ドメーヌ・セシル・トランブレイ
セシル・トランブレイ
フランス Domaine Cecile Tremblay ブルゴーニュ
● セシル・トランブレイの2015年が入荷してきました!年々数量が厳しくなる一方のセシルですが、ついに・・入荷数は今まででもっとも少ない数量になってしまいました。
1000ケースちょっとの生産量ですから元からレアな生産者では有りますが、2015年ものはさらに入手困難かと思います。
2000年からメタヤージュの葡萄で造り始め、noisy も正規が決まってすぐ、おそらくですが2003年ものより扱っています。アンリ・ジャイエの姪っ子、ロブレ・モノの奥さん(良くあることのようですが今は違うようです)・・と言う触れ込みでしたが、海のものとも山のものともまだ判らなかった頃ですから、全数テイスティングをしてご案内していました。
しかしながら人気が出るに連れ入荷数は減り続け、ついには1アイテム1~2本・・と言うような入荷量です。
確かに、上級キュヴェの素晴らしさは、テイスティング出来ていた頃には確認出来ていました。しかし、もうその頃からは減少傾向に歯止めが掛からず、また特に人気のヴォーヌ=ロマネ系はどうにもならないような数です。
ですので、誠に申し訳ありませんが、以前の記事とリアルワインガイドなどの評点等をご参考にされてください。
リアルワインガイド第59号によりますと、「凄いとしか言いようがない」そうです。
●2015 Vosne-Romanee 1er Cru les Beaux Monts
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン
【・・・】
ついに・・3万超えです。ヴォーヌ=ロマネの偉大な畑のワインは、これからはどんどん値上がってしまうでしょうね。
考えてみれば妥当なものなのかもしれません。何万本、何十万本も造れるボルドーのシャトーものに比べ、その10パーセントにもまるで届かない量しか無い訳ですから・・。
あの素晴らしいラ・グランド・リュも、その昔は全然大したことが無かった。だから安かったし、飲む人は少し小馬鹿にしたように思ったことでしょう。
しかしながら、2010年以降の品質向上はとんでもないスピードで行われ、あれよあれよと言う間にトップドメーヌになってしまいました。あの味わいなら、5万円は有り得ないと納得させられてしまう訳です。まして、「ロマネ=コンティ」と「ラ・ターシュ」の間ですからね。
実は、以前にもお話ししましたが、ラ・グランド・リュにはスペシャル・キュヴェがありまして、2014年、2015年と造ったのは確認しています。「キュヴェ1959」と名付けられたこのワインはたったの2樽、DRCと交換したラ・ターシュだった畑の部分のみで仕込んだワインでして、ま~これが凄いらしい・・。オルヴォーの担当のM君は飲ませてもらったそうなんですが、普通のラ・グランド・リュ2014年であっけにとられたのに、キュヴェ1959は「別次元」とのことで・・非常に興味を持っています。まぁ・・どうやら何とか入手出来そうですが・・。
この畑は、ロマネ=コンティと全く同高度に有る、ラ・ターシュ側に 」 のように飛び出した部分の畑で造っていましてね。たったの2樽ですから、ブティーユ280本位、その他マグナムとジェロボームを造ったらしいですが、日本の正規からは入手は不可能なようですよ。
・・いや、話しは飛んでしまいましたが、ある意味、そんな「ブティック・ワイン」をフランソワ・ラマルシュは造った訳ですが、
「セシル・トランブレイは全部がブティック・ワイン?」
と言えるかもしれませんね。造れて1000ケース、造れなきゃその半分・・ですから。
そんな訳で、何とか入手出来たこの2015年レ・ボーモンです。ご検討くださいませ。
以下は以前のコメントです。
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【キラ星のごときヴォーヌ=ロマネ1級です!】
この2014年ものですがリアルワインガイド第55号は、
ヴォーヌ=ロマネV.V. 評価掲載無し
レ・ルージュ・デュ・ドスュ 93~94+ 2020~2050
レ・ボーモン 93+ 94+ 2018~2048
と、1級はほぼグラン・クリュ並みの評価をしています。
レ・ボーモンは元より非常に少ないですが、日本の割り当てはもっと少なく、noisy も最近はほとんど飲めていないです。しかし、レ・ルージュはもう・・ほとんどロマネ=サン=ヴィヴァン級ですので、その素晴らしさは想像できちゃいますよね・・。
もし購入できましたらラッキーと思ってください。
以下は以前のコメントより転載しています。
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【ぶっ飛びました!】
ここからは・・・ヴォーヌ=ロマネのワインの真髄が楽しめると思います。ただし、レ・ボーモンは極端に数が無いので飲めませんでした。
● 2008 ヴォーヌ=ロマネV.V.
とても美しい透明なミネラル香。ダークチェリー、ラズベリー、動物系皮革。柔らかな赤い果実感と果実酸。複雑さも少しずつ出てくる。とても素直な美味しさ。ヴォーヌ=ロマネらしいとても柔らかな酸。美味しい。ストレスを全く感じない綺麗な味わい。それでいて味幅もしっかり有る。今飲んでも美味しい。素晴らしい!
● 2008 ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ルージュ・デュ・ドゥスュー
いきなり大きいポテンシャルを感じる。上品で滑らか、皮革、なめし皮。とてもアロマティック。ミネライティたっぷりでとても美しい。紫のアロマが実にエレガント、とても良く伸び、余韻が長い。・・・長くていつまでも消えないプリプリの果実。テクスチュアは全くシャンボール系。えげつなさなど微塵も無い。素晴らしい!まさにロマネのワイン。
● 2008 ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン
飲んでません。
ACヴォーヌ=ロマネVVで充分に旨いです!輝いています。美しいです!
でも、本当にぶっ飛んだのは・・・・レ・ルージュ・デュ・ドゥスューでした。まるでロマネ=サン=ヴィヴァンでした!とても煌びやかで荘厳ささえ漂っていました。
ここ以上のクラスが上手く購入できたら・・・ラッキーだと思います。そして、是非、セシルの今後のワインにも注目して欲しいと思います。ヴォーヌのフーリエになるかも・・しれません。お奨めしますが本数はほとんど無いです。
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