ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
ログイン  パスワード  
  
Stop! reload  2025.05.22 
Last Update 2025.05.22  


■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
頻繁なリロード禁止のお願い
 大変お世話になっております。切実なお願いです。
 ページのリロードが必要以上に行われるようになっています。サーバーへの過大な負荷でページ更新が滞る状況になっていますので、頻繁なリロードはお止めくださるようお願いいたします。
 また、「503 Server is busy」のエラードギュメントページが表示され、一定時間アクセスが制限される場合がございます。いずれ元に戻りますが、そのようなことにならないようお願いいたします。
詳細ページ
■新着情報メールサービスのご登録
 Noisy wine の新着情報メールサービスにご登録いただきますと、ご登録いただきましたメールアドレスに「タイムリーに」更新情報をお届けいたします。希少性のあるワインをご希望でしたら登録必須のサービスです。

■お届け情報他
 現在以下の宛先に対し新着情報メールをお届けするすることが出来ません。世界情勢を反映してか、各社様メールのフィルターを厳しくしています。申し訳ありませんが gmail.com や yahoo.co.jp (yahoo.comは厳しいです) などのフリーアドレスに変更をご検討の上、再登録をお願いいたします。不明な方は最下段中央の「e-mail to noisy」よりお問い合わせください。

■新着情報メール不達の宛先(新規登録も出来ません)
icloud.com nifty.com  me.com mac.com  hi-ho.ne.jp tiki.ne.jp  enjoy.ne.jp docomo.ne.jp  plala.or.jp rim.or.jp  suisui.ne.jp teabreak.jp outlook.com outlook.jp hotmail.co.jp hotmail.com msn.com infoseek.jp live.jp live.com
etc.
noisy のお奨め
 Spiegelau Grand Palais Exquisit 
シュピゲラウ・グランパレ・エクスクイジット・レッドワイン 424ML
 軽くて薄くて香り立ちの良い赤ワイン用グラスです。使い勝手良し!
Comming soon!
 Spiegelau Grand Palais Exquisit 
シュピゲラウ・グランパレ・エクスクイジット・ホワイト 340ML
 軽くて薄くて香り立ちの良い白ワイン用グラスです。使い勝手良し!
Comming soon!
WEBの情報書込みもSSLで安心!


 Noisy Wine [NOISY'S WINE SELECTS] のサイトでは、全ての通信をSSL/TLS 情報暗号化通信し、情報漏洩から保護しています。
◆◆Twitter 開始のご案内

 時折、Twitter でつぶやき始めました。もう・・どうしようもなくしょうもない、手の施しようの無い内容が多いですが、気が向いたらフォローしてやってくださいね。RWGの徳さん、アルXXロのせんむとか・・結構性格が出るもんです。
https://twitter.com/noisywine

レミ・ピヴェール/シャトー・ペレ=ジュアネ

レミ・ピヴェール/シャトー・ペレ=ジュアネ

フランス Remi Pivert / Chateau Perray-Jouannet ロワール
[ oisy wrote ]
●ロワール・アンジュー地区の新星をご紹介します。持ってくるのは、新進気鋭の20代インポーター、ヴァン・アミさんです。

 昨年立ち上がったばかりのヴァン・アミさんですが、今どきのなんちゃってナチュラルワインではなく、しっかりと安定した造りの基盤のある生産者をピックアップしてきます。

その上でピュアなワインを選んでくる彼らのセレクションは、どんどん玄人好みになっていき、いまや即完売してしまうアイテムばかりです。

とは言え彼らもまだ立ち上がったばかりですので、インポーター業務だけでは食っていけず、タイミーでバイトしたりして食いつなぎながら、涙ぐましい努力をして自らセレクションしたワインを持ってきています。

お客様からみたらoisyも若者かと思いますが、そのさらにその下の世代が自分たちの舌を信じて・・・全身全霊で持ってきているわけです。

 まあだからと言って、若者が頑張ってるからってだけで取り扱いでもした日には、noisyから何を言われるか・・・わかったもんじゃありません。

そんな折り、試飲会で「・・・こりゃ旨い」とoisyが唸ったのがレミ・ピヴェールが率いるシャトー・ペレ=ジュアネ。ロワール・アンジュー地区の新星です。

なんと彼らは

「どんどん規模を縮小しているワイナリー」

です。

所有する20haのうち、15haは外売り、残りの5haで自分たちのワインをリリースしています。その心は、

「自分たちで管理できる以上はやりたくない」

という至極まっとうなヴィニュロン魂に基づいたもので、現在も畑の売却を進めているそうです。

 まあそんな思想のもとに産まれるワインですから、エントリーラインであっても全く手抜き感はありません。

ポテンシャルを最大限引き出せるように、ダメージレスで、丁寧で、ピュアで、畑の色彩を感じ取れるエレガントスタイルのワインばかりです。

こりゃあきっとnoisywineのお客様にも刺さるはず・・・と品切れしないように入港前から抑えてもらいました・・!

