ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ミッシェル・ジュネ

ミッシェル・ジュネ

フランス Michel Genet シャンパーニュ
Michel GenetDomaine index -- Open All Column
● 久しぶりのミシェル・ジュネをご案内させていただきます。おそらく8年ほど前にご紹介させていただいた以来かと・・。フィネスさんの輸入なんですが、同時に扱わせていただいたピエール・トリシェが非常に美味しかったので、ちょっと地味な仕上がりだったミシェル・ジュネは途絶えてしまっていました。

 しばらくは余り評判を聞かなかったんですが、最近は噂で・・随分良くなったらしいと聞きつけました。それに・・

「何と言っても2022年の現在は、世界的なシャンパーニュ不足!」

・・なんですね。まぁ、皆さんはさほどは実感が無いと思いますが、いや~・・・滅茶大変ですよ。実は対応におおわらわ・・です。

 そんなことも有りまして、今年の入荷分が到着したのを仕入れさせていただき飲んでみましたら、

「・・あらま・・」


 まぁ・・続けてテイスティングしていないと、こんなことになってしまうんですね・・。凄く良くなっちゃってます・・!

 しかもコート・デ・ブランの「グラン・クリュ・シュイィ」の造り手さんですから、基本は、グラン・クリュ・シュイィ・ブラン・デ・ブランです。

 あ、もしかしましたら、ソムリエさんとか、エキスパートさんとか・・ちょっと細かいことが気になってしまう方は、

「そう・・シュイィならブラン・デ・ブラン(Blanc des Blancs)が正しいんじゃないの?」

と思われるに違いありません。エチケット上は「BB」と略されており、また「Chardonnay」としか書かれて無かったりします。おそらく英語圏向けにある程度販売されている造り手さんなのかな?・・と思います(Auteur と書かずに Auther をオーサーと読ませる位ですから)。

 で、noisy も何となく気になったのでフィネスさんに聞いてみましたら、インヴォイスには Blanc de Blancs と書かれているそうなので、Noisy wine もそれに従う事にしました。なので、違和感を持たれましても、それは noisy の性では有りません・・(^^;;


 以前の地味でやや重め・・ちょっと内向的なイメージは消え、卓越したコート・デ・ブランのグラン・クリュ・シャルドネならではの、「素晴らしく高貴なアロマ」がふんわり高々と立ち昇って来ます。泡質も・・下級クラスから実に細やかです。

 飲んでいて楽しい・・しかもコート・デ・ブランのグラン・クリュなのにとてもリーズナブルなんですね。大手さんのスタンダード(M とか V とか・・)で自分を騙しながら耐えて飲むより、滅茶苦茶美味しいですよ。しかも全て万札でお釣りが来ますから・・是非ともトライしていただきたいと思います!


 シャルドネ100%で造られるシャンパン、いわゆるブラン ド ブランの銘醸地コート デ ブラン地区。約500haある葡萄畑のうちの99%がシャルドネになります。この地区には6つのグラン クリュが存在しますが、当メゾンはその6つのうちの1つにあたるChouilly(シュイィ)村に所在します。1800年代から葡萄栽培をしており、以前はネゴシアンに葡萄を売っていましたが、1965年からミッシェル ジュネ氏が本格的に自社瓶詰を始め、現在はその子供たちであるヴァンサン&アントワンヌ兄弟が醸造と畑を分担してメゾンを運営しています。

 所有畑はChouilly(シュイィ)を中心に石灰質土壌の畑を約9ha所有し、葡萄の樹齢は平均35年になります。畑は約40ほどの小さな区画に分散しており、そのほとんどがシャルドネになりますが僅かに黒葡萄品種も植えられています。栽培には自然環境を尊重したリュット レゾネを採用。良い葡萄からしか良いワインは出来ないという信念に基づいて収穫は手摘みで行ない、自重で下部の葡萄が潰れてしまう”hotte à vendange(収穫した葡萄を回収する背負いカゴ)”は使わずに底の浅いプラスチックケースを使用して葡萄果汁と空気との接触を最小限にとどめ、可能な限り状態の良い葡萄を圧搾できるように心掛けています。醸造はテロワールの同じ区画ごとに約30ものキュヴェに分けて行い、ブラン ド ブランの繊細さと軽やかさを表現できるように”クオリティ” ”リスペクト” ”伝統”を常に念頭に置いて誠実なシャンパン造りを行っています。


2017 Champagne Chouilly Grand Cru Blanc de Blanc Vintage Brut
シャンパーニュ・シュイィ・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ヴィンテージ・ブリュット

18781
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
シュイィ
ミッシェル・ジュネ

◆◆◆収穫日 2017年9月3日 : 瓶詰日 2018年4月11日 澱引き日 2023年10月16日 ドザージュ 7g/L
■海外メディア情報
◇2015年もの
94 Points Decanter World Wine Awards
92 Points Andreas Larsson

■エージェント情報
 当家のトップキュヴェである「AUTHOR(オーサー)」に使われている区画の葡萄の一部を使って醸造し、6年間瓶熟させた特別キュヴェ。光沢のある黄金色、ヘーゼルナッツやクロワッサンのような甘く香ばしい香り、果物の砂糖漬けのようなアロマ、メンソールのような爽やかなニュアンスも感じられます。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥9,780 (外税) 
【コート・デ・ブラン最北のグラン・クリュの冷ややかさと熟した甘やかさ、近年ウケの良い「キツ過ぎないガス」にふんわりな泡を乗せ、G.C.シャルドネならではの質感を感じさせてくれるシャンパーニュです!】
 以前は造り手の個性やワイン自体の総合ポテンシャルはもちろんですが、もっと土地とか、造りとかを主眼にご案内させていただいていたような気がしますが、徐々に・・

