ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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モンテセコンド

モンテセコンド

イタリア Montesecondo  トスカーナ
Montesecondo Domaine index -- Open All Column
● 久しぶりのシルヴィオ・メッサーナさんのワインをご紹介させていただきます。随分お待ちいただいたお方も多いのではないかと想像しています。

 なんと、キャンティ・クラシコをビオで造ってしまう・・モンテセコンドです!

■エージェント情報
 キャンティ クラッシコの生産地域の中でも、モンテセコンドのある北西部は、土地も痩せていて、低アルコールのワインを産するゾーン。当主シルヴィオ メッサーナは元ミュージシャン。シャイで、やや神経質気味なところがあるのですが、彼自身ボリューミーなものではなく、酸という神経がビシッと通ったワインが好み。

 自分が理想とするワインを実現するのに最適なテロワールを持つ場所に畑があるのか、はたまたそんなテロワールを持つ畑に携わっているうちに自身が志向するものがテロワールと同化していくのか…オータ的には、プーリアのクリスティアーノ グッタローロと話した時に感じた、同質のものをシルヴィオにも見出しています。

 おおらかな味わいのパーチナ、クールだけど女性的な優しさも備えたレ ボンチエに対して、細く鋭い味わいのモンテセコンド…といったところでしょうか。

 ワイナリーに隣接する、標高が低く粘土質土壌の比較的温暖な区画と、住まいのある標高500mの石灰岩質土壌の区画に畑を持ち、それらをブレンドすることで、前者がワインに果実味やボディを、後者が酸やミネラルを付与しています。

━━
 「わ~お!」


 これは・・旨いです!このところ、リーズナブルで目茶美味しいと、一推しできるアイテムに苦労していましたが・・

「これで決まり!」

です!

 しかもビオディナミコですが、全くアヴァンギャルドさは無いです!・・揮発酸がバシバシ来たり、妙に酸化していたり・・・と言うことが無く、瑞々しい味わいのみがビオっぽさを伝えるというもので、どんな方にもお奨めし易い・・つまり、

「安い!」

「旨い!」

「・・・」

「滅茶苦茶ピュア!」

 3番目を期待された方・・すみません。・・しかも、非常に精緻な味わいなんです!・・実に魅力的!



 それに、毎年のように・・仕上がりが変わり、成長しているようにアナウンスされていますので、これからも期待される新しい造り手です!「モンテセコンドのシルヴィオさん!超お奨めします!飲まないと・・損しますよ~!

キャンティ・クラシコの奇才とも言われるモンテセコンドのシルヴィオ。貪欲に色々な事にチャレンジする姿勢で毎年毎年違った表情のキャンティ・クラシコが出来上がる…。現在ではフォオラドリに影響を受けてアンフォラでの発酵・熟成に進化を遂げている。軽やかに、エレガントに変化しているモンテセコンドを体感下さい。

アルベレッロ仕立の唯一のキャンティ
 1716年にキャンティの地区の境界が設定されて以来、キャンティは8つのサブゾーンに分割された。モンテセコンドはフィレンツェから程近いキャンティ・クラシコ・ゾーンの最北端サン・カッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサに位置している。周囲を森に囲まれた自然に溢れる11haの畑では2001年から有機栽培を実践。

 2004年からはビオディナミを採用していて、土壌は石灰質が強く出ている。炭酸カルシウムやマンガンが豊富でサンジョヴェーゼにとって理想的土壌。樹齢は平均30年で古い畑はヘクタールあたり3300本植樹。植替えた畑は6000本/haの密植。針金に支えられている樹に“自然”を感じられず、徐々に支柱を必要としないアルベレッロ(株造り)に変更されている。これはトスカーナでは初めての試みかもしれない。

失敗続きのビオディナミ


『畑の真中に自宅があり、子供達と生活している。子供達の健康を考えていた時期にニコラ・ジョリーのセミナーに参加し、ビオディナミに自然と共感した』

 しかし、ビオディナミへの転換は多くの困難を伴った。2008年はベト病にかかりほとんどの葡萄が焼け死んでしまった。

 自根の野生の葡萄を植樹し、サンジョヴェーゼを刺木した際は30%がフィロキセラにやられたそう。しかし、確実に葡萄樹は耐性を強めていて葡萄自体も強くなってきているし、シルヴィオ本人も自然への対処の仕方が理解できるようになってきた。醸造に関しても色々なことを試している。マセラシオンの期間も毎年変わっていく。

 2005年頃からは“完熟と美しい酸の確保”の両立を強く意識し始める。それに伴って収穫時期が若干早くなってきた。更には果実だけでなく種子、茎も熟してくれるので15%程度は茎ごと発酵させるようになった。


『一時期は完熟を追い過ぎていたし、マセラシオンも長すぎたのかもしれない』

 言葉通り、エレガントなワインに変化している。

還元的でないアンフォラ発酵

 キャンティ以外で試しているのがアンフォラによる発酵・熟成。2010ヴィンテージのロッソ・デル・ロスポはアンフォラで発酵させたものとステンレスタンクで発酵させたものの2種類を造っている。


『カベルネでワインを造るならインターナショナルなものでなく、この土地のアイデンティティを表したものにしたかった。木との相性は悪くは無いが香を何も与えずに嫌気的な環境にないアンフォラを試してみたかった』

 ワインは洗練されていてボトリング前であるのにも関らず、既に完成されたようなワインになっていた。酸化防止剤に関しては

『畑での自然なアプローチという点ではもっと努力をしていきたいが、ワイン造りという点では“クリーンさ”は大切だと考えている。よってSO2完全無添加よりも完璧な状態で消費者に届けられることの方が大切だと思う。勿論、添加する量は必要最低限であることは当然だけどね』

 彼のアナライズを見ると亜硫酸の数値は恐ろしく少ない。来年からはトノーから大樽での発酵に変わる予定。毎年劇的に進化していくシルヴィオのワイン。よりエレガントで透明感のあるワインに向かっているようだ。


2020 Rosso di Toscana
ロッソ・ディ・トスカーナ

16782
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

■エージェント情報
 サンジョヴェーゼ100%、ステンレスタンクで醗酵&熟成。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,390 (外税) 
【「ドすっぴん」のピュア&ナチュラルなサンジョヴェーゼは、このモンテセコンドを置いては無いに等しいでしょう!】--入荷が少なく飲めないので以前のレヴューを使用しています。
 まぁ・・お若い方にはどうでしょうね~・・物足りないんじゃないかな・・と思いますよ。もっと力強くて、果実感が漲っていて、ボリューミーな味わいに惹かれるんじゃないかと思います。それに・・

「トスカーナのワイン」

ですからね。その言葉には皆さんもイメージしているものが有るでしょう?いかに「サンジョヴェーゼはエレガントな葡萄」だと認識していたとしても、そこそこの濃密さを想像してしまうんじゃないでしょうか。

 でもこのロッソは違います。そんな「パワー」とか「力」などとは無縁な、超エレガントな味わいです。それに、「残糖」なんて、モノの見事に何にも無い・・まぁ、どんなに超ドライで無いと言ったって、検査機に掛ければ検出されるんでしょうけど。

 しかしながら、そんな恐ろしいほどにドライで、大きな起伏を持った表情など出さない超エレガント系のサンジョヴェーゼのお姿をしている訳ですが、これが何とも心地良いんですね。口に含めば含むほどに、

「じんわり・・」

と伝わって来るんですね。

 まぁ、品種も実際の表情も異なりますし、残糖分はおそらくモンテセコンドよりも有るかとは思いますが、ヴァーゼンハウスのグランドルディネールにも相通じる「おしとやかな美味しさ」が有ると感じます。

 最近は温暖化の性でしょうか、アルコール分も強く、表情も多彩で饒舌なワインが増えていますが、こんなに・・ある意味、「人見知りな」・・・「内向的な」・・・でも「情熱を内に秘めた味わい」のワインは、絶滅危惧種ですよね。何とも心地良い美味しさ・・その感覚・感情が余韻から生まれてくる、超エレガントな味わいです。

 最も、合わない人はいると思いますよ。

「もっと判りやすいのが良い!」

と思われてもしかたがない・・でも、何とも言い難いですが、これが良いんですね。是非飲んでみて下さい!お勧めします。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【超エレガントな・・まるでブルゴーニュワインのような赤!美しい酸のディテールを感じてみて下さい。】

 2018年に2016年ものをご紹介させていただいたのが最後だったでしょうか?

 だとしますと、少し価格は上がってしまいましたが、以前が安過ぎたんだと・・思ってください。


 2018年ものですから、ようやっと仕上がって来た感じだと思いますが、とてもエレガントでドライ、果実感もしっかり有るけれどピュアでナチュラルです。

 勿論ですが、アヴァンギャルドには陥らない健全な味わいです。そして何より、

「トスカーナのワインとは思えないような冷ややかで真ん丸な酸のパレット」

が有り、

「テクスチュアがテッカテカで滅茶滑らか!・・」

なんですね~。


 サンジョヴェーゼ100%のワインで、この系統の味わいを見せるものは、非常に少ない・・と言うか、無いに等しいと思います。

 むしろ過熟させない美しい味わいを旨としたワインで、過熟させたサンジョヴェーゼのテクスチュアの悪さ?・・みたいなものは、全く無いんですね。結構・・あるでしょ?・・濃いし果実感も凄く有るけど、テクスチュアがちょっと・・なトスカーナって。


 ですので、ちゃんと味わってみると、確かにサンジョヴェーゼっぽいアロマと味わいが有るのに、イメージ的には・・

「これ・・トスカーナなの?」

と言うような気持ちも芽生えるかもしれません。


 伸びやかで美しい味わい!・・エレガントな美味しさを見せるロッソ・ディ・トスカーナです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【・・これで充分!・・って言われてしまうと困っちゃいますが!】

 滅茶ピュアで・・どこかフランスの自然派、しかもアヴァンギャルドな要素を全く感じさせない、王道とさえも言えかもしれない、

「これで・・良いんじゃない?」

と言われてしまいそうな、ワイン屋にとっては「両刃の剣」的な存在の、「単なるトスカーナ・ロッソ」です。


 ブラインドで出したら・・

「ん?・・ブルゴーニュでしょ?・・いや、クリュ・ボージョレかな?」

などと言われかねないと・・思いますよ。


 それにしてもモンテセコンドのキャンティ・クラシコは美味かったですね~。

「もう・・無いんですか?」

と、何人かのお客様にお声掛けいただきました。

 まぁ・・まだ少し有るようなんですが・・中々、あのプライスでは出せないんですよね。何より安く、ピュアでエレガントな、フレンチワインにも通じるトスカーナワインでした。


 で、今回のロッソも、そんな雰囲気を多分に持っていまして・・もうこれで充分かもしれません。

 おそらくですが、造り的にはフランスのブルゴーニュ南部の自然派の方々とは、かなり近い造りをされているんじゃないか・・と踏んでおりまして、非常に似通ったニュアンスをサンジョヴェーゼ的な部分を感じさせつつも現わして来ます。

 決して強くは無く、エレガントさがたっぷりです。2016年と若い性でしょう・・ほんの僅か・・もしくは感じるか感じないかの瀬戸際位の「ガス感」も有ります。

 ちょうどワインとしての「押し出し」が出てくる時期なんですね。このガスが完全に収まるのと同時に・・表情がどんどん出てくるんですね。

 まぁ、このワインが表情を豊かにしたころには、エージェントさんも完売しているでしょう。昔はこのワイン、全然売れなくて・・エージェントさんが泣きついてくるまでほったらかしにしていまして、その後に大量発注して・・1500円以下で販売していました。その頃ファンになられた方もいらっしゃるかもしれません。2011年ものでしたんで、4~5年前でしょうか。

 ですんで、

「日に日に表情が増し、ポテンシャルを開花して行くタイミング」

かと思います。

 何しろこのプライスですからね・・。1年分持ってても良いかとも思いますが、さすがに置く場所も必要ですから・・。ほんのり若さも感じるピュア&ナチュラルなサンジョヴェーゼのロッソです。是非飲んでみて下さい!




 以下は先だってご案内させていただき多くの反響をいただいた2014年キャンティ・クラシコのレヴューです。
━━━━━
【この淡~~いサンジョヴェーゼの美しくもエレガントな味わいにあなたは何を思うでしょう?・・ルイ・ユエラン好きにぜひとも飲んでいただきたい超エキス系ピュア・キャンティ・クラシコです!】

 いや~・・写真はムズいですね~・・これ、結構な感じの濃度に見えるかもしれませんが・・

「色合いはかなり・・かなり淡い!」

と思ってくださいね。noisy の撮り方が下手なんです・・でもまるで、

「・・ブルゴーニュか!」

って色のニュアンスでは有りますよね。そもそも、サンジョヴェーゼって・・この位が普通なんじゃないかと・・感覚的には思ってます。


 実はこのモンテセコンドのキャンティ・クラシコですが、3年半ほど前にご案内させていただき、大きな反響をいただいた、

「noisyのお客様的嗜好のサンジョヴェーゼ」

なんですね~。


 いや、他のショップさんじゃぁ中々売れないと思いますよ・・。その理由は言いませんけどね~・・。

 それに、前回も特売で2千円ほどで販売させていただきましたので、そりゃぁお買い得ですよ。エキス系で超エレガントですから・・。しかも、

「アヴァンギャルドさは全く無いのにナチュラルでピュア!・・しかもシミジミ系!」

ですからね。


 ん?・・じゃぁ何で今まで続けて販売しなかったかって?・・そりゃぁ色々有るんですよ・・。


 沢山仕入れることでリーズナブルな価格にすることに成功していた訳です。このキャンティ・クラシコも、この下のクラスのロッソも・・です。そりゃぁ noisy にとってはえげつなくも半端無い数ですよ・・もっとも、ショッピングモールのショップさんの「6本セット」みたいな、とんでも無い数じゃ無いですよ。たまに覗いてみてますが、

「現在53セット、カゴに入れられてます」

なんて表示されてますからね・・53×6=318・・・なんだそりゃ!・・です。そのセット数は、今、カゴに入ってる分だけですから・・。そんなに数の有る安いワインが滅茶苦茶美味しい訳が無いだろ!・・って思っちゃいますけどね。


 ま、人の事はとにかく、リーズナブルに仕入れられるようにしてくれるのは良いんですが、余り良いと言えないお願いをされまして・・。noisy としてはそんなことは出来ないし、また、そのようなグダグダには巻き込まれたくないので、モンテセコンドはやりたいけれど出来なくなったと言う訳です。

 今回は普通に出た特売の案内での仕入れですので、普通に価格を付けてのお客様へのご案内です。でも非常にリーズナブルですよ。前回の2011年が2千円ほどですからね。万々歳です。


 淡い色合いに、サンジョヴェーゼらしいしなやかでソフトなテクスチュアを感じさせてくれます。サンジョヴェーゼというのは強い抽出をしてしまうとテクスチュアが良く無いです。ザラつくんですね。そんな部分は全く無い、しなやかな味わいです。

 中域もしっとり・・です。強い味わいでは無く、とても優しいです。スミレのようなフラワリーなアロマ、わずかにほんのりガレストロチック、突出した酸が無く、丸く柔らかい酸です。シミジミしていて、しかしながら、ジンワリと旨味が拡がり、徐々に表情が豊かになってきます。

 押し出しが強いワインが多いキャンティ・クラシコですが、そのようなアイテムに慣れた方が飲まれると・・

「・・あれ?・・」

と、ちょっと腰砕けのように感じるかもしれません・・。


 でも、


「それが良いんです!!」

よね。そこからが良いんです。少しずつ出てくるんですよ・・表情も、アロマも。エキスが空気に触れてジンワリジンワリと出してくれます。それこそが・・

「サンジョヴェーゼの美味しさ」

なんですね~。抽出の強い、甘く派手なサンジョヴェーゼも、時には良いかもしれませんが、疲れてしまいますよね。


 さらにはキャンティ・クラシコ地区では最北のサンカッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサの畑で、厚みよりもエレガンスが出やすいのが特徴かな・・と思ってます。因みにアンティノリのソライアやティニャネッロも確かここですよね。

 それに、自然派だ、ビオだ、と言うのに託けて、

「揮発酸ビシバシ」

出てるのは・・嫌ですよね~。


 そんな風情は全くない、非常にピュアな味わいです。


 もっとも、So2 は適時適量使用する人ですから、

「So2否定派」

のバリバリのナチュラリストさんには、少し向かないかも・・しれませんね。不向きなのはそのような嗜好の方だけかと思います。


 そう、あの、

「ルイ・ユエラン」

のワインを彷彿とさせてくれる感じと思ってください。


 食の邪魔をほぼせず、素材の持ち味を殺さないのに、主張すべきタイミングではちゃんと仕事をしてくれる・・そんな味わいです。

 まぁ・・物足りない人もおられるかな?・・でも、飲み進めるにつれ・・、また、熟が進むにつれ、


「これだよこれ!」

とおっしゃってくれる方が増えると思いますよ。ぜひご検討くださいませ。美味しいです!




