ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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フラ・イ・モンティ

フラ・イ・モンティ

イタリア Fra I Monti ラッツィオ
Fra I MontiDomaine index -- Open All Column
● ラッツィオの新たな生産者をご紹介させていただきます。元ソムリエが生産者を目指して設立した「フラ・イ・モンティ」、ロッコさんです。

 最近は飛ぶ鳥を落とす勢いの「ヴィヴィット」さんが輸入するビオ系(ビオロジック)な生産者です。ヴィヴィットさんの門前には、お取引を待つ方々の順番待ちが長~く・・出来ているそうです・・。・・判らなくもないですよ。魅力的なワインを次々に海外から持って来てくれていますから・・。「・・おっ!」と思わせてくれるようなワインに、良い確率で出会えているような感じがします。まぁ、何事も出会いから始まる訳で、ワイン屋にしても、自分で海外まで出かけて行って、お取引をお願いして、輸入の手配をして、代金を支払って・・なんてやっていたら、それは仕事と言えるようなものにはならず、ほぼほぼ道楽になってしまいますから・・。ヴィヴィットさんも品物は面白いんですが、あっという間に全数量を捌いてしまうのと、某社ほどでは無いにせよ、数本しか割り当てが無いリーズナブルなワイン・・・なんて言うのも混在します。

 今回はそんな訳で、数本しか無いアイテムはテイスティングを回避させていただきましたが、それでも、

「ビオ系だがアヴァンギャルドに陥らず、健康的でセンスの良い味わい」

が魅力のワインでした。是非ご堪能くださいませ。



 フラ・イ・モンティは、2018年設立されたローマの南東約75kmにある人口360人の小さな村Terelleテレッレに本拠を置くワイナリーです。もともとソムリエをしていたロッコは、ワインはセラーではなくブドウ畑で造られるという考えに立ち返り、テロワールを再発見することを目的として、長年見捨てられていた、栗の木立に囲まれた古いブドウ畑を復興させてワイナリーを創設しました。畑では化学薬品は一切使用せず、ビオディナミの手法を取り入れたビオロジックで栽培が行われています。フラ・イ・モンティの哲学は、現在の流行を追い求めることではなく、真にテロワールを表現するナチュラルワインを造ることです。それは、人工的な添加物は一切使わない、テロワールを100%語ってくれるピュアな本物のワイン、全ての人にとって手頃で飲みやすく、複雑さを備えた、喜びを与えてくれるワインです。


2022 Tinto di Rosso Roze
ティント・ディ・ロッソ・ロゼ

18174
自然派
ロゼ 辛口
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
VINO ROSATO FRIZZANTE
メルロー100%

 手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。その後、オープントップの発酵層で、足によるピジャージュで3日間の果皮浸漬。その後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾して果皮と果汁を分離し、野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。マストの一部は、瓶内二次発酵を行う際のリキュール・ド・ティラージュとして使用するためにすぐに冷却して保存します。一次発酵が終わったワインをボトリングする際に、この冷却保存しておいたブドウ果汁を添加して、瓶内二次発酵を行います。しかし、ブドウ果汁以外の糖分や酵母、亜硫酸などの添加は一切ありません。また、濾過もデゴルジュマンも行いません。このため、澱に由来する濁りがあり、残糖も殆どないナチュラルなアプローチで造られたフリッツァンテです。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。2022ヴィンテージのSO2トータルは2023年9月時点で38.4mg /l。ガス圧は2.4気圧。

 このワインは、イタリアの映画監督 Tinto Brass ティント・ブラスに捧げられたキュヴェだそうです。ティント・ブラスはイタリアで最も有名なロマン・ポルノの監督で、思春期のロッコを育てくれた先生だそうです(笑)。このためラベルの横にはイタリア語で「ロッコの思春期の先生」と書かれています。エチケットは、女優のCraudio Coleクラウディア・コールが主演した「All Ladies Do It(邦題:背徳小説第2章)」の映画ポスターのパロディです。ロッコは、Tinto Brass ティント・ブラスにもこのワインを贈ったそうです。
750ML 在庫  1   ご注文数   本
¥3,790 (外税) 
【オール・レディーズ・ドゥ・イット?・・正確な意味は知りませんが、何となく想像が付く・・(^^;; いや、知っているからって女性の前では決してそれを口にしないでくださいね・・何とメルロのフリッツァンテです!しかもサン・スフル!】
 意味深なエチケッタに見えました。

「・・ん?・・なんだこれ・・こんなジャケ買いみたいなの・・発注したっけ?」

と記憶に無かったんですが、しっかり入れていたのを確認しました。

 赤いヒールでお尻出して何やってるのかな・・と、全く意味が分からなかったんですが、エージェントさんから資料をいただいてようやっと少し判り、ネットを検索して・・

「・・なるほど~!」

と理解出来ました。

 因みにイー・ベイで・・この絵の元になった画像を発見しましたのでコピーペで是非ご覧ください。ご購入いただいても構いませんよ。

https://www.ebay.co.uk/sch/i.html?_nkw=all+ladies+do+it+dvd+english&mkevt=1&mkcid=1&mkrid=710-53481-19255-0&campid=5338792814&toolid=10001

 なるほど・・でしょう?・・

 まぁ、余り上品ではないジョークだと思いますが、

「全てのご婦人はこのロゼを飲んでいるぜ」

と言いたいのでしょう。

 ふんわりとしたテクスチュアの弱発泡性の・・

「メルロのロゼ!・・しかも酸化防止剤無添加!」

です。

 しかも・・

「ブドウ果汁での二次発酵をした本格派!」

です。シャンパーニュでもめったにそんなことはしないです。

 ふんわりとベリーっぽいアロマが優しく香り、泡の細やかさも上々、・・まぁ、引けはやや早いですが、このまま栓をし続けると結構に溶け込んでいくかもしれません。

 非常にドライで、酸のパレットも丸く、飲み心地も最高で、酔い覚めも・・良いですので・・

「気付いたら無くなっていた・・」

と言うことに気付くかもしれません。

 あ・・それか・・?