「飲み心地 + 質感」

みたいな部分に重きを置くようなシャンパーニュのご紹介の仕方をしているように思います。

 それも近年は、以前はほぼスルーされていた南部、オーブ辺りのシャンパーニュが・・気付けば物凄い人気になっていまして、スター生産者さんが結構に持てはやされています。あのユリス・コランしかり、セドリック・ブシャールなど・・ただし、

「物凄い価格!!」

になっていまして、生産者さんにとってはとても良いことだとは思いますが、飲み手としますとちょっと痛過ぎる・・んですね。

 まぁ・・余り言いたくは無いんですが、無名でも美味しいから飲んでみて・・とご案内させていただいている時は意外にもスルーで、メディアで高い評価が出て品薄になると、何故か皆欲しいと・・(^^;;

 安い時に飲めていれば、今の価格が適正なのか・・とか、それでも飲みたいから欲しいとかを自身で判断出来る訳なので、普段からアレコレと少しずつ手を出していると良いんじゃないかな・・と思います。まぁ・・考えてみれば、あのジャック・セロスも、エグリ・ウーリエも、以前は数千円で飲めた訳ですから以前は良い時代だったと・・総括できるんじゃないかと思ってもいます。

 そんな中でこのミシェル・ジュネは、コート・デ・ブランと言うシャルドネの聖地の生産者さんで有りながらも、近年・・グングンその質を高めて来ていると感じます。 

 で、この2017ミレジメのシュイィG.C.ブラン・ド・ブランですが、シュイィのシャルドネ100%で有りながらも・・

「近年、流行の・・ドライでガスのキツク無い・・飲み心地の良さに加えて、グラン・クリュの高質な味わいを生かした造!」

をしていると感じます。

 栓を抜いた傍から、

「・・お~・・高質グラン・クリュ・シャルドネの冷ややかでふんわりとしたメロンっぽく甘いアロマが・・」

みたいに香り出します。

 1枚目の写真はちょっとボケ気味で申し訳ないんですが、透明感の高い黄色が美しいシャルドネを彷彿させてくれると思います。

 ドザージュは7グラムで多く無く、とても自然な感じです。泡質は細やかさが有り、ふんわりとシルキーですが、ガス圧としては高くは無く、グラス表面の泡の引けは遅く無いです。

 その分、

「泡と酸が織りなすシャンパーニュならではの厳しさは少なく、柔らかで・・液体は喉を目指して行く」

ような感覚です。

 中盤ではグラン・クリュ・シュイィならではの高質さを瞬間、口蓋全体に行き渡らせつつ、喉を目指して行き、ある種の「乾きを癒してくれる」感じなんですね。

 なので・・

「オーブよりも高質ながら、オーブ並みの飲み心地を実現した味わい!」

になっていると感じました。

 美味しいですよね~・・シャンパーニュ!・・今の季節には最高です!ぜひ飲んでみてください。超お薦めします!・・旨いです。


-----
【これは相当お買い得!繊細なブラン・デ・ブランの表現に長けています。滅茶細やかな泡質、そしてその持続・・素晴らしいです!】-----2014年もののレヴューです。

 おそらく追加は無いですので・・お早めにご注文ください。美味しいブラン・デ・ブラン..飲みたいですよね。

 noisy もまた4日連続でシャンパーニュをテイスティングし、その後にブルゴーニュやイタリア、ビオ系のワインを飲ませていただきましたが、やはりシャンパーニュを飲むと気持ちが華やかになります。もっとも、1杯目に余り出来の良く無いシャンパーニュを飲んでしまうと沈んだ気持ちにもなりかねませんが。

 グラスの下に見える薄いグリーンの入った黄色に実にそそられてしまうブラン・デ・ブランです。2014年ものと言うことですので8年目ですね。細かいことを言いますと、

ボトル詰め 2015年3月31日
デゴルジュマン 21年3月24日

 で、アルコール分12.5度、ドザージュ7.5g です。ブリュットですがキリリと辛口に感じられる見事なバランスです。

 この MB BB Vintage 2014 ですが、この2014年そのものの評価は見つけられなかったものの・・

2012年 Andreas Larsson 93 Points
2012年 Decanter World Wine Awards 94 Points
2013年 VertdeVin 91~92 Points

 と言う高い評価が見当たりました。noisy が目を離していた隙に・・

 もう栓を抜いた直後から、高質なブラン・デ・ブランのアロマが漂っています。泡は結構に・・旺盛です。もう1枚目の写真、盛り上がっちゃってますよね?・・通常はここから「引け」が早いんですが、2枚目の写真が連続写真・・

「目の細やかさが見える」

と思います。1枚目と2枚目は、どんなに急いで頑張っても10秒は掛かります。30秒ほど置いた写真も掲載しようと思いましたが、Noisy wine のホームページには、検索エンジンのクローラーがひっきりなしにやって来ては、

「ごっそり写真をダウンロードして行く」

ので・・お行儀の良いクローラーは、ちゃんと朝方のアクセスの少ない時にいらっしゃるんですが、時間も構わず、間隔も気にせずにガンガン落として行くクローラーもあるので、一応1アイテムで2枚を限度にしています。新着直後にやられてしまうとリソースを喰ってしまってホント大変です。

 いや~・・でも2枚目の写真にはソソられるんじゃないかと思います。飲んでいただけましたら質の良いブラン・デ・ブランの美味しさを堪能できると思いますよ。

 コート・デ・ブランは石灰のキツイ・・カルケール土壌です。だから黒葡萄のピノ系はほとんど獲れないんですね。ピノ・ノワールにはジャック・セロスも長い間苦労したはず・・でも、こんなに美味しいブラン・デ・ブランを造れる貴重な土地なんですから。

