ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ピエール・エ・ルイ・トラペ

ピエール・エ・ルイ・トラペ

フランス Pierre et Louis Trapet ブルゴーニュ
● ドメーヌ・トラペもご子息たちが育って来まして・・いずれ世代交代を迎える時期になるかと言うことですが、その前に・・次男のルイさんの奥さん筋から譲り受けたボーヌの畑から兄弟でワインを造ることになったようです。

 それが、

「ピエール・エ・ルイ・トラペ」

で、今のところは「ドメーヌ」は名乗ってはいないようです。

 noisy もフィネスさんからピエール・エ・ルイ・トラペのサンプルをいただきまして飲ませていただきました。その感想は・・

「凄~~く良い!・・将来も滅茶楽しみ!」

です。

 特に白ワインはもう・・今から飲んでも滅茶美味しいです!・・オーセ=デュレッスの赤も素晴らしい・・ポマールはポテンシャルが凄いです。

 実はテイスティングアイテムだけでも十数本在りまして・・Noisy wine には4アイテムのみの入荷でした。フィネスさんも「メゾンからいただいたサンプル」を送ってくれたようで、2020~2021年の同じ畑のものも結構に有りました。

 まぁ・・ドメーヌ・トラペのワインは評価も物凄いので価格が・・と言うのも有ると思いますし、

「温暖化による影響を考えている・・らしい」

のも伝わって来ます。

 それは、今までは南東向きの畑がベスト・・だった訳ですが、現状はすでに・・

「熟し過ぎを回避するため、風の通りの良いやや涼しい畑か西向きの畑を上手く使う」

ことが重視されているようでも有ります。

 ピエール・エ・ルイ・トラペ2020~2021、相当良いです。お勧めします。ぜひ飲んでみてください。


-----
 ドメーヌ・トラペのジャン=ルイ&アンドレ夫妻には2人の息子がおり、長男のピエール氏は主にアルザスでワイン造りを、次男のルイ氏はジュヴレ=シャンベルタンでワイン造りを手伝っています。次男ルイ氏の妻の父親はコート・ド・ボーヌのオーセイ=デュレスで約4haの畑を使って葡萄栽培を行っていましたが、2018年末に借りていた2haを返却、残り2haをピエール&ルイ兄弟に譲りました。2019年から畑仕事をビオディナミに変えて醸造もジュヴレ=シャンベルタンのトラペの醸造所でドメーヌワインと同じように行っています。白ワインは収穫後に低温で澱引きした後にすぐに空圧式の圧搾機で圧搾、卵型のコンクリートもしくはステンレスタンクでアルコール醗酵を行い、新樽20~30%の樫樽で熟成させています。赤ワインは収穫後にステンレスタンクで櫂入れをしながらアルコール醗酵を始め、中盤以降は液循環のみで醗酵を進めて行き、新樽20~30%の樫樽で熟成させています。


2022 Bourgogne Aligote Sous-Chatelet
ブルゴーニュ・アリゴテ・スー=シャトレ

19390
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ピエール・エ・ルイ・トラペ

◆◆◆ 次回新着までの限定価格です。
■ エージェント情報
 アリゴテ種100%。オーセイ=デュレス村にある「Sous le Châtelet(スー・ル・シャトレ)」の区画に約0.5haの粘土石灰質土壌の畑を所有しており、ラルー=ビーズ・ルロワ氏が所有する畑に隣接しています。1937~1938年に植えられた古木で収穫後にすぐ圧搾して醸造しているノーマルタイプのアリゴテでまろやかな乳酸の香り、アリゴテらしい酸味とミネラル感がありつつもオイリーで柔らかい口当たりの飲みやすい味わいとなっています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,490 (外税) 
【2年続けて「スッゴい旨い!」と感じさせてくれたスー=シャトレ、これはもはや本物でしょう!・・でもドヴネ風と言うより、あのムルソーの巨人に似ているような気がします。】
 めっちゃ美味しいです!・・これを飲めたら幸せでしょう。でも「マセレ」も凄いんですよね・・。