 別に若者が頑張ってるから・・・と慈悲の心はいりません!コラムを読み、興味を持っていただきましたら、ぜひ手に取っていただけると幸いです。きっとご満足いただけると信じています。どうぞよろしくお願いいたします!

■エージェント情報

「自分たちで管理できる以上はやりたくない」

理想のワインを造るために、規模の縮小へ。クオーツ土壌から生み出される高品質シュナン・ブラン。


■ワイナリーの5代目を辞め、自らのワイン造りへ

 フランス、ロワール地方アンジュー地区に位置するシャヴァーニュという村でワイン生産者の5代目として生まれたレミ。

幼いころからワイン造りが身近にあった彼は、大学でブドウ栽培やワイン造りを学び、卒業後は、より広範囲にワインのことを学ぶため、ボルドーの著名なネゴシアン、ユリス・カザボンヌで働く。

「ボルドーの巨大シャトーは、自分が生まれ育った地域やワイナリーとは全く違う世界だった。彼らと直接コミュニケーションを取り、テイスティングをし、栽培や醸造、ワイン市場やマーケティングについて話したのは自分にとってとても貴重な体験だった」

とレミは語る。

 2018年、家族のワイナリーに戻りワイン造りに参加する。しかし、家族間での意見の相違があり、レミは奥さんのティフェンとともに家族のワイナリーを出ることを決意。

縁あって家族のワイナリーから200メートルほど離れたワイナリー、シャトー・ペレ・ジュアネを購入し引き継ぐこととなる。

そして、すぐにすべての畑をオーガニック栽培に転換。2020年ヴィンテージからシャトー・ペレ・ジュアネとしてワインをリリースしている。

■理想のワインを造るために選んだ規模の縮小

 彼らは良いワインを造るため、ブドウを完璧な状態で収穫することを大切にしている。

「一生懸命手をかけてきたブドウを最良の状態で収穫する。ここでようやく畑での厳密で丁寧な作業が実を結ぶんだ。

しっかりと熟したブドウを、ちょうどアロマがピークに達し、白ワインでは糖と酸、アロマのバランスが取れ、赤ワインでは皮と種がしっかりと成熟した状態で収穫することが重要なんだ。」

 彼らはブドウの熟度が分かりやすいように短梢剪定を行い、同じ区画でも熟度に応じて4-5回に分けて収穫を行う。シュナン・ブランだけでも収穫は1カ月以上に及ぶという。

彼らのこだわりは畑にとどまらない。

所有する20 haの畑のうち、彼らのワインに使用するのは最良のブドウ5 ha分のみで残りは他の生産者に売却している。

「私たちがワインに求めるのは、アロマの純粋さとテロワールの表現。そのために、素材であるブドウをできる限り尊重し、それが最大限に表現されるように最小限の介入で作業を行う。

私たちが理想とするワイン造りをできるのは5 haが限界なんだ」

 たしかに彼らの理想のワイン造りを行おうとすると5 ha分でも大変だと感じる。

それを伝えると、

「本当にそうなんだ。だから私たちはさらに畑を売却し、規模を縮小したいと思っているんだ」

売却しすぎてワイナリーがなくならないことを願う。

■高品質なシュナン・ブランを生み出すクオーツ土壌

 2020年にシャトー・ペレ・ジュアネを購入したレミとティフェン。畑は細かく細分化され、どれも1 ha以上になることはない。

「私たちは小さな区画を大切にし、常に生物多様性が豊かな環境(樹木や生垣、果樹、羊、花畑)を確保するよう心がけている。そしてワイン造りにおいてはワインがその土地を表現することを大切にしている」

 オーガニック栽培への転換と同時に行ったのが、徹底的な土壌の調査だった。ペレ・ジュアネのシュナン・ブランを特徴づけるのは、この地域でも限られたエリアでしか見ることのできないクオーツ(石英)土壌。

隣接するボンヌゾーでは黒いシスト土壌が特徴的で、土壌が熱を蓄えるためにブドウの糖度が上がることで上質な甘口ワインが生産されている。

 一方で、白色のクオーツ土壌は太陽光を反射し熱を蓄えないため、ブドウは酸を保ちながらゆっくりと成熟する。それによりペレ・ジュアネのクオーツ土壌からはブドウの熟度と果実由来の酸のバランスに優れた高品質のシュナン・ブランが生み出される。

