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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・バシュレ=モノ

バシュレ=モノ

フランス Domaine Bachelet-Monnot ブルゴーニュ
● 2021年のバシュレ=モノをご紹介させていただきます。2020年ものではあのピュリニーの大ドメーヌ、ルフレイヴをついに凌ぐ評価を得て、皆さんのド肝を抜いたのは記憶に新しいところです。

 しかしこの2021年もの、赤も白も素晴らしい出来!・・一体どうやったのかと・・テイスティングして思いましたが、実は昨年の2020年もののテイスティングの時も同様だったんですね。

「あの、暑い2020年もので、これほどの美しい酸を得たとは!」

と。

 しかしながら2021年ものは・・その濃厚だった果実こそ無いものの、ブルゴーニュ的な美味しさを存分に湛えた素晴らしいエキス、酸バランスを得ています。

 あのトップ・キュヴェの「バタール=モンラッシェ2021年」も、ルフレイヴのバタール同様の98ポイントと絶好調・・一体どうやったら出来るのかと・・ビックリすることばかりです。

 そして赤も素晴らしいです。マランジュ1級レ・フシェールに至っては、これもまた2020年同様の上値93ポイントで、エレガントさとボリューム感がまさにブルゴーニュ・ピノ・ノワールの気高さを醸し出しています。

 価格の方は上がりましたが、下級キュヴェはnoisy の独断で思い切り下げています(・・これでも・・です。)素晴らしい出来になり、周知の存在になったドメーヌ・バシュレ=モノの2021年、ぜひご賞味くださいませ。お勧めします!
 
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 2020年のバシュレ=モノです。これ以外何も言うことは有りません。

「2020年もののバシュレ=モノは過去最高!」

です。どのワインも

「今飲んでも滅茶苦茶おいしい!」

ですし、

「どのワインも、信じられないほど評価が高くついている!」

のも間違いないです。ただ・・アン・ルミイィの評価だけはいただけませんが・・

 またトップキュヴェについて、海外メディアはほぼ、2019年ものの評価と同様では有りますが、細かく見て行きますと・・

「結局のところ、過去最高だと言っているようなもの」

とお判りいただけると思います。

 頑張って価格も出しましたので・・是非この機会にご検討くださいませ。超お勧めです!

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2019年のドメーヌ・バシュレ=モノをご紹介させていただきます。扱いを始めさせていただいたのが2011年ものですので、2019年もので9年目と言うことになります。

 2013年に、それまで親父さんの「ドメーヌ・ジャン=フランソワ・バシュレ」と二人の息子さん、マルクさんとアレクサンドルさんの「ドメーヌ・バシュレ=モノ」を統一したのですが、やはりそこが「大きな起点」になったと感じています。

「都合上分けなくてはいけなかったところを一緒に出来る」

ことで、それまでの・・フレッシュだけれどどこか軽いバランスで、まろやかさやコクが不足していたワインたちが、見事に無かったものを手に入れたように見えました。

 そしてその後はもうご存じかと思います。Noisy wine も2011年~2012年はテスト的な扱いで、フルラインでは扱っていませんでしたが、2013年からは可能な限りの扱いをさせていただいています。

 昨年の2018年ものでは、「圧巻」と言えるほどの素晴らしいパフォーマンスと優れたバランスを見せてくれ、確実にブルゴーニュを代表するワイン生産者の一人になったと感じさせてくれました。

 そして2019年もの・・これがまた素晴らしいです!・・シャルドネでは王道の一つとも言えるバレルファルメンテーション(樽発酵)を行っていると思われますが、ほんのりとトースティなアロマを凝縮感にフィネスをまとわせたかのような素晴らしい柑橘系果実のアロマが、抜栓直後から溢れて来ます!

 高域~超高域に伸びて行く非常に細やかな粒子の粒の繊細さと活力は、ワイン全体を活き活きとしたものに感じさせてくれますし、僅かにマッタリ・・ネットリとした、でも滑らかなテクスチュアは、長く持続する余韻にまで感じられ、たっぷりとある石灰系のミネラリティと共に、中域~低域にボリューム感を持ち、膨らませてくれます。

 どうでしょう・・誰が似ている・・と言うのは非常に難しいですが、バレルファルメンテッドなニュアンスと大きな構造、重量感からはコント・ラフォンを、キラキラと輝くボリュームある酸のバランスや味わいからは名手コシュ=デュリを、そして高域に達する伸びの良い健康的なアロマはルーロを・・感じさせてくれていると思います。そして、バシュレ=モノと言えば・・「美しい酸の味わいとフレッシュな果実感」ですが、これも2019年ものにも健在のままですから、

「ブルゴーニュ・シャルドネの王道を行くドメーヌ」

と言っても過言ではないかと思っています。これらの素晴らしいシャルドネが、海外メディアからも高い評価を受けるようになったのは、出来栄えからは当然のことと言えるでしょう。そして何よりも・・

「プライスも実に良心的!」

でしょう?


