ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・セシル・トランブレイ

セシル・トランブレイ

フランス Domaine Cecile Tremblay ブルゴーニュ
● 2022年のセシル・トランブレイです。今や、マダム・ビーズ・ルロワさんの後継と祀り上げられていることもあり、物凄い人気です。アルヌー・ラショーもマダムに一目置かれた関係で、凄いことになってしまったのはまだ良いですが、その後の入荷の案内が全く無く、

「マダムと言うよりルソーさんちを見習っている?」

んじゃないかと言いたくもなってしまいます。

 2022年のセシル・トランブレイは若干の値上げで済みましたが、数は余り増えていません。テイスティングしてどうこうと言える存在では無くなってしまいました。

 2022年の1級レ・ボーモンは、(おそらくミシェル・ノエラとの)賃借契約が終わったのもあり、畑が返って来ましたが、

「返って来たレ・ボーモンの葡萄は1級レ・ボーモンには入れずに、ヴォーヌ=ロマネ1級としてリリース!」

していますので、2021年のヴォーヌ=ロマネ1級がレ・ボーモンとレ・ルージュのブレンドですから2022年ものとはエチケットは同じでも中身は全く異なりますのでご注意ください。

 その他、畑が返って来てラインナップもだいぶ賑やかになりました。どうぞよろしくお願いいたします。


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 2021年のセシル・トランブレイのご紹介です・・高くなりました・・。

 昨年の2020年もののシャペルなどのG.C.の Noisy wine での販売価格はほぼ16万円・・で2021年ものが19万円です・・が、

「・・あれ?・・意外にも値上げ率が・・15%ほどと高く無い?」

 そうなんですよ。絶対価格としてはそりゃぁ・・高いんですが、A.C.ブルでも18~19%ほどと・・昨年からの円安分さえ、完全に転嫁は出来ていないんじゃないかと思ってしまいます。

 それに、海外の価格を見てみますとまぁ・・あっけに取られるような価格が用意されているようで、Noisy wine のほぼ倍の価格が海外の平均のようです。

 と言うことは、

「セシルではあまり値上げをしていないんじゃないか?」

と思ってしまいますよね。リアルワインガイドなどでの彼女の言動を見てみますと、

「余りの急な値上げ、リテールでの信じられないような価格について理解出来ない」

とのことですから、非常に有難い・・と感じています。


 まぁ・・それでも高いですが、2003年・・セシルのシャペル=シャンベルタンが2005年に入って来た時の販売価格が、「15000円ほど」だったのが判りました。昔の価格をPCから拾い出したんですね。

 あれから18年経過していますから、(190000 - 15000)÷18 で、9722円になり・・毎年、その価格を値上げしたことになろうかと思います。

 そう考えますともし日本人の給料のベースアップが1万円合ったなら・・そしてその分をお小遣いに出来たら・・普通に買えちゃうとも言えるかなと・・だって12カ月で1万円なら何とか大丈夫でしょう・・?・・まぁ・・無理ですかね・・。


 で、2021年もののセシルのワインですが、とても飲める数量では無いので・・リアルワインガイド第81号では、

「本人は大好きなヴィンテージ!」

と言っています。エレガントで古典的な仕上がりだと・・言っています。

 海外メディアも・・何故か2020年よりも高い評価をしているキュヴェが有ったりします。シャペル=シャンベルタンは上値98ポイントまで付いていますから・・。

 と言うことで、申し訳ありません・・またさらに減ってしまった2021年のセシルです。ご検討いただけましたら幸いです。

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 ・・・もう何も言えなくなって来ました。爆上がりの2020年、セシル・トランブレイです。

 あ、ひとつだけは言えます。noisy が2020年ものに高値を付けている訳では無いんです。インポーターさんの値付けから Noisy wine が普通に値付けした価格です。

 まぁ、このところの円安が半端無かった時期で、今は少しだけ円高に振れたとしても・・インポーターさんの支払いはすでに済んでいるのでしょうし、為替の影響をヘッジするために余分な出費もあるのかもしれません。

