ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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ドメーヌ・ド・シャソルネイ・エ・フレデリック・コサール

ド・シャソルネイ・エ・メゾン・フレデリック・コサール

フランス Domaine de Chassorney et Maison Frederic Cossard ブルゴーニュ
● 2016年のドメーヌ・ド・シャソルネイとメゾン・フレデリック・コサールが入荷しました。難しいヴィンテージになったと思われる2016年を、「感性の人」コサールがどのように仕上げたか、noisyも興味津々・・、お客様の中には毎年定点観測されていらっしゃる方も多いと思いますが、ぜひこの紹介コラムを読んでいただきたく思います。

 何せ、

「2016年はダメ!」

と言うような、早い時期からのデマにも思えるような噂が流れていました。確かに全滅に近いアペラシオンが有ったことは事実です。


 しかしながら、noisy も2016年ものをそれなりにテイスティングしていまして、その感想としましては、

「思ったよりもかなり良い・・と言うか、造り手の個性や感性が光るヴィンテージか?」

と言う印象です。


 勿論、2014年や2015年と言った、かなり健康的に、しかも早めの収穫が可能だった年とは違う傾向を見せるのは確かです。その、2016年的な要素を、各造り手がどのように仕上げたか・・と言う点において、またその感性が確かなものなのかどうか・・が・・

「モロに判るヴィンテージ!」

でも有るように思います。


 この先につきましては最後の方に記載したいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。


━━━━━
◆2016年コサール&シャソルネイ、テイスティング出来たアイテム

〇2016 ブルゴーニュ・シャルドネ・ビゴット
〇2016 ペティアン・ラ・シャソルナード・ブラン
〇2016 サン=ロマン・コンブ・バザン・ブラン
〇2016 オーセ=デュレッス・レ・クレ・ブラン
〇2016 ピュリニー=モンラッシェ・ヴォワット
〇2016 ピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・シャンカネ・クロ・ド・ラ・ガレンヌ
〇2016 シャルドネ V.d.F.(ジュラ)
〇2016 サヴァニャン V.d.F.
〇2016 スキン=コンタクト・サヴァニャン
〇2016 リュリー・プルミエ・クリュ・アン・ヴォーヴリー・ブラン
●2016 ピノ・ノワール V.d.F.
●2016 ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ブドー
●2016 スキン=コンタクト・ルージュ・ブドー
●2016 サン=ロマン・スー・ロッシュ・ルージュ
●2016 シャンボール=ミュジニー・レ・ゼルビュ
●2016 ニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ダモード
●2016 ヴォーヌ=ロマネ・レ・シャン・ペルドリ
●2016 モレ=サン=ドニ・プルミエ・クリュ・レ・モン・リュイザン
●2016 サン=タムール
●2016 ムーラン=ナヴァン

━━━━━

 2016年のコサール、シャソルネイは、複雑な構成と深い構造を持つ、中晩熟型のブルゴーニュと言うことが出来るかと思います。いや、ブルゴーニュだけでは無いので・・そこはすみません。

 また、新たな試みなのでしょうか、「スキン・コンタクト」「ロング・マセレーテド」と言う造りのワインが幾つかありまして、この出来栄えがかなり素晴らしいです!

 2016年ものは、晩熟の葡萄を使用することになったことの影響がみられ、ある程度早い段階での収穫が可能だった前年や前々年とは若干イメージの異なる仕上がりです。種がより熟した形になっていますので、タンニンの量はやや多め、早々に抜栓し飲み始めますとほんのりと乾いたニュアンスのテクスチュアを感じられると思います。この影響から、前年のような美しい酸(のみ)に支えられたピノ・ノワールというよりは、厳しい年を生き抜いてきた葡萄の魂をいただいているような、荘厳さが加わったものに感じます。

 むしろ、前年よりも骨格はしっかりしており、構造ももしかしたらより大きいかもしれません。その構造を埋め尽くせるだけのフレーヴァー要素が充分にあるかどうか・・が超熟さを表すかと思いますが、

「物凄く沢山は無いとしても充分ある」

と感じます。


 非常に良い出来かと思います。ただし、2015年もののように、

「到着してすぐ開けてとても綺麗で美味しい!」

と言えるようなものでは無く、

「到着したら落ち着かせるために少し休養させ、開けたら空気に触れさせるようにじっくりいただく」

ようにするのが、早い段階での美味しく飲むコツでしょう。2~3年経過しますとかなり溶け込んで、他のヴィンテージとの差を感じにくくなるかもしれません。


 noisy も、テイスティングで残ったアイテムを持ち帰り、何日か掛けて飲ませていただきましたが、

「開けたてより、酸素の供給が行き渡ってからの見事な膨らみと滑らかさに驚かされた!」

と言う実情で、その変化の割合の大きさにビックリしました。そんな観点から、


「2016年コサール&シャソルネイはかなり良い!」

と言う印象を強くしたものです。


 また、そのようなヴィンテージですから、奇をてらったような造り・・コサールはこのところは影を潜めていますが時折やり過ぎる傾向が有りました・・そんな造りはせず、ただ真っ正直に、しかし、「スキンコンタクト」と言う長期マセレーションに挑戦し、成功した訳ですね。