 そして本拠地、マランジュのシャルドネだけに留まらず、ピノ・ノワールも大躍進です。

 マランジュのピノ・ノワールは、ややもすると「鈍重な感じ」が出てしまいやすく、その部分をどうワインに生かして行くか、削るのか・・を含め、力の見せ所であるかと思いますが、2019年もののマランジュ1級フシェール赤は、

「90~93ポイント ジャスパー・モリス氏」

と言う、今まででは有り得ないような高い評価を得ています。noisy もテイスティングさせていただき、その魅力を確かめていますので・・あ、ジャスパー・モリスさんは、1級フシェールばかりを褒めていますが、noisy 的には村名マランジュを高く評価しています。勿論、A.C.ブルゴーニュ赤も非常に素晴らしいと感じました。そして、

「2019年のバシュレ=モノの赤はほぼ価格据え置き」

です。


 結論としまして、2019年ものは2018年ものさえ凌駕した出来栄えだと感じています。飲むべきワインです!是非ご検討くださいませ。一推しの生産者です!


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 2018年のバシュレ=モノをご案内させていただきます。お待ちになられていた方も多いかと思います。何せリーズナブルですし、質感はトップクラスに引けを取らないレベルにまで来ていますし、若くてさらなる成長も毎年見せていますし、何より、

「バシュレ=モノらしいフレッシュで大柄なブルゴーニュワイン!」

を見せてくれますから、楽しみは増しこそすれ減ることが無いんですね。


 noisy も、2018年ものにつきましても出来うる限りのテイスティングをさせていただきました。結果、

「飲めなかったのはバタール=モンラッシェだけ」

です。これはもう・・2本しか入らないのでどうしようもないキュヴェです。


 しかしながら、2018年もののバシュレ=モノを11アイテムテイスティングさせていただいて判るのは、

「すべてのキュヴェが同じ方向を向いている」

ことですから、

「ピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・フォラティエールの素晴らしさが全てを語っている!」

と言うことになるでしょう。


 いや~もう・・これはいけないですよ。旨すぎる・・(^^;; もう、飲むには若くて早過ぎるのは誰の目にも明らかでは有りますが、

「今飲んでも感動ものの美味しさ!・・次から次へとエンドレスにグラスを口に運んでしまう!」

ことを保証します・・。


 勿論ですが、そのすぐ下のレ・ルフェールも凄いですよ。パカレも同じキュヴェを造っている(いた?)んですが、すんなり超えて来ているとさえ感じます。

 そしてピュリニー村名、シャサーニュ村名も絶好調で大柄な味わいを見せてくれますし、ムルソー1級・クロ・デュ・クロマンとマランジュ1級・フシェールも、今飲んでも最高に旨いです。

 皆さんも気になっているに違いないサン=トーバン1級アン・ルミイィはミネラリティが凄過ぎて、今は少し硬いです。そしてA.C.ブルゴーニュ白は、それらのベースになっている要素をリーズナブルに、そして同じライン上での美味しさを感じさせてくれる佳酒でした。


 赤も美味しかったです。ラミーのものとはまた異なる感覚のピノ・ノワールで、クラシカルながらも適度に凝縮し、果実感も充実、味わいの幅の広さと僅かに残るフレッシュ感が、バシュレ・モノの真骨頂でしょう。マランジュ、A.C.ブル赤共にお勧めです。


 バシュレ=モノらしさ・・要素の多様さと味わいの幅の大きさですね。多くのブルゴーニュワインはマロラクティックで全てをまろやかにしてしまいますが、バシュレ=モノはきちんと・・元の残像を残していると感じます。残した上でまろやかにしている・・とも言えるかもしれませんが、このような造り手は他にいないのでは?・・とさえ感じます。

 言ってみれば、ルフレーヴとラフォンの中間・・でしょうか。

 素晴らしい2018年ものでした。是非飲んでみて下さい。お勧めします!