 またアイテム別に重要な点としましては・・

「今まで比較的リーズナブルだったグラン・クリュが一気に爆上がり!」

です。倍以上・・です。

 2020年のシャペルやエシェゾーの海外平均価格は34~35万円!・・ですから、それでも日本の価格は半額以下と言うことなのでしょう。

 ここまで高価になってしまいますと、セシル・トランブレイのワインはもはや簡単には飲めないアイテムになってしまったと思うしか有りません。それでも海外から見ればちゃんと正規ものが入ってくる日本の状況は羨ましいのでしょうから、さらに高値に向かうのも仕方が無いのかもしれません。

 なお、先ほどジャスパー・モリスさんが上値97点と申し上げましたが、彼の評価は2020年ものよりも2019年ものが押しなべて・・より高いです。ですが・・こう言いますと問題発言かもしれませんが、noisy 的には2019年ものが2020年ものを凌駕していると決断できる経験がまだ無く、むしろ2020年ものの方が上・・と言うような感覚すら持っています。

 ですので一般論として単純に、

「2019年ものの方が上」

と思ってしまうのはちょっと早いかな・・と思います。

 その辺を含めましてご検討いただけましたら幸いです。とんでも無く入荷の少なかったセシル・トランブレイの2020年ものです。

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2019年のセシル・トランブレイをご紹介させていただきます。皆さんもご存じのように2019年のブルゴーニュは大減産で数が有りません。セシルも同様のようです。

 元々生産量は少ないところに減産、そして海外人気の猛烈さには驚かされます。

 因みに・・A.C.ブルは16000円から、モレ村名は25000円から、シャンボール・レ・カボットは40000円から、レ・ボーモンはほとんど出回らず・・それでも10万円から、シャペル=シャンベルタンは14万円から・・これが海外のショップの最低価格のようです。そして上限は倍近くまで・・です。

 なので・・言ってしまえば、

「いくら何でも高過ぎるだろう!」

と思っていても、日本向けの価格は他の海外の国よりもリーズナブルなようです。これは、某専門誌のT編集長に聞いた話しでは有りますが、フランスのドメーヌは昔からずっと毎年購入してくれている日本を、日本人を好きな方が多い、と・・。なので、他の国に出すよりもリーズナブルに出してくれる・・でも減産で値上げをしなければならず苦しいし、某国によるアプローチも厳しいので、全体とすると日本への割り当てはかなり減っている ・・と言うことなんですね。

 高い・・値上げがキツイ・・とばかり思っていても、決してそうじゃ無いんだと・・言うことらしいです。まぁ、日本人のサラリーは上がらず、正社員は減り、有期雇用ばかりになっていますから、日本国内はさして物価も上がっていないにも関わらず、世界全体で見ると、取り残されてしまっている・・と言うことなのかもしれません。

 2019年もののセシルは、もう言うのも嫌になるほどに少なくなってしまいまして、10年前の片手の指で充分足りるほどのパーセンテージになっていますので、以前のようにテイスティングしてしまうと販売するワインが無くなってしまう・・そんな状況です。

 人気と評価は・・物凄いものが有り、ザ・ワイン・アドヴォケイトはシャペル=シャンベルタン2019に上値99ポイントと・・ついにほぼ満点・・と言うところまで来てしまいました。

 また、その存在はすでに叔父であったアンリ・ジャイエと置き換わったかのような感じさえ受けます。

 Noisy wine もいつまで販売できるのか・・判らないような状況ではありますが、それでも何とか・・続けさせていただきたいと思っています。

 また申し訳ありませんが上記のような状況ですので、

「オークションに出せばそのまま利益が見込める」

「海外に出せば倍になる」

と言う部分も有りますので、お一人様どれか1本、それにプラスして、A.C.ブル3000円、村名5000円、1級7000円、グラン・クリュ1万円の条件をつけさせていただきました。必ずお守りいただけますよう、決して複数アイテムのご注文を確定させないよう、お願いいたします。申し訳ございませんがご了承くださいませ。