 以下は2011年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【滅茶苦茶美味しい!・・凄くピュアです!】

 いや~・・・こんなプライスでご案内できるのは嬉しいです。価格以上・・どころか、価格を度外視して公平に評価してみても、全くマイナス面が無いどころか、トップクラスに来るんじゃないか・・?とさえも感じられます。しばらくはこれを一推しにしようと・・何せ、ロッソはこんな価格ですんで・・余り沢山ご注文いただいても、嬉しいんですが・・・送料負担分が・・(^^・・難しい時代になってしまいました。

 毎日のように某運送会社の伝票発表ソフトと「睨めっこ」していますが、これがまたね・・出来が何ともXXなもので、ちょっと動かすと・・・

「システムエラーです・・」

「不明なエラーです・・」

でストップしてしまいます。

 何とかしてもらおうとシステム係りに電話すると、

「何のブラウザをご使用ですか?でしたら設定をクリックしていただいて・・・」

と、さもソフト自体には何のバグもトラブルも無いかのように振る舞い、

「いや、だから、それは前にも同じことやったでしょ?」

というと、

「途中で変わっている可能性が有りますので・・」

と、延々と設定をチェックし、

「様子を観て下さい・・」


 まぁ、呆れるばかりです。10回アクセスして、普通にログアウトできるのが40%ほどの確率しかなく、何度も同じことを繰り返させるという・・状況です。ログファイルをチェックしたなら、手を付けられないほどのエラーが記録されているに違い無いのに人の性・・です。

 それに、画面をインデックスに移動するたびに、

「~~に戻ります。よろしいですか?」
 と、もし間違って移動したら戻ればいいだけなのに不要なチェックボックスを常に出してくるので、余計にイライラさせられるんですね。おまけにシステムエラーでジ・エンドです。皆さんもそんな思いをされたことがあるんじゃないかと思います。


 そんな嫌な思いをした後に楽しむしなやかでピュアな味わいのトスカーナワインがこれ!モンテセコンドです。

 エージェントのテクニカルには

「アンフォラがどうこう」

 と書いて有りますが、そんなことは全く気にしなくて大丈夫です。

異常に旨いキャンティと、よりタイトなロッソ!」

と覚えてください。

 味わいはピュア・・です。妙な酸化や揮発酸はまず見当たりません。


 ロッソは、この価格では信じられないほどのコストパフォーマンスを見せます。充実した中域と、キャンティ・クラシコよりは濡れていませんが、非常に細やかでドライ、完成度が高いワインです。サンジョヴェーゼのしなやかでしとやか、何気無さが素晴らしいです。

 時間の経過でさらに複雑性も出てくるはずで、これは旨安ワインの候補ですね!

 先日のリアルワインガイドのテイスティングで、徳丸さんに、旨安を選んで送ってほしい・・と頼まれたんですが・・
 お断りしました~!

 だって、うちの旨安はすぐに売り切れちゃうもんでね・・・中々出せないんですよ・・・残念・・

 もとい・・ロッソ・・安くて旨くてドライでピュア!超お奨めです!デイリーにはこれ以上無い美味しさかと思います。


 一方のキャンティですが・・・これが超旨い!絶品です!・・やや暗めな赤系果実、ほんのりとキャンティ・クラシコらしいオカマな黒果実・・・(^^;;そして出来の良いブルゴーニュ・ピノ・ノワールのように、びちっと濡れた風情をかもしだしつつ、下品にならない程度の中域を膨らませつつ・・エキス感からの要素を感じさせつつ長く濡れた余韻に辿りつきます。

 出っ張りがあるようで無い様で・・しかし精緻でも有り、大きさも有り、キャンティ・クラシコらしくも風情はどこかピノのエキス系を漂わせている・・・そして徐々に変化して行く・・・そんなワインです。

 これは非常に旨いです。ビオ好きもビオ嫌いもどちらもOK!是非飲んで欲しいです!どちらも・・一推し!・・なんせ、ロッソは1500円切っちゃってますしね。キャンティ・クラシコも2000円切り!是非ご検討ください!


2019 Chianti Classico
キャンティ・クラシコ

16783
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
キャンティ・クラシコ
モンテセコンド

■エージェント情報
 サンジョヴェーゼ主体、カナイオーロとコロリーノを補助品種として使用。全体の3割ほどを、除梗せずに全房のままセメント製の醗酵槽へ。圧搾後、木樽で熟成。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,850 (外税) 
【これ以上、たおやかなキャンティ・クラシコは無いでしょう!・・シルヴィオさんならではの優しさ溢れるシミジミキャンクラです!】
 取りあえずシルヴィオ・メッサーナさんのワインを2ケースずつ・・みたいに発注したんですが、まともな数が届いたのはこのキャンティ・クラシコとロゼの発泡だけでして、売れ筋の一番下のロッソが6本だけ・・とか、もう滅茶苦茶です。

 ですがシルヴィオさんのキャンティ・クラシコは美味しいです。まぁ・・好みも有りますから、

「絶対飲んでね・・」

なんて言いませんよ。

 キャンティ・クラシコには珍しい・・

「薄旨系・・シミジミ系」

なんですね。

 なので、濃い味わいに慣れた方が飲まれると・・

「・・何・・これ・・味がしない・・」

なんてね・・思われるかもしれませんが、最近の日本のワインが大好きな方には、饒舌すぎるくらいにしっかりアピールしてくるのを感じられるかもしれません。

「でも・・それなりに色合いはしっかりしているように見えるけど?」

と思われるかもしれません。確かに全然濃くは無いものの、色付きはそれなりに有ります。

 しかし、飲めば判りますよ・・優しくもしっとり。シミジミと旨味を伝えてくるタイプです。酸のバランスも有るかと思うんですが、

「イタリアワインの大部分を占める、果実味たっぷり、凝縮感が凄いタイプ」

では無い・・んですね。

 ですので、そのようなタイプがお好きの方には向きません。非常にドライでピュア、ナチュラルさが突出することは無いが、アヴァンギャルドには陥らない清らかさが特徴です。トライしてみて下さい。お勧めします!



 以下は以前のレヴュー
-----
【エレガント系、エキス系、超ドライ系のトスカーナワインのピュアな側面を感じさせてくれる貴重なキャンティ・クラシコです!】

 まぁ、ロッソもそうなんですが、このキャンティ・クラシコも非常に穏やかでピュア、優しい味わいなんですね。ナチュラルな造りでは有りますが、最近流行りの・・時に暴力的なまでの表情を持つアヴァンギャルド系ビオワインでは、全く有りません。

 どこまでも澄んで、どこまでも真っすぐ、樽の化粧も無し、マロラクティックさえ・・しないか、自然に軽やかに掛かる程度・・、とても冷涼で抽出は弱く、しかし、

「決して煮立たせない・・純な出汁を取るが如く」

に、キャンティ・クラシコを醸造しています。


 これを基本にしてしまうと、いかに他のワインが樽臭いか、人的関与が大きいかを感じてしまいます・・良くも悪くもです。

 時代と言うのは恐ろしいもので、少し前までは二束三文で、もしくは、

「持って行ってくれるならタダでも良いよ!」

とばかりに売られていた古いもの・・車でも何でも・・少し前のゲーム機でも・・ですが、モノによってはビックリするような価格で流通されるようになってきました。

 これにはまぁ、世の中の「オークション」が結構に関与したんじゃないかとも思いますが、人間のノスタルジックな感情、古くても良いものは大事に使いたい、昔は手が出なかったけど今は中古なら何とか手が出る・・とかの思いが重なって、そんな市場が出来上がり、

「モノの正当な評価」

が普通になって来たんじゃ無いかとも思います。

 日本人はモノを大事にする・・とはよく言われますが、noisy 的には

「どうなんだろう・・微妙かな・・」

と思っています。

 まぁ、お上の意向で保存されたものは長く大事にされていたり、地の有力者が代々伝えて来たものなどは残っていますが、せいぜい30年が使用期限な住宅を、一生掛かって支払を続けながら生き、次の瞬間には壊されているのがオチなの日本の真の姿だとも思ってしまいます。

 それでも、「味わい」とか「料理」とか「感覚」などの無形のものは知らず知らずのうちに伝わっていて、優れた素材の味わいがちゃんと伝わって来る、でも派手じゃないお料理などに出会った時は、震えが来るほど感激したりしてしまいます。

 まぁ、このキャンティ・クラシコがそうだ・・とは言いませんよ。でもきっと、どこか感じるものがちゃんとある、滅茶ピュアな味わいが有ります。


 ただし、タイミングも有りますので・・(^^;; ちょっと今は閉じ気味でしょうか。9月の暑い盛りを過ぎてから・・がお勧めです。ロッソの方は大丈夫ですので、暑い時期はそちらで乗り越えてください。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
-----
【滅茶美味しいです!・・ピュア、ナチュラル、エレガント、酸の美味しさ、そして集中・・お見事!】

 キャンティ・クラシコと聞いて、その味わいを想像出来る方は少なくは無いでしょう。果実がしっかり有って、適度にふくよかで、もしかしたら僅かな甘みが有って酸は緩く飲みやすい・・特に有名なエノロジストが手掛けたものは、果実感たっぷりで・・

「フルーツ爆弾的?」

なご紹介の仕方を・・noisy もしていた時期が有ります。でも・・

「決してエレガントだとは言い辛い・・」

んじゃないかと思うんですね。


 そういった一般的な・・もしくは高評価を得がちなキャンティ・クラシコとは全く異なるタイプの、

「エレガントで美しい・・しかもピュアでナチュラルなキャンティ・クラシコ!」

がこちらのシルヴィオ・メッサーナさんによる「モンテセコンド・キャンティ・クラシコ」です。


 ビオをある程度強調した「ティン」とは異なってもいますが、伸びやかで美しい冷ややかな酸を持った、ある意味・・

「どこにもないキャンティ・クラシコ」

です。

 ヴィンテージによっては、ブルゴーニュワインとそっくりな味わいにもなります・・香りと後口は少し違いますけど・・。

 2017年ものは良い年だったのかな?・・それでも果実感はしっかり有り、冷やかで豊かな円形パレットを描いてくれる酸と、ビオならではのミネラリティの豊かさ・・それがこのキャンティ・クラシコの最大の特徴でしょう。

 ロッソも美味しいんですが、2018年ですので・・秋口になって来てからの方がまとまると思いますし、キャンティ・クラシコとの差額が余り無い・・(^^;; のも、こちらを一推ししたい理由なんですね。


 エレガントで酸も美味しい・・果実もしっかりな冷ややかキャンティ・クラシコ、是非飲んでみて下さい。旨いです!超お勧め!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【この淡~~いサンジョヴェーゼの美しくもエレガントな味わいにあなたは何を思うでしょう?・・ルイ・ユエラン好きにぜひとも飲んでいただきたい超エキス系ピュア・キャンティ・クラシコです!】

 いや~・・写真はムズいですね~・・これ、結構な感じの濃度に見えるかもしれませんが・・

「色合いはかなり・・かなり淡い!」

と思ってくださいね。noisy の撮り方が下手なんです・・でもまるで、

「・・ブルゴーニュか!」

って色のニュアンスでは有りますよね。そもそも、サンジョヴェーゼって・・この位が普通なんじゃないかと・・感覚的には思ってます。


 実はこのモンテセコンドのキャンティ・クラシコですが、3年半ほど前にご案内させていただき、大きな反響をいただいた、

「noisyのお客様的嗜好のサンジョヴェーゼ」

なんですね~。


 いや、他のショップさんじゃぁ中々売れないと思いますよ・・。その理由は言いませんけどね~・・。

 それに、前回も特売で2千円ほどで販売させていただきましたので、そりゃぁお買い得ですよ。エキス系で超エレガントですから・・。しかも、

「アヴァンギャルドさは全く無いのにナチュラルでピュア!・・しかもシミジミ系!」

ですからね。


 ん?・・じゃぁ何で今まで続けて販売しなかったかって?・・そりゃぁ色々有るんですよ・・。


 沢山仕入れることでリーズナブルな価格にすることに成功していた訳です。このキャンティ・クラシコも、この下のクラスのロッソも・・です。そりゃぁ noisy にとってはえげつなくも半端無い数ですよ・・もっとも、ショッピングモールのショップさんの「6本セット」みたいな、とんでも無い数じゃ無いですよ。たまに覗いてみてますが、

「現在53セット、カゴに入れられてます」

なんて表示されてますからね・・53×6=318・・・なんだそりゃ!・・です。そのセット数は、今、カゴに入ってる分だけですから・・。そんなに数の有る安いワインが滅茶苦茶美味しい訳が無いだろ!・・って思っちゃいますけどね。


 ま、人の事はとにかく、リーズナブルに仕入れられるようにしてくれるのは良いんですが、余り良いと言えないお願いをされまして・・。noisy としてはそんなことは出来ないし、また、そのようなグダグダには巻き込まれたくないので、モンテセコンドはやりたいけれど出来なくなったと言う訳です。

 今回は普通に出た特売の案内での仕入れですので、普通に価格を付けてのお客様へのご案内です。でも非常にリーズナブルですよ。前回の2011年が2千円ほどですからね。万々歳です。


 淡い色合いに、サンジョヴェーゼらしいしなやかでソフトなテクスチュアを感じさせてくれます。サンジョヴェーゼというのは強い抽出をしてしまうとテクスチュアが良く無いです。ザラつくんですね。そんな部分は全く無い、しなやかな味わいです。

 中域もしっとり・・です。強い味わいでは無く、とても優しいです。スミレのようなフラワリーなアロマ、わずかにほんのりガレストロチック、突出した酸が無く、丸く柔らかい酸です。シミジミしていて、しかしながら、ジンワリと旨味が拡がり、徐々に表情が豊かになってきます。

 押し出しが強いワインが多いキャンティ・クラシコですが、そのようなアイテムに慣れた方が飲まれると・・

「・・あれ?・・」

と、ちょっと腰砕けのように感じるかもしれません・・。


 でも、


「それが良いんです!!」

よね。そこからが良いんです。少しずつ出てくるんですよ・・表情も、アロマも。エキスが空気に触れてジンワリジンワリと出してくれます。それこそが・・

「サンジョヴェーゼの美味しさ」

なんですね~。抽出の強い、甘く派手なサンジョヴェーゼも、時には良いかもしれませんが、疲れてしまいますよね。


 さらにはキャンティ・クラシコ地区では最北のサンカッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサの畑で、厚みよりもエレガンスが出やすいのが特徴かな・・と思ってます。因みにアンティノリのソライアやティニャネッロも確かここですよね。

 それに、自然派だ、ビオだ、と言うのに託けて、

「揮発酸ビシバシ」

出てるのは・・嫌ですよね~。


 そんな風情は全くない、非常にピュアな味わいです。


 もっとも、So2 は適時適量使用する人ですから、

「So2否定派」

のバリバリのナチュラリストさんには、少し向かないかも・・しれませんね。不向きなのはそのような嗜好の方だけかと思います。


 そう、あの、

「ルイ・ユエラン」

のワインを彷彿とさせてくれる感じと思ってください。


 食の邪魔をほぼせず、素材の持ち味を殺さないのに、主張すべきタイミングではちゃんと仕事をしてくれる・・そんな味わいです。

 まぁ・・物足りない人もおられるかな?・・でも、飲み進めるにつれ・・、また、熟が進むにつれ、


「これだよこれ!」

とおっしゃってくれる方が増えると思いますよ。ぜひご検討くださいませ。美味しいです!




 以下は2011年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【滅茶苦茶美味しい!・・凄くピュアです!】

 いや~・・・こんなプライスでご案内できるのは嬉しいです。価格以上・・どころか、価格を度外視して公平に評価してみても、全くマイナス面が無いどころか、トップクラスに来るんじゃないか・・?とさえも感じられます。しばらくはこれを一推しにしようと・・何せ、ロッソはこんな価格ですんで・・余り沢山ご注文いただいても、嬉しいんですが・・・送料負担分が・・(^^・・難しい時代になってしまいました。

 毎日のように某運送会社の伝票発表ソフトと「睨めっこ」していますが、これがまたね・・出来が何ともXXなもので、ちょっと動かすと・・・

「システムエラーです・・」

「不明なエラーです・・」

でストップしてしまいます。

 何とかしてもらおうとシステム係りに電話すると、

「何のブラウザをご使用ですか?でしたら設定をクリックしていただいて・・・」

と、さもソフト自体には何のバグもトラブルも無いかのように振る舞い、

「いや、だから、それは前にも同じことやったでしょ?」

というと、

「途中で変わっている可能性が有りますので・・」

と、延々と設定をチェックし、

「様子を観て下さい・・」


 まぁ、呆れるばかりです。10回アクセスして、普通にログアウトできるのが40%ほどの確率しかなく、何度も同じことを繰り返させるという・・状況です。ログファイルをチェックしたなら、手を付けられないほどのエラーが記録されているに違い無いのに人の性・・です。

 それに、画面をインデックスに移動するたびに、

「~~に戻ります。よろしいですか?」
 と、もし間違って移動したら戻ればいいだけなのに不要なチェックボックスを常に出してくるので、余計にイライラさせられるんですね。おまけにシステムエラーでジ・エンドです。皆さんもそんな思いをされたことがあるんじゃないかと思います。


 そんな嫌な思いをした後に楽しむしなやかでピュアな味わいのトスカーナワインがこれ!モンテセコンドです。

 エージェントのテクニカルには

「アンフォラがどうこう」

 と書いて有りますが、そんなことは全く気にしなくて大丈夫です。

異常に旨いキャンティと、よりタイトなロッソ!」

と覚えてください。

 味わいはピュア・・です。妙な酸化や揮発酸はまず見当たりません。


 ロッソは、この価格では信じられないほどのコストパフォーマンスを見せます。充実した中域と、キャンティ・クラシコよりは濡れていませんが、非常に細やかでドライ、完成度が高いワインです。サンジョヴェーゼのしなやかでしとやか、何気無さが素晴らしいです。

 時間の経過でさらに複雑性も出てくるはずで、これは旨安ワインの候補ですね!

 先日のリアルワインガイドのテイスティングで、徳丸さんに、旨安を選んで送ってほしい・・と頼まれたんですが・・
 お断りしました~!

 だって、うちの旨安はすぐに売り切れちゃうもんでね・・・中々出せないんですよ・・・残念・・

 もとい・・ロッソ・・安くて旨くてドライでピュア!超お奨めです!デイリーにはこれ以上無い美味しさかと思います。


 一方のキャンティですが・・・これが超旨い!絶品です!・・やや暗めな赤系果実、ほんのりとキャンティ・クラシコらしいオカマな黒果実・・・(^^;;そして出来の良いブルゴーニュ・ピノ・ノワールのように、びちっと濡れた風情をかもしだしつつ、下品にならない程度の中域を膨らませつつ・・エキス感からの要素を感じさせつつ長く濡れた余韻に辿りつきます。

 出っ張りがあるようで無い様で・・しかし精緻でも有り、大きさも有り、キャンティ・クラシコらしくも風情はどこかピノのエキス系を漂わせている・・・そして徐々に変化して行く・・・そんなワインです。

 これは非常に旨いです。ビオ好きもビオ嫌いもどちらもOK!是非飲んで欲しいです!どちらも・・一推し!・・なんせ、ロッソは1500円切っちゃってますしね。キャンティ・クラシコも2000円切り!是非ご検討ください!