 非常に素晴らしいスキンコンタクトですが、勿論、嫌いな方はいらっしゃるかと思いますよ。しかし、もし受け付けられなかったら・・3~4日目にもう一度、トライしてみてください。想像を超えた変化をしますんで・・。


 と言う訳ですが、勿論、通常のアイテムも同様の傾向がみられます。

 上級キュヴェ、モレ1級、ヴォーヌ=ロマネ、シャンボールなどの赤、ピュリニー系も例年通り盤石の旨さです。定番ドメーヌもののACブル、サン=ロマン、オーセ=デュレッス(赤はリリース無し)も、1~2カ月の休養で素晴らしい姿を見せてくれるでしょう。

 面白いのがジュラです。これはさらにかなり良い・・と思います・・が、若干は好き嫌いが出るかと思います。

 また、ピュアでナチュラルでフレーヴァーが凄いのがクリュ・ボージョレです。むしろ2015年よりも出来自体も良いと感じました。このクリュ・ボージョレに関しては、上記2016年の印象は当てはまりません。

 それ以外は現状、ようやく仕上がってきたと言うタイミングです。厳しいヴィンテージを乗り越えてきた、その複雑な味わいが見事です。ぜひご検討くださいませ。


━━━━━
《ブルゴーニュ》 シャソルネイ&コサール 2016年リリース!

ドメーヌ・ド・シャソルネイ&ネゴシアン・フレデリックコサールの新ヴィンテージ、「2016年」がやってまいりました!

一般的に2016年の評価は、「酸が穏やかでボリュームが豊かな2015年に似ている」とされています。しかしフレッドは「ブドウが晩熟でフェノールがしっかりと熟した2008年、エネルギッシュで芳醇な2012年、果実感が豊かな2015年の3ヴィンテージの特徴を併せ持ったハイバランスな年」と評価しています。

 白は豊かな果実のエキスに溢れつつ、やわらかさがありながら、しっかりドライな印象で、ここ近年の中でもハツラツとした酸のインパクトが強く、また端正で目の詰まった酒質に仕上がっています。小ぶりながら鋭さのあるミネラリティが、ワインに緊張感を与え、このミネラリティを軸に熟成することで、更なるスケールに辿りつくだろうと期待が膨らみます。

 赤はタンニンの量が控えめで、ややスマートな印象。しかしながらアルコールのボリュームとふくよかな果実味があり、現段階でのタンニンと果実感のまとまりは見事です。数ヵ月後の早い段階から、果実の開きとともにエレガンスに磨きがかかり、染み入るような優しいエキスはよりしなやかさを増し、より品格を備えていくことでしょう。白も赤も揃って秀逸な出来栄えです。

 しかしながら収量にかんしては4月25~27日にコート・ド・ボーヌを中心に大規模な遅霜の被害により、特にドメーヌは深刻な低収量の年となってしまいました。

 が、しかし! 2016年はフレッドがこれまで温めていた新たなプロジェクト発動のタイミングであったことが幸いし、各本数は少ないもの、ワインの種類は例年とほぼ変わっていません。

【ロングマセラシオン】
 特注タンクで8ヶ月のロングマセラシオンを施した「サンロマン白」、「サンロマン赤」、そしてオークセイ・デュレス赤、サヴィニー・レ・ボーヌ、HCBのブドウで仕込まれた「ブドー」、ネゴスはローヌの白ブドウの同様に仕込まれた「ズィ・ズィ・フレッド」、そして「サヴァニャン」と、一挙に5種類リリース♪

(長期間還元状態であったため、ワインが整い開くまでにはだいぶ時間が掛かりそうです・・)

【ジュラのネゴス】
 すべてステンレスタンク熟成。サヴァニャンについては前述のロングマセラシオンとマセラシオンなしで仕込まれたワインの2種あります。その他にみずみずしいシャルドネと美しいピノノワールもあります!いずれもフレッドイズムが感じられる仕上がりです!

【復活の・・】
 ペティアン・ナチュレルの「ラ・シャソルナード」がアリゴテ100%で復活!前半はとてもエキゾチックに香り立ち、後半はアリゴテの勢いのある酸が感じられます☆

ダイナミズムを秘めた魅惑のブルゴーニュ2016年と、フレッド初挑戦のワインの数々に、ぜひぜひご期待くださいませ!

