【「ドすっぴん」のピュア&ナチュラルなサンジョヴェーゼは、このモンテセコンドを置いては無いに等しいでしょう!】--入荷が少なく飲めないので以前のレヴューを使用しています。

まぁ・・お若い方にはどうでしょうね~・・物足りないんじゃないかな・・と思いますよ。もっと力強くて、果実感が漲っていて、ボリューミーな味わいに惹かれるんじゃないかと思います。それに・・
「トスカーナのワイン」
ですからね。その言葉には皆さんもイメージしているものが有るでしょう?いかに「サンジョヴェーゼはエレガントな葡萄」だと認識していたとしても、そこそこの濃密さを想像してしまうんじゃないでしょうか。
でもこのロッソは違います。そんな「パワー」とか「力」などとは無縁な、超エレガントな味わいです。それに、「残糖」なんて、モノの見事に何にも無い・・まぁ、どんなに超ドライで無いと言ったって、検査機に掛ければ検出されるんでしょうけど。
しかしながら、そんな恐ろしいほどにドライで、大きな起伏を持った表情など出さない超エレガント系のサンジョヴェーゼのお姿をしている訳ですが、これが何とも心地良いんですね。口に含めば含むほどに、
「じんわり・・」
と伝わって来るんですね。
まぁ、品種も実際の表情も異なりますし、残糖分はおそらくモンテセコンドよりも有るかとは思いますが、ヴァーゼンハウスのグランドルディネールにも相通じる「おしとやかな美味しさ」が有ると感じます。
最近は温暖化の性でしょうか、アルコール分も強く、表情も多彩で饒舌なワインが増えていますが、こんなに・・ある意味、「人見知りな」・・・「内向的な」・・・でも「情熱を内に秘めた味わい」のワインは、絶滅危惧種ですよね。何とも心地良い美味しさ・・その感覚・感情が余韻から生まれてくる、超エレガントな味わいです。
最も、合わない人はいると思いますよ。
「もっと判りやすいのが良い!」
と思われてもしかたがない・・でも、何とも言い難いですが、これが良いんですね。是非飲んでみて下さい!お勧めします。
以下は以前のレヴューです。
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【超エレガントな・・まるでブルゴーニュワインのような赤!美しい酸のディテールを感じてみて下さい。】
2018年に2016年ものをご紹介させていただいたのが最後だったでしょうか?
だとしますと、少し価格は上がってしまいましたが、以前が安過ぎたんだと・・思ってください。
2018年ものですから、ようやっと仕上がって来た感じだと思いますが、とてもエレガントでドライ、果実感もしっかり有るけれどピュアでナチュラルです。
勿論ですが、アヴァンギャルドには陥らない健全な味わいです。そして何より、
「トスカーナのワインとは思えないような冷ややかで真ん丸な酸のパレット」
が有り、
「テクスチュアがテッカテカで滅茶滑らか!・・」
なんですね~。
サンジョヴェーゼ100%のワインで、この系統の味わいを見せるものは、非常に少ない・・と言うか、無いに等しいと思います。
むしろ過熟させない美しい味わいを旨としたワインで、過熟させたサンジョヴェーゼのテクスチュアの悪さ?・・みたいなものは、全く無いんですね。結構・・あるでしょ?・・濃いし果実感も凄く有るけど、テクスチュアがちょっと・・なトスカーナって。
ですので、ちゃんと味わってみると、確かにサンジョヴェーゼっぽいアロマと味わいが有るのに、イメージ的には・・
「これ・・トスカーナなの?」
と言うような気持ちも芽生えるかもしれません。
伸びやかで美しい味わい!・・エレガントな美味しさを見せるロッソ・ディ・トスカーナです。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【・・これで充分!・・って言われてしまうと困っちゃいますが!】

滅茶ピュアで・・どこかフランスの自然派、しかもアヴァンギャルドな要素を全く感じさせない、王道とさえも言えかもしれない、
「これで・・良いんじゃない?」
と言われてしまいそうな、ワイン屋にとっては「両刃の剣」的な存在の、「単なるトスカーナ・ロッソ」です。
ブラインドで出したら・・
「ん?・・ブルゴーニュでしょ?・・いや、クリュ・ボージョレかな?」
などと言われかねないと・・思いますよ。
それにしてもモンテセコンドのキャンティ・クラシコは美味かったですね~。
「もう・・無いんですか?」
と、何人かのお客様にお声掛けいただきました。
まぁ・・まだ少し有るようなんですが・・中々、あのプライスでは出せないんですよね。何より安く、ピュアでエレガントな、フレンチワインにも通じるトスカーナワインでした。
で、今回のロッソも、そんな雰囲気を多分に持っていまして・・もうこれで充分かもしれません。
おそらくですが、造り的にはフランスのブルゴーニュ南部の自然派の方々とは、かなり近い造りをされているんじゃないか・・と踏んでおりまして、非常に似通ったニュアンスをサンジョヴェーゼ的な部分を感じさせつつも現わして来ます。
決して強くは無く、エレガントさがたっぷりです。2016年と若い性でしょう・・ほんの僅か・・もしくは感じるか感じないかの瀬戸際位の「ガス感」も有ります。
ちょうどワインとしての「押し出し」が出てくる時期なんですね。このガスが完全に収まるのと同時に・・表情がどんどん出てくるんですね。
まぁ、このワインが表情を豊かにしたころには、エージェントさんも完売しているでしょう。昔はこのワイン、全然売れなくて・・エージェントさんが泣きついてくるまでほったらかしにしていまして、その後に大量発注して・・1500円以下で販売していました。その頃ファンになられた方もいらっしゃるかもしれません。2011年ものでしたんで、4~5年前でしょうか。
ですんで、
「日に日に表情が増し、ポテンシャルを開花して行くタイミング」
かと思います。
何しろこのプライスですからね・・。1年分持ってても良いかとも思いますが、さすがに置く場所も必要ですから・・。ほんのり若さも感じるピュア&ナチュラルなサンジョヴェーゼのロッソです。是非飲んでみて下さい!