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 2017年のバシュレ=モノが入って来ました。2017年ものはサン=トーバン村の産は天候の性で非常に少ないようです。

 昨年まではそこそこに数量を押さえることが可能だったんですが、人気も高くなってきている性でしょうか、入荷数は激減です。インポーターさんの話しによると「5ケースしかない」キュヴェが結構あるようです。

 そんな中、2016年ものと同様とまでには行きませんでしたが、かなりのアイテムをテイスティングさせていただきました。そしてある確信を持ちました。

「1990年台のドメーヌ・ラモネよりも素晴らしい!」

 まぁ、言ってしまえば、その頃はラモネのサン=トーバンなどは4千円もしないで買えたわけです。余り見向きもされないワインでした。

 しかし、例えば1994年のサン=トーバンなどは・・滅茶美味しかったです・・。何よりリーズナブルですし、何より・・ラモネですから・・。

 そして、ラモネもシャサーニュの造り手です。シャサーニュの1級は濃度も有り、複雑性も高く美味しいワインです。でも、リリース直後は硬くて飲めなかったなぁ・・などと思い返しますと、2017年のバシュレ=モノのシャサーニュと1990年台のラモネのシャサーニュを天秤に掛け、どっちを選ぶか?・・と言われれば、

「・・バシュレ・モノの方が旨いしリーズナブル!」

と言ってしまうと思います。


 4~5年前までは、強めのバリックの風味が少し浮き、マロしきれなかったか、コントロールしたかは判りませんが、通常のマロよりも「リンゴ酸」を多く残す造りが、フレッシュさと快活さを強めに感じさせるものの、それさえも少し違和感としてとらえていたようにも思います。

 しかし、もう2017年ものを飲んで、そこを突いてくる方はいらっしゃらないでしょう。ムルソーのクロ・デュ・クロマンなど・・滅茶苦茶旨いですよ・・。感性の世界です。ヴォルネイに近いクロ・デュ・クロマン(あの一時を風靡したル・プレ・ド・マンシュの真下ですから)ですが、この村の北の粘土質が顔を出すムルソーにおいて、

「これ以上のムルソーは無い!」

と言っても大げさでは無いでしょう。


 そして、村名シャサーニュも、村名ピュリニーも非常に美味しいです。シャサーニュを飲むとラモネを思い出します。めっちゃ似てます・・。そして、ラモネより凝縮していてバランス良く見事だと感じてしまいました。

 レジョナルも美味しいです。ピノはヴォルネイを少々しっかりさせたような部分と、シャキッとさせた部分が両立して存在し、それが見事にはまっていますし、シャルドネはMWのジャスパー・モリスさんも激賞しているのが理解できほど、見事な出来栄えです。


 数年前までは確かに・・リキミのあるワインたちでした。しかしここ2017年に至り、トップ生産者の仲間入りを果たしたと言って良いと思います。是非ご検討いただけましたら幸いです。


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■ Domaine Bachelet-Monnot / ドメーヌ・バシュレ=モノ

“If you have not discovered them yet now is the time.”Neal Martin The Wine Advocate

“もし、あなたが未だバシュレ=モノを知らなかったならば、今が知るべきその時なのです”

 ドメーヌ・バシュレ=モノは、コート・ド・ボーヌの南、マランジュのデジーズ村にあります。

 このドメーヌは、2005年1月、当時20代の若さであったマルクとアレクサンドル兄弟の2人が祖父や父のワイン造りを引き継ぐという形で設立されました。
マルクとアレクサンドルは醸造の学校を卒業した後、フランスや海外でもワイン造りの経験を積んできました。
 実績のない若いバシュレ兄弟ですが、友人であるヴァンサン・ダンセールやオリヴィエ・ラミーといった新世代のライジングスター達から大きな刺激と導きを得たことは想像に難くありません。

 Bourgogne Aujourd’hui誌やRuvue de Vins de Franceといった現地メディアはもちろん、InternationalWine Cellar誌といった国際的なワインのメディアで輝かしい称賛を受けたバシュレ兄弟。かつて“未来を継ぐ新しい造り手”と呼ばれた兄弟は今もなお、高い品質を追求しています。


 バシュレ兄弟が本拠を構えるマランジュから、サントネ、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、そしてグラン・クリュとなるバタール・モンラッシェを含む畑は、現在では23ヘクタールの畑を手掛けています。
彼らは畑のもつ力を最大限に生かすことが、より良いワインを造る近道だと確信しています。