 また、オークション出品や再販を見つけた場合、以後のお取引をいたしませんのでご注意くださいませ。


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 2018年のセシル・トランブレイです。人気は最高潮に達しているようで、お問い合わせの多さ、セシルの既存ページへのアクセス数とも、異常な状況です。まあ、更新を確かめるためにプログラムを使ってリロードを繰り返していらっしゃる方もいらっしゃるようですが、

「余りに酷いアクセスの仕方をすると、自動的にそのアクセスを遮断するシステム」

になっていますので、10秒ごとにリロードとか、1日当たりの同じページへのアクセス数とかを見ていますので、ご注意くださいね。余りにセシルのページへのアクセスが多く、サーバーに常に大きな負荷が掛っており、ページ更新などの作業時にすでに影響が出ています。なので、Webサーバーのメモリを増設する羽目になってしまいました。倍にして様子を見ています。

 確かに、モレ村名でも94ポイント(・・ホント?ちょっとこの情報は怪しいです。)とか、シャペル=シャンベルタンやエシェゾーは97ポイント(これは・・判るけど)など、メディアの評価もここ数年で鰻登り、生産量はさしては増えないので、購入することすらままならない訳ですね。

 例えば、2009年のセシルのnoisyの扱い量は、聞いたらビックリするような大量の数です。ん十ケース・・です(・・)が、今ではもう、その頃の十分の一も無いです。毎年20~30%、この数年間にキッチリ減らされてまして、2018年ものも2017年もののキッチリ20%減です。小数点以下の数桁まで「000」が並んでたので、担当に、

「・・あのさぁ・・そこまでキッチリゼロを並べて減らすなよ!」

と、思わず声が大きくなってしまいました。

 とは言え、価格ももう相当高価になって来ています。ジャイエ家の遺伝子を継ぐ者としての評価も有るかと思いますので、この人気は一体いつまで続くのか・・。ワインの出来も良いのは重々承知していますが、

「あれだけ苦労して・・も売り上げに繋がらなかったのに・・」

そんな気持ちもあり、非常に複雑では有りますが、申し訳ありません、

「お一人様どれか1本 + 他の生産者のワイン1本」

が条件になります。どうぞよろしくお願いいたします。

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セシル・トランブレイの2017年が入荷してきました!年々数量が厳しくなる一方のセシルですが、ついに・・入荷数は今まででもっとも少ない数量になってしまいました。2016年ものも減らされたのに2017年ものは何と・・さらに半分です。

 1000ケースちょっとの生産量ですから元からレアな生産者では有りますが、これからはさらに入手困難かと思います。

 2000年からメタヤージュの葡萄で造り始め、noisy も正規が決まってすぐ、おそらくですが2003年ものより扱っています。アンリ・ジャイエの姪っ子、ロブレ・モノの奥さん(良くあることのようですが今は違うようです)・・と言う触れ込みでしたが、海のものとも山のものともまだ判らなかった頃ですから、全数テイスティングをしてご案内していました。

 しかしながら人気が出るに連れ入荷数は減り続け、ついには1アイテム1~2本・・と言うような入荷量です。

 確かに、上級キュヴェの素晴らしさは、テイスティング出来ていた頃には確認出来ていました。しかし、もうその頃からは減少傾向に歯止めが掛からず、また特に人気のヴォーヌ=ロマネ系はどうにもならないような数です。

 人気の点でも日本は元より、昨今は中国での人気が爆発しているようで、高価に購入してくれる中国向けが急増、その分日本向けが削られている可能性も有ります。



1921年、エドゥアルド・ジャイエ(セシルの曽祖父であり、アンリ・ジャイエの叔父)が創業。所有畑は、6ha。その娘ルネ・ジャイエ(セシルの祖母)は、1950年に同じ家系のミシェル・ノエラに畑をメタヤージュ(折半耕作)で貸すこととなる。

 2000年にメタヤージュで得ていたブドウをルネ・ジャイエの孫であるセシルが受けることになり、ワイン造りを開始。2003年、半分の3haを正式に継承し、現在4haを所有。アンリ・ジャイエの家系であることが注目されますが、そのワインは繊細かつエレガントで、デリケートなピュアさとフィネスを兼ね備えた、「新世代のブルゴーニュの新星」。
 また、それまでリュット・レゾネで栽培されていたのを、ビオへ転換しています。