 あ、あとひとつだけ・・このシュイィは、シャンパーニュの中心とも言える「アイ」の南に拡がる、

「コート・デ・ブランの北の端」

です。

 ですので、「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」に偏されるグラン・クリュ・アイのニュアンスも、もしかしたら感じられるかもしれません。因みに北から「シュイィ」「(東隣)オワリー」「(南)クラマン」「(南)アヴィーズ」「(南)オジュ」「(南)ル・メニル・シュル・オジュ」とコート・デ・ブランのグラン・クリュの村々が続いています。このミシェル・ジュネのシャンパーニュが繊細だけれども太さも感じられるのは、ピノ系黒葡萄が秀逸なアイとの位置関係も、もしかしたら有るのかな・・と思います。ご検討くださいませ。


2016 Champagne Blanc de Blanc Vintage
シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン・ヴィンテージ

17824
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
シュイィ
ミッシェル・ジュネ

◆◆◆収穫日 2016年9月23日 : 瓶詰日 2017年4月6日 澱引き日 2022年10月24日 ドザージュ 7.5g/L
■海外メディア情報
◇2015年もの
92 Points Andreas Larsson
◇2015年もの
94 Points Decanter World Wine Awards

■エージェント情報
 当家のトップキュヴェである「AUTHOR(オーサー)」に使われている区画の葡萄の一部を使って醸造し、6年間瓶熟させた特別キュヴェ。500本限定生産で180本のみ入荷しました。光沢のある黄金色、ヘーゼルナッツやクロワッサンのような甘く香ばしい香り、果物の砂糖漬けのようなアロマ、メンソールのような爽やかなニュアンスも感じられます。
 レモンやアプリコットのコンフィを連想させる果実味、蜂蜜のようなコクとフレッシュさのハーモニーが素晴らしく、1本線の通った迷いない口当たりは比較的天候が安定していた2014年らしい味わいと言えるでしょう。<なくなり次第終了となります>
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,880 (外税) 
【これは相当お買い得!繊細なブラン・デ・ブランの表現に長けています。滅茶細やかな泡質、そしてその持続・・素晴らしいです!】-----2014年もののレヴューです。
 おそらく追加は無いですので・・お早めにご注文ください。美味しいブラン・デ・ブラン..飲みたいですよね。

 noisy もまた4日連続でシャンパーニュをテイスティングし、その後にブルゴーニュやイタリア、ビオ系のワインを飲ませていただきましたが、やはりシャンパーニュを飲むと気持ちが華やかになります。もっとも、1杯目に余り出来の良く無いシャンパーニュを飲んでしまうと沈んだ気持ちにもなりかねませんが。

 グラスの下に見える薄いグリーンの入った黄色に実にそそられてしまうブラン・デ・ブランです。2014年ものと言うことですので8年目ですね。細かいことを言いますと、

ボトル詰め 2015年3月31日
デゴルジュマン 21年3月24日

 で、アルコール分12.5度、ドザージュ7.5g です。ブリュットですがキリリと辛口に感じられる見事なバランスです。

 この MB BB Vintage 2014 ですが、この2014年そのものの評価は見つけられなかったものの・・

2012年 Andreas Larsson 93 Points
2012年 Decanter World Wine Awards 94 Points
2013年 VertdeVin 91~92 Points

 と言う高い評価が見当たりました。noisy が目を離していた隙に・・

 もう栓を抜いた直後から、高質なブラン・デ・ブランのアロマが漂っています。泡は結構に・・旺盛です。もう1枚目の写真、盛り上がっちゃってますよね?・・通常はここから「引け」が早いんですが、2枚目の写真が連続写真・・

「目の細やかさが見える」

と思います。1枚目と2枚目は、どんなに急いで頑張っても10秒は掛かります。30秒ほど置いた写真も掲載しようと思いましたが、Noisy wine のホームページには、検索エンジンのクローラーがひっきりなしにやって来ては、

「ごっそり写真をダウンロードして行く」

ので・・お行儀の良いクローラーは、ちゃんと朝方のアクセスの少ない時にいらっしゃるんですが、時間も構わず、間隔も気にせずにガンガン落として行くクローラーもあるので、一応1アイテムで2枚を限度にしています。新着直後にやられてしまうとリソースを喰ってしまってホント大変です。

 いや~・・でも2枚目の写真にはソソられるんじゃないかと思います。飲んでいただけましたら質の良いブラン・デ・ブランの美味しさを堪能できると思いますよ。

 コート・デ・ブランは石灰のキツイ・・カルケール土壌です。だから黒葡萄のピノ系はほとんど獲れないんですね。ピノ・ノワールにはジャック・セロスも長い間苦労したはず・・でも、こんなに美味しいブラン・デ・ブランを造れる貴重な土地なんですから。

 あ、あとひとつだけ・・このシュイィは、シャンパーニュの中心とも言える「アイ」の南に拡がる、

「コート・デ・ブランの北の端」

です。

 ですので、「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」に偏されるグラン・クリュ・アイのニュアンスも、もしかしたら感じられるかもしれません。因みに北から「シュイィ」「(東隣)オワリー」「(南)クラマン」「(南)アヴィーズ」「(南)オジュ」「(南)ル・メニル・シュル・オジュ」とコート・デ・ブランのグラン・クリュの村々が続いています。このミシェル・ジュネのシャンパーニュが繊細だけれども太さも感じられるのは、ピノ系黒葡萄が秀逸なアイとの位置関係も、もしかしたら有るのかな・・と思います。ご検討くださいませ。


N.V. Champagne MG Blanc de Blanc Spirit Brut
シャンパーニュ・MG・ブラン・ド・ブラン・スピリット・グラン・クリュ・ブリュット

17590
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
シュイィ
ミッシェル・ジュネ

◆◆◆ 再入荷!・・次回より値上げになりますのでお早めにどうぞよろしくお願いいたします。
2018 シャルドネ 55% : 2019 シャルドネ 45% : ドザージュ 7g/L
■エージェント情報
 旧名エスプリ。特級に格付けされている「Chouilly(シュイィ)」と「Cramant (クラマン)」にある区画のシャルドネを使用。キュヴェ名どおり、このメゾンのシャンパン造りの精神を表現しているアイテム。とても繊細でクリーミーな泡、白い花のようなアロ マが豊か、バランス良く飲みやすい仕上がりになっています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,290 (外税) 
【新作かと思いきや以前の「エスプリ」のリメイク版!・・これがちょっとどころか、全く侮れない素晴らしさ!コート・デ・ブラン北部のグラン・クリュ・シュイィとクラマンのブレンドで最高にバランス良く切れ良く柔らかな泡をたっぷり楽しめます!秀逸!】
 素晴らしい出来でした!・・

