【2021年ものは少ないので飲めていませんが、2019、2020、2021年と変わらず安定して美味しいピュリニー!ルフレイヴさんの半額です!】
知名度は全く追い付かないものの、評価ポイントでは全く同じ・・としか思えないような凄い生産者さんになった「ドメーヌ・バシュレ=モノ」です。村名ピュリニーは少ないので・・と言うよりも村名を超えてくると全てバラでしか入っていないので、2021年の村名ピュリニーのテイスティングは出来ませんでした。申し訳ありません。
「ルフレイヴと全く同じ評価って・・ホント?」
と思われるかもしれませんから、一応・・ちょっと見てみてください。1級レ・ルフェールは比較対象がルフレイヴさんにないので、標高がほぼ同じで少し村の中に入ったロケーションのクラヴァイヨンと比較していますが、その他は同じ畑です。
◇2021 Leflaive Puligny-Montrachet
90~92 Points Jasper Morris
90~93 Points Burghound Outstanding! Burghound (6/2023)
◇2021 Bachelet-Monnot Puligny-Montrachet
90~92 Points Vinous
89~92 Points Burghound
88~90 Points Jasper Morris
◇2021 Leflaive Les Folatieres (4/2023)
92~95 Points Burghound Sweet Spot! Outstanding! Burghound (6/2023)
94 Points Vinous (1/2024)
92~93 Points Jasper Morris
◇2021 Bachelet-Monnot Les Folatieres (10/2022)
93~95 Points Vinous (1/2023)
91~94 Points Burghound Outstanding!Burghound(6/2023)
90~93 Points Jasper Morris
◇2021 Leflaive Puligny-Montrachet 1er Cru "Clavoillon"
92~94 Points Burghound (6/2023)
92~94 Points Jasper Morris (5/2023)
93 Points Vinous (1/2024)
◇2021 Bachelet-Monnot Puligny-Montrachet 1er Cru "Les Referts"
92~94 Points Vinous (1/2023)
91~94 Points Jasper Morris (10/2022)
91~93 Points Burghound (6/2023)
◇2021 Leflaive Batard-Montrachet Grand Cru
95~98 Points Burghound Don't Miss! Burghound (6/2023)
95~97 Points Jasper Morris Drink from 2029~2038 (4/2023)
96 Points Vinous (1/2024)
96 Points Best from 2025 through 2035Wine Spectator(1/2024)
◇2021 Bachelet-Monnot Batard-Montrachet Grand Cru
96~98 Points Jasper Morris (10/2022)
95~97 Points Vinous (1/2023)
93~95 Points Burghound (6/2023)
まぁ・・noisy も何とか数キュヴェ、テイスティングさせていただきましたが・・非常に良い出来です。スケールの大きさもさることながら、やはりバシュレ=モノらしいピュアさ、フレッシュさを感じさせてくれます。最近はもう・・ルフレイヴさんちのワインはとんとご無沙汰です・・2006年まで・・だったかなと思いますが、余りに高くなったのと、ビオ系でありながらのリリース時の硬さが気になって扱わなくなってしまいました。
ですが、上記のような評価を見ますと・・こう判断せざるを得ません。
「・・バシュレ=モノが・・良いよね・・。」
評価自体が同じでも味筋は異なりますから・・ルフレイヴさんのワインが大好きな方はそちらをお買いになられるのでしょうが、バシュレ=モノも素晴らしいので、もし飲まれたことが無いようでしたらトライしてみてください。お勧めします!
以下は以前のレヴューです。
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【ジャスパー・モリスさんは、バシュレ=モノは完全にルフレイヴを超えたと・・言っているかのような94ポイントです!】
これも激旨です!・・グダっとした果実だけのピュリニーでは無く、繊細さを果実で表現できている見事なピュリニー=モンラッシェ村名でした・・。
そして、noisy も余り前以ては見ないようにしている海外メディアの評価ですが、
「なんとジャスパー・モリスさんは94ポイント!(・・マランジュ1級と同じ評価・・ですが・・)」
なんですね。
そして、ピュリニー=モンラッシェを代表する大御所としましては、最近はNoisy wine も止めてしまったあのスーパードメーヌ・・「ドメーヌ・ルフレイヴ」さんですよね?