本拠地 : モレ・サン・ドニ村
代表者 : セシル・トランブレー
生産本数 : 年/13000本
所有畑 : 合計4ha 
シャンボール・ミュジニー・レ・フスロット 0.5ha、ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモン 0.17ha (1級畑)
シャペル・シャンベルタン 0.4ha、エシェゾー・デュ・ドゥスュ 0.2ha (特級畑)
他、モレ・サン・ドニ村、シャンボール・ミュジニー村、ヴォーヌ・ロマネ村に所有

URL :  Domaine Cecile Tremblay ■特徴
あのアンリ・ジャイエにつながる家系であることばかりが注目されますが、そのワインは繊細かつエレガントで、極めてデリケートなピュアさとフィネスを兼ね備えた、新時代ブルゴーニュの代表の一人です。 ■ワイン造り
 手摘みで収穫の後、マセラシオン・プレフェルマンテール(低温浸漬)してから木のキューヴでアルコール発酵。キュヴェゾンは平均28~35日に渡ります。 樽発酵は15~18ヶ月で、新樽比率は25~100%。清澄・濾過は行なわず、太陰暦に合わせて瓶詰めされます。

 ここからは2012年もののコメントです。
━━━━━

 そんなものですから、当然テイスティングはしないつもりでいましたが、ACブルにエチケットにシワの有るのが混じってましたので、

「ん~・・・飲んじゃうか~!」

とばかりにテイスティングしちゃいました!



 観て下さい!・・この美しい色合い!・・素晴らしいです!

 以前は、

「将来有望だけど、村名以下は今ひとつの出来かな・・・」

と思っていました。


 しかし、このブルゴーニュは・・・まぁ、価格も上がりましたが半端無いです!・・質感的にはかなりフーリエに似てきましたし、繊細で美しく、そして力強さも存在し、飲む者を圧倒する魅力に溢れています!

「ACブルでこの仕上がりなら・・・!」

と思わざるを得ません。このレベルのワインを造れる生産者は、ざらには存在しないのです。フーリエ2006年の時もそのように思いましたが、非常に近い・・・感覚を得ました。


 ただし、ヴォーヌ=ロマネの生産者であること、神様の姪っ子であることで、元々価格も安くなく、生産量は微々たるもの・・・飲みたいですが・・・飲めません!・・残念!


 こんなワインに仕上げることが出来るので有れば、上級キュヴェはこれ以上ということですから、まず間違いないでしょう!

「セシルはついに・・・来た!!!!」・・・かもしれない!・・・(^^;;


 希少なワインですので、ゲットされた方は是非ご感想などいただけましたら幸いです。頑張って購入する価値はあると思います。お奨めします!


以下は以前のコラムのコピーです。
━━━━━
 2003年から、ロブレ・モノと同様に完全ビオディナミに変更されたようです。ジャイエ家といえばヴォーヌ=ロマネの名門中の名門と言えます。マニアならその畑を継承したトロンブレーに興味が沸かない方がオカシイですよね。

 味筋は、エキス中心薄旨系しみじみ味の、だんなさん=ロブレ・モノ とは大違い!こりゃしょうがないないよね。
「ジャイエ家の血筋だからって、アンリ・ジャイエと比べるな!」
ったって、
「いや~、血筋は争えないよなぁ・・・」
と、飲めば素直に感じるわけですから・・・、ね。

 で、2006年をご案内する訳ですが、例によって入荷が有ったのが奇跡に近い・・・レベルです。ので、当然飲めません。全部合わせても・・数本ですから・・・当然です。

 で、今までの繰り返しになりますが、2006年も以前とスタイルが変わっていないと仮定すると、ロブレ=モノ系の穏やか系では無く、やはりジャイエ系の果実味バランスに振った味わいだと思います。これは・・・いかにエレガント系のワインが好みだと言っても、体の方が受け入れてしまう味わいです。是非飲んでみてください。
━━━━━
■2011年セシル・トランブレイ