 日々、土壌に非常に注意深い作業を施し、ぶどうの木を健全に保つよう、見守っています。除草剤は一切使わず、ブドウの根が奥深くまで伸びるように丁寧に手入れをしています。収穫は全て手摘みで行い、その後、空気圧式圧搾機で時間をかけてゆっくり果汁を搾ります。その後、アペラシオンによって新樽の比率を変えながら、12~18ヶ月熟成します。この熟成を経て、ワインはフレッシュ感と複雑性を備えた洗練されたワインとなります。現在ではブルゴーニュ伝統の228リットル樽からドゥミ=ミュイと呼ばれる350~500リットルの樽の割合を増やし、より緻密で純粋な果実味とテロワールの表現を志しています。


2021 Chassagne-Montrachet
シャサーニュ=モンラッシェ

18358
自然派
白 辛口
フランス
ブルゴーニュ
シャサーニュ=モンラッシェ
ドメーヌ・バシュレ=モノ

■海外メディア情報
◇2021年もの
 92 Points Cellartracker
 89~91 Points Burghound
 89~91 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
◇2020年もの
 90~93 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
 88~90 Points Vinous
 87~90 Points Allen Meadows - Burghound
◇2019年もの
 89~92 Points 「Outstanding!」Allen Meadows - Burghound
 89~92 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
 89~91 Points Vinous
■エージェント情報
セパージュ:シャルドネ 樹齢:40年 畑・土壌:1級畑マルトロワの斜面下、石灰粘土質 。
 醸造:収穫は全て手摘み、除梗せずに空気圧式圧搾機で軽く搾る。その後、低温で24~36時間ほどデブラバージュ(不純物などを沈殿させる)した後、樽にてアルコール発酵を行う。その後、新樽比率30%で樽にて12ヶ月熟成される。
味わい:柑橘類や白い花の香りを持つ、果実味が華やかで繊細なワイン。魚料理や甲殻類、フォアグラを用いた料理と相性がいいです。11~12℃でサーヴしてください。
750ML 在庫  8   ご注文数   本
¥14,680 (外税) 
【2021年ものは非常に大柄!・・少なくとも80点台から下値を付けるというのは間違いでしょう!仕上がり待ち状態ですが、今飲んでも相当旨いです!】
 2021年ものはサン=トーバン・アンルミイィが届きませんでした。余り情報が無い・・と言いますか、聞いたかもしれませんが覚えていないのかも・・(^^;; なんとなくですが、

「2021年はアン・ルミイィのリリース無し」

と聞いたようにも思います。すみません。

 ですが・・超売れ筋の1級アン・ルミイィが無い・・と言うのは大きな痛手です。これが2ケース位入ってこそ・・何とかテイスティング代を捻出できる感じなんですね。2021年もののように、

「上が全く揃わない」
「上の数が無い」

と言う状況では、もう・・ぎゃふん・・と泣くしかありませんし、とても寂しい感じがします。

 どうしてもメディアも・・

「ちゃんとポテンシャルを取りに行けばちゃんとある、もしくはこれから出てくるのは判るはず」

なのに、2021年のネガティヴ要素のイメージを引きずっているように思います。

「ちなみに・・80点台など有り得ない高尚な味わいに仕上がる」

ことは間違い在りません。・・A.C.ブルじゃないんだから・・。製品をテイスティングするのとバレルテイスティングは異なるとしても、ちゃんと仕事しないと・・。

 ブリブリっとした果実がマンモスに感じられた2020年ものとは印象は幾分異なります。どちらかと言いますと、

「石灰系のとても細やかなミネラリティが膨大に溶け込んでいて、とても大きな構造の隅から隅までも埋め尽くしている」

状態から、

「黄色味を帯びたピュアな果実が徐々に増大して来る。」

段階まで来ており、そのミネラリティの膨大さに載って香って来るノーズの伸びやかさが素晴らしさを感じさせてくれています。

 2021年ものは、2020年ものの膨大な果実の代わりに膨大なミネラリティを持ち、筋肉質な仕上がりになっていますから、

「いずれ2020年ものの様な果実の風味が出てくるが、基底となるミネラリティがふんだんにあるため、2020年ものよりも高域に伸びて行くニュアンスが強い」

と感じます。

 なので、2020年ものと2021年ものの間にポイント的には大きな差は無い・・が、リリース直後の味わいは結構異なる・・が、瓶熟を終えると・・下手をすると2021年ものの方が出来が良かったと言うことになりかねないと感じます。

 2020年ものには2021年ほどのミネラリティは無く、酸のレベルも幾分低いかと・・いや、ブリブリっとして美味しかったですけどね。2021年は非常に伸びて行きます・・素晴らしい出来!・・ぜひ飲んでみてください。超お薦めします!