■地場品種グロローに光を

 レミはシュナン・ブラン同様に、この地域の地場品種であるグロローを大切にしている。「グロローは収量が多く(通常60 hL/ha以上)、ロゼ・ダンジューなどに使われているため凡庸な印象の強い品種だが、収量を制限すれば素晴らしいワインができることを証明したい」

 ペレ・ジュアネでは軽いシスト土壌でグロローを栽培。グリーンハーベストを行い、30-35 hL/haにまで制限している。その結果、凝縮感とこの品種独特のスパイシーな風味が綺麗に表現されている。

 また、ワイナリーから約10キロメートル離れたエリアでは粘土石灰質土壌が見られ、ここではカベルネ・フランが栽培されている。粘土と石灰岩は、この品種に必要な安定した水分供給を保証し、細やかでエレガントな風味を引き出す。

■ブドウを活かすワイン造り

 

素材としてのワインを活かすことを最重要視する2人。ブドウが潰れ酸化が進むのを防ぐため、収穫はすべて20kgの箱を使用。ブドウの圧送ポンプは使用せず、セラーでは重力のみを使用してワイン造りを行う。

 また、長い熟成期間を経ることで自然な清澄が起こり、無濾過・無清澄でもクリアで透明感のあるワインが生まれる。


2023 les Sables Chenin Blanc V.d.F.
レ・サーブル・シュナン・ブラン V.d.F.

19571
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ロワール
アンジュ―
レミ・ピヴェール/シャトー・ペレ=ジュアネ

■ エージェント情報
【セパージュ】シュナン・ブラン
【アルコール度数】12.5 %
【畑】砂利土壌。0.9 ha。南向き。標高50 m。オーガニック栽培。グイヨ仕立て。4.500本/ha。45 hL/ha。樹齢10年
【栽培・醸造】手摘みで収穫。空気圧式低速プレス。コンクリートタンクにて20度で野生酵母を使用して発酵。そのままマロラクティック発酵を経て、6カ月澱とともに熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。12カ月瓶内熟成を行いリリース。
【年間生産量】4.700本
【コメント】砂質土壌のシュナン・ブランを使用したエントリーワイン。砂利土壌から生み出されるシュナン・ブラン。クオーツ土壌のものに比べてより果実の熟度の高さを感じる。洋ナシや熟したリンゴ、はちみつや藁などシュナン・ブランの品種特徴のアロマ。口に含むとドライで、繊細な酸が味わいのバランスを取っている。
750ML 在庫  2   ご注文数   本
¥3,390 (外税) 
【ダイレクトに「旨い!」と感じる密度。冷涼でピュア。めちゃクリーン!!並のブルゴーニュ・ブランを軽く凌駕するクオリティーです!】
[ oisy wrote ]
 「良いワインを作るために規模を縮小する。」

 これってなかなかできない決断だと思います。普通はどんどん畑を広げていくというパターンが多いと思うんですよね

 でもちょっとわかる気がします。Oisyも最近1歳の娘が保育園に行き始めたんですが、ちょっと熱出しては呼び出しをくらって、満足に仕事をする時間が取れないんですよ。

 そうなると、限られた時間の中でどうやって最大限のパフォーマンスするかと言うことが課題になってきています。

 レミにとってはoisyみたいに小さな話ではないんでしょうが、結局良い仕事しようとすると手が回る範囲限られてくるわけで、やること、やれることを絞っていく作業というのは苦渋の決断でもあるのかなと思います。

 しかし、その決断と言うのは、飲み手にとっては実にありがたいことで、ペレ=ジュアネのワインは・・

「エントリーラインから異常に旨い」

という恩恵を享受できるわけです。(数はどうしても少なくなってしまいますが・・)

 おそらく多くの造り手は一番下のカテゴリーはいまいちだったり、納得いかなかったものを混ぜていると思います。

 しかしレミの場合は、そもそも満足できない畑のブドウは外売りしている訳なので、一番下のキュヴェであっても「既に上級キュヴェ」の扱いだと思うんですね。味わいに妥協感が無いんですよ。

 レモンやリンゴ、洋梨などの黄色の果実の香り。温度上昇とともに、ふわりと浮いてくる僅かなクリーミーさ。そして

「白のミネラリティーの存在感」

 このミネラリティは香りの中にも結構な割合で感じられます・・・そしてダイレクトに「うまい!」と感じるレベルの果実の密度。

 その密度の中には「冷涼な酸」のカプセルが醸造時に熱などでダメージを受けた形跡なく閉じ込められていますので、めっちゃピュアです。

そしてクリーンで精緻。まさに・・・

「ピュアクリーン!!」

余計なことをしない、人的介入の少なさを感じながらも醸造的な不安は「一切無し」です。

 シュナン・ブランには残糖を残したスタイルもありますが、こちらはほぼ完全にドライ。

ボンヌゾーのような土壌が熱を蓄え糖度を上げる地域と違い、白いクオーツ土壌が太陽光反射し、熱を蓄えないという特徴は、このワインを非常に冷涼でドライなものに仕立てています。

