ=ロマネ1級とエシェゾーは、ほぼ同じ畑のワインです。出来が違うだけ・・と思って良いかと思います。

 何しろヴォーヌ=ロマネ1級が滅茶美味しいですから、若木、格落ちと言っても素晴らしい出来です。今飲んでもその美味しさは隠しようが無いです。

 で、エシェゾーです。非常に複雑です。フィネスもたっぷりあります。今飲んでも「するっ」と入って行ってしまいますので勘違いしちゃうんですね・・。えっ?何を?ってことですが・・。

 そうなんですよ。今飲んでも普通に美味しい。それは、余計なものが入っていない、素晴らしい葡萄由来の美味しさです。でも、ただそれだけなんですね・・今は。ブラインドテイスティングをやると、おそらくヴォーヌ=ロマネ1級の方が点が高くなっちゃいますよ。ナチュラル度も凝縮感も同様だとしても・・です。

 つまり、美味しく飲めてしまうが、

「飲み頃はまだ先!」

と言うことになります。


 じゃぁ・・いつ頃からが飲み頃か・・と言うことになりますが、この辺はテイスターが変われば判断も変わりますんで・・。リアルワインガイド第66号は2021年から・・と言うことで、

「なるほど・・良いところをついて来てるなぁ・・」

と言う感じがします。noisy 的にも2021年からで・・同じです。余り徳丸さんとは一致しないことが多いんですが・・珍しく!


 要は、So2 無しのナチュラルな栽培、造りをしたワインなので、中間的要素が抑え込まれていないんですね。ここにSo2 を入れると、もっと判りやすくなり、

「お・・さすがグラン・クリュ!」

とすぐに素直に言えるわけです。


 ところが、余りに中間的要素がしっかり存在していますんで、今は、結構に「ごっちゃ」な感じなんですね。それでも「スルスル」と美味しく飲めちゃうので、ブラインドだと高い評価をつけ辛い・・と言うことになり、エチケットをオープンして、

「・・えっ?・・エシェゾーだったんだ・・」

と、自分の能力の無さに悲観するか、ドメーヌの造りに文句を言うか・・に陥る訳ですね~~・・♪♪・・いや、ワインって、本当に楽しいですね~!・・これ、絶対に飲まなきゃ判りませんよね~!


 印象的には、ビゾのエシェゾーをもっとエキシーに、角を丸くしてエレガントにした感じです。もうどこにも引っ掛からないです。「するん」と喉を通り抜け、ナチュラルな「返り」が飲み手を楽しませてくれます。

 美味しいお寿司なんかもぴったり合うんじゃないか?・・などと感じてしまいますね。これはそっち系にはぴったんこでしょう。最も今はまだ「早い」ですけどね。


 因みにすべてのグロ・フレール・エ・スールのコラムに書いていることですが、

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「5.5」です。


 ある意味、ヴォーヌ=ロマネ1級と同じです。が、複雑性、コアの確実性、潜在能力は上です。熟成能力も同様でしょう。・・が飲めちゃうんですよね・・怖いなぁ・・。是非美味しく飲んで欲しい、素晴らしいグラン・クリュでした。2年は待ちましょうね。


2017 Vosne-Romanee 1er Cru
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ

14560
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
フラジェ=エシェゾー
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
2019/09/14(土)より出荷可能です。So2不使用のサン・スフルです!
□リアルワインガイド第66号 今飲んで 91+ ポテンシャル92+ 飲み頃予想 今~2038
750ML 在庫    ご注文数   本
¥10,650 (外税) 
【甘露です!フィネス、エレガンスをナチュラルに表現したエシェゾー格落ち!】
 美味しいですね~・・これは良い!・・村名ヴォーヌ=ロマネの延長上と言うより、シュマン・デ・モワンヌ・ド・ヴェルジの延長上と言った方がより近いと思いますが、このプルミエ・クリュまで来ると、ギアが2段ほど上がったかのような密度を見せてくれます。