 以下は以前のレヴューです。
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【これは素晴らしいです!活き活きとして、丸々と膨らむほんのりねっとりなボディから黄色いフルーツと細やかなミネラリティ!村名で93ポイントはフロックじゃないです!】

 素晴らしいです!・・って書きたかったんですが、前回新着時には書き切れずに残してしまったアイテムがこのシャサーニュ=モンラッシェ村名です。こんなに美味しい仕上がりならいつでも書ける・・と思っていたので最後の最後になってしまって・・気付けばもう午後10時でした。

 2019年ものも素晴らしかったですが、2020年ものはその上を行きます。2019年もののこのシャサーニュ村名を飲まれた方は・・

「2020年も絶対に買いたい!」

と思われたに違いないので・・大変申し訳ありませんでした。

 抜栓直後からの柔らかで、樽の要素を僅かに感じさせつつのエレガントなアロマがスピード感たっぷりに周りを埋め始めます。口入直後はそのふんわりと柔らかなアロマをノーズから含みながら、シャサーニュらしい白っぽい石灰感を舌先から感じながら・・しなやかに拡がって行くほんのりとオイリーなニュアンスを感じます。

 しかしモロにシャサーニュらしい、その白っぽさとややタイトな飲み口は即変身しはじめ、やがてぶりぶりっとした黄色い果実、やや色を濃くしつつ、マッタリ感を強めて来ます。ムルソーのようなねっとり感では無く、ピュリニーっぽい果実感がしっかりな感じでしょうか。

 バシュレ=モノの2020年のピュリニーも深み、繊細さも本当に素晴らしいので比較は微妙ですが、このシャサーニュ=モンラッシェはその繊細さを助長したような構成なんですね・・。なので、村名ピュリニーはピュリニーで間違い無いですが、村名シャサーニュの方は・・繊細さを持っているタイプのピュリニー..みたいな感覚で飲めてしまいます。滅茶美味しいです!

 最近は・・シャサーニュもピュリニーも非常に高価です。シャサーニュの重鎮と言えば、あのラモネさんですが、ラモネさんの村名はちょっとタイト過ぎて造形が中々確認できない感じでしょう?・・熟すとそれなりに美味しくなってくるんですが、ディメンジョンをそのまま感じさせてくれるバシュレ=モノの村名がより美味しく感じられるかな・・と思っています。

 2020年ものはラモネさんの村名の評価が出回っていないので判りませんが、2019年ものはあのSNSのセラートラッカーで91ポイントでした。バシュレ=モノの2019年はバーガウンド、ジャスパー・モリスさん共に「89~92ポイント」ですから・・まぁ・・ラモネさんと同じか、超えているか・・と言う感じでしょう。

 2020年ものはその2019年ものを超えて来ていると noisy は判断しました。ジャスパー・モリスさんは2019年ものよりも上値で1ポイント積み上げ、93ポイントまで付けていますから、2019年ものの評点を覚えていらしての評点付けであるなら、彼もまた2019年もの以上の出来と判断したはずです。

 まぁ、ピュリニー=モンラッシェ1級レ・ルフェールが圧巻な出来ですから流石に届かないとしても、村名シャサーニュとしますと相当に上位に来ていると思います。ただし、アレン・メドゥズさん、ニール・マーティンさんは2019年ものからわずかに評価下げに回っていますので、全てのテイスターがそう認めた訳ではありませんが・・。2020年ものは濃密で素晴らしいだけに、よほどバレルテイスティングが難しかったのかと・・そうじゃないと、

「普通、評価はこんなにバラバラにはならない」

ですよね。

 色彩も2019年ものに比較しても黄色が強く、やや強めに樽を掛けても全くビクともしない果実の強さ、凝縮度が有ったのでしょう。

 おそらく、

「最もリーズナブルな、何とかモンラッシェ!しかも評価は1級並み!」

です。是非お試しください。滅茶美味しいです!


 以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしいです!本物!】

 上の写真がシャサーニュ村名、下がピュリニー村名です。ジャスパー・モリスさんは、より価格の高い「ピュリニ=モンラッシェ」よりも1ポイント高い評価をしている「シャサーニュ=モンラッシェ村名」です。

 ま・・気持ちは判るけどなぁ・・とも思いますが、2019年のシャサーニュ村名は、2018年ものに輪を掛けて素晴らしいです。某大ドメーヌ、ラ*ネさんのシャサーニュが薄い・・小さいと思ってしまうほど膨大です。まぁ、このタイミングではエレガントさはそちらが上だと思いますが、バシュレ=モノのシャサーニュが半端無いのはお判りいただけると思いますし、