「げげっ・・ホントにブラン・ド・ブラン??」

と疑ってしまうほど、酸の味わいに色気が有ります。しかも、

「泡質が相当良い!・・そして旺盛なのにガスがしなやか!」

でして・・しかも、

「旨味がしっかり載っているし、旨味自体の質感がちょっと異常・・」

です・・。その上、

「5千円ほどと滅茶リーズナブル!」

 ですから、こんなブラン・ド・ブランは滅多に巡り合わないかと・・思います。


 この「スピリット・ブラン・ド・ブラン」は新しいアイテムですが、実はこれ・・以前にリリースしていた「エスプリ・ブラン・ド・ブラン」のリメイク、もしくはリネームアイテムなんですね。

 まぁ・・実を言いますと、以前のエスプリは noisy 的には好みからはちょっと外れ過ぎる感じだったので・・ミシェル・ジュネのシャンパーニュにはちょっと距離を置いていた・・と言う事実も有りました。正直に言っちゃえば、

「イマイチ」

だったんですね。


 ところが今回、飲んでみましたところ・・

「・・ど~したジュネ・・めっちゃ旨いじゃん・・」

と、相当驚くことになってしまった訳です。クイクイも飲めるし、じっくり味わっても美味しいし、ポテンシャルを取りに行ってもガッカリすることなど全くない・・訳ですよ。


 そして、泡も旺盛です。注ぎたては「むわっ」と盛り上がって来て大きな泡の山を造りますが、徐々に小さくなったと思えば・・今度は小さな山を幾つか造り始めると言うパワフルさ。

 しかもその質感も非常に良くて、

「荒さがほぼ無い!」

ですから、ついつい・・コクコクと飲みたくなってしまうんですね。

 でもそこからの還ってくるアロマが実に心地良い訳でして、しかも旨味を多く含んだ余韻がじっと口内に存在している訳です。コート・デ・ブラン南部のル・メニルやル・メニル・スュル・オジェでは無く、北部の2つのグラン・クリュをブレンドしているのもバランスの良さを助けているのかもしれません。


 それでですね・・まぁ、noisy も余りにテイスティング量が多いものですから翌日、翌々日に残すことになる訳ですが、ちょっと飲み過ぎたか、仕事の疲れが出たか・・

「このシャンパーニュの口にラップを巻いて輪ゴムで止める」

のを忘れて、開放したままで24時間も放置してしまった訳です。


 ところが・・この旺盛な泡はそんな程度では無くならず・・確かに弱くはなっているんですが、

「ちゃんと泡が立つし、口内で弾ける・・」

んですね・・。


 と言うことは、

「テクニカルの詳細は判らないが、今回ロットはよっぽど良い感じに長く貯蔵していたリザーヴをベストなブレンドをし、しかも長めに貯蔵出来た!」

んじゃないかと・・勝手に想像しています。

 これ・・相当良い感じです。もっとも、酸のバランスが凄く良いですから、リキュールの出来が相当良いとも言えますよね・・。いずれにしましても、これは頑張ってお勧めしない訳にはいかない出来でした!


 そう言えば2012年のオーサーも滅茶美味しかった!・・今回の2013年もののオーサーは数が無さそうなので飲むかどうか迷っていますが、下がこのレベルで仕上がっているなら・・もう心配はないかとも思えてしまいます。是非飲んでみて下さい!超お勧めします!


2013 Champagne Author Blanc de Blanc Grand Cru Brut
シャンパーニュ・オーサー・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ・ブリュット

17589
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
シュイィ
ミッシェル・ジュネ

■エージェント情報
 当家のトップキュヴェにあたり、特級村である「Chouilly(シュイィ)」の中でも樹齢40年以上になる南向きの古木区画「Les Partelaines(レ パルトレーヌ)」と「Montaigu(モンテギュ)」の葡萄のみを使用。2011年物までは「BIOGRAPHIE(ビオグラフィ:伝記)」という名称でしたが2012年からビオグラフィがAuthor(オーサー)という英語の名称に変更となりました。
 フランス語ではAuteur(オトゥール)=創始者という意味で、ドメーヌが所在するChouilly(シュイイ)村にある素晴らしい区画のシャルドネのみで創り出した、唯一無二のシャンパンという意味が込められています。瓶熟期間は6年。
 色調は輝きのある金色、熟したリンゴやパイナップルのようなアロマ、フレッシュなアーモンドの香りも感じられます。力強くもきめが細かい泡立ち、凝縮感のある果実旨味とハツラツとした酸味、余韻も長く旨味たっぷりです。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥11,290 (外税) 
【超本格派!・・ブラン・ド・ブランでこれほどの味わいの深み、構造の大きさを感じさせてくれるシャンパーニュは滅多に無い!?素晴らしい出来です!】
 今回の入荷分は3アイテム中、2アイテムのテイスティングになりました。余り数が無いようですのでテイスティングし過ぎると利益が出ないパターンになってしまうので、この「オーサー」のテイスティングは随分と悩んだのですが、結局開けることにしました。2012年ものの素晴らしさも確認したので・・2013年ものはスルーで良いかな・・などとは思っていたんですが、

「スピリットも超絶に旨かったし・・でもやはり、ここのところのミシェル・ジュネの質感向上が半端無いのを確認しないといけないか・・」

と思い直したんですね。結果、開けて良かった・・この「オーサー2013年」凄いポテンシャルの持ち主でした!


