【マレンゴも世代交代で自然派に!適度に仕上がっていてめちゃ旨いです!余分な甘みは無し!エキス系の美しい味わいにボリューム感を与える、わずかにその存在を感じる甘やかなタンニンの質の良さ!・・一推し!】

久しぶりにマレンゴのワインを飲んで・・
「いや~・・ずいぶんと変わったなぁ!」
と・・。
ネットでのご案内はしていませんでしたが、それでもバローロや看板のブルナーテは、時折店に置いておりました。
「なんでネットに出していなかったか?」
と言いますと・・理由が有ったんですね・・。それは・・
「・・ちょっと渋かったから・・」
です。
まぁ・・ご案内出来ないことも無いレベルでは有ったのですが、別に無理してご案内して、
「・・ん~~・・ちょっと早かったかな・・」
などと思われるのも何だかなぁ・・と思ってたんですね。
その内にタイミングを逸してしまって・・ちょうど良く熟成して美味しくなった辺りのバローロやランゲを、ご来店の方や飲食店の方がお買い上げしていた感じなんです。
で、結構にこのドルチェットも昨今は値上がりしていまして、3千円上代だと少し高いイメージでしたので、なかなか手が出ませんでした。
ですが今回は条件が出ていまして・・
「・・おっ・・マレンゴのドルチェット・・いいじゃん!」
とばかりに試しに購入してみましたところ・・
「・・げっ!・・美しいエキス系..こんな味じゃぁ無かったはず・・」
とビックリしてしまったんですね。

色彩はやや濃いめでしょうか。しかしその濃度から感じられるほどの強さは印象にはまったく響かず、
「・・イタリアワインも徐々にこんな美しく伸びやかなエキス系ワインの味わいに変貌して行くのか!」
と・・ちょっとビックリです。
マレンゴは、エリオ・アルターレと仲が良いらしく、珠玉のブルナーテの畑をエリオに貸していたくらいです。ですので、バローロ・ボーイズ系の新樽使いですから、
「新樽使用の緩やかな酸化を与えた妖艶な香りと、積算温度を得た温かみのある味わい」
が特徴だと思っていました。
ですが・・
「このドルチェットは新樽を使用していない」
のが影響しているのでしょう!
美しく伸びやかなベリーやチェリーがドライに味わい、ノーズに現れ、それは完全エキス化した見事な仕上げにより、
「まるでブルゴーニュ・ピノ・ノワールか?・・と思わせるような美しいエキスに昇華!」
しているんですね~・・。
これなら3千円でも誰も文句は言わないと思いますよ。・・いや、特売しますが・・(^^;;
という訳でして、激推しのデイリーです。・・デイリーじゃ勿体無いほど・・素晴らしいです。飲んでビックリ!・・返り注文、お待ちしています。お薦めです!