「なんて言ってもこの価格が・・信じられない」

のは間違い無いでしょう。

 あのアレン・メドゥズさんでさえ、「89~92ポイント + アウトスタンディング 」を付けていますから・・ちょっと村名クラスにそんなに付けちゃって良いの?・・それはあなたのペースでは無いんじゃない?・・と思ってしまいます。

 通常良くあるタイプの「軽い」シャサーニュではありません。「きっちりぎっちり」と要素が有り、ミネラリティと果実感のバランスも素晴らしいシャサーニュです。

 白っぽいミネラリティがたっぷり有って、しかも黄色中心の果実もたんまり有ります。果実がしっかりしていて逞しいので、一瞬「ピュリニーか?」と思わせる風でも有ります。

 noisy 的にはそれでも・・ピュリニーが1ポイントほど上だと思いますよ。ピュリニーに関しては村名だけでは無く1級ルフェールも同じで、相当締まっていて各要素が簡単には飛び出してこれず、しかしバランスが素晴らし過ぎて、

「・・ん・これはそういうワインだ」

と勘違いしてしまっていると思います。


 なので、シャサーニュは93ポイント、ピュリニーはポテンシャル94ポイントです・・noisyとしましては・・はい。今飲んでだと2ポイント下がりますが、今から飲んでも滅茶美味しいので、

「この状態でほとんど実力は見えている」

と思っちゃうんですね・・。・・あ、すみません・・また上から目線的に偉そうに書いてしまいました。リアルでしょっちゅうそんな書き方をしていたので、ついクセになっちゃってるんですね・・。


 グラスの写真の色を見比べると、やはり判りやすいかと思います。シャサーニュの方がやや「白く」、ピュリニーの方がやや「黄色」が強いかと思います。もし可能でしたらムルソーのクロ・デュ・クロマンの写真とも見比べてみてください。明るさの補正はほぼ同じになるようにやっているつもりですが、テーブルクロスの色合いでご自身の目で補正されると良いかと思います。

 海外テイスターさえ騙した・・?・・素晴らしいシャサーニュとピュリニーです。ご検討いただけましたら幸いです!滅茶安いと思います!


 以下は以前のレヴューです。
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【アラン・メドゥズは89~92ポイント!「・・一体、どうしちゃったの?」と思えるほどの高評価!・・白いフルーツ主体に輝く黄色のフルーツ!美味しいです!】

「Burghound Outstanding Top Value!!」

って書いてありましたよ。よっぽど気に入っちゃったんでしょうね・・メドゥズさん。

 いつもはこんなに高いポイントは付けないんですけどね。

 因みにピュリニー村名の方は89~91ポイントで、ピュリニーよりも評価が高いし、考えられないほどの価値!などと書いちゃってるんですね~。

 もっと言ってしまうと、かのシャルパー・モリス氏は正反対。シャサーニュ村名は87~90ポイントで、ピュリニー村名が89~91ポイントです。ちょっと面白いでしょう?

「なんだ・・結局自分の好みで評価?」

と思われても仕方が無いですよね。・・noisyも気を付けよう・・。


 今飲んでもかなり美味しいです。白いフルーツ主体ですね・・梨とか洋梨、リンゴ系・・非常に瑞々しいですよ。


 こちらはもう、もしピュリニーとシャサーニュに迷うなら、

「早飲みOKのシャサーニュ 対 少し待った方が良いピュリニー」

か、

「白主体、黄色のトッピングのシャサーニュ 対 黄色主体、白のトッピングのピュリニー」

か、

「ナトリウム系の柔らかミネラリティ主体のシャサーニュ 対 カリウム系多めのミネラリティ主体のピュリニー」

などで・・お決めいただくのが良いかと思います。

 価格はシャサーニュの方が安いんですが、昨年とまったく同じで「据え置き」です・・(T.T これだけテイスティングしますと、結構に厳しいので値上げしたいところでは有りますが、ここはグッと堪えて・・。

 なお、シャサーニュ1に対しピュリニー2の入荷量ですので、シャサーニュは非常に少ないです。お早めにご検討くださいませ。

 以下は以前のレヴューです。
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【この辺を飲むとラモネさんとの共通項が見当たっちゃいますね~・・!タンザーさんはピュリニー89~91ポイントと渋めの評価です。】