 で、これほどに凄いので、

「きっと誰か評価しているだろう」

と思って散々検索を掛けてみたんですが出て来ず・・

「・・あれ?・・飲んでるのは noisy だけ?・・あとはフィネスさんと・・」

みたいな状況なのかな?・・と思って担当のK君に聞いてみたところ、

「ルイ・トラペのアリゴテは激少の入荷なのでほとんど割り当て出来ていません」

とのこと。

「(・・・そうなのかぁ・・早くXXXXXよ~・・)」

と、思わず名刺の整理をしたくなりました。

 どうなんでしょう・・。いただいたサンプルだったので抜栓直後のニュアンスが判らないんですが、

「ん・・ルロワやドヴネと言うよりはコシュ=デュX風?」

 そうなんですよ。結構に深く複雑な味わいで、樽は巨人さんよりはるかに少ないとは感じる訳ですが、それでもその緻密さ、密度の高さと味わいの方向性は巨人さんに寄っていると・・感じたんですね。

 まぁ、ピノ・ノワールではポマール=ヴォームリアンも造っていますが、確かコシュ=デュXさんも造ってますよね~・・。

 お隣さんが凄い人だと、何をどうやっているのか、何を気にしつつ作業しているのか、いつ何をどうやったか・・など、凄い情報がバンバン目に入って来ますから、若いピエールとルイは・・

「きっと目を皿のようにして・・耳をダンボにして・・」

情報を得て、それはどういった意味が有るのかを理解し、自身に生かすことが可能になります。

 昨今は・・確かにそのような能力を持っていらっしゃる方も多くいらっしゃいますが、マニュアルが無いと何もできない、何をしたら良いのか判らない方も増えて来たようにも思います。noisy も言ってみれば・・

「自分でやるしかない」

と言う、非常に限定され圧迫された状況の中で、何をどうしてどうしよう・・と常に考えていたように思います。

 特にクリエイティブなことが仕事になっていると、そうすることが出来るなら、それは大きな力になることだろうと思います。


 先だっての日本でのアリゴターの集会?・・うちの若い人も参加させていただきましたので、どこかにレポートをアップさせていただきます。ご笑味くださいませ。

 もし悩むとするなら、この王道のピュア&ナチュールのアリゴテか、マセラシオンのアリゴテか、どっちにしよう・・と言うところでしょうが、どちらも素晴らしいので・・気になった方を是非飲まれて下さい。超お薦めします!

 以下は以前のレヴューです。
-----
【激旨!・・たかがアリゴテでしょう?・・なんて言ってたら、こんなに旨い白を見逃します!そして、あのドメーヌのまさにお隣なのに1/100の価格です!】

 驚きました・・これ、めっちゃ美味しいです・・凄いポテンシャル!

 この畑ですが、おそらく・・あのドヴネの「ス・シャトレ」と同じ?ですよね。・・隣?・・接しているんでしょうかね?・・

 いや、野次馬根性で言ってるんじゃないんですよ。

 だって・・考えてみてください。

 あの・・今では白ワインのトップ生産者になったユベール・ラニーのクリオ=バタールだって・・そうですよね?

 毎日のようにお隣で作業しているのを見ているはずです。そしてラミーも興味を持って、マダムの畑の作業を見ていたはずなんですね。

 noisy も大昔、ゴルフなるものをやっていました。20歳台前半頃の話しです。よせば良いのに・・安い会員権を交わされ、毎週末通ってましたから、そこそこには上達しました。

 面白いのは・・ちょっと下手な方と回るとスコアが出ないんですね・・神経質なんでしょうかね。でも、自分よりも上手な人と回るとスコアが出るんですよ。

 あ、スコアが出ると言うのは、打数が少なくてスコアが低く成績が良いと言うことです。

 それに、還って天気が良くて大汗をかく様なドピーカンよりも、小雨が降っていたりした方がボールが止まって良かったように・・思います。

 何が言いたいかと言いますと、お上手な方が何をどうやっているのかを見ていて、それを意識してかどうか判りませんが、自分でもやってみているんだと思うんですね。


 ですから、

「お隣の畑では同じ品種で100倍の価格のワインを造っている」

のを、

「・・黙ってずっと見過ごすことの方が難しい」

と言うことなんですね。

 今、さ~っと検索を掛けたら、テラダさんのラ・ヴィネさんサイトで 2017ブルゴーニュ・アリゴテ スー・シャトレ ドーヴネが80万円(税別)で出ていました。・・凄いですね・・。