2019 Tin Trebbiano
ティン・トレッビアーノ

16781
自然派
白 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

■エージェント情報
 アンフォラで半年間皮ごと醗酵&熟成を行ったワイン。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,490 (外税) 
【シルヴィオらしいエキスの穏やかな旨味が良い!シミジミと伝わってくる優しい味わいです。】
 シルヴィオらしい穏やかな味わい、アロマのアンフォラ仕込みのトレッビアーノです。

 ご他聞に漏れず、白葡萄の皮も種も漬け込んだ、いわゆる赤ワイン同様の仕込みをアンフォラで行った訳ですね。

 ですので、葡萄由来のタンニンも有りますから、白ワインには通常無い・・

「渋み・苦味」

もそれなりにワインの中に溶け出しています。

 このタンニン分や、果皮・種からの希少成分がワインに溶け込むことと、アンフォラの仕込みによるベクトル変換(内向性-->外向性へ)がこのワインの特徴になっています。

 お茶とかウーロン茶的なニュアンスが果実を抑え気味にしていますが、それでもグラスを振っていると徐々に綺麗なフルーツのニュアンスが出て来ます。やはり黄色っぽい見た目通りに・・黄色い感じがします。

 その表情は、結構に繊細でして・・、シルヴィオさんのワインらしいなぁ・・と思いました。

 因みにアンフォラと言ってますが、ジョージアのクヴェグリのような「蜜蝋」のニュアンスはゼロですから、あの匂いが苦手な方でも大丈夫・・です。

 また油脂の多目の料理・・中華料理とか、肉系の料理には滅茶合います。それに、まぁ・・noisy は気にしてませんが、イタリアやギリシャ、スペインの料理は、結構なオリーブオイルの量が気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 そもそもこのワインもイタリア産ですから、豚や牛の肉、乳を多く取ることを考えれば、マセラシオン系の白ワインの存在によってマリアージュと共に、実際の摂取量をコントロールしようと言うような意識の表れなのかもしれません。

 今でも美味しく飲めますが、少し置いてタンニンの完全な溶け込みを狙っても面白いんじゃないかと思います。是非ご検討くださいませ。



 以下は以前のレヴュー
-----
【シミジミとエキスの旨味が伝わって来る、皮までマセラシオンしたアンフォラ仕込みのトレッビアーノです!】

 良い感じの酸化具合ですよね・・。光り輝いているようにも見えるゴールドな色彩が素敵です。

「アンフォラで半年間皮ごと醗酵&熟成を行ったワイン。」

 何しろオータさんからはこれだけしか説明が無いので、ま~・・ワイン屋としても扱いの判断材料の少ないことったらありませんが、シルヴィオのワインはそれなりには知っていたので何とかなった・・と言うところでしょうか。

 それに知っている方はいらっしゃるかとは思いますが、グーグルさんのサーチコンソールと言う、サイト管理者用の自身のサイトで見てみると、意外にも、

「モンテセコンド」

と言うキーワードで検索が結構に掛かっているんですよ。


 サーチコンソールでは、どんなキーワードで検索され、何回表示され、何度クリックしてサイトに入って来たか・・等を知ることが出来たり、サイトページの都合の悪い部分を指摘してくれたりします。

 Noisy wine のサイトは、

「モバイルフレンドリーでは有りません。」

と、毎日怒られています。


「・・判ってるわ!」

と、毎日ツッコんでますが、決してそのキツ~イ言葉を緩めてはくれません。


 なので、ただ今・・モバイル対応するために、非常な苦労をしています。もう少しで何とかなりそうなので、iphone や Android でアクセスしていらっしゃる方、楽しみにお待ちくださいませ。・・ですが、本当に・・大変な作業でして、頭が爆発寸前です。


 で、この「ティン」ですが、ブルゴーニュ風の果実てんこ盛りのシャルドネのようなニュアンスのものでは有りません。

 どちらかと言いますと、フリウーリの生産者が造り出す、やや果実感が後退したシミジミ系エキスによるものに似通っています。


 しかし・・「ラ・カステッラーダ」ほど後退している訳では無く、アンフォラ使用によるベクトルの向きの変換が良い感じに仕上がっておりまして・・

「飲むほどに表情が豊かになってくる」

感じで心地良いです。


 いや・・むしろ、自分自身がワインの方に引き込まれているのかもしれません。過剰な果実感が無い分、シミジミと湧き上がってくるそのエキスの美味しさからのシミジミ果実の美しさを発見しに行っている・・とも言えます。


 美味しい・・マリアージュに苦労しない、色はオレンジワインまで行かない・・(^^;; ビオ系の白です。ご検討くださいませ。


N.V.(2020) Ghazii Rosato Frizzante
ガズィ・ロザート・フリッツァンテ シルヴィオ・メッサーナ(モンテセコンド)

16758
自然派
ロゼ ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

◆◆◆滅茶ドライでナチュラルなフリッツァンテ・ロゼ・ブリュットです!(ですが・・何も記載は無いです。)
■エージェント情報
 サンジョヴェーゼで造るロゼ フリッザンテ。モストの糖分と野生酵母で瓶内2次醗酵を促し、澱引きをせずにリリースされるワイン。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,490 (外税) 
【滅茶自然な味わいのサンジョヴェーゼのフリッツァンテ!2019年ものとは色が全然違う?・・これもマンダリン・オレンジな泡です!】
 ちょっとRGBのバランスが異なるので、単純な比較はできませんが・・そもそも色合いの構成的に、

「同じワインだとは思えない・・」

ほど、2019年ものと2020年ものは違った印象を受けます。


 抜栓時のガス抜きには、それなりに長い時間をかけると思いますが、それが済めばさほどガスは経っては来ません。口に含めば結構な泡ですが、グラスの中では、

「写真を撮ろうとスマホを置いておく時間で消えてしまう」

位のガスです。1枚目は何とかその様子が撮れました。


 まぁ、言うなれば「ペティアン」ですから、葡萄の糖分のみに頼ったアルコール発酵とガス生成です。糖分をアルコールと炭酸ガスに代えることがアルコール発酵ですから、

「その一次発酵由来のガスを閉じ込める」

ことでこのペティアンが生まれる訳ですね。


 なので、シャンパーニュのように長い時間を掛けて、液体にガスを閉じ込める訳では無く、またショ糖を加えたり、酵母を加えたりもしない・・自然なニュアンスが感じられる味わいです。


「サンジョヴェーゼって・・ペティアンにすると、こうなるのね・・」

と、普通に納得できる感じです。

 ガスが有るので、強い個性はガスにかき消されて感じられるかもしれませんが、サンジョヴェーゼの優しい果実感、穏やかな表情が感じられます。

 何より・・ちょっと蒸し暑い時には、この手の泡は非常に有難いですよね。見事に発酵されていまして、

「アルコール分は12.5度」

と、過不足無しの見事な出来です。


 まぁ、発酵前に葡萄の糖度を計るのでしょうから、最終的にどのくらいのアルコール分が出るかは計算済みだとは思いますが、思いがけないことが何かしら起こりますから・・上首尾だったと言うことだと思います。

 ドライでサクッと飲めるが、赤ワイン的なニュアンスもどこか超高域と低域で感じるフリッツァンテです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【超ドライ!ナチュラル感はちょうど良い感じ!?ふんわりとフラワリーな果実にミネラリティがしっかりの、シルヴィオならではのロマーニャ風トスカーナワイン!?】

 本当に久しぶりのモンテセコンドです。

 正規の取り扱い代理店さんが変更になったので、それなりに価格は上がってしまいました。まぁ、ただし、以前は・・

「物凄い条件」

をいただいて販売させていただいてましたので、その頃のプライスと単純比較することは困難です。因みに新しいエージェントさんはヴィナイオータさんですが、元々はオータ社長さんがクルティエのようなことをやっており、ヴィナイオータでのトスカーナの扱いが増え過ぎることを懸念され、他のエージェントさんに里子に出されていたのを、契約切れのタイミングで戻した・・と言うのが真相らしいです。

 まぁ、シルヴィオのロッソやキャンティ・クラシコを飲んでみれば、ナチュラルな美味しさがバリバリに出ていましたので、それも理解出来ますよね。

「キャンティ・クラシコで・・これか~!」

と、ある意味衝撃を受けての取り扱いだった訳ですから・・。

 しかしながら、そのエージェントさんでは少し持て余してしまっていたようでした。


 現状を色々と鑑みてみますと、新型コロナウイルスの跋扈で世の中は疲弊しつつあります。仕事をしなくては生きて行けないけれど仕事は暇・・だし、田舎に残して来ている親も心配だけれど、帰って来るなと言われているし・・みたいな感じでしょうか。

 さりとて、若者は「大したことは無い」「自分は大丈夫」と言うような一面だけで動いてしまう傾向も見られますし、経済に生きている方はポジショントークで「経済を回せ!」「コロナはタダの風邪!」と吹聴する面もありますし、年寄りを抱えた家族は、自身が感染することへの恐怖とも戦いつつ、テレワーク不可能な仕事を続けなければならないことへの不安をも募らせていると思われます。

 世の中が二分しているような感じでは有りますが、とにかく感染しない、させないことを念頭に現状を乗り切り、収束後の身の振り方を考えておくしかないのかな?・・と感じています。とにかく皆さん、頑張って乗り切りましょう。

 ワインとは全く関係ないですが、noisy の店では今も店頭販売を続けています。

「わ~ん・・ネットで買うと店頭のクーちゃん、可哀そう~~」

「・・ネットでも店頭でも・・買おう!」


 良いですよね~・・バカバカしくて。そ~ゆうのは凄く好きです。ただし昨今はネットに押されたテレビ業界の今後の方が懸念されますが・・。

 で、Noisy wine ではネットの新着等でご注文いただき、店頭でお引き取りされる方々も多くいらっしゃいます。paypay もやっていますので、限度額以内(お客様によって異なる)なら使用可能です。

 先日、お引き取りになられた方がpaypayで決済され、1等だと1000%戻って来るキャンペーンで・・3等が当たりました!・・初めてです。

 スマホを見ていると、決済終了後に画面に花びらのようなものが降って来て・・

「イエ~イ!」

といきなり音声が・・。


 何が起きたか・・と思ったら・・その当選のお知らせでした・・・3等では有りますが・・(^^;;


 もし1等なら、10万円がポイントで当たるところでは有ったんですが、そう簡単には行かないですよね。

 もし店頭でお引き取りの際は、今月中は「1000%バックのキャンペーン」が有るようですのでやってみてくださいね。


 大きく脱線してしまいましたが、まぁ・・お盆中ですから・・はい。


 で、このところ毎日のように「雷」と「一時の豪雨」が繰り返されている Noisy wine のある埼玉では有りますが、非常に暑い日が続いています。

 そんな時に・・シルヴィオの造る、とてもドライでナチュラル・・・しかしながらSo2 は適量使用される方なので、アヴァンギャルドなタイプには陥らない、健康そのもののフリッツァンテ・ロゼです。

 シルヴィオの造るワインは、蒸し暑いトスカーナのワインとは思えないほど、「冷ややかな酸」が有ります。この酸が描くパレットが非常な円形でして・・とても好ましいんですね。

 まぁ・・ドライで酸バランスがイビツだと、ちょっと・・飲めないですけどね。


 なので、ペティアンだと思っていただいて結構です。そこそこに良い感じの「ガス感」が有り・・「ガズイィ」ですから・・その清涼感がまた、この非常な高温にさらされた我らを癒してくれますし、ビオディナミコで仕上げられた葡萄が持つ、

「石灰感たっぷりのミネラリティ!」

と、前述の・・

「ベリー系の果実に、果実になる前の花のニュアンス」

が、さらに身体に優しく浸透してくれるのを補助してくれます。


 まぁ・・オータさんの扱いだと、もっとビオビオした、ちょっと危険そうな方が売れるのかもしれませんが、noisy のお客様向けには、シルヴィオのワインがとても良い感じだと思います。

 あ、言ってみれば・・あの「ビュジェ・セルドンの超ドライな奴」だと思っていただくと近いと思います。是非飲んでみて下さい。お勧めします!



N.V.(2020) Rose Vino Rosato
ロゼ・ヴィノ・ロザート シルヴィオ・メッサーナ(モンテセコンド)

16760
自然派
ロゼ ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

■エージェント情報
品種:サンジョヴェーゼ
自社畑のサンジョヴェーゼで造るロゼワイン。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,690 (外税) 
【ドライでキュッと締まった愛らしいチェリー味が素晴らしいサンジョヴェーゼのロゼです!】
 久々に美味しいロゼに当たりました。普通にチェリー風味で美味しく飲めるんですが、これ、結構ポテンシャル高いんじゃないかと・・思ってます。

 イタリアンでは有るんですがちょっとフレンチ的に精緻で、むしろロワールのロゼより良い感じに思えてしまいます。

 そして何とこれ、シルヴィオ所有の畑からのサンジョヴェーゼと言うことで、もしかするとモンテセコンドのサンジョヴェーゼなのかもしれません。結構に質が良いと感じました。

 今のところは、キュッと締まっていて、チェリーな果実の自然な風味がノーズに抜けて行き、非常にドライながらシャバさの無い・・表面張力がしっかり有る味わいです。なので、これは数年寝かしますと、非常に面白い結果になると踏んでいます。

 noisy も、流石に最近は余りやらなくなりましたが、数年、10年と言った単位で色が余り濃く無い赤ワインを寝かせて飲んでみる・・みたいなことをやっていました。キュヴェにも寄るんですが、色がだいぶ褪色したり淡く成ったり・・します。しかしそのようなワインは、芳香が半端無かったりするんですね。

 なので、調子に乗ってやっていると、退色はしているのに香りが出て来ない・・そう、そこから落ちる一方のワインも有る訳です。そのようなワインは飲んでみてもあまり美味しく無いんですね。

 なので、そんなことをやっているうちに、ポテンシャルの有る、無しが少しずつ理解出来るようになって来た・・ような気がします。

 基本的には・・リリース時、もしくはそれから1年以内ほどの間に飲んでみて、

「こりゃ・・ダメだ・・」

と思ったものは90%以上の確率で美味しく成りません。香りも良く成りません。


 でも、最初から・・

「結構飲めるじゃん」

と思ったものでも、10%ほどは残念な結果になったと思います。


 なので、

「元々の素質が少ない、無いものは、いくら頑張って寝かせても90%の確率でダメ!」

だと思っています。

 まぁ・・その100 - 90 = 10% の 10% は、テイスティング時の判断ミスと個体差だと思いますが・・(^^;;

 また、サンジョヴェーゼの美しい色合いがそそりますが、この色合いは2019年のフリッツァンテの色に近いですよね?・・2020年のフリッツァンテは全然違いますんで・・色合いからも果実のニュアンス、その果実の種類が連想され、また味わいの中にもそれが見られるのが・・思い込みでは無く、ほとんどの場合一緒になるとも思います。その確率もほぼ90%?・・是非飲んでみて下さい。お勧めします!


N.V.(2019) Garnaccia V.d.T.
ガルナッチャ V.d.T. シルヴィオ・メッサーナ(モンテセコンド)

16759
自然派
白 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

品種:ヴェルナッチャ

 モンテセコンドから45kmほど南にあるサン=ジミニャーノは、中世に建てられた13本の塔が現存し世界遺産に認定されている街。ヴェルナッチャ・ディ・サン=ジミニャーノは1276年の古文書の中でその名前を確認できるブドウ品種だが、その起源には様々な説が存在し今のところ分かっていないことが多い。スペインのガルナッチャ(グルナッシュ)という黒ブドウの名前がヴェルナッチャから取られた可能性があることからガルナッチャと名付けられたのがこのワイン。

 サン=ジミニャーノでブドウを栽培するフェデリーコから買い付けたヴェルナッチャをワイナリーまで運び、一部のブドウは足で潰し、残りのブドウは房のままタンクへと入れられ、10日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。圧搾後、セメントタンクで醗酵の続きと熟成を行う。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,150 (外税) 
【ヴェルナッチャをマセラシオンした・・その結果、オレンジ?・・豊かな中域を持つ素晴らしい食中酒です!】
 長いマセラシオンをすると、葡萄の種などからのタンニンがワインに出て来ます。白ワインの場合は基本的に葡萄を潰さずに発酵しますが、このワインは発酵初期にある程度葡萄を潰しています。10日ほどマセラシオンして圧搾するようですので、長期に渡ってマセラシオンしたワインとは異なり、

「タンニン分は少しだけ」

ワイン中に感じます。

 色合いが綺麗ですよね。少し黄色が強くて、オレンジ掛かっています。

 味わいも僅かな柑橘にドライフルーツ、お茶、ハーブティーなどで、派手な果実の風味がどっさりあるタイプでは有りません。中域は適度に膨らんでタンニンの存在を思わせ、穏やかながら比較的長く続く余韻が有ります。

 温度感は優しく、暑さは無く、クールです。アルコール度も10.5度と高く無く、ナチュラル感はバッチリあるものの、そこは流石シルヴィオ、アヴァンギャルドな酢酸系の香り、味わいは有りません。

 こう言っては卑下しているようで申し訳ないのですが、

「素晴らしい食中酒!」

だと思うんですね。

 まぁ、大好きな方の多い「オレンジワイン」だと思っていただいても構わないかと思います。

 あ、未だにnoisy はハッキリしたオレンジワインの定義が判りません。あるんでしょうかね。まぁ、ピノ・グリ系のマセラシオン系かとは思っていますが・・

 で、やはりこのタイプは、油脂を多く使用する現代の料理には、非常に合わせやすく重宝すると思います。日本料理はさほど油は有りませんが、中国料理などは時折皿に残った油を見て・・