アルコール度数もピタッと12.5%です。酸とミネラルティーの素性から、かなりブルゴーニュ好きに刺さるスタイルのシュナン・ブランじゃないかな・・・と思います。

 良い作り手のアリゴテ・・・例えばoisyが最近1番感動したローラン・ブルトゥローのスタイルに近いものを感じます。エントリーラインでこのクオリティなら・・と上級キュヴェへの期待も高まりを感じざるを得ません。

 若い世代が持ってくる、掴み所を押さえたアンジューのシュナン・ブランです。並のブルゴーニュ・ブランを軽く凌駕するクオリティです。最近のブルゴーニュには酸が足りない・・と思っている方には激烈に刺さるんじゃないかなと思います!ご検討くださいませ!


2022 Chardonnay V.d.F.
シャルドネ V.d.F.

19573
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ロワール
アンジュ―
レミ・ピヴェール/シャトー・ペレ=ジュアネ

■ エージェント情報
【セパージュ】シャルドネ
【アルコール度数】13 %
【畑】砂利土壌。0.35 ha。南向き。標高30 m。オーガニック栽培。グイヨ仕立て。3.500本/ha。35 hL/ha。樹齢36年
【栽培・醸造】手摘みで収穫。空気圧式低速プレス。400 Lのオーク樽にて野生酵母を使用して発酵。そのままマロラクティック発酵を経て、12カ月澱とともに熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。14カ月瓶内熟成を行いリリース。
【年間生産量】1.900本
【コメント】オーク樽を用いたブルゴーニュスタイルのシャルドネ。
750ML 在庫  7   ご注文数   本
¥4,290 (外税) 
【クリーミーで冷涼!それでいて高い密度と瑞々しさ・・・きっと多くのブルゴーニュ・シャルドネラヴァーの心を掴んで離さないはず!】
[ oisy wrote ]
 普段ブルゴーニュのシャルドネを飲んでてもあまり感じないんですが、かえって高い緯度の産地のシャルドネを飲んでいると、

かつてはこのくらいの冷涼感があったよな〜

と、ハタと気づく時があるんですよね。

 ペレ=ジュアネのシャルドネは、まさにそれで、冷涼でハリのある酸がたっぷり詰まってます。そこにはかつて熟すか熟さないかが大きな争点だった頃のブルゴーニュの姿があるような気がします。緯度はブルゴーニュとほぼ同じなんですけどね。

 でも、多くのシャルドネファンが最初にグッと来るのは、ファーストノーズに上がってくるクリーミーさと柑橘のブレンドされた、

「脳に訴えかけてくる香り」

ではないでしょうか。

 これは樽由来の部分もあると思うんですが、それでいてピュア感が樽でマスキングされることなく、

「うま〜く調和」

されているのがめちゃくちゃ素晴らしいんです。この1年、それなりのシャルドネを飲んできたと思いますが、その中でもこれほど樽使いが上手い!と感じたのは初めてかもしれません。

 果実のイメージはレモン、うっすら白桃と洋梨。

ピーンと張ったピアノ線のように緊張感のある石灰と金属系のミネラル。

 高い密度の液体はツヤテカにコートされていてオイリー。

 瑞々しさと粘性が同居しており、ポテンシャルも高いです。写真にも太い涙が上手く写せたと思います。

 ミネラルズドーン、酸がギュ〜ッ!と圧縮されたようなインパクトのあるスタイルではなく、繊細で調和がもたらすバランスで飲ませてくるスタイル。

 ピュアでありながら、当たり前のようにクリーンです。抑えどころのわかっている玄人好みのスタイルじゃないかと思いますが、一瞬で虜にするような魅力も持ち合わせており、万人にお勧めしたいワインです。

 Noisy wineのお客様には幅広く刺さるシャルドネではないかと思っております!めちゃオススメです!ご検討くださいませ!