「気付いたらいなくなっていた?」

と言うことを言いたい訳・・の「オール・レディーズ・ドゥ・イット」なのかもしれません。旨いです!飲んでみて下さい。少量です。


2021 Sempre in Due Bianco
センプレ・イン・ドゥエ・ビアンコ

17367
自然派
白 辛口
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
マトゥラーノ100%

 手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。破砕した後、8日間スキンコンタクト。その後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾して、アンフォラで野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵させます。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。発酵終了後も引き続きアンフォラで、温度管理を行わずに自発的なマロ発酵とシュール・リによる熟成。熟成期間8ヶ月。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。2021年6月時点のSO2トータルは25.6mg /l。アルコール度数は12.0度。

 ワイン名の「センプレ・イン・ドゥエ」とは、イタリア語「常に二人で」という意味です。テニスのタブルスの意味を掛け合わせています。エチケットのイラストは、ロッコとフランチェスコがワインについて議論しているライフシーンです。
750ML 在庫  5   ご注文数   本
¥3,280 (外税) 
【ラッツィオの絶滅寸前の地場品種、マトゥラーノを野生酵母のみでマセラシオン、アンフォラ仕込み、しかもSo2無添加でこの照りのある美しい色彩を実現した、活き活きとしたナチュールな白です!】
 中々このようなマセラシオン系の白で、ここまで活き活きとした色彩を見せるワインは無いんじゃないでしょうか。

 しかもフラ・イ・モンティは、

「So2を使わない」

ので・・半端無いです。

 そしてアンフォラで育んで、葡萄以外の・・つまりは樽の要素を全く加えずに、

「自然な白ワインに仕上げた!」

と言えるワインです。

 それに加えまして、このラッツィオの地場品種のマトゥーラと言う種なんですが、ほぼ絶滅しているそうで・・なので余計にフラ・イ・モンティはこのマトゥーラに力を注いでいるのでしょう。

 マセラシオンした白ですが、お茶や紅茶、落ち葉と言ったニュアンスだけが主になりやすくなります。しかしこのワイン、ほんのり柑橘、結構に白・黄色・橙の果実を感じさせ、ボディ感として僅かなタンニンを赤ワインのように感じさせてくれます。

 ですので、So2をしっかり使用した白ワインの、

「美しい黄色を持った果実たっぷりに仕上げた・・実はほんのり甘いシャルドネ」

のような普通の白ワインと比較しますと、

「ある意味真逆」

です。それらは飲んだ後、少し・・酔います。飲み過ぎると・・かなり酔い、頭が痛くなるかもしれません。

 しかし、So2を無添加、So2の生成も少ないこのマトゥラーノの、So2を転嫁したシャルドネのように甘く無い果実のニュアンスは、劇的に繊細なのに飲みごたえは充実、マリアージュも魚、肉、野菜を選ばず、非常に懐の深いところを見せてくれます。


 同時にご案内の「イル・ビアンコ・ディ・チヴィタ」の方がより果実感は鮮明ですが、この・・ちょっとシミジミ感もあるマトゥラーノ100%のニュアンスを、フラ・イ・モンティは伝えたいのでしょう。

 何とも心地良い・・ある意味、オレンジワインと言って良い白だと思います。ご検討いただけましたら幸いです。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【美味しそうなので手を掛けましたが・・止めました!・・地場品種マトゥラーノをマセラシオンしたキュヴェです!】

「あのさ~・・せめて12本無いとね・・飲めないんだよね・・何とかしてよ・・」

「・・あ、はい・・でも・・いや・・何とか・・調整してみますが・・」

 と言うようなやりとりを毎回しています。ヴィヴィットさんは全ての入荷数をほぼほぼ一気に販売してしまいますので、「追加」と言う概念が無く、また数が無いアイテムは「バラ」が当然なので、このように数本しか入らないキュヴェが時折有るんですね。

 まぁ、それでも案内をいただけるだけ有難い訳ですが、バラはねぇ・・困っちゃう訳ですね。でも今はワイン屋さんでも2~3本単位の発注が普通だそうですからね・・時代は変わったと言うか何と言うか・・老兵はただ去るのみなのでしょうね。でも、水前寺清子さんの「365歩のマーチ」のように・・いや、知らない人がほとんどでしょうが、

「1、2、1、2、1、2、1、2、休まないで歩け~♪」

 そのまんまのデイリー価格な自然派ワインの発注なんて、noisy には一生できやしません。そんな感じならもう出来ないよと、何となく疎遠になってしまったインポーターさんもいらっしゃいますしね。

 なので、このワインも飲めていません。しかしながら、 「ア・ラ・ヴォレ・ビアンコ 」の美味しさを見れば何となくは想像できます。こちらはマトゥーラのみでセミヨンは無しのマセラシオンタイプで、ガスはもしかしたら有るかもしれませんのでご注意くださいね。開け方は・・念のため書いておきましょうか。

注:吹き出し注意!
 必ず零れても問題ない場所で抜栓してください。また照明に掛からないよう注意してくださいね。
開け方:
 流し台などでボトルを斜め45度前後、中の液が王冠に掛からない程度に前方に傾け、王冠に栓抜きを宛て、栓抜きを持った手でその王冠を飛ばないように抑えながら、ゆっくりとガスを逃がしながら、音がしなくなるまで「耐えて」ください。
 また音がしなくなっても、すぐには立てず、様子を見ながら・・泡がボトルの口を目指さないようになったら立ててください。個体差は有ると思いますが、思ったよりガス圧は高いかもしれません。

 と言う訳でどうぞよろしくお願いいたします。


2021 a la Vole Bianco
ア・ラ・ヴォレ・ビアンコ

17845
自然派
白 辛口
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
セミヨン80% 、マトゥラーノ20%

同じ日に手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。破砕した後、4日間スキンコンタクト。その後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾して、オープントップの発酵層で野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵させます。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。マストの一部は、瓶内二次発酵を行う際のリキュール・ド・ティラージュとして使用するためにすぐに冷却して保存します。一次発酵が終わったワインをボトリングする際に、この冷却保存しておいたブドウ果汁を添加して、瓶内二次発酵を行います。しかし、ブドウ果汁以外の糖分や酵母、亜硫酸などの添加は一切ありません。また、濾過もデゴルジュマンも行いません。このため、澱に由来する濁りがあり、残糖も殆どないナチュラルなアプローチで造られたフリッツァンテです。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。2021ヴィンテージは2023年3月時点のSO2トータルは19.2mg /l。アルコール度数は11.5度。