以下は先だってご案内させていただき多くの反響をいただいた2014年キャンティ・クラシコのレヴューです。
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【この淡~~いサンジョヴェーゼの美しくもエレガントな味わいにあなたは何を思うでしょう?・・ルイ・ユエラン好きにぜひとも飲んでいただきたい超エキス系ピュア・キャンティ・クラシコです!】
いや~・・写真はムズいですね~・・これ、結構な感じの濃度に見えるかもしれませんが・・
「色合いはかなり・・かなり淡い!」
と思ってくださいね。noisy の撮り方が下手なんです・・でもまるで、
「・・ブルゴーニュか!」
って色のニュアンスでは有りますよね。そもそも、サンジョヴェーゼって・・この位が普通なんじゃないかと・・感覚的には思ってます。
実はこのモンテセコンドのキャンティ・クラシコですが、3年半ほど前にご案内させていただき、大きな反響をいただいた、
「noisyのお客様的嗜好のサンジョヴェーゼ」
なんですね~。
いや、他のショップさんじゃぁ中々売れないと思いますよ・・。その理由は言いませんけどね~・・。
それに、前回も特売で2千円ほどで販売させていただきましたので、そりゃぁお買い得ですよ。エキス系で超エレガントですから・・。しかも、
「アヴァンギャルドさは全く無いのにナチュラルでピュア!・・しかもシミジミ系!」
ですからね。
ん?・・じゃぁ何で今まで続けて販売しなかったかって?・・そりゃぁ色々有るんですよ・・。
沢山仕入れることでリーズナブルな価格にすることに成功していた訳です。このキャンティ・クラシコも、この下のクラスのロッソも・・です。そりゃぁ noisy にとってはえげつなくも半端無い数ですよ・・もっとも、ショッピングモールのショップさんの「6本セット」みたいな、とんでも無い数じゃ無いですよ。たまに覗いてみてますが、
「現在53セット、カゴに入れられてます」
なんて表示されてますからね・・53×6=318・・・なんだそりゃ!・・です。そのセット数は、今、カゴに入ってる分だけですから・・。そんなに数の有る安いワインが滅茶苦茶美味しい訳が無いだろ!・・って思っちゃいますけどね。
ま、人の事はとにかく、リーズナブルに仕入れられるようにしてくれるのは良いんですが、余り良いと言えないお願いをされまして・・。noisy としてはそんなことは出来ないし、また、そのようなグダグダには巻き込まれたくないので、モンテセコンドはやりたいけれど出来なくなったと言う訳です。
今回は普通に出た特売の案内での仕入れですので、普通に価格を付けてのお客様へのご案内です。でも非常にリーズナブルですよ。前回の2011年が2千円ほどですからね。万々歳です。
淡い色合いに、サンジョヴェーゼらしいしなやかでソフトなテクスチュアを感じさせてくれます。サンジョヴェーゼというのは強い抽出をしてしまうとテクスチュアが良く無いです。ザラつくんですね。そんな部分は全く無い、しなやかな味わいです。
中域もしっとり・・です。強い味わいでは無く、とても優しいです。スミレのようなフラワリーなアロマ、わずかにほんのりガレストロチック、突出した酸が無く、丸く柔らかい酸です。シミジミしていて、しかしながら、ジンワリと旨味が拡がり、徐々に表情が豊かになってきます。
押し出しが強いワインが多いキャンティ・クラシコですが、そのようなアイテムに慣れた方が飲まれると・・
「・・あれ?・・」
と、ちょっと腰砕けのように感じるかもしれません・・。
でも、
「それが良いんです!!」
よね。そこからが良いんです。少しずつ出てくるんですよ・・表情も、アロマも。エキスが空気に触れてジンワリジンワリと出してくれます。それこそが・・
「サンジョヴェーゼの美味しさ」
なんですね~。抽出の強い、甘く派手なサンジョヴェーゼも、時には良いかもしれませんが、疲れてしまいますよね。
さらにはキャンティ・クラシコ地区では最北のサンカッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサの畑で、厚みよりもエレガンスが出やすいのが特徴かな・・と思ってます。因みにアンティノリのソライアやティニャネッロも確かここですよね。
それに、自然派だ、ビオだ、と言うのに託けて、
「揮発酸ビシバシ」
出てるのは・・嫌ですよね~。
そんな風情は全くない、非常にピュアな味わいです。
もっとも、So2 は適時適量使用する人ですから、
「So2否定派」
のバリバリのナチュラリストさんには、少し向かないかも・・しれませんね。不向きなのはそのような嗜好の方だけかと思います。
そう、あの、
「ルイ・ユエラン」
のワインを彷彿とさせてくれる感じと思ってください。
食の邪魔をほぼせず、素材の持ち味を殺さないのに、主張すべきタイミングではちゃんと仕事をしてくれる・・そんな味わいです。
まぁ・・物足りない人もおられるかな?・・でも、飲み進めるにつれ・・、また、熟が進むにつれ、
「これだよこれ!」
とおっしゃってくれる方が増えると思いますよ。ぜひご検討くださいませ。美味しいです!