 セシルが初めてリリースしてから毎年、必ずほぼ全アイテムテイスティングしてきました。必ずや陽の目が当たる存在になるんじゃないかと、希望と言うか、欲望と言うか・・・(^^、想像みたいなものが有りました。

 ですが2010年同様に2011年も、良いワインに仕上げるには相当の苦労が有ったようです。生産量が激減、noisy の割り当て数も・・・

「えっ?・・」

 と・・目が点になってしまうほど激減してしまいました。ある意味、ご紹介するのも厳しいような数量ですから、当然のようにテイスティングは1本も出来ませんでした。

 そこに来て、われらがリアルワインガイドからも、2010年ものに物凄い評価をいただきまして、もうこれは収拾が付かないほど・・です。

 残念ですが、テイスティングも無し、コメントも無しになりますが、以前のものを掲載していますので、ご参考にされ、お早目にご注文くださいませ。申し訳有りませんが全アイテム、お一人様1本限りとさせていただきました。

━━━━━
■2009年セシル・トランブレイ完全ガイド

 思い返せば十数年前、noisy はドニ・モルテを追いかけていた。かなりの造り手だと思ったが、日本ではまだそうでは無かった。ルーミエも好きだったが、確固たる地位を築き始めていた・・にせよ、安くないとまだ売れなかった。まだアンリ・ジャイエも追いかけていた・・こちらは有る意味、ワインの師匠としてだ。そして、ジャイエの威光は凄まじかった。そこにフーリエが来た。まだまま若造だったが、キラリと光るものを感じていた。今も何人もの造り手を追いかけている。勿論、紹介したことのない造り手もいる。noisy の頭の中にだけいるのだ。そして、きっとその内の何人かが凄い造り手になると信じている。


 2009年のセシル・トランブレイです。いや~、良いです。順調に成長しています。上記でも書きましたが、1994年からフーリエのドメ ーヌを継いだジャン=マリは、13年目にまるで蛹が蝶になるかのように全世界に羽ばたきました。この辺りの出来事は、昔からのnoisy のお客様は良~くご存知でしょう。2006年のフーリエをご紹介するnoisy の文章にも、きっとその辺りが現れていたと思います。彼の凄いところは、一番底辺のワインからグリオットまで、何の変りも無く、最上級に仕上げている事です。継いだ畑が良かった・・・とも言えますが、各畑の個性をしっかり見抜き、何をしたら良いのかを13年の間に学んでいたのです。そして、もう・・落ちる事は無いでしょう。あのルーミエさん(クリストフ)でさえ・・・凡庸な(失礼)キュヴェは有るんですから。

 セシルも確実に学んできています。ですので後7~8年、じっくり腰を落ち着けて見続けてほしいと思います。実際、どのキュヴェも旨いです。及第点をあげられますし、びっくりするような出来のアイテムも有ります。そして2008年より確実に成長を感じました。

 なお、各コラムには、以前のコメントを載せていますので、お間違いの無いようにお願いしますね。今回は重要な部分はこちらに書きます。


ブルゴーニュ・ラ・クロワ・ブランシュ
 集中しつつ紫の果実、少しの樽香、果実の素直な甘み、少しネットリ。柔らかく膨らみ、継続しつつの余韻。わずかにタンニンの残像。エキスも濃く、とても良く出来たヴォーヌ=ロマネと言える品質。

 実に良くできた村名クラスの仕上がりです。今飲んでも美味しく飲めますが、2~3年置くとベストでしょう。硬かったらデキャンタしてください。数は無いですがセシルを知るのにとても良いアイテムです。

モレ=サン=ドニ・トレ・ジラール
 きれいな赤紫、わずかに焦げた樽。集中した果実。すこsかtのボディだが適度な厚みと膨らみが有る。とても綺麗な土、スパイス、モレのワインには珍しく綺麗にまとまっているが、ややドライな印象を後に残す。果実の凝縮感、複雑性も有り、タンニンも感じる。

 彼女のワインの中では珍しく男っぽい感じのワインですが、それがモレっぽくも有るのでしょう。ルーミエさんの1級モレよりたっぷり美味しい・・いや、かもしれない、と思うのであります。