 noisy 的にはコート・デ・ブランのシャルドネによるブラン・ド・ブランには、ある種のイメージみたいなものが有りまして・・とことんまでドライで行く、リキュールを足さない・・もしくは足してもほんの少量・・みたいなシャープなものと、リキュールを足して多彩な味わいと大きな構造を持つもの・・、そしてそこにはマロラクティックを行うかどうか・・が微妙に絡んでくる感じです。

 そして、非常にザックリ言いますと、コート・デ・ブランのアヴィーズを中心として北側と南側ですね・・南側はル・メニル・スュル・オジュで、豊かな果実の風味と比較的柔らかな酸の味わいでしょうか。北側はこのオーサーを産する「シュイィ」「オワリィ」でしょうか。そこに中央の「クラマン」「アヴィーズ」がその中庸な感じ・・もしくは微妙にどちらかに寄った感じをしている‥もちろん、細かなことを言いますと、

「そんなザックリな言い方をすると混乱を招くんじゃ?」

と言えるほど・・大きく丸めた個人の勝手な印象です。


 因みに今回一緒にご案内している「スピリット」はこのオーサーと同じグラン・クリュのシュイィの葡萄とクラマンの葡萄のブレンドです。スピリットは滅茶バランスが良く、今飲んでも凄い旨いです。ですが・・

「オーサーは格が違う感じがしっかり有る!」

ほど、深~~い構造をしっかりと満たす素晴らしく冷ややかで分厚い酸バランスが有ります。

 まぁ・・オーサーはミレジメで単一ヴィンテージですから、幾分の若さが有って、抜栓して飲み始めて少し経ってから

「うわっ・・出て来た!」

と思わず声にしてしまうほど。グーンと伸びて行く感じです。スピリットの方は最初から旨いです。ただしオーサーほどの質感と構造の大きさにはたどり着けないです。


 また、スピリットのコラムでも書きましたが・・

「使用しているリキュールの質が半端無く凄い!」

んじゃないかな・・と思えるほど、リキュール感が滅茶自然なんですね。なので、

「入れているかどうかさえ・・ちょっと気付かない」

けれど、

「・・・ブラン・ド・ブランでこの味幅、構造の深さは無いだろ?」

 と気付いて・・自然なリキュールの質の良さに気付く感じです。


 2枚目の写真は、通常・・グラス全体を見せることと注いでから少し時間が経った泡質を見て貰っているんですが、今回は「色彩」を見ていただこうと・・。明らかに2012年ものとは色彩の傾向が違うように思われる訳です。

 緑掛かった2012年に対しての黄色く、少し赤く感じる2013年です。非常に良く熟した感じに加え冷涼で大きなパレットを描く素晴らしい酸。その相反する要素、表情をしっかりひとつにまとめたのが、2013年のオーサーかな・・と思います。

 2012年ものに比較しますと、現段階では僅かに若いですが、飲んで行くうちに全く問題無い状態になりますのでご安心ください。素晴らしい出来でした!コート・デ・ブラン・シュイィの凄いシャンパーニュでした。

「ミシェル・ジュネ..一体・・どうしてこんなに凄くなっちゃったの?」

 その答えはまだ見つけられませんが凄い味わいにビックリしてください。お勧めします。





 以下は以前のレヴューです。
-----
【・・・実に美しい色彩!泡も細やか!・・そして味わいも気品を損なわない濃厚なタイプ!】

 しばらく放置してしまっていたミシェル・ジュネですが、調べてみると「MG BB Vintage」が、2012年もので94ポイント!・・2013年もので91~92ポイントと高い評価を得ているのを知り、

「・・あれ?・・もしかして・・出遅れてた?」

と・・(^^;;

 実際のところ最近の noisy のテイスティングはブルゴーニュワインが非常に多く、時には30本近くブルゴーニュのテイスティングが続くことも有りまして、シャンパーニュもたまにはやっているものの、やはり美味しいのは今までの定番シャンパーニュ..と言う理解でした。

 この「オーサー」はミシェル・ジュネの限定キュヴェのようで・・また、以前の「ビオグラフィ」から名称変更になっていることも有り、メディア評価は見当たりませんでした。

 しかしながら折に触れ、担当のK君の・・「お取り引き先のどこどこで飲んだオーサーが余りに美味しくて・・」みたいなフレーズが、結果的にこだまのように脳内リフレインしてしまいまして、

「これはミシェル・ジュネ、やらないといかんかな?」

と・・(^^。

 で、ようやく飲めた2012年のオーサーB.Bです。・・いや・・素晴らしい色合いをしていますよね~・・この写真だけ見ても、見事なブラン・デ・ブランだと想像付くんじゃないでしょうか。


 オーサーはドザージュ6gほどのようです。ですので多くは無いですね。この位でもエクストラ・ブリュットを名乗っている場合も有ります。

 美味しいのはもう間違いなく、泡質の肌理も細やかで、アロマがま~・・高質なグラン・クリュ・シャルドネのニュアンスをそのままに伝えてくれますが、その線は通常・・もう少し細いニュアンスかな?・・と思います。結構に太さを感じさせてくれまして・・アロマも味わいも、誤解を恐れずに言ってみるならば、ボランジェ寄り・・です。

 タイトで細やかな線を撚り集めた、静寂の中のバランスをお求めでしたら、ミシェル・ジュネの他のB.B.が良いかと思うんですが、

「味付きの良さが素晴らしい!」

のがこのオーサーなんですね。膨らみとか、味乗り、押し・・これはピカイチです。ドザージュの成功例って言ってしまえばそれっきりなのかもしれませんが、例えばルイ・ロデレールのクリスタルなどは、noisy 的には結構にドザージュの味わいがキツイと感じる時もあるんですが、世の中ではもの凄くウケていますよね・・。