 色合いも美しいです。そして、気になる?ナチュラル度ですが、


「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「5~5.5」です。

 揮発酸は検出限界に近いです。全く無いとは言いません・・が、まず判らないと思いますよ。

「・・いや、有る。あるに違いない!」

と思って一生懸命に嗅ぎ出せば・・もしかしたら感じるでしょう。そんなレベルですが、ナチュラル度は半端無いです。滅茶甘い水にピノ・ノワールワインならではの要素がちりばめられ、サン・スフルならではの中間的要素に満ち、輝きを持っています。

 まぁ、エシェゾーもクロ=ヴージョ(・ミュジニ)も、グラン=ゼシェゾーも飲んじゃいましたからね。このワインの持つ素晴らしさにも気付いちゃいますよ。それら上級ワインが持つ高尚且つ雅な要素、表情をかなりの部分、持ち合わせているんですね・・。だからどうしても「美味い!」と思ってしまう・・んでしょう。

 最も、上記のようにナチュラル度は「5.5」ですから、「5」ならばOKの方も、そこを超えてくるといきなり「無理」と言う方がいらっしゃらないとは限りません。

 しかし、もしかして気に入らない風情が有ったとしても、これほどの美しく細やかな表情がお化粧代わりになるんじゃないかと思います。相当に・・旨いです。

 ですが・・コンディションが悪いとどうにもならないと思いますので、必ず14度以下の保存環境で、飲む前にしっかり立てて透明度を確認してからお楽しみください。素晴らしい世界が待っています!ご検討くださいませ。


2017 Chemin des Moines de Vergy V.d.T.
シュマン・デ・モワンヌ・ド・ヴェルジ V.d.T.

14549
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
2019/09/14(土)より出荷可能です。So2不使用のサン・スフルです!
■エージェント情報
 2017年が初リリース!ロマネ・コンティの畑を650年間耕作してきたロマネ・サン・ヴィヴァン・ヴェルジ修道院へと続く小道を意味する名前です。フィロキセラ禍以前までは葡萄が植えられていた区画で、ラ・ターシュから500メートル。2014年、2015年に植樹しました。
□リアルワインガイド第66号 今飲んで 89 ポテンシャル89+ 飲み頃予想 今~2035
750ML 在庫    ご注文数   本
¥6,980 (外税) 
【これは旨い!起承転結がクッキリ!ナチュラルだが、それを強く感じさせないバランスの良さ!ヴォーヌ=ロマネ村名並みです!】
 これは旨かった!・・ナチュラルさはむしろ他の下級キュヴェより抑え目に出ている感じで、グラスから漂う柔らかく早い官能的なファーストノーズからの口入、中盤、終盤、余韻と、しっかりその段階を感じさせてくれる「普通のブルゴーニュ・ピノ・ノワール」的な感じが、何の違和感も感じさせない美味しさです。

 このシュマン・デ・モワンヌ・ド・ヴェルジは、ヴォーヌ=ロマネから(資料にはやや恣意的にラ・ターシュと書いてありますが)西に昇って行き、幾つかあるヴェルジの村へ向かう途中に有る古い畑のようです。近くにはオート=コート・ド・ニュイやコート・ド・ニュイ=ヴィラージュ格の畑が有りますが、長く打ち捨てられていた「古いクロの跡地」だったようで、アペラシオンを名乗れないので「ヴァン・ド・ターブル」格になっているようです。

 ラ・ターシュから500メートル歩くと言うことですからヴォーヌ=ロマネからは少し離れており、Googleで写真を見てみると、

「なるほど・・ここかな?」

と思える場所が有ります。


「ここを買収して3年目の葡萄で醸造したのなら、さぞかし、力の無い味わいなんだろうなぁ・・」
「それにしちゃぁ・・高いよ」

などと、高をくくっていた訳ですが、あにはからんや・・ちょっとビックリさせられました。

「村名並みじゃん・・」


 表現するのは難しいですが・・これで3~4年目かよ・・とビックリするような集中感が有ります。noisy が育てているピノ・ファンはそろそろ5年かな?・・こんなに立派には絶対になりませんから・・。黒みのしっかりした果実が・・そうだなぁ・・チョコチップのような感じでアチコチに有り、その間を穏やかな赤いチェリーやベリーが埋めているような感覚でしょうか。