以上の2つですが、セシル・トランブレイ入門編ですね。どちらも良い出来ですが、これから出てくるアイテムには、どう逆立ちしても適いません・・まあ、当たり前っちゃ当たり前ですが。

ヴォーヌ=ロマネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
 ヴォーヌ=ロマネらしい実に柔らかで薫り高いアロマ。ほんのわずかに樽。素直な果実の風味とエキス味。味幅はしっかり有るが、エレガントさを崩さない。ドライな味わいでエキス感はシャンボール・レ・カボットには及ばないがバランスに優れる。比較的早熟かと思う。今は少し硬めで少し辛さが残る感じだがすぐ解消されるだろう。複雑性が実にしっかり有る。

 とても美味しいです。模範的なヴォーヌ=ロマネの味わい以上に複雑性も有ります。でも、セシルにはもっと上を目指して貰わなければ・・とも思っています。これはお奨めです。

シャンボール=ミュジニー・レ・カボット
 少し暗めの赤紫。少し焦がした樽、ラズベリーチックな来い香り。濃密なエキスの甘み。ドライだが見事に甘い。味幅もしっかり有り、絹ごしのテクスチュア良く、余韻も静かなエキスの甘みを残す。とても良いニュアンスがいつまでも残る。凝縮していて粘性もしっかり有る。石灰系ミネラリティがたっぷり。一滴が濃い。

 同じプライスのVRと比べると、こちらはエキスが濃厚で、旨みがたっぷり載っています。レ・カボットというリューディは見当たらないし、所有している地所にも無いので、おそらくフュスロットの格落ちかな?と思います。だとすると実質1級・・う~ん・・・この旨みは只者ではないと思いましたがそういうことかと、今更ながらに納得していたりします。

 優しい酸味で柔らかく包んでくれるヴォーヌ=ロマネと、昇華したエキスの旨みが素晴らしいシャンボール・・・どちらを取るかは好みでしょう。この2つはやっぱり同クラスです。


シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・フュスロット
 静けさを持った大きなミネラルの香り。スケールが今までの4品とは大違い。僅かな樽。構成自体が大きい。現在は硬いが目の詰まりが物凄い。ゆっくりと、じんわりと動いているような地球の雄大さを見るようだ。フランボワーズ、チェリー・・とにかく目が蜜。素晴らしい。
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ルージュ・デュ・ドゥスュー
 官能的、セクシーなアロマ、これは旨い。雅で荘厳・・素晴らしい。清楚でいて巨大。そして瑞々しい。とても綺麗な、信じられないような静かな甘みが長く持続する。エキスの美味しさが表現しきれないほど美しい。
ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン
 肉っぽい艶っぽいアロマ。スパイス、黒味の入った果実。エシェゾーっぽさ。赤みの少ないレ・ルージュと云うべきか、黒味の入ったレ・ルージュぁ。ドライで適度な膨らみを持つ。奥行きがしっかり有って実にワイルド。プチ・エシェゾーとも言うべきか。
エシェゾー・デュ・ドゥスュー・グラン・クリュ
土の奥の紫の果実。とても雄大。ヴォーヌ=ロマネ・レ・ルージュに似た印象だが、香りはレ・ボーモンを精緻にしたような感じ。甘く伸びやかで実に長い!今は膨らみきらないが時間の問題。素晴らしく、そして強く雄大なワイン。
シャペル=シャンベルタン・グラン・クリュ
美しい!薫り高い!見事に雄大なアロマ。赤黒チェリーとクラクラするような濃密な美しいアロマ。全くストレスの無い美しい液体。清くて正しい!そして緻密でエレガント。今は最後に少し暴れるが問題無い。これほどまでに美しい土のニュアンスは滅多に無い。


 どうでしょうか・・最後の5アイテム、どれも素晴らしくて甲乙付けがたいです。価格は結構差が有りますが、フスロットはエキスが素晴らしいし、レ・ルージュはまるでロマネ=サン=ヴィヴァンだし、レ・ボーモンはプティ・エシェゾーだし、エシェゾーはまさに正統派エシェゾーだし、シャペルはまるでミュジニーです。どれか1つって言ったら・・どれだろう・・シャペルかな。これは本当に素晴らしいですし、レ・ルージュの荘厳さも捨てがたい・・お好みで選んでください。