 ア・ラ・ヴォレとはテニス用語で「ボレーをする」という意味です。エチケットのイラストもテニスフレイヤーで、「このビオディナミのテニスプレイヤーは完全にナチュラルなボレーを持っています」というコメントが書かれています。ちなみに、テニスは造り手のロッコの趣味で、ワイナリーの敷地内にはテニスコートが造設されています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,280 (外税) 
【飲んでいてめっちゃ楽しい弱発泡オレンジワイン!・・なんですが、その実・・「全く侮れない品質」の素晴らしいポテンシャルが有ります!】
注:吹き出し注意!
 必ず零れても問題ない場所で抜栓してください。
開け方:
 流し台などでボトルを斜め45度前後、中の液が王冠に掛からない程度に前方に傾け、王冠に栓抜きを宛て、栓抜きを持った手でその王冠を飛ばないように抑えながら、ゆっくりとガスを逃がしながら、音がしなくなるまで「耐えて」ください。
 また音がしなくなっても、すぐには立てず、様子を見ながら・・泡がボトルの口を目指さないようになったら立ててください。個体差は有ると思いますが、思ったよりガス圧は高いと思います。


 セミヨンと地場品種のマトゥーラを混醸し、赤ワイン同様の仕込みをした漬け込み系、いわゆる「オレンジワイン」では有りますが、結構に「発泡」もしていますので、

「発泡オレンジワイン」

と言うことになりますかね。


 まぁ、一般に言う「オレンジワイン」を名乗るものには、余り良い出来のものに出会ったことが有りませんが、この「 ア・ラ・ヴォレ・ビアンコ 」は美味いですね。

 非常に軽やかなのに、実は存在しているガスで重量感を中和している部分が有るんですね。

 そして、アロマも良い!・・ナチュラルだし、かなり複雑です。

 飲み出すと、液体は喉の奥を目指そう・・とします。なので、その勢いに任せて、

「ゴクっ」

と・・ついつい飲んでしまう・・すると、漬け込んだ時に生まれる果皮のビター感・・渋みですね・・これがちょっと「ビール」を彷彿させる感じで・・。

 しかしそのビール・・滅茶ナチュラルで旨いんですね・・。


「お~・・こりゃ美味しい!」

と・・本格ビール好きならずともそう思うはず・・結構にコクのある高級ビールにもニュアンスは似ているかな?


 で・・そこまでなら・・まぁ大したことは無い・・。でも飲み始めて少しガスが弱くなってくると、面白い現象が起き始めます。

 例のビター感覚な部分が豊かなボディに、柔らかなファット感を出して変身してくれるんですね。

 するとどうでしょう?・・今までは弱発泡なワインだったものが、ワインに変身して来て、今度は結構に複雑な味わいを見せてくれるんですよ。

 マセラシオンした白ワインの場合、時には、

「・・ん~・・これ、マセラシオンする意味、良く判らないなぁ・・」

 と、造り手の意思を汲み取れないことが結構に有るんですね。確かにちょっと味わいは深くはなるんですが、例のビター感が薄っぺらい板のように「平板」・・当たり前か・・(^^;; すぎて、膨らみと言うか、有機物的な良さを感じないことが有ります。

 しかしこの「 ア・ラ・ヴォレ・ビアンコ 」は、正に葡萄がくれた天の恵みともいうべき「膨らみと旨味」が備わっています。

 何と言いますか・・日本酒に詳しい人には判る方もいらっしゃるかもしれないんですが、

「酵母がとても旺盛だった感じ」

がするんですね・・。判り辛い・・ちょっと言い方が難しいですよね・・。



 まだ昼間はかなり暑いですが、夜は肌寒いことさえ有りますよね・・でも美味しいおさかなも増えて来て・・これ、ピッタリじゃないですか!

 数は無いので・・すみません、お早めにお願いいたします。超お勧めです!


2021 Il Bianco di Civita
イル・ビアンコ・ディ・チヴィタ

17846
自然派
白 辛口
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
 マトゥラーノ80%、フィアーノ20%

 手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。破砕した後、8日間スキンコンタクト。その後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾して、アンフォラで野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵させます。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。発酵終了後も引き続きアンフォラで、温度管理を行わずに自発的なマロ発酵とシュール・リによる熟成。熟成期間8ヶ月。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰めし、さらに4ヶ月熟成せてからリリース。2019ヴィンテージのSO2トータルは2023年3月時点で36.8mg /l。アルコール度数は12度。

 ワイン名の Il bianco di Civita イル・ビアンコ・ディ・チヴィタとは、文字通り“チヴィタの白ワイン”という意味です。フランチェスコの祖母の91歳になるお婆ちゃん、チヴィタに捧げられたキュヴェです。エチケットのイラストは腰を屈めて栗を拾っているチヴィタお婆ちゃんです。
750ML 在庫  8   ご注文数   本
¥4,550 (外税) 
【繊細な表情が何とも言えない絶滅危惧種マトゥラーノ80%に、フィアーノのふんわり感たっぷりな果実感を加えた、単独でも美味しいマセラシオン系、So2無添加、アンフォラ仕込みです!】
 ようやっと飲めました!・・まぁ・・こういうのは中々にライター泣かせですよね。何しろマトゥラーノが経験薄い訳ですし、

「しかもフィアーノを20%加えている」
「しかもSO2添加無しのマセラシオン系」
「しかもアンフォラ発酵で温度管理無し・・マロラクティックも自発的に起きる」

 まぁ・・ナチュール系生産者さんの、どちらかと言えば、

「ギラギラと尖がった感じの造り」

に思えてしまいます。

 ところが飲んでみますと、非常に優しい、心地良い飲み口でして、

「まったくアヴァンギャルドなところが見当たらない!」

と感じる訳ですから驚いてしまいます。

 色彩も、まるで柑橘果実がそこに存在しているかのような、「生きた色」をしているような照りのあるものです。実際に柑橘果実、果実とも、マトゥラーノ100パーセントのキュヴェよりも伸び良く、多い感じがします。ミネラリティも縦延び系で、リアルな果実を感じさせる数少ないマセラシオン系白ワインです。これはめちゃお美味しい!

