【これは美味しい!泡質も結構に細やかで持続します!ドライながら旨味もしっかり・・次回はノン・デゴルジュマン・タイプも試してみようと思ってます!】

どうでしょう?・・顔が良いでしょう?・・いや、リアルワインガイド誌第70号の noisy の写真のことでは有りませんよ。この、ちょっと気を惹かれるような泡の下の淡い黄色な色合いと、その細やかな泡と中くらいの泡と、泡のエクボの感じの「顔」です。泡ものがお好きな方には、結構にバレバレなんじゃないかと、少しヒヤヒヤしてはいるんですが・・(^^;;
まぁ、いつものように深夜に帰宅・・いや、もう翌日になってからでは有りますが、その時に、
「立てて置いたワインを車で持ち帰ってテイスティングがてら夕食を摂る」
のが、年間360日ほどの noisy の日常です。
なので、どうしても・・車が揺れますから、完全に落ち着かせるのが難しいんですね。よっぽど高級なワインをしっかり落ち着かせてテイスティングしたい時は、本当に慎重に、揺らさないように持ち帰るんですが、さすがに毎日のことですから中々難しいところでは有ります。
結構に泡は細やかで揃っていると思います。そしてそれが結構に持続します。シュピゲラウのブルゴーニュのマウスブローですので、シャンパーニュグラスのように「底にキズ」は入っていませんから、エクボもバラけてしかるべく・・では有るんですが、しっかり中央に3つ出来ています。
グラスの縁はこれまた結構に細やかな泡がへばりついていますよね。流石にシャンパーニュには及ばないにしても、その泡の盛り上がりと持続性は、ペティアンとしては結構なレベルだと感じます。
味わいも実に見事で、とてもドライで残糖感は無く、柑橘系のフレーヴァーがしっかり、酸度も適度で強過ぎず全く弱く無く、旨味を形成しているアミノ酸系の酸もまろやかで、とても細やかな石灰感とともに満足感が得られます。
ピュアさと共にナチュラル感は立ち昇り弾ける泡によって増大される感じで、何でしょう・・熟練のペティアン生産者と比較しても全くそん色無いどころか、
「価格が滅茶安い!」
のに驚かれると思います。
レ・グランド・ヴィーニュって・・ローヌのデステザルグ協同組合のワイン名でも有るので、
「間違えそうで・・嫌だなぁ・・」
とは思っていたものの、ここまでの仕上がりの良さを見せつけられるとなると、扱わない訳には行かなくなってしまいました。
暑い時期にも、涼し気でも、シャンパーニュの代理的存在としても行けそうですよ。美味しいので是非!・・飲んでみて下さい。まだエージェントさんに造り手さんの写真などが上がって無いので・・すみません!お勧めします!