そのスーパー・ドメーヌのピュリニー=モンラッシェ2020年には、彼は、
「92ポイント」
としているんですね・・
「・・えっ?・・バシュレ=モノのピュリニー村名だけじゃなくて、マランジュ1級より低いの?」
と・・思いません?

おまけにかのスーパードメーヌの村名は、万札2枚でも購入できないらしい・・凄いことになっちゃってますから、
「バシュレ=モノ..飲んでみようか・・」
と思っていただけるに違い無いんですね。
深みは有るけど・・ただ底が下にあって、そこを果実で埋めているだけ・・のピュリニーじゃ在りません。繊細で有り、構成も深く、しなやかさと豊満さを持ちつつエレガントでしっかりしたエキスを持っています。
今飲んでも滅茶美味しい!・・いや・・10年寝かしたらもっとおいしい!是非飲んでみてください!
「94ポイントの村名ピュリニーなんて・・そう簡単には見つからない」
はずです。お勧めします!
以下は以前のレヴューです。
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【素晴らしいです!本物!】
上の写真がシャサーニュ村名、下がピュリニー村名です。ジャスパー・モリスさんは、より価格の高い「ピュリニ=モンラッシェ」よりも1ポイント高い評価をしている「シャサーニュ=モンラッシェ村名」です。
ま・・気持ちは判るけどなぁ・・とも思いますが、2019年のシャサーニュ村名は、2018年ものに輪を掛けて素晴らしいです。某大ドメーヌ、ラ*ネさんのシャサーニュが薄い・・小さいと思ってしまうほど膨大です。まぁ、このタイミングではエレガントさはそちらが上だと思いますが、バシュレ=モノのシャサーニュが半端無いのはお判りいただけると思いますし、
「なんて言ってもこの価格が・・信じられない」
のは間違い無いでしょう。
あのアレン・メドゥズさんでさえ、「89~92ポイント + アウトスタンディング 」を付けていますから・・ちょっと村名クラスにそんなに付けちゃって良いの?・・それはあなたのペースでは無いんじゃない?・・と思ってしまいます。
通常良くあるタイプの「軽い」シャサーニュではありません。「きっちりぎっちり」と要素が有り、ミネラリティと果実感のバランスも素晴らしいシャサーニュです。
白っぽいミネラリティがたっぷり有って、しかも黄色中心の果実もたんまり有ります。果実がしっかりしていて逞しいので、一瞬「ピュリニーか?」と思わせる風でも有ります。

noisy 的にはそれでも・・ピュリニーが1ポイントほど上だと思いますよ。ピュリニーに関しては村名だけでは無く1級ルフェールも同じで、相当締まっていて各要素が簡単には飛び出してこれず、しかしバランスが素晴らし過ぎて、
「・・ん・これはそういうワインだ」
と勘違いしてしまっていると思います。
なので、シャサーニュは93ポイント、ピュリニーはポテンシャル94ポイントです・・noisyとしましては・・はい。今飲んでだと2ポイント下がりますが、今から飲んでも滅茶美味しいので、
「この状態でほとんど実力は見えている」
と思っちゃうんですね・・。・・あ、すみません・・また上から目線的に偉そうに書いてしまいました。リアルでしょっちゅうそんな書き方をしていたので、ついクセになっちゃってるんですね・・。
グラスの写真の色を見比べると、やはり判りやすいかと思います。シャサーニュの方がやや「白く」、ピュリニーの方がやや「黄色」が強いかと思います。もし可能でしたらムルソーのクロ・デュ・クロマンの写真とも見比べてみてください。明るさの補正はほぼ同じになるようにやっているつもりですが、テーブルクロスの色合いでご自身の目で補正されると良いかと思います。
海外テイスターさえ騙した・・?・・素晴らしいシャサーニュとピュリニーです。ご検討いただけましたら幸いです!滅茶安いと思います!