 名前がチヴィタなので・・

「ん?チビ太と言えば・・おそ松くん?」

 noisy の年代ですと、串に刺したおでんを持った、何故か頭に1本しか毛が生えていない少年を思い出してしまうんですが、どうやらエチケッタに描かれているのは、

「フランチェスコの祖母の91歳になるお婆ちゃん、チヴィタさん」

だそうですが・・

「誰?・・フランチェスコって?」


 この「フラ・イ・モンティ」は、ロッコ・トティとベネデット・レオーネの幼馴染同士で2018年に始めた・・そしてレオーネさんはご夫妻で絡んでいると海外のサイトで調べが済んでいます。インポーターさんの資料では「ロッコ」しか出て来ないので・・


「ん~・・判るように書いてくれないかな~」

と・・。

 とにかく、誰かのお婆ちゃんのチヴィタさんに捧げるワインだそうです。出来はナチュールとしても、ワインとしても素晴らしいと思います。ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴューです。
-----
【高貴種フィアーノを配したSO2無添加のアンフォラによるトップ・キュヴェ!・・これも飲みたかったです・・】

 いや・・この「フラ・イ・モンティ」さんち、とても面白いですし、かなりのセンスをお持ちの様です。それに、結構義理堅い性格な感じがしていますが・・チヴィタとおっしゃるお婆ちゃんの白ワイン・・と言うお名前だそうです。

 葡萄はフィアーノを使用していますので、ちょっと高級ですね。マトゥラーノ80%にフィアーノ20%で、破砕して1週間ちょっと漬け込みして圧搾(ここは大事かも)、そのあとアンフォラに入れるそうで、ちょっと手が込んでますね。

 しかもSo2無しで生成残が22.4mgですから、相当ナチュラルです。是非期待して飲んでみて下さい。


 こちらも一応・・多分大丈夫かとは思いますが・・

注:吹き出し注意!
 必ず零れても問題ない場所で抜栓してください。また照明に掛からないよう注意してくださいね。
開け方:
 流し台などでボトルを斜め45度前後、中の液が王冠に掛からない程度に前方に傾け、王冠に栓抜きを宛て、栓抜きを持った手でその王冠を飛ばないように抑えながら、ゆっくりとガスを逃がしながら、音がしなくなるまで「耐えて」ください。
 また音がしなくなっても、すぐには立てず、様子を見ながら・・泡がボトルの口を目指さないようになったら立ててください。個体差は有ると思いますが、思ったよりガス圧は高いかもしれません。

 と言う訳でどうぞよろしくお願いいたします。


2021 Sam Illon Vino Bianco
サム・イロン・ヴィノ・ビアンコ

18175
自然派
白 辛口
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
VINO BIANCO
セミヨン100%

 手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗・破砕した後、果皮とともにアンフォラで野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵させます。マセラシオンは10日間。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。発酵終了後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾して、引き続きアンフォラで、温度管理を行わずに自発的なマロ発酵とシュール・リによる熟成。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。2021ヴィンテージのSO2トータルは2022年10月時点で22.4mg /l。アルコール度数は11.0度。

Sam illon サム・イロンについて:フラ・イ・モンティでは、Caramoカラモ(エチケットに描かれている移民の男性)がアシスタント・セラマスターとして働いています。多くのイタリアのワイナリーでは、カラモと同じような移民が沢山働いています。しかし、正規雇用ではなく不法就労であることが問題になっています。このキュヴェは、このような不法就労の横行に反対し、フラ・イ・モンティの弟分であるカラモに捧げるために造られました。ワイン名のサム・イロンは、セミヨンとの言葉遊びで、カラモの名前がサム、姓はイロンであるかのように命名しました。
750ML 在庫  10   ご注文数   本
¥4,250 (外税) 
【政治的?・・か思想的か、社会に疑問を投げかけているのか・・それにしても印象的なエチケッタですが、高貴種セミヨンを本家ソーテルヌよりも見事に仕上げていると言えるかもしれません!】
 セミヨンをアンフォラで仕上げた見事なビオの白ワインです。しかも、

「So2無添加!」

です・・

「(・・有り得ね~~!)」

とソーテルヌ近郊の生産者さんは内心、驚いているに違い無いと思います。

 だって・・ソーテルヌの美味しさは

「硫黄有りき」

で成り立っているようなものですから・・。このサム・イロンは甘く無い、ドライな仕上げではありますが、特に甘く仕上げる白ワインでSo2無しは、恐怖でしかないんじゃないかと思います。ドライで有っても、様々な菌・・それこそ貴腐菌をワインに生かそうと思ったら(貴腐葡萄では無く・・)どうなってしまうのか・・

 ですがその前に、このエチケッタですね。このワインは「サム・イロン」と言う名前でして、フラ・イ・モンティのアシスタント・セラーマスターの移民の方をイメージした、

セミヨン-->セミ・ヨン-->サム・イロン

 みたいな言葉遊びの命名だそうです。

 フラ・イ・モンティのワイン造りも移民の方の力がなければ成り立たない・・と言うことらしいですし、他の多くのカンティーナも同様だそうです。

 日本でも・・まぁ・・ただ居座っている不良外国人は別にしても、多くの海外労働者がいらっしゃらなければ、

「牛丼もうな丼も・・コンビニの卵サンドイッチも作れない」

と言う状況のようです。

 昨年末から Noisy wine で再び働き始めた甥っ子の Oisy が10年ほど前に勤めていた時には、仕事を終えた Oisy が店の外で何か声を出しているので行ってみると、どう見ても外国人の方・・日本語も全くと言って良いほど判らない方でしたが、身振り手振り、片言の英語で話しを聞いてみるとどうやら、

