ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ジャン=マルク・ブロカール

ジャン=マルク・ブロカール

フランス Jean-Marc Brocard ブルゴーニュ
● 特売です!・リーズナブルに販売できる、シャブリ・グラン・クリュとプルミエ・クリュです。あのアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールも修行していた・・昔から非常に判りやすいシャブリを造って来た稀有なドメーヌです。ジャン=マルク・ブロカール、是非ご検討くださいませ。

■最も強くヨード感を感じる『シャブリ』

 2代目ジュリアンのビオディナミの挑戦は『シャブリでビオディナミが成功するはずがない』と猛反対する父との戦いからはじまった。今ではブルゴーニュ最大のビオディナミ・ドメーヌとなった。

◇シャブリ本来の味はヨード
 1973年、0.3ha から始まった「ジャン・マルク・ブロカール」。現在、所有する自社畑は 200ha まで増えた。 家族経営のドメーヌとしては広大な畑。シャブリには大規模生産者が多い。だが、その多くが 1970 年後半の AOC 拡張時に広がった「ポルトランディアン土壌」の畑を所有している。ジャン・マルク・ブロカールは北部「ポルトランディアン土壌」ではなく南部のプレイ村に醸造所を構え、その周辺のキンメリジャン土壌のみに畑を所有。

『本来のシャブリは1億5000万年前のジュラ紀に 海の底で形成された「キンメリジャン土壌」から生まれる。キンメリジャン由来のヨードの強いミネラルこそがシャブリでボーヌには無い個性』

 彼等が所有する畑のほぼ全ては拡張前のシャブリに位置。ヴィラージュも 100%キンメリジャン土壌の畑から造られる。

『1980年代、フランスでは僕等のシャブリは売れなかった。ヨード感が強すぎたからだ。最初に評価してくれたのはイギリス人。海に囲まれた彼等はヨード感に慣れていてミネラルを求めていた』

今ではブルゴーニュ・ブランのようにたっぷりとした果実が前面に出てヨード感を感じさせないシャブリも多い。「ブロカール」は昔と変わらないシャブリ本来のヨード感を感じさせる。

◇ ヴィラージュもキンメリジャン
 現当主「ジュリアン」が最も力を入れるのは優良なプルミエ・クリュでも高価なグラン・クリュでもない。スタンダードのヴィラージュ「サント・クレール」。

『僕等にとってはグラン・クリュよりもヴィラージュのサント・クレールが大切。高価なシャブリではなく、本来のシャブリの美味しさを広めたい』

 AOCシャブリは買い葡萄から造られることが多いが「ブロカール」のシャブリ「サント・クレール」は全て自社畑。醸造所に隣接した畑で収穫後、すぐに仕込みを行う事が出来る。また、通常AOCシャブリはシャブリ北部の「オックス フォーディアン土壌」の葡萄を使う。この土壌は樹勢が強く、収量が多いので葡萄が安いのだ。

『サント・クレールはシャブリの中心を流れるセラン川の左岸南に位置し、グラン・クリュと同じ時代の後期キンメリジャン土壌が露出する畑。グラン・クリュほどの傾斜はないが、全く同じ土壌』

 特筆すべきは「サント・クレール・ヴィエイユ・ヴィーニ ュ」。サント・クレール内にある樹齢 80年の区画でビオディナミが採用されている。

『樹齢 80年の樹の根は30m以上垂直に伸びていているので雨の少ない年でも良い結果を得ることができる。また、樹勢が弱く、水分量が少なく、凝縮度が上がるので重厚なワインになる』

 圧倒的な凝縮度とキンメリジャンのミネラル。そして低いPHからくる高い酸度がこのワインの熟成力を高めていて蔵出しバック・ヴィンテージも素晴らしい状態で楽しめる。

◇100%ビオディナミを目指す
「ブロカール」の大きな転換が2代目「ジュリアン」が1998年から始めたビオディナミ。 父「ジャン・マルク」は当時、猛反対したが「ボワッソヌーズ」から始めて今では80%の畑の転換が終了している。

『アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールもブロカールで働いていた。彼等とも協力してビオディナミを進めてきた』

 しかし、雨の多かった2012年や天候不順の2013年にも薬剤を使用しなかったので生産量は半分以下まで落ちてしまった。勿論、売上も半分以下になるということ。ドメーヌ運営も大変。

『調剤も購入するのではなく、自分達で作っている。ビオディナミによって各畑の個性が、より明確に出てきている』

「ジュリアン」は他にもウッフ(卵型発酵槽)の導入や、仕立の変更、発酵期間の延長など積極的。グラン・クリュ・レ・プリューズはコンクリート製のウッフで発酵、熟成することで澱の影響を強く受けてより複雑性を強調できている。

『シャブリ・サント・クレール V.V の変化が解りやすい。しっかりとしたグリップ、シャブリらしいヨード感は非常に強く感じられる。さらに目の細かい緻密な質感。僕等の仕事は間違っていなかった』

ヴォード・ヴェイは東向きの斜度52度という厳しい環境なのでモンマンよりも冷涼感が出て、果実よりもミ ネラルと酸が特徴的で最も垂直性が出る。ヴォロランは肉付きのよい果実味が得られるように変化。モンマンは熟した果実にヨード感を強く感じられるようになった。


2022 Bourgogne Chardonnay Biodynamie
ブルゴーニュ・シャルドネ・ビオディナミ

18531
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ジャン=マルク・ブロカール

■ エージェント情報
 シャルドネ100%
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥1,850 (外税) 
【驚異的にリーズナブルなプライスと素晴らしいポテンシャル、何より総合的な美味しさに乾杯!!・・したくなる見事なシャルドネです!・・ほんのりシャブリっぽい!】
 ジャン=マルク・ブロカールの・・シャブリを名乗れない畑からの・・

「ビオディナミによるブルゴーニュ・シャルドネ」

です。

 しかも良年の2022年で、飲んだ感じがシャブリほどシャリシャリしていない・・もう少し粒が大きくなる感じのキンメリ風??・・な・・まぁ、ほんのりプリンティな・・と言った方が判りやすいですね・・そして、

「しっかり熟れていながら健康的で、ミネラリティもたっぷり、果実感もたっぷりでキレが良い!」

ですし、

「ビオディナミと名乗っていながら、ナチュール度はさほど高くは感じない」

ので、

「まったくアヴァンギャルドではない・・危険性の無い美味しさ!」

で楽しませてくれます。

 実際・・飲んでみるまでは悲観的でしたよ。

「今時、千円台を付けて購入出来るブルゴーニュ・シャルドネが有る!」

と言うこと自体、時代錯誤的ですよね。

「・・そんなこと言ったって・・実際飲んだら・・ガッカリじゃないの?」

と言われるかもしれませんが、Noisy wine はグラスの写真付きですから・・はい。しっかりご覧くださいよ。

 この色彩・・そして涙の伝う感じ・・。黄色もしっかりしているが、透明感のあるミネラリティがしっかり・・見えるかのようでしょう?

 粘りっこさと、味乗りの良さ・・つまり酸バランスの良さ、そして柑橘果実、果実がしっかり感じられながらも北の産地ですから、

「冷良感がしっかり!」

載っています。


 それでいて、なんと千円台ですから・・noisy もビックリ!・・こんなことはおそらく滅多に出来ない・・です。


 因みに調べてみましたら、上代は2800円だそうです。ここのインポーターさんは下代が高いので、実質は3000円近いかなと・・。ですが、期末条件が出ましたので、仕入れてみたんですね。

 それに、ジャン=マルク・ブロカールのシャブリと比較しても、同様のイメージは狂わないと思います。これはめちゃお薦め!今の内です。ぜひセラーに数本入れておいてください。月末まで・・持たないかな?・・どうぞよろしくお願いいたします。超お薦めです!