必見!フレッドによる2016年ヴィンテージ紹介ビデオ
https://youtu.be/4FRCStVdPdM


2016 Vosne-Romanee les Champs Perdorix
ヴォーヌ=ロマネ・レ・シャン・ペルドリ

13476
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・ド・シャソルネイ・エ・メゾン・フレデリック・コサール

■エージェント情報
品種 ピノノワール
樹齢 56年平均
土壌 粘土質・石灰質
マセラシオン スミマセラシオンカルボニック木桶タンクで25日間
醗酵 自然酵母で25日間
熟成 新樽・古樽で12ヶ月、ステンレスタンクで3ヶ月
マリアージュ
(生産者) 黒トリュフのパイ包み、リエーヴルアラロワイヤル
マリアージュ(日本向け) 牛フィレ肉のステーキ
ワインの飲み頃 2018年~2038年供出温度:17℃
テイスティングコメント ミュール、プルーン、イチジクのジャム、ス
ミレ、タイム、カカオ、タバコの葉の香り。ワインはしなやかかつ男性的で、濃厚な果実の凝縮味が繊細な酸、骨格を支える緻密なタンニンと共に口の中で上品に溶け合う!
希望小売価格 15.000円(税込16.200円)
ちなみに! 収穫日は2016年9月30日。収量は20hL/ha!区画はオー・シャン・ペルドリ!ラターシュのすぐ上で、まわりがグランクリュに囲まれている!仕立ては全てグランクリュに見立て栽培!買いブドウの畑面積は0.35 ha。新樽は75%、残りの25%は2 年樽を使用!(前年の新樽と古樽の比率は50:50)
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥12,500 (外税) 
【ピュアなスグリ、美しい紫の果実です!】
 写真もどうでしょう?・・非常に美しい色合いに撮れています。2015年ものの写真がやや暴れていますんで比較にならないかもしれませんが、

「澄んだ美しい赤紫の奥にエナジーが溢れている」

かのように・・noisy には見えます。


 やはり上級キュヴェは、その潜在能力で美味しく仕上がってしまう部分が大きいかと思います。2016年の特徴を見るのでしたら、むしろ下級キュヴェの方が判りやすいです。余りにピュアで純で、今飲んでも美味しいので、

「・・複雑性が高く構造がどうの・・って言われても・・2015年と変わらないんじゃない?」

と思われるかもしれません。


 2016年ものは非常に少ないので、お早めにお手当ください。


 以下は以前のヴィンテージのレヴューです。
━━━━━
【わお!素晴らしいです!】

 実にエレガント!繊細。非常に美しい色調。エキスが旨い!健康的で見事なバランス。複雑性は照りを感じるミネラリティに閉じ込められたまま。しかし今でも必要にして充分。柔らかな酸、ワイルドでスパイシーな穏やかアロマ。13.5%


 これも今までとかなり違うことを判っていただけるでしょう。フレデリック・コサール、脱皮の2015年です!


 以下は2014年もののコメントです。
━━━━━
【フリーランだけ使用か?・・半端無いフィネス感です!】

 確かに2014年のコサールは、上級キュヴェに行けば行くほど圧巻な仕上がりになりますが、このピノ・ノワール、赤系ではシャンボール=ミュジニー、ヴォーヌ=ロマネ・レ・シャン・ペルドリ、モレ・モン・リュイザンに有る「フリーラン感」が凄いです。

 フリーラン感・・などと言っても通じ無いかもしれませんが、ある種の高級感と思っていただければ良いでしょう。一番絞り果汁だけを使用したニュアンス・・とでも言えば良いでしょうか。

 これは、若い時分のテイスティングでは、ややもすると「逆」に捉えられる場合が多いんですが、フリーランだけで醸すと、どうしても若いうちには、

「美しいけれど小さくまとまっているように見えてしまう」

ことが有ります。これを防ぐために、造り手は種や果梗を料理する訳ですが、そうしますと大きさや深みは出てもフィネスをマイナスすることにも繋がります。フリーランだけで大きさや深みを出せればその方が良い訳です・・が、畑に能力が無いと軽いだけのワインになってしまいますから、このような良い畑のワインでそうするんですね。

 赤さの目立つ色合い。やや還元。余韻の長さが半端無い。スパイス、エキス、少し硬いがポテンシャルは非常に高い。とても美しい色合い。先の成長が約束されている素晴らしいフィネス。

 ・・実はモン・リュイザンだけじゃなくて、シャンボールもゲットして帰ったんですね~・・(^^;; 還元香は完全に消え、本来の美しいアロマティックな香りを吐き出し、中域も見事に出た素晴らしい味わいでした。

 色合いは、透明でやや暗めの赤紫ですが、この後、数日間常温で置いておきました。日中は結構暖かくなりましたので25度位まで上がったり15度位まで下がったりしたでしょうか・・。

 するとどうでしょう・・やや暗めな赤紫の色合いは、結構・・小豆色に近付いてきたんですね・・。まぁ、量がもう少なかったのも有りますが、積算温度を急激にアップしたことにより、色合いも小豆色になってきたと言うことでしょう。そして味わいも何と・・・2013年までのコサールのワインに似通ってきたんですね。

 と言う事はやはり、コサールの2014年のピノは、二次発酵においてはやや冷涼に、そしてより長くゆっくりとさせたことが想像されます。そしてそれにより、よりピュアな味わいと純なエキスを手に入れたということでしょう。

 素晴らしいワインです。単なるシャンボールと思わないでください・・香りますし味わいも深く長い・・これは売り手としては沢山欲しいアイテムです・・がそうは問屋が卸さない・・残念!
勿論ですが、ヴォーヌ=ロマネ・レ・シャン・ペルドリも同様・・。より柔らかいテクスチュアと柔らかな酸度、複雑性を持った味わいに感動しました!・・ここがは数が無いので・・すみません・・お早めにどうぞ。