 また、飲み方も有ると思います。飲んでいただく方としましては「飲ませ方」でしょうか・・(^^;; ソムリエさんですと、そのシャンパーニュの特性とその時のお料理を考え併せてグラスと品温を調整..なんてしてくれたら、最高のサービスだと思います・・中々できないでしょうけど。

 また、noisy は余り休養させられないでテイスティングしてしまいましたが、もっと休ませてあげられると、泡も綺麗に揃って来てテクスチュアはさらにアップすると思います。こちらも造り手さんとしましては、

「9~13度で」

と記載されています。12~13度位が美味しいと思います。是非飲んでみて下さい!超お勧めします。


2012 Champagne Author Blanc de Blanc Grand Cru Brut
シャンパーニュ・オーサー・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ・ブリュット

16841
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
シュイィ
ミッシェル・ジュネ

デゴルジュマン 2020年10月20日
■エージェント情報
 当家のトップキュヴェにあたり、特級村である「Chouilly(シュイィ)」の中でも樹齢40年以上になる南向きの古木区画「Les Partelaines(レ パルトレーヌ)」と「Montaigu(モンテギュ)」の葡萄のみを使用。2011年物までは「BIOGRAPHIE(ビオグラフィ:伝記)」という名称でしたが2012年からビオグラフィがAuthor(オーサー)という英語の名称に変更となりました。
 フランス語ではAuteur(オトゥール)=創始者という意味で、ドメーヌが所在するChouilly(シュイイ)村にある素晴らしい区画のシャルドネのみで創り出した、唯一無二のシャンパンという意味が込められています。瓶熟期間は6年。
 色調は輝きのある金色、熟したリンゴやパイナップルのようなアロマ、フレッシュなアーモンドの香りも感じられます。力強くもきめが細かい泡立ち、凝縮感のある果実旨味とハツラツとした酸味、余韻も長く旨味たっぷりです。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,790 (外税) 
【・・・実に美しい色彩!泡も細やか!・・そして味わいも気品を損なわない濃厚なタイプ!】
 しばらく放置してしまっていたミシェル・ジュネですが、調べてみると「MG BB Vintage」が、2012年もので94ポイント!・・2013年もので91~92ポイントと高い評価を得ているのを知り、

「・・あれ?・・もしかして・・出遅れてた?」

と・・(^^;;

 実際のところ最近の noisy のテイスティングはブルゴーニュワインが非常に多く、時には30本近くブルゴーニュのテイスティングが続くことも有りまして、シャンパーニュもたまにはやっているものの、やはり美味しいのは今までの定番シャンパーニュ..と言う理解でした。

 この「オーサー」はミシェル・ジュネの限定キュヴェのようで・・また、以前の「ビオグラフィ」から名称変更になっていることも有り、メディア評価は見当たりませんでした。

 しかしながら折に触れ、担当のK君の・・「お取り引き先のどこどこで飲んだオーサーが余りに美味しくて・・」みたいなフレーズが、結果的にこだまのように脳内リフレインしてしまいまして、

「これはミシェル・ジュネ、やらないといかんかな?」

と・・(^^。

 で、ようやく飲めた2012年のオーサーB.Bです。・・いや・・素晴らしい色合いをしていますよね~・・この写真だけ見ても、見事なブラン・デ・ブランだと想像付くんじゃないでしょうか。


 オーサーはドザージュ6gほどのようです。ですので多くは無いですね。この位でもエクストラ・ブリュットを名乗っている場合も有ります。

 美味しいのはもう間違いなく、泡質の肌理も細やかで、アロマがま~・・高質なグラン・クリュ・シャルドネのニュアンスをそのままに伝えてくれますが、その線は通常・・もう少し細いニュアンスかな?・・と思います。結構に太さを感じさせてくれまして・・アロマも味わいも、誤解を恐れずに言ってみるならば、ボランジェ寄り・・です。

 タイトで細やかな線を撚り集めた、静寂の中のバランスをお求めでしたら、ミシェル・ジュネの他のB.B.が良いかと思うんですが、

「味付きの良さが素晴らしい!」

のがこのオーサーなんですね。膨らみとか、味乗り、押し・・これはピカイチです。ドザージュの成功例って言ってしまえばそれっきりなのかもしれませんが、例えばルイ・ロデレールのクリスタルなどは、noisy 的には結構にドザージュの味わいがキツイと感じる時もあるんですが、世の中ではもの凄くウケていますよね・・。

 また、飲み方も有ると思います。飲んでいただく方としましては「飲ませ方」でしょうか・・(^^;; ソムリエさんですと、そのシャンパーニュの特性とその時のお料理を考え併せてグラスと品温を調整..なんてしてくれたら、最高のサービスだと思います・・中々できないでしょうけど。

 また、noisy は余り休養させられないでテイスティングしてしまいましたが、もっと休ませてあげられると、泡も綺麗に揃って来てテクスチュアはさらにアップすると思います。こちらも造り手さんとしましては、

「9~13度で」

と記載されています。12~13度位が美味しいと思います。是非飲んでみて下さい!超お勧めします。


N.V. Champagne Redblend 9208 Rose Grand Cru
シャンパーニュ・レッドブレンド 9208・ロゼ・グラン・クリュ

16844
自然派
ロゼ 辛口
フランス
シャンパーニュ
シュイィ
ミッシェル・ジュネ

◆◆◆瓶詰め日 2020年05月26日
澱引き日 2022年9月12日

2018シャルドネ 47%: 2019シャルドネ 45% :2019ピノ・ノワール 8%、ドザージュ7g/L


■エージェント情報
 キュヴェ名の通り、シャルドネ92%にピノ・ノワールを8%混ぜたロゼ・シャンパン。シャルドネとピノ・ノワールは別々に醸造して瓶内発酵前にアサンブラージュしています。当家が居を構えるシュイイ村は畑の99%にシャルドネが植えられているのでピノノワールは非常に貴重です。輝きのあるサーモンピンク色、スミレやバラ、芍薬、ユリのようなフローラルな香り、サクランボ、フランボワーズ、アプリコットのような果実のアロマ、繊細な泡立ちが液面まで連なります。口当たりは柔らかく、柑橘系の果実やラベンダーのようなハツラツとした風味、アフターにはオレンジの果皮のような苦味も感じられます。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,380 (外税) 
【ピノ・ノワールを引き立たせたかのような高質のシャルドネの姿が実に愛らしく感じられるキュヴェ!しかもロゼ・シャンパーニュとしては最安値??】・・・・ロット変更です。レゼルヴの構成、ボトル詰め日、澱引き日が変更されています。
 グラン・クリュのロゼでもこんな価格ですから、おそらく最もリーズナブルな部類に入ると思います。