2020 Chablis Grand Cru Blanchot
シャブリ・グラン・クリュ・ブランショ

18376
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
シャブリ
ジャン=マルク・ブロカール

■メディア情報
 94 Points Tim Atkin
 93 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
 93 Points Neal Martin Vinous (Sep 2022)
 93 Points Anna Lee C. Iijima Wine Enthusiast (Mar 2022)
 91 Points CellarTracker

■エージェント情報
 シャブリ・グラン・クリュで最も東に位置し、南東を向く畑なので、朝の太陽を浴びます。グラン・クリュで最も繊細な個性が特徴。しっかりとした骨格よりも柑橘、レモン、胡椒、岩清水のような洗練さと余韻のミネラル感がこの畑の特徴。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥8,890 (外税) 
【シャブリ・グラン・クリュならではのエレガンスと集中!・・見事なブランショです!これはぜひ1級モンテ・ド・トネールと比較して飲んでみてください!激推し!】
 前回の新着で予告させていただいておりました通り、1級モンテ・ド・トネールと隣り合ったグラン・クリュ・ブランショの比較を・・させていただきたいと思います。

 そもそもなんでそんなことをしようと思ったのか・・と言いますと、ティム・アトキンMWのこの2020年ものの評価が同じ94ポイントだったと言うことから始っています。意地悪な企画です・・。

 まぁ・・最初に申し上げておきたいのですが、評点付けはあくまでその方の感覚に由来するものですから、正しいとか間違っているとか・・そんな話しでは無い・・と理解しています。でも、1級畑と特級畑と言う明らかな違いが有り、しかもそれが隣り合っている(ロケーションが悪い村名が挟まってはいます)ので、

「それなら2020年の1級畑モンテ・ド・トネールが凄く良くて、同年の特級畑ブランショが普通だったか?」

もしくは、

「2020年の1級畑モンテ・ド・トネールが普通の出来で、同年の特級畑ブランショが良くなかったか?」

と言う疑問が生まれてしまった訳ですね。

 なのでここは noisy がスケープゴートになったつもりで実証してみよう・・と言うことなんです。決して誰かを貶めようとか・・そう言う事では無いとご理解ください。

 で早速・・グラスの写真を並べてみました。左が1級モンテ・ド・トネール、右が特級ブランショです。


 どうでしょう・・。何かもう・・見た目でその差が分かって来そうな感じに取られる方もおられるんじゃないかと思います。

 1級モンテ・ド・トネールは、透明感の強い・・ミネラリティが全面に出た風合いですが、特級ブランショは黄色がとてもしっかりしていて、凝縮した果実感そのものがミネラリティと溶け込んでいるように見えます。ここまで顕著に違うと・・面白いですよね。

 ジャン=マルク・ブロカールでは余計な木の香りを付けたく無いとしていまして、基本的にバリック(木の小樽)は使用していませんので、この黄色はバリック由来のものでは無いと考えられます。

 飲んだ感じですと、非常に目の詰まった果実感がエキスとして感じられ、飲み進めるうちに徐々に膨らんでくるようなタイミングです。

 また質感が・・凄いです。エレガントさと複雑性・・あ、そうそう・・キンメリジャン由来のシャリっとした感じも有りますが、何よりも・・

「ヨードのアロマ」

を口中に感じます。

 ヨードって・・良く判らないかもしれませんが・・noisy 的には、

「ワカメなどの海藻を噛んだ時にノーズに流れ込んでくるアロマ、その時の味蕾に感じる味わい」

かと・・思っています。ワカメも葉っぱの方よりも茎っぽい、少し太めの部分を噛んだ時の方が分かりやすいでしょうか。そして・・ヨードの味わい自体は余り無く・・まぁ・・グルタミン酸系の旨味のちょっと薄いものに近いかそのものか・・そんな感じです。飲んでいただけたら判るかなと思います。