「・・・もしかして・・ちょっとやばかった?」

などと、罪悪感を感じてしまうことが有ります。


 でもそんな時、赤ワインだったり、このようなマセラシオンした白ワインだったりすると、

「アントシアニンを摂取したから・・大丈夫!」

と、自身の精神を安定することに成功します。


 そうじゃないとしましても飲み口がとても優しいですし、どこか上質なウーロン茶っぽいニュアンスが有るので、安心して飲めるし美味しく食べられると思うんですね。

 シルヴィオ・メッサーナらしい感性が感じられる自然派ワインです。お勧めします。



2019 Bianco di Toscana(Silvio Messana)
ビアンコ・ディ・トスカーナ(シルヴィオ・メッサーナ)

16212
自然派
白 辛口
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

■エージェント情報
 ワイナリーにほど近い場所で有機農法を実践する農家から分けてもらったトレッビアーノを使用。房ごとプレスし約10日間のマセレーションの後に圧搾、セメントタンクで熟成、ボトリング時に極少量の酸化防止剤を使用。アルコール度数も10%強の軽快なワインとなっています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,450 (外税) 
【造りに奇をてらわず、飲み人に忖度もしない・・葡萄を自然にワインに昇華した、ドライでピュアな味わいがここにあります。】
 こちらの白はドメーヌものの葡萄ではなく、近隣の有機栽培のトレッビアーノを分けてもらって醸造した白ワインです。So2の量も非常に少ないようで、色合いはほんのわずかに茶の入った淡い黄色です。

 また王冠を打って有りますが、ガスはほとんどないレベルです(ただしボトル差があるかもしれませんので、台所など水場でボトルを斜めにしたまま、ガスの存在を確かめつつ王冠を外してください。)

 ま~・・モンテセコンド、シルヴィオさんですからね。飲み人によってはもしかすると、肩透かしを喰らうかのような印象を持たれるかもしれません。それほどに「自然」で「リキミの無い」、そして超ドライな味わいです。

 ふんわりと柔らかなミネラリティ由来のアロマに、ハーブやフラワリーなアロマが混じります。ノーズへのスピードは速いですが、果実感は穏やかです。口に含むとマセラシオン・・ハッキリ言うと、赤ワインと同様に葡萄を漬け込んで醸造しているのが伝わって来ます。優しいタンニンの味わいがします。

 果実のアタックは香り同様に控えめで、しかしボディをはっきり感じつつも膨らみのあるものです。恐ろしいほどドライですので、果実感よりも花や葉のニュアンスが勝る感じ、お茶や紅茶、やさしいスパイスのお出迎えです。膨らみのあるボディ、味わいを感じつつ、優しい余韻が長く続く・・そんな感じですね。

 このワイン、食事の邪魔をせず、マリアージュも非常に楽でしょう。飲み進めるに従って繊細な表情に気付き、それを愛でたくなる・・そんな控えめながらもエレガンスをちゃんと感じる味わいです。

 まぁ、そもそもシルヴィオさんのワインは、白も赤も基本は全く同じ・・ですから、

「・・お~・・キャンティ・クラシコかぁ・・。じゃ、少しパンチのある奴と合わせてみようかな~・・」

なんて考えない方が良いです。勿論ですが、ちゃんとマリアージュしてくれるんですよ。でも、きっと想像されたような結果には成らない・・(^^;;・・「あ、そっち・・なのね?」みたいな感じです。

 このビアンコを飲むと、いかに巷の白ワインに残糖分が多いか・・を知るでしょう。そして、いかに「マロラクティックを多めにしているワインが多いか・・」も判ります。おそらくシルヴィオさんにとっては「マロ」さえも「化粧」の内なのでは無いかと。そんな「ドすっぴん」な白が愛しくなる味わいです。ご検討くださいませ。


2019 Rosso di Toscana
ロッソ・ディ・トスカーナ

16211
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

■エージェント情報
 サンジョヴェーゼ100%、ステンレスタンクで醗酵&熟成。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,290 (外税) 
【「ドすっぴん」のピュア&ナチュラルなサンジョヴェーゼは、このモンテセコンドを置いては無いに等しいでしょう!】
 まぁ・・お若い方にはどうでしょうね~・・物足りないんじゃないかな・・と思いますよ。もっと力強くて、果実感が漲っていて、ボリューミーな味わいに惹かれるんじゃないかと思います。それに・・

「トスカーナのワイン」

ですからね。その言葉には皆さんもイメージしているものが有るでしょう?いかに「サンジョヴェーゼはエレガントな葡萄」だと認識していたとしても、そこそこの濃密さを想像してしまうんじゃないでしょうか。

 でもこのロッソは違います。そんな「パワー」とか「力」などとは無縁な、超エレガントな味わいです。それに、「残糖」なんて、モノの見事に何にも無い・・まぁ、どんなに超ドライで無いと言ったって、検査機に掛ければ検出されるんでしょうけど。

 しかしながら、そんな恐ろしいほどにドライで、大きな起伏を持った表情など出さない超エレガント系のサンジョヴェーゼのお姿をしている訳ですが、これが何とも心地良いんですね。口に含めば含むほどに、

「じんわり・・」

と伝わって来るんですね。

 まぁ、品種も実際の表情も異なりますし、残糖分はおそらくモンテセコンドよりも有るかとは思いますが、ヴァーゼンハウスのグランドルディネールにも相通じる「おしとやかな美味しさ」が有ると感じます。

 最近は温暖化の性でしょうか、アルコール分も強く、表情も多彩で饒舌なワインが増えていますが、こんなに・・ある意味、「人見知りな」・・・「内向的な」・・・でも「情熱を内に秘めた味わい」のワインは、絶滅危惧種ですよね。何とも心地良い美味しさ・・その感覚・感情が余韻から生まれてくる、超エレガントな味わいです。

 最も、合わない人はいると思いますよ。

「もっと判りやすいのが良い!」

と思われてもしかたがない・・でも、何とも言い難いですが、これが良いんですね。是非飲んでみて下さい!お勧めします。


 以下は以前のレヴューです。
-----
【超エレガントな・・まるでブルゴーニュワインのような赤!美しい酸のディテールを感じてみて下さい。】

 2018年に2016年ものをご紹介させていただいたのが最後だったでしょうか?

 だとしますと、少し価格は上がってしまいましたが、以前が安過ぎたんだと・・思ってください。


 2018年ものですから、ようやっと仕上がって来た感じだと思いますが、とてもエレガントでドライ、果実感もしっかり有るけれどピュアでナチュラルです。

 勿論ですが、アヴァンギャルドには陥らない健全な味わいです。そして何より、

「トスカーナのワインとは思えないような冷ややかで真ん丸な酸のパレット」

が有り、

「テクスチュアがテッカテカで滅茶滑らか!・・」

なんですね~。


 サンジョヴェーゼ100%のワインで、この系統の味わいを見せるものは、非常に少ない・・と言うか、無いに等しいと思います。

 むしろ過熟させない美しい味わいを旨としたワインで、過熟させたサンジョヴェーゼのテクスチュアの悪さ?・・みたいなものは、全く無いんですね。結構・・あるでしょ?・・濃いし果実感も凄く有るけど、テクスチュアがちょっと・・なトスカーナって。


 ですので、ちゃんと味わってみると、確かにサンジョヴェーゼっぽいアロマと味わいが有るのに、イメージ的には・・

「これ・・トスカーナなの?」

と言うような気持ちも芽生えるかもしれません。


 伸びやかで美しい味わい!・・エレガントな美味しさを見せるロッソ・ディ・トスカーナです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【・・これで充分!・・って言われてしまうと困っちゃいますが!】

 滅茶ピュアで・・どこかフランスの自然派、しかもアヴァンギャルドな要素を全く感じさせない、王道とさえも言えかもしれない、

「これで・・良いんじゃない?」

と言われてしまいそうな、ワイン屋にとっては「両刃の剣」的な存在の、「単なるトスカーナ・ロッソ」です。


 ブラインドで出したら・・

「ん?・・ブルゴーニュでしょ?・・いや、クリュ・ボージョレかな?」

などと言われかねないと・・思いますよ。


 それにしてもモンテセコンドのキャンティ・クラシコは美味かったですね~。

「もう・・無いんですか?」

と、何人かのお客様にお声掛けいただきました。

 まぁ・・まだ少し有るようなんですが・・中々、あのプライスでは出せないんですよね。何より安く、ピュアでエレガントな、フレンチワインにも通じるトスカーナワインでした。


 で、今回のロッソも、そんな雰囲気を多分に持っていまして・・もうこれで充分かもしれません。

 おそらくですが、造り的にはフランスのブルゴーニュ南部の自然派の方々とは、かなり近い造りをされているんじゃないか・・と踏んでおりまして、非常に似通ったニュアンスをサンジョヴェーゼ的な部分を感じさせつつも現わして来ます。

 決して強くは無く、エレガントさがたっぷりです。2016年と若い性でしょう・・ほんの僅か・・もしくは感じるか感じないかの瀬戸際位の「ガス感」も有ります。

 ちょうどワインとしての「押し出し」が出てくる時期なんですね。このガスが完全に収まるのと同時に・・表情がどんどん出てくるんですね。

 まぁ、このワインが表情を豊かにしたころには、エージェントさんも完売しているでしょう。昔はこのワイン、全然売れなくて・・エージェントさんが泣きついてくるまでほったらかしにしていまして、その後に大量発注して・・1500円以下で販売していました。その頃ファンになられた方もいらっしゃるかもしれません。2011年ものでしたんで、4~5年前でしょうか。

 ですんで、

「日に日に表情が増し、ポテンシャルを開花して行くタイミング」

かと思います。

 何しろこのプライスですからね・・。1年分持ってても良いかとも思いますが、さすがに置く場所も必要ですから・・。ほんのり若さも感じるピュア&ナチュラルなサンジョヴェーゼのロッソです。是非飲んでみて下さい!




 以下は先だってご案内させていただき多くの反響をいただいた2014年キャンティ・クラシコのレヴューです。
━━━━━
【この淡~~いサンジョヴェーゼの美しくもエレガントな味わいにあなたは何を思うでしょう?・・ルイ・ユエラン好きにぜひとも飲んでいただきたい超エキス系ピュア・キャンティ・クラシコです!】

 いや~・・写真はムズいですね~・・これ、結構な感じの濃度に見えるかもしれませんが・・

「色合いはかなり・・かなり淡い!」

と思ってくださいね。noisy の撮り方が下手なんです・・でもまるで、

「・・ブルゴーニュか!」

って色のニュアンスでは有りますよね。そもそも、サンジョヴェーゼって・・この位が普通なんじゃないかと・・感覚的には思ってます。


 実はこのモンテセコンドのキャンティ・クラシコですが、3年半ほど前にご案内させていただき、大きな反響をいただいた、

「noisyのお客様的嗜好のサンジョヴェーゼ」

なんですね~。


 いや、他のショップさんじゃぁ中々売れないと思いますよ・・。その理由は言いませんけどね~・・。

 それに、前回も特売で2千円ほどで販売させていただきましたので、そりゃぁお買い得ですよ。エキス系で超エレガントですから・・。しかも、

「アヴァンギャルドさは全く無いのにナチュラルでピュア!・・しかもシミジミ系!」

ですからね。


 ん?・・じゃぁ何で今まで続けて販売しなかったかって?・・そりゃぁ色々有るんですよ・・。


 沢山仕入れることでリーズナブルな価格にすることに成功していた訳です。このキャンティ・クラシコも、この下のクラスのロッソも・・です。そりゃぁ noisy にとってはえげつなくも半端無い数ですよ・・もっとも、ショッピングモールのショップさんの「6本セット」みたいな、とんでも無い数じゃ無いですよ。たまに覗いてみてますが、

「現在53セット、カゴに入れられてます」

なんて表示されてますからね・・53×6=318・・・なんだそりゃ!・・です。そのセット数は、今、カゴに入ってる分だけですから・・。そんなに数の有る安いワインが滅茶苦茶美味しい訳が無いだろ!・・って思っちゃいますけどね。


 ま、人の事はとにかく、リーズナブルに仕入れられるようにしてくれるのは良いんですが、余り良いと言えないお願いをされまして・・。noisy としてはそんなことは出来ないし、また、そのようなグダグダには巻き込まれたくないので、モンテセコンドはやりたいけれど出来なくなったと言う訳です。

 今回は普通に出た特売の案内での仕入れですので、普通に価格を付けてのお客様へのご案内です。でも非常にリーズナブルですよ。前回の2011年が2千円ほどですからね。万々歳です。


 淡い色合いに、サンジョヴェーゼらしいしなやかでソフトなテクスチュアを感じさせてくれます。サンジョヴェーゼというのは強い抽出をしてしまうとテクスチュアが良く無いです。ザラつくんですね。そんな部分は全く無い、しなやかな味わいです。

 中域もしっとり・・です。強い味わいでは無く、とても優しいです。スミレのようなフラワリーなアロマ、わずかにほんのりガレストロチック、突出した酸が無く、丸く柔らかい酸です。シミジミしていて、しかしながら、ジンワリと旨味が拡がり、徐々に表情が豊かになってきます。

 押し出しが強いワインが多いキャンティ・クラシコですが、そのようなアイテムに慣れた方が飲まれると・・

「・・あれ?・・」

と、ちょっと腰砕けのように感じるかもしれません・・。


 でも、


「それが良いんです!!」

よね。そこからが良いんです。少しずつ出てくるんですよ・・表情も、アロマも。エキスが空気に触れてジンワリジンワリと出してくれます。それこそが・・

「サンジョヴェーゼの美味しさ」

なんですね~。抽出の強い、甘く派手なサンジョヴェーゼも、時には良いかもしれませんが、疲れてしまいますよね。


 さらにはキャンティ・クラシコ地区では最北のサンカッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサの畑で、厚みよりもエレガンスが出やすいのが特徴かな・・と思ってます。因みにアンティノリのソライアやティニャネッロも確かここですよね。

 それに、自然派だ、ビオだ、と言うのに託けて、

「揮発酸ビシバシ」

出てるのは・・嫌ですよね~。


 そんな風情は全くない、非常にピュアな味わいです。


 もっとも、So2 は適時適量使用する人ですから、

「So2否定派」

のバリバリのナチュラリストさんには、少し向かないかも・・しれませんね。不向きなのはそのような嗜好の方だけかと思います。


 そう、あの、

「ルイ・ユエラン」

のワインを彷彿とさせてくれる感じと思ってください。


 食の邪魔をほぼせず、素材の持ち味を殺さないのに、主張すべきタイミングではちゃんと仕事をしてくれる・・そんな味わいです。

 まぁ・・物足りない人もおられるかな?・・でも、飲み進めるにつれ・・、また、熟が進むにつれ、


「これだよこれ!」

とおっしゃってくれる方が増えると思いますよ。ぜひご検討くださいませ。美味しいです!




 以下は2011年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【滅茶苦茶美味しい!・・凄くピュアです!】

 いや~・・・こんなプライスでご案内できるのは嬉しいです。価格以上・・どころか、価格を度外視して公平に評価してみても、全くマイナス面が無いどころか、トップクラスに来るんじゃないか・・?とさえも感じられます。しばらくはこれを一推しにしようと・・何せ、ロッソはこんな価格ですんで・・余り沢山ご注文いただいても、嬉しいんですが・・・送料負担分が・・(^^・・難しい時代になってしまいました。

 毎日のように某運送会社の伝票発表ソフトと「睨めっこ」していますが、これがまたね・・出来が何ともXXなもので、ちょっと動かすと・・・

「システムエラーです・・」

「不明なエラーです・・」

でストップしてしまいます。

 何とかしてもらおうとシステム係りに電話すると、

「何のブラウザをご使用ですか?でしたら設定をクリックしていただいて・・・」

と、さもソフト自体には何のバグもトラブルも無いかのように振る舞い、

「いや、だから、それは前にも同じことやったでしょ?」

というと、

「途中で変わっている可能性が有りますので・・」

と、延々と設定をチェックし、

「様子を観て下さい・・」


 まぁ、呆れるばかりです。10回アクセスして、普通にログアウトできるのが40%ほどの確率しかなく、何度も同じことを繰り返させるという・・状況です。ログファイルをチェックしたなら、手を付けられないほどのエラーが記録されているに違い無いのに人の性・・です。

 それに、画面をインデックスに移動するたびに、

「~~に戻ります。よろしいですか?」
 と、もし間違って移動したら戻ればいいだけなのに不要なチェックボックスを常に出してくるので、余計にイライラさせられるんですね。おまけにシステムエラーでジ・エンドです。皆さんもそんな思いをされたことがあるんじゃないかと思います。


 そんな嫌な思いをした後に楽しむしなやかでピュアな味わいのトスカーナワインがこれ!モンテセコンドです。

 エージェントのテクニカルには

「アンフォラがどうこう」

 と書いて有りますが、そんなことは全く気にしなくて大丈夫です。

異常に旨いキャンティと、よりタイトなロッソ!」

と覚えてください。

 味わいはピュア・・です。妙な酸化や揮発酸はまず見当たりません。


 ロッソは、この価格では信じられないほどのコストパフォーマンスを見せます。充実した中域と、キャンティ・クラシコよりは濡れていませんが、非常に細やかでドライ、完成度が高いワインです。サンジョヴェーゼのしなやかでしとやか、何気無さが素晴らしいです。

 時間の経過でさらに複雑性も出てくるはずで、これは旨安ワインの候補ですね!

 先日のリアルワインガイドのテイスティングで、徳丸さんに、旨安を選んで送ってほしい・・と頼まれたんですが・・
 お断りしました~!

 だって、うちの旨安はすぐに売り切れちゃうもんでね・・・中々出せないんですよ・・・残念・・

 もとい・・ロッソ・・安くて旨くてドライでピュア!超お奨めです!デイリーにはこれ以上無い美味しさかと思います。


 一方のキャンティですが・・・これが超旨い!絶品です!・・やや暗めな赤系果実、ほんのりとキャンティ・クラシコらしいオカマな黒果実・・・(^^;;そして出来の良いブルゴーニュ・ピノ・ノワールのように、びちっと濡れた風情をかもしだしつつ、下品にならない程度の中域を膨らませつつ・・エキス感からの要素を感じさせつつ長く濡れた余韻に辿りつきます。

 出っ張りがあるようで無い様で・・しかし精緻でも有り、大きさも有り、キャンティ・クラシコらしくも風情はどこかピノのエキス系を漂わせている・・・そして徐々に変化して行く・・・そんなワインです。

 これは非常に旨いです。ビオ好きもビオ嫌いもどちらもOK!是非飲んで欲しいです!どちらも・・一推し!・・なんせ、ロッソは1500円切っちゃってますしね。キャンティ・クラシコも2000円切り!是非ご検討ください!