「Noisy wine から少し行ったところにある工業団地で働いているが、休日なので浅草に出かけたところ、帰り道が判らなくなって寮に帰れない」

らしいと言うことなんですね。

 Oisy に、

「・・どうする?」

と言ったところ、

「送って行ってあげたい」

と言うので、車で工業団地の中を走り回って、迷子の外国人の方の記憶に有りそうな場所を見つけました・・パン工場にお勤めの様でした。

 もう10年も前の話しですが、昨今は牛丼屋さんもコンビニエンスも・・うちの前の角X魚類の誘導員さんも外国の方が多いです。そもそも東京は外人さんでいっぱいです。

 日本では、職業訓練と言う名目で労働力を確保していたのを、ようやっと少しまともな方向に動いているようです。

 フラ・イ・モンティも似た部分が有るのか、そしてそれを言いたいのか・・もっと進んで思想や政治に絡んで表現しているのかは不明ですが、

「仲良くやろうよ・・」

みたいなものかな・・とも感じます。


 で、このセミヨンですが・・いや、物凄く良いです。セミヨンは・・ご存じないかもしれませんが、

「A.O.C.ボルドーの辛口白では高級品」

ですし、当然ながら村名のソーテルヌはさらに高級品で、主品種はセミヨンです。ソーヴィニヨン・ブランが入ることも有ります。

 質感で言いますと、そんなソーテルヌの高級シャトーが造るドライなセミヨンよりもポテンシャルは高いかと・・さえ感じます。品格としますと少し不足するかもしれませんが、

「ナチュール・・ビオでSo2無し、そしてこの素晴らしい濃い目のゴールドの色彩」

から言っても、相当出来が良いのは伝わって来るかと思います。

 蜜っぽいアロマとセミヨンの薄くソリッドなニュアンス、しかしアンフォラでのベクトル変換が済んでいる性でしょうか、ふんわりとして、訴えかけてくる表情がストレートです。非常に心地よい飲み口です。ドライですが甘やかなニュアンスが有り、余韻が非常に長いです。酸もしっかり有りますが、優しく滑らかです。樽は無いですね。

 お茶とか紅茶とかも有りますが、果実のフレーヴァーも白、黄色、薄い赤まで非常に多様・・ちょっとこれは飲んでみるべきでは?・・と思います。

 まぁ・・ちょっと絵面の捉え方も有るかと思いますが、ワインとしますと大成功だと思います。貴重なセミヨン、飲んでみてください。お薦めします。


2021 Una al Giorno Vino Rosso
ウナ・アル・ジョルノ・ヴィノ・ロッソ

17368
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
VINO ROSSO メルロー100%

 手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。オープントップの発酵層で野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。足によるピジャージュで約20日間のマセレーション。発酵終了後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾。フリーランワインのみをグラスファイバーのタンクに移し、マロ発酵と8ヶ月の熟成。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。2021年6月時点のSO2トータルは35.2mg /l。アルコール度数は12.5度。

 ワイン名のUna al giorno ウナ・アル・ジョルノとは、『一日に一本』という意味です。昔から地元の年長者達は「一日一本ワインを飲むことは、心と体にとって良いことじゃ。」と言っていました。美味しいワインは私達を幸せにしてくれます。このメルローは、村の年長者が言うように「一日一本」飲みたくなるほど、美味しいのでこの名前を付けました。そして、エチケットはユーモアを込めて薬の処方箋のデザインにしました。そこに「一日に一本」と書かれているわけです。
750ML 在庫  8   ご注文数   本
¥3,280 (外税) 
【何と、メルロ100%のセンツァSo2!・・しかもラッツィオ・・「ほんまでっか?」】---以前のレヴューを使用しています。
 メルロ100%のSO2無添加、クラシカルに足踏み破砕・・(^^;; ん~・・やりたい放題では有りますが、仕上がったワインは非常にちゃんとしているのでビックリです。

 しかも、noisy の場合、ほとんどのワインのテクニカルは目を通さずにテイスティングするので、出たところ勝負・・なんですが、

「・・げっ・・あれ、メルロだったの!?」

と、メルロの「メ」の字も出て来てませんでした。まぁ、そんなに大きく外すことは普段は余り無いんですけどね・・この味わいから、

「ん・・多分、地場品種かなぁ・・」

と決めて掛かっていたんでしょうね。何でも「鵜呑み」や「思い込み」はいかんですね。


 言われてみればそう・・確かに重厚な重さも有る味わいでは有りました。しかしながら、一般的に想像しやすい、

「土っぽく、黒く、重厚・・もしくはテロワールや醸造法により軽やか」

みたいなメルロのイメージには、そのまんまは当てはまらなかったと思います。


 結構に「赤い果実」がしっかり有り、ドライで、黒く無く、中域はたっぷりだが低域は大きくは出ていない感じで、中域に重みを置いた赤果実中心の味わいと思っていました。

 飲み進めると、ほんのりとしたスパイシーな部分が解け始め、中域をさらにふくよかに、豊かにしてくれます。

 なるほど・・後になって思えば、湿った粘土では無くて、より乾いた土なテロワールなのかな?・・と思えます。ラッツィオの捨てられた畑は標高の高いところに有る場合が多いようなんですが、テクニカルを見る限りにおいては判りません。

 フリーランジュースのみの優しい味わいになっていたことも、メルロを当てられなかった一因かもしれませんが、30分もすると確かにボディも膨らんで来て、赤果実が良い感じに熟れて来た感じがしました。

 なるほど、これはラッツィオのメルロなんですね・・。コペルニクス的転回のカベルネと、むしろこちらもそう呼びたいメルロ・・どちらもSo2無添加の身体に優しい味わいです。是非飲んでみて下さい。お勧めします。結構に本格派です。


2021 Rivoluzione Cabernicana Vino Rosso
リヴォルジーネ・カベルニカーナ・ヴィノ・ロッソ

17369
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

◆◆◆ヴィンテージ変更です!
■エージェント情報
カベルネ・ソーヴィニヨン100%

 手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。オープントップの発酵層で野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。発酵終了後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾。フリーランワインのみをグラスファイバーのタンクに移し、マロ発酵と熟成。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。2021年6月時点のSO2トータルは38.4mg /l。アルコール度数は13度。
 ワイン名の『Rivoluzione Cabernicanaリヴォルジォ-ネ・カベルニカーナ』は、イタリア語で「コペルニクス的転回」を意味する言葉『Rivoluzione Copernicanaリヴォルジォーネ・コペルニカーナ』をもじって命名したものです。このカベルネが重厚なカベルネとは対照的な味わいであることから、『カベルネ的転回」というユーモアが込めた名前です。
750ML 在庫  3   ご注文数   本
¥3,380 (外税) 
【カベルネの華やかな一面を表現!・・していますが、結構にしっかりしたがっちりな味わいも備わっているナチュラルワインです!So2無添加!】
 いや~・・はっちゃけたエチケッタですね~・・「コペルニクス的転回」をもじった命名・・と言うことで、その絵に描かれているのは、