 ロゼ・シャンパーニュは一応、2種類有ります。黒葡萄から果皮を(ほぼ)除いて造ったもの、そして黒葡萄のワインと白葡萄のワインを別々に造ってからブレンドしたもの・・です。こちらは後者ですね。ブノワ・ライエのロゼ・ド・マセラシオンはピノ・ノワール100%でモンターニュ・ド・ランスのブージィ村ですから前者で、

「同じロゼ・シャンパーニュでも全然違う」

んですね。

 8パーセントほどマロラクティックしたピノ・ノワールをセパージュした「レッドブレンド 9208」という名称も、モロに92%と8%を呼称しつつ、アメリカ市場を意識したものかと思いますが、以前はネット上を徘徊してミシェル・ジュネを調べても、まともに評価されたものは見当たりませんでした。でも、おそらくそんな立ち位置を変えたい・・と言うことで、

「ワインの名称変更、製品の見直し」

を行ったんだと推測しています。もしかしたらその辺に長けた人を雇われたのかもしれません。味わいも以前より格段にアップしたミシェル・ジュネを飲めば、そう想像せざるを得ません。

 8パーセントのピノ・ノワールの存在は、残り92パーセントの素晴らしいシャルドネが引き立たせているかのように・・ピノの美味しさを感じます。ピノ・ノワール100%だと・・却って伝わり辛いかな・・などとも感じてしまいます。むしろ・・

「染まりやすいシャルドネ」

の存在が大きい・・と言った方が良いかもしれませんね。

 こちらのロゼも、実に泡が旺盛です。でも「泡がキツイ」とは感じないし、その細やかな泡が有るからこそ、

「ピノ・ノワールが引き立たせられている」

と感じるのかもしれません。

 クリーミーな泡が結構に持続しますので、その黒葡萄としてのピノの美味しさと、コート・デ・ブラン、シュイィのシャルドネの美味しさが・・

「半々!」

になっているんですね~・・

 つまり、

「92 対 8 = 50 対 50」

なんですね。きっとミシェル・ジュネさんちも、その辺を強調したくて、

「レッドブレンド9208」

とされたのかな?・・と思います。


 高質なシャルドネとピノ・ノワールの競演です。お楽しみいただけると思います。ご検討くださいませ。


2014 Champagne Blanc de Blanc Vintage
シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン・ヴィンテージ

16842
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
シュイィ
ミッシェル・ジュネ

◆◆◆価格がより安い同じワインが出回っていますがこちらのロットでは無く、レヴュー内容とは異なります。ご注意くださいませ。
瓶詰め日 2015年03月15日
澱引き日 2021年03月21日


■エージェント情報
 当家のトップキュヴェである「AUTHOR(オーサー)」に使われている区画の葡萄の一部を使って醸造し、6年間瓶熟させた特別キュヴェ。500本限定生産で180本のみ入荷しました。光沢のある黄金色、ヘーゼルナッツやクロワッサンのような甘く香ばしい香り、果物の砂糖漬けのようなアロマ、メンソールのような爽やかなニュアンスも感じられます。
 レモンやアプリコットのコンフィを連想させる果実味、蜂蜜のようなコクとフレッシュさのハーモニーが素晴らしく、1本線の通った迷いない口当たりは比較的天候が安定していた2014年らしい味わいと言えるでしょう。<なくなり次第終了となります>
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥6,490 (外税) 
【これは相当お買い得!繊細なブラン・デ・ブランの表現に長けています。滅茶細やかな泡質、そしてその持続・・素晴らしいです!】
 おそらく追加は無いですので・・お早めにご注文ください。美味しいブラン・デ・ブラン..飲みたいですよね。

 noisy もまた4日連続でシャンパーニュをテイスティングし、その後にブルゴーニュやイタリア、ビオ系のワインを飲ませていただきましたが、やはりシャンパーニュを飲むと気持ちが華やかになります。もっとも、1杯目に余り出来の良く無いシャンパーニュを飲んでしまうと沈んだ気持ちにもなりかねませんが。

 グラスの下に見える薄いグリーンの入った黄色に実にそそられてしまうブラン・デ・ブランです。2014年ものと言うことですので8年目ですね。細かいことを言いますと、

ボトル詰め 2015年3月31日
デゴルジュマン 21年3月24日

 で、アルコール分12.5度、ドザージュ7.5g です。ブリュットですがキリリと辛口に感じられる見事なバランスです。

 この MB BB Vintage 2014 ですが、この2014年そのものの評価は見つけられなかったものの・・

2012年 Andreas Larsson 93 Points
2012年 Decanter World Wine Awards 94 Points
2013年 VertdeVin 91~92 Points

 と言う高い評価が見当たりました。noisy が目を離していた隙に・・

 もう栓を抜いた直後から、高質なブラン・デ・ブランのアロマが漂っています。泡は結構に・・旺盛です。もう1枚目の写真、盛り上がっちゃってますよね?・・通常はここから「引け」が早いんですが、2枚目の写真が連続写真・・

「目の細やかさが見える」

と思います。1枚目と2枚目は、どんなに急いで頑張っても10秒は掛かります。30秒ほど置いた写真も掲載しようと思いましたが、Noisy wine のホームページには、検索エンジンのクローラーがひっきりなしにやって来ては、