2023 Anjou Blanc
アンジュー・ブラン

19575
自然派
白 ミディアムボディ
フランス
ロワール
アンジュ―
レミ・ピヴェール/シャトー・ペレ=ジュアネ

■ エージェント情報
【セパージュ】シュナン・ブラン
【アルコール度数】12 %
【畑】クオーツ土壌。0.9 ha。南向き。標高50 m。オーガニック栽培。コルドン仕立て。4.700本/ha。45 hL/ha。樹齢14年
【栽培・醸造】手摘みで収穫。空気圧式低速プレス。400 Lのオーク樽とステンレスタンクにて野生酵母を使用して発酵。そのままマロラクティック発酵を経て、12カ月澱とともに熟成。新樽20 %使用。無濾過・無清澄で瓶詰め。5カ月瓶内熟成を行いリリース。
【年間生産量】4.200本
【コメント】限られたエリアでしか見られないクオーツ土壌で栽培されるシュナン・ブランのみを使用したペレ・ジュアネのフラッグシップワイン。砂利土壌のレ・サーブルと比較してより、シュナン・ブランの個性である高い酸が表現されている。カリンやリンゴなどのフレッシュフルーツにナッツのようなアロマ。高い酸としっかりとしたストラクチャーがあり、フレッシュ。長く塩味を感じる余韻。現時点では、まだ樽の印象が強いが、今後ワインに溶け込むことで素晴らしい熟成を予感させる。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,690 (外税) 
【風格と、ピュア感を打ち消さない絶妙な樽使い・・!クオーツに守られたポテンシャル・シュナン・ブラン!】
[ oisy wrote ]
 個人的や日本ワインを応援していますが、こういうワインを飲むと、やはり土壌が元々持っている力の強さの違いというのを感じざるを得ない・・と思ってしまいます。

 昔の仕事で豚肉を輸入していたんですが、やっぱり大規模である分、海外の豚肉と言うのは衛生関係もしっかりしていて、生育もコントロールされて、賞味期限なんか3週間も違うし、やっぱり食肉文化の歴史が違うな〜と思っていたんです。でも・・・

やっぱり国産の豚肉が旨いんですよ。

業界の先輩方と何故だろうか・・?とずいぶん話し込んだのですが、最終的に「水の違い」なんじゃないかという結論に行き着いたわけです。

要は、日本の「軟水」が国産の豚肉独特の「甘い脂の風味」に大きく寄与してるんじゃないかと。

 まさにワインはこの逆だと思うんです。

ヨーロッパ大陸の基盤となっている岩盤層。

これらのミネラルがもたらず高硬度の「硬水」。ワインの味わいにおいては、この硬水こそが大きく寄与していると感じます。

 圧倒感のあるミネラルがもたらす「風格」のある香りは、現時点で飲む場合はそれなりに酸素と触れ合わす必要があります。前日抜栓か、デキャンタージュしてもいいと思います。

ピュアな果実と結合して、レモンパイン、りんご、ゴールデンキウイなどの黄色の果実にうっすらバニラが纏わりついています。レミのワインは、

「突出せずに調和する樽遣い」

が素晴らしいと思います。ピュア感を打ち消さない。

 そして密度が高いからピュア感にボリュームがあって、深いところから香りが上がってきます。

果実の密度と、釣り合うレベルのミネラル飽和度。

オイリーでありながら瑞々しい。

 タッチは柔らかく、今飲めてしまうんですが、太陽光を反射するクオーツ土壌で守られた、めちゃくちゃぎっしりと詰まった酸がまだ収まりを見せてないんですよね。

 素晴らしいですね。1級レベルです。この高いミネラルの飽和レベルと酸のボリューム感なら、まず間違いなく10年以上いけるポテンシャルがあります。

 目の前に広大な畑があって、一部にこの素晴らしいポテンシャルを持つ畑を見つけてしまったら、ここに集中するために生産量を下げようと下げたいと思う。その判断はめちゃくちゃわかる気がします。

 自分が同じ立場で実際にそれを実行できるか・・・と言われればわからないですけどね。評価が上がらなければただ売り上げを下げる行為になってしまうわけですから。醸造でのプレッシャーもグンと上がったことでしょう。

 ブルゴーニュのシャルドネ・ファンに刺さるシュナン・ブランだと思います。まさにヴァン・アミさんらしく、クリーンでピュアながらポテンシャルを感じさせる、センスが光る逸品です。ピュリニー村名の良い畑・・一級に迫るポテンシャルだと見ました。激推しです!ぜひご検討ください!


2021 les Jardins Rouges V.d.F.
レ・ジャルダン・ルージュ V.d.F.