「ニコラウス・コペルニクス」

 その人であろうと思うんですね。

 でも、どう見ても「KISS」の誰かか 「T. Rex」のマーク・ボランか・・noisy にはそんな風に見えてしまいます。


 本人、カベルネの軽やかな面を表現しているので・・みたいな感じではいますが、そう・・確かに飲み始めは軽やかなカベルネのフラワリーな美味しさでクイクイ・・飲ませてくれます。メルロのように土っぽく無く、乾いた感じで重くない・・そして、「赤い果実・花」のニュアンスを感じさせてくれる美味しいワインです。

 しかし・・こう言ってしまうと身も蓋も無くなってしまいますが・・地動説でも天動説でも良くなってしまう訳では有るにせよ、

「カベルネの乾いた重量感」

も、実はちゃんと存在しているんですね。


 カベルネは、若いうちは結構に低い周波数の部分は無いですが、熟して行くうちに、中域から中低域が出て来ます。ただしメルロのようにドシっと重い、低周波は出ないと思うんですね。・・一般論では有ります。

 彼は軽いと思っているのかもしれませんが、いやいや、決して軽いだけじゃないですよ。結構にしっかりしています。

 乾いたカベルネのニュアンスが現状で目立つけれど、丁寧に造られたナチュラルな味わいが見事・・と言うべきでしょうか。So2 無添加でナチュラルですが、決してアヴァンギャルドでは無い・・noisy的にはぜひ見習って欲しい生産者が沢山います・・(^^

 それでいて、これ・・かなりアヴァンギャルドなエチケッタで、さも・・

「エチケッタで売るワイン」

にしか見えないかもしれませんが、結構熟成も期待できるちゃんとしたワインですよ。


 ですので、肉系のワイルドなお料理と一緒にさっさと飲むと言う手も有りますが、10年後を目指して貯蔵する・・と言うのも一興と思います。是非トライしてみてください、お勧めします!


2020 a la Vole Bianco
ア・ラ・ヴォレ・ビアンコ

16296
自然派
白 辛口
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
セミヨン80% 、マトゥラーノ20%

 同じ日に手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。破砕した後、4日間スキンコンタクト。その後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾して、オープントップの発酵層で野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵させます。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。マストの一部は、瓶内二次発酵を行う際のリキュール・ド・ティラージュとして使用するためにすぐに冷却して保存します。一次発酵が終わったワインをボトリングする際に、この冷却保存しておいたブドウ果汁を添加して、瓶内二次発酵を行います。しかし、ブドウ果汁以外の糖分や酵母、亜硫酸などの添加は一切ありません。また、濾過もデゴルジュマンも行いません。このため、澱に由来する濁りがあり、残糖も殆どないナチュラルなアプローチで造られたフリッツァンテです。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。2021年6月時点のSO2トータルは19.2mg /l。アルコール度数は11.5度。
 ア・ラ・ヴォレとはテニス用語で「ボレーをする」という意味です。エチケットのイラストもテニスフレイヤーで、「このビオディナミのテニスプレイヤーは完全にナチュラルなボレーを持っています」というコメントが書かれています。ちなみに、テニスは造り手のロッコの趣味で、ワイナリーの敷地内にはテニスコートが造設されています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,080 (外税) 
【飲んでいてめっちゃ楽しい弱発泡オレンジワイン!・・なんですが、その実・・「全く侮れない品質」の素晴らしいポテンシャルが有ります!】
注:吹き出し注意!
 必ず零れても問題ない場所で抜栓してください。
開け方:
 流し台などでボトルを斜め45度前後、中の液が王冠に掛からない程度に前方に傾け、王冠に栓抜きを宛て、栓抜きを持った手でその王冠を飛ばないように抑えながら、ゆっくりとガスを逃がしながら、音がしなくなるまで「耐えて」ください。
 また音がしなくなっても、すぐには立てず、様子を見ながら・・泡がボトルの口を目指さないようになったら立ててください。個体差は有ると思いますが、思ったよりガス圧は高いと思います。


 セミヨンと地場品種のマトゥーラを混醸し、赤ワイン同様の仕込みをした漬け込み系、いわゆる「オレンジワイン」では有りますが、結構に「発泡」もしていますので、

「発泡オレンジワイン」

と言うことになりますかね。


 まぁ、一般に言う「オレンジワイン」を名乗るものには、余り良い出来のものに出会ったことが有りませんが、この「 ア・ラ・ヴォレ・ビアンコ 」は美味いですね。

 非常に軽やかなのに、実は存在しているガスで重量感を中和している部分が有るんですね。

 そして、アロマも良い!・・ナチュラルだし、かなり複雑です。

 飲み出すと、液体は喉の奥を目指そう・・とします。なので、その勢いに任せて、

「ゴクっ」

と・・ついつい飲んでしまう・・すると、漬け込んだ時に生まれる果皮のビター感・・渋みですね・・これがちょっと「ビール」を彷彿させる感じで・・。

 しかしそのビール・・滅茶ナチュラルで旨いんですね・・。


「お~・・こりゃ美味しい!」

と・・本格ビール好きならずともそう思うはず・・結構にコクのある高級ビールにもニュアンスは似ているかな?


 で・・そこまでなら・・まぁ大したことは無い・・。でも飲み始めて少しガスが弱くなってくると、面白い現象が起き始めます。

 例のビター感覚な部分が豊かなボディに、柔らかなファット感を出して変身してくれるんですね。

 するとどうでしょう?・・今までは弱発泡なワインだったものが、ワインに変身して来て、今度は結構に複雑な味わいを見せてくれるんですよ。

 マセラシオンした白ワインの場合、時には、

「・・ん~・・これ、マセラシオンする意味、良く判らないなぁ・・」

 と、造り手の意思を汲み取れないことが結構に有るんですね。確かにちょっと味わいは深くはなるんですが、例のビター感が薄っぺらい板のように「平板」・・当たり前か・・(^^;; すぎて、膨らみと言うか、有機物的な良さを感じないことが有ります。

 しかしこの「 ア・ラ・ヴォレ・ビアンコ 」は、正に葡萄がくれた天の恵みともいうべき「膨らみと旨味」が備わっています。

 何と言いますか・・日本酒に詳しい人には判る方もいらっしゃるかもしれないんですが、

「酵母がとても旺盛だった感じ」

がするんですね・・。判り辛い・・ちょっと言い方が難しいですよね・・。



 まだ昼間はかなり暑いですが、夜は肌寒いことさえ有りますよね・・でも美味しいおさかなも増えて来て・・これ、ピッタリじゃないですか!