 まぁ・・キンメリジャンは昔は海の底だったものが隆起していますから、ワカメだとは言いませんが・・そんなイメージです。

 で、複雑性もしっかり感じるんですが、何よりも・・

「全体の姿が滅茶綺麗ですっきりまとまって感じられる」

ので、

「スイスイっと飲んで、そのアフターが激気持ち良い」

のに、

「複雑なニュアンスは時間でその姿を変化させる」

ので、

「・・こりゃぁ・・めっちゃ質の高いワイン!」

と言う判断になりました。


 1級畑のモンテ・ド・トネールも、その複雑性がよりしっかり感じられる分、エレガンスと言う点ではブランショに遅れを取っています。その複雑性自体の表情の出方がハッキリ、シッカリ感じられて好ましいんですが、全体の流れを比較しますと、ちょっと粗野にも思われるかもしれないかな・・と。

 なんと言ってもこの集中したエキスの美しさに惚れ惚れとする味わいです!

 ですので、あくまで noisy 的には、モンテ・ド・トネールを94ポイントとするなら、ブランショは96ポイントまで付けられると思います。


 なお、面白いのは・・これ、意外にも「逆だ」と判断される方もそれなりにいらっしゃると思うんですよね・・。でもそれで良いかと思います。あくまで好みの問題ですから。

 しかしながら畑のポテンシャルを感じ、ワイン自体のポテンシャルと言う点で考えますと、やはり・・

「レ・ブランショは流石のグラン・クリュ!」

と感じていただけるはずです。


 いや~・・シャブリ・グラン・クリュ・・ユニークなミネラリティをふんだんに得ている見事なシャルドネだと思います。

「めっちゃ美味しい!」

ので、こちらもぜひ・・飲んでみてください。超お薦めします!


2020 Chablis 1er Cru Montee de Tonnerre
シャブリ・プルミエ・クリュ・モンテ・ド・トネール

18312
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
シャブリ
ジャン=マルク・ブロカール

■メディア情報
 94 Points Tim Atkin
 93 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
 93 Points Neal Martin Vinous (Sep 2022)
 93 Points Anna Lee C. Iijima Wine Enthusiast (Mar 2022)
 91 Points CellarTracker

■エージェント情報
グラン・クリュ「ブランショ」の南に位置するプルミエ・クリュで最も太陽の恩恵を受けると言われる。葡萄は完璧に熟し、シトラスや熟した洋ナシ、良い年はアプリコットのような香で華やか。骨格も大きいワインで熟成力もある。

750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,750 (外税) 
【なんとティム・アトキンさんは同年のグラン・クリュ・ブランショと同ポイント!・・隣り合ったリューディですが・・ホント!?・・でも美味しければ文句無いですよね!】
 見事にシャブリチックなミネラリティを持ち、冷ややかながらも心地良い黄色い果実や花、スパイスを感じさせつつ適度に膨らんでくれ、余韻まで美味しい1級モンテ・ド・トネールです。

 ご存じかと思いますがシャブリのグラン・クリュ群と同じシャブリ右岸に在り、最も南にあるグラン・クリュのリューディ・ブランショの南に隣り合っています。周りの低地は村名の区画になっていまして、陽当たりの良い丘の部分のみが、1級モンテ・ド・トネールを名乗れるようになっています。

 ジャン=マルク・ブロカールは現在はビオディナミで栽培しています。昔から美味しかったですよ・・。ブリっとした果実と酸の構成バランスが素晴らしく、シャブリの他の造り手さんに比較すると・・

「厳めしい部分の無い果実が先に来る数少ない造り手さん」

 もちろん、ミネラリティもしっかり感じられた訳ですが、余りにバランスの良い味わいなので・・むしろ「ん・・なんか、嘘くさい・・」と思われていたように思います。

 現在は息子さんのジュリアンさんが継いでビオに転向していますが、今となっては・・

「有難いことに・・美味しいのに価格がとてもリーズナブル!」

なんですね。

 1枚目の写真、ご覧ください。素晴らしい色彩ですよね・・。明るく輝いているゴールドには、しっかりミネラリティが含まれているように感じられるんじゃないでしょうか。

 昔風のシャブリのように、荘厳のように感じられるが飲めるようになるまで5~10年、寝かせなければ・・と言うんじゃ無いんですね。今からも美味しく飲め、10年経過してもさらにブケを深めた姿をちゃんと見せてくれるはずです。