「まさにお隣では100倍・・!」

です。


 ですが、このアリゴテ・スー・シャトレ2021、それこそ20年前のドーヴネのアリゴテよりも美味しいと・・(^^;; 思ってしまうんですね。

 激繊細でミネラリティも半端無い・・のに、アリゴテを強く感じさせるものは無く、柑橘の中にリンゴや、ややファットなバナナのノーズ・・いや、甘くないし、酸も美しいので勘違いしないでくださいね。そして高質なメロン・・わずかに蜜・・。

 滅茶美味しいです!・・飲んでみてください・・アリゴテだからと拒否してしまうとダメですよ。どうぞよろしくお願いいたします。


2022 Bourgogne Aligote Sous-Chatelet Macere
ブルゴーニュ・アリゴテ・スー=シャトレ・マセレ

19391
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ピエール・エ・ルイ・トラペ

◆◆◆ 次回新着までの限定価格です。
■ エージェント情報
 アリゴテ種100%。上記のアリゴテと同じ区画の葡萄を収穫時にノーマル用とマセレ用に分け、こちらは赤ワインと同じように醸造したキュヴェになります。ノーマルのアリゴテよりもアロマが豊かで凝縮した果実味と酸味、果皮や種子由来の渋味も感じられ、玄人好みの味わいになっています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,490 (外税) 
【これさえ在れば・・マリアージュは怖いもの無し?・・しかもワイン単体の美味しさでも押し通せる、半端無いポテンシャルのアリゴテです!】
 凄いですね~・・アリゴテでこんなの、出来ちゃうんですね・・。澱を上手く使えることが、この深い味わいを生んでいるのかもしれません。ムスカデで言うところのシュル=リー・・。酵母が散々に働いた後に死滅して澱になり、その分解がまた深い味わいを生む・・。

 ある意味、シルヴァン・パタイユのアリゴテのクリュものを初めて飲んだ時にどれだけ驚いたか・・それに近いショッキングな味わいを感じます。

 それに、昨今はまったくいただけなくなりましたが、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールの100年超のアリゴテも非常に深い味わいでしたし、同じド・ムールのデイリー、「ア・リゴテ」のフツーな美味しさもまた、ある意味ショッキングでした。もっとも2006年だったか、アリゴテのジェロボアムボトルを割り当てられた時は・・

「ど~すんのよこれ・・」

とナーバスになったこともありますが・・。

 まぁ、言ってみればコシュ=デュXのアリゴテにショックを受け、ルロワのアリゴテの余りの普通さにも落胆もした日も在った訳で、

「素晴らしいものと普通過ぎるものの差が非常に大きいのがアリゴテ!」

でも有り、

「しかし昨今はその差はどんどん、上方へと偏移している」

と感じます。

 あ・・もしかしたら勘違いされるかもしれませんが、トラペ家はアリゴターには参加していないようですのでご注意くださいね。

 で、ビオディナミの雄でもある「ジャン=ルイ・トラペ家」の息子2人が始めたピエール・エ・ルイ・トラペですが、お得意の「マセレ」で素晴らしいアリゴテを造り出しています。

 もはやこれ・・

「暗闇で飲んだら赤ワイン?」

と捉えられるかもしれない・・などとも思えるほどに、包容力に長け、表情が深いです。

 なにせタンニンさえ感じます。・・でもそのタンニンをタンニンとして把握するよりも、ボリューム感とか、質感とかに目が行くんですね。

 ジューシーでも有るんですが、赤ワイン的な渋みと白ワイン的な渋みが微細で複雑なビター感を生んでいます。その上で、白ワイン的な伸びの良さ・・アリゴテだからこそなのか、酸バランスの大きなパレットも特徴かと思います。

 この、まさにゴールドな色彩こそが、このアリゴテのマセラシオンしたキュヴェの素晴らしさを見せていると思います。

 2本だけの販売です。日本に何本入荷したのでしょうか・・。何と合わせてもマリアージュしてしまう、懐の深いワインだと思います。ぜひ飲んでみてください。超お薦めです!