 数は無いので・・すみません、お早めにお願いいたします。超お勧めです!


2020 Una al Giorno Vino Rosso
ウナ・アル・ジョルノ・ヴィノ・ロッソ

16300
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
VINO ROSSO メルロー100%

 手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。オープントップの発酵層で野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。足によるピジャージュで約20日間のマセレーション。発酵終了後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾。フリーランワインのみをグラスファイバーのタンクに移し、マロ発酵と8ヶ月の熟成。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。2021年6月時点のSO2トータルは35.2mg /l。アルコール度数は12.5度。

 ワイン名のUna al giorno ウナ・アル・ジョルノとは、『一日に一本』という意味です。昔から地元の年長者達は「一日一本ワインを飲むことは、心と体にとって良いことじゃ。」と言っていました。美味しいワインは私達を幸せにしてくれます。このメルローは、村の年長者が言うように「一日一本」飲みたくなるほど、美味しいのでこの名前を付けました。そして、エチケットはユーモアを込めて薬の処方箋のデザインにしました。そこに「一日に一本」と書かれているわけです。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,080 (外税) 
【何と、メルロ100%のセンツァSo2!・・しかもラッツィオ・・「ほんまでっか?」】
 メルロ100%のSO2無添加、クラシカルに足踏み破砕・・(^^;; ん~・・やりたい放題では有りますが、仕上がったワインは非常にちゃんとしているのでビックリです。

 しかも、noisy の場合、ほとんどのワインのテクニカルは目を通さずにテイスティングするので、出たところ勝負・・なんですが、

「・・げっ・・あれ、メルロだったの!?」

と、メルロの「メ」の字も出て来てませんでした。まぁ、そんなに大きく外すことは普段は余り無いんですけどね・・この味わいから、

「ん・・多分、地場品種かなぁ・・」

と決めて掛かっていたんでしょうね。何でも「鵜呑み」や「思い込み」はいかんですね。


 言われてみればそう・・確かに重厚な重さも有る味わいでは有りました。しかしながら、一般的に想像しやすい、

「土っぽく、黒く、重厚・・もしくはテロワールや醸造法により軽やか」

みたいなメルロのイメージには、そのまんまは当てはまらなかったと思います。


 結構に「赤い果実」がしっかり有り、ドライで、黒く無く、中域はたっぷりだが低域は大きくは出ていない感じで、中域に重みを置いた赤果実中心の味わいと思っていました。

 飲み進めると、ほんのりとしたスパイシーな部分が解け始め、中域をさらにふくよかに、豊かにしてくれます。

 なるほど・・後になって思えば、湿った粘土では無くて、より乾いた土なテロワールなのかな?・・と思えます。ラッツィオの捨てられた畑は標高の高いところに有る場合が多いようなんですが、テクニカルを見る限りにおいては判りません。

 フリーランジュースのみの優しい味わいになっていたことも、メルロを当てられなかった一因かもしれませんが、30分もすると確かにボディも膨らんで来て、赤果実が良い感じに熟れて来た感じがしました。

 なるほど、これはラッツィオのメルロなんですね・・。コペルニクス的転回のカベルネと、むしろこちらもそう呼びたいメルロ・・どちらもSo2無添加の身体に優しい味わいです。是非飲んでみて下さい。お勧めします。結構に本格派です。


2020 Rivoluzione Cabernicana Vino Rosso
リヴォルジーネ・カベルニカーナ・ヴィノ・ロッソ

16299
自然派
赤 フルボディ
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
カベルネ・ソーヴィニヨン100%

 手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。オープントップの発酵層で野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。発酵終了後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾。フリーランワインのみをグラスファイバーのタンクに移し、マロ発酵と熟成。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。2021年6月時点のSO2トータルは38.4mg /l。アルコール度数は13度。
 ワイン名の『Rivoluzione Cabernicanaリヴォルジォ-ネ・カベルニカーナ』は、イタリア語で「コペルニクス的転回」を意味する言葉『Rivoluzione Copernicanaリヴォルジォーネ・コペルニカーナ』をもじって命名したものです。このカベルネが重厚なカベルネとは対照的な味わいであることから、『カベルネ的転回」というユーモアが込めた名前です。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,080 (外税) 
【カベルネの華やかな一面を表現!・・していますが、結構にしっかりしたがっちりな味わいも備わっているナチュラルワインです!So2無添加!】
 いや~・・はっちゃけたエチケッタですね~・・「コペルニクス的転回」をもじった命名・・と言うことで、その絵に描かれているのは、

「ニコラウス・コペルニクス」

 その人であろうと思うんですね。

 でも、どう見ても「KISS」の誰かか 「T. Rex」のマーク・ボランか・・noisy にはそんな風に見えてしまいます。


 本人、カベルネの軽やかな面を表現しているので・・みたいな感じではいますが、そう・・確かに飲み始めは軽やかなカベルネのフラワリーな美味しさでクイクイ・・飲ませてくれます。メルロのように土っぽく無く、乾いた感じで重くない・・そして、「赤い果実・花」のニュアンスを感じさせてくれる美味しいワインです。

 しかし・・こう言ってしまうと身も蓋も無くなってしまいますが・・地動説でも天動説でも良くなってしまう訳では有るにせよ、

「カベルネの乾いた重量感」

も、実はちゃんと存在しているんですね。


 カベルネは、若いうちは結構に低い周波数の部分は無いですが、熟して行くうちに、中域から中低域が出て来ます。ただしメルロのようにドシっと重い、低周波は出ないと思うんですね。・・一般論では有ります。

 彼は軽いと思っているのかもしれませんが、いやいや、決して軽いだけじゃないですよ。結構にしっかりしています。

 乾いたカベルネのニュアンスが現状で目立つけれど、丁寧に造られたナチュラルな味わいが見事・・と言うべきでしょうか。So2 無添加でナチュラルですが、決してアヴァンギャルドでは無い・・noisy的にはぜひ見習って欲しい生産者が沢山います・・(^^

 それでいて、これ・・かなりアヴァンギャルドなエチケッタで、さも・・

「エチケッタで売るワイン」

にしか見えないかもしれませんが、結構熟成も期待できるちゃんとしたワインですよ。


 ですので、肉系のワイルドなお料理と一緒にさっさと飲むと言う手も有りますが、10年後を目指して貯蔵する・・と言うのも一興と思います。是非トライしてみてください、お勧めします!