 ピュアさも有り、ナチュラルですが、むしろ揮発酸は非常に少なく・・いや、全く無いとは言いませんが、まず気付く方は極少数派でしょう・・滑らかでしっとりと優しいです。

 オート=コートよりも高い値付けですが、これは村名並みのポテンシャルをすでに持っており、個性もしっかり有りそうですから、

「将来、大化けするかも!」

と言う気を持たせてもくれます。


 是非Googleで、地図を見てみてください。3D で見ると面白いですよ。ヴォーヌ=ロマネの村を西に上がり、畑の無い部分を通り越した辺りです。それ以上西に向かうとオート=コートの畑群が有り、もっと行くとヴェルジの各村に入り、現在修復中のロマネ=サン=ヴィヴァン・ヴェルジ修道院も確認できます。ご検討くださいませ。

P.S.
「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

において、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「3.5~4.5」の間ほどです。


2017 Vosne-Romanee
ヴォーヌ=ロマネ

14548
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
2019/09/14(土)より出荷可能です。So2不使用のサン・スフルです!
□リアルワインガイド第66号 今飲んで 90 ポテンシャル90+ 飲み頃予想 今~2035
750ML 在庫    ご注文数   本
¥7,950 (外税) 
【ドメーヌ・ビゾを彷彿させるナチュラルなヴォーヌ=ロマネ!・・自然派大好きな方にはドンピシャ!】
 ま~・・あのグロ・フレールがね~・・こうなっちゃうのね~・・と、驚いた2017年ものです。その中でもトップのナチュラル度を誇るのがこの村名ヴォーヌ=ロマネでした。一口すすって・・

「・・お~・・ビゾだ~~!」

と思っちゃいましたよ。ビゾの「オー・レア」にそっくり・・と言うか、ビゾのオー・レ・アに有る「角」をさらに丸く磨いて「引っ掛かりを無くした感じ」だと・・思わず口にしそうになりました。

 でも、目の前には愚息がおりますので・・そういうことは言いません。自分で感じて欲しいからですね・・頭の中に余計な言葉をインプットしてしまうと、その言葉だけが独り歩きしちゃいますから・・。

 ビゾのオー・レアもそうでしたが、ヴォーヌ=ロマネらしいフィネスを損なわずに、ナチュラルな風味を多く持っていました。巨大な構造では無いものの、しっかり膨らみ、ディテールの細やかなこと!・・この辺りはヴォーヌ=ロマネの格が成せるものでしょう。

 しっかりと丸い中盤のパレットから、滲みだすような清冽な水の余韻が実に長いです。果実感は鼻に抜けつつ、滅茶美味しい清冽な水の余韻が舌に残像として残るんですね。

 このワインは、ヴァンサン・グロが言う、

「並みの自然派と先鋭的ビオディナミストの中間」

においては、

「並みの自然派」を1とし、

「先鋭的ビオディナミスト」を10とするなら、安易には、ヴァンサン・グロの立ち位置は

「5」

と言うことになりますが、このワインは、「6~6.5」です。


 結構にナチュラル度が高い・・と言う判断ですね。揮発酸は有ります。止まっているのでこの先、増えることは考えられませんが、落ち着いてくることは有ります。そして、この揮発酸が無ければ、ナチュラル度は「5」ほどにグンと下がります。

 なので、揮発酸系が苦手な方には「無理」です。

 しかし、ナチュラルワインがお好きな方には、全く問題が無いレベルと言えますし、揮発酸バリバリのアヴァンギャルドなスタイルがお好きな方には「物足りない」でしょう。

 継ぎ目無く滑らかで柔らかく美しいヴォーヌ=ロマネでした。是非ご検討くださいませ。