-----
【きゃ~・・これも素晴らしい!・・アリゴテにハマってしまいそうになると思います!マセラスィヨンの威力、半端無いです!】

 何せドーヴネの隣ですから・・はい。きっと、

「ドーヴネの作業をじっと見つめる・・数多くの眼!」

が有ったはず・・と・・想像してみてください。ドメーヌ・トラペの監察官も?・・きっと許していたと思います・・(^^;;

 そりゃぁそうです。かたや80万円、かたや・・7千円台・・ですから・・

 でもですね・・このマセレのワイン、飲んだら・・相当に今までの自分を恥じるはずです。

 だって・・

「・・アリゴテで美味しいはずは無いから・・パス!」

と思っていたはずですから。

 でも、あのギルベール・ジレのアリゴテ・・まぁ、おそらくこれからはもうリリースされることは無いと思います。一期一会の凄いアリゴテでした。

 ですがまたこのピエール・エ・ルイ・トラペの2021アリゴテのマセレもまた・・

「半端無いアリゴテ!」

であると申し上げておきましょう。

 実はですね・・この2021年のマセレだけではなく、2020年のマセレも・・noisy はテイスティングしているんですね。

 さらにはマセレではないものの2020年ものも飲んでいますから、結構にイメージがしっかり出来ていまして。面白いのは、

「2020年の比較的濃度の高いマセレは、もっと色が茶色い・・オレンジとまでは行かないが」

と言うレベルなんです。

 色を見ても味わいが判るように、2020年ものはやや「お茶」「ウーロン茶」の雰囲気が出ていまして、その酸化作用の影響が味わいの終盤にも感じられます。

 ところが2021年ものは・・いや、この色彩ですよ・・凄いでしょう?・・ド太い涙がゆっくりとグラスのフチを這いまわっている・・んです。

 つまり、

「オイリーさが有り、ミネラリティが普通のスー・シャトレよりも強い!」

んですね。

 いや・・これ、同じ日に開けて2タイプを楽しめたとしたら、

「ドーヴネの80万円を開けるよりも楽しいかも?」

しれません・・。

 まぁ・・、昔と違って、ドーヴネのアリゴテを1万円以下では買えないですから、飲んでみたい方には伝わらない話しかもしれませんが、

「ピエール・エ・ルイ・トラペのアリゴテ、半端無い!」

と、サッカーのあの選手が昔言われたような言い方でお伝えしたいと思います。ぜひ飲んでみてください。お勧めします!


2022 Pommard les Vaumuriens
ポマール・レ・ヴォムリヤン

19389
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ポマール
ピエール・エ・ルイ・トラペ

■メディア情報
 91 Points Cellar Tracker
■ エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。粘土石灰質土壌の「Les Vaumuriens Hauts(レ・ヴォムリヤン・オー)」の区画に0.38haを所有。1960年~1975年に植えられた古木で黒い果実の香り、ポマールらしい力強さと凝縮感がありつつもエレガントな柔らかさも兼ね備えていて旨味たっぷりの味わいです。北東向きの涼しい区画なので温暖化が進んでいる現状、とてもブルゴーニュらしいニュアンスが出やすく、今後素晴らしくなっていくであろう畑です。
750ML 在庫  4   ご注文数   本
¥18,690 (外税) 
【ポマール最上の畑レ・リュジアンの西に接する稀有な村名レ・ヴォムリアン!・・赤を積層した深い粘土のニュアンスが、明るく複雑に感じられる逸品です!】
 ん~・・2021年ものも滅茶美味しかったんですが、今回の2022年ものとはだいぶ違うと・・感じます。これ、相当素晴らしいです!・・2021年ものもお薦めしたんですが・・何故か売れないなぁ・・。

 で、やはり2021年ものはもっとスッキリ、透明な石英のようなニュアンスを漂わせていたと記憶しています。ルビーなニュアンスに長けていたと。

 ですが2022年は深~~い粘土です。そして深い粘土と言えばリシュブール...?・・乾いた粘土、赤茶けたニュアンスの入った赤紫に黒・・なのでしょうが、こちらはそこから黒を除いて、ついでに湿り気を加えたかのような濡れた粘土。なので、メルロのような深い味わいに近いかもしれません。