 総括としましては、3つのグループに分けられるほど、しっかりポテンシャルが違います。一番下のクラスでも平均を大きく超えていますが、フーリエのように、ACブルもグリオットも高質感が変らない・・というところには、まだ遠く及びません。それでも彼女は狙ってると・・思ってます。ブルゴーニュのトップの位置を・・ね!・・是非ご堪能ください。そして成長も見守ってほしいと心より思います。


2022 Chambolle-Musigny aux Echanges Magnum
シャンボール=ミュジニー・オー・ゼシャンジュ・マグナム

19015
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
シャンボール=ミュジニー
ドメーヌ・セシル・トランブレイ
セシル・トランブレイはお一人様どれか1本限定+こちらのワインは他の生産者の税別10000円以上 10/19(土)より出荷開始
◆◆◆セシル・トランブレイはお一人様どれか1本限定 +こちらのワインは他の生産者のワイン税別10000円以上でお願いいたします。複数アイテム選択のままご注文を完了しますと権利無しとさせていただきます。

■高額商品で代替品がございませんので、一応セシル・トランブレイ2022の出荷は2024年10月19日(土)からになりますが即出荷は致しかねます。厳重な梱包をするために時間的な余裕をいただきますのでご理解どうぞよろしくお願いいたします。

■メディア情報
◇2021年もの
 91~92 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
◇2019年もの
 91~93 Points Jasper Morris - Inside Burgundy

■エージェント情報
 樹齢90年の超古木からとれた葡萄を除梗を一切行わず、またSO2添加なしで醸造、熟成しノンフィルターで瓶詰(瓶詰前に少し添加)した特別キュヴェ。1500mlのみでの販売。総生産量150本。
 例年マグナムのみで瓶詰めされる少量生産キュヴェ。樹齢が80年を超すヴィエイユ・ヴィーニュでミルランダージュとなり果皮が厚い為、傷の無い健全な房の状態で全房にて発酵でき、醸造過程では一切SO2添加を必要としない。
1500ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥116,000 (外税) 
【なんだこれ?生産量150本って・・!】--以前のレヴューを使用しています。
 まぁ、世界中で150本ってことは、結果一樽しか造れなかったので、マグナムだけにしようと・・また、おそらくですが、かなり出来が良かったのでマグナムに・・と言うことなんでしょう。リアルワインガイド第55号も当然のように評価無しでした。

 noisyはエージェントさんの説明文の理解が中々できなかったんですが、サン・スフルで醸造し、瓶詰め時にちょっとだけSo2を添加したってことなのかと思います。

 まぁ、敢えて言うようなことでも無いですが、言うのであればもっと丁寧に・・でしょうか。でも、そうしないとこのキュヴェの説明が付かない部分も理解はできます。

 平たく言えば、

「葡萄も醸造もとても良く出来た。後のことを考えて瓶詰め時に少しだけ亜硫酸添加した。」

と言うことなんでしょうね。

 でも、海外を検索してみると、

「no sulfite Chambolle-Musigny aux Echanges」

と、少し話題になっているようです。と言うことは、

 樹齢90年の超古木からとれた葡萄を除梗を一切行わず、またSO2添加なしで醸造、熟成しノンフィルターで瓶詰(瓶詰前に少し添加)した特別キュヴェ。

 の、「瓶詰前に少し添加」は何を意味するのか良く判りません・・。


 まぁ、90年の超古木のオー・ゼシャンジュのリューディの葡萄が余りに良かったのでそれだけを使って、記念碑的に仕込んだキュヴェ・・と言うことでしょうか。

 このオー・ゼシャンジュと言う区画は、1級畑と村名に跨っていますんで、所有状況によっては微妙な部分を持っているのかもしれません。

 と言うことで・・1本しかない意味不明なマグナムのワインを考察してみました・・。