【セシルの2011年のシャンボール=ミュジニー・レ・カボット、ジュアンの2013年ラ・リオット、クロード・デュガの2014年ジュヴレ1級の3本セットです。】

どうやらワインの世の中もどんどん変化しているようで・・こう、言えると思います。
「自然への回帰はもはや止められない!」
単に「自然」とは言っても言葉の意味としてはぼやけてしまいますが、ナチュラルな造り、醸造と言うことですね。
今まではそんなワインには、
「海外メディアも目を瞑って来た」
んですが、方向転換しまして・・
「D.R.C.やルロワに対する接し方と同じになった」
と言えます。
なので、ビゾやアルヌー=ラショーなどに高い評価が付く様になり、自然派のワインには特別な色眼鏡を掛けなくなったということかな・・と思っています。

アルヌー=ラショーは2018年ヴィンテージで大化け・・です。noisy は残念ながらその波には載れませんでした。
まぁ・・人の造った波ですから・・乗れたとしてもすぐ落とされるのは目に見えてまして・・いや、自分で創った波にすら、まともに乗れずに横から押されてこけちゃってますから・・はい。
今もオークションサイトを見てみると、アルヌー=ラショーの2018年のニュイ=サン=ジョルジュ村名が10万円超え・・です。もうビックリです。
まぁ、ビゾに至ってはD.R.C.超えが声高らかにサイトで謳われ、100万超えが出ていますし、某ショッピングモールでは・・・
「目を疑うような価格!」
で陳列されています。
まぁ・・あの感じだと日本人を相手にはしていないのはミエミエ・・では有ります。是非一度、怖いもの見たさでも結構ですので、覗いてみて下さい。

セットのオリヴィエ・ジュアン、2013年ラ・リオットは、そろそろ美味しくなってきているはずですよ。冷ややかなヴィンテージですがモレらしく香りがワイルドに、舌触りが滑らかになっているかな・・と。
デュガさんのジュヴレ1級2014年はようやくまとまって来たタイミングかと想像します。あともう少しの辛抱でしょうか。先にオリヴィエ・ジュアンを飲んで待っていてください。
2011年のセシルのシャンボール村名は・・どうなっちゃってますでしょうか。開けるタイミングは難しいかと思いますが、その頃のセシルのワインとするなら、非常にリーズナブルかと思います。是非ご検討くださいませ。