 で、その赤を何層にも積層させ、質感の高い赤い粘土の深く複雑な味わいがするんですよ・・。これ、相当旨いと思います。

 一般にはレ・リュジアンは、下にあるレ・リュジアン・バが秀逸で、上のレ・リュジアン・オーはやや軽いとされ、レ・リュジアン・バが貴重と言うイメージが有ります。

 しかしながらどうでしょう・・。どっしりとした味わいなら「バ」ですが、そもそもポマールは重厚さ命みたいなところが有りますから、上部の「オー」でも充分過ぎるほどに中低域の重量感は備わっているんですよね。

 ですから、赤い果実もたっぷり感じさせつつ、中高域の軽妙さを感じさせてくれるこのレ・ヴォムリアンは、

「村名にしておくのは惜しいクリマ!」

でも有るかと思うんですね。

 もちろん、結果的な感想では有りますが、昨今の温暖化の影響を考えますと、これほどに密度が高く、しかも「品格が備わる」のであれば、

「1級並み・・もしくは準1級以上」

と言うような評価が正当なところだと思います。

 流れるのをためらいつつグラスの淵にへばり付いている涙からもその赤い粘土由来の粘性が伺えると思います。素晴らしい出来です!・・是非飲んでみてください。超お薦めです!


 以下は以前のレヴューです。
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【ピエール・エ・ルイ・トラペのトップ・キュヴェ!・・あのギルベール・ジレの赤のようなニュアンスに・・ちょっとビックリ!】

 ピエール・エ・ルイ・トラペの今のところのトップ・キュヴェ、ヴォームリアンです。

 ここは・・あのポマール随一の畑、1級リュジアンの上部・・と言いますか、脇に接する村名畑です。

 リュジアンもまた、上部のリュジアン・オーと下部のリュジアン・バに分かれていまして、今までは下部のリュジアン・バがより優れているとされていました。

 しかしながら昨今の温暖化もあり、地質が若干異なる(上部はチョーク質、下部は石灰粘土)としても、

「やや日照が劣る方が良い」

と言う判断も出来ます。

 昨今はサヴィニー=レ=ボーヌとかショレ=レ=ボーヌとか・・でも、以前は、

「日照不足で桜の花の色彩」

なんてワインが多かったものが、

「非常に美しいルビー!」

に変わって来ています。

 このヴォームリアンは、リュジアン・オーの上部に接しつつ、丘の腹に沿って伸びている畑でして、以前ですと日照に問題が有ったものの・・

「現在では好都合!・・余分な果実が無く、よりテロワールを美しく反映させることが出来る」

可能性が有ると感じます。


 あの・・一瞬で大人気になってしまったギルベール・ジレの2020サヴィニー=レ=ボーヌ・レ・プランショ・デュ・ノールにも似た「複雑性」を感じさせてくれたのでちょっとビックリしましたが、透明感、半透明感のあるミネラリティがしっかり存在し、それをかき分けるかのように様々な要素が顔を出します。

 果実感も充実していますが突出はしておらず、肌理の細かい複雑さを強く感じました。

 現状で飲んでも飲めなくは無いですが、

「このワインは3~5年ほど寝かせるのが吉」

かと・・思います。

 実は他にも2020年ものなども、他のアイテムのものも飲んでいまして、結構に・・

「何となくピエール・エ・ルイ・トラペのワインのイメージ」

を掴んでいます。


 親父さんのドメーヌものに比較しますと、ややミネラリティが前面に出た形で、果実感はその後ろに回る感じ・・です。でも勘違いしないでくださいね。親父さんのドメーヌ・トラペのワインと比較して・・の話しです。他の造り手を比較しますとちょっと異なる表現になります。