 で、キンメリの風味と・・ジャン=マルク・ブロカール自身が言う「ヨードの風味」を持ち、ブリっとした果実・柑橘は端正で冷ややかさを持ち、徐々に膨らんでくれます。飲まれるタイミング次第ではややタイトに締まって感じられるかもしれませんが、ほぼ想定内の味わいだと思いますよ。

 しかもかのMW、ティム・アトキンさんは、隣り合っている同年2020年のグラン・クリュ・ブランショと・・同じ評点で評価しているんですね・・

「94ポイント!」

です。

 まぁ・・noisy は懐疑的なので・・何とか2020年のグラン・クリュ・ブランショを入手してやろうと画策していましたところ・・なんとゲットできましたので、次回以降の新着でご案内出来るんじゃないかと思います。

 1級モンテ・ド・トネールで4千円台、グラン・クリュ・ブランショでギリ8千円台かな・・?と思いますが、ちょうど倍くらいの仕上がりで行けると思いますので、

「ぜひとも Google Map などで畑の場所を特定しつつ、高品質のシャルドネを舐めるように飲む!」

 これはもう、最高のツマミになるんじゃないかと・・いや、マニアな方特有の楽しみ方だと言われるかもしれませんが、

「地図から得られる情報は膨大!」

で、今まで感じなかったことを同時に感じ得るはず・・と思います。

 なぜって・・やればわかりますが、見ているうちに・・風を感じたり、畑の匂いを感じたり・・すると思いますよ。Google Map などは、知らぬうちに写りこんでいる人や物が、

「・・えっ?・・マジ?」

と言うような気持ちにもさせてくれます。

 そして、この1級モンテ・ド・トネール、それだけのポテンシャルを持っています。なにせ、

「大方のメディアが93ポイント以上付けている」

 このことだけでもリーズナブルでポテンシャルが高いとお分かりいただけるかと思います。ぜひ飲んでみてください。超お勧めします!


2021 Chablis Sainte Claire
シャブリ・サント・クレール

18158
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
シャブリ
ジャン=マルク・ブロカール
追加分は2023年11月11日(土)より出荷可能

◆◆◆ 好評いただきまして有難うございます!
 追加しました。追加分は2023年11月11日(土)よりの出荷になりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
■海外メディア情報
92 Points Decanter
90 Points Wine Spectator
90 Points CellarTracker

■エージェント情報
 セラン川の左岸南、プレイ村。ジュラ紀キンメリジャン土壌で地質年代的にグラン・クリュと同じ。多くのベース・シャブリはポルトランディアン土壌で造られているがブロカールは全てキンメリジャンなのでヨード感が強い。樹齢は約25~30年。全て自社畑。発酵はステンレスタンクで野生酵母のみ。培養酵母は一切使用しない。ステンレスタンクで9ヶ月熟成。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥1,990 (外税) 
【デカンター誌92ポイントですが特売です!!ビオディナミのシャブリ村名!ふんわり柔らかく、ほんのりナチュール感が漂うフリンティな・・まさにシャブリ!・・上代3200円だそうです!】
 ジャン=マルク・ブロカールのワンランク上のシャブリです。ベースには普通の「シャブリ」が有ります。

 飲んでみますと・・フリンティですね・・。村名でも余りこのフリンティなアロマのニュアンスが出て来ないシャブリも有りますが、どちらかと言いますと「しっかり」と貝殻層由来のニュアンスが有ります。