19572
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ロワール
アンジュ―
レミ・ピヴェール/シャトー・ペレ=ジュアネ

■ エージェント情報
【セパージュ】カベルネ・フラン、ガメイ、グロロー
【アルコール度数】13 %
【畑】砂質シスト土壌。1 ha。南向き(カベルネ・フラン)、南西向き(ガメイ、グロロー)。標高30 m。オーガニック栽培。グイヨ仕立て。4.700本/ha。35 hL/ha。樹齢70年(カベルネ・フラン)、24年(ガメイ)、54年(グロロー)
【栽培・醸造】手摘みで収穫。10 %全房発酵。3日間のマセラシオンを行い、野生酵母を使用してステンレスタンクで12日間発酵。そのままマロラクティック発酵を経て、12カ月熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。18カ月瓶内熟成を行いリリース。
【年間生産量】5.600本
【コメント】アンジュエリアを代表する黒ブドウ3品種によるブレンド。レッドチェリー、赤スグリ、熟したカシスなど赤系果実が中心で、グラファイトやペッパー、スパイシーなニュアンスがアクセントを加えている。タンニンは量はあるが、非常に柔らかくきめ細かいく、きれいな酸とともにフレッシュさを演出している。
750ML 在庫  9   ご注文数   本
¥3,390 (外税) 
【キレイなグリーンと酸、しんなり赤果実とのエキス・・・カベフラ好きだけではなく、きっとガメラーの心も捉えてしまうでしょう・・!】
[ oisy wrote ]
 色味だけで、心惹かれてしまう方も多いのではないでしょうか・・?艶やかで透明感があって・・・いいですよね。

 最近、カベルネ・フラン・ファンを公言しているoisyですが、カベフラにも結構タイプがあるな・・と思います。

 カベフラ特有のグリーンが強いタイプ、スパイス感が強めに出てくるタイプ、グリーンやスパイス感は控えめで、赤い果実がよく出てくるタイプ。

 レ・ジャルダンのカべフラはグリーンを割と強めに感じるタイプです。ただこのグリーン、物によっては青さにまで到達し、ネガティブなレベルまでいっちゃうことがあるんですが、めちゃくちゃ「ポジティブグリーン」です。

 カベフラ好きは堪らないんじゃないかな・・・しっかり酸素と触れ合わせれば、グリーンの裏からこの価格帯には似つかわしくないエレガンスも湧き出てきますよ・・・

 そして同時にガメラーの心も捉えてしまうんじゃないか・・・そんな気もしてしまうほどに、綺麗でしっとりとした赤い果実のニュアンスが染み入ります。ロワールの赤って、冷涼であるが故に硬さみたいなものを感じてしまうことが多いんですが、とてもしんなりしています。

そして、グロローが酸を補完。非常にバランスが取れた構成です。味わいにはエキスの奥深さもあり、ゆっくりと時間をかけて飲むとエレガンスの発展も感じます。

 恐らくレミのワイン作りのスタイルを表しているんだと思いますが、全くダメージ感が無いんです。繊細で丁寧、精緻。

 酸を大事にし、果実に濡れ感を残し、ミネラルで骨格を作る。

 だからすごくバランスが良い。

 もうお手本のようなロワールブレンドだと思います。カベフラの香りが苦手と言う方は一定数いるでしょうが、それ以外の方には幅広〜くお勧めできるワインです。

この作りなら、上級キュヴェも間違いないと思えるほどに、安定感のあるエレガントスタイルです。

 白もそうでしたが、赤もロワールのワイン!というよりもブルゴーニュを北上していった延長線上にある味スジです。(実際にはディジョンと同緯度ですが・・)

 ヴァン・アミさんのセレクションに磨きがかかってきたと感じます。お勧めです!ぜひご検討くださいませ!


2021 Grolleau Noir V.d.F.
グロロー・ノワール V.d.F.

19574
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ロワール
アンジュ―
レミ・ピヴェール/シャトー・ペレ=ジュアネ

■ エージェント情報
【セパージュ】グロロー・ノワール
【アルコール度数】13 %
【畑】シスト土壌。0.38 ha。東・西向き。標高20 m。オーガニック栽培。ゴブレ仕立て。4.500本/ha。35 hL/ha。樹齢54年
【栽培・醸造】手摘みで収穫。10 %全房発酵。3日間のマセラシオンを行い、野生酵母を使用してステンレスタンクで15日間発酵。そのままマロラクティック発酵を経て、12カ月熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。12カ月瓶内熟成を行いリリース。
【年間生産量】3.180本
【コメント】樹勢が強く、収量の多いグロロー・ノワールという品種。高樹齢のブドウで収量を制限することにより、素晴らしいワインが生まれるということがここに証明されている。レッドチェリー、イチゴなどフレッシュな赤系果実とバラのようなフローラルさ。フレッシュな軽やかさと同時に凝縮感があり、ワインに奥行きを感じる。タンニンはフレッシュで品種特性と冷涼なヴィンテージから来る高い酸が余韻まで長く続いていく。
750ML 在庫  10   ご注文数   本
¥3,980 (外税) 
【ガメラーならぬグロラー増殖の予感・・!?多産のグロローをここまでエレガントに育てるレミの腕前にあっぱれです!】
[ oisy wrote ]
 グロローという品種はロワール、特にアンジュー地域で広く栽培されている黒ぶどうのようです。フランス語で「カラス」を意味する「grolle」に由来し、果皮の濃い色合いから名付けられたとのこと。