2019 Il Bianco di Civita
イル・ビアンコ・ディ・チヴィタ

16298
自然派
白 辛口
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
 マトゥラーノ80%、フィアーノ20%

 手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。破砕した後、8日間スキンコンタクト。その後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾して、アンフォラで野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵させます。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。発酵終了後も引き続きアンフォラで、温度管理を行わずに自発的なマロ発酵とシュール・リによる熟成。熟成期間8ヶ月。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰めし、さらに4ヶ月熟成せてからリリース。2021年6月時点のSO2トータルは22.4mg /l。アルコール度数は12.5度。
 ワイン名のIl bianco di Civitaイル・ビアンコ・ディ・チヴィタとは、文字通り“チヴィタの白ワイン”という意味です。フランチェスコの祖母の91歳になるお婆ちゃん、チヴィタに捧げられたキュヴェです。エチケットのイラストは腰を屈めて栗を拾っているチヴィタお婆ちゃんです。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,380 (外税) 
【高貴種フィアーノを配したSO2無添加のアンフォラによるトップ・キュヴェ!・・これも飲みたかったです・・】
 いや・・この「フラ・イ・モンティ」さんち、とても面白いですし、かなりのセンスをお持ちの様です。それに、結構義理堅い性格な感じがしていますが・・チヴィタとおっしゃるお婆ちゃんの白ワイン・・と言うお名前だそうです。

 葡萄はフィアーノを使用していますので、ちょっと高級ですね。マトゥラーノ80%にフィアーノ20%で、破砕して1週間ちょっと漬け込みして圧搾(ここは大事かも)、そのあとアンフォラに入れるそうで、ちょっと手が込んでますね。

 しかもSo2無しで生成残が22.4mgですから、相当ナチュラルです。是非期待して飲んでみて下さい。


 こちらも一応・・多分大丈夫かとは思いますが・・

注:吹き出し注意!
 必ず零れても問題ない場所で抜栓してください。また照明に掛からないよう注意してくださいね。
開け方:
 流し台などでボトルを斜め45度前後、中の液が王冠に掛からない程度に前方に傾け、王冠に栓抜きを宛て、栓抜きを持った手でその王冠を飛ばないように抑えながら、ゆっくりとガスを逃がしながら、音がしなくなるまで「耐えて」ください。
 また音がしなくなっても、すぐには立てず、様子を見ながら・・泡がボトルの口を目指さないようになったら立ててください。個体差は有ると思いますが、思ったよりガス圧は高いかもしれません。

 と言う訳でどうぞよろしくお願いいたします。


2020 Sempre in Due Bianco
センプレ・イン・ドゥエ・ビアンコ

16297
自然派
白 辛口
イタリア
ラッツィオ
フラ・イ・モンティ

■エージェント情報
マトゥラーノ100%

 手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。破砕した後、8日間スキンコンタクト。その後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾して、アンフォラで野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵させます。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。発酵終了後も引き続きアンフォラで、温度管理を行わずに自発的なマロ発酵とシュール・リによる熟成。熟成期間8ヶ月。SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。2021年6月時点のSO2トータルは25.6mg /l。アルコール度数は12.0度。

 ワイン名の「センプレ・イン・ドゥエ」とは、イタリア語「常に二人で」という意味です。テニスのタブルスの意味を掛け合わせています。エチケットのイラストは、ロッコとフランチェスコがワインについて議論しているライフシーンです。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,080 (外税) 
【美味しそうなので手を掛けましたが・・止めました!・・地場品種マトゥーラをマセラシオンしたキュヴェです!】
「あのさ~・・せめて12本無いとね・・飲めないんだよね・・何とかしてよ・・」

「・・あ、はい・・でも・・いや・・何とか・・調整してみますが・・」

 と言うようなやりとりを毎回しています。ヴィヴィットさんは全ての入荷数をほぼほぼ一気に販売してしまいますので、「追加」と言う概念が無く、また数が無いアイテムは「バラ」が当然なので、このように数本しか入らないキュヴェが時折有るんですね。

 まぁ、それでも案内をいただけるだけ有難い訳ですが、バラはねぇ・・困っちゃう訳ですね。でも今はワイン屋さんでも2~3本単位の発注が普通だそうですからね・・時代は変わったと言うか何と言うか・・老兵はただ去るのみなのでしょうね。でも、水前寺清子さんの「365歩のマーチ」のように・・いや、知らない人がほとんどでしょうが、

「1、2、1、2、1、2、1、2、休まないで歩け~♪」

 そのまんまのデイリー価格な自然派ワインの発注なんて、noisy には一生できやしません。そんな感じならもう出来ないよと、何となく疎遠になってしまったインポーターさんもいらっしゃいますしね。

 なので、このワインも飲めていません。しかしながら、 「ア・ラ・ヴォレ・ビアンコ 」の美味しさを見れば何となくは想像できます。こちらはマトゥーラのみでセミヨンは無しのマセラシオンタイプで、ガスはもしかしたら有るかもしれませんのでご注意くださいね。開け方は・・念のため書いておきましょうか。

注:吹き出し注意!
 必ず零れても問題ない場所で抜栓してください。また照明に掛からないよう注意してくださいね。
開け方:
 流し台などでボトルを斜め45度前後、中の液が王冠に掛からない程度に前方に傾け、王冠に栓抜きを宛て、栓抜きを持った手でその王冠を飛ばないように抑えながら、ゆっくりとガスを逃がしながら、音がしなくなるまで「耐えて」ください。
 また音がしなくなっても、すぐには立てず、様子を見ながら・・泡がボトルの口を目指さないようになったら立ててください。個体差は有ると思いますが、思ったよりガス圧は高いかもしれません。

 と言う訳でどうぞよろしくお願いいたします。