2018 Chianti Classico
キャンティ・クラシコ

16213
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
キャンティ・クラシコ
モンテセコンド

■エージェント情報
 サンジョヴェーゼ主体、カナイオーロとコロリーノを補助品種として使用。全体の3割ほどを、除梗せずに全房のままセメント製の醗酵槽へ。圧搾後、木樽で熟成。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,650 (外税) 
【エレガント系、エキス系、超ドライ系のトスカーナワインのピュアな側面を感じさせてくれる貴重なキャンティ・クラシコです!】
 まぁ、ロッソもそうなんですが、このキャンティ・クラシコも非常に穏やかでピュア、優しい味わいなんですね。ナチュラルな造りでは有りますが、最近流行りの・・時に暴力的なまでの表情を持つアヴァンギャルド系ビオワインでは、全く有りません。

 どこまでも澄んで、どこまでも真っすぐ、樽の化粧も無し、マロラクティックさえ・・しないか、自然に軽やかに掛かる程度・・、とても冷涼で抽出は弱く、しかし、

「決して煮立たせない・・純な出汁を取るが如く」

に、キャンティ・クラシコを醸造しています。


 これを基本にしてしまうと、いかに他のワインが樽臭いか、人的関与が大きいかを感じてしまいます・・良くも悪くもです。

 時代と言うのは恐ろしいもので、少し前までは二束三文で、もしくは、

「持って行ってくれるならタダでも良いよ!」

とばかりに売られていた古いもの・・車でも何でも・・少し前のゲーム機でも・・ですが、モノによってはビックリするような価格で流通されるようになってきました。

 これにはまぁ、世の中の「オークション」が結構に関与したんじゃないかとも思いますが、人間のノスタルジックな感情、古くても良いものは大事に使いたい、昔は手が出なかったけど今は中古なら何とか手が出る・・とかの思いが重なって、そんな市場が出来上がり、

「モノの正当な評価」

が普通になって来たんじゃ無いかとも思います。

 日本人はモノを大事にする・・とはよく言われますが、noisy 的には

「どうなんだろう・・微妙かな・・」

と思っています。

 まぁ、お上の意向で保存されたものは長く大事にされていたり、地の有力者が代々伝えて来たものなどは残っていますが、せいぜい30年が使用期限な住宅を、一生掛かって支払を続けながら生き、次の瞬間には壊されているのがオチなの日本の真の姿だとも思ってしまいます。

 それでも、「味わい」とか「料理」とか「感覚」などの無形のものは知らず知らずのうちに伝わっていて、優れた素材の味わいがちゃんと伝わって来る、でも派手じゃないお料理などに出会った時は、震えが来るほど感激したりしてしまいます。

 まぁ、このキャンティ・クラシコがそうだ・・とは言いませんよ。でもきっと、どこか感じるものがちゃんとある、滅茶ピュアな味わいが有ります。


 ただし、タイミングも有りますので・・(^^;; ちょっと今は閉じ気味でしょうか。9月の暑い盛りを過ぎてから・・がお勧めです。ロッソの方は大丈夫ですので、暑い時期はそちらで乗り越えてください。お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
-----
【滅茶美味しいです!・・ピュア、ナチュラル、エレガント、酸の美味しさ、そして集中・・お見事!】

 キャンティ・クラシコと聞いて、その味わいを想像出来る方は少なくは無いでしょう。果実がしっかり有って、適度にふくよかで、もしかしたら僅かな甘みが有って酸は緩く飲みやすい・・特に有名なエノロジストが手掛けたものは、果実感たっぷりで・・

「フルーツ爆弾的?」

なご紹介の仕方を・・noisy もしていた時期が有ります。でも・・

「決してエレガントだとは言い辛い・・」

んじゃないかと思うんですね。


 そういった一般的な・・もしくは高評価を得がちなキャンティ・クラシコとは全く異なるタイプの、

「エレガントで美しい・・しかもピュアでナチュラルなキャンティ・クラシコ!」

がこちらのシルヴィオ・メッサーナさんによる「モンテセコンド・キャンティ・クラシコ」です。


 ビオをある程度強調した「ティン」とは異なってもいますが、伸びやかで美しい冷ややかな酸を持った、ある意味・・

「どこにもないキャンティ・クラシコ」

です。

 ヴィンテージによっては、ブルゴーニュワインとそっくりな味わいにもなります・・香りと後口は少し違いますけど・・。

 2017年ものは良い年だったのかな?・・それでも果実感はしっかり有り、冷やかで豊かな円形パレットを描いてくれる酸と、ビオならではのミネラリティの豊かさ・・それがこのキャンティ・クラシコの最大の特徴でしょう。

 ロッソも美味しいんですが、2018年ですので・・秋口になって来てからの方がまとまると思いますし、キャンティ・クラシコとの差額が余り無い・・(^^;; のも、こちらを一推ししたい理由なんですね。


 エレガントで酸も美味しい・・果実もしっかりな冷ややかキャンティ・クラシコ、是非飲んでみて下さい。旨いです!超お勧め!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【この淡~~いサンジョヴェーゼの美しくもエレガントな味わいにあなたは何を思うでしょう?・・ルイ・ユエラン好きにぜひとも飲んでいただきたい超エキス系ピュア・キャンティ・クラシコです!】

 いや~・・写真はムズいですね~・・これ、結構な感じの濃度に見えるかもしれませんが・・

「色合いはかなり・・かなり淡い!」

と思ってくださいね。noisy の撮り方が下手なんです・・でもまるで、

「・・ブルゴーニュか!」

って色のニュアンスでは有りますよね。そもそも、サンジョヴェーゼって・・この位が普通なんじゃないかと・・感覚的には思ってます。


 実はこのモンテセコンドのキャンティ・クラシコですが、3年半ほど前にご案内させていただき、大きな反響をいただいた、

「noisyのお客様的嗜好のサンジョヴェーゼ」

なんですね~。


 いや、他のショップさんじゃぁ中々売れないと思いますよ・・。その理由は言いませんけどね~・・。

 それに、前回も特売で2千円ほどで販売させていただきましたので、そりゃぁお買い得ですよ。エキス系で超エレガントですから・・。しかも、

「アヴァンギャルドさは全く無いのにナチュラルでピュア!・・しかもシミジミ系!」

ですからね。


 ん?・・じゃぁ何で今まで続けて販売しなかったかって?・・そりゃぁ色々有るんですよ・・。


 沢山仕入れることでリーズナブルな価格にすることに成功していた訳です。このキャンティ・クラシコも、この下のクラスのロッソも・・です。そりゃぁ noisy にとってはえげつなくも半端無い数ですよ・・もっとも、ショッピングモールのショップさんの「6本セット」みたいな、とんでも無い数じゃ無いですよ。たまに覗いてみてますが、

「現在53セット、カゴに入れられてます」

なんて表示されてますからね・・53×6=318・・・なんだそりゃ!・・です。そのセット数は、今、カゴに入ってる分だけですから・・。そんなに数の有る安いワインが滅茶苦茶美味しい訳が無いだろ!・・って思っちゃいますけどね。


 ま、人の事はとにかく、リーズナブルに仕入れられるようにしてくれるのは良いんですが、余り良いと言えないお願いをされまして・・。noisy としてはそんなことは出来ないし、また、そのようなグダグダには巻き込まれたくないので、モンテセコンドはやりたいけれど出来なくなったと言う訳です。

 今回は普通に出た特売の案内での仕入れですので、普通に価格を付けてのお客様へのご案内です。でも非常にリーズナブルですよ。前回の2011年が2千円ほどですからね。万々歳です。


 淡い色合いに、サンジョヴェーゼらしいしなやかでソフトなテクスチュアを感じさせてくれます。サンジョヴェーゼというのは強い抽出をしてしまうとテクスチュアが良く無いです。ザラつくんですね。そんな部分は全く無い、しなやかな味わいです。

 中域もしっとり・・です。強い味わいでは無く、とても優しいです。スミレのようなフラワリーなアロマ、わずかにほんのりガレストロチック、突出した酸が無く、丸く柔らかい酸です。シミジミしていて、しかしながら、ジンワリと旨味が拡がり、徐々に表情が豊かになってきます。

 押し出しが強いワインが多いキャンティ・クラシコですが、そのようなアイテムに慣れた方が飲まれると・・

「・・あれ?・・」

と、ちょっと腰砕けのように感じるかもしれません・・。


 でも、


「それが良いんです!!」

よね。そこからが良いんです。少しずつ出てくるんですよ・・表情も、アロマも。エキスが空気に触れてジンワリジンワリと出してくれます。それこそが・・

「サンジョヴェーゼの美味しさ」

なんですね~。抽出の強い、甘く派手なサンジョヴェーゼも、時には良いかもしれませんが、疲れてしまいますよね。


 さらにはキャンティ・クラシコ地区では最北のサンカッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサの畑で、厚みよりもエレガンスが出やすいのが特徴かな・・と思ってます。因みにアンティノリのソライアやティニャネッロも確かここですよね。

 それに、自然派だ、ビオだ、と言うのに託けて、

「揮発酸ビシバシ」

出てるのは・・嫌ですよね~。


 そんな風情は全くない、非常にピュアな味わいです。


 もっとも、So2 は適時適量使用する人ですから、

「So2否定派」

のバリバリのナチュラリストさんには、少し向かないかも・・しれませんね。不向きなのはそのような嗜好の方だけかと思います。


 そう、あの、

「ルイ・ユエラン」

のワインを彷彿とさせてくれる感じと思ってください。


 食の邪魔をほぼせず、素材の持ち味を殺さないのに、主張すべきタイミングではちゃんと仕事をしてくれる・・そんな味わいです。

 まぁ・・物足りない人もおられるかな?・・でも、飲み進めるにつれ・・、また、熟が進むにつれ、


「これだよこれ!」

とおっしゃってくれる方が増えると思いますよ。ぜひご検討くださいませ。美味しいです!




 以下は2011年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【滅茶苦茶美味しい!・・凄くピュアです!】

 いや~・・・こんなプライスでご案内できるのは嬉しいです。価格以上・・どころか、価格を度外視して公平に評価してみても、全くマイナス面が無いどころか、トップクラスに来るんじゃないか・・?とさえも感じられます。しばらくはこれを一推しにしようと・・何せ、ロッソはこんな価格ですんで・・余り沢山ご注文いただいても、嬉しいんですが・・・送料負担分が・・(^^・・難しい時代になってしまいました。

 毎日のように某運送会社の伝票発表ソフトと「睨めっこ」していますが、これがまたね・・出来が何ともXXなもので、ちょっと動かすと・・・

「システムエラーです・・」

「不明なエラーです・・」

でストップしてしまいます。

 何とかしてもらおうとシステム係りに電話すると、

「何のブラウザをご使用ですか?でしたら設定をクリックしていただいて・・・」

と、さもソフト自体には何のバグもトラブルも無いかのように振る舞い、

「いや、だから、それは前にも同じことやったでしょ?」

というと、

「途中で変わっている可能性が有りますので・・」

と、延々と設定をチェックし、

「様子を観て下さい・・」


 まぁ、呆れるばかりです。10回アクセスして、普通にログアウトできるのが40%ほどの確率しかなく、何度も同じことを繰り返させるという・・状況です。ログファイルをチェックしたなら、手を付けられないほどのエラーが記録されているに違い無いのに人の性・・です。

 それに、画面をインデックスに移動するたびに、

「~~に戻ります。よろしいですか?」
 と、もし間違って移動したら戻ればいいだけなのに不要なチェックボックスを常に出してくるので、余計にイライラさせられるんですね。おまけにシステムエラーでジ・エンドです。皆さんもそんな思いをされたことがあるんじゃないかと思います。


 そんな嫌な思いをした後に楽しむしなやかでピュアな味わいのトスカーナワインがこれ!モンテセコンドです。

 エージェントのテクニカルには

「アンフォラがどうこう」

 と書いて有りますが、そんなことは全く気にしなくて大丈夫です。

異常に旨いキャンティと、よりタイトなロッソ!」

と覚えてください。

 味わいはピュア・・です。妙な酸化や揮発酸はまず見当たりません。


 ロッソは、この価格では信じられないほどのコストパフォーマンスを見せます。充実した中域と、キャンティ・クラシコよりは濡れていませんが、非常に細やかでドライ、完成度が高いワインです。サンジョヴェーゼのしなやかでしとやか、何気無さが素晴らしいです。

 時間の経過でさらに複雑性も出てくるはずで、これは旨安ワインの候補ですね!

 先日のリアルワインガイドのテイスティングで、徳丸さんに、旨安を選んで送ってほしい・・と頼まれたんですが・・
 お断りしました~!

 だって、うちの旨安はすぐに売り切れちゃうもんでね・・・中々出せないんですよ・・・残念・・

 もとい・・ロッソ・・安くて旨くてドライでピュア!超お奨めです!デイリーにはこれ以上無い美味しさかと思います。


 一方のキャンティですが・・・これが超旨い!絶品です!・・やや暗めな赤系果実、ほんのりとキャンティ・クラシコらしいオカマな黒果実・・・(^^;;そして出来の良いブルゴーニュ・ピノ・ノワールのように、びちっと濡れた風情をかもしだしつつ、下品にならない程度の中域を膨らませつつ・・エキス感からの要素を感じさせつつ長く濡れた余韻に辿りつきます。

 出っ張りがあるようで無い様で・・しかし精緻でも有り、大きさも有り、キャンティ・クラシコらしくも風情はどこかピノのエキス系を漂わせている・・・そして徐々に変化して行く・・・そんなワインです。

 これは非常に旨いです。ビオ好きもビオ嫌いもどちらもOK!是非飲んで欲しいです!どちらも・・一推し!・・なんせ、ロッソは1500円切っちゃってますしね。キャンティ・クラシコも2000円切り!是非ご検討ください!


2018 Tin Trebbiano
ティン・トレッビアーノ

15354
自然派
白 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

■エージェント情報
 アンフォラで半年間皮ごと醗酵&熟成を行ったワイン。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,190 (外税) 
【シミジミとエキスの旨味が伝わって来る、皮までマセラシオンしたアンフォラ仕込みのトレッビアーノです!】
 良い感じの酸化具合ですよね・・。光り輝いているようにも見えるゴールドな色彩が素敵です。

「アンフォラで半年間皮ごと醗酵&熟成を行ったワイン。」

 何しろオータさんからはこれだけしか説明が無いので、ま~・・ワイン屋としても扱いの判断材料の少ないことったらありませんが、シルヴィオのワインはそれなりには知っていたので何とかなった・・と言うところでしょうか。

 それに知っている方はいらっしゃるかとは思いますが、グーグルさんのサーチコンソールと言う、サイト管理者用の自身のサイトで見てみると、意外にも、

「モンテセコンド」

と言うキーワードで検索が結構に掛かっているんですよ。


 サーチコンソールでは、どんなキーワードで検索され、何回表示され、何度クリックしてサイトに入って来たか・・等を知ることが出来たり、サイトページの都合の悪い部分を指摘してくれたりします。

 Noisy wine のサイトは、

「モバイルフレンドリーでは有りません。」

と、毎日怒られています。


「・・判ってるわ!」

と、毎日ツッコんでますが、決してそのキツ~イ言葉を緩めてはくれません。


 なので、ただ今・・モバイル対応するために、非常な苦労をしています。もう少しで何とかなりそうなので、iphone や Android でアクセスしていらっしゃる方、楽しみにお待ちくださいませ。・・ですが、本当に・・大変な作業でして、頭が爆発寸前です。


 で、この「ティン」ですが、ブルゴーニュ風の果実てんこ盛りのシャルドネのようなニュアンスのものでは有りません。

 どちらかと言いますと、フリウーリの生産者が造り出す、やや果実感が後退したシミジミ系エキスによるものに似通っています。


 しかし・・「ラ・カステッラーダ」ほど後退している訳では無く、アンフォラ使用によるベクトルの向きの変換が良い感じに仕上がっておりまして・・

「飲むほどに表情が豊かになってくる」

感じで心地良いです。


 いや・・むしろ、自分自身がワインの方に引き込まれているのかもしれません。過剰な果実感が無い分、シミジミと湧き上がってくるそのエキスの美味しさからのシミジミ果実の美しさを発見しに行っている・・とも言えます。


 美味しい・・マリアージュに苦労しない、色はオレンジワインまで行かない・・(^^;; ビオ系の白です。ご検討くださいませ。


2017 Tin Sangiovese I.G.T.
ティン・サンジョヴェーゼ I.G.T.

15358
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

◆◆◆再入荷です!
■エージェント情報
 アンフォラで6~8か月の皮ごとの醗酵&熟成を施したワイン。圧搾後すぐにボトリングされるが、1年以上ボトルで寝かせてからリリースされる。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,200 (外税) 
【真のサンジョヴェーゼの美味しさが描かれていると思います!アンフォラ、マセラシオンですが、そんなものは気にしないでOK!・・ピュア・サンジョヴェーゼ!】
 美味しいですね~・・こんなサンジョヴェーゼには滅多に出会えません。シミジミ系のサンジョヴェーゼは数多有れど、これほどまでに美しく、テッカテカに輝く滑らかなテクスチュアを持っているものは・・無いんじゃないかとさえ思ってしまいます。

 そして、シルヴィオの赤に共通しているのは、「冷ややかな酸の美味しさ」と「ミネラリティの美しさ」です。

 さすがにトレッビアーノのティンは白ですから、マセラシオン系の酸化のニュアンスが入って来ますが、赤のティンは全くそんな気配さえありません。

 そして、アロマにもピュアなサンジョヴェーゼの姿がしっかり描かれていますし、中域も豊かで冷ややか、終盤以降にサンジョヴェーゼらしい襞の有るアロマが還ってくる感じが、シルヴィオのロッソの理想なんだな・・と感じさせてくれます。

 まぁ、サンジョヴェーゼの美味しいの・・と言えば、濃くて甘みのあるタイプか、エレガントだけれどテクスチュアがイマイチ、ズタボロな感じ(・・すみません・・)なのが多いですが、そのどちらとも異なるのに、非常に美味しいと感じさせてくれちゃう訳です。

