壱岐の蔵酒造
壱岐の蔵酒造
日本 Ikinokura Syuzou 長崎
● 壱岐の麦焼酎です。大昔は「壱岐っ娘」とか、定番で置いてました。懐かしいです。
■伝統技法と進取の気質を大切にする、壱岐の蔵酒造。
1899年の酒税法施行以降、壱岐には55軒の焼酎の蔵元が誕生しました。その後、統廃合を繰り返し、現在では7軒が焼酎づくりに切磋琢磨しています。島の中央部、小高い丘の上に建つ壱岐の蔵酒造はその一軒。1984年に6つの酒蔵が集まり、壱岐焼酎協業組合を創設。2010年にはさらなる飛躍と壱岐焼酎の発展を願って、社名を壱岐の蔵酒造と変更しました。
16世紀から受け継がれた伝統的な技法を守りながら、減圧蒸留、花酵母仕込みなど新しい試みにも果敢に挑戦し、壱岐焼酎の美味しさを追求し続けています。
□500年もの歴史を誇る、麦焼酎発祥の地。
長崎県下で2番目に広い穀倉地を有する壱岐。古代より稲作が盛んで、豊富な穀物と良質な地下水を原料に清酒文化が発達し、多くの農家ではどぶろくがつくられていました。
大陸から蒸留技術が伝わったのは、室町時代から安土桃山時代にかけて(16世紀)。江戸時代(17世紀)には、平戸藩統治下の重税のため、島民は米でなく麦を主食としていました。その余った麦を蒸留した自家製の焼酎と、米麹を融合させたものが、壱岐の麦焼酎の原型です。日本独自の酒づくりの特徴である米麹を使い続けたところに、島民の誇りが表れています。
□歴史と大自然に彩られ、神々が宿る"夢の島"壱岐。
九州北方の玄界灘に浮かぶ南北17km、東西14kmの小さな島、壱岐。3世紀末に記された中国の歴史書『魏志倭人伝』に「一支國」と紹介され、古代より日本と大陸を結ぶ架け橋として栄えた地。神道発祥の地とも言われ、神社の数は大小合わせると1000社以上あります。
どこまでも透き通る青い海と、なだらかな地形を覆う豊かな緑。そして、おおらかな自然に育まれた壱岐牛や、ウニ、イカなどの新鮮な海の幸といった美味。小さな島にあふれる多彩な魅力が、“夢の島”と呼ばれるゆえんです。
□世界の銘酒の仲間入りを果たした、壱岐焼酎。
米麹の甘みと麦の香りが広がる壱岐の麦焼酎。500年の歴史に磨かれた伝統的な製法が認められ、1995年にはWTO(世界貿易機関)のトリプス協定によって「地理的表示」の産地指定を受けました。同じ原料や製法であっても、壱岐でつくられたものでなければ「壱岐焼酎」と名乗ることはできないのです。
世界的に見ても産地指定を受けた酒は数少なく、ウィスキーはスコッチ、バーボン。ブランデーはコニャック。ワインはボルドー、シャンパーニュなど。壱岐焼酎は世界に認められた、日本を代表する蒸留酒です。
■ N.V. Saruiwa bottle Ni -DOS- Mugi 25°
猿岩 ボトル 弐 -DOS- 麦 25度
【壱岐の島の麦焼酎です!】
壱岐産大麦・米麹をふんだんに使った麦焼酎です。「弐」と言うは、猿岩をエッチング?したボトルの第2弾と言うこと。-DOS- もスペイン語で2番と言うことでしょう。
麦焼酎発祥の地と言われており、芋のようなクセが無く、さっぱりとした味わいです。
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