酸が強く軽やか、多産なので「ロゼ・ダンジュー」の原料としてよく使われます。

 レミはこの地元の品種の可能性を探るべく、高品質なグロローのワインを作ろうと始めたのが、このプロダクトです。

 軽やかと言うのは、レミのグロローには当てはまりませんね。熟度がしっかりとしたコクみを伴った深みのあるジューシーさ。

 透明感があり、非常にしっとりとしていて、エレガンスの発露もあります。強めの赤と黒の混じった果実。ヴィエイユ・ヴィーニュらしい多層的なミネラルを感じる複雑さ・・・

 一方で、もともとグロローが持ってる「酸」はよりフォーカスされており、冷涼な白ワインのように端正で整った酸の小さな粒が敷き詰められている印象です。

 雑味がなく、めちゃエレガントなスタイル。

 その生い立ちと、味わいのキャラクターからなんだか「ガメイの立ち位置」と被りますね・・・

 今やガメラーと呼ばれるほどにファンが増えたガメイですが、昔はボージョレばかり取り上げられてその品質には懐疑的であったと記憶しています。

 しかし多産のガメイも、収量を制限すれば質の良いワインが生まれることは誰もが知るところとなりました。

 レミのチャレンジもきっとそういう「常識を覆す」必要のあるチャレンジなのだと思いますが、このグロローを飲む限り、きっとガメイのように上昇気流に乗っていき、ガメラーならぬ「グロラー」を産み出すきっかけになるんじゃないかと思いました!ぜひご検討くださいませ。


2020 Anjou Rouge
アンジュー・ルージュ

19576
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ロワール
アンジュ―
レミ・ピヴェール/シャトー・ペレ=ジュアネ

■ エージェント情報
【セパージュ】カベルネ・ソーヴィニョン 70 %、グロロー・ノワール 30 %
【アルコール度数】13 %
【畑】シスト土壌。0.68 ha (カベルネ・ソーヴィニョン)、0.38 ha (グロロー・ノワール)。南向き(カベルネ・ソーヴィニョン)、南西向き(グロロー・ノワール)。標高30 m。オーガニック栽培。グイヨ仕立て。3.500本/ha。40 hL/ha。樹齢55年
【栽培・醸造】手摘みで収穫。10 %全房発酵。3日間のマセラシオンを行い、野生酵母を使用してステンレスタンクで12日間発酵。そのままマロラクティック発酵を経て、12カ月オークバレルで熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。3年瓶内熟成を行いリリース。
【年間生産量】1.900本
【コメント】イチゴやチェリーなどの赤系果実とブラックチェリーなどの黒系果実。スミレやバラなどフローラルな印象が強い。また、未熟ではないペッパーがワインに奥行きとアクセントを加えている。長い瓶熟成により、タンニンはこなれてきており、アーシーさや森のような香りが表れ始めている。それでもフレッシュな果実と酸があり、さらなる熟成のポテンシャルが見える。
750ML 在庫  10   ご注文数   本
¥4,690 (外税) 
【整い始めたアンジュー・ルージュ!エレガントでありながら、トロッとした理想的なカベルネ・フランは、多くの人に癒しをもたらしてくれるでしょう!】
[ oisy wrote ]
 世のカベフラファンの方々がカベフラに何を求めているのか・・まだわかりかねているところではありますが、レミのアンジュ・ルージュはoisyが求めるカベフラ要素がぎっしり詰まってます。

 積層感のある赤い果実の中に、黒が多めに入り、「トロンッ」とした舌触り。

カベフラ的なグリーンやスパイスは控えめで、赤い果実が中心です。

 しんなりしていて、濡れ感があり、完全にドライなんですが、果実はわずかにあまく、多分に含まれたミネラルとのバランスは、まるで生理食塩水のように身体に染み入り、癒し度を爆上げしてくれます。

 僅かに鉄分を含むミネラリティは、エレガント系だったレ・ジャルダンに比べ、よりねっとりと濃度をもったエキス感でカベフラとの相性の良さを感じます。

 しかし酸が素晴らしい・・・細かい酸の粒にはハリがあり、冷ややかです。レミはグロローの扱いが抜群に上手いので、こういったことができるんでしょうね。

 スタイルとしては濃厚系ではなく、エレガント系の範疇なんです。

 2020ヴィンテージということもあり、既に仕上がり期に入ったかのような「まとまり」を感じますが、ポテンシャルは抜群。

 今飲んでも旨く、エレガンスが漂います。

 ですが香りの出方にはまだまだ余裕があり、やっぱりポテンシャルを引き出すにはデキャンタージュ・・・が必要かなと思ってしまいます。既に抜栓から4日経過していますが、全く底を見せません。