 ドライですが旨味もたっぷり有り、酸の構成も豊かです。色付きが良く、輝いてますよね。濃い目の黄色が光って見えます。

 基本的のジャン=マルク・ブロカールはステンレスタンク(イノックス)で仕上げて行きますので、樽っぽさは無いです。

「非常にクリーンなアロマと味わい」

が身上で、そこに、

「ビオディナミならではの・・影響」

がそれなりに感じられます。

 ミネラリティがしっかり有りますが・・一般的にパキっとした石灰が感じられると言うよりは、「しっとり」と濡れた感じのニュアンスです。

 幾分のオイリーさと、So2の少なさを感じます。ふんわりと柔らかくフカフカした畑と、キンメリジャンの土壌からのフリンティさ、そしてステンレスタンクですので、非常にクリーンさが感じられます。

 まぁ・・非常に細かいことを言いますと、発酵槽も熟成もステンレスタンクですと・・そういう雰囲気は良くも悪くも結構に感じられますよね。

 結構なビオだと感じますが非常にきれいでも有り、それなら新樽・古樽などの樽や、発酵槽はセメントとか・・ステンでもホーロー引きを使うとかすると、ステンレスっぽい感じはだいぶ抜けるかなぁと・・。

 しかし、これもワインが若いうち、非常に細かいことを言ってるだけでして、熟成して行くと抜けて来るんですね。

 で、このジャン=マルク・ブロカールさんのシャブリは昔から、

「酸の構成が素晴らしい」

んですね。

 旨味を生み出す酸の組成なんです。

 ですので、若いうちは硬いワインで平板に感じられてしまうシャブリが多いんですが、アミノ酸なのかな・・これがしっかり出てくるんですね。これは30年以上前からそう感じていましたので間違い無いです。


 そしてこのワイン、上代は3200円(外税)だそうですが、今回は・・

「大特売!!」

で、2000円を切ってのご案内です。


 noisy は余り、

「牡蠣にシャブリをどうぞ」

とは言わない人なんですが、ジャン=マルク・ブロカールのこの村名サント・クレールは大丈夫だと思います。リーズナブルだし、季節ものの魚介も行けるし・・

「デカンター誌も92ポイント!」

と高い評価です。是非ご検討くださいませ!


2018 Chablis Grand Cru les Preuses
シャブリ・グラン・クリュ・レ・プルーズ

17629
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
シャブリ
ジャン=マルク・ブロカール

■海外メディア情報
97 Points Wine Enthusiast
92~95 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
94 Points Tim Atkin

■エージェント情報
 レ・プリューズの中でも上部に位置し岩盤の上に薄い粘土石灰質の表土がかぶさった畑。力強さよりも繊細さや硬質なミネラルが特徴でグラン・クリュの中で最も女性的な印象。発酵はステンレスタンクで行い、熟成はシュール・リーにて約18ヶ月。バリックとウッフと呼ばれる卵形のコンクリート製容器を採用。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥9,850 (外税) 
【若いうちから素晴らしいゴージャスさを見せるグラン・クリュ・レ・プルーズ!旨いです!しかも滅茶リーズナブル!】---以前のレヴュー掲載ですが、そろそろ良いんじゃないかと!どうぞよろしくお願いします。
 これは滅茶リーズナブルです!・・通常はもう12000円上代なのかな?・・判りませんが、この位の価格でグラン・クリュが飲めるんですから・・ちょっと最近はお目に掛かることが少なくなった「特売」です。

 しかもジャン=マルク・ブロカールと言いますと、昔は何故かここだけ・・

「若いうちからお美味しく飲めてしまうシャブリ!」

でした。他のグラン・クリュがまるで干からびているかのようにさえ・・なので、テイスティングに出かけて出会うと必ずテイスティングしていましたが、

「その判りやすさ、しかめっ面の無さって・・何なんだろう?」

的な疑問が・・今まで扱わせて来なかった理由なのかもしれません。

 まぁ・・単にエージェントさんの巡りあわせとも言えますが・・。


 まさに「むっちり」と表面張力を見せる素晴らしい色彩、絵です。ミネラリティは半端無いですが、現状でも一つの良いバランスの中に有ります。これって・・やはりジャン=マルクの特徴なのかな?