 ピエール・エ・ルイ・トラペのトップ・キュヴェですのでちょっと値が張りますが、結局はトラペですから・・間違い無いでしょう。ご検討くださいませ。


2021 Pommard les Vaumuriens
ポマール・レ・ヴォムリヤン

18503
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ポマール
ピエール・エ・ルイ・トラペ

■ エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。粘土石灰質土壌の「Les Vaumuriens Hauts(レ・ヴォムリヤン・オー)」の区画に0.38haを所有。1960年~1975年に植えられた古木で黒い果実の香り、ポマールらしい力強さと凝縮感がありつつもエレガントな柔らかさも兼ね備えていて旨味たっぷりの味わいです。北東向きの涼しい区画なので温暖化が進んでいる現状、とてもブルゴーニュらしいニュアンスが出やすく、今後素晴らしくなっていくであろう畑です。
750ML 在庫  3   ご注文数   本
¥18,200 (外税) 
【ピエール・エ・ルイ・トラペのトップ・キュヴェ!・・あのギルベール・ジレの赤のようなニュアンスに・・ちょっとビックリ!】
 ピエール・エ・ルイ・トラペの今のところのトップ・キュヴェ、ヴォームリアンです。

 ここは・・あのポマール随一の畑、1級リュジアンの上部・・と言いますか、脇に接する村名畑です。

 リュジアンもまた、上部のリュジアン・オーと下部のリュジアン・バに分かれていまして、今までは下部のリュジアン・バがより優れているとされていました。

 しかしながら昨今の温暖化もあり、地質が若干異なる(上部はチョーク質、下部は石灰粘土)としても、

「やや日照が劣る方が良い」

と言う判断も出来ます。

 昨今はサヴィニー=レ=ボーヌとかショレ=レ=ボーヌとか・・でも、以前は、

「日照不足で桜の花の色彩」

なんてワインが多かったものが、

「非常に美しいルビー!」

に変わって来ています。

 このヴォームリアンは、リュジアン・オーの上部に接しつつ、丘の腹に沿って伸びている畑でして、以前ですと日照に問題が有ったものの・・

「現在では好都合!・・余分な果実が無く、よりテロワールを美しく反映させることが出来る」

可能性が有ると感じます。


 あの・・一瞬で大人気になってしまったギルベール・ジレの2020サヴィニー=レ=ボーヌ・レ・プランショ・デュ・ノールにも似た「複雑性」を感じさせてくれたのでちょっとビックリしましたが、透明感、半透明感のあるミネラリティがしっかり存在し、それをかき分けるかのように様々な要素が顔を出します。

 果実感も充実していますが突出はしておらず、肌理の細かい複雑さを強く感じました。

 現状で飲んでも飲めなくは無いですが、

「このワインは3~5年ほど寝かせるのが吉」

かと・・思います。

 実は他にも2020年ものなども、他のアイテムのものも飲んでいまして、結構に・・

「何となくピエール・エ・ルイ・トラペのワインのイメージ」

を掴んでいます。


 親父さんのドメーヌものに比較しますと、ややミネラリティが前面に出た形で、果実感はその後ろに回る感じ・・です。でも勘違いしないでくださいね。親父さんのドメーヌ・トラペのワインと比較して・・の話しです。他の造り手を比較しますとちょっと異なる表現になります。

 ピエール・エ・ルイ・トラペのトップ・キュヴェですのでちょっと値が張りますが、結局はトラペですから・・間違い無いでしょう。ご検討くださいませ。


2021 Auxey-Duresses Rouge
オーセ=デュレッス・ルージュ

18504
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
オーセ=デュレッス
ピエール・エ・ルイ・トラペ

■エージェント情報
 ピノ・ノワール種100%。粘土石灰質土壌の「Creux de Tillet(クリュー・ド・ティエ)」の区画に0.15haを所有。1960年~1975年に植えられた古木でカシスやサクランボのような赤い果実のアロマ、口当たりは柔らかく赤黒い果実の豊かな果実味が感じられ、スパイシーな酸味と成熟したタンニンのバランスも良いですが、やや固さが残るので少し熟成させたいワインです。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥8,680 (外税) 
【めっちゃお勧めなんですが・・写真が無い!・・えっ?・・有るように見えたとしても、それは違うアイテムの写真です。】
 すみません・・左の写真は違うキュヴェです。