 海外のメディア評価は、「シャサーニュ=モンラッシェ2017」については残念ながら見当たりませんでした・・美味しいのに・・ね。

 少なくとも、「甘みにかまけた味わいの良くあるシャサーニュ」では有りません。非常にドライだが、良いシャルドネ特有の気品高い旨味成分を持つ見事な味わいです。

 しかし、現状で滅茶存在感のあるムルソー・クロ・デュ・クロマン・・を飲んでしまうと、このタイミングでの抜栓はお勧めはできず、1~2カ月は休めて欲しいのが希望です。シャサーニュもピュリニーも・・です。少しだけ早いです。

 上の写真がピュリニーです。ま~・・見分けがつかないですよ・・色などソックリです。

 そして、どちらも・・何故かラモネさんを思い出してしまいます。何せ、両アイテム一緒に開けていますから、その「似ている」と思ってしまってからは、どうしても・・それが感覚から離れないんですね~。

 しかしながら、ラモネさんのシャサーニュほど薄くは無く(・・語弊がありましたらお詫びいたします)、その飲んだニュアンスが似ている・・と言うことなんですよ。


 左の写真はシャサーニュです。これは本当にソックリです。バシュレ=モノ兄弟のワインの方が充実しています。そして見事に「ハスキーな」シャサーニュらしさと、バシュレ=モノのワインが持つ華やかさが感じられます。

 ピュリニーの方はやはり黄色いフルーツが強いです。そしてまさにピュリニーらしく、豪奢な味わいです。タンザーさんは上値で91ポイントですが、もう少し付けてもいいんじゃないかな?・・下値の89ポイントは余計でしょ・・と感じます。

 いや、どちらも素晴らしいですが・・休養を上げてください。1~2カ月で良いです。それだけ時間があれば、しっかりとその姿を見ることが可能になっていると思います。

 ・・だとすると・・シャサーニュがお買い得では有りますね。もっとも、テロワールはしっかり出ていますんで、仮に同評価だとしても、そこから飲まれる方の好みが出て来ますんで、その辺りを是非お考えの上、

「2017年バシュレ=モノ、少なくともどれか1アイテムは是非!」

飲んでみていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


 以下は以前のレヴューです。
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【グラマラスなピュリニー=モンラッシェの個性をバシュレ=モノ的に表現した見事な味わいです!】

 皆さんはやはり、シャサーニュとピュリニーが近いプライスなら・・

「そりゃぁ・・ピュリニーでしょ!」

と思うかもしれません。


 やっぱり外向的ですしね~。柔らかいですし、愛想が良いですよね・・。シャサーニュは時折甘いですしね・・でもバシュレ=モノのワインは甘く無いですよ。


 こちらのピュリニーもとても良い出来でした。ジョン・ギルマン氏は91+ ポイントだそうですよ。・・色んな意味でちょっと呆れちゃいましたけど・・。いや、高い評価をいただけたのは、自分のことのようにうれしいですけどね。

 でも何でシャサーニュが90ポイントなの?・・と言う疑問は残りますね。ど~もその辺がアバウトなんですよね・・。そりゃ、2016年のシャサーニュは、確かに


「今は・・」

そうかも、それで良いかもしれませんけどね。でも、あと何年かしたら、完全に追い付く感じがします。

 noisy 的には、シャサーニュ村名もピュリニー村名も、ほぼ同点かな・・。現状で近寄りやすい・・より外向的ピュリニーであって、ポテンシャルではシャサーニュは少なくとも追い付いています。なので、

「シャサーニュを選ぶか、ピュリニーを選ぶかは、そして、ムルソー1級のまん丸なミネラリティも素晴らしい(はずだ)からあなた次第!」

と言うことになっちゃいますね。


 このピュリニー村名も素晴らしい出来でした。是非ご検討ください。素晴らしい色ですよね!


 以下は以前のレヴューです。
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【滅茶ゴージャス!きっとピュリニーに抱くイメージそのままです!】

 まぁ、これだけ水平でガンガン開けますと、色んな事に気付きます。バシュレ=モノらしい超高域の表現もそうです。結構難しいことをやってるのかな?・・単に畑の位置で発酵槽を変えてるだけじゃ無いよなぁ・・などもそうですが、何よりも・・一般に言うところの、

「テロワールが見事に違うことを見せつけている」

と気付かされます。


 他のコラムでも書きましたが、マランジュ・フシェールとサン=トーバン・アン・ルミイィの、余りの色の違いもそうですが、これは完全に畑の個性でしょう。

 豊かでゴージャスなムルソー・・って、ペリエール以外にも在ると思い出させてくれるのもクロ・デュ・クロマンです。これなんぞ、下手をすると「ムルソーと言わないかもしれない・・」シャルドネですが、モロに畑の個性、そのものです。


