● 2016年のバシュレ=モノが到着です。残念ながらラ・ロマネ、アモー・デュ・ブラニーのリリースは無かったようです。しかしながら、リリースされたキュヴェはどれも素晴らしい出来・・・のようです。
バタール、レ・フォラティエール、レ・ルフェール、ムルソー1級は・・残念ながら飲めませんでしたが、ACブル赤も含め、2016年のネガティヴなイメージは全く感じられない出来でした。
ただし2016年ものは非常に数が無いです。是非お早めにご検討くださいませ。
2015年のバシュレ=モノのフルラインナップが到着です。最初に言っておきます。2015年のバシュレ=モノのシャルドネは滅茶苦茶濃密です!ミネラリティも膨大!・・ビックリすると思います!
noisy も2011年から注目し続け、素晴らしい2013年ものをテイスティングしてから・・
「・・2014年に品質も人気も爆発するかも・・しれない・・」
と感じていました。
しかしながら noisy の思いとは裏腹に、2013年バシュレ=モノの売れ行きは今ひとつでした。・・まぁ、日頃の忙しさと他にもテイスティングしなくてはならないアイテムの多さ、また、それ故に仕入れ出来る数量の少なさから、
「新着情報発行時のバシュレ=モノのテイスティング量の少なさ」
から、
「どれほど良いと判断していても、それをお客様にちゃんと伝えられなかった。」
と言う後悔が有ったのは事実です。
例えば、バシュレ=モノの2013年、2014年を飲めば、バシュレ=モノが、今どんなクラスのワインを造っているのかが理解出来ます。ブルゴーニュ・シャルドネの大御所たちに完全に並び、いつ抜こうか、抜けるか・・と言うポジションです。
それは海外の評論家さんたちも理解していると見え、例えば彼らのトップ・キュヴェであるバタール=モンラッシェ2014をアドヴォケイトは94~96Points、タンザーさんは92~95Pointsと評価しつつ、あの自然派シャルドネの事実上のトップ、ドメーヌ・ルフレーヴのバタール=モンラッシェ2014をアドヴォケイトは90~92Points、タンザーさんは93~95Points と評価しています。
アドヴォケイトは明らかにバシュレ=モノに軍配を上げ、タンザーさんはほぼ同格と見ているようです。
同様にピュリニー・フォラティエール2014年もバシュレ=モノにアドヴォケイトは93~95Pointsタンザーさんは92~94Pointsとクラスでトップの評価をしています。
もうすでに大御所たちに並んでいると言え、しかもまだ成長をしていることが、2013年と2014年のバシュレ=モノのワインから伝わってきます。
ですので、2015年バシュレ=モノは採算度外視で・・、ほぼ全部のアイテムのテイスティングを実行することにしました。・・ただしすみません、上記に記載の凄いバタール=モンラッシェのみは、「まだ」テイスティング出来てはいません。
追加がほぼ出来ないブルゴーニュの小さな生産者ですので、営業的にはかなり厳しいのですが、
「ユベール・ラミーと共にボーヌ・シャルドネのトップになりうる若いドメーヌ、それがバシュレ=モノ」と判断することが出来ました。
しかもまだ価格はリーズナブルです。フォラティエールでさえこのプライスですから・・
素晴らしい2015年になりました。是非ともご検討いただきご購入していただきたいと強く思っています。ではどうぞよろしくお願いします。

グリーン掛かった素晴らしい色合いのマランジュ・フシェールとゴールドが実に美しいサン=トーバン・アン・ルミイィ
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ブルゴーニュ・シャルドネの新時代を開くに違いない・・きっとそうだ・・と、思えるような若い世代の造り手、バシュレ=モノをご紹介します。前評判は高かったのですが、中々テイスティングの機会が無く、スルーしていましたが、
「感性が素晴らしい!」
と思える味わいで、これはお奨めしなければと・・思った次第です!
細かいテクニカルなどはいずれ・・・書こうと思っていますが、余り資料が無く、
1.自然派的なアプローチの農法だがビオではなさそうだ-->ピュアだがビオ的な香りはほぼ無い
2.ある意味古い造りと新しい感性のマリアージュ?-->その辺りがピュアさの理由?
味わいはきっと気に入っていただけると・・思います。そしてプライスも頑張ってます!かなりお買い得!ですが、決して品質が劣るわけでは有りません。是非飲んでみて欲しい!一推しです!
Domaine Bachelet-Monnot / ドメーヌ・バシュレ=モノ
“If you have not discovered them yet now is the time.”Neal Martin The Wine Advocate
“もし、あなたが未だバシュレ=モノを知らなかったならば、今が知るべきその時なのです”
ドメーヌ・バシュレ=モノは、コート・ド・ボーヌの南、マランジュのデジーズ村にあります。
このドメーヌは、2005年1月、当時20代の若さであったマルクとアレクサンドル兄弟の2人が祖父や父のワイン造りを引き継ぐという形で設立されました。
マルクとアレクサンドルは醸造の学校を卒業した後、フランスや海外でもワイン造りの経験を積んできました。
実績のない若いバシュレ兄弟ですが、友人であるヴァンサン・ダンセールやオリヴィエ・ラミーといった新世代のライジングスター達から大きな刺激と導きを得たことは想像に難くありません。
Bourgogne Aujourd’hui誌やRuvue de Vins de Franceといった現地メディアはもちろん、InternationalWine Cellar誌といった国際的なワインのメディアで輝かしい称賛を受けたバシュレ兄弟。かつて“未来を継ぐ新しい造り手”と呼ばれた兄弟は今もなお、高い品質を追求しています。
バシュレ兄弟が本拠を構えるマランジュから、サントネ、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、そしてグラン・クリュとなるバタール・モンラッシェを含む畑は、現在では23ヘクタールの畑を手掛けています。
彼らは畑のもつ力を最大限に生かすことが、より良いワインを造る近道だと確信しています。
日々、土壌に非常に注意深い作業を施し、ぶどうの木を健全に保つよう、見守っています。除草剤は一切使わず、ブドウの根が奥深くまで伸びるように丁寧に手入れをしています。収穫は全て手摘みで行い、その後、空気圧式圧搾機で時間をかけてゆっくり果汁を搾ります。その後、アペラシオンによって新樽の比率を変えながら、12~18ヶ月熟成します。この熟成を経て、ワインはフレッシュ感と複雑性を備えた洗練されたワインとなります。現在ではブルゴーニュ伝統の228リットル樽からドゥミ=ミュイと呼ばれる350~500リットルの樽の割合を増やし、より緻密で純粋な果実味とテロワールの表現を志しています。