「2020年のオーセ=デュレッス1級」

です。

 実は2021年のオーセ=デュレッス村名も飲んだんですが・・

「ぜんぶ零れてしまい、写真を撮れなかった・・」

と言う・・とんでもない失態をしてしまいました。申し訳ありません。

 ですので・・

「こんなに濃くは無い」

「もっとずっと淡いが淡過ぎない」

「ずっとエレガントに見える」

と言うことで・・そのおつもりでどうぞよろしくお願いいたします。・・申し訳ありません。

 わずかに一口だけ飲むことが出来た2021年オーセ=デュレッス村名は、まるでやや細身のシャンボール=ミュジニーのようなスタイルでして・・

「めちゃ好み!」

でした。

 フィネスさんのテクニカルでは、

「1960年~1975年に植えられた古木でカシスやサクランボのような赤い果実のアロマ、口当たりは柔らかく赤黒い果実の豊かな果実味が感じられ、スパイシーな酸味と成熟したタンニンのバランスも良いですが、やや固さが残るので少し熟成させたいワインです。」

 とのことだったんですが、Noisy wine に到着してすぐに飲んでいまして、

「・・うわ~・・旨~~・・」

と・・(^^;;

 そうこうしているうちに、その存在がボトルごと消滅してしまいましたので、写真が無い・・と言うことなんですね。

 エレガントさはトラペ風の「優しさ」にもつながりますが、コアがしっかり有る分・・より、まとまっているように感じました。

 息子さん兄弟でやられているようですが、この2~3年でここまで来たのであるなら・・

「平均的なドメーヌの村名と比較にならないほどの仕上がり」

で、しかも、

「トラペの名をより高めるに違い無い出来」

と言えます。

 まぁ・・そうですよね。そうじゃなきゃ・・親御さんも「Go!」とは言えないでしょう。写真が無くてすみません・・凄くしっかり出来た素晴らしいオーセでした。お勧めします!2本だけ・・です。


2021 Bourgogne Aligote Sous-Chatelet Macere
ブルゴーニュ・アリゴテ・スー=シャトレ・マセレ

18506
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ピエール・エ・ルイ・トラペ

■ エージェント情報
 アリゴテ種100%。上記のアリゴテと同じ区画の葡萄を収穫時にノーマル用とマセレ用に分け、こちらは赤ワインと同じように醸造したキュヴェになります。ノーマルのアリゴテよりもアロマが豊かで凝縮した果実味と酸味、果皮や種子由来の渋味も感じられ、玄人好みの味わいになっています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,380 (外税) 
【きゃ~・・これも素晴らしい!・・アリゴテにハマってしまいそうになると思います!マセラスィヨンの威力、半端無いです!】
 何せドーヴネの隣ですから・・はい。きっと、

「ドーヴネの作業をじっと見つめる・・数多くの眼!」

が有ったはず・・と・・想像してみてください。ドメーヌ・トラペの監察官も?・・きっと許していたと思います・・(^^;;