 果実も、甘みを強化してピュアさを削ったような有名エノロジストのものとも異なります。是非飲んでみて欲しい・・シルヴィオのトップワインです!ご検討くださいませ。



2017 Chianti Classico
キャンティ・クラシコ

15356
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
キャンティ・クラシコ
モンテセコンド

■エージェント情報
 サンジョヴェーゼ主体、カナイオーロとコロリーノを補助品種として使用。全体の3割ほどを、除梗せずに全房のままセメント製の醗酵槽へ。圧搾後、木樽で熟成。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,650 (外税) 
【滅茶美味しいです!・・ピュア、ナチュラル、エレガント、酸の美味しさ、そして集中・・お見事!】
 キャンティ・クラシコと聞いて、その味わいを想像出来る方は少なくは無いでしょう。果実がしっかり有って、適度にふくよかで、もしかしたら僅かな甘みが有って酸は緩く飲みやすい・・特に有名なエノロジストが手掛けたものは、果実感たっぷりで・・

「フルーツ爆弾的?」

なご紹介の仕方を・・noisy もしていた時期が有ります。でも・・

「決してエレガントだとは言い辛い・・」

んじゃないかと思うんですね。


 そういった一般的な・・もしくは高評価を得がちなキャンティ・クラシコとは全く異なるタイプの、

「エレガントで美しい・・しかもピュアでナチュラルなキャンティ・クラシコ!」

がこちらのシルヴィオ・メッサーナさんによる「モンテセコンド・キャンティ・クラシコ」です。


 ビオをある程度強調した「ティン」とは異なってもいますが、伸びやかで美しい冷ややかな酸を持った、ある意味・・

「どこにもないキャンティ・クラシコ」

です。

 ヴィンテージによっては、ブルゴーニュワインとそっくりな味わいにもなります・・香りと後口は少し違いますけど・・。

 2017年ものは良い年だったのかな?・・それでも果実感はしっかり有り、冷やかで豊かな円形パレットを描いてくれる酸と、ビオならではのミネラリティの豊かさ・・それがこのキャンティ・クラシコの最大の特徴でしょう。

 ロッソも美味しいんですが、2018年ですので・・秋口になって来てからの方がまとまると思いますし、キャンティ・クラシコとの差額が余り無い・・(^^;; のも、こちらを一推ししたい理由なんですね。


 エレガントで酸も美味しい・・果実もしっかりな冷ややかキャンティ・クラシコ、是非飲んでみて下さい。旨いです!超お勧め!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【この淡~~いサンジョヴェーゼの美しくもエレガントな味わいにあなたは何を思うでしょう?・・ルイ・ユエラン好きにぜひとも飲んでいただきたい超エキス系ピュア・キャンティ・クラシコです!】

 いや~・・写真はムズいですね~・・これ、結構な感じの濃度に見えるかもしれませんが・・

「色合いはかなり・・かなり淡い!」

と思ってくださいね。noisy の撮り方が下手なんです・・でもまるで、

「・・ブルゴーニュか!」

って色のニュアンスでは有りますよね。そもそも、サンジョヴェーゼって・・この位が普通なんじゃないかと・・感覚的には思ってます。


 実はこのモンテセコンドのキャンティ・クラシコですが、3年半ほど前にご案内させていただき、大きな反響をいただいた、

「noisyのお客様的嗜好のサンジョヴェーゼ」

なんですね~。


 いや、他のショップさんじゃぁ中々売れないと思いますよ・・。その理由は言いませんけどね~・・。

 それに、前回も特売で2千円ほどで販売させていただきましたので、そりゃぁお買い得ですよ。エキス系で超エレガントですから・・。しかも、

「アヴァンギャルドさは全く無いのにナチュラルでピュア!・・しかもシミジミ系!」

ですからね。


 ん?・・じゃぁ何で今まで続けて販売しなかったかって?・・そりゃぁ色々有るんですよ・・。


 沢山仕入れることでリーズナブルな価格にすることに成功していた訳です。このキャンティ・クラシコも、この下のクラスのロッソも・・です。そりゃぁ noisy にとってはえげつなくも半端無い数ですよ・・もっとも、ショッピングモールのショップさんの「6本セット」みたいな、とんでも無い数じゃ無いですよ。たまに覗いてみてますが、

「現在53セット、カゴに入れられてます」

なんて表示されてますからね・・53×6=318・・・なんだそりゃ!・・です。そのセット数は、今、カゴに入ってる分だけですから・・。そんなに数の有る安いワインが滅茶苦茶美味しい訳が無いだろ!・・って思っちゃいますけどね。


 ま、人の事はとにかく、リーズナブルに仕入れられるようにしてくれるのは良いんですが、余り良いと言えないお願いをされまして・・。noisy としてはそんなことは出来ないし、また、そのようなグダグダには巻き込まれたくないので、モンテセコンドはやりたいけれど出来なくなったと言う訳です。

 今回は普通に出た特売の案内での仕入れですので、普通に価格を付けてのお客様へのご案内です。でも非常にリーズナブルですよ。前回の2011年が2千円ほどですからね。万々歳です。


 淡い色合いに、サンジョヴェーゼらしいしなやかでソフトなテクスチュアを感じさせてくれます。サンジョヴェーゼというのは強い抽出をしてしまうとテクスチュアが良く無いです。ザラつくんですね。そんな部分は全く無い、しなやかな味わいです。

 中域もしっとり・・です。強い味わいでは無く、とても優しいです。スミレのようなフラワリーなアロマ、わずかにほんのりガレストロチック、突出した酸が無く、丸く柔らかい酸です。シミジミしていて、しかしながら、ジンワリと旨味が拡がり、徐々に表情が豊かになってきます。

 押し出しが強いワインが多いキャンティ・クラシコですが、そのようなアイテムに慣れた方が飲まれると・・

「・・あれ?・・」

と、ちょっと腰砕けのように感じるかもしれません・・。


 でも、


「それが良いんです!!」

よね。そこからが良いんです。少しずつ出てくるんですよ・・表情も、アロマも。エキスが空気に触れてジンワリジンワリと出してくれます。それこそが・・

「サンジョヴェーゼの美味しさ」

なんですね~。抽出の強い、甘く派手なサンジョヴェーゼも、時には良いかもしれませんが、疲れてしまいますよね。


 さらにはキャンティ・クラシコ地区では最北のサンカッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサの畑で、厚みよりもエレガンスが出やすいのが特徴かな・・と思ってます。因みにアンティノリのソライアやティニャネッロも確かここですよね。

 それに、自然派だ、ビオだ、と言うのに託けて、

「揮発酸ビシバシ」

出てるのは・・嫌ですよね~。


 そんな風情は全くない、非常にピュアな味わいです。


 もっとも、So2 は適時適量使用する人ですから、

「So2否定派」

のバリバリのナチュラリストさんには、少し向かないかも・・しれませんね。不向きなのはそのような嗜好の方だけかと思います。


 そう、あの、

「ルイ・ユエラン」

のワインを彷彿とさせてくれる感じと思ってください。


 食の邪魔をほぼせず、素材の持ち味を殺さないのに、主張すべきタイミングではちゃんと仕事をしてくれる・・そんな味わいです。

 まぁ・・物足りない人もおられるかな?・・でも、飲み進めるにつれ・・、また、熟が進むにつれ、


「これだよこれ!」

とおっしゃってくれる方が増えると思いますよ。ぜひご検討くださいませ。美味しいです!




 以下は2011年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【滅茶苦茶美味しい!・・凄くピュアです!】

 いや~・・・こんなプライスでご案内できるのは嬉しいです。価格以上・・どころか、価格を度外視して公平に評価してみても、全くマイナス面が無いどころか、トップクラスに来るんじゃないか・・?とさえも感じられます。しばらくはこれを一推しにしようと・・何せ、ロッソはこんな価格ですんで・・余り沢山ご注文いただいても、嬉しいんですが・・・送料負担分が・・(^^・・難しい時代になってしまいました。

 毎日のように某運送会社の伝票発表ソフトと「睨めっこ」していますが、これがまたね・・出来が何ともXXなもので、ちょっと動かすと・・・

「システムエラーです・・」

「不明なエラーです・・」

でストップしてしまいます。

 何とかしてもらおうとシステム係りに電話すると、

「何のブラウザをご使用ですか?でしたら設定をクリックしていただいて・・・」

と、さもソフト自体には何のバグもトラブルも無いかのように振る舞い、

「いや、だから、それは前にも同じことやったでしょ?」

というと、

「途中で変わっている可能性が有りますので・・」

と、延々と設定をチェックし、

「様子を観て下さい・・」


 まぁ、呆れるばかりです。10回アクセスして、普通にログアウトできるのが40%ほどの確率しかなく、何度も同じことを繰り返させるという・・状況です。ログファイルをチェックしたなら、手を付けられないほどのエラーが記録されているに違い無いのに人の性・・です。

 それに、画面をインデックスに移動するたびに、

「~~に戻ります。よろしいですか?」
 と、もし間違って移動したら戻ればいいだけなのに不要なチェックボックスを常に出してくるので、余計にイライラさせられるんですね。おまけにシステムエラーでジ・エンドです。皆さんもそんな思いをされたことがあるんじゃないかと思います。


 そんな嫌な思いをした後に楽しむしなやかでピュアな味わいのトスカーナワインがこれ!モンテセコンドです。

 エージェントのテクニカルには

「アンフォラがどうこう」

 と書いて有りますが、そんなことは全く気にしなくて大丈夫です。

異常に旨いキャンティと、よりタイトなロッソ!」

と覚えてください。

 味わいはピュア・・です。妙な酸化や揮発酸はまず見当たりません。


 ロッソは、この価格では信じられないほどのコストパフォーマンスを見せます。充実した中域と、キャンティ・クラシコよりは濡れていませんが、非常に細やかでドライ、完成度が高いワインです。サンジョヴェーゼのしなやかでしとやか、何気無さが素晴らしいです。

 時間の経過でさらに複雑性も出てくるはずで、これは旨安ワインの候補ですね!

 先日のリアルワインガイドのテイスティングで、徳丸さんに、旨安を選んで送ってほしい・・と頼まれたんですが・・
 お断りしました~!

 だって、うちの旨安はすぐに売り切れちゃうもんでね・・・中々出せないんですよ・・・残念・・

 もとい・・ロッソ・・安くて旨くてドライでピュア!超お奨めです!デイリーにはこれ以上無い美味しさかと思います。


 一方のキャンティですが・・・これが超旨い!絶品です!・・やや暗めな赤系果実、ほんのりとキャンティ・クラシコらしいオカマな黒果実・・・(^^;;そして出来の良いブルゴーニュ・ピノ・ノワールのように、びちっと濡れた風情をかもしだしつつ、下品にならない程度の中域を膨らませつつ・・エキス感からの要素を感じさせつつ長く濡れた余韻に辿りつきます。

 出っ張りがあるようで無い様で・・しかし精緻でも有り、大きさも有り、キャンティ・クラシコらしくも風情はどこかピノのエキス系を漂わせている・・・そして徐々に変化して行く・・・そんなワインです。

 これは非常に旨いです。ビオ好きもビオ嫌いもどちらもOK!是非飲んで欲しいです!どちらも・・一推し!・・なんせ、ロッソは1500円切っちゃってますしね。キャンティ・クラシコも2000円切り!是非ご検討ください!


2018 il Rospo Cabernet Sauvignon I.G.T.
イル・ロスポ・カベルネ・ソーヴィニヨン I.G.T.

15357
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

◆◆◆再入荷です!
■エージェント情報
 カベルネ ソーヴィニョン100%。除梗後、一部のブドウは即圧搾し、モストだけの状態にして、残りのブドウの入っているコンクリート製の醗酵槽へ。マセレーションも4~6と短期間にとどめ、過度な抽出を避ける。圧搾後に再びコンクリートタンクへと移され、そこで更に1年熟成させる。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,190 (外税) 
【滅茶ピュア!そしてエレガントなカベルネ・ソーヴィニヨンの個性を見事に表現しています。軽やかでフラワリーなアロマにゾクっとさせられます!】
 ボルドーのワインって・・特に左岸ですね・・本当に良く考えられているんだな~・・と、今更ながらに感じてしまいますよ。

 店頭では稀にお客様に、

「カベルネ・ソーヴィニヨンのワインを下さい。」

と言われる訳です。


 ですが、お勧めできるようなカベルネ・ソーヴィニヨン単一のワインって、非常に高価では有りますし、ほとんどがブレンドされている・・まぁ、例外は有りますけどね。

 ましてそのような方は、

「ワインのお勉強も兼ねてのことが多い」

ので、品種的な部分も判りやすくないとダメな訳です。勿論ですが、美味しさも。晩熟なカベルネ・ソーヴィニヨンが、早くから美味しいワイン・・・これもまた「難題」なんです。


 例えば、早生タイプのメルロは粘土を好み、低重心で豊かさを・・そして熟すと結構にワイルドなニュアンスを出す土地も多いです。

 カベルネ・ソーヴィニヨンは比較的柔らかなメルロとは異なって収穫も遅く、熟成も時間が掛かり、高域まで伸びて行くようなやや軽さの有る味わいです。しかし熟すとこれまた物凄い・・香水、お花畑にいるような見事な香りに加え、若い時には余り無かった中域の豊かさまで・・拡がる感じになります。

 そしてプティ・ベルドなどは低域のメルロ、高域のカベルネのつなぎ役・・と言うか、芯を構成する感じでしょうか。しっかりした黒みも持っているので、カベルネの赤とメルロの茶、黒をマリアージュしてくれるように・・感じています。

 あ・・言っておきますが、あくまで noisy 的な印象、分析によるものです。ソムリエ、エキスパート試験には全く通用しませんので悪しからず・・。もし上記のようなことを言ったら変人扱いされて排除されちゃいますんでご注意ください。


 で、この「イル・ロスポ」ですが、滅茶苦茶良~~~い、カベルネ・ソーヴィニヨンです。きっとnoisy の言っていることが良く判る・・と言うか、判りやすいし、何よりも、

「滅茶美味しい!」

です。


 フラワリーだと・・高域、超高域に伸びて行く・・と言うイメージも、きっとお判りになるはずですし、メルロをそれなりにお飲みであれば、メルロのちょっと粘る感じがカベルネ・ソーヴィニヨンには無く、メルロの茶系も無く、反対にカベルネ・ソーヴィニヨンの赤さ、明るさもメルロには存在し辛いのが判ると思うんですね・・。

 その上で、ちょっとガレストロ的なミネラリティも乗っかってきたりして・・ま~情報満載でいて、とっても美味しいです!


 しかしながら・・このワインの寿命は滅茶長い!・・と言うのを忘れないでください。25年経ったら・・物凄い香りになってくと思います。・・まぁ、noisy もそこまで生きられないかとは思いますので、その結果を知らされずに済むかな?・・素晴らしいカベルネでした!超お勧めします!ご検討くださいませ。


2018 Rosso di Toscana
ロッソ・ディ・トスカーナ

15355
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

■エージェント情報
 サンジョヴェーゼ100%、ステンレスタンクで醗酵&熟成。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,290 (外税) 
【超エレガントな・・まるでブルゴーニュワインのような赤!美しい酸のディテールを感じてみて下さい。】
 2018年に2016年ものをご紹介させていただいたのが最後だったでしょうか?

 だとしますと、少し価格は上がってしまいましたが、以前が安過ぎたんだと・・思ってください。


 2018年ものですから、ようやっと仕上がって来た感じだと思いますが、とてもエレガントでドライ、果実感もしっかり有るけれどピュアでナチュラルです。

 勿論ですが、アヴァンギャルドには陥らない健全な味わいです。そして何より、

「トスカーナのワインとは思えないような冷ややかで真ん丸な酸のパレット」

が有り、

「テクスチュアがテッカテカで滅茶滑らか!・・」

なんですね~。


 サンジョヴェーゼ100%のワインで、この系統の味わいを見せるものは、非常に少ない・・と言うか、無いに等しいと思います。

 むしろ過熟させない美しい味わいを旨としたワインで、過熟させたサンジョヴェーゼのテクスチュアの悪さ?・・みたいなものは、全く無いんですね。結構・・あるでしょ?・・濃いし果実感も凄く有るけど、テクスチュアがちょっと・・なトスカーナって。


 ですので、ちゃんと味わってみると、確かにサンジョヴェーゼっぽいアロマと味わいが有るのに、イメージ的には・・

「これ・・トスカーナなの?」

と言うような気持ちも芽生えるかもしれません。


 伸びやかで美しい味わい!・・エレガントな美味しさを見せるロッソ・ディ・トスカーナです。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【・・これで充分!・・って言われてしまうと困っちゃいますが!】

 滅茶ピュアで・・どこかフランスの自然派、しかもアヴァンギャルドな要素を全く感じさせない、王道とさえも言えかもしれない、

「これで・・良いんじゃない?」

と言われてしまいそうな、ワイン屋にとっては「両刃の剣」的な存在の、「単なるトスカーナ・ロッソ」です。


 ブラインドで出したら・・

「ん?・・ブルゴーニュでしょ?・・いや、クリュ・ボージョレかな?」

などと言われかねないと・・思いますよ。


 それにしてもモンテセコンドのキャンティ・クラシコは美味かったですね~。

「もう・・無いんですか?」

と、何人かのお客様にお声掛けいただきました。

 まぁ・・まだ少し有るようなんですが・・中々、あのプライスでは出せないんですよね。何より安く、ピュアでエレガントな、フレンチワインにも通じるトスカーナワインでした。


 で、今回のロッソも、そんな雰囲気を多分に持っていまして・・もうこれで充分かもしれません。

 おそらくですが、造り的にはフランスのブルゴーニュ南部の自然派の方々とは、かなり近い造りをされているんじゃないか・・と踏んでおりまして、非常に似通ったニュアンスをサンジョヴェーゼ的な部分を感じさせつつも現わして来ます。

 決して強くは無く、エレガントさがたっぷりです。2016年と若い性でしょう・・ほんの僅か・・もしくは感じるか感じないかの瀬戸際位の「ガス感」も有ります。

 ちょうどワインとしての「押し出し」が出てくる時期なんですね。このガスが完全に収まるのと同時に・・表情がどんどん出てくるんですね。

 まぁ、このワインが表情を豊かにしたころには、エージェントさんも完売しているでしょう。昔はこのワイン、全然売れなくて・・エージェントさんが泣きついてくるまでほったらかしにしていまして、その後に大量発注して・・1500円以下で販売していました。その頃ファンになられた方もいらっしゃるかもしれません。2011年ものでしたんで、4~5年前でしょうか。

 ですんで、

「日に日に表情が増し、ポテンシャルを開花して行くタイミング」

かと思います。

 何しろこのプライスですからね・・。1年分持ってても良いかとも思いますが、さすがに置く場所も必要ですから・・。ほんのり若さも感じるピュア&ナチュラルなサンジョヴェーゼのロッソです。是非飲んでみて下さい!