 より「ほぐれ」が見え始める5〜10年後が飲み頃の最大公約数なのではないかと思いますが、もしかしたらあと10年を超えていけてしまうかもしれない・・・そんな気もしてきます。良いとこの村名ほどのポテンシャルレベルがあると見ています。

 アンジューの新星が手がけるアンジュー・ルージュ。端正で丁寧にキマッてます・・・ぜひ多くの方に手に渡って欲しいと思っています!ご検討くださいませ!


2021 Anjou Rouge Clos Chaillou
アンジュー・ルージュ・クロ・シャイユ

19577
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ロワール
アンジュ―
レミ・ピヴェール/シャトー・ペレ=ジュアネ

■ エージェント情報
【セパージュ】カベルネ・フラン95 %、グロロー・ノワール5 %
【アルコール度数】13 %
【畑】粘土石灰質土壌。0.5 ha。標高90 m。オーガニック栽培。グイヨ仕立て。5.000本/ha。40 hL/ha。樹齢54-55年
【栽培・醸造】手摘みで収穫。10 %全房発酵。3日間のマセラシオンを行い、野生酵母を使用してステンレスタンクで12日間発酵。そのままマロラクティック発酵を経て、24カ月古いオーク樽で熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。12年間瓶内熟成を行いリリース。
【年間生産量】2.600本
【コメント】ワイナリーから10キロメートルほど離れた、もともとレミの祖父母が所有していた区画。ここでは粘土石灰岩土壌が見られ、高い保水性から素晴らしいカベルネ・フランが生まれる。アンジュ・ソーミュール地区の多くのトップドメーヌのワインが高騰しているが、このワインを飲むと新たなワインを試すことの楽しみを感じられる。カシスなどの黒系果実にグリーンペッパーやシダーウッドのようなアクセント。タンニンは豊富に存在しているが、口当たりが柔
750ML 在庫  10   ご注文数   本
¥5,780 (外税) 
【よりエレガントに・・華やかに香る!まるでニュイのミネラリティにコートされたエレガント系カベルネ・フランの真骨頂・・!】
[ oisy wrote ]
 やはり土壌が示すキャラクターというのはダイレクトにワインに反映されるようです・・・

 無印アンジュー・ルージュの方はシスト土壌でミネラリティーに少し鉄っぽさがあり、それがしっとり感をより高めていたように感じますが、クロ・シャイユはみんな大好き粘土石灰質です。

 コート・ド・ニュイの畑の多くがそうであるように、よりエレガントに、より華やかに・・・香ります。

 グリーンやスパイスは、完全にエレガンスを支えるための一要素として裏方に回り、香りの中心は「エレガントな赤い果実」です。

 徐々にエレガンスのボリュームが上がり、かなり妖艶さが出てきています・・・

 やはり石灰的な部分が多く見受けられ、透明感のあるミネラルにコーティングされているようなツヤがあります。これは決して見た目だけの話ではなく、舌にタッチする液体の感触です。

 それでいて染み入るカベルネ・フランの柔らかさは健在。

 アンジュー・ルージュと比べると、カベフラの比率は70%から95%まで上がります。酸の多くがグロローからカベフラ由来のものとなり、より優しく、粒子が細かく、精緻です。

 ある種ブルゴーニュ的な土壌でカベフラを作ったらこうなるのでは・・?という実験を見せられているような気になります。

 あまりにクセがないのでテイスティングしてると、これピノなんじゃない・・?と錯覚してしまいそうになりますが、じんわりと口内で広がっていく優しい余韻がカベフラだったと思い出させてくれます。これはピノにはない、カベフラの素晴らしいところですよね。

 完全にまだ若いです。今飲むなら3日前抜栓でようやく出てきてくれるレベルでしょう。oisyもレビューをできるところまで開いてくるのを待つのにそれくらいを要しました。

 10年は余裕でいけるポテンシャルだと思います。恐らく15~20年もいけるでしょう・・・

 アンジュ・ソーミュール地区の多くのトップドメーヌのワインも高騰しているようですが、まだこの価格帯ならお買い得と言えるのではないでしょうか・・? ヴァン・アミさんが頑張って発掘してきてくれたおかげです。

 バイヤーのT君は常にヨーロッパで走り回ってくれているみたいなので、このコスパは完全にその労力の賜物でしょう!若いって素晴らしい!

・・・でも、そのセレクションはどんどん玄人じみてきていると感じます! ぜひご検討くださいませ!