 そりゃぁそうです。かたや80万円、かたや・・7千円台・・ですから・・

 でもですね・・このマセレのワイン、飲んだら・・相当に今までの自分を恥じるはずです。

 だって・・

「・・アリゴテで美味しいはずは無いから・・パス!」

と思っていたはずですから。

 でも、あのギルベール・ジレのアリゴテ・・まぁ、おそらくこれからはもうリリースされることは無いと思います。一期一会の凄いアリゴテでした。

 ですがまたこのピエール・エ・ルイ・トラペの2021アリゴテのマセレもまた・・

「半端無いアリゴテ!」

であると申し上げておきましょう。

 実はですね・・この2021年のマセレだけではなく、2020年のマセレも・・noisy はテイスティングしているんですね。

 さらにはマセレではないものの2020年ものも飲んでいますから、結構にイメージがしっかり出来ていまして。面白いのは、

「2020年の比較的濃度の高いマセレは、もっと色が茶色い・・オレンジとまでは行かないが」

と言うレベルなんです。

 色を見ても味わいが判るように、2020年ものはやや「お茶」「ウーロン茶」の雰囲気が出ていまして、その酸化作用の影響が味わいの終盤にも感じられます。

 ところが2021年ものは・・いや、この色彩ですよ・・凄いでしょう?・・ド太い涙がゆっくりとグラスのフチを這いまわっている・・んです。

 つまり、

「オイリーさが有り、ミネラリティが普通のスー・シャトレよりも強い!」

んですね。

 いや・・これ、同じ日に開けて2タイプを楽しめたとしたら、

「ドーヴネの80万円を開けるよりも楽しいかも?」

しれません・・。

 まぁ・・、昔と違って、ドーヴネのアリゴテを1万円以下では買えないですから、飲んでみたい方には伝わらない話しかもしれませんが、

「ピエール・エ・ルイ・トラペのアリゴテ、半端無い!」

と、サッカーのあの選手が昔言われたような言い方でお伝えしたいと思います。ぜひ飲んでみてください。お勧めします!


2021 Bourgogne Aligote Sous-Chatelet
ブルゴーニュ・アリゴテ・スー=シャトレ

18505
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
ピエール・エ・ルイ・トラペ

■ エージェント情報
 アリゴテ種100%。オーセイ=デュレス村にある「Sous le Châtelet(スー・ル・シャトレ)」の区画に約0.5haの粘土石灰質土壌の畑を所有しており、ラルー=ビーズ・ルロワ氏が所有する畑に隣接しています。1937~1938年に植えられた古木で収穫後にすぐ圧搾して醸造しているノーマルタイプのアリゴテでまろやかな乳酸の香り、アリゴテらしい酸味とミネラル感がありつつもオイリーで柔らかい口当たりの飲みやすい味わいとなっています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥7,380 (外税) 
【激旨!・・たかがアリゴテでしょう?・・なんて言ってたら、こんなに旨い白を見逃します!そして、あのドメーヌのまさにお隣なのに1/100の価格です!】
 驚きました・・これ、めっちゃ美味しいです・・凄いポテンシャル!

 この畑ですが、おそらく・・あのドヴネの「ス・シャトレ」と同じ?ですよね。・・隣?・・接しているんでしょうかね?・・

 いや、野次馬根性で言ってるんじゃないんですよ。

 だって・・考えてみてください。

 あの・・今では白ワインのトップ生産者になったユベール・ラニーのクリオ=バタールだって・・そうですよね?

 毎日のようにお隣で作業しているのを見ているはずです。そしてラミーも興味を持って、マダムの畑の作業を見ていたはずなんですね。

 noisy も大昔、ゴルフなるものをやっていました。20歳台前半頃の話しです。よせば良いのに・・安い会員権を交わされ、毎週末通ってましたから、そこそこには上達しました。

 面白いのは・・ちょっと下手な方と回るとスコアが出ないんですね・・神経質なんでしょうかね。でも、自分よりも上手な人と回るとスコアが出るんですよ。

 あ、スコアが出ると言うのは、打数が少なくてスコアが低く成績が良いと言うことです。

 それに、還って天気が良くて大汗をかく様なドピーカンよりも、小雨が降っていたりした方がボールが止まって良かったように・・思います。

 何が言いたいかと言いますと、お上手な方が何をどうやっているのかを見ていて、それを意識してかどうか判りませんが、自分でもやってみているんだと思うんですね。


 ですから、

「お隣の畑では同じ品種で100倍の価格のワインを造っている」

のを、

「・・黙ってずっと見過ごすことの方が難しい」

と言うことなんですね。

 今、さ~っと検索を掛けたら、テラダさんのラ・ヴィネさんサイトで 2017ブルゴーニュ・アリゴテ スー・シャトレ ドーヴネが80万円(税別)で出ていました。・・凄いですね・・。

「まさにお隣では100倍・・!」

です。


 ですが、このアリゴテ・スー・シャトレ2021、それこそ20年前のドーヴネのアリゴテよりも美味しいと・・(^^;; 思ってしまうんですね。

 激繊細でミネラリティも半端無い・・のに、アリゴテを強く感じさせるものは無く、柑橘の中にリンゴや、ややファットなバナナのノーズ・・いや、甘くないし、酸も美しいので勘違いしないでくださいね。そして高質なメロン・・わずかに蜜・・。

 滅茶美味しいです!・・飲んでみてください・・アリゴテだからと拒否してしまうとダメですよ。どうぞよろしくお願いいたします。