 以下は先だってご案内させていただき多くの反響をいただいた2014年キャンティ・クラシコのレヴューです。
━━━━━
【この淡~~いサンジョヴェーゼの美しくもエレガントな味わいにあなたは何を思うでしょう?・・ルイ・ユエラン好きにぜひとも飲んでいただきたい超エキス系ピュア・キャンティ・クラシコです!】

 いや~・・写真はムズいですね~・・これ、結構な感じの濃度に見えるかもしれませんが・・

「色合いはかなり・・かなり淡い!」

と思ってくださいね。noisy の撮り方が下手なんです・・でもまるで、

「・・ブルゴーニュか!」

って色のニュアンスでは有りますよね。そもそも、サンジョヴェーゼって・・この位が普通なんじゃないかと・・感覚的には思ってます。


 実はこのモンテセコンドのキャンティ・クラシコですが、3年半ほど前にご案内させていただき、大きな反響をいただいた、

「noisyのお客様的嗜好のサンジョヴェーゼ」

なんですね~。


 いや、他のショップさんじゃぁ中々売れないと思いますよ・・。その理由は言いませんけどね~・・。

 それに、前回も特売で2千円ほどで販売させていただきましたので、そりゃぁお買い得ですよ。エキス系で超エレガントですから・・。しかも、

「アヴァンギャルドさは全く無いのにナチュラルでピュア!・・しかもシミジミ系!」

ですからね。


 ん?・・じゃぁ何で今まで続けて販売しなかったかって?・・そりゃぁ色々有るんですよ・・。


 沢山仕入れることでリーズナブルな価格にすることに成功していた訳です。このキャンティ・クラシコも、この下のクラスのロッソも・・です。そりゃぁ noisy にとってはえげつなくも半端無い数ですよ・・もっとも、ショッピングモールのショップさんの「6本セット」みたいな、とんでも無い数じゃ無いですよ。たまに覗いてみてますが、

「現在53セット、カゴに入れられてます」

なんて表示されてますからね・・53×6=318・・・なんだそりゃ!・・です。そのセット数は、今、カゴに入ってる分だけですから・・。そんなに数の有る安いワインが滅茶苦茶美味しい訳が無いだろ!・・って思っちゃいますけどね。


 ま、人の事はとにかく、リーズナブルに仕入れられるようにしてくれるのは良いんですが、余り良いと言えないお願いをされまして・・。noisy としてはそんなことは出来ないし、また、そのようなグダグダには巻き込まれたくないので、モンテセコンドはやりたいけれど出来なくなったと言う訳です。

 今回は普通に出た特売の案内での仕入れですので、普通に価格を付けてのお客様へのご案内です。でも非常にリーズナブルですよ。前回の2011年が2千円ほどですからね。万々歳です。


 淡い色合いに、サンジョヴェーゼらしいしなやかでソフトなテクスチュアを感じさせてくれます。サンジョヴェーゼというのは強い抽出をしてしまうとテクスチュアが良く無いです。ザラつくんですね。そんな部分は全く無い、しなやかな味わいです。

 中域もしっとり・・です。強い味わいでは無く、とても優しいです。スミレのようなフラワリーなアロマ、わずかにほんのりガレストロチック、突出した酸が無く、丸く柔らかい酸です。シミジミしていて、しかしながら、ジンワリと旨味が拡がり、徐々に表情が豊かになってきます。

 押し出しが強いワインが多いキャンティ・クラシコですが、そのようなアイテムに慣れた方が飲まれると・・

「・・あれ?・・」

と、ちょっと腰砕けのように感じるかもしれません・・。


 でも、


「それが良いんです!!」

よね。そこからが良いんです。少しずつ出てくるんですよ・・表情も、アロマも。エキスが空気に触れてジンワリジンワリと出してくれます。それこそが・・

「サンジョヴェーゼの美味しさ」

なんですね~。抽出の強い、甘く派手なサンジョヴェーゼも、時には良いかもしれませんが、疲れてしまいますよね。


 さらにはキャンティ・クラシコ地区では最北のサンカッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサの畑で、厚みよりもエレガンスが出やすいのが特徴かな・・と思ってます。因みにアンティノリのソライアやティニャネッロも確かここですよね。

 それに、自然派だ、ビオだ、と言うのに託けて、

「揮発酸ビシバシ」

出てるのは・・嫌ですよね~。


 そんな風情は全くない、非常にピュアな味わいです。


 もっとも、So2 は適時適量使用する人ですから、

「So2否定派」

のバリバリのナチュラリストさんには、少し向かないかも・・しれませんね。不向きなのはそのような嗜好の方だけかと思います。


 そう、あの、

「ルイ・ユエラン」

のワインを彷彿とさせてくれる感じと思ってください。


 食の邪魔をほぼせず、素材の持ち味を殺さないのに、主張すべきタイミングではちゃんと仕事をしてくれる・・そんな味わいです。

 まぁ・・物足りない人もおられるかな?・・でも、飲み進めるにつれ・・、また、熟が進むにつれ、


「これだよこれ!」

とおっしゃってくれる方が増えると思いますよ。ぜひご検討くださいませ。美味しいです!




 以下は2011年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【滅茶苦茶美味しい!・・凄くピュアです!】

 いや~・・・こんなプライスでご案内できるのは嬉しいです。価格以上・・どころか、価格を度外視して公平に評価してみても、全くマイナス面が無いどころか、トップクラスに来るんじゃないか・・?とさえも感じられます。しばらくはこれを一推しにしようと・・何せ、ロッソはこんな価格ですんで・・余り沢山ご注文いただいても、嬉しいんですが・・・送料負担分が・・(^^・・難しい時代になってしまいました。

 毎日のように某運送会社の伝票発表ソフトと「睨めっこ」していますが、これがまたね・・出来が何ともXXなもので、ちょっと動かすと・・・

「システムエラーです・・」

「不明なエラーです・・」

でストップしてしまいます。

 何とかしてもらおうとシステム係りに電話すると、

「何のブラウザをご使用ですか?でしたら設定をクリックしていただいて・・・」

と、さもソフト自体には何のバグもトラブルも無いかのように振る舞い、

「いや、だから、それは前にも同じことやったでしょ?」

というと、

「途中で変わっている可能性が有りますので・・」

と、延々と設定をチェックし、

「様子を観て下さい・・」


 まぁ、呆れるばかりです。10回アクセスして、普通にログアウトできるのが40%ほどの確率しかなく、何度も同じことを繰り返させるという・・状況です。ログファイルをチェックしたなら、手を付けられないほどのエラーが記録されているに違い無いのに人の性・・です。

 それに、画面をインデックスに移動するたびに、

「~~に戻ります。よろしいですか?」
 と、もし間違って移動したら戻ればいいだけなのに不要なチェックボックスを常に出してくるので、余計にイライラさせられるんですね。おまけにシステムエラーでジ・エンドです。皆さんもそんな思いをされたことがあるんじゃないかと思います。


 そんな嫌な思いをした後に楽しむしなやかでピュアな味わいのトスカーナワインがこれ!モンテセコンドです。

 エージェントのテクニカルには

「アンフォラがどうこう」

 と書いて有りますが、そんなことは全く気にしなくて大丈夫です。

異常に旨いキャンティと、よりタイトなロッソ!」

と覚えてください。

 味わいはピュア・・です。妙な酸化や揮発酸はまず見当たりません。


 ロッソは、この価格では信じられないほどのコストパフォーマンスを見せます。充実した中域と、キャンティ・クラシコよりは濡れていませんが、非常に細やかでドライ、完成度が高いワインです。サンジョヴェーゼのしなやかでしとやか、何気無さが素晴らしいです。

 時間の経過でさらに複雑性も出てくるはずで、これは旨安ワインの候補ですね!

 先日のリアルワインガイドのテイスティングで、徳丸さんに、旨安を選んで送ってほしい・・と頼まれたんですが・・
 お断りしました~!

 だって、うちの旨安はすぐに売り切れちゃうもんでね・・・中々出せないんですよ・・・残念・・

 もとい・・ロッソ・・安くて旨くてドライでピュア!超お奨めです!デイリーにはこれ以上無い美味しさかと思います。


 一方のキャンティですが・・・これが超旨い!絶品です!・・やや暗めな赤系果実、ほんのりとキャンティ・クラシコらしいオカマな黒果実・・・(^^;;そして出来の良いブルゴーニュ・ピノ・ノワールのように、びちっと濡れた風情をかもしだしつつ、下品にならない程度の中域を膨らませつつ・・エキス感からの要素を感じさせつつ長く濡れた余韻に辿りつきます。

 出っ張りがあるようで無い様で・・しかし精緻でも有り、大きさも有り、キャンティ・クラシコらしくも風情はどこかピノのエキス系を漂わせている・・・そして徐々に変化して行く・・・そんなワインです。

 これは非常に旨いです。ビオ好きもビオ嫌いもどちらもOK!是非飲んで欲しいです!どちらも・・一推し!・・なんせ、ロッソは1500円切っちゃってますしね。キャンティ・クラシコも2000円切り!是非ご検討ください!


2016 Rosso di Toscana Sangiovese
ロッソ・ディ・トスカーナ・サンジョヴェーゼ

13776
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

◆◆◆滅茶エレガントで大受けだったキャンティ・クラシコの下のクラスです!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥1,550 (外税) 
【・・これで充分!・・って言われてしまうと困っちゃいますが!】
 滅茶ピュアで・・どこかフランスの自然派、しかもアヴァンギャルドな要素を全く感じさせない、王道とさえも言えかもしれない、

「これで・・良いんじゃない?」

と言われてしまいそうな、ワイン屋にとっては「両刃の剣」的な存在の、「単なるトスカーナ・ロッソ」です。


 ブラインドで出したら・・

「ん?・・ブルゴーニュでしょ?・・いや、クリュ・ボージョレかな?」

などと言われかねないと・・思いますよ。


 それにしてもモンテセコンドのキャンティ・クラシコは美味かったですね~。

「もう・・無いんですか?」

と、何人かのお客様にお声掛けいただきました。

 まぁ・・まだ少し有るようなんですが・・中々、あのプライスでは出せないんですよね。何より安く、ピュアでエレガントな、フレンチワインにも通じるトスカーナワインでした。


 で、今回のロッソも、そんな雰囲気を多分に持っていまして・・もうこれで充分かもしれません。

 おそらくですが、造り的にはフランスのブルゴーニュ南部の自然派の方々とは、かなり近い造りをされているんじゃないか・・と踏んでおりまして、非常に似通ったニュアンスをサンジョヴェーゼ的な部分を感じさせつつも現わして来ます。

 決して強くは無く、エレガントさがたっぷりです。2016年と若い性でしょう・・ほんの僅か・・もしくは感じるか感じないかの瀬戸際位の「ガス感」も有ります。

 ちょうどワインとしての「押し出し」が出てくる時期なんですね。このガスが完全に収まるのと同時に・・表情がどんどん出てくるんですね。

 まぁ、このワインが表情を豊かにしたころには、エージェントさんも完売しているでしょう。昔はこのワイン、全然売れなくて・・エージェントさんが泣きついてくるまでほったらかしにしていまして、その後に大量発注して・・1500円以下で販売していました。その頃ファンになられた方もいらっしゃるかもしれません。2011年ものでしたんで、4~5年前でしょうか。

 ですんで、

「日に日に表情が増し、ポテンシャルを開花して行くタイミング」

かと思います。

 何しろこのプライスですからね・・。1年分持ってても良いかとも思いますが、さすがに置く場所も必要ですから・・。ほんのり若さも感じるピュア&ナチュラルなサンジョヴェーゼのロッソです。是非飲んでみて下さい!




 以下は先だってご案内させていただき多くの反響をいただいた2014年キャンティ・クラシコのレヴューです。
━━━━━
【この淡~~いサンジョヴェーゼの美しくもエレガントな味わいにあなたは何を思うでしょう?・・ルイ・ユエラン好きにぜひとも飲んでいただきたい超エキス系ピュア・キャンティ・クラシコです!】

 いや~・・写真はムズいですね~・・これ、結構な感じの濃度に見えるかもしれませんが・・

「色合いはかなり・・かなり淡い!」

と思ってくださいね。noisy の撮り方が下手なんです・・でもまるで、

「・・ブルゴーニュか!」

って色のニュアンスでは有りますよね。そもそも、サンジョヴェーゼって・・この位が普通なんじゃないかと・・感覚的には思ってます。


 実はこのモンテセコンドのキャンティ・クラシコですが、3年半ほど前にご案内させていただき、大きな反響をいただいた、

「noisyのお客様的嗜好のサンジョヴェーゼ」

なんですね~。


 いや、他のショップさんじゃぁ中々売れないと思いますよ・・。その理由は言いませんけどね~・・。

 それに、前回も特売で2千円ほどで販売させていただきましたので、そりゃぁお買い得ですよ。エキス系で超エレガントですから・・。しかも、

「アヴァンギャルドさは全く無いのにナチュラルでピュア!・・しかもシミジミ系!」

ですからね。


 ん?・・じゃぁ何で今まで続けて販売しなかったかって?・・そりゃぁ色々有るんですよ・・。


 沢山仕入れることでリーズナブルな価格にすることに成功していた訳です。このキャンティ・クラシコも、この下のクラスのロッソも・・です。そりゃぁ noisy にとってはえげつなくも半端無い数ですよ・・もっとも、ショッピングモールのショップさんの「6本セット」みたいな、とんでも無い数じゃ無いですよ。たまに覗いてみてますが、

「現在53セット、カゴに入れられてます」

なんて表示されてますからね・・53×6=318・・・なんだそりゃ!・・です。そのセット数は、今、カゴに入ってる分だけですから・・。そんなに数の有る安いワインが滅茶苦茶美味しい訳が無いだろ!・・って思っちゃいますけどね。


 ま、人の事はとにかく、リーズナブルに仕入れられるようにしてくれるのは良いんですが、余り良いと言えないお願いをされまして・・。noisy としてはそんなことは出来ないし、また、そのようなグダグダには巻き込まれたくないので、モンテセコンドはやりたいけれど出来なくなったと言う訳です。

 今回は普通に出た特売の案内での仕入れですので、普通に価格を付けてのお客様へのご案内です。でも非常にリーズナブルですよ。前回の2011年が2千円ほどですからね。万々歳です。


 淡い色合いに、サンジョヴェーゼらしいしなやかでソフトなテクスチュアを感じさせてくれます。サンジョヴェーゼというのは強い抽出をしてしまうとテクスチュアが良く無いです。ザラつくんですね。そんな部分は全く無い、しなやかな味わいです。

 中域もしっとり・・です。強い味わいでは無く、とても優しいです。スミレのようなフラワリーなアロマ、わずかにほんのりガレストロチック、突出した酸が無く、丸く柔らかい酸です。シミジミしていて、しかしながら、ジンワリと旨味が拡がり、徐々に表情が豊かになってきます。

 押し出しが強いワインが多いキャンティ・クラシコですが、そのようなアイテムに慣れた方が飲まれると・・

「・・あれ?・・」

と、ちょっと腰砕けのように感じるかもしれません・・。


 でも、


「それが良いんです!!」

よね。そこからが良いんです。少しずつ出てくるんですよ・・表情も、アロマも。エキスが空気に触れてジンワリジンワリと出してくれます。それこそが・・

「サンジョヴェーゼの美味しさ」

なんですね~。抽出の強い、甘く派手なサンジョヴェーゼも、時には良いかもしれませんが、疲れてしまいますよね。


 さらにはキャンティ・クラシコ地区では最北のサンカッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサの畑で、厚みよりもエレガンスが出やすいのが特徴かな・・と思ってます。因みにアンティノリのソライアやティニャネッロも確かここですよね。

 それに、自然派だ、ビオだ、と言うのに託けて、

「揮発酸ビシバシ」

出てるのは・・嫌ですよね~。


 そんな風情は全くない、非常にピュアな味わいです。


 もっとも、So2 は適時適量使用する人ですから、

「So2否定派」

のバリバリのナチュラリストさんには、少し向かないかも・・しれませんね。不向きなのはそのような嗜好の方だけかと思います。


 そう、あの、

「ルイ・ユエラン」

のワインを彷彿とさせてくれる感じと思ってください。


 食の邪魔をほぼせず、素材の持ち味を殺さないのに、主張すべきタイミングではちゃんと仕事をしてくれる・・そんな味わいです。

 まぁ・・物足りない人もおられるかな?・・でも、飲み進めるにつれ・・、また、熟が進むにつれ、


「これだよこれ!」

とおっしゃってくれる方が増えると思いますよ。ぜひご検討くださいませ。美味しいです!