「ごっそり写真をダウンロードして行く」

ので・・お行儀の良いクローラーは、ちゃんと朝方のアクセスの少ない時にいらっしゃるんですが、時間も構わず、間隔も気にせずにガンガン落として行くクローラーもあるので、一応1アイテムで2枚を限度にしています。新着直後にやられてしまうとリソースを喰ってしまってホント大変です。

 いや~・・でも2枚目の写真にはソソられるんじゃないかと思います。飲んでいただけましたら質の良いブラン・デ・ブランの美味しさを堪能できると思いますよ。

 コート・デ・ブランは石灰のキツイ・・カルケール土壌です。だから黒葡萄のピノ系はほとんど獲れないんですね。ピノ・ノワールにはジャック・セロスも長い間苦労したはず・・でも、こんなに美味しいブラン・デ・ブランを造れる貴重な土地なんですから。

 あ、あとひとつだけ・・このシュイィは、シャンパーニュの中心とも言える「アイ」の南に拡がる、

「コート・デ・ブランの北の端」

です。

 ですので、「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」に偏されるグラン・クリュ・アイのニュアンスも、もしかしたら感じられるかもしれません。因みに北から「シュイィ」「(東隣)オワリー」「(南)クラマン」「(南)アヴィーズ」「(南)オジュ」「(南)ル・メニル・シュル・オジュ」とコート・デ・ブランのグラン・クリュの村々が続いています。このミシェル・ジュネのシャンパーニュが繊細だけれども太さも感じられるのは、ピノ系黒葡萄が秀逸なアイとの位置関係も、もしかしたら有るのかな・・と思います。ご検討くださいませ。


N.V. Champagne MG Blanc de Blanc Brut Nature
シャンパーニュ・MG・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ・ブリュット・ナチュール

16843
自然派
白 辛口
フランス
シャンパーニュ
シュイィ
ミッシェル・ジュネ

◆◆◆瓶詰め日 2020年05月26日
澱引き日 2022年3月24日
2018年 68% :2019年 32%


■エージェント情報
 ドザージュ量が少ない辛口。フレッシュで勢いの良いムース、桃のような白い果実のアロマ。ブリュットよりリキュール添加が少ない分、甘味抑えめでキリリとしたストレートな味わい。辛口シャンパンが好きな方にお薦めです。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,290 (外税) 
【キリリとドライなシャルドネ・・ですが、繊細な旨味がキッチリ載っています!泡の豊かさと肌理の細やかさも素晴らしいです!そして素晴らしいシャルドネのアロマをメインに楽しめるシャンパーニュです!】・・・・ロット変更です。レゼルヴの構成、ボトル詰め日、澱引き日が変更されています。
 ドザージュをしていない・・か、ほんのちょっぴりしか入れていないかは不明ですが、味わい的にエクストラ・ブリュットで有ることは間違い無い、非常にドライなブラン・デ・ブランです。一応、フィネスさんの登録はブラン・ド・ブランですが、ここは・・

「コート・デ・ブラン・グラン・クリュのシャルドネ」

と言う意味合いでブラン・デ・ブランと言わせていただいています。

 久しぶりに飲ませていただいたミシェル・ジュネですが・・驚きました。面白いですね・・ちょっと重心バランスが不安定な印象を持っていましたが、いやはや・・非常に美味しいです。

 何よりもコート・デ・ブラン・シャルドネらしい見事に精緻で細やかな気品高いシャルドネのアロマが、いとも簡単に立ち昇って来ます。これには細やかで旺盛な泡が関与していると思いますが、その辺は2枚の写真を見比べていただきますとお判りでしょう。ちょっと泡持ちが良くないシャンパーニュですと、泡が無くなってしまって2枚目の写真のようには撮れないものです。

 泡持ちは良いのですが、泡がキツイ・・と言う感じも無く、B.B.系シャンパーニュの酸バランスの穏やかさもまた、このブリュット・ナチュールの美味しさの一つでしょう。なおこの場合の「ナチュール」は、

「ドザージュ(糖分添加)無し」

の意味でして、So2の添加無し・・と言う意味では有りません・・が、多く使用しているような味わいには感じられず、非常に「ナチュール(自然)」でした。

 そして最近はブラン・ド・ブラン・ブリュット...つまりシャルドネ・オンリーのシャンパーニュが非常に受けていますが、中でもエクストラ・ブリュット・タイプは大人気です。ピノ・ノワールやムニエを加えたシャルドネが多いセパージュのシャンパーニュも同様です。

 でも、レストランさんやホテルの飲食店さんなどでは、ま~・・冷やし過ぎでサーヴされる場合が非常に多く、キンキンに冷やしたビールを飲む感覚で繊細なブラン・ド・ブランを飲ませてしまうシュチュエーションが、未だに直っていない・・と感じられます。

 ミシェル・ジュネのシャンパーニュの裏ラベルを読んでみますと、

「9度から13度で」

と書かれています。

「・・お、流石!・・そうじゃ無きゃダメでしょ!」

と我が意を得たり・・みたいな気持ちになりました。

「日本人がブラン・ド・ブランを飲むほとんどのシュチュエーションが冷やし過ぎ!」

です。

 泡立ちも悪く成る、香りも上がり辛くなる、味わいも沈んで膨らまない、酸バランスが悪く感じられる・・など、何にも良いことはありません。ですが冷やし過ぎはただひとつ・・良い面もあります。

「ダメな泡ものの味と香りが沈んで、スッキリ飲める」

ことです・・これってどういうことなのか・・お判りですよね?是非品温はご自身が思っている以上に高めがブラン・ド・ブラン、ブラン・デ・ブランを美味しく飲む温度です・・まぁ、お好きにしていただいて結構なんですが、長年やっていても余り改善されたと思えないので・・是非13度~14度位でお飲みください。超お勧めします!