以下は以前のレヴューです。
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【ニール・マーティン90~92、アラン・メドゥズ&ジャスパー・モリス89~91!質感高く大柄なピュリニー=モンラッシェ!旨いです!】
そりゃぁね、ルフェールやフォラティエールには勝てる訳無いですね。それは仕方が無い・・どちらもグラン・クリュ真っ青な出来ですから。
でもこのピュリニー=モンラッシェ村名、バシュレ=モノらしさをどこも削っていない、しかもそれら1級と全く同じライン上にある味わいなんですね。
ですから、黄色いフルーツ感が増し増し、バシュレ=モノらしい味幅がしっかり有る、ドライなピュリニーなんですね。
上値で言うと92ポイントクラスですから、1級クラスに肉薄している感じです。不足しているとするなら、ルフェールやフォラティエールが持つ優雅さだけ・・です。もうここは、畑の素性がモロに出て来てしまいますから・・。豊かさはそれら1級にはどうにも叶わないと思ってください。
でも、タイトな美味しさなら負けませんし、要素からの表情が出てくると・・ピュリニーらしい豪奢なフルーツが表に出て来ますよ。
なので、今飲んで美味しいのはそれら、1級畑の方です。こちらはもうちょい、寝かした方が良いでしょう。寒くなって来て、魚介類が美味しくなって来たこの冬には、だいぶ成長していると思いますよ。
そして(通常の保存温度の場合)15年間は美味しくいただけるでしょう。
何せこの色・・確実に黄色味が強くなっていますよね。熟度が高い葡萄ですが、酸がきっちり有りますので非常にバランスが良いです。上値92ポイントは伊達じゃない!・・と思います。ご検討くださいませ。非常に美味しいです!
以下は以前のレヴューです。
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【この辺を飲むとラモネさんとの共通項が見当たっちゃいますね~・・!タンザーさんはピュリニー89~91ポイントと渋めの評価です。】

海外のメディア評価は、「シャサーニュ=モンラッシェ2017」については残念ながら見当たりませんでした・・美味しいのに・・ね。
少なくとも、「甘みにかまけた味わいの良くあるシャサーニュ」では有りません。非常にドライだが、良いシャルドネ特有の気品高い旨味成分を持つ見事な味わいです。
しかし、現状で滅茶存在感のあるムルソー・クロ・デュ・クロマン・・を飲んでしまうと、このタイミングでの抜栓はお勧めはできず、1~2カ月は休めて欲しいのが希望です。シャサーニュもピュリニーも・・です。少しだけ早いです。
上の写真がピュリニーです。ま~・・見分けがつかないですよ・・色などソックリです。
そして、どちらも・・何故かラモネさんを思い出してしまいます。何せ、両アイテム一緒に開けていますから、その「似ている」と思ってしまってからは、どうしても・・それが感覚から離れないんですね~。
しかしながら、ラモネさんのシャサーニュほど薄くは無く(・・語弊がありましたらお詫びいたします)、その飲んだニュアンスが似ている・・と言うことなんですよ。

左の写真はシャサーニュです。これは本当にソックリです。バシュレ=モノ兄弟のワインの方が充実しています。そして見事に「ハスキーな」シャサーニュらしさと、バシュレ=モノのワインが持つ華やかさが感じられます。
ピュリニーの方はやはり黄色いフルーツが強いです。そしてまさにピュリニーらしく、豪奢な味わいです。タンザーさんは上値で91ポイントですが、もう少し付けてもいいんじゃないかな?・・下値の89ポイントは余計でしょ・・と感じます。
いや、どちらも素晴らしいですが・・休養を上げてください。1~2カ月で良いです。それだけ時間があれば、しっかりとその姿を見ることが可能になっていると思います。
・・だとすると・・シャサーニュがお買い得では有りますね。もっとも、テロワールはしっかり出ていますんで、仮に同評価だとしても、そこから飲まれる方の好みが出て来ますんで、その辺りを是非お考えの上、
「2017年バシュレ=モノ、少なくともどれか1アイテムは是非!」
飲んでみていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。