 以下は2011年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【滅茶苦茶美味しい!・・凄くピュアです!】

 いや~・・・こんなプライスでご案内できるのは嬉しいです。価格以上・・どころか、価格を度外視して公平に評価してみても、全くマイナス面が無いどころか、トップクラスに来るんじゃないか・・?とさえも感じられます。しばらくはこれを一推しにしようと・・何せ、ロッソはこんな価格ですんで・・余り沢山ご注文いただいても、嬉しいんですが・・・送料負担分が・・(^^・・難しい時代になってしまいました。

 毎日のように某運送会社の伝票発表ソフトと「睨めっこ」していますが、これがまたね・・出来が何ともXXなもので、ちょっと動かすと・・・

「システムエラーです・・」

「不明なエラーです・・」

でストップしてしまいます。

 何とかしてもらおうとシステム係りに電話すると、

「何のブラウザをご使用ですか?でしたら設定をクリックしていただいて・・・」

と、さもソフト自体には何のバグもトラブルも無いかのように振る舞い、

「いや、だから、それは前にも同じことやったでしょ?」

というと、

「途中で変わっている可能性が有りますので・・」

と、延々と設定をチェックし、

「様子を観て下さい・・」


 まぁ、呆れるばかりです。10回アクセスして、普通にログアウトできるのが40%ほどの確率しかなく、何度も同じことを繰り返させるという・・状況です。ログファイルをチェックしたなら、手を付けられないほどのエラーが記録されているに違い無いのに人の性・・です。

 それに、画面をインデックスに移動するたびに、

「~~に戻ります。よろしいですか?」
 と、もし間違って移動したら戻ればいいだけなのに不要なチェックボックスを常に出してくるので、余計にイライラさせられるんですね。おまけにシステムエラーでジ・エンドです。皆さんもそんな思いをされたことがあるんじゃないかと思います。


 そんな嫌な思いをした後に楽しむしなやかでピュアな味わいのトスカーナワインがこれ!モンテセコンドです。

 エージェントのテクニカルには

「アンフォラがどうこう」

 と書いて有りますが、そんなことは全く気にしなくて大丈夫です。

異常に旨いキャンティと、よりタイトなロッソ!」

と覚えてください。

 味わいはピュア・・です。妙な酸化や揮発酸はまず見当たりません。


 ロッソは、この価格では信じられないほどのコストパフォーマンスを見せます。充実した中域と、キャンティ・クラシコよりは濡れていませんが、非常に細やかでドライ、完成度が高いワインです。サンジョヴェーゼのしなやかでしとやか、何気無さが素晴らしいです。

 時間の経過でさらに複雑性も出てくるはずで、これは旨安ワインの候補ですね!

 先日のリアルワインガイドのテイスティングで、徳丸さんに、旨安を選んで送ってほしい・・と頼まれたんですが・・
 お断りしました~!

 だって、うちの旨安はすぐに売り切れちゃうもんでね・・・中々出せないんですよ・・・残念・・

 もとい・・ロッソ・・安くて旨くてドライでピュア!超お奨めです!デイリーにはこれ以上無い美味しさかと思います。


 一方のキャンティですが・・・これが超旨い!絶品です!・・やや暗めな赤系果実、ほんのりとキャンティ・クラシコらしいオカマな黒果実・・・(^^;;そして出来の良いブルゴーニュ・ピノ・ノワールのように、びちっと濡れた風情をかもしだしつつ、下品にならない程度の中域を膨らませつつ・・エキス感からの要素を感じさせつつ長く濡れた余韻に辿りつきます。

 出っ張りがあるようで無い様で・・しかし精緻でも有り、大きさも有り、キャンティ・クラシコらしくも風情はどこかピノのエキス系を漂わせている・・・そして徐々に変化して行く・・・そんなワインです。

 これは非常に旨いです。ビオ好きもビオ嫌いもどちらもOK!是非飲んで欲しいです!どちらも・・一推し!・・なんせ、ロッソは1500円切っちゃってますしね。キャンティ・クラシコも2000円切り!是非ご検討ください!


N.V.(2019) Ghazii Rosato Frizzante
ガズィ・ロザート ・フリッツァンテ シルヴィオ・メッサーナ(モンテセコンド)

15353
自然派
ロゼ ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
モンテセコンド

◆◆◆滅茶ドライでナチュラルなフリッツァンテ・ロゼ・ブリュットです!(ですが・・何も記載は無いです。)
■エージェント情報
 サンジョヴェーゼで造るロゼ フリッザンテ。モストの糖分と野生酵母で瓶内2次醗酵を促し、澱引きをせずにリリースされるワイン。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,490 (外税) 
【超ドライ!ナチュラル感はちょうど良い感じ!?ふんわりとフラワリーな果実にミネラリティがしっかりの、シルヴィオならではのロマーニャ風トスカーナワイン!?】
 本当に久しぶりのモンテセコンドです。

 正規の取り扱い代理店さんが変更になったので、それなりに価格は上がってしまいました。まぁ、ただし、以前は・・

「物凄い条件」

をいただいて販売させていただいてましたので、その頃のプライスと単純比較することは困難です。因みに新しいエージェントさんはヴィナイオータさんですが、元々はオータ社長さんがクルティエのようなことをやっており、ヴィナイオータでのトスカーナの扱いが増え過ぎることを懸念され、他のエージェントさんに里子に出されていたのを、契約切れのタイミングで戻した・・と言うのが真相らしいです。

 まぁ、シルヴィオのロッソやキャンティ・クラシコを飲んでみれば、ナチュラルな美味しさがバリバリに出ていましたので、それも理解出来ますよね。

「キャンティ・クラシコで・・これか~!」

と、ある意味衝撃を受けての取り扱いだった訳ですから・・。

 しかしながら、そのエージェントさんでは少し持て余してしまっていたようでした。


 現状を色々と鑑みてみますと、新型コロナウイルスの跋扈で世の中は疲弊しつつあります。仕事をしなくては生きて行けないけれど仕事は暇・・だし、田舎に残して来ている親も心配だけれど、帰って来るなと言われているし・・みたいな感じでしょうか。

 さりとて、若者は「大したことは無い」「自分は大丈夫」と言うような一面だけで動いてしまう傾向も見られますし、経済に生きている方はポジショントークで「経済を回せ!」「コロナはタダの風邪!」と吹聴する面もありますし、年寄りを抱えた家族は、自身が感染することへの恐怖とも戦いつつ、テレワーク不可能な仕事を続けなければならないことへの不安をも募らせていると思われます。

 世の中が二分しているような感じでは有りますが、とにかく感染しない、させないことを念頭に現状を乗り切り、収束後の身の振り方を考えておくしかないのかな?・・と感じています。とにかく皆さん、頑張って乗り切りましょう。

 ワインとは全く関係ないですが、noisy の店では今も店頭販売を続けています。

「わ~ん・・ネットで買うと店頭のクーちゃん、可哀そう~~」

「・・ネットでも店頭でも・・買おう!」


 良いですよね~・・バカバカしくて。そ~ゆうのは凄く好きです。ただし昨今はネットに押されたテレビ業界の今後の方が懸念されますが・・。

 で、Noisy wine ではネットの新着等でご注文いただき、店頭でお引き取りされる方々も多くいらっしゃいます。paypay もやっていますので、限度額以内(お客様によって異なる)なら使用可能です。

 先日、お引き取りになられた方がpaypayで決済され、1等だと1000%戻って来るキャンペーンで・・3等が当たりました!・・初めてです。

 スマホを見ていると、決済終了後に画面に花びらのようなものが降って来て・・

「イエ~イ!」

といきなり音声が・・。


 何が起きたか・・と思ったら・・その当選のお知らせでした・・・3等では有りますが・・(^^;;


 もし1等なら、10万円がポイントで当たるところでは有ったんですが、そう簡単には行かないですよね。

 もし店頭でお引き取りの際は、今月中は「1000%バックのキャンペーン」が有るようですのでやってみてくださいね。


 大きく脱線してしまいましたが、まぁ・・お盆中ですから・・はい。


 で、このところ毎日のように「雷」と「一時の豪雨」が繰り返されている Noisy wine のある埼玉では有りますが、非常に暑い日が続いています。

 そんな時に・・シルヴィオの造る、とてもドライでナチュラル・・・しかしながらSo2 は適量使用される方なので、アヴァンギャルドなタイプには陥らない、健康そのもののフリッツァンテ・ロゼです。

 シルヴィオの造るワインは、蒸し暑いトスカーナのワインとは思えないほど、「冷ややかな酸」が有ります。この酸が描くパレットが非常な円形でして・・とても好ましいんですね。

 まぁ・・ドライで酸バランスがイビツだと、ちょっと・・飲めないですけどね。


 なので、ペティアンだと思っていただいて結構です。そこそこに良い感じの「ガス感」が有り・・「ガズイィ」ですから・・その清涼感がまた、この非常な高温にさらされた我らを癒してくれますし、ビオディナミコで仕上げられた葡萄が持つ、

「石灰感たっぷりのミネラリティ!」

と、前述の・・

「ベリー系の果実に、果実になる前の花のニュアンス」

が、さらに身体に優しく浸透してくれるのを補助してくれます。


 まぁ・・オータさんの扱いだと、もっとビオビオした、ちょっと危険そうな方が売れるのかもしれませんが、noisy のお客様向けには、シルヴィオのワインがとても良い感じだと思います。

 あ、言ってみれば・・あの「ビュジェ・セルドンの超ドライな奴」だと思っていただくと近いと思います。是非飲んでみて下さい。お勧めします!



2014 Chianti Classico
キャンティ・クラシコ

13520
自然派
赤 ミディアムボディ
イタリア
トスカーナ
キャンティ・クラシコ
モンテセコンド

◆◆◆12本出て来ました!
◆◆◆・・最初は全然動きませんでしたが、徐々に大人気です!飲めば判るこのエレガンス&フィネス!飲まなきゃ判らないコストパフォーマンス!!そろそろ底が見えてきましたので、ぜひお早めにお確かめくださいませ!
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥2,190 (外税) 
【この淡~~いサンジョヴェーゼの美しくもエレガントな味わいにあなたは何を思うでしょう?・・ルイ・ユエラン好きにぜひとも飲んでいただきたい超エキス系ピュア・キャンティ・クラシコです!】
 いや~・・写真はムズいですね~・・これ、結構な感じの濃度に見えるかもしれませんが・・

「色合いはかなり・・かなり淡い!」

と思ってくださいね。noisy の撮り方が下手なんです・・でもまるで、

「・・ブルゴーニュか!」

って色のニュアンスでは有りますよね。そもそも、サンジョヴェーゼって・・この位が普通なんじゃないかと・・感覚的には思ってます。


 実はこのモンテセコンドのキャンティ・クラシコですが、3年半ほど前にご案内させていただき、大きな反響をいただいた、

「noisyのお客様的嗜好のサンジョヴェーゼ」

なんですね~。


 いや、他のショップさんじゃぁ中々売れないと思いますよ・・。その理由は言いませんけどね~・・。

 それに、前回も特売で2千円ほどで販売させていただきましたので、そりゃぁお買い得ですよ。エキス系で超エレガントですから・・。しかも、

「アヴァンギャルドさは全く無いのにナチュラルでピュア!・・しかもシミジミ系!」

ですからね。


 ん?・・じゃぁ何で今まで続けて販売しなかったかって?・・そりゃぁ色々有るんですよ・・。


 沢山仕入れることでリーズナブルな価格にすることに成功していた訳です。このキャンティ・クラシコも、この下のクラスのロッソも・・です。そりゃぁ noisy にとってはえげつなくも半端無い数ですよ・・もっとも、ショッピングモールのショップさんの「6本セット」みたいな、とんでも無い数じゃ無いですよ。たまに覗いてみてますが、

「現在53セット、カゴに入れられてます」

なんて表示されてますからね・・53×6=318・・・なんだそりゃ!・・です。そのセット数は、今、カゴに入ってる分だけですから・・。そんなに数の有る安いワインが滅茶苦茶美味しい訳が無いだろ!・・って思っちゃいますけどね。


 ま、人の事はとにかく、リーズナブルに仕入れられるようにしてくれるのは良いんですが、余り良いと言えないお願いをされまして・・。noisy としてはそんなことは出来ないし、また、そのようなグダグダには巻き込まれたくないので、モンテセコンドはやりたいけれど出来なくなったと言う訳です。

 今回は普通に出た特売の案内での仕入れですので、普通に価格を付けてのお客様へのご案内です。でも非常にリーズナブルですよ。前回の2011年が2千円ほどですからね。万々歳です。


 淡い色合いに、サンジョヴェーゼらしいしなやかでソフトなテクスチュアを感じさせてくれます。サンジョヴェーゼというのは強い抽出をしてしまうとテクスチュアが良く無いです。ザラつくんですね。そんな部分は全く無い、しなやかな味わいです。

 中域もしっとり・・です。強い味わいでは無く、とても優しいです。スミレのようなフラワリーなアロマ、わずかにほんのりガレストロチック、突出した酸が無く、丸く柔らかい酸です。シミジミしていて、しかしながら、ジンワリと旨味が拡がり、徐々に表情が豊かになってきます。

 押し出しが強いワインが多いキャンティ・クラシコですが、そのようなアイテムに慣れた方が飲まれると・・

「・・あれ?・・」

と、ちょっと腰砕けのように感じるかもしれません・・。


 でも、


「それが良いんです!!」

よね。そこからが良いんです。少しずつ出てくるんですよ・・表情も、アロマも。エキスが空気に触れてジンワリジンワリと出してくれます。それこそが・・

「サンジョヴェーゼの美味しさ」

なんですね~。抽出の強い、甘く派手なサンジョヴェーゼも、時には良いかもしれませんが、疲れてしまいますよね。


 さらにはキャンティ・クラシコ地区では最北のサンカッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサの畑で、厚みよりもエレガンスが出やすいのが特徴かな・・と思ってます。因みにアンティノリのソライアやティニャネッロも確かここですよね。

 それに、自然派だ、ビオだ、と言うのに託けて、

「揮発酸ビシバシ」

出てるのは・・嫌ですよね~。


 そんな風情は全くない、非常にピュアな味わいです。


 もっとも、So2 は適時適量使用する人ですから、

「So2否定派」

のバリバリのナチュラリストさんには、少し向かないかも・・しれませんね。不向きなのはそのような嗜好の方だけかと思います。


 そう、あの、

「ルイ・ユエラン」

のワインを彷彿とさせてくれる感じと思ってください。


 食の邪魔をほぼせず、素材の持ち味を殺さないのに、主張すべきタイミングではちゃんと仕事をしてくれる・・そんな味わいです。

 まぁ・・物足りない人もおられるかな?・・でも、飲み進めるにつれ・・、また、熟が進むにつれ、


「これだよこれ!」

とおっしゃってくれる方が増えると思いますよ。ぜひご検討くださいませ。美味しいです!




 以下は2011年のこのワインのレヴューです。
━━━━━
【滅茶苦茶美味しい!・・凄くピュアです!】

 いや~・・・こんなプライスでご案内できるのは嬉しいです。価格以上・・どころか、価格を度外視して公平に評価してみても、全くマイナス面が無いどころか、トップクラスに来るんじゃないか・・?とさえも感じられます。しばらくはこれを一推しにしようと・・何せ、ロッソはこんな価格ですんで・・余り沢山ご注文いただいても、嬉しいんですが・・・送料負担分が・・(^^・・難しい時代になってしまいました。

 毎日のように某運送会社の伝票発表ソフトと「睨めっこ」していますが、これがまたね・・出来が何ともXXなもので、ちょっと動かすと・・・

「システムエラーです・・」

「不明なエラーです・・」

でストップしてしまいます。

 何とかしてもらおうとシステム係りに電話すると、

「何のブラウザをご使用ですか?でしたら設定をクリックしていただいて・・・」

と、さもソフト自体には何のバグもトラブルも無いかのように振る舞い、

「いや、だから、それは前にも同じことやったでしょ?」

というと、

「途中で変わっている可能性が有りますので・・」

と、延々と設定をチェックし、

「様子を観て下さい・・」


 まぁ、呆れるばかりです。10回アクセスして、普通にログアウトできるのが40%ほどの確率しかなく、何度も同じことを繰り返させるという・・状況です。ログファイルをチェックしたなら、手を付けられないほどのエラーが記録されているに違い無いのに人の性・・です。

 それに、画面をインデックスに移動するたびに、

「~~に戻ります。よろしいですか?」
 と、もし間違って移動したら戻ればいいだけなのに不要なチェックボックスを常に出してくるので、余計にイライラさせられるんですね。おまけにシステムエラーでジ・エンドです。皆さんもそんな思いをされたことがあるんじゃないかと思います。


 そんな嫌な思いをした後に楽しむしなやかでピュアな味わいのトスカーナワインがこれ!モンテセコンドです。

 エージェントのテクニカルには

「アンフォラがどうこう」

 と書いて有りますが、そんなことは全く気にしなくて大丈夫です。

異常に旨いキャンティと、よりタイトなロッソ!」

と覚えてください。

 味わいはピュア・・です。妙な酸化や揮発酸はまず見当たりません。


 ロッソは、この価格では信じられないほどのコストパフォーマンスを見せます。充実した中域と、キャンティ・クラシコよりは濡れていませんが、非常に細やかでドライ、完成度が高いワインです。サンジョヴェーゼのしなやかでしとやか、何気無さが素晴らしいです。

 時間の経過でさらに複雑性も出てくるはずで、これは旨安ワインの候補ですね!

 先日のリアルワインガイドのテイスティングで、徳丸さんに、旨安を選んで送ってほしい・・と頼まれたんですが・・
 お断りしました~!

 だって、うちの旨安はすぐに売り切れちゃうもんでね・・・中々出せないんですよ・・・残念・・

 もとい・・ロッソ・・安くて旨くてドライでピュア!超お奨めです!デイリーにはこれ以上無い美味しさかと思います。


 一方のキャンティですが・・・これが超旨い!絶品です!・・やや暗めな赤系果実、ほんのりとキャンティ・クラシコらしいオカマな黒果実・・・(^^;;そして出来の良いブルゴーニュ・ピノ・ノワールのように、びちっと濡れた風情をかもしだしつつ、下品にならない程度の中域を膨らませつつ・・エキス感からの要素を感じさせつつ長く濡れた余韻に辿りつきます。

 出っ張りがあるようで無い様で・・しかし精緻でも有り、大きさも有り、キャンティ・クラシコらしくも風情はどこかピノのエキス系を漂わせている・・・そして徐々に変化して行く・・・そんなワインです。

 これは非常に旨いです。ビオ好きもビオ嫌いもどちらもOK!是非飲んで欲しいです!どちらも・・一推し!・・なんせ、ロッソは1500円切っちゃってますしね。キャンティ・クラシコも2000円切り!是非ご検討ください!