 こちらは、根底に厳しいミネラリティを持つクロ・デュ・クロマンとも違うミネラリティ、そしてゴージャスさを見せます。ピュリニー=モンラッシェに抱くイメージはそのまま・・かと思いますが、柔らかくもやや引き締まっていて、ダラダラした感じが全く在りません。結構・・惜しい感じのピュリニーは、豊かで大らかだけど・・緩いですよね。ムルソーほどの硬い石のミネラリティでは無く、もう少し砕けて粉々になった、ややソフトで優しいニュアンスの有るミネラリティです。

 感じられるフルーツも黄色が強く、しかも高質です・・実はこの上のクラスのピュリニー・レ・ルフェールが余りに凄いので、目立たない存在になってしまいガチでは有ると思うんですが、村名ピュリニーとするならば、これはかなり出来が良いと思います。

 価格も6千円+α・・ですから、ユベール・ラミーの高級クラスのサン=トーバンと良い勝負です。質感高い果実感、ミネラリティ、エキス感ですから、かなりお買い得かと認識しました。

 これも一推しです。全方位外交的美味しさです。是非飲んでみてください!お勧めします!


 以下は以前のピュリニー、シャサーニュのコラムから転載しています。
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【作風はラモネに似ている??繊細・ピュアな洗練されたシャルドネです!素晴らしいと思います!】

 2011年ものはそれなりの数量を扱えたのですが、2012年はかなり厳しいです・・・。ACブル以外は数本ずつ、バタール、レ・フォラティエール、レ・ルフェールに至っては1本、2本・・です。

 ACブルゴーニュや安くて美味しいマランジュの白はすでにご案内していますが、実は今回の上級キュヴェも同時に届いていたんですね。少なくとも上級キュヴェから1本はテイスティングしようと思って、シャサーニュをテイスティングしましたが、ご案内するのを今まで忘れていたんです。・・だって・・余りに少なくて、いつも忘れちゃうんですよ。

 味わい的には2011年の路線をそのまま継承しており、何本か飲んだ感じでは、より凝縮感が増したかな?・・と言うイメージです。

 で、この村名シャサーニュを飲んでみると、そう・・何かに、誰かのシャルドネに似た雰囲気が有る・・とずっと思っていたのが、判りました。

 それは、あの偉大な・・「ラモネ」です。まぁ、違うっちゃぁ違うんですが、化粧っ気の無いピュアで若くピチピチとした味わいと柑橘系の派手さの無いフルーツ感、ほんのりとマッタリしたオイリーさなどがソックリ・・かもしれません。

 このシャサーニュも、そう・・ラモネさんちのエチケットを見ながら飲んだら、全くその気になっちゃうんじゃないかと思います。ルフレーヴは有りえないし、ラフォンも無い、僅かにコシュ=デュリは掛かるかな?・・でもやっぱり似てるのはラモネだよな・・きっと、そう思っていただける高ポテンシャルな味わいです。

 シャサーニュとしては全くシャバく無く、ドライでタイト、適度な膨らみを持っています。このシャサーニュに関しては、今飲んでもかなり旨いと思います。価格もリーズナブルですので是非・・ご検討くださいませ。 村名ピュリニー=モンラッシェは2012年は飲んでいませんが、村名シャサーニュほぼ同様の仕込みをしています。決して過熟させて糖分の多い葡萄だけを使用しよう、大柄に見せよう・・と言う意識は見られない造り手です。活き活きとした生命の息吹をそのままワインにしたような造りですので、ピュリニーが持つ「たっぷりとした果実味」を極自然に表現しているはずです。

 1級ルフェールはムルソーの1級レ・シャルムの南に接するクリマですので、ムルソー的な大理石風ミネラリティを少し持ち、ピュリニーの豪奢な果実の風味も持つ、比較的リーズナブルなワインです。ムルソーを飲んでからピュリニーを飲むと、何故か緊張感が解れて「ほっ」としたりしますが、おおらかさと厳しさの両面を持つ味わいです。

 1級レ・フォラティエールはもう・・皆さん、良くご存知の素晴らしいクリマですよね。大きさ、構造の深さ、とても立派な・・ピュリニーらしいワインかと思います。1級の中ではトップクラスです。

 バタール=モンラッシェは、それでも0.5ヘクタール近く有るとのことで、物凄い財産ですね。DRCもバタールを0.6ヘクタールほど持っていて、数樽造ってネゴシアンに販売しています。飲みたいですがどうにもなりませんよね。

 以上、是非ともご検討ください。