 余りに若いうちから美味しいので、・・

「その美味しさが限界だと勘違いしてしまう」

のかもしれません。

 おそらく現状で、4~5割のポテンシャルしか出していないと思いますが、

「その中で最高にバランスが良い!」

んですね。


 畑の仕立ても良いと思います。高く販売する方が多いと思いますが、今回はこの価格でとても魅力です。

 フリンティーでオイリー・・旨味をしっかり閉じ込めた酸の素晴らしさ、そこから徐々に白、黄色、色付き始めた花、スパイスを放出してくれます。

 今でも美味しく飲めてしまいますし、とても愛想が良いので勘違いしがちですが、実はまだまだ・・これからです。5年、10年と経過して本領発揮してくれますが、

「シャブリのグラン・クリュ..この価格なら飲んでみたいぞ!」

とおっしゃる方は・・美味しいので一気に飲んでしまわれるでしょうがそこをグッと堪えて、少しでも、少なくとも翌々日辺りまで引っ張ってみてください。また違う景色が見えるはずです。ご検討くださいませ。


2018 Chablis 1er Cru Vaulorent
シャブリ・プルミエ・クリュ・ヴォロラン

17630
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
シャブリ
ジャン=マルク・ブロカール

■海外メディア情報
91~94 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
93 Points Tim Atkin

■エージェント情報
 グラン・クリュと同じ丘に唯一存在する特別なプルミエ・クリュ。グラン・クリュ・レ・プルーズの北に位置する南東向きの畑。キンメリジャン泥灰土壌は表土が深くなっていいて肉付きのよい果実味が得られるのが特徴。発酵から約15ヶ月間の熟成まで全てフードル樽で行い、この畑特有のリッチな味わいを引き出している。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,290 (外税) 
【特売です!グラン・クリュと同じ丘にある稀有なプルミエ・クリュです。まさにプティ・プルーズ!・・リーズナブル!】
 ちょっと飛沫に気付かず撮り直しをしなくて申し訳ありません。ちょっとダメですね~・・最近、目がさらに悪くなって、眼鏡を掛けたり外したりが忙しく、

「光るもの、反射するものが苦手・・」

で、見逃してしまいました。申し訳ない・・。

 ですが、この1級畑もののヴォロラン、中々のポテンシャルで迎えてくれましたよ。

 グラン・クリュと同じように右側の丘に存在する、稀有な1級畑です。

 シャブリのグラン・クリュは同じ丘にズラっと並んでおりまして、その一番北側が「レ・プルーズ」です。そしてそのレ・プルーズに引っ付くように北側に有るのが・・このヴォロランなんですね。

 なので似通っているのは間違い無いです・・同じヴィンテージで確かめました。

 瑞々しく非常に判りやすい味わいのレ・プルーズですから、ほんのりオイリーさ、蜜っぽさを含んでいて、現状ですでに中域は適度に膨らみを持っています。


 そして余韻が長いです。張りの有る「むちっ」とした膨張感を持ったまま、長い余韻を感じさせてくれます。

 そしてこのジャン=マルク・ブロカールの特徴でも有りますね・・。

「昔から・・旨味がバッチリ載ったシャブリを造っている!」

 ・・noisy的にはずっとそう感じていました。もう30年も前から時々飲んでいました。判りやすいスタイルで、何故か他のドメーヌよりも・・アミノ酸とかの生成成分が多い気がするんですね。

 そして昨今はビオに転向しておりますから、柔らかなニュアンスを得て、ちょっと手の付けられない感じでしょうか。

 1級としては相当素晴らしいですし、まさにレ・プルーズをも感じさせてくれる表情も混じります。


 今回はリーズナブルにご案内できることになったので、是非この機会にご検討くださいませ。残念ながら追加は出来ません。お勧めです!