以下は2011年のこのワインのレヴューです。
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【滅茶苦茶美味しい!・・凄くピュアです!】 いや~・・・こんなプライスでご案内できるのは嬉しいです。価格以上・・どころか、価格を度外視して公平に評価してみても、全くマイナス面が無いどころか、トップクラスに来るんじゃないか・・?とさえも感じられます。しばらくはこれを一推しにしようと・・何せ、ロッソはこんな価格ですんで・・余り沢山ご注文いただいても、嬉しいんですが・・・送料負担分が・・(^^・・難しい時代になってしまいました。

毎日のように某運送会社の伝票発表ソフトと「睨めっこ」していますが、これがまたね・・出来が何ともXXなもので、ちょっと動かすと・・・
「システムエラーです・・」
「不明なエラーです・・」
でストップしてしまいます。
何とかしてもらおうとシステム係りに電話すると、
「何のブラウザをご使用ですか?でしたら設定をクリックしていただいて・・・」
と、さもソフト自体には何のバグもトラブルも無いかのように振る舞い、
「いや、だから、それは前にも同じことやったでしょ?」
というと、
「途中で変わっている可能性が有りますので・・」
と、延々と設定をチェックし、
「様子を観て下さい・・」
まぁ、呆れるばかりです。10回アクセスして、普通にログアウトできるのが40%ほどの確率しかなく、何度も同じことを繰り返させるという・・状況です。ログファイルをチェックしたなら、手を付けられないほどのエラーが記録されているに違い無いのに人の性・・です。
それに、画面をインデックスに移動するたびに、
「~~に戻ります。よろしいですか?」

と、もし間違って移動したら戻ればいいだけなのに不要なチェックボックスを常に出してくるので、余計にイライラさせられるんですね。おまけにシステムエラーでジ・エンドです。皆さんもそんな思いをされたことがあるんじゃないかと思います。
そんな嫌な思いをした後に楽しむしなやかでピュアな味わいのトスカーナワインがこれ!モンテセコンドです。
エージェントのテクニカルには
「アンフォラがどうこう」
と書いて有りますが、そんなことは全く気にしなくて大丈夫です。
「
異常に旨いキャンティと、よりタイトなロッソ!」
と覚えてください。
味わいはピュア・・です。妙な酸化や揮発酸はまず見当たりません。
ロッソは、この価格では信じられないほどのコストパフォーマンスを見せます。充実した中域と、キャンティ・クラシコよりは濡れていませんが、非常に細やかでドライ、完成度が高いワインです。サンジョヴェーゼのしなやかでしとやか、何気無さが素晴らしいです。
時間の経過でさらに複雑性も出てくるはずで、これは旨安ワインの候補ですね!
先日のリアルワインガイドのテイスティングで、徳丸さんに、旨安を選んで送ってほしい・・と頼まれたんですが・・
お断りしました~!
だって、うちの旨安はすぐに売り切れちゃうもんでね・・・中々出せないんですよ・・・残念・・
もとい・・ロッソ・・安くて旨くてドライでピュア!超お奨めです!デイリーにはこれ以上無い美味しさかと思います。
一方のキャンティですが・・・これが超旨い!絶品です!・・やや暗めな赤系果実、ほんのりとキャンティ・クラシコらしいオカマな黒果実・・・(^^;;そして出来の良いブルゴーニュ・ピノ・ノワールのように、びちっと濡れた風情をかもしだしつつ、下品にならない程度の中域を膨らませつつ・・エキス感からの要素を感じさせつつ長く濡れた余韻に辿りつきます。
出っ張りがあるようで無い様で・・しかし精緻でも有り、大きさも有り、キャンティ・クラシコらしくも風情はどこかピノのエキス系を漂わせている・・・そして徐々に変化して行く・・・そんなワインです。
これは非常に旨いです。ビオ好きもビオ嫌いもどちらもOK!是非飲んで欲しいです!どちらも・・一推し!・・なんせ、ロッソは1500円切っちゃってますしね。キャンティ・クラシコも2000円切り!是非ご検討ください!