【総合的な批評家スコアに基づき、シャトー・シャロンのトップ10ワインの1つ!・・と紹介される、ビオディナミのシャトー・シャロンです!・・正規品では有りません。】

ビオディナミによるシャトー・シャロンです。怖いので正規品は仕入れませんので悪しからず。
まぁ・・noisy はまさかビオだと思って仕入れていなかったので・・飲み始めてちょっとビックリ・・。
「ん?・・もしかして・・So2も少ないし・・ナチュールっぽいし・・マジ?」
と・・(^^;;
昔の頭のままでいますと、
「いにしえより有名なシャトー・シャロン」
と言うようなイメージしか無く、古典的だとしてもビオでは無いだろう・・と思っていた訳です。
飲んでみますと・・香りは太く柔らかく、ナチュール的なフカフカ感、そして・・
「浮遊感を持った・・産膜酵母由来のシェリーっぽい香り」
に・・ビックリした訳ですね。
ですがそこはやはりシャトー・シャロンですから・・滅茶複雑で濃密。
ですがそこはやはりビオディナミですから・・その滅茶複雑なニュアンスにも柔らかさとふんわり感、濃密さにも浮遊感・・
「・・お~・・こんなシャトー・シャロンが有ったんだ・・」
と・・少しニンマリしてしまいました。

ですが!
「美味しいけれど・・2010年・・まだまだ若いわ・・」
と感じます。
開こうとはしているんですが開き切らない・・強さも有るけれど、ビオ的な影響も有ってか柔らかさを含んでいる・・蜜っぽさも有るが蜜だと言い切れる状態になってない・・などなど・・
「仕上がり具合は、まだまだこれから!」
と言えます。
ですがこのワイン、おそらく・・栓をしたまま1カ月位放置しても、よほど暖かいところに置いておかない限り大丈夫でしょう。noisy の自宅に置いてある飲み残しは、1週間ほど経過していますが問題有りません。少し開いてきて、表情も・・「これはxxxだ」と断定できるようになってきています。
13.7度と、決して強いアルコール分では無いですが、物凄いボディを持っていますから、
「物凄いポテンシャルのチーズとか、フォワグラとか、塩辛い・・例えばキャビアとか・・」
に負けない強さを持っていると感じます。勿論、青カビ系のチーズなどでも、ちょっと匂うウォッシュ系にも・・現状で対応可能です。ただワインとしての美味しさは、
「とても頂点に達しているとは言えない」
のも事実なんですね。
ですので、もし・・頂点で飲みたいと思われるようでしたら、あと10年・・放置してください。でも、
「ブランデーやマールと同様に毎日少しずつ楽しめる!」
と言う利点も有ります。
素晴らしいポテンシャルを持ったシャトー・シャロンの葡萄をビオディナミで栽培した余り無いタイプの産膜酵母系サヴァニャンです。是非・・挑戦してみてください。お勧めします!